JP2000289236A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2000289236A
JP2000289236A JP10504899A JP10504899A JP2000289236A JP 2000289236 A JP2000289236 A JP 2000289236A JP 10504899 A JP10504899 A JP 10504899A JP 10504899 A JP10504899 A JP 10504899A JP 2000289236 A JP2000289236 A JP 2000289236A
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JP
Japan
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ink
nozzle
print head
tank
defective
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JP10504899A
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English (en)
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Mitsuyasu Nakajima
光康 中嶋
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】吐出不良による印字不良ドットを目立たないよ
うに印字するフルカラーのインクジェットプリンタを提
供する。 【解決手段】イエロー以外のインクを用いてテストパタ
ーンを印刷して印字ヘッドユニット21の各ノズル列4
3の全ノズル42をチェックし不良ノズルを特定する。
この不良ノズルを含むノズル列43に視認性の最も低い
イエローインクを割り当てる。例えば不良ノズルのノズ
ル列のサブタンクがブラックのインク保持室44dであ
れば、そのインク保持室44dにイエローインクを割り
当て、インク保持室44aにはブラック、インク保持室
44bには以前通りマゼンタ、インク保持室44cには
以前通りシアンを割り当てる。この割り当てのインクを
インクタンク28から供給する前に、各インク保持室4
4及びノズル列43をそれぞれ使用するインク又は洗浄
液で洗浄する。以降の印字動作は上記の色とノズル列の
組み合わせによって実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吐出不良ノズルに
よる印字ドットを目立たなくする又は補正するインクジ
ェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インクジェット方式のプリンタが
広く用いられている。このインクジェット方式によるプ
リンタには、気泡の発生する力でインク滴を飛ばすサー
マルジェット方式や、ピエゾ抵抗素子(圧電素子)の変
形によってインク滴を飛ばすピエゾ方式等がある。
【0003】これらは、色材たるインクをインク滴にし
て直接記録紙に向かって吐出するという工程により、粉
末状の印材であるトナーを用いる電子写真方式と比較し
た場合、印字エネルギーが低くて済み、騒音の発生が少
なく、特別な定着処理を必要とせず、印字ドットを小さ
くできるので高画質であり、また、印字に使用されるイ
ンクの量には例えば熱転写インクリボンのような無駄が
無く、したがって、コストパフォーマンスに優れている
とされ、このため特にパーソナル用プリンタとして広く
用いられている印字方式である。
【0004】また、このインクジェットプリンタは、イ
ンクの混合によって印字画像のフルカラー化が容易であ
るという利点も有している。通常、フルカラー印字にお
いては、減法混色の三原色であるイエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)の3色に、主として文字や画
像の黒部分に用いられる黒(K)を加えて合計4色のイ
ンクを用いている。
【0005】図12(a) は、上述した従来のインクジェ
ットプリンタの構成を模式的に示す斜視図であり、同図
(b) は、同図(a) に示す印字ヘッドのインク吐出面(用
紙側から見た面)の拡大図(同図(a) のA矢視拡大
図)、同図(c) は、同図(a) に示すインクカートリッジ
を正面から見た拡大断面図(同図(a) のB矢視拡大断面
図)である。
【0006】同図(a) に示すインクジェットプリンタ1
は、家庭で個人的に使用される小型のプリンタであり、
キャリッジ2に印字を実行する印字ヘッド3とインクを
収容しているインクタンク4が一体になって取り付けら
れている。キャリッジ2は、一方ではガイドレール5に
より滑動自在に支持され、他方では歯付き駆動ベルト6
に固着している。
【0007】これにより、印字ヘッド3及びインクタン
ク4は、図の両方向矢印Cで示す印字主走査方向に往復
駆動される。この印字ヘッド3と不図示の制御部との間
にフレキシブル通信ケーブル7が接続され、このフレキ
シブル通信ケーブル7を介して制御部から印字データと
制御信号が印字ヘッド3に送出される。
【0008】この印字ヘッド3のインク吐出面には、同
図(b) に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)及び黒(K)の4種類のインクを
吐出する4列のノズル列8(8y、8m、8c、8k)
が形成されている。
【0009】また、インクタンク4には、同図(a) に破
線で示すようにその内部に、同図(c) に示すイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の
インクをそれぞれ収容した4つの個別インクタンク4b
(4b−1、4b−2、4b−3、4b−4)があり、
これら4つの個別インクタンク4bから、上記4種類
(4色)のインクがこれらに対応する印字ヘッド3のノ
ズル列8に供給される。
【0010】この印字ヘッド3に対向し、図の両方向矢
印Cで示す印字ヘッド3の上述した往復移動方向に延在
して、装置本体のフレーム9の下端部にプラテン11が
配設されている。このプラテン11に接して用紙12が
給紙ローラ対13(下のローラは用紙12の陰になって
いて図では見えない)と排紙ローラ対14(下のローラ
は同様に陰になって見えない)により図の矢印Dで示す
印字副走査方向(図の斜め左下方向)に間欠的に搬送さ
れる。
【0011】これにより印字ヘッド3は用紙12に対し
相対的に副走査方向に間欠的に移動する。この間欠移動
(用紙12の間欠搬送)の停止期間中に、印字ヘッド3
は、モータ15により歯付き駆動ベルト6及びキャリッ
ジ2を介して駆動されながら、用紙12に近接してイン
クを吐出し、紙面に印字する。この用紙12の間欠搬送
と印字ヘッド3による往復移動時の印字との繰り返しに
よって、用紙12の全面に印字を行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
インクジェットプリンタは、文字の印字ばかりでなく、
近年のようにフルカラー画像の印刷に多用されるように
なると、インクの消費量が増大する。インクの消費量が
増大すると、インクタンクの容量を大きくして対処しな
ければならない。
【0013】ところが、従来のインクジェットプリンタ
では上述したように印字ヘッドがインクタンクと一体に
なってユニット化されており、この状態でキャリッジに
搭載されていた。このような印字ヘッドは比較的重量が
重く、キャリッジを移動するときに多くの駆動エネルギ
ーを必要とし、また往動から復動への反転時の慣性力が
大きく、慣性力が減少してから駆動方向を反転させるた
め、往復の切換に無駄な時間を要していた。
【0014】本出願人はこのような問題を解決するため
に、印字ヘッドとインクタンクとを分離させ、インクタ
ンクはプリンタ本体側に固定させ、印字ヘッドのみを往
復移動させ、印字ヘッドがインクタンクのインク供給口
と対峙する位置に移動したときにインクタンクから印字
ヘッドにインクを補充する方式を出願した。
【0015】本発明は、その出願に更なる改良を加えて
より良く構成したインクジェットプリンタに係り、更に
詳しくは、吐出不良ノズルによる印字不良ドットを目立
たないように印字する小型軽量のフルカラーのインクジ
ェットプリンタに関する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
プリンタは、複数のインク受給口を備え内部に所定量の
インクを収納し、キャリッジ上を移動しながら上記イン
クを吐出させて用紙に印字を行う複数の印字ヘッドと、
少なくともシアン、マゼンタ及びイエローのインクを収
納し装置本体に固定して配置され収容した上記インクを
供給するインク供給口を有する複数のインクタンクとを
有し、上記印字ヘッドが上記キャリッジ上の所定位置に
あるとき複数のインク受給口の中の特定のインク受給口
と上記複数のインクタンクの中の特定のインクタンクの
上記インク供給口とが係合することにより、特定色の上
記インクタンクの上記インクを上記印字ヘッドへ供給す
るインクジェットプリンタであって、チェックモードと
印字モードとに設定を切り換えるモード設定手段と、該
モード設定手段により上記チェックモードが設定された
とき上記印字ヘッドの吐出状態をチェックするチェック
手段と、該チェック手段によりチェックされる上記印字
ヘッドの上記インク受給口に対しイエロー以外のインク
を供給すると共に、供給された該インクを所定のパター
ンにより吐出制御する制御手段と、を有して構成され
る。
【0017】そして、例えば請求項2記載のように、上
記チェックモードにおいて上記所定のパターンにより検
出された上記印字ヘッドの吐出不良ドットの情報を記憶
する記憶手段を更に有して構成され、上記制御手段は、
例えば請求項3記載のように、上記印字モードにおい
て、上記記憶手段に上記吐出不良ドットの情報が記憶さ
れた上記印字ヘッドに対しイエローインクを供給するよ
うに構成され、また、例えば請求項4記載のように、上
記印字モードにおいて、上記記憶手段に上記吐出不良ド
ットの情報が記憶された上記印字ヘッドが複数であると
き、不良ドット数の多い印字ヘッドからイエロー、シア
ン、マゼンタの順にインクを供給するように構成され
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a) は、第1の実施の形
態におけるインクジェットプリンタの主要部の構成を示
す分解斜視図であり、同図(b) は、その印字ヘッドユニ
ットを取り出して示す拡大図である。同図(a) に示すよ
うに、インクジェットプリンタ20の主要部は、印字ヘ
ッドユニット21と、この印字ヘッドユニット21を往
復移動させるヘッド駆動機構22と、これらの上方に配
置されるインクタンクユニット23及び印字ヘッドユニ
ット21の前方(図の斜め右下方向)に配置される搬送
ローラ対24を備えている。
【0019】印字ヘッドユニット21とインクタンクユ
ニット23は互いに独立して配置され、一方のインクタ
ンクユニット23は装置本体(インクジェットプリンタ
20)のフレームに設置されており、他方の印字ヘッド
ユニット21のみが印字に際して主走査方向に往復移動
しながら印字を行う。搬送ローラ対24は、図の矢印F
で示すように装置前方から上記印字ヘッドユニット21
が往復移動する印字部へ不図示の用紙を搬送する。
【0020】すなわち、この印字ヘッドユニット21
は、フレキシブル信号ケーブル25によって装置本体の
後述する制御部に接続され、ヘッド駆動機構22のリニ
アレール26に係合し、同じくヘッド駆動機構22のリ
ニアスケール27により移動量を検出しながら、同図の
両方向矢印Eで示すように、ヘッド駆動機構22の長手
方向に沿って往復移動する。
【0021】インクタンクユニット23は、同図には図
示を省略したユニットフレームに、直方体をなす4個の
インクタンク28(28−1、28−2、28−3、2
8−4)が、その長手方向を駆動機構22の長手方向に
並行して延在させて装着されている。これらのインクタ
ンク28にはイエロー、マゼンタ、シアン及びブラック
の4種類のインクが収納されており、それらインクタン
ク28の下面右側の端部には、マイクロポンプを備えた
インク供給口29が夫々備えられている。上記の印字ヘ
ッドユニット21は、その上部にあるインク受給口31
が、同図(a) に示す印字領域外となるホームポジション
で、インクタンク28のインク供給口29に対向する。
【0022】印字ヘッドユニット21は、同図(b) に示
すように、ヘッドベース32のベース前半部33の上面
に上述した4つのインク受給口31を形成され、内部に
はこれら4つのインク受給口31に対応してインクを一
時的に収容する後述する4つのインク保持室44(図2
(c) 参照)を備えている。これら4つのインク保持室4
4は、上記インクタンクユニット23の4つのインクタ
ンク28から供給されるイエロー、マゼンタ、シアン及
びブラックの4種類のインクを保持している。
【0023】ヘッドベース32のベース後半部34は空
房35を備えている。この空房35の側壁には略長方形
の孔36が形成され、内部にリニアコイル37が配設さ
れる。このリニアコイル37及び側壁の長方形の孔36
に同図(a) に示すリニアレール26が嵌入する。またこ
のベース後半部34の後端にはスリット溝38が形成さ
れており、このスリット溝38の近傍に不図示のセンサ
が配設されている。
【0024】このセンサはスリット溝38に嵌入して相
対的に移動する同図(a) に示すリニアスケール27に形
成されているマーク(バーコード又は切り欠きスリッ
ト)を読み取って制御部に送信する。これにより、制御
部は、リニアコイル37への通電を制御して、印字ヘッ
ドユニット21の移動量を制御する。
【0025】図2(a) は、上記の印字ヘッドユニット2
1のベース前半部33のインク吐出面(図1(b) のG矢
視面)を模式的に示す図であり、図2(b) は同じくベー
ス前半部33のインク受給口31の面を模式的に示す
図、図2(c) は同図(b) のJ−J′断面矢視図(図1
(b) のH矢視断面図)である。
【0026】図2(a),(b),(c) に示すように、印字ヘッ
ドユニット21のベース前半部33のインク吐出面は、
ヘッド基板40で構成されている。ヘッド基板40は、
その上に積層されたインク吐出面41に多数のノズル4
2を備えている。これらのノズル42の径はおよそ20
〜30μmφ、その配列ピッチはおよそ40μmであ
る。尚、同図(b),(c) には個々のノズル42を見易いよ
うに点又は孔で示しているが、同図(a) では多数連なっ
たノズル42を一本の直線(43、43a、43b、4
3c、43d)で示している。このように直線状に連な
るノズル42の配置を以後ノズル列43(43a〜43
d)という。これらのノズル列43a〜43dは、後述
する単一印字ヘッド45を横に4個並べて構成すること
によって形成される。
【0027】この同図(b) に示す夫々のノズル列43a
〜43dに対応するインク受給口31の下方内部には、
同図(c) に示すように、インク受給口31へ供給された
インクを少量だけ貯留するサブブタンクの役割をするイ
ンク保持室44(44a、44b、44c、44d)が
形成されている。
【0028】図3(a),(b) は、上記ヘッド基板40上に
並べて形成される一色分の印字ヘッドの構成を示す図で
あり、同図(a) は、印字ヘッドのインク吐出面を示す
図、同図(b) は、同図(a) のK−K′断面拡大矢視図で
ある。
【0029】同図(a),(b) に示すように、印字ヘッド4
5は、チップ基板46上に、LSIからなる駆動回路4
7と薄膜からなる発熱素子48が形成され、この発熱素
子48と駆動回路47を結ぶ個別配線電極49と接地用
端子51からの共通配線となる共通電極52が形成さ
れ、これらの上に隔壁53が積層されている。上記の発
熱素子48と個別配線電極49は、それぞれ後から形成
されるノズル列43のノズル42の数だけ配設される。
【0030】そして、後から形成されるノズル列43に
平行に延在されるインク供給溝54と、このインク供給
溝54に連通しチップ基板46の下面に開口するインク
供給孔55が、チップ基板46に穿設され、これらの上
からオリフィス板56が、熱と圧力を加えられて、下面
の熱可塑性接着材57により隔壁53上に接着されて積
層されている。
【0031】このオリフィス板56の積層により、隔壁
53の厚さに対応する高さおよそ10μmのインク流路
58が、発熱素子48とインク供給溝54間に形成され
る。この後、オリフィス板56に、インクを吐出する上
述したノズル42が形成される。
【0032】このように形成された印字ヘッド45が4
個横に並んで図2(a) 及び同図(c)に示したヘッド基板
40が構成されている。そして、上記の図2(c) に示し
た印字ヘッドユニット21のベース前半部33の各印字
ヘッド45に対応するインク保持室44から、印字ヘッ
ド45との接合部、インク供給孔55、インク供給溝5
4、及びインク流路58を介して対応する印字ヘッド4
5の発熱素子48に夫々インクが供給され、発熱素子4
8は駆動回路47により印字データに応じて選択的に駆
動され、瞬時に発熱して、膜沸騰現象により、対向する
ノズル42からインク滴を紙面に向けて吐出する。
【0033】ところで、上記のインクタンク28は夫々
着脱自在に構成されており、中のインクが消費されて空
になっても、新品と交換して再びプリンタを使用するこ
とができる。しかし、印字ヘッドユニット21は、パー
マネントヘッドであり、容易には取り替えることが出来
ない。勿論、通常の使用であれば充分な信頼性が持てる
ように設計されているが、なにぶんにも記録剤にインク
を使用してこのインクを微細なノズルから吐出する構造
であるため、インク流路58への気泡の混入、インクの
乾燥、ノズル表面の状態など何らかの原因で、ノズルの
インク吐出不良が発生することがある。
【0034】しかし、上述したように印字ヘッドユニッ
ト21はパーマネントヘッドであるため、ユーザはイン
ク吐出不良となった印字ヘッドユニット21を容易には
良品と交換することができない。したがって、インク吐
出不良のままドット欠落が生じた画像を印刷して我慢す
るか或はしばらくの間印刷は我慢することにして修理を
サービスセンターに依頼するなどしなければならない。
【0035】本発明は、上記のような場合にインク吐出
不良ノズルの印字ドットを目立たないように又は補完し
て鑑賞に支障の無い程度の画像の印刷を続行し得るよう
にするものである。このインク吐出不良ノズルの印字ド
ットを補完又は目立たないようにする作業は制御部によ
って実行される。
【0036】図4は、上記構成のインクジェットプリン
タ20において、インク吐出不良ノズルの印字ドットを
目立たないように又は補完する処理を行うシステム構成
のブロック図である。同図に示すように、インクジェッ
トプリンタ20のシステム構成は、静止部61と移動部
62とに分かれている。一方の移動部62は、図2に示
すリニアレール26、リニアコイル37及びリニアスケ
ール27によって主走査方向に往復移動する印字ヘッド
ユニット21及び発熱素子を駆動するドライバ63から
なる。
【0037】そして、他方の静止部61は、制御部であ
り、MPU(micro processing unit) 64と、このMP
U64にバス65を介して接続されたI/F(インター
フェース)66及びヘッド制御部67、並びに上記I/
F66に接続されたメモリA68及びヘッド制御部67
に接続されたメモリB69からなる。
【0038】このインクジェットプリンタ20には、ホ
スト機器であるPC(パーソナルコンピュータ)60か
ら、I/F66を介して、印字データ及び制御データが
入力する。MPU64は、I/F66を介しメモリA6
8を制御しながら上記の印字データ及び制御データを受
信する。
【0039】また、MPU64には、各部を監視する不
図示のセンサの出力71が入力し、MPU64からは用
紙を搬送させるためのモータの回転駆動や、印字ヘッド
ユニット21を往復移動させるためのリニアコイル37
の通電駆動を制御する駆動信号72が出力される。ま
た、MPU64は、ヘッド制御部67を介してメモリB
69に1ライン毎の後述するインクの色を入れ換えたノ
ズル列に対応する印字データ又は補完ドットを含む印字
データを展開し、その展開した印字データに基づいて、
ヘッド制御部67を介してドライバ63を制御する。
【0040】MPU64は、これら各部を上記センサの
出力71を参照し、あるいは後述するインク吐出不良ノ
ズルの位置を参照しながら駆動制御する。また、ヘッド
制御部67からドライバ63への印字データや制御信号
の転送は、図1(a),(b) に示したフレキシブル信号ケー
ブル25を介して行われる。勿論、IrDAを用いて転
送するようにしてもよい。
【0041】図5は、図1(a) に示したインクタンクユ
ニット23のインクタンク28と印字ヘッドユニット2
1のインク保持室44との対応関係を模式的に示す図で
ある。尚、実際には図5はインクタンク28とベース前
半部33上面のインク受給口31を示しているが、以
下、説明の便宜上、インク受給口31をインク保持室4
4(44a、44b、44c、44d)として示す(図
2(c) 参照)。
【0042】また、図5に示す両方向矢印Xは印字ヘッ
ドユニット21の主走査方向を示しており、図1(a) に
両方向矢印Eで示した主走査方向と同一である。また、
図5に示す矢印Yは副走査方向であり、図1(a) に矢印
Fで示した用紙搬送方向とは反対方向である。また、図
5に両方向矢印Lで示す範囲は、印字ヘッドユニット2
1による有効印字幅であり、それより右方が印字ヘッド
ユニット21のホームポジションである。同図は、印字
ヘッドユニット21がホームポジションの最右端に移動
した状態を示している。上記図5の矢印X及びYは図2
(a),(b) に示した矢印X及びYと同一の方向を示してお
り、図2(a),(b) に示した矢印Xは、この図5に示す両
方向矢印Xの往移動方向つまりホームポジションから印
字領域(有効印字幅L)方向へ移動する方向を示してい
る。
【0043】このインクジェットプリンタ20は、印字
を行う前に、各インクタンク28(28−1〜28−
4)から所定のインク保持室44(44a〜44d)に
インクを供給する。4個のインクタンク28には前述し
たようにイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのイ
ンクが夫々収容されている。4個のインクタンク28の
各インク供給口29は、印字ヘッドユニット21のX方
向の移動のみで、いずれのインク保持室44にもインク
の供給が可能であるように構成されている。
【0044】例えば、図5に示す印字ヘッドユニット2
1の停止位置では、インク保持室44aがインクタンク
28−1、28−2、28−3又は28−4のいずれか
らもインクの供給を受けることが可能である。通常は、
これらのインクタンク28からは、インク保持室44a
にはイエローインク、インク保持室44bにはマゼンタ
インク、インク保持室44cにはシアンインク、及びイ
ンク保持室44dにはブラックインクが供給される。
【0045】上記のようにインクタンク28からインク
の供給が終わると、図1(a) のF方向より用紙が搬送さ
れ、それに合わせて印字ヘッドユニット21が印字領域
(有効印字幅L)内をX方向に往復移動して上記用紙に
印字を実行する。ところで、ノズル不良が生じた場合、
上記印字の際にその不良ノズルの印字部分を目立たなく
処理する又は補完処理するためには、印字に先立って、
不良ノズルの位置を認識して、その位置を予め記憶して
いなければならない。以下、その不良ノズルの位置の認
識処理を説明する。
【0046】図6は、不良ノズルの位置を認識し、その
不良ノズル位置の認識に基づいて色ごとの最良のノズル
位置を決定する処理のフローチャートである。図7は、
不良ノズル位置の認識のために不良ノズルを特定するた
めのテスト印字のパターンの例を示す図である。図6の
フローチャートにおいて、この処理はインクジェットプ
リンタ20の不図示の操作パネルからユーザによりキー
入力されたテストパターン印字の指示により処理が開始
される。
【0047】そして、先ず、ノズルチェックを行う(ス
テップS1)。この処理では、各ノズル列43の全ノズ
ル42がチェックされる。このチェックでは、図7に示
すテスト印字パターンの印刷が実行される。尚、図7に
は、分かり易いように例えば各ノズル列43が副走査方
向に8ドット(ノズル42が8個)を備えている場合を
例として示している。また、この処理では、ノズルチェ
ックを行うノズル列43のインク保持室44には、テス
ト印字パターンが目立つように、色調の濃いインク、つ
まりイエロー以外のインクが供給される。
【0048】図7に示すように、先ず、数字(ノズル番
号)の「1」を印字し、次に用紙搬送方向上流側(図の
上方向)の最初(一番目)のドットを用いて上記の番号
「1」の下に所定の長さ例えば10mmでベタ印字(つ
まり1ドットの直線を印字)する。上記10mmの長さ
に印字した右方の位置には番号「2」を印字し、2番目
のドットを用いて同じ長さで1ドットの直線を印字する
というように、3番目のドット、4番目のドット、・・
・、8番目のドットと繰り返していく。このように、各
ドットの印字開始位置を主走査方向にずらして、番号を
ふりながら、各ドットとも1ドットラインで10mm程
度の印字を行う。
【0049】同図に示す例では、6番目のドットが不良
の例である。同図に6番目のドットの印字跡を破線で示
しているのは分かり易く示すためのであり、正常ならば
図の破線の位置に10mmの実線が印字されるが、不良
であると実際には番号「6」の下の破線の位置には何も
印字されず、空白となる。もし、このテスト印字パター
ンの印刷をイエローインクで行うと、イエローは色調が
弱くイエローインク単独で上記のような1ドットの印刷
を行うと印字色と地の白との区別が付きにくく印字結果
の視認が難しいため、すなわち正常ドットの実線部分と
不良ドットの空白部分との区別が容易でなく不良ノズル
の認識を誤る虞がある。これを避けるため上述したよう
にイエロー以外の色調の濃いインクを用いてテスト印字
パターンの印刷を行うものである。
【0050】この図7に示す方法を用いると、印字ヘッ
ド内のノズルの1つがインク吐出不良を起こして、形成
された印字画像に不良箇所が現れた場合に、その不良ノ
ズルの位置を特定することができ、また、長期の使用休
止後に印字を行う場合等に予めインク吐出不良のノズル
の有無の確認と、インク吐出不良を起こしたノズルがあ
った場合にはその不良ノズルを特定することができる。
【0051】この例のように8ドットの印字ヘッドの場
合は、数も少ないから、目視で各ドット位置を左から数
えていって、インク吐出不良のドットを特定すること
は、番号が印字されていなくとも容易であるが、例えば
128個のドットの中の不良ドットを特定しようとする
場合には、番号が付されていないと、特に中央よりも後
方(右方)に不良ドットがある場合には、数えることは
困難である。同図のように、番号を付して印字すると、
インク吐出不良のノズルが用紙搬送方向下流側から何番
目のノズルであるか番号によってユーザは容易に認識で
きる。
【0052】尚、ノズル列のノズル数が128個又は2
56個というようにノズルが多数であるときは、番号を
1行分印字して、次に各ノズルによって順次直線を引く
ということを繰り返すとよい。A4判の用紙を縦に搬送
して、その幅方向に10mm間隔で番号を印字すると、
1行に18個のノズル番号を印字し、その下の1行に各
ノズルによる直線を引くことを、7回と少し繰り返すだ
けで、不良ノズルを特定することが容易にできる。
【0053】このようにして、検出された(特定され
た)インク吐出不良ドットの番号(図7の例では6番目
のドット)を、PC60のキーボード又はインクジェッ
トプリンタ20の操作パネルからユーザがキー入力す
る。これにより、不良ノズルの位置がMPU64により
認識される。
【0054】この不良ノズルのチェックにおいて、例え
ばノズル列43dのノズル番号6のノズル不良を認識し
たとする。現在、ノズル列43dはブラックを印字する
のに使用している。一般にブラックは、文字を形成する
ことが多く、たとえ1ドットの欠落でもその不具合が目
立ってしまう。そこで、色調が弱く一番目立たない色、
すなわちこの場合はイエローを不良ドットを含むノズル
列43dに割り当てるようにする。そして、ブラック
を、いままでイエロー用に使用していたノズル列43a
に割り当てる(ステップS2)。これにより、不良ノズ
ルによる印字ドットを目立たないようにするノズル位置
(色毎のノズル列の組み合わせ)が決定され、この決定
された色とノズル列の組み合わせ、すなわち、ノズル列
43aはブラック、ノズル列43bはマゼンタ、ノズル
列43cはシアン、ノスル列43dはイエローを用いる
組み合わせは、例えばメモリB69に記憶される。そし
て、以降の印字動作は、上記の色とノズル列の組み合わ
せによって実行される。
【0055】上記に続いて、決定された不良ノズル位置
に対応するサブタンク及びそのノズル列の洗浄を行って
(ステップS3)、この不良ノズル位置の検出・決定の
処理を終了する。上記のサブタンク及びそのノズルの洗
浄は、いままで使っていた色と違う色のインクを用いる
場合、混色を起こす可能性があるのでこれを避けるため
に行うものである。このような洗浄は、上記のテスト印
字パターンの印刷を行う前あるいは後等のように、サブ
タンク及びノズル列に以前入っていたものと色の異なる
インクを用いるときは常に行われる処置である。
【0056】本例では、上記のテスト印字パターンの印
刷によるノズルチェックの後では、全てのインク保持室
44に、イエロー以外の濃い色のインク、例えばブラッ
クインクが入っている。したがって、ブラックインク以
外のサブタンク、つまりブラック用と決定されたノズル
列43aのインク保持室44a以外のインク保持室44
b、44c、及び44dの洗浄を行う。
【0057】この洗浄では、以後そのノズル列で印字す
べき色のインクを用いて行う。例えば、不良ノズルを有
するノズル列43dがこの1列のみであった場合は、上
述したように以後の印字ではそのノズル列43dのイン
ク保持室44dにイエローインクを供給するが、その印
字用のイエローインクの供給に先立って、上記の洗浄を
イエローインクで行う。すなわち、イエローインクのイ
ンク保持室44dへの注入とノズル42からの吐出を、
それより前までインク保持室44dに収容されていたイ
ンクの色(この場合はブラック)との混色が無くなるま
で繰り返すこによって洗浄が行われる。そして、この
後、通常の印字が実行される。
【0058】尚、このようなノズルチェックは、ユーザ
が印字画像の品質が落ちたと感じたとき或いは定期的に
行うことができる。また、上記のノズルチェックで不良
ノズル数が規定値を超えたときは、操作パネルの表示装
置等により、ユーザに印字ヘッドユニットの寿命が尽き
た旨を通知するようにしてもよい。また、上記の洗浄
は、その後に使用するインクを用いて行うのではなく共
通の洗浄液を用いて行うようにしてもよい。
【0059】図8は、そのような共通に用いる洗浄液の
タンクを備えたインクタンクユニットと印字ヘッドユニ
ットとの位置係合関係を示す図である。尚、同図にはユ
ニットフレームの図示を省略しており、インクタンクと
洗浄液タンクのみを示している。同図に示す印字ヘッド
ユニット21のベース前半部33は、図5に示した印字
ヘッドユニット21のベース前半部33と同一である。
この図5に示す印字ヘッドユニット21の任意のインク
保持室44a、44b、44c又は44dに、同図に示
すホームポジションにおいて、インクタンクユニット2
3′の各インクタンク28−1〜28−4の4個のイン
ク供給口29及び洗浄液タンク73の洗浄液供給口74
が対向する。これにより、インク保持室44(44a〜
44d)及びノズル42を洗浄する際には、インクでは
なく洗浄液タンク73の洗浄液を用いて洗浄することが
できる。
【0060】尚、上記の例では、不良ノズルを有するノ
ズル列が1列の場合について説明したが、図6のステッ
プS1のノズルチェックにおいては、不良ノズルを含む
ノズル列は複数列であってもよく、その場合は、ステッ
プS2のノズル位置の決定では、不良ノズル数の多いノ
ズル列から順に目立ちにくい色を割り当てるようにす
る。例えば用いているインクがイエロー、マゼンタ、シ
アン及びブラックのインクを用いる4色プリンタの場合
には、上記目立ちにくい色としてイエロー、シアン、マ
ゼンタ、ブラックの順に設定して各ノズル列に割り当て
るようにする。
【0061】また、上記実施の形態では、不良ノズルを
有するノズル列に、単純に目立ちにくい色を割り当てた
が、印刷画像の状態を分析して、不良ノズルの印字ドッ
トが目立たないような画像位置に、不良ノズルの印字を
割り当てて印字するようにしてもよい。これを、第2の
実施の形態として以下に説明する。
【0062】図9(a),(b) は、第2の実施の形態におけ
るノズルチェックとノズル位置決定に係る処理のフロー
チャートである。尚、本実施の形態におけるインクジェ
ットプリンタの主要部の構成は図1乃至図4及び図8に
示した構成と同一である。
【0063】図9(a) において、この処理は、操作パネ
ル等からノズルチェックの指示が入力されることにより
開始される。そして、先ず、ノズルチェックを行う(ス
テップS11)。この処理は、図6のフローチャートの
ステップS1の処理と同一である。そして、本例の場合
は、次に、上記判明した不良ノズルの位置及び数を、M
PU64に内蔵の不揮発性RAM或はメモリB69に記
憶する(ステップS12)。
【0064】次に、同図(b) に示すフローチャートにお
いて、これから印刷しようとする画像をスキャンして画
像の特性を認識する(ステップS21)。この処理で
は、例えば文字を主体とした画像であるか写真画像を主
体とした画像であるかを各色毎に画像を微分して閉ルー
プを数える等することにより判別することができる。ま
た、各印字色毎のヒストグラムは、上記の画像解析処理
後に、色毎に吐出すべき回数を積算することにより、印
字開始前に知ることができる。
【0065】そして、印刷前にノズル位置すなわちノズ
ル列と印字色の対応を決定する(ステップS22)。こ
の処理では、画像の中でドットの欠落が目立たない色を
不良ノズルを含むノズル列に割り当てる。例えば、文字
画像であれば、印字する領域が極端に少ない色を不良ノ
ズルを含むノズル列に割り当てる。また、極端に少ない
領域が無く色ごとの領域に大差が無いときは、不良ノズ
ルを多く含むノズル列から少なく含むノズル列へと順に
イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックを振り分ける。
【0066】また、写真画像の場合は、吐出する回数が
極端に少ない色が有れば、その色を不良ノズルを含むノ
ズル列に割り当てる。またヒストグラムに大きな差が無
ければ文字画像の場合と同様に、不良ノズルを多く含む
ノズル列から少なく含むノズル列へと順にイエロー、シ
アン、マゼンタ、ブラックを割り当てる。また、文字領
域と写真画像領域についてそれぞれ領域毎に演算し、領
域が多いほうを優先して欠落ドットの配置つまり不良ノ
ズルによる印字を決めても良い。
【0067】上記のように、不良ノズルを含むノズル列
と色との対応を決定した後、混色を防ぐために洗浄液で
サブタンク及びノズル列を洗浄する(ステップS2
3)。尚、洗浄液タンク73の洗浄液が無くなっている
ときは、以後そのノズル列で印字すべき色のインクを用
いて洗浄を行うようにしても良い。すなわち、これから
使用すべきインクをサブタンクへ供給し、ノズルから吐
出することを繰り返して混色した部分を強制的に排出
し、徐々に使用色の純度を高めていくようにする。
【0068】その後、上記決定したノズル列と色との組
み合わせで印字を実行する(ステップS24)。そし
て、上記のステップS21〜S24を、印刷する画像ご
とに繰り返す。
【0069】上述した第1及び第2の実施形態において
は、いずれも、インクタンクユニットの複数のインクタ
ンクから任意のザブタンクにインクの供給が可能な構成
となっているが、インクタンクとザブタンクとの対応が
固定されていて一つのインクタンクからは一つのザブタ
ンクへしかインクを供給できない構成のインクジェット
プリンタもある。このような場合でも、インクタンクを
着脱自在、つまり任意の箇所に装着可能、換言すればイ
ンクタンクの差し替え可能に構成すれば、不良ノズルに
対して上記同様の処理が可能である。これを第3の実施
の形態として以下に説明する。
【0070】図10は、第3の実施の形態におけるイン
クタンクとその装着部との関係を模式的に示す図であ
る。同図に示す四個のインクタンク75(75−1〜7
5−4)は、それぞれイエローインク、マゼンタイン
ク、シアンインク、及びブラックインクを収容してお
り、同図の配置において、特には図示しないが個々のイ
ンク保持室とは、対応が1対1に固定されている。ただ
し、着脱自在に構成されていて任意の位置に差し替えが
可能である。つまり、インク保持室との対応が1対1に
固定されているのはタンク装着部であって、インクタン
ク75ではない。インクタンク75はタンク装着部に差
し替え可能であるので、この差し替えによって任意の色
のインクタンク75を任意のサブタンクに対応させるこ
とができる。
【0071】これら4個(4種類)のインクタンク75
には、その底面後端部に、収容インクの色を識別するた
めの2つの電極パッド76(76y−1と76y−2、
76m−1と76m−2、76c−1と76c−2、7
6bk−1と76bk−2)が配設されている。これら
の電極パッド76y−1と76y−2はインクタンク7
5−1の側面で夫々短絡片77−1に接続されて短絡さ
れており、電極パッド76m−1と76m−2はインク
タンク75−2の側面で夫々短絡片77−2に接続され
て短絡されており、電極パッド76c−1と76c−2
はインクタンク75−3の側面で夫々短絡片77−3に
接続されて短絡されており、そして、電極パッド76b
k−1と76bk−2はインクタンク75−4の側面で
夫々短絡片77−4に接続されて短絡されている。
【0072】そして、これらの電極パッド76が当接す
るインクタンクユニットフレームのタンク装着部には、
それぞれ同一箇所に5個の検知電極パッド78及び79
−1、79−2、79−3、79−4が配設されてい
る。上記各インクタンク75の一方の電極パッド76y
−1、76m−1、76c−1、及び76bk−1は、
いずれも装着されたタンク装着部の検知電極パッド78
に接続する。
【0073】そして、インクタンク75−1の他方の電
極パッド76y−2は装着されたタンク装着部の検知電
極パッド79−1に接続し、インクタンク75−2の他
方の電極パッド76m−2は装着されたタンク装着部の
検知電極パッド79−2に接続し、インクタンク75−
3の他方の電極パッド76c−2は装着されたタンク装
着部の検知電極パッド79−3に接続し、そして、イン
クタンク75−4の他方の電極パッド76bk−2は装
着されたタンク装着部の検知電極パッド79−4に接続
する。
【0074】したがって、インクタンク75−1がタン
ク装着部に装着されると、そのタンク装着部の検知電極
パッド78と79−1が導通して、この導通情報が不図
示の制御部に通知される。また、インクタンク75−2
がタンク装着部に装着されると、そのタンク装着部の検
知電極パッド78と79−2が導通して、この導通情報
が制御部に通知され、インクタンク75−3がタンク装
着部に装着されると、そのタンク装着部の検知電極パッ
ド78と79−3が導通して、この導通情報が制御部に
通知され、そして、インクタンク75−4がタンク装着
部に装着されると、そのタンク装着部の検知電極パッド
78と79−4が導通して、この導通情報が制御部に通
知される。
【0075】これにより、制御部は、現在いずれのタン
ク装着部に何色のインクタンク75が装着されている
か、つまり、いずれのサブタンクに何色のインクタンク
75が対応しているかを認識することができる。
【0076】この場合も、ユーザによりノズルチェック
の指示がなされると、図6又は図9で説明したノズルチ
ェックを全ノズルについて行う。そして、発見された不
良ノズルの位置と数の情報を制御部のメモリに記憶す
る。次に、この記憶に基づいて、不良ノズルの数が多い
ノズル列順に、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック
を割り当てた後、この割り当て通りにインクタンク75
をタンク装着位置に装着する(交換する)ようユーザに
通知する。
【0077】この通知では、プリンタ本体にLCD装置
や音声装置などの報知装置を設けるようにしても良い。
また、ホスト機器側で通知するようにしても良い。ユー
ザが上記通知に基づいてインクタンク75のタンク装着
位置への装着を交換したことを操作パネルから入力する
と、制御部は各タンク装着部ごとに導通している検知電
極パッド78と79との組み合わせを調べて、インクタ
ンク75がタンク装着部の正しい位置に交換装着されて
いるかをチェックし、正しく交換装着されていることを
確認するとチェック処理を終了する。この場合も、イン
クの混色を防ぐために、色を交換したサブタンクとノズ
ル列については、サブタンクへのインクの供給と全ての
インクの吐出とを繰り返してノズル列内に残っている色
交換前の色を全て排出するようにする。
【0078】図11(a) は、第4の実施の形態における
インクジェットプリンタの印字ヘッドユニットのベース
前半部の構成を示す図であり、同図(b) は、その変形例
を示す図である。
【0079】同図(a) に示すように、この印字ヘッドユ
ニット81のベース前半部82は、上述した図2、図5
又は図8に示した4個のインク保持室44(44a〜4
4d)の他に更に1個の補助サブタンク83が配設され
ている。この印字ヘッドユニット81には、補助サブタ
ンク83に対応する補助ノズル列84が、上記4個のイ
ンク保持室44に対応するノズル列43(43a、43
b、43c、43d)と平行に並んで配設されている。
上記の補助サブタンク83の大きさは他の4個のインク
保持室44の大きさと同じであり、補助ノズル列84は
他の4列のノズル列43と同じ特性を持っている。
【0080】これら4個のインク保持室44及び1個の
補助サブタンク83は、印字ヘッドユニット81がイン
クタンクユニットのインク供給口と対向する位置でX方
向に移動することにより(図5参照)、イエロー、マゼ
ンタ、シアン又はブラックのいずれのインクタンクから
もインクの受給が可能である。ただし、通常時にはイン
ク保持室44aにはイエローインク、インク保持室44
bにはマゼンタインク、インク保持室44cにはシアン
インク、そしてインク保持室44dにはブラックインク
がそれぞれ供給される。そして、補助サブタンク83及
びその補助ノズル列84は使用せず、何色のインクも供
給されず補助サブタンク83は空である。
【0081】この場合も、ユーザによりノズルチェック
の指示が入力されると、図6又は図9に示したノズルチ
ェックの処理を行い、不良ノズルの位置と数の情報を制
御部のメモリに記憶する。そして、例えば、ノズル列4
3dに1個の不良ノズルが発見された場合は、その不良
ノズルを有するノズル列43dは、これ以降使用しない
ことにし、このノズル列43dが分担していたブラック
インクの印字を補助ノズル列84で行うことに決定す
る。この場合、補助ノズル列84及びその補助サブタン
ク83は未だ一度も使用していないから、ブラックイン
クを供給しても混色を起こす虞はない。したがって、洗
浄を行う必要が無い。以後上記のノズル列と色の組み合
わせで印字を実行する。
【0082】再び、ユーザによりノズルチェックの指示
が発せられ、ノズルチェックを行って、今度はノズル列
43bに3個の不良ノズルが発見されたものとする。こ
の不良ノズルの位置と数の情報は制御部のメモリに記憶
される。
【0083】ところで、前回のノズルチェックではノズ
ル列43dに1個の不良ノズルが発見されている。この
ノズル列43dの不良ノズルの数が、今回不良ノズルが
発見されたノズル列43bの不良ノズルの数よりも少な
いので、今回不良ノズルが発見されたノズル列43bは
使用を中止し、前回使用を中止したノズル列43dの方
を使用することに決定する。
【0084】また、この場合も、不良ノズルを有するノ
ズル列を使用するときは、そのノズル列に印字色の視認
性の低い色を優先的に割り当てるようにする。すなわち
イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの順に割り当て
るようにする。上記の例ではノズル列43dにイエロー
インクが割り当てられる。この場合、ノズル列43dの
インク保持室44dには前回までブラックインクが入っ
ていたから混色防止のため洗浄液タンクの洗浄液を用い
て洗浄する。必要があれば、他のノズル列及びそのサブ
タンクも同様に洗浄する。これでノズルチェックは終了
する。そして、以後の印字は上記のノズル列と色の組み
合わせで実行する。
【0085】また、この場合も印字前に画像データを解
析してサブタンクと補助タンクへの色配分を選択するよ
うにしてもよい。また、インクタンクユニットに洗浄液
タンクを備えずインクで洗浄するようにしてもよい。ま
た、不良ノズル数が規定値を超えるたときはユーザに印
字ヘッドユニットの寿命が尽きた旨を通知するようにし
てもよい。
【0086】尚、補助サブタンク及び補助ノズルは1個
1列と限ることなく、複数個複数列を備えるようにして
もよい。また、補助サブタンク及び補助ノズルは、モノ
リシック構成でもよく或いはハイブリッド構成(複数の
チップで構成)のいずれでも良い。また、補助サブタン
クの大きさは上記のように正規のサブタンクと同じ大き
さにするとは限らず、例えば図11(b) に示すように、
補助サブタンク83′の大きさを他のインク保持室44
の大きさよりも小さく、例えば他のサブタンクの大きさ
の1/3となるように構成してもよい。
【0087】また、不良ノズルを含むノズル列が1列で
ある場合は、このノズル列と補助サブタンク83′のノ
ズル列とを全て交換するのではなく、不良ノズルを含む
ノズル列はそのまま使用し、補助サブタンク83′にも
同じインクを供給して、不良ノズルに対応する位置のノ
ズルのみを駆動するようにしてもよい。
【0088】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、任意の色のインクを任意のノズル列に供給し得る
インクタンク固定型のインクジェットプリンタにおい
て、ノズルチェックを行って不良ノズルを発見したとき
その不良ノズルを含むノズル列に印字後の視認性の低い
色を割り当てるので、印字不良ドットが目立たなくな
り、したがって、不良ノズルがあるにも拘らず印字品質
の高い印字を継続して行うことが可能となる。
【0089】また、ノズルチェックの際に全てのノズル
列にイエロー以外の視認性のよいインクを用いるので、
不良ノズルの検出が容易であると共に検出結果に誤りが
なく、したがって、不良ドットを補正して印字を行うま
での作業が適正に行われ且つ能率が向上する。
【0090】また、不良ノズルを含むノズル列が複数の
ときに、不良ノズル数の多いノズル列からイエロー、シ
アン、マゼンタ、ブラックの順にインクを供給するの
で、不良ノズルを含むノズル列が複数発生しても印字不
良ドットを目立たなくすることができ、これにより、不
良ノズルを含むノズル列が複数であっても高品質の印字
を続行することができる。
【0091】また、印刷する画像毎に印刷前に画像デー
タを分析して使用頻度又は印刷領域の大小に応じて不良
ノズルを有するノズル列にインクの色を割り当てるの
で、不良ノズルがあっても常に高質の画像を印刷するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は第1の実施の形態におけるインクジェッ
トプリンタの主要部の構成を示す分解斜視図、(b) はそ
の印字ヘッドユニットを取り出して示す拡大図である。
【図2】(a) は印字ヘッドユニットのインク吐出面を模
式的に示す図、(b) はそのインク受給口面を模式的に示
す図、(c) は(b) のJ−J′断面矢視図である。
【図3】(a) は単一印字ヘッドのインク吐出面を示す
図、(b) は(a) のK−K′断面拡大矢視図である。
【図4】インクジェットプリンタのシステム構成ブロッ
ク図である。
【図5】インクタンクユニットのインクタンクと印字ヘ
ッドユニットのサブタンクとの対応関係を模式的に示す
図である。
【図6】不良ノズルの位置を認識して色ごとの最良のノ
ズル位置を決定する処理のフローチャートである。
【図7】不良ノズルを特定するためのテスト印字のパタ
ーンの例を示す図である。
【図8】洗浄液タンクを備えたインクタンクユニットと
印字ヘッドユニットとの位置係合関係を示す図である。
【図9】(a),(b) は第2の実施の形態におけるノズルチ
ェックとノズル位置決定に係る処理のフローチャートで
ある。
【図10】第3の実施の形態におけるインクタンクとそ
の装着部との関係を模式的に示す図である。
【図11】(a) は第4の実施の形態におけるインクジェ
ットプリンタの印字ヘッドユニットのベース前半部の構
成を示す図、(b) はその変形例を示す図である。
【図12】(a) は従来のインクジェットプリンタの構成
を模式的に示す斜視図、(b) はそのインク吐出面の拡大
図、(c) はインクカートリッジを正面から見た拡大断面
図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 キャリッジ 3 印字ヘッド 4 インクタンク 4b(4b−1、4b−2、4b−3、4b−4) 個
別インクタンク 5 ガイドレール 6 歯付き駆動ベルト 7 フレキシブル通信ケーブル 8(8y、8m、8c、8k) ノズル列 9 フレーム 11 プラテン 12 用紙 13 給紙ローラ対 14 排紙ローラ対 15 モータ 20 インクジェットプリンタ 21 印字ヘッドユニット 22 ヘッド駆動機構 23、23′ インクタンクユニット 24 搬送ローラ対 25 フレキシブル信号ケーブル 26 リニアレール 27 リニアスケール 28(28−1、28−2、28−3、28−4) イ
ンクタンク 29 インク供給口 31 インク受給口 32 ヘッドベース 33 ベース前半部 34 ベース後半部 35 空房 36 長方形の孔 37 リニアコイル 38 スリット溝 40 ヘッド基板 41 インク吐出面 42 ノズル 43(43a、43b、43c、43d) ノズル列 44 インク保持室 45 印字ヘッド 46 チップ基板 47 駆動回路 48 発熱素子 49 個別配線電極 51 接地用端子 52 共通電極 53 隔壁 54 インク供給溝 55 インク供給孔 56 オリフィス板 57 熱可塑性接着材 58 インク流路 60 PC(パーソナルコンピュータ) 61 静止部 62 移動部 63 ドライバ 64 MPU(micro processing unit) 65 バス 66 I/F(インターフェース) 67 ヘッド制御部 68 メモリA 69 メモリB 71 センサの出力 72 駆動信号 73 洗浄液タンク 74 洗浄液供給口 75(75−1〜75−4) インクタンク 76(76y−1と76y−2、76m−1と76m−
2、76c−1と76c−2、76bk−1と76bk
−2) 電極パッド 77−1、77−2、77−3、77−4 短絡片 78、79(79−1〜79−4) 検知電極パッド 81 印字ヘッドユニット 82 ベース前半部 83、83′ 補助サブタンク 84 補助ノズル列

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のインク受給口を備え内部に所定量
    のインクを収納し、キャリッジ上を移動しながら前記イ
    ンクを吐出させて用紙に印字を行う複数の印字ヘッド
    と、少なくともシアン、マゼンタ及びイエローのインク
    を収納し装置本体に固定して配置され収容した前記イン
    クを供給するインク供給口を有する複数のインクタンク
    とを有し、前記印字ヘッドが前記キャリッジ上の所定位
    置にあるとき複数のインク受給口の中の特定のインク受
    給口と前記複数のインクタンクの中の特定のインクタン
    クの前記インク供給口とが係合することにより、特定色
    の前記インクタンクの前記インクを前記印字ヘッドへ供
    給するインクジェットプリンタにおいて、 チェックモードと印字モードとに設定を切り換えるモー
    ド設定手段と、 該モード設定手段により前記チェックモードが設定され
    たとき前記印字ヘッドの吐出状態をチェックするチェッ
    ク手段と、 該チェック手段によりチェックされる前記印字ヘッドの
    前記インク受給口に対しイエロー以外のインクを供給す
    ると共に、供給された該インクを所定のパターンにより
    吐出制御する制御手段と、 を有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記チェックモードにおいて前記所定の
    パターンにより検出された前記印字ヘッドの吐出不良ド
    ットの情報を記憶する記憶手段を更に有することを特徴
    とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記印字モードにおい
    て、前記記憶手段に前記吐出不良ドットの情報が記憶さ
    れた前記印字ヘッドに対しイエローインクを供給するこ
    とを特徴とする請求項2記載のインクジェットプリン
    タ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記印字モードにおい
    て、前記記憶手段に前記吐出不良ドットの情報が記憶さ
    れた前記印字ヘッドが複数であるとき、不良ドット数の
    多い印字ヘッドからイエロー、シアン、マゼンタの順に
    インクを供給することを特徴とする請求項2記載のイン
    クジェットプリンタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212417A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェットプリンタのノズル機能チェック機構
US7118207B2 (en) 2002-12-27 2006-10-10 Casio Computer Co., Ltd. Ink-jet color recording ink, color ink feeding device using the ink, and ink-jet color recroding apparatus and method using the ink
JP2013241011A (ja) * 2012-05-22 2013-12-05 Oce Printing Systems Gmbh インクジェットプリントヘッドを洗浄するための方法及び洗浄液、このタイプの洗浄液の使用、インクジェットプリントヘッドを動作させるための方法

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