JP2007332461A - タンタル粉末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 静電容量が極めて大きいタンタル粉体を提供する。
【解決手段】 1200℃において10分間焼結し16Vにおいて成形することにより5nA/μFVより小さい残留電流における比キャパシタンスが80000〜120000μFV/gのコンデンサーを得ることができること、並びに、(1)酸素含量が3000〜10000ppmであること、(2)一次粒径が100〜400nmであること、(3)二次粒子の平均大きさが7μmより大きいこと、(4)フッ素含量が200ppmより少ないこと、(5)アルカリ金属含量が50ppmより少ないこと、(6)BET比表面積が1.4〜3m/gであること、(7)窒素含量が300〜15000ppmであること又は(8)アルカリ土類金属含量が200ppmより少ないこと、を特徴とするタンタル粉末を製造する。
【選択図】 図1

Description

本発明はタンタルの粉末に関する。
金属タンタルの粉末は通常KTaFをナトリウムで還元することにより製造される。タンタル粉末の物理的性質、例えば粒子の大きさまたは比表面積はKCl、NaCl、KF、NaFのような不活性な塩を加えることによって制御される。不活性塩の含量が増加すると、得られるタンタル粉末は細かくなる。即ち得られる金属の表面積は大きくなる。しかし不活性塩の濃度が増加するにつれて、還元工程におけるタンタル金属の処理量は減少する。
塩を浸出して除去した後、タンタル粉末を乾燥し、真空下または不活性雰囲気中において高温処理を行ないこれを精製する。この凝集化工程の間、比表面積は著しく減少し、粉末の酸素含量が明らかに増加する。この酸素含量は還元作用をもった金属、特にマグネシウムによって再び低下させることができる。この還元的な凝集化により表面積はさらに僅かに減少する。これらのタンタル粉末からつくられるコンデンサー(capacitors)の電気的性質を最適化するためには、タンタル粉末と燐および/または硼素を含むドーピング剤とを組み合わせて使用する。
タンタル粉末の電気的性質、例えば比キャパシタンスまたは残留電流は、プレスして焼結し次いで陽極酸化(アノード化)してつくった、即ち成形したアノードについて試験する。μFV/g単位の比キャパシタンスはコンデンサーの静電容量の目安であり、金属の表面積に正比例する。nA/μFV単位の残留電流はコンデンサーが電荷を如何に良く保持するかを示す値である。
比キャパシタンスの値が18000〜70000μFV/gのコンデンサー用粉末はKTaFを熔融塩中でナトリウムにより還元する従来の工業的な方法によって経済的に製造される。静電容量が高いコンデンサーに必要とされる一次粒径の小さいタンタル粉末を得るためには、ナトリウムによるKTaFの還元を比較的高い希釈度で行ない(希釈用の塩はKCl、KF、NaCl)、その結果小さい凝集物(一次粒径が約0.3μmの場合、二次粒径が1〜5μm)を得る必要がある。凝集物の大きさを小さくするにはタンタル粉末を熱的に凝集させ(予備焼結)、この場合一方では望ましくない不純物を除去し、他方では比表面積をさらに減少させなければならない。従来公知のタンタルコンデンサー用粉末で最も静電容量の高いものは特許文献1に記載されている。通常の熱的凝集化工程を省略した場合これからつくられた焼結したアノードでは最高91810μFV/gの比キャパシタンスの値が得られている。これらのタンタル粉末は特性を劣化させるような不純物、例えばフッ化物を>100ppmの濃度で含んでいる。アノードを焼結する際に高含量のフッ化物は一部が除去される。この方法で放出されるフッ化物は焼結炉の腐食の原因になる。即ち特許文献1の実施例6記載の方法でつくられたタンタル粉末はフッ化物含量が460ppm、Mg含量が200ppmである。他の欠点はそれからつくられる焼結されたアノードの残留電流の値が高いことである。
公知のように、残留電流の値は、比キャパシタンスの値が30000μFV/gより小さい中程度または低い静電容量の粉末の中に窒素または窒素と他の元素、例えば炭素または硫黄との組み合わせをドーピングすることにより改善することができる。このことは特許文献2、3、4、5および6に記載されている。
これらの文献記載の方法では、粉末の酸素含量を減少させ、信頼性を増加させるかまたは残留電流を改善するために窒素をドーピングする方法が使用されている。
さらに特許文献7には、酸化物を除去した後500℃より低い温度で表面を窒素化するが窒素含量は1000ppmよりも低く保ち、且つ残留電流を最高30%改善する方法が記載されている。しかしこの方法は、500℃より高い温度においてはTa粉末が制御不能な変化を起こして窒化タンタルになるから、高い含量の窒素をドーピングするには不適当である。
特許文献8には、窒素ガスまたは窒化マグネシウムを用いて窒素化を行なうが、高い含量でドーピングを行ない得る方法が記載されている。この窒素化の方法は種々の窒素含量をもった空気に敏感な物質を使用しなければならないという欠点を有し、このことは或る値の窒素含量を再現性をもって正確に得ることは困難であることを意味する。特許文献9には、温度1100℃においてアンモニアを用いて窒素化する方法が記載されている。
しかし、これらすべての方法は静電容量の値がせいぜい30000μFV/gの粉末、および処理電圧が16Vより高い(成形電圧が70Vより高い)用途だけに限定されている。従来静電容量の値が30000μFV/gより大きな窒化物粉末は知られていない。
その理由の一つは、上記方法においては窒素またはアンモニアのような窒素含有ガスの反応が制御困難な発熱反応であるため、表面積が比較的大きく(BET>1.5、静電容量の値>30000μFV/g)窒素含量が500ppmよりも大きい細かいタンタル粉末を均一に混入することはできないという欠点があることである。特許文献7に記載されているように、この反応は制御不能の方法で進行して完了する。さらにこれらのすべての方法では、窒素化を行なうためにはさらに余分の段階を必要とする欠点がある。
TaClを気相において水素で還元することにより非常に細かい微粉末が得られる。この粉末はもはや自由流動性をもたない実質的に分離した粉末である。工業的な条件下においてこのような粉末を処理するのは困難なため、コンデンサー工業には受け入れられていない。
ドイツ特許195 36 013Al号 米国特許A−3 427 132号 米国特許A3 825 802号 米国特許A3 984 208号 米国特許A4 154 609号 米国特許A4 544 403号 米国特許A−187 598号 米国特許5 448 447号 日本特許A 231 644号
本発明の目的は上記欠点を示さないタンタル粉末を提供することである。本発明の他の目的は静電容量が極めて大きい(ultra−capasitive)タンタル粉末を製造する経済的な方法を提供することである。
この場合本発明は穏やかな還元条件で凝集化を行なうドイツ特許A 31 30 392号に既に記載された方法を用いる。この方法によれば還元用の金属を用い穏やかに加熱処理を行なうことにより酸素含量の減少と、一次粒子を粗くせずに行なわれる凝集化(予備焼結)の両方を達成することができる。
本発明においては、還元性の凝集化の前またはその途中において化学的に活性をもった試薬として水素を用いることにより、低い温度においても、十分に安定で例えばフッ素のような不純物を含ず、従ってコンデンサーの製造に適した凝集物(焼結した凝固物)をつくることができることが見出された。
従って本発明においては、原料のタンタル粉末を熱的に凝集化することによりコンデンサー用の純粋な凝固したタンタル粉末を製造する方法において、該熱的凝集化は水素の存在下において温度600〜1000℃、好ましくは950℃より低い温度で行なわれることを特徴とする方法が提供される。
使用するタンタル粉末はアルカリ金属のハロゲン化物の熔融物の中で七フッ化タンタル酸カリウムから金属ナトリウムを用いて還元を行ない、次いで塩を浸出することによってつくられた粉末であることが好ましい。この製造では、米国特許A5 442 978号に従い五フッ化タンタルを含む約1000℃に保たれた塩の熔融物にナトリウムを少量ずつ増やしながら添加することによって反応を進行させることがことが好ましい。得られたタンタル粉末は直径100〜400nm(SEM顕微鏡写真を視察的に評価して決定)の極めて細かい一次粒子が焼結して直径1〜5μmの凝集物になったものから成っている。BET法(Quantabsorb 3点法)によって決定された比表面積は1.4〜3.5m/gである。しばしばFSSS(FisherのSub−Sieve Sizer)による粒径の値が0.3〜0.4μmであることが当面の特性を与えると云われている。
タンタル粉末はさらにフッ素を500ppm以上約1000ppmの量で含んでいる。
本発明に従えば粗製のタンタル粉末に水素を作用させ、化学的に活性化された凝集化を起こさせる。これによって粉末が部分的に焼結し、同時に不純物、特にフッ素の含量が減少する。
本発明に従えば、水素は水素を含む不活性ガス雰囲気、好ましくは純粋な水素雰囲気の形で供給することができる。さらに本発明に従えば、熱的凝集化の条件下において水素を放出する酸素を含まない化合物の形で水素を供給することが好ましい。好適な水素放出性化合物はアンモニウム塩、特に塩化アンモニウム、およびアルカリ土類金属の水素化物、例えば水素化カルシウムおよび水素化マグネシウムである。
アンモニウム塩は二つの有利な効果、即ち第1に焼結を活性化する水素を供給する効果、および第2にドーピング剤の窒素を供給する効果を同時に達成できるため、特に好適であり、その中でも塩化アンモニウムが好適である。ドーピングされた窒素はタンタル金属の中に拡散してその中に留まり、残留電流を改善する。
水素放出性の化合物を使用する場合、熱処理中の温度は900℃より低いことが有利であり、特に750〜850℃の範囲であることが好ましいが、ガス状の水素を使用する場合にはこれよりも高い900〜950℃の温度が好適である。
化学的に活性化した凝集化は同時に還元作用をもつ金属片、特にマグネシウム片を存在させて行なうことが有利である。
熱処理後、徐々に空気を導入し高度の反応性をもった粉末を不動化する。
化学的に活性化した凝集化の前および/または後において、1種またはそれ以上の燐のドーピング剤によるドーピング処理を公知方法で行なうことが有利である。このためには、粉末を燐酸塩の溶液と一緒にして乾燥する。マグネシウム片を存在させ還元条件下においてそれ自身は公知の方法によりさらに熱処理を行なうが、この熱処理の間酸素が粉末粒子の中へ拡散するのを防ぐ。本発明に従えば、870℃以下の温度、好ましくは850℃以下の温度において還元性の熱処理を行なう。
一好適具体化例においては、化学的に活性化した凝集化を行なう前に、粗製のタンタル一次粒子を湿潤状態で緻密化する。この工程は、洗滌後なお湿っている一次粒子を皿の中で、この粉末/水の混合物の含水量を、振動によりチキソトロピー性をもった組成物に変わるような量になるように調節する。別法として、既に乾燥した一次粒子を水を用いてペーストにし、振動によってチキソトロピーの状態に変えることができる。この目的に必要とされる粉末/水混合物の含水量は一般に約25重量%である。材料を乾燥し、緻密化された一次粉末から得られた緻密化された塊を破砕し、現在の緻密化された形または粗く粉砕された形のいずれかで、或いはつくるべきコンデンサー用タンタル粉末の最終的な粒径(例えば<400μm)において化学的に活性化された凝集化を行なう。残りの工程段階、例えばドーピングおよび低温における還元的な凝集化は前記の具体化例と変わりはなく行なわれる。この改善された具体化例により主として嵩密度が増加し、流動性が改善される。初期ドーピングに燐を用いるか、或いは塩化アンモニウム溶液を用いて窒素のドーピングを行なう場合には、燐酸アンモニウムの水溶液を用いて湿式緻密化を行なうこともできる。
本発明によって得られるタンタル粉末は、コンデンサーをつくるための処理およびそれからつくられるコンデンサーの電気的性質の両方に関し著しく良好な性質をもっている。
粉末の流動性に関しては、広がり角度が60°で出口の直径が3.9mmの振動ホッパーを通すことにより測定された値が典型的には0.3〜1g/秒である。
フッ素含量は200ppmより、好ましくは60ppmより少なく、これによりコンデンサーのアノードを焼結させる間の装置の腐食が或る限度内に保たれ、電気的性質に対する悪影響が避けられるような値である。
本発明の粉末は、その電気的性質に関し、緻密化された密度が5g/cmになるようにプレスした後、1200℃で10分間焼結させ16ボルトの電圧で成形することにより、残留電流が5nA/μFVより、好ましくは3nA/μFVより、さらに好ましくは1.5nA/μFVより、極めて好ましくは1nA/μFVより小さく、比キャパシタンスが80000〜120000μFV/g、好ましくは90000μFV/gより、特に好ましくは100000μFV/gより大きい焼結されたアノードが得られる。このような粉末は本発明によって初めて得られる。
当面の結果に従えば、フッ素含量が最高200ppmであることを許容した場合、水素放出性化合物を用いて化学的に活性化された凝集化を行ない、粉末の窒素含量が2000〜12000ppmになるように窒素のドーピングを行なうと最低の残留電流の値が1nA/μFVより小さくなる。
本発明のタンタル粉末は、その構造に関し、フッ素およびアルカリ金属の含量が低く、BET比表面積が1.4〜3m/gの場合でFSSSによって決定された粒径が0.35〜1μm、好ましくは0.4〜0.65μmであるとい特徴をもっている。
他のキャラクタリゼーションに従えば、本発明のフッ素およびアルカリ金属含量が低い
タンタル粉末は、SEM顕微鏡写真から視覚的に決定された一次粒径が100〜400nmであり、これらの粒子は互いに焼結してMastersizer D50値(ASTM−B−288)として決定された平均粒径が5μmより大きい二次粒子をつくっている。焼結した一次粒子から成る二次粒子の大きさ(D50)は好ましくは7μmより大きく、特に好ましくは8〜13μmである。
Mastersizerを使用して粒径を決定する前に、超音波を用いて5分間、解凝集化処理を行ない、比較的大きな不適切に焼結した凝集物を分離した。
超音波による解凝集化処理を行なわずに測定されたMastersizer D50値は、粉末が400μの篩または220μの篩のいずれを通されたかに依存して、典型的には40〜180μmまたは40〜100μmの間にある。
本発明のタンタル粉末は燐の含量が好ましくは50〜1500ppm、特に好ましくは最高300ppm、極めて好ましくは100〜200ppmである。
好適なタンタル粉末はさらに窒素含量が300〜15000ppm、特に好ましくは1000〜12000ppmである。
本発明の粉末の酸素含量は表面1m当たり3000μgの範囲、即ち3000〜10000ppm、好ましくは4000〜6000ppmの間にある。
アルカリ金属の含量は50ppmより少なく、アルカリ土類金属の含量は200ppmより、好ましくは100ppmより少なく、炭素は100ppmより少ない。
25kgのKTaF、75kgのKCl、75kgのKF、1kgの非常に細かいタンタル粉末および140gのNaSOの混合物を原料にし、これをInconelのレトルトに入れ、米国特許A5 442 978号記載の方法で、温度約900℃においてナトリウムを順次増量して添加することによりタンタルの一次粒子をつくった。このタンタルの一次粒子を冷却し微粉砕した反応混合物から弱酸性の水で洗滌して分離し、この際最終的な精製処理はフッ化水素酸および過酸化水素を含む洗滌溶液を用いて行なった。この方法で得られたタンタルの一次粒子は次の特性を示した。
Fisher Sub-Sieve Sizer(FSSS)による平均粒径 0.35 μm
BET比表面積(Quantasorb 3点法) 2.42 m/g
酸素 7230 ppm
フッ素 720 ppm
第1段階:化学的に活性化した凝集化
180gのタンタル一次粒子を、タンタルのシートで内張りした鋼の燃焼ボートの中に入れる。タンタル粉末の深さは25mmである。燃焼ボートを耐熱性の鋼の管の中に挿入し、管の中の雰囲気をアルゴンで追い出し、管および粉末の細孔の中の雰囲気が空気を含まずに不活性ガスだけから成るようにする。次いでなおアルゴンを流しながら、充填した燃焼ボートを入れた管を予熱した管状の炉の中に入れ、950℃に加熱する。次いでアルゴンの代わりに管の中の粉末の上に水素を通す。水素の流速は空の冷たい管に関し約1cm/秒であった。1時間後再び材料の上に水素の代わりにアルゴンを通し、温度を下げる。次に約18時間に亙り空気が徐々に侵入するように管の端に小さい入口孔を開け、材料を不動化する。
脱フッ素化されたタンタルの一次粉末に関する最も重要なデータは次の通りである。
Fisher Sub-Sieve Sizer(FSSS)による平均粒径 0.44 μm
BET比表面積(Quantasorb 3点法) 2.3 m/g
酸素含量 11000 ppm
フッ素含量 120 ppm
第2段階:50ppmの燐の第1回目のドーピング
第1段階で得られた材料150gを、1ml中に1mgの燐を含む燐酸二水素アンモニウム溶液7.5mlで湿らせた。次いでこの材料を45℃で乾燥し、篩にかけて粒径が220μmより小さくなるようにし、均一に混合した。
第3段階:還元凝集化
第2段階で得られた50ppmの燐をドーピングしたタンタルの一次粉末150gを4.95gのマグネシウム片(=化学量論的な量の2倍)と混合し、レトルトの中でアルゴン雰囲気中においてタンタルの坩堝で覆いをして850℃に2時間加熱する。冷却後、徐々に空気を侵入させて不動化を完了させる。
第4段階:酸による浸出
8重量%のHSOおよび1.8重量%のHを含む酸0.6リットルを用いて材料からマグネシウム残渣を浸出した。この酸の中で粉末を10分間撹拌した後、デカンテーションを行ない、吸引濾過し、脱鉱物質の水を用いて酸がなくなるまで洗滌する。
第5段階:P含量を100〜150ppmだけ増加させるための第2回目のドーピング
吸引濾過を行なってなお湿っている材料を、1ml中に燐1mgを含む燐酸二水素アンモニウムの溶液15mlで湿らせ、45℃で乾燥する。この材料を篩にかけて粒径を<220μmにし、均一に混合する。このものをコンデンサー用の粉末として試験した。表1参照。
(実施例1の続き)
実施例1で得られた生成物(試料1)100gに対し、化学量論的な量の2倍のマグネシウム(=材料100g当たりマグネシウム1.86g)と共に、850℃で2時間再び還元凝集化処理を行なう。0.22リットルの酸を用いて実施例1と同様に浸出を行なった。酸を含まなくなるまで洗滌した材料を乾燥し、篩にかけて粒径を<220μmにし、均一に混合する。このものをコンデンサー用の粉末として試験した。表1参照。
原料はやはり実施例1記載の方法でつくられたタンタルの一次粉末であった。この材料に関する最も重要なデータは次の通りである。
Fisher Sub-Sieve Sizer(FSSS)による平均粒径 0.34 μm
BET比表面積(Quantasorb 3点法) 2.35 m/g
酸素含量 7230 ppm
フッ素含量 740 ppm
第1段階:化学的に活性化した凝集化
180gのタンタル一次粉末を実施例1と同じ装置において950℃で鋼製の管の中に入れた鋼製のボートの中で1時間水素で処理し、次いで徐々に空気を入れて不動化した。
この方法で得られた材料に関する最も重要なデータは次の通りである。
酸素含量 12000 ppm
フッ素含量 181 ppm
第2段階:第1回目の100ppmの燐のドーピング
第1段階で得られた材料150gを、1ml中に1mgの燐を含む燐酸二水素アンモニウム溶液15mlで湿らせた。次いでこの材料を45℃で乾燥し、篩にかけて粒径を<220μmにし、均一に混合した。
第3段階:還元凝集化
100ppmの燐をドーピングしたタンタルの一次粉末150gを5.4gのマグネシウム片(=化学量論的な量の2倍)と混合し、実施例1と同じ装置の中で800℃に2時間脱酸化物処理を行ない、徐々に空気を侵入させて不動化する。
第4段階:酸による浸出
実施例1記載の酸0.65リットルを用いて材料からマグネシウム残渣を浸出し、酸がなくなるまで洗滌する。
第5段階:燐含量を100ppmから150ppmへ増加させるための第2回目のドーピング
吸引濾過を行なってなお湿っている材料を、1ml中に燐1mgを含む燐酸二水素アンモニウムの溶液7.5mlで湿らせ、45℃で乾燥し、篩にかけて粒径を<220μmにし、均一に混合する。図1はこの粉末の二つの異なった倍率におけるSEM顕微鏡写真を示す。この図から識別し得る一次粒子の大きさは300nmより小さい。MastersizerのD50値の測定値は48μmであった。5分間超音波で解凝集化を行なった後もこの値はなお5.32μmであった。このものをコンデンサー用の粉末として試験した。表2参照。
使用した原料は実施例3に使用したものと同じタンタルの一次粉末であった。次に行なう洗滌は過酸化水素を含む洗浄水だけを用いて行なった。この一次粉末に関する最も重要なデータは次の通りである。
Fisher Sub-Sieve Sizer(FSSS)による平均粒径 0.35 μm
BET比表面積(Quantasorb 3点法) 2.42 m/g
酸素含量 8000 ppm
フッ素含量 186 ppm
第1段階:第1回目の100ppmの燐のドーピング
1kgのタンタル一次粉末を、1ml中に1mgの燐を含む燐酸二水素アンモニウム溶液100mlで湿らせた。次いでこの材料を45℃で乾燥し、篩にかけて粒径を<220μmにし、均一に混合した。
第2段階:化学的に活性化した凝集化
100ppmのPをドーピングしたタンタル一次粉末を24gのマグネシウム片と混合し、レトルトの中でアルゴン雰囲気中においてタンタルの坩堝で覆いをして800℃に2時間加熱する。冷却後、徐々に空気を侵入させて不動化を完了させる。
第3段階:酸による浸出
実施例1記載の酸3リットルを用いて材料からマグネシウム残渣を浸出し、デカンテーションし、吸引濾過し、酸がなくなるまで脱鉱物質の水で洗滌する。
第4段階:燐含量を100ppmから150ppmに増加させるための第2回目のドーピング
吸引濾過を行なってなお湿っている材料を、P含量が50ppmだけ増加するように燐酸二水素アンモニウムの溶液50mlで湿らせた。45℃で乾燥し、篩にかけて粒径を<220μmにし、均一に混合する。このものをコンデンサー用の粉末として試験した。表3参照。
原料は実施例1に使用したタンタルの一次粉末であった。
第1段階:化学的に活性化した凝集化
実施例1記載の方法と同じ方法を用いた。得られた材料の組成も同様であった(Oが1.2%、Fが151ppm)。
第2段階:第1回目の100ppmの燐のドーピング
第1段階で得られた材料150gを、1ml中に1mgの燐を含む燐酸二水素アンモニウム溶液15mlで湿らせ、この材料を45℃で乾燥し、篩にかけて粒径を<220μmにし、均一に混合した。
第3段階:還元凝集化
100ppmの燐がドーピングされているタンタルの一次粉末150gを5.4gのマグネシウム片(=化学量論的な量の2倍)と混合し、実施例1と同じ装置の中で2時間脱酸化物処理を行なったが、処理温度は900℃であった。冷却後、徐々に空気を侵入させて不動化する。
第4段階:酸による浸出
実施例1記載の酸0.65リットルを用いて材料からマグネシウム残渣を浸出し、デカンテーションし、脱鉱物質の水で吸引濾過して酸がなくなるまで材料を洗滌する。
第5段階:燐含量を100ppmから150ppmへ増加させるための第2回目のドーピング
吸引濾過を行なってなお湿っている材料を、1ml中に燐1mgを含む燐酸二水素アンモニウムの溶液7.5mlで湿らせ、45℃で乾燥する。篩にかけて粒径を<220μmにし、均一に混合する。このものをコンデンサー用の粉末として試験した。表4参照。
実施例4に使用したタンタルの一次粉末を用いた。
第1段階:第1回目の100ppmの燐のドーピング
300gのタンタルの一次粉末を、1ml中に1mgの燐を含む燐酸二水素アンモニウム溶液30mlで湿らせた。この材料を45℃で乾燥し、篩にかけて粒径を<220μmにし、均一に混合した。
第2段階:化学的に活性化した凝集化
100ppmの燐をドーピングしたタンタルの一次粉末300gを6.5gのマグネシウム片と混合し、レトルトの中でアルゴン雰囲気中においてタンタルの坩堝で覆いをして850℃に2時間加熱する。冷却後、徐々に空気を侵入させて不動化を完了させる。
第3段階:酸による浸出
8重量%のHSOおよび1.8重量%のHを含む酸0.8リットルを用いて材料からマグネシウム残渣を浸出した。この酸の中で粉末を10分か撹拌した後、デカンテーションし、吸引濾過し、脱鉱物質の水で酸がなくなるまで材料を洗滌する。
第4段階:燐含量を50ppmだけ増加させて150ppmにするための第2回目のドーピング
吸引濾過を行なってなお湿っている材料を、1ml中に燐1mgを含む燐酸二水素アンモニウムの溶液15mlで湿らせ、45℃で乾燥する。篩にかけて粒径を<220μmにし、均一に混合する。このものをコンデンサー用の粉末として試験した。表5参照。
実施例4の第1段階と同様にしてドーピングした材料300gを化学量論的な量の2倍のマグネシウム(酸素含量に関し)および1%のNHClと混合し、2時間850℃において脱酸化物処理および窒素化を行なった。
実施例6と同様にして0.8リットルの酸を用い浸出を行なった。酸を含まなくなるまで洗滌した後、材料を45℃で乾燥し、次いで篩にかけて粒径を<220μmにし、均一に混合した。このものをコンデンサー用の粉末として試験した。表5参照。
実施例4の第1段階と同様にしてドーピングした材料300gに対し化学的に活性化した凝集化処理を行なった。窒素含量がさらに多いことが望ましいからである。このためにTa粉末を化学量論的な量の2倍の量のマグネシウムおよび6%のNHClと混合し、850℃で2時間熱処理を行なう。
実施例6と同様にして0.8リットルの酸を用い浸出を行なった。酸を含まなくなるまで洗滌した後、材料を45℃で乾燥し、次いで篩にかけて粒径を<220μmにし、均一に混合した。このものをコンデンサー用の粉末として試験した。表5参照。
使用した原料は、実施例1の組成物を使用してKTaFを還元し、次いでフッ化水素酸および過酸化水素を含む洗滌溶液で洗滌してつくられたタンタルの一次粉末であった。得られた一次粉末の乾燥した代表的な試料は下記のパラメータを示した。
Fisher Sub-Sieve Sizer(FSSS)による平均粒径 0.36 μm
BET比表面積(Quantasorb 3点法) 2.19 m/g
嵩密度 11.2 g/立方インチ
酸素 0.658 %
フッ素 596 ppm
第1段階:湿式緻密化、乾燥および粉砕
なお湿っている一次粉末240gを磁器製の皿の上で一緒にし、同時に組成物にチキソトロピー性を賦与する量の水を加えて匙で引っくり返し、振動板上で振動させる。この状態で均一性を得るために皿および内容物を3分間振動させる。皿の上に広く広げられた材料を空気循環乾燥器の中で45℃においてゆっくりと乾燥させる。緻密化させ乾燥させた一次粉末は重い、比較的強い、粗い塊の形をしている。これを注意して400μmの篩を通してプレスする。
第2段階:化学的に活性化した凝集化
緻密化し粒径が<400μmになるように粒状化した一次粉末を、実施例1に記載したようなタンタルで内張りした鋼の燃焼ボートの中に深さ25mmになるまで入れ、これを耐熱性の鋼の管の中に挿入し、水素を用いて950℃で1時間脱フッ化物処理を行ない、空気を用いて材料を不動化する。
第3段階:粉砕
得られた一次粉末を400μmの篩に通す。この際粗くなった凝集物は容易に砕いて<400ppmの粒径にすることができた。酸素含量は1.1%であった。
第4段階:ドーピング
第3段階からは粒径が<400ppmの材料が180g得られた。この材料を、1ml中に1mgの燐を含む燐酸二水素アンモニウム溶液27mlで湿らせた。次いでこの材料を45℃で乾燥し、篩にかけて<400μmにし、均一に混合した。
第5段階:還元凝集化
ドーピングした一次粉末を5.94gのマグネシウム片(=化学量論的な量の2倍)と混合し、レトルトの中でアルゴン雰囲気中においてタンタルの坩堝で覆いをして800℃に2時間加熱する。冷却後、徐々に空気を侵入させて不動化を完了させる。
第6段階:酸による浸出
8重量%のHSOおよび1.8重量%のHを含む酸0.7リットルを用いて材料からマグネシウム残渣を浸出した。この酸の中で粉末を10分間撹拌した後、デカンテーションを行ない、吸引濾過し、脱鉱物質の水を用いて酸がなくなるまで洗滌する。この材料を篩にかけて粒径を<400μmにし、均一に混合する。このものをコンデンサー用の粉末として試験した。表6参照。
図2はこの粉末の二つの異なった倍率におけるSEM顕微鏡写真を示す。この図から識別し得る一次粒子の大きさは約200nmであった。MastersizerのD50値は164μmであった。5分間超音波で解凝集化を行なった後もこの値はなお11.3μmであった。
使用した原料はこの場合も、実施例1の組成物を使用してKTaFからつくられたタンタルの一次粉末であった。次いで過酸化水素だけを含む水で洗滌を行なった。この一次粉末の最も重要なデータを乾燥した代表的な試料について決定した。
Fisher Sub-Sieve Sizer(FSSS)による平均粒径 0.36 μm
BET比表面積(Quantasorb 3点法) 2.45 m/g
嵩密度 11.6 g/立方インチ
酸素 0.794 %
フッ素 215 ppm
第1段階:湿式緻密化、乾燥および粉砕
なお湿っている一次粉末350gを、さらに水を加え振動させて実施例9と同様にしてチキソトロピー性をもった組成物に変える。45℃においてゆっくりと乾燥させた後、材料は重い、比較的強い塊の形をしている。これは手で簡単に壊れて大きさが約1cmの片になった。
第2段階:化学的に活性化した凝集化
緻密化した一次粉末片を実施例9と同様にして水素で脱フッ化物化し、空気で不動化する。
第3段階:粉砕
第2段階で得られた材料を実験室用の衝撃型粉砕機中で低い回転速度でアルゴンを流しながらゆっくりと摩砕して粒径を<400μmにする。酸素含量は1.4%であった。
第4段階:ドーピング
第3段階から得られた粒径が<400μmの材料260gを、1ml中に1mgの燐を含む燐酸二水素アンモニウム溶液39mlで湿らせることにより150ppmの燐をドーピングした。次いでこの材料を45℃で乾燥し、篩にかけて<400μmにし、均一に混合した。
第5段階:還元凝集化
ドーピングした一次粉末260gを10.9gのマグネシウム片(=化学量論的な量の2倍)と混合し、レトルトの中でアルゴン雰囲気中においてタンタルの坩堝で覆いをして800℃に2時間加熱する。冷却後、徐々に空気を侵入させて不動化を完了させる。
第6段階:酸による浸出
8重量%のHSOおよび1.8重量%のHを含む酸1.1リットルを用いて材料からマグネシウム残渣を浸出した。この酸の中で粉末を10分間撹拌した後、デカンテーションを行ない、吸引濾過し、脱鉱物質の水を用いて酸がなくなるまで洗滌する。この材料を篩にかけて粒径を<400μmにし、均一に混合する。このものをコンデンサー用の粉末として試験した。表6参照。
第1段階:湿式緻密化、乾燥および粉砕
今回は実施例10に使用した一次粉末200gを乾燥した形で使用し、1ml中に1mgの燐を含む燐酸二水素アンモニウム溶液30mlで湿らせることにより150ppmの燐をドーピングした。さらに水を撹拌しながら加え、組成物がチキソトロピーの状態になるまで振動させた。材料をペースト状にして皿に入れ、45℃で乾燥し、得られた比較的
強い塊を手で壊して大きさ約1cmの片にした。
第2段階:化学的に活性化した凝集化
ドーピングし粉砕した一次粉末片を実施例9と同様にして水素で処理し、空気で不動化する。
第3段階:粉砕
第2段階で得られた材料を実験室用の衝撃型粉砕機中で摩砕して粒径を<400μmにする。この材料は下記のデータを示した。
嵩密度 28 g/立方インチ
BET比表面積(Quantasorb 3点法) 2.27 m/g
酸素 1.3 %
フッ素 70 ppm
第4段階:還元凝集化
第3段階から得られた粒径が<400μmの材料180gを7.02gのマグネシウム片(=化学量論的な量の2倍)と混合し、実施例6と同様に800℃で2時間脱酸化物処理を行ない、不動化する。
第6段階:酸による浸出
実施例6記載の方法で8重量%のHSOおよび1.8重量%のHを含む酸1.1リットルを用いて材料からマグネシウム残渣を浸出した。次いで材料を中性になるまで洗滌する。この材料を篩にかけて粒径を<400μmにし、均一に混合する。このものをコンデンサー用の粉末として試験した。表6参照。
実施例3の粉末のSEM顕微鏡写真 実施例9の粉末のSEM顕微鏡写真

Claims (8)

  1. 1200℃において10分間焼結し16Vにおいて成形することにより5nA/μFVより小さい残留電流における比キャパシタンスが80000〜120000μFV/gのコンデンサーを得ることができること、並びに、酸素含量が3000〜10000ppmであること、を特徴とするタンタル粉末。
  2. 1200℃において10分間焼結し16Vにおいて成形することにより5nA/μFVより小さい残留電流における比キャパシタンスが80000〜120000μFV/gのコンデンサーを得ることができること、並びに、一次粒径が100〜400nmであること、を特徴とするタンタル粉末。
  3. 1200℃において10分間焼結し16Vにおいて成形することにより5nA/μFVより小さい残留電流における比キャパシタンスが80000〜120000μFV/gのコンデンサーを得ることができること、並びに、超音波を用いて5分間の解凝集化処理を行なったのちにマスターサイザーで測定された二次粒子の平均大きさ(D50)が7μmより大きいこと、を特徴とするタンタル粉末。
  4. 1200℃において10分間焼結し16Vにおいて成形することにより5nA/μFVより小さい残留電流における比キャパシタンスが80000〜120000μFV/gのコンデンサーを得ることができること、並びに、フッ素含量が200ppmより少ないこと、を特徴とするタンタル粉末。
  5. 1200℃において10分間焼結し16Vにおいて成形することにより5nA/μFVより小さい残留電流における比キャパシタンスが80000〜120000μFV/gのコンデンサーを得ることができること、並びに、アルカリ金属含量が50ppmより少ないこと、を特徴とするタンタル粉末。
  6. 1200℃において10分間焼結し16Vにおいて成形することにより5nA/μFVより小さい残留電流における比キャパシタンスが80000〜120000μFV/gのコンデンサーを得ることができること、並びに、BET比表面積が1.4〜3m/gであること、を特徴とするタンタル粉末。
  7. 1200℃において10分間焼結し16Vにおいて成形することにより5nA/μFVより小さい残留電流における比キャパシタンスが80000〜120000μFV/gのコンデンサーを得ることができること、並びに、窒素含量が300〜15000ppmであること、を特徴とするタンタル粉末。
  8. 1200℃において10分間焼結し16Vにおいて成形することにより5nA/μFVより小さい残留電流における比キャパシタンスが80000〜120000μFV/gのコンデンサーを得ることができること、並びに、アルカリ土類金属含量が200ppmより少ないこと、を特徴とするタンタル粉末。
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