JP2002190537A - 広く分布したメタルビット線を有するメモリセルのための対称アーキテクチャ - Google Patents

広く分布したメタルビット線を有するメモリセルのための対称アーキテクチャ

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JP2002190537A JP2001294333A JP2001294333A JP2002190537A JP 2002190537 A JP2002190537 A JP 2002190537A JP 2001294333 A JP2001294333 A JP 2001294333A JP 2001294333 A JP2001294333 A JP 2001294333A JP 2002190537 A JP2002190537 A JP 2002190537A
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エデュアード・マアヤン
Boaz Eitan
ボアズ・エイタン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセルのための対称アーキテクチャを提
供すること。 【解決手段】 メモリアレイは、第1の複数の金属ビッ
ト線と、第2の複数の拡散ビット線と、第3の複数の選
択トランジスタとを備える。金属ビット線当たり3つ以
上の拡散ビット線が存在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の属する技術分野 本発明は、全般にメモリアレイアーキテクチャに関し、
詳細には対称メモリアレイアーキテクチャに関する。
【0002】従来の技術 メモリアレイは当分野においてよく知られており、行お
よび列に編成されるメモリセルのマトリクスを含む。各
メモリセルはソース、ドレインおよびゲートを備えてお
り、セルがアクセスされるためには、ソース、ドレイン
およびゲートにそれぞれ電圧が印加さなければならな
い。ソースの列およびドレインの列はビット線によって
共に接続され、一方、ゲートの行はワード線によって共
に接続される。セルを起動するために、1つのドレイン
ビット線、1つのソースビット線および1つのワード線
に電圧が供給されなければならない。
【0003】スタンダードメモリアレイアーキテクチャ
は、各列上に存在し、コンタクトを介して下側のビット
線に周期的に接続される1つの金属配線からなる。コン
タクトは典型的には大きく、メモリアレイ領域内に存在
する。ワード線は典型的には低抵抗であり、そのコンタ
クトはメモリアレイ領域の外側に配置される。典型的に
は、複数のメモリセルのための共通のソース線が存在す
る。さらに金属配線は、それ自体が非常に太い。典型的
には、ビット線間の距離は、金属配線およびコンタクト
のいずれか、あるいは両方の幅によって規定される。コ
ンタクトは典型的には金属配線より幅が広い。
【0004】コンタクトおよび/または金属配線の数を
低減することによりメモリアレイ領域のサイズを低減す
る、種々のメモリアレイアーキテクチャが知られてい
る。仮想グランドアーキテクチャでは、共通のグランド
線が排除される。代わりに、1つのセルのドレインが隣
接するセルのためのソースとして機能する。ビット線は
連続的な拡散体であり、抵抗を低減するためにX(8、
16、24、32、64、128等)毎に金属配線に対
するコンタクトを有する。領域内のゲインは、コンタク
トの数を低減し、共通のソース線を排除することに起因
して、最大で40%ある。
【0005】アレイサイズをさらに低減するために、米
国特許第5,204,835号に記載される別の金属仮
想グランドアーキテクチャ(AGM)は、金属配線当た
り2つのビット線を有する。典型的には、AMGアーキ
テクチャでは、そのセルサイズは、そのセルに対して実
現可能な最小機構サイズに近いか、等しい。
【0006】標準的な仮想グランドアーキテクチャは、
対称に全てのセルにアクセスする(すなわち、全てのビ
ット線は金属配線から直接的に電圧を印加される)。A
MGアーキテクチャは、標準的な仮想グランドアーキテ
クチャよりもコンパクトであり、金属被覆されたビット
線に直接電圧を供給するが、セグメント化され、金属被
覆されていないビット線には間接的に電圧を供給する。
結果として、アクティブにされた金属被覆されていない
ビット線上の電圧(nチャネル選択トランジスタによっ
て供給される)は、同時にアクティブにされた金属被覆
されたビット線上の電圧より低くなる。さらに、nチャ
ネルトランジスタは、プログラミングのために必要とさ
れる高い電圧を通すことに向いていない。
【0007】AMGアーキテクチャの非対称性によっ
て、各窒化物リードオンリーメモリ(nitride read onl
y memory:NROM)セル内に2ビットを格納するNR
OMアレイでAMGアーキテクチャを用いることが難し
くなる。そのようなセルは米国特許第6,011,72
5号に記載されており、その開示は、参照して本明細書
に援用する。セル内の2ビットは、セルのそれぞれの側
に配置され、各ビットは、そのセルの2つの隣接するビ
ット線上の電圧によってアクセスされる。したがって、
そのセルでは、その2つの隣接するビット線に同等のレ
ベルの電圧が印加され、それにより両方のビットを等し
く(同時にではないが)読み取ることが必要とされる。
【0008】アーキテクチャの中には、ビット線をセグ
メント化するものもある。セグメント化されたビット線
の各行は「ブロック」と呼ばれ、各ブロックは典型的に
は、一時点で1つのブロックのみを起動するためにブロ
ック選択トランジスタを備える。これは、プログラミン
グおよび消去動作中にビット線に沿って高い電圧を伝達
する、フラッシュ電気的消去可能プログラマブルリード
オンリーメモリ(フラッシュEEPROM)アレイの場
合に特に重要である。プログラミング中、ビット線電圧
は選択されていないセルを妨害する。
【0009】プログラミング電圧がセルを妨害する全時
間を低減するために、ビット線は小さなブロックにセグ
メント化される。
【0010】発明の要約 本発明の目的は、メモリセルのための対称アーキテクチ
ャを提供することである。
【0011】一実施形態では、メモリアレイは、複数の
拡散ビット線と、複数の選択トランジスタと、偶数およ
び奇数タイプの金属ビット線とを備える。拡散ビット線
当たり1つの選択トランジスタが存在し、選択トランジ
スタは第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7およ
び第8のタイプからなる。奇数金属ビット線は、第1、
第3、第5および第7の選択トランジスタタイプに接続
可能であり、偶数金属ビット線は、第2、第4、第6お
よび第8の選択トランジスタタイプに接続可能である。
【0012】さらに、本発明の好ましい実施形態によれ
ば、拡散ビット線は第1および第2の端部を有し、第
2、第4、第6および第8のタイプの選択トランジスタ
は、関連する拡散ビット線の第2の端部で接続され、第
1、第3、第5および第7のタイプの選択トランジスタ
は、関連する拡散ビット線の第1の端部に接続される。
【0013】さらに、本発明の好ましい実施形態によれ
ば、そのアレイは、偶数および奇数タイプの金属ビット
線にそれぞれ接続可能な偶数および奇数コンタクトビッ
ト線を備えており、第2、第4、第6および第8のタイ
プの選択トランジスタは、偶数コンタクトビット線に接
続され、第1、第3、第5および第7のタイプの選択ト
ランジスタは、奇数コンタクトビット線に接続される。
【0014】またさらに、本発明の好ましい実施形態に
よれば、メモリアレイは、8個の拡散ビット線のセグメ
ントにアクセスするように構成されるセグメント用選択
トランジスタの対を備えており、1つのセグメントの第
1のセグメント用選択トランジスタは、1つのセグメン
トの選択トランジスタと第1の金属ビット線との間に接
続され、そのセグメントの第2のセグメント用選択トラ
ンジスタは、そのセグメントの選択トランジスタと、第
1の金属ビット線に対して隣接する金属ビット線との間
に接続される。
【0015】本発明の好ましい実施形態によれば、メモ
リアレイは窒化物リードオンリーメモリ(NROM)セ
ルを備える。本発明のさらに別の好ましい実施形態によ
れば、選択トランジスタとして、低閾値電圧素子が用い
られる場合がある。別法では、選択トランジスタは、あ
るプロセスの標準的なチャネル長より短いチャネル長を
有する場合がある。
【0016】また、本発明の好ましい実施形態によれ
ば、第1の複数の金属ビット線と、第2の複数の拡散ビ
ット線と、第3の複数の選択トランジスタとを備えるメ
モリアレイも提供され、そのメモリアレイでは、金属ビ
ット線当たり3つ以上の拡散ビット線が存在する。
【0017】さらに、本発明の好ましい実施形態によれ
ば、拡散ビット線より多くの選択トランジスタが存在す
る。さらに、本発明の好ましい実施形態によれば、金属
ビット線当たり4つ、あるいは8つの拡散ビット線を存
在させることができる。
【0018】別の実施形態では、その第2の複数は2の
倍数ではなく、その複数として奇数を用いることができ
る。
【0019】実施例 本発明は、添付の図面とともに取り上げられる以下に記
載される詳細な説明から、さらに完全に理解され、評価
されるであろう。
【0020】ここで図1を参照すると、本発明のメモリ
アレイ内のビット線の配列が概略的に示される。そのメ
モリアレイは、セル領域および選択領域に交互に分割さ
れており、セル領域はセルビット線を有し、選択領域は
コンタクトビット線を有する。A、B、CおよびDを付
された4つのセル領域が示される。典型的なメモリ領域
は、図示されるセル領域より多くのセル領域を有するで
あろう。
【0021】セルビット線はグループに編成され、各グ
ループは4つの列を有する。2つのグループiおよびi
+1が示されており、それぞれ1、2、3および4を付
された列を有する。コンタクトビット線には2種類、す
なわち偶数および奇数(それぞれEおよびOを付され
る)があり、選択領域に交互に現れる。セルビット線の
全グループは、1つの偶数コンタクトビット線と1つの
奇数コンタクトビット線とに関連付けられる。したがっ
て、図1は、セル領域AとBとの間と、セル領域CとD
との間にある偶数選択領域を示す。いずれの偶数選択領
域も2つの偶数コンタクトビット線EiおよびEi+1を有
する。図1は、セル領域BとCとの間にあり、2つの奇
数コンタクトビット線OiおよびOi+1を有する1つの奇
数選択領域を示す。
【0022】図に見られるように、選択領域当たり4つ
のセルビット線からなるグループ1つ当たりに1つのコ
ンタクトビット線が存在し、2つのタイプの選択領域が
存在する。図1は、偶数コンタクトビット線Eが各グル
ープの列3に関連付けられ、一方、奇数コンタクトビッ
ト線が各グループの列2に関連付けられることを示す。
図4ないし図7、および図8のレイアウトにおいて示さ
れるように、コンタクトビット線は、必ずしも列2ある
いは3内に形成される必要はなく、選択領域の4列部分
の中に形成される。
【0023】図2を参照すると示されるように、1つの
コンタクトが各コンタクトビット線上に形成され、アポ
ストロフィ(’)を付される。たとえば、コンタクトビ
ット線EiのコンタクトはEi’を付される。4つのセル
ビット線当たり1つしかコンタクトビット線が存在しな
いため、コンタクトは、概して、セルビット線間の距離
に影響を及ぼすことなく、必要なだけ大きくすることが
できる。
【0024】セルビット線からなるグループ当たり2つ
の金属配線MOおよびMEが存在し、偶数金属配線ME
はともに、そのグループの偶数コンタクトに接続され、
奇数金属配線MOはともに、そのグループの奇数コンタ
クトに接続される。
【0025】4つの選択トランジスタが各コンタクトビ
ット線OおよびEに接続され、各タイプの選択トランジ
スタはそれ自体の選択線SELによって制御される。各
トランジスタはそのコンタクトビット線が隣接の1つの
セルビット線に接続されている。したがって、4つの選
択トランジスタのうちの2つは、コンタクトビット線の
上側セルビット線のグループ内のセルビット線のうちの
2つに接続される。同様に、4つの選択トランジスタの
うちの残りの2つは下側グループ内の4つのセルビット
線のうちの2つに接続される。
【0026】本発明の好ましい実施形態によれば、各奇
数コンタクトビット線Oに関連する選択トランジスタは
奇数列にのみ接続され、各偶数コンタクトビット線Eに
関連する選択トランジスタは偶数列にのみ接続される。
したがって、各コンタクトビット線Eの4つの選択トラ
ンジスタ2U、4U、2L、4Lは、ビット線の上側グ
ループの列2および4と、ビット線の下側グループの列
2および4とにそれぞれ接続される。これら4つの選択
トランジスタは、それぞれ選択線SEL 2U、SEL
4U、SEL 2LおよびSEL 4Lによって起動
される。同様に、コンタクトビット線Oの4つの選択ト
ランジスタ1U、3U、1Lおよび3Lは、ビット線の
上側のグループの列1および3と、ビット線の下側グル
ープの列1および3とにそれぞれ接続される。それらの
選択トランジスタは、それぞれSEL 1U、SEL
3U、SEL 1LおよびSEL 3Lによって起動さ
れる。
【0027】4つのセルビット線からなるグループ当た
り2つのコンタクトビット線しか存在しない場合であっ
ても、ビット線の4つの全列に電源が供給されることは
理解されよう。さらに、各セルビット線は1つの選択ト
ランジスタによってのみアクセスされることは理解され
よう。
【0028】図2は、メモリセルが隣接するセルビット
線間に配置され、その行が1つのワード線WLを用いて
アクセスされることを示す。明瞭に示すために、セル
P、Q、RおよびSのみが、そのワード線WLBととも
に示される。メモリセルには、たとえば、ROM、EP
RON、EEPROMおよびフラッシュEEPROMセ
ルのような任意のタイプのメモリセルを用いることがで
きる。
【0029】本アーキテクチャは、対称にアクセスする
ことが好ましいメモリセルに特に適している。たとえ
ば、本出願人の同時係属出願で、本出願と同じ譲受人で
あるSaifun Semiconductors社に
譲渡され、参照して本明細書に援用している、「Non-Vo
latile Electrically Erasable And Programmable Semi
conductor Memory Cell Utilizing Asymmetrical Charg
e Trapping」というタイトルの1997年7月30日出
願の米国特許出願第08/902,890号に記載され
るNROMセルは、ある方向に読み出され、別の方向に
プログラミングされる。このセルは、ここでは図2に示
されるような対称アーキテクチャを必要とする。さら
に、米国特許第6,011,725号に記載されるデュ
アルビットNROMセルは、図3に関して以下に記載さ
れており、そのセルの両方のビットを読み出すために対
称なアーキテクチャを必要とする。以下の説明では、特
に言及されない限り、1つのビットセルを想定するであ
ろう。
【0030】ここでより詳細に記載されるように、各メ
モリセルは、その「上側」にある1つの選択トランジス
タと、その「下側」にある1つの選択トランジスタとに
よってアクセスされ、それにより、2つのアクティブコ
ンタクトからの電流経路が全メモリセルの場合に等しく
なり、ひいては各メモリセルへの電流経路に関連する抵
抗が概ね等しくなるようにすることができる。
【0031】行B内の4つの典型的なセルはP、Q、R
およびSを付されており、セルPはセルビット線1Bi
と2Biとの間に位置し、セルQはセルビット線2Bi
3Biとの間に位置し、セルRはセルビット線3Biと4
iとの間に位置し、セルSはセルビット線4Biと1B
i+1との間に位置する。セルQを通る典型的な電流経路
は、セルビット線2Biからセルビット線3Biに、ある
いはその逆方向に移動する。いずれの場合でも、セルビ
ット線2Biと3Biは、その各金属配線MEiおよびM
iから電源が供給されなければならない。偶数金属配
線MEiは、選択トランジスタ2Lを介して、偶数セル
ビット線2Biに接続される偶数コンタクトEi’に第1
の電圧を供給する。こうして、選択線SEL 2Lがア
クティブにされなければならない。奇数金属配線MOi
は、選択トランジスタ3Uを介して奇数セルビット線3
iに接続される奇数コンタクトOi’に電源を供給す
る。こうして、選択線SEL 3Uがアクティブにされ
なければならない。
【0032】セルQに電流を供給するために2つの選択
トランジスタが必要とされ、その一方が「上側」選択ト
ランジスタであり、もう一方が「下側」選択トランジス
タであることに留意されたい。これは、アレイ内の全て
のメモリセルに当てはまる。所与のセルのための2つの
隣接するビット線は逆方向からアクセスされ、それゆ
え、全てのセルを通る電流経路の長さは概ね一定であ
る。その結果、各メモリセルに関連する電流経路のため
の抵抗は一定になる。
【0033】さらに、各セルビット線は1つのみの選択
トランジスタによってアクセスされるため、各メモリセ
ルは対称にアクセスされる。1つのビットメモリセルに
アクセスするために、そのワード線WL、メモリセルの
セルビット線に接続される選択トランジスタに関連する
2つの選択線、および起動された選択トランジスタに関
連するコンタクトに接続される金属配線がアクティブに
されなければならない。たとえば、セルQは、ワード線
WLB、コンタクトEi’に接続される選択トランジス
タ2LおよびOi’に接続される選択トランジスタ3U
をそれぞれ起動する選択線SEL 2LおよびSEL
3U、ならびに金属配線MEiおよびMOi(それぞれコ
ンタクトEi’およびOi’に電源を供給する)をアクテ
ィブにすることによりアクセスされる。
【0034】以下の表は、図2の各セルP、Q、Rおよ
びSにアクセスするために電源を供給されなければなら
ないセルビット線を掲載する。またその表は、掲載され
るセルビット線に電源を供給するために必要とされる金
属配線および選択トランジスタも掲載する。選択トラン
ジスタは、関連する線をアクティブにすることにより起
動される。メモリセルP、Q、RおよびSは1つのワー
ド線WLB上にあるため、そのワード線は、同じくアク
ティブにされなければならないが、掲載されていない。
【0035】
【表1】
【0036】セルP、Q、RおよびSは4つの異なるセ
ルのタイプを規定することに留意されたい。これらの各
セルは、そのビット線に電源を供給する2つの金属配線
によって、かつそのビット線を包囲する2つの上側選択
線および2つの下側選択線によってアクセスされる。
【0037】大部分のメモリセルの場合、左側のセルビ
ット線に関連する金属配線は、読み出し、プログラミン
グ(セルがプログラマブルである場合)および消去(セ
ルが電気的に消去可能である場合)を行うために、ソー
ス電圧を供給されるであろう。読み出される方向と反対
の方向にプログラミングされるNROMセルの場合、左
側のセルビット線に関連する金属配線は、読出し中には
ソース電圧を、プログラミング中にはドレイン電圧を供
給されるであろう。本発明のアーキテクチャの対称性に
よって、NROMセルは、読出し中(順方向)およびプ
ログラミング中(逆方向)に完全にアクセス可能であろ
う。
【0038】また本発明のアーキテクチャは、セルの一
方の側に1ビットを有するタイプのデュアルセルのため
に利用することもできる。そのようなデュアルビットセ
ルは、米国特許第6,011,725号に記載される。
ここで図3を参照すると、1997年8月1日出願の米
国特許出願第08/905,286号のデュアルビット
セルが概略的に示される。そのセルは、2つのビット線
102と104との間に1つのチャネル100を有する
が、分離され、個別に充電可能な2つの領域106およ
び108を有する。各領域は1ビットを規定する。図3
のデュアルビットセルの場合、個別に充電可能な領域1
06および108は、ポリシリコン層112の下側にあ
る酸化物−窒化物−酸化物の積層構造体(層109、1
10および111)内に形成される窒化物層110内に
見られる。
【0039】領域106に格納される第1のビットを読
み出すために、ビット線104はドレインであり、ビッ
ト線102はソースである。そのセルは、この状況にお
いて、領域106内の電荷のみがチャネル100内の電
流に作用することを確実にするように設計される。領域
108に格納される第2のビットを読み出すために、セ
ルは反対の方向に読み出される。したがって、ビット線
102がドレインであり、ビット線104がソースであ
る。
【0040】セルがデュアルビットセルであると仮定し
た場合の、セルP、Q、RおよびSのビットを読み出す
ための真理値表が以下の表2に示される。典型的な電圧
は、ワード線WL(表2には掲載されない)上では2.
7〜3V、ドレイン金属配線上では1.6〜2V,ソー
ス金属配線上では0V、選択線上では標準的なチップ電
圧Vccになるであろう。下付文字1は図3のセル内の
左側ビット106を示し、下付文字2は右側ビット10
8を示す。
【0041】
【表2】
【0042】米国特許第6,011,725号に記載さ
れるデュアルビットNROMセルは、図3と同様に、2
ビットを格納する。しかしながら、デュアルビットNR
OMセルは、読み出される方向とは反対の方向にプログ
ラミングされる。したがって、第1のビットがある方向
に読み出される場合には、反対の方向にプログラミング
される。
【0043】セルがデュアルビットNROMセルである
と仮定した場合の、セルP、Q、RおよびSのビットを
プログラミングするための真理値表が以下の表3に示さ
れる。典型的な電圧は、ワード線WL(表3には掲載さ
れない)上では6〜10V、ドレイン金属配線上では
5.5〜6.5V、ソース金属配線上では0V、選択線
上では10Vになるであろう。
【0044】
【表3】
【0045】セル、ドレイン金属配線、ソース金属配
線、選択線 NROMセル内のデータを消去する場合、対象のワード
線(ワード線のうちの1つのブロック、あるいは複数の
ブロック、あるいはワード線の全アレイ)が選択されな
ければならない。さらに、任意の1組のワード線の場
合、そのアレイのセルビット線の全てが選択され、一
方、対象のワード線の各ブロックを包囲する4つの選択
線のみが選択されなければならない。典型的には、ワー
ド線は0Vあるいは-5〜‐8Vを供給され、ビット線
は5.5〜6.5Vを供給され、選択線は10Vを供給
される。
【0046】ここで図4、図5、図6および図7を参照
すると、図2のアーキテクチャのための典型的なレイア
ウトが与えられる。図4は、選択トランジスタの1つの
セクションの周囲をなし、それを含む領域のための分離
層およびビット線層を拡大図で示しており、図5は、選
択線を加えて同じ領域を示しており、図6は金属層を加
えて同じ領域を示しており、図7は金属配線を加えて、
アレイの2つのブロックと、3つの選択トランジスタセ
クションとを示す。
【0047】ここに示されるレイアウトを用いる製造プ
ロセスには、任意の適当な製造プロセスを用いることが
できる。たとえば、その開示内容を参照して本明細書に
援用する米国特許第5,966,603号に記載される
プロセスを用いることができる。
【0048】分離層120は、白色で示されており、典
型的には製造の初期段階で成長させるフィールド酸化層
であり、隣接する選択トランジスタ間を分離することが
できる。
【0049】分離層120が生成された後、ビット線マ
スク122が敷設され、ビット線注入が実行され、ビッ
ト線マスク122でも、分離層120でもない全ての場
所にビット線が形成される。図に見られるように、選択
領域のエッジでは(およびセル領域のエッジに注目する
と)、ビット線マスク122は、複数のU字部(これら
は、参照番号122Aを付されている)を有する。セル
ビット線はU字部内およびU字部間に延在する。図4
は、選択領域の上側にある列3Ai、4Aiおよび1A
i+1〜4Ai+1、選択領域の下側にある列3Bi、4Bi
よび1Bi+1〜4Bi +1を示している。選択領域の中に
は、偶数列が延在する(奇数列は、図4に示される選択
領域の上側および下側にある隣接する選択領域内に延在
する)ことに留意されたい。
【0050】また、ビット線マスク122は、122
B、122C、122Dおよび122Eを付された、水
平な選択トランジスタマーカも有する。これらのマーカ
は、4つの選択トランジスタのチャネルを画定する。図
に示されるように、列2Ai+1はトランジスタマーカ1
22Bまで延在し、列4Ai+1はトランジスタマーカ1
22Cまで延在し、列4Bi+1はトランジスタマーカ1
22Dまで延在し、列2Bi+1はトランジスタマーカ1
22Eまで延在する。これらの列は、それぞれ4つの選
択トランジスタ2U、4U、4Lおよび2Lのためのソ
ースを形成する。
【0051】残りのビット線領域(124を付され、E
字形に形成される)はコンタクトビット線であり、以下
のように、4つの選択トランジスタのためのドレインを
形成する。Eの上側の棒は、124Aを付されており、
2Uトランジスタ(列2Ai+ 1の向かい側にある)のド
レインを形成し、Eの下側の棒は、124Bを付されて
おり、2Lトランジスタ(列2Bi+1の向かい側にあ
る)のドレインを形成し、Eの中央の棒は、124Cを
付されており、4Uおよび4Lトランジスタ(それぞれ
列4Ai+1および列4Bi+1の向かい側にある)のドレイ
ンを形成する。図に示されるように、コンタクト
i+1’は、中央の棒124C内に形成される。また、
図4はコンタクトEi’も示す。
【0052】図5に示されるように、選択線は、選択ト
ランジスタのチャネル122B〜122E上の行内にポ
リシリコンの層から形成される。図5は、選択線を形成
するマスクではなく、126を付された選択線自体を示
す。各選択線は1つのタイプの選択トランジスタのみを
制御する。
【0053】図に示されるように、コンタクトビット線
124の垂直な線は、図5において127を付され、種
々のドレインを接続するために選択線の下側にある「フ
ィードスルー」を形成する。さらに、コンタクトビット
線124および選択トランジスタは、4つのセルビット
線(グループi+1の列1、2、3および4)のピッチ
内に存在する。コンタクトEi+1’は列3と整列する
が、コンタクトビット線124のフィードスルーは整列
しない。127’を付される素子は、選択線の下側のセ
ルビット線のフィードスルーである。
【0054】図6は図5と類似であるが、金属配線を示
しており、金属配線MEi、MOi+1およびMEi+1のみ
が示されている。金属配線MEiおよびMEi+1のみが、
その各コンタクトEi’およびEi+1’に接続される。他
の金属配線MOi+1は、隣接する選択領域まで(図7に
見ることができるように)内部に延在している。図7は
6つのコンタクト、すなわち第1の選択領域130内の
i’およびOi+1’、第2の選択領域132内のEi
およびEi+1’、および第3の選択領域134内のOi
およびOi+1’を示す。
【0055】選択領域130および134は、異なるコ
ンタクトに接続されるため、(図4、図5および図6に
示される)選択領域132とはわずかに異なることに留
意されたい。しかしながら、ここで説明される原理は全
ての選択領域の場合に同じである。
【0056】ここで図8が簡単に参照され、ビット線が
2つの注入物で形成される点を除いて、図4、図5およ
び図6のレイアウトに類似のレイアウトが示される。図
8においてハッチングで特徴付けられる第1の注入物
は、ビット線の直線部分140を形成するためにセル領
域内に設けられ、選択領域内には、フィードスルー12
7および127’の領域内にのみ設けられる。選択領域
の残りの部分はマスクされる。図8では、フィードスル
ー127は、コンタクトビット線Eiの部分に接続さ
れ、フィードスルー127’は、各グループの列4の部
分に接続される。奇数コンタクトビット線Oiの場合、
フィードスルーは、奇数コンタクトビット線の部分と、
各グループの列3の部分とに接続される。
【0057】第1のマスクは図8には完全には示されな
い。代わりに、U字部122Aが示されているが、明瞭
に示すために、選択領域内のマスクの形状は示されな
い。ビット線およびフィードスルーが注入された後、C
MOS周辺素子および選択素子のためのゲート酸化膜
を、熱酸化を用いて成長させる。酸化の後、選択線SE
Lが、選択領域内に堆積され、その後、第2の、n+注
入物が、選択領域にのみ注入される。この第2の注入物
は、図8では点々の模様で示される。第2の注入物は、
セルビット線とコンタクトビット線との間のコンタクト
を確保するために、ごく僅かではあるが、セル領域に重
複することに留意されたい。
【0058】第2の注入物は、選択線SELが堆積され
た後に実行されるので、第2の注入物は選択線に自己整
列される。さらに、第1の注入物はフィードスルー12
7および127’の領域内にのみ存在したため、選択線
下側の領域の大部分はn+注入物を含まず、それゆえ、
選択線は選択トランジスタのチャネルを画定する。これ
は、選択線SELの下側に電気的なフィードスルーを与
えるフィードスルー127および127’の領域には当
てはまらない。
【0059】第1および第2の注入物の組み合わせは、
セルおよびコンタクトビット線を形成する。たとえば、
第1の注入物によって生成される列2Ai+1および2B
i+1の直線部分140は、それぞれ選択線SEL 2U
および2Lの一方に存在する第2の注入物の、142を
付された「T」部分と電気的に接続される。選択線SE
L 2Uおよび2Lの他方には、フィードスルー127
を介して、コンタクトビット線Ei+1の中央部分124
Cに電気的に接続される部分144が存在する。
【0060】同様に、列4Ai+1および4Bi+1の直線部
分140は、第1の注入物によって形成され、フィード
スルー127’に起因して、それぞれ選択線SEL 2
UおよびSEL 2Lの下側に電気的に延在し、第2の
注入物の「L」部分146と電気的に接続される。選択
線SEL 4Uおよび4Lの他方は、コンタクトビット
線Ei+1の中央部分124Cである。
【0061】図8に示されるように、コンタクトビット
線(点々模様で示される)は、フィールド分離部120
で覆われていない選択領域の部分に配置されるため、上
記と同じ形状をする。しかしながら、選択トランジスタ
のチャネルはここでは、上記の実施形態のようなビット
線マスクによってではなく、選択線SELの幅および位
置によって画定される。これにより、チャネルを、上記
の実施形態の場合よりも薄くできるようになり、選択ト
ランジスタに対する自己整列を提供する。
【0062】ここで図9を簡単に参照すると、選択領域
のための別のレイアウトが示される。この実施形態で
は、選択トランジスタマーカ122B〜122Eは垂直
である。それに応じて、ビットおよび選択線は変更され
る。セクション124D、124Eおよび124Fは、
1つの連続したコンタクトビット線124を形成する。
【0063】図2と同じ接続を有するアーキテクチャを
生成する任意のレイアウトが本発明に組み込まれるこ
と、および図4ないし図7、図8および図9のレイアウ
トは例示にすぎないことは理解されよう。
【0064】図10を参照すると、プログラミング中の
本発明のアレイ内のセルの1つを通る典型的な電流経路
が示される。図に示されるように、セルRをプログラミ
ングするために、電流が、電源から、列マルチプレクサ
(YMUX)内の一連のトランジスタ(最後のトランジ
スタ140のみが示される)を通って、金属ビット線M
OIに流れ込む。そこから、電流は、コンタクトOi
および選択トランジスタ3Uを通って、拡散ビット線3
iに流れ込む。そこから、電流はセルRを通って拡散
ビット線4Biに流れ込み、その後、選択トランジスタ
4LおよびコンタクトEi’を通り、金属ビット線MEi
に流れる。YMUX内の第2の一連のトランジスタ(最
初のトランジスタ14のみが示される)は、金属ビット
線MEiをグランドに接続する。読出し動作中に、電流
は類似の経路を通ってアレイ内を流れる。
【0065】電流経路の各素子は固有抵抗を有している
ため、アレイに流れ込む電流および流れ出る電流によっ
て電圧降下が生じる。これにより、アレイセルR内のド
レイン電圧は低下し、かつソース電圧は上昇する。それ
ゆえ、アレイセルRの適切な動作のために、特定のドレ
イン‐ソース電圧VDSが必要とされる場合には、電流経
路に沿った全電圧降下が大きくなるほど、必要とされる
外部電源も大きくなる。
【0066】さらに、読出しおよびプログラミングモー
ド両方において、アレイセルRは、ゲート電圧を制御し
て飽和状態で動作する。それゆえ、ソース電圧が上昇す
ると、流れる電流は小さくなるであろう。ゲート電圧が
変化しないものと仮定すると、読出しアクセス時間およ
びプログラミング時間の両方が増加する。
【0067】さらに、NROMセルをプログラミング中
に、ソース電圧が上昇すると、セルの耐久性が低下す
る。したがって、アレイに流れ込む、あるいはアレイか
ら流れ出る電流経路に沿った電圧降下を最小にすること
が望ましい。
【0068】アレイに対するアクセス経路に沿ったトラ
ンジスタ上の電圧降下を低減するために、トランジスタ
のコンダクタンスを改善することができる。この目的を
果たすための明らかな方法は、トランジスタのチャネル
幅を増加することである。しかしながら、これにより、
2つの望ましくない結果が生じる。
【0069】1.アクセス時間の低下:これは、アレイ
に対するアクセス経路に沿った寄生キャパシタンスが上
昇することに起因する。 2.ダイ面積の拡大:アレイに対するアクセス経路内の
全てのトランジスタの中で、選択トランジスタは、ダイ
サイズに最も大きな影響を与える。これは、ブロック当
たりの拡散ビット線当たりに1つの選択トランジスタS
ELが存在するためである。金属ビット線MEあるいは
MO当たり1つのそのようなトランジスタが存在するた
め、YMUX経路内のエッジトランジスタ140(すな
わち、YMUXを金属ビット線MEあるいはMOに接続
するトランジスタ)もダイサイズに著しい影響を与え
る。YMUX経路内の他のトランジスタは、それぞれ多
数のビット線を制御し、それゆえそれらのうちの少数で
あるため、ダイサイズに与える影響は小さい。
【0070】したがって、上記の面積およびタイミング
への不利な条件が生じることなく、電流経路内のトラン
ジスタの抵抗を低減するための別の方法が好ましい。本
発明の一実施形態では、選択トランジスタSELは低閾
値電圧(VT)素子として実装される。トランジスタの
抵抗は1/(Vgs−VT)(ただし、Vgsはゲート‐ソ
ース電圧で、固定値である)に比例するため、低VT
子は、標準的なトランジスタと比べて、本質的に低い抵
抗を有する。
【0071】しかしながら、低閾値電圧素子は所望の低
抵抗を与えるが、そのような装置を生成するためには、
プロセスステップを追加する必要があり、ダイコストが
上昇する。
【0072】本発明の別の実施形態では、選択トランジ
スタSELは、標準的なトランジスタのための最低限許
容される設計ルールよりも短いチャネル長で形成され
る。すなわちLSEL<Lminである。チャネル長が短くな
ると、より低抵抗の素子が提供される。
【0073】本出願人は、仮想グランドアレイが米国特
許第6,134,156号および米国特許第6,12
8,226号に記載されるように動作する場合には、選
択トランジスタは常に「パストランジスタ」として動作
すること、すなわち、これらのトランジスタがオンした
り、あるいは大きなVDSで動作したりする状況はないこ
とを理解している。図11、図12Aおよび図12Bを
参照して説明される、この固有の動作モードによっての
み、選択トランジスタSELのチャネル長を、標準的な
トランジスタのための最低限許容される設計ルールより
短くすることができる。
【0074】ここで図11を参照すると、図10に類似
ではあるが、メモリアレイの初期状態が示される。ここ
では全アレイが最初にグランドに接地され、放電されて
おり、その後、これから読出しあるいはプログラミング
動作を行うために、アレイセルにアクセスするために2
つの選択トランジスタSEL(たとえば、SEL 3U
および4L)が選択される。こうして、そのトランジス
タは、0VのVDS,SELで起動される。選択トランジスタ
SELが起動された後、アクセスされるセルのドレイン
に関連する、MOiのような金属ビット線に電源が供給
され、一方、アクセスされるセルのソースに関連する、
MEiのような金属ビット線はグランド近くに保持され
る。残りの金属ビット線は浮動状態を許容される。
【0075】ここで図12Aおよび図12Bを参照する
と、セルのドレインに接続される選択された金属ビット
線および拡散ビット線(それぞれ曲線144および14
6)、およびセルのソースに接続される選択された金属
ビット線および拡散ビット線(それぞれ曲線150およ
び148)における、セルのアクセス中の電圧レベルが
示される。一旦、金属ビット線、この例ではMOiおよ
びMEiが選択されたなら、それらに(実行されること
になる動作に応じて)電源が供給される。たとえば、M
iがプログラミングのための約6Vまでハイレベルに
駆動され(曲線144)、MEiがグランドあるいは約
200mVに駆動される(曲線150)ものと仮定す
る。金属ビット線MOi上の電圧は、曲線144によっ
て示されるように、グランドレベルから上昇する。
【0076】選択トランジスタSEL 3Uは既にオン
されているため、拡散ビット線3B iはMOiの上昇に追
従する。これが曲線146に示される。こうして、図1
2Aに示されるように、常に、選択トランジスタSEL
3U間の電圧降下Vdsは小さくなる。2つの時間t1
およびt2が示されており、これらの時点における電圧
降下Vds1およびVds2が小さい(約0.2V)ことを見
ることができる。図12Bに示されるように、メモリセ
ルRの他方では、メモリセルRが電流を流し始めると直
ぐに、類似の状況が生じる(一般に、金属ビット線がハ
イレベルに駆動される前に、ワード線WLBはハイレベ
ルである)。しかしながら、ここでは、拡散ビット線4
iが最初に上昇し(曲線148)、その後、金属ビッ
ト線MEiが上昇する(曲線150)。上記の場合のよ
うに、選択トランジスタSEL 4L間のドレイン‐ソ
ース電圧VDSは小さい(約0.1V)。
【0077】一般に、選択トランジスタSELは、その
端子において、消去およびプログラミング動作時に必要
とされる高電圧に耐えることができなければならない。
したがって、選択トランジスタには高電圧素子が用いら
れることになる。しかしながら、本発明のアレイでは、
選択トランジスタSELは常にパストランジスタとして
動作するため、高いドレイン‐ソース電圧VDSで生じる
「スナップバック」作用を受けることはなく、それゆ
え、そのチャネル長は、より小さな抵抗を与えるため
に、最低限許容される設計ルールよりも短くすることが
できる。
【0078】選択トランジスタをどのくらい短くできる
かは、トランジスタのパンチスルーおよび漏れ特性によ
る。たとえば、アレイセルRがアクセスされ、拡散ビッ
ト線3Biがハイレベルに駆動され、その後もし選択ト
ランジスタSEL 2Lに漏れが生じる場合には、金属
ビット線MOiから金属ビット線MEiへの付加的な経路
が存在する場合がある(拡散ビット線3Biから、セル
Qを通り、拡散ビット線2Biを通り、漏れのある選択
素子SEL 2Lを通る)。したがって、短いSEL素
子の漏れ特性は確実に抑制されるべきである。
【0079】例として、高電圧素子の標準的な最小チャ
ネル長がLmin=0.8μmである場合には、より短い
SEL素子の典型的なチャネル長はLSEL=0.5μm
である。
【0080】アレイへのアクセス経路内の他のトランジ
スタ(たとえば、YMUXトランジスタ140)はパス
トランジスタとしても動作することに留意されたい。し
たがって、本発明の好ましい実施形態によれば、YMU
Xトランジスタ140も、短いチャネル長を有すること
ができる。別法では、あるいはそれに加えて、YMUX
トランジスタ140は、上記のように、その抵抗を低減
するために、低閾値電圧を有することができる。
【0081】大きなアレイの場合、隣接する金属ビット
線MEとMOとの間に望ましくない結合が存在する。こ
れが図13に示され、ここで参照される。図13は、セ
ルの複数の金属ビット線MBL(N−2)〜MBL(N
+3)と、1つの行WLとを示す。図13は、選択トラ
ンジスタSEL1、SEL2、SEL3およびSEL4
も示す。以下の説明は、NROMセルの場合に用いら
れ、米国特許第6,134,156号および米国特許第
6,128,226号に記載される読出し動作のよう
な、グランドに近い読出し動作を想定する。しかしなが
ら、本発明は、他のグランドに近くないタイプの読出し
動作に、および他のタイプのメモリセルのアレイにも適
用することができる。
【0082】図13では、セルFの右側のビットが、読
出しのためにアクセスされている。それを達成するため
に、選択トランジスタSEL1およびSEL4のみが起
動される。金属ビット線MBL(N+1)はその選択ト
ランジスタSEL1を通してドレイン電圧をドライブ
し、MBL(N)はその選択トランジスタSEL4を通
してソース(すなわち、グランド電位に近い)信号を搬
送する。SEL2およびSEL3はオフされている。
【0083】1つの結合のタイプは直接結合である(矢
印200で示される)。ドレイン線MBL(N+1)上
の電圧遷移の存在は、ソース線MBL(N)の電圧レベ
ルに作用する。直接結合は典型的には、検出前に十分な
放電時間が加えられなければ、読み出されている信号に
雑音を付加する。
【0084】矢印202で示される、別の結合のタイプ
は、ドレイン線MBL(N+1)と、浮動状態にあるそ
の他の隣接する金属ビット線MBL(N+2)との間で
生じる。結合に起因して、浮動状態の金属ビット線MB
L(N+2)も同様に電圧上昇を受けるであろう。浮動
状態の金属ビット線MBL(N+2)は、起動されたS
EL4のタイプの選択トランジスタの1つにも接続され
るため、浮動状態の金属ビット線MBL(N+2)上の
電圧上昇は、拡散ビット線DBL1に伝達される(矢印
204および206)。ワード線WLはハイレベルであ
るため、これによって、ある電流は、起動された一連の
セルを通って、拡散ビット線DBL2に流れるようにな
るであろう(矢印208)。拡散ビット線DBL2は、
選択トランジスタSEL4を介して金属ビット線MBL
(N)に接続される(矢印210)。金属ビット線MB
L(N)はソースとして動作しており、センス増幅器2
12に接続されるため、この余分な電流は、作り出され
ている読出し信号に寄与することになる。
【0085】余分な電流の作用の範囲は、起動される一
連のセル内のセルの導電率の関数であることは理解され
よう。また、セルFのように、このタイプの結合が生じ
るセルのみが、電流が、金属ビット線を介して、センス
増幅器212に接続される拡散ビット線に到達するセル
であるということも理解されよう。その拡散ビット線は
いずれもセンス増幅器212に接続されないため、セル
E、GおよびHは、このタイプの作用から悪影響を受け
ない。
【0086】さらに、ドレインビット線(上のソースビ
ット線と反対側にある)から読出しを行う仮想グランド
アレイでは、類似の結合作用を特定できることは理解さ
れよう。
【0087】雑音の問題を与えると、読み出されること
になる信号が注入される雑音レベルより著しく大きくな
るように、あるいは過渡的な雑音の作用を抑圧するため
に、検出前に十分に長い時間を与えるように、アクセス
時間に関する要件が緩和される。結合作用を解決する別
の解決策は、その結合が小さくなるように、金属ビット
線間の空間を広げることである。しかしながら、これ
は、そのようなアーキテクチャおよび/または小さなビ
ット線ピッチを有するアレイの場合には不可能である。
【0088】小さな金属ビット線ピッチを有する大きな
アレイにおける別の問題は、主に金属配線上の点欠陥に
起因して、高密度パターンの金属ビット線の歩留まりが
劣化することである。これは典型的には、冗長性をもた
せるためにアレイに余分なセクションを設けることによ
り解決される。ただし、この解決策はチップ上の余分な
領域にコストがかかり、通常、アクセス時間が劣化する
という問題がある。
【0089】さらに、上記の実施形態のアレイでは、1
バイトをプログラミングするために行にアクセスする際
に、同じ行の隣接セルもオンし、過渡電流が流れる。こ
の電流によって、「プログラミング妨害」として当業者
に知られているように、隣接セルが不要にわずかにプロ
グラミングされるようになる。
【0090】長いアレイにおいて発生するさらに別の問
題は、その金属ビット線が対応して長くなり、金属ビッ
ト線が長くなると、その抵抗が大きくなることである。
あらゆる場所の抵抗が線の電圧レベルに作用し、アクセ
スされるセルのドレイン側に到達する電圧が金属ビット
線に本来供給される電圧より低くなり、アクセスされる
セルのソース側の電圧が本来供給されるグランド電位よ
り高くなる。したがって、電源は、通常時には過大な電
源になるが、これらの予想される電圧変化を補償するよ
うに設計されなければならない。
【0091】ここで図14を参照すると、少なくとも結
合および隣接セルの問題を低減し、歩留まりの問題を改
善する別のアーキテクチャが示される。この実施形態で
は、8つの拡散ビット線のために2つの金属ビット線が
存在する。選択トランジスタは、それらが制御する拡散
ビット線(1〜8)に応じて、かつそれが一部をなすセ
クタ(A、B、C等)に応じて番号を付される。
【0092】上記の実施形態の場合と同様に、偶数およ
び奇数金属ビット線MEIおよびMOIが存在する。しか
しながら、この実施形態では、各金属ビット線は、上記
の実施形態の場合のような2つではなく、4つの異なる
拡散ビット線のために動作する。たとえば、各奇数金属
ビット線MOIは選択トランジスタSEL 1X、3
X、5Xおよび7X(それゆえ、拡散ビット線1、3、
5および7)に電源を供給し、一方、各偶数金属ビット
線MEIは選択トランジスタSEL 2X、4X、6X
および8X(それゆえ、拡散ビット線2、4、6および
8)に電源を供給する。明瞭に示すために、図14は選
択線SEL 1X〜SEL 8Xを示しているが、配線
自体を示していないことに留意されたい。また、「X」
は関連するセクタA、B等を表すことにも留意された
い。
【0093】上記の実施形態の場合と同様に、各金属ビ
ット線MEIおよびMOIは、コンタクトEXI’および
OXI’を介して、各コンタクトビット線EXIおよびO
Iに接続される。
【0094】2つの金属ビット線MEIおよびMOIはと
もに8つのタイプの拡散ビット線のために動作するの
で、金属ビット線は、上記の実施形態の場合よりも大き
く分離される。図14は、偶数金属配線MEIが6を付
される第6の拡散ビット線の近くの経路を通り、一方、
奇数金属配線MOIが3を付される第3の拡散ビット線
の近くの経路を通ることを示す。規則的に、あるいは不
規則に配置される金属ビット線を用いる場合のような他
の構成も実現可能であり、本発明に含まれる。
【0095】図14の実施形態は、金属ビット線間にさ
らに大きな間隔を設け、その間の結合を低減し、歩留ま
りを改善することは理解されよう。より大きな間隔にす
ることによって、金属ビット線の幅を広げ、その抵抗を
低減することもできる。
【0096】さらに、この実施形態では、上記の実施形
態の場合の4つとは異なり、同じタイプの金属ビット線
間に8つのセルが存在する。このさらに長い経路は、プ
ログラミング妨害を低減する。
【0097】ここで図15を参照すると、それぞれ2つ
の金属ビット線が、16の異なるタイプの拡散ビット線
のために動作する、本発明のさらに別の実施形態が示さ
れる。アーキテクチャの複雑さに起因して、図15は、
1つのセクタAの選択トランジスタを全部示している
が、セクタBの場合にはそのうちのいくつかのみが示さ
れる。さらに、明瞭に示すために図15には2つしか示
されていないが、各セクタは典型的には複数のワード線
WLを備える。
【0098】本実施形態の構造は、以前の実施形態の構
造と類似であり、8つのタイプの拡散ビット線、選択ト
ランジスタおよび選択線が存在する。しかしながら、こ
の実施形態では、8つの拡散ビット線からなるグループ
は、共通のノードOLXI、ORXI、ELXIあるいは
ERXIに接続され、その共通ノードをその各奇数ある
いは偶数金属ビット線MOあるいはMEに接続するセグ
メント用選択トランジスタOLX、ORX、ELXある
いはERXが存在する。セグメント用選択トランジスタ
は、順に、それぞれセグメント用選択線SEL OL
X、SEL ORX、SEL ELXおよびSEL E
RXによって制御される。
【0099】図に示されるように、2つのセグメント用
選択トランジスタ(1つの奇数と1つの偶数)および2
つの選択トランジスタ(1つの奇数と1つの偶数)が、
セルにアクセスするために起動されなければならない。
したがって、セルAにアクセスするために、金属配線M
IおよびMOIに電源が供給され、セグメント用選択ト
ランジスタERAおよびORAならびに選択トランジス
タ4Aおよび5Aが起動され、関連するワード線に同様
に電源が供給されなければならない。セルBにアクセス
するためには、金属配線MEIおよびMOI+1に電源が供
給され、セグメント用選択トランジスタERAおよびO
RAならびに選択トランジスタ8Aおよび1Aが起動さ
れ、関連するワード線に同様に電源が供給されなければ
ならない。
【0100】セグメント用選択トランジスタに起因し
て、各金属ビット線は、図14に示される実施形態にお
けるセクタ当たり4つの選択トランジスタと比較する
と、セクタ当たり2つのセグメント用選択トランジスタ
によって負荷をかけられることは理解されよう。結果と
して、多くのセクタが存在するとき、図14のアーキテ
クチャの全ビット線キャパシタンスは著しく低減され
る。
【0101】さらに、図15の実施形態は以前の実施形
態より、金属ビット線間の間隔がさらに広くなり、それ
によりさらに結合を低減し、ビット線幅を広げることに
よって抵抗を低減することができることは理解されよ
う。本実施形態では、プログラミング妨害もさらに低減
される。
【0102】図15の実施形態は、セクタ毎の金属ビッ
ト線当たり2つの選択トランジスタ、すなわち1つのS
EL OLXおよび1つのSEL ORXか、あるいは
1つのSEL ELXおよび1つのSEL ERXを有
する。ここで図16を参照すると、セクタ毎の金属ビッ
ト線当たり1つのみのセグメント用選択トランジスタを
有するアレイが示される。この実施形態では、図12の
実施形態の場合と同様に、8つの拡散ビット線からなる
組当たり2つの金属ビット線が存在する。
【0103】図16では、偶数金属ビット線MEはそれ
ぞれ、接続されるセクタ当たり1つのセグメント用選択
トランジスタEXを有し、そのビット線は偶数共通ノー
ドEXIに接続される。奇数金属ビット線はそれぞれ、
接続されるセクタ当たり1つのセグメント用選択トラン
ジスタOXを有し、そのビット線は奇数共通ノードOX
Iに接続される。以前の実施形態の場合と同様に、どの
セルがアクセスされるかは、どの金属配線、すなわち1
つの偶数および1つの奇数金属ビット線がアクセスされ
るか、ならびにどの選択およびセグメント用選択トラン
ジスタ(同様に1つの偶数および1つの奇数)が起動さ
れるかによる。
【0104】図16の実施形態は図14の実施形態と同
様に動作することは理解されよう。しかしながら、その
金属ビット線キャパシタンスは、図14のキャパシタン
スに比べて著しく低減される。
【0105】図14〜図16の実施形態は、図10〜図
12に関して上に説明されたような短いチャネルの選択
トランジスタを用いることができることは理解されよ
う。さらに、金属ビット線当たりの拡散ビット線の数
は、ここに記載されるように、2の倍数である必要はな
いことは理解されよう。むしろ、本発明の原理は、拡散
および金属ビット線の他の組み合わせにも当てはまる。
これが、ここで手短に参照される図17に示される。図
17では、奇数個(たとえば5つ)のタイプの拡散ビッ
ト線が存在する。各セクタ(A、B、C等)では、偶数
選択トランジスタSEL 2Xおよび4Xが拡散ビット
線の一方にあり(図17においてセクタの下に示され
る)、奇数選択トランジスタSEL 1X、3Xおよび
5Xがその拡散ビット線の他方にある(図17において
セクタの上に示される)。
【0106】さらに、この実施形態では、金属ビット線
MBL(N)は偶数および奇数金属ビット線として編成
されない。代わりに、各金属ビット線MBL(N)は、
接続される5つの選択トランジスタSEL 1X〜SE
L 5Xを有し、偶数選択トランジスタSEL 2Xお
よび4XはセクタAのような1つのセクタに属し、奇数
選択トランジスタSEL 1X、3Xおよび5Xは、セ
クタBのような隣接するセクタに属する。それにもかか
わらず、各拡散ビット線は2つの金属ビット線によって
アクティブにされる。したがって、セルCの場合、金属
ビット線MBL(N)は選択トランジスタ3Aを介して
拡散部3に電源を供給し、一方、金属ビット線MBL
(N+1)は選択トランジスタ4Aを介して拡散部4に
電源を供給する。
【0107】奇数個の拡散ビット線の他のアーキテクチ
ャ、ならびに対応する選択トランジスタおよび金属ビッ
ト線も実現可能であり、本発明に含まれることは理解さ
れよう。さらに、セグメント用選択トランジスタをその
ようなアーキテクチャに含むことができることも理解さ
れよう。さらに、本発明は、限定はしないが、スライス
型アレイを含む、全てのタイプのアーキテクチャに適用
することができる。
【0108】ここに開示される方法および装置は、固有
のハードウエアおよびソフトウエアに関連することなく
記載されてきた。むしろ、その方法および装置は、過度
の実験を行うことなく、従来の技術を用いて実施するた
めに、本発明の実施形態のうちの任意の形態を変更する
ことが必要とされるのに応じて、当業者が市販で購入す
ることができるハードウエアおよびソフトウエアを十分
に容易に適合させることができるように記載されてい
る。
【0109】本発明は、ここで特に図示され、説明され
てきたものによって限定されないことは当業者には理解
されよう。むしろ、本発明の範囲は、添付の請求の範囲
によって画定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施形態による、メ
モリアレイ内のビット線の配列を示す概略図である。
【図2】図2は、本発明による、図1のビット線上の金
属配線の典型的な配列を示す概略図である。
【図3】図3は、米国特許第6,011,725号に開
示されるタイプのデュアルビットセルの概略図である。
【図4】図4は、図2の1つの典型的なレイアウトを示
す図である。
【図5】図5は、図2の1つの典型的なレイアウトを示
す図である。
【図6】図6は、図2の1つの典型的なレイアウトを示
す図である。
【図7】図7は、図2の1つの典型的なレイアウトを示
す図である。
【図8】図8は、図2のアーキテクチャの別のレイアウ
トを示す図である。
【図9】図9は、図2のアーキテクチャのさらに別のレ
イアウトを示す図である。
【図10】図10は、特定のメモリセルにアクセスする
際の電流の流れを示す概略的な回路図である。
【図11】図11は、特定のメモリセルにアクセスする
前の金属ビット線上の電圧レベルを示す、図10に類似
の概略的な回路図である。
【図12】図12Aは、ドレインための金属ビット線お
よび拡散ビット線上の電圧の上昇を示すグラフであり、
図12Bは、ソースための金属ビット線および拡散ビッ
ト線上の電圧の上昇を示すグラフである。
【図13】図13は、金属ビット線間の電圧の結合を示
す概略図である。
【図14】図14は、8個の全拡散ビット線のために2
つの金属ビット線が存在する、本発明のアーキテクチャ
の別の実施形態を示す概略図である。
【図15】図15は、16個の全拡散ビット線のために
2つの金属ビット線が存在する、本発明のアーキテクチ
ャの別の実施形態を示す概略図である。
【図16】図16は、図15のアーキテクチャの別の実
施形態を示す概略図である。
【図17】図17は、本発明のアーキテクチャのさらに
別の実施形態を示す概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/792 Fターム(参考) 5B025 AA07 AB03 AC01 AD04 AD05 AE00 5F083 EP18 EP33 EP34 KA06 KA08 KA12 KA13 LA12 ZA21 5F101 BA45 BB02 BD22

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリアレイであって、 複数の拡散ビット線と、 前記拡散ビット線当たりに1つの複数の選択トランジス
    タであって、該選択トランジスタは、第1、第2、第
    3、第4、第5、第6、第7および第8のタイプからな
    る、選択トランジスタと、 偶数および奇数タイプの金属ビット線であって、前記奇
    数金属ビット線は前記第1、前記第3、前記第5および
    前記第7の選択トランジスタタイプに接続することがで
    き、前記偶数金属ビット線は、前記第2、前記第4、前
    記第6および前記第8の選択トランジスタタイプに接続
    することができる、金属ビット線とを備えるメモリアレ
    イ。
  2. 【請求項2】 前記拡散ビット線は第1および第2の端
    部を有し、前記第2、前記第4、前記第6および前記第
    8のタイプの選択トランジスタは、その関連する前記拡
    散ビット線の前記第2の端部に接続され、前記第1、前
    記第3、前記第5および前記第7のタイプの選択トラン
    ジスタは、その関連する前記拡散ビット線の前記第1の
    端部に接続される請求項1に記載のメモリアレイ。
  3. 【請求項3】 前記偶数および奇数タイプの金属ビット
    線にそれぞれ接続することができる偶数および奇数コン
    タクトビット線をさらに備え、前記第2、前記第4、前
    記第6および前記第8のタイプの選択トランジスタは前
    記偶数コンタクトビット線に接続され、前記第1、前記
    第3、前記第5および前記第7のタイプの選択トランジ
    スタは前記奇数コンタクトビット線に接続される請求項
    1に記載のメモリアレイ。
  4. 【請求項4】 8つの拡散ビット線からなるセグメント
    にアクセスするように構成されるセグメント用選択トラ
    ンジスタの対をさらに備え、1つのセグメントの第1の
    セグメント用選択トランジスタは前記セグメントの選択
    トランジスタと第1の金属ビット線との間に接続され、
    前記セグメントの第2のセグメント用選択トランジスタ
    は前記セグメントの前記選択トランジスタと前記第1の
    金属ビット線に対して隣接する金属ビット線との間に接
    続される請求項1に記載のメモリアレイ。
  5. 【請求項5】 窒化物リードオンリーメモリ(NRO
    M)セルをさらに備える請求項1に記載のメモリアレ
    イ。
  6. 【請求項6】 前記選択トランジスタは低閾値電圧素子
    である請求項1に記載のメモリアレイ。
  7. 【請求項7】 前記選択トランジスタは、あるプロセス
    の標準的なチャネル長より短いチャネル長を有する請求
    項1に記載のメモリアレイ。
  8. 【請求項8】 メモリアレイであって、 第1の複数の金属ビット線と、 第2の複数の拡散ビット線と、 第3の複数の選択トランジスタとを備え、 金属ビット線当たり3つ以上の拡散ビット線が存在する
    メモリアレイ。
  9. 【請求項9】 拡散ビット線より多くの選択トランジス
    タが存在する請求項8に記載のメモリアレイ。
  10. 【請求項10】 金属ビット線当たり4つの拡散ビット
    線が存在する請求項8に記載のメモリアレイ。
  11. 【請求項11】 金属ビット線当たり8つの拡散ビット
    線が存在する請求項8に記載のメモリアレイ。
  12. 【請求項12】 前記第2の複数は2の倍数でない請求
    項8に記載のメモリアレイ。
  13. 【請求項13】 偶数選択トランジスタが偶数拡散ビッ
    ト線の一端に接続され、奇数選択トランジスタが奇数拡
    散ビット線の他端に接続され、偶数金属ビット線が前記
    偶数選択トランジスタに接続されることができ、奇数金
    属ビット線が前記奇数選択トランジスタに接続されるこ
    とができる請求項9に記載のメモリアレイ。
  14. 【請求項14】 前記第2の複数の拡散ビット線は奇数
    個である請求項8に記載のメモリアレイ。
  15. 【請求項15】 偶数選択トランジスタが偶数拡散ビッ
    ト線の一端に接続され、奇数選択トランジスタが奇数拡
    散ビット線の他端に接続され、前記拡散ビット線はセク
    タに分割され、前記金属ビット線は1つのセクタの前記
    偶数選択トランジスタに、かつ別のセクタの前記奇数選
    択トランジスタに接続可能である請求項14に記載のメ
    モリアレイ。
  16. 【請求項16】 拡散ビット線からなるセグメントにア
    クセスするように構成されるセグメント用選択トランジ
    スタをさらに備え、奇数セグメント用選択トランジスタ
    は前記セグメントの前記奇数拡散ビット線に接続するこ
    とができ、偶数セグメント用選択トランジスタは前記セ
    グメントの前記偶数拡散ビット線に接続することができ
    る請求項11に記載のメモリアレイ。
  17. 【請求項17】 前記選択トランジスタは低閾値電圧素
    子である請求項8に記載のメモリアレイ。
  18. 【請求項18】 前記選択トランジスタは、あるプロセ
    スの標準的なチャネル長より短いチャネル長を有する請
    求項8に記載のメモリアレイ。
  19. 【請求項19】 窒化物リードオンリーメモリ(NRO
    M)セルをさらに備える請求項8に記載のメモリアレ
    イ。
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