JPH0750398A - 不揮発性フラッシュeepromメモリ・アレイのバイアス方法 - Google Patents
不揮発性フラッシュeepromメモリ・アレイのバイアス方法Info
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Abstract
えターンオンされることによって生じる読み出し及び書
き込みエラーを少なくする。 【構成】 非選択メモリ・セルは、基板領域(28)に対し
て正電位に在る浮遊端子及び或る端子を呈するようにバ
イアスされる。
Description
EEPROMメモリ・アレイのバイアス方法に関するも
のである。
び列に配列され且つセルに極端に速く電気的な書き込み
(プログラム)、読み出しそして消去を行える回路に接
続された多数のセルを含みそして高い集積密度を持つア
レイから成ることが知られている。
EEPROMメモリ・セルに似ているが、非常に薄いゲ
ート酸化物層(基板と浮遊ゲートの間)を有する点が違
う。
に示す周知のフラッシュEEPROMメモリ・アレイの
一部のアーキテクチャについて説明する。
Mメモリ・アレイ1は、行及び列に配列され且つ区分3
(各区分は所定数の列から成る)に分けられた多数のメ
モリ・セル2を備えている。各区分3における同一行中
のメモリ・セル2は同一ワード・ラインWL0〜WL4
に接続されたゲート領域を呈し、同一列中のメモリ・セ
ル2は同一ビット・ラインBL0〜BL4,・・・BL
nに接続されたドレイン領域を呈し、そして当該区分中
の全てのメモリ・セル2は相互接続されたソース領域を
呈する。もう少し詳しく説明すれば、当該区分の各行中
のメモリ・セル2のソース領域は隣接する2つの行の各
々に共通のソース・ライン4(図2にもっとはっきりと
示すように、同じソース拡散領域から成る。)によって
相互接続される。各区分毎に金属ライン5が設けられ、
この金属ライン5はビット・ラインと平行に延び且つソ
ース・ライン4に接続されている。金属ライン5は、ま
た共通ソース・ノードSNに接続されている。この共通
ソース・ノードSNは、回路(同一チップ上に形成され
るが、メモリ・アレイ1の外部に在る。)の一部を形成
して交互に制御される2個のスイッチ6及び7を介して
アースされ、また電源に接続される。
ト例は図2に示され、この図2はP型基板11中に形成
されたN型拡散領域10(メモリ・セル2のドレイン領
域12及びソース領域13並びにソース・ライン4を形
成する)と、ポリシリコン・ストリップ14(ワード・
ラインWLを形成する)と、金属ライン15(ビット・
ラインBLを定める)と、ドレイン領域12と金属ライ
ン15の間のドレイン・コンタクト16と、ソース・コ
ンタクト18を有する金属ライン5と、メモリ・セル2
を囲んでこれを電気的に絶縁するフィールド酸化物層1
9とを示す。
るために、ポリシリコン・ストリップ14は真直ぐでは
なく、金属ライン5に在るソース・コンタクト18の周
囲で“回り道させられ”、この形状は構造を複雑にする
のみならず製造に関する諸問題を提起することが理解で
きる。
Mメモリは、上述した特性すなわち電気的消去性及び高
密度のせいで現在、その地位を良く約束されているが、
それでもまだその用途を制限する幾つかの欠点を持って
いる。
消去されたメモリ・セルの閾値(すなわちメモリ・セル
をターンオンするために制御ゲートとソース領域の間に
印加されるべき電圧)が消散してしまうせいである。こ
のような消散は、平均値を中心としたベル状カーブで表
され、使用した消去法による。この消去法は、(紫外線
で消去を行うEEPROMメモリとは違って)浮遊ゲー
トから電子を引き抜くためにメモリ・セルのソース領域
に高電圧を印加することから成る。上述したようにメモ
リ・セルを電気的に消去することの結果は種々の要因す
なわちチャネル長(これは製造マスクのミスアライメン
トや他の技術的問題のせいでメモリ・セル毎に変わり得
る)と、各メモリ・セルに印加される消去電圧(フラッ
シュEEPROMセルのソース領域は単一の拡散で形成
され、このソース領域はコンタクトによって且つ規則正
しい間隔で金属ソース・ラインに接続される。しかしな
がら、N+型拡散の直列抵抗のせいで、コンタクトから
一番遠いメモリ・セルの消去電圧は近くのメモリ・セル
の消去電圧とは違い且つ低い。)と、プログラミング
(可変も)後に達した閾値電圧と、弱い消去現象とに依
存する。
他の欠点は、過剰消去されたメモリ・セルの存在及びE
EPROMメモリでのように各メモリ・セル用の選択ト
ランジスタの不存在のせいで、読み出しエラーの可能性
があることである。
するように設計されたフラッシュEEPROMメモリ・
アレイのバイアス方法を提供することである。
請求の範囲の請求項1及び4にに記載されたようなフラ
ッシュEEPROMメモリ・アレイのバイアス方法が提
供される。
いて説明する。図3は新規なメモリ・セルのアーキテク
チャを示す。このメモリ・セルは、それ自体が本特許出
願人によって同時出願された特許出願の目的であり且つ
この発明に係るバイアス方法がただちに適用され得る構
造及びその利点を提供するためにここでも説明する。そ
れにもかかわらず、この発明のバイアス方法は、ここに
説明する特定のアーキテクチャに全く制限されず、指定
されたバイアス電圧を発生するための制御回路を改造す
ることにより図1に示されたタイプの既知のメモリ・ア
レイにも適用可能である。
び列に配列された多数のメモリ・セル21を備えてい
る。図1の構造と同様に、同一行中のメモリ・セル21
のゲート領域は同一ワード・ラインWL0〜WL4に接
続され、同一列中のメモリ・セル21のドレイン領域は
同一ビット・ラインBL0〜BL4,・・・BL16,
BL17,・・・に接続され、そしてメモリ・セル21
も区分22にグループ化されるが、このケースでは各区
分22が16列から成ることが望ましい。
違って、区分22における各行中の隣接するメモリ・セ
ル21は、制御トランジスタすなわち“パス”トランジ
スタ23のソース領域に接続されたソース領域を呈す
る。各区分22中の制御トランジスタ23は、相互接続
され、もう少し詳しく云えばビット・ラインBLと平行
に延びる制御ビット・ラインBLP0,BLP1に接続
されたドレイン領域を呈する。各行中の制御トランジス
タ23の全てのゲート領域はそれぞれのワード・ライン
WL0,WL1,・・・(従って互いに且つ同一行中の
メモリ・セル21のゲート領域)に接続されている。制
御トランジスタ23及び関連メモリ・セル21のソース
領域はそれぞれのソース・ライン24に接続されてい
る。
MOSトランジスタであって、その唯一の要件は、製造
上の問題(マスクのミスアライメントによる方法上の窮
地)及び温度の変動による最悪の状態でさえ、閾値電圧
を常に正にすべきであることである。
2つの隣接する区分22の一部のレイアウトを示す図で
ある。周知のメモリ・アレイ1に関する図2のように、
図4はP型基板28に形成されたN型拡散領域27(メ
モリ・セル21のドレイン領域29及びソース領域30
並びにソース・ライン24を形成する)と、ポリシリコ
ン・ストリップ31(ワード・ラインWLを形成する)
と、金属ライン32(ビット・ラインBLを定める)
と、ドレイン領域29と金属ライン32の間のドレイン
・コンタクト33とを示す。
水平ストリップ27a及び垂直ストリップ27bを有す
る(チャネル領域は除く)格子状構成を呈する。しかし
ながら、周知のレイアウトと違って、連続する代わり
に、ソース・ライン24を形成する拡散領域27の水平
ストリップ27aは、各区分22の端でしゃ断され、且
つフィールド酸化物層34によって絶縁されている。こ
のフィールド酸化物層34は、隣接する列中のメモリ・
セル21のドレイン領域29も絶縁する。制御トランジ
スタ23は1つの区分22と他の区分22の間に形成さ
れる。詳しく云うと、制御トランジスタ23のドレイン
領域35及びソース領域36は、同じ拡散領域27によ
って形成された垂直ストリップ27c(チャネル領域に
てしゃ断された)中に形成される。制御ビット・ライン
BLPを定める金属ライン38は、垂直ストリップ27
c上で金属ライン32と平行に延び、且つドレイン・コ
ンタクト39によってドレイン領域35と電気的に接続
されている。制御トランジスタ23のソース領域36は
水平ストリップ27aによって2つの隣接する区分22
の一方のみ(この例では右側の区分22)のメモリ・セ
ル21のソース領域30に接続されている。メモリ・セ
ル21の制御ゲート領域を形成する同一ポリシリコン・
ストリップ31は制御トランジスタ23のゲート領域も
形成する。
グ・プロフィルに関してソース領域とドレイン領域を逆
にすることが可能である。特に、ゲート領域とソース領
域の間の高電圧(現時点では12V)によって消去中に
生じられるストレスにメモリ・セルを耐えさせるため
に、別な注入工程で段差のある基板・ソース接合を提供
する提案が既になされたので、ソース領域は2つの部分
すなわち基板(基体)に接する深くてもっと淡くドープ
された部分及び半導体材料のチップ表面に面してもっと
濃くドープされた部分から成る。
(明快にするために図2のレイアウトには示さなかっ
た)は、マスクの起こり得るミスアライメントの影響を
悪化させた。事実、ポリ2用マスク(制御ゲート領域及
びワード・ラインを形成する第2のポリシリコン層を整
形するためのマスク)と活性区域マスク(メモリ・セル
が形成されるべき領域を絶縁する厚いフィールド酸化物
層を定めるマスク)とがミスアライメントする場合に、
フィールド酸化物層の丸くなった縁はメモリ・セルのゲ
ートの下を通り、従ってチャネルの実際の幅を増し且つ
メモリ・セルの結合係数を下げ得る。この一例が図5に
示されており、ここでは理由を明らかにするためにエラ
ーが強調され、そして金属ライン15を除いた図2のレ
イアウトの一部が示されている。図示の例では、メモリ
・セル2’は上述した問題を呈し、これは高濃度ソース
領域(図5の破線内)を形成するための濃い注入によっ
て悪化させられる。問題(“トンネル”効果としても知
られている)は高濃度注入マスクのミスアライメント
(これは細長い開口を呈し、その頂部縁及び底部縁がワ
ード・ライン14の中心線と大体一致する。)の場合に
更に悪化され、この場合には注入物(インプラント)は
ソース領域13を完全にはカバーし得ない。
セル・パラメータを変動させることになる。図示の例で
は、メモリ・セルの半分だけ(メモリ・セル2’)が影
響を受け、従って閾値電圧分布及び図6に示すような2
重ベル状カーブに差をもたせることになる。図6は、閾
値電圧VTに対するセルの数Nを示し、また3つのカー
ブすなわちアライメントしたメモリ・セル(すなわちミ
スアライメントが閾値電圧に全く影響しない良好なメモ
リ・セル)に関するカーブA、ミスアライメントによっ
て影響されたメモリ・セルに関するカーブB、及び両方
のタイプのメモリ・セル(アライメントしたメモリ・セ
ル及びミスアライメントのメモリ・セル)に関するカー
ブC(2重最大カーブ)を示す。
不利益である。すなわち、閾値電圧範囲を拡大すること
に加えて、これは負の閾値電圧で過剰消去された(ディ
プリーテッド)メモリ・セルすなわち読み出しのために
選択されない時でさえターンオンされるかもしれないメ
モリ・セルの数を増加させることになる。
2行及び2列の一部を形成し且つワード・ラインWL
2,WL3及びビット・ラインBL2,BL3に接続さ
れた4個のメモリ・セル2(符号A〜Dを付けた)を示
す。ビット・ラインBLの一端に列レコーダCDを設
け、この列レコーダCDは各列毎に1個設けられ且つそ
れぞれの列選択信号YN2,YN3によって制御される
選択トランジスタT2,T3を含む。選択トランジスタ
T2,T3は、信号YMが供給されるトランジスタT
M、ドレイン電圧の不所望な上昇を防止するための電流
/電圧変換器40、負荷41、及びセンス増幅器41
(その一方の入力端子が負荷41の一端に接続され、そ
して他方の入力端子に基準電圧VRが供給される。)に
周知の仕方で接続されている。
メモリ・セルが理想的な状態(過剰消去されたメモリ・
セルが無い)にあるとしよう。行デコーダRDによりワ
ード・ラインWL2は電源電圧Vcc(通常は5V)を供
給するための周知の態様にもたらされ、他のワード・ラ
インWL3はアースされ、全てのメモリ・セルのソース
領域はアースされ、アドレス決定されたビット・ライン
BL2はT2及びTMによって電源電圧よりも低い電圧
(通常は1V)にもたらされ、そして他のビット・ライ
ン(BL3)は最終的にアースされる。この状態にて、
もしメモリ・セルAが消去されるなら、このメモリ・セ
ルAは導通し始め且つ電流はビット・ラインBL2から
メモリ・セルAを通ってアースに流れ(破線I1)、そ
して同一ビット・ラインBL2に接続された他の全ての
メモリ・セルはゼロのソース・ドレイン電圧降下Vgsを
呈することのために不動作のままである。逆にもしメモ
リ・セルAが書き込まれるならば、このメモリ・セルA
はスイッチ・オンせず且つ電流は供給されない。ビット
・ラインBL2における電流の存在又は不存在はセンス
増幅器42によって検出されるので、このセンス増幅器
42は論理信号を発生する。他方、もしメモリ・セルB
がゼロ又は負の閾値電圧を呈するように過剰消去され且
つVgs=0の時でさえオンになり従ってビット・ライン
BL2に電流I2を流すことになるならば、この電流は
新しいメモリ・セルに対するものであるとしてセンス増
幅器42によって誤解され従って読み出しエラーになる
かもしれない。
加させることになるミスアライメントしたメモリ・セル
の問題は、ここでは、メモリ・セル21の断面図である
図8に示すように高濃度領域を逆にすることによって解
決される。ドレイン領域を除けば、図8でも図4と同一
の部品には同一の符号を付ける。ドレイン領域は、明白
にするために図4では簡単化されている。図8は、N型
ソース領域30(電圧Vsにセットされた)及びドレイ
ン領域29(電圧Vdにセットされた)を有するP型基
板28(電圧Vbにセットされた)を示す。ドレイン領
域29は、第1のより深いN型部分44と、基板28の
大きな表面51と対面し、N+導電型従って燐の注入に
より第1の部分44に比べてもっと濃くドープされた第
2の部分45とから成る。図8には、薄いゲート酸化物
層46、浮遊ゲート領域47、ポリシリコン間誘電層4
8、制御ゲート領域49(ポリシリコン・ストリップ3
1から成り且つ電圧Vgにセットされた)、及び保護酸
化物層50も示されている。
合及び鋭い基板・ソース接合(ヒ素の注入で形成され
た)になり、既知の解決策に比べて2つの接合の特性を
逆にする。そのせいで、ポリ2マスクと活性区域マスク
がミスアライメントする場合に、ゲート領域の下へ高ド
ープ領域が入ることはなく(この例では図5のソース領
域13と対抗するようなドレイン領域12)、従って容
量性結合の増大を低減し且つメモリ・セルの特性量(特
に閾値電圧)の分散を大幅に低減する。閾値電圧の分布
は、従って図6のAに似た単一のベル状カーブによって
表せ、過剰消去された(すなわちディプリーテッド)
(負のVT)メモリ・セルの数が少なくなったことを示
す。
説明した既知のメモリにおけるように)読み出し中に同
一ビット・ラインにおけるどんな過剰消去されたメモリ
・セルによって行われ得る直接寄与を防止する。事実、
同一のアドレス決定されたビット・ラインにおける全て
のメモリ・セル(ただし、ソース領域が選択されたメモ
リ・セルに接続されたものは除く。)は、それぞれの制
御トランジスタがターン・オフされるために(上述した
ように、それぞれの制御ゲート領域がアースされ且つ制
御トランジスタが厳密には正の閾値電圧を呈する。)、
浮遊ソース領域を呈する。例えば、もしビット・ライン
BL0及びワード・ラインWL0に接続されたメモリ・
セルが選択されるならば、同一ビット・ラインBL0に
接続された全てのメモリ・セル(選択されたメモリ・セ
ル及びワード・ラインWL1に接続されたメモリ・セル
は除く)は既知のメモリ・アレイにおけるようにアース
されたソース領域と対抗するような浮遊ソース領域を呈
するので、電流は選択ビット・ラインBL0からアース
へ流れることができない。加えて、選択されたメモリ・
セルに接続されたメモリ・セルは、たとえ少し過剰消去
されていても、選択ワード・ラインWL0に接続された
制御トランジスタ23がオンであり且つこの制御トラン
ジスタ23に接続されたソース・ライン24を制御ビッ
ト・ラインBLP0の電圧に維持するために、通常、タ
ーン・オンすることが防止される。その結果、選択され
たメモリ・セルに接続されたメモリ・セルは、制御ビッ
ト・ラインBLP0によって固定された上記電圧のソー
ス領域、アースされた制御ゲート領域、従って負のVgs
電圧を呈するので、ターン・オンされるためにはひどく
過剰消去されなければならない。
トランジスタ23の存在もまた、ソース容量(ソース・
基体間接合でのキャパシタンス)を低減し、従って消去
中ソース・ライン24の容量性充電による変位電流を低
減する。この変位電流は雑音を表すためにできるだけ低
く保持されなければならない。上述したように、制御ト
ランジスタ23のために、変位電流は既知のメモリ・ア
レイに比べて低減され、そして既知のメモリ・アレイ
(キャパシタンスひいては変位電流がビット・ラインの
長さの増大を共に直線的に増加する)と違って、特に一
定であり且つビット・ラインの長さとは無関係である。
イアス方法との比較で説明する。
ト領域を、ワード・ラインWLを通して電源電圧Vcc
(例えば5V)にバイアスし、ソース領域をアースし、
且つドレイン領域を例えば1Vの低電圧にバイアスする
ことによってメモリ・セルが読み出される。
よれば、メモリ・セルを読み出すために、制御ビット・
ラインBLPは電源電圧Vccにもたらされ、選択ビット
・ラインはVccより少し低い電圧(例えばVcc−1V)
にもたらされ、非選択ビット・ラインはVccにもたらさ
れ、選択ワード・ラインはVccよりも高い電圧にもたら
され、そして非選択ワード・ラインはアースされる(V
=0V)。
モリ・アレイを列デコードするのに適当なアーキテクチ
ャはその一例が図9に示されている。この図9も、図7
と同様に、ビット・ラインBL2,BL3及びワード・
ラインWL2,WL3に接続されたメモリ・アレイ20
の4個のメモリ・セルA’、B’、C’及びD’と、ワ
ード・ラインWL2,WL3(同一制御ビット・ライン
BLP0の他に)にそれぞれ接続された2個の制御トラ
ンジスタPT02,PT03とを示す。ビット・ライン
BL及び制御ビット・ラインBLPの一端には列アップ
・デコーダ55が設けられている。この列アップ・デコ
ーダ55は、ビット・ラインBL及び制御ビット・ライ
ンBLPとそれぞれ直列に接続され且つゲート端子にそ
れぞれ制御信号YM,YN2,YN3が供給される多数
の(例えばPチャネル)MOS負荷トランジスタ56を
備えている。図7の列レコーダCDと同様な列ダウン・
レコーダ57も設けられている。この列ダウン・レコー
ダ57は多数のデコード用トランジスタT2’,T
3’,・・・を備え、その各々は各ビット・ラインBL
毎に1個設けられ且つ負荷トランジスタ56とは反対の
タイプである(図示の例ではNチャネル)。各デコード
用トランジスタT2’,T3’,・・・の一端は、制御
信号YMが供給されるトランジスタTM’の共通端子に
接続されている。トランジスタTM’の他端は、電流/
電圧変換器40と同様な且つ列ダウン・レコーダ57と
センス増幅器59の一方の入力端子との間に挿入された
電流/電圧変換器58に接続されている。センス増幅器
59は、その他方の入力端子に基準電圧VRが供給さ
れ、図7のセンス増幅器42と同じ仕方で作動する。
ドレス決定されたビット・ラインをセンス増幅器59に
接続し、そして列アップ・デコーダ56は非選択ビット
・ラインを、負荷トランジスタ56を通して電源電圧V
ccにバイアスする。
中に誤って作動し従って読み出しの精度をそこなう過剰
消去されたメモリ・セルの数を低減する。
はアドレス決定されないメモリ・セルのソース端子が浮
遊している場合でさえ、寄生電流通電路を形成すること
になり得る。
・ラインBL2に接続されたメモリ・セルA(図1)を
読み出したいとして、メモリ・セルH,E及びBが同一
ビット・ラインBL2に接続され且つそれぞれワード・
ラインWL0,WL1,WL3に接続され、そしてメモ
リ・セルG,F,C及びDがビット・ラインBL3に接
続され且つそれぞれワード・ラインWL0,WL1,W
L2,WL3に接続される(ただし図10では少し違え
て接続する)としよう。同一ビット・ラインBL2に接
続されたメモリ・セルBがもし上述したように過剰消去
されたならその直流によるエラーの可能性に加えて、メ
モリ・セルC,G及びHによって形成された寄生路沿い
の過剰消去されたメモリ・セルにより別な寄与もなされ
得る。
法によれば、電流は可能な寄生路沿いのどの過剰消去さ
れたメモリ・セルによっても寄与されない。事実、図1
0に似ているが、上述したようにバイアスされた図3の
メモリ・アレイに関する図11に示すように、メモリ・
セルC’及びD’(同一ソース・ライン24及び同一ビ
ット・ラインBL3に接続されているが、それぞれワー
ド・ラインWL2,WL3に接続されている。)は、同
一電位Vcc従ってVds=0Vのドレイン領域及びソース
領域を呈し、ひいてはこれらメモリ・セルを通る寄生電
流路が形成されるのを防止する。このことは、同一のワ
ード・ライン又は関連ワード・ライン(すなわち共通の
ソース・ライン24)に接続された区分中の他の全ての
メモリ・セルにも適用され、従って既知の技術に比べた
改良を行う。
一定のエラー見込みを許容するための電源電圧も下げ
る。事実、この方法によれば、アドレス決定されたビッ
ト・ラインに接続されたメモリ・セルは、浮遊端子(通
常、ソースとして作動する。)及びVcc−1にバイアス
された端子(通常、ドレインとして作動する。)を呈す
る。この場合、バイアスされた端子はソースとして作動
でき、そしてもし充分に過剰消去されたならメモリ・セ
ルは或るVgs電圧(バイアスされた端子がソースである
場合)でターンオンされ得る。上述したバイアス状態下
でメモリ・セルがターン・オンされるのに必要な過剰消
去の程度を評価するため、(MOSトランジスタでのよ
うに)メモリ・セルの閾値電圧VTは、他のものの間
で、ソース領域と基体領域(基体効果)の間の電位差V
sbに依存するので、
(アース)と同一電位に在り且つ製造工程及び温度のよ
うな種々の要因に依存する時のメモリ・セルの閾値電圧
であり、そしてDVTは基板(バルク)に対してソース
領域をバイアスすることによる閾値電圧の上昇である。
DVTは近似的に下記の式で表される。
0.4〜1.2である。)であり、そしてVsbはソースと
基板の電位降下である。
モリ・セルをターン・オンさせられる端子の正バイアス
は選択されないメモリ・セルの閾値電圧を増大し、これ
は従ってたとえ少し過剰消去されても読み出しには全く
干渉しない。もう少し詳しく説明すると、選択されない
メモリ・セルのバイアス状態は、制御ゲートとソースの
間の電圧降下によって生じられたバイアス状態と等価で
ある。
s,オンよりも低いように過剰消去される時に、ターン
・オンされ得る(選択されない時)。
プロセスのために、Vcc=2.4Vの時に、Vgs,eq=
−2.3Vが、そしてVcc=3.6Vの時にVgs,eq=−
4.2Vが計算された。従って、最悪の低電圧供給状態
(Vcc=2.4V)においてさえ、選択されない過剰消
去されたメモリ・セルがターン・オンされるためには、
閾値電圧は−2.3Vよりも低くなければならない。す
なわち、既知の技術に比べて2Vを越える利得が得られ
た。
電源電圧は、事実、読み出し電圧によって決定される。
この読み出し電圧は、できるだけ速いように最大値(電
源電圧によって決定されるような)に等しく選ばれる。
普通のバイアスでは、書き込まれたメモリ・セルの閾値
が大体5Vであるので、メモリ・セルは大体3.2Vの
閾値を呈するまで消去され、従ってベル状閾値電圧分布
カーブを考慮すれば、少し消去されたメモリ・セルは過
剰消去されたメモリ・セルの閾値電圧を過度に下げるこ
となく正しく読み出され得る。上記説明と関連して、図
12は、書き込まれたメモリ・セル(カーブα)及び消
去されたメモリ・セル(カーブβ)の、Vgsの関数とし
てのソース−ドレイン電流Idsのグラフを示し、VTは
ベル状カーブの平均値に等しい。この場合、VT<5V
であるアドレス決定された全てのメモリ・セルは正しく
読み出され得る。図12は、負の閾値電圧を有し従って
Vgs=0Vの時でさえ電流を通電し、そのため上述した
ように読み出しエラーになる過剰消去されたメモリ・セ
ルに関するカーブδも示す。
出し用)及び一定の過剰消去セル見込み(ベル状分布カ
ーブで決定されるような)のために、上述したようなバ
イアスは選択されないメモリ・セルの閾値を上昇させ、
従って過剰消去されたセル・カーブも移行させる。これ
は、負のカーブ(カーブδ’)の代わりにカーブδを正
のVT値の方へ右に移行させることに相当する。或は、
上述したアーキテクチャがどうしても少数の過剰消去に
メモリ・セルだけを提供するので、閾値電圧を上昇させ
ることによって過剰消去されたメモリ・セルの数を低減
する代わりに、過剰消去されたメモリ・セルの閾値電圧
の上昇に関する利得によって電源(及び読み出し)電圧
を低下させることが可能である。すなわち、もし上述し
たようにバイアスすることにより閾値電圧に関して2V
の利得を得ること、すなわち過剰消去されたメモリ・セ
ルを含めてアドレス決定されない全てのメモリ・セルの
カーブを2Vだけ移行することになるならば、電源(及
び読み出し)電圧は同じ2Vだけ低下されることがで
き、既知の読み出し方法に比べて過剰消去されたセル見
込みは無い(他の全ての状態は同じのまま)。これは、
カーブβを左へ移行させること(カーブβ’)及び選択
したメモリ・セルを例えば3.2V=Vccにて読み出す
ことの可能性を意味する。
集積回路の電源電圧を低下させる方への電流傾向に鑑み
て特に利点がある。
ないが、上述した読み出し方法は、アドレス決定されな
いメモリ・セル(Vg=0VそしてVd=Vcc)のドレイ
ン端子でのストレスの問題を実際には全く含まない。事
実、トンネル酸化物層での電界によるストレスは、浮遊
ゲート領域に捕獲された負の電荷を有する書き込まれた
メモリ・セルの場合に最大である。本特許出願人の計算
によれば、現在の製造方法はトンネル酸化物を通るE=
5MV/cmの電界及びJ=4.4×10-19A/cm2のト
ンネル電流密度を呈し、このトンネル電流密度はホウラ
ーとノーハイム(Fowler−Nordheim)の式自体のよう
にコンデンサの放電電流に基づいて計算される。
得られた電流値は、大体70,000年での1Vの閾値
(消去)電圧移行に相当し、且つ全く無視できる。
区分中の全てのメモリ・セルが同時に消去される。既知
の消去方法によれば、消去されるべき区分中で、全ての
ワード・ラインがアースされ(0V)全てのソース・ラ
インが12Vにもたらされ、そして全てのビット・ライ
ンが浮遊したままであるので、メモリ・セルは−12V
の負のVgs及び浮遊ドレイン端子を呈する。
ば、バイアスが逆にされるので、消去されるべき区分中
の全てのビット・ラインは既知の仕方でVPPピンから導
出された比較的高い正電圧(例えば12V)にもたらさ
れ、全てのワード・ラインはアース電位に保持され、そ
して全てのソース領域は浮遊したままである。
遊ゲートとドレイン領域の間に生じられ、そして負の電
荷がホウラーとノーハイムのトンネル効果によってドレ
イン領域の方へ浮遊ゲートから抜き出される。ドレイン
領域での段階付き接合のために、これは印加された高電
圧に安全に耐えることができ、且つこの例では金属ライ
ンの形態のビット・ラインと接続する段階付き接合(燐
をドープした)を逆にすることのためにトンネル効果は
実質的に低減される。
のメモリ・セルは、金属ビット・ラインの直列抵抗がソ
ース・ライン(活性区域中)の直列抵抗よりも決定的に
小さいので、全く同じ消去電圧を呈する。この理由のた
め、消去されたメモリ・セルの閾値の分散は低減され
る。
ためには、種々の区分が同一金属ビット・ラインを共有
しなければ充分である。図4に示したように、活性区域
に形成されたソース・ラインは他の区分によって共有さ
れず、従って高圧電源から他の区分中の消去されるべき
でないメモリ・セルのソース領域まで過剰消去されたメ
モリ・セルを通る寄生路が生じるのを防止する。
ことによりメモリ・セルは書き込まれる(すなわち“プ
ログラムされる”)。現在、書き込みは、制御ゲートを
高電圧(例えば12V)に接続し、一方の端子(ソー
ス)をアースし、且つ他方の端子(ドレイン)をゲート
の電圧よりも低い電圧(通常、5V〜7Vである。)に
接続することにより、行われる。電子はソースとドレイ
ンの間の長手方向電界によって加速され、そしていわゆ
る“熱電子”(すなわち上述した平均エネルギーでの)
は高圧端子の近くに発生される。何個かの熱電子は薄い
トンネル酸化物を通して注入されて浮遊ゲート領域に捕
獲され、従って負電位になる。注入効率(すなわちドレ
イン電流と浮遊ゲート電流の比)が10-7の範囲内にあ
るので、上述したプログラミング方法には従ってVPP=
12Vの供給ピンから大量の電流(0.5〜1μA/セ
ル)が必要である。上記供給ピンは、同一チップ中に集
積された電圧調整器にも給電し且つプログラミング中ド
レイン端子に印加される電圧(5V〜7V)を発生す
る。
よれば、選択されたワード・ラインは高電圧(12V)
にもたらされ、選択ビット・ラインは低電圧(2V)に
もたらされ、他のワード・ラインはアース電位(0V)
に保持され、他のビット・ラインは浮遊したままであ
り、選択制御ビット・ラインはかなり高い電圧(6V〜
7V)に保持される。
V)ので、選択ビット・ラインにおける非選択メモリ・
セルのドレイン端子にストレスが生じることはない。
レインの間(すなわち基板と低電圧端子の間)の電圧差
が従来方法の0Vとは違って−2Vであるため、熱電子
の注入を改善することによって改善された読み出し効率
を提供する。
は、ドレイン領域(選択ビット・ライン)を2Vにバイ
アスすることによって寄生路を低減し、従って読み出し
ステップについて説明したようにいわゆる基体効果を効
果的に開発させることができる。明らかに、過剰消去さ
れたメモリ・セルの全てが−2V(大抵の場合に成立し
得る仮定)を越える閾値電圧を呈する場合に、全ての寄
生路は完全にカットされる。
中正しい自己タイミングも提供する。
電圧が瞬時ではないが、多少の鋭い過渡状態の後で所定
値に達することに鑑みて、その持続時間は明らかにプロ
グラミング中に必要とする最終電圧値にも依存し、もっ
て制御ゲート領域が動作電位(12V)に達する前にプ
ログラミングのためのメモリ・セルのドレイン端子が高
電圧(5V〜7V)に達しないようにする。もしそうで
なければ、ストレスはドレイン端子に生じられ、そして
メモリ・セルは準閾値電流(ソース端子がアースされ
る)を通電し始める。その結果、浮遊ゲートに捕獲され
た何個かの電子はチャネル領域の方に注入され従ってメ
モリ・セルを過剰消去させるので、次のプログラミング
・ステップではメモリ・セルが完全にはプログラムされ
ず、従ってプログラミング・エラー(所要の閾値電圧よ
りも低い)になる。
モリの回路にはタイミング論理回路が必要であり、この
タイミング論理回路はまず制御ゲート電圧(12V)を
印加しそしてこれが動作値に達する時だけビット・ライ
ンを所要の電圧(7V)にバイアスする。
は、選択されたメモリ・セルの自己タイミング特性のた
めに、ワード・ライン及びビット・ラインは同時にバイ
アスされ得る。事実、選択ワード・ラインが動作値(1
2V)に達する前に選択ビット・ラインが動作電位(2
V)に達する場合でさえ、これに接続されたメモリ・セ
ルは、それぞれの制御トランジスタ(これはオフであ
る)のソース領域に接続された浮遊ソース領域を呈する
のでオフのままである。選択されたメモリ・セルをター
ン・オンさせ得るのは、選択ワード・ラインが動作電圧
に達し従って制御トランジスタをターン・オンし且つソ
ース・ラインをそれぞれの制御ビット・ライン(BL
P)に接続する時である。
囲から逸脱することなく、ここに例示して説明したよう
なバイアス方法に種々の変更を行うことができる。特に
そして上述したように、この発明に係るバイアス方法
は、上述した特定のアーキテクチャに適用された時に特
に効果があるが、これは“ボディ(body)効果”を活用
するための電位の印加に特に良く通じる。そして上述し
たアーキテクチャへこの発明のバイアス方法を適用する
と、アーキテクチャ及びバイアス方法の両方の利点を組
み合せる簡単な集積デバイス(メモリ・アレイ及び制御
回路の両方について)が得られ、従って過剰消去された
メモリ・セルの存在によって課せられた問題を解決する
か或は許容できるレベルに少なくとも維持するが、それ
にもかかわらずこの発明に係るバイアス方法は他のタイ
プのアーキテクチャにも適用可能である。
の一部の回路図である。
ある。
きる新しいタイプのフラッシュEEPROMメモリ・ア
レイの、図1と同様な回路図である。
ある。
分布のグラフである。
チャを示す回路図である。
の断面図である。
のメモリ・アレイのデコード・アーキテクチャを示す回
路図である。
リ・セルの接続を示す図である。
けるような接続を示す図である。
る。
ビット・ライン BLP0,BLP1 制御ビット・ライン WL0〜WL4 ワード・ライン 27a,27b,27c ストリップ 28 基板 29,35 ドレイン領域 30,36 ソース領域 31 ポリシリコン・ストリップ 32,38 金属ライン 34 フィールド酸化物層 44 第2の部分 45 第1の部分 49 制御ゲート領域 51 大きな表面
Claims (5)
- 【請求項1】 行及び列に配列され且つそれぞれのビッ
ト・ライン(BL)に接続されたドレイン領域(29)、それぞ
れのソース・ライン(24)に接続されたソース領域(30)、
及びそれぞれのワード・ライン(WL)に接続された制御ゲ
ート領域(49)、並びに前記ドレイン及びソース領域を収
容する基板領域(28)を有する多数のメモリ・セル(21)を
備え、読み出されるべきメモリ・セル(21)に接続された
前記ビット・ライン(BL)及び前記ワード・ライン(WL)に
所定の電圧を印加することにより前記読み出されるべき
メモリ・セル(21)を選択するステップを含む不揮発性フ
ラッシュEEPROMメモリ・アレイ(20)のバイアス方
法において、 読み出しステップ中、選択ビット・ラインに接続される
が、選択ワード・ラインには接続されず且つ選択メモリ
・セルのソース端子にはどうしても接続されない非選択
メモリ・セルのドレイン端子が前記基板領域(28)に対し
て正電圧にバイアスされ、そしてそのソース端子が浮遊
したままであることを特徴とする不揮発性フラッシュE
EPROMメモリ・アレイのバイアス方法。 - 【請求項2】 前記読み出しステップ中、前記選択ビッ
ト・ラインに接続されず、前記選択ワード・ラインに接
続されず、且つ前記選択メモリ・セルのソース端子にど
うしても接続されない非選択メモリ・セルのドレイン端
子が前記基板領域(28)に対して正電圧にバイアスされ、
そしてそのソース端子が浮遊したままであることを特徴
とする請求項1の不揮発性フラッシュEEPROMメモ
リ・アレイのバイアス方法。 - 【請求項3】 前記読み出しステップ中、前記選択メモ
リ・セル(21)に接続された前記ソース・ライン(24)が電
源電圧(Vcc)にもたらされ、前記選択ワード・ライン(W
L)が前記電源電圧よりも高い電圧にもたらされ、前記選
択メモリ・セル(21)に接続されない前記ソース・ライン
(24)が浮遊したままであり、前記非選択ワード・ライン
(WL)が前記基板領域(28)と同一の電位にもたらされ、そ
して前記非選択ビット・ラインが前記電源電圧(Vcc)に
もたらされることを特徴とする請求項1又は2の不揮発
性フラッシュEEPROMメモリ・アレイのバイアス方
法。 - 【請求項4】 行及び列に配列され且つそれぞれのビッ
ト・ライン(BL)に接続されたドレイン領域(29)、それぞ
れのソース・ライン(24)に接続されたソース領域(30)、
及びそれぞれのワード・ライン(WL)に接続された制御ゲ
ート領域(49)、並びに前記ドレイン及びソース領域を収
容する基板領域(28)を有する多数のメモリ・セル(21)を
備え、プログラムされるべきメモリ・セルに接続された
前記ビット・ライン及び前記ワード・ラインに所定の電
圧を印加することにより前記プログラムされるべきメモ
リ・セルを選択するステップを含む不揮発性フラッシュ
EEPROMメモリ・アレイ(20)のバイアス方法におい
て、 前記選択メモリ・セル(21)のプログラミング・ステップ
中、選択ビット・ラインに接続されるが、選択ワード・
ラインには接続されず且つ前記選択メモリ・セルのソー
ス端子にはどうしても接続されない非選択メモリ・セル
のドレイン端子が前記基板領域(28)に対して正電圧にバ
イアスされ、そしてそのソース端子が浮遊したままであ
ることを特徴とする不揮発性フラッシュEEPROMメ
モリ・アレイのバイアス方法。 - 【請求項5】 前記プログラミング・ステップ中、前記
選択ワード・ライン(WL)が高電圧にもたらされ、前記非
選択ワード・ライン(WL)が前記基板領域(28)の電位にも
たらされ、そして前記非選択ビット・ライン(BL)が浮遊
したままであることを特徴とする請求項4の不揮発性フ
ラッシュEEPROMメモリ・アレイのバイアス方法。
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