JP2005186477A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設計の自由度を広げ小型化を図ることができるとともに液体容量の増大を可能にする液体噴射装置を提供する。
【解決手段】 プリンタ11の本体ケース12には、本体ケース12の底面12b及び背面12aの連続する2面を凹設して収容凹部21が形成されている。インクカートリッジ15を収容凹部21に収容し連結部材18に接続させるとき、インクケース38の底面は本体ケース12の底面12bとほぼ面一となるとともに底面12b側の開口部を閉塞する。また、インクケース38の蓋部42は本体ケース12の背面12aとほぼ面一となるとともに背面12a側の開口部(挿入口21a)を閉塞する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液体噴射装置に関するものである。
液体をターゲットに噴射させる液体噴射装置の一つとして、インクジェット式プリンタが広く用いられている。このインクジェット式プリンタは、キャリッジと、同キャリッジに搭載された記録ヘッドとを備える。そして、同キャリッジを記録媒体に対して移動させながら、記録ヘッドに形成されたノズルからインクを吐出し、印刷用紙に対して印刷を行うようになっている。また、このようなインクジェット式プリンタにおいては、インクを貯留するためのインクカートリッジが交換可能に設けられており、記録ヘッドから吐出されるインクは、同インクカートリッジから供給されるようになっている。
また、上記のようなインクジェット式プリンタにおいて、大判の印刷用紙に印刷を行うようになってきている。このような場合には、インク消費量が多くなるため、大容量のインクを貯留することのできるインクカートリッジが要求されている。そこで、このような大容量のインクカートリッジ等に多大な負荷がかかる可能性があった。従って、インクカートリッジをキャリッジに搭載させない構成(いわゆるオフキャリッジ型)が一般に採用されるようになっている。
近年、上記のような大型のインクジェット式プリンタに加えて、小型化、薄型化されたインクジェット式プリンタが期待されている。しかし、インクジェット式プリンタの小型化、薄型化を実現するためには、各部品の配置が決められてしまい、各部品の配置に選択の自由度がなく、構造の設計を制限することになる。そこで、一側面に操作パネルを配設したレイアウトのインクジェット式プリンタが提案されている(特許文献1参照。)。このインクジェット式プリンタは、一側面が凹設されており、凹設された面には支軸と、支軸を支点に回動可能な前カバーとを備える。前カバーの裏面先端には、フックが形成されており、プリンタは、これに対向する位置にステーを備える。インクカートリッジの交換をする際には、フックをステーから外すことにより、前カバーは支軸を支点に回動することができるので、プリンタの一側面を開口するようになっている。次いで、解除つまみを揺動すると、インクカートリッジは手前に若干押し出されるので、インクカートリッジを取り出すことができる。このようにして、インクカートリッジの収容が着脱可能となっている。
ところで、印刷が行われるに伴いインクパック内のインクは消耗されるため、インクカートリッジは、インクパック交換を必要とする。そこで、メンテナンス性をあげるために供給されるインクの収容容量を増大することが考えられる。
特開昭60−206688号公報
ところが、インクジェット式プリンタは、インクの収容容量が増大すればインクカートリッジの形状も大きくなり、これに伴いプリンタも大型化してしまう。また、上記に述べたインクカートリッジを備えたプリンタでは、支軸及び前カバーを設けるために一側面が凹設されるので、インクカートリッジが小型化される、つまり、インクの収容容量が減少することになる。そこで、前カバー等を設けずにインクカートリッジを配設することも考えられるが、前カバーを設けない場合、プリンタ本体の内部及びインクカートリッジの連結部の空間は埃や塵などに曝されることになる。
本発明は、設計の自由度を広げ小型化を図ることができるとともに液体容量の増大を可能にする液体噴射装置を提供することを目的とする。
本発明の液体噴射装置は、本体ケース内に配設され同本体ケース内を往復動して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記本体ケースに対して着脱可能に装着される前記液体噴射ヘッドに液体を供給する液体容器とを備えた液体噴射装置において、前記本体ケースの少なくとも連続する2面を凹設して前記液体容器を装着する収容凹部を形成するとともに、前記液体容器の前記収容凹部から露出する面を、前記本体ケースの一部となるように形成した。
この本発明によれば、液体容器を前記本体ケースに対して装着したとき、液体容器が、本体ケースの一部となる。従って、収容凹部の開口部を、別の部材で閉塞し本体ケースの外装の一部とする必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。また、液体容器を本体ケース側に張り出すことができることから、液体容器の容積を大きくでき、インク容量を多くすることができる。しかも、液体容器を外装の一部分としたため、液体噴射装置のレイアウト設計の自由度を広げることができるとともに液体噴射装置全体を小型化することができる。
この液体噴射装置において、前記収容凹部は、少なくとも前記本体ケースの背面及び底面の連続する2面に形成されている。
この発明によれば、収容凹部が凹設された前記本体ケースの背面及び底面の部分は、液体容器によって本体ケースの一部となる。
この液体噴射装置において、前記収容凹部は、本体ケースの上面、背面及び底面の連続する3面に形成されている。
この発明によれば、収容凹部が凹設された本体ケースの上面、背面及び底面の部分は、液体容器によって本体ケースの一部となる。
この液体噴射装置において、前記収容凹部から露出する前記液体容器の面は、前記本体ケースのそれぞれの面とほぼ面一となるように前記液体容器を形成されている。
この発明によれば、収容凹部が凹設された本体ケースの部分は、液体容器によって本体ケースの一部となる。
以下、本実施形態にかかる液体噴射装置を具体化したインクジェット式プリンタについて、図1〜5に従って説明する。図1は、本実施形態におけるインクジェット式プリンタ(以下、単にプリンタという。)の全体斜視図である。なお、本実施形態のプリンタは、キャリッジ上にインクカートリッジを搭載しないオフキャリッジタイプのプリンタである。
図1に示すように、液体噴射装置としてのプリンタ11は、薄型の略長方形形状の箱体をなし、本体ケース12を備えている。プリンタ11は、キャリッジ13と、供給チューブ14と、液体容器としてのインクカートリッジ15と、ポンプ16と、空気導入チューブ17と、連結部材18等とを備える。キャリッジ13は、本体ケース12内においてX方向に往復移動するように設けられている。このキャリッジ13の下面には、複数のノズル(図示せず)が形成された記録ヘッド19が設けられている。キャリッジ13には、ポリエチレン等の可撓性部材により形成された供給チューブ14の一端が接続されている。供給チューブ14の他端は、連結部材18の一端に接続される。また、連結部材18の他
端は、インクカートリッジ15に連結されている。従って、キャリッジ13は、インクカートリッジ15から供給チューブ14を介してインクの供給を受け、インクカートリッジ15から供給されたインクを記録ヘッド19へと供給する。
また、記録ヘッド19は、その下面にノズル(図示せず)の吐出口を備えており、圧電素子(図示せず)の駆動により、インクカートリッジ15から供給されたインクをインク滴としてノズル吐出口から吐出するようになっている。このため、ノズル吐出口からインクを吐出すると、キャリッジ13を印刷用紙(図示せず)に対して往復移動させることで、印刷用紙上に印刷を行うことが可能となっている。
ポンプ16は、本体ケース12側に支持されており、空気導入チューブ17を介して連結部材18に連結されている。ポンプ16は、空気導入チューブ17を介して、大気を吸引して加圧した空気を連結部材18に供給するようになっている。図1に示すように、本体ケース12の背面12aと底面12bの連続する2面を凹設して収容凹部21が形成されている。そして、収容凹部21の背面12a側の開口部を挿入口21aとしている。そして、インクカートリッジ15は、挿入口21aから収容凹部21に収容され連結部材18に対して着脱可能に連結されるようになっている。
図1に示すように、連結部材18は、本体ケース12内において、収容凹部21の奥側に位置するように設けられ、本体ケース12側に支持されている。図2は、プリンタ11の前面12dからの見た収容凹部21内のインクカートリッジ15及び連結部材18との関係を示す要部斜視図を示す。図3は、プリンタ11の背面12aからの見た収容凹部21内のインクカートリッジ15及び連結部材18との関係を示す要部斜視図を示す。図2及び図3に示すように、連結部材18は、流路形成部材22と、フィルム材23と、係止部24と、突設部材25とを備える。図3に示すように、流路形成部材22は、略長方形形状に形成され、その一側面22aに、5つの液体供給針部26と、2つの空気供給針部27とが突設されている。これらの液体供給針部26及び空気供給針部27は、先端に向かって細くなる略テーパ形状に形成され、中空状となるように形成されている。そして、流路形成部材22には、各液体供給針部26の先端から、他側面22bに向かって、それぞれ液体貫通流路28が貫通形成されている。流路形成部材22の他側面22bにおいて、各液体貫通流路28の開口部を拡開して円形状凹部29が横一列に並ぶようにして凹設されている。
流路形成部材22の他側面22bには、各円形状凹部29と連通する第1溝30がそれぞれ形成されている。これらの各円形状凹部29に対応して設けられた第1溝30は、それぞれ異なる経路をたどるようにして流路形成部材22上に設けられている。
そして、流路形成部材22の一端には、突設部材25が突設されている。なお、突設部材25は、流路形成部材22に対して直角方向に延出形成されている。突設部材25は、その一側面25aには、流路形成部材22の他側面22bに形成された各第1溝30とそれぞれ連通する第2溝31が形成されている。突設部材25の第2溝31は、それぞれ対応する色の供給チューブ14の一端と接続されている。
また、流路形成部材22の他側面22bには、空気供給針部27の先端から、他側面22bに向かって、それぞれ空気供給針部27に連通する空気貫通路32a、32bが貫通形成されている。
流路形成部材22の他側面22bには、各空気貫通路32a、32bと連通する第3及び第4溝33、34が形成されている。そして、空気供給針部27のうち一つは、第3溝33を介して空気導入チューブ17に接続され、ポンプ16と連通するようになっている
。また、もう一方の空気供給針部27は、第4溝34を介してバルブ(図示せず)に接続されている。バルブは、ポンプ16と協働してインクカートリッジ15内の空気の圧力を調整するようになっている。
流路形成部材22の他側面22b及び突設部材25の一側面25aには、フィルム材23が熱溶着によって貼り付けられている。フィルム材23は、ガスバリア性の高い材料によって形成され、第1及び第2溝30,31と円形状凹部29とが覆われ、インクの色に対応した5本の流路30a、31aが形成される。このようにして、この流路30a、31aを介しインクカートリッジ15から供給される各色ごとのインクを、供給チューブ14へと供給することが可能となっている。また、同様にフィルム材23によって空気貫通路32a、32bと第3及び第4溝33,34が覆われ、空気の流路33a、34aが形成される。このため、この流路33a、34aを介してインクカートリッジ15内に空気が供給され、また、排出されるようになっている。
図2に示すように、流路形成部材22の他側面22bには複数のリブ35が設けられ、リブ35には貫通孔36が形成されている。連結部材18は、この貫通孔36を介して本体ケース12内の一部に固定されるようになっている。流路形成部材22の一側面22aの両側部に係止部24が設けられている。この係止部24は、インクカートリッジ15が収容凹部21に装着される際に、インクカートリッジ15の係止溝15bに嵌合して同インクカートリッジ15を位置決め固定するようになっている。
次に、収容凹部21に設けられた連結部材18に連結されたインクカートリッジ15について説明する。図2及び図3に示すように、インクカートリッジ15は、略直方体形状の箱体をなしている。インクカートリッジ15は、その両側面15aに、連結部材18に形成した係止部24に係合するような係止溝15bを有している。このため、インクカートリッジ15が挿入口21aから収容され収容凹部21に装着される際に、図5に示すように、連結部材18に設けた係止部24がインクカートリッジ15の係止溝15bに嵌合して、インクカートリッジ15は着脱可能に収容されるようになっている。
図2に示すように、インクカートリッジ15は、収容凹部21に装着可能なインクケース38と、複数のインクパック39を有したインクパック集合体40と、複数の接続部材41と、蓋部42とを備えている。インクパック集合体40は、枠部43を備え、枠部43に複数のインクパック39が設けられている。インクパック39は、導出部44と、袋部45(図2破線で図示)と、注入口46とを備える。
インクパック39は、導出部44及び注入口46を包含する図示しない口金部を枠部43の後方に膨出形成し、その口金部の外周面のラミネートフィルムよりなる袋部45を熱溶着されることにより形成されている。インクカートリッジ15の導出部44は、連結部材18の液体供給針部26が貫挿可能な大きさに形成されおり、図4に示すように、前記供給チューブ14と液体供給針部26を介してインクパック39(袋部45)と連通するようになっている。また、枠部43には、2つの連通孔47が形成されている。この連通孔47は、連結部材18の空気供給針部27が貫挿可能な大きさに形成されており、図4に示すように、前記空気導入チューブ17と空気供給針部27を介してインクケース38内と連通するようになっている。なお、インクパック39(袋部45)の内部S1には、注入口46からインクが既に充填されており、5つのインクパック39のそれぞれに、各色のインクが充填されている。
また、導出部44は、導出部44内に開閉弁(図示せず)を備えている。そして、この開閉弁は、導出部44に対して液体供給針部26が挿入されている状態(インクカートリッジ15が連結部材18に接続されているとき)においては開弁され、インクパック39
の内部S1のインクを外部に流出するように形成されている。さらに、この開閉弁は、導出部44に対して液体供給針部26が挿入されていない状態(インクカートリッジ15が連結部材18に接続されていないとき)においては閉弁され、インクパック39の内部S1のインクは外部へと漏出しないようになっている。
インクケース38は、合成樹脂からなり、略直方体形状の箱体をなし、一側面が開口した箱体となっている。このインクケース38には、開口された一側面からインクパック39(袋部45)を5つ収納搭載可能であり、各インクパック39には異なる色のインクが収容されている。インクケース38は、その開口部がインクパック集合体40にて閉塞した状態で接続部材41にて同インクパック集合体40と連結固定されてインクカートリッジ15が形成される。
そして、インクケース38は、インクカートリッジ15が収容凹部21に収容され連結部材18に接続されているとき、図5に示すように、インクケース38は、その収容凹部21から露出する面、即ち、その底面38bが本体ケース12の底面12bとほぼ面一となるとともに底面12b側の開口部を閉塞するように形成されている。また、インクケース38は、その背面38aに蓋部42が延出形成されている。そして、蓋部42は、図5に示すように、収容凹部21から露出する背面42aが、インクカートリッジ15が収容凹部21に収容され連結部材18に接続されているとき、本体ケース12の背面12aとほぼ面一となるとともに背面12a側の開口部(挿入口21a)を閉塞するように形成されている。
そして、インクケース38にインクパック集合体40を取り付けることにより、各インクパック39はインクケース38に密閉される。従って、図4に示すように、ポンプ16より加圧空気がインクケース38の内部S2に供給されると、インクパック39は、インクパック39の内外の圧力差によって弾性変形するようになっている。つまり、インクパック39は加圧空気によって押し潰され、インクパック39内に貯留されている各インクは供給チューブ14を介してキャリッジ13に供給される。そして、インクパック39から供給されたインクは、各供給チューブ14をそれぞれ介して、キャリッジ13に搭載された記録ヘッド19に供給される。
次に、以上のように構成されたインクカートリッジ15及び収容凹部21の作用について説明する。図2及び図3に示したように、連結部材18に対して、インクカートリッジ15が装着されていない状態においては、本体ケース12の収容凹部21は、背面12a及び底面12bには空間が形成された状態となっている。インクカートリッジ15が装着されている状態においては、本体ケース12の収容凹部21は、インクカートリッジ15の蓋部42によって挿入口21aが覆われた状態となっている。従って、プリンタ11の挿入口21aは、インクカートリッジ15の装着と同時に、インクカートリッジ15の蓋部42によって覆われるので、インクカートリッジ15の外部に部材を設けることなく、インクカートリッジ15と連結部材18との連結状態、及び、本体ケース12内を外部から保護することができる。
また、インクカートリッジ15の外部に同インクカートリッジ15を保護するための部材を設ける必要がないので、インクカートリッジ15を大きなサイズに形成することができる。その結果、インクカートリッジ15内に収容されるインクパック39の袋部45におけるインク収容容量を上げることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、本体ケース12の底面12bと背面12aの2面を凹設して収容凹部21を形成した。そして、インクカートリッジ15を収容凹部21に収容し連結部
材18に接続させるとき、インクケース38の底面38bが本体ケース12の底面12bとほぼ面一となるとともに底面12b側の開口部を閉塞する。また、インクケース38の蓋部42が本体ケース12の背面12aとほぼ面一となるとともに背面12a側の開口部(挿入口21a)を閉塞する。
つまり、インクカートリッジ15を連結部材18に接続したとき、インクケース38が、本体ケース12の一部、即ち、プリンタ11の外装の一部となる。従って、収容凹部21の開口部を、別の部材で閉塞しプリンタ11の外装の一部とする必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。また、インクカートリッジ15を外装の一部分としたため、プリンタ11のレイアウト設計の自由度を広げることができるとともにプリンタ11全体を小型化することができる。
(2)本実施形態では、インクケース38が本体ケース12の一部とし、その分だけインクケース38を張り出すことができることによって、インクケース38の内部S2の容積を大きくできる。その結果、その分、インクパック39のインク容量を多くすることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
○本実施形態においては、プリンタ11は、本体ケース12の背面12a及び底面12bの2面に収容凹部21を形成し、その収容凹部21にインクカートリッジ15を装着した。本体ケース12の2面で収容凹部21を形成するほかに、本体ケース12の背面12a、底面12b、及び側面の3面を凹設して収容凹部21を形成したり、本体ケース12の背面12a、底面12b、及び上面12cの3面を凹設して収容凹部21を形成し、各面に対してインクケース38の面が面一になるようにして実施してもよい。特に、インクカートリッジ15の厚さと、本体ケース12の厚さが同じとなるプリンタでは特に有効となる。
○本実施形態においては、インクケース38の背面38aには、蓋部42を延出形成した。これに代え、インクケース38のサイズを、背面38aの開口部(挿入口21a)の開口面積と同じサイズとなる箱体で実施してもよい。従って、インク容量をさらに増大することができる。
○本実施形態においては、インクパック集合体40は、インクパック39を5つ備えているが、その数は特に限定されない。例えば、1〜4つ、又は6つ以上であってもよい。
○本実施形態においては、液体噴射装置として、インクを噴射するプリンタ11について説明したが、その他の液体噴射装置であってもよい。例えば、ファックス、コピア等を含む印刷装置や、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造などに用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置であってもよい。また、液体噴射装置以外の装置に使用する弁装置に応用してもよい。また、流体もインクに限られず、他の流体に応用してもよい。
本実施形態のプリンタの全体構成を説明するための全体斜視図。 本実施形態におけるプリンタ前面から見たインクカートリッジと連結部材との要部斜視図。 本実施形態におけるプリンタ背面から見たインクカートリッジと連結部材との要部斜視図。 本実施形態におけるプリンタのインクの供給を説明するための概略図。 本実施形態におけるインクカートリッジと連結部材との連結状態を説明するための要部断面図。
符号の説明
11…液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ、12…本体ケース、12a…背面、12b…底面、12c…上面、15…液体容器としてのインクカートリッジ、19…液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド、21…収容凹部、21a…挿入口、38b…底面、42…蓋部、42a…背面。

Claims (4)

  1. 本体ケース内に配設され同本体ケース内を往復動して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記本体ケースに対して着脱可能に装着される前記液体噴射ヘッドに液体を供給する液体容器とを備えた液体噴射装置において、
    前記本体ケースの少なくとも連続する2面を凹設して前記液体容器を装着する収容凹部を形成するとともに、前記液体容器の前記収容凹部から露出する面を、前記本体ケースの一部となるように形成したことを特徴とする液体噴射装置。
  2. 請求項1に記載の液体噴射装置において、
    前記収容凹部は、少なくとも前記本体ケースの背面及び底面の連続する2面に形成されていることを特徴とする液体噴射装置。
  3. 請求項1又は2に記載の液体噴射装置において、
    前記収容凹部は、前記本体ケースの上面、背面及び底面の連続する3面に形成されていることを特徴とする液体噴射装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の液体噴射装置において、
    前記収容凹部から露出する前記液体容器の面は、前記本体ケースのそれぞれの面とほぼ面一となるように前記液体容器を形成したことを特徴とする液体噴射装置。
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