JP2004310918A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路規模の増大を抑止し、頻繁にパタンを変化させるテストへの対応を容易化し、半導体記憶装置のテスタビリティを向上する装置の提供。
【解決手段】メモリセルアレイ(101−1)のメモリセルへの書き込みデータを保持する保持回路(103)を備え、保持回路(103)からの書き込みデータが選択されたアドレスのメモリセルに書き込まれ、該メモリセルから読み出されたデータを入力するとともに、保持回路に保持されるデータを期待値データとして入力し読み出しデータと期待値データを比較する比較器(CCMPN)を備え、反転制御信号(DIM)の値にしたがって保持回路(103)に保持される書き込みデータの正転値又は反転値の一方がメモリセルへの書き込みデータ及び比較器(CCMPN)への期待値データとして出力され、複数の比較器に接続される一致検出信号(MATCH0)に基づきエラーフラグを出力する判定回路(104)を備えている。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体記憶装置に関し、特に、テスト装置を用いたパラレルテスト等に好適とされる半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テスト装置を用いたパラレルテストとして、半導体記憶装置のラインモードテストが知られている(例えば非特許文献1参照)。はじめに、ラインモードテストについて概説しておく。図13は、上記非特許文献1に記載されている半導体記憶装置の構成を示す図である。図13に示すように、相補の副IO線SIO_T、SIO_B(ビット線対)に対して書き込み兼期待値レジスタ(Multi Purpose Register;「MPR」という)1101と、比較回路1102と、を備えている。比較回路1102は、排他的論理和回路よりなり、出力信号(一致検出信号)MATCHはワイヤードOR接続される。PチャネルMOSトランジスタP41とNチャネルMOSトランジスタN49よりなるインバータと、PチャネルMOSトランジスタP42とNチャネルMOSトランジスタN50よりなるインバータの出力と入力を交差接続したフリップフロップよりなる書き込み兼期待値レジスタ1101は、主I/O線対(MIOT、MIOB)と副I/O線対(SIOT、SIOB)との間に接続されており、ラインモードテスト(LMT)におけるコピー・ライトと、ラインリードにおける並列比較が行われる。書き込み兼期待値レジスタ1101のCRE_B、CRE_Tには、書き込み兼期待値レジスタ1101の活性化時、電源電位とグランド電位が供給される。
【0003】
ラインモードテスト時、テストデータは書き込み兼期待値レジスタ1101に書き込まれ(1ライン上でランダムパタンが可能)、ランダムパタンデータは、選択されたワード線に接続するメモリセルに同時に書き込まれる。信号TRがhighレベル、テストコンペアトリガ信号COMPはlowレベルとされる。主IO線MIOT、MIOBの相補データは、書き込み兼期待値レジスタ1101のフリップフロップに記憶され、オン状態のNチャネルMOSトランジスタN41、N42を介して、副IO線SIO_T、SIO_Bに伝達され、選択されたワード線に接続するメモリセルに書き込まれる。
【0004】
テストコンペアトリガ信号COMPがhighレベル、信号TRがlowレベルとなると、パラレル比較が、各比較器1102で行われ、読み出しデータと期待値データとの一致検出が行われる。より詳細には、NチャネルMOSトランジスタN41とN42はオフとされ、NチャネルMOSトランジスタN43とN44はオンとされる。書き込みデータとしてMIOTがhighレベル、MIOBがlowレベルのとき、書き込み兼期待値レジスタ1101での保持値をゲートに受けるNチャネルMOSトランジスタN46がオンし、NチャネルMOSトランジスタN45はオフし、読み出しデータを伝送する副IO線SIO_Bがhighのとき(フェイル時)、NチャネルMOSトランジスタN48はオンし、一致検出信号MATCHはlowレベルとされる(エラー検出)。一方、副IO線SIO_Bがlowレベルのとき、NチャネルMOSトランジスタN48はオフし、一致検出信号MATCHはhighレベルとされる。主IO線MIOT、MIOBをそれぞれlowレベル、highレベルとした書き込みを行う場合、NチャネルMOSトランジスタN45がオンされ、同様にしてエラーの検出が行われる。信号線MATCHに接続する複数の比較器のうち1つでも不一致の場合、エラー信号がMATCHから送出され、出力端子DQ(不図示)に出力される。1つのラインのいかなるフェイルも1つのリードサイクルで検出される。
【0005】
また、ラインモードテストの変形として、ライトバスから直接書き込みデータや期待値を与える構成も知られている(例えば特許文献1参照)。この従来の半導体記憶装置では、メモリセルアレイの選択された複数列の各々から読み出されたデータと期待値をテスト手段により比較され、比較結果が出力される構成とされ、複数列に関するテストを行うテスト手段は複数列に共通に設けられている。すなわち、図14(特許文献1の図2に対応する)に示すように、ビット線対BL、/BLに第1の差動増幅器60が接続され、書込用バスW、/W、読出用バスR、/R、読出/テスト回路7が設けられ、カラムデコーダ4は、テスト時に、まず1つおきの複数のビット線対BL、/BLから読み出されたデータを、予め与えられた期待値データと比較し、それぞれの比較結果を出力し、次に、カラムデコーダ4は、残りの1つおきの複数のビット線対BL、/BLから読み出されたデータを、予め与えられた期待値データと比較し、それぞれの比較結果を出力する。読出/テスト回路7は、読出用バスR、/RとデータバスDB、/DBの間に接続されたスイッチ71、読出用バスR、/Rとラインテスト用バスLB、/LBの間に接続されたスイッチ72、データバスDB、/DBに接続された差動増幅器73、ラインテスト用バスLB、/LBに接続された期待値書込回路74、ラインテスト用バスLB、/LBに接続されたエラー検出回路75を備え、ラインモードテスト時にエラーが検出されるとエラーフラグEFを出力する。
【0006】
また、複数のセルアレイからの読み出しデータを入力してこれらが互いに一致するか判定する一致検出回路を備え、16IOを4IOに圧縮する構成も知られている(例えば特許文献2参照)。
【0007】
図15にブロック図で示した構成は、上記特許文献2等に従う従来の半導体記憶装置のテスト回路の構成であり、リード時に、期待値を必要としない構成である。すなわち、隣接するメモリセルのデータの干渉を試験するため、各メモリセルのライト増幅器には、独立にデータを書き込める構成とされている。すなわち、1つのメモリセルアレイ1301に対してその周辺回路として第1乃至第4のリード・ライト増幅器(Ramp&Wamp)1302を備えている。メモリセルアレイ1301には、Xアドレスを入力してデコードしワード線を選択するXデコーダ1304と、ビット線に接続するセンスアンプ1305、Yアドレスを入力してデコードしビット線を選択するカラムデコーダ1306が設けられており、これらの要素を1単位として、「マット」、あるいは「セルアレイ・ブロック」ともいう。なお、図15において、Xデコーダ1304は、複数のセルアレイブロックに共通に設ける構成としてもよい。
【0008】
4つのメモリセルアレイ1301のそれぞれの第1のライト増幅器(Wamp)には、第1のライトデータバスが共通に接続され、第2のライト増幅器(Wamp)には、第2のライトデータバスが共通に接続され、第3のライト増幅器(Wamp)には、第3のライトデータバスが共通に接続され、第4のライト増幅器(Wamp)には、第4のライトデータバスが共通に接続されている。ラインテスト時、第1乃至第4のライト増幅器には、第1乃至第4のライトデータバス(Write Data Bus)からのデータが並列に供給される。ライト増幅器(Wamp)からのデータは、選択ワード線に接続するメモリセルに書き込まれる。
【0009】
図16は、図15に示した回路の、パラレルテストモードの読み出し時の接続構成を示す図である。カラムデコーダ1306で選択されたビット線のセンスアンプ出力がリード増幅器(Ramp)で増幅され、4つのメモリセルアレイの第1のリード増幅器(Ramp)から出力される4本の出力信号は、第1の比較器1303に供給され、同様に、4つのメモリセルアレイの第2乃至第4のリード増幅器(Ramp)からそれぞれ出力される4本の出力信号は、第2乃至第4の比較器1303〜1303にそれぞれ供給される。各比較器1303〜1303では、入力される4本の信号がともに一致した値のときパスを、一つでも不一致のとき、フェイルを出力する。さらに、比較器1303〜1303の出力を入力し、これらが一致するか判定する比較器を備えることで、比較結果を圧縮する構成もある。
【0010】
【非特許文献1】
K.ARIMOTO et.al., ”A 60−ns 3.3−V−Only 16−Mbit DRAM with Multipurpose Register,” IEEE, JOURNAL OF SOLID−STATE CIRCUITS, VOL.24, No.5, OCTOBER 1989, pp1184−1190
【特許文献1】
特開平4−356799号公報(第5、第6頁、第1及び第2図)
【特許文献2】
特開2000−40397号公報(第4頁、第3図)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
図13に示した構成の従来の半導体記憶装置においては、メモリセルに書き込むデータの値を変更する場合、入出力バスMIOT、MIOBからデータをレジスタ1101に供給する必要がある。また読み出しデータに対応させて、その都度、期待値データを用意する必要がある。このため、マーチやその他データを頻繁に変えるテストを行うことは、複雑となる。
【0012】
また図13に示した構成の従来の半導体記憶装置においては、メモリセルに書き込むデータの値を変更する場合、入出力バスMIOT、MIOBからデータをレジスタ1101に供給するための余分なテストサイクルが必要とされる。
【0013】
図14に示した構成では、ライト時に、書き込みデータを書き替えることはできるものの、パラレルリード時に、期待値データを変更する場合、その都度、期待値データを用意する必要がある。
【0014】
また、プリフェッチ方式(メモリセルへデータを書き込むサイクルに先立ってレジスタにデータを書き込む方式)のDRAM(ダイナミックランダムアクセスメモリ)で、上記と同様の構成を実現する場合、1サイクルで書き込みデータ/期待値を書き換えるためのテストモード専用のライトバスを設ける必要があり、回路構成が複雑となる。
【0015】
図15乃至図16に示した構成の場合、書き込みデータの設定の制約はないが、ワード線不良等の不具合で、同時に書き込んだデータが、high又はlowレベルに固定となっている場合、1段目の一致検出回路ではパスと判定される。すなわち、図16に示した構成において、一つの比較器1303に供給される4つの読み出しデータが全て期待値の反転データの場合にも、パスとなり、誤判定が生じる。
【0016】
したがって、本発明の主たる目的は、回路規模の増大を抑止し、データを変化させるテストへの対応の容易化を図り、テスタビリティの向上に貢献する半導体記憶装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本発明の1つのアスペクトに係る装置は、書き込みサイクル前に書き込みデータをプリフェッチ機能を有する半導体記憶装置において、プリフェッチされたデータを格納するライトレジスタ(通常動作時、ライトレジスタとして機能する)を、パラレルテストの書き込みレジスタ、及び、比較器へ期待値データを供給する期待値レジスタとして用い、さらに、外部端子からの反転制御信号に基づき、ライトレジスタの値を反転、正転させることを可能としたものである。
【0018】
本発明によれば、書き込みデータを事前に保持するレジスタを、期待値データレジスタとして利用しており、テスト時に、テスタ等から、反転制御信号の値を制御することで、データをライトレジスタに再書き込みすることなく、書き込みデータ、期待値データを可変させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態について説明する。本発明の1つのアスペクトに係る半導体記憶装置は、図1を参照すると、複数のメモリセルを含むメモリセルアレイ(101−1)と、メモリセルへ書き込まれるデータを保持する保持回路(103)と、メモリセルからの読み出しデータと、前記読み出しデータに対応する期待値データとを入力し両者が一致するか否か比較する比較器(CCMPN)と、保持回路(103)に保持されるデータと、反転制御信号(DIM)とを入力し、反転制御信号(DIM)の値に応じて、保持回路(103)に保持されるデータの正転値又は反転値を出力する反転制御回路(図3参照)を備えており、反転制御回路からの出力が、前記メモリセルへの書き込みデータとして供給され、前記期待値データとして比較器(CCMPN)に入力される構成とされる。
【0020】
本発明の一実施形態において、保持回路(103)は、通常動作時においては、前記メモリセルへの書き込みデータを保持する回路として用いられ、テスト時においては、前記メモリセルへの書き込みテストデータを保持する回路(ライトレジスタ)、及び前記期待値データを保持する回路(期待値レジスタ)として兼用される。
【0021】
本発明の一実施形態において、反転制御信号(DIM)は、半導体記憶装置の反転制御端子から可変に設定される、ことも特徴の1つをなしている。すなわち、デバイステスト時に、テスタ側から、反転制御端子に印加するパタンを変えることで、ライトレジスタの保持データを変更することなく、メモリセルへの書き込みデータと期待値データを変更することができる。すなわち、ライトレジスタの値を変更するために、変更データの書き込みサイクル(したがって、該書き込みサイクル用のテストベクトル)が不要とされる。
【0022】
そして、本発明の一実施形態によれば、メモリセルアレイと書き込みデータ及び読み出しデータの授受を行う複数本のIO線(MIOT/MIOB)に対応して、保持回路(103)と比較器(CCMPN)の組を複数組備え、複数の保持回路(103)からのデータが、並列に、メモリセルアレイ(101−1)に書き込まれるパラレルテストにおいて、複数の保持回路(103)の保持するデータを書き替えることなく、保持回路(103)に対応する反転制御回路に入力される反転制御信号(DIMj)の値を変えることで、パラレルテストの印加(フォース)パタン及び期待値パタンが可変自在とされている。パラレルテストの印加パタン、期待値パタンをライトレジスタへのデータの書き込みサイクルなく行えることは、本発明の特徴の1つをなしている。
【0023】
本発明の一実施形態においては、半導体記憶装置の1つのデータ端子(DQ)に対応して、保持回路(103)と、リード・ライト増幅器(102)、反転制御回路、比較器(CCMPN)の組を、1組又は複数組備えている。そして、1つのデータ端子に対応して設けられ、入力されるテスト制御信号(例えば図7のTPARA)に基づき、前記1つのデータ端子からの書き込みデータと、与えられた書き込みテストデータのうちの一方を選択するセレクタ回路(例えば図7の406、図7の407)を備え、セレクタ回路の出力が対応する保持回路(103)へ入力される構成としてもよい。かかる本発明において、セレクタ回路(図7の406、図7の407)に与えられる書き込みテストデータ(例えば図7のTDINR_B、TDINF_B)は、1つのデータ端子とは異なる所定のデータ端子から入力され、当該セレクタ回路に供給される構成としてもよい。すなわち、前記所定のデータ端子から入力された書き込みテストデータが、複数のセレクタ回路に共通に供給され、パラレルテスト時に、複数のセレクタ回路は、書き込みテストデータ(TDINR_B、TDINF_B)を選択し、書き込みテストデータ(TDINR_B、TDINF_B)が複数の保持回路(ライトレジスタ)に共通に供給される構成とされる。1つのデータ端子からの入力データが、複数のライトレジスタにデータが供給され、ウェーハ・テスト時のプローバ、及びテスタで必要なピンカウントを縮減する。
【0024】
本発明の一実施形態においては、好ましくは、メモリセルからの読み出しデータを増幅する複数のリード増幅器(Ramp)に対してそれぞれ設けられる複数の比較器(CCMPN)は、比較結果を示す共通信号線(MATCH0、COMP0_B)に共通に接続されており、複数の比較器(CCMPN)のうち、少なくとも1つの比較器(CCMPN)で読み出しデータと期待値データの不一致検出時、前記信号線(MATCH0)にフェイル情報が出力される構成とされる。本発明の一実施形態においては、好ましくは、共通信号線は、第1の信号線(MATCH0)と第2の信号線(COMP0_B)よりなり、前記比較器(CCMPN)での比較動作開始前に、前記第1の信号線と前記第2の信号線とは第1の値(例えば電源電位)に予め設定され、比較動作時、前記第2の信号線(COMP0_B)は第2の値(例えばグランド電位)に設定され、複数の比較器(CCMPN)は、それぞれ、前記第1の信号線と前記第2の信号線との間に互いに並列形態に接続されている。
【0025】
本発明の一実施形態において、比較器(CCMPN)は、前記読み出しデータと前記期待値データとが一致する場合、第1の信号線(MATCH0)及び第2の信号線(COMP0_B)がそれぞれ前記第1の値及び前記第2の値を保つように制御し、前記読み出しデータと前記期待値データが不一致の場合、第1の信号線(MATCH0)と第2の信号線(COMP0_B)とを通電して同一値とする制御を行う。
【0026】
本発明の一実施形態において、比較器(CCMPN)は、第1の信号線(MATCH0)と第2の信号線(COMP0_B)との間に直列に接続され、読み出しデータの相補信号(MAQ_B)と期待値データ(WDATA)とをそれぞれ制御端子に入力してオン・オフが制御される第1及び第2のスイッチ素子(図4のN21、N22)と、前記第1の信号線と前記第2の信号線との間に直列に接続され、読み出しデータ(MAQ)と、期待値データの相補信号(WDATA_B)とをそれぞれ制御端子に入力してオン・オフが制御される第3及び第4のスイッチ素子(図4のN23、N24)と、を有する。
【0027】
本発明の一実施形態においては、複数の比較器(CCMPN)が共通接続される共通信号線に接続され、複数の前記比較器全体のパス/フェイルの判定結果を出力する判定回路(104)を備えている。共通信号線は、例えば第1、第2の信号線(MATCH0、COMP0_B)よりなる。判定回路(104)は、第1、第2の信号線(MATCH0、COMP0_B)を第1の値(電源電圧)に設定する回路(例えば図4のP21、P22、P23)と、比較動作を制御する制御信号(TCMPE)の値が比較を示すとき、第2の信号線(COMP0_B)を第2の値(例えばグランド電位)に設定する回路(例えば図4のN25)と、比較の結果、得られる第1の信号線(MATCH0)の値から、エラーフラグ(ERR_B)を生成出力する回路(例えば310、311)と、を備えている。
【0028】
本発明の一実施形態においては、複数の比較器(CCMPN)が共通接続される第1の信号線及び第2の信号線を複数組備え(図11のMATCH0、COMP0_BとMATCH1、COMP1_B)、複数組の第1の信号線及び第2の信号線に接続され、複数の前記比較器全体のパス/フェイルの判定結果を出力する判定回路(図11の104A)を備えた構成としてもよい。このように、信号線(MATCH0、COMP0_BとMATCH1、COMP1_B)を分割することで、その長さが短くなり、比較時の応答速度が高速化する。
【0029】
本発明の一実施形態において、判定回路(104A)は、複数組の第1の信号線(MATCH0とMATCH1)と第2の信号線(COMP0_BとCOMP1_B)を、前記第1の値に設定する回路(例えば図12のP21〜P26)と、比較動作を制御する制御信号の値が比較を示すとき、複数組の前記第2の信号線(COMP0_BとCOMP1_B)を第2の値に設定する回路(例えば図12のN25、N31)と、複数組の前記第1の信号線に複数の入力端がそれぞれ接続され、複数組の前記第1の信号線全てが前記第1の値をとるとき、パスを出力し、複数組の前記第1の信号線の少なくとも1つが第2の値をとるときフェイルを示す値をとるエラーフラグを生成出力する回路(例えば312、311)と、を備えている。
【0030】
【実施例】
本発明の実施例に即してさらに詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を模式的に示すブロック図である。本実施例の半導体記憶装置は、例えばSDRAM(Synchronous DRAM)やRDRAM(Rambus社の商標)等のプリフェッチ機能を有する半導体記憶装置において、プリフェッチされたデータを格納するライトレジスタを、パラレルテストの書き込みレジスタ及び期待値レジスタとして用い、さらに、外部端子からの反転制御信号に基づき、ライトレジスタの値を反転、正転させることを可能としている。すなわち、図1を参照すると、メモリセルアレイ101−1に対して4個のライトレジスタ103と、4個のリード・ライト増幅器(Ramp&Wamp)102を備え、各リード・ライト増幅器(Ramp&Wamp)102には、読み出しデータと期待値とを比較する比較器(CCMPN)が配置されている。図1において、メモリセルアレイ101−1には、Xアドレスを入力してデコードしワード線(不図示)を選択するXデコーダ101−2と、ビット線対(不図示)に接続するセンスアンプ101−3、Yアドレスを入力してデコードしビット線対を選択するカラムデコーダ(Yスイッチ)101−4が設けられており、これらの要素を1単位として、「マット」、あるいは「セルアレイ・ブロック」ともいう。なお、Xデコーダ101−2は、複数のセルアレイブロックに共通に設ける構成としてもよいことは勿論である。
【0031】
図示されないデータ入出力端子DQより入力された書き込みデータはライトレジスタ103でサンプルされ、ライトレジスタ103の出力は、リード・ライト増幅器(Ramp&Wamp)102のライト増幅器(Wamp)に供給される。書き込み時、ライト増幅器(Wamp)の出力は、I/O線対MIOT、MIOB(末尾のT、Bは正転とその相補(反転)を表している)に出力され、メモリセルアレイ101−1において選択されたビット線対及び選択されたワード線のメモリセルにデータが書き込まれる。なお、図1の半導体記憶装置は、クロック同期型のメモリとして構成され、メモリセルアレイ101−1に対して設けられる4個のライトレジスタ(W・R)103には、図示されない一つのデータ入力端子(DQ)からクロックに同期してシリアルに入力される書き込みデータD[0]、D[1]、D[2]、D[3]を展開したデータを記憶保持する構成とされている。また、メモリセルアレイ101−1は複数のバンクより構成される。
【0032】
図1において、反転制御信号DIM0、DIM1、DIM2、DIM3は、4個のリード・ライト増幅器(Ramp&Wamp)102にそれぞれ入力され、ライトレジスタからのデータの反転を制御するための信号線(バス)である。DIM0、DIM1、DIM2、DIM3は、一つの外部端子に接続する構成としてもよく、別々の外部端子に接続する構成としてもよい。
【0033】
リード・ライト増幅器(Ramp&Wamp)102ごとに設けられる比較器(CCMPN)は、対応するリード増幅器(Ramp)から出力される読み出しデータと、対応するライトレジスタ103に保持されるデータを期待値データ(又はその反転信号)として入力して、比較結果出力は、一致検出信号MATCH0を介して、複数のセルアレイブロックに共通の判定回路104に供給される。
【0034】
判定回路104では、1つの比較器(CCMPN)でフェイルが検出されたとき、エラーフラグERR_Bを活性化させ、フェイルを出力する。比較器(CCMPN)は、一致検出信号MATCH0と信号COMP0_Bに共通に接続されている。比較動作時に、信号線COMP0_Bが例えばグランド電位とされ、比較器(CCMPN)で読み出しデータと期待値の不一致検出時、信号線MATCH0と信号線COMP0_Bとを、通電状態とする制御が行われる。
【0035】
パラレルテスト時には、ライトレジスタ103から複数のメモリセルへ並列書き込みが行われる。128MDRAMの場合、リード・ライト増幅器回路を128個並置する構成の場合、128ビット並列に書き込みが行われる。
【0036】
そして、メモリセルへの並列書き込みにおいて、反転制御信号DIM0、DIM1、DIM2、DIM3の値の設定により、ライトレジスタの保持値の反転値を書き込むこともできる。テスト時には、反転制御信号DIM0、DIM1、DIM2、DIM3の値はテスタから設定される。
【0037】
パラレルリード時には、比較器(CCMPN)では、メモリセルから読み出したデータを、ライトレジスタ103の保持値(期待値)と比較して、パス/フェイルを判定する。反転制御信号DIM0、DIM1、DIM2、DIM3の値が、論理0のとき、ライトレジスタ103の正転値が、書き込みデータ及び期待値として供給され、論理1のとき、ライトレジスタ103の反転値が、書き込みデータ及び期待値として供給されるものとすると、反転制御信号DIM0、DIM1、DIM2、DIM3のパタンを変えることで、ライトレジスタ103の保持値を固定としたまま、パラレルテスト実行時に、互いに異なった組み合わせのパタンを用いたパラレルテストを行うことができる。
【0038】
ライトレジスタ103へのデータの書き込みはライトレジスタモードで行う。SDRAMにおいて、図示されないコマンドレジスタへの設定で、ライトレジスタモードが実行される。本実施例において、ライトレジスタモードでは、ライトレジスタへのデータの設定が行われるだけであり、メモリセルへのデータの書き込みは行われない。
【0039】
メモリセルへのデータの書き込みはメモリライトモードで行われ(図示されないコマンドレジスタへの設定でメモリライトモードとされる)、予めライトレジスタ103に書き込まれたデータを選択ワード線に接続されるメモリセルに書き込む。ライトレジスタ103からの書き込みが行われるため1サイクルで書き込みが可能である。
【0040】
図2は、本実施例における、リード増幅器・ライト増幅器(Ramp&Wamp)102の回路構成の一例を示す図である。なお、リード増幅器(Ramp)は、IO線対MIOT、MIOBに読み出されたデータを増幅し、図示されないリードデータバスを駆動するものであり、「データアンプ」あるいは「メインアンプ」とも呼ばれる。図2を参照すると、ライト増幅器(Wamp)は、書き込みデータWDATAjs(ただし、jはデータ端子DQの番号であり、32ビットデータの場合、jは0〜31をとる。sは4ビットプリフェッチ内のシリアルアドレスであり、図1に示した構成の場合、0〜3をとる。)と、ライトイネーブル信号YIOWを入力とするNAND回路201と、NAND回路201の出力信号とライトマスク信号DQMjsとを入力とするNOR回路202と、NOR回路202の出力信号を入力するインバータ204と、書き込みデータWDATAjsの反転信号WDATAjs_B(ただし、jはデータ端子DQの番号、sは4ビットプリフェッチ内のシリアルアドレスであり、s=0〜3)とライトイネーブル信号YIOWとを入力とするNAND回路207と、NAND回路207の出力信号とライトマスク信号DQMjsとを入力とするNOR回路206と、NOR回路206の出力信号を入力するインバータ205と、ソースが接地され、ドレインがIO線MIOBjsに接続され、ゲートがNOR回路202の出力端に接続されたNチャネルMOSトランジスタN1と、ソースが電源VCCに接続され、ドレインがNチャネルMOSトランジスタN1のドレインに接続され、ゲートがインバータ205の出力に接続されたPチャネルMOSトランジスタP1と、ソースが接地され、ドレインがIO線MIOTjsに接続され、ゲートがNOR回路206の出力に接続されたNチャネルMOSトランジスタN2と、ソースが電源に接続され、ドレインがNチャネルMOSトランジスタN2のドレインに接続され、ゲートがインバータ204の出力に接続されたPチャネルMOSトランジスタP2と、を備えている。IO線対MIOTjs、MIOBjs(ただし、jはデータ端子DQの番号、sは0〜3)は、図1のカラムデコーダ101−4に接続される。
【0041】
図2に示したライト増幅器の動作について説明する。書き込み動作時、書き込みデータWDATAjsがhighレベルである場合、ライトイネーブル信号YIOWのhighレベルを受けて、NAND回路201はlowレベルとなる。ライトマスク信号DQMjsは書き込み動作時lowレベルであるため、NOR回路202の出力はhighレベルとなり、NチャネルMOSトランジスタN1がオンする。インバータ204の出力はlowレベルとなり、PチャネルMOSトランジスタP2がオンする。また、このとき、書き込みデータWDATAjsの相補信号WDATAjs_Bはlowレベルとされ、NAND回路207の出力はhighレベルとなり、このためNOR回路206の出力はlowレベルとされ、NチャネルMOSトランジスタN2はオフ状態となる。インバータ205の出力はhighレベルとなり、PチャネルMOSトランジスタP1はオフする。したがって、書き込みデータWDATAjsがhighレベルのとき、IO線MIOBjsは、オン状態のNチャネルMOSトランジスタN1を介して放電されグランド電位となる。またIO線MIOTjsは、オン状態のPチャネルMOSトランジスタP2を介して電源側から充電され電源電位となる。すなわち、IO線MIOTjsはhighレベル、IO線MIOBjsはlowレベルに駆動される。
【0042】
同様にして、書き込みデータWDATAjsがlowレベルのとき、IO線MIOTjsはlowレベル、IO線MIOBjsはhighレベルに駆動される。
【0043】
次に、リード増幅器(Ramp)について説明する。リード増幅器(Ramp)は、ソースが接地されゲートにリード増幅器イネーブル信号MAEが入力される定電流源トランジスタN5と、ソースが共通接続されて定電流源トランジスタN5のドレインに接続され、ゲートにIO線対MIOBjs、MIOTjsがそれぞれ接続され差動対を構成するNチャネルMOSトランジスタN3、N4と、ソースがNチャネルMOSトランジスタN3、N4のドレインに接続されたNチャネルMOSトランジスタN6、N7と、ソースが電源に接続され、ゲートが共通接続されドレインがNチャネルMOSトランジスタN6、N7のゲートに接続されたPチャネルMOSトランジスタP3、P4と、ソースが電源に接続され、ドレインがNチャネルMOSトランジスタN6、N7のドレインに接続されたPチャネルMOSトランジスタP5、P6と、PチャネルMOSトランジスタP5、P6のゲート間に接続され、ゲートがリード増幅器イネーブル信号MAEに接続されたPチャネルMOSトランジスタP7と、を備え、PチャネルMOSトランジスタP3、P4のゲートの接続ノードは、PチャネルMOSトランジスタP7のゲートに接続されている。
【0044】
NチャネルMOSトランジスタN7のドレインはインバータ208の入力端に接続される。NチャネルMOSトランジスタN8とPチャネルMOSトランジスタP8よりなるCMOSインバータと、電源とPチャネルMOSトランジスタP8のソース間に挿入され、ゲートにリード増幅器出力イネーブル信号MAQE_Bが入力されるPチャネルMOSトランジスタP9とが設けられており、インバータ208の出力端は、CMOSインバータの入力端(トランジスタP8とN8の共通ゲート)に接続され、CMOSインバータの出力端は、インバータ210、211よりなるフリップフロップに接続され、フリップフロップの出力信号とその反転信号は、MAQjs、MAQj_Bjsとして出力される。なお、出力がオープンのインバータ209は、インバータ208に対応して設けられており、IO線対MIOT、MIOBの負荷のバランスを調整するためのダミー回路である。
【0045】
図2のリード増幅器の動作について説明する。リード増幅器イネーブル信号MAEがlowのとき、NチャネルMOSトランジスタN5はオフし、PMOSトランジスタP3、P4、P7がオンし、NチャネルMOSトランジスタN6、N7のゲート電位は電源電位VCCとされ、PチャネルMOSトランジスタP5、P6はオフとされる。
【0046】
読み出し時に、リード増幅器イネーブル信号MAEがhighレベルとなると、NチャネルMOSトランジスタN5はオンし、差動対を定電流で駆動し、PMOSトランジスタP3、P4、P7がオフする。
【0047】
IO線MIOTjsがhighレベルのとき(したがって相補のIO線MIOBjsがlowレベルのとき)、NチャネルMOSトランジスタN4はオンし、NチャネルMOSトランジスタN3はオフし、NチャネルMOSトランジスタN7のドレイン電位はlowレベルとなり、インバータ208の出力はhighレベル、リード増幅器出力イネーブル信号MAQE_Bがlowレベル(出力イネーブル状態)のときに活性化するCMOSインバータの出力は、lowレベルとなり、インバータ210は、出力信号MAQjsとしてhighレベルを出力する。
【0048】
IO線MIOTjsがlowレベルのとき(MIOBjsがhighレベルのとき)、NチャネルMOSトランジスタN3はオンし、NチャネルMOSトランジスタN4はオフし、NチャネルMOSトランジスタN7のドレイン電位はhighレベルとなり、インバータ208の出力はlowレベル、リード増幅器出力イネーブル信号MAQE_Bがlowレベルのとき活性化するCMOSインバータの出力はhighとなり、インバータ210の出力信号MAQjsはlowレベルを出力する。なお、ライト増幅器及びリード増幅器として、図2に示した構成は、あくまで一例を示したものであり、本発明において、ライト増幅器及びリード増幅器は上記構成に限定されるものでなく、IO線対MIOT、MIOBを差動で駆動するライト増幅器、差動入力して増幅するリード増幅器であれば、任意の回路構成を用いてよいことは勿論である。
【0049】
図3は、図2のライト増幅器(Wamp)の前段回路をなす、書き込みデータ・期待値データの反転制御回路の構成を示す図である。図3に示した反転制御回路は、例えば図1のリード・ライト増幅器(Ramp&Wamp)102内に含まれており、図2の相補のデータWDATAjsとWDATAjs_Bを生成し、ライト増幅器(Wamp)に供給するとともに、比較器(CCMPN)に対して、書き込みデータWDATAjsとWDATAjs_Bを期待値データとして供給する。図3を参照すると、この反転制御回路は、レジスタ103の出力DATAjs_B(ただし、jは、DQ番号に対応し、sはプリフェッチ内のシリアルアドレスである。)とその反転信号を入力し、DIMjsを選択制御信号として一方を選択出力するセレクタ回路で構成される。すなわち、ライトレジスタ103の出力信号DATAjs_Bと、DATAjs_Bをインバータ211で反転した信号とをそれぞれ入力するCMOSトランスファゲートTG1及びTG2を備え、CMOSトランスファゲートTG1及びTG2の出力は共通接続され、インバータ224の入力端に接続され、インバータ224の出力端から書き込みデータWDATAjsを出力し、WDATAjsを反転するインバータ225の出力端からWDATAjs_Bを生成する。CMOSトランスファゲートTG1及びTG2は、PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタよりなり、TG1は、DIMjsがhighのときオンし、TG2は、DIMjsがlowのときオンする。
【0050】
図4は、図1の比較器(CCMPN)と、複数の比較器に共通に設けられる判定回路(CCMPC)104の構成と接続形態の一例を示す図である。各比較器(CCMPN)は、共通の一致検出信号線MATCH0と比較制御信号線COMP0_Bに接続され、一致検出信号線MATCH0と比較制御信号線COMP0_Bは、判定回路104に入力されている。
【0051】
各比較器(CCMPN)は、リード増幅器(Ramp)の出力MAQjsとその相補信号MAQjs_Bと、ライト増幅器Wampに供給される書き込みデータWDATAjsとその相補信号WDATAjs_Bを入力し、一致するか否かを検出する。すなわち、一致検出信号線MATCH0と比較制御信号線COMP0_Bとの間に直列に接続される2つのNチャネルMOSトランジスタN21、N22を備え、NチャネルMOSトランジスタN21、N22のゲートにはそれぞれ、反転読み出しデータMAQjs_Bと、正転書き込みデータWDATAjsが接続され、一致検出信号線MATCH0と比較制御信号線COMP0_Bとの間に直列に接続される2つのNチャネルMOSトランジスタN23、N24を備え、NチャネルMOSトランジスタN23、N24のゲートにはそれぞれ、正転読み出しデータMAQjsと、反転書き込みデータWDATAjs_Bが接続されている。
【0052】
メモリセルの読み出しデータMAQjsが、正転期待値データWDATAjsと一致する場合(パスの場合)、読み出しデータの反転信号MAQjs_Bと、期待値データWDATAjsの値は相補の値とされ、読み出しデータMAQjsと期待値データの反転信号WDATAjs_Bは相補の値とされる。このため、NチャネルMOSトランジスタN21、N22の一方はオフとなり、NチャネルMOSトランジスタN23、N24の一方はオフとなり、信号線MATCH0と比較制御信号線COMP0_Bとは非導通とされる。
【0053】
一方、メモリセルの読み出しデータMAQjsが正転期待値データWDATAjsと不一致の場合(フェイルの場合)、読み出しデータの反転信号MAQjs_Bと、期待値データWDATAjsの値は一致し、読み出しデータMAQjsと期待値データの反転信号WDATAjs_Bは一致する。フェイルの一例として、書き込みデータとしてhighレベルをメモリセルに書き込み、期待値データWDATAjsがhighレベルの場合、メモリセルからの読み出しデータMAQjsはlowレベルとなり、読み出しデータの反転信号MAQjs_Bはhighレベルとなり、NチャネルMOSトランジスタN21とN22はともにオンとなり、信号線MATCHと比較制御信号線COMP0_Bとは通電される。また、書き込みデータとしてlowをメモリセルに書き込み、期待値データWDATAjsがlowのとき(期待値データWDATAjs_Bがhigh)、メモリセルからの読み出しデータMAQjsはhighレベルとなり、NチャネルMOSトランジスタN23とN24はともにオンとなり、信号線MATCHと比較制御信号線COMP0_Bとは通電される。
【0054】
すなわち、リード増幅器からの読み出しデータと期待値データが不一致の場合、NチャネルMOSトランジスタN21とN22の直列回路、NチャネルMOSトランジスタN23とN24の直列回路の一方が導通し、信号線MATCHと比較制御信号線COMP0_Bとが導通される。他の比較器(CCMPN)についても同様とされる。
【0055】
判定回路(CCMPC)104は、ソースが電源VCCに接続され、ドレインが一致検出信号線MATCH0に接続され、ゲートが、比較動作の活性化を制御するテストコンペアイネーブル信号TCMPEに接続されたPチャネルMOSトランジスタP21と、ソースが電源に接続され、ドレインが一致検出信号線MATCH0に接続され、ゲートがインバータ310の出力に接続されたPチャネルMOSトランジスタP22と、ソースが電源VCCに接続され、ドレインがCOMP0_Bに接続され、ゲートがテストコンペアイネーブル信号TCMPEに接続されたPチャネルMOSトランジスタP23と、ソースがGNDに接続され、ドレインがCOMP0_Bに接続され、ゲートがテストコンペアイネーブル信号TCMPEに接続されたNチャネルMOSトランジスタN25とを備えている。
【0056】
一致検出信号線MATCH0は、インバータ310の入力端に接続され、インバータ310の出力端は、PチャネルMOSトランジスタP22のゲートに接続され、インバータ311を介してERR_B(lowレベルでフェイル)として出力される。
【0057】
図4に示した回路の動作について説明する。テストコンペアイネーブル信号TCMPがlowレベルの期間、PチャネルMOSトランジスタP21及びP23がオンし、一致検出信号線MACTH0と比較制御信号線COMP0_Bは電源電位(highレベル)にプリチャージされる。一致検出信号線MACTH0を入力するインバータ310の出力はlowレベルとされ、エラーフラグERR_Bはhighレベルを出力する。PチャネルMOSトランジスタP21もオン状態とされ、一致検出信号線MACTH0を電源電位にプルアップする。
【0058】
テスト時、テストコンペアイネーブル信号TCMPがhighレベルとなると、NチャネルMOSトランジスタN25がオンし、信号線COMP0_Bはlowレベルとされる。
【0059】
比較器(CCMPN)での比較の結果、対応するリード増幅器(Ramp)からの読み出しデータと期待値データとが不一致の場合、信号線MATCH0と比較制御信号線COMP0_Bとが通電状態となり、信号線MATCH0は放電され、その電位は、グランド電位とされる。
【0060】
信号線MATCH0がlowレベルとなると、インバータ310の出力はhighレベルとなり、エラーフラグERR_Bはlowレベルとなる。すなわち、フェイルを出力する。
【0061】
複数の比較器(CCMPN)のうち1以上の比較器(CCMPN)で読み出しデータと期待値の不一致を検出した場合、エラーフラグERR_Bはlowレベルとなる。なお、比較器(CCMPN)の個数は、並列度にしたがって、任意に設定される。
【0062】
図5は、本実施例におけるパラレルテストモードにおけるライト動作を説明するための波形図である。図5において、CLKは、クロック同期型の半導体記憶装置外部から供給されるクロックに同期した内部クロックである。Y−SWは、図示されないYスイッチをイネーブルとする制御信号であり、ワンショットパルスとして出力される。ワンショットパルスのhighレベル期間、IO線対MIOT、MIOBが選択されたビット線に接続される。YIOWは、ライトイネーブル信号であり、この信号のhighレベルをうけてライト増幅器(Wamp)がIO線対MIOT、MIOBに書き込みデータWDATA、WDATA_Bを出力する。リード増幅器イネーブル信号MAEは、非活性状態とされる。
【0063】
図6は、本実施例におけるパラレルテストモードにおけるリード動作を説明するための波形図である。CLKは、クロック同期型の半導体記憶装置外部から供給されるクロックに同期した内部クロックである。Y−SWは、図示されないYスイッチをイネーブルとする制御信号であり、ワンショットパルスとして出力される。信号Y−SWのhighレベル期間に、IO線対MIOT、MIOB(プリチャージされている)は、センスアンプ101−3の出力により電位が開く。リード増幅器イネーブル信号MAEのhighレベルを受けて、リード増幅器(Ramp)から出力される読み出しデータ対MAQjs/MAWjs_Bがhigh/lowレベルとなる。クロックCLKの立ち下がりエッジをうけて、ワンショットパルスTCMPE(テストコンペアイネーブル信号)が出力され、信号線COMP0_Bがグランド電位とされ、比較器(CCMPN)での比較の結果、信号線MATCH0は、high又はlowレベルとされ、エラーフラグの値が確定され、対応するデータ端子DQ端子から出力される。なお、図6において、COMP1_B、MATCH1は、第2系統の信号線であり、図11、図12を参照して後述される。YIOWは、ライトイネーブル信号であり、この信号はlow固定とされる。エラーフラグERR_Bは半導体記憶装置の出力端子DQから出力される。エラーフラグERR_Bを2段目、3段目で圧縮を行ってもよい。すなわち、複数のエラーフラグERR_Bを入力とする一致検出回路を、さらに1段又は複数段備えた構成としてもよい。
【0064】
図7は、本発明の一実施例のクロック同期型半導体記憶装置のライトレジスタの構成の一例を示す図であり、1つのデータ端子DQより、1クロックサイクルの立ち上がりと立ち下がりのエッジを用いて2つのデータをシリアル入力するDDR型SDRAMのデータ入力回路の一部が示されている。
【0065】
図7において、4つのレジスタ103、103、103、103は、図1に示す構成において、例えばDATAj0_B、DATAj1_B、DATAj2_B、DATAj3_Bを入力する4つのライトレジスタに対応している。なお、図1では簡単のため、ライトレジスタ103の入力を出力と同一のDATAjs_B(s=0〜3)で表している。この例では、いずれも、レベルセンシティブ・ラッチよりなる。このラッチは、サンプリング制御信号端子Gがhighレベルのとき(/G端子がlowレベル)、入力をスルーで出力し、G端子がlowレベルのとき、入力にかかわらず、Gがhighレベルのとき記憶した値を出力する。なお、図7において、レジスタ103、103、103、103は、前段にエッジトリガー型のレジスタ409、411が設けられているため、スルーのラッチで構成されているが、エッジトリガー型のレジスタで構成してもよいことは勿論である。
【0066】
データ端子DQのデータ正転入力DINj_Tはインバータ401で反転され、レジスタ402とラッチ403を介してマルチプレクサ406に入力される。インバータ401の出力は、レベルセンシティブ・ラッチ404、405を介して、マルチプレクサ407に入力される。レジスタ402は、例えば、ポジティブエッジトリガーレジスタ回路よりなり、マスターラッチとスレーブラッチで構成され、クロック信号Cがlowレベルのとき、マスターラッチで入力データを記憶し、クロック信号Cがhighレベルのときマスターラッチに記憶したデータをスレーブラッチから出力し且つ記憶する。
【0067】
DINj_Tは、j番目のDQ端子に入力されるデータであり、クロックCLKの1クロックの立ち上がりと立ち下がりエッジに同期して2回入力され、2クロックサイクルで4つのデータD[0]、D[1]、D[2]、D[3]がシリアルに入力される。
【0068】
レジスタ402とラッチ403、及びラッチ404と405は、シリアルデータを2相展開するシリアル・パラレル変換回路(デマルチプレクサ)であり、データ端子DQから1クロックサイクルにシリアル入力される2つのデータD[0]、D[1]を、パラレル変換し、1クロックサイクルあたり、D[0]、D[1]をパラレルに出力する。相補のクロックDSCLK_T、DSCLK_Bは、データストローブ信号DQSの内部信号である。レジスタ402とラッチ403、及びラッチ404と405で構成する2相展開回路(シリアルパラレル変換回路)の構成は公知のものである。
【0069】
マルチプレクサ(セレクタ)406は、DQ端子からの入力データDINj_Tを2相展開したうちの1相信号DINjR_Bと、テストモード時に所定のデータ端子DQから入力された信号TDINR_Bを入力し、パラレルテスト信号TPARAに基づき、ノーマル時には、DINjR_B、パラレルテスト時には、TDINR_Bを出力する。マルチプレクサ406の出力は、レジスタ409に入力され、インバータ410で反転され、信号DATAWjR_Bとして、ライトレジスタ103、103のデータ端子に入力される。
【0070】
マルチプレクサ407は、DINj_Tを2相展開したうちの1相信号DINjF_Bと、テストモード時に所定のデータ端子DQから入力された信号TDINF_Bを入力し、信号TPARAに基づき、ノーマル時には、DINjF_B、パラレルテスト時には、TDINF_Bを出力する。マルチプレクサ407の出力は、レジスタ411に入力され、インバータ412で反転され、信号DATAWjF_Bとして、ライトレジスタ103、103のデータ端子に入力される。
【0071】
ライトレジスタ103、103には、ライト用パルスWT2が供給され、ライトレジスタ103、103にはライト用パルスWT3が供給される。ライト用パルスWT2、WT3は、半導体記憶装置内部で生成される。
【0072】
ライトレジスタ103、103、103、103の出力端子Qは、それぞれDATAj0_B、DATAj1_B、DATAj2_B、DATAj3_Bが出力される。なお、前述したように、図1では、簡単のため4つのライトレジスタ(W・R)103の入力を、それぞれの出力信号DATAj0_B、DATAj1_B、DATAj2_B、DATAj3_Bに対応させて表している。
【0073】
図8は、図7のマルチプレクサ406、407に入力されるテストデータTDINR_B、TDINF_Bを生成する回路の構成の一例を示す図である。7番目のDQ端子(DQ7)からのデータDIN7_Tと、ライトレジスタ書き込みテストモード信号TWRWを入力とするNAND回路420と、ライト用内部クロックDICLKをクロック信号として入力するエッジトリガー型のレジスタ(マスタースレーブ型ラッチ)422及びレベルセンシティブ・ラッチ423を備えている。ライト用内部クロックDICLKは、内部クロックCLK(外部クロック端子からのクロック信号に同期したクロック信号)に遅延をかけて生成される信号であり、半導体記憶装置内部で生成される。レジスタ422及びラッチ423の出力端子Qから入力データDIN7_Tを2相展開した信号が出力され、インバータ424、425、インバータ426、427を介して出力される。なお、ライトレジスタ書き込みテストモード信号TWRWがlowレベルのときNAND回路420は、入力データDIN7_Tの値によらず、high固定値を出力する。
【0074】
本発明では、プリフェッチ用のライトレジスタ103に、ノーマルモードのライトとテストモードのときのライト動作及び期待値の供給動作を行わせる。以下に、ノーマルモード(通常動作)とテストモードにおけるライト動作の一例を説明する。
【0075】
図9は、ノーマルモードのライト動作を説明するためのタイミング図であり、図7の回路動作(DDR SDRAMのプリフェッチ動作)の理解のために添付してある。
【0076】
図9において、CLKはクロック信号(外部から供給されるクロック信号に同期した内部クロック信号)である。DQSはデータストローブ信号である。DQはデータ入出力端子である。DSCLK_T/DSCLK_Bは、データストローブ信号DQSの内部信号であり、図7のレジスタ402、ラッチ403、404、405のクロック信号として供給される。DINj_Tは、第j番目のDQ端子からの入力、DINjR_B、DINjF_Bは、入力を2相展開した信号であり、図8のラッチ403と404の出力信号である。DCLKはライト用の内部クロック信号である。DATAWjR_B、DATAWjF_Bは、ライトレジスタにそれぞれ供給されるデータ信号である。WT2、WT3は、ライトレジスタに供給されるサンプリングクロック(ワンショットパルス)である。DATAj0_B〜DATAj3_Bはライトレジスタの出力である。Y−SWはYスイッチをオンする制御信号であり、YIOWは、ライト増幅器のライトイネーブル信号である。
【0077】
図9を参照して、ノーマル時のライトレジスタへの書き込み動作の概略を説明すると、サイクルt0でライト動作が開始され、DQ端子から、クロックの立ち上がりと立ち下がりの両エッジを用いて、1クロックサイクルで2つのデータがシリアルに入力される。サイクルt2では、2相展開回路(図7のラッチ403、404の出力)から、DINjR_B、DINjF_Bとして、2相展開された信号D[0]、D[1]が出力され、サイクルt3では、2相展開回路(図7のラッチ403、404の出力)から、2相展開された信号D[2]、D[3]が出力される。マルチプレクサ406、407は、DINjR_B、DINjF_Bを選択して出力し、レジスタ409、410は、クロックDCLKの立ち上がりエッジでDINjR_B、DINjF_Bをサンプルして、DATAkWjR_B、DATAkWjF_Bを出力する。そして、DATAkWjR_B、DATAkWjF_Bを入力とするライトレジスタ103、103は、ライトパルスWT2のワンショットパルス(highレベル)を受けて、D[0]、D[1]を出力し、DATAkWjR_B、DATAkWjF_Bを入力とするライトレジスタ103、103は、1クロックサイクル遅れて、ライトパルスWT3のワンショットパルス(highレベル)を受けて、D[2]、D[3]を出力する。YスイッチY−SWのワンショットパルス、YIOWのワンショットパルスを受けて、4つのライト増幅器(Wamp)から、メモリセルアレイ101−1の選択されたワード線のメモリセルへデータが書き込まれる。
【0078】
図10は、本実施例における、テスト(パラレルテスト)時におけるライトレジスタ103への書き込みモードの動作の一例を説明するための図である。テストモード時におけるライトレジスタ103への書き込みにおいては、データストローブDQS信号を用いず、入力データをラッチするレジスタにおいて、図8に示したように、クロック信号CLKに遅延をかけたDICLK信号が用いられ、例えば、テストデータ入力用の1つのデータ入力端子DQ7からのデータの初段のレジスタ422とラッチ423でのサンプルを行う。これは、ウェーハテストやバッチ処理テスト(バーンイン)では、試験サイクルが遅くタイミング条件がゆるいため、より少ないピン(テスタのピンカウント)で試験が行われるためである。ライトレジスタの書き込みモードでは、信号YIOW、YSWは、ともに非活性状態とされる。データ入力端子DQ7からのデータDIN7_Tは、ライトレジスタ書き込みモード信号TWRWがhighレベルのとき、クロック信号DICLKに同期してレジスタ422とD型ラッチ423で2相展開され、TIN7R_B、TIN7F_Bとして、D[0]、D[1]、次のDICLKの立ち下がりでD[2]、D[3]が出力される。
【0079】
マルチプレクサ406、407(図7参照)では、TIN7R_B、TIN7F_Bを選択し、DCLKに同期して、DATAWjR_B、DATAWjF_Bが出力される。そして、DATAkWjR_B、DATAkWjF_Bを入力とするライトレジスタ103、103は、ライトパルスWT2のパルス(highレベル)を受けて、D[0]、D[1]を出力し、DATAkWjR_B、DATAkWjF_Bを入力とするライトレジスタ103、103は、1クロックサイクル遅れて、ライトパルスWT3のhighレベルを受けて、D[2]、D[3]を出力する。
【0080】
ライトレジスタ103にデータを書き込んだ後のライト増幅器(Wamp)からメモリセルへのデータの書き込みは、図5に示したような動作で実行される。本実施例によれば、テスト(パラレルテスト)時に、図10に動作の一例を示した書き込みモードにしたがって、テストデータをライトレジスタ(W・R)に書き込んだ後、反転制御信号(DIM)に基づき、該テストデータとその反転値の一方を選択して、メモリセルへの書き込みデータ及び比較器への期待値データとして供給することができる。このため、該テストデータの反転値を、書き込みデータとする場合、該テストデータの反転値をライトレジスタ(W・R)に書き込むサイクルは不要とされる。すなわち、本実施例に係る半導体記憶装置を被試験デバイスとしてテストするテスト装置において、半導体記憶装置に反転制御信号(DIM)の値を変えるパタンを印加することで、該テストデータの反転値をライトレジスタ(W・R)に書き込むためのサイクルに相当する分のテストベクトルを省くことができる。
【0081】
次に、本発明の別の実施例について説明する。図11は、判定回路104Aに対して、一致検出信号線MATCHを2系統設けたものである。判定回路104Aの両側の複数のメモリセルアレイ101−1に対して、判定回路104Aを備え、左側の信号線MATCH0、COMP0_Bと、右側の信号線MATCH1、COMP1_Bの2系統からなる。各MATCH0、COMP0_B、MATCH1、COMP1_Bには、判定回路104Aが接続される。
【0082】
メモリセルアレイ101−1に対して(すなわち、1つのDQ端子に対して)、4つのリード・ライト増幅器(Ramp&Wamp)及び比較器(CCMPN)、ライトレジスタ103を備えている構成は、図1の構成と同様である。すなわち、図1の構成を、判定回路104Aを共通とし、判定回路104Aを中心に、対称に配置したものである。
【0083】
この実施例の構成は、信号線MATCH0、MATCH1の配線長を短くしてており、負荷容量・配線抵抗を低減し、遅延特性を向上している。
【0084】
図12は、図11の比較器(CCMPN)と、判定回路104Aの構成と接続形態の一例を示す図である。第1群(第1系統)の各比較器(CCMPN)は、共通の一致検出信号線MATCH0と比較制御信号線COMP0_Bに接続され、一致検出信号線MATCH0と比較制御信号線COMP0_Bは、判定回路104Aに接続されている。
【0085】
第2群(第2系統)の各比較器(CCMPN)は、共通の一致検出信号線MATCH1と比較制御信号線COMP1_Bに接続され、一致検出信号MATCH1と比較制御信号COMP1_Bは、判定回路104Aに接続されている。
【0086】
一致検出信号線MATCH0と比較制御信号線COMP0_Bに接続される第1群の各比較器(CCMPN)は、図4に示した比較器(CCMPN)と同一の構成とされる。すなわちリード増幅器(Ramp)から出力される読み出しデータMAQとその相補信号MAQ_Bを入力し、ライト増幅器(Wamp)に供給される書き込みデータWDATAと相補信号WDATA_Bを期待値データとして入力し、読み出しデータと期待値データとが一致するか否かを検出する。
【0087】
第2群の比較器(CCMPN)は、一致検出信号線線MATCH1と比較制御信号線COMP1_Bとの間に直列に接続される2つのNチャネルMOSトランジスタN27とN28を備え、NチャネルMOSトランジスタN27とN28のゲートにはそれぞれ、反転読み出しデータMAQms_Bと、正転書き込みデータWDATAmsが接続されている。さらに、一致検出信号線MATCH1と比較制御信号線COMP1_Bとの間に直列に接続される2つのNチャネルMOSトランジスタN29とN30を備え、NチャネルMOSトランジスタN29とN30のゲートにはそれぞれ、正転読み出しデータMAQmsと、反転書き込みデータWDATAms_Bが接続されている。
【0088】
メモリセルの読み出しデータMAQmsが正転期待値データWDATAmsと一致する場合(パスの場合)、読み出しデータの反転信号MAQms_Bと、期待値データWDATAmsの値は相補の値とされ、読み出しデータMAQmsと期待値データの反転信号WDATAms_Bは相補の値とされる。このため、NチャネルMOSトランジスタN27、N28の一方はオフとなり、NチャネルMOSトランジスタN29、N30の一方はオフとなり、信号線MATCH1と比較制御信号線COMP1_Bとは非導通とされる。
【0089】
一方、メモリセルの読み出しデータMAQmsが正転期待値データWDATAmsと不一致の場合(フェイルの場合)、読み出しデータの反転信号MAQms_Bと、期待値データWDATAmsの値は一致し、読み出しデータMAQmsと期待値データの反転信号WDATAms_Bは一致する。フェイルの一例として、書き込みデータWDATAmsとしてhighレベルをメモリセルに書き込み、期待値データWDATAmsがhighレベルの場合、メモリセルからの読み出しデータMAQmsはlowレベルとなり、読み出しデータの反転信号MAQms_Bはhighレベルとなり、NチャネルMOSトランジスタN27とN28はともにオンとなり、信号線MATCH1と比較制御信号線COMP1_Bとは通電される(信号線MATCH1はグランド電位となる)。また、書き込みデータWDATAmsとしてlowレベルをメモリセルに書き込み、期待値データWDATAmsがlowレベルのとき(期待値データWDATAms_Bがhighレベル)、メモリセルからの読み出しデータMAQmsはhighレベルとなり、NチャネルMOSトランジスタN29とN30はともにオンとなり、信号線MATCH1と比較制御信号線COMP1_Bとは通電される。
【0090】
すなわち、リード増幅器からの読み出しデータと期待値データが不一致の場合、NチャネルMOSトランジスタN27とN28の直列回路、NチャネルMOSトランジスタN29とN30の直列回路の一方が導通し、信号線MATCH1と比較制御信号線COMP1_Bとが導通される。他の比較器(CCMPN)についても同様とされる。
【0091】
判定回路(CCMPC)104Aは、第1系統の信号線MATCH0とCOMP0_Bに接続する回路として、ソースが電源VCCに接続され、ドレインが一致検出信号線MATCHに接続され、ゲートがテストコンペアイネーブル信号TCMPEに接続されたPチャネルMOSトランジスタP21と、ソースが電源に接続され、ドレインが一致検出信号線MATCH0に接続され、ゲートがNAND回路312の出力に接続されたPチャネルMOSトランジスタP22と、ソースが電源に接続され、ドレインがCOMP0_Bに接続され、ゲートがテストコンペアイネーブル信号TCMPEに接続されたPチャネルMOSトランジスタP23と、ソースがGNDに接続され、ドレインがCOMP0_Bに接続され、ゲートがテストコンペアイネーブル信号TCMPEに接続されたNチャネルMOSトランジスタ25とを備えている。また第2系統の信号線MATCH1とCOMP1_Bに接続する回路として、ソースが電源VCCに接続され、ドレインが一致検出信号線MATCH1に接続され、ゲートがテストコンペアイネーブル信号TCMPEに接続されたPチャネルMOSトランジスタP24と、ソースが電源に接続され、ドレインが一致検出信号線MATCH1に接続され、ゲートがNAND回路312の出力に接続されたPチャネルMOSトランジスタP25と、ソースが電源に接続され、ドレインが比較制御信号線COMP1_Bに接続され、ゲートがテストコンペアイネーブル信号TCMPEに接続されたPチャネルMOSトランジスタP26と、ソースがグランド(GND)に接続され、ドレインが比較制御信号線COMP0_Bに接続され、ゲートがテストコンペアイネーブル信号TCMPEに接続されたNチャネルMOSトランジスタN31と、を備えている。
【0092】
さらに、判定回路(CCMPC)104Aは、第1系統の一致検出信号線MATCH0と、第2系統の一致検出信号線MATCH1とが2つの入力端に接続されているNAND回路312と、NAND回路312の出力端に入力端が接続され、出力端からエラーフラグ信号ERR_B(フェイル判定時lowレベル)を出力するインバータ311を備えている。NAND回路312の出力端は、PチャネルMOSトランジスタP22、P25のゲートに接続されている。なお、NAND回路312の出力端がlowレベルのとき(すなわちパスのとき)、PチャネルMOSトランジスタP22、P25は、オン状態とされ、第1系統の一致検出信号線MATCH0と第2系統の一致検出信号線MATCH1を電源電位にプルアップする。
【0093】
図12に示した回路の動作について説明する。テストコンペアイネーブル信号TCMPがlowレベルの期間、PチャネルMOSトランジスタP21、P23、P24、P26がオンし、第1、第2系統の一致検出信号線MACTH0、MATCH1、第1、第2系統の比較制御信号線COMP0_B、COMP1_Bは電源電位(highレベル)に、プリチャージされる。第1、第2系統の一致検出信号線MACTH0、MATCH1を入力とするNAND回路312の出力はlowレベルとされ、エラーフラグERR_Bはhighレベルとされる。
【0094】
テストコンペアイネーブル信号TCMPがhighレベルとなると、NチャネルMOSトランジスタN25、N31がオンし、第1、第2系統の比較制御信号線COMP0_B、COMP1_Bはlowレベルとされる。
【0095】
例えば第1群の比較器(CCMPN)のうちいずれかで、対応するリード増幅器(Ramp)からの読み出しデータと期待値データとが不一致の場合、一致検出信号線MATCH0と比較制御信号線COMP0_Bとが通電し、一致検出信号線MATCH0は放電され、その電位は、グランド電位とされる。
【0096】
一致検出信号線MATCH0がlowレベルとなると、NAND回路312の出力はhighレベルとなり、エラーフラグERR_Bはlowレベルとなる。すなわち、フェイルを出力する。
【0097】
第2系統の一致検出信号線MATCH1と比較制御信号線COMP1_Bに接続する比較器(CCMPN)のうちいずれかで、対応するリード増幅器(Ramp)からの読み出しデータと期待値データとが不一致の場合、一致検出信号線MATCH1と比較制御信号線COMP1_Bとが通電し、一致検出信号線MATCH1は放電され、その電位は、グランド電位とされる。一致検出信号線MATCH1がlowレベルとなると、NAND回路312の出力はhighレベルとされ、エラーフラグERR_Bはlowレベルとなる。すなわち、フェイルを出力する。このように、第1及び第2系統の複数の比較器(CCMPN)のうち、1つ以上の比較器(CCMPN)で読み出しデータと期待値の不一致を検出した場合、エラーフラグERR_Bはlowレベルとなる。
【0098】
なお、本実施例においても、比較器(CCMPN)の個数は並列度にしたがって任意に設定される。
【0099】
ここで、システム構成の具体例を説明しておく。図11において、128MDRAM構成の場合、データ端子(入出力端子)DQを32本(DQ0〜DQ31)備え、メモリセルアレイを4バンクのセルアレイで構成した場合、ライトレジスタ、リード・ライト増幅器(Ramp&Wamp)、比較器(CCMPN)を、32×4=128セット備え、各メモリセルアレイのサイズは4Mとされ、各バングのセルアレイは、1M、セルアレイのX(ロウ)は4K、Y(カラム)は256構成とされる。セルアレイ1つにつき4対のIO線対MIOT/MIOBが接続されており、したがって、セルアレイの64本のビット線対及びセンスアンプ101−3をYスイッチ(カラムデコーダ101−4)で選択したビット線対が、IO線対MIOT/MIOBに接続される。かかる本実施例によれば、128個のライト増幅器(Wamp)からのパラレルライト、128個のリード増幅器(Ramp)、比較器(CCMPN)でのパラレルリードと比較(コンペア)により、パラレルテストを可能としている。その際、テストデータは、前述したように、例えばデータ端子DQ7から128個のライトレジスタ103に共通に供給するようにしてもよい。そして、判定回路(CCMPC)104を4個とし、4つのエラーフラグ信号ERR_Bを出力する構成としてもよい。あるいは、4つのエラーフラグ信号ERR_Bを4ビット一致検出回路(図16の1303)に入力し、1ビットに圧縮する構成としてもよい。かかるシステムにおいて、ライトレジスタ103の値を外部端子からの反転制御信号DIMでその反転値、正転値を自在に出力可能としたことにより、パタンを頻繁に変化させるテストの実現を容易化することができる。
【0100】
なお、上記実施例では、クロック同期型のメモリとしてDDR・SDRAMに本発明を適用した例を説明したが、本発明は、DDR・SDRAMにのみ限定されるものでなくQDR(Quad Data Rate)型のSDRAM等にも同様にして適用できる。
【0101】
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例にのみ限定されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
【0102】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ノーマルモードライト用のライトレジスタをテストモード時の書き込み兼用期待値レジスタとして利用しており、テストモード用に新たにレジスタを設けることを不要とし、回路規模の増大を抑止している。
【0103】
また、本発明によれば、ライトレジスタの値を外部端子からの反転制御信号でその反転値、正転値を自在に出力可能としたことにより、マーチングや、パタンデータを頻繁に変化させるテストを容易に実現することができる、という効果を奏する。かかる本発明は、パラレルテスト用のテストデータを保持するライトレジスタの保持データを変えることなく、書き込みデータ及び期待値データを変更可能としており、テスタやウェーハプローバ等のテスト装置を用いたパラレルテストに好適とされる。
【0104】
さらに、本発明によれば、メモリセルからの読み出しデータをライトレジスタの値と比較してパス・フェイル判定を行っており、テスタビリティを向上している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例におけるリード・ライト増幅器の構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例におけるライト増幅器の前段回路の構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施例における比較器(CCMPC)及び判定回路(CCMPN)の構成を示す図である。
【図5】本発明の一実施例のパラレルテストモードのライト動作を説明するための波形図である。
【図6】本発明の一実施例のパラレルテストモードのリード動作を説明するための波形図である。
【図7】本発明の一実施例におけるライトレジスタの構成を示す図である。
【図8】本発明の一実施例におけるライトレジスタの構成を示す図である。
【図9】本発明の一実施例におけるノーマルモードでのライト動作を説明する波形図である。
【図10】本発明の一実施例におけるライトレジスタの書き込みモードの動作を説明する波形図である。
【図11】本発明の別の実施例の構成を示す図である。
【図12】本発明の別の実施例における比較器(CCMPC)と判定回路(CCMPN)の構成を示す図である。
【図13】従来の半導体記憶装置のテスト回路の一例を示す図である。
【図14】従来の半導体記憶装置のテスト回路の一例を示す図である。
【図15】従来の半導体記憶装置のテスト回路の一例を示す図である。
【図16】従来の半導体記憶装置のテスト回路の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ
3 ロウデコーダ
4 カラムデコーダ
6 読み出し/書き込みゲート
7 読み出し/テスト回路
60 第1の差動増幅器
71 スイッチ
73 第2の差動増幅器
74 期待値書き込み回路
75 エラー検出回路
101−1 メモリセルアレイ
101−2 Xデコーダ(ロウデコーダ)
101−3 センスアンプ
101−4 カラムデコーダ(Yスイッチ)
102 リード・ライト増幅器・比較器
103 ライトレジスタ
104、104A 判定回路
201、207、312 NAND回路
202、206 NOR回路
204、205、310、311、424〜427 インバータ
402、409、411、422 レジスタ
403、404、405、423 ラッチ
406、407 セレクタ
1101 MPR(マルチパーパスレジスタ)
1102 比較器
1301 メモリセルアレイ
1302 リード・ライト増幅器
1303 比較器
1304 NAND
1305、1308 インバータ
1306、1307 NOR

Claims (25)

  1. 複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、
    前記メモリセルへ書き込まれるデータを保持する保持回路と、
    前記メモリセルからの読み出しデータと、前記読み出しデータに対応する期待値データとを入力し両者が一致するか否か比較する比較器と、
    前記保持回路に保持されるデータと、反転制御信号とを入力し、前記反転制御信号の値に応じて、前記保持回路に保持されるデータの正転値又は反転値を出力する制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路からの出力は、前記メモリセルへの書き込みデータとして供給され、且つ、前記期待値データとして前記比較器に入力される、ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記保持回路は、通常動作時においては、前記メモリセルへの書き込みデータを保持する回路として用いられ、テスト時においては、前記メモリセルへの書き込みテストデータを保持する回路、及び前記期待値データを保持する回路として兼用される、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記反転制御信号は、半導体記憶装置の外部端子から値が設定される、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 前記メモリセルアレイと書き込みデータ及び読み出しデータの授受を行うIO線を複数本備え、
    複数本の前記IO線に対応して、前記保持回路と前記比較器の組を複数組備え、
    複数の前記保持回路からのデータが、並列に、前記メモリセルアレイに書き込まれるパラレルテストにおいて、複数の前記保持回路の保持するデータを書き替えることなく、前記保持回路に対応する前記制御回路に入力される前記反転制御信号の値を変えることで、パラレルテストの印加(フォース)パタン及び期待値パタンが可変自在とされてなる、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 半導体記憶装置の1つのデータ端子に対応して、前記保持回路と前記比較器の組を少なくとも1組備え、
    前記1つのデータ端子に対応して設けられ、入力されるテスト制御信号に基づき、前記1つのデータ端子からの書き込みデータと、与えられた書き込みテストデータのうちの一方を選択する選択回路を備え、
    前記選択回路の出力が対応する前記保持回路へ入力される、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  6. 前記選択回路に与えられる書き込みテストデータは、前記1つのデータ端子とは異なる所定のデータ端子から入力され、前記選択回路に供給される、ことを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 前記所定のデータ端子から入力された書き込みテストデータが、複数の前記選択回路に共通に供給され、
    パラレルテスト時に、複数の前記選択回路は、前記書き込みテストデータを選択し、前記書き込みテストデータが複数の前記保持回路に共通に供給される、ことを特徴とする請求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 前記メモリセルアレイのセンスアンプを介して読み出されたデータを受け取って増幅するリード増幅器を備え、
    前記比較器は、前記リード増幅器の出力と、前記制御回路からの出力とを入力し、
    複数の前記リード増幅器に対してそれぞれ設けられる複数の比較器は、比較結果を示す共通信号線に共通に接続されており、
    複数の前記比較器のうち、少なくとも1つの前記比較器で読み出しデータと期待値データの不一致検出時、前記共通信号線にフェイル情報が出力される、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  9. 前記共通信号線が、第1の信号線と第2の信号線よりなり、
    前記比較器での比較動作開始前に、前記第1の信号線と前記第2の信号線とは第1の値に予め設定され、
    比較動作時、前記第2の信号線は第2の値に設定され、
    複数の前記比較器は、それぞれ、前記第1の信号線と前記第2の信号線との間に互いに並列形態に接続されており、
    前記比較器は、前記読み出しデータと前記期待値データとが一致する場合、前記第1の信号線及び前記第2の信号線がそれぞれ前記第1の値及び前記第2の値を保つように制御し、
    前記読み出しデータと前記期待値データが不一致の場合、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを通電して同一値とする制御を行う回路を備えている、ことを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置。
  10. 前記比較器は、前記第1の信号線と前記第2の信号線との間に直列に接続され、前記読み出しデータと前記期待値データの相補信号とをそれぞれ制御端子に入力してオン・オフが制御される第1及び第2のスイッチ素子と、
    前記第1の信号線と前記第2の信号線との間に直列に接続され、前記読み出しデータの相補信号と、前記期待値データとをそれぞれ制御端子に入力してオン・オフが制御される第3及び第4のスイッチ素子と、
    を有する、ことを特徴とする請求項9記載の半導体記憶装置。
  11. 複数の前記比較器が共通接続される前記信号線に接続され、複数の前記比較器全体のパス/フェイルの判定結果を出力する判定回路を備えている、ことを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置。
  12. 複数の前記比較器が共通接続される前記第1の信号線及び前記第2の信号線に接続され、複数の前記比較器全体のパス/フェイルの判定結果を出力する判定回路を備え、
    前記判定回路は、
    前記第1の信号線と前記第2の信号線を前記第1の値に設定する回路と、
    比較動作を制御する制御信号の値が比較を示すとき、前記第2の信号線を第2の値に設定する回路と、
    前記第1の信号線の値から、エラーフラグを生成出力する回路と、
    を備えている、ことを特徴とする請求項9記載の半導体記憶装置。
  13. 複数の前記比較器が共通接続される前記第1の信号線及び前記第2の信号線を複数組備え、
    複数組の前記第1の信号線及び前記第2の信号線に接続され、複数の前記比較器全体のパス/フェイルの判定結果を出力する判定回路を備え、
    前記判定回路は、
    複数組の前記第1の信号線と複数組の前記第2の信号線を前記第1の値に設定する回路と、
    比較動作を制御する制御信号の値が比較を示すとき、複数組の前記第2の信号線を第2の値に設定する回路と、
    複数組の前記第1の信号線に複数の入力端がそれぞれ接続され、複数組の前記第1の信号線全てが前記第1の値をとるとき、パスを示す値をとり、複数組の前記第1の信号線の少なくとも1つが第2の値をとるとき、フェイルを示す値をとる、エラーフラグを生成し出力端から出力する回路と、
    を備えている、ことを特徴とする請求項9記載の半導体記憶装置。
  14. 半導体記憶装置の1つのデータ入力端子からシリアルに入力されるデータ列を受けとり、並列に展開して出力する展開回路を備え、
    前記展開回路からの複数の並列出力に対応して、前記保持回路と前記比較器を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  15. 前記半導体記憶装置がクロック同期型とされ、
    1つのデータ入力端子から1クロックサイクルでシリアルに入力される複数のデータを複数相に展開し、所定数のクロックサイクル分のシリアル入力データの組を、並列データに展開する展開回路を備え、
    前記並列データを対応する複数の保持回路でそれぞれ保持し、
    前記1つのデータ入力端子に対応する複数の前記保持回路から、並列に、メモリセルに書き込みが行われる、ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  16. 前記判定回路を複数備え、
    複数の前記判定回路から出力されるエラーフラグ信号を入力し、1つでもフェイルしたときにフェイルをあらわす信号を、半導体記憶装置の外部端子に出力する回路を備えている、ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  17. 複数本のワード線と複数本のビット線の交差部にアレイ状に設けられている、複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイの前記ビット線にそれぞれ接続されているセンスアンプと、
    選択されたビット線を選択するカラムデコーダと、
    前記メモリセルアレイと書き込みデータ及び読み出しデータを授受するデータ線であって、前記カラムデコーダを介して選択されたビット線に接続されるIO線と、
    半導体記憶装置のデータ端子から入力される書き込みデータを記憶保持するライトレジスタと、
    前記ライトレジスタに保持される書き込みデータに基づき、前記IO線を駆動出力するライト増幅器と、
    前記IO線に接続され、メモリセルからの読み出しデータを入力して増幅するリード増幅器と、
    前記リード増幅器で増幅された読み出しデータと与えられた期待値データとを比較する比較器と、
    入力される反転制御信号に基づき、前記ライトレジスタで記憶されているデータの正転値及び反転値を、前記ライト増幅器と前記比較器とに供給する制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路の出力は、前記比較器に前記期待値データとして与えられ、
    通常動作時とテスト時には、前記ライト増幅器に記憶された書き込みデータが、選択されたアドレスのメモリセルに書き込まれ、
    テスト時に、前記ライトレジスタ、前記反転制御回路、及び前記ライト増幅器を介してメモリセルへのデータの書き込みが行われ、
    前記メモリセルより読み出され前記リード増幅器で増幅された読み出しデータと、前記ライトレジスタの保持するデータを入力とする前記反転制御回路から出力される期待値データとを前記比較器が入力し、前記読み出しデータと前記期待値データとを比較する、ことを特徴とする半導体記憶装置。
  18. 1つのデータ端子から入力されるデータと、テスト時に、所定のデータ端子より供給されるテストデータとを入力とするセレクタを備え、
    前記セレクタは、テスト時には、テストデータを前記ライトレジスタに出力する、ことを特徴とする請求項17記載の半導体記憶装置。
  19. 複数本の前記IO線に対応して、前記保持回路と前記比較器の組を複数組備え、
    複数の前記保持回路からのデータが、並列に、前記メモリセルアレイに書き込まれるパラレルテストにおいて、複数の前記保持回路の保持するデータを書き替えることなく、前記保持回路に対応する前記制御回路に入力される前記反転制御信号の値を変えることで、パラレルテストの印加(フォース)パタン及び期待値パタンが可変自在とされてなる、ことを特徴とする請求項17記載の半導体記憶装置。
  20. 前記半導体記憶装置がクロック同期型とされ、
    1クロックサイクルで2つのデータが1つのデータ入力端子からシリアルに入力されるデータを2相に展開して並列データに展開し、2クロックサイクル分の4つのシリアルデータを、並列の4つのデータに展開する回路を備え、
    前記並列の4つのデータをそれぞれ対応する4つのライトレジスタで保持し、
    前記1つのデータ入力端子に対して、前記1つのデータ入力端子に対応する4つの前記ライトレジスタから4つのライト増幅器を介して、並列に、メモリセルへの書き込みが行われる、ことを特徴とする請求項17記載の半導体記憶装置。
  21. 複数の前記リード増幅器に対してそれぞれ設けられる複数の前記比較器は、比較結果を示す共通信号線に共通に接続されており、複数の前記比較器のうち、少なくとも1つの前記比較器で読み出しデータと期待値データの不一致検出時、前記共通信号線にフェイル情報が出力される、ことを特徴とする請求項17記載の半導体記憶装置。
  22. 複数の前記比較器が共通接続される前記共通信号線の値に基づき、複数の前記比較器全体のパス/フェイルの判定結果を出力する判定回路を備えている、ことを特徴とする請求項21記載の半導体記憶装置。
  23. 前記共通信号線が、一致検出信号を伝える第1の信号線と、比較制御信号を伝える第2の信号線よりなり、
    前記比較器での比較動作開始前に、前記第1の信号線と前記第2の信号線は第1の値に予め設定され、
    比較動作時、前記第2の信号線は第2の値に設定され、
    複数の前記比較器は、それぞれ、前記第1の信号線と前記第2の信号線との間に並列に接続され、
    前記比較器は、前記読み出しデータと前記期待値データとが一致する場合、前記第1の信号線と前記第2の信号線とがそれぞれ前記第1及び第2の値を保つように制御し、
    前記読み出しデータと前記期待値データが不一致の場合、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを通電して同一値とする、ことを特徴とする請求項21記載の半導体記憶装置。
  24. 前記比較器は、前記第1の信号線と前記第2の信号線との間に直列に接続され、前記読み出しデータと、前記期待値データの相補信号とをそれぞれ制御端子に入力してオン・オフが制御される第1及び第2のスイッチ素子と、
    前記第1の信号線と前記第2の信号線との間に直列に接続され、前記読み出しデータの相補信号と、前記期待値データとをそれぞれ制御端子に入力してオン・オフが制御される第3及び第4のスイッチ素子と、
    を有し、
    前記第1乃至第4のスイッチ素子は、同一導電型のパストランジスタよりなる、ことを特徴とする請求項23記載の半導体記憶装置。
  25. 複数の前記比較器が共通接続される前記第1の信号線及び前記第2の信号線に接続され、複数の前記比較器全体のパス/フェイルの判定結果を出力する判定回路を備え、
    前記判定回路は、
    前記第1の信号線と前記第2の信号線を、前記第1の値として、電源電位とグランド電位の一方に設定する回路と、
    比較動作を制御するコンペアイネーブル信号の値が比較を示すとき、前記第2の信号線を、前記第2の値として、前記電源電位とグランド電位の他方に設定する回路と、
    前記第1の信号線の値からエラーフラグを生成出力する回路と、
    を備えている、ことを特徴とする請求項23記載の半導体記憶装置。
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