JP2003068079A - 半導体記憶回路 - Google Patents

半導体記憶回路

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JP2003068079A JP2001261123A JP2001261123A JP2003068079A JP 2003068079 A JP2003068079 A JP 2003068079A JP 2001261123 A JP2001261123 A JP 2001261123A JP 2001261123 A JP2001261123 A JP 2001261123A JP 2003068079 A JP2003068079 A JP 2003068079A
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源やアドレス信号、データバスを共有する
複数のチップを搭載したシステムでの非動作時での消費
電流を低減することが可能な半導体記憶回路を提供す
る。 【解決手段】 スイッチ手段を介して選択的に動作電圧
の供給と停止が可能とされメモリアレイを含んだ内部回
路を備え、所定の制御信号を受ける入力回路により上記
スイッチ手段による動作電圧の供給と停止を制御してメ
モリ動作を行わないときに直流電流及びリーク電流の削
減によって低消費電力化を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてリフレッ
シュ動作を必要とする半導体記憶回路に関し、等価的に
スタティック型RAM(ランダム・アクセス・メモリ)
と同等に使用できるようにした擬似スタティック型RA
M等に利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMをSRAM(スタティック型ラ
ンダム・アクセス・メモリ)と同様に扱うことができる
ようにするために、リード/ライト動作とリフレッシュ
動作とを1サイクル中にそれぞれの時間を割り振って実
施するようにしたり、あるいはリード/ライト動作とリ
フレッシュ動作とが競合したときにのみ上記2つの動作
を実施するという、いわゆるタイムマルチプレクス方式
のDRAMが、特開昭61―71494号公報において
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなタイムマ
ルチプレクス方式を含むDRAMにおいては、外部電源
VDDが印加された状態では、チップが非動作(待機
時)でもチップ内に搭載された内部電源回路での直流電
流と、データ保持のためのリフレッシュ電流が消費され
る。さらに、周辺回路を構成するCMOS論理回路が停
止した状態でも、MOSFETのオフ電流が消費され
る。このオフ電流はMOSFETのサブスレッショルド
特性に起因し、例えばNチャンネル型MOSFETの場
合では、ゲート電圧が0Vでオフしていても、ドレイン
・ソース間に微少なオフ電流が流れる。例えば、約32
M(メガ)ビットのような記憶容量のDRAMともなる
と、全体でのオフ電流は無視できなくなる。
【0004】DRAMチップをシステムに搭載した場合
は、他のメモリチップ(例えばROM等)と電源VD
D,VSSおよび外部信号(アドレス信号Aiやデータ
バスDQ)が共通化される。この場合、DRAMチップ
が非動作(待機時)でも、ROMチップのメモリアクセ
スのために電源VDD、VSSは印加しておく必要があ
る。したがって、DRAMチップは上記のような非動作
でも、無駄に消費電流を流し続ける。
【0005】例えば、バッテリー駆動により動作する携
帯機器等に用いられるDRAMでは、幅広い温度領域で
の待機時電流低減が要求される。DRAMにおける待機
時電流は、電源回路等が消費する直流電流、MOSFE
Tの前記オフ電流、データリテンションのための前記リ
フレッシュ動作電流が挙げられる。上記のうち、最高動
作補償温度近傍ではオフ電流が占める割合が大きいた
め、オフ電流カット用MOSFET(サブスレッショル
ドリーク対策用カットMOSFET)の採用等によるオ
フ電流低減が有効な待機時電流低減対策となる。一方、
より低い温度領域、特に日常的に使用される常温近傍で
は、殆どオフ電流が生しないため、リフレッシュ電流の
占める割合が大きくなってくる。しかし、前記のような
従来のDRAMにおいてはこのようなリフレッシュ電流
を低減させる有効な手段は見られない。
【0006】上記DRAMにおいてSRAMとの完全な
互換性を持たせたDRAMや、擬似SRAMと呼ばれる
DRAMの中には、常に内部タイマによるリフレッシュ
動作を行うものがある。これらのメモリは待機時であっ
ても常にリフレッシュ動作を行うため、待機時電流の交
流及び直流電流成分を切り分けた状態での解析が困難に
なる。又、常に内部タイマで決められた周期によるリフ
レッシュ動作電流しか評価できないため、リフレッシュ
サイクル延長によるさらなる低消費電流化を目的とした
解析にも支障をきたす。さらに、データリテンション特
性を評価する際も、内部タイマにより自動的にリフレッ
シュ動作が行われるため、真のデータリテンション特性
が得られないという問題が生じる。
【0007】この発明の目的は、電源やアドレス信号、
データバスを共有する複数のチップを搭載したシステム
での非動作時での消費電流を低減することが可能な半導
体記憶回路を提供することにある。本発明の他の目的
は、より低い温度領域、特に日常的に使用される常温近
傍でのリフレッシュ動作電流削減により、待機時電流の
低減を計ったDRAM等の半導体記憶回路を提供するこ
とに有る。本発明の更に目的は、より正確な特性評価が
可能となるDRAM等の半導体記憶回路を提供する事に
ある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な
特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。メモリ回路内にて、VDDもしくはV
SSと電源回路の間にそれぞれスイッチ手段を設け、外
部信号から発生する内部信号にて上記スイッチ手段を制
御することによって、上記メモリ回路の非動作時の電源
回路の消費電流をカットし、この電源回路で発生する内
部回路への内部電圧も供給が停止されてそこでのリーク
電流もカットする。
【0009】上記消費電流をカットする場合には出力回
路の出力端子をハイインピーダンスにしてシステム上の
他の回路の動作を確保し、リフレッシュ用タイマを持つ
メモリ回路ではリフレッシュ用タイマも停止させてリフ
レッシュ動作を停止させる。
【0010】リフレッシュ動作を行うメモリ回路では、
データリテンション特性が温度依存を持ち、低温領域で
の特性が向上する事に着目してデータリテンションのた
めの内部リフレツシュタイマに温度依存を持たせ、内部
リフレツシユ動作信号を強制的に停止させる信号を設
け、リフレッシュ動作のタイミングを外部から制御でき
る機能を持たせる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1には、この発明に係るDRA
Mの一実施例のブロック図が示されている。この実施例
のメモリチップ10aを構成する各回路ブロックは、公
知のMOS集積回路の製造技術によって、単結晶シリコ
ンのような1個の半導体基板上において形成される。こ
の実施例のDRAMは、特に制限されないが、スタティ
ック型RAMとの置き換えを可能とするために、スタテ
ィック型RAMに対応した入出力インターフェイスを持
つようにされる。
【0012】この実施例では、外部端子から供給される
電源電圧VDDは、スイッチ手段20aを介して内部電
源電圧VDDINとし、入力回路12と電源回路13a
に動作電圧として供給される。上記スイッチ手段20a
は、特に制限されないが、スタティック型RAMにおい
て低消費電力モード(ディープパワーダウンモード、以
下単にDPDという)を指示する信号に対応した制御信
号CS2から発生するパワーダウン信号PDで制御され
る。つまり、外部端子から入力された信号CS2は、外
部端子から供給された電源電圧VDDにより定常的に動
作状態にされる入力回路11に入力され、かかる入力回
路11を通して上記パワーダウン信号PDが生成され
る。
【0013】上記電源回路13aで形成された内部電圧
VPERIは制御回路15と読出回路17に供給され、
昇圧電圧VPPと降圧電圧VDLはメモリアレイ16に
供給される。上記内部電圧VPERIで動作する読出回
路17の出力MO、および制御回路15で形成された出
力制御信号DOEPは、出力制御回路18aを介して出
力回路19に入力される。出力制御回路18aもパワー
ダウン信号PDで制御される。
【0014】上記出力回路11は、前記のように外部端
子から供給される電源電圧VDDにより定常的に動作状
態にされるものであるのに対して、上記読出回路17や
制御回路15は、上記電源回路13aで生成された内部
電圧VPERIにより動作させられる。上記内部電圧V
PERIは、スイッチ手段20aのオフ状態に対応した
電源回路13aの動作停止により遮断される。出力制御
回路18aは、上記外部端子から供給される電源電圧V
DDにより定常的に動作し、上記信号PDにより上記電
源遮断が行われる制御回路15や読出回路17で形成さ
れた信号DOEP、MOの不定レベルによって出力回路
19の動作が不安定になるのを防止する。
【0015】この実施例では、前記のようなDPDでの
消費電流を削減するために、リフレッシュ用のタイマ1
4も上記パワーダウン信号PDにより制御し、低消費電
力モードでのリフレッシュ動作を停止させる。つまり、
制御回路15や読出回路17及びメモリアレイ16の各
動作電圧VPERI、VPP、VDLを遮断してしまう
ので、リフレッシュ用のタイマ14も動作させる意味が
ないので停止させる。
【0016】この実施例のDRAMにおいては、メモリ
アレイ16は、複数のビット線BLと複数のワード線W
Lに対応して設けられ、周期的に記憶情報の保持のため
のリフレッシュ動作を必要とする複数のメモリセルを含
む。このメモリセルは、例えば情報記憶用キャパシタと
アドレス選択MOSFETから構成される。アドレス選
択用MOSFETのゲートは上記ワード線に接続され、
ソース,ドレイン経路の一方は上記ビット線に接続さ
れ、ソース,ドレイン経路の他方は上記記憶用キャパシ
タの記憶ノードに接続される。
【0017】上記ビット線は対とされて、差動ラッチ回
路からなるセンスアンプSAの入出力ノードに結合され
る。ワード線の選択動作によりビット線対の一方にメモ
リセルが接続され、他方のビット線にはメモリセルが接
続されない。センスアンプは、上記メモリセルが接続さ
れないビット線のプリチャージ電圧を参照電圧とし、メ
モリセルが接続されたビット線に読み出された読み出し
信号との微小電位差をハイレベルとロウレベルに増幅し
て、ワード線の選択動作によって失われかかった記憶キ
ャパシタの電荷の状態をもとの記憶状態に戻すという再
書き込み(又はリフレッシュ動作)を実施する。このよ
うな構成は、周知のダイナミック型RAMのそれと同一
のものを用いることができる。
【0018】上記メモリアレイ16においては、ワード
線WLの選択のためにワードドライバWDが設けられ、
ビット線BLの選択のためにカラム選択回路が設けられ
る。上記昇圧回路VPPは、上記ワードドライバWDに
供給されてワード線WLの選択レベルを高くする。降圧
回路VDLは、センスアンプSAの動作電圧とされてメ
モリセルに記憶されるハイレベルを規定する。上記VD
LとVPPとの差電圧は、上記アドレス選択用MOSF
ETのゲート,ソース間の実効的なしきい値電圧と同じ
か若干高くされて、上記キャパシタへのフルライトを可
能にする。
【0019】上記入力回路12は、アドレス信号Aiや
チップ選択信号CS1Bを受ける入力回路であり、入力
された信号C1Bとアドレス信号ABiを制御回路15
に供給する。制御回路15は、特に制限されないが、ア
ドレス遷移検出回路を含み、ロー系コントロールやカラ
ム系のタイミング信号等を生成する。
【0020】上記のようなダイナミック型メモリセル
は、記憶キャパシタに保持された情報電荷が時間の経過
とともに失われしまう。そこで、ダイナミック型メモリ
セルでは、かかる情報電荷が失われる前に読み出し動作
を行ない、もとの電荷の状態に戻すというリフレッシュ
動作を必要とする。リフレッシュ用のタイマ14は、上
記メモリセルの情報保持能力に対応した一定時間信号を
形成する。このリフレッシュ用のタイマ14の出力信号
RFは、上記制御回路15に入力され、リフレッシュア
ドレスカウンタで指定されたアドレスのリフレッシュを
実行するのに用いられる。
【0021】特に制限されないが、この実施例のDRA
Mでは、制御回路15において外部のローアドレス信号
の遷移、つまり、ローアドレス遷移検出回路の出力信号
と内部のリフレッシュタイマの出力信号RFのうち早い
ほうを検出して、通常のメモリアクセスかリフレッシュ
動作のどちらかを実行させ、実行後は未実行動作を実行
させる制御をしている。これにより、内部リフレッシュ
動作と外部からのアクセスがぶつかり合っても不具合を
生じないため、外部からのリフレッシュ要求を不要にで
きる。
【0022】図2には、前記図1の電源回路の内部電圧
の一実施例の特性図が示されている。外部端子から供給
される電源電圧VDDに対応した内部電圧VDDINに
対して、内部降圧電圧VDLは1.8V、周辺回路用の
内部電圧VPERIは2.3Vの一定電圧に降圧され
る。昇圧電圧VPPは3.6Vに昇圧される。特に制限
されないが、昇圧電圧VPPは、前記VPERI又はV
DLをチャージポンプ回路に供給して形成することによ
り安定化される。
【0023】図3には、前記図1の入力回路11の一実
施例の回路図が示されている。入力回路は、CS2信号
を受けるためのものであり、外部端子から供給された電
源電圧VDD及び回路の接地電位VSSにより動作状態
にされる3段のCMOSインバータ回路26、27及び
28から構成される。このように動作電圧VDD,VS
Sが定常的に供給されるため、いつでも動作可能であ
り、信号CS2の変化に対応したパワーダウン信号PD
を形成する。この実施例では、3つのインバータ回路2
6〜28により、パワーダウン信号PDが外部信号CS
2の反転信号となっているが、これに限定されず、外部
信号で制御されて、DPDモードのときにスイッチ手段
20aをオフにする信号で有れば良い。
【0024】図4には、前記図1の出力制御回路18a
の一実施例の回路図が示されている。出力制御回路18
aに入力される入力信号MO及びDOEPは、前記のよ
うな内部電圧VPERIに対応した信号振幅であるのに
対し、出力回路19の動作電圧は前記のように電源電圧
VDDであるので、レベル変換回路30が設けられる。
レベル変換回路30は、VPERIレベルの信号MOと
DOEPをVDDレベルの信号COとDOEに変換す
る。入力信号DOEPに対応したレベル変換部は、Pチ
ャンネル型MOSFET31と33をラッチ形態にし、
上記MOSFET31のドレインと入力信号DOEPと
の間にゲートにVPERIが印加されたNチャンネル型
MOSFET32と、上記入力信号DOEPを受けるN
チャンネル型MOSFET34とにより構成される。入
力信号MOに対応したレベル変換回路30も同様であ
る。
【0025】電源電圧VDDで動作するインバータ回路
39によって、パワーダウン信号PDを反転したPDB
信号を形成し、レベル変換部に付加されたNチャンネル
型MOSFET35、Pチャンネル型MOSFET36
を制御する。つまり、信号PDBのロウレベルによっ
て、MOSFET35がオフとなり、MOSFET36
がオンとなる。これによって入力信号DOEPに因らず
内部ノードN0がハイレベルに固定されるとともに、D
OEをロウレベルに固定し、チップの出力DQをハイイ
ンピーダンスにする。このレベル変換回路30において
は、上記のようなDPDモードでは、MOSFET35
のオフ状態により直流電流がカットされて低消費電力と
なる。
【0026】図5には、前記図1の出力回路19の一実
施例の回路図が示されている。この実施例の出力回路
は、出力制御信号DOEで制御されるNANDゲート回
路42、43およびインバータ回路44で、Pチャンネ
ル型の出力MOSFET40とNチャンネル型の出力M
OSFET41とを制御する。データ信号COと、イン
バータ回路45により形成された反転信号は、上記ゲー
ト回路43と42の他方の入力に供給される。出力制御
信号DOEがロウレベルのとき、駆動信号DQPがハイ
レベル、駆動信号DQNがロウレベルとなり、データ信
号COのレベルに無関係に上記出力MOSFET40と
41を共にオフ状態にして出力DQをハイインピーダン
スとする。上記データ信号COが前記出力制御回路18
により対の差動信号とされる場合は、インバータ回路4
5が不要となり、バー信号(反転信号)をNANDゲー
ト回路42に入力させればよい。
【0027】図6には、前記図1のDRAMの動作の一
例を説明するための動作波形図が示されている。DRA
Mチップ10aは、電源電圧VDD、信号CS2、CS
1Bによって、電源オフ、DPD(ディープパワーダウ
ン)、待機、動作の4種の状態を持つようにされる。
【0028】電源電圧VDDが印加された状態で、信号
CS2がロウレベルのときDPDモード22となる。こ
のとき、パワーダウン信号PDはハイレベルとなり、ス
イツチ手段20aがオフしてVDDINがロウレベル
(0V)になる。したがって入力回路12と電源回路1
3aに対して電源遮断が行われて回路動作が停止し、か
かる電源回路13aの動作停止により内部電源の電圧V
PERI、VPP、VDLはすべてロウレベル(=0
V)となる。これによって、電源回路13a、入力回路
12、制御回路15、メモリアレイ16、読出回路17
の消費電流が0となる。また、PD号によってタイマ1
4も停止し、リフレッシュ動作電流も0となる。さらに
出力制御回路18aでは、PD信号によって出力回路の
活性化信号DOEがロウレベルとなり、出力DQはハイ
インピーダンスとなる。
【0029】電源電圧VDDが印加された状態で、信号
CS2がハイレベルとなると待機状態23となる。パワ
ーダウンPD信号がロウレベルとなり、スイッチ手段2
0aがオンして内部電源電圧VDDINがハイレベルと
なり、電源回路13aが動作状態となり、所定の電圧V
PERI、VPP及びVDLを発生する。なお、この待
機期間では、タイマ14が動作して、一定の周期25ご
とにRF信号を出力し、リフレッシュ動作をしてメモリ
アレイ16のデータを保持する。
【0030】電源電圧VDDが印加された状態で、CS
2がハイレベルで、CS1Bがロウレベルとなると動作
時24とされ、外部アドレス信号Aiにしたがってメモ
リアレイ16を選択し、データをMOに読み出す。制御
信号DOEPによって出力回路が活性化しDQが出力さ
れる。そして、電源オフ状態21では、外部電源電圧V
DDそのものが遮断されるから、すべての回路が回路動
作を停止する。
【0031】図7には、前記図4の出力制御回路及び図
5の出力回路の動作の一例を説明するための動作波形図
が示されている。待機時には、DOEはロウレベルで、
出力DQはハイインピーダンスにされる。動作時には、
DOEPにしたがってDOEがハイレベルになり、読出
しデータ信号MOおよびCOにしたがつて、出力DQが
出力される。そして、DPD時には、PD信号がハイレ
ベルになり、内部電源が停止されてDOEPやMOが不
定となっても、DOEPやMOに関係なくDOEがロウ
レベルになる。したがって、出力DQはハイインピーダ
ンスとされる。
【0032】図8には、この発明に係るDRAMの他の
一実施例のブロック図が示されている。この実施例で
は、VDDを2.5V程度に低くして使用する場合に向
けられている。このため、この実施例では、前記図1の
実施例と異なる部分は、周辺回路に供給される動作電圧
VPERI=VDDとするものである。このため、制御
回路15や読出回路17には、スイッチ手段20bを追
加し、かかるスイッチ手段20bにより外部から供給さ
れる電源電圧VDDが内部電圧VPERIとして上記各
回路15,17に供給される。
【0033】上記のような動作電圧の設定に対応し、電
源回路13bは、内部降圧電圧VDLと昇圧電圧VPP
のみ発生するものとされる。この実施例でも、リーク電
流低減のため、DPD時にVPERIをロウレベルとす
るため、スイッチ手段20bが必要となり、前記入力回
路11で形成されたパワーダウン信号PDによりスイッ
チ20a及び20bが前記同様に制御される。他の構成
は前記図1の実施例と同じて、動作も同じて同様の効果
を得ることができる。
【0034】図9には、前記図8の電源回路の内部電圧
の一実施例の特性図が示されている。この実施例では、
VPERI=VDDとなる。VDLやVPPは前記図8
と同様である。つまり、外部端子から供給される電源電
圧VDDに対応して周辺回路用の動作電圧VPERIは
同じくされ、内部降圧電圧VDLは1.8V、昇圧電圧
VPPは3.6Vに昇圧される。
【0035】図10には、前記図8の出力制御回路18
bの一実施例の回路図が示されている。この実施例にお
いては、待機時および動作時は、VPERI=VDDの
ため、レベル変換が不要となる。したがって、図4のレ
ベル変換機能が省略されて、論理回路50は、Pチャン
ネル型MOSFET51とNチャンネル型MOSFET
52により信号DOEPを受けるバッファ回路を構成
し、信号PDBにより制御されるNチャンネル型MOS
FET53とPチャンネル型MOSFET54が前記図
4の回路と同様に設けられる。つまり、論理回路は、5
1,52,53,54からなるNANDゲート回路を構
成して信号DOEPとPDが供給され、その出力信号が
MOSFET55、56からなるインバータ回路を介し
て信号DOEとして出力される。入力信号MOに対応し
た論理回路50も同様である。
【0036】図11には、前記図10の出力制御回路1
8bの動作の一例を説明するための動作波形図が示さて
いる。待機時23は、制御回路15で発生するDOEP
信号がロウレベルで、DOEをロウレベルにし、チップ
の出力DQをハイインピーダンスにしている。動作時2
4には、読出回路17の出力MOに従つてデータ信号C
Oを出力するとともに、DOEPもハイレベルになって
DOEをハイレベルにする。これによって出力回路19
を活性化する。
【0037】DPD時22には、PD信号がハイレベル
になり、PDB信号がロウレベルになる。このため、D
OEは強制的にロウレベルに固定され、チップの出力D
Qがハイインピーダンスになる。DPD時には、VPE
RIへの電圧供給がカットされるため、VPERIで動
作するMO、DOEPが不定となるが、PDBがロウレ
ベルとなることで、出力CO、DOEはロウレベルに固
定される。また、Nチャンネル型MOSFET53がオ
フしているため貫通電流も流さない。
【0038】前記図1の実施例では、スイッチ手段20
aは、入力回路12および電源回路13aに電圧VDD
INと電流を供給するため大きな電流が流れる。スイッ
チ手段20aの寄生抵抗による電圧降下を小さくするた
めには、スイッチ手段20aを構成するMOSFETの
定数を非常に大きくする必要があるが、レイアウト面積
が大きくなるといった問題が生じたり、チップ内にVD
DIN配線が加わり、配線の寄生抵抗も小さくするた
め、例えば数十μm程度の太い配線が必要となり、レイ
アウト面積がさらに増加する場合のあることも考えられ
る。
【0039】図12には、この発明に係るDRAMの他
の一実施例のブロック図が示されている。この実施例で
は、前記図1の実施例における前記のような問題を考慮
して、入力回路12c及び電源回路13cで、それぞれ
別個にDPD時の電流カットを行うような工夫を行って
いる。つまり、外部端子から供給される電源電圧VDD
がそれぞれ入力回路12c及び電源回路13cに定常的
に供給されるとともに、入力回路12c、電源回路13
cに信号PDを供給して個別にDPD時の電流カットを
行うようにするものである。その他は、前記図1と同様
で動作も同じである。
【0040】この実施例では、内部電源VDDINの配
線が不要となり、レイアウト面積が低減できる。後述す
るように、電源回路13cでは、電圧と電流を供給する
出力用MOSFETのゲート電圧を制御することで、D
PD時に電流がカットされる。これにより、図1のスイ
ッチ手段20aのような電流供給能力の大きなMOSF
ETは不要となり、出力用MOSFETのゲート電圧を
制御する小さな回路だけで構成でき、レイアウト面積を
低減できる。
【0041】図13には、前記図12の入力回路12c
の一実施例の回路図が示されている。入力回路12c
は、外部入力信号に対応した複数の論理回路65で構成
される。外部入力信号CS1Bに対応した論理回路65
が代表として例示的に示されているように、MOSFE
T66,67,68,69からなるNORゲート回路
と、MOSFET70,71からなるインバータ回路で
構成され、外部端子から供給された電源電圧VDDで動
作させられる。
【0042】上記信号CS1Bを含む他の信号A0〜A
iに対応した各論理回路65には、パワーダウン信号P
D信号が制御信号として共通に供給される。この実施例
では、外部入力信号(チップ選択信号CS1B,アドレ
ス信号Ai)とその出力信号(C1B、ABi)は同相
の場合で示してあるが、出力信号を受ける次段の回路に
よっては、論理回路65にインバータ回路を追加して、
反転した信号としてもよい。
【0043】図14には、前記図13の入力回路12c
の動作の一例を説明するための動作波形図が示されてい
る。待機時23および動作時24には、信号CS2のハ
イレベルに対応してパワーダウン信号PDはロウレベル
となり、外部入力信号(チップ選択信号CS1B,アド
レス信号Ai)にしたがってC1B、ABiが出力さ
れ、次段の内部回路が動作する。
【0044】信号CS2のロウレベルに対応したDPD
時22にはパワーダウン信号PDがハイレベルになり、
各論理回路65のMOSFET66がオフするとともに
MOSFET69がオンする。これによって内部ノード
N2がロウレベルに固定され、出力(C1B,ABi)
はハイレベルに固定される。外部入力信号が遷移して
も、出力(C1B,ABi)は変化しないため、消費電
流が0になる。また、論理回路65のPチャンネル型M
OSFET66がオフしているため、外部入力信号が中
間電位でも貫通電流を流さない。
【0045】図15には、前記図12の入力回路12c
の他の一実施例の回路図が示されている。この実施例の
入力回路12cは、アドレス信号A0〜Aiを受ける各
論理回路65に、パワーダウン信号PDではなくチップ
選択信号CS1Bの出力C1Bを入力していることが前
記図13の実施例と異なる。待機時にチップ選択信号C
S1Bがハイレベルとなり、出力C1Bもハイレベルと
なる。これによってアドレス信号A0〜Aiを受ける各
論理回路65は、前記図13の実施例でのDPD時と同
様にハイレベルに固定され待機時の消費電流を低減でき
る。この構成は、パワーダウン信号PDを形成する入力
回路11の負荷が分散されて軽くすることができる。
【0046】前記図13、図15の実施例において、ア
ドレス信号Aiを用いて入力回路12cの説明を行うも
のであるが、メモリチップによってはその他の外部入力
信号(書込制御信号やデータ入力信号など)についても
同様に適用できる。ただし、DPDを制御するCS2を
受ける入力回路11は除く。
【0047】前記図1、図8、図12の各実施例におい
て、書き込みデータを入力する信号経路が省略されてい
るが、出力回路19にデータ入力回路が含まれ、読出回
路17に書込アンプが含まれるものであると理解された
い。端子DQは、データの出力と入力の双方に用いられ
るものであるが、必要ならばデータ入力端子を別個に設
けるものであってもよい。
【0048】図16には、前記図12の電源回路の一実
施例のブロック図が示されている。この実施例では、基
準電圧回路73、降圧回路74、75、電圧センサ76
とポンプ回路77およびスイッチ手段78で構成され、
PD信号およびインバータ回路79で反転したPDB信
号で各回路73ないし77が制御される。
【0049】基準電圧回路73、降圧回路74、75、
電圧センサ76では、各回路にてVDDおよびVSSと
の間にスイツチ手段(80〜87)がそれぞれに設けら
れる。上記スイッチ手段80〜87は、上記インバータ
回路79で形成されたPDB信号でスイッチ制御され
る。DPD時には各スイッチ手段80〜87がオフとな
り各回路73〜77への電圧と電流の供給をカットされ
る。これによって、各回路73〜77での消費電流は0
となる。また、出力電圧であるVPERI、VDLは電
圧の供給が停止するため0Vまで放電される。ポンプ回
路77では、PD信号によってポンプ動作が停止して消
費電流を0となる。DPD時にはスイッチ手段78がオ
フし、昇圧電圧VPPも電圧の供給が停止されて0Vま
で放電される。
【0050】以上のように、電源回路を構成する全電源
回路での消費電流が0となる。また、これら電源回路の
動作停止により内部電圧VPERI、VDL、VPPも
電圧の供給が停止されて0Vになるため、これらの内部
電圧VPERI、VDL、VPPで動作する回路(図1
2の制御回路15、メモリアレイ16、読出回路17)
でも消費電流が0となる。
【0051】図17には、前記図16の基準電圧回路の
一実施例の回路図が示されている。基準電圧回路は、基
準電圧発生回路と基準電圧レベル変換回路とで構成され
る。基準電圧発生回路は、バイポーラ型トランジスタ9
7と98のエミッタ電流密度の差に対応したベース,エ
ミッタ間の差電圧を取り出し、それを抵抗94に流して
定電流を形成し、それを電流ミラー回路により抵抗10
1に流して基準電圧VREFを形成する。抵抗101に
はトランジスタ102のベース,エミッタ間電圧VBE
が与えられて温度補償が行われる。
【0052】基準電圧レベル変換回路は、上記基準電圧
VREFと、直列抵抗110〜113に電流I0を流す
ことにより形成されたノードN10の電圧を差動MOS
FET105と106で比較し、両者が一致するような
制御電圧VPGを形成し、上記電流I0を形成するMO
SFET109を制御する。上記の差動回路の動作によ
って、基準電圧VREFとノードN10の電位が一致
し、それを直列抵抗回路110〜113により分圧し、
レベル変換された基準電圧VR1、VR2及びVRTR
が形成される。
【0053】DPD時の電流カットのために追加したM
OSFET95,96のNチャンネル型MOSFET
と、99、108、114のPチャンネル型MOSFE
Tが追加される。107のNチャンネル型MOSFET
は差動アンプの動作電流を形成する素子であり、それを
PDB信号により制御することにより、DPD時の電流
カットに利用するものである。
【0054】この実施例の基準電圧回路の待機時及び動
作時の説明は次の通りである。VREFは温度、VDD
に依存しない一定電圧となる。基準電圧レベル変換回路
では、VREFと内部ノードN10が同電圧となるよう
にVPGを制御する。Pチャンネル型MOSFET10
9に電流I0が流れる。この電流I0と抵抗110,1
11,112,113によって内部ノードN10の電圧
が決まる。この電流I0は温度、VDDに依存しない一
定電流となる。各出力電圧VR1,VR2,VRTRは
電流I0と抵抗110,111,112,113で決ま
り、温度、VDDに依存しない一定電圧となる。
【0055】DPD時にはPDBがロウレベルとなりM
OSFET95、96、107がオフしてVSS側との
電流経路をカットする。一方、Pチャンネル型MOSF
ET99がオンしてノードN3を電源電圧VDDに引き
上げる。これによって、N3をゲート入力しているPチ
ャンネル型MOSFET90,91,100がオフし
て、電源電圧VDDからの電流をカットする。また、同
様にPチャンネル型MOSFET108,114がオン
してノードN8およびVPGをVDDに引き上げる。こ
れによってPチャンネル型MOSFET103,10
4,109がオフして、電源電圧VDDからの電流をカ
ットする。このように、VDDおよびVSSからの電流
をカットされるため消費電流は0となる。
【0056】各出力電圧VR1,VR2,VRTRは抵
抗110,111,112,113で0Vに放電され
る。PDB信号によりスイッチ制御されるMOSFET
95、96は動作の高速化と安定化のために加えている
もので、省略することも可能である。
【0057】図18には、前記図16の降圧回路の一実
施例の回路図が示されている。この実施例は、基準電圧
VR1の2倍の電圧VPERIを発生する回路である。
この回路は、MOSFET117と118を含む差動ア
ンプ部と、MOSFET122を含む出力部で構成され
る。つまり、出力MOSFET122のドレインと、回
路の接地電位との間にダイオード形態のPチャンネル型
MOSFET123と124を設けられ、上記出力MO
SFET122から電流が供給される。上記両MOSF
ET123と124の接続点であるノードN13の電圧
と基準電圧VR1とを一致させるように差動アンプが動
作し、2つのダイオード形態のMOSFET123と1
24の直列回路で形成される電圧を、基準電圧VR1の
2倍の電圧VPERIに設定する。
【0058】この実施例では、電流カット用にPチャン
ネル型MOSFET120、121を追加される。MO
SFET119は差動アンプの動作電流を形成するもの
であり、これにPDB信号を供給してDPD時の動作電
流をカットするために利用するものである。
【0059】待機時および動作時においては、前記のよ
うにMOSFET123と124からVPERIの1/
2の電圧をノードN13に形成する。差動アンプ部では
VR1とノードN13の電圧を比較し、VR1>N13
の時はノードN11の電位が下がり、Pチャンネル型M
OSFET122によりMOSFET123、124へ
の電流供給を増やす。逆にVRl<N13の時はノード
N11の電位が上がりPチャンネル型MOSFET12
2によりMOSFET123、124への電流供給を減
少させる。VR1=N13となるように制御し、VPE
RIを一定電圧に保つようにするものである。
【0060】DPD時には、PDB信号がロウレベルに
なり、MOSFET119がオフし、VSS側との電流
がカットされる。一方、Pチャンネル型MOSFET1
20、121がオンしてノードN11,N12をVDD
まで引き上げる。これによってPチャンネル型MOSF
ET115、116、122がオフとなり、VDDから
の電流もカットされる。上記により、DPD時の消費電
流を0にできる。
【0061】降圧電圧VPERIに電流を供給するPチ
ャンネル型MOSFET122には、大きな駆動能力が
必要であり、レイアウト面積も大きい。前記図1の実施
例のようにスイッチ手段20aをPチャンネル型MOS
FETで構成して、このPチャンネル型MOSFET1
22とVDDの間に挿入する場合、各Pチャンネル型M
OSFETは、図18の場合の2倍の大きさが必要とな
り、レイアウト面積は4倍と大きくなる。一方、図18
の構成の場合は、MOSFET122のゲートに入力す
るノードN11をVDDに引き上げるPチャンネル型M
OSFET121は駆動能力が小さくてもよいためレイ
アウト面積を小さくできる。
【0062】図19には、前記図16の降圧回路の一実
施例の回路図が示されている。この実施例は、基準電圧
VR2の2倍の電圧VDLを発生する降圧回路である。
前記図18の実施例に対して、差動アンプ部を2段構成
として、差動アンプの出力ノードN17の振幅を大きく
している点が異なる。その他は図18と同様である。差
動アンプの出力ノードN17の振幅を大きくすることに
よって、出力用Pチャンネル型MOSFET141のト
ランジスタサイズを小さくすることができる。つまり、
ゲート,ソース間電圧Vgsを大きくできるために、トラ
ンジスタサイズを小さくしても大きな電流を流すことが
できる。DPD時のために電流カット用にPチャンネル
型MOSFET138,139,140が追加される。
以下は図18の実施例と同様である。
【0063】図20には、前記図16の電圧センサの一
実施例の回路図が示されている。この実施例の電圧セン
サは、VPPの電圧が一定電圧より低くなると、これを
感知してVPSをハイレベルにし、ポンプ回路を活性化
してVPPの電圧を高くするためのものであり、参照電
圧部、差動アンプ部、出力部で構成される。ダイオード
形態のPチャンネル型MOSFET145、146及び
147はVPPを分圧するものであり、出力ノードN2
0から(VPP−VDL)/2の分圧電圧を形成する。
この電圧N20と基準電圧VR2とを差動MOSFET
151と152で比較し、その結果に従ってインバータ
回路155から検出信号VPSを出力する。この実施例
では、差動アンプ部が1段構成で説明したが、図19で
使用した2段構成の差動アンプでもよい。
【0064】DPD時の電流カット用にPチャンネル型
MOSFET148,154が追加される。Nチャンネ
ル型MOSFET153は、前記同様に差動アンプの構
成素子であるが、このMOSFET153のゲートにP
DB信号を供給し、DPD時の差動アンプの電流カット
に利用するものである。
【0065】図21には、前記図20の電圧センサの動
作の一例を説明するための動作波形図が示されている。
昇圧電圧VPPが供給される回路(図12のメモリアレ
イ16のワードドライバWD)が動作するとVPPが低
くなる。これによってN20の電圧が下がりN20<V
R2(=0.9V)となると、N21がロウレベルとな
り、出力VPSがハイレベルとなる。このとき、VPP
のポンプ回路が動作してVPPが上昇する。ワード線が
非選択のときにポンプ回路が動作すること等によりVP
Pが上昇してN20の電圧が上がりN20>VR2(=
0.9V)となると、N21がハイレベルとなり、出力
VPSがロウレベルとなる。これによって、VPPのポ
ンプ回路の動作が停止する。このような電圧センサの出
力VPSによりポンプ回路の動作が制御されてほぼ一定
と見做させれるような昇圧電圧VPPを得ることができ
る。
【0066】DPD時においては、PDB信号がロウレ
ベルになり、MOSFET153がオフしてVSSへの
電流をカットする。一方、Pチャンネル型MOSFET
148、154がオンしてノードN21、N22をVD
Dに引き上げる。このため、Pチャンネル型MOSFE
T149,150がオフして、VDDからの電流をカッ
トする。またノードN21がVDDに固定されるため、
インバータ回路155は出力VPSをロウレベルに固定
し電流も流さない。
【0067】図22には、前記図16のVPPポンプ回
路77の一実施例の回路図が示されている。ポンプ回路
77は、発振回路160と昇圧容量161、162、1
63および電荷の転送用Nチャンネル型MOSFET1
67,さらにプリチャージ用Nチャンネル型MOSFE
T164,165,166で構成される。ポンプ回路の
出力電圧VPPHは、特に制限されないが、スイッチ手
段78を介して内部電圧VPPに供給される。上記スイ
ッチ手段78は、Pチャンネル型MOSFET168で
構成されてPD信号で制御される。
【0068】昇圧電圧VPPは、前記図12の実施例の
メモリアレイ16のワードドライバWDに供給される。
ワードドライバWDの出力はPチャンネル型MOSFE
T170とNチャンネル型MOSFET171で構成さ
れ、出力信号がワード線WLの選択レベルとされる。待
機状態ではメインワード線MWLがVPPとなり、Pチ
ャンネル型MOSFET170がオフしているが微少な
オフ電流が流れる。ワード線WLの本数は、記憶容量が
32MビットのようなDRAMで、約16000本と多
いため、微少なオフ電流でもチップ全体では無視できな
い電流(数十μA)となる。このため、DPD時には、
VPPへの電流供給をカットすることに意味がある。前
記のようにスイッチ手段78をPチャンネル型MOSF
ET168で構成し、これをVDD振幅のPD信号で制
御することで、VPPへの電流供給を完全にカットでき
る。
【0069】図23には、前記図22の発振回路160
の一実施例の回路図が示されている。この発振回路16
0は、NANDゲート回路172とインバータ回路17
3〜176からなるリングオシレータで構成される。上
記NANDゲート回路172とインバータ回路173〜
176を一定電圧の降圧電圧VDLで動作させることで
発振周期を一定化させる。つまり、電源電圧VDDで動
作させると、スペック内で電圧が変わり、発振周期が短
くなり過ぎると、ポンプ回路の変換効率が低下するし、
発振周期が長過ぎると電流の供給能力が低下するという
問題が生じる。この実施例では、一定電圧VDLにより
動作させることにより、所望の発振周期のパルスを安定
的に得ることができる。
【0070】特に制限されないが、上記リングオシレー
タは電圧センサの出力信号VPSで制御され、VPSが
ハイレベルのとき発振、VPSがロウレベルのとき停止
する。このような発振回路の制御によって、前記のよう
なポンプ回路の動作の制御が行われる。177はレベル
変換回路で、インバータ回路186により相補的なパル
スN31とN32を形成し、Nチャンネル型MOSFE
T182と185とPチャンネル型MOSFET181
と184からなるCMOSインバータ回路の入力に供給
し、上記Pチャンネル型MOSFET181と184の
ドレインと電源電圧VDDとの間に、互いに他方のイン
バータ回路の出力を受けてラッチ動作を行うようなPチ
ャンネル型MOSFET180と183を設けて、リン
グオシレータの出力ノードN30をVDLレベルからV
DDレベルに電圧を変換する。
【0071】PDB信号により制御されるNチャンネル
型MOSFET189とPチャンネル型MOSFET1
79を追加し、DPD時には、上記MOSFET189
をオフに、179をオンにして出力信号OSCをロウレ
ベルに、OSCBをハイレベルに固定する。
【0072】図24には、前記図22のポンプ回路の動
作の一例を説明するための動作波形図が示されている。
待機時および動作時には、VPSがハイレベルになると
OSCによって内部ノードN24が2VDDまで昇圧さ
れ、MOSFET167と168を介してVPPに電荷
が転送される。
【0073】DPD時には、N24,N25ともにVD
Dに固定される。ポンプ回路の出力VPPHはNチャン
ネル型MOSFET168によってVDD−Vthまで
しか下がらない。しかし、スイッチ手段78のPチャン
ネル型MOSFET168のゲートPDはVDDである
ため、ソースよりゲート電圧が高〈なり、Pチャンネル
型MOSFET168は完全にオフして、VPPは0V
まで放電される。このため、ワードドライバWDでのオ
フ電流は0にできる。
【0074】通常DRAMでは、メモリアレイの基板電
位をVSSより低い負の電圧VBBとして、メモリセル
の情報保持特性を向上させている。前記図1、図8、図
12の各実施例においては、この基板電圧VBBが省略
されているが、電源回路13a,13b,13cにVB
B発生回路が含まれ、メモリアレイ16にVBB電圧を
供給されるものであると理解されたい。
【0075】上記VBB発生回路は、前記図16のVP
P発生回路と同様の構成で、電圧センサとポンプ回路と
で構成される。電圧センサではVDDおよびVSSとの
間にスイッチ手段が設けられ、PDB信号でスイッチ制
御されて、DPD時には電圧と電流の供給がカットされ
る。また、ポンプ回路はPDB信号で動作が制御され、
DPD時にはポンプ動作が停止して、VBBへの電流と
電圧の供給が停止される。このように、VBB発生回路
においても、DPD時の消費電流が0になる。
【0076】図25には、本発明が適用されたDRAM
チップの消費電流の内訳の一例の説明図が示されてい
る。特に制限されないが、メモリ容量は約32Mビット
であり、インターフェイスはスタティック型RAMと互
換性を持ち、かつリフレッシュ動作は前記のようにリー
ド/ライト動作とリフレッシュ動作とを1サイクル中に
それぞれの時間を割り振って実施するようにしたり、あ
るいはリード/ライト動作とリフレッシュ動作とが競合
したときにのみ上記2つの動作を実施するという、いわ
ゆるタイムマルチプレクス方式とされる。
【0077】この実施例のDRAMでは、待機時には約
170μAの消費電流がある。その内訳は、リフレッシ
ュ動作電流として約90μA、MOSFETのオフ電流
(サブスレッショルドリーク電流)が約60μA、電源
回路での直流電流として約20μAである。待機時、つ
まりデータの保持動作のみを行っているときにこれらの
消費電流を持つDRAMに対して、本発明のようなDP
D機能あるいはDPDモードを設けることにより、リフ
レッシュ動作の停止と電源回路の停止、および内部電圧
を0Vとすることで、内部電圧で動作する回路のオフ電
流を0にできる。前記のようなDPD時には、かかるD
PDモードからの回復を指示するためのCS2を受ける
入力回路11、及びシステム上での他の回路と共存させ
る必要から出力制御回路18a、出力回路19には電源
電圧VDDが定常的に供給され結果、かかる電源VDD
と各回路間に設けた各種スイッチ手段では、MOSFE
Tでのオフ電流に対応した約5μAが上記DPD時の消
費電流となる。
【0078】図26には、この発明に係るメモリチップ
を含むシステムの一実施例のブロック図が示されてい
る。この実施例では、本発明に係るメモリチップ10a
と他のチップ(ここではROM)190とが同一基板に
実装される。かかる実装基板上には、VDD,VSSの
ような電源供給線、アドレスバスAi,データバスDQ
が設けられ、上記のような2個のチップ10aと190
が共通に接続される。
【0079】上記実装基板上には、CS2,CS1Bの
ように本発明に係るメモリチップ10aに向けた制御信
号線、CEBのようにROM190に向けた制御信号線
が設けられる。これらの専用の制御信号線は、それぞれ
のメモリチップ10a及びROM190に対応して接続
される。
【0080】このようにシステム上においては複数のメ
モリチップ等が搭載されているので、例えはメモリチッ
プ10aに対して電源電圧VDDの供給を遮断してしま
うと、データバスDQに出力される出力回路の出力MO
SFETのゲート電圧が不定レベルとなり、ROM19
0等からの読み出し信号によって、データバスに出力さ
れるハイレベルにより形成される電流が上記メモリチッ
プ10aのオフ状態の出力MOSFETに流れ込んでし
まう等の問題が生じる。このため、メモリチップ10a
は、何も動作しない状態であっても、データバスやアド
レスバスあるいは制御バス等に接続される回路について
は、電流が流れ込まないような対策を必要とするもので
ある。
【0081】この実施例では、メモリチップ10aが何
も動作を行わない一定期間においては、前記バスに接続
されるCPU等のホストシステムからの指示によってD
PDモードが指示される。これにより、DRAM等のメ
モリチップ10aにおいて、同じシステム上に搭載され
る他のROM190等の動作を損なうことなく、前記の
ように約5μA程度の電流しか流さない、いわば超低消
費電流モードを実現することができる。
【0082】図27には、前記図26の実施例の動作の
一例を説明するための動作波形図が示されている。CP
U等のホスト側からCS2をハイレベルにすることで、
メモリチップ10aがDPDモードから待機状態にな
る。このときCS1Bによってチップが動作状態になる
と、アドレスAiにしたがって読出を行い、DQにデー
タが出力される。次に、CS1Bがハイレベルに維持さ
れ、CS2がロウレベルになるとメモリチップ10aは
DPD状態になり、消費電流を低減するとともに出力D
Qがハイインピーダンスになる。
【0083】上記メモリチップ10aがDPD状態で
も、システム上においては電源電圧VDDは印加されて
いるので、ROMは動作可能である。つまり、CEBが
ロウレベルにされてROMが動作し、アドレスAiにし
たがってROMの読出しが行われ、DQにデータが出力
される。このとき、DPD状態のメモリチップ10aに
も、上記ROMの読み出しのためのアドレスAiが入力
するが、入力回路12が動作を停止しているため消費電
流が増えることはない。
【0084】前記実施例では、ROMとメモリチップ1
0aとを実装する場合を示したが、これに限定されな
い。たとえば、メモリチップ10aは複数個が上記アド
レスバスAi、データバスDQ及び電源供給線VDD,
VSSに接続され、制御信号CS2,CS1Bを、それ
ぞれのメモリチップ10aにおいてチップ毎に設けるよ
うにすることにより、複数個のうちの任意のメモリチッ
プ10aを選択的にDPD状態にすることができる。こ
れにより、システムのメモリ領域の一部を待機状態のま
まとした情報を保持し、その他のメモリ領域はDPD状
態として、低消費電流化を図るような構成も可能とな
る,
【0085】図28には、この発明に係る半導体集積回
路装置の一実施例の構成図が示されている。この実施例
は、積層パッケージにて半導体集積回路装置が構成され
る場合に向けられている。例えば、パッケージ基板上1
94に、ROM190とメモリチップ10aとを重ねて
実装する。この場合、例えばメモリチップ10aが小さ
い場合には、チップサイズの小さい方が上にして積層構
造とされる。そして、パッケージの基板194から、各
チップにボンディングワイヤ192にて接続する。この
ボンディングワイヤ192が、前記図26のアドレスバ
スAi、データバスDQあるいは電源線VDD,VSS
及び制御信号線とされる。
【0086】前記のようにバッテリー駆動により動作す
る携帯機器等に用いられるDRAMでは、幅広い温度領
域での待機時電流低減が要求される。このため、かかる
携帯機器にむけられるDRAMにおいては、幅広い温度
領域の中でのワーストケースに適合するような高温度で
もデータ保持が可能なようにリフレッシュ周期が設定さ
れる。しかしながら、携帯機器等においては、より低い
温度領域、特に日常的に使用される常温近傍での使用が
多いことに着目し、本願発明者にあっては、温度変化に
対応してリフレッシュ周期を制御することによりリフレ
ッシュ電流を低減させる発明に到達した。
【0087】図29には、この発明に係るDRAMに搭
載されるリフレッシュタイマの一実施例のブロック図が
示されている。同図において、200は、メモリセルの
情報保持時間に対応した温度依存を持つ電流I1を生成
する電流源である。この電流源200は、特に制限され
ないが、前記図17の基準電圧回路で形成された電圧V
PG、VBE及びVRTRを用いて温度依存性を持つ電
流I1を形成し、それを電流ミラー回路に供給してバイ
アス電圧NBIAS1の形態として出力する。
【0088】前記電流源200で形成された外部電圧V
DDを基準として生成された電流I1は、上記バイアス
電圧NBIAS1の形態でレベル変換用電流源201に
伝えられ、ここで内部安定化電圧VDLを基準とする電
流I1に変換され、変換された電流I1を同様に電流ミ
ラー回路で形成されたバイアス電圧PBIAS,NBI
ASの形態で出力する。202は、上記レベル変換用電
流源201により形成されたバイアス電圧PBIAS,
NBIASを受け、上記電流I1を動作電流とするリン
グオシレータである。そして、203は上記リングオシ
レータ202の出力TOUTに応したリフレッシュ要求
信号RFを生成する制御回路である。
【0089】図30には、前記図29の電流源200と
レベル変換用電流源201の一実施例の回路図が示され
ている。Pチャンネル型MOSFET204のゲートに
前記基準電圧回路で形成された定電圧VPGを入力する
事で、前記図17の基準電圧レベル変換回路の定電流源
(MOSFET109)とカレントミラーを構成し、電
源電圧・温度依存性を殆ど持たない定電流I0と同等の
定電流I1’を得る。この定電流I1’の電流値は、前
記MOSFET204と、前記図17のMOSFET1
09の定数比により決まり、この値が後に述べるリング
オシレータの最高動作周波数を決定する。この最高動作
周波数は、メモリセルの許容最高温度での情報保持時間
に対応した周期を持つようにされる。
【0090】前記図17で生成される比較用電圧VRT
Rとバイポーラトランジスタ102のベース,エミッタ
間電圧VBEを入力とする差動アンプにより温度依存性
を持つ電流I1を得る。ここでMOSFET207、2
08はカレントミラーを構成しない純粋な負荷MOSF
ET(抵抗手段)として機能する。前記電圧VRTRは
電源電圧・温度に対する依存性がほぼ0であるが、電圧
VBEは温度に対して負の依存性を示すため、電流I1
は温度低下と共に減少する特性を示す。この特性は比較
用電圧VRTRのレベルを変える事で調整することが出
来る。このようにして生成された電流I1は、電流源2
01により内部安定化電源VDLを基準にするよう変換
される。
【0091】上記レベル変換用の電流源201は、上記
電流I1が流れるダイオード接続のMOSFET208
によってバイアス電圧NBIAS1の形態に変換され、
カレントミラー形態のNチャンネル型MOSFET21
1、Pチャンネル型MOSFET209、210及びN
チャンネル型MOSFET212に上記同じ電流I1が
流れるようにされる。この電流I1によって、カレント
ミラー形態のPチャンネル型MOSFET209及びN
チャンネル型MOSFET212によりバイアス電圧P
BIAS、NBIASの形態で出力される。このような
レベル変換動作は、後に述べる電流I1を動作電流とす
るリングオシレータが安定動作のためVDLで動作して
いることに対応させるものである。
【0092】図31には、前記図29のリングオシレー
タ202の一実施例の回路図が示されている。231〜
235は、リングオシレータを構成するインバータ回路
である。Pチャンネル型MOSFET213〜216
は、前記図30で生成したバイアス電圧PBIASを受
けて前記インバータ回路231〜235の充電電流を決
める電流源として動作する。Nチャンネル型MOSFE
T217〜220は、前記図30で生成したバイアス電
圧NBIASを受けて前記インバータ回路231〜23
5の放電側電流を決める電流源として動作する。
【0093】221−230は、リングオシレータの周
期(周波数)を調整する負荷容量である。240はパワ
ーダウン信号PD若しくは後述するようなテスト信号T
STOPによりオシレータを停止させるための信号OS
CSTOPを生成するNORゲート回路である。236
−239は、上記信号OSCSTOPによりオシレータ
を停止させるためのNANDゲートを構成するMOSF
ETである。
【0094】上記Pチャンネル型MOSFET213−
216及びNチャンネル型MOSFET217−220
により、本リングオシレータ202の動作周期は、前記
図30の電流源200で生成される電流I1により制御
される。よって、電流I1の温度特性により、その動作
周期は温度低下と共に延びて行く、つまりは周期が長く
なるという温度依存性を持つものとなる。
【0095】図32には、この発明に係るリフレッシュ
タイマの温度依存性を説明するための特性図が示されて
いる。前記図29の制御回路203により、リングオシ
レータ202の動作周期毎、若しくは何倍かした周期で
リフレッシュ動作を行うように構成すると、リフレッシ
ュ周期tは図のように温度低下と共に延びていく。この
結果、リフレッシュ電流Irefは温度低下と共に1/
Δtの割合で減少する。
【0096】Δtは使用温度範囲に応じて調整される。
例えば、極低温領域での使用を考慮する必要がない場合
はIrefの低減効果を優先しΔtを大きく設定する。
極低温領域での使用を考えた場合、リングオシレータ2
02の動作周期tがデータリテンション特性(情報保持
時間)を超える可能性があるため、メモリセルのデータ
保持動作を確保するためにマージンを持つた範囲でΔt
を設定する。
【0097】図33には、この発明に係るDRAMに搭
載されるリフレッシュタイマの他の一実施例のブロック
図が示されている。この実施例では、前記のような極低
温側でのマージン考慮を不要とするような工夫が行われ
ている。この実施例では、前記図29の実施例に対し
て、電流I2を生成する電流源242が追加され、レベ
ル変換用の電流源201に代えて、前記電流源200で
形成された電流I1と上記電流I2を加算させた電流I
3(=I1+I2)を形成する電流源243が設けられ
る。この電流源243は、前記図29の電流源201と
同様にVDD基準の電流をVDL基準に変換するレベル
変換機能も併せ持つようにされる。上記電流源242
は、電流源200の電流I1に対し温度依存性が小さい
電流I2を生成するものである。他の構成は、前記図2
9と同様である。
【0098】図34には、前記図33の電流源200、
242及び243の一実施例の回路図が示されている。
前記図30と同様な温度依存を持つ電流源200に加
え、定電圧VPGを受けるPチャンネル型MOSFET
251と、ダイオード形態のNチャンネル型MOSFE
T252により電流源242を構成し、電源電圧・温度
依存を持たない電流I2を生成する。上記電流源200
と242で形成された電流I1、I2の電流値はMOS
FET246、251と前記図17のMOSFET10
9の定数比により決まる。
【0099】電流源243を構成する並列形態のNチャ
ンネル型MOSFET255、256のゲートに、電流
源200で形成された電流I1に対応したバイアス電圧
NBIAS1と、電流源242で形成された電流I2に
対応したバイアス電圧NBIAS2を供給して、その共
通接続されたドレインから電流I1とI2を加算した電
流I3を生成する。電流源243を構成する前記同様な
カレントミラー回路により、リングオシレータ202に
供給される上記電流I3に対応したバイアス電圧PBI
AS,NBIASを形成する。
【0100】図35には、前記図34の電流源の温度依
存性を説明するための特性図が示されている。電流I1
は前記したように温度依存を持つため、同図の温度T
1、T2領域では温度低下と共に減少する。電流I2は
殆ど温度依存性を持たないため、全温度領域T1,T
2,T3においてほぼ一定の値を示す。
【0101】高温度領域T1でI1>>l2となるよう
に設定しておけば、リングオシレータ202の周期を決
める電流I3は温度依存性を持つ電流I1が支配的とな
り、高温度T1、及び中温度領域T2では温度低下と共
に減少する。そして、温度低下により電流I1の電流値
が低下し、電流I2が支配的となる低温度領域T3まで
下がると電流I3は上記電流I2に対応して一定電流で
安定する特性を示すものとなる。
【0102】図36には、前記図33のリフレッシュタ
イマの温度依存性を説明するための特性図が示されてい
る。前記図35の特性図からも明らかなように、リフレ
ッシュ周期tは高温度及び中温度領域T1,T2では温
度低下と共に延びて行くが、低温度領域T3では飽和す
る。上記特性により必要以上にリフレッシュ周期が延び
てしまいデータ破壊を招く恐れはなくなる。低温度領域
T3でのリフレッシュ電流Iref低減の効果がなくな
るが、この領域の消費電流は、リフレッシュ電流が小さ
くなって相対的に直流成分が占める割合が大きくなるた
め、リフレッシュ動作電流が多少変化しても待機時電流
の低減効果はさほど大きくない。
【0103】図37には、前記図33の電流源200、
242及び243の他の一実施例の回路図が示されてい
る。この実施例では、電流源200の差動アンプにフィ
ードバック用のMOSFET262が追加される。MO
SFET262は、比較用電圧VRTR側の電流変化量
をVBE側に帰還させる事により、電流I1の温度に対
する変化量をより大きくする働きを持つ。MOSFET
262によりフィードバック効果により、前記図35の
特性図において、中温度領域T2における電流変化量が
大きくなる。
【0104】すなわち、このMOSFET262の定数
を調整することにより、温度によるタイマ周期の変化量
を調整することができる。これによって、中温度領域T
2でのデータリテンション特性にあわせてタイマ周期の
温度依存性を調整することができる。したがって、デー
タ破壊を招くことなく、各温度におけるリフレッシュ周
期を最適にまで伸ばせるため、リフレッシュ電流の低減
効果が大きくなる。
【0105】図38には、前記図33の電流源200、
242及び243の更に他の一実施例の回路図が示され
ている。この実施例では、電流源200の差動アンプの
負荷をカレントミラー型にしたものである。前記した図
34や図37の実施例では、前記図35の特性図におい
て中温度領域T2における電流変化量は方物線を描いて
いたが、この実施例では任意の温度でデジタル的に電流
を変化させるようにすることができる。
【0106】図39には、この発明に係るDRAMに搭
載されるリフレッシュタイマの更に他の一実施例のブロ
ック図が示されている。同図において、200、242
は前記図33の実施例と同様な電流源である。この実施
例では、これらの電流源200、242に対応して、前
記図29に示したようなレベル変換用電流源201a,
201bを設け、それにより形成されたバイアス電圧に
よってリングオシレータ202a、202bを制御する
ものである。これらのリングオシレータ202a、20
2bは前記したリングオシレータ202と構成を同じも
のである。
【0107】283は2個のリングオシレータ202
a、202bの動作状態をモニタし、動作速度が遅いほ
うのタイマを信号TSTOP1,TSTOP2により停
止させ、出力TOUT1,TOUT2のうち動作速度が
速いほうの出力のみを有効にする判定回路である。28
4は上記範囲回路283の出力TOUTに応じたリフレ
ッシュ要求信号RFを生成する制御回路である。
【0108】図40には、前記図39のリフレッシュタ
イマによるリフレッシュ動作を説明するための特性図で
ある。この実施例では、電流源、リングオシレータの構
成はこれまで述べてきたものに同じであり、それぞれの
電流源の電流I1,I2で動作する2個のリングオシレ
ータ202a、202bを選択動作させている。そのた
め、同図のようにリングオシレータ202aの出力TO
UT1は温度低下と共に延びていく特性を示し、リング
オシレータ202bの出力TOUT2は温度によらずほ
ぼ一定の特性を示す。
【0109】上記出力TOUT1、TOUT2のうち、
その温度でより動作周期が早い方の出力でリフレッシュ
周期を決めてやれば、最終的なリフレッシュ周期はTO
UTで示す特性となり、前記図36で示したものとほぼ
同等になる。この実施例では、リングオシレータを2個
設けることにより、回路規模がその分大きくなる反面、
温度領域T1、T2及びT3に対応してそれぞれのリン
グオシレータ202a,202bの周期を最適に設定で
きるものとなる。
【0110】図41には、前記図39のリフレッシュタ
イマの動作の一例を説明するための波形図が示されてい
る。同図は、温度領域T1でのリフレッシュタイマの動
作波形が示されている。温度領域T1では、2つのリン
グオシレータ202a、202bを同時に起動させる
と、動作速度が速い202aの出力TOUT1が202
bの出力TOUT2よりも先に出力され、TOUT1が
出力された事を認知する信号TON1が出力される。
【0111】2個のリングオシレータが同時に停止し、
リフレッシュ動作が行われなくなるのを防ぐため、TO
N2をモニタし、TOUT2がまだ出力されていない事
を確認した上でTSTOP2を出力し202bを停止さ
せる。リングオシレータ202aの動作周期毎、又は何
倍かした周期でリフレッシュ要求信号RFを出力する。
このリフレッシュ要求信号RFからリセット信号RST
を生成し、全ての状態をクリアする。以降同し動作を繰
り返す。また、温度領域T3領域ではリングオシレータ
202aと202bの動作速度が逆転するため、上記と
は逆にリングオシレータ202aが停止することにな
る。
【0112】図42には、前記図39のリフレッシュタ
イマの動作の他の一例を説明するための波形図が示され
ている。同図は、温度領域T2でのリフレッシュタイマ
の動作波形が示されている。この温度領域T2では、リ
ングオシレータ202a、202bの動作速度が接近す
るため、TOUT1、TOUT2が同時に出力される可
能性がある。このため、それぞれの動作認知信号TON
1、TON2が共に出力された場合はリングオシレータ
202a、202bとも停止しないようにする。リフレ
ッシュ要求信号RFは、上記2つのTOUT1、TOU
T2のAND信号により出力される。
【0113】図43には、前記図39の動作判定回路2
83及び制御回路284の一実施例の論理回路図が示さ
れている。285はTOUT1、TOUT2のNAND
信号TOUTを得るためのNANDゲートである。NA
NDゲート回路286、287はTOUT1の出力を認
知し、TON1を出力するためのラッチ回路を構成す
る。NANDゲート回路288、289はTOUT2の
出力を認知し、TON2を出力するためのラッチ回路を
構成する。
【0114】292はTON1とTON2をモニタし、
TSTOP1を出力するためのNORゲートである。2
93はTON1とTON2をモニタし、TSTOP2を
出力するためのNORゲートである。ゲート回路、イン
バータ回路296−305はTOUTをカウントするた
めのシフトレジスタを構成する。遅延回路306とゲー
ト回路307は、リフレッシュ要求信号RFからRST
用のワンショットパルスを生成する回路を構成する。2
94はパワーダウン信号PD、及び前記ワンショット信
号によりRSTを生成するためのNANDゲートであ
る。
【0115】図44には、この発明に係るリフレッシュ
タイマの更に他の一実施例のブロック図が示されてい
る。この実施例では、リフレッシュ要求停止モードが付
加される。つまり、内部リフレッシュタイマでデータリ
テンションを行っているメモリでは、データリテンショ
ン特性を測定する際も内部リフレッシュタイマによるリ
フレッシュ動作が行われるため真の特性が得られなくな
る。この実施例では、リフレッシュ動作停止信号TRE
FOFFBを設け、リフレッシュ要求信号RFを受け付
けないようにする。
【0116】この実施例では、リフレッシュ動作周期の
外部制御とリフレッシュ要求停止モード機能が付加され
る。外部からリフレッシュ動作を制御出来れば、任意の
リフレッシュ動作周期における消費電流を知る事が可能
になり、これまで述べてきたリフレッシュタイマの特性
設定に有効なデータを得ることが出来る。内部リフレッ
シュタイマでデータリテンションを行っているメモリで
は、データリテンション特性を測定する際も内部リフレ
ッシュタイマによるリフレッシュ動作が行われることに
なる。このためリフレッシュ要求を停止するモードが必
要になる。
【0117】上記のような機能を持たせるために、リフ
レッシュタイマ308に次のような回路が付加される。
403は外部からリフレッシュ要求信号を入力するため
のボンディングパツドである。309は上記ボンディン
グパッド403から入力されたリフレッシュ要求信号を
取り込むための入力バッファである。308は、前記説
明したようなリフレッシュタイマである。400は選択
信号TREFCによりリフレッシュタイマ308の出力
信号RFと、入力バッファ309の出力信号EXTRF
を選択するためのセレクタである。
【0118】401は信号TREFOFBによりセレク
タ400の出力SRFを無効にし、リフレッシュ起動信
号RACTを停止させるためのNANDゲートである。
上記403は専用パッド若しくはアドレスピンなど、通
常動作で使用するパツドと兼用しても良い。上記信号T
REFC,TREFOFBはテストモードにより生成す
るか、専用パッドにより外部から入力される。
【0119】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。 (1) スイッチ手段を介して選択的に動作電圧の供給
と停止が可能とされメモリアレイを含んだ内部回路を備
え、所定の制御信号を受けた入力回路により上記スイッ
チ手段による動作電圧の供給と停止を制御することによ
り、メモリ動作を行わないときに直流電流及びリーク電
流の削減によって低消費電力化を実現した半導体記憶回
路を得ることができるという効果が得られる。
【0120】(2) 上記に加えて、上記メモリアレイ
からの信号を受けて出力信号を形成する出力回路を上記
動作電圧により定常的に動作させ、上記入力回路により
上記スイッチ手段をオフ状態にして内部回路への動作電
圧を停止するときに上記出力回路を出力ハイインピーダ
ンス状態にすることにより、半導体記憶回路を他の回路
ブロックと共通バスに接続し、半導体記憶回路のみを上
記低消費電力モードできるという効果が得られる。
【0121】(3) 上記に加えて、上記メモリアレイ
を記憶情報の保持のための周期的なリフレッシュ動作を
必要とするメモリセルで構成することにより、大記憶容
量化と高集積化を図りつつ、低消費電力化を実現するこ
とができるという効果が得られる。
【0122】(4) 上記に加えて、上記内部回路に上
記メモリセルの選択動作を行うアドレス選択回路に供給
する動作電圧発生回路を設け、かかる動作電圧発生回路
に前記スイッチ手段を介して外部端子から供給された動
作電圧の供給と停止を行うようにすることにより、簡単
な回路構成で内部回路に対する動作電圧の供給と停止の
切り替えを行うようにすることができるという効果が得
られる。
【0123】(5) 上記に加えて、前記メモリセルに
対して記憶情報の読み出しあるいは書き込みを行うメモ
リ動作と、上記メモリ動作とは異なるアドレス指定によ
るリフレッシュ動作とが時間的に競合したとき、かかる
メモリ動作の前又は後にリフレッシュ動作を実施するタ
イムマルチモードの半導体記憶回路とし、インターフェ
イスをスタティック型RAMに対応されたものとするこ
とにより、スタティック型RAMに匹敵する低消費電力
と使い勝手のよいメモリ動作を実現しつつ、ダイナミッ
ク型RAMに匹敵する大記憶容量の半導体記憶回路を実
現できるという効果が得られる。
【0124】(6) 記憶情報の保持のための周期的な
リフレッシュ動作を必要とするメモリセルを含む半導体
記憶回路に、上記メモリセルの情報保持時間の温度依存
性に対応して上記リフレッシュ動作の周期を変化させる
ことによりリフレッシュ動作に要する消費電流を大幅に
低減することができるという効果が得られる。
【0125】(7) 上記に加えて、リフレッシュ周期
が相対的に短くされる高温度側でのメモリセルの情報保
持時間に対応させて周期が変化させられる第1温度領域
と、リフレッシュ周期が相対的に長くされる低温度側で
メモリセルの情報保持時間より短いほぼ一定の周期にさ
れた第2温度領域とを設けることにより、低温度領域で
のデータ保持特性を維持しつつ、リフレッシュ動作に要
する消費電流を大幅に低減することができるという効果
が得られる。
【0126】(8) 上記に加えて、前記メモリセルに
対して記憶情報の読み出しあるいは書き込みを行うメモ
リ動作と、上記メモリ動作とは異なるアドレス指定によ
るリフレッシュ動作とが時間的に競合したとき、かかる
メモリ動作の前又は後にリフレッシュ動作を実施するタ
イムマルチモードとし、スタティック型RAMに対応さ
れたインターフェイス回路を設けることにより、スタテ
ィック型RAMに置き換え可能な低消費電力とメモリ動
作を実現しつつ、ダイナミック型RAMに匹敵する大記
憶容量の半導体記憶回路を実現できるという効果が得ら
れる。
【0127】(9) 上記に加えて、第1温度領域に対
応した温度依存性を持つ第1電流と、上記第2温度領域
に対応した定電流とを合成した電流によって動作する発
振回路の周期を用いたタイマ回路でリフレッシュ動作を
制御することにより、低温度領域でのデータ保持特性を
維持しつつ、リフレッシュ動作に要する消費電流を大幅
に低減することができるという効果が得られる。
【0128】(10) 上記リフレッシュ動作を制御す
るタイマ回路として、第1温度領域に対応した温度依存
性を持つ第1電流により動作する第1発振回路と、上記
第2温度領域に対応した定電流により動作する第2発振
回路とを設け、上記第1発振回路と第2発振回路のうち
短い方の発振出力により上記リフレッシュ制御信号を形
成する出力選択回路により構成することにより、低温度
領域でのデータ保持特性を維持しつつ、リフレッシュ動
作に要する消費電流を大幅に低減することができるとい
う効果が得られる。
【0129】(11) 上記に加えて、上記タイマ回路
の動作の動作を無効にして、上記メモリ動作によりメモ
リセルの情報保持時間の測定を可能にすることにより、
待機時電流の交流及び直流電流成分を切り分けた状態で
の解析や、リフレッシュサイクル延長によるさらなる低
消費電流化を目的とした解析、データリテンション特性
を評価する際に真の特性を評価できるという効果が得ら
れる。
【0130】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、メモ
リアレイは、ビット線方向及びワード線方向に複数に分
割し、かかる分割されたメモリセルアレイに対応して、
そのアドレス選択回路を複数設けるようにするものであ
ってもよい。ワード線やビット線は、メインワード線と
ローカルワード線のような階層ワード線方式、ビット線
もローカルビット線及びメインビット線等のように階層
ビット線方式を採用するものであってもよい。
【0131】また、公知のダイナミック型RAMに採用
されている素子構造、回路レイアウト技術を利用して、
前記メモリセルアレイ及びそのアドレス選択回路を構成
することができる。この実施例のようにリフレッシュ隠
蔽+ページモードを有する同期式擬似SRAM、リフレ
ッシュ隠蔽+DRAMインターフェイス(アドレスマル
チおよびRAS・CAS制御)を構成することもでき
る。
【0132】携帯電話等のような電子装置の高機能化に
伴い,大容量ワークRAMの需要が急増している。通
常、ワークRAMは非同期SRAMで作られているが大
容量化に向かない。その代替メモリとして大容量のDR
AMが注目されているがリフレッシュが必要であり使い
勝手が悪い。この発明に係る半導体記憶装置は、非同期
SRAMとの互換性を保つことができ、フラッシュメモ
リと一体化した構成とすることにより、電源遮断時での
不揮発情報機能を持つフラッシュメモリとの組み合わせ
によって種々のメモリ動作を発揮することができる。
【0133】半導体記憶回路は、前記のようなリフレッ
シュ動作を必要とする擬似SRAM、擬似同期式SRA
M等のようなDRAMの他、フラッシュメモリ等のよう
な不揮発性メモリにおいても、メモリ動作を行わないと
きにチャージポンプ回路によって常に動作電流を流し続
けたり、あるいはMOSFETによるリーク電流が無視
できないような低しきい値電圧のMOSFETで構成さ
れる回路においては、非動作時の消費電流が大きくなる
から、この発明の適用によって低消費電力化とすること
ができる。
【0134】前記DPDモードに入る前に、タイマー回
路によって一定期間、リフレッシュ動作のみを停止させ
るものとしてもよい。つまり、CS2信号により、第1
段階としてはリフレッシュタイマ14の動作を停止させ
て、図25に示したリフレッシュ動作電流を削減する第
1モードとし、この第1モードが一定期間継続したこと
をタイマー回路により判定して、前記MOSオフ電流及
び電源回路DC電流を削減するDPDモードに移行する
ようにしてもよい。この構成では、上記第1モードの期
間では、リフレッシュ動作が停止したのみであるから、
記憶データは破壊されるが、書き込み動作は直ちに行う
ことができる。これにより、高い応答性を確保すること
ができる。
【0135】この発明は、単体のメモリ装置の他、前記
実施例のようにマルチチップ構成とするもの、あるいは
CPU、RAM、DRAM等が搭載されてなるシステム
LSIのような半導体集積回路装置に形成される半導体
記憶回路を含む各種半導体記憶回路に広く利用できる。
【0136】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。スイッチ手段を介して選択的に動作電
圧の供給と停止が可能とされメモリアレイを含んだ内部
回路を備え、所定の制御信号を受ける入力回路により上
記スイッチ手段による動作電圧の供給と停止を制御する
ことにより、メモリ動作を行わないときに直流電流及び
リーク電流の削減によって低消費電力化を実現した半導
体記憶回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るDRAMの一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】前記図1の電源回路の内部電圧の一実施例を示
す特性図である。
【図3】前記図1の入力回路11の一実施例を示す回路
図である。
【図4】前記図1の出力制御回路18aの一実施例を示
す回路図である。
【図5】前記図1の出力回路19の一実施例を示す回路
図である。
【図6】前記図1のDRAMの動作の一例を説明するた
めの動作波形図である。
【図7】前記図4の出力制御回路及び図5の出力回路の
動作の一例を説明するための動作波形図である。
【図8】この発明に係るDRAMの他の一実施例を示す
ブロック図である。
【図9】前記図8の電源回路の内部電圧の一実施例を示
す特性図である。
【図10】前記図8の出力制御回路18bの一実施例を
示す回路図である。
【図11】前記図10の出力制御回路18bの動作の一
例を説明するための動作波形図である。
【図12】この発明に係るDRAMの他の一実施例を示
すブロック図である。
【図13】前記図12の入力回路12cの一実施例を示
す回路図である。
【図14】前記図13の入力回路12cの動作の一例を
説明するための動作波形図である。
【図15】前記図12の入力回路12cの他の一実施例
を示す回路図である。
【図16】前記図12の電源回路の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図17】前記図16の基準電圧回路の一実施例を示す
回路図である。
【図18】前記図16の降圧回路の一実施例を示す回路
図である。
【図19】前記図16の降圧回路の一実施例を示す回路
図である。
【図20】前記図16の電圧センサの一実施例を示す回
路図である。
【図21】前記図20の電圧センサの動作の一例を説明
するための動作波形図である。
【図22】前記図16のVPPポンプ回路77の一実施
例を示す回路図である。
【図23】前記図22の発振回路160の一実施例を示
す回路図である。
【図24】前記図22のポンプ回路の動作の一例を説明
するための動作波形図である。
【図25】本発明が適用されたDRAMチップの消費電
流の内訳の一例を示す説明図である。
【図26】この発明に係るメモリチップを含むシステム
の一実施例を示すブロック図である。
【図27】前記図26の実施例の動作の一例を説明する
ための動作波形図である。
【図28】この発明に係る半導体集積回路装置の一実施
例を示す構成図である。
【図29】この発明に係るDRAMに搭載されるリフレ
ッシュタイマの一実施例を示すブロック図である。
【図30】前記図29の電流源200とレベル変換用電
流源201の一実施例を示す回路図である。
【図31】前記図29のリングオシレータ202の一実
施例を示す回路図である。
【図32】この発明に係るリフレッシュタイマの温度依
存性を説明するための特性図である。
【図33】この発明に係るDRAMに搭載されるリフレ
ッシュタイマの他の一実施例を示すブロック図である。
【図34】前記図33の電流源200、242及び24
3の一実施例を示す回路図である。
【図35】前記図34の電流源の温度依存性を説明する
ための特性図である。
【図36】前記図33のリフレッシュタイマの温度依存
性を説明するための特性図である。
【図37】前記図33の電流源200、242及び24
3の他の一実施例を示す回路図である。
【図38】前記図33の電流源200、242及び24
3の更に他の一実施例を示す回路図である。
【図39】この発明に係るDRAMに搭載されるリフレ
ッシュタイマの更に他の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図40】前記図39のリフレッシュタイマによるリフ
レッシュ動作を説明するための特性図である。
【図41】前記図39のリフレッシュタイマの動作の一
例を説明するための波形図である。
【図42】前記図39のリフレッシュタイマの動作の他
の一例を説明するための波形図である。
【図43】前記図39の動作判定回路283及び制御回
路284の一実施例を示す論理回路図である。
【図44】この発明に係るリフレッシュタイマの更に他
の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10a…メモリチップ(DRAM)、11…入力回路、
12…入力回路、13a,13b,13c…電源回路、
14…タイマ、15…制御回路、16…メモリアレイ、
17…読出回路、18a,18b…出力制御回路、19
…出力回路、20a,20b…スイッチ手段、160…
発振回路、190…ROM、200…電流源、201…
レベル変換用電流源、202…リングオシレータ、20
3…制御回路、242…電流源、243…電流源、20
1a,201b…レベル変換用電流源、202a,20
2b…リングオシレータ、283…動作判定回路 403…ボンディングパッド、308…リフレッシュタ
イマ、309…入力バッファ、400…セレクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 茂樹 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 立花 利一 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 堀口 真志 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5L106 AA01 5M024 AA06 AA14 AA16 BB22 BB29 BB37 EE05 EE09 EE12 EE15 EE23 EE24 FF02 FF03 FF07 FF12 FF13 FF22 GG05 KK33 LL11 MM06 PP01 PP02 PP03 PP05 PP07 PP08 PP10 QQ02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ手段を介して選択的に動作電圧
    の供給と停止が可能とされメモリアレイを含んだ内部回
    路と、 所定の制御信号を受け、上記スイッチ手段による動作電
    圧の供給と停止を制御する入力回路とを備えてなること
    を特徴とする半導体記憶回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記動作電圧が定常的に供給され、メモリアレイからの
    信号を受けて出力信号を形成する出力回路を更に備え、 上記入力回路は、上記スイッチ手段をオフ状態にして内
    部回路への動作電圧を停止するときに上記出力回路を出
    力ハイインピーダンス状態にすることを特徴とする半導
    体記憶回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記メモリアレイは、記憶情報の保持のための周期的な
    リフレッシュ動作を必要とするメモリセルを含むことを
    特徴とする半導体記憶回路。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記内部回路は、上記メモリセルの選択動作を行うアド
    レス選択回路に供給する動作電圧発生回路を更に備え、 上記動作電圧発生回路は、外部端子から供給された動作
    電圧が前記スイッチ手段を介して供給と停止が行われる
    ことを特徴とする半導体記憶回路。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記半導体記憶回路は、前記メモリセルに対して記憶情
    報の読み出しあるいは書き込みを行うメモリ動作と、上
    記メモリ動作とは異なるアドレス指定によるリフレッシ
    ュ動作とが時間的に競合したとき、かかるメモリ動作の
    前又は後にリフレッシュ動作を実施するタイムマルチモ
    ードを有し、スタティック型RAMに対応されたインタ
    ーフェイス回路を備えるものであることを特徴とする半
    導体記憶回路。
  6. 【請求項6】 記憶情報の保持のための周期的なリフレ
    ッシュ動作を必要とするメモリセルを含み、 上記メモリセルの情報保持時間の温度依存性に対応して
    上記リフレッシュ動作の周期を変化させたことを特徴と
    する半導体記憶回路。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記リフレッシュ動作は、リフレッシュ周期が相対的に
    短くされる高温度側でのメモリセルの情報保持時間に対
    応させて周期が変化させられる第1温度領域と、リフレ
    ッシュ周期が相対的に長くされる低温度側でメモリセル
    の情報保持時間より短いほぼ一定の周期にされた第2温
    度領域とを有することを特徴とする半導体記憶回路。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記半導体記憶回路は、前記メモリセルに対して記憶情
    報の読み出しあるいは書き込みを行うメモリ動作と、上
    記メモリ動作とは異なるアドレス指定によるリフレッシ
    ュ動作とが時間的に競合したとき、かかるメモリ動作の
    前又は後にリフレッシュ動作を実施するタイムマルチモ
    ードを有し、スタティック型RAMに対応されたインタ
    ーフェイス回路を備えるものであることを特徴とする半
    導体記憶回路。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 上記リフレッシュ動作は、タイマ回路により形成された
    リフレッシュ制御信号により制御され、 上記タイマ回路は、第1温度領域に対応した温度依存性
    を持つ第1電流と、上記第2温度領域に対応した定電流
    とを合成した電流によって動作する発振回路により構成
    されるものであることを特徴とする半導体記憶回路。
  10. 【請求項10】 請求項8において、 上記リフレッシュ動作は、タイマ回路により形成された
    リフレッシュ制御信号により制御され、 上記タイマ回路は、第1温度領域に対応した温度依存性
    を持つ第1電流により動作する第1発振回路と、上記第
    2温度領域に対応した定電流により動作する第2発振回
    路と、上記第1発振回路と第2発振回路のうち短い方の
    発振出力により上記リフレッシュ制御信号を形成する出
    力選択回路により構成されるものであることを特徴とす
    る半導体記憶回路。
  11. 【請求項11】 請求項9において、 上記タイマ回路の動作の動作を無効にして、上記メモリ
    動作によりメモリセルの情報保持時間の測定を可能にし
    てなることを特徴とする半導体記憶回路。
  12. 【請求項12】 所定のリフレッシュ周期でリフレッシ
    ュ動作が行われる複数のメモリセルと、 温度−リフレッシュ周期特性において、少なくとも1つ
    の変曲点を有するように、上記リフレッシュ周期を制御
    する回路を有することを特徴とする半導体記憶回路。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 第1の温度範囲において、温度変化に対するリフレッシ
    ュ周期の変化の割合の絶対値は第1の値とされ、 第2の温度範囲において、温度変化に対するリフレッシ
    ュ周期の変化の割合の絶対値は第2の値とされ、 上記第1の温度範囲内の最大温度は、上記第2の温度範
    囲の最小温度よりも小さく、 上記第1の値は、上記第2の値よりも小さいことを特徴
    とする半導体記憶回路。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 上記第1の値は、実質的に0であることを特徴とする半
    導体記憶回路。
  15. 【請求項15】 所定のリフレッシュ周期でリフレッシ
    ュ動作が行われる複数のメモリセルと、 第1の温度範囲において、温度変化に対するリフレッシ
    ュ周期の変化の割合の絶対値は第1の値とされ、 第2の温度範囲において、温度変化に対するリフレッシ
    ュ周期の変化の割合の絶対値は第2の値とされ、 上記第1の温度範囲内の最大温度は、上記第2の温度範
    囲の最小温度よりも小さく、 上記第1の値は、上記第2の値よりも小さいことを特徴
    とする半導体記憶回路。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 上記第lの値は、実質的に0であることを特徴とする半
    導体記憶回路。
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