JP2007290221A - ノズルフラッシング支援システムおよびノズルフラッシング支援プログラム、並びにノズルフラッシング支援方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】製本印刷を行う場合に、印刷用紙の選別作業を必要とせず、印刷物の見栄えを損なわずにフラッシングを行うことができるノズルフラッシング支援システムを提供する。
【解決手段】インクジェットプリンタ100は、裁断情報を含むジョブチケットを取得し、取得したジョブチケットから裁断情報を取得し、取得した裁断情報に基づいて、製本時に裁断される領域を非視認領域として判定する。そして、判定した非視認領域をフラッシング領域として設定し、設定したフラッシング領域に対してフラッシングを行う。
【選択図】図1
【解決手段】インクジェットプリンタ100は、裁断情報を含むジョブチケットを取得し、取得したジョブチケットから裁断情報を取得し、取得した裁断情報に基づいて、製本時に裁断される領域を非視認領域として判定する。そして、判定した非視認領域をフラッシング領域として設定し、設定したフラッシング領域に対してフラッシングを行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、印刷装置のノズルのフラッシングを行うのを支援するシステムおよびプログラム、並びに方法に係り、特に、製本印刷を行う場合に、印刷用紙の選別作業を必要とせず、印刷物の見栄えを損なわずにフラッシングを行うことができるノズルフラッシング支援システムおよびノズルフラッシング支援プログラム、並びにノズルフラッシング支援方法に関する。
インクジェットプリンタは、一般に安価でかつ高品質のカラー印刷物が容易に得られることから、パーソナルコンピュータやデジタルカメラなどの普及に伴い、オフィスのみならず一般ユーザにも広く普及してきている。インクジェットプリンタは、インクカートリッジおよび印字ヘッドを一体に備えるキャリッジが印刷媒体上をその送出方向と交差する方向に往復しながら印字ヘッドのノズルからインクを吐出して印刷媒体に微小なドットを形成することで、印刷媒体に文字や画像を形成する。
インクジェットプリンタでは、印字に使用しないノズルが外気に晒されて放置されるとノズル近傍のインクが乾燥し、吐出が不安定になる可能性がある。そのため、例えば、定期的に印字領域外にインクを吐出し、乾燥を防止する回復処理を行う必要がある。このようなノズル回復処理をフラッシングと呼んでいるが、複数枚の印刷媒体に対して連続印刷を行う場合であっても、印字に使用しないノズルは存在するのでフラッシングは必要となる。
従来、ノズルのフラッシングを行う技術としては、例えば、特許文献1〜3記載の技術が知られている。
特許文献1記載の発明は、印刷媒体であるロール紙上にフラッシングを行い、フラッシングを行った部分の前後を切断し、印刷媒体の切断された部分を収納するものである。
特許文献2記載の発明は、印刷媒体に対向する位置にてフラッシングを行うものである。
特許文献1記載の発明は、印刷媒体であるロール紙上にフラッシングを行い、フラッシングを行った部分の前後を切断し、印刷媒体の切断された部分を収納するものである。
特許文献2記載の発明は、印刷媒体に対向する位置にてフラッシングを行うものである。
特許文献3記載の発明は、印刷媒体の領域のうち印刷を行わない非印刷領域にフラッシングを行うものである。
特開平3−295663号公報
特開平6−15815号公報
特開2004−291483号公報
ところで、製本印刷を行う場合、最終成果物である印刷物の印刷仕様に関する情報を印刷仕様電子ジョブチケットとして記録しておき、印刷仕様電子ジョブチケットを解釈してオペレータが適切な印刷設定を決定し、決定した印刷設定に基づいて印刷を行う。
製本印刷を行う際も、印刷内容によっては印字に使用しないノズルが存在するのでフラッシングが必要となる。フラッシングを行う場合は、特許文献1〜3記載の発明を利用することができる。
製本印刷を行う際も、印刷内容によっては印字に使用しないノズルが存在するのでフラッシングが必要となる。フラッシングを行う場合は、特許文献1〜3記載の発明を利用することができる。
しかしながら、特許文献1記載の発明にあっては、印刷仕様にかかわらずフラッシングを行い、フラッシングを行った部分の前後を切断するため、切断しても差し支えない印刷用紙を選別する必要があり、作業が煩雑である。
また、特許文献2、3記載の発明にあっては、印刷媒体の非印刷領域等にフラッシングを行うが、非印刷領域等であっても製本後に視認可能な領域(例えば、ページ領域内)となる場合があり、その場合は、フラッシングを行った領域が人目につき、見栄えを損なうという問題があった。
また、特許文献2、3記載の発明にあっては、印刷媒体の非印刷領域等にフラッシングを行うが、非印刷領域等であっても製本後に視認可能な領域(例えば、ページ領域内)となる場合があり、その場合は、フラッシングを行った領域が人目につき、見栄えを損なうという問題があった。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、製本印刷を行う場合に、印刷用紙の選別作業を必要とせず、印刷物の見栄えを損なわずにフラッシングを行うことができるノズルフラッシング支援システムおよびノズルフラッシング支援プログラム、並びにノズルフラッシング支援方法を提供することを目的としている。
〔形態1〕 上記目的を達成するために、形態1のノズルフラッシング支援システムは、
ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援システムであって、
製本印刷の印刷仕様を含む印刷仕様情報を取得する印刷仕様情報取得手段と、前記印刷仕様情報取得手段で取得した印刷仕様情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定手段と、前記非視認領域判定手段で判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定手段とを備えることを特徴とする。
ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援システムであって、
製本印刷の印刷仕様を含む印刷仕様情報を取得する印刷仕様情報取得手段と、前記印刷仕様情報取得手段で取得した印刷仕様情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定手段と、前記非視認領域判定手段で判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定手段とを備えることを特徴とする。
このような構成であれば、印刷仕様情報取得手段により、印刷仕様情報が取得され、非視認領域判定手段により、取得された印刷仕様情報に基づいて、印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域が判定される。そして、フラッシング領域設定手段により、判定された非視認領域がフラッシング領域として設定される。
これにより、製本印刷の印刷仕様に基づいて、製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域がフラッシング領域として設定されるので、製本印刷に際してフラッシングを行う場合に、従来に比して、印刷用紙の選別作業が不要となり、印刷物の見栄えを損なう可能性を低減することができるという効果が得られる。
これにより、製本印刷の印刷仕様に基づいて、製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域がフラッシング領域として設定されるので、製本印刷に際してフラッシングを行う場合に、従来に比して、印刷用紙の選別作業が不要となり、印刷物の見栄えを損なう可能性を低減することができるという効果が得られる。
ここで、印刷仕様情報としては、例えば、裁断の位置、トンボの位置、面付けおよびノリ付けに関する情報のほか、仕上用紙サイズ、印刷媒体の種類、折り方および断裁方法、綴じ位置、綴じ方、印刷部数、両面印刷、印刷対象となる文書データおよびページ、並びに使用するインクに関する情報が含まれる。以下、形態8のノズルフラッシング支援プログラム、および形態15のノズルフラッシング支援方法において同じである。
また、印刷仕様情報取得手段は、印刷仕様情報を取得するようになっていればどのような構成であってもよく、例えば、入力装置等から印刷仕様情報を入力してもよいし、外部の装置等から印刷仕様情報を獲得または受信してもよいし、記憶装置や記憶媒体等から印刷仕様情報を読み出してもよい。したがって、取得には、少なくとも入力、獲得、受信および読出が含まれる。以下、取得の概念については同じである。
また、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。以下、形態7のノズルフラッシング支援システムにおいて同じである。
〔形態2〕 さらに、形態2のノズルフラッシング支援システムは、形態1のノズルフラッシング支援システムにおいて、
さらに、前記フラッシング領域設定手段で設定したフラッシング領域に対して前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング手段を備えることを特徴とする。
このような構成であれば、フラッシング手段により、設定されたフラッシング領域に対してフラッシングが行われる。
さらに、前記フラッシング領域設定手段で設定したフラッシング領域に対して前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング手段を備えることを特徴とする。
このような構成であれば、フラッシング手段により、設定されたフラッシング領域に対してフラッシングが行われる。
〔形態3〕 さらに、形態3のノズルフラッシング支援システムは、形態1および2のいずれか1のノズルフラッシング支援システムにおいて、
前記印刷仕様情報は、前記印刷媒体を裁断する位置を示す裁断情報を含み、
前記非視認領域判定手段は、前記裁断情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
前記印刷仕様情報は、前記印刷媒体を裁断する位置を示す裁断情報を含み、
前記非視認領域判定手段は、前記裁断情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、非視認領域判定手段により、裁断情報に基づいて、印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域が非視認領域として判定される。
これにより、製本時に裁断される領域がフラッシング領域として設定されるので、印刷物の見栄えを損なう可能性をさらに低減することができるという効果が得られる。
これにより、製本時に裁断される領域がフラッシング領域として設定されるので、印刷物の見栄えを損なう可能性をさらに低減することができるという効果が得られる。
〔形態4〕 さらに、形態4のノズルフラッシング支援システムは、形態1および2のいずれか1のノズルフラッシング支援システムにおいて、
前記印刷仕様情報は、面付けに関する面付情報を含み、
前記非視認領域判定手段は、前記面付情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、非視認領域判定手段により、面付情報に基づいて、印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域が非視認領域として判定される。
これにより、製本時に裁断される領域がフラッシング領域として設定されるので、印刷物の見栄えを損なう可能性をさらに低減することができるという効果が得られる。
前記印刷仕様情報は、面付けに関する面付情報を含み、
前記非視認領域判定手段は、前記面付情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、非視認領域判定手段により、面付情報に基づいて、印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域が非視認領域として判定される。
これにより、製本時に裁断される領域がフラッシング領域として設定されるので、印刷物の見栄えを損なう可能性をさらに低減することができるという効果が得られる。
〔形態5〕 さらに、形態5のノズルフラッシング支援システムは、形態1および2のいずれか1のノズルフラッシング支援システムにおいて、
前記印刷仕様情報は、ノリ付けに関するノリ付情報を含み、
前記非視認領域判定手段は、前記ノリ付情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時にノリ付けされる領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、非視認領域判定手段により、ノリ付情報に基づいて、印刷媒体の領域のうち製本時にノリ付けされる領域が非視認領域として判定される。
これにより、製本時にノリ付けされる領域がフラッシング領域として設定されるので、印刷物の見栄えを損なう可能性をさらに低減することができるという効果が得られる。
前記印刷仕様情報は、ノリ付けに関するノリ付情報を含み、
前記非視認領域判定手段は、前記ノリ付情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時にノリ付けされる領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、非視認領域判定手段により、ノリ付情報に基づいて、印刷媒体の領域のうち製本時にノリ付けされる領域が非視認領域として判定される。
これにより、製本時にノリ付けされる領域がフラッシング領域として設定されるので、印刷物の見栄えを損なう可能性をさらに低減することができるという効果が得られる。
〔形態6〕 さらに、形態6のノズルフラッシング支援システムは、形態1および2のいずれか1のノズルフラッシング支援システムにおいて、
前記印刷仕様情報は、トンボの位置を示すトンボ情報を含み、
前記非視認領域判定手段は、前記トンボ情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、非視認領域判定手段により、トンボ情報に基づいて、印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域が非視認領域として判定される。
これにより、製本時に裁断される領域がフラッシング領域として設定されるので、印刷物の見栄えを損なう可能性をさらに低減することができるという効果が得られる。
前記印刷仕様情報は、トンボの位置を示すトンボ情報を含み、
前記非視認領域判定手段は、前記トンボ情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、非視認領域判定手段により、トンボ情報に基づいて、印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域が非視認領域として判定される。
これにより、製本時に裁断される領域がフラッシング領域として設定されるので、印刷物の見栄えを損なう可能性をさらに低減することができるという効果が得られる。
〔形態7〕 さらに、形態7のノズルフラッシング支援システムは、
ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援システムであって、
製本印刷を行うための印刷データを取得する印刷データ取得手段と、前記印刷データ取得手段で取得した印刷データに基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定手段と、前記非視認領域判定手段で判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定手段とを備えることを特徴とする。
ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援システムであって、
製本印刷を行うための印刷データを取得する印刷データ取得手段と、前記印刷データ取得手段で取得した印刷データに基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定手段と、前記非視認領域判定手段で判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定手段とを備えることを特徴とする。
このような構成であれば、印刷データ取得手段により、印刷データが取得され、非視認領域判定手段により、取得された印刷データに基づいて、印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域が判定される。そして、フラッシング領域設定手段により、判定された非視認領域がフラッシング領域として設定される。
これにより、製本印刷を行うための印刷データに基づいて、製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域がフラッシング領域として設定されるので、製本印刷に際してフラッシングを行う場合に、従来に比して、印刷用紙の選別作業が不要となり、印刷物の見栄えを損なう可能性を低減することができるという効果が得られる。
これにより、製本印刷を行うための印刷データに基づいて、製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域がフラッシング領域として設定されるので、製本印刷に際してフラッシングを行う場合に、従来に比して、印刷用紙の選別作業が不要となり、印刷物の見栄えを損なう可能性を低減することができるという効果が得られる。
〔形態8〕 一方、上記目的を達成するために、形態8のノズルフラッシング支援プログラムは、
ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援プログラムであって、
製本印刷の印刷仕様を含む印刷仕様情報を取得する印刷仕様情報取得ステップと、前記印刷仕様情報取得ステップで取得した印刷仕様情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定ステップと、前記非視認領域判定ステップで判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする。
ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援プログラムであって、
製本印刷の印刷仕様を含む印刷仕様情報を取得する印刷仕様情報取得ステップと、前記印刷仕様情報取得ステップで取得した印刷仕様情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定ステップと、前記非視認領域判定ステップで判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態1のノズルフラッシング支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態9〕 さらに、形態9のノズルフラッシング支援プログラムは、形態8のノズルフラッシング支援プログラムにおいて、
さらに、前記フラッシング領域設定ステップで設定したフラッシング領域に対して前記ノズルのフラッシングを行うフラッシングステップからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態2のノズルフラッシング支援システムと同等の作用および効果が得られる。
さらに、前記フラッシング領域設定ステップで設定したフラッシング領域に対して前記ノズルのフラッシングを行うフラッシングステップからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態2のノズルフラッシング支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態10〕 さらに、形態10のノズルフラッシング支援プログラムは、形態8および9のいずれか1のノズルフラッシング支援プログラムにおいて、
前記印刷仕様情報は、前記印刷媒体を裁断する位置を示す裁断情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記裁断情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態3のノズルフラッシング支援システムと同等の作用および効果が得られる。
前記印刷仕様情報は、前記印刷媒体を裁断する位置を示す裁断情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記裁断情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態3のノズルフラッシング支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態11〕 さらに、形態11のノズルフラッシング支援プログラムは、形態8および9のいずれか1のノズルフラッシング支援プログラムにおいて、
前記印刷仕様情報は、面付けに関する面付情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記面付情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態4のノズルフラッシング支援システムと同等の作用および効果が得られる。
前記印刷仕様情報は、面付けに関する面付情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記面付情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態4のノズルフラッシング支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態12〕 さらに、形態12のノズルフラッシング支援プログラムは、形態8および9のいずれか1のノズルフラッシング支援プログラムにおいて、
前記印刷仕様情報は、ノリ付けに関するノリ付情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記ノリ付情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時にノリ付けされる領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態5のノズルフラッシング支援システムと同等の作用および効果が得られる。
前記印刷仕様情報は、ノリ付けに関するノリ付情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記ノリ付情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時にノリ付けされる領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態5のノズルフラッシング支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態13〕 さらに、形態13のノズルフラッシング支援プログラムは、形態8および9のいずれか1のノズルフラッシング支援プログラムにおいて、
前記印刷仕様情報は、トンボの位置を示すトンボ情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記トンボ情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態6のノズルフラッシング支援システムと同等の作用および効果が得られる。
前記印刷仕様情報は、トンボの位置を示すトンボ情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記トンボ情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態6のノズルフラッシング支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態14〕 さらに、形態14のノズルフラッシング支援プログラムは、
ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援プログラムであって、
製本印刷を行うための印刷データを取得する印刷データ取得ステップと、前記印刷データ取得ステップで取得した印刷データに基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定ステップと、前記非視認領域判定ステップで判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態7のノズルフラッシング支援システムと同等の作用および効果が得られる。
ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援プログラムであって、
製本印刷を行うための印刷データを取得する印刷データ取得ステップと、前記印刷データ取得ステップで取得した印刷データに基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定ステップと、前記非視認領域判定ステップで判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、形態7のノズルフラッシング支援システムと同等の作用および効果が得られる。
〔形態15〕 一方、上記目的を達成するために、形態15のノズルフラッシング支援方法は、
ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援方法であって、
製本印刷の印刷仕様を含む印刷仕様情報を取得する印刷仕様情報取得ステップと、前記印刷仕様情報取得ステップで取得した印刷仕様情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定ステップと、前記非視認領域判定ステップで判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定ステップとを含むことを特徴とする。
これにより、形態1のノズルフラッシング支援システムと同等の効果が得られる。
ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援方法であって、
製本印刷の印刷仕様を含む印刷仕様情報を取得する印刷仕様情報取得ステップと、前記印刷仕様情報取得ステップで取得した印刷仕様情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定ステップと、前記非視認領域判定ステップで判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定ステップとを含むことを特徴とする。
これにより、形態1のノズルフラッシング支援システムと同等の効果が得られる。
〔形態16〕 さらに、形態16のノズルフラッシング支援方法は、形態15のノズルフラッシング支援方法において、
さらに、前記フラッシング領域設定ステップで設定したフラッシング領域に対して前記ノズルのフラッシングを行うフラッシングステップを含むことを特徴とする。
これにより、形態2のノズルフラッシング支援システムと同等の効果が得られる。
さらに、前記フラッシング領域設定ステップで設定したフラッシング領域に対して前記ノズルのフラッシングを行うフラッシングステップを含むことを特徴とする。
これにより、形態2のノズルフラッシング支援システムと同等の効果が得られる。
〔形態17〕 さらに、形態17のノズルフラッシング支援方法は、形態15および16のいずれか1のノズルフラッシング支援方法において、
前記印刷仕様情報は、前記印刷媒体を裁断する位置を示す裁断情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記裁断情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
これにより、形態3のノズルフラッシング支援システムと同等の効果が得られる。
前記印刷仕様情報は、前記印刷媒体を裁断する位置を示す裁断情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記裁断情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
これにより、形態3のノズルフラッシング支援システムと同等の効果が得られる。
〔形態18〕 さらに、形態18のノズルフラッシング支援方法は、形態15および16のいずれか1のノズルフラッシング支援方法において、
前記印刷仕様情報は、面付けに関する面付情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記面付情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
これにより、形態4のノズルフラッシング支援システムと同等の効果が得られる。
前記印刷仕様情報は、面付けに関する面付情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記面付情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
これにより、形態4のノズルフラッシング支援システムと同等の効果が得られる。
〔形態19〕 さらに、形態19のノズルフラッシング支援方法は、形態15および16のいずれか1のノズルフラッシング支援方法において、
前記印刷仕様情報は、ノリ付けに関するノリ付情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記ノリ付情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時にノリ付けされる領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
これにより、形態5のノズルフラッシング支援システムと同等の効果が得られる。
前記印刷仕様情報は、ノリ付けに関するノリ付情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記ノリ付情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時にノリ付けされる領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
これにより、形態5のノズルフラッシング支援システムと同等の効果が得られる。
〔形態20〕 さらに、形態20のノズルフラッシング支援方法は、形態15および16のいずれか1のノズルフラッシング支援方法において、
前記印刷仕様情報は、トンボの位置を示すトンボ情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記トンボ情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
これにより、形態6のノズルフラッシング支援システムと同等の効果が得られる。
前記印刷仕様情報は、トンボの位置を示すトンボ情報を含み、
前記非視認領域判定ステップは、前記トンボ情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とする。
これにより、形態6のノズルフラッシング支援システムと同等の効果が得られる。
〔形態21〕 さらに、形態21のノズルフラッシング支援方法は、
ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援方法であって、
製本印刷を行うための印刷データを取得する印刷データ取得ステップと、前記印刷データ取得ステップで取得した印刷データに基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定ステップと、前記非視認領域判定ステップで判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定ステップとを含むことを特徴とする。
これにより、形態7のノズルフラッシング支援システムと同等の効果が得られる。
ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援方法であって、
製本印刷を行うための印刷データを取得する印刷データ取得ステップと、前記印刷データ取得ステップで取得した印刷データに基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定ステップと、前記非視認領域判定ステップで判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定ステップとを含むことを特徴とする。
これにより、形態7のノズルフラッシング支援システムと同等の効果が得られる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図5は、本発明に係るノズルフラッシング支援システムおよびノズルフラッシング支援プログラム、並びにノズルフラッシング支援方法の第1の実施の形態を示す図である。
まず、本発明を適用するインクジェットプリンタ100の機能概要を説明する。
図1は、インクジェットプリンタ100の機能概要を示す機能ブロック図である。
まず、本発明を適用するインクジェットプリンタ100の機能概要を説明する。
図1は、インクジェットプリンタ100の機能概要を示す機能ブロック図である。
インクジェットプリンタ100は、図1に示すように、印刷に必要な機構からなるプリンタエンジン10を有して構成されている。
プリンタエンジン10は、インクを貯留するインクカートリッジと、複数のノズルを有し、インクカートリッジから供給されるインクをノズルから吐出する印字ヘッドと、インクカートリッジおよび印字ヘッドを一体に備えるキャリッジと、印刷用紙を送出する用紙送出部と、印刷用紙の送出方向と交差する方向にキャリッジを往復移動させるキャリッジ移動部と、印字ヘッド、用紙送出部およびキャリッジ移動部を制御する制御部とを有して構成されている。
プリンタエンジン10は、インクを貯留するインクカートリッジと、複数のノズルを有し、インクカートリッジから供給されるインクをノズルから吐出する印字ヘッドと、インクカートリッジおよび印字ヘッドを一体に備えるキャリッジと、印刷用紙を送出する用紙送出部と、印刷用紙の送出方向と交差する方向にキャリッジを往復移動させるキャリッジ移動部と、印字ヘッド、用紙送出部およびキャリッジ移動部を制御する制御部とを有して構成されている。
インクジェットプリンタ100は、さらに、製本印刷の印刷仕様を含むジョブチケットを取得するジョブチケット取得部12と、ジョブチケット取得部12で取得したジョブチケットに基づいて、印刷用紙の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定部14とを有して構成されている。
インクジェットプリンタ100は、さらに、非視認領域判定部14で判定した非視認領域をフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定部16と、プリンタエンジン10を制御し、フラッシング領域設定部16で設定したフラッシング領域に対してフラッシングを行うフラッシング部18とを有して構成されている。
インクジェットプリンタ100は、さらに、印刷データを取得する印刷データ取得部20と、印刷データ取得部20で取得した印刷データに基づいてプリンタエンジン10を制御して印刷を行う印刷部22とを有して構成されている。
インクジェットプリンタ100は、さらに、印刷データを取得する印刷データ取得部20と、印刷データ取得部20で取得した印刷データに基づいてプリンタエンジン10を制御して印刷を行う印刷部22とを有して構成されている。
次に、インクジェットプリンタ100の構成を説明する。
図2は、インクジェットプリンタ100のハードウェア構成を示すブロック図である。
インクジェットプリンタ100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU30と、所定領域にあらかじめCPU30の制御プログラム等を格納しているROM32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
図2は、インクジェットプリンタ100のハードウェア構成を示すブロック図である。
インクジェットプリンタ100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU30と、所定領域にあらかじめCPU30の制御プログラム等を格納しているROM32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
I/F38には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力および表示が可能なタッチパネル等からなる操作パネル40と、データやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42と、プリンタエンジン10と、ネットワーク199に接続するための信号線とが接続されている。
次に、ジョブチケットのデータ構造を説明する。
次に、ジョブチケットのデータ構造を説明する。
図3は、ジョブチケットのデータ構造を示す図である。
ジョブチケットは、図3に示すように、所定の開始タグ(例えば、<ジョブチケット>)と終了タグ(例えば、</ジョブチケット>)との間に、開始タグと終了タグとのタグセットを入れ子状に記述することにより印刷仕様を設定する。
図3の例では、「印刷」のタグセットにより印刷処理が、「裁断」のタグセットにより裁断処理が記述されている。印刷処理に関する情報としては、印刷用紙サイズ、印刷領域サイズおよび印刷データが設定されている。また、裁断処理に関する裁断情報としては、上下左右の各裁断位置が設定されている。
ジョブチケットは、図3に示すように、所定の開始タグ(例えば、<ジョブチケット>)と終了タグ(例えば、</ジョブチケット>)との間に、開始タグと終了タグとのタグセットを入れ子状に記述することにより印刷仕様を設定する。
図3の例では、「印刷」のタグセットにより印刷処理が、「裁断」のタグセットにより裁断処理が記述されている。印刷処理に関する情報としては、印刷用紙サイズ、印刷領域サイズおよび印刷データが設定されている。また、裁断処理に関する裁断情報としては、上下左右の各裁断位置が設定されている。
次に、CPU30で実行する処理を説明する。
CPU30は、マイクロプロセッシングユニット等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図4のフローチャートに示す印刷制御処理を実行する。
図4は、印刷制御処理を示すフローチャートである。
CPU30は、マイクロプロセッシングユニット等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図4のフローチャートに示す印刷制御処理を実行する。
図4は、印刷制御処理を示すフローチャートである。
印刷制御処理は、ジョブチケットおよび印刷データに基づいてプリンタエンジン10を制御する処理であって、CPU30において実行されると、図4に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS100では、ネットワーク199を介して印刷要求を受信したか否かを判定し、印刷要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS102に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、印刷要求を受信するまでステップS100で待機する。
ステップS102では、ネットワーク199を介してジョブチケットを受信し、ステップS104に移行して、ネットワーク199を介して印刷データを受信し、ステップS106に移行する。
ステップS100では、ネットワーク199を介して印刷要求を受信したか否かを判定し、印刷要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS102に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、印刷要求を受信するまでステップS100で待機する。
ステップS102では、ネットワーク199を介してジョブチケットを受信し、ステップS104に移行して、ネットワーク199を介して印刷データを受信し、ステップS106に移行する。
ステップS106では、受信したジョブチケットに裁断処理が設定されているか否かを判定し、裁断処理が設定されていると判定したとき(Yes)は、ステップS108に移行して、上下左右の各裁断位置を示す裁断情報を、受信したジョブチケットから取得し、ステップS110に移行する。
ステップS110では、取得した裁断情報に基づいて、印刷用紙の領域のうち製本時に裁断される領域を非視認領域として判定する。
ステップS110では、取得した裁断情報に基づいて、印刷用紙の領域のうち製本時に裁断される領域を非視認領域として判定する。
図5は、裁断情報に基づいて非視認領域を判定する場合を示す図である。
ジョブチケットが図3の内容である場合、上下左右の各裁断位置は、「16mm」、「16mm」、「32mm」および「33mm」である。製本時には、これら裁断位置で印刷用紙が裁断されるため、裁断位置よりも外側の領域は、裁断により破棄される。そのため、裁断位置よりも外側の領域に対してフラッシングを行えば、製本印刷の最終成果物である印刷物にフラッシングパターン(フラッシングのための印字パターン)が残ることはない。そこで、裁断位置よりも外側の領域を非視認領域として判定する。ただし、誤差等の影響により裁断時に実際の裁断位置が目標の裁断位置からずれる可能性があるので、非視認領域は、図5に示すように、各裁断位置から所定長(3mm程度)外側にマージンを設け、マージンを除いた領域とする。
ジョブチケットが図3の内容である場合、上下左右の各裁断位置は、「16mm」、「16mm」、「32mm」および「33mm」である。製本時には、これら裁断位置で印刷用紙が裁断されるため、裁断位置よりも外側の領域は、裁断により破棄される。そのため、裁断位置よりも外側の領域に対してフラッシングを行えば、製本印刷の最終成果物である印刷物にフラッシングパターン(フラッシングのための印字パターン)が残ることはない。そこで、裁断位置よりも外側の領域を非視認領域として判定する。ただし、誤差等の影響により裁断時に実際の裁断位置が目標の裁断位置からずれる可能性があるので、非視認領域は、図5に示すように、各裁断位置から所定長(3mm程度)外側にマージンを設け、マージンを除いた領域とする。
次いで、ステップS112に移行して、判定した非視認領域をフラッシング領域として設定し、ステップS114に移行して、受信したジョブチケットおよび印刷データに基づいてプリンタエンジン10を制御して印刷を行うとともに、フラッシング領域に対して所定のフラッシングパターンを印刷することによりフラッシングを行う印刷・フラッシング処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS106で、ジョブチケットに裁断処理が設定されていないと判定したとき(No)は、ステップS116に移行して、受信したジョブチケットおよび印刷データに基づいてプリンタエンジン10を制御して印刷を行う印刷処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
インクジェットプリンタ100では、印刷要求を受信すると、ステップS102、S104を経て、ジョブチケットおよび印刷データを受信する。ジョブチケットに裁断処理が設定されている場合は、ステップS108〜S112を経て、ジョブチケットから裁断情報が取得され、取得された裁断情報に基づいて非視認領域として判定され、非視認領域がフラッシング領域として設定される。そして、ステップS114を経て、ジョブチケットおよび印刷データに基づいて印刷が行われるとともに、フラッシング領域に対してフラッシングが行われる。
印刷が終了すると、印刷用紙は、裁断位置で裁断されるので、フラッシングを行った部分は破棄され、裁断位置よりも内側の領域のみが製本工程に用いられる。そのため、製本印刷の最終成果物である印刷物にはフラッシングパターンは残らない。
一方、ジョブチケットに裁断処理が設定されていない場合は、ステップS116を経て、フラッシングは行われず、ジョブチケットおよび印刷データに基づいて印刷が行われる。
一方、ジョブチケットに裁断処理が設定されていない場合は、ステップS116を経て、フラッシングは行われず、ジョブチケットおよび印刷データに基づいて印刷が行われる。
このようにして、本実施の形態では、裁断情報を含むジョブチケットを取得し、取得したジョブチケットから裁断情報を取得し、取得した裁断情報に基づいて、製本時に裁断される領域を非視認領域として判定し、判定した非視認領域をフラッシング領域として設定し、設定したフラッシング領域に対してフラッシングを行う。
これにより、製本時に裁断される領域がフラッシング領域として設定されるので、従来に比して、用紙の選別作業が不要となり、印刷物の見栄えを損なう可能性を低減することができる。
これにより、製本時に裁断される領域がフラッシング領域として設定されるので、従来に比して、用紙の選別作業が不要となり、印刷物の見栄えを損なう可能性を低減することができる。
上記第1の実施の形態において、インクジェットプリンタ100は、形態1、8または15の印刷装置に対応し、ジョブチケット取得部12およびステップS102は、形態1の印刷仕様情報取得手段に対応し、ステップS102は、形態8または15の印刷仕様情報取得ステップに対応している。また、非視認領域判定部14およびステップS110は、形態1または3の非視認領域判定手段に対応し、ステップS110は、形態8、10、15または17の非視認領域判定ステップに対応し、フラッシング領域設定部16およびステップS112は、形態1または2のフラッシング領域設定手段に対応している。
また、上記第1の実施の形態において、ステップS112は、形態8、9、15または16のフラッシング領域設定ステップに対応し、フラッシング部18およびステップS114は、形態2のフラッシング手段に対応し、ステップS114は、形態9または16のフラッシングステップに対応している。また、ジョブチケットは、形態1、3、8、10、15または17の印刷仕様情報に対応し、印刷用紙は、形態1、3、8、10、15または17の印刷媒体に対応している。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図6ないし図9は、本発明に係るノズルフラッシング支援システムおよびノズルフラッシング支援プログラム、並びにノズルフラッシング支援方法の第2の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、上記第1の実施の形態に対して、ジョブチケットを用いず、印刷データに基づいて非視認領域を判定する点が異なる。なお、以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態は、上記第1の実施の形態に対して、ジョブチケットを用いず、印刷データに基づいて非視認領域を判定する点が異なる。なお、以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
まず、本発明を適用するインクジェットプリンタ100の機能概要を説明する。
図6は、インクジェットプリンタ100の機能概要を示す機能ブロック図である。
インクジェットプリンタ100は、図6に示すように、プリンタエンジン10、フラッシング領域設定部16、フラッシング部18および印刷部22のほか、製本印刷を行うための印刷データを取得する印刷データ取得部24と、印刷データ取得部24で取得した印刷データに基づいて非視認領域を判定する非視認領域判定部26とを有して構成されている。
図6は、インクジェットプリンタ100の機能概要を示す機能ブロック図である。
インクジェットプリンタ100は、図6に示すように、プリンタエンジン10、フラッシング領域設定部16、フラッシング部18および印刷部22のほか、製本印刷を行うための印刷データを取得する印刷データ取得部24と、印刷データ取得部24で取得した印刷データに基づいて非視認領域を判定する非視認領域判定部26とを有して構成されている。
次に、CPU30で実行する処理を説明する。
CPU30は、図4の印刷制御処理に代えて、図7のフローチャートに示す印刷制御処理を実行する。
図7は、印刷制御処理を示すフローチャートである。
印刷制御処理は、印刷データに基づいてプリンタエンジン10を制御する処理であって、CPU30において実行されると、図7に示すように、まず、ステップS200に移行する。
CPU30は、図4の印刷制御処理に代えて、図7のフローチャートに示す印刷制御処理を実行する。
図7は、印刷制御処理を示すフローチャートである。
印刷制御処理は、印刷データに基づいてプリンタエンジン10を制御する処理であって、CPU30において実行されると、図7に示すように、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、ネットワーク199を介して印刷要求を受信したか否かを判定し、印刷要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS202に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、印刷要求を受信するまでステップS200で待機する。
ステップS202では、ネットワーク199を介して、製本印刷を行うための印刷データを受信し、ステップS204に移行する。
ステップS202では、ネットワーク199を介して、製本印刷を行うための印刷データを受信し、ステップS204に移行する。
ステップS204では、受信した印刷データにトンボが設定されているか否かを判定し、トンボが設定されていると判定したとき(Yes)は、ステップS206に移行して、トンボの位置を示すトンボ情報を、受信した印刷データから取得し、ステップS208に移行する。
ステップS208では、取得したトンボ情報に基づいて、印刷用紙の領域のうち製本時に裁断される領域を非視認領域として判定する。
ステップS208では、取得したトンボ情報に基づいて、印刷用紙の領域のうち製本時に裁断される領域を非視認領域として判定する。
図8は、トンボ情報に基づいて非視認領域を判定する場合を示す図である。
印刷データには、図8に示すように、裁断の基準となるトンボが設定されている。同図(a)の例では、点線がトンボを示している。製本時には、トンボの位置で印刷用紙が裁断されるため、トンボの位置よりも外側の領域は、裁断により破棄される。そのため、トンボの位置よりも外側の領域に対してフラッシングを行えば、製本印刷の最終成果物である印刷物にフラッシングパターンが残ることはない。そこで、トンボの位置よりも外側の領域を非視認領域として判定する。ただし、誤差等の影響により裁断時に実際の裁断位置が目標の裁断位置からずれる可能性があるので、同図(a)の場合、非視認領域は、トンボの位置から所定長(3mm程度)外側にマージンを設け、マージンを除いた領域とする。
印刷データには、図8に示すように、裁断の基準となるトンボが設定されている。同図(a)の例では、点線がトンボを示している。製本時には、トンボの位置で印刷用紙が裁断されるため、トンボの位置よりも外側の領域は、裁断により破棄される。そのため、トンボの位置よりも外側の領域に対してフラッシングを行えば、製本印刷の最終成果物である印刷物にフラッシングパターンが残ることはない。そこで、トンボの位置よりも外側の領域を非視認領域として判定する。ただし、誤差等の影響により裁断時に実際の裁断位置が目標の裁断位置からずれる可能性があるので、同図(a)の場合、非視認領域は、トンボの位置から所定長(3mm程度)外側にマージンを設け、マージンを除いた領域とする。
同図(b)の例では、四隅に記された十字の線がトンボを示している。この場合も、誤差等の影響により裁断時に実際の裁断位置が目標の裁断位置からずれる可能性があるので、非視認領域は、各トンボの位置から所定長(3mm程度)外側にマージンを設け、マージンを除いた領域とする。
同図(c)の例では、四隅に記された十字の線が第1トンボを、その外側に記されたL字の線が第2トンボを示している。この場合も、誤差等の影響により裁断時に実際の裁断位置が目標の裁断位置からずれる可能性があるので、非視認領域は、第2トンボの位置よりも外側の領域とする。
次いで、ステップS210に移行して、判定した非視認領域をフラッシング領域として設定し、ステップS212に移行する。
次いで、ステップS210に移行して、判定した非視認領域をフラッシング領域として設定し、ステップS212に移行する。
図9は、フラッシングパターンを印刷した状態を示す図である。
ステップS212では、受信した印刷データに基づいてプリンタエンジン10を制御して印刷を行うとともに、図9に示すように、フラッシング領域に対して所定のフラッシングパターンを印刷することによりフラッシングを行う印刷・フラッシング処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS204で、印刷データにトンボが設定されていないと判定したとき(No)は、ステップS214に移行して、受信した印刷データに基づいてプリンタエンジン10を制御して印刷を行う印刷処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
ステップS212では、受信した印刷データに基づいてプリンタエンジン10を制御して印刷を行うとともに、図9に示すように、フラッシング領域に対して所定のフラッシングパターンを印刷することによりフラッシングを行う印刷・フラッシング処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS204で、印刷データにトンボが設定されていないと判定したとき(No)は、ステップS214に移行して、受信した印刷データに基づいてプリンタエンジン10を制御して印刷を行う印刷処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
インクジェットプリンタ100では、印刷要求を受信すると、ステップS202を経て、製本印刷を行うための印刷データを受信する。印刷データにトンボが設定されている場合は、ステップS206〜S210を経て、印刷データからトンボ情報が取得され、取得されたトンボ情報に基づいて非視認領域として判定され、非視認領域がフラッシング領域として設定される。そして、ステップS212を経て、印刷データに基づいて印刷が行われるとともに、フラッシング領域に対してフラッシングが行われる。
インクジェットプリンタ100では、印刷要求を受信すると、ステップS202を経て、製本印刷を行うための印刷データを受信する。印刷データにトンボが設定されている場合は、ステップS206〜S210を経て、印刷データからトンボ情報が取得され、取得されたトンボ情報に基づいて非視認領域として判定され、非視認領域がフラッシング領域として設定される。そして、ステップS212を経て、印刷データに基づいて印刷が行われるとともに、フラッシング領域に対してフラッシングが行われる。
印刷が終了すると、印刷用紙は、トンボの位置で裁断されるので、フラッシングを行った部分は破棄され、トンボの位置よりも内側の領域のみが製本工程に用いられる。そのため、製本印刷の最終成果物である印刷物にはフラッシングパターンは残らない。
一方、印刷データにトンボが設定されていない場合は、ステップS214を経て、フラッシングは行われず、印刷データに基づいて印刷が行われる。
一方、印刷データにトンボが設定されていない場合は、ステップS214を経て、フラッシングは行われず、印刷データに基づいて印刷が行われる。
このようにして、本実施の形態では、トンボが設定された印刷データを取得し、取得した印刷データからトンボ情報を取得し、取得したトンボ情報に基づいて、製本時に裁断される領域を非視認領域として判定し、判定した非視認領域をフラッシング領域として設定し、設定したフラッシング領域に対してフラッシングを行う。
これにより、製本時に裁断される領域がフラッシング領域として設定されるので、従来に比して、用紙の選別作業が不要となり、印刷物の見栄えを損なう可能性を低減することができる。
これにより、製本時に裁断される領域がフラッシング領域として設定されるので、従来に比して、用紙の選別作業が不要となり、印刷物の見栄えを損なう可能性を低減することができる。
上記第2の実施の形態において、インクジェットプリンタ100は、形態7、14または21の印刷装置に対応し、印刷データ取得部24およびステップS202は、形態7の印刷データ取得手段に対応し、ステップS202は、形態14または21の印刷データ取得ステップに対応している。また、非視認領域判定部26およびステップS208は、形態7の非視認領域判定手段に対応し、ステップS208は、形態14または21の非視認領域判定ステップに対応し、フラッシング領域設定部16およびステップS210は、形態7のフラッシング領域設定手段に対応している。
また、上記第2の実施の形態において、ステップS210は、形態14または21のフラッシング領域設定ステップに対応し、印刷用紙は、形態7、14または21の印刷媒体に対応している。
なお、上記第1の実施の形態においては、裁断情報を含むジョブチケットを取得し、取得したジョブチケットから裁断情報を取得し、取得した裁断情報に基づいて、製本時に裁断される領域を非視認領域として判定するように構成したが、これに限らず、面付けに関する面付情報、ノリ付けに関するノリ付情報またはトンボ情報を含むジョブチケットを利用して非視認領域として判定するように構成することもできる。
なお、上記第1の実施の形態においては、裁断情報を含むジョブチケットを取得し、取得したジョブチケットから裁断情報を取得し、取得した裁断情報に基づいて、製本時に裁断される領域を非視認領域として判定するように構成したが、これに限らず、面付けに関する面付情報、ノリ付けに関するノリ付情報またはトンボ情報を含むジョブチケットを利用して非視認領域として判定するように構成することもできる。
まず、面付情報を含むジョブチケットを利用する構成を説明する。
図10は、ジョブチケットのデータ構造を示す図である。
ジョブチケットは、図10に示すように、所定の開始タグと終了タグとの間に、開始タグと終了タグとのタグセットを入れ子状に記述することにより印刷仕様を設定する。
図10の例では、「製本」のタグセットにより綴じ方が、「製本方向」のタグセットにより綴じ方向が、「印刷データ」のタグセットにより印刷データのファイルが、「印刷データページ数」のタグセットにより面付け数が、「仕上用紙サイズ」のタグセットにより仕上用紙サイズが記述されている。
図10は、ジョブチケットのデータ構造を示す図である。
ジョブチケットは、図10に示すように、所定の開始タグと終了タグとの間に、開始タグと終了タグとのタグセットを入れ子状に記述することにより印刷仕様を設定する。
図10の例では、「製本」のタグセットにより綴じ方が、「製本方向」のタグセットにより綴じ方向が、「印刷データ」のタグセットにより印刷データのファイルが、「印刷データページ数」のタグセットにより面付け数が、「仕上用紙サイズ」のタグセットにより仕上用紙サイズが記述されている。
ステップS106では、綴じ方、綴じ方向、面付け数および仕上用紙サイズを示す面付情報がジョブチケットに設定されているか否かを判定し、面付情報が設定されていると判定したとき(Yes)は、ステップS108に移行して、ジョブチケットから面付情報を取得し、ステップS110に移行する。
ステップS110では、取得した面付情報に基づいて、印刷用紙の領域のうち製本時に裁断される領域を非視認領域として判定する。
ステップS110では、取得した面付情報に基づいて、印刷用紙の領域のうち製本時に裁断される領域を非視認領域として判定する。
図11は、面付情報に基づいて非視認領域を判定する場合を示す図である。
ジョブチケットが図10の内容である場合、図11に示すように、印刷用紙の表面に対して8ページ、裏面に対して8ページ、両面で合計16ページを割り付けることが設定されている。また、綴じ方が「中綴じ」であるので、2ページずつ隣接して配置される。このとき、隣接する2ページをセットとして、各ページセット間には裁断のための余白領域が設定される。この余白領域は、裁断により破棄される。そのため、余白領域に対してフラッシングを行えば、製本印刷の最終成果物である印刷物にフラッシングパターンが残ることはない。そこで、余白領域を非視認領域として判定する。
ジョブチケットが図10の内容である場合、図11に示すように、印刷用紙の表面に対して8ページ、裏面に対して8ページ、両面で合計16ページを割り付けることが設定されている。また、綴じ方が「中綴じ」であるので、2ページずつ隣接して配置される。このとき、隣接する2ページをセットとして、各ページセット間には裁断のための余白領域が設定される。この余白領域は、裁断により破棄される。そのため、余白領域に対してフラッシングを行えば、製本印刷の最終成果物である印刷物にフラッシングパターンが残ることはない。そこで、余白領域を非視認領域として判定する。
なお、上記第1の実施の形態のように、裁断誤差を考慮し、非視認領域は、各ページセットの境界位置から所定長(3mm程度)外側にマージンを設け、マージンを除いた領域としてもよい。
このような構成であっても、上記第1の実施の形態と同等の効果が得られる。
この場合において、非視認領域判定部14およびステップS110は、形態4の非視認領域判定手段に対応し、ステップS110は、形態11または18の非視認領域判定ステップに対応している。
このような構成であっても、上記第1の実施の形態と同等の効果が得られる。
この場合において、非視認領域判定部14およびステップS110は、形態4の非視認領域判定手段に対応し、ステップS110は、形態11または18の非視認領域判定ステップに対応している。
次に、ノリ付情報を含むジョブチケットを利用する構成を説明する。
図12は、ジョブチケットのデータ構造を示す図である。
ジョブチケットは、図12に示すように、所定の開始タグと終了タグとの間に、開始タグと終了タグとのタグセットを入れ子状に記述することにより印刷仕様を設定する。
図12の例では、「仕上用紙サイズ」のタグセットにより仕上用紙サイズが、「ノリ付け」のタグセットによりノリ付けに関する設定が、「本文」のタグセットにより本文に関する設定が、「表」のタグセットにより本文の表表紙に関する設定が、「裏」のタグセットにより本文の裏表紙に関する設定が、「背」のタグセットにより折り曲げ部を挟んで表表紙と裏表紙の間に位置する本文の背面に関する設定が、「ノリ付け領域」のタグセットによりノリ付け領域の横幅および縦幅が記述されている。
図12は、ジョブチケットのデータ構造を示す図である。
ジョブチケットは、図12に示すように、所定の開始タグと終了タグとの間に、開始タグと終了タグとのタグセットを入れ子状に記述することにより印刷仕様を設定する。
図12の例では、「仕上用紙サイズ」のタグセットにより仕上用紙サイズが、「ノリ付け」のタグセットによりノリ付けに関する設定が、「本文」のタグセットにより本文に関する設定が、「表」のタグセットにより本文の表表紙に関する設定が、「裏」のタグセットにより本文の裏表紙に関する設定が、「背」のタグセットにより折り曲げ部を挟んで表表紙と裏表紙の間に位置する本文の背面に関する設定が、「ノリ付け領域」のタグセットによりノリ付け領域の横幅および縦幅が記述されている。
ステップS106では、ノリ付けの箇所並びにノリ付け領域の横幅および縦幅を示すノリ付情報がジョブチケットに設定されているか否かを判定し、ノリ付情報が設定されていると判定したとき(Yes)は、ステップS108に移行して、ジョブチケットからノリ付情報を取得し、ステップS110に移行する。
ステップS110では、取得したノリ付情報に基づいて、印刷用紙の領域のうち製本時にノリ付けされる領域を非視認領域として判定する。
ステップS110では、取得したノリ付情報に基づいて、印刷用紙の領域のうち製本時にノリ付けされる領域を非視認領域として判定する。
図13は、ノリ付情報に基づいて非視認領域を判定する場合を示す図である。
ジョブチケットが図12の内容である場合、図13に示すように、本文の外面(表表紙、背面および裏表紙)がノリ付け領域として設定され、本文の外面とカバーの内面がノリ付けされる。本文の外面は、ノリ付けにより隠蔽される。そのため、本文の外面に対してフラッシングを行えば、製本印刷の最終成果物である印刷物にフラッシングパターンが現れることはない。そこで、本文の外面を非視認領域として判定する。
ジョブチケットが図12の内容である場合、図13に示すように、本文の外面(表表紙、背面および裏表紙)がノリ付け領域として設定され、本文の外面とカバーの内面がノリ付けされる。本文の外面は、ノリ付けにより隠蔽される。そのため、本文の外面に対してフラッシングを行えば、製本印刷の最終成果物である印刷物にフラッシングパターンが現れることはない。そこで、本文の外面を非視認領域として判定する。
なお、上記第1の実施の形態のように、ノリ付け誤差を考慮し、非視認領域は、本文の外面の辺から所定長(3mm程度)内側にマージンを設け、マージンを除いた領域としてもよい。
このような構成であっても、上記第1の実施の形態と同等の効果が得られる。
この場合において、非視認領域判定部14およびステップS110は、形態5の非視認領域判定手段に対応し、ステップS110は、形態12または19の非視認領域判定ステップに対応している。
このような構成であっても、上記第1の実施の形態と同等の効果が得られる。
この場合において、非視認領域判定部14およびステップS110は、形態5の非視認領域判定手段に対応し、ステップS110は、形態12または19の非視認領域判定ステップに対応している。
次に、トンボ情報を含むジョブチケットを利用する構成を説明する。
ジョブチケットには、図8に示すようなトンボの位置を示すトンボ情報が含まれている。
ステップS106では、トンボ情報がジョブチケットに設定されているか否かを判定し、トンボ情報が設定されていると判定したとき(Yes)は、ステップS108に移行して、ジョブチケットからトンボ情報を取得し、ステップS110に移行する。
ジョブチケットには、図8に示すようなトンボの位置を示すトンボ情報が含まれている。
ステップS106では、トンボ情報がジョブチケットに設定されているか否かを判定し、トンボ情報が設定されていると判定したとき(Yes)は、ステップS108に移行して、ジョブチケットからトンボ情報を取得し、ステップS110に移行する。
ステップS110では、取得したトンボ情報に基づいて、印刷用紙の領域のうち製本時に裁断される領域を非視認領域として判定する。
製本時には、トンボの位置で印刷用紙が裁断されるため、トンボの位置よりも外側の領域は、裁断により破棄される。そのため、トンボの位置よりも外側の領域に対してフラッシングを行えば、製本印刷の最終成果物である印刷物にフラッシングパターンが残ることはない。そこで、トンボの位置よりも外側の領域を非視認領域として判定する。
製本時には、トンボの位置で印刷用紙が裁断されるため、トンボの位置よりも外側の領域は、裁断により破棄される。そのため、トンボの位置よりも外側の領域に対してフラッシングを行えば、製本印刷の最終成果物である印刷物にフラッシングパターンが残ることはない。そこで、トンボの位置よりも外側の領域を非視認領域として判定する。
なお、上記第1の実施の形態のように、裁断誤差を考慮し、非視認領域は、トンボの位置から所定長(3mm程度)外側にマージンを設け、マージンを除いた領域としてもよい。
このような構成であっても、上記第1の実施の形態と同等の効果が得られる。
この場合において、非視認領域判定部14およびステップS110は、形態6の非視認領域判定手段に対応し、ステップS110は、形態13または20の非視認領域判定ステップに対応している。
このような構成であっても、上記第1の実施の形態と同等の効果が得られる。
この場合において、非視認領域判定部14およびステップS110は、形態6の非視認領域判定手段に対応し、ステップS110は、形態13または20の非視認領域判定ステップに対応している。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、本発明に係るノズルフラッシング支援システムおよびノズルフラッシング支援プログラム、並びにノズルフラッシング支援方法をインクジェットプリンタ100に適用したが、これに限らず、インクジェット100を利用するホスト端末、またはインクジェットプリンタ100を制御するプリントサーバにおける印刷制御プログラムやプリンタドライバに適用することもできる。具体的には、例えば、図14に示すように構成することができる。
図14は、インクジェットプリンタ100を含むネットワークシステムの機能概要を示すブロック図である。
ネットワーク199には、図14に示すように、インクジェットプリンタ100と、インクジェットプリンタ100を制御するプリントサーバ200とが接続されている。
ネットワーク199には、図14に示すように、インクジェットプリンタ100と、インクジェットプリンタ100を制御するプリントサーバ200とが接続されている。
プリントサーバ200は、ジョブチケット取得部12、非視認領域判定部14、フラッシング領域設定部16および印刷データ取得部20のほか、フラッシング領域設定部16で設定したフラッシング領域を示すフラッシング領域情報を、印刷データ取得部20で取得した印刷データに付加するフラッシング領域情報付加部25と、フラッシング領域情報付加部25でフラッシング領域情報を付加した印刷データをインクジェットプリンタ100に送信する印刷データ送信部27とを有して構成されている。ここで、ジョブチケット取得部12、非視認領域判定部14、フラッシング領域設定部16、印刷データ取得部20、フラッシング領域情報付加部25および印刷データ送信部27は、印刷制御プログラムまたはプリンタドライバを構成する。
インクジェットプリンタ100は、プリンタエンジン10、フラッシング部18および印刷部22のほか、印刷データを受信する印刷データ受信部28を有して構成されている。
フラッシング部18は、印刷データ受信部28で受信した印刷データから不等シング領域情報を取得し、取得したフラッシング領域情報に基づいてプリンタエンジン10を制御し、フラッシング領域に対してフラッシングを行う。
フラッシング部18は、印刷データ受信部28で受信した印刷データから不等シング領域情報を取得し、取得したフラッシング領域情報に基づいてプリンタエンジン10を制御し、フラッシング領域に対してフラッシングを行う。
印刷部22は、印刷データ受信部28で受信した印刷データに基づいてプリンタエンジン10を制御して印刷を行う。
また、上記第1および第2の実施の形態において、図4および図7のフローチャートに示す印刷制御処理を実行するにあたってはいずれも、ROM32にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにしてもよい。
また、上記第1および第2の実施の形態において、図4および図7のフローチャートに示す印刷制御処理を実行するにあたってはいずれも、ROM32にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにしてもよい。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、本発明に係るノズルフラッシング支援システムおよびノズルフラッシング支援プログラム、並びにノズルフラッシング支援方法を、製本印刷の印刷仕様を含むジョブチケットまたは製本印刷を行うための印刷データに基づいてフラッシングを行う場合について適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
100…インクジェットプリンタ、 10…プリンタエンジン、 12…ジョブチケット取得部、 14、26…非視認領域判定部、 16…フラッシング領域設定部、 18…フラッシング部、 20、24…印刷データ取得部、 22…印刷部、 25…フラッシング領域情報付加部、 27…印刷データ送信部、 28…印刷データ受信部、 30…CPU、 32…ROM、 34…RAM、 38…I/F、 39…バス、 40…操作パネル、 42…記憶装置、 199…ネットワーク
Claims (11)
- ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援システムであって、
製本印刷の印刷仕様を含む印刷仕様情報を取得する印刷仕様情報取得手段と、前記印刷仕様情報取得手段で取得した印刷仕様情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定手段と、前記非視認領域判定手段で判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定手段とを備えることを特徴とするノズルフラッシング支援システム。 - 請求項1において、
さらに、前記フラッシング領域設定手段で設定したフラッシング領域に対して前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング手段を備えることを特徴とするノズルフラッシング支援システム。 - 請求項1および2のいずれか1項において、
前記印刷仕様情報は、前記印刷媒体を裁断する位置を示す裁断情報を含み、
前記非視認領域判定手段は、前記裁断情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とするノズルフラッシング支援システム。 - 請求項1および2のいずれか1項において、
前記印刷仕様情報は、面付けに関する面付情報を含み、
前記非視認領域判定手段は、前記面付情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とするノズルフラッシング支援システム。 - 請求項1および2のいずれか1項において、
前記印刷仕様情報は、ノリ付けに関するノリ付情報を含み、
前記非視認領域判定手段は、前記ノリ付情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時にノリ付けされる領域を前記非視認領域として判定することを特徴とするノズルフラッシング支援システム。 - 請求項1および2のいずれか1項において、
前記印刷仕様情報は、トンボの位置を示すトンボ情報を含み、
前記非視認領域判定手段は、前記トンボ情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本時に裁断される領域を前記非視認領域として判定することを特徴とするノズルフラッシング支援システム。 - ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援システムであって、
製本印刷を行うための印刷データを取得する印刷データ取得手段と、前記印刷データ取得手段で取得した印刷データに基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定手段と、前記非視認領域判定手段で判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定手段とを備えることを特徴とするノズルフラッシング支援システム。 - ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援プログラムであって、
製本印刷の印刷仕様を含む印刷仕様情報を取得する印刷仕様情報取得ステップと、前記印刷仕様情報取得ステップで取得した印刷仕様情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定ステップと、前記非視認領域判定ステップで判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とするノズルフラッシング支援プログラム。 - ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援プログラムであって、
製本印刷を行うための印刷データを取得する印刷データ取得ステップと、前記印刷データ取得ステップで取得した印刷データに基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定ステップと、前記非視認領域判定ステップで判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定ステップとからなる処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを含むことを特徴とするノズルフラッシング支援プログラム。 - ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援方法であって、
製本印刷の印刷仕様を含む印刷仕様情報を取得する印刷仕様情報取得ステップと、前記印刷仕様情報取得ステップで取得した印刷仕様情報に基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定ステップと、前記非視認領域判定ステップで判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定ステップとを含むことを特徴とするノズルフラッシング支援方法。 - ノズルからインクを吐出して印刷媒体に印刷を行う印刷装置の、前記ノズルのフラッシングを行うのを支援するノズルフラッシング支援方法であって、
製本印刷を行うための印刷データを取得する印刷データ取得ステップと、前記印刷データ取得ステップで取得した印刷データに基づいて、前記印刷媒体の領域のうち製本後に視認不能または視認困難となる非視認領域を判定する非視認領域判定ステップと、前記非視認領域判定ステップで判定した非視認領域を、前記ノズルのフラッシングを行うフラッシング領域として設定するフラッシング領域設定ステップとを含むことを特徴とするノズルフラッシング支援方法。
Priority Applications (1)
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JP2006120186A JP2007290221A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | ノズルフラッシング支援システムおよびノズルフラッシング支援プログラム、並びにノズルフラッシング支援方法 |
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JP2006120186A JP2007290221A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | ノズルフラッシング支援システムおよびノズルフラッシング支援プログラム、並びにノズルフラッシング支援方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-04-25 JP JP2006120186A patent/JP2007290221A/ja active Pending
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