JPH11115223A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH11115223A
JPH11115223A JP28220497A JP28220497A JPH11115223A JP H11115223 A JPH11115223 A JP H11115223A JP 28220497 A JP28220497 A JP 28220497A JP 28220497 A JP28220497 A JP 28220497A JP H11115223 A JPH11115223 A JP H11115223A
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JP28220497A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Kobayashi
秀幸 小林
Mitsuru Kishimoto
充 岸本
Masahiko Shimosugi
優彦 下杉
Shigeki Koido
重規 小井戸
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のブラックの印刷ヘッドを具備したイン
クジェットプリンタにおいて、特定の1個のブラック用
印刷ヘッドの使用頻度が高くなるのを避け、印刷ヘッド
の使用頻度を平準化する。 【解決手段】 印刷データを格納するデータバッファメ
モリ7と、印刷データからカラー印刷かモノクロ印刷か
を判断し、カラー印刷の場合は、複数のブラック用の印
刷ヘッド1d、1eを交互に使用して印刷を行い、モノ
クロ印刷の場合は前記複数のブラック用印刷ヘッド1
d、1eを同時に使用して印刷を行う主制御部5を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー印刷が可
能なインクジェットプリンタ等の印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー印刷を行うインクジェットプリン
タにおいては、一般的にイエロー、マゼンタ、シアンお
よびブラックの各色の印刷ヘッドを具備しており、ブラ
ックの印刷ヘッドはカラー印刷とモノクロ印刷の両方で
使用される。ブラックの印刷ヘッドの使用頻度は他の色
の印刷ヘッドに比較して使用頻度が高いので、あるいは
高速印刷または高解像度印刷を行うことを目的として、
ブラックの印刷ヘッドおよびこの印刷ヘッドにインクを
供給するインクタンクは複数個備えているものがある。
こうしたインクジェットプリンタにおいてカラー印刷を
行う場合は、イエロー、マゼンタ、シアンの各印刷ヘッ
ドとブラックの複数の印刷ヘッドのうちの予め決められ
た1個の印刷ヘッドとが使用されてカラー印刷が行われ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
複数のブラックの印刷ヘッドを具備したインクジェット
プリンタにおいては、特定の1個のブラック用印刷ヘッ
ドがカラー印刷とモノクロ印刷の両方で使用されること
になり、この特定の印刷ヘッドの使用頻度が他のブラッ
ク用印刷ヘッドの使用頻度より高くなる。したがって特
定の印刷ヘッドに対するインクの補充またはインクタン
クの交換等を頻繁に行う必要があった。
【0004】また上記特定のブラック用印刷ヘッドのみ
の動作時間が増加するので、短期間に寿命に達し、印刷
ヘッドの交換等のメインテナンスが必要になるという問
題もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数色の印刷ヘッドを有するとともに同一
色の印刷ヘッドを複数有し、カラー印刷及びモノクロ印
刷が可能な印刷装置において、印刷データからカラー印
刷かモノクロ印刷かを判断し、カラー印刷の場合は前記
同一色の複数の印刷ヘッドを交互に使用して印刷を行
い、モノクロ印刷の場合は前記同一色の複数の印刷ヘッ
ドを同時に使用して印刷を行う制御手段を設けたことを
特徴とする。
【0006】上記構成を有する本発明によれば、カラー
印刷を行う場合は、同一色の複数の印刷ヘッドを交互に
使用して印刷を行うので、特定の印刷ヘッドのみが頻繁
に使用されることがなくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。なお各図面に共通する要素には
同一の符号を付す。図1は本発明の第1の実施の形態の
インクジェットプリンタを示すブロック図、図2はイン
クジェットプリンタの印刷ヘッドのインク吐出面を示す
説明図である。
【0008】図1において、印刷ヘッド1は、イエロー
(Y)の印刷ヘッド1a、マゼンタ(M)の印刷ヘッド
1b、シアン(C)の印刷ヘッド1c、ブラック(Bk
1、Bk2)の印刷ヘッド1d、1eから構成される。
各印刷ヘッド1a〜1eに対応してインクタンク2a〜
2eが連通して設けられ、各印刷ヘッド1a〜1eに各
色のインクを供給するようになっている。各印刷ヘッド
1a〜1eおよび各インクタンク2a〜2eは、図示し
ないキャリッジに搭載されている。
【0009】図2において、各印刷ヘッド1a〜1eに
は、記録用紙にインク滴を吐出する複数のノズル孔3a
〜3eがそれぞれ列状に配列されている。ノズル孔3d
と3eは印刷ヘッド1dと1eのノズル孔で、ブラック
のインク滴を吐出し、互いに列方向に1/2ドットだけ
ずれている。このように列方向に1/2ドットだけずら
すことにより、黒(モノクロ)印刷における高解像度を
実現することができる。なおノズル孔3dと3eとはそ
れぞれ別のインクタンク2d、2eからインクが供給さ
れる。
【0010】図1において、印刷ヘッド1は印刷ヘッド
ドライバ4を介して主制御部5に接続されている。主制
御部5は、マイクロプロセッサ、プログラムメモリ、周
辺回路素子等から構成される演算処理用回路であり、実
施の形態のインクジェットプリンタの動作全体を制御す
る。主制御部5にはまた、インタフェース部6、データ
バッファメモリ7、モータドライバ8、9が接続されて
いる。インタフェース部6は、本インクジェットプリン
タとパーソナルコンピュータ等の上位機器10とを接続
するためのインタフェース部であり、上位機器10から
送出された印刷データや制御信号等を受信して主制御部
5に伝送する。データバファメモリ7は、上位機器10
から受信した印刷データを一時的に記憶するメモリで、
RAM等の半導体メモリで構成されている。
【0011】モータドライバ8はキャリッジ走行用モー
タ11を駆動する回路である。キャリッジ走行用モータ
11は、印刷ヘッド1やインクタンク2が搭載された図
示しないキャリッジを走行させるモータである。モータ
ドライバ9は紙送り用モータ12を駆動する回路であ
る。紙送り用モータ12は、印刷の際に記録用紙を搬送
させるモータである。
【0012】次に第1の実施の形態の動作をフローチャ
ートにしたがって説明する。図3は第1の実施の形態の
動作を示すフローチャートである。まず主制御部5はイ
ンタフェース部6を介して上位機器10から印刷データ
を受信すると、データバッファメモリ7に印刷データを
格納する(ステップ1)。主制御部5は図示しない給紙
部から記録用紙の給紙を開始すると同時に、データバッ
ファメモリ7から先頭ページの印刷データを読み出す
(ステップ2)。このとき主制御部5は、読み出した先
頭ページの印刷データがカラー印刷を行うのかモノクロ
印刷を行うのかを認識する(ステップ3)。
【0013】先頭ページがカラー印刷である場合は、カ
ウンタ値を読出し(ステップ4)、読み出したカウンタ
値がブラック用印刷ヘッド1d、1eのうちの印刷ヘッ
ド1d(Bk1)を示す値であるかどうか判断する(ス
テップ5)。主制御部5内には予めカウンタ値として
“Bk1”を示すデータがセットしてあり、このカウン
タ値は後述のように“Bk1”のセットとリセットを繰
り返す。
【0014】カウンタ値が“Bk1”にセットしてある
場合、カウンタ値をリセットし(ステップ6)、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの各色の印刷ヘッド1a〜1cと
ブラックの印刷ヘッド1dを使用する(ステップ7)。
カウンタ値が“Bk1”にセットしてない場合、カウン
タ値を“Bk1”にセットし(ステップ8)、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの各色の印刷ヘッド1a〜1cと
ブラックの印刷ヘッド1eを使用する(ステップ9)。
またステップ3において、先頭ページがモノクロ印刷で
ある場合は、ブラック用の印刷ヘッド1dと1eの両方
を用いる(ステップ10)。
【0015】上記ステップまでで印刷ヘッドを選択し、
先頭ページのカラーまたはモノクロの印刷を行う(ステ
ップ11)。ここでモノクロ印刷を行う場合、ブラック
用の印刷ヘッド1dと1eは、前述したように1/2ド
ットずれているので、同時駆動することにより高速印刷
または高解像度印刷が可能である。
【0016】先頭ページの印刷が終了すると(ステップ
12)、次ページの印刷がある場合には、次ページの印
刷に移行する(ステップ13)。
【0017】第2ページの印刷がある場合、ステップ2
からステップ5までを上述の動作と同様に行う。ステッ
プ5でカウンタ値が“Bk1”であるかどうか判断する
が、このときは、カウンタ値が、先頭ページのときに
“Bk1”であった場合には、リセットされており、ま
たカウンタ値が、先頭ページのときにリセットされてい
た場合には、“Bk1”にセットされている。
【0018】カウンタ値が“Bk1”にセットしてある
場合、カウンタ値をリセットし(ステップ6)、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの各色の印刷ヘッド1a〜1cと
ブラックの印刷ヘッド1dを使用する(ステップ7)。
カウンタ値が“Bk1”にセットしてない場合、カウン
タ値を“Bk1”にセットし(ステップ8)、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの各色の印刷ヘッド1a〜1cと
ブラックの印刷ヘッド1eを使用する(ステップ9)。
またステップ3において、先頭ページがモノクロ印刷で
ある場合は、ブラック用の印刷ヘッド1dと1eの両方
を用いる(ステップ10)。
【0019】以上により、カラー印刷の場合に、先頭ペ
ージにおけるブラック用印刷を印刷ヘッド1dで行った
場合には第2ページではブラックの印刷を印刷ヘッド1
eで行うことになり、逆に先頭ページにおけるブラック
の印刷を印刷ヘッド1eで行った場合には第2ページで
はブラックの印刷を印刷ヘッド1dで行うことになる。
【0020】第3ページ以降の印刷も同様に行い、上記
動作を繰り返すことにより、カラー印刷において、ブラ
ックの印刷を印刷ヘッド1dと印刷ヘッド1eを交互に
使用して行うことができる。
【0021】上記の例では印刷ページ毎にカラー印刷に
おけるブラックの印刷ヘッドを交互に使用するようにし
たが、印刷行毎にブラック用印刷ヘッドを交互に変える
ようにしてもよい。図4は第1の実施の形態において印
刷行毎に印刷ヘッドを変える動作を示したフローチャー
トである。
【0022】図4において、この例では、主制御部5に
セットされるカウンタ値“Bk1”は1行毎にセットと
リセットを繰り返す。ステップ22で先頭行の印刷デー
タを読み出し、この印刷データについてカラー印刷かモ
ノクロ印刷かを判断し(ステップ23)た後、カラー印
刷の場合はカウンタ値を読み出して、カウンタ値が“B
k1”であるかどうか判断する(ステップ25)。
【0023】カウンタ値が“Bk1”である場合はカウ
ンタをリセットし(ステップ26)、イエロー、マゼン
タ、シアンの各色の印刷ヘッド1a〜1cとブラックの
印刷ヘッド1dを使用してその行をカラー印刷する(ス
テップ27、31)。カウンタ値が“Bk1”にセット
してない場合は、カウンタ値を“Bk1”にセットし
(ステップ28)、イエロー、マゼンタ、シアンの各色
の印刷ヘッド1a〜1cとブラックの印刷ヘッド1eを
使用してその行をカラー印刷する(ステップ29、3
1)。
【0024】以上の動作を繰り返すことにより、カラー
印刷において印刷行毎にブラック用印刷ヘッドを交互に
使用することができる。印刷行毎にブラック用印刷ヘッ
ドを切り替えることにより、印刷ページ毎に切り替える
場合よりもブラック用の印刷ヘッドの使用頻度をより一
層平準化することが可能である。
【0025】以上のようにカラー印刷において、印刷ペ
ージ毎にまたは印刷行毎にブラック用印刷ヘッドを交互
に使用するので、特定の印刷ヘッドの使用頻度がとくに
高くなることがなくなり、インクの補充またはインクタ
ンクの交換の頻度が低くなるとともに、各印刷ヘッドの
寿命を平準化できる。
【0026】次に本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図5は第2の実施の形態のインクジェットプリンタ
を示すブロック図である。図5において、第2の実施の
形態のインクジェットプリンタは、インク検知センサ1
3が主制御部5に接続されて設けられている。インク検
知センサ13は、各インクタンク2a〜2e内のインク
の残量(インクニアエンドまたはインクエンド等)を検
知するもので、例えば発光、受光素子を使用した反射型
光学センサにより構成される。インク検知センサ13は
どのインクタンクのインクの残量が少ないかを検知でき
るようになっている。その他の構成は前記第1の実施の
形態と同様である。
【0027】次に第2の実施の形態の動作を図6のフロ
ーチャートにしたがって説明する。図6は第2の実施の
形態の動作を示すフローチャートである。まず主制御部
5はインタフェース部6を介して上位機器10から印刷
データを受信すると、データバッファメモリ7に印刷デ
ータを格納する(ステップ41)。主制御部5は図示し
ない給紙部から記録用紙の給紙を開始すると同時に、デ
ータバッファメモリ7から先頭ページの印刷データを読
み出す(ステップ42)。このとき主制御部5は、読み
出した先頭ページの印刷データがカラー印刷を行うのか
モノクロ印刷を行うのかを認識する(ステップ43)。
【0028】先頭ページがカラー印刷である場合、イン
ク検知センサ13によりブラックのインクタンク2dの
インクの残量が少ないかどうかチェックする(ステップ
44)。インクタンク2dのインクニアエンド又はイン
クエンドを検知しない場合、次にインクタンク2eのイ
ンクの残量が少ないかどうかチェックする(ステップ4
5)。インクタンク2dのインクニアエンド又はインク
エンドを検知しない場合、次にカウンタ値を読出し(ス
テップ46)、読み出したカウンタ値がブラック用印刷
ヘッド1d、1eのうちの印刷ヘッド1d(Bk1)を
示す値であるかどうか判断する(ステップ47)。第1
の実施の形態と同様に、主制御部5内には予めカウンタ
値として“Bk1”を示すデータがセットしてあり、こ
のカウンタ値は後述のように“Bk1”のセットとリセ
ットを繰り返す。
【0029】カウンタ値が“Bk1”にセットしてある
場合、カウンタ値をリセットし(ステップ48)、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの各色の印刷ヘッド1a〜1c
とブラックの印刷ヘッド1dを使用する(ステップ4
9)。カウンタ値が“Bk1”にセットしてない場合、
カウンタ値を“Bk1”にセットし(ステップ50)、
イエロー、マゼンタ、シアンの各色の印刷ヘッド1a〜
1cとブラックの印刷ヘッド1eを使用する(ステップ
51) ステップ45において、インクタンク2eのインクニア
エンド又はインクエンドを検知した場合、ブラック用の
印刷ヘッドとしては印刷ヘッド1dしか使用できないの
で、ステップ49へ移行する。
【0030】またステップ44において、インクタンク
2dのインクニアエンド又はインクエンドを検知した場
合、インクタンク2eのインクニアエンドまたはインク
エンドをチェックする(ステップ52)。インクタンク
2eのインクニアエンド又はインクエンドを検知した場
合、ブラックの両方のインクタンク2d、2eがインク
ニアエンドまたはインクエンドになったので、インクエ
ンドアラームを発する(ステップ53)。またインクタ
ンク2eのインクニアエンド又はインクエンドを検知し
ない場合は、ステップ51へ移行してブラックの印刷ヘ
ッドとして印刷ヘッド1eを使用する。
【0031】またステップ43において、先頭ページが
モノクロ印刷である場合は、インク検知センサ13によ
りブラックのインクタンク2dのインクニアエンドまた
はインクエンドをチェックする(ステップ54)。イン
クタンク2dのインクニアエンドまたはインクエンドを
検知した場合、インクエンドアラームを発する(ステッ
プ55)。インクタンク2dのインクニアエンド又はイ
ンクエンドを検知しない場合、次にインクタンク2eの
インクニアエンドまたはインクエンドをチェックする
(ステップ56)。インクタンク2eのインクニアエン
ド又はインクエンドを検知した場合、インクエンドアラ
ームを発し(ステップ55)、検知しない場合は、ブラ
ック用の印刷ヘッド1dと1eの両方を使用する(ステ
ップ57)。
【0032】上記ステップまでで印刷ヘッドを選択し、
先頭ページのカラーまたはモノクロの印刷を行う(ステ
ップ58)。ここで先頭ページがモノクロ印刷である場
合、ブラック用のインクタンク2dと2eの何れか一つ
がインクニアエンド又はインクエンドである場合は、モ
ノクロ印刷を行わない。
【0033】先頭ページの印刷が終了すると(ステップ
59)、次ページの印刷がある場合には、次ページの印
刷に移行する(ステップ60)。
【0034】なお上記の動作説明において、インク検知
センサ13はブラックのインクタンク2d、2eのイン
ク残量を検知するように説明したが、カラー印刷の場
合、他の色のインクタンク2a、2b、2cのインク残
量も検知するようになっており、これらの何れかのイン
クタンクがインクニアエンドまたはインクエンドの場合
は、インクエンドアラームを発し、カラー印刷を行わな
いように制御している。
【0035】第2ページの印刷がある場合、上述の動作
と繰り返す。ステップ47でカウンタ値が“Bk1”で
あるかどうか判断するが、このときは、カウンタ値が、
先頭ページのときに“Bk1”であった場合には、リセ
ットされており、またカウンタ値が、先頭ページのとき
にリセットされていた場合には、“Bk1”にセットさ
れている。
【0036】カウンタ値が“Bk1”にセットしてある
場合、カウンタ値をリセットし(ステップ48)、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの各色の印刷ヘッド1a〜1c
とブラックの印刷ヘッド1dを使用する(ステップ4
9)。カウンタ値が“Bk1”にセットしてない場合、
カウンタ値を“Bk1”にセットし(ステップ50)、
イエロー、マゼンタ、シアンの各色の印刷ヘッド1a〜
1cとブラックの印刷ヘッド1eを使用する(ステップ
51)。またステップ43において先頭ページがモノク
ロ印刷である場合は、インクタンクの残量が少なくなけ
れば、ブラック用の印刷ヘッド1dと1eの両方を用い
る(ステップ57)。
【0037】以上により、カラー印刷の場合に、先頭ペ
ージにおけるブラックの印刷を印刷ヘッド1dで行った
場合には第2ページではブラックの印刷を印刷ヘッド1
eで行うことになり、逆に先頭ページにおけるブラック
の印刷を印刷ヘッド1eで行った場合には第2ページで
はブラックの印刷を印刷ヘッド1dで行うことになる。
【0038】第3ページ以降の印刷も同様に行い、上記
動作を繰り返すことにより、カラー印刷において、ブラ
ックの印刷を印刷ヘッド1dと印刷ヘッド1eを交互に
使用して行うことができる。
【0039】上記の例では印刷ページ毎にカラー印刷に
おけるブラック用印刷ヘッドを交互に使用するようにし
たが、印刷行毎にブラック用印刷ヘッドを交互に変える
ようにしてもよい。図7は第2の実施の形態において印
刷行毎に印刷ヘッドを変える動作を示したフローチャー
トである。
【0040】図7において、この例では、主制御部5に
セットされるカウンタ値“Bk1”は1行毎にセットと
リセットを繰り返す。ステップ62で先頭行の印刷デー
タを読み出し、この印刷データについてカラー印刷かモ
ノクロ印刷かを判断し(ステップ63)た後、カラー印
刷の場合は、インク検知センサ13でインクが残ってい
ることを確認してカウンタ値を読み出し(ステップ6
6)、カウンタ値が“Bk1”であるかどうか判断する
(ステップ67)。
【0041】カウンタ値が“Bk1”である場合はカウ
ンタをリセットし(ステップ68)、イエロー、マゼン
タ、シアンの各色の印刷ヘッド1a〜1cとブラックの
印刷ヘッド1dを使用してその行をカラー印刷する(ス
テップ69、78)。カウンタ値が“Bk1”にセット
してない場合は、カウンタ値を“Bk1”にセットし
(ステップ70)、イエロー、マゼンタ、シアンの各色
の印刷ヘッド1a〜1cとブラックの印刷ヘッド1eを
使用してその行をカラー印刷する(ステップ71、7
8)。
【0042】以上の動作を繰り返すことにより、カラー
印刷において印刷行毎にブラックの印刷ヘッドを交互に
使用することができる。
【0043】以上のように第2の実施の形態によれば、
カラー印刷において、印刷ページ毎にまたは印刷行毎に
ブラック用印刷ヘッドを交互に使用するので、特定の印
刷ヘッドの使用頻度がとくに高くなることがなくなり、
インクの補充またはインクタンクの交換の頻度が低くな
るとともに、各印刷ヘッドの寿命を平準化できる。
【0044】また、複数のブラック用のインクタンクの
何れかのインクの残量が少ない場合、インク残量が少な
くなっていないインクタンクの印刷ヘッドを使用してカ
ラー印刷をするようにしたので、メインテナンスの回数
が減少するとともに、メインテナンス間隔の延長が図れ
る。
【0045】本発明は上記各実施の形態に限定されるも
のではなく種々の変形が可能である。例えば、上記各実
施の形態ではブラック用印刷ヘッドを切り替えるのにカ
ウンタを使用したが、フラグを用いてブラック用印刷ヘ
ッドを切り替えても勿論構わない。
【0046】また上記各実施の形態では、複数の記録用
紙に連続してカラー印刷を行う場合に、ブラック用印刷
ヘッドを交互に使用して印刷するようにしているので、
例えば1枚のカラー印刷を断続的に行う場合には特定の
ブラック用印刷ヘッドを使用することになる。印刷が断
続した場合でも前回の印刷で使用した印刷ヘッドがどれ
かを記憶する記憶手段を設けることにより、1枚のカラ
ー印刷を断続的に行う場合でも複数のブラック用印刷ヘ
ッドを交互に使用することが可能になる。これにより一
層の印刷ヘッドの使用頻度の平準化が図れる。
【0047】さらに上記各実施の形態では、インクジェ
ットプリンタを例にとって説明したが、同一色用の印刷
手段を複数備える印刷装置であれば他の印刷装置にも本
発明の内容を逸脱しない範囲で本発明が適用可能であ
る。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、カラー印刷を行う場合は、同一色の複数の印刷ヘッ
ドを交互に使用して印刷を行うので、特定の印刷ヘッド
のみが頻繁に使用されることがなくなる。したがって特
定の印刷ヘッドに対するインクの補充またはインクタン
クの交換等を頻繁に行う必要もなくなる。また上記特定
のブラック用印刷ヘッドのみの動作時間が増加すること
がなくなるので、ブラック用印刷ヘッドの寿命を長期化
でき、印刷ヘッドの交換等のメインテナンスの回数を減
少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のインクジェットプリンタを
示すブロック図である。
【図2】印刷ヘッドの吐出面を示す説明図である。
【図3】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図4】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図5】第2の実施の形態のインクジェットプリンタを
示すブロック図である。
【図6】第2の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図7】第2の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d、1e 印刷ヘッド 2a、2b、2c、2d、2e インクタンク 5 主制御部 13 インク検知センサ
フロントページの続き (72)発明者 小井戸 重規 東京都港区芝浦4丁目11番地22号 株式会 社沖データ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色の印刷ヘッドを有するとともに同
    一色の印刷ヘッドを複数有し、カラー印刷及びモノクロ
    印刷が可能な印刷装置において、 印刷データからカラー印刷かモノクロ印刷かを判断し、
    カラー印刷の場合は前記同一色の複数の印刷ヘッドを交
    互に使用して印刷を行い、モノクロ印刷の場合は前記同
    一色の複数の印刷ヘッドを同時に使用して印刷を行う制
    御手段を設けたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、カラー印刷の場合に前
    記同一色の複数の印刷ヘッドを印刷頁又は印刷行毎に交
    互に使用する請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記同一色の複数の印刷ヘッドは、それ
    ぞれ列状に並んだ印刷素点を有し、かつ各印刷ヘッドの
    印刷素点は互いに列方向にずれている請求項1記載の印
    刷装置。
  4. 【請求項4】 前記同一色の複数の印刷ヘッドは、それ
    ぞれに対応するインク供給部を有し、各インク供給部に
    インクの残量を検知するインク残量検知手段を設け、 該インク残量検知手段が何れかのインク供給部のインク
    の残少を検知した場合、前記制御手段はインクの残少を
    検知されないインク供給部を有する印刷ヘッドを使用す
    る請求項1記載の印刷装置。
JP28220497A 1997-10-15 1997-10-15 印刷装置 Withdrawn JPH11115223A (ja)

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