JPH10194158A - フード跳ね上げ装置 - Google Patents

フード跳ね上げ装置

Info

Publication number
JPH10194158A
JPH10194158A JP9001644A JP164497A JPH10194158A JP H10194158 A JPH10194158 A JP H10194158A JP 9001644 A JP9001644 A JP 9001644A JP 164497 A JP164497 A JP 164497A JP H10194158 A JPH10194158 A JP H10194158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
collision
jumping
acceleration
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9001644A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3785713B2 (ja
Inventor
Masaji Owada
正次 大和田
Kiyotaka Ozaki
清孝 尾崎
Tetsuo Maki
徹雄 槙
Ichiro Kaneishi
一郎 金石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP00164497A priority Critical patent/JP3785713B2/ja
Publication of JPH10194158A publication Critical patent/JPH10194158A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3785713B2 publication Critical patent/JP3785713B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/34Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians
    • B60R21/38Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians using means for lifting bonnets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝突相手が人か物かを判別できるようにし、
歩行者のときにのみフードの後端を跳ね上げるようにす
る。 【解決手段】 車両の前端が障害物に衝突したとき、車
両の前部に設けられたフードを跳ね上げるフード跳ね上
げ装置において、車両の前端が障害物に衝突したとき、
衝突した相手が人か物かを判別する衝突対象判別手段
と、この手段が人と判別したとき、フードの後端を跳ね
上げる跳ね上げ手段とを備え、衝突対象判別手段が、車
速と、車両に作用する前後方向加速度とに基づいて衝突
相手を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行中の車両が歩
行者に衝突した際、衝突後の歩行者が跳ね上げられて、
車両前部のフード上に倒れ込んだ場合のフード上面との
二次衝突の衝撃を吸収緩和して、歩行者を保護する自動
車のフード跳ね上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のフード跳ね上げ装置の機能は、
走行中の車両が歩行者に衝突した際、フードの後端を跳
ね上げて、エンジンルーム内の構造物とフードとの間に
クリアランスを確保し、フード上面に歩行者が二次衝突
した場合の衝撃を吸収緩和するというものである。
【0003】従来、この種の装置として、特開平7−1
08902号公報あるいは実開昭49−110432号
公報に記載のものが知られている。
【0004】前者の公報に記載の装置は、車両の前端に
バンパセンサ及びフードセンサを設け、これらセンサの
衝突検知と、車速が所定以上というAND条件で、フー
ドに内蔵されたエアバッグをフード上に展開させ、フー
ド上に倒れ込む歩行者を保護するようにしたものであ
る。
【0005】また、後者の公報に記載の装置は、歩行者
と衝突した際の衝撃でフードを機械的に跳ね上げるよう
にしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者の装置
は、バンパを蹴るなどの子供のいたずらや、強風で物が
バンパに当たったとき等、不必要なときに、エアバッグ
が作動してしまうおそれがあった。また、それを防止す
るために、フード上にセンサを設け、該センサの信号を
跳ね上げの条件に加えた場合、フード上に歩行者が跳ね
上げられてからでないと、エアバッグが展開せず、エア
バッグの展開時間が稼げないおそれがあった。さらに、
ガードレールや車等の歩行者以外の固定物と衝突したと
きにも、不必要にエアバッグが展開してしまうおそれが
あった。また、後者の装置は、衝突検知を機構的に行う
ため、構造が複雑で、軽衝突時等の必要でないときに
も、フードが開く可能性があった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮し、誤作動を防
止し、必要なときにのみフードを跳ね上げることのでき
る構成の簡単なフード跳ね上げ装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車両
の前端が障害物に衝突したとき、車両の前部に設けられ
たフードを跳ね上げるフード跳ね上げ装置において、車
両の前端が障害物に衝突したとき、衝突した相手が人か
物かを判別する衝突対象判別手段と、該衝突対象判別手
段が人と判別したとき、前記フードの後端を跳ね上げる
跳ね上げ手段とを備え、前記衝突対象判別手段が、車速
と、車両に作用する前後方向加速度とに基づいて衝突相
手を判別することを特徴とする。
【0009】一般的に、車両が障害物に衝突したときに
は、通常走行では発生しないような前後方向の加速度変
化が生じる。その場合、衝突した相手が人(歩行者)か
物(ガードレール、電柱、車両等)かで、車両に作用す
る加速度には顕著な違いが表れる。例えば、人に衝突し
た場合、人の質量はガードレール等の固定物と比べて相
当に小さいから、衝突による前後方向の加速度波形のピ
ークが小さくなる。それに対し、ガードレール等の固定
物に衝突した場合、固定物の質量は人に比べて相当に大
きいから、衝突による前後方向の加速度波形のピークが
大きくなる。
【0010】従って、衝突対象判別手段は、予め前者の
場合のピークの予測値と、後者の場合のピークの予測値
との間に閾値を設定し、検出した加速度がその閾値を超
えたら衝突相手が物と判断し、閾値を超えなかったら衝
突相手が人と判別する。
【0011】この判別は、当然、加速度の変化や他の衝
突センサの信号等により、車両が障害物に衝突したこと
を検出した上で行う。また、車速が低いときには、もし
歩行者に衝突しても、歩行者をフード上に跳ね上げるこ
とがないので、車速が一定以上であるという条件のもと
に前記の判別制御を行う。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載のフード
跳ね上げ装置であって、車両の前端に該前端に対する障
害物の接触を検知する衝突センサを備え、前記衝突対象
判別手段が、前記車速、前後方向加速度に加え、衝突セ
ンサの検知信号に基づいて衝突相手を判別することを特
徴とする。
【0013】この装置では、衝突センサの信号で、まず
衝突を確認した上で、衝突相手の判別を行う。この場
合、加速度で衝突が起こったことを検出するのではない
から、衝突検知の閾値(衝突相手を判別するための閾値
より低い値)は設定する必要がなくなる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のフード跳ね上げ装置であって、前記衝突対象判別手段
が、車速が一定以上のときの前後方向加速度と時間の相
関関係に基づいて衝突相手を判別することを特徴とす
る。
【0015】先に、衝突相手が人か物かによって加速度
波形のピークが異なることを述べたが、異なるのはピー
クばかりでなく、波形の形そのものにも表れる。即ち、
衝突によって加速度が大きくなっている時間(一定以上
の加速度の発生時間)に差が出るのである。例えば、人
に衝突した場合は、質量が小さいために、加速度波形の
ピーク値が小さくなる上、上昇していた加速度が収束す
るまでの時間(発生時間)が短くなる。これに対し、固
定物に衝突した場合は、質量が大きいために、加速度波
形のピーク値が大きくなる上、上昇していた加速度が収
束するまでの時間(発生時間)が長くなる。そこで、加
速度と時間の相関関係、特に加速度の上昇が収束するま
での時間の長さに基づいて、衝突相手が人か物かを判別
することができる。
【0016】請求項4の発明は、請求項3記載のフード
跳ね上げ装置であって、前記衝突対象判別手段が、一定
以上に前後方向加速度が上昇した状態が所定時間内に収
束した場合は衝突相手が人であると判別し、一定以上に
加速度が上昇した状態が所定時間以上続いた場合は衝突
相手が物であると判別することを特徴とする。
【0017】この装置では、衝突対象判別手段が、一定
以上に加速度が上昇した状態の継続時間(一定以上の加
速度が発生している時間)に基づいて衝突相手を人か物
か判別する。
【0018】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載のフード跳ね上げ装置であって、前記衝突対象
判別手段が、人と判別した場合に、複数の判別レベル信
号を出力するよう構成され、前記跳ね上げ手段が、前記
判別レベル信号に応じてフードの跳ね上げ量を変化させ
ることを特徴とする。
【0019】この装置では、衝突相手の判別レベル信号
に応じて、フードの跳ね上げ量を変化させるので、衝突
の程度あるいは衝突時の歩行者の人数等に応じて、歩行
者保護の特性を最適化することができる。
【0020】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かに記載のフード跳ね上げ装置であって、前記跳ね上げ
手段が、エアバッグ内のガス圧の上昇により膨脹してフ
ードの後端に跳ね上げ力を与えるエアバッグ式アクチュ
エータよりなることを特徴とする。
【0021】この装置では、衝突判別出力に応じてエア
バッグ式アクチュエータが作動することにより、エアバ
ッグが膨脹して、フードの後端を跳ね上げる。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明のフード跳ね上げ装置に
よれば、車両が衝突した相手が歩行者のときにのみフー
ドを跳ね上げ、ガードレール等の固定物や重量物に衝突
したとき、つまり不要時にはフードを跳ね上げないよう
にすることができる。従って、軽度の物損事故で自走可
能のときに、フードが跳ね上がった状態で視界を妨げる
ようなことがなくなる。しかも、車速と加速度に基づい
て衝突相手を判別するので、誤作動の可能性を少なくで
きる上、感応速度を高めることができ、歩行者がフード
の上面に接触する前に、確実にフードの跳ね上げを完了
させておくことができる。よって、歩行者保護の効果を
一層高めることができる。また、車速と加速度とを入力
信号として制御を行うので、構成が簡単である。
【0023】請求項2の発明によれば、衝突センサによ
って衝突を検知した上で、衝突相手の判別を行うので、
請求項1の効果を奏する上に、制御が若干簡単になる。
【0024】請求項3の発明によれば、加速度と時間の
相関関係に基づいて、衝突相手を判別するので、請求項
1、2の発明に比べて、一層判別の精度を高めることが
できる。
【0025】請求項4の発明によれば、加速度の上昇状
態の継続時間を衝突判別の要素として加えているので、
請求項3の発明における判別精度が更に上がる。
【0026】請求項5の発明によれば、請求項1〜4の
いずれかの発明の効果の他に、衝突の程度や衝突した人
数等に応じて、歩行者保護の特性を最適化することがで
きるという効果を奏する。
【0027】請求項6の発明によれば、エアバッグによ
ってフードを跳ね上げるようにしたので、請求項1〜5
のいずれかの発明の効果の他に次の効果を奏する。即
ち、フードの跳ね上げ速度を速めることができると共
に、エアバッグのクッション作用によって衝撃吸収力を
高めることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0029】図1は第1実施形態のフード跳ね上げ装置
を搭載した車両1の外観を示す斜視図である。車両1は
前部にフード2を有する。
【0030】フード2は、通常は、図2(b)に示すよ
うに前が上に開く形式であるが、非常時に、図2(a)
に示すように、前端のフードロック12を支点にして、
後端を跳ね上げられるようになっている。
【0031】フード2の後端は、通常点検時の前開きを
可能にするため、ヒンジで車体9に連結されている。ま
た、フード2の後部側には、衝突時にフード2の後端を
跳ね上げるための跳ね上げ機構が組み込まれている。こ
の車両1の場合、フード2の左右後端部に、ヒンジ4付
きの跳ね上げ機構3A、3Bが組み付けられ、これを介
してフード2が車体9に連結されている。
【0032】また、車両1の前端にはバンパ11が設け
られ、バンパ11の内側に加速度センサ7が配置されて
いる。この加速度センサ7は、少なくとも車両1に作用
する前後方向の加速度を検知するものである。この加速
度センサ7は車体9の中央部に設けてあってもよい。ま
た、車両1には、衝突時にフードの跳ね上げを制御する
ためのコントローラ10Aが搭載されている。
【0033】図4は制御系のブロック図である。
【0034】制御系の中心にあるコントローラ10Aに
は、加速度センサ7の信号と、車速センサ6の信号が入
力されている。コントローラ10Aは、それらの入力信
号に基づいて、衝突相手が人か物かを判別し、人と判別
した場合は、跳ね上げ機構3A、3Bに対して跳ね上げ
信号を出力して、フードを跳ね上げさせる。
【0035】跳ね上げ機構3A、3Bは、図3に拡大し
て示すように、駆動源としてのアクチュエータ5を備え
ている。このアクチュエータ5は、トラニオン型シリン
ダよりなり、伸縮ロッド5aの先端が、フード2の裏面
に設けたブラケット2aにヒンジ4で連結され、本体部
分が車体9側のブラケット9aにピン5bで結合されて
いる。5cは信号線である。
【0036】この跳ね上げ機構3A、3Bによれば、ア
クチュエータ5が非作動の時、ヒンジ4が低い定位置に
拘束されるので、定位置にあるヒンジ4を支点にして、
フード2の前側を持ち上げて、エンジンルームの点検を
行うことができる。
【0037】また、コントローラ10Aから跳ね上げ信
号が入力されると、アクチュエータ5が作動して、ロッ
ド5aが延び、瞬時にフード4の後端を跳ね上げる。こ
の跳ね上げ状態では、フード2に下向き荷重がかかって
も、所定荷重まではそのままの状態を維持する。そし
て、所定荷重以上でアクチュエータ5が退縮方向にスト
ロークし始め、フード2に加わる衝撃を吸収する。よっ
て、歩行者がフード2上に倒れてきても、ショックを軽
減することができる。
【0038】次に衝突相手を判別する原理について説明
する。
【0039】図5は、ある車速で車両が歩行者に衝突し
た場合の時間と前後方向加速度(Gレベル)の変化の関
係を示す。
【0040】最初のピークは、バンパ11に歩行者の脚
部が当たったときに発生する。次のピークは、歩行者の
腰部がフード2の前端に当たったときに発生し、更に次
のピークは、歩行者の頭部がフード2の上面に衝突した
ときに発生する。加速度発生のタイミングについて見て
みると、脚部から頭部が当たるまでの時間cが約70ms
ec程度、腰部から頭部が当たるまでの時間dが約50ms
ec程度である。
【0041】本実施形態のコントローラ10Aは、車両
1の前端のバンパ11が障害物に衝突したとき、車両1
に作用する前後方向加速度に基づいて、衝突した相手が
人か物かを判別する機能(衝突対象判別手段)を有す
る。そして、人と判別した場合に、フード2の後端を跳
ね上げる信号を跳ね上げ機構3A、3Bに出力する。
【0042】図6は、ある車速で障害物に衝突したとき
の、図5のA部のタイミングに相当するバンパまたは車
体側に発生する前後加速度(減速度)を示す。
【0043】この図において、G1は歩行者に衝突した
ときの加速度波形、G2はガードレールや壁等の固定物
に衝突したときの加速度波形を示す。また、G3は複数
の歩行者に衝突したときの加速度波形を示す。歩行者は
固定物に比べて質量が小さいため、発生する加速度G
1、G3も小さく、発生時間T1、T3も短いが、壁や
ガードレール等の固定物への衝突時には、受ける反力が
大きいため、発生する加速度G2も大きく、また発生時
間T2も長いのが特徴である。
【0044】ここで、G01は、バンパに障害物が接触
したかどうかを判断するのと、前後加速度の発生時間を
計測するための閾値であり、この実施形態では、加速度
波形の立ち上がり付近、例えば、0.1G(G=重力加
速度)に設定されている。また、G02、G03は、加
速度のピーク値Gp1、Gp2、Gp3により、衝突相
手を判別するための閾値である。例えば、G02は0.
5G、G03は5Gに設定されている。また、T0は衝
突時の加速度発生時間の閾値であり、例えば20msecに
設定されている。
【0045】次に、図7のフローチャートを参照しなが
ら、コントローラ10Aの制御内容を説明する。コント
ローラ10Aは、図7のフローに従って処理を進める。
【0046】この処理がスタートすると、コントローラ
10Aは、最初のステップS101で前後加速度センサ
7の信号Gaを読み込み、次のステップS102で車速
センサ11の信号を読み込む。車速信号は、たとえばト
ランスミッションの出力軸やアクスルからの回転パルス
信号として入力される。
【0047】次いで、ステップS103で車速が所定値
以下であるかを判断する。車速が所定値以下では、歩行
者を跳ね上げないため、以降のフードの跳ね上げ制御は
行わず、初期化のステップS113を経てスタートに戻
る。この所定車速は、目安として15〜20km/hであ
る。
【0048】車速が所定値以上のときは、ステップS1
04で加速度の大きさを判断する。即ち、ここではバン
パに障害物が接触したかどうか、つまり、車両の前端が
障害物に衝突したかどうかを、加速度が閾値G01を超
えたことがあるかどうかで判断する。超えたことがあれ
ばステップS105に進む。超えたことがなければ、初
期化のステップS113を経てスタートに戻る。
【0049】ステップS105ではタイマが作動してい
るかどうかを判断しており、タイマが作動していなけれ
ば、ステップS106に進んでタイマTaをスタート
し、タイマが既に作動していれば、ステップS107へ
進む。このタイマは、前後方向加速度の発生時間を計測
するタイマである。
【0050】ステップS107では、加速度Gaが閾値
G02、G03の間に入ったことがあるかどうかで、衝
突した相手が歩行者なのか、壁やガードレール等の固定
物なのかを判断する。これらの閾値G02及びG03
は、実験またはシミュレーション等で決定される。加速
度センサで検出した前後方向加速度GaがG02<Ga
<G03であれば、衝突した相手が歩行者であることの
第1条件と判断する。
【0051】次のステップS108では、前後加速度G
aが閾値G03を超えたかどうかを判断する。超えてい
れば、衝突した相手が壁やガードレール等の固定物であ
ると判断し、この場合はフード跳ね上げは不要であるか
ら、初期化のステップS113を経てスタートヘ戻る。
超えていなければ、更にステップS109、110に進
む。
【0052】ステップS109では、前後方向加速度G
aが閾値G01を下回ったかどうかを判断し、下回って
いればステップS110へ進む。ステップS110で
は、前後方向加速度Gaの発生時間Taと閾値T0を比
較しており、所定以上の前後方向加速度Ga(>G0
1)の発生時間Taが閾値T0を下回っていればステッ
プS111に進む。
【0053】以上の過程では、前記ステップS107の
判断、つまり前後方向加速度GaがG02〜G03に入
っていること(第1条件)、また、前後加速度Gaの発
生時間TaがT0以下であること(第2条件)、の2つ
の条件で、衝突した相手が固定物ではない、即ち人であ
ると判断する。
【0054】ステップS111では、進行方向が前進か
後進かを判断し、後進中のフード跳ね上げを禁止する。
そして、ステップS112にて、ステップS111の判
断を受けて跳ね上げ機構を作動させる信号(跳ね上げ信
号)を出力する。
【0055】ここでは、歩行者一人と衝突した場合を説
明したが、複数の歩行者に衝突したときでも、前後方向
加速度Gaのピーク値Gp3(Gp)がG02<Gp<
G03、加速度の発生時間T3(Ta)がT0>Taと
なるように、それぞれの閾値G02、G03、T0が予
め設定されているので、歩行者が一人でも複数でも同様
に判断できる。
【0056】以上のように、この装置では、車両が衝突
した相手が歩行者のときにのみフードを跳ね上げ、ガー
ドレール等の固定物や重量物に衝突したとき、つまり不
要時にはフードを跳ね上げない。従って、軽度の物損事
故で自走可能のときに、フードが跳ね上がった状態で視
界を妨げるようなことがなくなる。しかも、車速と加速
度と一定以上の加速度の発生時間とに基づいて衝突相手
を判別するので、判別精度が高く、誤作動の可能性が少
ない。また、感応速度を高めることもでき、歩行者がフ
ードの上面に接触する前に、確実にフードの跳ね上げを
完了させておくことができる。よって、歩行者保護の効
果を一層高めることができる。また、車速と加速度と時
間を入力信号として用いるだけであるから、複雑な検知
機構も不要で、構成が簡単である。
【0057】なお、上記実施形態では、2つの条件が共
に満たされるときに、衝突相手が人であると判断した
が、判別の精度は落ちる可能性があるものの、第1の条
件、即ち加速度のピーク値のみで衝突相手を判定するこ
とも可能である。
【0058】また、上記実施形態では、加速度センサか
ら前後方向加速度の信号を取り出しているが、加速度セ
ンサ以外の要素から前後方向加速度の信号を取り出すこ
とも可能である。
【0059】次に本発明の第2実施形態を説明する。
【0060】図8は第2実施形態のフード跳ね上げ装置
を搭載した車両の外観を示す斜視図である。この車両1
では、バンパ11にバンパセンサ15を追加し、障害物
との衝突の判別を、加速度センサ7の信号とバンパセン
サ15の信号により行うようにしている。
【0061】バンパセンサ15は、車両前方からの力を
受けると接点がONするタッチセンサや圧電素子等で構
成されている。加速度センサ7は、剛性の比較的高い車
両中央部に取り付けられている。この加速度センサ7
は、他のエアバッグシステム等の加速度センサと共用化
してもよい。10Bはコントローラである。他の構成は
第1実施形態と略同じであり、同一部分は同符号を付し
て説明を省略する。
【0062】図9は制御系のブロック図である。
【0063】制御系の中心にあるコントローラ10Bに
は、加速度センサ7の信号と、車速センサ6の信号の加
えてバンパセンサ15の信号が入力されている。コント
ローラ10Bは、それらの入力信号に基づいて、衝突相
手が人か物かを判別し、人と判別した場合は、跳ね上げ
機構3A、3Bに対して跳ね上げ信号を出力して、フー
ドを跳ね上げさせる。
【0064】前記第1実施形態では、衝突自体の判定も
前後方向加速度Gaの大きさに基づいて行っていたが、
本実施形態では、衝突自体の判定はバンパセンサ15の
信号に基づいて行う。そのため、図10の判別原理の図
から一番低い閾値G01を無くしている。また、図10
では複数の歩行者に衝突した場合の加速度波形を省略し
てある。
【0065】次に、図11のフローチャートを参照しな
がら、コントローラ10Bの制御内容を説明する。コン
トローラ10Bは図7のフローに従って処理を進める。
【0066】この処理がスタートすると、コントローラ
10Bは、ステップS201で前後方向加速度センサの
出力信号Gaを読み込み、ステップS202で車速信号
(例えばトランスミッション出力軸やアクスルからの回
転パルス信号)を読み込み、ステップS203でバンパ
センサ15の信号を読み込む。
【0067】次いで、ステップS204で車速が所定値
以下であるかを判断し、ステップS205でバンパセン
サ15の信号がONかOFFか、つまり衝突したかかど
うかを判断する。車速が所定値以下では、歩行者を跳ね
上げないため、以降のフードの跳ね上げ制御は行わず、
初期化のステップS214を経てスタートに戻る。ま
た、車速が所定以上で、且つバンパセンサがONの場合
は、ステップS206に進む。バンパセンサの信号がO
FFのときは、衝突でないと判断して初期化のステップ
S214を経てスタートに戻る。
【0068】ステップS206ではタイマが作動してい
るかどうかを判断しており、タイマが作動していなけれ
ば、ステップS207に進んでタイマTaをスタート
し、タイマが既に作動していれば、ステップS208へ
進む。
【0069】ステップS207では、加速度Gaが閾値
G02、G03の間に入ったことがあるかどうかで、衝
突した相手が歩行者なのか、壁やガードレール等の固定
物なのかを判断する。加速度センサで検出した前後方向
加速度GaがG02<Ga<G03であれば、衝突した
相手が歩行者であることの第1条件と判断する。
【0070】次のステップS209では、前後方向加速
度Gaが閾値G03を超えたかどうかを判断する。超え
ていれば、衝突した相手が壁やガードレール等の固定物
であると判断し、この場合はフード跳ね上げは不要であ
るから、初期化のステップS214を経てスタートヘ戻
る。超えていなければステップS210に進む。
【0071】ステップS210では、前後方向加速度の
発生時間Taを、時間の閾値T0と比較しており、一致
していればステップS211へ進む。一致していなけれ
ば、初期化のステップS214を経ずにスタートに直接
戻る。
【0072】ステップS211では、Ta=T0のとき
の前後方向加速度GaがG02を下回っているかどうか
を判断する。つまり、一定以上の加速度が発生してから
T0時間経過したとき(Ta=T0)の加速度Gaの値
を閾値G02と比較し、T0時間内に加速度が収束した
かどうかを見ている。T0時間の範囲内で加速度が一定
値以下に収束していれば(Ga<G02)、衝突した相
手が固定物でない、つまり人であると判断する。
【0073】以上の過程では、前記ステップS208の
判断、つまり前後方向加速度GaがG02〜G03に入
っていること(第1条件)、また、一定以上の加速度の
継続時間TaがT0以下であること(第2条件)、の2
つの条件で、衝突した相手が固定物ではない、即ち人で
あると判断する。
【0074】次のステップS212では、進行方向が前
進か後進かを判断し、後進中のフード跳ね上げを禁止す
る。そして、ステップS213にて、ステップS212
の判断を受けて跳ね上げ機構を作動させる信号(跳ね上
げ信号)を出力する。
【0075】なお、第1、第2実施形態では、衝突した
相手が歩行者であると判別するための条件を、単に加速
度がG02以上かG03以下と規定していたが、G02
からG03を細分化して、衝突のレベルに応じた判別レ
ベル信号を出力させ、その判別レベル信号に応じてフー
ドの跳ね上げ量を変化させるように構成することも可能
である。また、車速に応じて異なる判別レベル信号を出
力させ、フードの跳ね上げ量を変化させるようにするこ
とも可能である。こうすることで、歩行者保護特性を最
適化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のフード跳ね上げ装置を
搭載した車両の外観を示す斜視図である。
【図2】前記第1実施形態のフード跳ね上げ装置の機械
的構成を示す概略側面図で、(a)はフードの後端を跳
ね上げた状態を示す図、(b)は通常の点検時にフード
の前側を持ち上げた状態を示す図である。
【図3】前記第1実施形態のフード跳ね上げ装置におけ
る跳ね上げ機構の詳細を示す側面図である。
【図4】前記第1実施形態のフード跳ね上げ装置の制御
系統の構成を示すブロック図である。
【図5】車両が歩行者にある車速で衝突したときの前記
フード跳ね上げ装置の加速度センサの検出波形を示す特
性図である。
【図6】図4のA部に相当する衝突相手別の加速度波形
を示す特性図である。
【図7】前記第1実施形態のフード跳ね上げ装置の制御
フローチャートである。
【図8】本発明の第2実施形態のフード跳ね上げ装置を
搭載した車両の外観斜視図である。
【図9】前記第2実施形態のフード跳ね上げ装置の制御
系統の構成を示すブロック図である。
【図10】前記第2実施形態のフード跳ね上げ装置にお
ける加速度波形を示す特性図である。
【図11】前記第2実施形態のフード跳ね上げ装置の制
御フローチャートである。
【符号の説明】
1 車両 2 フード 3 跳ね上げ機構 4 ヒンジ 5 アクチュエータ(跳ね上げ手段) 6 車速センサ 7 加速度センサ 8 バンパセンサ(衝突センサ) 9 車体 10A,10B コントローラ(衝突対象判別手段) 11 バンパ 12 フードロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金石 一郎 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の前端が障害物に衝突したとき、車
    両の前部に設けられたフードを跳ね上げるフード跳ね上
    げ装置において、 車両の前端が障害物に衝突したとき、衝突した相手が人
    か物かを判別する衝突対象判別手段と、 該衝突対象判別手段が人と判別したとき、前記フードの
    後端を跳ね上げる跳ね上げ手段とを備え、 前記衝突対象判別手段が、車速と、車両に作用する前後
    方向加速度とに基づいて衝突相手を判別することを特徴
    とするフード跳ね上げ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフード跳ね上げ装置であ
    って、 車両の前端に該前端に対する障害物の接触を検知する衝
    突センサを備え、 前記衝突対象判別手段が、前記車速、前後方向加速度に
    加え、衝突センサの検知信号に基づいて衝突相手を判別
    することを特徴とするフード跳ね上げ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のフード跳ね上げ
    装置であって、 前記衝突対象判別手段が、車速が一定以上のときの前後
    方向加速度と時間の相関関係に基づいて衝突相手を判別
    することを特徴とするフード跳ね上げ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のフード跳ね上げ装置であ
    って、 前記衝突対象判別手段が、一定以上に前後方向加速度が
    上昇した状態が所定時間内に収束した場合は衝突相手が
    人であると判別し、一定以上に加速度が上昇した状態が
    所定時間以上続いた場合は衝突相手が物であると判別す
    ることを特徴とするフード跳ね上げ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のフード
    跳ね上げ装置であって、 前記衝突対象判別手段が、人と判別した場合に、複数の
    判別レベル信号を出力するよう構成され、 前記跳ね上げ手段が、前記判別レベル信号に応じてフー
    ドの跳ね上げ量を変化させることを特徴とするフード跳
    ね上げ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のフード
    跳ね上げ装置であって、 前記跳ね上げ手段が、エアバッグ内のガス圧の上昇によ
    り膨脹してフードの後端に跳ね上げ力を与えるエアバッ
    グ式アクチュエータよりなることを特徴とするフード跳
    ね上げ装置。
JP00164497A 1997-01-08 1997-01-08 フード跳ね上げ装置 Expired - Fee Related JP3785713B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00164497A JP3785713B2 (ja) 1997-01-08 1997-01-08 フード跳ね上げ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00164497A JP3785713B2 (ja) 1997-01-08 1997-01-08 フード跳ね上げ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10194158A true JPH10194158A (ja) 1998-07-28
JP3785713B2 JP3785713B2 (ja) 2006-06-14

Family

ID=11507238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00164497A Expired - Fee Related JP3785713B2 (ja) 1997-01-08 1997-01-08 フード跳ね上げ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3785713B2 (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0926018A1 (fr) * 1997-12-19 1999-06-30 Automobiles Peugeot Procédé de protection des piétons en cas de choc frontal avec un véhicle automobile et dispositif de mise en oeuvre du procédé
WO2000069707A1 (de) 1999-05-17 2000-11-23 Edscha Ag Fronthaubenanordnung
JP2001080454A (ja) * 1999-09-16 2001-03-27 Honda Motor Co Ltd 車両用フードの作動装置
KR100339230B1 (ko) * 1999-09-13 2002-05-31 이계안 자동차용 후드 힌지
JP2003510216A (ja) * 1999-09-27 2003-03-18 ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド 車両の衝撃センサシステム
JP2005067404A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Nissan Motor Co Ltd 歩行者保護装置
JP2005297755A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Toyota Motor Corp 車両のフード跳ね上げ装置
JP2006507973A (ja) * 2002-11-28 2006-03-09 オートリブ ディヴェロプメント アクチボラゲット 安全装置の改良又はこれに関連した改良
EP1637406A1 (en) 2004-09-21 2006-03-22 Takata Corporation Object struck discrimination system and protection system
EP1637405A1 (en) 2004-09-21 2006-03-22 Takata Corporation Object struck discrimination system and protection system
EP1659038A1 (fr) * 2004-11-22 2006-05-24 Pyroalliance Systèmes d'absorption mécaniques pour articulation active de capot
JP2007513823A (ja) * 2003-12-09 2007-05-31 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 人物保護手段を駆動制御するための装置
JP2008143372A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Denso Corp 歩行者衝突検出装置及び歩行者保護システム
JP2008534345A (ja) * 2005-03-24 2008-08-28 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 歩行者保護装置に対するトリガ信号を生成する方法
JP2009090908A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Toyota Central R&D Labs Inc フード下降装置
US7543677B2 (en) 2005-03-22 2009-06-09 Takata Corporation Object detection system, protection system, and vehicle
JP2011042366A (ja) * 2004-09-02 2011-03-03 Robert Bosch Gmbh 歩行者保護装置に対してトリガ信号を生成するための方法および装置
US7905314B2 (en) 2003-04-09 2011-03-15 Autoliv Development Ab Pedestrian detecting system
JP2014174741A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Denso Corp 車両用緊急通報装置
KR101581724B1 (ko) * 2015-09-03 2016-01-11 주식회사 에프에스네트웍스 설치구조물에 대한 충돌을 감지할 수 있는 감시카메라 장치
JP2016068901A (ja) * 2014-10-01 2016-05-09 トヨタ自動車株式会社 車両用衝突検出装置及び車両用衝突検出方法
KR101848363B1 (ko) * 2018-01-08 2018-05-28 이화수 감시카메라 장치
JP2020158084A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 株式会社慶洋エンジニアリング 通報システム

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0926018A1 (fr) * 1997-12-19 1999-06-30 Automobiles Peugeot Procédé de protection des piétons en cas de choc frontal avec un véhicle automobile et dispositif de mise en oeuvre du procédé
WO2000069707A1 (de) 1999-05-17 2000-11-23 Edscha Ag Fronthaubenanordnung
DE19922459C1 (de) * 1999-05-17 2001-02-01 Edscha Ag Fronthaubenanordnung
US6637536B1 (en) 1999-05-17 2003-10-28 Edscha Ag Front hood assembly
KR100339230B1 (ko) * 1999-09-13 2002-05-31 이계안 자동차용 후드 힌지
JP2001080454A (ja) * 1999-09-16 2001-03-27 Honda Motor Co Ltd 車両用フードの作動装置
JP2003510216A (ja) * 1999-09-27 2003-03-18 ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド 車両の衝撃センサシステム
US7621364B2 (en) 2002-11-28 2009-11-24 Autoliv Development Ab Safety arrangement
JP2006507973A (ja) * 2002-11-28 2006-03-09 オートリブ ディヴェロプメント アクチボラゲット 安全装置の改良又はこれに関連した改良
US7905314B2 (en) 2003-04-09 2011-03-15 Autoliv Development Ab Pedestrian detecting system
JP2005067404A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Nissan Motor Co Ltd 歩行者保護装置
JP2007513823A (ja) * 2003-12-09 2007-05-31 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 人物保護手段を駆動制御するための装置
JP2005297755A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Toyota Motor Corp 車両のフード跳ね上げ装置
JP4778513B2 (ja) * 2004-09-02 2011-09-21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 歩行者保護装置に対してトリガ信号を生成するための方法および装置
JP2011042366A (ja) * 2004-09-02 2011-03-03 Robert Bosch Gmbh 歩行者保護装置に対してトリガ信号を生成するための方法および装置
EP1637405A1 (en) 2004-09-21 2006-03-22 Takata Corporation Object struck discrimination system and protection system
EP1637406A1 (en) 2004-09-21 2006-03-22 Takata Corporation Object struck discrimination system and protection system
US7881843B2 (en) 2004-09-21 2011-02-01 Takata Corporation Object struck discrimination system and protection system
US7913795B2 (en) 2004-11-22 2011-03-29 Snpe Materiaux Energetiques Mechanical absorption systems for an active bonnet hinge
FR2878212A1 (fr) * 2004-11-22 2006-05-26 Pyroalliance Sa Systemes d'absorption mecaniques pour articulation active de capot
EP1659038A1 (fr) * 2004-11-22 2006-05-24 Pyroalliance Systèmes d'absorption mécaniques pour articulation active de capot
US7475752B2 (en) 2004-11-22 2009-01-13 Snpe Materiaux Energetiques Mechanical absorption systems for an active bonnet hinge
US7543677B2 (en) 2005-03-22 2009-06-09 Takata Corporation Object detection system, protection system, and vehicle
JP4669547B2 (ja) * 2005-03-24 2011-04-13 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 歩行者保護装置に対するトリガ信号を生成する方法
JP2008534345A (ja) * 2005-03-24 2008-08-28 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 歩行者保護装置に対するトリガ信号を生成する方法
US8348004B2 (en) 2005-03-24 2013-01-08 Robert Bosch Gmbh Method for generating a triggering signal for a pedestrian protection device
JP2008143372A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Denso Corp 歩行者衝突検出装置及び歩行者保護システム
JP2009090908A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Toyota Central R&D Labs Inc フード下降装置
JP2014174741A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Denso Corp 車両用緊急通報装置
JP2016068901A (ja) * 2014-10-01 2016-05-09 トヨタ自動車株式会社 車両用衝突検出装置及び車両用衝突検出方法
KR101581724B1 (ko) * 2015-09-03 2016-01-11 주식회사 에프에스네트웍스 설치구조물에 대한 충돌을 감지할 수 있는 감시카메라 장치
KR101848363B1 (ko) * 2018-01-08 2018-05-28 이화수 감시카메라 장치
JP2020158084A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 株式会社慶洋エンジニアリング 通報システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3785713B2 (ja) 2006-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3785713B2 (ja) フード跳ね上げ装置
JP3873382B2 (ja) 歩行者保護用センサシステム
JP4005255B2 (ja) 車両用衝突判別装置
US6516278B1 (en) Vehicle hood operating system
KR101082112B1 (ko) 보행자 검출 시스템
EP1024977B1 (en) Crash detection system
EP0517253B1 (en) Vehicle passenger restraint device for use in automotive vehicle or the like
JP2920284B2 (ja) 歩行者保護装置
JP2004276885A (ja) 車両の歩行者保護システム
US20120191303A1 (en) Method for Controlling a Restraint Device for Occupants of a Vehicle
JP2001315599A (ja) 車両用歩行者保護装置
US6460882B1 (en) Airbag actuation event discrimination system and method
JP5447984B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP2004017812A (ja) 車両用衝突保護装置
JP3989309B2 (ja) 衝突判定システム
JP2024533293A (ja) 車両フードヒンジアセンブリ
JP3768268B2 (ja) 車両の側面衝突判別装置
GB2376118A (en) Impact detector for automobile capable of distinguishing between an impact with a pedestrian and an impact with a fixed object or another vehicle
JP3127683B2 (ja) エアバッグシステム
JP3901049B2 (ja) 歩行者保護装置
JP3541211B2 (ja) エアバッグの作動判断装置
JP3358021B2 (ja) エアバッグ装置の作動制御装置
JPH11208512A (ja) 車両フードのはね上げ制御装置
JP3938518B2 (ja) 衝突判定システム
WO2002098715A1 (en) A detector for a safety arrangement

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110331

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110331

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120331

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130331

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130331

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees