JPH07282586A - 連想メモリの比較回路 - Google Patents

連想メモリの比較回路

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JPH07282586A
JPH07282586A JP7464794A JP7464794A JPH07282586A JP H07282586 A JPH07282586 A JP H07282586A JP 7464794 A JP7464794 A JP 7464794A JP 7464794 A JP7464794 A JP 7464794A JP H07282586 A JPH07282586 A JP H07282586A
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JP
Japan
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associative memory
signal
match
match line
sense amplifier
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JP7464794A
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Naoshi Higaki
直志 檜垣
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C15/00Digital stores in which information comprising one or more characteristic parts is written into the store and in which information is read-out by searching for one or more of these characteristic parts, i.e. associative or content-addressed stores
    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連想メモリの比較回路に関し,検索結果を正
しく高速に出力することを目的とする。 【構成】 連想メモリは連想メモリセル(1) の検索結果
の信号を出力するマッチ線(4) と連想メモリセル(1) の
ビット線(6) ,(7) の負荷容量と同じ容量の負荷容量
(5) をもつダミーセル(11)と,ダミーセル(11)からの信
号を出力する参照マッチ線(13)と,マッチ線(4) と参照
マッチ線(13)の信号を入力して連想メモリセル(1) の検
索結果を判定するセンスアンプ(3) を備え,ダミーセル
(11)から読み出される信号は出力される前後で変化する
ものとし,連想メモリセル(1) から検索信号を読み出す
タイミングでダミーセル(11)から信号を参照マッチ線(1
3)に出力し,センスアンプ(3) は参照マッチ線(13)の信
号を基準として連想メモリセル(1) の検索結果を判定し
出力する構成をもつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連想メモリの比較回路に
関する。連想メモリは,問い合わせ情報により記憶内容
の参照情報をビット毎に比較し,一致する参照情報があ
ればその記憶内容を検索結果として出力するものであ
る。
【0002】本発明は,連想メモリにおける参照情報の
検索を高速に行うことのできる比較回路を提供する。
【0003】
【従来の技術】図6は,連想メモリの説明図である。図
6において,300は連想メモリである。
【0004】310は参照データ保持部であって,記憶
内容の参照情報を保持するものである。311は記憶内
容保持部である。
【0005】312は比較部であって,問い合わせ情報
と参照情報を比較するものである。315は問い合わせ
情報保持部(検索データ保持レジスタ)である。図6の
構成において,問い合わせ情報(例えば,「111
0」)は連想メモリ300の参照データ保持部310を
参照する。そして,比較部312は参照データと問い合
わせ情報(「1110」)をビット毎に比較し,一致す
る参照データを検索する。一致するものがあれば,その
参照データに対応する記憶内容が読み出される。
【0006】図7は,従来の連想メモリであり1ビット
のセルの構成を示す。図7において,320は連想メモ
リセルであって,スタティック型の連想メモリであっ
て,1ビットのセルのみを示す。
【0007】321は検索データ保持レジスタであっ
て,1ビットのみを示し,問い合わせ情報の1ビットを
保持するものである。322はセンスアンプであって,
マッチ線324の出力のHもしくはLを判定するもので
ある。
【0008】323はダミーゲートであって,センスア
ンプ322を動作させるクロック(CLK)を遅延さ
せ,センスアンプ322の動作の開始タイミングを正し
くとるようにするものである。
【0009】324はマッチ線であって,連想メモリセ
ル320のビットと検索データ保持レジスタ321のビ
ットの比較結果を出力するものである。325はビット
線であって,問い合わせ情報の1ビットを出力するもの
である。
【0010】326はビット線であって,ビット線32
5のビットの否定論理(ビット/)の出力線である。連
想メモリセル320において,T1はMOSトランジス
タであって,ビット線325のビットをゲートに入力す
るものである。
【0011】T2はMOSトランジスタであって,ビッ
ト線326のビット/をゲートに入力するものである。
T3はMOSトランジスタであって,メモリセル内の2
つのインバータで構成されるラッチの記憶内容に応じて
オンもしくはオフとなる。
【0012】T4はMOSトランジスタであって,ラッ
チに記憶されている内容の否定論理に応じてオンもしく
はオフとなる。C0 はマッチ線324等の負荷容量であ
って,MOSトランジスタのゲート容量,マッチ線の浮
遊容量等である。
【0013】次に図7の構成の検索動作について説明す
る。図7の構成において,検索前は負荷容量C0 は電源
電圧にプリチャージされている。また,記憶メモリセル
に記憶される内容はデータ値を反転して保持する場合を
例として示す。
【0014】(1) マッチ線が不一致を出力する場合。 いま,T3がH(T3オン),T4はL(T4オフ)に
記憶されているとする。このとき,ビット線325のビ
ットがH,ビット線326のビット/がLであるとす
る。このとき,検索結果は不一致である。
【0015】ビット線325がHであるから,T1はオ
ンとなる。反対に,ビット線326はLであるからT2
はオフとなる。従って,負荷容量C0 は放電しマッチ線
324はオフとなる。このとき,ビット線325の側の
容量(T1のゲート容量等)が放電され,次いでマッチ
線324の側の容量(浮遊容量等)が放電される。そし
て,マッチ線324の出力はLとなる。センスアンプ3
22は,ダミーゲート323で遅延されたクロック(C
LK)を入力して,マッチ線324の信号がLに変化し
たことを検出し一致を判定する。
【0016】T3がL,T4がHに記憶されていて,ビ
ット線325がL,ビット線326がHに入力された場
合には,T2,T4がオンとなり負荷容量C0 は放電
し,マッチ線324はLになり,マッチ線324は不一
致を出力する。
【0017】(2) マッチ線が一致を出力する場合。 T3がH(T3オン),T4はL(T4オフ)に記憶さ
れているとする。ビット線325がL,ビット線326
がHであるとする。この時,ビット線325はLなので
T1はオフとなる。ビット線326はHなのでT2はオ
ンとなる。しかし,T4はオフなので負荷容量C0 の電
荷は放電せすに維持される。従って,マッチ線324の
出力はHのままである。センスアンプ322は,ダミー
ゲート323で遅延されたクロック(CLK)を入力し
て,マッチ線324の信号がHであることを検出し,一
致を判定する。
【0018】T3がL,T4がHに記憶されていて,ビ
ット線325がH,ビット線326がLに入力された場
合も,同様にT1がオンでもT3はオフ,T4はオンで
もT2がオフなので負荷容量C0 は放電しないでマッチ
線324はHに維持される。従って,マッチ線324は
一致を出力する。
【0019】上記のように動作する図7の構成では,負
荷容量C0 の放電が終了しないうちにセンスアンプ32
2がマッチ線324の信号レベルを判定すると,正しく
はLであるべきところをHと判定することとなる。その
ため,クロックをダミーゲート323で遅延させ,負荷
容量が確実に放電した後でセンスアンプがマッチ線の出
力の信号レベルの検出を行うようにしていたが,プロセ
スのバラツキ等でトランジスタの特性が変化したり,負
荷容量が変化する等のため,確実ではなかった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】そこで,このようなセ
ンスアンプのレベル判定動作の開始タイミングをとる方
法として,図8のような方法が考えられた。
【0021】図8は本発明の先行技術である。図8にお
いて,320は連想メモリセルである。
【0022】321は検索データ保持レジスタである。
323はダミーゲートである。324はマッチ線であ
る。
【0023】325はビット線である。326はビット
線であって,ビット線325の否定論理を出力するもの
である。
【0024】330はマッチトランジスタ(マッチT
r)であって,マッチ線324へ検索結果を出力する制
御を行うものである(マッチTr(330)がオンとな
って,検索結果がマッチ線324に出力される)。マッ
チTr(330)のゲート幅はW0 である。
【0025】331はダミーマッチトランジスタ(ダミ
ーマッチTr)であって,マッチTr(330)と同じ
トランジスタである(ゲート幅W0 )。ダミーマッチT
r(331)は常にオフとする。
【0026】332は参照マッチトランジスタ(参照マ
ッチTr)であって,マッチTr(330)のゲート幅
の半分(W0 /2)のトランジスタである。340は差
動センスアンプであって,マッチ線324のレベル判定
を行うものである。
【0027】T5,T6はデータ記憶用のMOSトラン
ジスタである。図8の構成の動作を説明する。 (1) 不一致の場合 T5にH(T5オン),T6にL(T6オフ)が記憶さ
れているとする。負荷容量C0 ,ダミーマッチTr(3
31)は,最初,電源電圧にプリチャージされている。
【0028】ビット線325がH,ビット線326がL
であるとする。このとき,T5はオンなので,ビット線
325にHが出力されるとマッチTr(330)はオン
になる。従って,負荷容量C0 は放電し,マッチ線はL
(不一致)になる。
【0029】T5がL,T6がHに記憶されている場合
に,ビット線325がL,ビット線326がHであると
する。このとき,T6はオンなのでマッチTr(33
0)はオンとなり,負荷容量C0 が放電し,マッチ線3
24はL(不一致)を出力する。
【0030】(2) 一致の場合 T5がH(T5オン),T6がL(T6オフ)に記憶さ
れているとする。負荷容量C0 ,ダミーマッチTr(3
31)は,最初,電源電圧にプリチャージされている。
【0031】ビット線325がL,ビット線326がH
であるとする。このとき,T5はオンでもマッチTr
(330)のゲート電圧はLなので,マッチTr(33
0)はオフであり,負荷容量C0 は放電されずマッチ線
324はHを維持する(一致を表す)。
【0032】同様に,T5がL(T5オフ),T6がH
(T6オン)に記憶されていて,ビット線325がH,
ビット線326がLの場合も同様にマッチTr(33
0)はオフであり,負荷容量C0 は放電されずマッチ線
324はHを維持する(一致を表す)。
【0033】以上をまとめると,検索データ(問い合わ
せ情報)と記憶データ(連想メモリセル上ではその否定
論が保持される)が不一致のとき,負荷容量C0 が放電
してマッチ線324はLになる(ミスヒット)。また,
検索データ(問い合わせ情報)と記憶データ(連想メモ
リセル上ではその否定論が保持される)が一致のとき,
負荷容量C0 は電荷を維持し,マッチ線324はHであ
る(ヒット)。
【0034】一方,ダミーセル323で遅延されたクロ
ックにより,参照マッチTr(332)がオンとなる。
そして,ダミーマッチTr(331)にプリチャージさ
れた電荷が放電する。このとき,参照マッチTr(33
2)のゲート幅はマッチTr(330)の半分であるの
で,マッチTr(331)の電荷の放電特性は負荷容量
0 がマッチTr(330)で放電する放電特性よりゆ
るやかに変化する。差動センスアンプ340はマッチ線
324の負荷容量C0 が放電することにより生じるマッ
チ線324の信号電圧変化と,ダミーマッチTr(33
1)が放電することにより生じる信号電圧変化を入力
し,その差からマッチ線324の信号レベルを判定す
る。
【0035】図9によりこの動作を説明する。図9
(a),図9 (b)において,350はヒット(一致)の場
合のマッチ線の信号の時間変化を示す。
【0036】351は参照マッチ線の信号の時間変化を
示す。352はミスヒット(不一致)の場合のマッチ線
の時間変化を示す。図9 (a)は正しく動作する場合であ
る。
【0037】時刻t0 で,マッチTr(330)と参照
マッチTr(332)が同時にオンとなり,負荷容量C
0 とダミーマッチTr(331)のゲート容量の電荷の
放電が同時に開始される場合である。時刻t1 でセンス
アンプの読み出し動作が開始され,マッチ線324の信
号レベルが正しく判定される。
【0038】図9 (b)は正しく動作しない場合である。
時刻t0 ’で参照マッチTr(332)がオンとなっ
て,ダミーマッチTr(331)のゲート容量の電荷の
放電が開始される。そして,時刻t0 ”でマッチTr
(330)かオンとなって負荷容量C0 の放電が開始さ
れる。このような場合には,時刻t1 でセンスアンプの
読み出し動作が開始されても,マッチ線324の信号レ
ベルを判定することができない。
【0039】従って,図8の構成でも,プロスセスによ
りトランジスタの特性が変化したり,あるいは負荷容量
が変化したりして誤動作を生じることがあった。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明は,連想メモリセ
ルと同じ負荷容量をもつダミーセルを設け,センスアン
プの動作開始もしくは参照マッチTrのゲート制御信号
を伝える線の負荷容量を連想メモリセル側の負荷容量と
同じにし,制御信号の変化速度とマッチ線の信号の変化
速度が同じ程度になるようにし,センスアンプが正しい
タイミングで検索結果を判定できるようにした。
【0041】図1は本発明の基本構成を示す。図1の連
想メモリセルは記憶データを反転して保持するスタテイ
ック型の場合を例として示す。また,プリチャージされ
た負荷容量が放電する特性をマッチ線,参照マッチ線に
出力する場合と,ディスチャージされた負荷容量を充電
する特性をマッチ線,参照マッチ線に出力する場合とが
考えられるが,図1はプリチャージされた負荷容量が放
電する特性をマッチ線,参照マッチ線に出力する場合を
例として示す。以下,実施例においても同様である。
【0042】図1において,1は連想メモリセルであ
る。2は検索データ保持レジスタである。
【0043】3はセンスアンプである。4はマッチ線で
ある。5は負荷容量C0 であって,MOSトランジスタ
のゲート容量,マッチ線の浮遊容量等である。
【0044】6はビット線である。7はビット線であっ
て,ビット線6の否定論理(ビット/)を出力するもの
である。
【0045】10はダミーレジスタであって,ダミービ
ット線に信号出力するものである。11はダミーセルで
ある。12はバッファであって,ダミービット線13’
の信号を遅延させ,センスアンプ3のマッチイネーブル
信号(センスアンプ3のレベル検出開始制御信号)とす
るものである。
【0046】
【作用】図1の本発明の基本構成の動作を説明する。連
想メモリセル1の検索データ保持レジスタ2により与え
られるビット信号による検索動作は図7の構成の連想メ
モリセルと同様であるので,説明は省略する。
【0047】図1の構成において,検索データ保持レジ
スタ2からビット線6,ビット線7に検索データを出力
するタイミングでダミービット線13’に信号を出力す
る。例えば,図1の例の場合は,ダミービット線の信号
をHからLとする。その信号変化はダミーセル11の負
荷容量C0 により定められる伝播速度で伝播する。そし
て,バッファ12で遅延され,マッチイネーブル信号と
してセンスアンプ3に入力する。センスアンプ3はその
マッチイネーブル信号によりマッチ線4の信号レベルの
判定動作を開始し,検索結果を出力する。ダミーセル1
1の負荷容量と連想メモリセル1の負荷容量とは同じ容
量であるので,両者の信号変化が伝わる速度は同じにな
り,センスアンプ3にはマッチ線4が確実に判定結果を
出力した後のタイミングでマッチイネーブル信号が入力
される。そのため,センスアンプ3は連想メモリセル1
の検索結果を正しく判定することができる。
【0048】また,本発明の基本構成によれば,プロセ
スが異なって特性にバラツキを生じても,同一の装置内
では連想メモリセルの負荷容量とダミーセルの負荷容量
はほぼ同じになり,トランジスタの特性等もほぼ同じで
ある。そのため,プロセスによらず確実に正しい検索を
出力する連想メモリを実現することが可能となる。
【0049】
【実施例】図2は本発明の実施例1である。図2におい
て,51は連想メモリセル(1ビット)である。
【0050】52は検索データ保持レジスタである。5
4はマッチ線である。55はマッチトランジスタ(マッ
チTr)である。
【0051】56,57はビット線である。60はダミ
ーレジスタであって,ダミービット線58の信号を発生
するものである。
【0052】61はダミーセルである。62は参照マッ
チトランジスタ(マッチTr)であり,ゲート幅がマッ
チTr(55)のゲート幅より小さいものである。
【0053】63はゲート制御トランジスタ(ゲート制
御Tr)であって,参照マッチTr(62)のゲート制
御を行うものである。64はダミーマッチトランジスタ
(ダミーマッチTr)であって,マッチTr(55)と
同じゲート幅W0 をもつものである。
【0054】65は参照マッチ線である。70は差動セ
ンスアンプである。図2の構成の動作を説明する。
【0055】図2において,連想メモリセル51の検索
データによる検索動作は図8の構成の連想メモリセルと
同じであるので,説明は省略する。図2において,ゲー
ト制御Tr(63)は常にオンになるようにそのゲート
電圧を印加しておく。連想メモリセル51のビット線5
6,ビット線57にビット信号が出力されるタイミング
でダミービット線58にLからHに変化するビット信号
を出力する。その信号はダミーセル61の負荷容量で定
められる伝播速度で伝播し,参照マッチTr(62)を
オンとする。そして,ダミーマッチTr(64)にプリ
チャージされた電荷が放電し,参照マッチ線65に参照
マッチ信号が出力される。その放電変化の特性は,マッ
チTr(55)の電荷の放電特性は負荷容量C0 がマッ
チTr(55)で放電する放電特性よりゆるやかに変化
する。差動センスアンプ70はマッチ線54の負荷容量
0 が放電することにより生じるマッチ線54の信号電
圧変化と,ダミーマッチTr(64)が放電することに
より生じる信号電圧変化を入力し,その差からマッチ線
54の信号レベルを判定する(この差動センスアンプ7
0の動作は図9と同様である)。
【0056】本実施例では,連想メモリセルの検索結果
の信号がマッチ線54に出力されるのと同じタイミング
でダミーセル61から出力される信号により参照マッチ
Tr(62)のゲート制御がされるので,マッチ線54
の側の負荷容量が放電するのとほぼ同じタイミングでダ
ミーマッチTr(64)が放電するので,差動センスア
ンプ70は必ず正しい判定結果を出力する。
【0057】図3は本発明の差動センスアンプの実施例
である。図3において,70は差動センスアンプであっ
て,差動増幅回路,出力回路,出力制御回路により構成
されるものである。
【0058】80は差動増幅回路である。81は出力回
路である。82は出力制御回路である。
【0059】T31,T32,T33,T33’,T4
1,T42はN型MOSトランジスタである。T3
4’,T35,T36,T37,T38,T40はP型
MOSトランジスタである。
【0060】差動増幅回路80は入力トランジスタT3
1と負荷T33の直列接続と入力トランジスタT32と
負荷T34の直列接続をクロス接続したものである。入
力トランジスタT31のゲートに参照マッチ信号を入力
し,入力トランジスタT32のゲートにマッチ信号を入
力する。
【0061】制御トランジスタT33’のゲートに入力
されるセンスアンプイネーブル(SAE)信号がLから
Hに変化したとき,T33’はオフからオンとなり,差
動増幅回路80は比較動作を開始する。ヒットのときは
T32オン,T31オフ,T35オン,T34オンとな
り差動増幅回路80はLを出力する。ミスヒットのとき
は,T31オン,T32オフ,T36オン,T33オン
となり差動増幅回路80はHを出力する。
【0062】T34’,T37,T38はSAE=Lの
ときオンとなり,差動出力を0として初期状態とし,S
AE=Hでオフとなる。出力回路81はT40とT41
により構成されたインバータ回路であって,差動増幅回
路80の出力がLのときLを出力し,差動増幅回路80
の出力がHのときHを出力する。
【0063】出力制御回路82において,バッファ83
はSAEによりT42がオンとなるタイミングを調整
し,差動増幅回路80が差動信号を出力するタイミング
でT42をオンとして,出力回路81が正しい出力を出
力するようにするものである。
【0064】図4は本発明の実施例2である。図4にお
いて,51は連想メモリセル(1ビット)である。
【0065】52は検索データ保持レジスタである。5
4はマッチ線である。55はマッチトランジスタ(マッ
チTr)である。
【0066】56,57はビット線である。60はダミ
ーレジスタである。61はダミーセルである。
【0067】62は参照マッチトランジスタ1(マッチ
Tr1)であり,ゲート幅がマッチTr(55)のゲー
ト幅より小さいものである。63はゲート制御トランジ
スタ1(ゲート制御Tr1)であって,参照マッチTr
1(62)のゲート制御を行うものである。
【0068】64はダミーマッチトランジスタ1(ダミ
ーマッチTr1)である。65は参照マッチ線である。
70は差動センスアンプである。
【0069】92は参照マッチトランジスタ2(参照マ
ッチTr2)であり,ゲート幅W=αW0 (α=2〜3
程度)のものである。93はゲート制御トランジスタ2
(ゲート制御Tr2)であって,参照マッチTr2(9
2)のゲート制御を行うものである。
【0070】94はダミーマッチトランジスタ2(ダミ
ーマッチTr2)である。95はセンスイネーブル信号
(SAE)のための参照マッチ線である。図4の構成に
おいて,ダミービット線がLからHに変化するとゲート
制御Tr1(63)がオンとなり,ダミーマッチTr1
(64)のプリチャージ電荷が放電される。同時に,ゲ
ート制御Tr2がオンとなり,参照マッチTr2がオン
となる。その結果,ダミーマッチTr2(94)のゲー
ト容量に充電されていた電荷が放電し,SAEのための
参照マッチ線95がHからLに変化する信号はインバー
タで反転されて差動センスアンプ70のセンスアンプイ
ネーブル信号となる。そのSAE信号は,差動センスア
ンプ70に入力され,マッチ線54の入力信号と参照マ
ッチ線65の入力信号に対する比較動作が開始される。
【0071】参照マッチTr2(92)のゲート幅はα
0 とし,W0 の数倍程度とする。この倍率が大きいと
マッチ線の放電が始まって短時間で差動アンプが活性化
され,この倍率が小さいと,トランジスタのドライブ能
力が小さくなり,差動アンプの活性化信号はマッチ線の
放電後しばらく立ち上がらないこととなる。
【0072】上記以外の点の動作は図4と同様であるの
で説明は省略する。図5は本発明の実施例3である。図
5において,62は参照マッチTrである。
【0073】63はゲート制御Trである。64はダミ
ーマッチTrである。65は参照マッチ線である。
【0074】70は差動センスアンプである。100は
プルアップ回路である。マッチ線の論理判定を差動セン
スアンプで行う場合,マッチ線,参照マッチ線の放電の
双方が長時間なされると,双方の信号線ともグランドレ
ベルとなり,差動センスアンプの出力が不安定となる。
そのため,本実施例ではプルアップ回路100を参照マ
ッチ線65に付加し,N型MOSトランジスタにより参
照マッチ線65の電圧を引き上げるようにした。
【0075】これにより,差動センスアンプの動作を安
定させることができる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば,プロセスによるバラツ
キに対しても安定に動作する連想メモリの比較回路を構
成することができ,比較動作も高速化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例1を示す図である。
【図3】本発明の差動センスアンプの実施例を示す図で
ある。
【図4】本発明の実施例2を示す図である。
【図5】本発明の実施例3を示す図である。
【図6】連想メモリの説明図である。
【図7】従来の連想メモリを示す図である。
【図8】本発明の先行技術を示す図である。
【図9】図8の連想メモリの動作説明図である。
【符号の説明】
1:連想メモリセル 2:検索データ保持レジスタ 3:センスアンプ 4:マッチ線 6:ビット線 7:ビット線 10:ダミーレジスタ 11:ダミーセル 12:バッファ 13:参照マッチ線 13’:ダミービット線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連想メモリにおいて,連想メモリは連想
    メモリセル(1) の検索結果の信号を出力するマッチ線
    (4) と連想メモリセル(1) のビット線(6) ,(7) の負荷
    容量と同じ容量の負荷容量(5)をもつダミーセル(11)
    と,ダミーセル(11)からの信号を出力する参照マッチ線
    (13)と,該マッチ線(4) と該参照マッチ線(13)の信号を
    入力して連想メモリセル(1) の検索結果を判定するセン
    スアンプ(3) を備え,ダミーセル(11)から読み出される
    信号は出力される前後で変化するものとし,連想メモリ
    セル(1) から検索信号を読み出すタイミングでダミーセ
    ル(11)から信号を参照マッチ線(13)に出力し,センスア
    ンプ(3) は参照マッチ線(13)の信号を基準として連想メ
    モリセル(1) の検索結果を判定し出力することを特徴と
    する連想メモリの比較回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において,センスアンプ(3) は
    参照マッチ線(13)の信号により連想メモリセル(1) の検
    索信号のレベル検出を開始することを特徴とする連想メ
    モリの比較回路。
  3. 【請求項3】 請求項1において,センスアンプ(3) は
    差動増幅回路を含む差動センスアンプで構成し,該差動
    センスアンプはマッチ線(4) の信号と参照マッチ線(13)
    の信号を入力し,参照マッチ線(13)の信号を基準信号と
    してマッチ線(4) の信号を比較し,検索結果を判定する
    ことを特徴とする連想メモリの比較回路。
  4. 【請求項4】 請求項1において,参照マッチ線(13)に
    プルアップ回路を備え,該プルアップ回路は該参照マッ
    チ線(13)の電圧が低下したときにその電圧を引き上げる
    ものであることを特徴とする連想メモリの比較回路。
  5. 【請求項5】 請求項3において,連想メモリセル(1)
    は連想メモリセル(1) の負荷容量(5) にプリチャージさ
    れた電荷の放電もしくは負荷容量(5) の充電による電圧
    変化をマッチ線(4) に出力し,ダミーセル(11)の負荷容
    量(16)の電荷を放電もしくは充電する制御を行う能動素
    子を備えて該放電もしくは充電による電圧変化を参照マ
    ッチ線(13)に出力し,該ダミーセル(11)の出力信号によ
    り該能動素子を制御することを特徴とする連想メモリの
    比較回路。
  6. 【請求項6】 請求項3において,ダミーセル(11)の信
    号を該差動センスアンプの比較動作開始信号として入力
    することを特徴とする連想メモリの比較回路。
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