JP2920284B2 - 歩行者保護装置 - Google Patents

歩行者保護装置

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JP2920284B2
JP2920284B2 JP7061723A JP6172395A JP2920284B2 JP 2920284 B2 JP2920284 B2 JP 2920284B2 JP 7061723 A JP7061723 A JP 7061723A JP 6172395 A JP6172395 A JP 6172395A JP 2920284 B2 JP2920284 B2 JP 2920284B2
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隆 薄衣
弘貴 小原
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    • B60R21/36Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians using airbags

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等の車両のフ
ロントフードに装着されて、車両衝突により跳ね上げら
れた歩行者を保護する歩行者保護装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、走行する車両の前方に歩行者が
衝突すると、その歩行者は車両により上方に跳ね上げら
れ、その後車両のフロントフード上に落下することが知
られている。このとき、歩行者がフロントフードのフロ
ントガラス下部付近、ストラットタワー上部付近等の剛
性の高い箇所に衝突する際の衝撃を緩和して歩行者を保
護する手段として、フロントフードにフードエアバッグ
を備えた歩行者保護装置を装備することが提案されてい
る。
【0003】この歩行者保護装置としては、例えば実開
平6−74533号公報に記載されたものがある。この
歩行者保護装置は、図6および図7に示すように、フロ
ントバンパ36等の自動車31の前部に接触を感知して
信号を発する接触感知センサ37を設け、設定値以上の
車速で走行中に前記接触感知センサ37が接触を感知し
て感知信号を発したとき、前述のフロントガラス32の
下部と、両側のストラッドタワーの上方との3箇所のエ
アバッグ34が作動して、各エアバッグ34を車体上に
膨張展開し、車体31上に二次衝突する歩行者Aを緩衝
して保護するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の歩行者保護装置においては、フロントバンパ36等に
接触感知センサ37を設け、この接触感知センサ37で
何らかの物体の接触を感知すると、エアバッグ34を膨
張展開するようになっている。このため、その物体が歩
行者Aか、それ以外の電柱、立ち木等かが判別されず、
電柱、立ち木の場合にもエアバッグ34が不必要に膨張
展開する等の問題があった。
【0005】この発明は、上記の事情に鑑みなされたも
ので、歩行者の衝突を適確に判別して、不必要なフード
エアバッグの展開を防止することができる歩行者保護装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段としてこの発明は、図1に示すように、フロン
トフード4にフードエアバッグ装置10が、フードエア
バッグ15を前記フロントフード4上に膨張展開するよ
うに設けられている歩行者保護装置において、車速を検
出する車速センサ20と、フロントバンパ部で衝突物体
による荷重と変形量を検出するバンパセンサ21と、フ
ロントフード先端部で衝突物体の衝突を検出する衝突セ
ンサ22と、歩行者に相当する荷重と変形量の閾値を車
速に基づいて設定する閾値設定手段C1と、前記バンパ
センサ21で検出される荷重と変形量をそれら閾値と比
較して歩行者が衝突した可能性が有るか否かを判断する
歩行者衝突判定手段C2と、歩行者の衝突の可能性が有
るときに前記衝突センサ22の衝突信号が入力すると、
歩行者の衝突を判断して前記フードエアバッグ装置10
にフードエアバッグ15の展開を指示する展開指示手段
C3とを備えることを特徴としている。
【0007】また、前記展開指示手段C3は、歩行者の
衝突を判断するときに、バンパセンサ21で衝突検出し
た後に歩行者の落下遅れに対応したディレイ時間を経過
した時点で展開指示する構成とすることができる。
【0008】
【作用】上記のように構成することにより、フロントバ
ンパ部に何らかの物体が衝突すると、バンパセンサ21
でその衝突と、衝突物体による荷重と変形量が検出され
る。また、歩行者とそれ以外の物体の衝突を判別するた
め、歩行者に相当する荷重と変形量の閾値が、車速に基
づいて全ての走行条件で適切に設定されている。そし
て、衝突時にはバンパセンサ21で検出される荷重と変
形量がそれら閾値と比較され、例えば荷重と変形量のい
ずれか一方がその閾値より小さい場合に、電柱等の物体
では無くて歩行者が衝突した可能性が、全ての走行条件
で確実に判断される。
【0009】ここで、歩行者が衝突する場合は、歩行者
が先ずフロントバンパに衝突し、その後フロントフード
の先端部に衝突することが知られている。このため、歩
行者の衝突の可能性が有るときに衝突センサ22の衝突
信号が入力すると、歩行者以外の物体による軽い衝突で
は無くて歩行者が衝突したことが高い精度で判断され
る。そして、この歩行者の衝突を判断する場合にのみ、
フードエアバッグ装置10に展開を指示する信号が送ら
れて、フードエアバッグ15がフロントフード4上に膨
張展開する。このため、衝突により跳ね上げられてフロ
ントフード4に落下する歩行者をフードエアバッグ15
で受け取って、その衝撃を緩和するように保護される。
また、電柱等が衝突したり、歩行者以外の物体が軽く衝
突する場合は、フードエアバッグ装置10に信号が送ら
れず、したがって不必要にフードエアバッグ15が展開
することが防止される。
【0010】また、歩行者の衝突を判断すると、バンパ
センサ21で衝突検出した後に歩行者の落下遅れに対応
したディレイ時間を経過した時点で展開指示するように
すれば、歩行者がフロントフード4に落下して衝突する
直前にフードエアバッグ15を展開するため、フードエ
アバッグ15による歩行者の保護を確実化することが可
能となる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の歩行者保護装置の一実施例
を、図2ないし図5に基づいて説明する。
【0012】自動車の前部の構成について説明すると、
例えば図2に示すように車体1の最前部にフロントバン
パ2が設けられ、エンジンルーム3の上部にフロントフ
ード4が前下がりに傾斜して設けられ、このフロントフ
ード4の箇所にフードエアバッグ装置10が装着されて
いる。
【0013】フードエアバッグ装置10は、フロントフ
ード4の前部中央に方形の開口部11が形成され、この
開口部11にフードを兼ねたリッド12が開閉可能に取
付けられている。また、リッド12の箇所のフード内側
にバックアッププレート13を取付けて収納部14が形
成され、この収納部14に小さく折り畳んだフードエア
バッグ15と筒状のインフレータ16が連通して収納さ
れている。インフレータ16は、展開指示としての点火
信号が入力すると、ガス発生剤に着火して多量のガスを
発生し、このガスをフードエアバッグ15に導入するも
のである。フードエアバッグ15は、ガスの導入により
直ちに膨張し、その圧力によりリッド12を押し開いて
フロントフード4の上方に突出し、且つフロントフード
4の略全域にマットのように展開するように形成されて
いる。
【0014】次いで、フードエアバッグ装置10の作動
を制御する電子制御系について説明すると、スピードメ
ータ等を利用して車速Vを検出する車速センサ20を有
している。また、車体最前部のフロントバンパ2にバン
パセンサ21が、車体前部の衝突、衝突物体の荷重F、
この衝突でバンパ自体が変形することを利用して変形量
Sを検出するように設けられている。
【0015】ここで、歩行者が車体前部に衝突する場合
は、歩行者が先ずフロントバンパ2に衝突し、次にフロ
ントフード4の先端部に衝突することが知られている。
そこで、フロントフード4の先端部に衝突センサ22
が、物体の衝突を検出するように設けられている。そし
て、これら車速センサ20、バンパセンサ21、衝突セ
ンサ22の信号が制御ユニット23に入力し、制御ユニ
ット23から展開信号としての点火信号をインフレータ
16に出力するように回路構成されている。
【0016】制御ユニット23は、車速センサ20の車
速V、バンパセンサ21の荷重Fと変形量S、衝突セン
サ22の衝突信号を電気的に処理して、歩行者が衝突し
たか否かを高い精度で判別する。そして、歩行者との衝
突であると判断されたときにのみ、所定のタイミングで
点火信号を出力する機能を備えている。
【0017】次に、上記のように構成されるこの実施例
の作用を、図3のフローチャートを用いて説明する。先
ず、車速Vが演算され(ステップ1)、この車速Vが設
定車速Voと比較される(ステップ2)。そして、車速
Vが設定車速Vo以下では車両が略停車しており、歩行
者が衝突しても安全であることが判断されてリターンす
る。また、車速Vが設定車速Vo以上では車両が走行し
ていることが判断され、この車両走行時にはバンパセン
サ21の荷重Fと変形量Sの信号の有無がチェックされ
る(ステップ3)。そして、このセンサ信号が無い場合
は、いずれの物体も衝突しない正常な車両走行であるこ
とが検出されて、同様にリターンする。これにより、車
両停止の安全な場合および何も衝突しないで正常に車両
が走行する場合は、点火信号が出力しないためにフード
エアバッグ装置10が作動しない。
【0018】バンパセンサ21の荷重Fと変形量Sの信
号が入力すると、何らかの物体が衝突したことが検出さ
れ、この衝突時にはタイマTがスタートする(ステップ
4)。すなわち、仮に歩行者が衝突すると、歩行者が跳
ね上がってフロントフード4上に落下するまでに所定の
遅れを要するため、この落下遅れに対応した点火タイミ
ングのディレイ時間TDLYの計測が開始される。そし
て、この何らかの物体の衝突時には、衝突物体による変
形量Sが演算され(ステップ5)、荷重Fが演算される
(ステップ6)。
【0019】ここで、車両の衝突物体について説明す
る。図4(a)に示すように車体1のフロントバンパ2
に歩行者Aが衝突する場合と、歩行者に類似する背の高
い重量物として、例えば図5(a)に示すように車体1
のフロントバンパ2に電柱Bが衝突する場合が考えられ
る。電柱Bは、剛性が大きく、且つ地面に固定されてい
るため、衝突時の衝撃による荷重Fが大きく、同時にフ
ロントバンパ2の変形量Sも大きい。一方、歩行者Aも
重量物であるため、衝突時にその衝撃でフロントバンパ
2が変形し、荷重Fも受けるが、歩行者Aは剛性が低
く、且つ地面に固定されているため一般には荷重Fと変
形量Sが小さくなる。
【0020】したがって、歩行者Aに相当する荷重Fと
変形量Sの閾値Fo,Soを設定すると、電柱Bの衝突
の場合は荷重Fと変形量Sが共に閾値Fo,Soより大
きくなって、電柱Bであることを判断できる。また、衝
突時に変形量Sと荷重Fのいずれか一方がその閾値F
o,Soより小さい場合は、歩行者Aの可能性が有るこ
とを、電柱Bの場合と明確に区別して判断することがで
きる。
【0021】ところで、変形量Sと荷重Fのいずれか一
方がその閾値Fo,Soより小さい条件では、歩行者A
との衝突と、それ以外の物体との軽い衝突とのいずれか
の可能性もある。ここで、図4(a)に示すように歩行
者Aが衝突すると、その歩行者Aは跳ね上げられてフロ
ントフード4の先端部に衝突する。このため、フロント
フード4の先端部の衝突センサ22の信号を加味するこ
とにより、歩行者Aとの衝突と、歩行者以外の物体によ
る軽い衝突であるか否かを適切に判別することが可能と
なる。
【0022】そこで、衝突物体を判断するために、歩行
者Aに相当する荷重Fと変形量Sとの閾値Fo,Soが
設定される。また、車両走行時には、車速Vにより衝突
する際の衝撃力が変化する。具体的には、車速Vが大き
い程に衝撃力も増す。このため、前記閾値Fo,Soが
車速Vに基づいて設定される。又、歩行者Aがフロント
バンパ2に衝突してからフロントフード4上面に衝突す
るまでの時間も車速に応じて変化するので、落下遅れに
対応した点火タイミングのディレイ時間TDLYも設定
されている(ステップ7)。
【0023】そして、バンパセンサ21で検出される荷
重Fと変形量Sとにおいて、先ず変形量Sがその車速V
に応じた閾値Soと比較され(ステップ8)、変形量S
の方が大きい場合は、更に荷重Fがその車速Vに応じた
閾値Foと比較される(ステップ9)。これにより、変
形量Sと荷重Fとが共にそれら閾値Fo,Soより大き
い場合には、図5(a)に示すように電柱Bに衝突した
ことが、全ての車速Vによる走行条件で確実に判断され
る。この場合はタイマTをリセットしてリターンする
(ステップ12)。このため、点火信号が出力しないの
でフードエアバッグ装置10が作動せず、これによりフ
ードエアバッグ15が不必要に展開することが防止され
る。
【0024】なお、この電柱Bの衝突では、図5(b)
に示すようにフロントバンパ2が大きく変形し、次に同
図(c)に示すように車体1の前部が破壊して、衝撃が
吸収される。これにより、車室の乗員の衝撃力が軽減さ
れる。
【0025】一方、変形量Sがその閾値Soより小さか
ったり、または変形量Sの方が大きくても荷重Fがその
閾値Foより小さいと、歩行者Aが衝突した可能性が判
断される。この場合は、更にフロントフード4の先端部
の衝突センサ22の衝突信号の有無がチェックされる。
そして、このセンサ信号が無い場合は、歩行者A以外の
物体の軽い衝突であることが判断される。この場合は、
タイマTが歩行者Aの場合の落下遅れに対応した点火タ
イミングのディレイ時間TDLYに達したか否かがチェ
ックされ(ステップ11)、このディレイ時間TDLY
に達していない場合、ステップ10に戻り、達した時点
でタイマTをリセットしてリターンする(ステップ1
2)。このため、点火信号が出力しないでフードエアバ
ッグ装置10が不作動し、この場合もフードエアバッグ
15が不必要に展開することが防止される。
【0026】そして、歩行者Aが衝突した可能性が有る
場合において、衝突センサ22の衝突信号が入力する
と、図4(a),(b)に示すように歩行者Aが実際に
衝突したことが、全ての走行条件で確実に判断される。
この場合は、タイマTが歩行者Aの落下遅れに対応した
点火タイミングのディレイ時間TDLYに達したか否か
がチェックされ(ステップ13)、このディレイ時間T
DLYに達した時点で点火信号が出力する(ステップ1
4)。
【0027】そこで、図4(a)に示すように走行する
車両の車体1のフロントバンパ2に歩行者Aが衝突する
と、この場合にのみ点火信号によりフードエアバッグ装
置10が作動してフードエアバッグ15が、同図(b)
に示すようにフロントフード4の略全域に膨張展開す
る。このため、歩行者Aが衝突により跳ね上げられて車
体1のフロントフード4上に落下する場合に、フードエ
アバッグ15でその歩行者Aを受け取ってその衝撃を緩
和するように保護することができる。
【0028】また、この実施例においては、歩行者Aの
衝突を判断するときに、バンパセンサ21で衝突検出し
た後に歩行者Aの落下遅れに対応したディレイ時間TD
LYを経過した時点で展開指示として点火信号を出力す
るため、フードエアバッグ15の展開が早過ぎることが
なく、歩行者Aがフロントフード4に衝突する直前にフ
ードエアバッグ15を膨張展開することができる。した
がって、フードエアバッグ15によって歩行者Aを確実
に保護することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の歩行者保
護装置は、車速を検出する車速センサと、フロントバン
パ部で衝突物体による荷重と変形量とを検出するバンパ
センサと、フロントフード先端部で衝突物体の衝突を検
出する衝突センサと、歩行者に相当する荷重と変形量の
閾値を車速に基づいて設定する閾値設定手段と、前記バ
ンパセンサで検出される荷重と変形量とをそれぞれ閾値
と比較して歩行者との衝突であるか否かを判断する歩行
者衝突判定手段と、歩行者との衝突と判断された場合
は、前記衝突センサの衝突信号が入力することにより、
歩行者との衝突であることが確認されて前記フードエア
バッグ装置にフードエアバッグの展開を指示する展開指
示手段とを備えているので、全ての走行条件において、
歩行者との衝突と、電柱、その他の物体との衝突とを高
い精度で判別することができ、このため不必要にフード
エアバッグが展開することを防止することができる。
【0030】また、歩行者の衝突を判断すると、バンパ
センサで衝突検出した後に歩行者の落下遅れに対応した
ディレイ時間を経過した時点で展開指示するようにすれ
ば、歩行者がフロントフードに落下して衝突する直前に
フードエアバッグを展開するため、フードエアバッグに
よって歩行者を確実に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の歩行者保護装置の構成を示すクレー
ム対応図である。
【図2】この発明の歩行者保護装置を装着した車両前部
の断面図である。
【図3】歩行者保護装置の作動制御のフローチャートで
ある。
【図4】歩行者の衝突状態を示す説明図である。
【図5】電柱の衝突状態を示す説明図である。
【図6】従来の歩行者保護装置を装備した車両の斜視図
である。
【図7】従来の歩行者保護装置の作動状態を示す説明図
である。
【符号の説明】 2 フロントバンパ 4 フロントフード 10 フードエアバッグ装置 15 フードエアバッグ 20 車速センサ 21 バンパセンサ 22 衝突センサ 23 制御ユニット C1 閾値設定手段 C2 歩行者衝突判定手段 C3 展開指示手段
フロントページの続き (72)発明者 薄衣 隆 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 小原 弘貴 愛知県刈谷市朝日町二丁目一番地 アイ シン精機株式会社内 (72)発明者 井上 道夫 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−156749(JP,A) 特開 平7−108902(JP,A) 特開 平6−239198(JP,A) 特開 平6−72284(JP,A) 特開 平6−144154(JP,A) 特開 昭50−121938(JP,A) 実開 平6−74533(JP,U) 実公 昭47−26828(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/34 B60R 21/00 B60R 21/16 - 21/32 B60R 19/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝突時に車両のフロントフード上にエア
    バッグを膨張展開させて、このエアバッグにより前記フ
    ロントフード上に二次衝突する歩行者を緩衝して保護す
    る歩行者保護装置において、 車速を検出する車速センサと、フロントバンパ部に配設
    されてこのフロントバンパ部への衝突荷重を検出すると
    ともに、この衝突荷重によって変形しかつその変形量を
    検出するバンパセンサと、フロントフード先端部に配設
    されてこのフロントフード先端部への物体の衝突を検出
    する衝突センサと、歩行者との衝突時に検出される衝突
    荷重と変形量とのそれぞれの閾値を車速に基づいて設定
    する閾値設定手段と、前記バンパセンサで検出される衝
    突荷重と変形量とを前記閾値とそれぞれ比較して歩行者
    との衝突であるか否かを判断する歩行者衝突判定手段
    と、歩行者との衝突と判定された場合に前記衝突センサ
    からの衝突信号が入力すると、歩行者との衝突であるこ
    とを再確認して前記フードエアバッグ装置にフードエア
    バッグの展開を指示する展開指示手段とを備えることを
    特徴とする歩行者保護装置。
  2. 【請求項2】 前記展開指示手段は、歩行者との衝突と
    判断したときに、前記バンパセンサにより衝突を検出し
    た後に歩行者の落下遅れに対応したディレイ時間を経過
    した時点で展開を指示することを特徴とする請求項1記
    載の歩行者保護装置。
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