JP2008198162A - 情報提供判定装置、車載装置および電子化交差点システム - Google Patents

情報提供判定装置、車載装置および電子化交差点システム Download PDF

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Abstract

【課題】交差点で発生する衝突事故を未然に防止することを目的とし、移動体に必要な警告情報のみを提供することが可能な情報提供判定装置、車載装置および電子化交差点システムを得る。
【解決手段】本発明の電子化交差点システムは、交差点に進入する第1移動体9bの交差点進入前の挙動情報、および交差点に進入する第2移動体9aの挙動情報を取得する移動体挙動情報取得手段と、少なくとも交差点付近の一部を覆う通信エリア2a−1に進入する第2移動体9aと通信する通信手段と、第1移動体9bの挙動情報、第2移動体9aの挙動情報、信号情報、交差点情報、警告情報、配信制御情報、および時刻情報に基づいて、第1移動体9bに関する警告を第2移動体9aの車載装置で再生するか否かを判定する情報出力判定手段とを備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、交差点で発生する衝突事故を未然に防止することを目的とし、車両への情報提供を迅速かつ的確に実施する情報提供判定装置に関するものである。また、交差点に進入する車両へ迅速かつ的確な情報提供を行う電子化交差点システムに関するものである。
交差点では、道路の形状や対向車のかげ等によって対向直進車を把握し損なったり、対向車の速度がドライバが判断した速度より早かったりすることで衝突事故または接触事故などが発生している。このような問題を解決するために、右折車と対向車の衝突を予測し、衝突事故が発生する可能性が高い場合は、ドライバへ情報提供や、右折帯での警報発信、または右折車両を強制的に停止させる等により事故を防止する情報提供判定装置があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−126199号公報(第3−6頁、図1)
従来の情報提供判定装置では、移動体間の相対位置と移動体の状態とから、衝突の危険性がある移動体を予測し、当該移動体に関する警告情報を提供しているが、このような従来の技術では、例えば、渋滞時など車両のドライバが既に見えている移動体や、ドライバが認識している危険に関して、同じ警告情報を何度も提供する結果となってしまい、逆にドライバの負担を増加させる要因となっていた。
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、移動体に必要な警告情報のみを提供することが可能な情報提供判定装置または車載装置を提供することを目的としている。
また、移動体に必要な警告情報のみを提供することが可能な電子化交差点システムを得ることを目的としている。
この発明に係る情報提供判定装置は、交差点に進入する第1移動体の交差点進入前の挙動情報と、上記交差点の信号情報と、交差点情報と、警告情報と、上記警告情報を配信するタイミングを規定する配信制御情報と、時刻情報とに基づいて、上記交差点に進入する第2移動体に上記第1移動体に関する警告を送信するか否かを判定する情報出力判定手段、および上記情報出力判定手段の判定結果に応じて、少なくとも上記交差点付近の一部を覆う通信エリアを有し、当該通信エリアに進入する第2移動体と通信する通信手段に上記警告を出力する情報出力手段を備えたものである。
また、この発明に係る車載装置は、路側装置と通信する通信手段、上記通信手段が受信した交差点に進入する第1移動体に関する警告情報に付与された再生条件と自車の挙動情報とに基づいて警告の再生の要否を判定する車載情報出力判定手段、および上記車載情報出力判定手段の判定結果に応じて警告を再生する情報提供手段を備えたものである。
さらに、この発明に係る電子化交差点システムは、交差点に進入する第1移動体の交差点進入前の挙動情報、および上記交差点に進入する第2移動体の挙動情報を取得する移動体挙動情報取得手段と、少なくとも上記交差点付近の一部を覆う通信エリアを有し当該通信エリアに進入する第2移動体と通信する通信手段と、上記交差点の信号情報を取得する信号情報取得手段と、上記交差点における交差点情報、警告情報、および上記警告情報を配信するタイミングを規定する配信制御情報を保有する情報保有手段と、時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、上記第1移動体の挙動情報、上記第2移動体の挙動情報、上記信号情報、上記交差点情報、上記警告情報、上記配信制御情報、および上記時刻情報に基づいて、上記第1移動体に関する警告を上記第2移動体の車載装置で再生するか否かを判定する情報出力判定手段とを備えたものである。
この発明の情報提供判定装置、車載装置および電子化交差点システムによれば、移動体に必要な警告情報のみを提供することが可能となる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による電子化交差点システムの構成を模式的に示す図であり、交差点における右折車両(右折途中または右折待ち車両)へ情報提供を行うシステムを示している。なお、以下の図において、図1と同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものである。
情報提供判定装置1は、DSRC(Dedicated Short Range Communication)路側装置(狭域無線通信手段)2aと、車両感知装置(超音波感知装置など)3aと、信号制御装置4a,4bと、右折車両検出装置(カメラなど)5aと、センタ10と接続される。
DSRC路側装置2aは、少なくとも交差点7付近の一部を覆う程度の範囲のDSRC通信エリア2a−1内に進入する車両に設置された車載装置と専用狭域無線通信を行なうものであり、任意のデータを所定の形式にエンコードして、上記通信エリア2a−1内の右折車両9aに無線送信する。
車両感知装置3aは、第1の方向6aに沿って交差点7に進入する車両9b(第1移動体)の挙動情報を取得する。具体的には、第1方向6aに沿った車線の停止線の手前数m〜数十m程度離れた車両感知範囲3a−1内に存在する車両の有無と、車両が存在した場合には車両9bの挙動情報を検出し、その結果を情報提供判定装置1に通知する。
信号制御装置4a,4bは、信号の表示を制御し、情報提供判定装置1に対して、青、赤、黄または右左折矢印等、表示している信号情報を通知する。
右折車両検出装置5aは、第2の方向6bに沿って交差点7に進入する車両9a(第2移動体)を検出する。具体的には、数十m〜数百m程度の距離にある右折車両検出エリア5a−1内に存在する右折車両の存在を取得し、その結果を情報提供判定装置1に通知する。
センタ10は、交差点における交差点情報、警告情報、警告情報を配信するタイミングを規定する配信制御情報などを保有し、これらの情報を情報提供判定装置1に入力する。
なお、以下において、交差点付近とは図1全体を示し、交差点の中心から隣接した交差点に差し掛からない半径200m程度までの範囲を、交差点内とは交差点に進入する車線の停止線から内側の範囲を、交差点外とは交差点付近〜交差点内間の範囲を意味するものとする。
図2は、この発明の実施の形態1による電子化交差点システムの構成を示すブロック図である。
情報提供判定装置1は、情報出力手段101と、移動体挙動情報取得部102と、信号情報入力部103と、時刻情報取得手段104と、情報蓄積部105と、情報出力判定手段106と、交差点情報入力部107と、配信制御情報入力部108とを備える。
なお、移動体挙動情報取得部102と車両感知装置3aと右折車両検出装置5aとにより第1移動体9bおよび第2移動体9aの挙動情報を取得する移動体挙動情報取得手段100を、信号情報入力部103と信号制御装置4a,4bとにより、交差点の信号情報を取得する信号情報取得手段200を、情報蓄積部105と交差点情報入力部107と配信制御情報入力部108とセンタ10とにより、交差点における交差点情報、警告情報、および上記警告情報を配信するタイミングを規定する配信制御情報を保有する情報保有手段300を構成する。
移動体挙動情報取得部102は、車両感知装置3aから、車両感知装置3aの車両感知範囲3a−1内にあって、第1の方向6aに沿って交差点7に進入する車両9b(第1移動体)の挙動情報(検出時刻、検出位置、速度情報等)を周期的に取得し、挙動情報を取得した装置の種類と取得した時刻とを、例えば表1のように紐づけて情報蓄積部105に記憶する。
Figure 2008198162
また、移動体挙動情報取得部102は、右折車両検出装置5aから、右折車両検出エリア5a−1内に存在する車両9a(第2移動体)の存在を周期的に取得し、その挙動情報(例えば、右折車両の有無、速度等)を取得する。また、取得した挙動情報を情報蓄積部105に記憶する。
なお、第2移動体9aの挙動情報(例えば、右折車両の有無、速度等)の取得に関しては、移動体挙動情報取得部102で取得するのではなく、右折車両検出装置5aにおいて上記挙動情報を検出し、検出した挙動情報を移動体挙動情報取得部102に出力し、移動体挙動情報取得部102は、入力した挙動情報を情報蓄積部105に記憶するようにしても良い。
信号情報入力部103は、信号制御装置4a,4bから通知された信号情報を入力し、情報蓄積部105に記憶する。
時刻情報取得手段104は、時刻情報を取得し、情報蓄積部105に記憶する。なお、図2では情報提供判定装置1内部に時刻情報取得手段104を備えているが、外部から入力しても良い。
交差点情報入力部107は、センタ10が保有している交差点情報(交差点の位置、規制速度、右折所要時間等)を入力し、情報蓄積部105に記憶する。
配信制御情報入力部108は、センタ10が保有している配信制御情報(警告情報の配信タイミング等)を入力し、情報蓄積部105に記憶する。
なお、これら交差点情報、および配信制御情報は、予め情報蓄積部105に記憶されていても良い。
また、本実施の形態では、情報蓄積部105に予め警告情報が記憶されている。
表2および表3に、本実施の形態における交差点情報の構成例を示す。表2,表3において交差点情報は、交差点付近に設置されている装置(車両感知装置、歩行者感知装置、信号制御装置など)の種類と、その設置位置と、上記装置が対象とする交差点の道路方向および車線と、交差点中央の位置と、交差点の規制速度と、右折に必要な右折所要時間と、渋滞と判断される車間距離とから構成される。
Figure 2008198162
Figure 2008198162
表4に、本実施の形態における情報配信制御情報の構成例を示す。表4において情報配信制御情報は、警告情報の提供対象となる移動体(第2移動体9a)の挙動と、移動体(第2移動体9a)に提供する警告情報の対象となる移動体(第1移動体9b)の挙動を取得する装置と、提供する警告情報の内容と、警告情報の認識可能時間と、警告情報を提供する時の信号の状態(警告情報の配信タイミング)から構成される。
Figure 2008198162
情報出力判定手段106は、情報蓄積部105に記憶された上記各情報に基づいて第2移動体9aに、第1移動体9bに関する警告を送信するか否かを判定する(後述)。
情報出力手段101は、情報出力判定手段106における判定結果に応じて、右折車両9aへ送信する警告情報をDSRC路側装置2aに対し出力する。
なお、情報出力手段101は特開2005−318522号公報で示される移動体通信端末を適用すればよい。これにより、情報提供判定装置1は、DSRC路車間通信が可能な車載装置との間での通信が可能となる。
図3は、この発明の実施の形態1に係わる車載装置の構成を示すブロック図である。図において、車載装置9は、ドライバへの情報提供手段901と、DSRC路側装置2aへの情報提供手段902と、カーナビゲーションや光ビーコン車載器などのその他の車載装置909、車両センサ907または車両制御装置908から車両の位置や速度などの車載情報(第2移動体9aの挙動情報)を入力する車載情報入力手段903と、車載装置9を管理する車載装置管理手段904と、車載装置管理手段904から入力された情報、およびDSRC通信手段906を介してDSRC路側装置2aより配信された警告情報を蓄積する車載情報蓄積手段905と、DSRC路側装置2aとDSRC通信を行なうDSRC通信手段906とを有している。
また、上記情報提供手段901は、音声を再生する音声再生手段901a、画像を再生する画像再生手段901b、およびテキストを再生するテキスト再生手段901cなどを有している。
本車載装置9は、DSRC路側装置2aから配信された音声または画像、テキストなどで表現される右折注意情報や対向車注意情報、または歩行者注意情報等の警告情報を、上記再生手段901a,901b,901cを用いて再生することができる。
また、本車載装置9は、車載情報蓄積手段905に、車両の種別情報(識別子(ID))からなる車両情報を蓄積すると共に、その他の車載装置909、車両センサ907または車両制御装置908から得られる車両の位置、速度、方位、ウインカーの状態等の車戴情報を、車載情報入力手段903および車載装置管理手段904を介して常時蓄積する。また、車載情報蓄積手段905に蓄積している車両情報および車戴情報を、DSRC路側装置2aへの情報提供手段902とDSRC通信手段906とを用いてDSRC路側装置2aにアップリンク情報として提供できるものとする。
図4は本発明の実施の形態1による情報提供判定装置1の動作を表すフローチャート図であり、情報出力判定手段106における動作を示している。図4では交差点に右折待ち車両が存在する場合に、該車両に警告を送信するか否かを判定している。
まず、ステップS101において、センタ10は、交差点情報(表2,表3)と情報配信制御情報(表4)とを、各々情報提供判定装置1の交差点情報入力部107と配信制御情報入力部108とに入力し、交差点情報入力部107と配信制御情報入力部108とは入力された各情報を情報蓄積部105に記憶する。
次に、ステップS102において、情報出力判定手段106は、右折待ち車両9aの有無を判定する。具体的な判定方法としては、移動体挙動情報取得部102が、右折車両検出装置5aの右折車両検出エリア5a−1内に右折待ち車両9aの存在を取得すると、移動体挙動情報取得部102は当該車両9aのウインカーが右に点灯しており、かつ走行速度が0[km/h]である状態を確認した場合には当該車両9aが右折待ち車両であり、上記状態に該当しない場合は右折待ち車両ではないと判断し、この判断結果を第2移動体9aの挙動情報(右折待ち車両の有無)として情報蓄積部105に記憶する。さらに、情報出力判定手段106は情報蓄積部105より上記第2移動体9aの挙動情報(右折待ち車両の有無)を入力し、右折待ち車両の有無を判定する。
右折待ち車両が無ければ、再度、ステップS102を繰り返す。
右折待ち車両がある場合は、ステップS103で、車両9aが右折可能であるかどうかを確認する。右折可否の具体的な確認方法については、移動体挙動情報取得部102が車両感知装置3aより取得した車両9b(第1移動体)の挙動情報と、ステップS101で情報蓄積部105に記憶した交差点情報および情報配信制御情報と、時刻情報取得部104で取得した時刻情報とから、車両9bを検出した時刻T1と、検出した車両9bの速度V1と、車両9bの交差点中央までの距離(車両感知装置3aと交差点中央間の距離L)と、現在時刻Tと、右折待ち車両9aが右折に必要な所要時間Tp2と、警告情報の認識可能時間Trとを取得し、上記車両9bに関する警告情報の提供限界時刻(交差点中央位置に到達する時刻:T1+L/V1)を推定すると共に、当該限界時刻までに、車両9aが右折を完了すると判断した時に右折可能と判定する。すなわち、
T1+L/V1>T+Tp2+Tr
が成立するときに右折可能(第1移動体9bと衝突する危険性がない)と判定する。
T1+L/V1≦T+Tp2+Tr
の場合には、右折不可能(第1移動体9bと衝突する危険性がある)と判定する。
右折が可能であると判定すれば、ステップS102に戻り、右折が不可能であればステップS104に移行する。
ステップS104において、情報出力判定手段106は、信号情報入力部103より取得した車両9aおよび車両9bに対する信号情報と、情報蓄積部105に記憶された配信制御情報(警告情報の配信タイミング)とが一致しているか否かを判定する。ここでは、第1の方向6aと第2の方向6bとに対する信号情報が共に青であれば、ステップS105に移行し、いずれかが青でなければ、ステップS102に戻る。
ステップS105において、情報出力判定手段106は、情報蓄積部105に記憶されている情報から右折待ち車両に提供する警告情報(対向車注意情報)を取得し、情報出力手段101を介して、DSRC路側装置2aより右折待ち車両9aに警告を送信する。
なお、ステップS103において、第1の方向6aに沿って交差点7に進入する車両9b(第1移動体)の速度V1が車両感知装置3aより入力できなかった場合には、表3に示す交差点情報(第1の方向6aの規制速度Vp1)をV1の代わりに用いて、右折可能か否かを判定するようにすればよい。
また、ステップS105における対向車注意情報は、音声や画像やテキストなどの他、ドライバのシートベルトを引く、または、椅子を振動させるなどのドライバへの物理的な接触を用いて提供してもよい。
また、図4では交差点に右折待ち車両が存在する場合に、該車両に警告を送信するか否かを判定したが、交差点に右折待ち車両または右折途中の車両が存在する場合に、該車両に警告を送信するか否かを判定する場合には、ステップS102において、ウインカーが点灯し、かつ走行速度が0[km/h]である状態であれば右折待ち車両が存在すると判定し、ウインカーが点灯し、かつ走行速度が0[km/h]より大きい状態であれば右折途中の車両が存在すると判定する。
また、第2移動体9aが右折待ち車両の場合は、図4のステップS103〜ステップS105の動作を行い、第2移動体9aが右折途中の車両の場合は、ステップS103で、より安全側に判定基準を設けるために、右折待ち車両の場合と同じ判定方式を採用し、
T1+L/V1>T+Tp2+Tr
が成立するときに右折可能と判定する。
T1+L/V1≦T+Tp2+Tr
の場合には、右折不可能と判定する。
また、ステップS104では右折待ち車両の場合と同じ判定を行い、ステップS105では、情報蓄積部105に記憶されている情報から右折途中の車両に提供する警告情報(表4には記載せず)を取得し、情報出力手段101を介して、DSRC路側装置2aより右折途中の車両9aに警告を送信する。
以上のように、この発明の実施の形態1による電子化交差点システムは、情報提供判定装置において、第2移動体が右折車両であるか否かを判断するとともに、第2移動体が右折可能か否かすなわち対向する直進車両(第1移動体)と衝突する危険性の有無を判断する。さらに、第2の方向に沿って交差点に進入する第2移動体が右折可能な信号状態で、かつ、第2の方向と対向する第1の方向に沿って交差点に進入する第1移動体が直進可能な信号状態であるかを判断する。以上の判断によって、第1移動体に関する警告を第2移動体の車載装置で再生する必要があるか否かを判断する。そのため、第2の方向に沿って交差点に進入する右折車両に対し、右折時に衝突する危険性のある対向車両への注意喚起を行なうので、第2移動体に必要な警告情報のみを提供することが可能となる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、第2の方向6bに沿って交差点7に進入する車両9aの挙動情報を、右折車両検出装置5aおよび移動体挙動情報取得部102により取得したが、右折車両(右折途中または右折待ち車両)9a上に搭載された車載装置9からDSRC路側装置2aに送信される情報を用いて車両9aの挙動情報を取得するようにしてもよい。
具体的には、DSRC路側装置2aの通信エリア2a−1内に進入した車両9aからDSRC路側装置2aに、車両9aの車両情報(ID等)と車両9aの挙動情報(右折のウインカーの点灯、速度等)とを送信し、DSRC路側装置2aは取得した上記各情報を情報提供判定装置1の移動体挙動情報取得部102に入力する。
このようにすれば、右折車両検出装置5aが不要となると共に、挙動情報(右折車両である)を取得した車両を特定できるので、確実に右折車両に対して警告情報を提供することが可能となる効果を奏する。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3による電子化交差点システムにおける交通状況を模式的に示す図である。
本実施の形態3は、図5に示すように、第1の方向6aに沿って交差点7に進入する直進車両が複数台(第1移動体群)ある場合、直進車両9bに関する警告情報を、右折車両(右折途中または右折待ち車両)(第2移動体)9aに提供した後、当該直進車両9bの後方に存在する後方直進車両に関する警告情報を、右折車両9aに提供するか否かを判定するものであり、上記後方直進車両の車間距離に応じて警告情報を提供するものである。
すなわち、第1の方向6aに沿って直進車両群9b、9c、9d・・・が連続して交差点7に進入したとしても、一つの右折車両9aに、直進車両群9b、9c、9d・・・の1台ずつに関する警告情報を全て提供するのではなく、車間距離がLp1(Lp1:第1の方向6aに進む車両群が渋滞と判断される車間距離)より小さい車両に関しては警告情報を提供せず、車間距離がLp1より大きい車両に関しては警告情報を提供するようにする。
このようにすることにより、渋滞時など車両のドライバが既に見えている移動体や、ドライバが認識している危険に関して、同じ警告情報を何度も提供せず、移動体に必要な警告情報のみを提供することが可能となる。
本実施の形態の具体的な動作を説明する。第1の方向6aに沿って交差点7に直進車両群9b、9c、9dが、それぞれ車間距離Lp_bc(車両9b〜車両9c間)、Lp_cd(車両9c〜車両9d間)で進入する場合、車両感知装置3aは、車両感知範囲3a−1内に存在する車両の有無と、車両が存在した場合には車両9b、9c、9dの挙動情報を検出し、検出した車両9b、9c、9dの速度と検出した時間とを第1移動体群の挙動情報として情報提供判定装置1の移動体挙動情報取得部102に通知する。
情報提供判定装置1の情報出力判定手段106は、後述する方法により車両9b、9c、9dの速度と検出した時間とから、各車両9b、9c、9dの車間距離Lp_bc、Lp_cdを計算する。あるいは移動体挙動情報取得部102で上記車間距離Lp_bc、Lp_cdを取得してもよい。
情報蓄積部105には交差点情報として車間距離Lp1が記憶されており、情報出力判定手段106は、この車間距離Lp1と車間距離Lp_bc、Lp_cdとを比較し、
(1)Lp_bc<Lp1、かつLp_cd<Lp1の場合、直進車両9bに
(2)Lp_bc>Lp1、かつLp_cd<Lp1の場合、直進車両9b、9cに
(3)Lp_bc>Lp1、かつLp_cd>Lp1の場合、直進車両9b、9c、9dに関する警告情報を、右折車両9aに提供する。
図6は本発明の実施の形態3による情報提供判定装置1の動作を表すフローチャート図であり、情報出力判定手段106における動作を示している。
ステップS201〜S204までは、図4のステップS101〜S104と同じものである。
ステップS205では、第1の方向6aに沿って交差点7に進入してきた直進車両の車間距離LとLp1との大小を確認する。具体的な車間距離Lの取得方法としては、車両感知装置3aから通知された挙動情報(車両の速度Vs1)と、上記挙動情報を取得した時刻Ts1とを情報蓄積部105に記憶しておき、次に車両感知装置3aから挙動情報が通知された時の時刻Ts2を取得し、時間差Ts(Ts2−Ts1)とVs1とを用いて、車間距離L=Vs1×Tsを求める。
ステップS205で、L≧Lp1の場合、右折車両9aに警告情報を提供する(ステップS207)。
ステップS205で、L<Lp1の場合、右折車両9aに警告情報を提供しているかどうか確認する(ステップS206)。既に上記車両9aに警告情報を提供している場合は、上記車両9aに警告情報を提供せず、ステップS202に移行する。警告情報を上記車両9aに提供していない場合は、ステップS207に移行する。
なお、図5では、第2の方向6bに沿って交差点7に進入する車両9aの挙動情報を、上記車両9a上に搭載された車載装置9からDSRC路側装置2aに送信される情報を用いて取得するものを示したが、図1と同様、右折車両検出装置5aを設置し、第2の方向6bに沿って交差点7に進入する車両9aの挙動情報を、右折車両検出装置5aおよび移動体挙動情報取得部102により取得してもよい。
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4による電子化交差点システムにおける交通状況を模式的に示す図である。
本実施の形態4は、図7に示すように、第1の方向6aに沿って交差点7に直進車両(第1移動体)9bが進入し、第2の方向6bに沿って複数の右折車両(右折途中または右折待ち車両)(第2移動体群)9a、9e・・・が連続して交差点7に進入する場合、直進車両9bに関する警告情報を右折車両9aに提供した後、後方の右折車両9eに直進車両9bに関する警告情報を提供するか否かを判定する際に、第2移動体群(複数の第2移動体)の交差点7への進入順番を考慮して、第2移動体群のそれぞれに対し、第1移動体9bに関する警告を送信するか否かを判定するものである。
具体的に説明すると、実施の形態1では、図4のステップS103において、右折待ちの車両9aが右折可能であるかどうかを判定するため、以下の式を用いた。
T1+L/V1>T+Tp2+Tr
本実施の形態4のように、同一車線に縦列して並んでいる場合、上記式は、右折待ち車両1台分の右折所要時間Trのみしか考慮されていないため、先頭の右折待ち車両には適用できるが、後方の右折待ち車両には上記式を適用できない。
本実施の形態4では、図4のステップS103において、右折待ち車両群9a、9e・・・に対して、交差点に近い順(交差点7への進入順)に振った右折待ち順番をNとした場合、N番目の右折車両に対しては、以下の式を満たす場合に右折可能であると判定する。
T1+L/V1>T+(Tp2×N)+Tr
逆に、
T1+L/V1≦T+(Tp2×N)+Tr
の場合には、右折不可能と判定する。
ここで、Nは右折待ち車両9a、9e上に搭載された車載装置9からDSRC路側装置2aに送信されるID情報等を用いて取得する。
このようにすることにより、第2の方向に沿って複数の右折待ち車両が交差点に進入したとしても、それぞれの右折待ち車両に対して適切なタイミングで警告情報を提供することが可能となる効果を奏する。
なお、図7では、第2の方向6bに沿って交差点7に進入する車両9a、9eの挙動情報を、右折車両9a、9e上に搭載された車載装置9からDSRC路側装置2aに送信される情報を用いて取得するものを示した。しかしながら、図1と同様、右折車両検出装置5aを設置し、第2の方向6bに沿って交差点7に進入する車両9a、9eの挙動情報を、右折車両検出装置5aおよび移動体挙動情報取得部102により取得してもよい。
また、上記実施の形態3、4では、交差点に右折待ち車両が存在する場合に、該車両に警告を送信するか否かを判定する動作について説明したが、交差点に右折待ち車両または右折途中の車両が存在する場合に、該車両に警告を送信するか否かを判定する場合には、実施の形態1で述べたと同様の処理を行えばよい。
また、実施の形態1〜4において、右折車線が2つ以上存在する場合においては、それぞれの車線毎に、上記各実施の形態に記載の処理を行なうことで対応すればよい。
実施の形態5.
上記実施の形態1〜4では、警告情報をドライバに提供するかどうかの判断を全て情報提供判定装置1が行っているが、配信する警告情報に再生制御情報(後述)を付与することにより、一部または全ての判断を第2移動体9aに設置される車載装置9で行うようにしてもよい。
図8は、この発明の実施の形態5による車載装置の構成を示すブロック図である。
図8において、車載装置9は図3に記載の各手段に加え、警告情報に付与された再生制御情報と車載情報蓄積手段905に蓄積された車載情報とに基づいて警告情報を再生するか否かを判定する車載情報出力判定手段910を有している。
表5にこの再生制御情報を付与した警告情報の構成例を、図9に再生制御情報を付与した警告情報のさらに詳細な構成例を示す。また、図10にサービス種別の例を、図11に緊急度の例を、図12に再生条件の例を示す。
表5において、再生制御情報は、サービス種別と、信号情報や第1移動体9bの挙動情報等の周辺情報と、警告情報や再生条件が更新されたかどうかを表す更新フラグと、例えば、注意、緊急、危険の順に緊急度が高くなるといった警告情報の緊急度と、警告情報を再生するか否かの条件であり第2移動体9aの車線番号、進入方向等で示される再生条件とから構成される。
Figure 2008198162
図13は、この発明の実施の形態5による情報提供判定装置の動作を表すフローチャート図である。
図13では、右折待ち車両の有無にかかわらず、情報蓄積部105に記憶されている交差点情報と、信号情報と、第1移動体9bの挙動情報とに基づいて、DSRC通信エリア2a−1に再生制御情報が付与された警告情報を配信するかどうかを判定している。
ステップS301は実施の形態1のステップS101と同一である。
ステップS302では、仮に交差点に右折待ち車両9a(第2移動体)が存在したと仮定した場合に、車両9aが右折可能であるか否か(対向する直進車両と衝突する危険性の有無)を判定する。右折可否の具体的な判定方法については実施の形態1のステップS103と同一である。右折が可能である(第1移動体と衝突する危険性がない)と判定すれば、ステップS302に戻り、右折が不可能である(第1移動体と衝突する危険性がある)と判定すれば、ステップS303に移行する。
ステップS303は、実施の形態1のステップS104または実施の形態3のステップS204と同一である。
ステップS304において、情報出力判定手段106は、情報蓄積部105に記憶されている情報から右折待ち車両に提供する警告情報(対向車注意情報)を取得し、再生制御情報として、サービス種別(右折衝突防止)、周辺情報、更新フラグ、緊急度および再生条件から構成される再生制御情報を付与した警告情報を生成し、情報出力手段101を介して、DSRC路側装置2aから、DSRC通信エリア2a−1を走行する車両の車載装置9に対して生成した警告情報を送信する。その際、同報通信を使用する場合は、同一の警告情報を繰り返し送信する。
図14はこの発明の実施の形態5による車載装置の動作を表すフローチャート図である。
図14では第2移動体9aが右折車両かどうかで、警告を再生するか否かを判定している。
まず、ステップS401において、車載装置管理手段904は、車両の位置・速度・車線等の車載情報を車載情報蓄積手段905に常時蓄積する。
次にステップS402において、第2移動体9aがDSRC通信エリア2a−1に進入すると、車載情報出力判定手段910は、DSRC通信手段906および車載情報蓄積手段905を介してDSRC路側装置2aから受信した再生制御情報が付与された警告情報を取得する。
ステップS403では、車載情報を用いて警告情報に付与された再生制御情報のうちサービス種別および再生条件が自車の状態と合致しているかを判定し、合致していない場合はステップS402に戻り、合致している場合はステップS404に移行する。サービス種別と自車の状態が合致しているか否かは、車載装置9ごとに判断基準を設けていればよい。例えば、サービス種別が右折衝突防止である場合には、右ウインカーON、速度V2km/h以下のときに自車の状態と一致すると車載情報出力判定手段910において指定されているとすると、車載情報出力判定手段910は車載情報蓄積手段905に記憶されているウインカーの状態および速度ならびに再生条件が合致している場合のみ警告情報を再生対象と判断する。
ステップS404では、再生中の警告情報がないかどうかを確認し、再生中の警告情報が有る場合は、受信した警告情報と再生中の警告情報とが同一か否かを判別する。警告情報が同一か否かは、警告情報に付与されている再生制御情報のうちサービス種別と更新フラグとを用いて判定が可能である。サービス種別および更新フラグの両方が同一の場合に、警告情報が同一であると判定する。警告情報が同一の場合はステップS402に戻り、再生中の警告情報が無い場合または警告情報が異なる場合はステップS405に移行する。
ステップS405では、警告情報をドライバへの情報提供手段901を用いて再生する。このとき、音声情報の再生が頻発するとドライバが煩わしさを感じ、警告の有効性が低下してしまうため、受信した警告情報の緊急度が再生中の警告情報の緊急度よりも低い場合(危険度が減少した場合)には音声情報を再生せず、警告情報として画像のみを再生するようにしてもよい。
なお、ここでは警告情報が1つの場合を記述しているが、複数の警告情報を配信することによって、一つの通信エリアの中で複数のサービスを行うことが可能である。この場合、車載装置9の車載情報出力判定手段910の動作としては、全ての警告情報に対して、再生要否を判定し、再生が必要と判定された警告情報のみを再生すればよい。また、複数の警告情報が再生可能と判定された場合は、緊急度を用いることで、緊急度の高い(より危険な)情報を優先的に再生することが可能である。
また再生条件として、再生位置や範囲を指定することによって、通信エリアの形状や大きさに関わりなく、警告情報を提供する任意の範囲のサービスエリアを作ることが可能となる。
以上のように、この発明の実施の形態5による電子化交差点システムでは、情報提供判定装置において右折車両が右折可能か否か、すなわち対向する直進車両(第1移動体)と衝突する危険性の有無を判断するとともに、第2の方向に沿って交差点に進入する第2移動体が右折可能な信号状態で、かつ、第2の方向と対向する第1の方向に沿って交差点に進入する第1移動体が直進可能な信号状態であるかを判断する。また、車載装置において、第2移動体が右折車両であるか否かを判断する。以上の判断によって、第1移動体に関する警告を第2移動体の車載装置で再生する必要があるか否かを判断する。そのため、第2の方向に沿って交差点に進入する右折車両に対し、右折時に衝突する危険性のある対向車両への注意喚起を行なうので、第2移動体に必要な警告情報のみを提供することが可能となる。
また、配信する警告情報に再生制御情報を付与したことによって、第2移動体の車載装置が再生条件に合致するかどうかを判断し再生を行うので、同報通信を用いたサービスが可能となる。また、一つの通信エリア内で複数のサービスを提供することや、任意の範囲のサービスエリアを作ることも可能である。さらに、情報提供判定装置が第2移動体の挙動を把握する必要が無くなることから、右折車両検出装置が不要になると共に、情報提供判定装置の処理を簡素化する事が可能となる。
なお、この発明の実施の形態5による情報提供判定装置は、実施の形態3に示すように第1の方向6aに沿って交差点7に進入する直進車両が複数台(第1移動体群)ある場合、1台ずつに関する警告情報を全て提供するのではなく、車間距離によって警告情報の提供の要否を判断してもよい。
実施の形態6.
この発明の実施の形態5による電子化交差点システムでは、情報提供判定装置1において、対向する直進車両(第1移動体9b)と衝突する危険性の有無を判断するとともに、第2の方向6bに沿って交差点に進入する第2移動体9aが右折可能な信号状態で、かつ、第2の方向6bと対向する第1の方向6aに沿って交差点に進入する第1移動体9bが直進可能な信号状態であるかを判断し、車載装置9において、第2移動体9aが右折車両であるか否かを判断する。この発明の実施の形態6による電子化交差点システムでは、車載装置9は、第1移動体9bの交差点進入前の挙動情報、交差点の信号情報、交差点情報、警告情報および配信制御情報をDSRC路側装置2aから取得することによって、車載装置9において、自車両(第2移動体9a)が右折車両であるか否かを判断するとともに、対向する直進車両(第1移動体9b)と衝突する危険性の有無を判断し、さらに、第2の方向6bに沿って交差点に進入する第2移動体9aが右折可能な信号状態で、かつ、第2の方向6bと対向する第1の方向6aに沿って交差点に進入する第1移動体9bが直進可能な信号状態であるかを判断する。
図15は、本発明の実施の形態6による車載装置の動作を表すフローチャート図である。
まず、ステップS501〜S502はS401〜S402と同一である。なお、本形態において路側の情報提供判定装置1は、再生制御情報の周辺情報に交差点情報、信号情報、車両感知装置3aが検知した移動体(第1移動体9bなど)の挙動情報を格納し、例えば100msec周期で定期的に送信している。
ステップS503では、車載情報蓄積手段905に記憶されている車両の車線、ウインカーの状態などの車載情報から自車両が右折車両か否かを判定する。右折車両か否かの具体的な判定方法は実施の形態4におけるステップS403の右折衝突防止サービスと自車の状態とが合致しているか否かの判断方法と同一である。右折車両と判定した場合はS504に移行する。
ステップS504では、受信した再生制御情報の周辺情報に格納されている交差点情報、および第1移動体9bの挙動情報と、車載情報蓄積手段905に記憶されている自車両の車載情報から、第2移動体9aが右折可能か否かを判定する。右折可否の具体的な判定方法については実施の形態1のステップS103と同一である。右折可能と判定した場合はS502に戻り、右折不可と判定した場合はステップS505に移行する。
ステップS505では、受信した再生制御情報の周辺情報に格納されている信号情報を用いて実施の形態1のステップS104と同様に、信号が共に青か判定する。信号が共に青の場合はステップS506に移行し、いずれかが青でなければステップS502に戻る。
ステップS506では、再生中の他の警告情報の有無を確認し、同一の警告情報が再生されている場合または緊急度の高い警告情報が再生されている場合は、警告情報を再生せずS502に戻る。警告情報が再生されていない場合または緊急度が低い警告情報が再生されている場合はステップS507へ移行する。
ステップS507では、警告情報(右折衝突防止情報)をドライバへの情報提供手段901を用いて再生する。このとき、再生情報の種別、更新フラグ、緊急度を記憶しておき、ステップS506での同一かどうかの判断や緊急度の判定に使用する。
また、上記各実施の形態では、交差点7において、第1の方向6aに沿って交差点7に進入する直進車両と、第1の方向6aと対向する第2の方向6bに沿って交差点7に進入する右折車両に対する電子交差点システムについて述べたが、それぞれ90度異なる方向の道路に対しても電子交差点システムを設置することができる。
また、他のいかなる交差点においても、互いに対向する車線に対して同様のシステムを適用することが可能となる。
実施の形態7.
この発明の実施の形態1〜6による電子化交差点システムでは、右折車両に対する警告情報提供サービスについて示した。図1に示した電子化交差点システムの各装置は左折巻込情報提供サービスなど図10に示した各種サービスについても適用が可能である。
図16は、この発明の実施の形態7による電子化交差点システムの構成を模式的に示す図であり、交差点における左折車両へ警告情報を提供するシステムを示している。
図16において、DSRC路側装置2aは、交差点7内から第1方向6aに沿った車線の数十m程度手前までをDSRC通信エリア2a−2とし、この通信エリア2a−2内に進入する車両9a(第2移動体)に設置された車載装置9と通信を行う。
また、車両感知装置3a(カメラやDSRC路側装置)は、車両感知範囲3a−2を走行する二輪車9f(第1移動体)を検知可能な感知器で、二輪車の存在情報や二輪車の挙動情報(速度や位置、交差点までの距離)を検出し、その結果を情報提供判定装置1に通知する。その他の装置は図1の各装置と同一である。
なお、図16に示すとおり、二輪車9f(第1移動体)と車両9a(第2移動体)の交差点7への進入方向は同一方向6aである。
図17は、この発明の実施の形態7による情報提供判定装置の動作を表すフローチャート図である。
図17では、実施の形態5と同様に再生制御情報を付与した警告情報を配信する。
ステップS601は、実施の形態5のステップS301と同一である。
ステップS602では、車両感知範囲3a−2に二輪車9fが存在するかどうかを判断し、二輪車が存在する場合はステップS603に移行する。
ステップS603において、情報出力判定手段106は、信号情報入力部103から取得した二輪車9fに対する信号情報と、情報蓄積部105に記憶された配信制御情報とが一致しているか否かを判定する。ここでは、第1方向6aに対する信号情報が青または黄の場合はステップS604に移行し、信号情報が赤の場合はステップS602に戻る。
ステップS604において、情報出力判定手段106は、情報蓄積部105に記憶されている情報から左折車両に提供する警告情報(左折巻込注意情報)を取得し、再生制御情報として、サービス種別(左折巻込情報提供)、周辺情報(二輪車9fの交差点までの距離)、更新フラグ、緊急度及び再生条件(左折車線の車線番号)を付与した警告情報を生成し、情報出力手段101を介して、DSRC路側装置2aから、DSRC通信エリア2a−2を走行する車両の車載装置9に対して生成した警告情報を送信する。その際、同報通信を使用する場合は、同一の警告情報を繰り返し送信する。
図18は、この発明の実施の形態7による車載装置の動作を表すフローチャート図である。
図18では第2移動体9aが左折車両でかつ二輪車より前方にいるかどうかで警告を再生するか否かを判定している。
まず、ステップS701〜S702は、実施の形態5のステップS401〜S402と同一である。
ステップS703では、警告情報に付与された再生制御情報のうちサービス種別および再生条件が自車の状態と合致しているかを判定し、合致していない場合はS702に戻り、合致している場合はS704に移行する。例えば、車両情報蓄積手段905に記憶されている走行車線、ウインカーの状態、交差点までの距離と受信データの周辺情報に指定される二輪車の交差点までの距離から、自車の状態が左折巻込情報提供というサービス種別から推定される条件(左ウインカーONおよび自車が二輪車よりも前方に存在していること)と、再生条件に指定されている条件(走行車線番号)に合致している場合のみ警告情報を再生対象と判断する。
ステップS704〜S705は実施の形態5のステップS404〜S405と同一である。
なお、ここでは車載装置9で自身が左折車両かどうかを判断して、警告情報を再生するかどうかの判断を行っているが、実施の形態1と同様に第2移動体9aのウインカーの状態、走行車線、交差点までの距離などの車載情報を情報提供判定装置1が取得し、警告情報を提供するかどうかの判断を全て路側の情報提供判定装置1で行ってもよい。また、実施の形態6と同様に交差点情報、信号情報および二輪車の挙動情報を再生制御情報の周辺情報に格納、配信することによって、警告情報を提供するかどうかの判断を、全て第2移動体9aの車載装置9で行ってもよい。
このように、DSRC通信エリアの位置や情報出力判定手段106に入力する情報配信制御情報や車載情報出力判定手段910で使用するサービス種別毎の再生条件を変更することで、図10に記載した様々なサービスを実現することができる。
また、上記各実施の形態では、所定の警告情報を予め情報蓄積部105に記憶しているもの、または所定の警告情報をセンタ10が保有しているものを示したが、情報提供判定装置1が任意の警告情報を読み込む入力インタフェースを備え、情報出力判定手段106は、警告情報として上記入力インタフェースを介して読み込んだ警告情報を用いるようにしてもよい。
また、同様に車載装置9側での判断においては、サービス種別から推定される条件を予め規定しているものについて示したが、車載装置9が任意のサービス種別とその条件を読み込む入力インタフェースを備え、車載情報出力判定手段910は、サービス種別から推定される条件として上記入力インタフェースを介して読み込んだ情報を用いるようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、それぞれ路側で全てを判定する方式(実施の形態1)、路側と車側でそれぞれ判定する方式(実施の形態5、7)、車側で全てを判定する方式(実施の形態6)を示したが、同一の通信エリア内で、これらの各形態が混在していてもよい。したがって、電子化交差点システムには、図1および図2に示す路側の各装置と車側の車載装置とが含まれる。
この発明の実施の形態1による電子化交差点システムの構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態1による電子化交差点システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による車載装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による情報提供判定装置の動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態3による電子化交差点システムにおける交通状況を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態3による情報提供判定装置の動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態4による電子化交差点システムにおける交通状況を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態5による車載装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5による再生制御情報を付与した警告情報の構成例を示す図である。 この発明の実施の形態5による再生制御情報におけるサービス種別の例を示す図である。 この発明の実施の形態5による再生制御情報における緊急度の例を示す図である。 この発明の実施の形態5による再生制御情報における再生条件の例を示す図である。 この発明の実施の形態5による情報提供判定装置の動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態5による車載装置の動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態6による車載装置の動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態7による電子化交差点システムの構成を模式的に示す図である。 この発明の実施の形態7による情報提供判定装置の動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態7による車載装置の動作を示すフローチャート図である。
符号の説明
1 情報提供判定装置、2a DSRC路側装置、2a−1,2a−2 DSRC通信エリア、3a 車両感知装置、3a−1,3a−2 車両感知範囲、4a,4b 信号制御装置、5a 右折車両検出装置、5a−1 右折車両検出エリア、6a 第1の方向、6b 第2の方向、7 交差点、8a,8b 横断歩道、9 車載装置、9a,9e 第2移動体、9b,9c,9d,9f 第1移動体、10 センタ、100 移動体挙動情報取得手段、101 情報出力手段、102 移動体挙動情報取得部、103 信号情報入力部、104 時刻情報取得手段、105 情報蓄積部、106 情報出力判定手段、107 交差点情報入力部、108 配信制御情報入力部、200 信号情報取得手段、300 情報保有手段、901 ドライバへの情報提供手段、901a 音声再生手段、901b 画像再生手段、901c テキスト再生手段、902 DSRC路側装置への情報提供手段、903 車載情報入力手段、904 車戴装置管理手段、905 車載情報蓄積手段、906 DSRC通信手段、907 車両センサ、908 車両制御装置、909 その他の車載装置、910 車載情報出力判定手段。

Claims (16)

  1. 交差点に進入する第1移動体の交差点進入前の挙動情報と、上記交差点の信号情報と、交差点情報と、警告情報と、上記警告情報を配信するタイミングを規定する配信制御情報と、時刻情報とに基づいて、上記交差点に進入する第2移動体に上記第1移動体に関する警告を送信するか否かを判定する情報出力判定手段、および上記情報出力判定手段の判定結果に応じて、少なくとも上記交差点付近の一部を覆う通信エリアを有し、当該通信エリアに進入する第2移動体と通信する通信手段に上記警告を出力する情報出力手段を備えたことを特徴とする情報提供判定装置。
  2. 情報出力判定手段は、第1移動体の交差点進入前の挙動情報と、第2移動体の挙動情報と、交差点の信号情報と、交差点情報と、警告情報と、上記警告情報を配信するタイミングを規定する配信制御情報と、時刻情報とに基づいて、上記第2移動体に上記第1移動体に関する警告を送信するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の情報提供判定装置。
  3. 情報出力判定手段は、第1移動体の交差点進入前の挙動情報と、交差点の信号情報と、交差点情報と、警告情報と、上記警告情報を配信するタイミングを規定する配信制御情報と、時刻情報とに基づいて、上記第2移動体に上記第1移動体に関する警告を送信するか否かを判定し、サービス種別と再生条件とを付与した警告情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の情報提供判定装置。
  4. 第1移動体の交差点に進入する方向と第2移動体の交差点に進入する方向とは対向することを特徴とする請求項1に記載の情報提供判定装置。
  5. 情報出力判定手段は、第2移動体が右折車両であるという挙動情報を取得した際に、上記第2移動体に第1移動体に関する警告を送信するか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の情報提供判定装置。
  6. 情報出力判定手段は、第1の方向に沿って交差点に進入する第1移動体が複数である第1移動体群の場合、上記第1移動体群の各車間距離と、上記第1移動体群が渋滞と判断される車間距離とを用いて、第2移動体に、上記第1移動体群のそれぞれに関する警告を送信するか否かを判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報提供判定装置。
  7. 情報出力判定手段は、第2の方向に沿って交差点に進入する第2移動体が複数である第2移動体群の場合、上記第2移動体群の交差点への進入順番を考慮して上記第2移動体群のそれぞれに対し第1移動体に関する警告を送信するか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の情報提供判定装置。
  8. 路側装置と通信する通信手段、上記通信手段が受信した交差点に進入する第1移動体に関する警告情報に付与された再生条件と自車の挙動情報とに基づいて警告の再生の要否を判定する車載情報出力判定手段、および上記車載情報出力判定手段の判定結果に応じて警告を再生する情報提供手段を備えたことを特徴とする車載装置。
  9. 車載情報出力判定手段は、通信手段が受信した交差点に進入する第1移動体に関する警告情報に付与された再生条件と、第1移動体の交差点進入前の挙動情報と、自車の挙動情報と、上記交差点の信号情報と、交差点情報と、警告情報と、上記警告情報を配信するタイミングを規定する配信制御情報と、時刻情報とに基づいて、警告の再生の要否を判定することを特徴とする請求項8に記載の車載装置。
  10. 第1移動体の交差点に進入する方向と自車の交差点に進入する方向とは対向することを特徴とする請求項8に記載の車載装置。
  11. 交差点に進入する第1移動体の交差点進入前の挙動情報、および上記交差点に進入する第2移動体の挙動情報を取得する移動体挙動情報取得手段と、少なくとも上記交差点付近の一部を覆う通信エリアを有し当該通信エリアに進入する第2移動体と通信する通信手段と、上記交差点の信号情報を取得する信号情報取得手段と、上記交差点における交差点情報、警告情報、および上記警告情報を配信するタイミングを規定する配信制御情報を保有する情報保有手段と、時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、上記第1移動体の挙動情報、上記第2移動体の挙動情報、上記信号情報、上記交差点情報、上記警告情報、上記配信制御情報、および上記時刻情報に基づいて、上記第1移動体に関する警告を上記第2移動体の車載装置で再生するか否かを判定する情報出力判定手段とを備えたことを特徴とする電子化交差点システム。
  12. 移動体挙動情報取得手段は、第2移動体の挙動情報を通信手段を介して上記第2移動体より取得することを特徴とする請求項11記載の電子化交差点システム。
  13. 第1移動体の交差点に進入する方向と自車の交差点に進入する方向とは対向することを特徴とする請求項11に記載の電子化交差点システム。
  14. 移動体挙動情報取得手段は、第1の方向に沿って交差点に進入する第1移動体が複数である第1移動体群の場合、上記第1移動体群の交差点進入前の挙動情報を取得し、情報出力判定手段は、上記第1移動体群の各車間距離と、上記第1移動体群が渋滞と判断される車間距離とを用いて、上記第1移動体群のそれぞれに関する警告を上記第2移動体の車載装置で再生するか否かを判定することを特徴とする請求項11に記載の電子化交差点システム。
  15. 移動体挙動情報取得手段は、第2の方向に沿って交差点に進入する第2移動体が複数である第2移動体群の場合、上記第2移動体群の交差点への進入順番を取得し、情報出力判定手段は、上記第2移動体群の交差点への進入順番を考慮して上記第2移動体群のそれぞれに対し第1移動体に関する警告を車載装置で再生するか否かを判定することを特徴とする請求項11に記載の電子化交差点システム。
  16. 任意の警告情報を読み込む入力インタフェースを備え、情報出力判定手段は、上記入力インタフェースを介して読み込んだ警告情報を用いることを特徴とする請求項11に記載の電子化交差点システム。
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