JP2003324903A - 車両用インバータ一体型モータ - Google Patents

車両用インバータ一体型モータ

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JP2003324903A JP2002127310A JP2002127310A JP2003324903A JP 2003324903 A JP2003324903 A JP 2003324903A JP 2002127310 A JP2002127310 A JP 2002127310A JP 2002127310 A JP2002127310 A JP 2002127310A JP 2003324903 A JP2003324903 A JP 2003324903A
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Takeshi Hamada
健 浜田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐衝撃性を確保しつつ小型化が可能な車両用イ
ンバータ一体型モータを提供すること。 【解決手段】モータハウジング4の周壁外周面に固定さ
れる電力スイッチング素子6及び平滑コンデンサ7と、
最終的にモータハウジング4に固定されるプリント基板
9などに実装される制御回路とは、配線部としてのバス
バー内蔵プレート兼外枠部8により配線、接続をなされ
る。このバスバー内蔵プレート兼外枠部8は、好適には
配線交差のための2層構造を有して樹脂成形板部83に
より相互間の又は外部との絶縁確保しつつ一体化される
多数のバスバーを含み、樹脂成形板部83を通じてモー
タハウジング4の周壁外周面に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用インバータ
一体型モータに関し、特にそのインバータ一部の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】アイドルストップ時の空調維持などのた
めに、コンプレッサ部を電動駆動する電動コンプレッサ
を用いた車両用冷凍サイクル装置が知られている。ま
た、電動コンプレッサのモータ部を低圧冷媒ガスにより
冷却することも公知となっている。
【0003】更に、直流電源で交流電動機を駆動するイ
ンバータ部をこの電動コンプレッサに搭載した車両用イ
ンバータ一体型電動コンプレッサが提案されている。こ
の従来の車両用インバータ一体型電動コンプレッサは、
モータ部とコンプレッサ部とを軸方向に一体化し、モー
タ部のコンプレッサ部と反対側の端面に、インバータ部
を固定する構成を採用している。このインバータ部は、
直流電力を三相交流電力に変換してモータ部へ給電する
三相インバータモジュール、この三相インバータモジュ
ールの直流電流脈動を低減する平滑コンデンサ、三相イ
ンバータモジュールのスイッチング素子を断続制御する
ためのコントローラICや電源IC等を搭載するプリン
ト基板、三相インバータ回路ICの底面に固定されたヒ
ートシンクなどを有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用インバータ一体型電動コンプレッサは、コン
プレッサ部に対してモータ部及びインバータ部が軸方向
に配列される構造を有するため、従来のベルト駆動のコ
ンプレッサに対して軸方向長が格段に長くなり、単に従
来のベルト駆動のコンプレッサを置換することができ
ず、エンジンルーム内の各機器の位置取りすなわちスペ
ース配分の大幅変更を要し、工程増加、コストアップと
なる場合が多いという問題があった。
【0005】また、エンジンルーム容積は年々、縮小傾
向にあり、この車両用インバータ一体型電動コンプレッ
サも小型、軽量化を特に要求されている。
【0006】更に、インバータ部の特に三相インバータ
モジュールは良好な冷却を必要とするものの、モータ部
に軸方向に隣接するインバータ部の冷却は簡単ではなか
った。すなわち、従来、モータ部は、ロータ固定の冷却
ファンから吹き出されるで冷却風により空冷されたり、
あるいは、導入される低温の低圧冷媒ガスにより冷却さ
れたりするが、冷却ファンからの吹き出し冷却風や低圧
冷媒ガスを軸方向に分流したり、曲げたりしてインバー
タ部に導入することは簡単ではなかった。
【0007】この問題を解決する案として、インバータ
部をハウジング、特にそのモータ部の周壁外周面に設け
ることが考えられる。しかし、この場合、三相インバー
タ回路を構成する電力スイッチング素子、平滑コンデン
サ、制御回路及びそれらの間のパワー用及び制御用の多
数の配線を周壁外周側に配置する必要があるため、周方
向及び軸高校の面積が増大し、かつ、配線作業が複雑化
し、配線長さの増大により配線インダクタンスや配線抵
抗が増大してしまうという懸念が生じる。
【0008】上記した問題は、インバータ一体型電動コ
ンプレッサに限らず、車両用インバータ一体型モータ全
般の問題であり、従来より車両用インバータ一体型モー
タにおけるインバータ部の小型化が要望されている。特
に車両用のインバータ一体型モータでは、小型化ととも
に耐振動性も重要であり、車両衝突などが生じてもイン
バータ部の配線位置がずれて電気的短絡が生じないよう
に配線間隔の確保が必要であり、インバータ部の小型化
のために高密度に配線することには限界があった。
【0009】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、耐衝撃性を確保しつつ小型化が可能な車両用イン
バータ一体型モータを提供することをその目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】第一発明の車両用インバ
ータ一体型モータは、 ハウジングと、前記ハウジング
に収容されたモータ部と、前記ハウジングに固定される
とともに直流電力を三相交流電力に変換して前記モータ
部へ給電するインバータ回路部とを備え、前記インバー
タ回路部が、三相インバータ回路の各アームを構成する
電力スイッチング素子と、前記三相インバータ回路の一
対の直流入力端子間に接続される平滑コンデンサと、前
記電力スイッチング素子を制御する制御回路と、前記ス
イッチング素子、前記平滑コンデンサおよび前記制御回
路を接続する配線部とを有する車両用インバータ一体型
モータにおいて、前記配線部が、多数のバスバーを樹脂
成形板部に相互に絶縁確保しつつ一体化して形成される
とともに前記樹脂成形板部を通じて前記ハウジングの前
記周壁外周面に固定されるともに、前記各ブスバーの端
部が前記樹脂成形板部から突出して前記電力スイッチン
グ素子の各電極端子、前記平滑コンデンサの端子および
前記制御回路の所定の接続部に接続されるバスバー内蔵
プレートを有し、前記バスバー内蔵プレートが、前記ハ
ウジングの周壁外周面に直接又は放熱板を通じて固定さ
れた前記電力スイッチング素子の径方向外側に位置して
前記電力スイッチング素子に対して径方向に所定間隙を
隔てて重ねられつつ略接線方向に延設されていることを
特徴としている。
【0011】すなわち、この発明では、ハウジングの周
壁外周面に固定される電力スイッチング素子及び平滑コ
ンデンサと、最終的にハウジングに固定されてたとえば
プリント基板などに実装される制御回路と、さらには外
部の直流電源、制御装置、モータ部との接続のための外
部接続部(コネクタ部とも称する)に区分されるインバ
ータ部の各構成要素は、配線部としてのバスバー内蔵プ
レートにより配線、接続をなされる。
【0012】このバスバー内蔵プレートは、好適には配
線交差のための2層構造を有して樹脂成形板部により相
互間の又は外部との絶縁確保しつつ一体化される多数の
バスバーを含み、樹脂成形板部を通じてハウジングの前
記周壁外周面に固定される。
【0013】このバスバー内蔵プレートは更に、ハウジ
ングの周壁外周面に直接又は冷却部材(ヒートシンク板
など)を通じて固定される電力スイッチング素子の上方
(ハウジングの周壁外周面から離れる方向)に配置さ
れ、電力スイッチング素子を覆う。
【0014】なお、電力スイッチング素子は、三相イン
バータ回路をそれぞれ構成する1個のスイッチング素子
により構成されてもよく、複数又は全部のスイッチング
素子をハイブリッドにパッケージするか又はモノリシッ
クに集積したICモジュールとして構成することができ
る。なお、三相インバータ回路のフライホイルダイオー
ドは2端子型スイッチング素子とみなすことができ、ト
ランジスタは三端子型のスイッチング素子とみなすこと
ができる。
【0015】このような構成を採用した本発明の車両用
インバータ一体型モータのインバータ部は、次の作用効
果を奏することができる。
【0016】まず、インバータ部を構成する上記構成要
素間の配線をバスバー内蔵プレートにより一つの部材に
集約することができ、部品点数の削減、配線作業の簡素
化とともに、高密度の大電流配線を一挙に実現すること
ができる。特に、各バスバー間の電気絶縁を十分に確保
しつつ車両振動によるバスバーの変形を無視することが
できるので各バスバー間の間隔を大幅に縮小することが
できることは大きなメリットである。
【0017】また、バスバー内蔵プレートは、電力スイ
ッチング素子の上に重ねて配置することができるので
(二階建て構造とすることができるので)、配線距離の
短縮による配線インピーダンスの低減を実現できるとと
もに、径方向と直角方向におけるインバータ部の必要面
積を縮小してインバータ部の小型化を可能とする。
【0018】更に、電力スイッチング素子の上方に敷設
される直流電源バスバー(高位直流電源バスバー、接地
電源バスバー)は、電力スイッチング素子から外部に放
射される高周波スイッチングノイズを良好にシールドす
ることができる。
【0019】更に、配線構造を変更することなくインバ
ータ部の分解修理交換を行うことが容易となる。
【0020】また更に、バスバー内蔵プレートは個々の
バスバーに対して質量、剛性が大きくかつ多数の接続箇
所により強固にハウジングに固定することができるの
で、インバータ部の配線部の耐車両振動性及び耐衝突衝
撃安全性を格段に向上させることができる。特に、バス
バー内蔵プレートの固有機械共振周波数は個々のバスバ
ーのそれに対して格段に小さくなるので、車両振動さら
にはモータ部が駆動する回転負荷機械(たとえばコンプ
レッサ)の振動に対して耐性を大幅に改善することがで
きる。すなわち、個々のバスバーの接続部がこの機械共
振現象によりゆるむのを良好に防止することができる。
【0021】好適な態様1において、前記バスバー内蔵
プレートは、前記ハウジングの周壁外周面に直接又は放
熱板を通じて固定された前記電力スイッチング素子と、
前記制御回路が実装されて前記電力スイッチング素子の
径方向外側に位置して略接線方向に延在する前記プリン
ト基板との間に位置して前記プリント基板と略平行に延
設され、かつ、前記電力スイッチング素子および前記プ
リント基板に対して径方向にそれぞれ所定間隙を隔てて
重ねられている。
【0022】すなわち、この態様では、電流量としては
非常に小さくかつマイコンなどの多数の回路素子により
構成されて三相インバータ回路の各電力スイッチング素
子を断続制御する制御回路を、大電流配線用のバスバー
内蔵プレートとは別にプリント基板に実装し、このプリ
ント基板をバスバー内蔵プレートの上方にバスバー内蔵
プレートと略平行に設ける。このようにすれば、バスバ
ー内蔵プレートが通信制御用の微小電流配線を負担する
必要がないので全体としてバスバー内蔵プレートの小
型、軽量化を実現することができるとともに、プリント
基板、バスバー内蔵プレート、電力スイッチング素子を
三階建て構造とするので、配線距離の短縮とインバータ
部の径方向と直角な方向における必要面積の縮小も実現
することができる。更に、中間のバスバー内蔵プレート
のバスバーの外部突出端子部分は容易に直角に屈折して
プリント基板の電気接続用の端子孔に挿入することがで
きるので、電力スイッチング素子とプリント基板との配
線の接続すなわち垂直配線をバスバー内蔵プレートのバ
スバーにより簡単に実現することができる。
【0023】なお、この態様の変形態様として、プリン
ト基板をバスバー内蔵プレートの電力スイッチング素子
と反対側の主面に接着することもできる。この場合に
は、プリント基板の部品実装面と反対の面に突出する部
品の端子は、バスバー内蔵プレートの樹脂成形板部にあ
らかじめ設けた穴に収容されることが好ましい。これに
より、インバータ部の高さを縮小することができるので
更にインバータ部の小型化を実現することができる。更
に、プリント基板を省略してバスバー内蔵プレートの主
面に制御回路を構成する回路部品を実装することもでき
る。この場合には、少なくともバスバー内蔵プレートの
表面にエッチング銅箔パターンから構成される制御用の
配線層を形成することが好ましい。
【0024】好適な態様2において、前記バスバー内蔵
プレートの前記樹脂成形板部は、前記ハウジングの前記
周壁外周面に密着固定されて前記電力スイッチング素子
および前記プリント基板を囲む外枠部と一体に樹脂成形
されて前記外枠部の内側面から略接線方向に延設されて
いる。
【0025】これにより、バスバー内蔵プレートを簡単
にハウジングに固定できるとともに、バスバー内蔵プレ
ートの機械的剛性を向上することができるので、車両振
動などによるバスバーの振動を低減することができ、バ
スバーのゆるみやその接合部の機械的劣化を防止するこ
とができる。
【0026】また、この外枠部は、電力スイッチング素
子及びプリント基板の全側面を囲んで保護することがで
きるので、たとえばハウジングと一体に形成されたケー
スの金属製の外枠部を省略することができ、軽量化を実
現することができる。
【0027】好適な態様3において、前記プリント基板
の外縁部は、前記枠部の頂面より所定深さだけ落ち込ん
だ位置にて前記外枠部に形成された段差面に締結され、
前記外枠部の内部は、前記枠部の前記頂面に締結された
蓋板により密閉されている。これにより、プリント基板
の取り付けが非常に簡単となる上、プリント基板の端子
孔とバスバー内蔵プレートから突出するバスバーの端子
との位置合わせ精度を格段に向上することができる。
【0028】好適な態様4において、前記樹脂成形板部
又は前記外枠部と一体に樹脂成形されて前記プリント基
板の中央部に接する中央支持柱部を有する。これによ
り、プリント基板の耐振性を向上することができる。な
お、同様に、外枠部により外縁を支持されるバスバー内
蔵プレートの中央部すなわち外枠部から離れた位置にハ
ウジングの周壁外周面に向けて下設されて周壁外周面に
当接する中央支持柱部を設けてよい。これによりバスバ
ー内蔵プレートの機械的剛性を向上することができる。
【0029】好適な態様5において、前記インバータ回
路部の低位直流ラインを構成するとともに前記樹脂成形
板部又は前記外枠部から突出して前記ハウジングの前記
周壁外周面に固定されることにより冷却、接地、電磁シ
ールド効果を奏する接地用バスバーを有する。これによ
り、インバータ部の接地ラインの配線インピーダンスを
低減して損失、発熱を低減することができるとともに、
この接地用バスバーをバスバー内蔵プレート内のアイド
ルスペースに広く配置することにより電力スイッチング
素子が発生する電磁放射ノイズをシールドすることがで
き、更に電力スイッチング素子や平滑コンデンサの発熱
をこの幅広の接地用バスバーを通じてハウジングに良好
に放熱することができる。
【0030】なお、インバータ回路部の高位直流ライン
を構成するとともに前記樹脂成形板部又は前記外枠部か
ら突出して前記ハウジングの前記周壁外周面に絶縁シー
トを介して固定されることにより冷却及び平滑コンデン
サ容量増大効果を奏する電源バスバーを配置すれば、簡
単に平滑コンデンサの必要容量を簡単な構成により低減
できるとともに、電力スイッチング素子や平滑コンデン
サの発熱をこの電源バスバーを通じてハウジングに良好
に放熱することができる。
【0031】好適な態様6において、前記インバータ回
路部を構成する前記プリント基板上の接地用配線導体に
接続されるとともに、前記樹脂成形板部又は前記外枠部
から突出して前記ハウジングの前記周壁外周面に固定さ
れることにより冷却、接地、電磁シールド効果を奏する
接地用バスバーを有する。これにより、プリント基板を
良好に冷却することができるので、プリント基板上に実
装された制御回路のマイコンや電源ICなどの温度過昇
を抑止するとともに、接地用バスバーの配線インピーダ
ンス低減により外部からプリント基板側への又はプリン
ト基板側から外部への電磁放射ノイズをシールドするこ
とができ、損失、発熱も低減することができる。
【0032】なお、この接地用バスバーは、プリント基
板の回路に給電する電源ラインを被覆乃至電源ラインと
平行に延設される電磁シールドラインに接続されること
が好ましい。これにより、電磁放射ノイズのシールド及
び電源ラインに重畳する高周波ノイズ電圧の低減に一層
有効となる。更に、プリント基板上の上記接地用配線導
体はできるだけ広くプリント基板上に形成されることが
種々の点で特に好ましく、更に接地用バスバーとプリン
ト基板上の接地用配線導体との接触面積も許される範囲
内でできるだけ大きく設定されることが好適である。
【0033】好適な態様7において、前記インバータ回
路部の高位直流ラインとしての電源バスバーを構成する
前記バスバーと一体に形成されるか又は接続されて外部
の電源ケーブルに接続されている外部電源端子対と、前
記外枠部と一体に形成されて前記外部電源端子対を囲む
電源コネクタ部とを有する。すなわち、この態様では、
バスバー内蔵プレート及び外枠部と一体にモータ部の外
部電源端子対を囲む電源コネクタ部すなわち外部電源端
子対を囲んで保護する外枠部を有しているので、部品点
数の削減と良好な外部電源端子対保護とを実現すること
ができる。
【0034】好適な態様8において、前記制御回路と外
部との通信伝送線を構成して外部通信ケーブルに接続さ
れている外部通信端子と、前記外枠部と一体に形成され
て前記外部通信端子を囲む通信コネクタ部とを有する。
すなわち、この態様では、バスバー内蔵プレート及び外
枠部と一体に外部との通信を行う外部通信端子を囲んで
保護する枠部を有しているので、部品点数の削減と良好
な外部通信端子保護とを実現することができる。
【0035】なお、上記説明したバスバー内蔵プレート
は、ICリードフレーム製造技術に類似の導電板のプレ
ス成形によるバスバーパターンの成形と、その樹脂モー
ルド又はインサート成形による一体化、その後のバスバ
ー間を接続するタイバーの切断による各バスバーの相互
分離により容易に製造することができる。
【0036】第二発明の車両用インバータ一体型モータ
は、ハウジングと、前記ハウジングに収容されたモータ
部と、前記ハウジングに固定されるとともに直流電力を
三相交流電力に変換して前記モータ部へ給電するインバ
ータ回路部とを備え、前記インバータ回路部が、三相イ
ンバータ回路の各アームを構成する電力スイッチング素
子と、前記三相インバータ回路の一対の直流入力端子間
に接続される平滑コンデンサと、前記電力スイッチング
素子を制御する制御回路と、前記スイッチング素子、前
記平滑コンデンサおよび前記制御回路を接続する配線を
構成する多数のバスバーとを有する車両用インバータ一
体型モータにおいて、前記電力スイッチング素子及び前
記平滑コンデンサが、前記ハウジングの周壁外周面に直
接又は放熱板を通じて固定され、前記制御回路を構成す
る回路部品が、前記バスバーを挟んで前記電力スイッチ
ング素子の径方向外側に配置されたプリント基板に実装
され、前記電力スイッチング素子と前記プリント基板と
を前記バスバーにより接続することを特徴としている。
【0037】本発明は、上記した第一発明の車両用イン
バータ一体型モータにおいて、バスバー内蔵プレートの
樹脂成形板部を省略した形態を含むものに相当する。
【0038】この発明によれば、強力な冷却を必要とす
る電力スイッチング素子及び平滑コンデンサをハウジン
グの周壁外周面に固定してハウジングの周壁をヒートシ
ンクとして機能させ、その上に大電流のバスバーを二階
建て構造に配置することによりバスバーの配線長さを短
縮するとともに、電力スイッチング素子の上記電磁シー
ルドを実現し、更にバスバー上に制御用のプリント基板
を配置することによりインバータ回路部の必要面積を縮
小する。この場合には、プリント基板と電力スイッチン
グ素子との縦方向の立体配線が必要となるが、この問題
は両者の中間のバスバーを利用してこれら両者を接続す
ることにより簡単に形成することができる。
【0039】第三発明の車両用インバータ一体型モータ
は、ハウジングと、前記ハウジングに収容されたモータ
部と、前記ハウジングに固定されるとともに直流電力を
三相交流電力に変換して前記モータ部へ給電するインバ
ータ回路部とを備え、前記インバータ回路部が、三相イ
ンバータ回路の各アームを構成する電力スイッチング素
子と、前記三相インバータ回路の一対の直流入力端子間
に接続される平滑コンデンサと、前記電力スイッチング
素子を制御する制御回路と、前記スイッチング素子、前
記平滑コンデンサおよび前記制御回路を接続する配線を
構成する多数のバスバーとを有する車両用インバータ一
体型モータにおいて、前記インバータ回路部が、前記ハ
ウジングの周壁外周面に固定された外枠部と前記外枠部
の頂面に密接する蓋板部と前記ハウジングの周壁外周面
とにより区画形成される密閉空間に収容され、前記外枠
部が、前記ハウジングの前記周壁を貫通して外部に突出
する前記モータ部のターミナルを囲むことを特徴として
いる。
【0040】この発明によれば、ハウジングの周壁外周
面と、このハウジングの周壁外周面に固定された外枠部
と、この外枠部に固定された蓋板部とにより、インバー
タ部収容ケースを構成し、更に、モータ部の引き出し線
をこの外枠内に突出させることにより、引き出し線とイ
ンバータ部との接続を簡単化するとともに、この接続部
や引き出し線を保護することができる。なお、この密閉
空間内に樹脂やゲルを充填すれば、配線などの電気絶縁
性や耐湿性を一層良好とすることができる。
【0041】第四発明の車両用インバータ一体型モータ
は、ハウジングと、前記ハウジングに収容されたモータ
部と、前記ハウジングに固定されるとともに直流電力を
三相交流電力に変換して前記モータ部へ給電するインバ
ータ回路部とを備え、前記インバータ回路部が、三相イ
ンバータ回路の各アームを構成する電力スイッチング素
子と、前記三相インバータ回路の一対の直流入力端子間
に接続される平滑コンデンサと、前記電力スイッチング
素子を制御する制御回路と、前記スイッチング素子、前
記平滑コンデンサおよび前記制御回路を接続する配線を
構成する多数のバスバーとを有する車両用インバータ一
体型モータにおいて、前記インバータ回路部が、前記ハ
ウジングの周壁外周面に固定された外枠部と前記外枠部
の頂面に密接する蓋板部と前記ハウジングの周壁外周面
とにより区画形成され、樹脂が充填された密閉空間に収
容されていることを特徴としている。本発明によれば、
ハウジングの周壁外周面と、このハウジングの周壁外周
面に固定された外枠部と、この外枠部に固定された蓋板
部とにより、インバータ部回路部を収容するケースを構
成するので、接続部や配線の電気絶縁性、耐湿性、耐振
性を向上することができる。樹脂としては、軟質のゲル
状の形態のものや硬化させたものを使用することができ
る。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明を適用した車両用冷凍サイ
クル装置のインバータ一体型電動コンプレッサの好適な
態様を図面を参照して説明する。なお、各図において、
部材やラインの適宜省略を行っている。
【0043】図1は、このインバータ一体型電動コンプ
レッサの分解斜視図である。
【0044】図2は、図1のインバータ一体型電動コン
プレッサのインバータ回路部における径方向断面図であ
るが、ハウジングとインバータ回路部だけが図示されて
いる。図2において、インバータ一体型電動コンプレッ
サ以外の冷媒回路自体は周知であるので図示、説明を省
略する。
【0045】図3は、モータハウジング4の台座面41
にパワーMOSトランジスタモジュール6を搭載する状
態を示す分解斜視図である。
【0046】図4は、モータハウジング4の台座面41
にパワーMOSトランジスタモジュール6を搭載完了後
の状態を示す平面図である。
【0047】図5は、バスバー内蔵プレート中のバスバ
ーの一部を示す斜視図である。
【0048】図6は、プリント基板9を搭載した状態を
示す装置の平面図である。
【0049】(全体構成)1は車両空調用の冷凍サイク
ル装置の一部をなすコンプレッサ部、2はコンプレッサ
部1を駆動するモータ部であり、3はコンプレッサ部1
の外郭をなす圧縮機ハウジング(本発明でいうハウジン
グ)、4はモータ部2の外郭をなすモータハウジング
(本発明でいうハウジング)、5は三相同期モータから
なるモータ部2を駆動制御するインバータ部(本発明で
いうインバータ回路部)である。
【0050】両ハウジング3、4は図示しない回転軸の
軸方向に隣接して図示しないスルーボルトにより同軸に
連結され、モータ部2の回転軸がコンプレッサ部1の回
転軸を駆動する構成となっており、全体として本発明で
言う電動コンプレッサを構成している。モータハウジン
グ4の周壁外周面には、図1、図2において上方に向け
て突出する台座部40をもち、台座部40の頂面は図
1、図2において水平方向に平坦な台座面41を有して
いる。
【0051】モータ部2は、エバポレータ(図示せず)
から排出される又は導入される前の低圧冷媒ガスにより
冷却されている。図6において、21はモータハウジン
グ4に設けられた低圧冷媒ガス流入孔、22はモータハ
ウジング4に設けられた低圧冷媒ガス流出孔である。モ
ータハウジング4は、その内部を流れる低圧冷媒ガスに
より良好に冷却されている。
【0052】インバータ部5は、三相インバータ回路の
各相の上アーム側スイッチング素子と下アーム側スイッ
チング素子とを構成する6つのパワーMOSトランジス
タモジュール(電力スイッチング素子)6と、平滑コン
デンサ7と、バスバー内蔵プレート兼外枠部(本発明で
いうバスバー内蔵プレートおよび外枠部)8と、プリン
ト基板9と、蓋板10とを有しており、図示しないバッ
テリから給電される直流電力を三相交流電力に変換して
モータ部2のステータコイル(図示せず)に給電する。
このため、各相の上アーム側スイッチング素子をなすパ
ワーMOSトランジスタモジュール6と下アーム側スイ
ッチング素子をなすパワーMOSトランジスタモジュー
ル6との接続点はモータ部2の各相の引き出し線に接続
され、上アーム側スイッチング素子をなす3つのパワー
MOSトランジスタモジュール6の残る主電極端子は後
述する電源端子に接続され、下アーム側スイッチング素
子をなす3つのパワーMOSトランジスタモジュール6
の残る主電極端子は後述する接地端子に接続されてい
る。
【0053】パワーMOSトランジスタモジュール6
は、樹脂モールドにより厚板状形成され、図3に示すよ
うに、一側面から突出する主電極端子としてのドレイン
電極端子61及びソース電極端子62と、制御電極端子
としてのゲート電極端子63とを有している。また、パ
ワーMOSトランジスタモジュール6の電極端子突出側
の側面と反対側の側面側に偏在してパワーMOSトラン
ジスタモジュール6をモータハウジング4に締結するた
めの貫通孔64が形成されている。
【0054】平滑コンデンサ7は、周知のように三相イ
ンバータ回路の電源端子と接地端子との間に接続されて
三相インバータ回路のスイッチング電流の高周波成分を
吸収する。
【0055】バスバー内蔵プレート兼外枠部8は、三相
インバータ回路の配線をなす多数のバスバーを有してモ
ータコネクタ部14の周壁外周面に締結されている。各
バスバーは、樹脂インサート成形により一体化されてい
る。バスバー内蔵プレート兼外枠部8は、各パワーMO
Sトランジスタモジュール6間の接続、各パワーMOS
トランジスタモジュール6とプリント基板9との接続、
各パワーMOSトランジスタモジュール6と平滑コンデ
ンサ7との接続、各パワーMOSトランジスタモジュー
ル6と上記直流電源端子部及び接地端子、各パワーMO
Sトランジスタモジュール6と交流端子との接続に用い
られている。
【0056】プリント基板9には、制御回路が実装され
ている。この制御回路は、外部からの指令に基づいて各
パワーMOSトランジスタモジュール6を断続制御する
機能やモータ部2の駆動状態を外部に送信する機能を有
しており、マイコンICなどの種々の回路素子をプリン
ト配線で接続して構成されている。
【0057】この種のインバータ部5の回路構成とその
動作自体は周知であるので、それらの説明は省略し、こ
の実施例の特徴部分をなすインバータ部5の特徴構成を
以下に説明する。 (インバータ部5の配置)各パワーMOSトランジスタ
モジュール6は、樹脂絶縁シート11を介してねじ12
により台座部40の台座面41に固定されている。
【0058】各パワーMOSトランジスタモジュール6
は、図3、図4に示されるように、軸方向に3列、周方
向に2行に隣接配置されており、各パワーMOSトラン
ジスタモジュール6の電極端子突出側面は互いに対向し
ている。
【0059】周方向一方側のパワーMOSトランジスタ
モジュール6は上アーム側スイッチング素子を構成し、
周方向他方側のパワーMOSトランジスタモジュール6
は下アーム側スイッチング素子を構成している。軸方向
一方側のパワーMOSトランジスタモジュール6はU相
スイッチング素子を構成し、軸方向中央のパワーMOS
トランジスタモジュール6はV相スイッチング素子を構
成し、軸方向他方側のパワーMOSトランジスタモジュ
ール6はW相スイッチング素子を構成している。上アー
ム側スイッチング素子をなす3つのパワーMOSトラン
ジスタモジュール6と、下アーム側スイッチング素子を
なす3つのパワーMOSトランジスタモジュール6との
間に、周方向所定幅の配線領域Wが形成されている。同
相の2つのパワーMOSトランジスタモジュール6のう
ち、上アーム側のパワーMOSトランジスタモジュール
6のソース端子62と、下アーム側のパワーMOSトラ
ンジスタモジュール6のドレイン端子61とは軸方向同
位置にセットされ、これによりこれら端子と交流出力端
子部との接続を行うバスバーの長さを短縮することがで
きる。
【0060】モータハウジング4の周壁外周面に形成さ
れた台座部40の台座面41は、図2に示すように、パ
ワーMOSトランジスタモジュール6に当接する領域に
比較して配線領域Wにおいて径方向外側に所定厚さだけ
突出している突出部42を有している。これにより、全
体として最も肉厚が薄くなる配線領域Wにおける肉厚を
増加してモータハウジング4の強度、剛性を向上するこ
とができる。この周壁の厚肉化は、パワーMOSトラン
ジスタモジュール6の各電極端子がパワーMOSトラン
ジスタモジュール6の底面から所定高さだけ高くなった
位置にてパワーMOSトランジスタモジュール6の側面
から突出しており、樹脂絶縁シート11が配線領域Wに
面する部位を含む台座部40全体に敷設されて、モータ
ハウジング4の周壁外周面とパワーMOSトランジスタ
モジュール6の各電極端子との間の距離が短縮されても
それらの間の沿面放電を良好に防止できる点を利用して
いる。
【0061】パワーMOSトランジスタモジュール6の
電極端子突出側の側面と反対側の側面に偏在して形成さ
れた貫通孔64には螺子12が挿入され、螺子12は台
座部40に締結されてパワーMOSトランジスタモジュ
ール6を固定している。貫通孔64は配線領域Wから離
れるように周方向一方側に偏設されているために、台座
部40の上下方向における肉厚を格別に増大することな
く螺子11締結用の雌螺子穴を台座部40に形成するこ
とができる。
【0062】平滑コンデンサ7は、パワーMOSトラン
ジスタモジュール6の周方向一方側に位置してモータハ
ウジング4の周壁外周面に台座面41と直角に凹設され
たコンデンサ収容穴13に収容され、平滑コンデンサ7
の一対の端子は平滑コンデンサ7の上面から突出してい
る。コンデンサ収容穴13の位置にて、モータハウジン
グ4の上下方向の肉厚は更に厚く確保することができる
ので、コンデンサ収容穴の深さを十分に確保することが
でき、これにより、平滑コンデンサ7の一対の端子の上
下方向高さを抑制し、インバータ部5の突出高さを低減
することができる。
【0063】パワーMOSトランジスタモジュール6の
周方向他方側すなわち平滑コンデンサ7と反対側に位置
してモータコネクタ部14が形成されている。
【0064】このモータコネクタ部14は、図2に示す
ように、台座部40の周方向他方側に位置してモータハ
ウジング4の周壁外周面から突出するコップ状のコネク
タハウジング15と、上方に開口するこのコネクタハウ
ジング15の開口を封鎖する樹脂製の蓋16と、蓋16
の上方側に配置された樹脂製のコネクタカバー17と、
蓋16に固定された交流端子18とを有している。図示
していないが、3本の交流端子(1本のみ図示されてい
る)18は、蓋16により密閉されたコネクタハウジン
グ15内の引き出し線収容空間Sに突出しており、この
引き出し線収容空間Sにてモータ部2のステータコイル
から延設される3本の引き出し線に個別に接続されてい
る。これらの引き出し線は、モータハウジング4の周壁
に設けられた引き出し線孔19を通じてモータハウジン
グ4の内部から引き出し線収容空間Sに引き出されてい
る。
【0065】バスバー内蔵プレート兼外枠部8は、バス
バー内蔵プレート81と、外枠82とからなる。上記し
たコネクタカバー17は外枠部82の一部としてバスバ
ー内蔵プレート兼外枠部8と一体に樹脂成形されてい
る。
【0066】外枠部82は、図1、図4、図6に示すよ
うに、角枠形状を有し、主として台座面41に着座して
おり、台座部40に締結されている。コネクタカバー1
7は、外枠部82の一外側面にコ字状に一体形成され
て、交流端子18を囲んでいる。外枠部82の側面に
は、コネクタカバー17と反対側に位置して一対の電源
コネクタ20及び通信コネクタ21が突設されている。
【0067】バスバー内蔵プレート81は、外枠部82
の内側面からパワーMOSトランジスタモジュール6の
上方に位置して水平すなわち台座面41と平行に延設さ
れている。バスバー内蔵プレート81は、パワーMOS
トランジスタモジュール6、プリント基板9、交流端子
17を接続する多数のバスバーを上下方向2層に配置し
てなり、各バスバーは樹脂成形板部83により一体に形
成されている。バスバー内蔵プレート81から接地
(ー)端子22、電源(+)端子23が電源コネクタ2
0内に突出し、電源コネクタ20に嵌合する図示しない
直流電源ケーブルに接続されている。接地(ー)端子2
2はバスバー内蔵プレート81内の接地用バスバーの一
端部により構成されており、この接地用バスバーは各下
アーム側スイッチング素子をなすパワーMOSトランジ
スタモジュール6のソース電極端子62と平滑コンデン
サ7の負極端子とプリント基板9の接地用配線パターン
に接続されている。電源(+)端子23は各上アーム側
スイッチング素子をなすパワーMOSトランジスタモジ
ュール6のドレイン電極端子61と平滑コンデンサ7の
正極端子とプリント基板9の電源用配線パターンに接続
されている。
【0068】バスバー内蔵プレート81から図示しない
通信用端子が通信コネクタ21内に突出し、通信コネク
タ21に嵌合する図示しない通信ケーブルに接続されて
いる。バスバー内蔵プレート81から3相の交流端子2
4〜26が水平方向に突出し、交流端子24〜26はコ
ネクタカバー17内においてモータ部2側の交流端子1
8に密着している。バスバー内蔵プレート81から外枠
部82内に水平に突出する端子は下方向に屈曲されてパ
ワーMOSトランジスタモジュール6の各電極端子に配
線領域Wにて接合されている。Xはこの接合部を示す。
同じく、バスバー内蔵プレート81から外枠部82内に
上方に突出する端子はプリント基板9の貫通孔91に挿
入され、この貫通孔にてはんだ付けされている。
【0069】プリント基板9の外周縁は外枠部82の内
側に設けられた段差面84に載置され、ねじにより固定
されている。プリント基板9は、バスバー内蔵プレート
81とは所定間隔を隔ててバスバー内蔵プレート81の
上方にバスバー内蔵プレート81に対して平行に配置さ
れている。バスバー内蔵プレート81の樹脂成形板部8
3は水平方向中央部にてプリント基板9の下面に当接す
る中央支持柱830を有して、プリント基板9の振動を
規制している。プリント基板9に実装されるICなどの
回路部品Cは、プリント基板9の下面に実装されてい
る。このようにすれば、バスバー内蔵プレート81から
突出してプリント基板9の貫通孔91を貫通するバスバ
ーの端子は、プリント基板9の各回路部品と同時にプリ
ント基板9の上面にてたとえば噴流はんだ法により同時
にはんだ付けされることができる。
【0070】外枠部82の頂面85には蓋板10が締結
されており、外枠部82の内部にはゲルが充填されて内
部の防湿性、耐振性を向上させている。また、枠状のコ
ネクタハウジング17の内部には樹脂がモールドされ
て、バスバー内蔵プレート81からの交流端子24〜2
6とモータ部2からの交流端子18とを絶縁保護してい
る。
【0071】この実施例では、上記ゲルと上記モールド
樹脂とは同時に加熱されるが別々に加熱してもよく、ゲ
ルの代わりにモールド樹脂を用いてもよい。
【0072】(組み付け順序)次に、インバータ部5の
組み付け順序を以下に説明する。
【0073】まず、バスバー内蔵プレート兼外枠部8と
プリント基板9とを半田付け及びねじにより一体化し、
パワーMOSトランジスタモジュール6をモータハウジ
ング4の台座部40に締結する。
【0074】次に、このバスバー内蔵プレート兼外枠部
8とプリント基板9との一体物をモータハウジング4に
固定し、上方へ向けて開口する部分からツールを挿入し
て、パワーMOSトランジスタモジュール6の電極端子
及び平滑コンデンサ7の端子とバスバー内蔵プレート兼
外枠部8の端子とを接合し、バスバー内蔵プレート兼外
枠部8の交流端子24〜26とモータ部2側の交流端子
18とを接触させる。次に、外枠部82内にゲルを充填
し、コネクタハウジング17内に液状樹脂を注入し、蓋
板10を固定して、加熱処理を行い、液状樹脂を硬化さ
せる。 (実施例効果)上記説明したこの実施例の車両用インバ
ータ一体型電動コンプレッサの種々の作用効果について
以下に列挙する。 (1)低圧冷媒ガスにより冷却されるハウジングの周壁
外周面にインバータ部のパワーMOSトランジスタモジ
ュール6を個別に行列配置して直付けしている。これに
より、インバータ部冷却構造の複雑化を抑止しつつイン
バータ部の良好な冷却を実現するとともに軸長短縮によ
る車両搭載性を改善することが可能となる。更に、モー
タハウジング4の周壁をパワーMOSトランジスタモジ
ュール6のヒートシンクとして使用することができるの
で、インバータ部5の小型軽量化及び放熱抵抗の低減を
実現することができる。 (2)接線方向に延設される平坦な台座面と円弧形状の
内周面により規定されるために周方向に厚さが連続的に
変化する台座部40のうち肉厚が厚い部分にパワーMO
Sトランジスタモジュール6を締結するための螺子孔を
設けているので、台座部の大型化、重量および伝熱抵抗
の増大を防止しつつ、デスクリートトランジスタの台座
部への締結が可能となる。 (3)パワーMOSトランジスタモジュール6の各電極
端子を、接線方向に延設される平坦な台座面と円弧形状
の内周面により規定されるために周方向に厚さが連続的
に変化する台座部40のうち肉厚が薄くなる向きに突出
させるので、台座部40の小型化を実現することができ
る。特に、二つのパワーMOSトランジスタモジュール
6を周方向に向かい合わせて配置する場合にこれら二つ
のパワーMOSトランジスタモジュール6を搭載する台
座部40の肉厚(径方向へのふくらみ)を縮小してイン
バータ一体型電動コンプレッサの体格縮小を実現するこ
とができる。また、各デスクリートトランジスタの電極
端子の接合位置を同一平面化しやすくなる。 (4)各パワーMOSトランジスタモジュール6を同一
平面をなす台座面41に固定するので、各パワーMOS
トランジスタモジュール6の電極端子の接合位置を同一
平面化しやすくなり、配線接続作業の作業性を向上する
ことができ、自動化も容易となる。 (5)異なる相のパワーMOSトランジスタモジュール
6を軸方向に隣接して配置し、同一相の一対のパワーM
OSトランジスタモジュール6を電極端子が周方向に向
き合う姿勢で周方向に隣接して配置し、互いに対向する
同一相の一対のパワーMOSトランジスタモジュール6
の間に電極端子が突出し、バスバーと接合される配線領
域Wと設けているので、周方向に向かい合う二つのパワ
ーMOSトランジスタモジュール6が両者の間の配線領
域Wを共用することができ、インバータ部5の必要面積
を縮小することができ、バスバーの配線長さも短縮する
ことができる。 (6)配線領域Wの直下の(すなわち配線領域Wに径方
向に隣接する)モータハウジング4の周壁外周面からな
る台座面41を、パワーMOSトランジスタモジュール
6の底面に接する台座面41よりも径方向外側へ突出さ
せているので、インバータ部5の高さを抑えつつモータ
ハウジング4の周壁のうち最も薄くなり、強度がていか
するこの周壁部分の強度を改善することができる。 (7)モータハウジング4と周壁外周面と外枠部82と
蓋板部15により区画形成されてパワーMOSトランジ
スタモジュール6、バスバー内蔵プレート81、プリン
ト基板9、平滑コンデンサ7が収容される空間に、ゲル
状の樹脂部材を充填するので、防湿性の向上及び配線の
高密度化を実現できるとともにプリント基板9やバスバ
ー内蔵プレート81の振動を良好に低減し、それによる
弊害を防止することができる。 (8)配線領域Wに面するモータハウジング4の周壁外
周面に樹脂絶縁シート11を敷設するので、各パワーM
OSトランジスタモジュール6の電極端子やバスバーを
モータハウジング4の周壁外周面に近接配置することが
でき、インバータ部5の高さを抑えることができる。 (9)パワーMOSトランジスタモジュール6の配線領
域Wから離れる向きの周方向一方側に位置して台座面4
1に対して直角に凹設されたコンデンサ収容穴に平滑コ
ンデンサ7を収容し、平滑コンデンサ7の上面に平滑コ
ンデンサ7の端子を設ける。この部位において、台座面
41と直角に計測する台座部40の肉厚は非常に大きく
なるので、上記コンデンサ収容穴を十分に確保すること
ができる。この結果、平滑コンデンサ7をモータハウジ
ング4により良好に冷却できるとともに、平滑コンデン
サ7の端子の高さをバスバー内蔵プレート81の高さと
接近させることができるので、平滑コンデンサ7への配
線長さを短縮でき、かつ、インバータ部5の高さを抑え
ることができる。つまり、平滑コンデンサ7がパワーM
OSトランジスタモジュール群に対して周方向に隣接配
置され、平滑コンデンサ7の端子が台座面41に対して
直角かつモータハウジング4の周壁外周面から離れる向
きに突出される。これにより、平滑コンデンサ7をこの
台座面41に対して直角かつモータハウジング4へ向け
て深く配置することができ、インバータ部を縮小するこ
とができる。また、直流電源端子部も平滑コンデンサ7
と同方向に配置することにより、平滑コンデンサ7を三
相インバータ回路と直流電源端子部との間に配置するこ
とができ、これらを結ぶ直流電源配線の全長を短縮して
その配線インダクタンスの低減とそれによるスイッチン
グサージノイズ電圧の低減とを実現することができる。 (10)更に、パワーMOSトランジスタモジュール6
を挟んで平滑コンデンサ7と反対側となるパワーMOS
トランジスタモジュール6の周方向他方側にモータ部2
の交流出力端子部を設けたので、平滑コンデンサ7に邪
魔されることなく、交流出力端子部を十分な広さに設け
ることができ、かつ、平滑コンデンサ7の場合と同じ理
由により交流出力端子部を囲むモータコネクタ部13の
深さを十分に確保することができる。 (11)多数のバスバーを樹脂成形したバスバー内蔵プ
レート81をパワーMOSトランジスタモジュール6の
上方すなわち径方向外側に設けているので、電動コンプ
レッサの振動や衝突によるバスバーの変形を考慮する必
要なしにバスバーを高密度に配置することができ、イン
バータ部5を小型化することができる。また、各バスバ
ーの位置合わせ作業は一回で済み、配線作業が簡単にな
る。更に、パワーMOSトランジスタモジュール6の上
方に延設される直流バスバーによりパワーMOSトラン
ジスタモジュール6が外部に放射する電磁スイッチング
ノイズをシールドすることもできる。 (12)バスバー内蔵プレート81の更に径方向外側に
バスバー内蔵プレート81と平行にプリント基板9を設
けているので、バスバー内蔵プレート81の配線量を減
らしてその小型軽量化を図ることができ、プリント基板
(小電流配線)、バスバー内蔵プレート(大電流配
線)、パワーMOSトランジスタモジュール6を三階建
て構造とするので、配線距離の短縮とインバータ部の小
型化を実現することができる。なお、この三階建て構造
では、プリント基板9とパワーMOSトランジスタモジ
ュール6との垂直配線が必要となるが、これはバスバー
内蔵プレート81のバスバーの一端部を上方に屈曲し、
他方を下方に屈曲して実現することができ、配線構造の
複雑化を防止することができる。バスバー内蔵プレート
兼外枠部8の外枠部82は、直流電源端子部を囲む電源
コネクタ部を構成するので、部品点数を減らすことがで
きる。 (13)バスバー内蔵プレート81、パワーMOSトラ
ンジスタモジュール6、プリント基板9を囲む外枠部8
2をバスバー内蔵プレート81と一体樹脂成形により設
け、バスバー内蔵プレート81の外縁をこの外枠部82
の内側面に固定するので、外枠部82はプリント基板9
及びバスバー内蔵プレート81の中空保持と、パワーM
OSトランジスタモジュール6及びプリント基板9の機
械的保護とを実現することができる。また、バスバー内
蔵プレート81が外枠部82と一体化されているので、
電動コンプレッサの振動や車両衝突時の加速度力に対し
てバスバー内蔵プレート81の耐振動性、機械的耐性を
向上することができる。 (14)プリント基板9は外枠部82の段差面に締結さ
れ、蓋板が外枠部82の頂面に締結されているので、プ
リント基板9の取り付けが非常に簡単となる上、プリン
ト基板9の端子孔とバスバー内蔵プレート81から突出
するバスバーの端子との位置合わせ精度を格段に向上す
ることができる。 (15)樹脂成形板部一体に樹脂成形されてプリント基
板9の中央部に接する中央支持柱部を有するので、プリ
ント基板の耐振性を更に向上することができる。 (16)バスバー内蔵プレート81の各バスバーのう
ち、三相インバータ回路の低位直流ラインをなす接地用
バスバーはモータハウジング4の周壁外周面に固定され
るので、パワーMOSトランジスタモジュール6の冷却
と三相インバータ回路の接地配線長の短縮、パワーMO
Sトランジスタモジュール6に対する電磁シールド効果
の向上を実現することができる。 (17)バスバー内蔵プレート81の各バスバーのう
ち、三相インバータ回路の高位直流ラインをなす電源バ
スバーは、樹脂絶縁シート11を介してモータハウジン
グ4の周壁外周面に密着する。これにより、平滑コンデ
ンサ7の必要容量を低減してそれを小型化することがで
きる。また、バスバー内蔵プレート81の樹脂成形板部
内にて接地用バスバーと電源バスバーとが所定間隙を隔
てて厚さ方向に重ねて配置され、同様の効果を奏してい
る。 (18)バスバー内蔵プレート兼外枠部8の外枠部82
は、直流電源端子部を囲む電源コネクタ部を構成するの
で、部品点数を減らすことができる。 (19)バスバー内蔵プレート兼外枠部8の外枠部82
は、通信バスバーをの先端部からなる通信端子を囲む通
信コネクタ部を構成するので、部品点数を減らすことが
できる。 (20)バスバー内蔵プレート兼外枠部8の外枠部82
は、交流出力端子部を囲むモータコネクタ部13を構成
するので、部品点数を減らすことができる。 (21)外枠部82内に樹脂を充填するので、各接続部
や配線の電気絶縁性、耐湿性、耐振性を向上することが
できる。樹脂としては、軟質のゲル状の形態のものや硬
化させたものを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 このインバータ一体型電動コンプレッサの分
解斜視図である。
【図2】 図1のインバータ一体型電動コンプレッサの
インバータ回路部における径方向断面図である。
【図3】 モータハウジングの台座面にパワーMOSト
ランジスタモジュールを搭載する状態を示す分解斜視図
である。
【図4】 モータハウジングの台座面にパワーMOSト
ランジスタモジュール6を搭載完了後の状態を示す平面
図である。
【図5】 バスバー内蔵プレート中のバスバーの一部を
示す斜視図である。
【図6】 プリント基板を搭載した状態を示す装置の平
面図である。
【符号の説明】
2 モータ部 4 モータハウジング 6 パワーMOSトランジスタモジュール(電力スイッ
チング素子) 7 平滑コンデンサ 8 バスバー内蔵プレート兼外枠部 81 バスバー内蔵プレート 82 外枠部 17 コネクタハウジング 9 プリント基板 10 蓋板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川田 裕之 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3H003 AA01 AB05 AC03 CF01 5H007 BB06 CA02 CB02 CB05 HA03 HA04 HA05 HA07 5H605 AA04 AA07 AA08 AA11 BB07 CC01 CC06 CC08 DD09 EC05 EC20 FF07 GG06 GG18 5H611 AA03 AA09 BB01 TT01 TT02 TT06 UA04 UB01 UB02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、 前記ハウジングに収容されたモータ部と、 前記ハウジングに固定されるとともに直流電力を三相交
    流電力に変換して前記モータ部へ給電するインバータ回
    路部と、 を備え、 前記インバータ回路部は、 三相インバータ回路の各アームを構成する電力スイッチ
    ング素子と、 前記三相インバータ回路の一対の直流入力端子間に接続
    される平滑コンデンサと、 前記電力スイッチング素子を制御する制御回路と、 前記スイッチング素子、前記平滑コンデンサおよび前記
    制御回路を接続する配線部と、 を有する車両用インバータ一体型モータにおいて、 前記配線部は、 多数のバスバーを樹脂成形板部に相互に絶縁確保しつつ
    一体化して形成されるとともに前記樹脂成形板部を通じ
    て前記ハウジングの前記周壁外周面に固定されるとも
    に、前記各ブスバーの端部が前記樹脂成形板部から突出
    して前記電力スイッチング素子の各電極端子、前記平滑
    コンデンサの端子および前記制御回路の所定の接続部に
    接続されるバスバー内蔵プレートを有し、 前記バスバー内蔵プレートは、 前記ハウジングの周壁外周面に直接又は放熱板を通じて
    固定された前記電力スイッチング素子の径方向外側に位
    置して前記電力スイッチング素子に対して径方向に所定
    間隙を隔てて重ねられつつ略接線方向に延設されている
    ことを特徴とする車両用インバータ一体型モータ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車両用インバータ一体型モ
    ータにおいて、 前記バスバー内蔵プレートは、 前記ハウジングの周壁外周面に直接又は放熱板を通じて
    固定された前記電力スイッチング素子と、前記制御回路
    が実装されて前記電力スイッチング素子の径方向外側に
    位置して略接線方向に延在する前記プリント基板との間
    に位置して前記プリント基板と略平行に延設され、か
    つ、前記電力スイッチング素子および前記プリント基板
    に対して径方向にそれぞれ所定間隙を隔てて重ねられて
    いることを特徴とする車両用インバータ一体型モータ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の車両用インバータ一
    体型モータにおいて、 前記バスバー内蔵プレートの前記樹脂成形板部は、 前記ハウジングの前記周壁外周面に密着固定されて前記
    電力スイッチング素子および前記プリント基板を囲む外
    枠部と一体に樹脂成形されて前記外枠部の内側面から略
    接線方向に延設されていることを特徴とする車両用イン
    バータ一体型モータ。
  4. 【請求項4】請求項3記載の車両用インバータ一体型モ
    ータにおいて、 前記プリント基板の外縁部は、 前記枠部の頂面より所定深さだけ落ち込んだ位置にて前
    記外枠部に形成された段差面に締結され、 前記外枠部の内部は、前記枠部の前記頂面に締結された
    蓋板により密閉されていることを特徴とする車両用イン
    バータ一体型モータ。
  5. 【請求項5】請求項4記載の車両用インバータ一体型モ
    ータにおいて、 前記樹脂成形板部又は前記外枠部と一体に樹脂成形され
    て前記プリント基板の中央部に接する中央支持柱部を有
    することを特徴とする車両用インバータ一体型モータ。
  6. 【請求項6】請求項4記載の車両用インバータ一体型モ
    ータにおいて、 前記インバータ回路部の低位直流ラインを構成するとと
    もに、前記樹脂成形板部又は前記外枠部から突出して前
    記ハウジングの前記周壁外周面に固定されることにより
    冷却、接地、電磁シールド効果を奏する接地用バスバー
    を有することを特徴とする車両用インバータ一体型モー
    タ。
  7. 【請求項7】請求項4記載の車両用インバータ一体型モ
    ータにおいて、 前記インバータ回路部を構成する前記プリント基板上と
    接地用配線導体に接続されるとともに、前記樹脂成形板
    部又は前記外枠部から突出して前記ハウジングの前記周
    壁外周面に固定されることにより冷却、接地、電磁シー
    ルド効果を奏する接地用バスバーを有することを特徴と
    する車両用インバータ一体型モータ。
  8. 【請求項8】請求項1又は2記載の車両用インバータ一
    体型モータにおいて、 前記インバータ回路部の高位直流ラインとしての電源バ
    スバーを構成する前記バスバーと一体に形成されるか又
    は接続されて外部の電源ケーブルに接続されている外部
    電源端子対と、前記外枠部と一体に形成されて前記外部
    電源端子対を囲む電源コネクタ部と、を有することを特
    徴とする車両用インバータ一体型モータ。
  9. 【請求項9】請求項1又は2記載の車両用インバータ一
    体型モータにおいて、 前記制御回路と外部との通信伝送線を構成して外部通信
    ケーブルに接続されている外部通信端子と、 前記外枠部と一体に形成されて前記外部通信端子を囲む
    通信コネクタ部と、 を有することを特徴とする車両用インバータ一体型モー
    タ。
  10. 【請求項10】ハウジングと、 前記ハウジングに収容されたモータ部と、 前記ハウジングに固定されるとともに直流電力を三相交
    流電力に変換して前記モータ部へ給電するインバータ回
    路部と、 を備え、 前記インバータ回路部は、 三相インバータ回路の各アームを構成する電力スイッチ
    ング素子と、 前記三相インバータ回路の一対の直流入力端子間に接続
    される平滑コンデンサと、 前記電力スイッチング素子を制御する制御回路と、 前記スイッチング素子、前記平滑コンデンサおよび前記
    制御回路を接続する配線を構成する多数のバスバーと、 を有する車両用インバータ一体型モータにおいて、 前記電力スイッチング素子及び前記平滑コンデンサは、 前記ハウジングの周壁外周面に直接又は放熱板を通じて
    固定され、 前記制御回路を構成する回路部品は、 前記バスバーを挟んで前記電力スイッチング素子の径方
    向外側に配置されたプリント基板に実装され、 前記電力スイッチング素子と前記プリント基板とを前記
    バスバーにより接続することを特徴とする車両用インバ
    ータ一体型モータ。
  11. 【請求項11】ハウジングと、 前記ハウジングに収容されたモータ部と、 前記ハウジングに固定されるとともに直流電力を三相交
    流電力に変換して前記モータ部へ給電するインバータ回
    路部と、 を備え、 前記インバータ回路部は、 三相インバータ回路の各アームを構成する電力スイッチ
    ング素子と、 前記三相インバータ回路の一対の直流入力端子間に接続
    される平滑コンデンサと、 前記電力スイッチング素子を制御する制御回路と、 前記スイッチング素子、前記平滑コンデンサおよび前記
    制御回路を接続する配線を構成する多数のバスバーと、 を有する車両用インバータ一体型モータにおいて、 前記インバータ回路部は、 前記ハウジングの周壁外周面に固定された外枠部と前記
    外枠部の頂面に密接する蓋板部と前記ハウジングの周壁
    外周面とにより区画形成される密閉空間に収容され、 前記外枠部は、 前記ハウジングの前記周壁を貫通して外部に突出する前
    記モータ部のターミナルを囲むことを特徴とする車両用
    インバータ一体型モータ。
  12. 【請求項12】ハウジングと、 前記ハウジングに収容されたモータ部と、 前記ハウジングに固定されるとともに直流電力を三相交
    流電力に変換して前記モータ部へ給電するインバータ回
    路部と、 を備え、 前記インバータ回路部は、 三相インバータ回路の各アームを構成する電力スイッチ
    ング素子と、 前記三相インバータ回路の一対の直流入力端子間に接続
    される平滑コンデンサと、 前記電力スイッチング素子を制御する制御回路と、 前記スイッチング素子、前記平滑コンデンサおよび前記
    制御回路を接続する配線を構成する多数のバスバーと、 を有する車両用インバータ一体型モータにおいて、 前記インバータ回路部は、 前記ハウジングの周壁外周面に固定された外枠部と前記
    外枠部の頂面に密接する蓋板部と前記ハウジングの周壁
    外周面とにより区画形成され、樹脂が充填された密閉空
    間に収容されていることを特徴とする車両用インバータ
    一体型モータ。
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