JP5052991B2 - メモリセルアレイ及び半導体記憶装置 - Google Patents

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本発明は電気的に書換え可能な複数のメモリセルを含むメモリセルアレイ及びメモリセルアレイを含む半導体記憶装置に関する。
電気的に書換え可能な複数のメモリセルを含むメモリセルアレイが知られている。メモリセルアレイでは複数のワード線と複数のビット線とが交差するように配線され、その交点にメモリセルが格子状に多数、配置されている。一般にメモリセルはトランジスタとコンデンサから構成され、メモリセルに対する情報の書き込み及び読み出しはコンデンサの充放電によってなされる。また、フラッシュメモリのようにトランジスタに電荷蓄積領域が形成されており、メモリセルに対する情報の書き込み及び読み出しは電荷蓄積領域の電荷の有無によってなされるものもある。どちらの場合も、メモリセルから情報を読み出す場合には、読み出したいメモリセルが接続されているワード線に電圧を印加して、当該メモリセルからビット線に情報を出力する。通常、情報を読み出すメモリセルの位置(ワード線の位置)によって、ビット線において電流が流れる経路の長さが異なる。電流が流れるビット線の長さが異なる場合、ビット線の抵抗値も異なってくる。そのため、ビット線の先に接続されているセンスアンプなどの位置において電流値にばらつきが生じてしまうという問題があった。例えば特許文献1にビット線に流れる電流の経路が同じになるようなメモリセルのアーキテクチャが開示されている。
特開2002−190537号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているメモリセルのアーキテクチャにおいては、1本の金属ビット線がメモリセルのソース電位に設定される場合とドレイン電位に設定される場合があり、1本の金属ビット線がメモリセルのソース及びドレインのどちらか一方の電位にしか設定されないようにする場合と比べて、金属ビット線の充放電時に消費する電力が大きくなり、また、充放電に要する時間も長くなってしまうという問題点があった。
本発明は上記した如き問題点に鑑みてなされたものであって、メモリセルの情報読み出し時において、ビット線の充放電に要する電力及び時間を低く抑えつつ、情報を読み出すメモリセルの位置に拠らずビット線の出力先における電流値のばらつきを抑えることができるメモリセルアレイを提供することを目的とする。
本発明によるメモリセルアレイは、行方向及び列方向に配列されている複数のメモリセルと、各々が前記行方向に伸長し且つ前記メモリセルのゲートが行毎に共通に接続されている複数のワード線と、各々が前記列方向に伸長し且つ前記メモリセルの隣接するもの同士のドレイン及びソースが共通に接続されている複数のサブビット線と、前記複数のサブビット線の各々の一端に接続されている1対のドレインセレクタ及びソースセレクタと、を含むメモリセルアレイであって、前記サブビット線の隣接するもの同士の一端に接続されているドレインセレクタ及びソースセレクタの対同士が前記ワード線を挟んで互いに反対側に配置されていることを特徴とする。
本発明による半導体記憶装置は、行方向及び列方向に配列されている複数のメモリセルと、各々が前記行方向に伸長し且つ前記メモリセルのゲートが行毎に共通に接続されている複数のワード線と、各々が前記列方向に伸長し且つ前記メモリセルの隣接するもの同士のドレイン及びソースが共通に接続されている複数のサブビット線と、前記複数のサブビット線の各々の一端に接続されている1対のドレインセレクタ及びソースセレクタと、前記ソースセレクタを介して前記サブビット線に接続されているメインビット線と、前記ドレインセレクタを介して前記サブビット線に接続されている電圧供給線と、を含むメモリセルアレイと、前記複数のワード線の内のいずれか1つを選択するワード線選択手段と、前記複数のドレインセレクタの内のいずれか1つと前記複数のソースセレクタの内のいずれか1つとを選択してワード線選択手段が選択したワード線に接続されているメモリセルの内のいずれか1つから情報を読み出すメモリセル情報読出し手段と、を含む半導体記憶装置であって、前記メモリセル情報読出し手段は前記複数のワード線を挟んで互いに反対側に配置されているドレインセレクタとソースセレクタとを選択することを特徴とする。
以下、本発明に係る実施例について添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明によるメモリセルアレイの一例を表す図である。
メモリセルアレイ1には行方向及び列方向に(すなわちマトリックス状に)配列されている複数のメモリセルからなるメモリセル群MSが含まれる。ここでの行方向とは例えばメモリセルM11、M12、M13及びM14の並びなどを指す。また、ここでの列方向とは例えばメモリセルM11、M21、・・・、Mn1(ここでのnは2以上の整数)の並びなどを指す。メモリセルの各々は例えばトランジスタに電荷蓄積領域が形成されており、メモリセルに対する情報の書き込み及び読み出しは電荷蓄積領域の電荷の有無によってなされる。
ワード線WD1〜WDn(ここでのnは2以上の整数)の各々には複数のメモリセルの各々のゲートが行方向に沿って共通に接続されている。例えばワード線WD1にはメモリセルM11、M12、M13及びM14などのゲートが行方向に沿って共通に接続されている。
サブビット線SB1〜SB5の各々には複数のメモリセルの各々のドレイン若しくはソースが列方向に沿って共通に接続されている。例えばサブビット線SB1にはメモリセルM11、M21、・・・、Mn1のドレイン若しくはソースが列方向に沿って共通に接続されている。
サブビット線SB1〜SB5の各々の一端には1対のドレインセレクタ及びソースセレクタが接続されている。より詳細には、サブビット線SB1〜SB5の内の隣接するもの同士の一端に接続されているドレインセレクタ及びソースセレクタの対同士がワード線WD1〜WDnを挟んで反対側に配置されている。例えば、サブビット線SB3とサブビット線SB2とが互いに隣接している。サブビット線SB3の一端b3にはドレインセレクタDS3及びソースセレクタSS2の対が接続されおり、サブビット線SB2の一端a2にはドレインセレクタDS2及びソースセレクタSS1の対が接続されている。ドレインセレクタDS3及びソースセレクタSS2の対とドレインセレクタDS2及びソースセレクタSS1の対はワード線WD1〜WDnを挟んで互いに反対側に配置されている。
ドレインセレクタDS1及びDS3は電圧供給線42に接続されている。電圧供給線42には定電圧源12が接続されている。電圧供給線42は、ドレインセレクタDS1を介してサブビット線SB1及びサブビット線SB5に接続されており、ドレインセレクタDS3を介してサブビット線SB3に接続されている。定電圧源12はサブビット線SB1、SB3及びSB5に接続されているメモリセルのドレインに電圧を設定する。また、ドレインセレクタDS2及びDS4は電圧供給線41に接続されている。電圧供給線41には定電圧源11が接続されている。電圧供給線41は、ドレインセレクタDS2を介してサブビット線SB2に接続されており、ドレインセレクタDS4を介してサブビット線SB4に接続されている。定電圧源11はサブビット線SB2及びSB4に接続されているメモリセルのドレインに電圧を設定する。
サブビット線SB1はソースセレクタSS4を介して、サブビット線SB2はソースセレクタSS1を介して、サブビット線SB3はソースセレクタSS2を介して、サブビット線SB4はソースセレクタSS3を介して、サブビット線SB5はソースセレクタSS4を介して、一点鎖線によって示されているメインビット線MB1に接続されている。メインビット線MB1はサブビット線SB1〜SB5より配線幅が広いストリップ状の導体である。ここでは、メインビット線MB1はサブビット線SB1〜SB5とは異なる配線層に配線されている。サブビット線SB1、SB3及びSB5はビア22を介して、サブビット線SB2及びSB4はビア21を介してそれぞれ、メインビット線MB1に接続されている。なお、メインビット線MB1はビア21及びビア22の付近で切れているわけではなく、実際には図示されているよりも長く上下方向に伸びている。
本発明による半導体記憶装置はワード線WD1〜WDnの内のいずれか1つを選択するワード線選択手段を備えている。ワード線選択手段の一部に含まれ且つワード線WD1〜WDnに接続されているワード線選択部(図示せず)を介して、ワード線WD1〜WDnの内のいずれか1つに電圧を印加することによって当該1のワード線を選択する。ワード線選択手段によりワード線WD1〜WDnの内のいずれか1つに電圧を印加することにより、当該1のワード線に共通に接続されている複数のメモリセルが選択される。例えばワード線選択手段によりワード線WD1に電圧を印加すれば、ワード線WD1に共通に接続されているメモリセルM11〜M14が選択される。
また、本発明による半導体記憶装置はドレインセレクタDS1〜DS4の内のいずれか1つとソースセレクタSS1〜SS4の内のいずれか1つとを選択して、ワード線選択手段によって選択されたワード線に接続されているメモリセルの内のいずれか1つから情報を読み出すメモリセル情報読出し手段を備えている。ドレインセレクタDS1〜DS4及びソースセレクタSS1〜SS4の各々はトランジスタであり、メモリセル情報読出し手段の一部に含まれるセレクタ選択部(図示せず)を介して、これらのゲートに電圧を印加して当該ドレインセレクタ若しくはソースセレクタを選択する。セレクタ選択部はセレクタ選択線31〜38に接続されており、これらの選択線を介してドレインセレクタDS1〜DS4及びソースセレクタSS1〜SS4のゲートに電圧を印加する。例えばメモリセル情報読出し手段によってセレクタ選択線31からドレインセレクタDS4のゲートに電圧を印加すれば、ドレインセレクタDS4が選択される。
表1はドレインセレクタDS1〜DS4及びソースセレクタSS1〜SS4の選択パターンを表す表である。
Figure 0005052991
同表中の「メモリセル」には選択パターンを示す記号1A〜4Bが示されている。選択パターン1Aまたは1BのときはメモリセルM11、M21、・・・、Mn1のいずれかが選択される。これらのメモリセルの内のいずれが選択されるのかはワード線WD1〜WDnの内のいずれに電圧が印加されているのかによって決定される。同様に、選択パターン2Aまたは2BのときはメモリセルM12、M22、・・・、Mn2のいずれか、選択パターン3Aまたは3BのときはメモリセルM13、M23、・・・、Mn3のいずれか、選択パターン4Aまたは4BのときはメモリセルM14、M24、・・・、Mn4のいずれかが選択される。「ドレインセレクタ」及び「ソースセレクタ」にはそれぞれ、メモリセル情報読出し手段が同時に選択するドレインセレクタ及びソースセレクタが選択パターン毎に示されている。
例えば選択パターン1Aの場合、メモリセル情報読出し手段がドレインセレクタDS1及びソースセレクタSS1を同時に選択することを表している。このとき、ワード線WD1に電圧が印加されているとすると、メモリセルM11においてサブビット線SB1に接続されている側がドレインとなり、サブビット線SB2に接続されている側がソースとなる。この場合、図1中に示されるメモリセルM11の左側から右側に電流が流れる。また、選択パターン1Bの場合、メモリセル情報読出し手段はドレインセレクタDS2及びソースセレクタSS4を同時に選択する。このとき、ワード線WD1に電圧が印加されているとすると、メモリセルM11においてサブビット線SB2に接続されている側がドレインとなり、サブビット線SB1に接続されている側がソースとなる。この場合、図1中に示されるメモリセルM11の右側から左側に電流が流れる。このように表1中の「メモリセル」に示される記号の末尾がAの場合はメモリセルを左側から右側に流れ、記号の末尾がBの場合は電流がメモリセルを右側から左側に流れる。
図1及び表1から明らかなように、メモリセル情報読出し手段はワード線WD1〜WDnを挟んで互いに反対側に配置されているドレインセレクタとソースセレクタとを同時に選択する。例えば、選択パターン3Aの場合、メモリセル情報読出し手段がドレインセレクタDS3及びソースセレクタSS3を同時に選択するが、ドレインセレクタDS3とソースセレクタSS3とはワード線WD1〜WDnを挟んで互いに反対側に配置されている。他の全ての選択パターンにおいても同様に、同時に選択されるドレインセレクタとソースセレクタとはワード線WD1〜WDnを挟んで互いに反対側に配置されている。
図2はワード線選択手段がワード線WD1を選択し、メモリセル情報読出し手段がドレインセレクタDS1及びソースセレクタSS1を選択(選択パターン1A)した場合に、メモリセルアレイ1に流れる電流の経路を表した図である。電流の流れる経路は太線で示されている。電流の流れる方向は矢印で示されている。
メモリセル情報読出し手段がドレインセレクタDS1を選択しているため、ドレインセレクタDS1のドレインからソースに電流が流れるようになる。それにより、定電圧源12からサブビット線SB1に電流が流れる。ワード線選択手段がワード線WD1を選択しているため、ワード線WD1にそのゲートが接続されているメモリセルM11のドレインからソースに電流が流れる。また、メモリセル情報読出し手段がソースセレクタSS1を選択しているため、ドレインセレクタSS1のドレインからソースに電流が流れるようになる。それにより、メモリセルM11のソースからビア21に電流が流れる。電流はビア21を介してメインビット線MB1上を流れる。メインビット線MB1にはセンスアンプ回路(図示せず)が接続されており、電流はセンスアンプ回路が接続されている方向(ビア21からビア22の方向)に流れる。上記した電流の経路によりメモリセル情報読出し手段がメモリセルM11から読み出した情報がセンスアンプ回路に供給される。
図3はワード線選択手段がワード線WDnを選択し、メモリセル情報読出し手段がドレインセレクタDS1及びソースセレクタSS1を選択(選択パターン1A)した場合に、メモリセルアレイ1に流れる電流の経路を表す図である。図2と同様に電流の流れる経路は太線で示され、電流の流れる方向は矢印で示されている。
メモリセル情報読出し手段がドレインセレクタDS1を選択しているため、ドレインセレクタDS1のドレインからソースに電流が流れるようになる。それにより、定電圧源12からサブビット線SB1に電流が流れる。ワード線選択手段がワード線WDnを選択しているため、ワード線WDnにそのゲートが接続されているメモリセルMn1のドレインからソースに電流が流れる。また、メモリセル情報読出し手段がソースセレクタSS1を選択しているため、ドレインセレクタSS1のドレインからソースに電流が流れるようになる。それにより、メモリセルMn1のソースからビア21に電流が流れる。電流はビア21を介してメインビット線MB1上を流れる。メインビット線MB1にはセンスアンプ回路(図示せず)が接続されており、電流はセンスアンプ回路が接続されている方向(ビア21からビア22の方向)に流れる。上記した電流の経路によりメモリセル情報読出し手段がメモリセルMn1から読み出した情報がセンスアンプ回路に供給される。
図2及び3から明らかなように、選択されるメモリセル(ワード線)が異なる場合にもメモリセルアレイ1を流れる電流の経路の長さにほとんど差が無い。そのため、選択されるメモリセル(ワード線)が異なる場合にも電流が流れる経路における配線抵抗の値もほとんど差が無く、メインビット線MB1の出力先(センスアンプ回路など)における電流値のばらつきを抑えることができる。選択されるメモリセル(ワード線)が異なる場合にもメモリセルアレイ1を流れる電流の経路の長さにほとんど差が無いのは、サブビット線の隣接するもの同士の一端に接続されているドレインセレクタ及びソースセレクタの対同士がワード線WD1〜WDnを挟んで反対側に配置されているためである。また、メモリセル情報読出し手段がワード線WD1〜WDnを挟んで互いに反対側に配置されているドレインセレクタとソースセレクタとを同時に選択するためである。このような配置により、選択されるメモリセルに拠らず、電流はサブビット線の一端から他端まで流れるため、電流が流れる経路の長さに差が無くなる。
仮にサブビット線の隣接するもの同士の一端に接続されているドレインセレクタ及びソースセレクタの対同士がワード線WD1〜WDnに対して同じ側にあり、メモリセル情報読出し手段がワード線WD1〜WDnに対して同じ側に配置されているドレインセレクタとソースセレクタとを同時に選択したとする。この場合、電流はサブビット線上を、当該サブビット線の一端から、選択されたメモリセルが接続されている位置まで流れ、その位置から隣接するサブビット線上をUターンして流れることになる。そのため、選択されるメモリセルの位置によってサブビット線上を流れる電流の経路の長さが異なってしまう。サブビット線の配線幅はメインビット線のそれに比較して狭く、配線の膜厚も薄いため、サブビット線の配線抵抗は比較的大きい値となる。そのため、電流値のばらつきを抑えるためには、本実施例に示されるようにサブビット線を流れる電流の経路の長さを同じにすることが有効である。
電流値のばらつきが大きい場合、センスアンプ回路でメインビット線の電圧をデジタルレベルで扱える大きさまで増幅したときに、デジタルレベルでのエラーが発生する頻度が多くなるが、本実施例の如くセンスアンプ回路に入力される電流値のばらつきが抑えられることにより、デジタルレベルでのエラーが減少し、メモリセルアレイを製造するときに歩留まりの向上が期待できる。
本実施例に示される如くメモリセルM11のドレインには定電圧源12から電圧供給線42を経由して電圧が供給されている。また、メインビット線MB1はソースセレクタSS1を介してサブビット線SB2と接続されており、メモリセルM11のソース電位に設定される。なお、選択パターン1A以外の全ての選択パターンにおいても同様にメインビット線MB1はメモリセルのソース電位にのみ設定される。これにより、メインビット線MB1に加える電位を変化させる必要がないため、メインビット線MB1をメモリセルM11のドレイン電位とソース電位の両方に設定する構成に比較してメインビット線MB1の充放電に要する電力及び時間を低く抑えることができる。また、メインビット線MB1以外のメインビット線(図示せず)も同様にメモリセルのソース電位にのみ設定される。それにより、メインビット線MB1と隣接するメインビット線(図示せず)の間の結合容量を低く抑えることができ、充放電に要する時間を低く抑えることができる。メインビット線の配線幅はサブビット線のそれに比較して広く、配線の膜厚も厚いため、メインビット線の配線に寄生する容量は比較的大きい値となる。そのため、メインビット線の充放電に要する電力と時間を抑えるためには、本実施例に示されるようにメインビット線をメモリセルのソース電位にのみ設定させることが有効である。
上記した如く本実施例によればメモリセルの情報読み出し時において、ビット線の充放電に要する電力及び時間を低く抑えつつ、情報を読み出すメモリセルの位置に拠らずビット線の出力先における電流値のばらつきを抑えることができる。
上記したメモリセルアレイ1は通常、図4に示されるようにマルチプレクサ回路及びセンスアンプ回路に接続されている。ここではメモリセルアレイ1と同様の構成の複数のメモリセルアレイが配置されている。行方向に伸びるワード線WDのまとまりでブロックBL1とブロックBL2に分かれている。この図ではブロックが2つの場合を示したが実際の半導体記憶装置は多数のブロックで構成されている。ワード線WDはブロック内のメモリセルアレイで共通である。列方向に伸びるサブビット線SBはブロック内での配線となっている。サブビット線SBはビア20を介してメインビット線MBに接続されている(ただし、同図中には当該接続の線は示されていない)。各メインビット線MBはブロックBL1とブロックBL2とで共通であり、マルチプレクサ回路50を経由してセンスアンプ回路60に接続されている。なお、マルチプレクサ回路50は各メインビット線MBから入力された電流の内の1つを選択する通常のマルチプレクサ回路であれば良い。また、センスアンプ回路60はメインビット線MBからの電流を増幅するための通常のセンスアンプ回路であれば良い。本実施例によれば、いずれのメモリセル(ワード線)を選択してもサブビット線SBで電流が流れる経路の長さ(サブビット線SBの配線抵抗値)がほぼ同じであるため、センスアンプ回路60に到達する電流値のばらつきが抑えられる。
本実施例はメモリセル情報読出し手段が選択パターン1AによりドレインセレクタDS1及びソースセレクタSS1を選択した場合の例であるが、メモリセル情報読出し手段が他の選択パターンにより他のドレインセレクタ及びソースセレクタを選択した場合にも上記したのと同様の効果が得られる。
本実施例はサブビット線をサブビット線SB1〜SB5の5本とした例であるが、本発明にかかるサブビット線の本数制限はない。また、メモリセルの個数についても制限はない。本実施例はドレインセレクタをドレインセレクタDS1〜DS4の5つ(DS1が2つ)、及び、ソースセレクタをソースセレクタSS1〜SS4の5つ(SS4が2つ)とした例であるが、本発明にかかるドレインセレクタ及びソースセレクタの個数制限は無く、メモリセルの個数に応じて増減すれば良い。
本発明によるメモリセルアレイの一例を表す図である。 メモリセルアレイに流れる電流の経路を表す図である。 メモリセルアレイに流れる電流の経路を表す図である。 本発明によるメモリセルアレイをマルチプレクサ回路及びセンスアンプ回路と共に表す図である。
符号の説明
1 メモリセルアレイ
11、12 定電圧源
20、21、22 ビア
31〜38 セレクタ選択線
41、42 電圧供給線
50 マルチプレクサ回路
60 センスアンプ回路
a1〜a5、b1〜b5 サブビット線の端点
MB、MB1 メインビット線
M11〜M14、M21〜M24、Mn1〜Mn4 メモリセル
MS メモリセル群
DS1〜DS4 ドレインセレクタ
SB1〜SB5 サブビット線
SS1〜SS4 ソースセレクタ
WD、WD1〜WDn ワード線

Claims (4)

  1. 行方向及び列方向に配列されている複数のメモリセルと、
    各々が前記行方向に伸長し且つ前記メモリセルのゲートが行毎に共通に接続されている複数のワード線と、
    各々が前記列方向に伸長し且つ前記メモリセルの隣接するもの同士のドレイン及びソースが共通に接続されている複数のサブビット線と、
    前記複数のサブビット線の各々の一端に接続されている1対のドレインセレクタ及びソースセレクタと、を含むメモリセルアレイであって、
    前記サブビット線の隣接するもの同士の一端に接続されているドレインセレクタ及びソースセレクタの対同士が前記ワード線を挟んで互いに反対側に配置されていることを特徴とするメモリセルアレイ。
  2. 前記ソースセレクタを介して前記サブビット線に接続されているメインビット線と、
    前記ドレインセレクタを介して前記サブビット線に接続されている電圧供給線と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のメモリセルアレイ。
  3. 行方向及び列方向に配列されている複数のメモリセルと、
    各々が前記行方向に伸長し且つ前記メモリセルのゲートが行毎に共通に接続されている複数のワード線と、
    各々が前記列方向に伸長し且つ前記メモリセルの隣接するもの同士のドレイン及びソースが共通に接続されている複数のサブビット線と、
    前記複数のサブビット線の各々の一端に接続されている1対のドレインセレクタ及びソースセレクタと、
    前記ソースセレクタを介して前記サブビット線に接続されているメインビット線とを含むメモリセルアレイと、
    前記複数のワード線の内のいずれか1つを選択するワード線選択手段と、
    前記複数のドレインセレクタの内のいずれか1つと前記複数のソースセレクタの内のいずれか1つとを選択してワード線選択手段が選択したワード線に接続されているメモリセルの内のいずれか1つから情報を読み出すメモリセル情報読出し手段と、を含む半導体記憶装置であって、
    前記メモリセル情報読出し手段は前記複数のワード線を挟んで互いに反対側に配置されているドレインセレクタとソースセレクタとを選択することを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 前記ドレインセレクタを介して前記サブビット線に接続されている電圧供給線を含むことを特徴とする請求項3に記載のメモリセルアレイ。
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