JP2003132679A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2003132679A
JP2003132679A JP2001324458A JP2001324458A JP2003132679A JP 2003132679 A JP2003132679 A JP 2003132679A JP 2001324458 A JP2001324458 A JP 2001324458A JP 2001324458 A JP2001324458 A JP 2001324458A JP 2003132679 A JP2003132679 A JP 2003132679A
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circuit
semiconductor device
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internal
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Takesada Akiba
武定 秋葉
Shinji Horiguchi
真志 堀口
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
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Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部プラス電源電圧が低電圧から高電圧まで
の広い電圧範囲で、出力電圧が一定で安定に動作し、し
かも素子の信頼性を確保した内部昇圧回路、および半導
体チップを実現する。 【解決手段】 チップ内に1機の降圧回路12と2機の
昇圧回路13,14を設け、降圧回路12では外部電圧
VDDから一定電圧VARYを発生してビット線に電圧
を供給し、第1の昇圧回路13は外部電圧VDDを供給
して内部昇圧電圧VPPLを発生し、ビット線のプリチ
ャージ回路に電圧を供給し、第2の昇圧回路14は内部
昇圧電圧VPPLを供給して内部昇圧電圧VPPHを発
生し、ワード線に電圧を供給する。VPPLとVARY
との電圧差は一定とし、プリチャージ回路を構成するM
OSのしきい値より高く調整し、VPPHとVARYと
の電圧差は一定とし、メモリセルを構成するMOSのし
きい値より高く調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリ装置
の電源回路に係わり、特に出力電圧の安定化と消費電流
低減に適した回路方式に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者が検討した技術として、半導体
メモリ装置の電源回路に関しては、以下のような技術が
考えられる。
【0003】多くの技術的進歩によって、集積回路、す
なわち「チップ」は単一のモノリシックデバイス上に数
百万ものトランジスタを組み込んだものとなっている。
それにより、速度の向上およびサイズの減少をはじめと
して、多くの利益が得られている。しかし、トランジス
タの数が多くなるにつれ、チップ速度、消費電力、信頼
性がより関心を引くようになっている。その結果、多く
のチップについて外部プラス電源電圧は低下してきてい
る。例えば、従来の16Mビット・ダイナミック・ラン
ダム・アクセス・メモリ(DRAM)は5.0Vから
3.3Vの外部プラス電源電圧を用いているが、256
MビットDRAMでは3.3Vか2.5Vの外部プラス
電源電圧を用いている。低い外部プラス電源電圧を用い
るとDRAMの速度を遅くさせるかもしれないが、消費
電力を低減できる。さらに、薄いトランジスタのゲート
膜やメモリセルの誘電体に、非常に高い電界強度を加え
ることにより引き起こされる破壊等の信頼性の問題も低
減できる。
【0004】このように外部プラス電源電圧VDDが低
くなっていく一方で、DRAMの内部では、VDD以上
の高い電圧が必要である。例えば2.5Vの外部プラス
電源電圧を使用する256MビットDRAMでは、メモ
リセルを制御するワード線の電圧は3.6VとVDDよ
り高い電圧を使用している。このため、DRAMのチッ
プ内には、VDDを供給源として、VDDより高い電圧
を発生する昇圧回路を搭載している。
【0005】図14に、従来からダイナミック・ランダ
ム・アクセス・メモリ(DRAM)で一般的に使用され
ている昇圧回路の一例を示す。参照番号80は2.5V
の外部プラス電源電圧VDDで動作するDRAMのチッ
プである。このチップは、周辺回路15、ワードデコー
ダ16、アレイ制御回路17、アレイブロック18、降
圧回路81および82と昇圧回路83で構成されてい
る。なお、アレイブロック18は、複数のワード線WL
とビット対BLT,BLBの交点に、トランジスタ20
と蓄積容量CsからなるメモリセルMCを配置し、各ビ
ット線対BLT,BLBにはセンスアンプ25と、NM
OSトランジスタ22,23,24で構成するプリチャ
ージ回路が接続されている。
【0006】降圧回路81では、外部プラス電源VDD
から降圧した内部電圧VPERI(例えば2.2V)を
発生し、周辺回路15に供給する。また、降圧回路82
では、外部プラス電源VDDから降圧した内部電圧VA
RY(例えば1.8V)を発生し、アレイブロック18
のセンスアンプ25に供給する。さらに昇圧回路83
は、外部プラス電源VDDを昇圧して、VDDより高い
内部電圧VPP(例えば3.6V)を発生し、ワードデ
コーダ16に供給する。
【0007】なお、前述したプリチャージ回路の制御信
号PCを発生するアレイ制御回路17の電源86は、外
部プラス電源VDDの場合(第1の形態)と内部昇圧電
圧VPP(第2の形態)の場合がある。
【0008】さらに、図15を参照して、従来の昇圧回
路について説明する。従来の昇圧回路83はVPP制御
回路84とチャージポンプ回路85で構成され、両回路
とも外部プラス電圧VDDから電圧と電流を供給されて
いる。チャージポンプ回路85は昇圧容量とこれを充放
電するトランジスタで構成され、外部プラス電圧VDD
を昇圧容量で2倍の電圧に昇圧してVDDより高い内部
電圧を発生し、VPPに電圧と電流を供給する。一方、
VPP制御回路84は電圧センス回路と発振回路で構成
され、VARYの電圧に基づいてVPPの電圧が一定電
圧(例えば3.6V)より低くなると信号振幅がVDD
の周期信号OSCを出力してチャージポンプ回路85を
活性化し、VPPが一定電圧(3.6V)より高くなる
とOSCを固定してチャージポンプ回路85を停止させ
る。このようにVPP制御回路84によってチャージポ
ンプ回路85の活性、停止を繰り返すことによって、出
力VPPを一定の電圧3.6Vに保持している。
【0009】次に、チップ動作を説明する。待機状態で
は、プリチャージ信号PCによってビット線対はVBL
R(VARYの1/2:0.9V)にセットされてい
る。外部入力の信号が入ると、周辺回路でアドレス信号
AXが選択される。このAXを受けてアレイ制御回路1
7によってプリチャージ信号PCがLowとなり、ほぼ
同時にワードデコーダ16で一本のワード線WLが選択
されてVPPレベルになる。これによってメモリセルM
Cのトランジスタ20がオンし、蓄積容量Csに蓄積さ
れた電荷に従ってビット線BLTに微小信号が読み出さ
れる。この微小信号をセンスアンプ25でVARY
(1.8V)まで増幅して外部に読み出しを行う(読み
出し回路は図示省略)。増幅されたビット線電圧VAR
Yはトランジスタ20を介して蓄積容量Csに再度蓄積
され、ワード線WLがLowになる。この後、プリチャ
ージ信号PCがHighになり、ビット線対をVBLR
に戻して動作が完了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な半導体メモリ装置の電源回路の技術について、本発明
者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなっ
た。
【0011】半導体チップでは、携帯機器への搭載が進
むと共に、消費電力の低減のため、外部プラス電源電圧
VDDの低電圧化が急速に進んでいる。また、携帯機器
では蓄電池による電源電圧供給となるため、電流消費に
よって電源電圧が低下してくる。このため、半導体チッ
プには広い電圧領域での動作が要求されている。例え
ば、代表的な半導体メモリである、SRAM(スタティ
ック・ランダム・アクセス・メモリ)では、外部プラス
電圧が1.8V〜2.5Vと、低電圧化とともに、広い
電圧領域での動作が実現されている。さらに待機時では
外部プラス電源電圧を1.2Vと低くして、データ保持
の消費電流を低減している。携帯機器への採用が進むD
RAMについても、同様の低電圧化と、広い電圧領域で
の動作が望まれている。
【0012】しかし、低電圧化と広い電圧領域での安定
動作を両立することは、図14に示す従来のDRAMの
チップ構成および昇圧回路構成では、回路動作の安定、
電流供給能力、素子耐圧の面で問題があった。以下、外
部プラス電源電圧が1.2V〜2.5Vの範囲で動作す
る場合を例にして、その問題点について説明する。
【0013】まず、外部プラス電源電圧1.2V時の内
部電圧について説明する。このような低電圧時には、ビ
ット線の電圧VARYも下がる(例えば1.0V)。し
かし、ワード線の電圧であるVPPは、2.8V程度ま
でしか下げることはできない。これは、メモリセルMC
のトランジスタ20のしきい値電圧Vtmが高いため
(例えば1.2V)である。トランジスタ20のしきい
値電圧Vtmを下げるとアレイのノイズによる蓄積電荷
のリークが大きくなり、リフレッシュ特性が悪化するた
め、しきい値電圧Vtmを下げることはできない。ビッ
ト線の電圧VARY(1.0V)を蓄積容量Csに書き
込むためには、VARY(1.0V)にメモリセルMC
のトランジスタ20のしきい値電圧Vtm(1.2V)
を加えた電圧(2.2V)以上の電圧がVPPに必要
で、書込み速度を考慮すると2.8V程度の電圧が必要
である。このため、昇圧回路では、外部プラス電圧VD
Dの1.2Vから2.8Vの高電圧を発生することが必
要となる。
【0014】しかし、図15の従来の昇圧回路83で
は、VDDを2倍しても2.4Vまでしか昇圧できない
ので、出力VPPは2.8Vまで到達できない。この対
策として、チャージポンプ回路85に昇圧容量を2個直
列に設け、VDDの3倍の電圧に昇圧する回路構成もあ
る。この場合、VDDが1.2Vでも3.6Vの内部高
電圧を発生することができるため、VPPに2.8Vを
安定に供給することができるが、信頼性の問題が生じ
る。外部プラス電圧VDDが2.5Vと高い領域になる
と、内部で発生する3倍のVDDは7.5Vにも達す
る。低電圧化のために素子は微細化されて、ゲート酸化
膜や接合部(ジャンクション)の耐圧が下がっているた
め、3倍のVDDでは素子破壊が発生し、チップの信頼
性が低下してしまうといった問題が発生する。
【0015】また、図14に示す従来のチップ構成で
は、ビット線対のプリチャージ信号PCをVDDまたは
VPPとしていたが、外部プラス電源電圧VDDが1.
2Vと低電圧化された場合、回路動作が安定しないとい
った別の問題も生じる。この問題について、以下で説明
する。
【0016】図14の従来での第1の形態であるプリチ
ャージ回路の電源にVDDを使用した場合には、VDD
が1.2Vと低い場合には、ビット線の電圧VARY
(1.0V)に対してプリチャージ回路のNMOSトラ
ンジスタ22,23,24が十分にオンできないため、
ビット線対のプリチャージ動作が遅くなり、サイクル時
間が遅くなってしまう。最悪の場合は、ビット線対に微
小な電圧差が残り、読み出し時に誤動作に至る。
【0017】一方、プリチャージ信号PCにVPPを用
いる場合は、ワード線に加えてプリチャージ信号PCの
充放電電流も昇圧回路83で負担することになり、昇圧
回路が過負荷になって出力電圧が安定しなくなる。
【0018】以上で述べたように、従来のチップ構成お
よび昇圧回路構成では、低電圧での安定動作と高電圧で
の信頼性の確保を両立することはできなかった。
【0019】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解決し、外部プラス電源電圧が低電圧から高電圧までの
広い電圧範囲で、出力電圧が一定で安定に動作し、しか
も素子の信頼性を確保した内部昇圧回路、およびチップ
構成を提供することにある。
【0020】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0021】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0022】すなわち、本発明は、上記目的を達成する
ために、チップ内に1機の内部降圧回路と2機の昇圧回
路を設ける。内部降圧回路では、外部電圧VDDから一
定電圧VARYを発生してビット線に電圧を供給する。
第1の昇圧回路は、外部電圧VDDから電圧と電流を供
給して第1の内部昇圧電圧VPPLを発生し、ビット線
のプリチャージ回路に電圧を供給する。第2の昇圧回路
は、第1の内部昇圧電圧VPPLから電圧と電流を供給
して第2の内部昇圧電圧VPPHを発生し、ワード線に
電圧を供給する。なお、第1の内部昇圧電圧VPPLと
ビット線電圧VARYとの電圧差は一定とし、その電圧
差はビット線対のプリチャージ回路を構成するMOSト
ランジスタのしきい値Vtcより高く調整する。また、
第2の内部昇圧電圧VPPHとビット線電圧VARYと
の電圧差は一定とし、その電圧差はメモリセルを構成す
るMOSトランジスタのしきい値Vtmより高く調整す
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する構成要素に
は同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0024】実施の形態の各ブロックを構成する回路素
子は、特に制限されないが、公知のCMOS(相補型M
OSトランジスタ)等の集積回路技術によって、単結晶
シリコンのような1個の半導体基板上に形成される。M
OSトランジスタの回路記号は矢印をつけないものはN
形MOSトランジスタ(NMOS)を表わし、矢印をつ
けたP形MOSトランジスタ(PMOS)と区別され
る。なお、以下では説明を明確にするため、外部プラス
電源VDDが1.2V〜2.5Vの場合を例にして、具
体的な内部電圧を示して説明するが、本発明はこれらの
電圧値に限定されるものではない。
【0025】(実施の形態1)図1に実施の形態1とな
る本発明を適用したDRAMのチップ構成を示す。本実
施の形態では、昇圧回路を2機設け、第1の昇圧回路1
3には外部プラス電源VDDを供給して第1の昇圧電圧
VPPLを出力し、第2の昇圧回路14にはVPPLを
供給して第2の昇圧電圧VPPHを出力していることが
特徴である。その他の構成は、図14の従来構成と同一
であり、参照番号も同一であるが、低電圧化に伴って各
回路の動作電圧が各々低くなっている。
【0026】まず、回路構成について説明する。参照番
号10は1.2V〜2.5Vの外部プラス電源VDDで
動作するDRAMのチップである。このチップは、周辺
回路15、ワードデコーダ16、アレイ制御回路17、
アレイブロック18、降圧回路11および12、昇圧回
路13と14で構成されている。降圧回路11では、外
部電源VDDから降圧した内部電圧VPERI(例えば
1.2V)を発生し、周辺回路に電圧を供給する。ま
た、降圧回路12では、外部電源VDDから降圧した内
部電圧VARY(例えば1.0Vを発生し、アレイブロ
ックのセンスアンプ25に電圧を供給する。さらに第1
の昇圧回路13は、外部電源VDDを昇圧して、内部昇
圧電圧VPPL(例えば1.9V)を発生しアレイ制御
回路17に電圧を供給する。一方、第2の昇圧回路14
は、内部昇圧電圧VPPLから電圧と電流を供給して、
第2の内部昇圧電圧VPPH(例えば2.8V)を発生
し、ワードデコーダ16に電圧を供給する。
【0027】さらに、図2を参照して、昇圧回路13,
14のブロック構成を説明する。第1の昇圧回路13
は、VPPL制御回路30とチャージポンプ回路31で
構成され、両回路とも外部プラス電圧VDDから電圧と
電流を供給される。チャージポンプ回路31は昇圧容量
とこれを充放電するトランジスタで構成され、外部プラ
ス電圧VDDを昇圧容量で2倍の電圧に昇圧してVDD
(1.2V〜2.5V)より高い内部電圧(2.4V〜
5.0V)を発生し、出力VPPLに電圧と電流を供給
する。一方、VPPL制御回路30は電圧センス回路と
発振回路で構成され、VARYの電圧に基づいてVPP
Lの電圧が一定電圧(例えば1.9V)より低くなると
信号振幅がVDDの周期信号OSCLを出力してチャー
ジポンプ回路31を活性化し、VPPLが一定電圧
(1.9V)より高くなるとOSCLを固定してチャー
ジポンプ回路31を停止させる。このようにVPPL制
御回路30によってチャージポンプ回路31の活性、停
止を繰り返すことによって、出力VPPLを一定の電圧
(1.9V)に保持している。この構成では、VDDが
1.2Vと低い場合でも、チャージポンプ回路31で2
倍のVDDである2.4Vの内部電圧を発生できるた
め、出力VPPL(1.9V)を安定して供給できる。
また、VDDが2.5Vと高い場合でも、チャージポン
プ回路31の内部では2倍のVDDである5Vが最も高
い電圧であり、素子耐圧の限界を超えることはない。
【0028】次に、第2の昇圧回路14は、VPPH制
御回路32とチャージポンプ回路33で構成され、両回
路とも第1の昇圧回路13で発生したVPPLから電圧
と電流を供給される。チャージポンプ回路33は昇圧容
量とこれを充放電するトランジスタで構成され、第1の
昇圧回路13で発生したVPPLを昇圧容量で2倍の電
圧に昇圧してVPPLより高い内部電圧(3.8V)を
発生し、出力VPPH(2.8V)に電圧と電流を供給
する。一方、VPPH制御回路32は電圧センス回路と
発振回路で構成され、VARYの電圧に基づいてVPP
Hの電圧が一定電圧(例えば2.8V)より低くなると
信号振幅がVPPLの周期信号OSCHを出力してチャ
ージポンプ回路33を活性化し、VPPHが一定電圧
(2.8V)より高くなるとOSCHを固定してチャー
ジポンプ回路33を停止させる。なお、チャージポンプ
回路33がVPPLレベルで動作するので、これを制御
するOSCHの信号振幅もVPPLレベルとするため、
VPPH制御回路32にもVPPLから電圧を供給して
いる。このようにVPPH制御回路32によってチャー
ジポンプ回路33の活性、停止を繰り返すことによっ
て、出力VPPHを一定の電圧(2.8V)に保持して
いる。この構成では、VDDが1.2Vと低い場合で
も、チャージポンプ回路33で2倍のVPPLである
3.8Vの内部電圧を発生できるため、出力VPPH
(2.8V)を安定して供給できる。また、VDDが
2.5Vと高い場合でも、一定電圧であるVPPL
(1.9V)を電圧供給源とするチャージポンプ回路3
3の内部では2倍のVPPLである3.8Vが最も高い
電圧であり、素子耐圧の限界を超えることはない。
【0029】図3を参照して、本実施の形態におけるチ
ップ内部電圧と外部プラス電源VDDについて説明す
る。VDDの通常動作範囲34は1.2V〜2.5Vの
間にある。この領域において、内部電圧VARY,VP
ERI,VPPL,VPPHはそれぞれ1.0V、1.
2V、1.9V、2.8Vで一定である。ここで、VP
PLは、VARYに対してV1(0.9V)だけ高く調
整している。この電圧差V1は、図1のアレイブロック
18のプリチャージ回路を構成するNMOSトランジス
タ22,23,24のしきい値電圧Vtcより大きく設
定している。また、VPPHは、VARYに対してV2
(1.8V)だけ高く調整している。この電圧差V2
は、図1のアレイブロック18のメモリセルMCを構成
するトランジスタ20のしきい値電圧Vtmより大きく
設定している。
【0030】なお、VDDが2.5V以上の領域でも、
各内部電圧は一定で示してあるが、信頼性のためのバー
ンイン試験時には、各内部電圧を通常動作領域34での
電圧に対してそれぞれ高くすることも可能である。
【0031】次に、図4を参照して図1のチップ動作を
説明する。待機状態では、プリチャージ信号PCによっ
てビット線対はVBLR(VARYの1/2の電圧:
0.5V)にセットされている。外部からの入力信号が
入ると、周辺回路15でアドレス信号AXが動作する。
このAXを受けてアレイ制御回路17によってプリチャ
ージ信号PCがLowとなり、ほぼ同時にワードデコー
ダ16で一本のワード線WLが選択され、メモリセルの
蓄積容量Csに蓄積された電圧に従って、ビット線BL
Tに微小信号が読み出される。この微小信号をセンスア
ンプでVARY(1.0V)まで増幅して外部に読み出
しを行う(読み出し回路は図示省略)。増幅したビット
線の電圧VARY(1.0V)はトランジスタ20を介
して蓄積容量Csに蓄積される。このとき、ワード線W
Lの電圧はVPPH(2.8V)である。このVPPH
電圧は、VARY(1.0V)にトランジスタ20のし
きい値電圧Vtm(例えば1.2V)より高い電圧差V
2(1.8V)を加えた電圧であるため、トランジスタ
20が十分にオンし、ビット線の電圧VARY(1.0
V)が減少することなく、蓄積容量Csに蓄積される。
この後WLがLowになり、メモリセルへの再書込みが
完了する。続いて、プリチャージ信号PCがVPPLレ
ベル(1.9V)になり、ビット線対をショートしてV
BLR(0.5V)レベルに戻して動作が完了する。こ
のとき、プリチャージ信号PCの電圧はVPPL(1.
9V)である。このVPPL電圧は、VARY(1.0
V)にNMOSトランジスタ22,23,24のしきい
値電圧Vtc(例えば0.4V)より高い電圧差V1
(0.9V)を加えた昇圧電圧であるため、NMOSト
ランジスタ22,23,24が十分にオンし、ビット線
対BLT,BLBを高速にショートすることができる。
なお、VPPLは一定電圧であるため、外部プラス電源
VDDが1.2Vと低くなってもビット線対のショート
動作が遅くなることはない。また、図14の従来構成の
第2の形態のようにワード線の電圧VPPH(2.8
V)をプリチャージ信号PCに供給する場合に比べて、
電圧がVPPL(1.9V)と低くなっている。このた
め、プリチャージ信号PCの充放電電流は少なくなり、
第1の昇圧回路が過負荷となることはなく、出力電圧V
PPLは安定している。また、同じ理由でチップの消費
電流も低減される。
【0032】なお、本実施の形態では、チップ内部で降
圧したビット線電圧VARYを基準にして、第1の昇圧
電圧VPPLおよび第2の昇圧電圧VPPHの電圧を決
定している。もし、VPPLおよびVPPHの電圧をV
ARYに連動しない一定電圧にした場合は、電圧トリミ
ングや電源電圧変動などによってVARYが高くなる
と、VPPLおよびVPPHの電圧とVARYの電圧差
が小さくなる。このため、メモリセルのトランジスタ2
0、およびプリチャージ回路を構成するトランジスタ2
2,23,24が十分にオンすることができなくなり、
メモリセルへの書込みとビット線対のショートが不安定
になるといった問題が発生する。一方、本実施の形態の
ようにビット線電圧VARYを基準にして、第1の昇圧
電圧VPPLおよび第2の昇圧電圧VPPHの電圧を決
定する構成では、電圧トリミングや電源電圧変動などに
よってビット線の電圧VARYが変化した場合でも、V
PPLおよびVPPHの電圧もVARYの変化に連動し
て電圧が変わるため、常にVARYとの電圧差を一定に
保持することができる。このため、VARYが変化した
場合でも、常にメモリセルのトランジスタ20、および
プリチャージ回路を構成するトランジスタ22,23,
24が十分にオンすることができ、メモリセルへの書込
みとビット線対のショートが安定して動作する。
【0033】以上で述べたように、本実施の形態では、
2機の昇圧回路を設け、第1の昇圧回路13には外部電
源VDDを供給して第1の昇圧電圧VPPLを出力し、
第2の昇圧回路14にはVPPLを供給して第2の昇圧
電圧VPPHを出力し、VPPLはアレイブロックのビ
ット線対のプリチャージ回路の制御信号PCに電圧を供
給し、VPPHはアレイブロックのワード線に電圧を供
給する構成とした。これによって外部プラス電源VDD
が1.2V〜2.5Vの間で、内部の昇圧電圧を安定し
て供給できるとともに、素子耐圧を超える高電圧になる
こともない。また、ビット線対のプリチャージ回路の制
御信号PCにワード線電圧VPPHより低いVPPL電
圧を供給したことにより、消費電流も低減される。した
がって、広い外部電源電圧領域で安定して動作し、消費
電流の小さい、信頼性の高いチップを実現できる。
【0034】(実施の形態2)図5に実施の形態2とな
る内部昇圧回路の構成を示す。本実施の形態では、第2
の昇圧回路14bの構成が、図2に示した第2の昇圧回
路14と異なり、それ以外は図1および図2の実施の形
態1と同じである。
【0035】本実施の形態における第2の昇圧回路14
bは、VPPH制御回路32b、レベル変換回路35、
チャージポンプ回路33で構成され、VPPH制御回路
32bには外部プラス電源VDDが供給され、レベル変
換回路35とチャージポンプ回路33にはVPPLが供
給されていることが特徴である。VPPH制御回路32
bは供給電圧がVDDである以外は図2のVPPH制御
回路32と同じ構成であり、その動作も同じである。ま
た、チャージポンプ回路33は図2のチャージポンプ回
路33と同じものである。本実施の形態の構成では、V
PPH制御回路32bの出力信号OSCHがVDD振幅
であり、これをレベル変換回路35でVPPLレベルの
信号OSCH2に変換して、VPPLレベルで動作する
チャージポンプ回路33を駆動している。これによっ
て、電圧センス回路および発振回路で構成されるVPP
H制御回路32bでの消費電流を外部プラス電圧VDD
で供給できる。したがって、第1の昇圧回路13の電流
負担を軽減できるので、VPPLの出力電圧の安定化が
図れる。
【0036】なお、図5ではVPPH制御回路32bに
外部プラス電源VDDを供給する場合で説明したが、V
PPLと異なる電圧であれば、同様の構成となることは
明白である。例えば、図1に示した周辺回路で使用する
降圧電圧VPERI(1.2V)を使用することも可能
である。この場合、VPERIの負荷電流が微増する
が、周辺回路15の消費電流に比べて小さいため、VP
ERIの動作は安定している。
【0037】(実施の形態3)図6に実施の形態3とな
る内部昇圧回路の構成を示す。本実施の形態では、第2
の昇圧回路14cの構成が、図2に示した第2の昇圧回
路14と異なり、それ以外は図1および図2の実施の形
態1と同じである。
【0038】本実施の形態における第2の昇圧回路14
cは、VPPH制御回路32bとチャージポンプ回路3
3cで構成され、VPPH制御回路32bには外部プラ
ス電源VDDが供給され、チャージポンプ回路33cに
はVDDとVPPLが供給されていることが特徴であ
る。VPPH制御回路32bは図5のVPPH制御回路
32と同じ構成であり、その動作も同じである。しか
し、チャージポンプ回路33cはVDDとVPPLの両
方から電圧と電流を供給されている点が、図2と異な
る。VDDとVPPLの両方から電圧と電流を供給する
ことにより、VPPLからの供給電流を軽減でき、VP
PLの動作が安定する。
【0039】図7を参照してチャージポンプ回路33c
の構成を説明する。参照番号33cは本発明によるチャ
ージポンプ回路を示している。この回路では、VDDお
よび内部昇圧したVPPLを供給電源として、VPPH
制御回路からの出力信号OSCHによって駆動される。
回路は複数のインバータ41,42、複数の容量C1,
C2,C3,C4、複数のNMOSトランジスタ43,
44,45,46で構成され、各インバータ41,42
はVDD電圧が供給されて各容量C1,C2,C3をV
DDレベルで駆動する。また各NMOSトランジスタ4
3,44,45はVPPLと各容量C1,C2,C3間
に接続される。チャージポンプ回路33cの動作は、さ
らにノードN2,N3,N4,N5,N6における信号
を検討することにより説明される。
【0040】図8をも参照すると、ノードN2,N3は
OSCHの波形を反転したものである。ノードN5,N
6の波形はNMOSトランジスタ44および45により
VPPLにプリチャージされた電位から、ノードN2お
よびN3がVDD振幅で容量C2,C3をポンピングす
ることで生成される。同様に、ノードN4の波形はNM
OSトランジスタ43によりVPPLにプリチャージさ
れた電位から、OSCHがVDD振幅で容量C1をポン
ピングすることで生成される。その結果、ノードN5,
N6のHighレベルはVDD電圧とVPPL電圧
(1.9V)の和に等しくなる。NMOSトランジスタ
46は整流用トランジスタでノードN5の電圧を出力V
PPHに伝達する。また、容量C4は大きなデカップリ
ング容量であり、VPPH電圧の変動を防止するのに助
けとなっている。
【0041】図7のチャージポンプ回路33cの有利な
他の点は、VDDを供給源としても、内部の電圧が素子
の信頼性限界を超えることがないことである。図8に示
したように、内部のノードはVDDとVPPLの和が最
も高い。したがって、外部プラス電源電圧VDDが2.
5Vの場合でも、一定電圧であるVPPL(1.9V)
との和は4.4Vと比較的低く、素子を破壊することは
ない。
【0042】なお、図6ではチャージポンプ回路33c
に外部プラス電源VDDとVPPLを供給する場合で説
明したが、VPPLと異なる電圧であれば、同様の構成
となることは明白である。例えば、図1に示した周辺回
路で使用する降圧電圧VPERI(1.2V)を使用す
ることも可能である。
【0043】(実施の形態4)図9に実施の形態4とな
る内部昇圧回路の構成を示す。本実施の形態では、第1
の昇圧回路13dおよび第2の昇圧回路14dに、降圧
電圧VPERIを供給していることが特徴で、その他の
構成は図6と同じである。
【0044】本実施の形態における第1の昇圧回路13
dは、VPERI(1.2V)で電圧と電流を供給さ
れ、チャージポンプ回路31dの内部でVPERIの2
倍の電圧(2.4V)を発生し、出力VPPL(1.9
V)に電圧と電流を供給する。一方、第2の昇圧回路1
4dでは、VPERIとVPPLから電圧と電流が供給
され、チャージポンプ回路の内部でVPERI(1.2
V)とVPPL(1.9V)の和に等しい電圧(3.1
V)を発生し、出力VPPH(2.8V)に電圧と電流
を供給する。
【0045】さらに、図10を参照して、本実施の形態
の第2の昇圧回路14dのチャージポンプ回路33dの
具体的回路構成を説明する。この回路はインバータ5
1,52およびOSCHがVPERIレベルである以外
は、図7と同じである。回路動作は、ノードN5,N6
のHighレベルが、VPERI電圧(1.2V)とV
PPL電圧(1.9V)の和に等しい電圧(3.1V)
になり、NMOSトランジスタ46を介して出力VPP
H(2.8V)に電圧と電流を供給する。
【0046】このように、チップ内部で発生した一定電
圧VPERIとVPPLを供給源としたことにより、外
部プラス電源VDDに依存しないで、最も高い内部ノー
ドを3.1Vと低く設定できるので、信頼性の高いチッ
プを実現できる。
【0047】これまでの実施の形態では、本発明による
2機の昇圧回路は、それぞれ別個に電圧センサ回路と発
振回路を設け、動作するタイミングも別個に決定されて
いた。このため、2機の昇圧回路が同時に動作する場合
もあり、比較的大きな昇圧容量の動作によるノイズが同
相となって大きなチップ内ノイズが発生する。このよう
な大きなチップ内ノイズは回路動作を不安定にするた
め、問題である。このような問題に対する対策を次に示
す。
【0048】(実施の形態5)図11に実施の形態5と
なる内部昇圧回路の構成を示す。本実施の形態では、第
1の昇圧回路13eおよび第2の昇圧回路14eと、両
回路に共通の発振回路63を設けたことが特徴である。
その他の構成は図5と同じである。
【0049】本実施の形態における第1の昇圧回路13
dは、VPPL電圧センス回路61とチャージポンプ回
路31で構成される。また、第2の昇圧回路14eはV
PPH電圧センス回路62とレベル変換回路35および
チャージポンプ回路33で構成されている。VPPL電
圧センス回路61の出力信号LEおよびVPPH電圧セ
ンス回路62の出力信号HEが、共通に設けた発振回路
63に入力し、その出力信号OSC1,OSC2でVP
PLを発生するチャージポンプ回路31およびVPPH
を発生するチャージポンプ回路33を制御している。
【0050】図12を参照して動作を説明する。負荷電
流によってVPPLが低下した期間65では、VPPL
電圧センス回路61の出力信号LEがHighになり、
発振回路63が動作を開始する。これによって出力信号
OSC1に周期信号が出力され、VPPLを発生するチ
ャージポンプ回路31が駆動される。これによってVP
PLを所定の電圧(1.9V)まで復帰させて動作が完
了する。なお、この期間65では、VPPH電圧センス
回路62の出力信号HEはLowで、発振回路63の出
力信号OSC2もLow固定である。このため、VPP
Hを発生するチャージポンプ回路33は停止している。
【0051】次に、負荷電流によってVPPHが低下し
た期間66では、VPPH電圧センス回路62の出力信
号HEがHighになり、発振回路63が動作を開始す
る。これによって出力信号OSC2に周期信号が出力さ
れ、VPPHを発生するチャージポンプ回路33が駆動
される。これによってVPPHを所定の電圧(2.8
V)まで復帰させて動作が完了する。なお、VPPHを
発生するチャージポンプ回路33が動作すると、電流供
給源であるVPPLは次第に低下してくる。このため、
暫く遅れてVPPL電圧センス回路61の出力信号LE
もHighになり、発振回路63の出力信号OSC1も
出力されるが、OSC1とOSC2には一定の遅延時間
67を設ける。OSC1によってVPPLを発生するチ
ャージポンプ回路31も駆動され、VPPLを所定の電
圧まで復帰させる。このように、VPPHが低下する
と、VPPHを発生するチャージポンプ回路33に続い
てVPPLを発生するチャージポンプ回路31も動作を
開始するが、共通の発振回路63で一定の遅延時間67
を設けているため、両回路のノイズが同相となることは
ない。したがって、チップ内ノイズは小さくでき、安定
した回路動作を実現できる。なお、発振回路63の出力
信号間の一定の遅延時間67は、第1の昇圧回路13e
のノイズと第2の昇圧回路14eのノイズが同相となら
ないように設定し、逆相となるように設定することで、
最もノイズを小さくできる。
【0052】図11の構成にしたことによる、他の有利
な点は、発振回路を1機にできるため、レイアウト面積
および消費電流を低減できることである。
【0053】なお、図11では、図5の実施の形態2に
対して発振回路を共通化した場合を示したが、他の実施
の形態である図2、図6および図9に対しても同様に適
用できる。
【0054】以上では、本発明によって設けた2機の昇
圧回路で発生する昇圧電圧VPPL,VPPHについ
て、VPPLはビット線対のプリチャージ回路の制御信
号PCに、VPPHはメモリセルのワード線WLにそれ
ぞれ電圧を供給する場合で説明してきた。しかし、これ
以外の回路でも、昇圧した電圧を使用することができ
る。その一例を次に示す。
【0055】(実施の形態6)図13に実施の形態6と
なるDRAMのチップ構成を示す。本実施の形態では、
内部で昇圧した電圧VPPLをビット線選択信号SH
a,SHbに供給していることが特徴である。
【0056】まず、チップ構成を説明する。参照番号7
0は1.2V〜2.5Vまでの外部プラス電圧VDDで
動作するDRAMのチップである。このチップは、周辺
回路15、降圧回路11および12、昇圧回路13と1
4、ワードデコーダ16a,16b、アレイ制御回路1
7、ビット線選択回路75a,75bおよびアレイブロ
ック18fで構成されている。アレイブロック18fで
は、ワードデコーダ16aで選択される複数のワード線
WLaとビット対BLTa,BLBaの交点に、トラン
ジスタ20と蓄積容量CsからなるメモリセルMCを配
置し、各ビット線対BLTa,BLBaはNMOSトラ
ンジスタ71,72を介してセンスアンプ25と接続さ
れている。さらに、ワードデコーダ16bで選択される
複数のワード線WLbとビット対BLTb,BLBbの
交点にメモリセルMCを配置し、各ビット線対BLT
b,BLBbはNMOSトランジスタ73,74を介し
てセンスアンプ25と接続されている。そしてNMOS
トランジスタ22,23,24で構成するプリチャージ
回路がセンスアンプのノードSAT,SABに接続され
ている。降圧回路11では、外部電源VDDから降圧し
た内部電圧VPERI(例えば1.2V)を発生し、周
辺回路に電圧を供給する。また、降圧回路12では、外
部電源VDDから降圧した内部電圧VARY(例えば
1.0V)を発生し、アレイブロックのセンスアンプ2
5に電圧を供給する。さらに第1の昇圧回路13は、外
部電源VDDを昇圧して、内部昇圧電圧VPPL(例え
ば1.9V)を発生しアレイ制御回路17とビット線選
択回路75a,75bに電圧を供給する。一方、第2の
昇圧回路14は、内部昇圧電圧VPPLから電圧と電流
を供給して、第2の内部昇圧電圧VPPH(例えば2.
8V)を発生し、ワードデコーダ16a,16bに電圧
を供給する。
【0057】次に、チップ動作を説明する。待機状態で
は、ビット線選択信号SHaとSHbはVPPLレベル
で、プリチャージ信号PCによってビット線対はVBL
R(VARYの1/2の電圧:0.5V)にセットされ
ている。外部からの入力信号が入ると、周辺回路でアド
レス信号AXが動作する。このAXによってアレイ制御
回路17の出力であるプリチャージ信号PCがLowと
なり、ほぼ同時にワードデコーダ16aで一本のワード
線WLaが選択される。このときビット線選択回路75
bの出力SHbがLowとなり、NMOSトランジスタ
73,74がオフしてビット線対BLTb,BLBbが
センスアンプ25から切り離される。続いて、メモリセ
ルの蓄積容量Csに蓄積された電圧に従って、ビット線
BLTaに微小信号が読み出される。この微小信号をセ
ンスアンプでVARY(1.0V)まで増幅して外部に
読み出しを行う(読み出し回路は図示省略)。増幅した
センスアンプの電圧はNMOSトランジスタ71,72
を介してビット線対BLTa,BLBaに伝達される。
このとき、SHaはVPPL(1.9V)レベルであ
り、VARY(1.0V)に対してNMOSトランジス
タ71,72のしきい値電圧より高い電圧差V1(0.
9V)を加えた電圧とするため、NMOSトランジスタ
71,72が十分にオンする。このため、センスアンプ
の電圧VARY(1.0V)が減少することなくビット
線対BLTa,BLBaに伝達され、トランジスタ20
を介して蓄積容量Csに蓄積される。この後WLがLo
wになり、メモリセルへの再書込みが完了する。続い
て、プリチャージ信号PCとビット線選択信号SHbが
VPPLレベル(1.9V)になり、ビット線対をショ
ートしてVBLR(0.5V)レベルに戻して動作が完
了する。
【0058】このように、ビット線の選択信号SHa,
SHbにVPPL(1.9V)を使用することで、外部
プラス電源VDDが1.2Vと低くなってもセンスアン
プの電圧VARY(1.0V)をビット線対に伝達でき
る。また、図14の従来構成の第2の形態のようにVP
PH(2.8V)をビット線選択信号に供給する場合に
比べて、電圧がVPPL(1.9V)と低くなってい
る。このため、ビット線選択信号の充放電電流は少なく
なり、第1の昇圧回路が過負荷となることはなく、出力
電圧VPPLは安定している。また、同じ理由でチップ
の消費電流も低減される。
【0059】なお、これまでの実施の形態では、センス
アンプに供給するビット線電圧VARYそのものをVP
PLおよびVPPHの基準とした場合で説明してきた
が、VARYと連動する他の内部電圧を基準にVPPL
およびVPPHの電圧を決定してもよい。例えば、VA
RYと同じ電圧を出力する降圧回路を設け、その出力V
REFを基準としてVPPLおよびVPPHの電圧を決
定する構成としても、上記で示した各実施の形態と同様
の効果を得ることができる。この場合、VREFを基準
とすることで、センスアンプ動作時の過渡的なVARY
の変動によるVPPLおよびVPPHの電圧変動を排除
できる。
【0060】さらに、これまでの説明では、図7に示す
ような昇圧容量をポンピングする方式での昇圧回路で説
明してきたが、本発明はこの構成に限られたものではな
く、外部プラス電源電圧から昇圧する回路方式に対して
広く適用でき、同様の効果が得られる。
【0061】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0062】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0063】(1)外部プラス電源電圧が低電圧から高
電圧までの広い電圧範囲で、出力電圧が一定で安定に動
作し、しかも素子の信頼性を確保した内部昇圧回路、お
よび半導体チップを実現できる。また、チップの消費電
流も低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1であるチップ構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1において、図1の昇圧回
路を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1において、図1の内部電
圧を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態1において、図1のチップ
動作を示す波形図である。
【図5】本発明の実施の形態2において、昇圧回路を示
すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態3において、昇圧回路を示
すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態3において、図6のチャー
ジポンプ回路を示す回路図である。
【図8】本発明の実施の形態3において、図7のチャー
ジポンプ回路の動作を示す波形図である。
【図9】本発明の実施の形態4において、昇圧回路を示
すブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態4において、図9のチャ
ージポンプ回路を示す回路図である。
【図11】本発明の実施の形態5において、昇圧回路を
示すブロック図である。
【図12】本発明の実施の形態5において、図11の昇
圧回路の動作を示す波形図である。
【図13】本発明の実施の形態6であるチップ構成を示
すブロック図である。
【図14】本発明の前提となる従来のチップ構成を示す
ブロック図である。
【図15】本発明の前提となる従来の昇圧回路を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10,70,80 チップ 11,12,81,82 降圧回路 13,13d,13e,83 第1の昇圧回路 14,14b,14c,14d,14e 第2の昇圧回
路 15 周辺回路 16,16a,16b ワードデコーダ 17 アレイ制御回路 18,18f アレイブロック 20 メモリセルトランジスタ 22,23,24 NMOSトランジスタ 25 センスアンプ 30,30d VPPL制御回路 31,31d,33,33c,33d,85 チャージ
ポンプ回路 32,32b,32d VPPH制御回路 35 レベル変換回路 41,42,51,52 インバータ 43,44,45,46 NMOSトランジスタ 61,62 電圧センス回路 63 発振回路 67 遅延時間 71,72,73,74 NMOSトランジスタ 75a,75b ビット線選択回路 84 VPP制御回路 86 電源 MC メモリセル Cs 蓄積容量 WL,WLa,WLb ワード線 BLT,BLB,BLTa,BLBa,BLTb,BL
Bb ビット線 PC ビット線プリチャージ信号 SHa,SHb ビット線選択信号 VDD 外部プラス電源電圧 VPP 従来の内部昇圧電圧 VPPL 第1の内部昇圧電圧 VPPH 第2の内部昇圧電圧 VPERI 周辺回路用内部降圧電圧 VARY ビット線用内部降圧電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀口 真志 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5F038 BG03 BG05 BG07 EZ20 5H730 AA14 AS04 BB02 BB86 DD04 FD01 5M024 AA02 AA04 AA24 BB02 BB08 BB13 BB15 BB35 BB36 CC22 CC62 FF02 FF03 FF13 FF23 HH11 PP01 PP02 PP03 PP07

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電圧昇圧回路と第2の電圧昇圧回
    路と第3の電圧降圧回路を有し、前記第1の電圧昇圧回
    路は共通電源から電圧と電流を供給されて、電圧が一定
    の第1の内部電圧を出力し、前記第2の電圧昇圧回路は
    前記第1の内部電圧から電圧と電流を供給されて、電圧
    が一定の第2の内部電圧を出力し、前記第3の電圧降圧
    回路は前記共通電源から電圧と電流を供給されて、電圧
    が一定の第3の内部電圧を出力し、前記第2の内部電圧
    は前記第1の内部電圧より高い電圧であり、前記第1の
    内部電圧は前記第3の内部電圧より高い電圧であること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、前
    記第2の電圧昇圧回路は、前記共通電源と前記第1の内
    部電圧の両方から電圧と電流を供給され、その出力電圧
    である前記第2の内部電圧が、前記第1の内部電圧より
    高いことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置において、前
    記第2の電圧昇圧回路は、さらに前記共通電源の電圧か
    ら前記第1の内部電圧への信号電圧レベル変換手段を有
    することを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の半導体装置
    において、前記第1の内部電圧は、前記第3の内部電圧
    に対して第1の電圧差だけ高く設定し、前記第2の内部
    電圧は、前記第3の内部電圧に対して第2の電圧差だけ
    高く設定したことを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載の半導体
    装置において、複数のワード線と複数のビット線対の交
    点にメモリセルを配置したメモリアレイと、各ビット線
    対をショートするための複数のプリチャージ回路と、前
    記プリチャージ回路を活性化するプリチャージ信号を出
    力するアレイ制御回路をさらに有し、前記第1の内部電
    圧を前記アレイ制御回路に供給して前記プリチャージ信
    号に前記第1の内部電圧を供給し、前記第2の内部電圧
    を前記ワード線に供給することを特徴とする半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置において、前
    記プリチャージ回路は、前記ビット線対にドレインとソ
    ースを接続したNMOSトランジスタで構成され、その
    ゲートに前記プリチャージ信号を入力する構成であり、
    前記プリチャージ回路を構成するNMOSトランジスタ
    のしきい値電圧より、前記第1の電圧差が高いことを特
    徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3または4記載の半導体
    装置において、複数のワード線と複数のビット線対の交
    点にメモリセルを配置したメモリアレイと、さらに各ビ
    ット線対ごとにセンスアンプとスイッチ手段を有し、前
    記スイッチ手段を介して前記各ビット線対と前記センス
    アンプが接続され、前記第1の内部電圧が前記スイッチ
    手段に供給されていることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体装置において、前
    記スイッチ手段は、前記ビット線対にドレイン、前記セ
    ンスアンプにソースを接続したNMOSトランジスタで
    構成され、そのゲートに前記第1の内部電圧が入力する
    構成であり、前記スイッチ手段を構成するNMOSトラ
    ンジスタのしきい値電圧より、前記第1の電圧差が高い
    ことを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項5、6、7または8記載の半導体
    装置において、前記メモリセルは、NMOSトランジス
    タと蓄積容量で構成され、前記NMOSトランジスタは
    ビット線にドレイン、前記蓄積容量にソースを接続し、
    そのゲートがワード線に接続する構成であり、前記メモ
    リセルを構成するNMOSトランジスタのしきい値電圧
    より、前記第2の電圧差が高いことを特徴とする半導体
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項5、6、7、8または9記載の
    半導体装置において、前記第3の電圧降圧回路で発生す
    る前記第3の内部電圧が、前記センスアンプに供給さ
    れ、前記ビット線のHigh電圧であることを特徴とす
    る半導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9または10記載の半導体装置において、前記共通
    電源は、チップ外部から供給される外部電源であること
    を特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 第1の電圧昇圧回路と第2の電圧昇圧
    回路を有し、前記第1の電圧昇圧回路は共通電源から電
    圧と電流を供給されて、電圧が一定の第1の内部電圧を
    出力し、前記第2の電圧昇圧回路は前記第1の内部電圧
    から電圧と電流を供給されて、電圧が一定の第2の内部
    電圧を出力し、前記第2の内部電圧は前記第1の内部電
    圧より高い電圧であり、前記第1の電圧昇圧回路は第1
    の電圧センサと第1のチャージポンプ回路で構成され、
    前記第2の電圧昇圧回路は第2の電圧センサと第2のチ
    ャージポンプ回路で構成され、さらに前記第1の電圧セ
    ンサと前記第2の電圧センサで制御される共通の発振回
    路を有し、前記発振回路によって前記第1の電圧センサ
    の出力では前記第1のチャージポンプ回路が、前記第2
    の電圧センサの出力では前記第2のチャージポンプ回路
    がそれぞれ駆動されることを特徴とする半導体装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の半導体装置におい
    て、前記発振回路は、前記第1の電圧センサの出力と前
    記第2の電圧センサの出力が同時期に出力した場合、前
    記第1のチャージポンプ回路と前記第2のチャージポン
    プ回路の駆動タイミングに時間差を設けたことを特徴と
    する半導体装置。
  14. 【請求項14】 請求項12または13記載の半導体装
    置において、前記第2の電圧昇圧回路は、前記共通電源
    と前記第1の内部電圧の両方から電圧と電流を供給さ
    れ、その出力電圧である前記第2の内部電圧が、前記第
    1の内部電圧より高いことを特徴とする半導体装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の半導体装置におい
    て、前記第2の電圧昇圧回路は、さらに前記共通電源の
    電圧から前記第1の内部電圧への信号電圧レベル変換手
    段を有することを特徴とする半導体装置。
  16. 【請求項16】 請求項12、13、14または15記
    載の半導体装置において、さらに第3の電圧降圧回路を
    有し、前記第3の電圧降圧回路は前記共通電源から電圧
    と電流を供給されて、電圧が一定の第3の内部電圧を出
    力し、前記第2の内部電圧は前記第1の内部電圧より高
    い電圧であり、前記第1の内部電圧は前記第3の内部電
    圧より高い電圧であることを特徴とする半導体装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の半導体装置におい
    て、前記第1の内部電圧は、前記第3の内部電圧に対し
    て第1の電圧差だけ高く設定し、前記第2の内部電圧
    は、前記第3の内部電圧に対して第2の電圧差だけ高く
    設定したことを特徴とする半導体装置。
  18. 【請求項18】 請求項12、13、14、15、16
    または17記載の半導体装置において、複数のワード線
    と複数のビット線対の交点にメモリセルを配置したメモ
    リアレイと、各ビット線対をショートするための複数の
    プリチャージ回路と、前記プリチャージ回路を活性化す
    るプリチャージ信号を出力するアレイ制御回路をさらに
    有し、前記第1の内部電圧を前記アレイ制御回路に供給
    して前記プリチャージ信号に前記第1の内部電圧を供給
    し、前記第2の内部電圧を前記ワード線に供給すること
    を特徴とする半導体装置。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の半導体装置におい
    て、前記プリチャージ回路は、前記ビット線対にドレイ
    ンとソースを接続したNMOSトランジスタで構成さ
    れ、そのゲートに前記プリチャージ信号を入力する構成
    であり、前記プリチャージ回路を構成するNMOSトラ
    ンジスタのしきい値電圧より、前記第1の電圧差が高い
    ことを特徴とする半導体装置。
  20. 【請求項20】 請求項12、13、14、15、16
    または17記載の半導体装置において、複数のワード線
    と複数のビット線対の交点にメモリセルを配置したメモ
    リアレイと、さらに各ビット線対ごとにセンスアンプと
    スイッチ手段を有し、前記スイッチ手段を介して前記各
    ビット線対と前記センスアンプが接続され、前記第1の
    内部電圧が前記スイッチ手段に供給されていることを特
    徴とする半導体装置。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の半導体装置におい
    て、前記スイッチ手段は、前記ビット線対にドレイン、
    前記センスアンプにソースを接続したNMOSトランジ
    スタで構成され、そのゲートに前記第1の内部電圧が入
    力する構成であり、前記スイッチ手段を構成するNMO
    Sトランジスタのしきい値電圧より、前記第1の電圧差
    が高いことを特徴とする半導体装置。
  22. 【請求項22】 請求項18、19、20または21記
    載の半導体装置において、前記メモリセルは、NMOS
    トランジスタと蓄積容量で構成され、前記NMOSトラ
    ンジスタはビット線にドレイン、前記蓄積容量にソース
    を接続し、そのゲートがワード線に接続する構成であ
    り、前記メモリセルを構成するNMOSトランジスタの
    しきい値電圧より、前記第2の電圧差が高いことを特徴
    とする半導体装置。
  23. 【請求項23】 請求項18、19、20、21または
    22記載の半導体装置において、前記第3の電圧降圧回
    路で発生する前記第3の内部電圧が、前記センスアンプ
    に供給され、前記ビット線のHigh電圧であることを
    特徴とする半導体装置。
  24. 【請求項24】 請求項12、13、14、15、1
    6、17、18、19、20、21、22または23記
    載の半導体装置において、前記共通電源は、チップ外部
    から供給される外部電源であることを特徴とする半導体
    装置。
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