JP2006507973A - 安全装置の改良又はこれに関連した改良 - Google Patents

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Abstract

万が一事故が起こった場合、フード又はボンネットのリヤ部分を持ち上げる持上げユニット(1)が、ガス発生器からのガスを受け入れる内側円筒形ガイド(2)及びこのガイドに入れ子式に取り付けられると共に入れ子式に相互に連結された円筒形ピストン要素(12,17)を有する。持上げユニットによって持ち上げられるべきフード又はボンネットの事実上の回動運動を容易にするよう入れ子式に相互連結されたユニット相互間には或る程度の遊びが設けられている。

Description

本発明は、安全装置に関し、特に、自動車内に設けられ、歩行者に関与する衝突又は事故状況に応答して自動車のフード又はボンネットのリヤ部分を持ち上げるようになった安全装置に関する。
もし万が一歩行者に関与した事故が生じた場合に自動車のフード又はボンネットのリヤ部分を持ち上げるようになった安全装置を提供することが提案された。フード又はボンネットのリヤ部分を持ち上げる理由は、フード又はボンネットのリヤ部分を持ち上げた状態でボンネット全体を下に位置するエンジンから離すということである。フード又はボンネットはかくして変形し、他方歩行者の体又は頭を減速させ、かくして歩行者の頭又は体に比較的ゆっくりとした減速状態が与えられる。フード又はボンネットがもし持ち上げられないとすれば、フード又はボンネットが歩行者との衝突によりほんの僅かな距離でも下方に変形した場合、フード又はボンネットの裏面が下に位置するエンジンに衝突して下向きの運動がすぐに止まることなり、かくして歩行者を非常に迅速に減速させ、致命的な結果をもたらす場合がある。
この目的を達成する機構に関する種々の提案が提出されたが、フード又はボンネットの下に設置されるよう寸法決めされ、しかも十分な度合いのリフト(上昇距離)をもたらすことができる機構を提供することは困難であることが判明した。本発明は、改良型安全装置を提供しようとするものである。
本発明の一特徴によれば、フード又はボンネットのリヤ部分を持ち上げる持上げユニットであって、中空円筒形ガイドと、中空円筒形ガイドに対し移動することができる少なくとも1つのピストンとを有し、ピストンが中空円筒形形態のものである、持上げユニットが提供される。
好ましくは、ユニットは、各々がガイドに対して移動することができ、且つ他方のピストンに対して移動することができる2つのピストンを有する。
有利には、上記ピストンは両方共、中空円筒形形態のものであり、2つのピストンは、入れ子式に相互に係合し、最も内側のピストンは、円筒形ガイドに入れ子式に係合している。
変形例として、ユニットは、ガイドに対して移動することができる1つの円筒形ピストンと、ピストンヘッド及び上記円筒形ピストンに対して移動することができるピストンロッドから成る1つのピストンとを有する。
好ましくは、ピストンロッドは、ピストンロッドをピストンの初期運動軸線から逸らすことができる可撓性継手によりピストンロッドに連結されている。
変形例として、ピストンヘッドは、ピストンロッドの初期運動軸線からのピストンロッドの偏向を容易にする周辺弾性密封リングを備えている。
本発明の別の実施形態では、持上げユニットは、内側ガイドシリンダ及び外側円筒形ガイドスリーブを有し、円筒形ピストンが、内側ガイドシリンダと外側ガイドスリーブとの間に配置されている。
好ましくは、内側ガイドスリーブの外側部分は、溝を備え、円筒形ピストンの内側部分は、溝を備え、上記溝は、ピストンがガイドシリンダに対して初期状態にあるとき、相互に位置合わせ状態にあり、ピストンを初期状態に保持する解除自在な要素が、相互位置合わせ状態の溝内に納められている。
有利には、外側ガイドスリーブは、円筒形ピストンに設けられたピストンヘッドに係合するよう形作られたリエントラント頂部を備えている。
本発明の別の特徴によれば、フード又はボンネットの一部を持ち上げる持上げユニットであって、複数の要素を有し、少なくとも1つの要素は、所定の軸線に沿って別の要素に対して移動することができ、持上げユニットは、持上げユニットを作動させると、持上げユニットの少なくとも一部が上記軸線から逸れてフード又はボンネットのリヤ部分の事実上の回動運動の実行を容易にすることができるよう取り付けられ又は構成されている、持上げユニットが提供される。
好ましくは、持上げユニット全体は、初期位置から傾動するよう設けられている。
有利には、持上げユニットは、持上げユニットに設けられた当接フェースが支持体に取り付けられた弾性要素に係合した状態で設けられ、弾性要素は、変形して傾動を可能にするよう構成されている。
有利には、持上げユニットは、複数の要素を有し、少なくとも1つの要素は、所定の軸線に沿って別の要素に対して移動することができ、ユニットの少なくとも一部は、一要素を持上げ要素の展開時に上記軸線から逸らすことができるよう撓むことができる。
好ましくは、持上げ要素は、ピストンヘッド及びピストンロッドを有するピストンを含み、ピストンロッドは、撓み継手によりピストンヘッドに連結され、ピストンロッドがピストンの運動軸線から偏向状態になることができるようになっている。
有利には、ピストンロッドは、ピストンヘッドの一部に形成された孔を貫通する比較的細い部分を有し、弾性ワッシャが、ピストンロッドに設けられたフランジによりピストンヘッドに隣接して捕捉されている。
変形実施形態では、ピストンは、持上げユニットの一要素が傾斜状態になることができるよう変形可能な弾性密封ワッシャを備えている。
有利には、ピストンは、ピボットピンを受け入れる孔を備えた取付け用出張りを備えている。
本発明を容易に理解できるようにすると共にその別の特徴を理解できるようにするために、添付の図面を参照して本発明を例示的に以下に説明する。
先ず最初に添付の図面のうちの図1〜図5を参照すると、持上げユニット1が示されている。持上げユニットは、内側中空円筒形ガイド2を有している。ガイド2は、その下端部に突出ネック3を備えている。ネック3は、ハウジング5に設けられた凹部4内へ挿入されるようになっている。ハウジング5は、ガス発生器を受け入れるようになった第2の凹部6を備えている。ネック3は、ガス発生器からのガスがネック3と関連した円筒形ガイド2の内部に流入することができるようガス入口孔7を備えている。
円筒形ガイド2の上端部は部分的に、上方キャップ8によって密封されている。上方キャップ8は、これを貫通した中央ガス流れ通路9を備えている。上方キャップ8の外周部は、密封リング11を収容した溝10を備えている。密封リングは、第1の内側中空可動シリンダ12の内部に係合し、可動シリンダ12は、内側シリンダ2のほぼ全体を入れ子式に受け入れている。第1の可動シリンダ12は、それ自体の上方キャップ13を有し、この上方キャップ13は、中央ガス流れ通路14を備えると共にそれ自体、密封リング16を収容した外側円周方向溝15を有しており、密封リング16は、第2の中空外側可動シリンダ17の内部に密着している。第1の可動シリンダ12の上方キャップ13は、第1の可動シリンダ12の上側部分を密に包囲する垂下した円周方向スカートを有している。第2の可動シリンダ17は、内側シリンダ2と第1の可動シリンダ12の組合せを入れ子式に受け入れている。第2の可動シリンダ17は、端部密封キャップ18を備え、端部密封キャップ18は、中央突出部19を有している。
ユニット1全体は、比較的コンパクトであり、自動車のフード又はボンネットのリヤ部分の下の定位置に容易に設置できる。
もし万が一自動車と歩行者の衝突を含む事故が生じた場合、ガスが発生して孔7を通ってネック3内へ流れ、かくして円筒形ガイド2の中空内部内へ流入することは理解されるべきである。ガスは最初は非常に狭いチャンバ内へは流れず、その代わりに円筒形ガイド2の中空内部全体中へ送り込まれるのでガスの相当な流量を達成することが可能になろう。ガスは、密封クロージャ8に設けられた出口ポート9を通って流れ、それにより第1の可動シリンダ12及び外側可動シリンダ17が軸方向に動き、これらシリンダは、互いに嵌合状態で案内され、第1の可動シリンダ12は、固定された円筒形ガイド2上でこれに沿って案内される。シリンダの組合せ全体は、図5に示すような相当な長さを有するよう入れ子式に伸長する。
2つの可動中空シリンダ12,17が設けられ、これらシリンダは各々内側円筒形ガイド2の長さに実質的に等しい長さを有しているのでユニットの初期高さのほぼ2倍に等しい全「リフト」を達成することができるが理解できる。
シリンダが図5に示すような形態を取るよういったん「上昇」すると、隣り合うシリンダの相互連結相互間には、最も上の管17が最も内側のガイドシリンダ2によって定められた軸線回りに傾動できるようにする或る程度の「遊び」がある。これは、かなり有利な場合がある。というのは、フード又はボンネットのリヤ部分は、持上げユニットによって持ち上げられると、フード又はボンネットのフロントのところに設けられた保持キャッチ回りの事実上の回動運動を生じさせることになるからである。
次に図6〜図8を参照すると、本発明の変形実施形態では、持上げユニット20が、ガス発生器を受け入れるチャンバ又はキャビティ22を画定するハウジング21を備えている。ハウジング21は、周辺取付けフランジ23を備え、このハウジング21は、軸方向に延びる内側中空ガイドシリンダ24を更に備えている。内側ガイドシリンダ24は、ガス出口孔24aを備えた閉鎖端部で終端している。ガス発生器を収容したチャンバ22に隣接する内側ガイドシリンダ24の部分は、符号25のところが厚くされており、この厚肉部分25は、外側周辺半円形溝26を備えている。
内側ガイドシリンダ24を包囲する中空円筒形ピストン27が設けられている。内側ガイドシリンダ24の厚肉部分25に隣接したピストン27の一端部は、ピストンヘッド28を備えている。ピストンヘッドは、環状形態のものであり、初期位置では、内側ガイドシリンダ24の厚肉部分25を包囲し、このピストンヘッドは、厚肉部分25に設けられた半円形溝26と位置合わせ状態にある内部半円形溝29を備えている。“C”クリップ30が、互いに位置合わせ状態にある溝内に保持され、かくして、円筒形ピストン27を内側ガイドシリンダ24に対し所定の初期状態に保持している。
円筒形ピストン27の上端部は、密封プラグ31によって密封されている。密封プラグ31は、フード又はボンネットの裏面に押し付けられるよう構成されたものであってよく、或いは、フード又はボンネットの一部を回動自在に取り付けることができるピボット軸線を定めるよう構成されたものであってもよい。
ハウジング21は、外側中空円筒形ガイドスリーブ32を支持し、外側ガイドスリーブ32は、円筒形ピストン27及び内側ガイドシリンダ24を入れ子式に受け入れるよう取付けフランジ23の上から上方に延びている。外側ガイドスリーブ32は、変形可能な材料で作られており、この外側ガイドスリーブは、その上端部に内方に折り曲げられたリエントラント部分33を有し、このリエントラント部分33は、円筒形ピストン27の上方領域の最も外側の部分に接触している。円筒形ピストン27のピストンヘッド28は、外側ガイドスリーブ32内に密封滑り嵌め関係をなして嵌まりこんでいる。
ガス発生器の作動時、中空円筒形ピストン27は上方に動く。というのは、ガスが内側ガイドシリンダ24の中空内部を通り、そしてガス出口孔25を通って円筒形ピストン27の内部へ流入するからである。ピストン27が上方に動くと、ピストン27は、ガイドシリンダ24から外れるようになる。ピストンヘッド28がガイドスリーブ32内に密封滑り嵌め関係をなして嵌まり込んでいるので、ガスを引き続き発生させると、ピストン27は上方に押し動かされ続ける。すると、ピストンヘッド28は、ガイドスリーブ32のリエントラント部分33の下端部に係合する。次に、このリエントラント部分33が変形し、かくしてエネルギを吸収し、円筒形ピストン27の上方運動を止める。すると、ユニット20は、図8に示す状態になっている。
図9及び図10は、持上げユニット40が上端部に内方に差し向けられたリップを備えた一様断面の外側円筒形ガイド41を有する本発明の別の実施形態を示している。ガイド41は、そのベースに、ハウジング42を備え、このハウジング42は、ガス発生器を受け入れるチャンバ又はキャビティ43を画定し、ガス発生器は、ガスをガイド41の内部へ差し向けるよう構成されている。中空円筒形ピストン44が、ガイド41内に納められている。ピストン44は全体として一様断面のものであり、このピストンは、その上端部に内方に差し向けられたリップを備えている。ピストン44は、ハウジング42に隣接してピストンヘッド45を備え、このピストンヘッド45は、密封リング47を受け入れる外側周辺溝46を備え、密封リング47は、外側円筒形ガイド41内に実質的に密封滑り嵌め状態を生じさせている。内側円筒形ピストン44内にはピストンユニット48が納められ、このピストンユニットは、下端部にピストンヘッド50を備えたピストンロッド49を有している。ピストンヘッド50は、密封リング52を収容した周辺内側溝51を備え、この密封リング52は、円筒形ピストン44の内部に係合している。ピストンロッドは、ピストンロッドの下方末端部の上方に比較的細い部分53を有している。この細い部分53は、ピストンヘッドの中央部分を構成するウェブに形成された対応関係をなす孔を貫通し、更にウェブの上方の弾性ワッシャ54を貫通している。ピストンロッド49は、ワッシャ54の上面に当接する拡大フランジ55を有している。かくして、ワッシャ54及びピストンヘッドのウェブは、フランジ55とピストンロッド49の端部との間に捕捉される。
ピストンロッドの最も上の端部は、端部キャップ56に係合し、この端部キャップ56は当初、円筒形ガイド41及び円筒形ピストン44の最も上の端部を覆っている。
キャビティ43内に設けられたガス発生器によりガスを発生させると、ピストンユニット48のピストンヘッド50は上方に動き、遂にはこれが円筒形ピストン44の最も上の端部のところのリップに係合するようになる。円筒形ピストン44も又、上方に動いて、遂には円筒形ピストン44のピストンヘッド45が外側ガイド41の最も上の端部のところのリップに係合するようになる。すると、持上げユニットは、図9に示すように完全に伸長される。
理解されるべきこととして、ピストンロッド49のフランジ55とピストンヘッド50の隣接のウェブ形成部分との間に弾性ワッシャ54が設けられているのでその初期軸線から僅かに偏向させることができる。このことは、フード又はボンネットのリヤ部分を開きやすくすることができる。というのは、フード又はボンネットのリヤ部分を持ち上げると、リヤ部分は、フード又はボンネットのフロントとのところに設けられた締結キャッチを中心とする事実上の回動運動を行なうからである。
図11及び図12は、図9及び図10を参照して説明した実施形態に非常に類似しているが、この実施形態では、ピストンロッド49がピストンヘッド50にしっかりと連結された本発明の実施形態を示している。図11及び図12の実施形態の他の特徴は、図9及び図10を参照して上述したのと同一である。ユニットの動作原理は、図9及び図10を参照して説明したものと同一であるが,従来型ピストン48が完全伸長位置にあるとき、ピストンロッド49が密封リング52により提供される僅かな可撓性に起因してピストンヘッドの付近に定められた軸線回りに傾動できることは理解されるべきである。この場合も又、これによりピストンの最も上の部分の事実上の回動運動が容易になる。
図13及び図14は、本発明の別の実施形態を示している。図13は、持上げユニット60をその初期状態で示している。持上げユニット60は、ガス発生器を受け入れるチャンバ62を画定するハウジング61を有している。ハウジング61の上方部分は、内側中空ガイドシリンダ63を支持している。ガイドシリンダ63の上端部は、ガス出口ポート64を備えている。ガイドシリンダ63のベースは、ハウジング61に隣接して厚肉領域65を備えている。環状周辺溝66が、厚肉領域65に形成された状態で設けられている。溝66は、“C”クリップ67を収容している。
ガイドシリンダ63と入れ子式に係合する中空円筒形ピストン68が設けられている。円筒形ピストン68の最も下の端部は、ピストンヘッド69を備えている。ピストンヘッド69は、中空内側円筒形ガイド63の厚肉ベース領域65に形成された環状溝66の形態に一致した形態の内側環状溝70を備えている。これら溝内には、弾性環状リング71が納められている。
環状ピストンヘッド69は、その半径方向最も外側のフェースに設けられた周辺溝72を更に備え、この周辺溝72は、密封リング73を収容している。円筒形ピストン68の上端部は、プラグ74を備えている。プラグ74は、その外端部に直立の出張り75を備えている。出張り75は、ピボットピンを受け入れるよう寸法決めされた貫通ボア76を備えている。フード又はボンネットの一部をピボットピンに回動自在に取り付けるのがよい。
ハウジング61は、中空円筒形外側ガイドスリーブ77を支持している。ガイドスリーブ77の最も下の端部は、ハウジング61に圧着されている。円筒形ピストン68のピストンヘッド69は、ガイドスリーブ77内に密封滑り嵌め関係をなして嵌め込まれている。ガイドスリーブ77の上端部は、環状取付けリング78に圧着されている。取付けリング78を用いて持上げユニット60を自動車の一部を形成する支持プレート79に形成された孔に取り付けるのがよい。ワイパシール80を取付けリング78に隣接してガイドスリーブ77の上端部のところに設けるのがよく、ワイパシール80は、円筒形ピストン68の外面に係合する。
図13に示すような初期位置にある円筒形ピストン68及びピストンヘッド69の内側フェースに形成された内側円筒形ガイド63,70のベースのところに位置する厚肉部分65に設けられた互いに位置合わせ状態にある環状溝66内の“C”クリップ67と環状リング71の組合せは、円筒形ピストン68をしっかりと初期位置に保持するのに役立つことは理解されるべきである。かくして、有孔出張り75は、フード又はボンネットのリヤ部分のしっかりとしたピボット箇所を提供することができる。
持上げユニットの作動時、ガスがガス発生器から中空円筒形ガイド63を通り円筒形ピストンの内部に供給される。かくして、円筒形ピストン68は、軸方向に動き、出張り75を持ち上げる。
円筒形ピストン68が持ち上げられると、円筒形ピストン68の軸線が円筒形ガイド63及び更に円筒形スリーブ77の軸線から逸れることが可能である。これにより、フード又はボンネットは、フロント締結キャッチ回りの事実上の回動運動を行なうことができる。
図16は、本発明の別の実施形態を示しており、かかる実施形態では、持上げユニット60の内部設計と同一の内部設計を持つ持上げユニットであるのがよい持上げユニット81は、持上げユニット全体が初期垂直位置から傾動し又は回動できるよう定位置に設けられている。持上げユニット81は、外側円筒形ガイド82を備え、更にその下端部に、外方に差し向けられた取付けフランジ83を備えている。取付けフランジ83の下で、ハウジング84は、ガス発生器を収容するよう設けられている。
持上げユニットの上端部は、有孔出張り85を備えている。
フランジ83は、支持体87上に載っている環状弾性リング86の頂部に載っており、このフランジは、環状リテーナリング88により定位置に保持され、この環状保持リング88は、フランジ83の上方に内方に延びる内方に差し向けられたリップを有している。持上げユニット81は、初期直立位置回りに傾動又は回動運動を行なって、フランジ83の下に位置する弾性リング86の部分が結果的に圧縮された状態でユニットがその初期位置から逸れることができるようになっていることは理解されるべきである。この場合も又、これにより持上げユニットによって持ち上げられるフード又はボンネットの事実上の回動運動が容易になる。
本明細書において、「〜を有する(comprises)」という表現は、「〜を含む(includes)又は〜から成る(consists of)」を意味し、「〜有している(comprising)」という表現は、「〜を含んでいる(including)又は〜から成っている(consisting of)」を意味している。
上記説明、特許請求の範囲又は添付の図面に開示されていて、特定の形態又は開示した機能を実行する手段又は開示した結果を達成する方法又は工程によって表現された特徴は、適宜、単独で又はかかる特徴の任意の組合せの状態で本発明をその種々の形態で実施するために利用できる。
持上げユニットの斜視図である。 図1の持上げユニットの側面図である。 図2のユニットに用いられるガス発生器ハウジングの平面図である。 初期位置にある図2のユニット及び関連のガス発生器ハウジングの断面図である。 全体として図4に対応しているが反対側から見た図であり、展開後における図1〜図4のユニットを示す図である。 本発明の変形実施形態の構成部品のうちの幾つかの分解図である。 展開前における本発明の変形実施形態の断面図である。 図7に対応した図であり、展開に続く図6のユニットを示す図である。 展開前の本発明の別の実施形態の断面図である。 展開後の図8の実施形態の断面図である。 展開前の更に別の実施形態を示す図である。 図10に対応した図であり、展開後の図10の実施形態を示す図である。 展開前の別の実施形態の断面図である。 展開後の図12の実施形態を示す図である。 図13及び図14の実施形態の構成部品の拡大斜視図である。 本発明の別の実施形態の部分断面側面図である。

Claims (17)

  1. フード又はボンネットのリヤ部分を持ち上げるための持上げユニットであって、
    中空円筒形ガイドと、
    該中空円筒形ガイドに対し移動可能な少なくとも1つのピストンとを有し、該ピストンが中空円筒形形態のものである、持上げユニット。
  2. 前記ユニットは2つのピストンを有し、該各ピストンが、前記ガイドに対して移動することができ、他方のピストンに対して移動することができる、請求項1記載の持上げユニット。
  3. 前記ピストンは、両方共、中空円筒形形態のものであり、これらの2つのピストンが入れ子式に相互係合され、最も内側のピストンが前記円筒形ガイドに入れ子式に係合する、請求項2記載の持上げユニット。
  4. ユニットは、ガイドに対して移動することができる1つの円筒形ピストンと、ピストンヘッド及び前記円筒形ピストンに対して移動することができるピストンロッドから成る1つのピストンとを有する、請求項2記載の持上げユニット。
  5. ピストンロッドは、ピストンロッドをピストンの初期運動軸線から逸らすことができる可撓性継手によりピストンロッドに連結されている、請求項4記載の持上げユニット。
  6. ピストンヘッドは、ピストンロッドの初期運動軸線からのピストンロッドの偏向を容易にする周辺弾性密封リングを備えている、請求項4記載の持上げユニット。
  7. 持上げユニットは、内側ガイドシリンダ及び外側円筒形ガイドスリーブを有し、円筒形ピストンが、内側ガイドシリンダと外側ガイドスリーブとの間に配置されている、請求項2記載の持上げユニット。
  8. 内側ガイドスリーブの外側部分は、溝を備え、円筒形ピストンの内側部分は、溝を備え、前記溝は、ピストンがガイドシリンダに対して初期状態にあるとき、相互に位置合わせ状態にあり、ピストンを初期状態に保持する解除自在な要素が、相互位置合わせ状態の溝内に納められている、請求項7記載の持上げユニット。
  9. 外側ガイドスリーブは、円筒形ピストンに設けられたピストンヘッドに係合するよう形作られたリエントラント頂部を備えている、請求項7又は8記載の持上げユニット。
  10. フード又はボンネットの一部を持ち上げる持上げユニットであって、複数の要素を有し、少なくとも1つの要素は、所定の軸線に沿って別の要素に対して移動することができ、持上げユニットは、持上げユニットを作動させると、持上げユニットの少なくとも一部が前記軸線から逸れてフード又はボンネットのリヤ部分の事実上の回動運動の実行を容易にすることができるよう取り付けられ又は構成されている、持上げユニット。
  11. 持上げユニット全体は、初期位置から傾動するよう設けられている、請求項10記載の持上げユニット。
  12. 持上げユニットは、持上げユニットに設けられた当接フェースが支持体に取り付けられた弾性要素に係合した状態で設けられ、弾性要素は、変形して傾動を可能にするよう構成されている、請求項11記載の持上げユニット。
  13. 持上げユニットは、複数の要素を有し、少なくとも1つの要素は、所定の軸線に沿って別の要素に対して移動することができ、ユニットの少なくとも一部は、一要素を持上げ要素の展開時に前記軸線から逸らすことができるよう撓むことができる、請求項10〜図12のうちいずれか一に記載の持上げユニット。
  14. 持上げ要素は、ピストンヘッド及びピストンロッドを有するピストンを含み、ピストンロッドは、撓み継手によりピストンヘッドに連結され、ピストンロッドがピストンの運動軸線から偏向状態になることができるようになっている、請求項10〜図13のうちいずれか一に記載の持上げ要素。
  15. ピストンロッドは、ピストンヘッドの一部に形成された孔を貫通する比較的細い部分を有し、弾性ワッシャが、ピストンロッドに設けられたフランジによりピストンヘッドに隣接して捕捉されている、請求項14記載の持上げユニット。
  16. ピストンは、持上げユニットの一要素が傾斜状態になることができるよう変形可能な弾性密封ワッシャを備えている、請求項14記載の持上げユニット。
  17. ピストンは、ピボットピンを受け入れる孔を備えた取付け用出張りを備えている、請求項1〜16のうちいずれか一に記載の持上げユニット。
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