JP2005053212A - 液体収容体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液体収容体の着脱に応じて、液体噴射装置の液体流路を開閉することができる液体収容体を提供すること。
【解決手段】 プリンタに着脱可能に設けられるインクカートリッジ14は、接続部に接続される側面に、支持部30が形成されている。また、右端の支持部30よりも端部側に導入側支持部31が形成される。導入側支持部31が設けられた端部と反対側の端部には、インクカートリッジ14の着脱に対応してインク流路を開閉する流路弁のレバーと当接する当接面36が設けられている。この当接面36は、インクカートリッジ14がプリンタに装着される際に、レバーとの当接によりインク流路を開状態とする。そして、レバーから離間することにより、インク流路を閉状態とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液体収容体に関する。
液体噴射装置は、内部に液体を収容した液体収容体から導出された液体を、液体噴射ヘッドから噴射して、同液体噴射ヘッドに対向するターゲットに吐出する。このような液体噴射装置として、例えばインクジェット式記録装置がある。インクジェット式記録装置は、往復移動するキャリッジに、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッドを搭載し、液体収容体としてのインクカートリッジから記録ヘッドにインクを供給する。そして、記録ヘッドは、ターゲットとしての紙等に対して液体としてのインクを吐出することにより印刷を行う。
なお、このようなインクジェット式記録装置の中には、キャリッジへの負荷を低減させたり、装置を小型化、薄型化させたりするために、インクカートリッジをキャリッジに搭載させない構成(いわゆるオフキャリッジ型)とするものがある(例えば特許文献1参照。)。このインクカートリッジは、インクジェット式記録装置に着脱可能に配設され、供給流路を介して記録ヘッド側へインクを供給する。
特開2002−1979号公報
ところが、装着したインクカートリッジをインクジェット式記録装置から取り外した状態においては、インクカートリッジと記録ヘッドとの間の供給流路等にインクが滞留する。このため、供給流路等に滞留したインクが、その流路の開口から漏出する可能性があった。
液体収容体の着脱に応じて、液体噴射装置の液体流路を開閉することができる液体収容体を提供することにある。
本発明の液体収容体は、内部に液体を収容し、液体噴射装置に着脱可能に装着される液体収容体であって、前記液体を外部に供給する液体導出口が形成された接続面に、前記液体噴射装置に設けられた流路弁の一部と当接することにより、前記流路弁を開放する当接面を設けた。
これによれば、液体噴射装置に着脱可能に装着される液体収容体は、接続面に、液体導出口を備える。また、この接続面に、液体噴射装置に設けられた流路弁の一部と当接する当接面を備える。この当接面は、流路弁の一部との当接により、流路弁を開放する。このため、前記液体収容体を前記液体噴射装置に着脱することにより、流路弁が設けられた流路を開放することができる。
この液体収容体において、前記液体収容体には、複数の前記液体導出口が形成され、前記当接面は、前記各液体導出口のうち一つの前記液体導出口と、その隣りに設けられた前記液体導出口との間に設けられている。
これによれば、当接面は、前記各液体導出部のうち一つの液体導出部と、その隣りの液体導出部との間に設けられる。つまり、当接面は、液体噴射装置側と接続される液体導出
部の間に設けられるので、液体収容体が液体噴射装置に装着された際に、当接面の位置を比較的正確にすることができる。このため、当接面と流路弁の一部との相対位置のずれを防止し、当接面と流路弁の一部との当接動作の信頼性を向上させることができる。
この液体収容体において、前記液体導出口は、前記液体噴射装置側に形成された連通部が挿入可能に形成されており、前記当接面は、前記液体導出口に対する前記連通部の挿入方向に垂直な面である。
これによれば、当接面は、液体導出口に対する連通部の挿入方向に垂直な面からなる。このため、流路弁の一部を当接面により確実に当接させることができる。
本発明の液体収容体は、内部に液体を収容し、液体噴射装置に着脱可能に装着される液体収容体であって、前記液体噴射装置側に設けられた連通部を挿入可能な液体導出口が形成された接続面を有し、前記接続面の前記液体導出口が形成された位置よりも一方の端部側に、前記液体噴射装置側に設けられた導入側連通部に挿入可能な液体導入口が形成され、前記接続面の前記液体導出口を挟んだ前記液体導入口と反対側に、前記液体噴射装置に設けられた流路弁の一部と当接することにより、前記流路弁を開放する当接面を設けた。
これによれば、液体噴射装置に着脱可能に装着される液体収容体は、接続面に、液体導出口を備える。また、液体収容体は、この接続面において、液体導出口よりも一端部側に、液体導入口を備える。さらに、この接続面の液体導入口と反対側に、液体噴射装置に設けられた流路弁の一部と当接する当接面を備える。この当接面は、流路弁の一部との当接により、流路弁を開放する。このため、前記液体収容体を前記液体噴射装置に着脱することにより、流路を開放することができる。さらに、液体収容体を液体噴射装置側に挿入する際には、液体導出口及び液体導入口に、連通部及び導入側連通部をそれぞれ挿入し、その反対側に設けられた当接面に流路弁の一部を当接させる。このため、液体収容体の挿入時に、液体導出口、液体導入口及び当接面において支持されるので、液体収容体の姿勢が傾く方向への力の発生を防止することができる。これにより、連通部及び液体導出口等に、無用な力が発生するのを防止することができる。つまりは、液体収容体との接続部にかかる挿入方向とは異なる方向への力の発生を小さくし、バランスよく液体収容体を接続することができる。さらに、液体収容体を一方向に向かって挿入するだけで、液体導出口及び液体導入口と、連通部及び導入側連通部との接続、及び流路弁の開放を同一操作により行うことができる。
この液体収容体において、前記接続面には、複数の前記液体導出口が列設されて配置されていると共に、前記液体導入口及び前記当接面は、前記列設された液体導出口の両側にそれぞれ配置されている。
これによれば、液体導入口及び当接面は、液体導出口の両側に配置されている。このため、液体収容体挿入時には、導入側連通部に液体導入口を挿入し、その反対側に設けられた当接面に流路弁の一部を当接させる。このため、液体収容体の挿入時に、液体収容体は少なくともその両側で支持されるので、液体収容体の姿勢が傾く方向への力の発生を抑制することができる。また、導入側連通部に、無用な力がかかるのを防止することができる。
この液体収容体において、前記接続面には、複数の前記液体導出口が列設されて配置されていると共に、前記液体導入口は、前記列設された液体導出口の外側に配置されていると共に、前記当接面は、前記液体導入口とは反対側に位置する前記液体導出口近傍に配置されている。
これによれば、液体導入口は、液体導出口の外側に配置されている。また、当接面は、
液体導入口とは反対側に位置する液体導出口近傍に配置されている。このため、液体収容体挿入時には、導入側連通部に液体導入口を挿入し、その反対側に設けられた当接面に流路弁の一部を当接させる。このため、液体収容体の挿入時に、少なくとも液体導出口の外側と、液体導出口近傍とで支持することができるので液体収容体の姿勢が傾く方向への力の発生を抑制することを、より確実にできる。また、導入側連通部に、無用な力がかかるのを防止することができる。
この液体収容体において、前記当接面と前記液体導入口は、前記液体収容体が前記液体噴射装置側に装着された際に同じ高さになる位置に形成されている。
これによれば、当接面と液体導入口は、液体収容体が液体噴射装置側に装着された際に、同じ高さとなる位置に形成されている。このため、液体収容体の挿入時に、液体収容体の姿勢が傾く方向への力の発生をより確実に抑制できる。また、導入側連通部に、無用な力がかかるのを防止することができる。
この液体収容体において、前記液体導出口又は液体導入口の前面は、前記当接面よりも突出している。
これによれば、液体導出口又は液体導入口の前面は、当接面よりも突出しているため、液体噴射装置に液体収容体が装着される際に、当接面よりも先に液体噴射装置側に差し込まれる。すなわち、液体導出口又は液体導入口が液体噴射装置側に先に差し込まれることにより、液体収容体の位置合わせが行われたり、又は接続面において支点が形成されたりすることで液体収容体の姿勢が安定する。従って、液体収容体を安定させた状態で、当接面を前記流路弁の一部に当接させることができる。
この液体収容体において、前記接続面には、前記液体噴射装置に設けられた位置決め凸部とそれぞれ係合する位置決め孔が形成され、同位置決め孔は前記当接面の近傍に形成される。
これによれば、液体収容体の接続面には、液体噴射装置に設けられた位置決め凸部に係合する位置決め孔が形成されている。また位置決め孔は、当接面の近傍に設けられている。つまり、液体収容体を装着する際には、位置決め凸部を位置決め孔に係合させることにより、液体収容体の位置合わせが行われるため、精度よく位置合わせを行うことができる。
この液体収容体において、前記当接面の近傍に同液体収容体に関する情報が記憶された記憶手段を備えた回路基板が設けられ、同回路基板は、前記液体収容体が前記液体噴射装置に装着された際に、同液体噴射装置側に設けられた端子に接続される接点が形成されている。
これによれば、液体収容体の当接面の近傍には、液体収容体に関する情報が記憶された記憶手段を備えた回路基板が設けられ、この回路基板は液体噴射装置に設けられた端子に接続される。このため、液体噴射装置に、液体収容体に関する情報を送出することができる。
この液体収容体において、前記接続面と交差する面に前記回路基板を収容する基板収容部が形成され、同基板収容部は前記接続面の側と前記接続面に交差する面の側において開口しているとともに、前記基板収容部に配設された前記回路基板には、前記接続面と交差する面の側に接点が設けられている。
これによれば、液体収容体には、基板収容部が形成され、同基板収容部は、前記接続面の側と同接続面に交差する面の側が開口している。また、基板収容部に配設された回路基
板には、接続面と交差する側に接点が形成されている。このため、各開口から、接点に接続するための端子を挿入し、その端子を回路基板の接点に接続すればよいため、回路基板を液体噴射装置側の端子に容易に接続することができる。
この液体収容体において、前記回路基板は、前記液体収容体が前記液体噴射装置に装着された際に、前記液体収容体の前記当接面の下方に位置するように形成されている。
これによれば、液体収容体が液体噴射装置に装着された際に、回路基板は液体収容体の当接面の下方に配設される。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図12に従って説明する。
図1は、液体噴射装置としてのインクジェット式記録装置(以下、プリンタという。)の概念図である。プリンタは、図示しない外ケース内に、プリンタ本体11を備えており、プリンタ本体11は、フレーム12を備えている。このフレーム12内にはカートリッジ収容部13が設けられており、このカートリッジ収容部13には、内部に液体としてのインクを収容した液体収容体としてのインクカートリッジ14が着脱可能に設けられる。このインクカートリッジ14は、キャリッジ16上に搭載されたサブタンク18に供給流路19を介してインクを供給する。尚、プリンタには、1個のインクカートリッジ14が設けられ、このインクカートリッジ14に対して、プリンタに使用するインクの種類と同じ数の供給流路19及びサブタンク18が設けられている。本実施形態では、6本の供給流路19と、6個のサブタンク18が設けられているが、図1では、便宜上、1本の供給流路19と1個のサブタンク18のみ図示する。
キャリッジ16は、フレーム12の左側板12a及び右側板12bとの間に架設されたガイド部材15に摺動可能に支持されている。このキャリッジ16に搭載されたサブタンク18は、記録ヘッド17へのインクの供給を安定させるために、インクカートリッジ14から供給されたインクを内部に一時貯留している。
記録ヘッド17は、キャリッジ16の下面に搭載されている。記録ヘッド17は、図示しない複数のノズルを有しており、このノズルは記録ヘッド17の下面で開口している。記録ヘッド17は、ノズル開口から液体としてのインク滴を、図示しないターゲットとしての紙に向かって吐出する。
また、フレーム12内には、プリンタ本体11が非印刷状態となった際にキャリッジ16が配置されるホームポジションが設けられている。このホームポジションには、記録ヘッド17のノズルの目詰まりを防止するためのヘッドメンテナンス機構21が配設されている。このヘッドメンテナンス機構21は、キャップ22及びチューブポンプ24を備えており、キャップ22とチューブポンプ24は、チューブ23で接続されている。
このヘッドメンテナンス機構21は、プリンタ本体11が非印刷状態となったときに、ノズル内のインク粘度が上昇するのを防止するために、記録ヘッド17の下面をキャップ22にて封止する。また、ノズルの目詰まりを防止するために、ノズルから強制的にインクを吸引する吸引クリーニングを行う。この吸引クリーニングでは、キャップ22で記録ヘッド17の下面を封止した状態で、チューブポンプ24を駆動することによりキャップ22内に負圧を発生させる。そして、発生した負圧によりノズル内のインクをキャップ22内に吐出させる。
吸引クリーニングによりキャップ22内に吐出されたインクは、チューブ23内を通過して、インクカートリッジ14に備えられた廃インク収容部27に収容される。この廃イ
ンク収容部27は、インクカートリッジ14内に設けられている。
(インクカートリッジ)
次に、インクカートリッジ14について詳述する。図2及び図3は、インクカートリッジ14の斜視図、図4はインクカートリッジ14の分解斜視図である。図5は、インクカートリッジ14の蓋部26bの分解斜視図である。
図4に示すように、インクカートリッジ14は、複数の液体収容袋であるインクパック25と、これらを収容する収容ケース26とから構成されている。インクパック25は、袋部28とインク導出部材29とから構成されている。袋部28は、例えば、ガスバリア性を有するポリエチレンフィルムにアルミニウムを蒸着した2枚のラミネートフィルムの4辺を熱溶着されて構成されている。すなわち、袋部28は、重ね合わされた2枚のラミネートフィルムの3辺を溶着し、残りの1辺を、その中央からインク導出部材29が突出するように配置された状態で熱溶着して、袋状に形成されている。この袋部28内には、インクが充填され、インク導出部材29から導出されるようになっている。
収容ケース26は、上部に開口を有した略箱形状のケース本体26aと、このケース本体26aの開口を覆う略板形状の蓋部26bとから構成されている。図2及び図3に示すように、収容ケース26の接続面としての前面26cには、収容されるインクパック25の個数と同じ6つの支持部30が設けられている。液体導出口を構成する各支持部30は、収容ケース26の前面26cから突出されて形成されている。これら支持部30は、上述した各インクパック25のインク導出部材29を支持するために設けられ、収容ケース26の前面26cのほぼ中央に設けられている。また、支持部30は、液体導出口を構成する導出側嵌挿孔30aを有している。
また、図4に示すように、これらの支持部30は、その下半分を構成する下側支持部30bがケース本体26aに、その上半分を構成する上側支持部30cが蓋部26bに設けられている。組み立ての際には、ケース本体26aの下側支持部30bにインクパック25のインク導出部材29が支持された状態で、蓋部26bが取り付けられる。そして、下側支持部30b及び上側支持部30cが係合されることにより、インク導出部材29が固定される。
図2に示すように、ケース本体26aの前面26cであって、最も端に形成された支持部30の隣りに、液体導入口を構成する導入側支持部31が1個形成されている。この導入側支持部31は、支持部30よりも収容ケース26の上面側寄りの位置に、前面26cから突出させて形成されている。本実施形態では、導入側支持部31は、最も右側に形成された支持部30の右側であって、蓋部26b寄りに凸設されている。この導入側支持部31には、液体導入口を構成する導入側嵌挿孔31aが貫通形成されている。導入側嵌挿孔31aは、蓋部26b内に設けられた廃インク収容部27に連通している。
図5に示すように、廃インク収容部27は、蓋部26bに設けられている。すなわち、廃インク収容部27は、蓋部26bに、封止フィルム32の四辺を熱溶着により固定することにより、蓋部26bと封止フィルム32との間に設けられている。封止フィルム32には、隅部に穴32aが形成されており、廃インク収容部27は穴32aを介して大気に連通されている。封止フィルム32を熱溶着する際には、封止フィルム32と蓋部26bとの間に、多孔質部材等からなりインクを吸収可能な廃インク吸収材33を介在させ、封止フィルム32の縁端を熱溶着する。また、蓋部26bには、廃インク収容部27に連通する流路を有する蓋部側連通部31bが形成されており、この蓋部側連通部31bは蓋部26bをケース本体26aに係合させた際に、前記導入側支持部31に係合される。従って、導入側支持部31から導入された廃インクは、導入側嵌挿孔31a及び蓋部側連通部
31bの流路を介して廃インク収容部27に導入され、廃インク吸収材33に吸収される。
また、蓋部側連通部31bの内部には弁が設けられている。この弁は、シールゴム31c、弁体31d、及び圧縮ばね31eから構成されている。弁体31dが外部から押圧力を受けない場合には、圧縮ばね31eが弁体31dをシールゴム31c側に付勢されることにより、弁体31dがシールゴム31c内に嵌合されて蓋部側連通部31bが閉状態になる。弁体31dが蓋部26b側に押圧されると、弁体31dは蓋部26b側に移動して、シールゴム31cと離間する。そして、シールゴム31cと弁体31dとの隙間から廃インクが蓋部側連通部31b内に流入可能となる。
また、図2に示すように、収容ケース26の前面26cであって、この導入側支持部31よりも端部寄りには、位置決め孔としての第1嵌合孔34が形成されている。本実施形態では、導入側支持部31よりも右側に形成されている。また、収容ケース26の前面26cであって、この第1嵌合孔34が形成された側と反対側の端部には、位置決め孔としての第2嵌合孔35が形成されている。本実施形態では、第2嵌合孔35は、収容ケース26の一端から、所定の間隔としての長さLだけ離間した位置に形成されている。
図3に示すように、第2嵌合孔35の下方であって、ケース本体26aの下面26dには、回路基板37を収容する基板収容部38が形成されている。基板収容部38は、ケース本体26aの下面26dに凹設されており、下面26d側とケース本体26aの前面26c側において開口している。基板収容部38の上面には、回路基板37が配設されている。
回路基板37は、電極接点や、データの読み出し及び書込みが可能な記憶手段としての半導体記憶装置を備えている(いずれも図示せず)。この記憶装置には、インクの種類、インク残量、シリアル番号、又は有効期限等のデータ等が格納されている。
また、図2及び図3に示すように、収容ケース26の前面26cの、第2嵌合孔35よりも端側には、当接面36が設けられている。すなわち、第2嵌合孔35から収容ケース26の端までの長さLの面が当接面36になっている。この当接面36は、インクカートリッジ14の挿入方向(インク導出部材29に連通部43が挿入される方向)に垂直な面であって平滑に形成されるとともに、カートリッジ収容部13にインクカートリッジ14が装着された場合において、導入側支持部31と高さが等しくなるように形成されている。従って、導入側嵌挿孔31aの中心の高さは、当接面36の図2中X方向における中心の高さとほぼ等しくなっている。
(接続部41及び接続部41に設けられた流路弁42)
次に、インクカートリッジ14と接続される接続部41について説明する。この接続部41は、カートリッジ収容部13に設けられ、インクカートリッジ14がカートリッジ収容部13に配設された際に、インクカートリッジ14の前面26cを固定する。図6は、インクカートリッジ14装着前の接続部41の斜視図、図7はインクカートリッジ14が装着された接続部41の斜視図である。また、図8はインクカートリッジ14が装着されていない接続部41の平面図、図9はその背面図である。図10は、インクカートリッジ14が装着された接続部41の平面図、図11はその背面図である。また、図12は、接続部41内に設けられた流路弁42の断面図を示す。
図6に示すように、接続部41は、略直方体形状に形成されており、カートリッジ収容部13にインクカートリッジ14が差し込まれた際に、その接続面41cと収容ケース26の前面26cとが対向するようにカートリッジ収容部13に設けられている。そして、
図7に示すように、カートリッジ収容部13にインクカートリッジ14が装着された状態では、インクカートリッジ14のケース本体26aの前面26cを固定する。尚、図6及び図7に示す接続部41は、要部のみを示し、接続部41に組込まれる部材は図示を省略している。
図6及び図7における接続部41の右端には、端子配設部41bが形成されている。この端子配設部41bには、端子機構41d(図8参照)が設けられている。そして、端子配設部41bは、インクカートリッジ14が接続部41に装着される際に、ケース本体26aの基板収容部38の開口からスライドされ、端子機構41dが回路基板37に電気的に接続される。
図6及び図8に示すように、接続部41において、収容ケース26の前面26cを固定する接続面41cには、インクカートリッジ14の支持部30の個数と同じ6個の連通部43が凸設されている。連通部43は、インクカートリッジ14が接続部41に固定された際に支持部30の位置と対応する位置にそれぞれ設けられ、支持部30の導出側嵌挿孔30aを介してインク導出部材29内に嵌挿可能なように先端が針状に形成されている。この連通部43には、インクカートリッジ14からのインクを外部へ導出する図示しない導出孔が先端の面に貫通形成されている。
また、図8に示すように、接続部41の接続面41cであって連通部43の両端部には、第1嵌合孔34及び第2嵌合孔35にそれぞれ嵌合可能である第1の突起44a及び第2の突起44bが形成されている。位置決め凸部としての第1の突起44a及び第2の突起44bを第1嵌合孔34及び第2嵌合孔35にそれぞれ嵌合させることにより、インクカートリッジ14の位置合わせが行われる。また、第1嵌合孔34に嵌合される第1の突起44aと、連通部43との間には、導入側支持部31に嵌挿される導入側連通部45が凸設されている。導入側連通部45は、導入側支持部31と対応する位置に設けられ、先端が針状に形成されている。
図9に示すように、接続部41の接続面41cと反対側の面には、連通部43を介してインクカートリッジ14から導出されたインクが流入するインク流路46が形成されている。このインク流路46は、インクの種類の数に対応して6本形成されている。各インク流路46は、一面が開口しており、接続面41cと反対側の側面にガスバリア性を有するフィルム材55が熱溶着により貼着されることにより、その開口面が封止されている。
インク流路46の始端には、円状凹部46aが形成されており、この円状凹部46aの底面には、各連通部43に貫通形成された導出孔の一端が開口している。この円状凹部46aから延設されたインク流路46は、接続部41の長手方向に亘って延び、接続部41の端部で集束される。そして、インク流路46は、その端部において接続面41c側に屈曲し、接続面41c側に形成された各導出部39(図12参照)の上端面で開口している。従って、各連通部43から流入したインクは、各インク流路46を介して、対応する各導出部39から外部へそれぞれ導出されるようになっている。この導出部39は、各インク流路46に対応して6個形成されており、各導出部39は、各供給流路19を介して対応する各サブタンク18に連通されている。
このインク流路46において、接続面41c側へ屈曲した箇所から、導出部39に至るまでの流路内には、図12に示すように流路弁42が設けられている。流路弁42は、各インク流路46において1個ずつ設けられている。
図12に示すように、流路弁42は、流路形成部材50、シール部51、可動部材52、支持部材53をそれぞれ備えている。流路形成部材50は、ポリプロピレン、ポリエチ
レン等の樹脂からなり、接続部41内に配置されている。流路形成部材50には、小径孔50a、大径孔50bが形成されており、これらの小径孔50a、大径孔50bはインク流路46及び導出部39を構成している。小径孔50aは、導出部39内に貫通形成されている。大径孔50bには、筒状の支持部材53が壁面に沿って圧入されており、その支持部材53には、可動部材52の基端部が往復移動可能に嵌挿されている。可動部材52は、磁性体であって、棒状に形成されており、外周面にフランジ52aを備えている。
このフランジ52aよりも先端部側にはシール部51が嵌合されている。このシール部51は、エラストマー、CRゴム、シリコンゴム、NBR等の可撓性素材からなり、一側面に円環状の凸部が形成されている。この凸部は、上端縁がやや先細りの形状となっており、圧接された際に押し潰されやすくなっている。このシール部51は、前記凸部が小径孔50a側を向くように配設される。そして、シール部51は、可動部材52の小径孔50a側への移動により、小径孔50aが開口した当接面50cに当接することで、小径孔50aを閉塞し、インク流路46を閉状態にする。
また、フランジ52aと、支持部材53との間には、可動部材52を小径孔50a側に付勢するコイルばね56が配設されている。このため、可動部材52は、小径孔50a側へ向かって付勢力を受けている。つまり、インク流路46を閉状態にする方向に可動部材52は弾性力を付与されている。
この可動部材52は、後述する回動部材48に設けられた複数の磁石48eが対応する各可動部材52の基端部に対向する位置にそれぞれ配置されると、磁力により、コイルばね56の付勢力に抗して磁石48e側へ移動する。可動部材52が磁石48e側へ移動すると、シール部51と当接面50cとが離間して、シール部51と当接面50cとの間の隙間からインクが流入し、インク流路46は開状態となる。回動部材48の各磁石48eが、可動部材52の基端部から外れた位置にそれぞれ配置されると、可動部材52はコイルばね56の付勢力により小径孔50a側へ移動して、インク流路46は閉状態となる。尚、図12は、流路弁42が閉状態となったときを示す。
図9に示すように、回動部材48は、略直方体形状の磁石保持部48aと、磁石保持部48aから延びる腕部48bとを備えている。この腕部48bの端部には、回動中心としての回動軸48cが取着されており、回動軸48cは回動部材48を回動可能に支持している。磁石保持部48aには、前記可動部材52に対応して6個の磁石48e(図12参照)が組込まれており、この磁石48eの上から磁性体の板状部材48dが配設されている。この磁石48eは、回動部材48が図11に示す位置に配置されたときに、フィルム材55を介して各可動部材52の基端部に対向するように配置されている。そして、回動部材48の回動によって、各磁石48eの位置を、可動部材52の基端部から外れた位置と、基端部に対向する位置との間で変更することにより可動部材52を往復移動させる。
また、この回動部材48の磁石保持部48aには、付勢ばね48fが配設されている。付勢ばね48fは、一方の巻端が回動部材48に、他方の巻端が接続部41側に固定されており、回動部材48を図11に示す押圧解除位置に付勢している。
また、接続部41には、この回動部材48を回動させるレバー40が備えられている。レバー40は、図8に示すように、接続部41の第2の突起44bよりも端部寄りに配設されている。レバー40は、作動片40a、従動片40b、及び作動片40a及び従動片40bを連結固定する回動中心となる回動軸40cを備えている。このレバー40は図示しない付勢ばねにより、図8に示す回動開始位置に付勢されている。回動開始位置に付勢されたレバー40は、端部寄りにやや傾いた状態になっている。
作動片40aは、板状に形成されており、先端に突起40dが設けられている。突起40dは、作動片40aの辺よりも突出して形成されており、先端が先細り形状に形成されている。インクカートリッジ14が接続部41に固定される際は、この突起40dと、インクカートリッジ14の当接面36とが当接することにより、レバー40は回動軸40cを回動中心として図8において時計回り(図中矢印方向)に回動する。
従動片40bは棒状に形成され、その長手方向が作動片40aの長手方向と略垂直な方向になるように延出形成されている。このため、作動片40aと従動片40bとがなす角度は、約90°となっている。従動片40bの基端は、回動軸40cにより固定され、先端側の端部40eは、接続部41に形成された楕円形状の孔41a(図9参照)を貫通している。そして、従動片40bの端部40eは、前記回動部材48の一側面と係合するようになっている。
インクカートリッジ14が接続部41に取着されていない場合は、突起40dは押圧力を受けないため、レバー40は前記付勢ばねにより回動開始位置に付勢されている。このとき、従動片40bの端部40eは、図9に示すように、回動部材48に設けた付勢ばね48fの弾性力に抗して回動部材48側へ配置されている。本実施形態では、図9において、孔41aの右端に配置される。この位置を端部40eの作用位置とする。作用位置に配置された端部40eは、回動部材48の一辺を押圧することにより、回動部材48をインク流路46側へ押している。このときの回動部材48の位置を、被押圧位置とする。
被押圧位置に配置された回動部材48の各磁石48eは、それぞれ対応する可動部材52の基端部から外れた位置に配置される。このため、流路弁42の可動部材52は、コイルばね56の付勢力により小径孔50a側に移動され、シール部51は小径孔50aを閉塞する。従って、インクカートリッジ14が装着されていない場合は、インク流路46が閉塞される。このため、インクカートリッジ14が装着されていない場合に、インク流路46内のインクが連通部43から漏出することが防止される。
インクカートリッジ14が接続部41に装着される際は、第1の突起44a及び第2の突起44bを、インクカートリッジ14の第1嵌合孔34及び第2嵌合孔35にそれぞれ嵌合することによりインクカートリッジ14の位置合わせをする。次に、連通部43等を支持部30に嵌挿するとともに、導入側連通部45を導入側支持部31に嵌挿する。このとき、インクカートリッジ14を、接続部41の接続面41c側へ押し込んで、収容ケース26の前面26cから突出した支持部30及び導入側支持部31を接続部41側へ差し込む。すると、突起40dとインクカートリッジ14の当接面36とが当接し、突起40dが接続部41側へ押圧される。突起40dが押圧されると、作動片40aが、前記付勢ばねの付勢力に抗して回動軸40cを中心に図8において時計回り方向に回動し、従動片40bは作動片40aの回動に従って、図8において時計回り方向に回動する。
そして、図10のようにインクカートリッジ14が接続部41に固定されると、レバー40は回動終端位置に配置される。このとき、図11に示すように、従動片40bの端部40eは、孔41aにおいて回動部材48側と反対側へ移動している。このとき、本実施形態では、端部40eは、図11において孔41aの左端に配置されている。このため、回動部材48は、付勢ばね48fの弾性力によって回動し、押圧解除位置に配置される。
押圧解除位置に配置された回動部材48の各磁石48eは、それぞれ対応する可動部材52の基端部と対向する位置に配置される。このため、可動部材52は磁石48eの磁力により回動部材48側に移動する。従って、シール部51と当接面50cとが離間して、小径孔50aにインクが流入し、流路は開状態となる。つまり、インクカートリッジ14を一方向に向かって挿入するだけで、流路を開状態にすることができる。
また、装着されたインクカートリッジ14は、接続部41側に接続された支持部30、導入側支持部31及び当接面36によって支持されているので、傾く方向への力の発生が小さく、安定した姿勢で固定されている。また、このとき、接続部41の連通部43及び導入側連通部45に無用な力をかけることがない。
第1の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1の実施形態では、プリンタ本体11に着脱可能に装着されるインクカートリッジ14の前面26cに、インクパック25のインク導出部材29を支持する支持部30を形成した。また、支持部30よりも一方の端部側に、廃インク収容部27にインクを導入するための導入側支持部31を形成した。そして、導入側支持部31が設けられた端部と反対側の端部に、インクカートリッジ14の着脱に対応してインク流路46を開閉するためのレバー40と当接する当接面36を形成した。そして、インクカートリッジ14を装着する際に、この当接面36とレバー40とが当接して、流路弁42が開状態となることで、インク流路46が開状態になるようにした。また、インクカートリッジ14を取り外す際に、当接面36とレバー40とが離間することにより、インク流路46が閉状態になるようにした。
つまり、インクカートリッジ14にレバー40に当接する当接面36を設けたので、このインクカートリッジ14を着脱するだけで、インク流路46を開閉することができる。従って、インクカートリッジ14がプリンタ本体11に装着されていない場合には、インク流路46が閉状態となるため、インクが連通部43から漏出するのを防止することができる。また、インクカートリッジ14を取り外した場合には、インク流路46内にインクが滞留するが、このとき流路弁42は閉状態になっているため、インク流路46内のインク溶媒の揮発を防止することができる。
また、接続部41に固定されたインクカートリッジ14は、支持部30、導入側支持部31及び当接面36によって支持されているので、接続部41全域に渡って無用な力が発生することの無い安定した姿勢で固定することができる。さらに、接続部41の連通部43及び導入側連通部45に無用な力がかかるのを防止できる。
(2)第1の実施形態では、インクカートリッジ14が接続部41に固定された際に、当接面36と導入側支持部31とがほぼ同じ高さになるように当接面36及び導入側支持部31を形成した。このため、インクカートリッジ14を装着する際に、当接面36をレバー40に当接させてレバー40を回動させる力の方向と、導入側支持部31に導入側連通部45を嵌挿させる力の方向とが、ほぼ同じになる。従って、インクカートリッジ14を装着する際は、一方向に力を加えればよいため、容易に装着することができる。
(3)第1の実施形態では、インクカートリッジ14に、第1嵌合孔34及び第2嵌合孔35を設けた。さらに、これらの第1嵌合孔34及び第2嵌合孔35を、インクカートリッジ14装着の際に、接続部41に設けられた第1の突起44a及び第2の突起44bをそれぞれ嵌挿可能な位置に形成した。このため、インクカートリッジ14を装着する際には、第1嵌合孔34及び第2嵌合孔35によってプリンタ本体11に対する位置合わせが行われるため、精度よく位置合わせを行うことができる。また、第2嵌合孔35は、当接面36の近傍に設けられているため、当接面36の位置合わせを正確に行うことができる。従って、当接面36とレバー40とが当接する動作を安定して行うことができるため、流路弁42の開閉動作の信頼性を向上させることができる。
(4)第1の実施形態では、インクカートリッジ14の当接面36が形成された端部の下面26dに、下面26d側と前面26c側が開口した基板収容部38を設けた。そして
、この基板収容部38に、インクカートリッジ14に関する情報を記憶した半導体記憶装置を備える回路基板37を設けた。従って、プリンタはインクカートリッジ14の装着時に、そのインクカートリッジ14の情報を取得できるため、インクカートリッジ14又はインクの管理を効率的に行うことができる。また、基板収容部38は下面26d側と前面26c側とが開口しているため、接続部41の端子配設部41bを差し込みやすくすることができる。
(5)第1の実施形態では、支持部30及び導入側支持部31の前面を、ケース本体26aの前面26cよりも突出させるようにした。このため、支持部30及び導入側支持部31に連通部43及び導入側連通部45がそれぞれ差し込まれて、インクカートリッジ14の姿勢が安定してから、当接面36をレバー40の突起40dに当接させることができる。このため、当接面36を確実にレバー40の突起40dに当接させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図13〜図17に従って説明する。尚、第2の実施形態は、第1の実施形態のインクカートリッジ14の当接面36及び接続部41の一部を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。図13は、第2の実施形態のインクカートリッジ60の斜視図を示す。また、図14及び図15は、第2の実施形態の接続部70の全体斜視図及び要部斜視図である。図16は、インクカートリッジ60を装着する前の接続部70の平面図、図17はインクカートリッジ60を装着した接続部70の要部平面図である。
図13に示すように、インクカートリッジ60を構成する収容ケース61の前面61aには、液体導出口を構成する6つの支持部S1〜S6が設けられている。また、前面61aにおいて、図13中、右端の支持部S1の端部側には、液体導入口を構成する導入側支持部62が形成されている。また、収容ケース61の前面61aには、導入側支持部62よりもさらに端部寄りに位置決め孔としての第1の嵌合孔63が形成されている。尚、収容ケース61の前面61aは、プリンタ本体11側と接続される接続面を構成している。
さらに、収容ケース61の前面61aであって、図13中左端の支持部S6の隣りには、位置決め孔としての第2の嵌合孔64が形成されている。この第2の嵌合孔64の下方であって、収容ケース61の下面61bには、回路基板37(図3参照)を収容する基板収容部65が凹設されている。
さらにまた、収容ケース61の前面61aであって、その左端の支持部S6と、その隣りに設けられた支持部S5との間に当接面66が設けられている。つまり、当接面66は、収容ケース61の前面61aのうち、支持部S6と、その隣りに設けられた支持部S5との間の面である。
次に、接続部70について図14〜図17に従って説明する。図14に示すように、接続部70において、インクカートリッジ60の前面61aを固定する接続面70aには、導入側連通部71が形成されている。この導入側連通部71は、インクカートリッジ60の導入側支持部62に嵌挿される。また、前記接続面70aには、インクカートリッジ60の第1及び第2の嵌合孔63,64にそれぞれ対応する、位置決め凸部としての第1及び第2の突起72,73が形成されている。さらに、第2の突起73の下方には、端子配設部74が設けられている。尚、図14には、接続部70の要部のみを示している。
また、第1及び第2の突起72,73の間には、6つの連通部R1〜R6がそれぞれ凸設されている。各連通部R1〜R6は、インクカートリッジ60の各支持部S1〜S6とそれぞれ対応し、インクカートリッジ60が接続部70に装着された際に、各支持部S1
〜S6にそれぞれ嵌挿される。さらに、接続面70aの端部には、6つの導出部75が形成されている。各導出部75は、中空状に形成されており、図示しないインク流路を介して連通部R1〜R6の孔に連通されている。
各連通部R1〜R6と各導出部75とを連通する前記各インク流路には、流路弁42(図12参照)が備えられている。接続部70には、この流路弁42を開閉させる回動部材48と、レバー80とが取着されている。レバー80は、接続部70の図14中右端に配設されている。
図15に示すように、レバー80は、軸部81、作動片82、及び従動片83から構成されている。軸部81は、円柱部81aと、その円柱部81aの端部に形成された平板部81bとから構成されている。平板部81bは、2つの円盤部から構成されている。この軸部81には、作動片82が連結されている。作動片82は、略L字状に形成されており、その折れ曲がった先端は、当接部84を構成している。当接部84の先端には、突起85が形成されている。
また、軸部81には、従動片83が連結されている。この従動片83は、図16に示すように略円柱状に形成されている。また、図16及び図17に示すように、従動片83は、その長手方向と、作動片82の長手方向とが約90°の角度をなすように軸部81に連結されている。さらに、図15に示すように、接続部70には、軸部81を回動可能に支持する、1対の軸支持部86が配設されている。その結果、レバー80の作動片82は、その長手方向が、接続部70の長手方向と略平行である状態で配設されている。また、作動片82の先端に設けられた当接部84は、右端(軸支持部86側)の連通部R6と、その隣りに設けられた連通部R5との間に配置される。また、従動片83は、接続面70aと反対側に配置される。
また、作動片82には、圧縮バネ等からなる付勢ばね87(図15及び図16参照)が取着されている。この付勢ばね87は、レバー80に外部から力が加えられていない際に、図16に示すように、作動片82を接続部70の接続面70aと反対方向に付勢して、レバー80を回動開始位置に配置する。すなわち、インクカートリッジ60が接続部70に取着されていない場合は、レバー80は外部から力を受けないので、図16に示すように回動開始位置に配置されている。また、レバー80が回動開始位置に配置されるので、従動片83は、付勢ばね48f(図9参照)の付勢力に抗して、回動部材48の一辺を押圧する(図9参照)。その結果、前記したように、流路弁42は閉状態となる。
インクカートリッジ60がカートリッジ収容部13に挿入されると、当接面66とレバー80の突起85との当接により、レバー80が回動する。具体的には、図17に示すように、レバー80の突起85が、収容ケース61の当接面66に当接する。また、インクカートリッジ60をさらに接続部70側に押し込むと、レバー80の突起85が接続面70a側に押圧される。突起85が押圧されると、作動片82が、付勢ばね87の付勢力に抗して図15及び図16中矢印方向に回動する。また、従動片83は、軸部81の回動によって、図16中矢印方向に回動する。このとき、作動片82が、比較的長くなっていることにより、小さな押込み力でレバー80を回動させることができる。
インクカートリッジ60が接続部70側に移動すると、第1及び第2の突起72,73が、インクカートリッジ60の第1及び第2の嵌合孔63,64に挿入される。次に第1及び第2の突起72,73よりもカートリッジ挿入方向の長さが短く形成かつ同一の長さの各連通部R1〜R6及び導入側連通部71が、インクカートリッジ60の各支持部S1〜S6及び導入側支持部62にそれぞれ嵌挿され、その後、レバー80の突起85がカートリッジの当接面66と当接する。これにより、レバー80は回動終端位置に配置され、
従動片83が回動部材48を押圧しない状態(図11参照)になる。その結果、前記したように流路弁42は開状態となり、インクカートリッジ60内のインクが、連通部R1〜R6等を介して導出部75から導出可能となる。
従って、第2の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の(3)〜(5)の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(6)第2の実施形態では、インクカートリッジ60の前面61aに、6つの支持部S1〜S6を設けた。また、インクカートリッジ60が接続部70に装着された際に、レバー80の回動軸(軸部81)側に配置される支持部S6と、その隣りの支持部S5との間に、レバー80と当接する当接面66を設けた。つまり、当接面66の位置を、インクカートリッジ60の端に設けるのではなく、支持部S6,S5の間に設けたので、比較的長い作動片82を有するレバー80にも当接することができる。従って、インクカートリッジ60を押し込む際に、比較的小さな押圧力でレバー80を回動させ、流路弁42を開状態にすることができる。また、インクカートリッジ60を取り外す際には、当接面66とレバー80とが離間することにより、流路弁42を閉状態にすることができる。このため、インクカートリッジ60がプリンタ本体11に装着されていない場合には、接続部70内のインク流路46が閉状態となるため、インクが各連通部R1〜R6から漏出するのを防止することができる。また、インクカートリッジ60を取り外した場合には、接続部70内のインク流路46内にインクが滞留するが、このとき流路弁42は閉状態になっているため、インク流路46内のインク溶媒の揮発を防止することができる。さらに、当接面66を、凹凸のない平滑な面とすることにより、レバー80の回動動作の信頼性を向上できる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、フレーム12内にカートリッジ収容部13を設けたが、これ以外の場所に設けてもよい。例えば、前記外ケース内のフレーム12以外の場所や、外ケースの外側に取り付けてもよい。また、インクカートリッジ14の蓋部26bが垂直方向に装着されるようにカートリッジ収容部13を設けてもよい。
・第2の実施形態では、収容ケース61において最も端に設けられた支持部S6と、その隣りの支持部S5との間に当接面66を設けた。これ以外に、他の各支持部S1〜S5間に当接面を設けても、液体流路の開閉を行うことができる。
・第2の実施形態では、基板収容部65を、収容ケース61の下面61bであって、当接面66の下方の位置等、第2の嵌合孔64の下方以外の位置に設けるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、支持部30,S1〜S6及び導入側支持部31,62の前面を、収容ケース26,61の前面26c,61aよりも突出させるようにしたが、支持部30,S1〜S6の前面を、前面26c,61aと同じ高さにしてもよい。
・上記実施の形態において、インクカートリッジとの接続状態を維持するように例えば接続面と対向する面から接続面方向へ押圧する部材または、図18に示すように、接続した状態でカートリッジを固定する部材と係合する係合凹部Kを設けることも可能である。この場合、接続面と交差する側壁において液体導入口と当接面近傍のそれぞれに近接し、対向する側壁で、かつ接続面からの位置を同じ位置に形成することにより、挿入後の状態においてもバランスよく固定することができる。
・上記各実施形態では、液体噴射装置として、インクを吐出するプリンタについて説明したが、その他の液体噴射装置であってもよい。例えば、ファックス、コピア等を含む印
刷装置や、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置であってもよい。また、流体(液体)もインクに限られず、他の流体に応用してもよい。
第1の実施形態のプリンタの概念図。 同プリンタに備えられるインクカートリッジの斜視図。 同インクカートリッジの斜視図。 同インクカートリッジの分解斜視図。 同インクカートリッジの蓋部の分解斜視図。 同インクカートリッジが接続される前の接続部の斜視図。 同インクカートリッジが接続部に装着された状態を示す斜視図。 同接続部の平面図。 同接続部の背面図。 同インクカートリッジが装着された接続部の平面図。 同接続部の背面図。 同接続部内に設けられた流路弁の要部断面図。 第2の実施形態のインクカートリッジの斜視図。 第2の実施形態の接続部の斜視図。 同接続部の要部斜視図。 同インクカートリッジが接続される前の接続部の平面図。 同インクカートリッジが接続された接続部の要部平面図。 別例のインクカートリッジが装着された接続部の平面図。
符号の説明
11…液体噴射装置としてのプリンタ本体、14,60…液体収容体としてのインクカートリッジ、30,S1〜S6…液体導出口を構成する支持部、30a…液体導出口を構成する導出側嵌挿孔、31,62…液体導入口を構成する導入側支持部、31a…液体導入口を構成する導入側嵌挿孔、34,63…位置決め孔としての第1嵌合孔、35,64…位置決め孔としての第2嵌合孔、36,66…当接面、37…回路基板、38,65…基板収容部、42…流路弁、44a…位置決め凸部としての第1の突起、44b…位置決め凸部としての第2の突起、45…導入側連通部、46…液体流路を構成するインク流路。

Claims (12)

  1. 内部に液体を収容し、液体噴射装置に着脱可能に装着される液体収容体であって、
    前記液体を外部に供給する液体導出口が形成された接続面に、前記液体噴射装置に設けられた流路弁の一部と当接することにより、前記流路弁を開放する当接面を設けたことを特徴とする液体収容体。
  2. 請求項1に記載の液体収容体において、
    前記液体収容体には、複数の前記液体導出口が形成され、
    前記当接面は、前記各液体導出口のうち一つの前記液体導出口と、その隣りに設けられた前記液体導出口との間に設けられていることを特徴とする液体収容体。
  3. 請求項1又は2に記載の液体収容体において、
    前記液体導出口は、前記液体噴射装置側に形成された連通部が挿入可能に形成されており、前記当接面は、前記液体導出口に対する前記連通部の挿入方向に垂直な面であることを特徴とする液体収容体。
  4. 内部に液体を収容し、液体噴射装置に着脱可能に装着される液体収容体であって、
    前記液体噴射装置側に設けられた連通部を挿入可能な液体導出口が形成された接続面を有し、前記接続面の前記液体導出口が形成された位置よりも一方の端部側に、前記液体噴射装置側に設けられた導入側連通部に挿入可能な液体導入口が形成され、
    前記接続面の前記液体導出口を挟んだ前記液体導入口と反対側に、前記液体噴射装置に設けられた流路弁の一部と当接することにより、前記流路弁を開放する当接面を設けたことを特徴とする液体収容体。
  5. 請求項4に記載の液体収容体において、
    前記接続面には、複数の前記液体導出口が列設されて配置されていると共に、前記液体導入口及び前記当接面は、前記列設された液体導出口の両側にそれぞれ配置されていることを特徴とする液体収容体。
  6. 請求項4に記載の液体収容体において、
    前記接続面には、複数の前記液体導出口が列設されて配置されていると共に、前記液体導入口は、前記列設された液体導出口の外側に配置されていると共に、前記当接面は、前記液体導入口とは反対側に位置する前記液体導出口近傍に配置されていることを特徴とする液体収容体。
  7. 請求項4〜6のいずれか一つに記載の液体収容体において、
    前記当接面と前記液体導入口は、前記液体収容体が前記液体噴射装置側に装着された際に同じ高さになる位置に形成されていることを特徴とする液体収容体。
  8. 請求項1〜7のいずれか一つに記載の液体収容体において、
    前記液体導出口又は液体導入口の前面は、前記当接面よりも突出していることを特徴とする液体収容体。
  9. 請求項1〜8のいずれか一つに記載の液体収容体において、
    前記接続面には、前記液体噴射装置に設けられた位置決め凸部とそれぞれ係合する位置決め孔が形成され、同位置決め孔は前記当接面の近傍に形成されることを特徴とする液体収容体。
  10. 請求項1〜9のいずれか一つに記載の液体収容体において、
    前記当接面の近傍に同液体収容体に関する情報が記憶された記憶手段を備えた回路基板が設けられ、同回路基板は、前記液体収容体が前記液体噴射装置に装着された際に、同液体噴射装置側に設けられた端子に接続される接点が形成されていることを特徴とする液体収容体。
  11. 請求項10に記載の液体収容体において、
    前記接続面と交差する面に前記回路基板を収容する基板収容部が形成され、同基板収容部は前記接続面の側と前記接続面に交差する面の側において開口しているとともに、前記基板収容部に配設された前記回路基板には、前記接続面と交差する面の側に接点が設けられていることを特徴とする液体収容体。
  12. 請求項10又は11に記載の液体収容体において、
    前記回路基板は、前記液体収容体が前記液体噴射装置に装着された際に、前記液体収容体の前記当接面の下方に位置するように形成されていることを特徴とする液体収容体。
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