JP2000355143A - インクジェット記録装置及び画像形成装置 - Google Patents

インクジェット記録装置及び画像形成装置

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JP2000355143A
JP2000355143A JP11169627A JP16962799A JP2000355143A JP 2000355143 A JP2000355143 A JP 2000355143A JP 11169627 A JP11169627 A JP 11169627A JP 16962799 A JP16962799 A JP 16962799A JP 2000355143 A JP2000355143 A JP 2000355143A
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JP11169627A
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Yutaka Takada
豊 高田
Nobuaki Ando
信明 安藤
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Copyer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定項目についての設定を容易に変更するこ
とができるインクジェット記録装置を提供する。 【解決手段】 操作パネル20のジョブシート作成キー
が押されると、CPU31は、RAM32に記憶された
設定項目についての設定情報を符号化し、その符号化し
た設定情報に基づいてバーコードについての画像データ
を作成し、その画像データに基づいて記録ヘッド14の
動作を制御してバーコードの画像を当該カット紙に形成
させる。こうして得られたものがジョブシートである。
また、ジョブシートが本装置にセットされた後、操作パ
ネル20のジョブシート入力キーが押されると、CPU
31は、メディアセンサ16にジョブシートに記録され
たバーコードの検出を行わせ、そのメディアセンサ16
で検出されたバーコードを設定情報に変換し、その変換
した設定情報をRAM32に更新して記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字モードやメデ
ィアタイプ等についての設定が可能なインクジェット記
録装置に関するものである。
【0002】また、本発明は、画像データを記憶するハ
ードディスク装置等の外部記憶装置を有するプリンタ、
プロッタ等の画像形成装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、インクを記
録ヘッドのノズルから小滴又は粒子として用紙等の記録
媒体に放射して画像を形成するものである。かかるイン
クジェット記録装置として、複数の印字モードを備えた
ものが知られている。通常、印字モードには三つの種類
があり、それぞれドラフトモード、ノーマルモード、エ
ンハンスドモードと呼ばれている。
【0004】印字モードの設定を変えることにより、印
字品質及び印字速度を切り替えることができる。ドラフ
トモードは、印字品質が他のモードよりも劣るが、印字
速度が他のモードよりも相対的に速いモードである。エ
ンハンスドモードは、高い印字品質を保つことができる
一方、印字速度が相対的に遅いモードである。また、ノ
ーマルモードは、ドラフトモード及びエンハンスドモー
ドの中間に位置付けられるものであり、印字品質と印字
速度の両方をある程度高めるモードである。したがっ
て、通常は、ノーマルモードを選択しておき、良好な印
字品質よりも速い印字速度を要求する場合にドラフトモ
ードを、速い印字速度よりも高い印字品質を要求する場
合にはエンハンスドモードを選択して、画像形成処理を
行っている。
【0005】また、インクジェット記録装置では、メデ
ィアタイプ(記録媒体の種類)の設定を行うことができ
る。インクジェット記録装置は、液体のインク滴を記録
媒体に着弾させてドットを形成し、そのドットの集まり
によって一つの画像を形成するものであるので、インク
滴が記録媒体に着弾したときの、インクのにじみ方や乾
き方によって、印字品質が著しく変化する。したがっ
て、インクジェット記録装置においては、実際に使用す
る記録媒体に適した印字方法で画像形成を行うために、
メディアタイプの設定が必要となるのである。
【0006】記録媒体には大きく分けて四つの種類があ
り、それぞれ普通紙、コート紙、GA紙、フィルムと呼
ばれている。コート紙は、普通紙をベースとして、それ
に薬品を塗布したものである。このため、インクのにじ
みが少なく、インクの吸収が速いので、美しい形状のド
ットを形成することができ、高い印字品質を得ることが
できる。GA紙は一般に、コート紙の表面を熱処理し
て、コート紙に光沢を持たせたものである。また、フィ
ルムは、フィルム材をベースとして、それに薬品を塗布
したものである。このため、ドット形状についてはコー
ト紙と同等の品質を得ることができ、その他にも、光沢
があるため見栄えが良い、高濃度印字時における伸縮が
少ないなどの利点がある。
【0007】これら四種類の記録媒体を高価な順に並べ
ると、フィルム、GA紙、コート紙、普通紙の順にな
る。普通紙に薬品を塗布したコート紙は、当然、普通紙
よりも高価であるし、ベースにフィルム材を使用したフ
ィルムは、コート紙よりも高価であることは、容易に分
かる。したがって、上述の印字モードと関連して考える
と、例えば、コート紙に高品質の画像を形成しようとす
るときには、次のような手順で印字作業を行うことにな
る。すなわち、まず、安価な普通紙を使用し、ドラフト
モード又はノーマルモードで高速印字を行う。このと
き、印字結果に誤りがあれば、ユーザはそれを修正した
後、所望の印字結果が得られるまで同様の動作を繰り返
す。そして、所望の印字結果が得られたならば、高価な
コート紙を使用してエンハンスドモードで高品質印字を
行う。
【0008】更に、インクジェット記録装置では、印字
モード、メディアタイプの他にも、さまざまな設定項目
について設定を行うことができる。例えば、解像度、変
倍率、画像の角度(印字方向)、余白/綴じ代量、マル
チパス印字等である。これらの設定項目については、予
め印字モードに組み込まれているものもあるが、記録装
置によっては個別に設定することができるものもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、印字モー
ド等の設定項目についての設定と、画像を形成する記録
媒体とは密接な関係がある。このため、ユーザは、記録
媒体を異なる種類のものに交換する度に、メディアタイ
プの設定だけでなく、印字モード等の設定も同時に変更
することが多い。従来、印字モードやメディアタイプ等
についての設定を変更するには、ホストコンピュータに
おいてプリンタドライバ上で設定変更を行う方法と、記
録装置本体に設けられた操作パネルからキー操作するこ
とにより設定変更を行う方法との二つがある。しかしな
がら、これら二つの方法とも、特に、操作に慣れていな
いユーザにとっては、その操作に多くの手間と時間がか
かるという問題があった。
【0010】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、設定項目についての設定を容易に変更すること
ができるインクジェット記録装置を提供することを目的
とするものである。
【0011】一方、従来より、プリンタコントローラに
接続されたハードディスク装置等の外部記憶装置を有
し、ホストコンピュータから送信された画像データをハ
ードディスク装置等に記憶させる機能を備える画像形成
装置がある。ホストコンピュータは、プリンタドライバ
を介して画像データのフォーマットをプリンタコントロ
ーラが受信できる形式に変換し、画像データをプリンタ
コントローラに送信する。そして、プリンタコントロー
ラは、ホストコンピュータから送られた画像データを受
信すると、その画像データをハードディスク装置等に記
憶すると共に、その画像を記録媒体に形成させる。
【0012】また、同一の画像を次回、記録媒体に印字
出力する場合には、ハードディスク装置等に記憶されて
いる画像データを使用することができる。このとき、ユ
ーザは、ホストコンピュータから画像データを特定する
だけでよいので、プリンタドライバによるデータの変換
作業を省略することができる。プリンタコントローラ
は、かかる特定された画像データをハードディスク装置
等から読み出して、直接、画像展開を行い、その画像を
記録媒体に形成させる。
【0013】このように、従来の画像形成装置では、プ
リンタコントローラに接続されたハードディスク装置等
に記憶されている画像データを再度、印字出力する場
合、ユーザは、ホストコンピュータからプリンタコント
ローラを介してハードディスク装置等にアクセスして、
目的とする画像データのファイルを探す必要がある。し
かしながら、かかる作業を行う際には次のような問題が
ある。すなわち、目的とする画像データのファイル名を
ユーザが知らないと、画像データを特定することが困難
であるため、画像データを印字出力することができない
場合がある。このとき、目的とする画像データの内容を
知っていれば、ユーザは、アプリケーションソフトウエ
ア等を用いて、ハードディスク装置等に格納されている
ファイルを一つずつ開いて、画像の内容をプレヴューす
ることにより、画像データを特定することも可能であ
る。しかし、画像データがカラー大判データである場合
には、データ量が膨大であるため、ファイルを読み込む
のにとても時間がかかる。したがって、多数のファイル
がハードディスク装置等に格納されているときには、所
望のファイルを探す作業に長時間を要してしまう。
【0014】また、画像の内容を容易に特定することが
できるように、一回出力した画像をカラー複写機でコピ
ーして、画像サンプルとして残しておくことも考えられ
る。しかし、カラー複写機は高価であり、あらゆるオフ
ィスで導入されているわけではない。このため、かかる
画像サンプルを用いて画像を特定するのは一般的ではな
い。
【0015】更に、同一画像を、ホストコンピュータの
モニタにおいてRGB表現で表した場合と、プリンタ出
力においてYMCK表現で表した場合とでは、表現上差
異がある。このため、例えば、ある画像について色合い
を補正したりして、同一画像で色合いの異なるファイル
が複数存在する場合には、ホストコンピュータのモニタ
上で画像の内容をプレヴューしても、ユーザはモニタ上
で所望の画像を容易に特定することができない。すなわ
ち、この場合には、モニタ上に表示した画像が目的とす
る画像であるかどうかは、実際にプリンタから出力して
みなければわならない。
【0016】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、外部記憶装置に記憶された画像データの中から
目的の画像データを容易に探し出して、出力することが
できる画像形成装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、記録媒体をプラテン上で所定の搬送方向
に沿って搬送しながら、記録ヘッドを前記搬送方向と直
交する方向に沿って移動すると共に前記記録ヘッドを駆
動することにより、記録媒体に画像を形成するインクジ
ェット記録装置において、所定の設定項目についての設
定情報を表すバーコードが所定位置に記録された設定用
記録媒体と、前記プラテン上にセットされた前記設定用
記録媒体についての前記バーコードを光学的に検出する
バーコード検出手段と、前記設定項目についての設定を
行うと共に、前記設定用記録媒体を作成する旨の指示及
び前記バーコードを読み取る旨の指示を与えるための設
定手段と、前記設定手段で設定された前記設定情報を記
憶する記憶手段と、前記設定手段から前記設定用記録媒
体を作成する旨の指示が送られたときには、前記記憶手
段に記憶されている前記設定情報を符号化し、その符号
化した前記設定情報に基づいて前記バーコードについて
の画像データを作成し、前記画像データに基づいて前記
記録ヘッドの動作を制御することにより前記バーコード
の画像を当該記録媒体の所定位置に形成させ、前記設定
手段から前記バーコードを読み取る旨の指示が送られた
ときには、前記バーコード検出手段で検出された前記バ
ーコードを前記設定情報に変換し、その変換した前記設
定情報を前記記憶手段に更新して記憶させ、且つ、画像
を記録媒体に形成するときには、前記記憶手段に記憶さ
れている前記設定情報に従った画像形成処理を実行する
制御手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0018】また、上記の目的を達成するための本発明
は、ロール紙をプラテン上で所定の搬送方向に沿って搬
送しながら、記録ヘッドを前記搬送方向と直交する方向
に沿って移動すると共に前記記録ヘッドを駆動すること
により、ロール紙に画像を形成するインクジェット記録
装置において、ロール紙が前記プラテン上に新たにセッ
トされたことを検出するロール紙検出手段と、前記プラ
テン上にセットされたロール紙の所定位置に記録され
た、所定の設定項目についての設定情報を表すバーコー
ドを光学的に検出するバーコード検出手段と、前記設定
項目についての設定を行うと共に、前記バーコードをロ
ール紙に記録する旨の指示を与えるための設定手段と、
前記設定手段で設定された前記設定情報を記憶する記憶
手段と、前記設定手段から前記バーコードをロール紙に
記録する旨の指示が送られたときには、前記記憶手段に
記憶されている前記設定情報を符号化し、その符号化し
た前記設定情報に基づいて前記バーコードについての画
像データを作成し、前記画像データに基づいて前記記録
ヘッドの動作を制御することにより前記バーコードの画
像を当該ロール紙の所定位置に形成させ、前記ロール紙
検出手段からロール紙が新たにセットされた旨の信号が
送られたときには、前記バーコード検出手段で検出され
た前記バーコードを前記設定情報に変換し、その変換し
た前記設定情報を前記記憶手段に更新して記憶させ、且
つ、画像を記録媒体に形成するときには、前記記憶手段
に記憶されている前記設定情報に従った画像形成処理を
実行する制御手段と、を具備することを特徴とするもの
である。
【0019】更に、上記の目的を達成するための本発明
は、ホストコンピュータから送られた画像データを記憶
する外部記憶手段と、前記外部記憶手段に記憶された前
記画像データに基づいて画像を記録媒体に形成する画像
形成手段とを有する画像形成装置において、前記ホスト
コンピュータから送られた前記画像データに符号情報を
割り付けると共に、前記符号情報を前記画像データと関
連付けて前記外部記憶手段に記憶させる符号割付手段
と、前記符号情報についての画像が所定の位置に形成さ
れた記録媒体について前記符号情報を光学的に検出する
符号検出手段と、前記符号検出手段で検出された前記符
号情報を前記外部記憶手段に記憶された前記符号情報の
中から検索する符号検索手段と、前記画像データを登録
する旨の所定の指示が入力された後、前記ホストコンピ
ュータから前記画像データが送られたときに、前記符号
割付手段を制御すると共に、前記画像データ及び前記符
号情報を前記外部記憶手段から読み出し、前記画像形成
手段を制御して、前記画像データについての画像及び前
記符号情報についての画像を記録媒体に形成させ、且
つ、前記画像データを出力する旨の所定の指示が入力さ
れた後、前記符号検出手段から前記符号情報が送られた
ときに、前記符号検索手段を制御すると共に、前記符号
検索手段で検索された前記符号情報に基づいてそれに関
連付けられた前記画像データを前記外部記憶手段から読
み出し、前記画像形成手段を制御して、前記画像データ
についての画像を記録媒体に形成させる制御手段と、を
具備することを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]以下に本発明の
第一実施形態について図面を参照して説明する。図1は
本発明の第一実施形態であるインクジェット記録装置の
概略斜視図、図2はそのインクジェット記録装置の概略
構成図、図3はそのインクジェット記録装置の概略制御
ブロック図、図4はそのインクジェット記録装置の操作
パネルの概略正面図、図5はそのインクジェット記録装
置で設定可能な設定項目及びそのパラメータを説明する
ための図である。
【0021】第一実施形態のインクジェット記録装置
は、図1、図2及び図3に示すように、プラテン11
と、ガイドシャフト12と、キャリッジ13と、記録ヘ
ッド14と、搬送ローラ15と、メディアセンサ16
と、ロール紙センサ17と、キャリッジモータ18と、
搬送モータ19と、操作パネル(設定手段)20と、制
御部30とを備えるものである。かかるインクジェット
記録装置では、記録媒体としてカット紙及びロール紙の
いずれも使用することができる。
【0022】プラテン11は、その上面に記録媒体を載
置するものである。記録媒体はプラテン11上で記録ヘ
ッド14により画像形成されると共に、搬送ローラ15
によって、図2に示す搬送方向に沿って搬送されて、プ
ラテン11上を移動する。ここで、搬送ローラ15は、
搬送モータ19で駆動されて回転する。
【0023】プラテン11の上方にはガイドシャフト1
2が設けられ、このガイドシャフト12にキャリッジ1
3が取り付けられている。キャリッジ13は、制御部3
0の制御に応じて動作し、キャリッジモータ18によっ
て、図2に示すように、記録媒体の搬送方向と直交する
方向(キャリッジ移動方向)に沿って往復移動すること
ができる。また、キャリッジ13には、インクを吐出す
る四つの記録ヘッド14が搭載されている。各記録ヘッ
ド14は多数のノズルを有しており、これらのノズルは
記録媒体の搬送方向に沿って直線状に配列されている。
【0024】メディアセンサ16は、記録媒体の先端及
び左右端を検出するものであり、キャリッジ13の側面
に取り付けられている。このため、メディアセンサ16
は、キャリッジ13及び記録ヘッド14と一体となっ
て、キャリッジ移動方向に沿って移動することができ
る。このメディアセンサ16としては、可視光を使用し
た反射型光学式センサを用いている。メディアセンサ1
6からの信号は制御部30に送られる。また、このメデ
ィアセンサ16は、後述するように、ジョブシート又は
ロール紙に記録されたバーコードを光学的に検出するバ
ーコード検出手段としての役割をも備えている。
【0025】ロール紙センサ17は、ロール紙がプラテ
ン11上に新たにセットされたことを検出するものであ
り、プラテン11の後方に設けられている。かかるロー
ル紙センサ17からの信号は制御部30に送られる。
【0026】操作パネル20は、所定の設定項目につい
ての設定を行ったり、所定の指示を与えるためのもので
ある。第一実施形態では、設定項目として、図5に示す
ように、「印字モード」、「メディアタイプ」、「解像
度」、「変倍率」、「画像の回転」がある。「印字モー
ド」は、ドラフトモード(高速モード)、ノーマルモー
ド(標準モード)、エンハンスドモード(高品位モー
ド)の三つのパラメータの中から選択することができ、
「メディアタイプ」は、普通紙、コート紙、GA紙、フ
ィルムの四つのパラメータの中から選択することができ
る。また、「解像度」は、180×180dpi、36
0×360dpi、720×360dpiの三つのパラ
メータの中から選択することができ、「変倍率」は、5
0%、71%、81%、86%、100%、115%、
122%、141%、200%の九つのパラメータの中
から選択することができる。そして、「画像の回転」
は、0°、90°、180°、270°の四つのパラメ
ータの中から選択することができる。
【0027】操作パネル20には、図4に示すように、
表示部21と、メニューキー22と、上下左右の各矢印
キー23a,23b,23c,23dと、ジョブシート
作成キー24と、ジョブシート入力キー25と、ロール
紙/カット紙選択キー26とが設けられている。表示部
21は、設定項目、そのパラメータや所定のメッセージ
等を表示するものであり、その表示領域は上段と下段に
分かれている。設定項目についてのパラメータを選択す
る場合には、まず、メニューキー22を押して、上段の
表示領域に一つの設定項目を、下段の表示領域にその設
定項目についての一つのパラメータを表示させる。この
とき、上又は下の矢印キー23a,23bを押す度に、
設定項目の表示が順次切り替わり、また、左又は右の矢
印キー23c,23dを押す度に、当該設定項目につい
てのパラメータの表示が順次切り替わる。ユーザは、上
下左右の矢印キー23a,23b,23c,23dを操
作して、所望の設定項目とパラメータを表示部21に表
示させる。その後、メニューキー22を押すと、その設
定項目については、表示部21に表示されているパラメ
ータが選択される。以下、設定項目についての選択され
たバラメータを設定情報と称する。
【0028】ロール紙/カット紙選択キー26は、記録
媒体としてロール紙及びカット紙のいずれを使用するか
を選択するためのものである。ここで、記録媒体のセッ
トは次のようにして行う。カット紙を使用する場合に
は、まず、ロール紙/カット紙選択キー26を押して、
カット紙を選択する。次に、カット紙をプラテン11上
の所定の位置に載せ、ピンチローラ(不図示)で押さえ
る。その後、操作パネル20上の用紙ロードキー(不図
示)を押すと、カット紙が所定量だけ送られ、これによ
り、カット紙は印字できる状態になる。また、ロール紙
を使用する場合には、まず、ロール紙/カット紙選択キ
ー26を押して、ロール紙を選択する。次に、ロール紙
を給紙ローラ(不図示)に取り付け、その先端部をプラ
テン11上に導く。その後、用紙ロードキー(不図示)
を押すと、ロール紙は所定量だけ送られ、その先端部が
カットされる。これにより、ロール紙は印字できる状態
になる。
【0029】第一実施形態では、ロール紙/カット紙選
択キー26でカット紙を選択した場合には、ジョブシー
ト(設定用記録媒体)を用いて、設定情報を変更するこ
とができる。ジョブシート2とは、図2に示すように、
設定情報を表すバーコード4が所定位置に記録されたカ
ット紙のことである。このため、かかるバーコード4を
読み取れることにより、設定情報を本記録装置に取り込
むことができる。このジョブシート2は、設定情報を変
更するためだけに使用されるものであり、画像を形成す
るためのものではない。ジョブシート2としては、本記
録装置において使用可能なものであれば、サイズや種類
等は問わない。通常、A4サイズの普通紙が用いられ
る。また、第一実施形態では、ロール紙/カット紙選択
キー26でロール紙を選択した場合であって、そのロー
ル紙の先端部に、設定情報を表すバーコードが記録され
ている場合には、そのバーコードを読み取ることによ
り、設定情報を自動で変更することができる。
【0030】ジョブシート作成キー24は、プラテン1
1上にセットされたカット紙にバーコードを記録してジ
ョブシートを作成するとき、又は、プラテン11上にセ
ットされたロール紙にバーコードを記録するときに押す
ものである。ジョブシート入力キー25は、プラテン上
にセットされたジョブシート2についてそのバーコード
4を読み取るときに押すものである。
【0031】制御部30は、キャリッジ13や記録ヘッ
ド14等の動作を制御するものであり、図3に示すよう
に、CPU31と、RAM32と、ROM33と、イン
ターフェース34と、アドレス発生部35と、キャリッ
ジ駆動制御部36と、ヘッド駆動制御部37と、用紙搬
送制御部38とを有する。CPU31が本発明の制御手
段に対応し、RAM32が本発明の記憶手段に対応す
る。
【0032】CPU31と他の部分との各種データ等の
授受は、バスBを介して行われ、CPU31はこれら各
部の動作を制御する。ROM33には、CPU31が各
部の制御を行うのに必要な制御プログラム等が格納され
ている。CPU31は、必要に応じて、制御プログラム
をROM33から読み出して使用する。
【0033】画像データはホストコンピュータ等の外部
装置40からインターフェース34を介して制御部30
に送られ、RAM32に格納される。また、RAM32
には、操作パネル20で設定された設定情報及びジョブ
シート2又はロール紙に記録さたバーコードを読み取っ
て得られた設定情報のうち最新の設定情報が記憶され
る。
【0034】アドレス発生部35は、画像データに基づ
いて、記録ヘッド14の各ノズルのうちインクを吐出す
べきノズルについてのアドレス信号を生成するものであ
る。キャリッジ駆動制御部36は、キャリッジモータ1
8を駆動して、キャリッジ13の駆動を制御する。ヘッ
ド駆動制御部37は、アドレス信号に基づいてインクを
吐出すべきノズルの駆動を制御する。また、用紙搬送制
御部38は、搬送モータ19を駆動して、記録媒体の搬
送を制御する。
【0035】また、CPU31は、ジョブシート2を作
成する処理やロール紙にバーコードを記録する処理を実
行したり、ジョブシート2又はロール紙に記録されたバ
ーコードの読み取る処理を実行する。具体的には、ジョ
ブシート作成キー24が押されたときに、CPU31
は、RAM32に記憶されている設定情報を符号化し、
その符号化した設定情報に基づいてバーコードについて
の画像データを作成し、その画像データに基づいて記録
ヘッド14の動作を制御することにより、バーコードの
画像を当該カット紙又はロール紙の所定位置に形成す
る。また、ジョブシート2をプラテン11上にセットし
た後にジョブシート入力キー25が押されたとき、又
は、ロール紙センサ17でロール紙がプラテン11上に
新たにセットされたことが検出されたときには、CPU
31は、メディアセンサ16で検出されたバーコードを
設定情報に変換し、その変換した設定情報をRAM32
に更新して記憶させる。
【0036】以下では、ロール紙/カット紙選択キー2
6でロール紙が選択された場合とカット紙が選択された
場合とに分けて、本装置の動作を説明することにする。
【0037】最初に、第一実施形態のインクジェット記
録装置において、カット紙が選択されている場合に、ジ
ョブシート2を作成する動作について説明する。図6は
ジョブシート2に記録する符号化された設定情報の一例
を示す図、図7はジョブシート2に記録されたバーコー
ド4の一例を示す図である。
【0038】まず、ユーザは、操作パネル20を用いて
設定項目についての設定を行う。ここでは、例えば、図
5の「現在の設定情報」の欄に示すように、「印字モー
ド」ついてはエンハンスドモードを、「メディアタイ
プ」についてコート紙を、「解像度」については360
×360dpiを、「変倍率」について141%を、
「画像の回転」について90°をそれぞれ選択したとす
る。これらの設定情報はRAM32に記憶される。
【0039】次に、ユーザは、ジョブシート2として用
いるカット紙をプラテン11上にセットする。そして、
ユーザが操作パネル20上のジョブシート作成キー24
を押すと、CPU31は、RAM32に記憶された設定
情報を読み出し、各設定情報を所定の符号に変換する。
図5の「符号及びパラメータ」の欄に、かかる符号とパ
ラメータとの対応関係の一例を示した。これらの符号を
上位から、所定の順序、例えば「印字モード」、「メデ
ィアタイプ」、「解像度」、「変倍率」、「画像の回
転」の順序に並べたものが、ジョブシート2に記録する
符号化された設定情報(符号列)となる。例えば、図5
の現在の設定情報をそれぞれ符号に変換すると、図6の
上段に示すようになる。そして、図6の上段に示した各
符号を上記の順序に並べると、図6の下段に示すよう
に、“100101011001”という12ビットの
符号列が得られる。この12ビットの符号列のうち、最
初の2ビットが「印字モード」についての設定情報を表
しているので、その最初の2ビットの符号“10”につ
いては、図5に示す符号とパラメータとの対応関係と照
合することにより、エンハンスドモードであることが分
かる。以下同様に、図5の対応関係と照合することによ
り、この12ビットの符号列の意味を知ることができ
る。
【0040】その後、CPU31は、上記12ビットの
符号列に基づいて、バーコードを表す画像データを作成
する。ここでは、バーコードとして、例えば、黒バーを
“1”とし、白バーを“0”とするものを用いる。そし
て、CPU31は、キャリッジ駆動制御部36を介して
キャリッジ13の移動を制御すると共に、その画像デー
タに基づいて、ヘッド駆動制御部37を介して記録ヘッ
ド15の駆動を制御することにより、バーコードの画像
がカット紙に形成される。例えば、図6(b)に示す符
号列の場合には、図7に示すようなバーコード4が形成
される。ここで、カット紙にバーコード4を記録する位
置は、予め決められており、例えば用紙先端から20m
m、用紙左端から20mmの位置とされる。以上で、ジ
ョブシート2の作成が終了する。
【0041】尚、ジョブシート2を作成する前には、操
作パネル20で設定した設定情報に従って、実際に画像
を記録媒体に形成してみることが望ましい。これによ
り、ユーザはその設定情報が所望の印字結果をもたらす
か否かを判断することができる。そして、所望の印字結
果が得られたら、ユーザは、ジョブシート作成キー24
を押して、ジョブシート2の作成を行う。
【0042】次に、第一実施形態のインクジェット記録
装置において、カット紙が選択されている場合にジョブ
シート2を用いて設定情報を変更する動作について説明
する。
【0043】まず、ユーザは、ジョブシート2をプラテ
ン11上にセットする。次に、ユーザが操作パネル20
上のジョブシート入力キー25を押すと、CPU31
は、ジョブシート2に記録されたバーコード4を読み取
る動作を開始させる。すなわち、CPU31は、まず、
キャリッジ駆動制御部36を制御して、キャリッジ13
をプラテン11上の所定位置に移動させた後、用紙搬送
制御部38を制御して、ジョブシート2を搬送させる。
そして、メディアセンサ16からジョブシート2の先端
を検出した旨の信号を受け取ると、CPU31は、ジョ
ブシート2をさらに一定距離だけ搬送させる。この一定
距離は、ジョブシート2の先端とそれに記録されたバー
コード4のバーの中心位置(図7における破線A上の位
置)との距離である。これにより、メディアセンサ16
の光軸はジョブシート2に記録されたバーコード4のバ
ーの中心位置に一致する。その後は、ジョブシート2を
停止したままにする。次に、CPU31は、キャリッジ
駆動制御部36を制御して、キャリッジ13をジョブシ
ート2の左端側に移動させる。そして、メディアセンサ
16からジョブシート2の左端を検出した旨の信号を受
け取ると、CPU31は、キャリッジ13をジョブシー
ト2の左端側から右端側に向かって移動させながら、メ
ディアセンサ16にバーコード4を検出させる。このと
きのメディアセンサ16の出力信号の一例を図8に示
す。かかる出力信号はCPU31に送られ、CPU31
はその出力信号に基づいて、符号列についての情報を取
得する。そして、その符号列の意味を解読することによ
り、ジョブシート2に記録された設定情報の内容を認識
する。その後、CPU31は、その設定情報をRAM3
2に更新して記憶させる。以上で、ジョブシート2を用
いて設定情報を変更する動作が終了する。
【0044】その後、ユーザがカット紙を本記録装置に
セットし、画像データが外部装置40から送られてくる
と、CPU31はRAM32に記憶された設定情報に従
って画像形成処理を実行する。
【0045】第一実施形態のインクジェット記録装置で
は、ロール紙/カット紙選択キーでカット紙が選択され
ている場合に、操作パネルのジョブシート作成キーが押
されると、CPUが、RAMに記憶されている設定情報
を符号化し、その符号化した設定情報に基づいてバーコ
ードについての画像データを作成し、その画像データに
基づいて記録ヘッドの動作を制御してバーコードの画像
を当該カット紙の所定位置に形成させることにより、ジ
ョブシートを容易に作成することができる。また、操作
パネルのジョブシート入力キーが押されると、CPU
が、メディアセンサにジョブシートに記録されたバーコ
ードの検出を行わせ、そのメディアセンサで検出された
バーコードを設定情報に変換し、その変換した設定情報
をRAMに更新して記憶させる。これにより、さまざま
な印字目的に応じて予め複数のジョブシートを作成して
おけば、それらのジョブシートを用いて設定情報を容易
に変更することができるので、ユーザは従来のように設
定情報を変更する際に操作パネルやホストコンピュータ
で面倒な操作を行う必要がなくなり、しかも、誤操作に
よる印字ミスを未然に防ぐことができる。尚、ジョブシ
ートは、いつでも何度でも使用することができる。
【0046】また、ジョブシートを作成する機能及びジ
ョブシートを用いて設定情報を変更する機能を有するイ
ンクジェット記録装置を実現するためには、特別な装置
や部品を必要としない。例えば、バーコードを検出する
装置としては、既存のメディアセンサを用いることがで
きる。このため、第一実施形態のインクジェット記録装
置の製造コストが高くなることはない。
【0047】次に、第一実施形態のインクジェット記録
装置において、ロール紙/カット紙選択キー26でロー
ル紙が選択されている場合に、ロール紙にバーコードを
記録する動作について説明する。この場合の動作は、上
記のジョブシートを作成する動作と基本的にほとんど同
じである。
【0048】まず、ユーザは、操作パネル20を用いて
設定項目についての設定を行う。その設定された設定情
報はRAM32に記憶される。その後、ユーザは、まだ
バーコードが記録されていないロール紙を本記録装置に
セットする。次に、ユーザが操作パネル20上のジョブ
シート作成キー24を押すと、CPU31は、RAM3
2に記憶された設定情報を読み出し、各設定情報を所定
の符号に変換する。そして、CPU31は、これらの符
号を所定の順序に並べることにより、ロール紙に記録す
る符号列を作成し、かかる符号列に基づいてバーコード
の画像データを作成する。次に、CPU31は、キャリ
ッジ駆動制御部36を介してキャリッジ13の移動を制
御すると共に、その画像データに基づいて、ヘッド駆動
制御部37を介して記録ヘッド15の駆動を制御するこ
とにより、バーコードの画像がロール紙に形成される。
ここで、ロール紙にバーコードを記録する位置は、ジョ
ブシートを作成する場合と同じである。また、通常、ロ
ール紙への画像形成が終了したときには、カッター(不
図示)によりロール紙のカット動作が行われるが、ロー
ル紙へのバーコードの記録を行う場合には、カット動作
を行わずに、一連の動作が終了する。こうして、バーコ
ードがロール紙に記録された後、ユーザは、そのロール
紙を本記録装置から取り外して、保管する。
【0049】尚、かかるロール紙へのバーコードの記録
処理は、新品のロール紙に対してだけでなく、ロール紙
の交換時における現在使用中のロール紙に対しても行わ
れる。
【0050】次に、第一実施形態のインクジェット記録
装置において、ロール紙が選択されている場合にロール
紙を用いて設定情報を変更する動作について説明する。
【0051】まず、ユーザは、ロール紙を本記録装置に
セットする。すると、ロール紙センサ17は、ロール紙
がプラテン11上に新たにセットされたことを検出し、
その旨の信号をCPU31に送る。CPU31は、かか
る信号を受け取ると、ロール紙に記録されたバーコード
を読み取る動作を開始させる。この読み取り動作は、上
述のジョブシートに記録されたバーコードを読み取る動
作と同じであるので、その詳細な説明を省略する。そし
て、ロール紙に記録されたバーコードが読み取られ、設
定情報が取得されると、CPU31は、その設定情報を
RAM32に更新して記憶させると共に、カッター(不
図示)にロール紙のうちバーコードが記録された先端部
をカットする動作を行わせる。以上で、ロール紙を用い
て設定情報を変更する動作が終了する。
【0052】その後、画像データが外部装置40から送
られてくると、CPU31はRAM32に記憶された設
定情報に従った画像形成処理を実行する。
【0053】ところで、バーコードが記録されていない
ロール紙が本記録装置にセットされることもある。この
とき、CPU31は、ロール紙に記録されたバーコード
を読み取る動作を行うと、すべてのビットが0である符
号列の情報を得ることになる。しかし、第一実施形態で
は、図5の「符号及びパラメータ」の欄を見れば分かる
ように、どんな設定情報が設定されたとしても、符号列
のすべてのビットが0となることはあり得ない。このた
め、すべてのビットが0であるような符号列が得られた
場合には、CPU31はバーコードが記録されていない
と判断することができる。そして、この場合は、設定情
報の更新を行わず、従来と同様に、通常のロール紙セッ
ト動作を行うことになる。
【0054】第一実施形態のインクジェット記録装置で
は、ロール紙/カット紙選択キーでロール紙が選択され
ている場合に、操作パネルのジョブシート作成キーが押
されると、CPUが、RAMに記憶されている設定情報
を符号化し、その符号化した設定情報に基づいてバーコ
ードについての画像データを作成し、その画像データに
基づいて記録ヘッドの動作を制御してバーコードの画像
を当該ロール紙の所定位置に形成させることにより、設
定情報を表すバーコードをロール紙に容易に記録するこ
とができる。また、ロール紙センサからロール紙が新た
にセットされた旨の信号が送られると、CPUが、メデ
ィアセンサにロール紙に記録されたバーコードの検出を
行わせ、そのメディアセンサで検出されたバーコードを
設定情報に変換し、その変換した設定情報をRAMに更
新して記憶させる。これにより、ロール紙をセットする
だけで、特別な操作を行うことなく、設定情報を容易に
変更することができる。このため、ユーザは従来のよう
に設定情報を変更する際に操作パネルやホストコンピュ
ータで面倒な操作を行う必要がなくなり、しかも、誤操
作による印字ミスを未然に防ぐことができる。
【0055】また、バーコードをロール紙に記録する機
能及びロール紙を用いて設定情報を変更する機能を有す
るインクジェット記録装置を実現するためには、特別な
装置や部品を必要としないのて、その製造コストが高く
なることはない。
【0056】尚、本発明は上記の第一実施形態に限定さ
れるものではく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨
の範囲内において種々の変形が可能である。
【0057】例えば、上記の第一実施形態において、ジ
ョブシートを作成するとき又はロール紙にバーコードを
記録するときには、カット紙又はロール紙に、バーコー
ドの画像と共に設定情報の内容を表す文字の画像を形成
することが望ましい。これにより、ユーザは、そのジョ
ブシート又はロール紙に記録された文字を読んで、バー
コードが表す設定情報の内容を容易に理解することがで
きるので、所望のジョブシート又はロール紙を容易に探
し当てることができる。
【0058】また、上記の第一実施形態では、ロール紙
/カット紙選択キーでカット紙が選択されているとき
に、ジョブシートを用いて設定情報を変更する場合につ
いて説明したが、ロール紙が選択されているときであっ
ても、ジョブシートを用いて設定情報を変更することが
可能である。 [第二実施形態]以下に本発明の第二実施形態について
図面を参照して説明する。図9は本発明の第二実施形態
である画像形成装置の概略制御ブロック図である。
【0059】第二実施形態の画像形成装置は、図9に示
すように、プリンタコントローラ110と、エンジンコ
ントローラ120と、画像形成部130と、紙幅センサ
140と、SIMM(Single Inline Memory Module )
150と、外部記憶装置としてのハードディスク装置1
60と、バーコードリーダ170とを備えるものであ
る。かかる画像形成装置は、ホストコンピュータ200
から送信された画像データをハードディスク装置160
に記憶させる機能を有する。
【0060】画像形成部130は、四つの記録ヘット
と、これらの記録ヘッドを搭載し、記録媒体の搬送方向
と直交する方向に沿って往復移動することができるキャ
リッジと、キャリッジを駆動するキャリッジモータと、
記録媒体を搬送する搬送モータとを有する。これらの各
部の機能・動作については上記第一実施形態のものと同
様であるので、ここではその詳細な説明を省略する。ま
た、エンジンコントローラ120は、各記録ヘッドのノ
ズルの駆動を制御したり、キャリッジモータ及び搬送モ
ータの動作を制御したりする。
【0061】紙幅センサ140は、上記第一実施形態に
おけるメディアセンサに対応するものであり、記録媒体
の左右端を検出する。かかる紙幅センサ140は、キャ
リッジの側面に取り付けられ、これにより、キャリッジ
と一体となって移動することができる。この紙幅センサ
140としては、可視光を使用した反射型光学式センサ
を用いている。紙幅センサ140からの信号はエンジン
コントローラ120を介してプリンタコントローラ11
0のCPU111に送られる。また、バーコードリーダ
170は、バーコードの画像が余白部に形成された記録
媒体についてそのバーコードを光学的に検出するもので
ある。
【0062】プリンタコントローラ110は、図9に示
すように、CPU111と、ROM112と、DRAM
113と、I/F回路114と、ハードディスクI/F
回路115と、操作部116と、画像形成ASIC(Ap
plication Specific IC )117と、拡張ポート制御回
路118とを有する。CPU111は、プリンタコント
ローラ110全体の制御処理を司っているものであり、
本発明の制御手段に対応する。ROM112には、起動
時の初期設定や、CPU111が各部の制御を行うのに
必要な制御プログラムが記憶されている。また、DRA
M113は、画像の展開を行う場合等に用いられるシス
テムワーク用のメモリである。ここでは、特に、増設メ
モリとしてのSIMM150を組み込んでいる。これに
より、メモリ容量を大きくして、画像展開等の処理を迅
速に行うことができる。
【0063】画像データは、ホストコンピュータ200
からI/F回路114を介してプリンタコントローラ1
10に送られる。このI/F回路114は、ホストコン
ピュータ200からの画像データのラッチタイミングと
してECPモード、コンパチブル、ニブルに対応したパ
ラレルコントローラである。また、プリンタコントロー
ラ110に送られた画像データは、ハードディスクI/
F回路115を介して、ハードディスク装置160に格
納される。このハードティスクI/F回路115は、ハ
ードディスク装置160との通信回路である。
【0064】第二実施形態の画像形成装置では、ホスト
コンピュータ200から送られた画像データについて内
部画像登録を行うことができる。内部画像登録の処理が
開始されると、CPU111は、ホストコンピュータ2
00から送られた画像データにコード情報を割り付ける
と共に、そのコード情報を画像データと関連付けてハー
ドディスク装置160に記憶させる。そして、CPU1
11は、画像形成部130の動作を制御して、その画像
データについての画像とコード情報を表すバーコードの
画像を記録媒体に形成させる。また、内部画像登録がな
された画像データについては内部画像出力を行うことが
できる。すなわち、CPU111は、バーコードリーダ
170で検出されたバーコードについてそのバーコード
が表すコード情報をハードディスク装置160に記憶さ
れたコード情報の中から検索する。そして、CPU11
1は、その検索したコード情報に基づいてそれに関連付
けられた画像データをハードディスク装置160から読
み出し、画像形成部130の動作を制御して、画像を記
録媒体に形成させる。尚、CPU111は本発明の符号
割付手段及び符号検索手段の役割を果たすものである。
【0065】操作部116は、ユーザが本装置を操作す
るための所定の指示を与えるための各種のキーと、所定
の動作状態を表すLEDと、所定のメッセージを表示す
る液晶表示部とを有する。ここで、各種のキーには、内
部画像登録を行う旨の指示を入力するための内部画像登
録キーと、内部画像出力を行う旨の指示を入力するため
の内部画像出力キーとが含まれる。
【0066】画像形成ASIC117は、DRAM11
3及びSIMM150を制御したり、ハードディスク装
置160に格納された画像データをR/S変換して、エ
ンジンコントーラ120に送信するものである。ここ
で、画像データは、ホストコンピュータ200から一バ
ンド毎のラスターデータとして送られて、ハードディス
ク装置160に格納される。R/S変換とは、かかるラ
スターデータを画像形成部130における各記録ヘッド
毎のデータ(スライスデータ)に変換することをいう。
また、画像形成ASIC117には、エンジンコントロ
ーラ120との通信回路も組み込まれている。
【0067】拡張ポート制御回路118は、バーコード
リーダ170から送信されるバーコードについての情報
の受信部である。拡張ポート制御回路118で受信した
バーコードについての情報は、CPU111に送られ
る。
【0068】次に、第二実施形態の画像形成装置の動作
について説明する。最初に、その画像形成装置における
内部画像登録の動作を説明する。図10は内部画像登録
の動作を説明するためのフローチャートである。
【0069】ユーザが操作部116の内部画像登録キー
を押すと、図10に示すフローに従って処理が実行され
る。まず、CPU111は、ホストコンピュータ200
から画像データが送られてきたか否かを判断する(S1
1)。画像データが送られてきたと判断すると、CPU
111は、その画像データにコード情報を割り付けると
共に(S12)、画像データとコード情報とを関連づけ
てハードディスク装置160に記憶させる(S13)。
次に、CPU111は、その画像データ及びコード情報
をハードディスク装置160から読み出す。そして、画
像形成部130の動作を制御することにより、画像デー
タについての画像を記録媒体に形成させると共に、コー
ド情報に基づいて作成されたバーコードの画像をその記
録媒体の余白部に形成させる(S14)。こうして、所
定の画像とバーコードとが記録された記録媒体が作成さ
れる。この記録媒体は、画像サンプルとして利用され
る。
【0070】次に、内部画像出力の動作について説明す
る。図11は内部画像出力の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0071】ユーザが操作部116の内部画像出力キー
を押すと、図11に示すフローに従って処理が実行され
る。まず、CPU111は、バーコードリーダ170か
らバーコードについての情報が入力されたか否かを判断
する(S21)。すなわち、かかる情報が入力されるま
で待ち状態となる。ユーザが、バーコードリーダ170
を用いて、上述の内部画像登録の際に作成された所定の
画像サンプルについてそのバーコードを読み取る作業を
行うと、バーコードについての情報がバーコードリーダ
170から拡張ポート制御回路118を介してCPU1
11に送られる。CPU111は、かかるバーコードに
ついての情報が送られたきたと判断すると、そのバーコ
ードが表すコード情報を認識して、そのコード情報をD
RAM113又はSIMM150に取り込む(S2
2)。次に、CPU111は、そのコード情報をハード
ディスク装置160に記憶されたコード情報の中から検
索し、その検索したコード情報に基づいてそれに関連付
けられた画像データをハードディスク装置160から見
つけ出す(S23)。
【0072】ステップS23の処理において、画像デー
タを発見できなかったときには(S24)、CPU11
1は、操作部116の液晶表示部に所定のエラー表示を
表示させる(S25)。一方、画像データを発見したと
きには、CPU111は、画像形成部130の動作を制
御して、その画像データについての画像を記録媒体に形
成させる(S26)。但し、この場合は、バーコードの
画像を記録媒体の余白部に形成しない。
【0073】第二実施形態の画像形成装置では、内部画
像登録キーが押された後、ホストコンピュータから画像
データが送られたときに、CPUが、その画像データに
コード情報を割り付け、画像データとコード情報とを関
連付けてハードディスク装置に記憶させると共に、画像
形成部の動作を制御して、その画像データの画像とコー
ド情報を表すバーコードの画像とを記録媒体に形成させ
ることにより、画像サンプルを容易に作成することがで
きる。また、内部画像出力キーが押された後、バーコー
ドリーダからバーコードが送られたときに、CPUは、
そのバーコードが表すコード情報をハードディスク装置
に記憶されたコード情報の中から検索し、その検索した
コード情報に関連付けられた画像データをハードディス
ク装置から読み出した後、画像形成部の動作を制御し
て、画像データの画像を記録媒体に形成させる。これに
より、ハードディスク装置に記憶された画像データの中
から目的の画像データを容易に探し出して、その画像デ
ータを記録媒体に自動で出力することができる。
【0074】尚、本発明は上記の第二実施形態に限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要
旨の範囲内において種々の変形が可能である。
【0075】例えば、上記の第二実施形態においては、
バーコードリーダとして、プリンタコントローラに着脱
自在に構成され、且つ、その検出したバーコードを記憶
するバックアップ用RAMと、補助電源としての電池と
を有するものを用いることが望ましい。これにより、特
に大判サイズの記録媒体の余白部にバーコードが形成さ
れている場合、ユーザは、バーコードリーダを取り外
し、その記録媒体が置かれている場所まで持っていっ
て、バーコードを読み取る作業を行うことができるの
で、とても便利である。そして、バーコードを検出した
後、バーコードリーダを拡張ポート制御回路に接続する
と、バックアップ用RAMに一時記憶されたバーコード
がCPUに送られることになる。
【0076】また、上記の第二実施形態では、バーコー
ドリーダを用いて記録媒体の余白部に形成されたバーコ
ードを検出する場合について説明したが、バーコードリ
ーダを設ける代わりに、既存の紙幅センサを用いてバー
コードを検出するようにしてもよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明のインクジェ
ット記録装置によれば、設定手段から設定用記録媒体を
作成する旨の指示が送られたときに、制御手段が、記憶
手段に記憶されている設定情報を符号化し、その符号化
した設定情報に基づいてバーコードについての画像デー
タを作成し、その画像データに基づいて記録ヘッドの動
作を制御してバーコードの画像を当該記録媒体の所定位
置に形成させることにより、設定用記録媒体を容易に作
成することができる。また、設定手段からバーコードを
読み取る旨の指示が送られたときに、制御手段が、バー
コード検出手段で検出されたバーコードを設定情報に変
換し、その変換した設定情報を記憶手段に更新して記憶
させることにより、さまざまな印字目的に応じて予め複
数の設定用記録媒体を作成しておけば、それらの設定用
記録媒体を用いて設定情報を容易に変更することができ
る。
【0078】また、本発明のインクジェット記録装置に
よれば、設定手段からバーコードをロール紙に記録する
旨の指示が送られたときに、制御手段が、記憶手段に記
憶されている設定情報を符号化し、その符号化した設定
情報に基づいてバーコードについての画像データを作成
し、その画像データに基づいて記録ヘッドの動作を制御
してバーコードの画像を当該ロール紙の所定位置に形成
させることにより、設定情報を表すバーコードをロール
紙に容易に記録することができる。また、ロール紙検出
手段からロール紙が新たにセットされた旨の信号が送ら
れたときに、制御手段が、バーコード検出手段で検出さ
れたバーコードを設定情報に変換し、その変換した設定
情報を記憶手段に更新して記憶させることにより、ロー
ル紙をセットするだけで、特別な操作を行うことなく、
設定情報を容易に変更することができる。
【0079】更に、以上説明したように本発明の画像形
成装置によれば、画像データを登録する旨の所定の指示
が入力された後、ホストコンピュータから画像データが
送られたときに、制御手段は、符号割付手段を制御し
て、画像データに符号情報を割り付けると共に符号情報
を画像データと関連付けて外部記憶手段に記憶させた
後、画像形成手段を制御して、その画像データの画像と
符号情報の画像とを記録媒体に形成させる。これによ
り、符号情報が記録された画像サンプルを容易に作成す
ることができる。また、画像データを出力する旨の所定
の指示が入力された後、画像サンプルに記録した符号情
報が符号検出手段から送られたときに、制御手段は、符
号検索手段を制御して、その符号情報を外部記憶手段に
記憶された符号情報の中から検索した後、その検索した
符号情報に基づいてそれに関連付けられた画像データを
外部記憶手段から読み出し、画像形成手段を制御して、
その画像データの画像を記録媒体に形成させる。これに
より、画像サンプルを用いて、外部記憶手段に記憶され
た画像データの中から目的の画像データを容易に探し出
して、記録媒体に自動で出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態であるインクジェット記
録装置の概略斜視図である。
【図2】そのインクジェット記録装置の概略構成図であ
る。
【図3】そのインクジェット記録装置の概略制御ブロッ
ク図である。
【図4】そのインクジェット記録装置の操作パネルの概
略正面図である。
【図5】そのインクジェット記録装置で設定可能な設定
項目及びそのパラメータを説明するための図である。
【図6】ジョブシートに記録する符号化された設定情報
の一例を示す図である。
【図7】ジョブシートに記録されたバーコードの一例を
示す図である。
【図8】メディアセンサがバーコードを検出したときの
出力信号の一例を示す図である。
【図9】本発明の第二実施形態である画像形成装置の概
略制御ブロック図である。
【図10】その画像形成装置において内部画像登録の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図11】その画像形成装置において内部画像出力の動
作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
2:ジョブシート、4:バーコード、11:プラテン、
12:ガイドシャフト、13:キャリッジ、14:記録
ヘッド、15:搬送ローラ、16:メディアセンサ、1
7:ロール紙センサ、18:キャリッジモータ、19:
搬送モータ、20:操作パネル、21:表示部、22:
メニューキー、23a,23b,23c,23d:矢印
キー、24:ジョブシート作成キー、25:ジョブシー
ト入力キー、26:ロール紙/カット紙選択キー、3
0:制御装置、31:CPU、32:RAM、33:R
OM、34:インターフェース、35:アドレス発生
部、36:ヘッド駆動制御部、37:キャリッジ駆動制
御部、38:用紙搬送制御部、40:外部装置 110:プリンタコントローラ、111:CPU、11
2:ROM、113:DRAM、114:I/F回路、
115:ハードディスクI/F回路、116:操作部、
117:画像形成ASIC、118:拡張ポート制御回
路、120:エンジンコントローラ、130:画像形成
部、140:紙幅センサ、150:SIMM、160:
ハードディスク装置、170:バーコードリーダ、20
0:ホストコンピュータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体をプラテン上で所定の搬送方向
    に沿って搬送しながら、記録ヘッドを前記搬送方向と直
    交する方向に沿って移動すると共に前記記録ヘッドを駆
    動することにより、記録媒体に画像を形成するインクジ
    ェット記録装置において、 所定の設定項目についての設定情報を表すバーコードが
    所定位置に記録された設定用記録媒体と、 前記プラテン上にセットされた前記設定用記録媒体につ
    いての前記バーコードを光学的に検出するバーコード検
    出手段と、 前記設定項目についての設定を行うと共に、前記設定用
    記録媒体を作成する旨の指示及び前記バーコードを読み
    取る旨の指示を与えるための設定手段と、 前記設定手段で設定された前記設定情報を記憶する記憶
    手段と、 前記設定手段から前記設定用記録媒体を作成する旨の指
    示が送られたときには、前記記憶手段に記憶されている
    前記設定情報を符号化し、その符号化した前記設定情報
    に基づいて前記バーコードについての画像データを作成
    し、前記画像データに基づいて前記記録ヘッドの動作を
    制御することにより前記バーコードの画像を当該記録媒
    体の所定位置に形成させ、前記設定手段から前記バーコ
    ードを読み取る旨の指示が送られたときには、前記バー
    コード検出手段で検出された前記バーコードを前記設定
    情報に変換し、その変換した前記設定情報を前記記憶手
    段に更新して記憶させ、且つ、画像を記録媒体に形成す
    るときには、前記記憶手段に記憶されている前記設定情
    報に従った画像形成処理を実行する制御手段と、 を具備することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記設定用記録媒体を
    作成するときに、前記記録ヘッドの動作を制御して、前
    記バーコードの画像と共に前記設定情報の内容を表す文
    字の画像を当該記録媒体に形成させることを特徴とする
    請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 ロール紙をプラテン上で所定の搬送方向
    に沿って搬送しながら、記録ヘッドを前記搬送方向と直
    交する方向に沿って移動すると共に前記記録ヘッドを駆
    動することにより、ロール紙に画像を形成するインクジ
    ェット記録装置において、 ロール紙が前記プラテン上に新たにセットされたことを
    検出するロール紙検出手段と、 前記プラテン上にセットされたロール紙の所定位置に記
    録された、所定の設定項目についての設定情報を表すバ
    ーコードを光学的に検出するバーコード検出手段と、 前記設定項目についての設定を行うと共に、前記バーコ
    ードをロール紙に記録する旨の指示を与えるための設定
    手段と、 前記設定手段で設定された前記設定情報を記憶する記憶
    手段と、 前記設定手段から前記バーコードをロール紙に記録する
    旨の指示が送られたときには、前記記憶手段に記憶され
    ている前記設定情報を符号化し、その符号化した前記設
    定情報に基づいて前記バーコードについての画像データ
    を作成し、前記画像データに基づいて前記記録ヘッドの
    動作を制御することにより前記バーコードの画像を当該
    ロール紙の所定位置に形成させ、前記ロール紙検出手段
    からロール紙が新たにセットされた旨の信号が送られた
    ときには、前記バーコード検出手段で検出された前記バ
    ーコードを前記設定情報に変換し、その変換した前記設
    定情報を前記記憶手段に更新して記憶させ、且つ、画像
    を記録媒体に形成するときには、前記記憶手段に記憶さ
    れている前記設定情報に従った画像形成処理を実行する
    制御手段と、 を具備することを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記バーコードをロー
    ル紙に記録するときに、前記記録ヘッドの動作を制御し
    て、前記バーコードの画像と共に前記設定情報の内容を
    表す文字の画像を当該ロール紙に形成させることを特徴
    とする請求項3記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 ホストコンピュータから送られた画像デ
    ータを記憶する外部記憶手段と、前記外部記憶手段に記
    憶された前記画像データに基づいて画像を記録媒体に形
    成する画像形成手段とを有する画像形成装置において、 前記ホストコンピュータから送られた前記画像データに
    符号情報を割り付けると共に、前記符号情報を前記画像
    データと関連付けて前記外部記憶手段に記憶させる符号
    割付手段と、 前記符号情報についての画像が所定の位置に形成された
    記録媒体について前記符号情報を光学的に検出する符号
    検出手段と、 前記符号検出手段で検出された前記符号情報を前記外部
    記憶手段に記憶された前記符号情報の中から検索する符
    号検索手段と、 前記画像データを登録する旨の所定の指示が入力された
    後、前記ホストコンピュータから前記画像データが送ら
    れたときに、前記符号割付手段を制御すると共に、前記
    画像データ及び前記符号情報を前記外部記憶手段から読
    み出し、前記画像形成手段を制御して、前記画像データ
    についての画像及び前記符号情報についての画像を記録
    媒体に形成させ、且つ、前記画像データを出力する旨の
    所定の指示が入力された後、前記符号検出手段から前記
    符号情報が送られたときに、前記符号検索手段を制御す
    ると共に、前記符号検索手段で検索された前記符号情報
    に基づいてそれに関連付けられた前記画像データを前記
    外部記憶手段から読み出し、前記画像形成手段を制御し
    て、前記画像データについての画像を記録媒体に形成さ
    せる制御手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記符号情報についての画像はバーコー
    ドの画像であり、前記符号検出手段はバーコードリーダ
    であることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記符号検出手段は、検出した前記符号
    情報を記憶するバックアップ用の記憶手段と補助電源と
    を有し、本体に着脱自在に構成されていることを特徴と
    する請求項5又は6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記符号検出手段として、記録媒体の幅
    を検出する幅検出手段を用いたことを特徴とする請求項
    5記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004181953A (ja) * 2002-11-21 2004-07-02 Hewlett-Packard Development Co Lp データを印刷し、メモリタグへデータを書き込むとともに、メモリタグからデータを読み取るための装置とその方法
CN103246540A (zh) * 2013-05-23 2013-08-14 福建伊时代信息科技股份有限公司 应用程序更新方法和装置

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