JP2002091723A - プリンタホスト、及びこの動作プログラムが記憶されている記憶媒体 - Google Patents

プリンタホスト、及びこの動作プログラムが記憶されている記憶媒体

Info

Publication number
JP2002091723A
JP2002091723A JP2000274876A JP2000274876A JP2002091723A JP 2002091723 A JP2002091723 A JP 2002091723A JP 2000274876 A JP2000274876 A JP 2000274876A JP 2000274876 A JP2000274876 A JP 2000274876A JP 2002091723 A JP2002091723 A JP 2002091723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
printing
paper
area
printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000274876A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3788219B2 (ja
Inventor
Shuichi Shima
修一 嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000274876A priority Critical patent/JP3788219B2/ja
Priority to EP01307534A priority patent/EP1186993B1/en
Priority to EP05077016A priority patent/EP1605345A3/en
Priority to DE60121687T priority patent/DE60121687T2/de
Priority to AT01307534T priority patent/ATE334442T1/de
Priority to US09/950,349 priority patent/US7224482B2/en
Publication of JP2002091723A publication Critical patent/JP2002091723A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3788219B2 publication Critical patent/JP3788219B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1202Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/1203Improving or facilitating administration, e.g. print management
    • G06F3/1204Improving or facilitating administration, e.g. print management resulting in reduced user or operator actions, e.g. presetting, automatic actions, using hardware token storing data
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0065Means for printing without leaving a margin on at least one edge of the copy material, e.g. edge-to-edge printing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1237Print job management
    • G06F3/1253Configuration of print job parameters, e.g. using UI at the client
    • G06F3/1254Automatic configuration, e.g. by driver
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1278Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to adopt a particular infrastructure
    • G06F3/1284Local printer device
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/18Conditioning data for presenting it to the physical printing elements
    • G06K15/1848Generation of the printable image

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 余白なし印刷を実行する際のユーザの負担を
軽減させる。 【解決手段】 余白なし印刷を受け付ける余白なし印刷
受付部57と、この余白なし印刷受付部57が余白なし
印刷を受け付けると、実際に印刷される印刷用紙のサイ
ズよりも大きなサイズの拡張印刷領域を設定する余白な
し印刷条件設定部56と、この拡大印刷領域内にプリン
タ30が印刷を実行するよう、スプールファイル62に
記憶されている描画データを印刷コマンドに変換するレ
ンダラ63、ハーフトーン処理部64、コマンド化部6
5を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、余白なし印刷を実
行するためのプリンタホスト及びその動作プログラムが
記憶されている記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インクジェットプリンタで、余白
なし印刷を実現するための技術開発が進められている。
このような技術の一つとして、インクジェットプリンタ
のプラテンに、インク受け開口穴を形成し、このインク
受け開口穴上に印刷用紙の端が位置しているときに、印
刷ヘッドからインクを噴射して、印刷用紙の端にインク
滴を当てる一方で、印刷用紙の端にあたらなかったイン
ク滴をインク受け開口穴で受けることで、プラテン上を
汚さずに印刷用紙の端を印刷する技術がある。この余白
なし印刷を実行する際、プリンタは、印刷用紙サイズよ
りも僅かに大きなサイズの領域に対して、インクを噴射
する必要がある。このため、ユーザは、例えば、A4サ
イズの用紙に対して、A4サイズより僅かに大きなサイ
ズのドキュメントを準備した後、ユーザは、プリンタド
ライバに対して、A4サイズよりも僅かに大きな用紙サ
イズ及び印刷領域を設定する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術では、前述したように、A4サイズの用紙
に対して余白なし印刷を実行する場合、ユーザは、プリ
ンタドライバに対して、A4サイズよりも僅かに大きな
用紙サイズ及び印刷領域をわざわざ設定しなければなら
ず、甚だ面倒であるという問題点がある。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点を
踏まえ、余白なし印刷する際のユーザの負担を軽減する
ことができるプリンタホスト、及びこの動作プログラム
が記憶されている記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の第一のプリンタホストは、アプリケーションで作成さ
れた描画データであって、実際に印刷される特定のサイ
ズの印刷用紙よりも大きなサイズの印刷用紙に対する描
画データを、印刷コマンドに変換し、該印刷コマンドを
プリンタへ送信するプリンタホストにおいて、実際に印
刷される印刷用紙の前記特定のサイズを受け付ける用紙
サイズ受付手段と、余白なし印刷を受け付ける余白なし
印刷受付手段と、前記余白なし印刷受付手段で余白なし
印刷を受け付けると、実際に印刷される印刷用紙の前記
特定のサイズよりも大きなサイズの印刷領域を設定する
余白なし印刷条件設定手段と、前記余白なし印刷条件設
定手段で設定された前記印刷領域内に、前記プリンタが
印刷を実行するよう、前記描画データを前記印刷コマン
ドに変換する印刷コマンド作成手段と、を備えているこ
とを特徴とするものである。
【0006】前記目的を達成するための第二のプリンタ
ホストは、アプリケーションで作成された描画データで
あって、特定のサイズの印刷用紙に対する描画データ
を、印刷コマンドに変換し、該印刷コマンドをプリンタ
へ送信するプリンタホストにおいて、余白なし印刷を受
け付ける余白なし印刷受付手段と、前記余白なし印刷受
付手段で余白なし印刷を受け付けると、実際に印刷され
る印刷用紙の前記特定のサイズよりも大きなサイズの印
刷領域を設定する余白なし印刷条件設定手段と、前記余
白なし印刷条件設定手段で設定された前記印刷領域のサ
イズに応じて前記描画データの示すイメージを拡大し、
該印刷領域に対して前記プリンタが印刷を実行するよ
う、該描画データを前記印刷コマンドに変換する印刷コ
マンド作成手段と、を備えていることを特徴とするもの
である。
【0007】前記目的を達成するための第一の記憶媒体
は、アプリケーションで作成された描画データであっ
て、実際に印刷される印刷用紙の特定のサイズよりも大
きなサイズの印刷用紙に対する描画データを、印刷コマ
ンドに変換し、該印刷コマンドをプリンタへ送信するプ
リンタホストの動作プログラムが記憶されている記憶媒
体において、実際に印刷される印刷用紙の前記特定のサ
イズを受け付ける用紙サイズ受付ステップと、余白なし
印刷を受け付ける余白なし印刷受付ステップと、前記余
白なし印刷受付ステップで余白なし印刷を受け付ける
と、実際に印刷される印刷用紙の前記特定のサイズより
も大きなサイズの印刷領域を設定する余白なし印刷条件
設定ステップと、前記余白なし印刷条件設定ステップで
設定された前記印刷領域内に、前記プリンタが印刷を実
行するよう、前記描画データを前記印刷コマンドに変換
する印刷コマンド作成ステップと、を有することを特徴
とするプリンタホストの動作プログラムが記憶されてい
るものである。
【0008】前記目的を達成するための第二の記憶媒体
は、アプリケーションで作成された描画データであっ
て、特定のサイズの印刷用紙に対する描画データを、印
刷コマンドに変換し、該印刷コマンドをプリンタへ送信
するプリンタホストの動作プログラムが記憶されている
記憶媒体において、余白なし印刷を受け付ける余白なし
印刷受付ステップと、前記余白なし印刷受付ステップで
余白なし印刷を受け付けると、実際に印刷される印刷用
紙の前記特定のサイズよりも大きなサイズの印刷領域を
設定する余白なし印刷条件設定ステップと、前記余白な
し印刷条件設定ステップで設定された前記印刷領域のサ
イズに応じて前記描画データの示すイメージを拡大し、
該印刷領域内で前記プリンタが印刷を実行するよう、該
描画データを前記印刷コマンドに変換する印刷コマンド
作成ステップと、を有することを特徴とするプリンタホ
ストの動作プログラムが記憶されているものである。
【0009】前記目的を達成するための第三の記憶媒体
は、前記第二の記憶媒体において、前記プリンタホスト
に接続される前記プリンタで余白なし印刷する際の各種
サイズの印刷用紙に対する必要最小限度の拡大量が予め
記憶され、前記余白なし印刷条件設定ステップでは、前
記印刷領域として、実際に印刷される特定のサイズの印
刷用紙に対する前記必要最小限度の拡大量に基づいて必
要最小限度の印刷領域を定めると共に、該必要最小限度
の印刷領域に外接し且つ前記印刷用紙と相似形の拡大イ
メージ領域を定め、前記印刷コマンド作成ステップで
は、前記印刷用紙の前記特定のサイズに対する前記拡大
イメージ領域のサイズの拡大倍率で、前記描画データの
示すイメージを拡大し、前記印刷領域としての前記必要
最小限度の印刷領域内で前記プリンタが印刷を実行する
よう、該描画データを前記印刷コマンドに変換すること
を特徴とするプリンタホストの動作プログラムが記憶さ
れているものである。
【0010】前記目的を達成するための第四の記憶記憶
媒体は、前記第三の記憶媒体において、前記印刷領域の
前記拡大量は、各種プリンタで各種サイズの印刷用紙に
余白なし印刷する際の各必要最小限度の拡大量のうち、
最大拡大量であり、前記余白なし印刷条件設定ステップ
では、実際に印刷される特定のサイズの印刷用紙に対す
る前記最大拡大量に基づいて前記印刷領域を定めると共
に、該印刷領域に外接し且つ前記印刷用紙と相似形の拡
大イメージ領域を定め、前記印刷コマンド作成ステップ
では、前記印刷用紙の前記特定のサイズに対する前記拡
大イメージ領域のサイズの拡大倍率で、前記描画データ
の示すイメージを拡大し、前記印刷領域としての前記必
要最小限度の印刷領域内で前記プリンタが印刷を実行す
るよう、該描画データを前記印刷コマンドに変換する、
ことを特徴とするものである。
【0011】前記目的を達成するための第五の記憶記憶
媒体は、前記第一または第二の記憶媒体において、前記
余白なし印刷条件設定ステップで設定する前記印刷領域
は、実際に印刷する印刷用紙の前記特定のサイズが変わ
っても、該特定のサイズに対する拡大量は一定である、
ことを特徴とするプリンタホストの動作プログラムが記
憶されているものである。
【0012】前記目的を達成するための第六の記憶媒体
は、前記第五の記憶媒体において、前記印刷領域の前記
拡大量は、各種プリンタで各種サイズの印刷用紙に余白
なし印刷する際の各必要最小限度の拡大量のうち、最大
拡大量であり、前記プリンタホストに接続される前記プ
リンタで余白なし印刷する際の各種サイズの印刷用紙に
対する必要最小限度の拡大量が予め記憶され、前記余白
なし印刷条件設定ステップでは、実際に印刷される特定
のサイズの印刷用紙に対する前記必要最小限度の拡大量
よりも前記印刷領域の拡大量が大きい場合、該印刷領域
の端から両拡大量の差分の寸法の位置までの部分を印刷
不要領域として定め、前記印刷コマンド作成ステップで
は、前記印刷コマンドとして、前記印刷不要領域には、
印刷するデータが無いものとする印刷コマンドを作成す
る、ことを特徴とするプリンタホストの動作プログラム
が記憶されているものである。
【0013】前記目的を達成するための第七の記憶媒体
は、前記第五の記憶媒体において、前記印刷領域の前記
拡大量は、各種プリンタで各種サイズの印刷用紙に余白
なし印刷する際の各必要最小限度の拡大量のうち、最大
拡大量であり、前記プリンタホストに接続される前記プ
リンタで余白なし印刷する際の各種サイズの印刷用紙に
対する必要最小限度の拡大量が予め記憶され、前記余白
なし印刷条件設定ステップでは、実際に印刷される特定
のサイズの印刷用紙に対する前記必要最小限度の拡大量
よりも前記印刷領域の拡大量が大きい場合、実際に印刷
される印刷用紙の該特定のサイズと前記必要最小限度の
前記拡大量とから、余白なし印刷時の必要最小限度の印
刷領域の寸法を定め、前記印刷コマンド作成ステップで
は、前記余白なし印刷条件設定ステップで定めた前記必
要最小限度の寸法をコマンド化し、該必要最小限度の寸
法の範囲外を前記プリンタに印刷させない、ことを特徴
とするプリンタホストの動作プログラムが記憶されてい
るものである。
【0014】なお、以上の第一及び第二のプリンタホス
ト、第一から第七までの記憶媒体において、プリンタホ
ストに接続されるプリンタは、インクジェットプリンタ
でも、レーザプリンタでもよい。
【0015】前記目的を達成するための第八の記憶媒体
は、前記第一から第七のいずれかの記憶媒体であって、
給紙方向に並んでいる複数のノズルを有する印刷ヘッド
と、該印刷ヘッドと対向する位置に配置されているプラ
テンとを備え、該プラテンには、前記給紙方向に対して
垂直な方向に伸びている給紙側インク受け開口及び排紙
側インク受け開口が形成されているプリンタに対して、
前記印刷コマンドを送信するプリンタホストの動作プロ
グラムが記憶されている記憶媒体において、前記印刷コ
マンド作成ステップでは、前記余白なし印刷受付ステッ
プで余白なし印刷を受け付けると、前記印刷コマンドと
して、実際に印刷される印刷用紙の前記給紙方向におけ
る前端部の印刷時には、前記印刷ヘッドの複数の前記ノ
ズルのうち、前記給紙側インク受け開口と前記排紙側イ
ンク受け開口とうちの一方の開口内に、噴射されたイン
クが収まるノズルのみからインクを噴射させる印刷コマ
ンドを作成し、前記印刷用紙の後端部の印刷時には、該
印刷ヘッドの複数の該ノズルのうち、該給紙側インク受
け開口と該排紙側インク受け開口とのうちの他方の開口
内に、噴射されたインクが収まるノズルのみからインク
が噴射される印刷コマンドを作成する、ことを特徴とす
るプリンタホストの動作プログラムが記憶されているも
のである。
【0016】前記目的を達成するために好適な、ドキュ
メントを作成するためのアプリケーションプログラムが
記憶されている記憶媒体は、プリンタを制御するプリン
タドライバが設定する各規格用紙サイズの印刷領域、及
び、各規格用紙サイズと関連付けられ、各規格用紙サイ
ズよりもそれぞれ大きな拡張印刷領域を、該プリンタド
ライバから取得する印刷領域取得ステップと、余白なし
印刷を受け付ける余白なし印刷受付ステップと、実際に
印刷する規格用紙サイズを受け付ける用紙サイズ受付ス
テップと、前記余白なし印刷受付ステップで余白なし印
刷を受け付けずに、前記用紙サイズ受付ステップで実際
に印刷する規格用紙サイズを受け付けると、該規格用紙
サイズの前記印刷領域を設定し、前記余白なし印刷受付
ステップで余白なし印刷を受け付けた後、前記用紙サイ
ズ受付ステップで実際に印刷する規格用紙サイズを受け
付けると、該規格用紙サイズと関連付けられている前記
拡張印刷領域を設定する印刷領域設定ステップと、を有
することを特徴とするアプリケーションプログラムが記
憶されているものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプリンタシス
テムの各種実施形態について、図面を用いて説明する。
【0018】まず、本発明に係るプリンタシステムの第
一の実施形態について、図1〜図10を用いて説明す
る。
【0019】本実施形態のプリンタシステムは、図1に
示すように、プリンタホスト10と、このプリンタホス
ト10から出力された印刷コマンドに基づいて印刷する
インクジェットプリンタ30と、を備えている。
【0020】プリンタホスト10は、ホスト本体11
と、ディスプレイ装置12と、キーボード13と、を備
えている。ホスト本体11は、各種プログラムを実行す
るCPU20と、各種データや各種プログラムが記憶さ
れているROM21と、各種データや各種プログラムが
一時的に記憶されるRAM22と、ディスプレイ装置1
2を制御するディスプレイコントローラ23と、キーボ
ード13を制御するキーボードコントローラ24と、フ
ロッピー(登録商標)ディスクドライブ25と、ハード
ディスクドライブ26と、CD−ROMドライブ27
と、プリンタインタフェース28と、ネットワークイン
タフェース29と、を有している。
【0021】プリンタ30は、モニタ37と、印刷機構
40と、これらを制御する印刷制御器31と、を有して
いる。印刷制御器31は、各種プログラムを実行するC
PU32と、各種データや各種プログラムが記憶されて
いるROM33と、各種データや各種プログラムが一時
的に記憶されるRAM34と、モニタ37を制御するモ
ニタコントローラ35と、インタフェース36と、を有
している。
【0022】印刷機構40は、印刷ヘッド41と、この
印刷ヘッド41を移動させるキャリッジ42と、印刷ヘ
ッド41と対向する位置に配置されているプラテン43
と、複数の印刷用紙が収納される用紙カセット44と、
この用紙カセット44内の印刷用紙をプラテン43上へ
送る給紙ローラ45a,45bと、印刷された印刷用紙
を排紙する排紙ローラ46a,46bと、排紙された用
紙を受ける排紙トレイ47と、給紙ローラ45a,45
bの駆動量を検知するセンサ48と、を有している。
【0023】プラテン43には、図2に示すように、給
紙方向Fと平行な方向に伸びている複数のインク受け縦
開口43c,43d,43e,43fと、給紙方向Fに
対して垂直な方向(走査方向)に伸びている複数のイン
ク受け横開口43a,43bとが形成されている。複数
のインク受け縦開口43c,43d,43e,43fと
しては、A3サイズの印刷用紙の左右端がそれぞれ真上
を通過するように配置されている一対のA3用インク受
け開口43cと、B4サイズの印刷用紙の左右端がそれ
ぞれ真上を通過するように配置されている一対のB4用
インク受け開口43dと、A4サイズの印刷用紙の両端
がそれぞれ真上を通過するよう配置されている一対のA
4サイズ用インク受け開口43eと、B5サイズの印刷
用紙の両端がそれぞれ真上を通過するよう一対のB5サ
イズ用インク受け開口43fと、がある。また、複数の
インク受け横開口43a,43bとしては、給紙側に配
置されている給紙側インク受け開口43aと、排紙側に
配置されている排紙側インク受け開口43bと、があ
る。これらの開口内には、いずれもインク吸着材が入れ
られている。
【0024】印刷ヘッド41には、各インク色、具体的
には、C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)
・K(ブラック)・c(ライトシアン)・m(ライトマ
ゼンタ)毎のノズル41aが走査方向に並んで設けられ
ている。また、同色のノズル41aは、給紙方向に、6
4個並んで設けられている。
【0025】また、ホスト本体11は、機能的には、図
5に示すように、アプリケーション50と、オペレーテ
ィングシステム52と、プリンタドライバ55と、を有
している。プリンタドライバ55は、アプリケーション
50で作成されたドキュメント51を受け取ってこれを
スプールファイル62に展開するスプーラ61と、スプ
ールファイル62に記憶されているドキュメントを形成
している描画データをRGBイメージデータに展開する
レンダラ63と、RGBイメージデータをCMYKcm
二値化イメージデータに変換すると共にこれにハーフト
ーン処理を施すハーフトーン処理部64と、CMYKc
m二値化イメージデータをプリンタ30が解釈できる印
刷コマンドに変換するコマンド化部65と、この印刷コ
マンドをプリンタ30へ送信する送受信部66と、印刷
時におけるディスプレイ装置12やキーボード13との
間のインタフェースとなるユーザインタフェース58
と、余白なし印刷時の印刷条件を設定する余白なし印刷
条件設定部56と、これらを統合的に管理する統合管理
部60と、印刷条件等が記憶される印刷条件ファイル5
9とを有している。ユーザインタフェース58は、ユー
ザからの余白なし印刷を受け付ける余白なし印刷受付部
57を有している。また、コマンド化部65は、CMY
Kcm二値化イメージデータ中のどのラスタを何パス目
で印刷させるか等を定めるマイクロウィーブ処理部65
aを有している。
【0026】なお、ホスト本体11の各機能構成要素
は、いずれも、各種プログラムが記憶されるRAM22
と、このRAM22に記憶されるプログラムを実行する
CPU20とを有して構成される。すなわち、以上の各
機能構成要素は、以上の各機能に関するプログラムが記
憶されているCD−ROM17(図1に示す)をCD−
ROMドライブ27で再生し、再生したプログラムをR
AM22にロードして、このプログラムをCPU20が
実行することで機能する。
【0027】プリンタ30の印刷制御器31は、機能的
には、プリンタホスト10からの印刷コマンド等を受け
付ける送受信部76と、この送受信部が受け付けた印刷
コマンド等に基づいて印刷機構を制御する印刷制御部7
0と、を有している。
【0028】次に、本実施形態のプリンタホスト10の
余白なし印刷時の動作について説明する。
【0029】例えば、A3用紙に対して余白なし印刷を
する場合には、このA3用紙の端を確実に印刷するた
め、このA3サイズよりいくらか大きいサイズの領域に
対するドキュメントを作成する必要がある。そこで、ユ
ーザは、アプリケーション50を利用してドキュメント
を作成する場合には、印刷用紙のサイズ設定段階で、用
紙サイズとして、「規格外」又は「カスタム用紙」を選
択して、後述するA3用紙用の拡張印刷領域と同じ寸法
を設定し、さらに、この用紙サイズ内でドキュメント5
1を作成する。なお、この場合、ユーザは、規格外又は
カスタム用紙サイズの領域いっぱいに印刷領域を設定す
る。
【0030】このドキュメント51の作成が終了する
と、これを印刷するために、プリンタドライバ55を起
動する。以下、このプリンタドライバ55の動作につい
て、図6に示すフローチャートに従って説明する。
【0031】プリンタドライバ55を起動すると、この
プリンタドライバ55のユーザインタフェース58によ
り、図8に示すような印刷設定画面がディスプレイ装置
12に表示される(ステップ1)。ユーザインタフェー
ス58は、ユーザから実際に印刷される印刷用紙サイズ
の設定を受け付けると共に(ステップ2)、「余白なし
印刷」の指定を受け付ける(ステップ3)。これらの印
刷条件は、統合管理部60により印刷条件ファイル59
に登録される。「余白なし印刷」を受け付けると、統合
管理部60の指示で余白なし印刷条件設定部56が起動
して、拡張印刷領域を設定する(ステップ4)。
【0032】この拡張印刷領域は、印刷用紙を基準とし
て、各方向への一定の拡大量で定められる。図9に示す
ように、例えば、実際に印刷される印刷用紙がA3であ
る場合、給紙方向Fにおける前端側の拡大量が3mm、後
端側の拡大量が5mm、左右端側の拡大量が2.5mmとな
る。なお、前述したように、ドキュメント作成時には、
この拡張印刷領域のサイズを印刷用紙のサイズとして設
定することになる。
【0033】余白なし印刷時の必要最小限度の拡大量
は、図10に示すように、プリンタの機種(A,B,
C)、実際に印刷する印刷用紙のサイズ(A3,A
4)、実際に印刷する用紙を基準とした拡大方向(前
方,後方,左右方向)によって変わる。これは、必要最
小限度の拡大量は、用紙のスキューや紙送り量公差等に
より定められるからである。本実施形態において、拡張
印刷領域を設定する際に用いる各方向の拡大量は、プリ
ンタ機種や用紙サイズによって変わる各種拡大量のう
ち、各方向毎の最大拡大量を採用している。つまり、接
続プリンタの機種や用紙サイズに関わりなく、各方向の
拡大量は常に一定で、給紙方向における前端側の拡大量
が3mm、後端側の拡大量が5mm、左右端側の拡大量が
2.5mmである。
【0034】このように、本実施形態において、接続プ
リンタの機種や印刷用紙のサイズが変わっても各方向の
拡大量を同じにしているのは、アプリケーション50で
ドキュメントを作成する前の印刷用紙サイズを設定する
段階で、余白なし印刷時の用紙拡大量が各サイズの印刷
用紙に対しても拡大量が同じであると、ユーザが混乱を
来たすことなく、簡単に印刷用紙サイズを設定できるか
らである。さらに、あるプリンタ用に作成したドキュメ
ントを別のプリンタで印刷する場合でも、どのプリンタ
に対しても領域拡張量が同じであるため、ドキュメント
を形成する領域サイズの変更で、ドキュメントを作成し
直す必要がなくなるからである。
【0035】しかしながら、以上のように定めた拡張印
刷領域のサイズは、特定のプリンタを用いて特定のサイ
ズの印刷用紙に余白なし印刷を実行する場合の必要最小
限度の印刷領域のサイズよりも大きいため、実際に余白
なし印刷を実行する際、印刷用紙に対する相対的な印刷
ヘッドの移動量が大きくなり、印刷時間が長くなる上
に、インク使用量も多くなってしまう。具体的には、図
10に示すプリンタ機種BでA3用紙に余白なし印刷す
る場合、同図及び図9に示すように、必要最小限度の前
端側拡大量は1mmで、必要最小限度の後端側拡大量は3
mmで、必要最小限度の左右端側拡大量は2.5mmである
から、A3用紙に対する拡張印刷領域は、前端側で2m
m、後端側で2mm、左右端側で0mm、大きいことにな
る。
【0036】そこで、本実施形態では、余白なし印刷条
件設定部56が、拡張印刷領域を設定した後、実際の接
続プリンタで実際に印刷するサイズの印刷用紙に余白な
し印刷を実行する場合の必要最小限度の印刷領域も定め
ている(ステップ5)。印刷条件ファイル59には、図
10に示す、接続プリンタの印刷用紙のサイズ毎の必要
最小限度の拡大量、及び前述した最大拡大量が登録され
ており、余白なし印刷条件設定部56は、この登録内容
を参照して、実際の接続プリンタで実際に印刷するサイ
ズの印刷用紙に余白なし印刷を実行する場合の必要最小
限度の印刷領域のサイズを定めている。なお、印刷条件
ファイル59に登録されている各種拡大量は、プリンタ
ドライバ55のソフトウェアを提供する記憶媒体中に、
予め記憶されている。
【0037】余白なし印刷条件設定部56は、必要最小
限度の印刷領域を定めると(ステップ5)、ステップ4
で定めた拡張印刷領域中であって、この拡張印刷領域の
端から、拡張印刷領域の拡大量と必要最小限度の拡大量
との差分の位置までの部分を印刷不要領域として定める
(ステップ6)。ここで求める印刷不要領域は、給紙方
向Fにおける前端側の印刷不要領域である。具体的に、
この前端側の印刷不良領域の不良量は、図9に示すよう
に、A3用紙に対して余白なし印刷をする場合、拡張印
刷領域の設定に採用している最大の前端側拡大量(3m
m)から、必要最小限度の前端側拡大量(1mm)を引い
た値(2mm)になる。
【0038】ユーザインタフェース58は、ユーザから
の印刷実行指示を待ち、印刷実行指示を受け付けると、
その旨を統合管理部60に伝える(ステップ7)。統合
管理部60は、ユーザインタフェース58から印刷実行
指示を受け付けると、レンダラ63で、スプールファイ
ル62に記憶されているドキュメントを形成する描画デ
ータをRGBイメージデータに変換させ(ステップ
8)、続いて、ハーフトーン処理部64で、このRGB
イメージデータをCMYKcm二値化イメージデータに
変換させると共に、これにハーフトーン処理を施させる
(ステップ9)。そして、統合管理部60は、コマンド
化部65で、以上で設定された印刷条件に基づき、この
CMYKcm二値化イメージデータをプリンタ30が解
釈できる印刷コマンドに変換させ(ステップ10)、こ
の印刷コマンドを送受信部66からプリンタ30へ送信
させる(ステップ11)。
【0039】ステップ10のコマンド化処理を実行する
コマンド化部65は、図7のフローチャートに示すよう
に、まず、各種印刷条件のコマンド化を行う(ステップ
20)。このコマンド化では、ステップ5で設定した必
要最小限度の印刷領域のサイズであって、給紙方向の寸
法もコマンド化される。
【0040】続いて、CMYKcm二値化イメージデー
タをコマンド化するにあたり、コマンド化部65のマイ
クロウィーブ処理部65aは、拡張印刷領域中であって
ステップ6で定めた印刷不要領域には、印刷するデータ
がない、つまり、印刷するデータを「null」に差し替え
て、これをコマンド化する(ステップ21)。
【0041】次に、マイクロウィーブ処理部65aは、
図3に示すように、実際に印刷される印刷用紙の給紙方
向Fにおける前端部の印刷時には、プリンタ30の印刷
ヘッド41に設けられている給紙方向Fに並んだ複数の
ノズル41aのうち、プリンタ30のプラテン43に形
成されている排紙側インク受け開口43b内に、噴射さ
れたインクが収まるノズル41bのみからインクを噴射
させる印刷コマンドを作成し、言い換えると、給紙方向
Fに並んだ複数のノズル41aのうち、排紙側の所定数
のノズル41bのみで印刷を実行させる印刷コマンドを
作成する(ステップ22)。印刷用紙の前端部を印刷す
るためのデータのコマンド化が終了すると、通常通り、
印刷ヘッド30の全てのノズルを使用させる印刷コマン
ドを作成する(ステップ23)。そして、印刷用紙の給
紙方向Fにおける後端部の印刷時には、図4に示すよう
に、プリンタ30の印刷ヘッド41に設けられている給
紙方向Fに並んだ複数のノズル41aのうち、プリンタ
30のプラテン43に形成されている給紙側インク受け
開口43a内に、噴射されたインクが収まるノズル41
cのみからインクを噴射させる印刷コマンドを作成し、
言い換えると、給紙方向に並んだ複数のノズル41aの
うち、給紙側の所定数のノズル41cのみで印刷を実行
させる印刷コマンドを作成する(ステップ24)。
【0042】プリンタ30は、以上のように作成された
印刷コマンドを受け付けると、この印刷コマンドに従っ
て、以下のような印刷処理を開始する。
【0043】プリンタ30の印刷制御部70は、給紙ロ
ーラ46a,46bを駆動させて、センサ48からの信
号で、図2及び図3に示すように、印刷用紙の前端がプ
ラテン43の排紙側インク受け開口46bの上に至った
ことを認識すると、印刷ヘッド41を駆動させて、印刷
を開始させる。
【0044】基本的に、本実施形態では、前述のステッ
プ4で設定された拡張印刷領域内を印刷することになる
が、この拡張印刷領域の前端部分は印刷不要領域に設定
され(ステップ6)、この印刷不要領域に関しては印刷
データがないものとする「null」の印刷コマンド(ステ
ップ21)を受けているので、この印刷不要領域内は印
刷されず、前述のステップ5で設定された必要最小限度
の印刷領域の前端から給紙側の領域のみが印刷される。
従って、印刷用紙の前端部の印刷において、インクの無
駄を省くと共に、印刷時間の短縮化を図ることができ
る。
【0045】また、印刷用紙の前端部の印刷は、図3に
示すように、印刷用紙の前端よりも、さらに排紙トレイ
側に広げられた必要最小限度の印刷領域に対して行われ
るので、印刷用紙の前端部を余白なしで確実に印刷する
ことができる。さらに、印刷用紙の前端部の印刷では、
ステップ22で作成された印刷コマンドにより、プリン
タ30の印刷ヘッド41に設けられている給紙方向Fに
並んだ複数のノズル41aのうち、プラテン43に形成
されている排紙側インク受け開口43b内に、噴射され
たインクが収まるノズル41bのみが使用されるので、
印刷用紙の給紙公差や給紙ミス等があって、印刷用紙の
先端部がプラテン43の排紙側インク受け開口43bに
至らないことがあっても、この際に噴射されるインク
は、全て排紙側インク受け開口43b内に収まり、プラ
テン43の表面を汚してしまうことを回避することがで
きる。
【0046】印刷用紙の中間部(前端部及び後端部を除
く部分)の印刷では、ステップ23で作成された印刷コ
マンドに基づいて、印刷ヘッド41の全てのノズル41
aを用いて印刷が行われる。なお、ここで、全てのノズ
ル41aを用いるとは、常時、全てのノズル41aから
インクを噴射するという意味でなく、全てのノズル41
aを用いてもよい状態で、印刷するイメージや色に応じ
て適宜いずれかのノズルからインクを噴射するという意
味である。
【0047】印刷用紙の左右端部の印刷は、給紙方向の
全領域において、印刷用紙の左右端よりも、さらに側方
に広げられた拡張印刷領域に対して行われるので、印刷
用紙の左右端部を余白なしで確実に印刷することができ
る。なお、この実施形態では、印刷用紙の左右端部に関
しては、拡張印刷領域に対して行うことにしているが、
印刷用紙の前端部の印刷時と同様に、拡張印刷領域内で
あって必要最小限度の印刷領域よりも外側の領域を印刷
不要領域として、ここを印刷しないようにしてもよい。
【0048】印刷制御部70は、センサ48からの信号
で、図4に示すように、印刷用紙の後端がプラテン43
の給紙側インク受け開口46aの上に至ったことを認識
すると、ステップ24で作成された印刷コマンドによ
り、プリンタ30の印刷ヘッド41に設けられている給
紙方向Fに並んだ複数のノズル41aのうち、プラテン
43に形成されている給紙側インク受け開口43a内
に、噴射されたインクが収まるノズル41cのみが使用
される。このため、印刷用紙の前端部の印刷時と同様
に、印刷用紙の給紙公差や給紙ミス等があって、印刷用
紙の後端部がプラテン43の給紙側インク受け開口43
aよりも先へ行ってしまうことがあっても、この際に噴
射されるインクは、全て給紙側インク受け開口43a内
に収まり、プラテン43の表面を汚してしまうことを回
避することができる。
【0049】印刷制御部70は、センサ48からの信号
で、必要最小限度の印刷領域の前端から、必要最小限度
の印刷領域の給紙方向の寸法の位置に印刷ヘッド41で
の印刷箇所が至ったことを認識すると、印刷ヘッド41
の各ノズルからのインク噴射を停止させる。つまり、必
要最小限度の印刷領域の後端で、インク噴射が停止す
る。このため、ステップ4で設定された拡張印刷領域内
であって、必要最小限度の印刷領域の後端よりも給紙カ
セット側の領域は印刷されないので、印刷用紙の前端部
の印刷時と同様に、インクの無駄を省くと共に、印刷時
間の短縮化を図ることができる。
【0050】また、印刷用紙の後端部の印刷は、印刷用
紙の後端よりも、さらに給紙カセット側に広げられた必
要最小限度の印刷領域に対して行われるので、印刷用紙
の後端部を余白なしで確実に印刷することができる。
【0051】以上のように、本実施形態では、余白なし
印刷を実行する際、余白なし印刷を指定すると、自動的
に、実際に印刷される印刷用紙のサイズよりも大きな印
刷領域が設定されるので、ユーザの負担を軽減すること
ができる。しかも、本実施形態では、アプリケーション
でドキュメントを作成する前の印刷用紙サイズを設定す
る段階で、実際に印刷される印刷用紙のサイズが変わっ
ても、実際に印刷される印刷用紙に対する仮想の印刷用
紙の拡大量が一定であるので、ユーザが印刷用紙サイズ
の設定で混乱を来たすことがなくなり、この面からもユ
ーザの負担を軽減することができる。
【0052】なお、以上の実施形態では、印刷用紙の前
端部が排紙側インク受け開口43b上に至ったときに、
ここを印刷し、印刷用紙の後端部が給紙側インク受け開
口43a上に至ったときに、ここを印刷しているが、こ
れとは逆に、印刷用紙の前端部が給紙側インク受け開口
43a上に至ったときに、ここを印刷し、印刷用紙の後
端部が排紙側インク受け開口43b上に至ったときに、
ここを印刷するようにしてもよい。
【0053】また、以上では、拡張印刷領域内に印刷不
要領域を設定して、この印刷不要領域を印刷しないよう
にしているが、印刷不要領域を設定せず、拡張印刷領域
の全体を印刷するようにしてもよい。ただし、この場合
には、拡張印刷領域内の印刷不要領域内を印刷すること
になるので、以上の実施形態よりも、インク消費量が多
くなると共に、印刷時間が長くなることは言うまでもな
い。
【0054】また、以上の実施形態のアプリケーション
は、プリンタドライバとは独立して自身で印刷領域を管
理するものであるが、プリンタドライバが設定する印刷
領域を実際に印刷する用紙サイズに反映させるアプリケ
ーションもある。そこで、後者のアプリケーションによ
るドキュメントを作成時の動作について、図11に示す
フローチャートに従って説明する。
【0055】アプリケーションが起動すると、アプリケ
ーションはプリンタドライバから印刷領域を取得する
(ステップ30)。この際、アプリケーションは、規格
用紙サイズと関連付けて、通常の印刷領域を取得すると
共に、前述した拡張印刷領域も取得する。なお、この印
刷用紙の取得は、アプリケーションが起動する毎に行っ
てもよいが、アプリケーションの最初の起動時の一回の
み行って、以降は取得した印刷領域を記憶しておくよう
にしてもよい。
【0056】ドキュメント作成条件の受付(ステップ3
1)では、実際に印刷する用紙サイズ等の受付(ステッ
プ32)が行われる。アプリケーションは、この用紙サ
イズを受け付け、さらに余白なし印刷を受け付けた場合
には(ステップ33)、ステップ32で受け付けた規格
用紙サイズに関連付けられた拡張印刷領域を印刷領域と
して設定し(ステップ34)、余白なし印刷を受け付け
なかった場合には(ステップ33)、ステップ32で受
け付けた規格用紙サイズに関連付けられた通常の印刷領
域を印刷領域として設定する(ステップ35)。なお、
余白なし印刷の受付では、プリンタドライバが受け付け
たものを間接的に取得してもよいし、アプリケーション
自身が直接受け付けてもよい。
【0057】その後、アプリケーションは、ドキュメン
ト作成処理(ステップ36)、及び、ドキュメント登録
処理(ステップ37)を行って終了する。
【0058】以上のように、この例では、ドキュメント
作成の際、余白なし印刷の受付で自動的に拡張印刷領域
が設定されるので、先に述べた第一の実施形態のよう
に、カスタム用紙の選択、及びこのカスタム用紙に対す
る拡張印刷領域の設定が不要になり、第一の実施形態よ
りもさらにユーザの負担を軽減することができる。言い
換えると、この例でユーザは、余白なし印刷を希望する
場合、実際に印刷する印刷用紙サイズと余白なし印刷を
設定すれば、後は、通常通り、アプリケーションが設定
した領域いっぱいにドキュメントを作成すればよい。
【0059】次に、図12〜図14を用いて、本発明に
係る第二の実施形態としてのプリンタシステムについて
説明する。なお、本実施形態のプリンタシステムは、第
一の実施形態の各機能構成要素の動作が若干異なってい
るのみで、基本的に、ハード構成及び機能構成は、第一
の実施形態と同じである。したがって、本実施形態のハ
ード構成及び機能構成の説明を省略し、その動作のみに
ついて説明する。
【0060】本実施形態において、ユーザは、アプリケ
ーション50でドキュメントを作成する前の印刷用紙の
サイズ設定段階では、第一の実施形態のように、実際に
印刷する印刷用紙サイズよりもサイズの大きな仮想印刷
用紙を設定する必要はなく、第一の実施形態の最後に述
べたものと同様、通常通り、実際に印刷する用紙のサイ
ズを設定し、この用紙サイズ内でドキュメント51を作
成する。
【0061】このドキュメント51の作成が終了する
と、これを印刷するために、プリンタドライバ55を起
動する。以下、このプリンタドライバ55の動作につい
て、図12に示すフローチャートに従って説明する。
【0062】プリンタドライバ55を起動すると、この
プリンタドライバ55のユーザインタフェース58によ
り、第一の実施形態と同様の印刷設定画面がディスプレ
イ装置12に表示される(ステップ1)。ユーザインタ
フェース58は、ユーザから「余白なし印刷」の指定を
受け付け(ステップ3)、この印刷条件は、統合管理部
60により印刷条件ファイル59に登録される。この実
施形態では、アプリケーション50で設定される印刷用
紙サイズと実際に印刷される印刷用紙サイズとは、前述
したように同じであるため、第一の実施形態のステップ
2の処理、つまり、ユーザからの実際に印刷される印刷
用紙サイズの設定受付を行わない。但し、これは、ユー
ザからの受付処理を行わないだけで、実際には、アプリ
ケーション50から印刷用紙サイズを受け付けて、これ
を印刷条件ファイル59に登録していることは言うまで
もない。
【0063】「余白なし印刷」を受け付けると、統合管
理部60の指示で余白なし印刷条件設定部56が起動し
て、第一の実施形態のように、拡張印刷領域を設定(ス
テップ4)することなく、直ちに、必要最小限度の印刷
領域を設定する(ステップ5)。第一の実施形態では、
前述したように、アプリケーションで用紙サイズを設定
する段階で、実際に印刷される印刷用紙サイズよりも大
きなサイズの仮想の印刷用紙を設定しなければならない
ユーザの便宜を考慮して、拡張印刷領域を設定してい
る。しかしながら、本実施形態では、アプリケーション
で設定する用紙サイズは、通常と同様、実際に印刷され
る用紙サイズであるので、基本的に、用紙サイズ設定で
ユーザの便宜を考慮する必要はない。このため、本実施
形態では、拡張印刷領域を設定していない。
【0064】印刷条件ファイル59には、図10を用い
て前述したように、このプリンタホスト10に接続され
ているプリンタ30の印刷用紙のサイズ毎の必要最小限
度の拡大量が予め登録されており、余白なし印刷条件設
定部56は、この登録内容を参照して、実際に印刷する
サイズの印刷用紙に余白なし印刷を実行する場合の必要
最小限度の印刷領域のサイズを定める。
【0065】余白なし印刷条件設定部56は、続いて、
図14に示すように、ステップ5で定めた必要最小限度
の印刷領域の少なくとも一部に外接し、且つ実際に印刷
する印刷用紙と相似形、つまり、実際に印刷する印刷用
紙の縦横比が同じ拡大イメージ領域を設定して、実際に
印刷する印刷用紙サイズに対する拡大イメージ領域サイ
ズの拡大倍率を決める(ステップ6a)。
【0066】以上の過程で、本実施形態では、第一の実
施形態の印刷不要領域設定(ステップ6)を行わない。
これは、第一の実施形態の印刷領域は、基本的に拡張印
刷領域であるのに対して、本実施形態の印刷領域は、余
白なし印刷を実行するための必要最小限度の印刷領域で
あるため、この印刷領域内に印刷不要の領域は存在しな
いからである。
【0067】ユーザインタフェース58は、ユーザから
の印刷実行指示を待ち、印刷実行指示を受け付けると、
その旨を統合管理部60に伝える(ステップ7)。統合
管理部60は、ユーザインタフェース58から印刷実行
指示を受け付けると、レンダラ63にレンダリングの実
行を指示する。レンダラ63は、この指示を受けると、
スプールファイル62に記憶されているドキュメントを
形成する描画データをRGBイメージデータに変換し、
ステップ6aで定めた拡大倍率に応じて、このイメージ
データを拡大して、イメージデータ展開領域に、この拡
大されたRGBイメージデータを展開する(ステップ8
a)。
【0068】次に、第一の実施形態と同様に、ハーフト
ーン処理部64で、このRGBイメージデータをCMY
Kcm二値化イメージデータに変換させると共に、これ
にハーフトーン処理を施させる(ステップ9)。そし
て、統合管理部60は、コマンド化部65で、以上で設
定された印刷条件に基づき、このCMYKcm二値化イ
メージデータをプリンタ30が解釈できる印刷コマンド
に変換させ(ステップ10a)、この印刷コマンドを送
受信部66からプリンタ30へ送信させる(ステップ1
1)。
【0069】ステップ10aのコマンド化処理を実行す
るコマンド化部65は、図13のフローチャートに示す
ように、まず、各種印刷条件のコマンド化を行う(ステ
ップ20)。
【0070】続いて、第一の実施形態のように、コマン
ド化部65のマイクロウィーブ処理部65aは、実際に
印刷される印刷用紙の給紙方向Fにおける前端部の印刷
時には、給紙方向Fに並んだ複数のノズル41aのう
ち、排紙側の所定数のノズル41bのみで印刷を実行さ
せる印刷コマンドを作成し(ステップ22)、この印刷
用紙の前端部を印刷するためのデータのコマンド化が終
了すると、通常通り、印刷ヘッド30の全てのノズルを
使用させる印刷コマンドを作成する(ステップ23)。
そして、印刷用紙の給紙方向における後端部の印刷時に
は、給紙方向Fに並んだ複数のノズル41aのうち、給
紙側の所定数のノズル41cのみで印刷を実行させる印
刷コマンドを作成する(ステップ24)。
【0071】なお、本実施形態において、イメージデー
タのうち、必要最小限度の印刷領域外のイメージデータ
は、以上のコマンド化処理過程で、印刷領域外のデータ
であるが故、コマンド化されない。
【0072】プリンタ30は、以上のように作成された
印刷コマンドを受け付けると、この印刷コマンドに従っ
て、印刷処理を開始する。
【0073】本実施形態においても、プリンタ30は、
第一の実施形態と同様に、実際の印刷用紙のサイズより
も広い必要最小限度の印刷領域に対して、印刷が行われ
るので、印刷用紙の各端部を余白なしで確実に印刷する
ことができる。また、印刷用紙の前端部及び後端部の印
刷では、プラテン43に形成された各インク受け開口4
3a,43b内に、噴射されたインクが収まるノズル4
1b、41cのみが使用されるので、印刷用紙の給紙公
差や給紙ミス等があっても、プラテン43の表面を汚し
てしまうことを回避することができる。
【0074】また、本実施形態では、アプリケーション
50でドキュメントを作成する前の用紙サイズ設定段階
で、ユーザは、特に余白なし印刷を意識せずに通常通り
に用紙サイズを設定することができるので、第一の実施
形態よりも更にユーザの負担を軽減することができる。
特に、この効果は、年賀状作成ソフト等、プリンタドラ
イバとは独立してアプリケーション自身が印刷領域を設
定するような場合、つまり、第一の実施形態のアプリケ
ーションを用いた場合に、有効である。
【0075】なお、本実施形態では、図14に示すよう
に、必要最小限度の印刷領域に対して、その後端辺及び
左右端辺に外接するように拡大イメージ領域を設定した
が、例えば、図15に示すように、必要最小限度の印刷
領域に対して、その前端辺及び左右端辺に外接するよう
に拡大イメージ領域を設定してもよいし、必要最小限度
の印刷領域に対して、その左右端辺のみに外接するよう
に拡大イメージ領域を設定してもよい。また、図16に
示すように、必要最小限度の印刷領域の前端側及び後端
側の拡大量が左右端側の拡大量よりも大きな場合には、
この印刷領域に対して、その前端辺及び後端辺に外接す
るように拡大イメージ領域を設定してもよい。
【0076】次に、図17及び図18を用いて、本発明
に係る第三の実施形態としてのプリンタシステムについ
て説明する。なお、本実施形態のプリンタシステムも、
第二の実施形態と同様に、第一の実施形態の各機能構成
要素の動作が若干異なっているのみで、基本的に、ハー
ド構成及び機能構成は、第一の実施形態と同じである。
したがって、本実施形態のハード構成及び機能構成の説
明を省略し、その動作のみについて説明する。
【0077】本実施形態は、第二の実施形態が必要最小
限度の印刷領域に外接するように拡大イメージ領域を設
定するのものであるのに対して、第一の実施形態で説明
した拡張印刷領域に外接するように拡大イメージ領域を
設定するものである。
【0078】図17のフローチャートに示すように、プ
リンタドライバ55を起動すると、このプリンタドライ
バ55のユーザインタフェース58は、第二の実施形態
と同様に、印刷設定画面をディスプレイ装置12に表示
し(ステップ1)、ユーザから「余白なし印刷」の指定
を受け付ける(ステップ3)。
【0079】「余白なし印刷」を受け付けると、統合管
理部60の指示で余白なし印刷条件設定部56が起動し
て、第一の実施形態のように、拡張印刷領域を設定し
(ステップ4)、必要最小限度の印刷領域を設定する
(ステップ5)。
【0080】余白なし印刷条件設定部56は、続いて、
図18に示すように、ステップ4で定めた拡張印刷領域
の少なくとも一部に外接し、且つ実際に印刷する印刷用
紙と相似形、つまり、実際に印刷する印刷用紙の縦横比
が同じ拡大イメージ領域を設定して、実際に印刷する印
刷用紙サイズに対する拡大イメージ領域サイズの拡大倍
率を決める(ステップ6b)。余白なし印刷条件設定部
56は、さらに、第一の実施形態と同様に、ステップ4
で定めた拡張印刷領域中であって、この拡張印刷領域の
端から、拡張印刷領域の拡大量と必要最小限度の拡大量
との差分の位置までの部分を印刷不要領域として定める
(ステップ6)。
【0081】ユーザインタフェース58は、ユーザから
の印刷実行指示を待ち、印刷実行指示を受け付けると、
その旨を統合管理部60に伝える(ステップ7)。統合
管理部60は、ユーザインタフェース58から印刷実行
指示を受け付けると、レンダラ63にレンダリングの実
行を指示する。レンダラ63は、この指示を受けると、
スプールファイル62に記憶されているドキュメントを
形成する描画データをRGBイメージデータに変換し、
第二の実施形態と同様に、ステップ6bで定めた拡大倍
率に応じて、このイメージデータを拡大して、イメージ
データ展開領域に、この拡大されたRGBイメージデー
タを展開する(ステップ8b)。なお、この実施形態で
は、拡大イメージ領域として、拡張印刷領域に外接する
領域を設定しているので、必要最小限度の印刷領域に外
接する領域を設定する第二の実施形態よりも、イメージ
データの拡大倍率が大きい。
【0082】次に、第二の実施形態と同様に、ハーフト
ーン処理部64で、このRGBイメージデータをCMY
Kcm二値化イメージデータに変換させると共に、これ
にハーフトーン処理を施させる(ステップ9)。そし
て、統合管理部60は、コマンド化部65で、以上で設
定された印刷条件に基づき、このCMYKcm二値化イ
メージデータをプリンタ30が解釈できる印刷コマンド
に変換させ(ステップ10)、この印刷コマンドを送受
信部66からプリンタ30へ送信させる(ステップ1
1)。なお、ステップ10のコマンド化処理を実行する
コマンド化部65は、第一の実施絵形態と同様の処理が
行われる。従って、コマンド化部65でコマンド化さら
たデータを受けたプリンタ30は、第一の実施形態と同
様に動作する。
【0083】以上のように、本実施形態においても、第
二の実施形態と同様に、プリンタドライバ55が余白な
し印刷を受け付けると、自動的にイメージを拡大してい
るので、アプリケーション50でドキュメントを作成す
る前の用紙サイズ設定段階で、ユーザは、特に余白なし
印刷を意識せずに通常通りに用紙サイズを設定すること
ができる。また、本実施形態では、第二の実施形態と異
なり、プリンタの種類に影響を受けない拡張印刷領域を
基準にして拡大イメージ領域を設定しているので、プリ
ンタが変わっても、イメージの拡大倍率を常に一定にす
ることができる。
【0084】なお、本実施形態では、拡張印刷領域に外
接するように拡大イメージ領域を設定したが、拡大印刷
領域又はこの拡大印刷領域よりも大きな領域に内接する
ように拡大イメージ領域を設定してもよい。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、余白なし印刷を実行す
る際、余白なし印刷を指定すると、自動的に、実際に印
刷される印刷用紙のサイズよりも大きな印刷領域が設定
されるので、ユーザの負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施形態におけるプリンタ
システムの回路ブロック図である。
【図2】本発明に係る第一の実施形態におけるプリンタ
のプラテン周りの平面図である。
【図3】本発明に係る第一の実施形態におけるプリンタ
のプラテン周りの側面図(その1)である。
【図4】本発明に係る第一の実施形態におけるプリンタ
のプラテン周りの側面図(その2)である。
【図5】本発明に係る第一の実施形態におけるプリンタ
システムの機能ブロック図である。
【図6】本発明に係る第一の実施形態におけるプリンタ
ドライバの動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る第一の実施形態におけるコマンド
化部の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る第一の実施形態における印刷設定
画面を示す説明図である。
【図9】本発明に係る第一の実施形態における印刷用紙
と拡大印刷領域との関係を示す説明図である。
【図10】プリンタの機種毎、用紙サイズ毎、用紙を基
準にした各方向毎の、余白なし印刷を実行するための印
刷用紙に対する必要最小限度の拡大量を示す説明図であ
る。
【図11】本発明に係る一実施形態におけるアプリケー
ションのドキュメント作成動作を示すフローチャートで
ある。
【図12】本発明に係る第二の実施形態におけるプリン
タドライバの動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明に係る第二の実施形態におけるコマン
ド化部の動作を示すフローチャートである。
【図14】本発明に係る第二の実施形態における印刷用
紙と必要最小限度の印刷領域と拡大イメージ領域との関
係を示す説明図である。
【図15】本発明に係る他の実施形態における印刷用紙
と必要最小限度の印刷領域と拡大イメージ領域との関係
を示す説明図である。
【図16】本発明に係るさらに他の実施形態における印
刷用紙と必要最小限度の印刷領域と拡大イメージ領域と
の関係を示す説明図である。
【図17】本発明に係る第三の実施形態としてのプリン
タドライバの動作を示すフローチャートである。
【図18】本発明に係る第三の実施形態における印刷用
紙と必要最小限度の印刷領域と拡大イメージ領域との関
係を示す説明図である。
【符号の説明】
10…プリンタホスト 11…ホスト本体 17…CD−ROM 20…CPU 21…ROM 22…RAM 30…プリンタ 40…印刷機構 41…印刷ヘッド 41a…ノズル 43…プラテン 43a…給紙側インク受け開口 43b…排紙側インク受け開口 50…アプリケーション 51…ドキュメント 55…プリンタドライバ 56…余白なし印刷設定部 57…余白なし印刷受付部 58…ユーザインタフェース 59…印刷条件ファイル 60…統合管理部 63…レンダラ 64…ハーフトーン処理部 65…コマンド化部 65a…マイクロウィーブ処理部 66…送受信部 70…印刷制御部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アプリケーションで作成された描画データ
    であって、実際に印刷される特定のサイズの印刷用紙よ
    りも大きなサイズの印刷用紙に対する描画データを、印
    刷コマンドに変換し、該印刷コマンドをプリンタへ送信
    するプリンタホストにおいて、 実際に印刷される印刷用紙の前記特定のサイズを受け付
    ける用紙サイズ受付手段と、 余白なし印刷を受け付ける余白なし印刷受付手段と、 前記余白なし印刷受付手段で余白なし印刷を受け付ける
    と、実際に印刷される印刷用紙の前記特定のサイズより
    も大きなサイズの印刷領域を設定する余白なし印刷条件
    設定手段と、 前記余白なし印刷条件設定手段で設定された前記印刷領
    域内に、前記プリンタが印刷を実行するよう、前記描画
    データを前記印刷コマンドに変換する印刷コマンド作成
    手段と、 を備えていることを特徴とするプリンタホスト。
  2. 【請求項2】アプリケーションで作成された描画データ
    であって、特定のサイズの印刷用紙に対する描画データ
    を、印刷コマンドに変換し、該印刷コマンドをプリンタ
    へ送信するプリンタホストにおいて、余白なし印刷を受
    け付ける余白なし印刷受付手段と、 前記余白なし印刷受付手段で余白なし印刷を受け付ける
    と、実際に印刷される印刷用紙の前記特定のサイズより
    も大きなサイズの印刷領域を設定する余白なし印刷条件
    設定手段と、 前記余白なし印刷条件設定手段で設定された前記印刷領
    域のサイズに応じて前記描画データの示すイメージを拡
    大し、該印刷領域に対して前記プリンタが印刷を実行す
    るよう、該描画データを前記印刷コマンドに変換する印
    刷コマンド作成手段と、 を備えていることを特徴とするプリンタホスト。
  3. 【請求項3】アプリケーションで作成された描画データ
    であって、実際に印刷される印刷用紙の特定のサイズよ
    りも大きなサイズの印刷用紙に対する描画データを、印
    刷コマンドに変換し、該印刷コマンドをプリンタへ送信
    するプリンタホストの動作プログラムが記憶されている
    記憶媒体において、 実際に印刷される印刷用紙の前記特定のサイズを受け付
    ける用紙サイズ受付ステップと、 余白なし印刷を受け付ける余白なし印刷受付ステップ
    と、 前記余白なし印刷受付ステップで余白なし印刷を受け付
    けると、実際に印刷される印刷用紙の前記特定のサイズ
    よりも大きなサイズの印刷領域を設定する余白なし印刷
    条件設定ステップと、 前記余白なし印刷条件設定ステップで設定された前記印
    刷領域内に、前記プリンタが印刷を実行するよう、前記
    描画データを前記印刷コマンドに変換する印刷コマンド
    作成ステップと、 を有することを特徴とするプリンタホストの動作プログ
    ラムが記憶されている記憶媒体。
  4. 【請求項4】アプリケーションで作成された描画データ
    であって、特定のサイズの印刷用紙に対する描画データ
    を、印刷コマンドに変換し、該印刷コマンドをプリンタ
    へ送信するプリンタホストの動作プログラムが記憶され
    ている記憶媒体において、 余白なし印刷を受け付ける余白なし印刷受付ステップ
    と、 前記余白なし印刷受付ステップで余白なし印刷を受け付
    けると、実際に印刷される印刷用紙の前記特定のサイズ
    よりも大きなサイズの印刷領域を設定する余白なし印刷
    条件設定ステップと、 前記余白なし印刷条件設定ステップで設定された前記印
    刷領域のサイズに応じて前記描画データの示すイメージ
    を拡大し、該印刷領域内で前記プリンタが印刷を実行す
    るよう、該描画データを前記印刷コマンドに変換する印
    刷コマンド作成ステップと、 を有することを特徴とするプリンタホストの動作プログ
    ラムが記憶されている記憶媒体。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の記憶媒体において、 前記プリンタホストに接続される前記プリンタで余白な
    し印刷する際の各種サイズの印刷用紙に対する必要最小
    限度の拡大量が予め記憶され、 前記余白なし印刷条件設定ステップでは、前記印刷領域
    として、実際に印刷される特定のサイズの印刷用紙に対
    する前記必要最小限度の拡大量に基づいて必要最小限度
    の印刷領域を定めると共に、該必要最小限度の印刷領域
    に外接し且つ前記印刷用紙と相似形の拡大イメージ領域
    を定め、 前記印刷コマンド作成ステップでは、前記印刷用紙の前
    記特定のサイズに対する前記拡大イメージ領域のサイズ
    の拡大倍率で、前記描画データの示すイメージを拡大
    し、前記印刷領域としての前記必要最小限度の印刷領域
    内で前記プリンタが印刷を実行するよう、該描画データ
    を前記印刷コマンドに変換する、 ことを特徴とするプリンタホストの動作プログラムが記
    憶されている記憶記憶媒体。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の記憶媒体において、 前記印刷領域の前記拡大量は、各種プリンタで各種サイ
    ズの印刷用紙に余白なし印刷する際の各必要最小限度の
    拡大量のうち、最大拡大量であり、 前記余白なし印刷条件設定ステップでは、実際に印刷さ
    れる特定のサイズの印刷用紙に対する前記最大拡大量に
    基づいて前記印刷領域を定めると共に、該印刷領域に外
    接し且つ前記印刷用紙と相似形の拡大イメージ領域を定
    め、 前記印刷コマンド作成ステップでは、前記印刷用紙の前
    記特定のサイズに対する前記拡大イメージ領域のサイズ
    の拡大倍率で、前記描画データの示すイメージを拡大
    し、前記印刷領域としての前記必要最小限度の印刷領域
    内で前記プリンタが印刷を実行するよう、該描画データ
    を前記印刷コマンドに変換する、 ことを特徴とするプリンタホストの動作プログラムが記
    憶されている記憶記憶媒体。
  7. 【請求項7】請求項3及び4に記載の記憶媒体におい
    て、 前記余白なし印刷条件設定ステップで設定する前記印刷
    領域は、実際に印刷する印刷用紙の前記特定のサイズが
    変わっても、該特定のサイズに対する拡大量は一定であ
    る、 ことを特徴とするプリンタホストの動作プログラムが記
    憶されている記憶媒体。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の記憶媒体において、 前記印刷領域の前記拡大量は、各種プリンタで各種サイ
    ズの印刷用紙に余白なし印刷する際の各必要最小限度の
    拡大量のうち、最大拡大量であり、 前記プリンタホストに接続される前記プリンタで余白な
    し印刷する際の各種サイズの印刷用紙に対する必要最小
    限度の拡大量が予め記憶され、 前記余白なし印刷条件設定ステップでは、実際に印刷さ
    れる特定のサイズの印刷用紙に対する前記必要最小限度
    の拡大量よりも前記印刷領域の拡大量が大きい場合、該
    印刷領域の端から両拡大量の差分の寸法の位置までの部
    分を印刷不要領域として定め、 前記印刷コマンド作成ステップでは、前記印刷コマンド
    として、前記印刷不要領域には、印刷するデータが無い
    ものとする印刷コマンドを作成する、 ことを特徴とするプリンタホストの動作プログラムが記
    憶されている記憶媒体。
  9. 【請求項9】請求項7に記載の記憶媒体において、 前記印刷領域の前記拡大量は、各種プリンタで各種サイ
    ズの印刷用紙に余白なし印刷する際の各必要最小限度の
    拡大量のうち、最大拡大量であり、 前記プリンタホストに接続される前記プリンタで余白な
    し印刷する際の各種サイズの印刷用紙に対する必要最小
    限度の拡大量が予め記憶され、 前記余白なし印刷条件設定ステップでは、実際に印刷さ
    れる特定のサイズの印刷用紙に対する前記必要最小限度
    の拡大量よりも前記印刷領域の拡大量が大きい場合、実
    際に印刷される印刷用紙の該特定のサイズと前記必要最
    小限度の前記拡大量とから、余白なし印刷時の必要最小
    限度の印刷領域の寸法を定め、 前記印刷コマンド作成ステップでは、前記余白なし印刷
    条件設定ステップで定めた前記必要最小限度の寸法をコ
    マンド化し、該必要最小限度の寸法の範囲外を前記プリ
    ンタに印刷させない、 ことを特徴とするプリンタホストの動作プログラムが記
    憶されている記憶媒体。
  10. 【請求項10】請求項3から9のいずれか一項に記載の
    記憶媒体であって、 給紙方向に並んでいる複数のノズルを有する印刷ヘッド
    と、該印刷ヘッドと対向する位置に配置されているプラ
    テンとを備え、該プラテンには、前記給紙方向に対して
    垂直な方向に伸びている給紙側インク受け開口及び排紙
    側インク受け開口が形成されているプリンタに対して、
    前記印刷コマンドを送信するプリンタホストの動作プロ
    グラムが記憶されている記憶媒体において、 前記印刷コマンド作成ステップでは、前記余白なし印刷
    受付ステップで余白なし印刷を受け付けると、前記印刷
    コマンドとして、実際に印刷される印刷用紙の前記給紙
    方向における前端部の印刷時には、前記印刷ヘッドの複
    数の前記ノズルのうち、前記給紙側インク受け開口と前
    記排紙側インク受け開口とうちの一方の開口内に、噴射
    されたインクが収まるノズルのみからインクを噴射させ
    る印刷コマンドを作成し、前記印刷用紙の後端部の印刷
    時には、該印刷ヘッドの複数の該ノズルのうち、該給紙
    側インク受け開口と該排紙側インク受け開口とのうちの
    他方の開口内に、噴射されたインクが収まるノズルのみ
    からインクが噴射される印刷コマンドを作成する、 ことを特徴とするプリンタホストの動作プログラムが記
    憶されている記憶媒体。
  11. 【請求項11】ドキュメントを作成するためのアプリケ
    ーションプログラムが記憶されている記憶媒体におい
    て、 プリンタを制御するプリンタドライバが設定する各規格
    用紙サイズの印刷領域、及び、各規格用紙サイズと関連
    付けられ、各規格用紙サイズよりもそれぞれ大きな拡張
    印刷領域を、該プリンタドライバから取得する印刷領域
    取得ステップと、 余白なし印刷を受け付ける余白なし印刷受付ステップ
    と、 実際に印刷する規格用紙サイズを受け付ける用紙サイズ
    受付ステップと、 前記余白なし印刷受付ステップで余白なし印刷を受け付
    けずに、前記用紙サイズ受付ステップで実際に印刷する
    規格用紙サイズを受け付けると、該規格用紙サイズの前
    記印刷領域を設定し、前記余白なし印刷受付ステップで
    余白なし印刷を受け付け、且つ前記用紙サイズ受付ステ
    ップで実際に印刷する規格用紙サイズを受け付けると、
    該規格用紙サイズと関連付けられている前記拡張印刷領
    域を設定する印刷領域設定ステップと、 を有することを特徴とするアプリケーションプログラム
    が記憶されている記憶媒体。
JP2000274876A 2000-09-11 2000-09-11 プリンタホストの動作プログラムが記憶されている記憶媒体 Expired - Fee Related JP3788219B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000274876A JP3788219B2 (ja) 2000-09-11 2000-09-11 プリンタホストの動作プログラムが記憶されている記憶媒体
EP01307534A EP1186993B1 (en) 2000-09-11 2001-09-05 Printer host and program product for printing without margins
EP05077016A EP1605345A3 (en) 2000-09-11 2001-09-05 Printer host for printing without margins and storage medium storing operation program therefor
DE60121687T DE60121687T2 (de) 2000-09-11 2001-09-05 Drucker-Host und Speichermedium zum Speichern des Betriebsprogramms des Drucker-Hosts
AT01307534T ATE334442T1 (de) 2000-09-11 2001-09-05 Drucker-host und programm-produkt zum randlosen ausdrucken
US09/950,349 US7224482B2 (en) 2000-09-11 2001-09-11 Printer host and storage medium storing operation program of the printer host

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000274876A JP3788219B2 (ja) 2000-09-11 2000-09-11 プリンタホストの動作プログラムが記憶されている記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002091723A true JP2002091723A (ja) 2002-03-29
JP3788219B2 JP3788219B2 (ja) 2006-06-21

Family

ID=18760574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000274876A Expired - Fee Related JP3788219B2 (ja) 2000-09-11 2000-09-11 プリンタホストの動作プログラムが記憶されている記憶媒体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7224482B2 (ja)
EP (2) EP1186993B1 (ja)
JP (1) JP3788219B2 (ja)
AT (1) ATE334442T1 (ja)
DE (1) DE60121687T2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005074809A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Canon Inc 印刷制御装置、印刷装置、印刷制御方法、印刷方法、その記録媒体およびプログラム
JP2007030192A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及びプログラム
JP2008030331A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Canon Inc 印刷システム、印刷装置、制御方法、ジョブ処理方法、記憶媒体およびプログラム
JP2008242950A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Brother Ind Ltd 画像形成システム及び制御プログラム
JP2008254330A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Canon Inc インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の制御方法
JP2009176320A (ja) * 2001-09-17 2009-08-06 Canon Inc プリント条件設定装置、プリント条件設定方法、プリントシステム、およびプログラム
US7808679B2 (en) 2005-03-02 2010-10-05 Canon Kabushiki Kaisha Printing system for operating marginless printing on roll paper
US8009317B2 (en) 2001-09-17 2011-08-30 Canon Kabushiki Kaisha Printing method and apparatus for setting overrunning widths in marginless printing

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3788219B2 (ja) 2000-09-11 2006-06-21 セイコーエプソン株式会社 プリンタホストの動作プログラムが記憶されている記憶媒体
US6930696B2 (en) * 2000-09-27 2005-08-16 Seiko Epson Corporation Printing up to edges of printing paper without platen soiling
US6746101B2 (en) * 2000-09-27 2004-06-08 Seiko Epson Corporation Printing up to edges of printing paper without platen soiling
US6869176B2 (en) * 2001-09-07 2005-03-22 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus, and recording medium floating prevention member
JP2003165660A (ja) * 2001-11-30 2003-06-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像記録装置
US20030184785A1 (en) * 2002-03-29 2003-10-02 Srinivas Guddanti System and method for printing print friendly media
JP2004135313A (ja) * 2002-09-18 2004-04-30 Canon Inc 画像処理装置およびその方法
US7777901B2 (en) * 2002-11-28 2010-08-17 Fujifilm Corporation Imposition apparatus for arranging pages and imposition program storage medium
JP2005191959A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Konica Minolta Holdings Inc 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
US7506947B2 (en) * 2004-03-09 2009-03-24 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet printing apparatus and method using media shape detection
US7465009B2 (en) * 2004-03-31 2008-12-16 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus, printing system, and printing start position alignment method
JP2005349608A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Canon Inc 記録条件設定方法、プログラム、記録方法、記録装置、および記録条件決定装置
US7525674B2 (en) * 2005-04-12 2009-04-28 Seiko Epson Corporation Print control data generating apparatus, print system, printer, and print control data generating method
JP4612877B2 (ja) * 2005-08-10 2011-01-12 キヤノン株式会社 画像記録装置及びその装置の制御方法及びプログラム
JP4765825B2 (ja) * 2006-08-09 2011-09-07 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP2009087269A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Canon Inc 印刷装置
JP4743445B2 (ja) * 2008-04-01 2011-08-10 株式会社沖データ 印刷制御装置
JP5100488B2 (ja) * 2008-04-28 2012-12-19 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
US8854697B2 (en) * 2009-07-02 2014-10-07 Xerox Corporation System and method for scanning and enlarging user selected grid areas of a printed page
JP4920733B2 (ja) * 2009-09-30 2012-04-18 シャープ株式会社 印刷制御プログラム、印刷制御方法、プリンタ、及び印刷システム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08169155A (ja) * 1994-10-21 1996-07-02 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ及びそれに用いる記録媒体、記録媒体供給源
JP3647972B2 (ja) 1995-06-30 2005-05-18 富士写真フイルム株式会社 画像記録装置
JP3533779B2 (ja) * 1995-10-04 2004-05-31 カシオ計算機株式会社 カラー印刷装置
US5745659A (en) * 1996-04-25 1998-04-28 Hewlett-Packard Company Versatile scaling of drawings
IL121875A (en) * 1997-09-30 2000-12-06 Scitex Corp Ltd Automated digital printing system and a method of automatic page bleed generation
JPH11254657A (ja) 1998-03-06 1999-09-21 Seiko Epson Corp カード用のインクジェット式プリンタおよび画像形成方法
US6109745A (en) * 1998-07-17 2000-08-29 Eastman Kodak Company Borderless ink jet printing on receivers
US6239817B1 (en) 1998-10-20 2001-05-29 Hewlett-Packard Comapny Apparatus and method for printing borderless print image
JP2000289351A (ja) * 1999-04-12 2000-10-17 Fuji Photo Film Co Ltd プリント用紙及びプリンター
JP3788219B2 (ja) * 2000-09-11 2006-06-21 セイコーエプソン株式会社 プリンタホストの動作プログラムが記憶されている記憶媒体

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009176320A (ja) * 2001-09-17 2009-08-06 Canon Inc プリント条件設定装置、プリント条件設定方法、プリントシステム、およびプログラム
JP4642911B2 (ja) * 2001-09-17 2011-03-02 キヤノン株式会社 プリント条件設定装置、プリント条件設定方法、プリントシステム、およびプログラム
US8009317B2 (en) 2001-09-17 2011-08-30 Canon Kabushiki Kaisha Printing method and apparatus for setting overrunning widths in marginless printing
US8320014B2 (en) 2001-09-17 2012-11-27 Canon Kabushiki Kaisha Printing condition changing method, program, storage medium, printing method, printer and printing system
JP2005074809A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Canon Inc 印刷制御装置、印刷装置、印刷制御方法、印刷方法、その記録媒体およびプログラム
US7808679B2 (en) 2005-03-02 2010-10-05 Canon Kabushiki Kaisha Printing system for operating marginless printing on roll paper
JP2007030192A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及びプログラム
JP2008030331A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Canon Inc 印刷システム、印刷装置、制御方法、ジョブ処理方法、記憶媒体およびプログラム
JP2008242950A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Brother Ind Ltd 画像形成システム及び制御プログラム
US8508784B2 (en) 2007-03-28 2013-08-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Recording medium size compensation for image forming systems
JP2008254330A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Canon Inc インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1186993B1 (en) 2006-07-26
JP3788219B2 (ja) 2006-06-21
DE60121687T2 (de) 2007-08-02
EP1605345A3 (en) 2006-08-02
ATE334442T1 (de) 2006-08-15
US7224482B2 (en) 2007-05-29
DE60121687D1 (de) 2006-09-07
EP1605345A2 (en) 2005-12-14
US20020036665A1 (en) 2002-03-28
EP1186993A3 (en) 2003-05-21
EP1186993A2 (en) 2002-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3788219B2 (ja) プリンタホストの動作プログラムが記憶されている記憶媒体
JP3630127B2 (ja) 印刷システム、プリンタホストおよびプリンタドライバ
US7808679B2 (en) Printing system for operating marginless printing on roll paper
JP3433177B2 (ja) ハイブリッド孔版印刷装置、ハイブリッド孔版印刷装置の制御方法、及び制御プログラム
WO2019098065A1 (ja) 印刷装置および印刷方法
JP2007290221A (ja) ノズルフラッシング支援システムおよびノズルフラッシング支援プログラム、並びにノズルフラッシング支援方法
JP4478289B2 (ja) 印刷処理装置
JP3613220B2 (ja) プリンタドライバプログラム
JP3714058B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2003335010A (ja) 印刷システム、プリンタホスト、プリンタドライバおよび印刷方法
JP2007136943A (ja) インクジェット記録装置
JP2001219566A (ja) プリンタホスト、その動作プログラムが記憶されている記憶媒体、インクジェットプリンタ
JP2007080090A (ja) 画像記録システム、画像記録装置の設定方法、設定プログラムおよび記憶媒体
JP4402870B2 (ja) 印刷処理装置、画像形成装置、給紙方法及び給紙制御プログラム
JP2003191538A (ja) プリンタドライバプログラム及び印刷方法
JP3605809B2 (ja) プリンタ
JP4383687B2 (ja) 出力装置及びその処理方法
JP3933000B2 (ja) 印刷システム、プリンタホストおよびプログラム
JP2003216371A (ja) プリンタドライバプログラム
JPH10175345A (ja) 印刷済用紙の再利用機能付きプリンタ
JP3918574B2 (ja) 印刷装置および印刷方法
JP2004261994A (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラム
JPH0615930A (ja) 印刷装置
JP2005289049A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JPH08143222A (ja) 印刷システム、ホストコンピュータ、印刷装置および印刷方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060320

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140407

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees