JP2002373490A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2002373490A JP2001181403A JP2001181403A JP2002373490A JP 2002373490 A JP2002373490 A JP 2002373490A JP 2001181403 A JP2001181403 A JP 2001181403A JP 2001181403 A JP2001181403 A JP 2001181403A JP 2002373490 A JP2002373490 A JP 2002373490A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低消費電力動作が可能な半導体記憶装置を提
供する。 【解決手段】 内部電源回路100は、低消費電力モー
ドでは、トランジスタ214、224、234および2
44を介して、内部電源配線118、128、138お
よび166のそれぞれを、外部電源配線90もしくは接
地配線95と電気的に結合することによって、内部電源
電圧VDDp,VDDS,VPP,VBBを生成する。
これに対応して、低消費電力モードでは、参照電圧発生
回路110,120,130,160、バッファ11
2,122,132、内部電源電圧発生回路116,1
26および電圧昇圧回路136への動作電流の供給は停
止されるので、内部電源回路100自体の消費電力を削
減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、より特定的には、低消費電力で動作可能な半導
体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、バッテリ駆動を前提とする携帯機
器等への搭載に対応するため、低消費電力駆動が可能な
半導体記憶装置が要求されている。このような要求に対
応するために、半導体記憶装置には、データ読出やデー
タ書込などの通常動作が要求される通常モード時以外に
おいて、内部回路の大部分を待機動作状態に設定して、
消費電力を削減するための低消費電力モードが備えられ
る。すなわち、外部からの動作要求に応じて、通常モー
ドと低消費電力モードとを切換えることによって、半導
体記憶装置の低消費電力化が図られる。
【0003】低消費電力化には低電圧動作化が有効であ
るため、外部から供給される外部電源電圧のレベルも低
下する傾向にある。たとえば、従来の汎用系において
は、3.3V系(3.0V〜3.6V)外部電源電圧が
使用されていたが、低電圧動作に対応するタイプとし
て、2.7V系(2.7V〜3.0V)や、2.5V系
(2.3V〜2.7V)外部電源電圧が使用されるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方で、低消費電力化
が進むにしたがって、半導体記憶装置全体の消費電力に
対する、内部電源電圧を発生するための内部電源回路の
消費電力の比率が増加している。さらに、低電圧動作に
伴って内部電源回路の電力効率が低下するため、内部電
源電圧の供給先である内部回路を待機状態にして消費電
力を削減するのみでなく、内部電源回路の自体の消費電
力をも削減する、より強力な低消費電力モードを導入す
る必要が生じてきている。
【0005】このような低消費電力モードにおいても、
そのモードエントリが、特別なエントリ方法を用いるの
ではなく、既存の制御系を共用した形で、実行できるこ
とが望ましい。さらに、低消費電力モードへの移行、お
よび通常モードへの復帰がスムーズに行なわれることも
望まれる。
【0006】さらに、上述したようにさまざまなレベル
の外部電源電圧が適用される下で、半導体記憶装置の設
計に汎用性を持たせるためには、異なるレベルの外部電
源電圧に対応可能な構成を有する必要がある。たとえ
ば、異なるレベルの外部電源電圧が適用されても、内部
電源電圧の制御応答性を一様に維持できる構成が、内部
電源回路に要求される。
【0007】さらに、半導体記憶装置が組込まれるシス
テム内のインターフェイス仕様によっては、1.8V系
のTTL(Transistor-Transistor Logic)レベルのI
/O(Input/Output)信号レベルに対応する必要もあ
るので、信号入力回路系においても、異なるI/O信号
レベルを、入力可能な構成とすることが望ましい。
【0008】一方、さまざまな動作条件、たとえば外部
電源電圧レベルやI/O信号レベルに可能なように汎用
的に設計された半導体記憶装置において、マスク切換等
によって、適用される動作条件をハード的に固定する場
合においては、この固定された動作条件を、半導体記憶
装置外部から、容易に検知可能な構成も必要になってく
る。
【0009】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであって、この発明の目的は、低消
費電力動作が可能な半導体記憶装置を提供することであ
る。
【0010】この発明の他の目的は、さまざまなレベル
の外部電源電圧およびI/O信号に対応して動作可能な
半導体記憶装置を提供することである。
【0011】この発明のさらにもう1つの目的は、さま
ざまな動作条件に対応可能なように設計された半導体記
憶装置において、適用される動作条件を外部から容易に
検知可能な構成を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体記
憶装置は、通常モードと低消費電力モードとを有する半
導体記憶装置であって、データ読出動作、データ書込動
作およびデータ保持動作を実行するための内部回路と、
第1の外部電源電圧の供給を受ける第1の外部電源配線
と、第1の外部電源電圧よりも低い第2の外部電源電圧
の供給を受ける第2の外部電源配線と、内部回路に対し
て内部電源電圧を伝達するための内部電源配線と、第1
および第2の外部電源電圧を受けて、内部電源電圧を生
成するための内部電源回路とを備える。内部電源回路
は、第1および第2の外部電源電圧を受けて、内部電源
電圧の目標レベルに対応する参照電圧を生成するための
参照電圧生成部と、低消費電力モード時に、参照電圧生
成部の動作電流を遮断するための第1の電流遮断スイッ
チと、内部電源電圧と参照電圧との比較に基づいて、内
部電源電圧を目標レベルに維持するための内部電源電圧
発生部と、低消費電力モード時に、内部電源電圧発生部
の動作電流を遮断するための第2の電流遮断スイッチ
と、低消費電力モード時に、第1および第2の外部電源
配線の一方を内部電源配線と電気的に結合するための接
続スイッチとを含む。
【0013】請求項2記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、接続スイッチは、第
1の外部電源配線と内部電源配線との間に電気的に結合
されるNチャネル電界効果型トランジスタを含み、Nチ
ャネル電界効果型トランジスタのゲートには、低消費電
力モード時において、第1の外部電源電圧が印加され
る。
【0014】請求項3記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、接続スイッチは、第
2の外部電源配線と内部電源配線との間に電気的に結合
されるPチャネル電界効果型トランジスタを含み、Pチ
ャネル電界効果型トランジスタのゲートには、低消費電
力モード時において、第2の外部電源電圧が印加され
る。
【0015】請求項4記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、第1のコマンドに伴
って外部から入力されるモード設定を保持するためのモ
ードレジスタをさらに備える。モード設定は、通常モー
ドから低消費電力モードへの移行を行なうかどうかの指
定を含み、モード設定において移行を行なうことが指定
されている場合において、第2のコマンドに応答して低
消費電力モードは開始される。
【0016】請求項5記載の半導体記憶装置は、請求項
4記載の半導体記憶装置であって、第2のコマンドは、
低消費電力モードの開始を指示するための専用コマンド
である。
【0017】請求項6記載の半導体記憶装置は、請求項
4記載の半導体記憶装置であって、内部回路は、行列状
に配置された複数のメモリセルと、複数のメモリセルの
行にそれぞれ対応して配置され、選択的に活性化される
複数のワード線と、複数のメモリセルの列にそれぞれ対
応して配置され、活性化されたワード線に対応するメモ
リセルのそれぞれと結合される複数のビット線とを含
む。第2のコマンドは、データ保持動作を指示するため
のリフレッシュコマンドであり、リフレッシュコマンド
の開始後において、各ワード線が非活性化された状態に
おいて、低消費電力モードは開始される。
【0018】請求項7記載の半導体記憶装置は、請求項
4記載の半導体記憶装置であって、低消費電力モード時
において、第2のコマンドの入力前に第1のレベルに設
定される外部制御信号の第1のレベルから第2のレベル
への変化に対応して、通常モードへの復帰を指示するた
めの制御回路をさらに備える。
【0019】請求項8記載の半導体記憶装置は、請求項
7記載の半導体記憶装置であって、第1および第2のレ
ベルは、第1および第2の外部電源電圧の一方ずつにそ
れぞれ対応し、外部制御信号を受けて内部制御信号を生
成するための内部制御信号生成回路をさらに備える。内
部制御信号生成回路は、低消費電力モードにおいて動作
する、第1の外部電源電圧で駆動される第1のバッファ
と、通常モードにおいて動作する、内部電源電圧で駆動
される外部制御信号を受けるための第2のバッファと、
第1および第2のバッファのうちの動作している一方で
受けた外部制御信号に応じて、内部制御信号を内部電源
電圧および第2の内部電源電圧のいずれかに設定する論
理回路とを含む。制御回路は、内部制御信号に応答して
復帰を指示する。
【0020】請求項9記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、内部電源回路は、参
照電圧生成部と内部電源電圧発生部との間に設けられ、
参照電圧生成部からの参照電圧を内部電源電圧発生部に
伝達するためのバッファ部と、低消費電力モード時に、
バッファ部の動作電流を遮断するための第3の電流遮断
スイッチとを含む。
【0021】請求項10記載の半導体記憶装置は、請求
項9記載の半導体記憶装置であって、バッファ部は、動
作電流量を制御するための動作電流制御部をさらに含
む。動作電流制御部は、低消費電力モードから通常モー
ドへの移行期間における動作電流量を、通常モード時よ
りも大きく設定する。
【0022】請求項11記載の半導体記憶装置は、請求
項10記載の半導体記憶装置であって、参照電圧生成部
は、低消費電力モードにおいて、参照電圧を第2の外部
電源電圧に設定し、移行期間は、参照電圧が所定レベル
以下である期間に相当する。
【0023】請求項12記載の半導体記憶装置は、外部
電源電圧のレベルを切換可能な半導体記憶装置であっ
て、データ読出動作、データ書込動作およびデータ保持
動作を実行するための内部回路と、外部電源電圧の供給
を受ける外部電源配線と、内部回路に対して内部電源電
圧を伝達するための内部電源配線と、外部電源電圧を受
けて、内部電源電圧を目標レベルに維持するために内部
電源配線に内部電源電流を供給する内部電源回路とを備
える。内部電源回路における内部電源電流の供給動作
は、内部電源電圧の制御応答性を外部電源電圧のレベル
にかかわらず同様に維持するために、外部電源電圧のレ
ベルに応じて切換えられる。
【0024】請求項13記載の半導体記憶装置は、請求
項12記載の半導体記憶装置であって、内部電源回路
は、外部電源電圧を受けて、目標レベルに対応する参照
電圧を生成する参照電圧生成部と、参照電圧と内部電源
電圧との比較結果に応じた電圧を内部ノードに生成する
電圧比較部と、外部電源配線と内部電源配線との間に配
置され、外部電源電圧のレベルにかかわらず同様の電流
供給能力で、内部電源電流を内部電源配線に供給するた
めの内部電源電流供給部とを含む。内部電源電流供給部
は、外部電源電圧のレベルが目標レベルによりも高い場
合には、内部ノードの電圧に応じて内部電源電流を供給
するとともに、外部電源電圧のレベルが目標レベルに相
当する外部電源直結モード時には、外部電源配線および
内部電気配線を電気的に結合して内部電源電流を供給す
る。
【0025】請求項14記載の半導体記憶装置は、請求
項13記載の半導体記憶装置であって、内部電源電流供
給部は、外部電源配線と内部電源配線との間に配置さ
れ、内部ノードの電圧に応じた電流を内部電源電流とし
て内部電源配線に供給するための第1のドライバトラン
ジスタと、外部電源直結モード時にオンして、外部電源
配線と内部電源配線とを電気的に結合する第2のドライ
バトランジスタと、外部電源直結モード時にオンして、
第1のドライバトランジスタをオンさせるための電圧と
内部ノードとを電気的に結合する接続スイッチとを有す
る。
【0026】請求項15記載の半導体記憶装置は、請求
項12記載の半導体記憶装置であって、内部電源回路
は、外部電源電圧を受けて、目標レベルに対応する参照
電圧を生成する参照電圧生成部と、参照電圧と内部電源
電圧との比較結果に応じた電圧を内部ノードに生成する
電圧比較部と、外部電源電圧のレベルが目標レベルに相
当する場合において、電圧比較部の動作電流を遮断する
ための電流遮断スイッチと、外部電源配線と内部電源配
線との間に配置され、内部ノードの電圧に応じた電流を
内部電源電流として内部電源配線に供給するためのドラ
イバトランジスタと、外部電源電圧のレベルが目標レベ
ルに相当する外部電源直結モード時にオンして、ドライ
バトランジスタをオンされるための電圧と内部ノードと
の間を電気的に結合する接続スイッチとを有する。
【0027】請求項16記載の半導体記憶装置は、請求
項12記載の半導体記憶装置であって、内部電源回路
は、目標レベルに対応する参照電圧と内部電源電圧との
比較結果に応じた電圧を第1の内部ノードに生成する電
圧比較部と、外部電源配線と内部電源配線との間に配置
され、第1の内部ノードの電圧に応じて、内部電源電流
を内部電源配線に供給するための内部電源電流供給部と
を含む。内部電源電流供給部は、外部電源電圧のレベル
にかかわらず、同様の電流供給能力で内部電源電流を供
給する。
【0028】請求項17記載の半導体記憶装置は、請求
項16記載の半導体記憶装置であって、内部電源電流供
給部は、外部電源配線と内部電源配線との間に配置さ
れ、第1の内部ノードの電圧に応じた電流を内部電源電
流として内部電源配線に供給するための第1のドライバ
トランジスタと、外部電源配線と内部電源配線との間に
配置され、第2の内部ノードの電圧に応じた電流を内部
電源電流として内部電源配線に供給するための第2のド
ライバトランジスタと、外部電源電圧のレベルに応じ
て、第1および第2の内部ノードを電気的に結合するた
めのゲート回路と、ゲート回路と相補的にオンして、第
2のドライバトランジスタをオフさせるための電圧と第
2の内部ノードとを電気的に結合する接続スイッチとを
有する。
【0029】請求項18記載の半導体記憶装置は、請求
項12記載の半導体記憶装置であって、内部電源回路
は、目標レベルに対応する参照電圧と内部電源電圧との
比較結果に応じた電圧を第1の内部ノードに生成する電
圧比較部と、外部電源配線と内部電源配線との間に配置
され、第1の内部ノードの電圧に応じた電流を内部電源
電流として内部電源配線に供給するためのドライバトラ
ンジスタと、外部電源電圧のレベルに応じて、電圧比較
部に供給される動作電流量を切換える第1の動作電流制
御部とを含む。
【0030】請求項19記載の半導体記憶装置は、請求
項18記載の半導体記憶装置であって、内部電源回路
は、データ保持を行なうためのセルフリフレッシュコマ
ンド実行時に、電圧比較部に対して所定の動作電流を供
給するための第2の動作電流制御部をさらに含む。所定
電流は、第1の動作電流制御部によって供給される動作
電流量よりも小さく、セルフリフレッシュコマンド実行
時において、第1の動作電流制御部による動作電流の供
給は停止される。
【0031】請求項20記載の半導体記憶装置は、請求
項12記載の半導体記憶装置であって、通常モード時に
おいて、内部電源電圧は外部電源電圧よりも高く、内部
電源回路は、アクティブ時およびスタンバイ時の両方に
動作して、内部電源電圧が目標レベルよりも低下したこ
とを検知するための第1の検出部と、アクティブ時に動
作して、内部電源電圧が目標レベルよりも低下したこと
を検知するための第2の検出部と、内部回路に対するセ
ルフリフレッシュコマンド実行時を除いて、第1の検出
部の検知結果に応答して動作して、内部電源電圧が目標
レベルよりも低下したことを検知するための第3の検出
部と、第2および第3の検出部の検知結果に応答して動
作して、外部電源電圧を昇圧して内部電源電流を供給す
るための第1の昇圧ユニットと、第1の検出部の検知結
果に応答して動作して、外部電源電圧を昇圧して内部電
源電流を供給するための第2の昇圧ユニットとを含む。
第2の昇圧ユニットは、第1の昇圧ユニットと比較し
て、単位時間当たりに供給可能な内部電源電流が大き
い。
【0032】請求項21記載の半導体記憶装置は、請求
項20記載の半導体記憶装置であって、第1の昇圧ユニ
ットは、第2および第3の検出部の検知結果に応答し
て、一定周期を有するポンプクロックを生成するための
発振部と、ポンプクロックに応答して、第1のノードの
電圧を外部電源電圧よりも高く設定するポンプ動作部
と、第1のノードと内部電源配線との間に電気的に結合
される伝達トランジスタと、ポンプクロックに応答し
て、伝達トランジスタのゲート電圧を外部電源電圧より
も高く設定するゲート昇圧部とを有する。ポンプ動作部
は、ポンプクロックが入力される第2のノードと第1の
ノードとの間に結合される第1のポンプキャパシタと、
外部電源電圧のレベルに応じて動作状態となり、ポンプ
クロックを第3のノードに伝達するクロック伝達回路
と、第1のノードと第3のノードとの間に結合される第
1のポンプキャパシタとを有する。
【0033】請求項22記載の半導体記憶装置は、請求
項21記載の半導体記憶装置であって、クロック伝達回
路は、テストモード時に入力される信号に応答して、強
制的に動作状態に設定される。
【0034】請求項23記載の半導体記憶装置は、請求
項21記載の半導体記憶装置であって、第1の昇圧ユニ
ットは、第2および第3の検出部の検知結果に応答し
て、第1の周期を有する第1のポンプクロックを生成す
るための第1の発振部と、第1のポンプクロックに応答
して、第1のノードの電圧を外部電源電圧よりも高く設
定する第1のポンプ動作部と、第1のノードと内部電源
配線との間に電気的に結合される第1の伝達トランジス
タと、第1のポンプクロックに応答して、第1の伝達ト
ランジスタのゲート電圧を外部電源電圧よりも高く設定
する第1のゲート昇圧部とを有する。第2の昇圧ユニッ
トは、第1の検出部の検知結果に応答して、第1の周期
よりも長い第2の周期を有する第2のポンプクロックを
生成するための第2の発振部と、第2のポンプクロック
に応答して、第4のノードの電圧を外部電源電圧よりも
高く設定する第2のポンプ動作部と、第4のノードと内
部電源配線との間に電気的に結合される第2の伝達トラ
ンジスタと、第2のポンプクロックに応答して、第2の
伝達トランジスタのゲート電圧を外部電源電圧よりも高
く設定する第2のゲート昇圧部とを有する。第1および
第2のゲート昇圧部は、外部電源電圧のレベルに応じ
て、外部電源電圧からの昇圧量を切換える。
【0035】請求項24記載の半導体記憶装置は、請求
項20記載の半導体記憶装置であって、発振部は、循環
状に結合された奇数個のインバータと、インバータ間に
結合される遅延素子とを有する。
【0036】請求項25記載の半導体記憶装置は、請求
項24記載の半導体記憶装置であって、遅延素子は、半
導体基板上に形成される拡散抵抗を含む。
【0037】請求項26記載の半導体記憶装置は、請求
項20記載の半導体記憶装置であって、内部電源回路
は、低消費電力モード時に、外部電源配線と内部電源配
線とを電気的に結合するための接続スイッチと、低消費
電力モード時に、電圧比較部の動作電流を遮断するため
の電流遮断スイッチとを含む。
【0038】請求項27記載の半導体記憶装置は、複数
の動作条件のうちの1つが選択的に適用される半導体記
憶装置であって、動作テスト時において、複数ビットを
有する信号の特定の組合せに応じて、所定テストの起動
を指示するための動作テスト制御回路を備える。動作テ
スト制御回路は、特定の組合せに応答して、第1のテス
トエントリ信号を活性化するための第1のテストエント
リ回路と、複数の動作条件の特定の動作条件が指定され
ている場合に、第1のテストエントリ信号を強制的に非
活性化するためのテストエントリ無効化回路とを含む。
動作テスト制御回路は、第1のテストエントリ信号の活
性化に応答して所定テストを起動する。
【0039】請求項28記載の半導体記憶装置は、請求
項27記載の半導体記憶装置であって、動作テスト制御
回路は、特定の組合せとは異なる、信号の他の組合せに
応答して、第2のテストエントリ信号を活性化するため
の第2のテストエントリ回路をさらに含む。動作テスト
制御回路は、第1および第2のテストエントリ信号のい
ずれかの活性化に応答して所定テストを起動する。
【0040】請求項29記載の半導体記憶装置は、請求
項27記載の半導体記憶装置であって、各動作条件は、
供給される外部電源電圧のレベルに対応する。
【0041】請求項30記載の半導体記憶装置は、請求
項27記載の半導体記憶装置であって、各動作条件は、
入出力される信号の振幅電圧に対応する。
【0042】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
における同一符号は、同一または相当部分を示すものと
する。
【0043】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に従う半導体記憶装置1000の全体構成を示す
概略ブロック図である。
【0044】図1を参照して、本発明の実施の形態1に
従う半導体記憶装置1000は、メモリアレイ部10を
備える。メモリアレイ部10は、メモリセルアレイ20
と、行選択部30と、列選択部およびセンスアンプ40
とを含む。
【0045】メモリセルアレイ20は、行列状に配置さ
れた複数のメモリセルMCを有する。メモリセルMCの
構成は特に限定されず、種々のタイプのDRAM(Dyna
micRandom Access Memory)セルを本願発明に適用可能
である。
【0046】メモリセルMCの各行に対応して、行選択
を実行するためのワード線WLが配置される。メモリセ
ルMCの各列に対応して、ビット線対BLPが配置され
る。ビット線対BLPは、相補のビット線BLおよび/
BLを有する。各メモリセル行において、メモリセルM
Cの各々は、ビット線BLおよび/BLのいずれか一方
と結合されている。図1においては、1個のメモリセル
に対するワード線およびビット線対の配置が代表的に示
されている。
【0047】行選択部30は、アドレス信号に従って、
選択行に対応するワード線WLを選択的に活性化する。
選択行に対応するメモリセルのそれぞれは、ビット線B
Lまたは/BLと接続される。列選択部およびセンスア
ンプ40は、各ビット線対BLPにおいて、ビット線B
Lおよび/BLの電圧差を増幅するセンスアンプと、ア
ドレス信号に従って選択列に対応するビット線対BLP
を選択するための列選択部とを含む。
【0048】半導体記憶装置1000は、さらに、入力
初段回路50と、周辺回路制御部60と、メモリアレイ
部制御回路70,75と、出力回路80とをさらに備え
る。
【0049】入力初段回路50は、クロック、コマン
ド、アドレスおよび書込データを総括的に示す入力信号
を外部から受ける。周辺回路制御部60は、入力初段回
路50を介して伝達された入力信号によって示されるコ
マンドを実行するための制御信号を生成し、メモリアレ
イ部制御回路70,75等の内部回路に伝達する。
【0050】外部から入力されるコマンドには、データ
読出を指示するリードコマンドREAD、データ書込を
指示するライトコマンドWRITE、モードレジスタの
保持内容を更新するためのモードレジスタセットコマン
ドMRS、特に動作状態が指示されないノーオペレーシ
ョンコマンドNOP、特定のバンクを活性化するための
バンクアクティブコマンドACT、特定のバンクをプリ
チャージ状態とするためのバンクプリチャージコマンド
PRE、オートリフレッシュコマンドAREFおよびセ
ルフリフレッシュコマンドSREFなどが含まれる。
【0051】オートリフレッシュコマンドAREFおよ
びセルフリフレッシュコマンドSREFは、メモリセル
アレイ20に記憶されたデータの消失を防止するため
の、データ保持動作(リフレッシュ動作)を指示する。
【0052】リフレッシュ動作時には、ワード線WLが
順に活性化されて、活性化されたワード線に対応するメ
モリセルに対するデータの読出、増幅および再書込が、
センスアンプによって実行される。
【0053】オートリフレッシュコマンドAREFは、
データ読出やデータ書込といったランダムアクセス動作
中に割込んで指示される。一方、セルフリフレッシュコ
マンドSREFは、電池バックアップ期間等のスタンバ
イ期間において、メモリアレイ部10における記憶情報
を保持するために指示される。
【0054】周辺回路制御部60は、モードレジスタ6
5を有する。モードレジスタ65においては、外部から
指示されたモードレジスタセットコマンドMRSに対応
して入力されるアドレスを構成するアドレスビットのそ
れぞれを保持する。モードレジスタ65に保持されたア
ドレスビットに応じて、レイテンシ設定や、バースト動
作に関する設定等が実行される。
【0055】メモリアレイ部制御回路70は、周辺回路
制御部60によって生成された行系動作制御信号SGr
に応答して、メモリアレイ部10に対する行系動作を制
御する。メモリアレイ部制御回路75は、周辺回路制御
部60によって生成された列系動作制御信号SGcに応
答して、メモリアレイ部10における列系動作を制御す
る。
【0056】出力回路80は、リードコマンドREAD
が入力された場合において、メモリアレイ部10からの
読出データを外部に対して出力する。
【0057】半導体記憶装置1000は、さらに、内部
電源回路100を備える。内部電源回路100は、外部
電源配線90および接地配線95から外部電源電圧Ex
t.Vddおよび接地電圧Vssをそれぞれ受けて、内
部電源電圧を生成する。
【0058】内部電源電圧は、ワード線電圧VPP、基
板電圧VBB、セルプレート電圧VCP、ビット線電圧
VBL、周辺回路電源電圧VDDP、メモリアレイ電源
電圧VDDSを含む。セルプレート電圧VCPおよびビ
ット線電圧VBLは、メモリアレイ電源電圧VDDSの
1/2のレベルに設定される。
【0059】さらに、内部電源回路100は、外部入力
信号用参照電圧VREFIを生成する。入力初段回路5
0は、外部入力信号用参照電圧VREFIに基づいて、
入力信号のHレベル/Lレベルを認識する。
【0060】ワード線電圧VPP、基板電圧VBB、セ
ルプレート電圧VCPおよびビット線電圧VBLは、メ
モリアレイ部10に供給される。メモリアレイ電源電圧
VDDSは、メモリアレイ部制御回路70および75に
供給される。周辺回路電源電圧VDDPは、周辺回路制
御部60に対して供給される。
【0061】周辺回路制御部60は、外部から入力され
た所定コマンドに基づいて、半導体記憶装置1000を
低消費電力モードに移行させる。低消費電力モード時に
おいては、周辺回路制御部60は、パワーカット信号P
CUTeをHレベルに活性化する。内部電源回路100
における消費電力は、パワーカット信号PCUTeの活
性化に応答して削減される。
【0062】なお、以下の説明で明らかになるように、
本発明の実施の形態1に従う低消費電力モードは、セル
フリフレッシュコマンドSREF等によって、メモリア
レイ部10における記憶データ保持を前提とする従来の
低消費電力モードより一段進んで、さらなる低消費電力
動作化を追求したものである。したがって、以下におい
ては、半導体記憶装置1000における低消費電力モー
ドを、特に「ディープ・パワーダウンモード」と称する
こととする。
【0063】[ディープ・パワーダウンモードにおける
内部電源電圧レベルの設定]図2は、通常モードおよび
ディープ・パワーダウンモードにおける内部電源電圧の
設定を説明する図である。
【0064】図2を参照して、通常モードにおいて、周
辺回路電源電圧VDDPは、2.5Vに設定される。し
たがって、外部動作電源電圧が2.5V系である場合に
は、外部電源電圧Ext.Vddがそのまま周辺回路電
源電圧VDDPとして使用される。それ以外の場合、た
とえば外部電源電圧が2.7V系である場合には、外部
電源電圧Ext.Vddを降圧して、周辺回路電源電圧
VDDPが生成される。
【0065】ディープ・パワーダウンモードにおいて
は、外部電源電圧Ext.Vddが2.5V系である場
合には、周辺回路電源電圧VDDPは、通常モードと同
様に、外部電源電圧Ext.Vddがそのまま使用でき
る。一方、外部電源電圧が2.7V系である場合には、
外部電源電圧Ext.VddをVtn降圧させて、周辺
回路電源電圧VDDPが生成される。ディープ・パワー
ダウンモードにおける内部電源電圧の生成については、
後ほど詳細に説明するが、Vtnは、内部電源回路10
0内に配置されるN型トランジスタのしきい値電圧に相
当する。
【0066】メモリアレイ電源電圧VDDSは、通常モ
ードでは外部電源電圧Ext.Vddを降圧して2.0
Vに設定される。一方、ディープ・パワーダウンモード
においては、周辺回路電源電圧VDDPと同様に、Ex
t.Vdd−Vtnに設定される。
【0067】ビット線電圧VBLおよびセルプレート電
圧VCPは、通常モードでは、メモリアレイ電源電圧V
DDSの1/2に、すなわち1.0Vに設定される。デ
ィープ・パワーダウンモードにおいては、ビット線電圧
VBLおよびセルプレート電圧VCPの供給は中止さ
れ、対応する内部電源配線は、開放(Open)状態と
される。
【0068】基板電圧VBBは、通常モードでは−1.
0Vに設定され、ディープ・パワーダウンモードでは、
0Vすなわち接地電圧Vssに設定される。
【0069】ワード線電圧VPPは、通常モード時にお
いては、外部電源電圧Ext.Vddを昇圧して、3.
7Vに設定される。ディープ・パワーダウンモードにお
いては、ワード線電圧VPPは、周辺回路電源電圧VD
DPと同様に、Ext.VddまたはExt.Vdd−
Vtnに設定される。
【0070】なお、図2に示した、通常モードにおける
内部電源電圧の設定レベルは一例にすぎず、これらの内
部電源電圧がその他の電圧レベルに設定される場合にお
いても、本願発明に従うディープ・パワーダウンモード
を適用することが可能である。
【0071】[ディープ・パワーダウンモードへのエン
トリ方式]図3は、モードレジスタセットに用いられる
アドレスビットの構成を説明する図である。
【0072】図3を参照して、モードレジスタセットコ
マンドMRSによって入力されるアドレスビットA0〜
A11,BA0,BA1は、モードレジスタ65内に保
持される。
【0073】モードレジスタ65内に保持されたこれら
のアドレスビットに応じて、半導体記憶装置1000の
動作状態の一部が設定される。たとえば、モードレジス
タ65に保持されるアドレスビットA0〜A2は、バー
スト長設定を示す。また、アドレスビットA3は、バー
ストタイプ(シーケンシャル/インタリーブ)設定を示
し、アドレスビットA4〜A6は、レイテンシモード設
定すなわちCASレイテンシに相当するクロックサイク
ル数を示す。また、アドレスビットA9によって、ライ
トモード(1ビットライト/バーストライト)設定が示
される。
【0074】半導体記憶装置1000において、ディー
プ・パワーダウンモードを適用するか否かは、通常のモ
ードレジスタセットに未使用のアドレスビットを用いて
実行される。たとえば、以上で述べたモードレジスタセ
ットに未使用のアドレスビットA7およびA8を用い
て、ディープ・パワーダウンモードの適用、すなわち所
定の条件がそろった場合に、ディープ・パワーダウンモ
ードにエントリすることを設定するためのモードレジス
タセットが実行される。
【0075】図4は、半導体記憶装置1000におけ
る、ディープ・パワーダウンモードへのエントリ方式の
一例を説明するタイミングチャートである。
【0076】図4を参照して、半導体記憶装置1000
に対するコマンドCMDの入力は、外部クロックEXT
CLKに同期して実行される。時刻t0において、外部
からセルフリフレッシュコマンドSREFが指示され
る。セルフリフレッシュコマンドSREF入力時には、
外部クロックイネーブル信号EXTCKEは、Lレベル
に設定される。
【0077】これに応答して、半導体記憶装置1000
内部では、リフレッシュ動作の実行が指示され、リフレ
ッシュ対象のワード線を活性化するために、内部制御信
号INTRASがHレベルに活性化され、活性化された
ワード線に対応するメモリセルに対して、データ読出、
増幅および再書込が実行される。
【0078】1回分の行系動作が実行し、内部制御信号
INTRASがHレベルからLレベルに変化すると、こ
れに応答して制御信号S0Dが所定期間Hレベルに活性
化される。一旦活性化された制御信号S0Dが非活性化
されたタイミングにおいて、メモリアレイ部10におい
ては、すべてのワード線WLが非活性状態であり、各ビ
ット線BLおよび/BLはプリチャージされているもの
とする。
【0079】モードレジスタセットによって、ディープ
・パワーダウンモードが適用されている場合には、制御
信号S0Dの非活性化(Hレベル→Lレベル)に応答し
て、時刻t1において、パワーカット信号PCUTeが
Hレベルに活性化される。これに伴って、内部電源回路
100における内部動作が切換わる。この結果、内部電
源電圧は、ディープ・パワーダウンモードに対応する、
図2に示した電圧レベルに設定される。
【0080】すなわち、通常モードからディープ・パワ
ーダウンモードへの移行は、モードレジスタセットコマ
ンドMRSによって、ディープ・パワーダウンモードの
適用が設定されている場合において、セルフリフレッシ
ュコマンドSREFが要求されたときに、少なくとも1
回の行系動作およびビット線プリチャージ動作の終了後
に実行される。
【0081】したがって、ワード線が活性化されてメモ
リセルからデータが読出されている期間を避けて、メモ
リアレイ部10が安定な状態においてディープ・パワー
ダウンモードへ移行することができる。
【0082】ディープ・パワーダウンモードから通常モ
ードへの復帰は、外部クロックイネーブル信号EXTC
KEの活性化(Lレベル→Hレベル)に応答して実行さ
れる。すなわち、外部クロックイネーブル信号EXTC
KEの活性化に応答して、パワーカット信号PCUTe
は、時刻t2においてLレベルに非活性化される。この
結果、ディープ・パワーダウンモードは終了し、内部電
源回路100の内部動作が再び切換わる。この結果、内
部電源電圧は、図2に示した通常モードに対応する電圧
レベルに設定される。
【0083】なお、パワーカット信号PCUTeの非活
性状態(Lレベル)および活性状態(Hレベル)におけ
る電圧は、接地電圧Vssおよび外部電源電圧Ext.
Vddにそれぞれ設定される。
【0084】一方、モードレジスタセットによって、デ
ィープ・パワーダウンモードが適用されていない場合に
は、本来のセルフリフレッシュコマンドSREFが実行
されて、リフレッシュ動作が順次実行される。
【0085】図5は、ディープ・パワーダウンモードへ
のエントリ方式の他の例を説明するタイミングチャート
である。
【0086】図5を参照して、モードレジスタセットに
よってディープ・パワーダウンモードが適用されている
場合において、ディープ・パワーダウンモードへの移行
は、セルフリフレッシュコマンドSREF以外の、所定
の専用コマンドを用いて実行することもできる。
【0087】たとえば、時刻t0において、当該専用コ
マンドとして定義されたディープ・パワーダウンモード
エントリコマンドDPEが入力される。これに応答し
て、時刻t1′において、パワーカット信号PCUTe
が、Hレベルに活性化される。
【0088】ディープ・パワーダウンモードから通常モ
ードへの復帰は、図4の場合と同様に、外部クロックイ
ネーブル信号EXTCKEの活性化に応答して実行され
る。すなわち、時刻t2における外部クロックイネーブ
ル信号EXTCKEの活性化に応答して、パワーカット
信号PCUTeはLレベルに非活性化される。これに伴
い、ディープ・パワーダウンモードは終了して、内部電
源電圧は、通常モードに対応する図2に示した電圧レベ
ルに設定される。
【0089】[内部電源回路の構成]図6は、内部電源
回路100の構成を示すブロック図である。
【0090】まず、通常モードに対応する内部電源回路
100の構成について説明する。図6を参照して、内部
電源回路100は、定電流発生回路102を含む。定電
流発生回路102は、定電流供給線104および106
に定電流ICONSTを供給する。
【0091】内部電源回路100は、さらに、周辺回路
電源電圧VDDPを生成するために設けられる、参照電
圧発生回路110、バッファ回路112および内部電源
電圧発生回路116を含む。
【0092】参照電圧発生回路110は、定電流供給線
106から定電流ICONSTの供給を受けて、周辺回
路電源電圧VDDPの目標レベルに対応する参照電圧V
REFP0を生成する。バッファ回路112は、参照電
圧発生回路110からの参照電圧VREFP0に基づい
て、参照電圧配線114に参照電圧VREFPを生成す
る。
【0093】内部電源電圧発生回路116は、外部電源
電圧Ext.Vddを降圧して、内部電源配線118に
周辺回路電源電圧VDDPを出力する。通常モードにお
いて、内部電源電圧発生回路116は、周辺回路電源電
圧VDDPと参照電圧VREFPとの比較に基づいて、
周辺回路電源電圧VDDPを目標レベルに維持しようと
する。
【0094】内部電源回路100は、さらに、メモリア
レイ電源電圧VDDSを生成するための、参照電圧発生
回路120、バッファ回路122および内部電源電圧発
生回路126を含む。
【0095】参照電圧発生回路120は、定電流供給線
106から定電流ICONSTの供給を受けて、メモリ
アレイ電源電圧VDDSの目標レベルに対応する参照電
圧VREFS0を生成する。バッファ回路122は、参
照電圧発生回路120からの参照電圧VREFS0に基
づいて、参照電圧配線124に参照電圧VREFSを生
成する。
【0096】内部電源電圧発生回路126は、外部電源
電圧Ext.Vddを降圧して、内部電源配線128に
メモリアレイ電源電圧VDDSを出力する。通常モード
において、内部電源電圧発生回路126は、メモリアレ
イ電源電圧VDDSと参照電圧VREFSとの比較に基
づいて、メモリアレイ電源電圧VDDSを目標レベルに
維持しようとする。
【0097】内部電源回路100は、さらに、ワード線
電圧VPPを生成するための、参照電圧発生回路13
0、バッファ回路132および電圧昇圧回路136を含
む。
【0098】参照電圧発生回路130は、定電流供給線
106から定電流ICONSTの供給を受けて、ワード
線電圧VPPの目標レベルに対応する参照電圧VRED
0を生成する。バッファ回路132は、参照電圧発生回
路130からの参照電圧VREFD0に基づいて、参照
電圧配線134に参照電圧VREFDを生成する。
【0099】電圧昇圧回路136は、外部電源電圧Ex
t.Vddを昇圧して、内部電源配線138にワード線
電圧VPPを出力する。通常モードにおいて、電圧昇圧
回路136は、ワード線電圧VPPと参照電圧VREF
Dとの比較に基づいて、ワード線電圧VPPを目標レベ
ルに維持しようとする。
【0100】参照電圧VREFP0,VREFPと、V
REFS0,VREFSと、VREFD0,VREFD
とは、図2に示した通常モードでの、周辺回路電源電圧
VDDPと、メモリアレイ電源電圧VDDSと、ワード
線電圧VPPとの設定レベルにそれぞれ対応して定めら
れる。
【0101】外部電源電圧Ext.Vddを降圧する内
部電源電圧発生回路116および126には、一般的な
構成の電圧降下回路(VDC:Voltage Down Converte
r)を適用することができる。
【0102】内部電源回路100は、さらに、メモリア
レイ電源電圧VDDSを受けて、セルプレート電圧VC
Pを生成するVCP発生回路140と、ビット線電圧V
BLを生成するVBL発生回路145とを含む。VCP
発生回路140およびVBL発生回路145は、たとえ
ば、トリミング機能付きの分圧回路で構成され、内部電
源配線128から供給されるメモリアレイ電源電圧VD
DSを受けて、セルプレート電圧VCPおよびビット線
電圧VBLを生成する。
【0103】内部電源回路100は、さらに、基板電圧
発生回路160を含む。基板電圧発生回路160は、外
部電源電圧Ext.Vddを受けて動作し、負電圧の基
板電圧VBBを内部電源配線168に生成する。基板電
圧発生回路160はたとえば、チャージポンプ回路によ
って構成される。
【0104】このような構成とすることにより、通常モ
ードでの内部電源電圧は、図2に示した電圧レベルに設
定される。
【0105】次に、ディープ・パワーダウンモードに対
応する内部電源回路100の構成について説明する。
【0106】内部電源回路100は、さらに、ディープ
・パワーダウンモードにおいてバッファ回路112の動
作電流を遮断するためのPMOSトランジスタ210
と、ディープ・パワーダウンモードにおいて参照電圧配
線114と接地電圧Vssとの間を電気的に結合するた
めのNMOSトランジスタ212と、ディープ・パワー
ダウンモードにおいて内部電源配線118と外部電源電
圧Ext.Vddとの間を電気的に結合するためのNM
OSトランジスタ214とを含む。
【0107】PMOSトランジスタ210は、外部電源
電圧Ext.Vddとバッファ回路112との間に電気
的に結合され、ゲートにパワーカット信号PCUTeを
受ける。NMOSトランジスタ212は、参照電圧配線
114と接地電圧Vssとの間に電気的に結合され、ゲ
ートにパワーカット信号PCUTeを受ける。NMOS
トランジスタ214は、外部電源配線90と内部電源配
線118との間に電気的に結合され、ゲートにパワーカ
ット信号PCUTeを受ける。
【0108】なお、本実施の形態においては、MOSト
ランジスタは、接続スイッチとして用いられる電界効果
型トランジスタの代表例として適用される。
【0109】内部電源回路100は、さらに、メモリア
レイ電源電圧VDDS生成系に対して配置される、PM
OSトランジスタ220およびNMOSトランジスタ2
22,224と、ワード線電圧VPP発生系に対応して
配置されるPMOSトランジスタ230およびNMOS
トランジスタ232,234とを含む。
【0110】PMOSトランジスタ222および232
は、PMOSトランジスタ212と同様に配置される。
NMOSトランジスタ224および234は、NMOS
トランジスタ214と同様に配置される。NMOSトラ
ンジスタ214、224および234のしきい値電圧
は、図2中に表記したVtnに相当する。また、NMO
Sトランジスタ234に代えて、ゲートにパワーカット
信号の反転信号/PCUTeを受けるPMOSトランジ
スタを配置すれば、ディープ・パワーダウンモードにお
けるワード線電圧VPPをExt.Vddに設定でき
る。
【0111】このような構成とすることにより、ディー
プ・パワーダウンモードにおいて、内部電源電圧発生回
路116,126および電圧昇圧回路136を動作させ
ることなく、周辺回路電源電圧VDDP、メモリアレイ
電源電圧VDDSおよびワード線電圧VPPを、Ex
t.Vdd−Vtnに設定することができる。この結
果、ディープ・パワーダウンモードにおいては、内部電
源電圧発生回路116,126および電圧昇圧回路13
6にそれぞれ入力される参照電圧VREFP,VREF
S,VREFDの生成も不要となる。したがって、ディ
ープ・パワーダウンモードにおいて、参照電圧VREF
P、VREFSおよびVREFDは、トランジスタ21
2、222および232によって、接地電圧Vssにそ
れぞれ固定される。
【0112】これに伴い、さらに前段に配置された、参
照電圧発生回路110,120,130と、バッファ回
路112、122、132との動作も不要となり、これ
らの回路群における消費電力を削減することができる。
【0113】内部電源回路100は、さらに、ディープ
・パワーダウンモードにおいて、定電流発生回路102
と接地電圧Vssとの間を切離すためのNMOSトラン
ジスタ200と、ディープ・パワーダウンモードにおい
て外部電源電圧Ext.Vddと定電流供給線106と
の間を電気的に結合するためのPMOSトランジスタ2
02とを含む。
【0114】NMOSトランジスタ200は、定電流発
生回路102と接地電圧Vssとの間に電気的に結合さ
れて、ゲートにパワーカット信号PCUTeを受ける。
PMOSトランジスタ202は、外部電源電圧Ext.
Vddと定電流供給線106との間に電気的に結合され
て、反転されたパワーカット信号/PCUTeをゲート
に受ける。
【0115】この結果、ディープ・パワーダウンモード
において、定電流発生回路102による定電流ICON
STの供給が停止されて、消費電力が削減される。ま
た、定電流供給線106は、トランジスタ202によっ
て、外部電源電圧Ext.Vddに固定される。
【0116】図7は、参照電圧発生回路の構成を示す回
路図である。図6に示される参照電圧発生回路110,
120,130の構成は同様であるので、図7において
は、参照電圧発生回路110の構成について代表的に説
明する。
【0117】図7を参照して、参照電圧発生回路110
は、外部電源電圧Ext.VddとノードN0との間に
直列に結合される、抵抗250と、PMOSトランジス
タ251および252とを有する。ノードN0には、参
照電圧VREFP0が生成される。参照電圧VREFP
0は、バッファ回路112に伝達される。
【0118】PMOSトランジスタ251のゲートは、
定電流供給線106と結合される。PMOSトランジス
タ252のゲートには、パワーカット信号PCUTeが
入力される。
【0119】参照電圧発生回路110は、さらに、ノー
ドN0と接地電圧Vssとの間に直列に結合されるN個
(N:自然数)のPMOSトランジスタ253を有す
る。N個のPMOSトランジスタ253のゲートの各々
は、接地電圧Vssと結合される。したがって、N個の
トランジスタ253の各々は、抵抗素子として機能す
る。
【0120】このような構成とすることにより、パワー
カット信号PCUTeが非活性状態(Lレベル)に設定
される通常モード時には、参照電圧発生回路110は、
外部電源電圧Ext.Vddから接地電圧Vssの間に
生じる動作電流を用いて、参照電圧VREFP0を生成
する。ノードN0と接地電圧Vssとの間の電気抵抗値
を適切に調整することによって、所望の参照電圧VRE
FP0を得ることができる。
【0121】図7に示すように、PMOSトランジスタ
253のそれぞれと並列に、バイパス用のヒューズ素子
255をさらに配置することによって、ノードN0と接
地電圧Vssとの間の電気抵抗値を、ヒューズブローに
よって微調整することが可能となる。
【0122】一方、パワーカット信号PCUTeが活性
状態(Hレベル)に設定されるディープ・パワーダウン
モードでは、PMOSトランジスタ252がターンオフ
されるので、外部電源電圧Ext.Vddと接地電圧V
ssの間の貫通電流、すなわち参照電圧発生回路110
の動作電流は遮断される。
【0123】これにより、ディープ・パワーダウンモー
ドにおいては、動作電流を遮断することによって、不要
となった参照電圧VREFP0の生成を中止して、参照
電圧発生回路110の消費電力を削減することができ
る。
【0124】図8は、図6に示されたバッファ回路の構
成を示す回路図である。図6に示されるバッファ回路1
12、122および132の構成は同様であるので、図
8においてはバッファ回路112の構成について代表的
に説明する。
【0125】図8を参照して、バッファ回路112は、
PMOSトランジスタ210を介して外部電源電圧Ex
t.Vddと電気的に結合されるノードN1と、ノード
N2との間に電気的に結合されるPMOSトランジスタ
260と、ノードN1およびN3の間に電気的に結合さ
れるPMOSトランジスタ262と、ノードN2および
N4の間に電気的に結合されるNMOSトランジスタ2
64と、ノードN3およびN4の間に電気的に結合され
るNMOSトランジスタ266とを有する。
【0126】PMOSトランジスタ260および262
のゲートは、ノードN2と結合される。NMOSトラン
ジスタ264のゲートには、参照電圧発生回路110か
らの参照電圧VREFP0が入力される。ノードN3お
よびトランジスタ266のゲートは、参照電圧VREF
Pを伝達する参照電圧配線114と結合される。
【0127】バッファ回路112は、さらに、ノードN
4と接地電圧Vssとの間に電気的に結合されるNMO
Sトランジスタ267を有する。NMOSトランジスタ
267のゲートには、制御電圧Φ1が入力される。
【0128】このような構成とすることにより、トラン
ジスタ210がオンする通常モード時においては、制御
電圧Φ1に応じた動作電流がバッファ回路112に供給
される。バッファ回路112は、動作電流量に応じた応
答速度で、内部電源電圧発生回路116に伝達される参
照電圧VREFPを、参照電圧発生回路110からの参
照電圧VREFP0と同様のレベルに設定する。このよ
うにバッファ回路112を介して、参照電圧VREFP
を伝達することによって、参照電圧VREFPがノイズ
等によって変動することを防止できる。
【0129】一方、ディープ・パワーダウンモードにお
いては、パワーカット信号PCUTeの活性化(Hレベ
ル)に応答して、トランジスタ210がターンオフされ
るので、バッファ回路112の動作電流が遮断される。
これにより、不要となった参照電圧VREFPの生成を
中止して、バッファ回路112における消費電力を削減
できる。
【0130】再び図6を参照して、内部電源回路100
は、さらに、ディープ・パワーダウンモードにおいて、
基板電圧発生回路160を外部電源電圧Ext.Vdd
から切離すためのPMOSトランジスタ240と、内部
電源配線168を接地電圧Vssと電気的に結合するた
めのPMOSトランジスタ244とをさらに含む。PM
OSトランジスタ240のゲートには、パワーカット信
号PCUTeが入力される。PMOSトランジスタ24
4のゲートには、反転されたパワーカット信号/PCU
Teが入力される。
【0131】したがって、ディープ・パワーダウンモー
ドでは、PMOSトランジスタ240がターンオフされ
るとともに、PMOSトランジスタ244がターンオン
される。この結果、基板電圧VBBは、図2に示したよ
うに接地電圧Vssに設定される。すなわち、ディープ
・パワーダウンモードにおいて、基板電圧発生回路16
0は動作する必要がなくなるので、PMOSトランジス
タ240のターンオフに応答して、基板電圧発生回路1
60の動作電流を遮断することによって、基板電圧発生
回路160における消費電力を削減することができる。
【0132】内部電源回路100は、さらに、外部入力
信号用参照電圧VREFIを生成する外部入力信号用参
照電圧発生回路270をさらに含む。外部入力信号用参
照電圧VREFIは、入力初段回路50に伝達されて、
入力信号がHレベル/Lレベルのいずれであるかを認識
するために用いられる。
【0133】図9は、外部入力信号用参照電圧発生回路
270の構成を示す回路図である。図9を参照して、外
部入力信号用参照電圧発生回路270は、外部電源電圧
Ext.VddとノードN5との間に直列に結合され
る、抵抗271と、PMOSトランジスタ272および
273とを有する。ノードN5には、外部入力信号用参
照電圧VREFIが生成される。
【0134】外部入力信号用参照電圧発生回路270
は、さらに、ノードN5と接地電圧Vssとの間に直列
に結合されるM個(M:自然数)のPMOSトランジス
タ274を有する。N個のPMOSトランジスタ274
のゲートの各々は、接地電圧Vssと結合される。した
がって、N個のトランジスタ274の各々は、抵抗素子
として機能する。
【0135】PMOSトランジスタ272のゲートに
は、参照電圧VREFSおよびVREFPの一方が選択
的に入力される。PMOSトランジスタ272のゲート
には、パワーカット信号PCUTeが入力される。
【0136】このような構成とすることにより、通常モ
ードでは、外部入力信号用参照電圧VREFIのレベル
を切換えることができる。たとえば、参照電圧VREF
P(2.5V)がPMOSトランジスタ272のゲート
に入力される場合には、外部入力信号用参照電圧VRE
FIは1.4Vに設定される。一方、PMOSトランジ
スタ272のゲートに参照電圧VREFS(2.0V)
が入力される場合には、外部入力信号用参照電圧VRE
FIは0.9Vに設定される。このような構成とするこ
とにより、異なるI/O信号レベルの入力信号につい
て、外部入力信号用参照電圧VREFIを切換えて対応
することが可能となる。
【0137】図9に示すように、PMOSトランジスタ
274のそれぞれと並列に、バイパス用のヒューズ素子
275を配置することによって、外部入力信号用参照電
圧VREFIのレベルを、ヒューズブローによって微調
整することが可能となる。
【0138】一方、ディープ・パワーダウンモードで
は、入力信号が外部から入力されることはないので、外
部入力信号用参照電圧VREFIは不要となる。したが
って、ディープ・パワーダウンモードにおいては、パワ
ーカット信号PCUTeの活性化(Hレベル)に応答
し、PMOSトランジスタ273をターンオフして動作
電流を遮断することにより、外部入力信号用参照電圧発
生回路270の消費電力を削減することができる。
【0139】以上説明したように、内部電源回路100
においては、ディープ・パワーダウンモードにおける消
費電力を大幅に削減することが可能となる。
【0140】また、パワーカット信号PCUTeは、外
部電源電圧Ext.Vddを遮断するためのNMOSト
ランジスタ214、224および234等のゲートに入
力されるので、そのLレベルおよびHレベルは、接地電
圧Vssおよび外部電源電圧Ext.Vddにそれぞれ
設定する必要がある。
【0141】[ディープ・パワーダウンモードからスム
ーズに復帰するための構成]既に説明したように、ディ
ープ・パワーダウンモードから通常モードへの復帰は、
外部クロックイネーブル信号EXTCKEに応答して実
行される。半導体記憶装置1000内においては、外部
クロックイネーブル信号EXTCKEをバッファリング
して生成される内部クロックイネーブル信号INTCK
Eに基づいて、このようなモードの復帰が制御される。
したがって、ディープ・パワーダウンモードにおいて、
周辺回路電源電圧VDDPをExt.Vdd−Vtnに
設定する場合においても、外部クロックイネーブル信号
EXTCKEのレベル遷移を正確に反映して、内部クロ
ックイネーブル信号INTCKEを生成する構成が必要
である。
【0142】図10は、内部クロックイネーブル信号生
成回路280の構成を示す回路図である。内部クロック
イネーブル信号生成回路280は、たとえば、入力初段
回路50内に配置される。
【0143】図10を参照して、内部クロックイネーブ
ル信号生成回路280は、外部電源電圧Ext.Vdd
によって駆動される論理ゲート281と、周辺回路電源
電圧VDDPによって駆動される論理ゲート282〜2
85とを有する。
【0144】論理ゲート281は、外部クロックイネー
ブル信号EXTCKEと、パワーカット信号PCUTe
のNAND演算結果を出力する。論理ゲート282は、
外部クロックイネーブル信号EXTCKEとパワーカッ
ト信号の反転信号とのNAND演算結果を出力する。
【0145】したがって、論理ゲート281は、パワー
カット信号PCUTeがHレベルに設定されるディープ
・パワーダウンモードにおいて、外部クロックイネーブ
ル信号EXTCKEのバッファとして動作する。一方、
論理ゲート282は、パワーカット信号PCUTeがL
レベルに設定される通常モードにおいて、外部クロック
イネーブル信号EXTCKEを受けるバッファとして動
作する。
【0146】インバータ283および284は、論理ゲ
ート281および282のそれぞれ出力を反転する。論
理ゲート285は、インバータ283および284の出
力のOR減算結果を内部クロックイネーブル信号INT
CKEとして出力する。
【0147】このような構成とすることにより、通常モ
ード時においては、周辺回路電源電圧VDDPによって
駆動されるバッファ(論理ゲート282)によって内部
クロックイネーブル信号INTCKEが生成される。一
方、ディープ・パワーダウンモードにおいては、外部電
源電圧Ext.Vddによって駆動されるバッファ(論
理ゲート281)によって、内部クロックイネーブル信
号INTCKEが生成される。
【0148】この結果、通常モードおよびディープ・パ
ワーダウンモードのいずれにおいても、外部クロックイ
ネーブル信号EXTCKEのレベル遷移を正確に反映し
て、内部クロックイネーブル信号INTCKEを生成す
ることができる。
【0149】内部クロックイネーブル信号INTCKE
は、周辺回路制御部60に含まれるパワーカット信号生
成回路300に伝達される。
【0150】パワーカット信号生成回路300は、イン
バータ302とフリップフロップ304と、レベル変換
回路306とを含む。インバータ302とフリップフロ
ップ304とは、周辺回路電源電圧VDDPによって駆
動される。
【0151】インバータ302は、内部クロックイネー
ブル信号INTCKEを反転して出力する。インバータ
302の出力は、フリップフロップ304に対して、リ
セット入力として与えられる。一方、フリップフロップ
304のセット入力には制御信号/DPDが与えられ
る。制御信号/DPDは、ディープ・パワーダウンモー
ドのエントリ条件が整った場合にLレベルに設定される
信号である。たとえば、図4に示すエントリ方式に従え
ば、制御信号/DPDは、制御信号S0Dでの非活性化
に応答してLレベルに活性化される。また、図5に示す
モードエントリ方式に従えば、ディープ・パワーダウン
モードエントリコマンドDPEの入力に応答して、制御
信号/DPDはLレベルに活性化される。
【0152】したがって、フリップフロップ304の出
力信号は、制御信号/DPDのLレベルへの活性化に応
答して、Hレベルにセットされ、内部クロックイネーブ
ル信号INTCKEのHレベルへの遷移に応答してLレ
ベルにリセットされる。
【0153】レベル変換回路306は、フリップフロッ
プ304の出力信号を接地電圧Vss〜外部電源電圧E
xt.Vdd振幅にレベル変換して、パワーカット信号
PCUTeを生成する。
【0154】これにより、図4および図5に示したモー
ドエントリ方式に従って、パワーカット信号PCUTe
を設定することができる。さらに、ディープ・パワーダ
ウンモードから通常モードへの復帰を確実に実行でき
る。
【0155】ディープ・パワーダウンモードから通常モ
ードへの復帰時には、内部電源回路内の内部電源電圧発
生回路116,126および電圧昇圧回路136を早急
に動作させて、内部電源電圧を再び切換える必要があ
る。したがって、ディープ・パワーダウンモードでは接
地電圧Vssに固定される参照電圧VREFP,VRE
FS、VREFDを、高速に所定レベルまで復帰させる
必要が生じる。特に、外部電源電圧Ext.Vddを昇
圧するワード線電圧VPPに対応する参照電圧VREF
Dを高速に生成する必要がある。
【0156】図11は、通常モードへの復帰時に応答性
の高いバッファ回路の構成を示す回路図である。図11
においては、ワード線電圧VPPに対応するバッファ回
路132の構成が代表的に示される。
【0157】図11を参照して、バッファ回路132
は、図8に示されるバッファ回路と同様に配置される、
PMOSトランジスタ260,262およびNMOSト
ランジスタ264,266,267に加えて、NMOS
トランジスタ267と並列に接続されるNMOSトラン
ジスタ268を有する点で異なる。
【0158】NMOSトランジスタ268は、ノードN
4と接地電圧Vssの間に電気的に結合されて、パワー
オンリセット信号/PORrの活性化(Lレベル)に応
答してターンオンする。
【0159】パワーオンリセット信号/PORrは、通
常、起動時において一定期間活性化されるが、本実施の
形態においては、これに加えて、ディープ・パワーダウ
ンモードから通常モードへの復帰時においても、所定期
間Lレベルに活性化される。
【0160】このような構成とすることにより、図11
に示されるバッファ回路132は、図8に示された構成
を有するバッファ回路と比較して、パワーオンリセット
信号/PORrの活性化期間における動作電流を増加さ
せて、通常モードへの復帰時に参照電圧VREFPを接
地電圧Vssから高速に立ち上げることができる。
【0161】図12は、パワーオンリセット信号生成回
路310の構成を示す回路図である。
【0162】図12を参照して、パワーオンリセット信
号生成回路310は、外部電源電圧Ext.Vddとノ
ードN6との間に電気的に結合されるPMOSトランジ
スタ311と、ノードN6およびN7の間に電気的に結
合されるPMOSトランジスタ312と、ノードN7お
よび接地電圧Vssの間に電気的に結合されるNMOS
トランジスタ313と、ノードN7の電圧レベルを反転
してパワーオンリセット信号/PORrを生成するイン
バータ315とを有する。
【0163】PMOSトランジスタのゲートには、反転
されたパワーカット信号/PCUTeが入力される。ノ
ードN6には、参照電圧発生回路130からの参照電圧
VREFD0が印加される。PMOSトランジスタ31
2およびNMOSトランジスタ313は、参照電圧配線
114と結合されるゲートを有し、インバータを構成す
る。
【0164】ディープ・パワーダウンモードにおいて
は、PMOSトランジスタ311がターンオンするとと
もに、参照電圧VREFDは、接地電圧Vssに固定さ
れる。この結果、PMOSトランジスタ312がオン
し、NMOSトランジスタ313がオフすることにな
る。したがって、パワーオンリセット信号/PORr
は、通常モードへの復帰に備えて、Lレベルに活性化さ
れる。
【0165】ディープ・パワーダウンモードから通常モ
ードへ切換えられると、参照電圧発生回路130からの
参照電圧VREFD0およびVREFDは、通常モード
におけるワード線電圧VPPの目標レベルに対応する電
圧に変化を始める。したがって、参照電圧VREFDが
NMOSトランジスタ313のしきい値電圧に相当する
所定電圧を超えるまでの所定期間、NMOSトランジス
タ313はオフ状態を維持するので、パワーオンリセッ
ト信号/PORrの活性状態(Lレベル)も維持され
る。
【0166】その後、参照電圧VREFDが当該所定電
圧を超えると、NMOSトランジスタ313がオンする
ので、パワーオンリセット信号/PORrはHレベルに
非活性化される。
【0167】このような構成とすることにより、通常モ
ードへの復帰時にPMOSトランジスタ210のターン
オンに応答して、バッファ回路132の動作電流経路が
確保されると、NMOSトランジスタ267および26
8の双方によって、バッファ回路312の動作電流を供
給することができる。この結果、ディープ・パワーダウ
ンモードから通常モードへの復帰時において、参照電圧
VREFPの接地電圧Vssからの立上がりを高速化し
て、ワード線電圧VPPを速やかに復帰させることがで
きる。
【0168】なお、図11に示したバッファ回路の構成
は、周辺回路電源電圧VDDPおよびメモリアレイ電源
電圧VDDSにそれぞれ対応する、図7に示したバッフ
ァ回路112および122にも適用することができる。
この場合には、図12に示したパワーオンリセット信号
生成回路を、バッファ回路112、122および132
で共有することも可能である。
【0169】[実施の形態2]実施の形態2において
は、異なるレベルの外部電源電圧に対応して、内部電源
電圧の制御応答性を一様に維持するための、内部電源回
路の構成について説明する。
【0170】図13は、外部電源電圧レベルに対応し
た、内部電源電圧の設定レベルの相違を説明する図であ
る。
【0171】図13を参照して、実施の形態2において
は、外部電源電圧として、2.5V系と、それよりも高
い2.7V系の2種類が適用されるケースを考える。
【0172】2.7V系外部電源電圧の適用時には、メ
モリアレイ電源電圧VDDSおよび周辺回路電源電圧V
DDPは、外部電源電圧Ext.Vdd(2.7V)を
降圧して、2.0Vおよび2.5Vにそれぞれ設定され
る。ワード線電圧VPPは、外部電源電圧Ext.Vd
d(2.7V)を昇圧して、3.7Vに設定される。ま
た、基板電圧VBBは、負電圧−1Vに設定される。
【0173】これに対して、2.5V系外部電源電圧適
用時には、メモリアレイ電源電圧VDDS、ワード線電
圧VPPおよび基板電圧VBBは、2.7V系外部電源
電圧適用時と同様に、2.0V、3.7Vおよび−1V
にそれぞれ設定される。
【0174】しかしながら、外部電源電圧Ext.Vd
dが低い2.5V系では、ドライバ駆動力の低下によっ
て、内部電源電圧の制御応答性が妨げられるおそれがあ
るので、メモリセルアレイ電源電圧発生系において、コ
ンパレータおよびドライバの速応性アップが図られる。
同様の理由から、ワード線電圧VPPの発生系において
も、ポンプキャパシタのサイズアップ等を図って、昇圧
動作速度を上昇させる必要が生じる。
【0175】2.5V系外部電源電圧適用時において
は、周辺回路電源電圧VDDP(2.5V)は、外部電
源電圧Ext.Vddをそのまま用いることができる。
以下においては、このような外部電源電圧が適用される
場合を、「外部電源電圧直結モード」とも称する。外部
電源電圧直結モードでは、周辺回路電源電圧VDDPを
供給する内部電源配線118と外部電源配線とを直結す
るとともに、そのドライバもサイズアップして電流供給
能力の向上を図る。
【0176】次に、実施の形態2に従う、周辺回路電源
電圧VDDP発生系の構成について説明する。実施の形
態2に従う構成においては、周辺回路電源電圧VDDP
発生系において、図6に示した参照電圧発生回路11
0、バッファ回路112および内部電源電圧発生回路1
16に代えて、参照電圧発生回路410、バッファ回路
412および内部電源電圧発生回路416が配置され
る。
【0177】図14は、実施の形態2に従う参照電圧発
生回路410の構成を示す回路図である。
【0178】図14を参照して、参照電圧発生回路41
0は、図7に示した、実施の形態1に従う参照電圧発生
回路の構成と比較して、論理ゲート415をさらに有す
る点で異なる。
【0179】論理ゲート415は、パワーカット信号P
CUTeと、制御信号VD1のOR演算結果を出力す
る。論理ゲート415の出力は、PMOSトランジスタ
252のゲートに入力される。
【0180】制御信号VD1は、外部電源電圧Ext.
Vddの電圧レベルに応じて設定される。具体的には、
外部電源電圧直結モードに対応する外部電源電圧の適用
時、すなわち図13の例では2.5V系外部電源電圧が
適用される場合に、制御信号VD1はHレベルに設定さ
れる。既に説明したように、2.5V系外部電源電圧の
適用時には、外部電源電圧Ext.Vddと内部電源配
線118とを直結して周辺回路電源電圧VDDPを生成
するので、参照電圧VREFP0の生成は不要となる。
【0181】外部電源電圧直結モードよりも高い外部電
源電圧が適用される場合、すなわち図13の例では2.
7V系外部電源電圧が適用される場合には、制御信号V
D1はLレベルに設定される。
【0182】このような構成とすることにより、PMO
Sトランジスタ252は、ディープ・パワーダウンモー
ド時に加えて、通常モード時においても、適用される外
部電源電圧レベルに応じてターンオフされる。これに伴
い、参照電圧VREFP0の生成が不要となる外部電源
電圧直結モードにおいて、参照電圧発生回路410にお
ける動作電流を遮断して、消費電力を削減できる。
【0183】図15は、実施の形態2に従うバッファ回
路412への電流供給を説明する回路図である。
【0184】図15を参照して、バッファ回路412の
構成は、図8に示したバッファ回路112と同様である
が、実施の形態2においては動作電流の供給態様が異な
る。
【0185】外部電源電圧Ext.Vddとバッファ回
路412との間に電気的に結合されるPMOSトランジ
スタ210のゲートには、図14と同様の論理ゲート4
15の出力が与えられる。したがって、参照電圧発生回
路410と同様に、参照電圧VREFPの生成が不要と
なる外部電源電圧直結モードにおいて、バッファ回路4
12の動作電流を遮断して消費電力を削減できる。
【0186】図16は、実施の形態2に従う内部電源電
圧発生回路416の構成を示す回路図である。
【0187】図16を参照して、内部電源電圧発生回路
416は、コンパレータ430と、PMOSトランジス
タ432と、NMOSトランジスタ434と、論理ゲー
ト436,437と、インバータ438と、内部電源電
流供給部440とを有する。内部電源電流供給部440
は、ドライバトランジスタ442,445を有する。
【0188】コンパレータ430は、周辺回路電源電圧
VDDPに対応する参照電圧VREFPと周辺回路電源
電圧VDDPとの電圧差を増幅してノードN8に出力す
る。具体的には、ノードN8の電圧は、VDDP>VR
EFPの場合Hレベル(外部電源電圧Ext.Vdd)
側に設定され、VDDP<VREFPの場合Lレベル
(接地電圧Vss)側に設定される。
【0189】PMOSトランジスタ432は、外部電源
電圧Ext.Vddとコンパレータ430との間に電気
的に結合される。NMOSトランジスタ434は、ノー
ドN8および接地電圧Vssの間に電気的に結合され
る。
【0190】論理ゲート436は、制御信号VD1およ
びテストモード信号TMDVのOR演算結果をPMOS
トランジスタ432のゲートに与える。テストモード信
号TMDVは、動作テスト時に、外部電源電圧直結モー
ドに対応するテストを試験的に実行するときに、Hレベ
ルに活性化される。
【0191】論理ゲート437は、論理ゲート436と
同様に、制御信号VD1およびテストモード信号TMD
VのOR演算結果を出力する。論理ゲート437の出力
は、NMOSトランジスタ434のゲートに与えられ
る。
【0192】ドライバトランジスタ442は、ノードN
8と結合されたゲートを有し、外部電源配線90と内部
電源配線118との間に電気的に結合される。ドライバ
トランジスタ445は、ドライバトランジスタ442と
並列に、外部電源配線90と内部電源配線118との間
に電気的に結合される。ドライバトランジスタ442お
よび445は、PMOSトランジスタで構成される。ド
ライバトランジスタ445のゲートには、インバータ4
38によって反転された論理ゲート437の出力が入力
される。
【0193】このような構成とすることにより、通常動
作時にはテストモード信号TMDVがLレベルに設定さ
れるので、外部電源電圧直結モードよりも高い2.7V
系外部電源電圧が適用される(制御信号VD1はLレベ
ル)場合には、論理ゲート436および437の出力
は、Lレベルに設定される。したがって、PMOSトラ
ンジスタ432はオンし、NMOSトランジスタ434
はオフする。さらに、ドライバトランジスタ445も強
制的にターンオフされる。したがって、ノードN8の電
圧、すなわちコンパレータ430の電圧比較結果に応じ
て、ドライバトランジスタ442は、外部電源配線90
から内部電源配線118に対して、内部電源電流を供給
する。
【0194】これに対して、外部電源電圧直結モードに
対応する2.5V系外部電源電圧が適用される(制御信
号VD1はHレベル)場合には、論理ゲート426およ
び427の出力は、Hレベルに設定される。したがっ
て、PMOSトランジスタ432はオフし、NMOSト
ランジスタ434はオンする。
【0195】したがって、コンパレータ430の動作電
流が遮断されるとともに、ノードN8は接地電圧Vss
に固定される。この結果、並列に配置されるドライバト
ランジスタ442および445の両方が強制的にターン
オンされ、外部電源配線90と内部電源配線118とを
結合することによって、内部電源電流が供給される。
【0196】この結果、外部電源電圧が低く、ドライバ
トランジスタの電流供給能力が相対的に低下する外部電
源電圧直結モードにおいても、周辺回路電源電圧VDD
Pの制御応答性を同様に確保できる。
【0197】また、動作テスト時にテストモード信号T
MDVをHレベルに設定した場合には、論理ゲート43
6および437の出力がHレベルに強制的に変化するの
で、通常動作時における外部電源電圧直結モードと同様
の回路動作を試験的に実行することができる。
【0198】図17は、実施の形態2に従う内部電源電
圧発生回路426の構成を示す回路図である。
【0199】図17を参照して、内部電源電圧発生回路
426は、コンパレータ450と、コンパレータ450
の動作電流量を制御するためのNMOSトランジスタ4
52,454,456と、トランスファーゲート459
と、内部電源電流供給部460と、論理ゲート457,
466と、インバータ467と、PMOSトランジスタ
468とを含む。内部電源電流供給部460は、ドライ
バトランジスタ462および465を有する。
【0200】コンパレータ450は、メモリアレイ電源
電圧VDDSに対応する参照電圧VREFSとメモリア
レイ電源電圧VDDSとの電圧差を増幅してノードN9
に出力する。具体的には、VDDS>VREFSの場合
にはノードN9はHレベル(外部電源電圧Ext.Vd
d)側に設定され、VDDS<VREFSの場合にはノ
ードN9にはLレベル(接地電圧Vss)側に設定され
る。
【0201】NMOSトランジスタ452、454およ
び456は、コンパレータ450と接地電圧Vssとの
間に並列に接続される。NMOSトランジスタ452の
ゲートには論理ゲート457の出力が入力される。論理
ゲート457は、制御信号VD1およびテストモード信
号TMDVのOR演算結果を出力するORゲートと、こ
のORゲートの出力と制御信号SREFの反転信号との
間のAND演算結果を出力するANDゲートとを有す
る。制御信号SREFは、セルフリフレッシュコマンド
の実行時にHレベルに設定され、それ以外の期間におい
てはLレベルに設定される。
【0202】このような構成とすることにより、NMO
Sトランジスタ452のゲート電圧は、セルフリフレッ
シュコマンド実行時には強制的にLレベル(接地電圧V
ss)に設定される。セルフリフレッシュコマンド実行
時以外においては、制御信号VD1もしくはテストモー
ド信号TMDVがHレベルに設定されたとき、すなわ
ち、外部電源電圧直結モードに対応する2.5V系外部
電源電圧が適用されたとき、もしくは動作テスト時に所
定の動作テストが指示されたときにおいて、NMOSト
ランジスタ452のゲート電圧はHレベル(外部電源電
圧Ext.Vdd)に設定される。
【0203】NMOSトランジスタ454のゲートに
は、制御信号SREFの反転信号が入力される。この結
果、NMOSトランジスタ454は、セルフリフレッシ
ュコマンド実行時にターンオフされ、それ以外の期間に
は、ターンオンされる。NMOSトランジスタ456の
ゲートには、制御電圧Φ1が入力される。これにより、
NMOSトランジスタ456は、微小電流をコンパレー
タ450に対して、常時供給する。
【0204】したがって、コンパレータ450の動作電
流は、セルフリフレッシュコマンド実行時においてはN
MOSトランジスタ456のみによって供給される。セ
ルフリフレッシュコマンド実行時以外においては、外部
電源電圧直結モードよりも高い外部電源電圧が適用され
る場合には、NMOSトランジスタ454および456
によって、コンパレータ450の動作電流が供給され、
外部電源電圧直結モードに対応する外部電源電圧が適用
される場合には、NMOSトランジスタ452、454
および456によってコンパレータ450の動作電流が
供給される。
【0205】このような構成とすることにより、外部電
源電圧直結モードにおけるコンパレータ450の応答速
度は、外部電源電圧直結モードよりも高い外部電源電圧
が適用される場合よりも向上する。また、セルフリフレ
ッシュコマンド実行時において、コンパレータ450の
動作電流を絞って、消費電流を削減することができる。
セルフリフレッシュ実行時においては、メモリアレイ部
10における消費電流が少ないため、メモリアレイ電源
電圧VDDSに要求される制御応答性は厳しくないから
である。
【0206】ドライバトランジスタ462および465
は、外部電源配線90および内部電源配線128の間に
並列に接続されるPMOSトランジスタでそれぞれ構成
される。ドライバトランジスタ462のゲートは、ノー
ドN9と結合される。ドライバトランジスタ465のゲ
ートは、トランスファーゲート459を介してノードN
9と結合される。さらに、ドライバトランジスタ465
のゲートは、PMOSトランジスタ468を介して外部
電源電圧Ext.Vddとも電気的に結合される。
【0207】トランスファーゲート459は、論理ゲー
ト466の出力に応答してオン/オフする。具体的に
は、制御信号VD1もしくはテストモード信号TMDV
がHレベルに設定された場合において、トランスファー
ゲート459はオンする。一方、制御信号VD1および
テストモード信号TMDVの両方がLレベルに設定され
ている場合には、トランスファーゲート459はオフす
る。
【0208】PMOSトランジスタ468は、外部電源
電圧Ext.Vddとドライバトランジスタ465のゲ
ートとの間に電気的に結合され、論理ゲート466の出
力をゲートに受ける。
【0209】このような構成とすることにより、外部電
源電圧直結モードよりも高い外部電源電圧が適用される
場合には、PMOSトランジスタ468がオンする一方
で、トランスファーゲート459はオフされる。したが
って、ドライバトランジスタ465は強制的にターンオ
フされるので、ドライバトランジスタ462によって、
ノードN9の電圧に応じて、外部電源配線90から内部
電源配線128に対して内部電源電流が供給される。
【0210】これに対して、外部電源電圧直結モードに
おいては、トランスファーゲート459がオンする一方
で、PMOSトランジスタ468がオフされる。この結
果、ノードN9は、ドライバトランジスタ462および
465のゲートと結合される。したがって、並列に配置
されたドライバトランジスタ462および465によっ
て、内部電源電流を供給することができるので、ドライ
バトランジスタの電流駆動力が相対的に低下する外部電
源電圧直結モードにおいても、メモリアレイ電源電圧V
DDSの制御応答性を維持できる。
【0211】また、動作テスト時において、テストモー
ド信号TMDVをHレベルに設定することによって、論
理ゲート457および466の出力をHレベルに設定で
きるので、外部電源電圧直結モードの回路動作を試験的
に実行できる。
【0212】さらに、実施の形態2に従う構成において
は、図6に示した電圧昇圧回路136に代えて、電圧昇
圧回路470が配置される。
【0213】図18は、実施の形態2に従う電圧昇圧回
路470の構成を示すブロック図である。
【0214】図18を参照して、電圧昇圧回路470
は、非常時用検出部500と、アクティブ時用検出部5
10と、スタンバイ時用検出部520と、アクティブ検
出部制御回路530と、昇圧ユニット制御回路545
と、アクティブ昇圧ユニット550と、スタンバイ昇圧
ユニット570とを含む。
【0215】非常時用検出部500は、動作時におい
て、ワード線電圧VPPが対応する参照電圧VREFD
よりも低下したときに、検出信号LOWEをHレベルに
活性化する。アクティブ時用検出部510およびスタン
バイ時用検出部520は、非常時用検出部500と同様
に動作し、それぞれの動作時において、ワード線電圧V
PPが対応する参照電圧VREFDよりも低下したとき
に、対応する検出信号LOWNおよびLOWSをそれぞ
れHレベルに活性化する。
【0216】スタンバイ時用検出部520は、常時動作
する。非常時用検出部500は、セルフリフレッシュコ
マンドの実行期間を除いて、スタンバイ時用検出部52
0の検出信号LOWSの活性化に応答して動作する。ア
クティブ時用検出部510は、検出部活性化信号ACT
eの活性化に応答して動作する。
【0217】アクティブ検出部制御回路530は、内部
クロックイネーブル信号INTCKEのHレベル期間も
しくは、セルフリフレッシュコマンド実行期間におい
て、制御信号ACTORまたは検出信号LOWNの活性
化期間(Hレベル)に応答して、検出部活性化信号AC
Teを活性状態(Hレベル)に設定する。
【0218】昇圧ユニット制御回路545は、非常時用
検出部500およびアクティブ時用検出部510のそれ
ぞれからの検出信号LOWEおよびLOWNと、制御信
号ACTORとに基づいて、アクティブ昇圧ユニット5
50を動作させるためのイネーブル信号/PMeを生成
する。アクティブ昇圧ユニット550は、イネーブル信
号/PMeの活性化期間において動作する。
【0219】昇圧ユニット制御回路545は、検出信号
LOWEの活性化期間において、イネーブル信号/PM
eを活性化する。さらに、昇圧ユニット制御回路545
は、検出信号LOWNがHレベルに活性化された場合に
は、制御信号ACTORまたは検出信号LOWEがHレ
ベルに活性化されていることを条件に、イネーブル信号
/PMeを活性化する。この場合には、一旦活性化され
たイネーブル信号/PMeは、検出信号LOWNが非活
性化(Lレベル)されるまでの間、活性状態が維持され
る。
【0220】アクティブ昇圧ユニット550は、リング
発振器555と、分周回路560と、並列に配置された
ポンプ回路600a,600bを有する。
【0221】リング発振器555は、イネーブル信号/
PMeの活性化に応答して動作して、発振信号PCLK
0を生成する。分周回路560は、発振信号PCLK0
を分周して、周期Tc2のポンプクロックPCLKを生
成する。
【0222】ポンプ回路600aおよび600bは、ポ
ンプクロックPCLKに応答して、外部電源電圧Ex
t.Vddをチャージポンプ動作によって昇圧して、内
部電源配線138にワード線電圧VPPを出力する。
【0223】スタンバイ昇圧ユニット570は、リング
発振器575とポンプ回路610とを有する。リング発
振器575は、スタンバイ時用検出部520の検出信号
LOWSの活性化に応答して動作状態に設定され、周期
Tc1(>Tc2)の周期を有するポンプクロックを生
成する。ポンプ回路610は、リング発振器575が生
成するポンプクロックPCLKに応答して、外部電源電
圧Ext.Vddを昇圧して、内部電源配線138にワ
ード線電圧VPPを生成する。
【0224】アクティブ昇圧ユニット550で用いられ
るポンプクロックの周期は、アクティブ昇圧ユニット5
50で用いられるポンプクロックの周期よりも短く設定
される。また、アクティブ昇圧ユニット550内のチャ
ージポンプキャパシタの容量は、スタンバイ昇圧ユニッ
ト570内のチャージポンプキャパシタよりも大きく設
計される。したがって、アクティブ昇圧ユニット550
は、その消費電力は相対的に大きいものの、高速に昇圧
動作を行なえる。一方、スタンバイ昇圧ユニット570
は、昇圧動作は比較的低速であるが、消費電力は小さ
い。
【0225】次に、電圧昇圧回路470の各部分の回路
構成について詳細に説明する。図19は、リング発振器
555の構成を示す回路図である。
【0226】図19を参照して、リング発振器555
は、循環状に接続された2n+1段(n:自然数)のイ
ンバータ556を有する。インバータ556の各々に対
しては、イネーブル信号/PMeの活性化に応答して、
外部電源電圧Ext.Vddが供給される。さらに、隣
接するインバータ556同士の間には、たとえば拡散抵
抗で形成される遅延素子558が設けられる。
【0227】このような構成とすることにより、リング
発振器555による発振信号PCLK0の周期に対する
電圧依存性を抑制することができる。すなわち、異なる
レベルの外部電源電圧Ext.Vddが適用された場合
においても、発振信号PCLK0の周期の変動を抑制で
きる。この結果、内部電源電圧の制御に対する外乱を抑
制できる。
【0228】次に、非常時用検出部500、アクティブ
時用検出部510およびスタンバイ時用検出部520の
構成について説明する。これらの検出部の構成は同様で
あるので、図20においては、非常時用検出部500の
構成について代表的に説明する。
【0229】図20を参照して、非常時用検出部500
は、PMOSトランジスタ501〜503と、NMOS
トランジスタ504〜506とを有する。
【0230】PMOSトランジスタ501は、外部電源
電圧Ext.VddとノードN10との間に電気的に結
合されて、ゲートにパワーカット信号PCUTeを受け
る。PMOSトランジスタ502および503は、ノー
ドN10とノードN11およびN13との間に、それぞ
れ電気的に結合される。PMOSトランジスタ502お
よび503のゲートは、ノードN11と結合される。
【0231】NMOSトランジスタ504および505
は、ノードN11およびN13と、ノードN12との間
にそれぞれ電気的に結合される。NMOSトランジスタ
504のゲートには、ワード線電圧に対応する参照電圧
VREFDが入力される。NMOSトランジスタ505
のゲートには、ワード線電圧VPPが入力される。トラ
ンジスタ506は、ノードN12と接地電圧Vssとの
間に電気的に結合される。トランジスタ506のゲート
には、動作状態制御信号が入力される。
【0232】動作状態制御信号は、非常時用検出部50
0においては、制御信号SREFの反転信号/SREF
と、検出信号LOWSとのAND演算結果に応じて生成
される。したがって、制御信号/SREFがLレベルに
設定される期間、すなわちセルフリフレッシュの実行期
間を除いて、検出信号LOWSの活性化期間(Hレベ
ル)において、NMOSトランジスタ506をオンさせ
て、非常時用検出部500の動作電流を供給することが
できる。
【0233】また、既に説明したように、ディープ・パ
ワーダウンモードにおいては、ワード線電圧VPPを生
成する必要がないので、パワーカット信号PCUTeに
応答してPMOSトランジスタ501がカットオフされ
て、非常時用検出部500の動作は停止されて消費電力
の削減が図られる。
【0234】動作電流の供給時において、非常時用検出
部500は、ワード線電圧VPPおよびこれに対応する
参照電圧VREFDの電圧差を増幅して、検出信号LO
WEとしてノードN13に出力する。すなわち、ワード
線電圧VPPが対応する参照電圧VREFDよりも低下
した場合には、検出信号LOWEがHレベルに活性化さ
れる。
【0235】アクティブ時用検出部510においては、
NMOSトランジスタ506のゲートに入力される動作
状態制御信号は、アクティブ検出部制御回路530から
の検出部活性化信号ACTeに相当する。同様に、スタ
ンバイ時用検出部520においては、動作状態制御信号
は、常にHレベルに設定される。
【0236】アクティブ時用検出部510およびスタン
バイ時用検出部520のその他の部分の回路構成は、非
常時用検出部500と同様であり、ディープ・パワーダ
ウンモードにおいては、動作電流が遮断されることによ
って、消費電力が削減される。
【0237】再び図18を参照して、ポンプ回路600
aおよび600bは、同様の構成を有し、外部電源電圧
Ext.Vddのレベルに応じて、その昇圧動作を切換
えることが可能である。
【0238】なお以下においては、ポンプ回路600a
および600bを総称してポンプ回路600とも称す
る。
【0239】図21は、ポンプ回路600の構成を示す
回路図である。図21を参照して、ポンプ回路600
は、ポンプクロックPCLK(振幅Ext.Vdd)を
受けてノードNb0に昇圧電圧を生成する昇圧動作部6
20と、ノードNb0と内部電源配線138との間に電
気的に結合される伝達トランジスタ630と、トランジ
スタ630のゲート電圧を昇圧するためのゲート昇圧部
640とを含む。
【0240】昇圧動作部620は、論理ゲート622,
624と、PMOSトランジスタ626と、NMOSト
ランジスタ628と、ポンプキャパシタC1,C2とを
有する。
【0241】論理ゲート622は、制御信号PDBとポ
ンプクロックPCLKとのNAND演算結果を出力す
る。論理ゲート624は、制御信号PDBとポンプクロ
ックPCLKとのAND演算結果を出力する。制御信号
PDBは、昇圧動作を高速化したい場合(以下、「ダブ
ルブースト時」とも称する)において、Hレベルに活性
化され、それ以外の場合(以下、「シングルブースト
時」とも称する)においてLレベルに設定される。
【0242】PMOSトランジスタ626は、外部電源
電圧Ext.VddとノードNpcとの間に電気的に結
合される。NMOSトランジスタ628は、ノードNp
cと接地電圧Vssとの間に電気的に結合される。トラ
ンジスタ626のゲートには、論理ゲート622の出力
が入力され、トランジスタ628のゲートには、論理ゲ
ート624の出力が入力される。
【0243】ポンプキャパシタC1は、ポンプクロック
PCLKが入力されるノードNiとノードNb0との間
に結合される。ポンプキャパシタC2はノードNpcと
ノードNb0との間に結合される。
【0244】ダブルブースト時において、論理ゲート6
22および624は、ポンプクロックPCLKの反転ク
ロックを出力する。この結果、インバータとして動作す
るPMOSトランジスタ626およびNMOSトランジ
スタ628は、動作状態に設定されて、ポンプクロック
PCLKと同位相のクロック信号をノードNpcに出力
する。したがって、昇圧動作部620においては、並列
に接続されたポンプキャパシタC1およびC2を用い
て、昇圧動作が実行されることになる。この結果、1回
のポンプ動作によって蓄えられる電荷量が増大するの
で、内部電源配線138に供給される内部電源電流を増
加させて、昇圧動作速度を相対的に高めることができ
る。
【0245】一方、シングルブースト時においては、論
理ゲート622および624の出力は、Hレベルおよび
Lレベルにそれぞれ固定される。したがって、PMOS
トランジスタ626およNMOSトランジスタ628の
両方はターンオフされて、ノードN11は、ハイインピ
ーダンスとなる。したがって、シングルブースト時にお
いては、ポンプキャパシタC1のみで昇圧動作が実行さ
れる。
【0246】このような構成とすることにより、チャー
ジポンプ動作によってポンプ回路600から供給される
内部電源電流は、ダブルブースト時においてシングルブ
ースト時よりも相対的に多くなる。
【0247】伝達トランジスタ630は、ノードNb2
の電圧、すなわちゲート電圧に応じて、ノードNb0と
内部電源配線138とを電気的に結合する。ノードNb
0に昇圧動作部620によって供給された電荷を内部電
源配線138に伝達するためには、昇圧動作部620に
よるチャージポンプ動作に同期させて、ノードNb2を
昇圧する必要がある。
【0248】ゲート昇圧部640は、昇圧ユニット65
0と、昇圧ユニット650にサブクロックPcを供給す
るサブクロック生成部655と、サブクロックPdを供
給するサブクロック生成部660と、サブクロック生成
部660とノードNb1との間に電気的に結合されるキ
ャパシタ670と、インバータ675と、インバータ6
75の出力ノードとノードNb2との間に結合されるキ
ャパシタ680と、ノードNb2に対して設けられる昇
圧ユニット690とを有する。
【0249】昇圧ユニット650は、外部電源電圧Ex
t.VddとノードNb1との間に電気的に結合される
NMOSトランジスタ652と、サブクロック生成部6
55とNMOSトランジスタ652のゲートとの間に結
合されるキャパシタ654と、外部電源電圧Ext.V
ddとNMOSトランジスタ652のゲートとの間に電
気的に結合されるNMOSトランジスタ656とを有す
る。NMOSトランジスタ656のゲートには外部電源
電圧Ext.Vddが入力される。
【0250】サブクロック生成部655は、ポンプクロ
ックPCLKに基づいて生成されたサブクロックPaお
よび制御信号PDBに応じて、サブクロックPcを生成
する。サブクロック生成部660は、同様に、サブクロ
ックPaと制御信号PDBとに応じて、サブクロックP
dを生成する。
【0251】インバータ675は、サブクロックPaに
応答して、ノードNb1および接地電圧Vssのいずれ
かを、ノードN12と電気的に結合する。昇圧ユニット
690は、サブクロックPbに応答して昇圧動作を実行
し、外部電源電圧Ext.Vddを昇圧してノードNb
1に伝達する。サブクロックPbは、ポンプクロックP
CLKの反転クロックに相当する。
【0252】昇圧ユニット690は、外部電源電圧Ex
t.VddとノードNb2との間に電気的に結合される
NMOSトランジスタ692と、NMOSトランジスタ
692のゲートと結合されてサブクロックPbの供給を
受けるキャパシタ694と、外部電源電圧Ext.Vd
dとノードNb0との間に電気的に結合されるNMOS
トランジスタ695と、外部電源電圧Ext.Vddと
NMOSトランジスタ692のゲートとの間に電気的に
結合されるNMOSトランジスタ696とを有する。N
MOSトランジスタ695のゲートは、NMOSトラン
ジスタ692と接続される。NMOSトランジスタ69
6のゲートには外部電源電圧Ext.Vddが入力され
る。
【0253】昇圧ユニット690は、さらに、外部電源
電圧Ext.VddとNMOSトランジスタ692のゲ
ートとの間に直列に接続されるNMOSトランジスタ6
97および698を有する。NMOSトランジスタ69
7および698の各々は、ダイオード接続される。NM
OSトランジスタ695、697および698によっ
て、NMOSトランジスタ692のゲート電圧の過昇圧
が防止される。
【0254】図22は、ポンプ回路600の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【0255】図22(a)には、制御信号PDB=Lレ
ベル、すなわちシングルブースト時における動作が示さ
れる。
【0256】図22(a)を参照して、サブクロックP
bは、ポンプクロックPCLKの反転クロックに相当す
る。サブクロックPaは、サブクロックPbと比較し
て、その立下がりエッジは遅延しているが、立上がりエ
ッジは揃っている。サブクロックPcは、サブクロック
生成部655によって、シングルモード時には、サブク
ロックPaと極性が反転したクロックとして生成され
る。また、サブクロックPdは、シングルモード時に
は、Lレベル(接地電圧Vss)に固定される。
【0257】したがって、シングルブースト時におい
て、ノードNb1の電圧VNb1は、Ext.Vddに
固定される。したがって、ノードNb2の電圧VNb2
は、サブクロックPaに応答して、Ext.Vddと2
・Ext.Vddの間をスイングするように昇圧され
る。これにより、昇圧動作部620によってノードNb
0に生成される昇圧電圧VNb0は、伝達トランジスタ
630を介して、内部電源配線138に伝達される。
【0258】図22(b)においては、ダブルブースト
時におけるポンプ回路600の動作が示される。
【0259】図22(b)を参照して、ダブルブースト
時においては、サブクロックPcは、サブクロック生成
部655によって、サブクロックPaと同位相のクロッ
クに設定される。また、サブクロック生成部660は、
ダブルモード時においては、サブクロックPdをサブク
ロックPaの反転クロックに設定する。
【0260】このような構成とすることにより、ノード
Nb1の電圧VNb1は、Ext.Vddと2・Ex
t.Vddとの間をスイングするように昇圧される。こ
れに応答して、ノードNb2の電圧VNb2もExt.
Vddと3・Ext.Vddとの間をスイングするよう
に昇圧される。すなわち、伝達トランジスタ630のゲ
ート電圧における昇圧量を、シングルブースト時よりも
大きくできる。
【0261】したがって、ダブルブースト時において、
昇圧動作部620によってノードNb0に供給された電
荷を、伝達トランジスタ630によって内部電源配線1
38に伝達して、ワード線電圧VPPの昇圧速度を相対
的に速くすることができる。
【0262】このような構成とすることにより、外部電
源電圧が相対的に低く設定される(たとえば2.5V系
外部電源電圧適用時)場合において、ポンプ回路600
をダブルブースト動作させ、外部電源電圧が相対的に高
い場合(たとえば2.7V系外部電源電圧適用時)にお
いて、ポンプ回路600をシングルブースト動作させる
ことにより、異なるレベルの外部電源電圧の適用に対応
して、ワード線電圧VPPの制御応答性を維持できる。
具体的には、適用される外部電源電圧のレベルに応じ
て、制御信号PDBを設定すればよい。
【0263】また、制御信号PDBに代えて、制御信号
PDBと、動作テスト時にHレベルに設定されるテスト
制御信号とのOR演算結果を入力する構成とすれば、ダ
ブルブースト時の回路動作を試験的に実行できる。
【0264】再び図18を参照して、スタンバイ昇圧ユ
ニット570に用いられるポンプ回路610について
は、図21に示されたポンプ回路600の構成から、昇
圧動作部620において、論理ゲート622,624、
トランジスタ626,628およびポンプキャパシタC
2の配置を省略した構成として適用される。さらに、ポ
ンプキャパシタC1の容量は、ポンプ回路600よりも
小さく設定される。ポンプ回路610においては、高速
の応答性は要求されないので、外部電源電圧のレベルに
応じた、チャージポンプキャパシタ容量の切換機能を具
備しない構成としている。
【0265】以上述べたように、実施の形態2に従う構
成においては、異なるレベルの外部電源電圧の適用に対
応して、相対的に低い外部電源電圧が適用された場合に
おいても、内部電源電圧の制御応答性を確保することが
可能である。
【0266】[実施の形態3]本発明の実施の形態に従
う半導体記憶装置においては、I/O信号レベルおよび
外部電源電圧について、複数の電圧レベルを適用可能な
構成を有している。この結果、適用されるI/O信号レ
ベルおよび外部電源電圧レベルが異なる半導体記憶装置
に対する設計を、汎用的なものとすることができる。
【0267】すでに説明したように、このような汎用的
な設計を用いた場合においては、適用されるI/O信号
レベルおよび外部電源電圧のレベル等の動作条件に応じ
て、内部電源回路の動作状態を切換えられるための制御
信号のレベルが固定的に設定される。実施の形態3にお
いては、適用された動作条件を、半導体記憶装置外部か
ら容易に検知可能な構成について説明する。
【0268】図23は、実施の形態3に従うテストモー
ド制御回路の構成を示す回路図である。
【0269】図23を参照して、実施の形態3に従うテ
ストモード制御回路700は、アドレス信号を構成する
アドレスビットA0〜Am(m:自然数)の組合せに応
答して、特定の動作テストが指示されたことを検知する
テストモードエントリ回路702,704,706を有
する。
【0270】テストモードエントリ回路702,70
4,706の各々は、共通の動作テストにエントリする
ための回路である。しかしながら、テストモードエント
リ回路702,704,706のそれぞれにおいて、動
作テスト指示が検知されるアドレスビットの組合せは異
なる。テストモードエントリ回路702,704,70
6のそれぞれは、アドレスビットA0〜Amの異なる特
定の組合せにそれぞれ応答して、動作テスト指示を検知
した場合にHレベル信号を出力する。テストモードエン
トリ回路702は、テストエントリ信号TEaを出力す
る。
【0271】テストモード制御回路700は、さらに、
論理ゲート710、720、730および740を有す
る。論理ゲート710は、テストモードエントリ回路7
04の出力信号と制御信号LVVDとのNAND結果
を、テストエントリ信号TEbとして出力する。制御信
号LVVDは、たとえば、外部電源電圧が特定のレベル
に設定されている場合にLレベルに設定され、それ以外
の場合にはHレベルに設定される。
【0272】論理ゲート720は、テストモードエント
リ回路706の出力信号と制御信号LVIOとのNAN
D結果を、テストエントリ信号TEcとして出力する。
制御信号LVIOは、たとえば、I/O信号レベルが特
定のレベルに設定されている場合にLレベルに設定さ
れ、それ以外の場合にはHレベルに設定される。
【0273】論理ゲート730は、テストエントリ信号
TEbおよびTEcのNAND演算結果を出力する。論
理ゲート740は、論理ゲート730の出力信号とテス
トエントリ信号TEaとのOR演算結果を、制御信号T
MSとして出力する。制御信号TMSのHレベルへの活
性化に応答して、テストモードエントリ回路702,7
04,706に対応する動作テストが起動される。
【0274】制御信号LVVDがLレベルに設定されて
いる場合においては、テストモードエントリ回路704
の出力信号にかかわらず、テストエントリ信号TEb
は、Hレベルに固定される。この結果、テストモードエ
ントリ回路704に対応するアドレスビットA0〜Am
の特定の組合せを与えた場合においても、対応する特定
の動作テストへのエントリは論理ゲート730によって
無効化される。すなわち、当該動作テストを起動するこ
とができない。
【0275】反対に、制御信号LVVDがHレベルに設
定されている場合には、テストモードエントリ回路70
4に対応するアドレスビットA0〜Amの組合せを入力
した場合には、テストエントリ信号TEbはLレベルに
変化する。したがって、制御信号TMSをHレベルに活
性化することができる。
【0276】したがって、テストモードエントリ回路7
04に対応するアドレスビットA0〜Amの特定の組合
せを与えた場合に、制御信号TMSが活性化されるどう
か、すなわち特定の動作テストを起動できるかどうかを
チェックすることによって、適用される外部電源電圧
が、特定のレベルであるか否かを判定することができ
る。
【0277】同様に、テストモードエントリ回路706
に対応するアドレスビットA0〜Amの特定の組合せを
与えた場合に、制御信号TMSが活性化されるどうか、
すなわち特定の動作テストを起動できるかどうかをチェ
ックすることによって、適用されるI/O信号レベル
が、特定のレベルであるか否かを判定することができ
る。
【0278】また、制御信号LVVDおよびLVIOの
両方がLレベルに設定されている場合においても、テス
トエントリ信号TEaを活性化するための、テストモー
ドエントリ回路702に対応するアドレスビットA0〜
Amの特定の組合せを与えることによって、制御信号T
MSに対応する特定の動作テストを起動することができ
る。
【0279】[実施の形態3の変形例]実施の形態3の
変形例においては、実施の形態2で説明した外部電源電
圧直結モードに対応する外部電源電圧が適用されている
かどうかを簡易に判定するための構成について説明す
る。
【0280】図24は、実施の形態3の変形例に従う外
部電源電圧レベル検出回路760の構成を示す回路図で
ある。
【0281】図24を参照して、外部電源電圧レベル検
出回路760は、動作テスト時において、外部パッド7
50とノードNpとの間を電気的に結合するためのトラ
ンジスタスイッチ765と、ノードNpおよび接地電圧
Vssの間に電気的に結合されるトランジスタスイッチ
767とを有する。
【0282】トランジスタスイッチ765は、テスト制
御信号/TEをゲートに受けるPMOSトランジスタで
構成される。テスト制御信号/TEは、内部電源電圧発
生回路116の動作を確認するために、外部パッド75
0によって参照電圧VREFPを直接入力する動作テス
ト実行時に、Lレベルに活性化される。
【0283】内部電源電圧発生回路416は、図16に
示した構成のうちの一部を抜粋して表記しており、外部
電源電圧Ext.Vddを受けて、周辺回路電源電圧V
DDPを生成する。上述したように、外部電源電圧直結
モードでは、制御信号LVVDがHレベルに設定される
ので、ドライバトランジスタ445によって、外部電源
電圧Ext.Vddと内部電源配線118とが直接結合
される。すなわち、コンパレータ430における電圧比
較動作を行なうことなく、周辺回路電源電圧VDDP
は、外部電源電圧Ext.Vddと同一の電圧レベルに
設定される。
【0284】VREFP発生回路770は、図14およ
び図15にそれぞれ示された、周辺回路電源電圧VDD
Pに対応する参照電圧発生回路410およびバッファ回
路412を総括的に示したものである。すなわち、制御
信号LVVDがHレベルに設定される外部電源電圧直結
モードでは、VREFP発生回路の動作電流は遮断され
て、ノードNpに対する参照電圧VREFPの生成は停
止される。
【0285】テスト制御信号/TEがLレベルに活性化
された場合に、制御信号LVVDがHレベルに設定され
ていれば、すなわち外部電源電圧直結モードが適用され
ている場合には、外部パッド750に対してリーク電流
が生じる。したがって、外部パッド750に生じるリー
ク電流を検出することによって、適用される外部電源電
圧のレベルが、外部電源電圧直結モードに対応している
か否かを容易に判定することができる。
【0286】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0287】
【発明の効果】請求項1、2および3記載の半導体記憶
装置は、低消費電力モードにおいて、参照電圧生成部お
よび内部電源電圧生成部の動作を停止させた状態で内部
電源電圧を生成できるので、内部電源回路自体の消費電
力を削減することができる。
【0288】請求項4、5および7記載の半導体記憶装
置は、請求項1記載の半導体記憶装置が奏する効果に加
えて、一般的なモードレジスタによるモード設定に基づ
いて、低消費電力モードへの移行可否を選択的に設定で
きる。
【0289】請求項6記載の半導体記憶装置は、請求項
4記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、内部回
路が不安定な状態である期間を避けて、通常モードから
低消費電力モードに移行できる。
【0290】請求項8記載の半導体記憶装置は、低消費
電力モードにおいても外部制御信号のレベル遷移を正確
に反映して内部制御信号を生成することができる。した
がって、請求項7記載の半導体記憶装置が奏する効果に
加えて、低消費電力モードから通常モードへの復帰を確
実に実行できる。
【0291】請求項9記載の半導体記憶装置は、バッフ
ァ部を介して参照電圧を内部電源電圧発生部に伝達する
ので、請求項1記載の半導体記憶装置が奏する効果に加
えて、ノイズ等の影響による参照電圧の変動を抑制でき
る。
【0292】請求項10および11記載の半導体記憶装
置は、請求項9記載の半導体記憶装置が奏する効果に加
えて、低消費電力モードから通常モードへの復帰時にお
いて、参照電圧を高速に立ち上げることができるので、
内部電源電圧を速やかに復帰させることができる。
【0293】請求項12記載の半導体記憶装置は、外部
電源電圧のレベルに応じて前記内部電源電流の供給動作
を切換えるので、外部電源電圧のレベルにかかわらず内
部電源電圧の制御応答性を維持できる。
【0294】請求項13および14は、請求項12記載
の半導体記憶装置が奏する効果を、外部電源電圧直結モ
ードを有する場合にも享受することができる。
【0295】請求項15記載の半導体記憶装置は、請求
項13記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、外
部電源電圧直結モード時における消費電力を削減でき
る。
【0296】請求項16から18に記載の半導体記憶装
置は、適用される外部電源電圧のレベルが、内部電源電
圧よりも高い場合において、請求項12記載の半導体記
憶装置が奏する効果を享受することができる。
【0297】請求項19記載の半導体記憶装置は、請求
項18記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、内
部回路の消費電流が小さいセルフリフレッシュコマンド
実行時に電圧比較回路の動作電流を絞ることによって、
さらに消費電力を削減できる。
【0298】請求項20から23に記載の半導体記憶装
置は、外部電源電圧を昇圧して内部電源電圧を生成する
場合に、外部電源電圧のレベルに応じて第1および第2
の昇圧ユニットからの電流供給能力を切換えることによ
って、請求項12記載の半導体記憶装置が奏する効果を
享受することができる。
【0299】請求項24および25記載の半導体記憶装
置は、請求項20記載の半導体記憶装置が奏する効果に
加えて、外部電源電圧のレベルにかかわらずポンプクロ
ックの周期を安定的に維持できるので、内部電源電圧の
制御に対する外乱を抑制できる。
【0300】請求項26記載の半導体記憶装置は、請求
項20記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、低
消費電力モードにおける消費電力を削減することができ
る。
【0301】請求項27記載の半導体記憶装置は、動作
テスト時に所定テストが起動可能か否かによって、特定
の動作条件が指定されているか否かを簡易に検知でき
る。
【0302】請求項28記載の半導体記憶装置は、請求
項27記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、特
定の動作条件が指定されている場合にも、所定テストを
起動することができる。
【0303】請求項29記載の半導体記憶装置は、異な
るレベルの外部電源電圧が適用可能な場合に、請求項2
7記載の半導体記憶装置が奏する効果を享受することが
できる。
【0304】請求項30記載の半導体記憶装置は、異な
る電圧レベルの入出力信号が適用可能な場合に、請求項
27記載の半導体記憶装置が奏する効果を享受すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に従う半導体記憶装置
の全体構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 通常モードおよびディープ・パワーダウンモ
ードにおける内部電源電圧の設定を説明する図である。
【図3】 モードレジスタセットに用いられるアドレス
ビットの構成を説明する図である。
【図4】 ディープ・パワーダウンモードへのエントリ
方式の一例を説明するタイミングチャートである。
【図5】 ディープ・パワーダウンモードへのエントリ
方式の他の例を説明するタイミングチャートである。
【図6】 図1に示される内部電源回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】 図6に示される参照電圧発生回路の構成を示
す回路図である。
【図8】 図6に示されるバッファ回路の構成を示す回
路図である。
【図9】 図6に示される外部入力信号用参照電圧発生
回路の構成を示す回路図である。
【図10】 内部クロックイネーブル信号生成回路の構
成を示す回路図である。
【図11】 通常モードへの復帰時に応答性の高いバッ
ファ回路の構成を示す回路図である。
【図12】 パワーオンリセット信号生成回路の構成を
示す回路図である。
【図13】 外部電源電圧レベルに対応した、内部電源
電圧の設定レベルの相違を説明する図である。
【図14】 実施の形態2に従う、周辺回路電源電圧に
対応する参照電圧発生回路の構成を示す回路図である。
【図15】 実施の形態2に従う、バッファ回路への電
流供給を説明する回路図である。
【図16】 実施の形態2に従う内部電源電圧発生回路
の構成を示す回路図である。
【図17】 実施の形態2に従う内部電源電圧発生回路
の構成を示す回路図である。
【図18】 実施の形態2に従う電圧昇圧回路の構成を
示すブロック図である。
【図19】 図18に示されるリング発振器の構成を示
す回路図である。
【図20】 図18に示される非常時用検出部の構成を
示す回路図である。
【図21】 図18に示されるポンプ回路の構成を示す
回路図である。
【図22】 図21に示されるポンプ回路の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図23】 実施の形態3に従うテストモード制御回路
の構成を示す回路図である。
【図24】 実施の形態3の変形例に従う外部電源電圧
レベル検出回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
10 メモリアレイ部、20 メモリセルアレイ、30
行選択部、40 センスアンプおよび列選択部、50
入力初段回路、60 周辺回路制御部、65モードレ
ジスタ、70,75 メモリアレイ部制御回路、80
出力回路、90 外部電源配線、95 接地配線、10
0 内部電源回路、110,120,130,410
参照電圧発生回路、112,122,132,412
バッファ回路、116,126,416,426 内部
電源電圧発生回路、118,128,138,168
内部電源配線、136 電圧昇圧回路、160 基板電
圧発生回路、270 外部入力信号用参照電圧発生回
路、280 内部クロックイネーブル信号生成回路、3
00 パワーカット信号生成回路、306 レベル変換
回路、310 パワーオンリセット信号生成回路、44
0,460 内部電源電流供給部、442,445,4
62,465 ドライバトランジスタ、500 非常時
用検出部、510 アクティブ時用検出部、520 ス
タンバイ時用検出部、530 アクティブ検出部制御回
路、545 昇圧ユニット制御回路、550 アクティ
ブ昇圧ユニット、555 リング発振器、570 スタ
ンバイ昇圧ユニット、575 リング発振器、600
a,600b,610 ポンプ回路、620 昇圧動作
部、630 伝達トランジスタ、640 ゲート昇圧
部、700 テストモード制御回路、702,704,
706 テストモードエントリ回路、750 外部パッ
ド、760 外部電源電圧レベル検出回路、1000半
導体記憶装置、C1,C2 ポンプキャパシタ、EXT
CKE 外部クロックイネーブル信号、Ext.Vdd
外部電源電圧、INTCKE 内部クロックイネーブ
ル信号、PCUTe パワーカット信号、VDDP 周
辺回路電源電圧、VDDS メモリアレイ電源電圧、V
PP ワード線電圧、VREFI 外部入力信号用参照
電圧、Vss 接地電圧。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 淳子 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H730 AA14 AS04 BB02 BB57 DD04 FG01 FV09 5L106 AA01 DD11 EE03 EE08 FF01 GG05 5M024 AA02 AA04 AA15 AA90 BB17 BB28 BB29 BB39 BB40 CC20 CC50 DD20 DD90 EE05 FF02 FF03 FF05 FF07 FF12 FF13 HH09 HH10 HH11 KK18 MM04 PP01 PP02 PP03 PP07 PP10

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常モードと低消費電力モードとを有す
    る半導体記憶装置であって、 データ読出動作、データ書込動作およびデータ保持動作
    を実行するための内部回路と、 第1の外部電源電圧の供給を受ける第1の外部電源配線
    と、 前記第1の外部電源電圧よりも低い第2の外部電源電圧
    の供給を受ける第2の外部電源配線と、 前記内部回路に対して内部電源電圧を伝達するための内
    部電源配線と、 前記第1および第2の外部電源電圧を受けて、前記内部
    電源電圧を生成するための内部電源回路とを備え、 前記内部電源回路は、 前記第1および第2の外部電源電圧を受けて、前記内部
    電源電圧の目標レベルに対応する参照電圧を生成するた
    めの参照電圧生成部と、 前記低消費電力モード時に、前記参照電圧生成部の動作
    電流を遮断するための第1の電流遮断スイッチと、 前記内部電源電圧と前記参照電圧との比較に基づいて、
    前記内部電源電圧を前記目標レベルに維持するための内
    部電源電圧発生部と、 前記低消費電力モード時に、前記内部電源電圧発生部の
    動作電流を遮断するための第2の電流遮断スイッチと、 前記低消費電力モード時に、前記第1および第2の外部
    電源配線の一方を前記内部電源配線と電気的に結合する
    ための接続スイッチとを含む、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記接続スイッチは、前記第1の外部電
    源配線と前記内部電源配線との間に電気的に結合される
    Nチャネル電界効果型トランジスタを含み、 前記Nチャネル電界効果型トランジスタのゲートには、
    前記低消費電力モード時において、前記第1の外部電源
    電圧が印加される、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記接続スイッチは、前記第2の外部電
    源配線と前記内部電源配線との間に電気的に結合される
    Pチャネル電界効果型トランジスタを含み、 前記Pチャネル電界効果型トランジスタのゲートには、
    前記低消費電力モード時において、前記第2の外部電源
    電圧が印加される、請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 第1のコマンドに伴って外部から入力さ
    れるモード設定を保持するためのモードレジスタをさら
    に備え、 前記モード設定は、前記通常モードから前記低消費電力
    モードへの移行を行なうかどうかの指定を含み、 前記モード設定において前記移行を行なうことが指定さ
    れている場合において、第2のコマンドに応答して前記
    低消費電力モードは開始される、請求項1記載の半導体
    記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のコマンドは、前記低消費電力
    モードの開始を指示するための専用コマンドである、請
    求項4記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記内部回路は、 行列状に配置された複数のメモリセルと、 前記複数のメモリセルの行にそれぞれ対応して配置さ
    れ、選択的に活性化される複数のワード線と、 前記複数のメモリセルの列にそれぞれ対応して配置さ
    れ、活性化されたワード線に対応するメモリセルのそれ
    ぞれと結合される複数のビット線とを含み、 前記第2のコマンドは、前記データ保持動作を指示する
    ためのリフレッシュコマンドであり、 前記リフレッシュコマンドの開始後において、各前記ワ
    ード線が非活性化された状態において、前記低消費電力
    モードは開始される、請求項4記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記低消費電力モード時において、前記
    第2のコマンドの入力前に第1のレベルに設定される外
    部制御信号の前記第1のレベルから第2のレベルへの変
    化に対応して、前記通常モードへの復帰を指示するため
    の制御回路をさらに備える、請求項4記載の半導体記憶
    装置。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2のレベルは、前記第
    1および第2の外部電源電圧の一方ずつにそれぞれ対応
    し、 前記外部制御信号を受けて内部制御信号を生成するため
    の内部制御信号生成回路をさらに備え、 前記内部制御信号生成回路は、 前記低消費電力モードにおいて動作する、前記第1の外
    部電源電圧で駆動される第1のバッファと、 前記通常モードにおいて動作する、前記内部電源電圧で
    駆動される前記外部制御信号を受けるための第2のバッ
    ファと、 前記第1および第2のバッファのうちの動作している一
    方で受けた前記外部制御信号に応じて、前記内部制御信
    号を前記内部電源電圧および前記第2の内部電源電圧の
    いずれかに設定する論理回路とを含み、 前記制御回路は、前記内部制御信号に応答して前記復帰
    を指示する、請求項7記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記内部電源回路は、 前記参照電圧生成部と前記内部電源電圧発生部との間に
    設けられ、前記参照電圧生成部からの前記参照電圧を前
    記内部電源電圧発生部に伝達するためのバッファ部と、 前記低消費電力モード時に、前記バッファ部の動作電流
    を遮断するための第3の電流遮断スイッチとを含む、請
    求項1記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記バッファ部は、 動作電流量を制御するための動作電流制御部をさらに含
    み、 前記動作電流制御部は、前記低消費電力モードから前記
    通常モードへの移行期間における前記動作電流量を、前
    記通常モード時よりも大きく設定する、請求項9記載の
    半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記参照電圧生成部は、前記低消費電
    力モードにおいて、前記参照電圧を前記第2の外部電源
    電圧に設定し、 前記移行期間は、前記参照電圧が所定レベル以下である
    期間に相当する、請求項10記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 外部電源電圧のレベルを切換可能な半
    導体記憶装置であって、 データ読出動作、データ書込動作およびデータ保持動作
    を実行するための内部回路と、 前記外部電源電圧の供給を受ける外部電源配線と、 前記内部回路に対して内部電源電圧を伝達するための内
    部電源配線と、 前記外部電源電圧を受けて、前記内部電源電圧を目標レ
    ベルに維持するために前記内部電源配線に内部電源電流
    を供給する内部電源回路とを備え、 前記内部電源回路における前記内部電源電流の供給動作
    は、前記内部電源電圧の制御応答性を前記外部電源電圧
    のレベルにかかわらず同様に維持するために、前記外部
    電源電圧のレベルに応じて切換えられる、半導体記憶装
    置。
  13. 【請求項13】 前記内部電源回路は、 前記外部電源電圧を受けて、前記目標レベルに対応する
    参照電圧を生成する参照電圧生成部と、 前記参照電圧と前記内部電源電圧との比較結果に応じた
    電圧を内部ノードに生成する電圧比較部と、 前記外部電源配線と前記内部電源配線との間に配置さ
    れ、前記外部電源電圧のレベルにかかわらず同様の電流
    供給能力で、内部電源電流を前記内部電源配線に供給す
    るための内部電源電流供給部とを含み、 前記内部電源電流供給部は、前記外部電源電圧のレベル
    が前記目標レベルによりも高い場合には、内部ノードの
    電圧に応じて前記内部電源電流を供給するとともに、前
    記外部電源電圧のレベルが前記目標レベルに相当する外
    部電源直結モード時には、前記外部電源配線および前記
    内部電気配線を電気的に結合して前記内部電源電流を供
    給する、請求項12記載の半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記内部電源電流供給部は、前記外部
    電源配線と前記内部電源配線との間に配置され、前記内
    部ノードの電圧に応じた電流を前記内部電源電流として
    前記内部電源配線に供給するための第1のドライバトラ
    ンジスタと、 前記外部電源直結モード時にオンして、前記外部電源配
    線と前記内部電源配線とを電気的に結合する第2のドラ
    イバトランジスタと、 前記外部電源直結モード時にオンして、前記第1のドラ
    イバトランジスタをオンさせるための電圧と前記内部ノ
    ードとを電気的に結合する接続スイッチとを有する、請
    求項13記載の半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記内部電源回路は、 前記外部電源電圧を受けて、前記目標レベルに対応する
    参照電圧を生成する参照電圧生成部と、 前記参照電圧と前記内部電源電圧との比較結果に応じた
    電圧を内部ノードに生成する電圧比較部と、 前記外部電源電圧のレベルが前記目標レベルに相当する
    場合において、前記電圧比較部の動作電流を遮断するた
    めの電流遮断スイッチと、 前記外部電源配線と前記内部電源配線との間に配置さ
    れ、前記内部ノードの電圧に応じた電流を前記内部電源
    電流として前記内部電源配線に供給するためのドライバ
    トランジスタと、 前記外部電源電圧のレベルが前記目標レベルに相当する
    外部電源直結モード時にオンして、前記ドライバトラン
    ジスタをオンされるための電圧と前記内部ノードとの間
    を電気的に結合する接続スイッチとを有する、請求項1
    2記載の半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記内部電源回路は、 前記目標レベルに対応する参照電圧と前記内部電源電圧
    との比較結果に応じた電圧を第1の内部ノードに生成す
    る電圧比較部と、 前記外部電源配線と前記内部電源配線との間に配置さ
    れ、前記第1の内部ノードの電圧に応じて、前記内部電
    源電流を前記内部電源配線に供給するための内部電源電
    流供給部とを含み、 前記内部電源電流供給部は、前記外部電源電圧のレベル
    にかかわらず、同様の電流供給能力で前記内部電源電流
    を供給する、請求項12記載の半導体記憶装置。
  17. 【請求項17】 前記内部電源電流供給部は、 前記外部電源配線と前記内部電源配線との間に配置さ
    れ、前記第1の内部ノードの電圧に応じた電流を前記内
    部電源電流として前記内部電源配線に供給するための第
    1のドライバトランジスタと、 前記外部電源配線と前記内部電源配線との間に配置さ
    れ、第2の内部ノードの電圧に応じた電流を前記内部電
    源電流として前記内部電源配線に供給するための第2の
    ドライバトランジスタと、 前記外部電源電圧のレベルに応じて、前記第1および第
    2の内部ノードを電気的に結合するためのゲート回路
    と、 前記ゲート回路と相補的にオンして、前記第2のドライ
    バトランジスタをオフさせるための電圧と前記第2の内
    部ノードとを電気的に結合する接続スイッチとを有す
    る、請求項16記載の半導体記憶装置。
  18. 【請求項18】 前記内部電源回路は、 前記目標レベルに対応する参照電圧と前記内部電源電圧
    との比較結果に応じた電圧を第1の内部ノードに生成す
    る電圧比較部と、 前記外部電源配線と前記内部電源配線との間に配置さ
    れ、前記第1の内部ノードの電圧に応じた電流を前記内
    部電源電流として前記内部電源配線に供給するためのド
    ライバトランジスタと、 前記外部電源電圧のレベルに応じて、前記電圧比較部に
    供給される動作電流量を切換える第1の動作電流制御部
    とを含む、請求項12記載の半導体記憶装置。
  19. 【請求項19】 前記内部電源回路は、 前記データ保持を行なうためのセルフリフレッシュコマ
    ンド実行時に、前記電圧比較部に対して所定の動作電流
    を供給するための第2の動作電流制御部をさらに含み、 前記所定電流は、前記第1の動作電流制御部によって供
    給される動作電流量よりも小さく、 前記セルフリフレッシュコマンド実行時において、前記
    第1の動作電流制御部による動作電流の供給は停止され
    る、請求項18記載の半導体記憶装置。
  20. 【請求項20】 通常モード時において、前記内部電源
    電圧は前記外部電源電圧よりも高く、 前記内部電源回路は、 アクティブ時およびスタンバイ時の両方に動作して、前
    記内部電源電圧が前記目標レベルよりも低下したことを
    検知するための第1の検出部と、 前記アクティブ時に動作して、前記内部電源電圧が前記
    目標レベルよりも低下したことを検知するための第2の
    検出部と、 前記内部回路に対するセルフリフレッシュコマンド実行
    時を除いて、前記第1の検出部の検知結果に応答して動
    作して、前記内部電源電圧が前記目標レベルよりも低下
    したことを検知するための第3の検出部と、 前記第2および第3の検出部の検知結果に応答して動作
    して、前記外部電源電圧を昇圧して前記内部電源電流を
    供給するための第1の昇圧ユニットと、 前記第1の検出部の検知結果に応答して動作して、前記
    外部電源電圧を昇圧して前記内部電源電流を供給するた
    めの第2の昇圧ユニットとを含み、 前記第2の昇圧ユニットは、前記第1の昇圧ユニットと
    比較して、単位時間当たりに供給可能な内部電源電流が
    大きい、請求項12記載の半導体記憶装置。
  21. 【請求項21】 前記第1の昇圧ユニットは、 前記第2および第3の検出部の検知結果に応答して、一
    定周期を有するポンプクロックを生成するための発振部
    と、 前記ポンプクロックに応答して、第1のノードの電圧を
    前記外部電源電圧よりも高く設定するポンプ動作部と、 前記第1のノードと前記内部電源配線との間に電気的に
    結合される伝達トランジスタと、 前記ポンプクロックに応答して、前記伝達トランジスタ
    のゲート電圧を前記外部電源電圧よりも高く設定するゲ
    ート昇圧部とを有し、 前記ポンプ動作部は、 前記ポンプクロックが入力される第2のノードと前記第
    1のノードとの間に結合される第1のポンプキャパシタ
    と、 前記外部電源電圧のレベルに応じて動作状態となり、前
    記ポンプクロックを第3のノードに伝達するクロック伝
    達回路と、 前記第1のノードと前記第3のノードとの間に結合され
    る第1のポンプキャパシタとを有する、請求項20記載
    の半導体記憶装置。
  22. 【請求項22】 前記クロック伝達回路は、テストモー
    ド時に入力される信号に応答して、強制的に前記動作状
    態に設定される、請求項21記載の半導体記憶装置。
  23. 【請求項23】 前記第1の昇圧ユニットは、 前記第2および第3の検出部の検知結果に応答して、第
    1の周期を有する第1のポンプクロックを生成するため
    の第1の発振部と、 前記第1のポンプクロックに応答して、第1のノードの
    電圧を前記外部電源電圧よりも高く設定する第1のポン
    プ動作部と、 前記第1のノードと前記内部電源配線との間に電気的に
    結合される第1の伝達トランジスタと、 前記第1のポンプクロックに応答して、前記第1の伝達
    トランジスタのゲート電圧を前記外部電源電圧よりも高
    く設定する第1のゲート昇圧部とを有し、 前記第2の昇圧ユニットは、 前記第1の検出部の検知結果に応答して、前記第1の周
    期よりも長い第2の周期を有する第2のポンプクロック
    を生成するための第2の発振部と、 前記第2のポンプクロックに応答して、第4のノードの
    電圧を前記外部電源電圧よりも高く設定する第2のポン
    プ動作部と、 前記第4のノードと前記内部電源配線との間に電気的に
    結合される第2の伝達トランジスタと、 前記第2のポンプクロックに応答して、前記第2の伝達
    トランジスタのゲート電圧を前記外部電源電圧よりも高
    く設定する第2のゲート昇圧部とを有し、 前記第1および第2のゲート昇圧部は、前記外部電源電
    圧のレベルに応じて、前記外部電源電圧からの昇圧量を
    切換える、請求項21記載の半導体記憶装置。
  24. 【請求項24】 前記発振部は、 循環状に結合された奇数個のインバータと、 前記インバータ間に結合される遅延素子とを有する、請
    求項20記載の半導体記憶装置。
  25. 【請求項25】 前記遅延素子は、半導体基板上に形成
    される拡散抵抗を含む、請求項24記載の半導体記憶装
    置。
  26. 【請求項26】 前記内部電源回路は、 低消費電力モード時に、前記外部電源配線と前記内部電
    源配線とを電気的に結合するための接続スイッチと、 前記低消費電力モード時に、前記電圧比較部の動作電流
    を遮断するための電流遮断スイッチとを含む、請求項2
    0記載の半導体記憶装置。
  27. 【請求項27】 複数の動作条件のうちの1つが選択的
    に適用される半導体記憶装置であって、 動作テスト時において、複数ビットを有する信号の特定
    の組合せに応じて、所定テストの起動を指示するための
    動作テスト制御回路を備え、 前記動作テスト制御回路は、 前記特定の組合せに応答して、第1のテストエントリ信
    号を活性化するための第1のテストエントリ回路と、 前記複数の動作条件の特定の動作条件が指定されている
    場合に、前記第1のテストエントリ信号を強制的に非活
    性化するためのテストエントリ無効化回路とを含み、 前記動作テスト制御回路は、前記第1のテストエントリ
    信号の活性化に応答して前記所定テストを起動する、半
    導体記憶装置。
  28. 【請求項28】 前記動作テスト制御回路は、 前記特定の組合せとは異なる、前記信号の他の組合せに
    応答して、第2のテストエントリ信号を活性化するため
    の第2のテストエントリ回路をさらに含み、 前記動作テスト制御回路は、第1および第2のテストエ
    ントリ信号のいずれかの活性化に応答して前記所定テス
    トを起動する、請求項27記載の半導体記憶装置。
  29. 【請求項29】 各前記動作条件は、供給される外部電
    源電圧のレベルに対応する、請求項27記載の半導体記
    憶装置。
  30. 【請求項30】 各前記動作条件は、入出力される信号
    の振幅電圧に対応する、請求項27記載の半導体記憶装
    置。
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