JPH11115253A - 広幅印刷モードを有するマルチヘッドプリンタ - Google Patents

広幅印刷モードを有するマルチヘッドプリンタ

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JPH11115253A
JPH11115253A JP10213265A JP21326598A JPH11115253A JP H11115253 A JPH11115253 A JP H11115253A JP 10213265 A JP10213265 A JP 10213265A JP 21326598 A JP21326598 A JP 21326598A JP H11115253 A JPH11115253 A JP H11115253A
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Akitoshi Yamada
顕季 山田
Hiromitsu Hirabayashi
弘光 平林
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/54Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements

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  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】少なくとも広幅印刷モードと標準幅印刷モード
とを有するマルチヘッドプリンタおよびこのプリンタ用
のドライバを提供する。 【解決手段】第1、第2のプリントヘッドA,Bが第1
の横方向の印刷域42を印刷でき、第2のプリントヘッ
ドのみが、より幅の広い第2の横方向の印刷域44の一
部を印刷できるように横方向に相互にずらして配置し、
標準幅印刷モードでは、第1の横方向の印刷域内でオー
バーラップした印刷を第1、第2のプリントヘッドが実
行でき、幅印刷モードでは、第2のプリントヘッドのみ
の印刷が可能で、第1、第2のプリントヘッドによる部
分的にオーバーラップした広幅印刷モードを追加でき
る。このモードでは、第2のプリントヘッドが主に第2
の横方向の印刷域を印刷する。第1、第2のプリントヘ
ッドの種類、色性能などに基づいて使用可能な印刷モー
ドを決定し、プリントアウトを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のプリントヘ
ッドを有するインクジェットまたはバブルジェットプリ
ンタに関し、特に、広幅印刷モードおよび標準幅印刷モ
ードの提供を含む、それらのプリンタに複数の印刷モー
ドを提供することに関する。
【0002】
【従来の技術】最近開発されたインクジェットまたはバ
ブルジェットプリンタ(両者を一括して「インクジェッ
トプリンタ」と称する)には、2つまたは3つ等の複数
のインクジェットプリントヘッドが搭載されている。こ
れらの複数のプリントヘッドは、共通のキャリッジに装
着されてはいても独立した動作が可能で、全体の印刷時
間を短縮させたり(複数のプリントヘッドによりオーバ
ラップさせて印刷することにより)、全体のインク容量
を増やしたり(それぞれのプリントヘッドのインクリザ
ーバに異なる色のインクを充填することにより)する能
力を有する。
【0003】図1に、複数のプリントヘッドを有する従
来のインクジェットプリンタを概略的に示す。図1に
は、2つのプリントヘッド、すなわちプリントヘッドA
およびプリントヘッドBを有するインクジェットプリン
タ10が示されている。これらのプリントヘッドは、実
線で示した位置と点線で示した位置の間で記録媒体の支
持表面を横断して横方向に往復運動するように装着され
る。プリントヘッドAは領域11の範囲内に、プリント
ヘッドBは領域12の範囲内に印刷することができ、領
域13では、プリントヘッドAおよびプリントヘッドB
の両方が、完全にオーバーラップした関係で印刷するこ
とができる。これらの領域はすべて、標準A−4サイズ
の横幅、または標準8 1/2×11インチの横幅に相当す
る。したがって、用紙ベース位置14に合わせて装填さ
れた記録材料は、プリンタ10の非表示の供給手段によ
って前方に送られたときに、プリントヘッドA、または
プリントヘッドB、または完全にオーバーラップしたモ
ードでプリントヘッドAおよびBによって印刷される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願の発明者は、プリ
ントヘッドAおよびBを横方向に往復運動させて、領域
11、12および13に印刷するためには、プリントヘ
ッドAは、領域15全体を走査できなければならず、プ
リントヘッドBは、領域16全体を走査できなければな
らないことに着目した。走査領域16の幅は、標準幅記
録媒体の印刷可能領域(すなわち領域11、12および
13)の幅よりも広い。ヘッドBの追加の走査幅(すな
わち16a)には印刷が行われず、本質的に無駄にな
る。
【0005】本発明の目的は、無駄になっているプリン
トヘッドの走査領域を異なる様々なプリントヘッド構成
において利用することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一態様において、本発明
は、1つのプリントヘッド(前記例ではプリントヘッド
B)のみを使用して広幅の記録媒体(A−3または11
×17インチ用紙など)上に印刷を行う追加の印刷モー
ドを提供する。より具体的には、両方のプリントヘッド
による、完全にまたは部分的にオーバーラップした印刷
を標準的な幅の領域に実行する標準幅印刷モードに加え
て、本発明は、1つのプリントヘッドのみによってより
広い幅の印刷を実施する広幅印刷モードを提供する。
【0007】前記構造によって、本発明は、これまで標
準幅に制限されていたプリンタに広幅印刷能力を提供す
ることができる。この広幅印刷能力は、プリンタ全体の
接地面積を大幅に増大させることなく提供される。具体
的に言うと、マルチヘッドプリンタは、1つのプリント
ヘッドの追加の走査幅を収容できる大きさを既に有して
いるので、より幅の広いフォーマットの記録媒体をさら
に収容するのにプリンタ全体の大きさを増大させる必要
がない。したがって、より幅の広いフォーマットの記録
媒体を収容できるようにしても、プリンタ全体の接地面
積は実質的に変化しない。
【0008】プリントヘッドAおよびプリントヘッドB
のそれぞれのインクリザーバに異なる色のインクを提供
すると、本発明の利点をさらに大きいものにすることが
できる。例えば、従来のマルチヘッドプリンタでは、プ
リントヘッドBにブラックインクのみを充填し、プリン
トヘッドAには、シアン、マゼンタおよびイエローのイ
ンクを充填する。このプリンタに本発明を組み込むと、
標準幅での4色カラー印刷を維持しながら、一般には、
4色印刷を通常必要としない用紙である、より幅の広い
フォーマットの印刷媒体に、これまで得られなかったブ
ラック単色での印刷能力が提供される。
【0009】本発明の追加の態様によれば、装着されて
いるプリントヘッドの種類(例えば、ブラック単色プリ
ントヘッドまたは4色プリントヘッド)などのヘッド構
成を検知する検知手段、および給紙経路にある記録媒体
の幅を検出する検出手段が提供される。プリンタの制御
機構が、検知したプリントヘッド構成に基づいて最も適
当な印刷モードを自動的に選択する。所望であれば、検
出した印刷媒体の幅に基づいてモードを選択することも
可能である。代替の方法として、検知したプリントヘッ
ド構成および/または検出した印刷媒体の幅を、双方向
インタフェースを介して印刷データの送信元であるホス
トコンピュータに転送することもできる。ホストコンピ
ュータは、(1)双方向インタフェースを介して受け取
ったデータに基づいて最も適当な印刷モードを自動的に
選択するか、または(2)色内容またはページ幅などの
印刷データの特性に基づいて最も適当な印刷モードを自
動的に選択するか、(3)最も適当な印刷モードの選択
をユーザに委ねるか、(4)以上の選択肢を組み合わ
せ、使用可能な印刷モードに基づいて最も適当な印刷モ
ードを選択するかすることができる。
【0010】本発明の他の態様は、2つのプリントヘッ
ドによるオーバーラップ印刷を提供する標準幅印刷モー
ド、および1つのプリントヘッドのみによる印刷を提供
する広幅印刷モードを有するマルチヘッドプリンタに印
刷データを出力する、ホストコンピュータの内部で実行
可能な印刷ドライバを含む。プリントヘッド構成および
/または印刷データ特性に基づいて、印刷ドライバは、
使用可能な印刷モードを決定する。次いで、印刷ドライ
バは、最も適当な印刷モードを自動的に選択するか、ま
たは印刷モードの選択をユーザに委ねる。その後、印刷
データが、選択された印刷モードとともにプリンタに送
られ、選択されたモードで印刷データのプリントアウト
が実行される。
【0011】本発明の本質を素早く理解できるように以
上の本発明の概要を示した。添付の図面とともに、以下
の好ましい実施形態の詳細な説明を参照することによっ
て、本発明をより完全に理解することができよう。
【0012】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の他の態様に基づ
く印刷ドライバを組み込んだ代表的なコンピュータ装置
に接続された代表的なプリンタ30の外観を示す図であ
る。図2には、Microsoft Windows
(登録商標)などのウィンドウ機能オペレーティングシ
ステムを有するIBM PCまたはIBM PC互換コ
ンピュータなどのコンピュータ装置20が示されてい
る。コンピュータ装置20には、コンピュータ装置20
がユーザに対して画像を表示する表示画面22を有する
ディスプレイモニタ23が設けられる。コンピュータ装
置20にはさらに、取り外し可能なフロッピーディスク
を読み書きできるフロッピーディスクドライブ24、デ
ータファイルおよびアプリケーションプログラムファイ
ルを記憶する固定ディスクドライブ25、テキストデー
タの入力および表示画面22に表示されたオブジェクト
の操作を可能にするキーボード26、ならびに表示画面
22上のオブジェクトの操作を可能にするマウスなどの
ポインティングデバイス27が設けられる。
【0013】コンピュータ装置20には、カラー画像デ
ータファイル、およびコンピュータ装置20を動作させ
るプログラム命令シーケンスを含むファイルなどのその
他のファイルを送受するためのローカルエリアネットワ
ークへの接続またはインタフェース、あるいはファクシ
ミリ/モデム/電話へのインタフェースなどのその他の
接続を設けることもできる。
【0014】プリンタ30は、複数(この例では2つ)
のプリントヘッドを含むカラーインクジェットプリンタ
であり、コンピュータ装置20にインタフェースされ
る。コンピュータ装置20とプリンタ30との間のイン
タフェースには、赤外線インタフェースや標準プリンタ
インタフェースなど、様々なものを使用できるが、この
図のインタフェースは、IEEE1284双方向インタ
フェースまたはセントロニクスインタフェースとなって
いる。プリンタ30は、複数の色のそれぞれの色のグル
ープごとに垂直に整列した複数のインク噴射ノズルをそ
れぞれが有する一対のインクジェットプリントヘッドを
含む。これについては後により詳細に述べる。
【0015】オペレータの命令に従って、ウィンドウ機
能オペレーティングシステムの制御の下で、グラフィッ
クスアプリケーションプログラム、描画アプリケーショ
ンプログラム、デスクトップパブリッシングアプリケー
ションプログラムなどの記憶アプリケーションプログラ
ムが選択的に起動され、データの処理および操作を実行
する。オペレータの命令に従って、これらの記憶アプリ
ケーションプログラムに基づいて、モニタ23に画像を
表示するコマンド、およびモニタ23に現れた画像をプ
リンタ30で印刷するコマンドが発行される。
【0016】図3に、プリンタ30の拡大透視図を示
す。図3には、記録媒体の支持表面(図示せず)を横断
して矢印lの方向に横往復運動するように装着された第
1のプリントヘッドAおよび第2のプリントヘッドBが
示されている。それぞれのプリントヘッドは、プリント
ヘッドの印刷ノズルによって噴射されるインクを供給す
るインクリザーバを担持する。図3の実施形態では、そ
れぞれのプリントヘッドが、ブラックインクリザーバ、
およびシアン−マゼンタ−イエロー(CMY)組合せイ
ンクリザーバの2つのインクジェットリザーバを担持す
る。図3には、プリントヘッドBの2つのインクリザー
バがそれぞれ、28aおよび28bとして示されてい
る。これらのプリントヘッドが同一の構成である必要は
なく、プリントヘッドBをブラックインクのみ、プリン
トヘッドAをCMYインクのみとするなど、異なる構成
とすることもできることを理解されたい。機械的キーセ
ンサなどの非表示の検知手段が、プリントヘッドの種
類、および位置AおよびBに装着されたインクリザーバ
のインクの色を検知する。インクリザーバが、それぞれ
のプリントヘッドに担持される必要は必ずしもなく、ヘ
ッドから離して装着された遠隔インクリザーバからたわ
み管を通してインクを供給することもできる。
【0017】動作時、紙などの標準幅の記録媒体が、供
給トレー29aから、ヘッドAおよびBを通る供給経路
を介して供給され、印刷されて、排出トレー29bに排
出される。広幅の記録媒体は、供給トレー29aから供
給することもできるが、プリンタ30の背後の手動供給
口(図4に示す)から供給するほうが好ましい。光セン
サアレイなどの検出手段(図4に示す)が紙幅を検出
し、記録媒体が、例えばA−4、8 1/2×11、A−
3、または11×17用紙のいずれであるかが判定され
る。
【0018】図4に、プリンタ30の二連プリントヘッ
ドの構成の概略図を示す。それぞれがインクリザーバを
担持するプリントヘッドAおよびBが、ガイドレール3
4上を往復横運動するようにキャリッジ33に装着され
る。キャリッジ33は、ベルトなどの適当な駆動手段に
よってガイドレール34を横断して移動し、プリントヘ
ッドAおよびBを記録媒体の支持表面を横断して走査さ
せる。
【0019】プリントヘッドAとBの間にはキャリッジ
33上に固定された間隔が置かれる。この間隔は、許容
できるプリンタ接地面積を維持しながら、プリンタの最
も頻繁に予想される使用法に対して最も高速で最も効率
的な印刷を実現できるように設定されることが好まし
い。例えば、プリンタの最も頻繁に予想される使用法
が、広幅フォーマットの媒体(すなわちA3、297m
m幅)に対する二連ヘッドの部分オーバーラップ動作で
ある場合、最も高速で最も効率的な印刷は、前記間隔
を、その広幅の2分の1、すなわち1/2×297=1
48.5mmに設定することによって達成できるであろ
う。しかしこうすると、プリンタ接地面積が許容できな
いほどに大きくなる。図3に示したプリンタでは、最も
頻繁に予想されるプリンタの使用法が、通常、中央の1
22mm(約5インチ)の部分にのみ印刷物を含む標準
幅の媒体(すなわちA4、210mm幅)の部分オーバ
ーラップ印刷である。これらの状況では、許容できる小
さなプリンタ接地面積を与える1/2×122mm=6
1mmに間隔が設定される。
【0020】プリントヘッドAおよびBのノズルをイン
クが自由に流れるように、ノズルを清浄化する清浄ユニ
ット35が設けられる。清浄ユニットは、全ての大きさ
の記録媒体が印刷に備えて位置決めされる固定された用
紙ベース位置決め位置39によって画定された給紙経路
の外側にある。プリンタは、供給トレー29aから標準
幅のシートを供給する自動給紙装置36を含む。大きす
ぎて自動給紙装置が供給トレー29aから供給すること
ができない広幅の記録媒体を受け入れる手動給紙スロッ
ト38がプリンタ30の背後に設けられる。
【0021】キャリッジに装着されたヘッドの種類を検
知し、これによってヘッド構成を検出するために、機械
的キーインターロックなどの検知手段36がヘッドAお
よびBのそれぞれに設けられる。給紙経路に供給された
記録媒体の幅を検出するために、LED検出アレイなど
の検出手段37がプリンタ30の給紙経路に設けられ
る。
【0022】図4に示した構成では、ヘッドAの横方向
の走査幅が40に、ヘッドBの横方向の走査幅が41に
示されている。したがって、全ての幅の記録媒体が位置
決めされる用紙ベース位置決め位置39から測定したヘ
ッドAの印刷可能領域は42で、ヘッドBの印刷可能領
域は44で示される。したがって45は、完全にまたは
部分的にオーバーラップした関係でヘッドAおよびヘッ
ドBがともに印刷可能な領域であって、ヘッドAおよび
ヘッドBはともにこの領域全体を印刷できる。46は、
部分的にオーバーラップした関係でヘッドAおよびヘッ
ドBが印刷可能な領域であって、この領域の一部(左端
の部分)はヘッドBによってのみ印刷され、別の部分
(右端の部分)はヘッドAによってのみ印刷される。領
域45が、A−4記録媒体の幅(210mm)に一致
し、領域46が、A−3記録媒体の幅(297mm)に
一致することが好ましい。
【0023】図5に、プリントヘッドAおよびBそれぞ
れの印刷要素の構成を示す。図5に示すように、この印
刷要素は垂直に向いており、インクの色ごとにグループ
分けされて配置される。イエローインクには24個のノ
ズル、マゼンタインクには24個のノズル、シアンイン
クには24個のノズル、ブラックインクには64個のノ
ズルが設けられる。図5からわかるように、印刷要素は
垂直に配置されるか、または、矢印Aの方向にプリント
ヘッドが移動する間のノズルの高速連続噴射中に形成さ
れる垂直線に一致したわずかに傾斜した角度でほぼ垂直
に配置される。帯状に印刷するために、プリントヘッド
は、記録媒体を横断して水平に移動する。1本の帯は、
1回のプリントヘッドの走査で印刷される画素24行に
対応する。
【0024】図11に、印刷に使用できるヘッドの組合
せを示す。図11の右上すみには、プリンタ30の構成
が概略的に示されており、プリントヘッドA、B、キャ
リッジ33、清浄ユニット35、および固定の用紙位置
決め位置39の相対位置が示されている。図11の残り
の部分に示すように、広幅の記録媒体では、単一ヘッド
プリントアウト(ヘッドBのみによる)または部分的に
オーバーラップしたマルチヘッドプリントアウトが可能
である。標準幅の記録媒体では、単一ヘッドプリントア
ウト(ヘッドAまたはヘッドBによる)、部分的にオー
バーラップしたマルチヘッドプリントアウト、または完
全にオーバーラップしたマルチヘッドプリントアウトが
可能である。これらのヘッドの組合せが特定のヘッド構
成と結合して、後に説明する使用可能な印刷モードを決
定する。
【0025】図6は、コンピュータ装置20の内部構造
およびプリンタ30の内部構造を示す詳細ブロック図で
ある。図6に示すようにコンピュータ装置20は、コン
ピュータバス51にインタフェースしたプログラマブル
マイクロプロセッサなどの中央処理装置(CPU)50
を含む。コンピュータバス51にはさらに、ディスプレ
イ23にインタフェースされたディスプレイインタフェ
ース52、プリンタ30にインタフェースされたプリン
タインタフェース53、フロッピーディスク24にイン
タフェースされたフロッピーディスクドライブインタフ
ェース54、キーボード26にインタフェースされたキ
ーボードインタフェース55、およびポインティングデ
バイス27にインタフェースされたポインティングデバ
イスインタフェース56がインタフェースされる。
【0026】CPU50は、メモリ記憶装置へアクセス
するために、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの
メインメモリ57がコンピュータバス51にインタフェ
ースされる。具体的には、ディスク25に記憶されたア
プリケーションプログラムに関係した命令シーケンスな
どの記憶アプリケーションプログラムの命令シーケンス
を実行するときには、CPU50が、ディスク25(あ
るいは、ネットワークまたはフロッピーディスクドライ
ブ24を介してアクセスされる媒体などのその他の記憶
媒体)から、これらのアプリケーション命令シーケンス
をメインメモリ57にロードし、メインメモリからこれ
らの記憶プログラム命令シーケンスを実行する。
【0027】起動命令シーケンス、キーボード26の操
作用の基本入出力オペレーティングシステム(BIO
S)シーケンスなどの不変命令シーケンスを記憶するた
めにリードオンリーメモリ(ROM)58が設けられ
る。
【0028】図6に示し、また先に述べたように、固定
ディスク25には、ウィンドウ機能オペレーティングシ
ステムのプログラム命令シーケンスおよび、グラフィッ
クスアプリケーションプログラム、描画アプリケーショ
ンプログラム、デスクトップパブリッシングアプリケー
ションプログラムなどの様々なアプリケーションプログ
ラムのプログラム命令シーケンスが記憶される。固定デ
ィスク25にはさらに、指定のアプリケーションプログ
ラムの制御下でモニタ23に表示したり、またはプリン
タ30で印刷したりできるカラー画像ファイルが記憶さ
れる。固定ディスク25にはさらに、ディスプレイイン
タフェース52へRGB原色値を与える方法を制御する
カラーモニタドライバ、およびプリンタ30でのプリン
トアウト時にRGB原色値からCMYK色成分値を生成
し、これを、本発明に基づいて選択された印刷モードと
ともにプリンタインタフェース53に与える方法を制御
する印刷ドライバ59が記憶される。
【0029】ネットワーク装置、ファクシミリ装置など
のコンピュータ装置20に接続された様々な装置に適当
なシグナルを提供する他のデバイスドライバも、固定デ
ィスク25に記憶される。
【0030】通常、ディスク25に記憶されるアプリケ
ーションプログラムおよびドライバはまず、これらのプ
ログラムおよびドライバが最初に記憶されている他のコ
ンピュータ可読媒体からユーザによってディスク25に
インストールされる必要がある。例えば、本発明に基づ
くプリンタドライバのコピーが記憶されているフロッピ
ーディスク、またはCD−ROMなどのその他のコンピ
ュータ可読媒体を購入することはユーザが通常行ってい
ることである。次いでユーザは、プリンタドライバをデ
ィスク25にコピーする周知の方法で、プリンタドライ
バ59を固定ディスク25にインストールする。同時
に、ファイルサーバまたはコンピュータ方式の掲示板か
らダウンロードするなどによって、本発明に基づくプリ
ンタドライバを、非表示のモデムインタフェースまたは
非表示のネットワークを介してユーザがダウンロードす
ることも可能である。
【0031】図6に戻る。プリンタ30は、コンピュー
タバス61に接続された、V853シングルチップマイ
クロプロセッサなどのCPU60を含む。コンピュータ
バス61にはさらに、RAM62、ROM63、外部メ
モリインタフェース64、プリンタエンジンへのインタ
フェース65、パネルへのインタフェース66、および
コンピュータ20へのインタフェース67が接続され
る。RAM62は、プリンタ30の作業用記憶域から構
成され、具体的には、後により詳細に説明する印刷デー
タバッファ領域を含む。ROM63は、フォントデータ
を記憶するフォントROM、プリンタ30の制御に使用
するプログラム命令シーケンスを記憶するプログラムR
OM、およびプリンタの型番などの不変データから構成
される。外部メモリインタフェース64は、追加フォン
トまたは追加ランダムアクセスメモリをプリンタ30に
設定するカートリッジ70などの外部メモリカートリッ
ジにインタフェースする。インタフェース65は、プリ
ンタエンジン71にインタフェースする。これには、プ
リンタヘッドAおよびBへのインタフェース、キャリッ
ジ33の駆動手段へのインタフェース、清浄ユニット3
5へのインタフェース、ならびに、原稿供給セクション
へのインタフェース、およびプリンタのノズル制御回路
へのインタフェースなどの非表示のその他のインタフェ
ースが含まれる。パネルへのインタフェース66は、例
えば、プリンタの状態を表示するLCDディスプレイ、
オンライン/オフライン状態またはエラー状態を指示す
るLED、および、プリンタ30を設定したり、その他
の方法でプリンタ30とインタフェースする様々な制御
ボタンから構成されたパネル72へのインタフェースを
含む。インタフェース67は、コンピュータ20のプリ
ンタインタフェース53への相補的インタフェースを含
む。
【0032】CPU60、バス61、RAM62および
ROM63は全体で、プリンタ30の動作を制御する制
御手段を構成する。
【0033】図6では、プリンタ30の個々の構成要素
が相互に別々に示されているが、これらの構成要素の少
なくともいくつかが結合されることが好ましい。例え
ば、外部メモリインタフェース64、プリンタエンジン
へのインタフェース65、パネルへのインタフェース6
6、およびインタフェース67が全て単一のゲートアレ
イに結合されることが好ましい。前記ゲートアレイにさ
らに、CPU60、RAM62およびROM63を結合
し、いわゆるフォーインワンチップとすると最も好まし
い。このフォーインワンチップは、別のコンピュータバ
スに対してリードする必要をなくし、プリンタ30の制
御部分を製作するのに必要な相互接続の数を減少させ
る。
【0034】図10は、本発明の実施においてコンピュ
ータ20がプリンタ30と相互作用する方法を示す高位
機能ブロック図である。図10に示すように、ディスク
25に記憶された画像処理アプリケーションなどのアプ
リケーションプログラム75から発行された印刷命令に
応答して、ウィンドウ機能オペレーティングシステム7
6が、グラフィックス装置インタフェース呼出しをプリ
ンタドライバ59に発行する。本発明に基づいて、プリ
ンタドライバ59が、アプリケーション75からの印刷
命令に対応する印刷モードを選択し、印刷データを導き
出して、この印刷データを、印刷データバッファ77に
記憶する。その後、再び本発明に基づいて印刷ドライバ
59が、印刷データバッファ77から印刷データを得
て、この印刷データをプリンタ30に転送し、プリンタ
30がこれをプリントアウトする。
【0035】受信側では、ROM63に記憶されたプロ
グラムからなる制御ソフトウェア81の使用によって、
プリンタ30がこの印刷データを印刷ドライバ59から
受け取り、印刷データバッファ82にこれを記憶する。
印刷データバッファ82はRAM62にある。その後、
制御ソフトウェア81が、印刷データバッファ82に記
憶された印刷データを取り出し、解凍などの処理をし、
これをプリンタエンジン71に転送し、プリンタがプリ
ントアウトする。
【0036】図7に、プリンタ30の制御手段が、本発
明に基づく動作のための印刷モードを選択する処理のフ
ローチャートを示す。図7に示した処理は、ROM63
などのコンピュータ可読媒体上にコードとして記憶さ
れ、プリンタ30のCPU60によって実行される。
【0037】一般的に言えば、図7に示した処理は、プ
リンタ30のヘッド構成に基づいて印刷モードを選択す
るものである。所望であれば、記録媒体の検出幅に基づ
いて、または印刷品質に関する好みが設定されているか
否かに基づいて印刷モードを選択することもできる。印
刷品質に関して言うと、単一のヘッドで印刷が実行され
るときには印刷品質が一般に高くなることに留意すべき
である。これは、単一ヘッドでの印刷では、起こりうる
不良位置合せ、または複数のプリントヘッド間の密度の
不整合などのその他の不整合によって印刷品質が悪影響
を受けないことが保証されているためである。したがっ
て例えば、プリントヘッドAのノズルが、プリントヘッ
ドBの対応するノズルに対して垂直方向に位置がずれて
いる場合には、プリントヘッドAによって実行された印
刷出力も同様に、プリントヘッドBによって生成された
印刷出力に対して位置がずれる。本発明の発明者によっ
て提出された「Print Driver With An Auto-Alignment
Function」という名称の米国出願第08/901560
号には、このような不良位置合せを検出し補償する方法
が記載されている。しかし一般に、不良位置合せを、印
刷エレメントの±1/2未満に補償することは困難であ
る。このような不良位置合せは、印刷出力の中の垂直の
段差として現れる。印刷が、単一プリントヘッドのみに
よる印刷に限定される場合にはこれは完全に回避され
る。
【0038】図7について説明する。ステップS701
で、検知手段36を読み出すことによってヘッド構成を
得る。具体的にはステップS701で検知手段36を読
み、それぞれの印刷位置AおよびBに装着されているプ
リントヘッドの種類を判定する。例えば、それぞれの印
刷位置に、全ブラック印刷カートリッジ、3色(CM
Y)印刷カートリッジ、4色(CMYK)印刷カートリ
ッジ、または写真印刷カートリッジが装着されている場
合などがある。(写真印刷カートリッジとは、選択でき
るインクを増やし、写真のようにリアルな印刷出力を生
み出すために、通常より低い密度のインクを有する印刷
カートリッジを指す。)その他に、特定の印刷位置に印
刷カートリッジが全く装着されていない場合、または特
定の印刷位置に装着された印刷カートリッジが、インク
切れやその他の機能異常のために適正に機能しない場合
などもあり得る。どんなものであれステップS701で
プリントヘッド構成を得た後、ステップS702に進
み、使用可能な印刷モードを決定する。
【0039】具体的には、ステップS702で、プリン
タヘッド構成に基づいて使用可能な印刷モードを決定す
る。「使用可能な印刷モード」とは、プリントヘッドの
構成、および図11に示したプリントヘッドの組合せに
基づいて可能な印刷モードを指す。例えば、プリントヘ
ッドAが3色プリントヘッド、プリントヘッドBがブラ
ック専用プリントヘッドである場合には、使用可能な印
刷モードとして、単一ヘッドまたはマルチヘッドの標準
幅白黒プリントアウト、標準幅のマルチヘッドカラープ
リントアウト、および広幅の単一ヘッド白黒プリントア
ウトが含まれる。これに対して、ヘッドAを4色プリン
トヘッドに置き換えると、使用可能な印刷モードにはさ
らに、広幅マルチヘッド白黒プリントアウトが含まれ
る。ヘッドBおよびAそれぞれのいくつかの一般的なヘ
ッド構成に基づく使用可能な印刷モードを以下の表1に
示す。
【0040】
【表1】
【0041】ステップS703ないしS706に進む。
ここでは、使用可能な印刷モードのうちの1つの印刷モ
ードが制御手段によって自動的に選択される。選択は、
記録媒体の検出幅に基づいてもよいし、または印刷品質
に関する好みが設定されているか否かに基づいてもよい
し、この両方に基づいてもよい。媒体の検出幅に基づい
て選択を実施したい場合には、ステップS703で、検
出手段37に参照することによって記録媒体の幅を検出
する。次いでステップS704に進み、印刷品質の好み
がユーザによって設定されているか否かを判定する。印
刷品質の好みは一般に、プリンタ30の表面の手動操作
スイッチによって、またはプリンタのコントロールパネ
ルを用いたユーザとの対話によって設定することができ
る。印刷品質の好みには、「高品質」、「高速」または
「自動選択」の中からの選択を含めることができる。印
刷品質の好みが設定されているか否かに基づいて、ステ
ップS705またはステップS706のいずれかに進
む。
【0042】印刷品質の好みが設定されている場合に
は、ステップS705で、使用可能な印刷モードの中か
ら印刷品質の好みに基づいて印刷モードを選択する。一
方、印刷品質の好みが設定されていない場合にはステッ
プS706に進み、検出された記録媒体の幅で使用可能
な印刷モードに基づいて最も高速な印刷モードが選択さ
れる。いずれの場合も次にステップS707に進み、選
択された印刷モードでプリンタ30が印刷を実行する。
【0043】図8に、本発明に基づくプリンタドライバ
の処理のフローチャートを示す。処理ステップS803
ないしS808は、ディスク25などのコンピュータ可
読媒体にコードとして記憶され、ホストコンピュータ2
0のCPU50によって実行される。
【0044】一般的に言えば、図8に示した処理は、相
互に側方に間隔をあけた複数のプリントヘッドを有する
インクジェットプリンタによって印刷画像をプリントア
ウトするための印刷モードを設定するのにホストコンピ
ュータ内のプリンタドライバが実行可能な処理段階であ
る。このプリンタは、第1の横方向の印刷域内で、第1
および第2の両方のプリントヘッドによるオーバーラッ
プしたプリントアウトを行う標準幅印刷モード、および
より幅の広い第2の横方向の印刷域内で、1つのプリン
トヘッドのみによるプリントアウトを行う広幅印刷モー
ドを少なくとも含む複数の印刷モードを含む。これらの
処理段階では、プリンタヘッド構成に基づいて使用可能
な印刷モードを決定し、使用可能な印刷モードの中か
ら、色内容および所望の印刷幅などの印刷データの特性
に基づいて1つの印刷モードを自動的に選択する。代わ
りに、使用可能な印刷モードを表示して、使用可能な印
刷モードのうちの1つをユーザが選択できるようにして
もよい。その後、印刷データおよび選択された印刷モー
ドがプリンタに転送され、プリンタによってプリントア
ウトされる。
【0045】より詳細に説明する。ステップS801
で、プリンタ30が、ステップS701と同様の方法で
プリントヘッド構成を得て、ステップS802で、プリ
ンタ30が、双方向インタフェースを介してホストコン
ピュータ20にヘッド構成を転送する。ステップS80
3で、ホストコンピュータ20が使用可能な印刷モード
を決定する。処理が、プリンタ30ではなくホストコン
ピュータ20で実行されることを除き、ステップS80
3の処理はステップS702のそれと同一である。
【0046】ステップS804に進み、ホストコンピュ
ータ20が、使用可能な印刷モードの中から印刷モード
を選択することをユーザにプロンプトを出すか、または
印刷データの特性に基づいて印刷モードを自動的に選択
するかを決定する。自動選択にしたい場合には、ステッ
プS805に進み、ホストコンピュータ20が印刷デー
タの特性を調査する。具体的に言うと、印刷データの特
性には、印刷データの色内容および印刷データの所望の
プリントアウト幅が含まれる。「色内容」とは例えば、
印刷データが、白黒印刷データであるのか、フルカラー
印刷データであるのか、または写真品質の印刷データで
あるのかといったことを指す。印刷データの特性に基づ
いて、ステップS806で、使用可能な印刷モードの中
からプリンタが使用する印刷モードを1つ選択する。ス
テップS808に進み、ホストコンピュータ20が、印
刷データおよび選択した印刷モードをプリンタ30に送
信する。次いで、選択した印刷モードに基づいてプリン
タ30がデータを印刷する(ステップS809)。
【0047】一方、ステップS804でユーザ選択にし
たい場合にはステップS807に進み、使用可能な印刷
モードの中から印刷モードを1つ選択するようにユーザ
にプロンプトを出す。図9に、適当なグラフィカルユー
ザインタフェースを示す。これによって、使用可能な表
示モードの中から表示モードを1つ選択するようにユー
ザにプロンプトを出す。図9に示すように、ユーザが選
択できるように全ての使用可能な印刷モードが表示さ
れ、さらに、印刷幅、品質および色に関する様々なオプ
ションがユーザに示される。これらのオプションを全て
「自動選択」にした場合には、最も広範な使用可能印刷
モードがユーザに示される。一方、特定の幅、品質、ま
たは色内容を選択することによって、ユーザは、使用可
能な印刷モードの選択を狭めることができる。これは、
所望の印刷出力に対して最適な印刷モードをユーザが選
択する手助けとなる。所望の選択を完了したときには、
ユーザが「印刷」ボタンを選択し、選択の確認をホスト
コンピュータ20に示す。
【0048】ユーザによる使用可能な印刷モードの選択
を受け取った後、ステップS808およびS809に戻
り、印刷データおよび選択された印刷モードをプリンタ
に送信し、プリンタがこれをプリントアウトする。
【0049】図4に関して先に述べたように、プリンタ
の接地面積は、ヘッドAとヘッドBの間のヘッド間隔の
影響を受ける。図12は、固定の用紙位置決めガイド3
9とプリントヘッド清浄機構35の相対的な配置によっ
てプリンタの接地面積がさらにどのような影響を受ける
かを示す図である。図12に、位置決めガイド39およ
び清浄機構35の位置の4つの可能な組合せ、すなわち
左/左、左/右、右/左、および右/右を示す。全ての
組合せにおいて、キャリッジ33およびヘッドA、Bの
ホームポジションが実線で、キャリッジおよびヘッドの
最遠走査位置が点線で示されている。(「最遠走査位
置」は、標準幅の記録媒体で完全にオーバーラップした
印刷を可能とするのにキャリッジおよびヘッドが移動し
なければならない位置を意味する。)一番下の組合せ
(右/右)は、図4に示した組合せと同じものである。
この組合せでは、キャリッジ33の左側のヘッドがワイ
ドモード(A3)ヘッドとなり、最遠走査位置は点線で
示すようになる。これらの全体的な効果によって、小さ
な接地面積を有するプリンタが得られる。
【0050】同様に、一番上の組合せ(左/左)では、
右側のヘッドがワイドモードヘッドとなり、最遠走査位
置は点線で示すようになる。全体の接地面積はやはり小
さくなる。
【0051】しかし、左/右の組合せでは、ワイドモー
ドのプリントヘッドが、左ヘッドまたは右のヘッドいず
れかとなり、最遠走査位置は点線で示すようになる。全
体の接地面積は大きくなる。右/左の組合せでも同様
に、接地面積は大きくなる。したがって、清浄機構35
と固定の用紙位置決めガイド39がプリンタの同じ側に
配置され、清浄機構が給紙経路の外側に位置する場合に
は、全体のプリンタ接地面積が小さくなることが分か
る。さらに、印刷の均一性の点からは、ワイドモードの
プリントヘッドが固定の用紙位置の反対側にあることが
好ましい。
【0052】いくつかの変更を、本発明の教示から逸脱
することなく前述のシステムに適用することができるこ
とを強調しておく。特に、本開示に含まれる全ての事
項、または添付図面に示された全ての事項は、例示のた
めのものであると解釈すべきであり、限定のためのもの
であると解釈してはならない。本発明の範囲は、添付の
請求の範囲に基づいて決定されるものである。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、無駄に
なっているプリントヘッドの走査領域を異なる様々なプ
リントヘッド構成において利用できる。
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のマルチヘッドプリンタのプリントヘッド
の構成を示す図である。
【図2】本発明に基づく代表的プリンタおよび代表的コ
ンピュータ装置の外観を示す透視図である。
【図3】本発明に基づくプリンタの拡大透視図である。
【図4】本発明に基づくマルチヘッドプリンタのヘッド
構成を説明する図である。
【図5】プリントヘッド内部の印刷要素(ノズル)の構
成を示す図である。
【図6】図2に示したコンピュータ装置およびプリンタ
の内部構造を示す詳細ブロック図である。
【図7】プリンタ内部の印刷モード選択を説明するフロ
ーチャートである。
【図8】印刷ドライバおよびその内部の印刷モード選択
を説明するフローチャートである。
【図9】印刷モードをユーザが選択することを求めるプ
ロンプトの代表例を示す図である。
【図10】ホストコンピュータとプリンタの間の相互作
用の高レベル機能ブロック図である。
【図11】本発明に基づくプリンタでの印刷に使用可能
なヘッドの組合せを説明するための図である。
【図12】固定された用紙位置決め位置とプリントヘッ
ドの清浄/保守機構との相対配置によってプリンタの接
地面積がどのような影響を受けるかを説明するための図
である。
【符号の説明】
A プリントヘッド B プリントヘッド 10 インクジェットプリンタ 11 ヘッドAの印刷可能域 12 ヘッドBの印刷可能域 13 ヘッドAおよびヘッドBがともに印刷可能な領域 14 用紙ベース位置 15 ヘッドAの走査域 16 ヘッドBの走査域 16a 無駄となるヘッドBの走査域 20 コンピュータ装置 22 表示画面 23 ディスプレイモニタ 24 フロッピーディスクドライブ 25 固定ディスクドライブ 26 キーボード 27 ポインティングデバイス 28a インクリザーバ 28b インクリザーバ 29a 供給トレー 29b 排出トレー 30 プリンタ 33 キャリッジ 34 ガイドレール 35 清浄ユニット 36 自動給紙装置 37 検出手段 38 手動給紙スロット 39 用紙ベース位置決め位置 40 ヘッドAの走査域 41 ヘッドBの走査域 42 ヘッドAの印刷可能域 44 ヘッドBの印刷可能域 45 ヘッドAおよびヘッドBがともに印刷可能な領域 46 ヘッドAおよびヘッドBで印刷可能な領域 50 中央処理装置(CPU) 51 コンピュータバス 52 ディスプレイインタフェース 53 プリンタインタフェース 54 フロッピーディスクドライブインタフェース 55 キーボードインタフェース 56 ポインティングデバイスインタフェース 57 メインメモリ(RAM) 58 ROM 59 印刷ドライバ 60 CPU 61 コンピュータバス 62 RAM 63 ROM 64 外部メモリインタフェース 65 プリンタエンジンへのインタフェース 66 パネルへのインタフェース 67 コンピュータ20へのインタフェース 70 外部メモリカートリッジ 71 プリンタエンジン 75 アプリケーションプログラム 76 オペレーティングシステム 77 印刷データバッファ 81 制御ソフトウェア 82 印刷データバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平林 弘光 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92626, コスタメサ レッドヒル アベ ニュー 3191 キヤノン ビジネス マシ ーンズ,インコーポレイテッド内

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広幅印刷モードおよび標準幅印刷モード
    を有するマルチヘッドプリンタにおいて、 記録媒体の支持表面を横断して横方向に往復運動するよ
    うに装着され、第1の横方向の印刷域が、前記第1およ
    び第2のプリントヘッドの両方によって印刷可能であ
    り、より幅の広い第2の横方向の印刷域の一部分が、前
    記第2のプリントヘッドによっては印刷可能であるが、
    前記第1のプリントヘッドによっては印刷不可能である
    ように横方向に相互にずらして配置された少なくとも第
    1および第2のプリントヘッドを有し、 第1の横方向の印刷域に、前記第1および第2の両方の
    プリントヘッドによりオーバーラップさせて印刷する標
    準幅印刷モードと、 前記第1のプリントヘッドによらず、前記第2のプリン
    トヘッドのみにより印刷する広幅印刷モードとを含むマ
    ルチヘッドプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ヘッドが、通常予想される印刷物の
    幅の約2分の1に相当する距離だけ横方向にずれている
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチヘッドプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2のプリントヘッドが
    約61mmだけずれていることを特徴とする請求項2に
    記載のマルチヘッドプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記第1および前記第2のプリントヘッ
    ドによりオーバーラップさせて印刷するマルチヘッド広
    幅印刷モードをさらに含み、前記第1のプリントヘッド
    が主に、前記第1の横方向の印刷域に印刷し、前記第2
    のプリントヘッドが主に、前記第2の横方向の印刷域に
    印刷することを特徴とする請求項1に記載のマルチヘッ
    ドプリンタ。
  5. 【請求項5】 印刷データおよびモード選択コマンドを
    ホストコンピュータから受け取る双方向インタフェース
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のマルチ
    ヘッドプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記プリンタのプリントヘッド構成を検
    知する検知手段をさらに含み、前記プリンタが、検知さ
    れたプリントヘッド構成を前記ホストコンピュータに与
    えるように適合され、これによって、モード選択を、プ
    リントヘッド構成によって決定された使用可能なモード
    の選択に基づいて行われることを特徴とする請求項5に
    記載のマルチヘッドプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記ホストコンピュータが、印刷データ
    の印刷特性を得るように適合され、さらに、印刷データ
    の印刷特性に基づいた使用可能な印刷モードからモード
    を選択するように適合されることを特徴とする請求項5
    に記載のマルチヘッドプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記ホストコンピュータが、前記ヘッド
    構成から決定された使用可能な印刷モードから印刷モー
    ドを選択するようユーザにプロンプトを出すように適合
    されることを特徴とする請求項5に記載のマルチヘッド
    プリンタ。
  9. 【請求項9】 ヘッド構成を検知する検知手段と、検知
    したヘッド構成に基づいて印刷モードを自動選択する制
    御手段とをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載
    のマルチヘッドプリンタ。
  10. 【請求項10】 前記プリンタに挿入された記録媒体の
    幅を検出する検出手段と、検出した幅に基づいて印刷モ
    ードを自動選択する制御手段とをさらに含むことを特徴
    とする請求項1に記載のマルチヘッドプリンタ。
  11. 【請求項11】 広幅および標準幅の記録媒体を位置決
    めすることができる固定の位置決めガイドをさらに含
    み、第1および第2の両方の横方向の印刷域の1端が、
    前記位置決めガイドによって決定されることを特徴とす
    る請求項1に記載のマルチヘッドプリンタ。
  12. 【請求項12】 前記位置決めガイドが記録媒体の給紙
    経路を画定し、記録媒体の給紙経路の外側に位置する清
    浄機構をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載
    のマルチヘッドプリンタ。
  13. 【請求項13】 前記清浄機構および前記位置決めガイ
    ドが、プリンタの共通の端部に配置されることを特徴と
    する請求項12に記載のマルチヘッドプリンタ。
  14. 【請求項14】 第2のプリントヘッドは、前記位置決
    めガイドが配置された側とは反対の側に配置されること
    を特徴とする請求項12に記載のマルチヘッドプリン
    タ。
  15. 【請求項15】 記録媒体の支持表面を横断して横方向
    に往復運動するように装着され、第1の横方向の印刷域
    が、前記第1および第2のプリントヘッドの両方によっ
    て印刷可能であり、より幅の広い第2の横方向の印刷域
    の一部分が、前記第2のプリントヘッドによっては印刷
    可能であるが、前記第1のプリントヘッドによっては印
    刷不可能であるように横方向に相互にずらして配置され
    た少なくとも第1および第2のプリントヘッドを有し、
    第1の横方向の印刷域に、前記第1および第2の両方の
    プリントヘッドによりオーバーラップさせて印刷する標
    準幅印刷モードと、前記第1のプリントヘッドによら
    ず、前記第2のプリントヘッドのみにより第2の横方向
    の印刷域に印刷する広幅印刷モードとを含むマルチヘッ
    ドプリンタ用の印刷方法において、 第1および第2のプリントヘッドのヘッド構成を検出す
    る工程と、 検出したヘッドヘッド構成に基づいて使用可能な印刷モ
    ードを決定する工程と、 使用可能な印刷モードの1つを選択する工程と、 選択した印刷モードに基づいて印刷データを印刷する工
    程とを含むことを特徴とする印刷方法。
  16. 【請求項16】 前記選択工程において、前記マルチヘ
    ッドプリンタの制御手段が使用可能な印刷モードから自
    動的に選択することを特徴とする請求項15に記載の印
    刷方法。
  17. 【請求項17】 前記プリンタに挿入された記録媒体の
    幅を検出する工程をさらに含み、前記制御手段が、検出
    された幅に基づいて印刷モードを選択することを特徴と
    する請求項16に記載の印刷方法。
  18. 【請求項18】 印刷データの送信元であるホストコン
    ピュータが印刷モードを選択することを特徴とする請求
    項15に記載の印刷方法。
  19. 【請求項19】 前記ホストコンピュータが、印刷デー
    タの印刷特性に基づいて印刷モードを選択することを特
    徴とする請求項18に記載の印刷方法。
  20. 【請求項20】 前記ホストコンピュータが、使用可能
    な印刷モードの表示に基づいて印刷モードを選択するよ
    うにユーザにプロンプトを出すことを特徴とする請求項
    18に記載の印刷方法。
  21. 【請求項21】 記録媒体の支持表面を横断して横方向
    に往復運動するように装着され、第1の横方向の印刷域
    が、前記第1および第2のプリントヘッドの両方によっ
    て印刷可能であり、より幅の広い第2の横方向の印刷域
    の一部分が、前記第2のプリントヘッドによっては印刷
    可能であるが、前記第1のプリントヘッドによっては印
    刷不可能であるように横方向に相互に間隔をあけて配置
    された少なくとも第1および第2のプリントヘッドを有
    し、第1の横方向の印刷域に、前記第1および第2の両
    方のプリントヘッドによりオーバーラップさせて印刷す
    る標準幅印刷モードと、前記第1のプリントヘッドによ
    らず、前記第2のプリントヘッドのみにより第2の横方
    向の印刷域に印刷する広幅印刷モードとを含むマルチヘ
    ッドプリンタの印刷モードを選択するための、ホストコ
    ンピュータの内部で実行可能な印刷ドライバにおいて、 前記マルチヘッドプリンタのヘッド構成に基づいて使用
    可能な印刷モードを決定し、 使用可能な印刷モードの中から印刷モードを選択し、 印刷データおよび選択された印刷モードを前記マルチヘ
    ッドプリンタに送信してプリントアウトさせる印刷ドラ
    イバ。
  22. 【請求項22】 印刷モードの選択が、印刷データの特
    性に基づいて自動的に行われることを特徴とする請求項
    21に記載の印刷ドライバ。
  23. 【請求項23】 印刷データの特性が、色特性および幅
    特性を含むことを特徴とする請求項22に記載の印刷ド
    ライバ。
  24. 【請求項24】 使用可能な印刷モードの中からの選択
    は、使用可能な印刷モードのリストの中から選択するよ
    うにユーザにプロンプトを出すことを含むことを特徴と
    する、請求項21に記載の印刷ドライバ。
  25. 【請求項25】 記録媒体の支持表面を横断して横方向
    に往復運動するように装着され、第1の横方向の印刷域
    が、前記第1および第2のプリントヘッドの両方によっ
    て印刷可能であり、より幅の広い第2の横方向の印刷域
    の一部分が、前記第2のプリントヘッドによっては印刷
    可能であるが、前記第1のプリントヘッドによっては印
    刷不可能であるように横方向に相互にずらして配置され
    た少なくとも第1および第2のプリントヘッドを有し、
    第1の横方向の印刷域に、前記第1および第2の両方の
    プリントヘッドによりオーバーラップさせて印刷する標
    準幅印刷モードと、前記第1のプリントヘッドによら
    ず、前記第2のプリントヘッドのみにより第2の横方向
    の印刷域に印刷する広幅印刷モードとを含むマルチヘッ
    ドプリンタの印刷モードを選択するために、ホストコン
    ピュータの内部で実行可能な印刷ドライバのコードを記
    憶したコンピュータ可読媒体において、 前記コードが、 前記マルチヘッドプリンタのヘッド構成に基づいて使用
    可能な印刷モードを決定するコードと、 使用可能な印刷モードの中から印刷モードを選択するコ
    ードと、 印刷データおよび選択された印刷モードを前記マルチヘ
    ッドプリンタに送信し、プリントアウトさせるコードと
    を含むコンピュータ可読媒体。
  26. 【請求項26】 印刷モードの選択が、印刷データの特
    性に基づいて自動的に実行されることを特徴とする請求
    項25に記載のコンピュータ可読媒体。
  27. 【請求項27】 印刷データの特性が、色特性および幅
    特性を含むことを特徴とする請求項26に記載のコンピ
    ュータ可読媒体。
  28. 【請求項28】 使用可能な印刷モードの中からの選択
    は、使用可能な印刷モードのリストの中から選択するよ
    うにユーザにプロンプトを出すことを含むことを特徴と
    する請求項25に記載のコンピュータ可読媒体。
  29. 【請求項29】 記録媒体の支持表面を横断して横方向
    に往復運動するように装着され、第1の横方向の印刷域
    が、前記第1および第2のプリントヘッドの両方によっ
    て印刷可能であり、より幅の広い第2の横方向の印刷域
    の一部分が、前記第2のプリントヘッドによっては印刷
    可能であるが、前記第1のプリントヘッドによっては印
    刷不可能であるように横方向に相互にずらして配置され
    た少なくとも第1および第2のプリントヘッドを有し、
    第1の横方向の印刷域に、前記第1および第2の両方の
    プリントヘッドによりオーバーラップさせて印刷する標
    準幅印刷モードと、前記第1のプリントヘッドによら
    ず、前記第2のプリントヘッドのみにより第2の横方向
    の印刷域に印刷する広幅印刷モードを含み、かつ印刷デ
    ータおよび選択されたモードを受け取る印刷インタフェ
    ースを備えるマルチヘッドプリンタと、 前記マルチヘッドプリンタのヘッド構成に基づいて使用
    可能な印刷モードを決定し、使用可能な印刷モードの中
    から印刷モードを選択し、印刷データおよび選択された
    印刷モードを前記印刷インタフェースに送信することに
    よって、マルチヘッドプリンタの印刷モードを選択する
    のに実行可能な印刷ドライバを含むホストコンピュータ
    とを含むことを特徴とする印刷システム。
  30. 【請求項30】 前記ヘッドが、通常予想される印刷物
    の幅の約2分の1に相当する距離だけ横方向にずれてい
    ることを特徴とする請求項29に記載の印刷システム。
  31. 【請求項31】 前記第1および第2のプリントヘッド
    が約61mmだけずれていることを特徴とする請求項3
    0に記載の印刷システム。
  32. 【請求項32】 前記第1および前記第2のプリントヘ
    ッドによりオーバーラップさせて印刷するマルチヘッド
    広幅印刷モードをさらに含み、前記第1のプリントヘッ
    ドが主に、前記第1の横方向の印刷域に印刷し、前記第
    2のプリントヘッドが主に、前記第2の横方向の印刷域
    に印刷することを特徴とする請求項29に記載の印刷シ
    ステム。
  33. 【請求項33】 前記印刷インタフェースが双方向イン
    タフェースによって構成されることを特徴とする請求項
    29に記載の印刷システム。
  34. 【請求項34】 前記プリンタのプリントヘッド構成を
    検知する検知手段をさらに含み、前記プリンタが、検知
    されたプリントヘッド構成を前記ホストコンピュータに
    付与するように適合され、これによって、モード選択
    は、プリントヘッド構成によって決定された使用可能な
    モードの選択に基づいて行われることを特徴とする請求
    項33に記載の印刷システム。
  35. 【請求項35】 前記ホストコンピュータが、印刷デー
    タの印刷特性を得るように適合され、さらに、印刷デー
    タの印刷特性に基づいて使用可能な印刷モードからモー
    ドを選択するように適合されることを特徴とする請求項
    33に記載の印刷システム。
  36. 【請求項36】 印刷データの特性が、色特性および幅
    特性を含むことを特徴とする請求項35に記載の印刷シ
    ステム。
  37. 【請求項37】 前記ホストコンピュータが、前記ヘッ
    ド構成から決定された使用可能な印刷モードから印刷モ
    ードを選択するようユーザにプロンプトを出すように適
    合されることを特徴とする請求項33に記載の印刷シス
    テム。
  38. 【請求項38】 ヘッド構成を検知する検知手段と、検
    知したヘッド構成に基づいて印刷モードを自動選択する
    制御手段とをさらに含むことを特徴とする請求項29に
    記載の印刷システム。
  39. 【請求項39】 前記プリンタに挿入された記録媒体の
    幅を検出する検出手段をさらに含み、前記制御手段が、
    検出された幅に基づいて印刷モードを選択することを特
    徴とする請求項38に記載の印刷システム。
  40. 【請求項40】 広幅および標準幅の記録媒体を位置決
    めすることができる固定の位置決めガイドをさらに含
    み、第1および第2の両方の横方向の印刷域の1端が、
    前記位置決めガイドによって決定されることを特徴とす
    る請求項39に記載の印刷システム。
  41. 【請求項41】 前記位置決めガイドが記録媒体の給紙
    経路を画定し、記録媒体の給紙経路の外側に位置する清
    浄機構をさらに含むことを特徴とする請求項40に記載
    の印刷システム。
  42. 【請求項42】 前記清浄機構および前記位置決めガイ
    ドが、プリンタの共通の端部に配置されることを特徴と
    する請求項41に記載の印刷システム。
  43. 【請求項43】 第2のプリントヘッドが、前記位置決
    めガイドが配置された側とは反対の側に配置されること
    を特徴とする請求項41に記載の印刷システム。
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