JP2000351211A - ラインインクジェットヘッドおよびそれを用いた印刷装置 - Google Patents

ラインインクジェットヘッドおよびそれを用いた印刷装置

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JP2000351211A JP2000077115A JP2000077115A JP2000351211A JP 2000351211 A JP2000351211 A JP 2000351211A JP 2000077115 A JP2000077115 A JP 2000077115A JP 2000077115 A JP2000077115 A JP 2000077115A JP 2000351211 A JP2000351211 A JP 2000351211A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットヘッドユニットを千鳥配列す
ることにより構成されているラインインクジェットヘッ
ドにおいて、千鳥配列されているインクジェットヘッド
ユニット相互の位置合わせを簡単な作業により精度良く
行うこと。 【解決手段】 ラインインクジェットヘッド1は、ヘッ
ドユニット取り付け基板2の両側に形成されたヘッドユ
ニット取り付け面103、104に、千鳥状となるよう
に交互にインクジェットヘッドユニット105(1)〜
105(4)が配列されている。ヘッドユニット取付け
面を精度良く形成しておけば、ここに各インクジェット
ヘッドユニット105(1)ないし5(4)を接着固定
するのみで、千鳥配置されているインクジェットヘッド
が相互に精度良くの位置合わせされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラインプリンタの
インクジェットヘッドとして使用されるラインインクジ
ェットヘッドに関するものである。更に詳しくは、同一
構造のインクジェットヘッドユニットを複数配列するこ
とにより構成されるオンデマンド型のラインインクジェ
ットヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のラインインクジェットヘッドを
備えたインクジェット装置は、例えば、特公平3−58
917号公報に開示されている。この公報に開示されて
いるインクジェット装置では、複数のインク吐出口を有
するインクジェットヘッドユニットを、インクノズルの
配列方向(印刷ライン方向)に複数個直列に配置した構
造のラインインクジェットヘッドを備えている。
【0003】この構造のラインインクジェットヘッド
は、図13に示すように、インクジェットヘッドユニッ
ト10(n)(n=1、2、3・・・)(図においてイ
ンクジェットヘッドユニット10(1)、10(2)の
みを示してある。)を一列に並べて位置を合わせて接着
されている。このようにして印刷ライン方向に沿って一
列に配列された各インクノズル11(m)(m=1、
2、3・・・)のピッチpはいずれのノズル間において
も同一とする必要がある。ここで、隣接配置したインク
ジェットヘッドユニット10(1)および10(2)に
おける最も端に位置するインクノズル11(128)お
よび11(1)の間も同一ピッチpとする必要がある。
【0004】このためには、インクジェットヘッドユニ
ットの両端に位置しているインクノズル11(1)、1
1(128)が連通しているインク室の隔壁、すなわ
ち、インクジェットヘッドユニットの両端壁12
(1)、12(128)の厚さを、それ以外のインクノ
ズルが連通しているインク室の隔壁の厚さの1/2とす
る必要がある。
【0005】このように隔壁の厚さを変えると、両端の
壁の剛性が内側に位置している隔壁の剛性よりも低くな
ってしまうので、両端のインク室に連通しているインク
ノズルのインク吐出特性が、内側のインクノズルのもの
とは異なってしまう。インク吐出特性が異なると、印刷
品位が低下する場合もあり、好ましくない。
【0006】また、インクジェットヘッドユニットの端
面を貼り合わせて一列に配列しているので、端面を精度
良く仕上げる必要があり、その分、ラインインクジェッ
トヘッドの製造が困難になってしまうので好ましくな
い。
【0007】そこで、特開平8−127137号公報に
開示されているように、各インクジェットヘッドユニッ
トのインクノズル列を千鳥状に配列すれば、上記の弊害
を解消可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各イン
クジェットヘッドユニットのインクノズル列を千鳥状に
配置する場合、各インクジェットヘッドユニット相互間
の位置合わせが困難であるという問題がある。各インク
ジェットヘッドユニット相互間の位置合わせ精度が悪い
と、印刷品位が低下するので好ましくない。しかし、従
来においては、各インクジェットヘッドユニットの位置
合わせを精度良く、しかも簡単に行う方法については何
ら提案されていない。
【0009】また、千鳥配列の場合には、千鳥配列した
各インクジェットヘッドユニット相互間において、それ
ぞれのインクノズルから吐出されるインク液滴が印刷媒
体上における同一ライン上に当たるように、駆動タイミ
ングを調整する必要がある。従って、複数のインクジェ
ットヘッドユニットを千鳥配列することによりラインイ
ンクジェットヘッドを構成した場合には、単列のライン
インクジェットヘッドの場合に比べて、その駆動タイミ
ングを調整するための回路構成が複雑化するという問題
点がある。
【0010】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
千鳥配列した各インクジェットヘッドユニットの位置合
わせを精度良く、しかも簡単に行うことのできるライン
インクジェットヘッドを提案することにある。
【0011】また、本発明の課題は、千鳥配列した各イ
ンクジェットヘッドユニットの駆動タイミングを、駆動
回路構成を複雑化することなく調整可能なラインインク
ジェットヘッドを提案することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、列状に複数個のインクノズルが形成さ
れたインクジェットヘッドユニットが、インクノズルの
配列方向に沿って、複数配列された構成のラインインク
ジェットヘッドにおいて、ヘッドユニット取り付け基板
と、このヘッドユニット取り付け基板の少なくとも一方
の面に形成されたヘッドユニット取り付け面と、インク
ノズルの配列方向に沿って前記ヘッドユニット取り付け
面に千鳥状に取り付けられた複数の前記インクジェット
ヘッドユニットと、各インクジェットヘッドユニットに
インクを供給するために前記ヘッド取り付け基板に形成
された共通インク供給路とを有し、前記インクジェット
ヘッドユニットのそれぞれは、前記インクノズルが形成
されているインクノズル面と、当該インクノズル面に直
交すると共に当該インクノズルの配列方向に平行な取付
け基準面とを備えており、当該取付け基準面が前記ヘッ
ドユニット取り付け面に取付けられていることを特徴と
している。
【0013】本発明のラインインクジェットヘッドで
は、ヘッドユニット取り付け基板に形成されているヘッ
ドユニット取り付け面に、各インクジェットヘッドユニ
ットに形成されている取り付け基準面を重ね合わせて接
合するという簡単な作業により、千鳥配列のインクジェ
ットヘッドユニットの位置合わせを精度良く行うことが
できる。
【0014】ここで、前記ヘッドユニット取り付け面と
して、一定の間隔で平行に延びる第1および第2のヘッ
ドユニット取付け面を有し、これらのヘッドユニット取
付け面が前記ヘッドユニット取り付け基板の異なる面に
形成された構成を採用できる。この場合には、前記第1
のヘッドユニット取り付け面には一定の間隔で、奇数番
目あるいは偶数番目の前記インクジェットヘッドユニッ
トを取付け、前記第2のヘッドユニット取り付け面には
偶数番目あるいは奇数番目の前記インクジェットヘッド
ユニットを取付ければよい。
【0015】この代わりに、ヘッドユニット取り付け基
板の同一の面に第1および第2のヘッドユニット取り付
け面を形成することもできる。すなわち、前記ヘッドユ
ニット取付け面として、第1および第2のヘッドユニッ
ト取り付け面を有し、前記第1のヘッドユニット取り付
け面を前記ヘッドユニット取り付け基板の表面に一定の
間隔で形成し、前記第2のヘッドユニット取り付け面
を、前記第1のヘッドユニット取り付け面の間に位置し
ている前記ヘッドユニット取り付け基板の表面部分を一
定の高さだけ突出させた突出部の表面に形成する構成を
採用できる。
【0016】本発明におけるインクジェットヘッドユニ
ットとしては静電駆動式のものを採用することができ
る。静電駆動式のインクジェットヘッドユニットは、前
記インクノズルに連通するインク圧力室と、静電気力を
利用して当該インク圧力室の容積を変動させる静電駆動
機構とを備え、前記インク圧力室の容積変動により前記
インクノズルからインク液滴を吐出させる構成となって
いる。
【0017】ここで、静電駆動式のインクジェットヘッ
ドユニットとしては、その小型化を図るために、積層接
着された第1、第2および第3の基板を有し、前記第1
の基板に前記共通インク通路に連通している共通インク
室が形成され、前記第1および第2の基板の間には前記
インクノズルおよび前記インク圧力室が形成され、前記
第2の基板および第3の基板の間に前記静電駆動機構が
形成された構成のものを採用することが望ましい。
【0018】この場合には、前記第1の基板における前
記第2の基板が積層接着されている表面とは反対側の表
面、あるいは、前記第3の基板における前記第2の基板
が積層接着されている表面とは反対側の表面を、前記取
り付け基準面とすることができる。
【0019】上記構成のラインインクジェットヘッドに
おいて、千鳥配列されているインクジェットヘッドユニ
ットの駆動タイミングを調整するための回路構成が複雑
化することを回避するためには、千鳥状に配列されてい
るインクノズルの間隔を、印刷画像の基本解像度の正の
整数倍とすることが望ましい。
【0020】本発明の印刷装置は、上記構成のラインイ
ンクジェットヘッドと、印刷媒体を搬送する搬送機構
と、前記ラインインクジェットヘッドにインクを供給す
るインク供給機構とからなり、前記ラインインクジェッ
トヘッドは、前記搬送機構により搬送される印刷媒体の
印刷範囲を包含するように配置されていることを特徴と
している。
【0021】本発明の印刷装置では、印刷媒体を搬送し
ながら、前述のラインインクジェットヘッドにより印刷
媒体に印刷を行うので、製造が簡単で、駆動回路が複雑
化することなく、高速印刷の印刷装置を実現することが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用したラインインクジェットヘッドの実施例を説明
する。
【0023】(第1の実施例)図1は本発明を適用した
ラインインクジェットヘッドを示す概略正面図である。
本例のラインインクジェットヘッド1は、一定の厚さの
ヘッドユニット取り付け基板2と、このヘッドユニット
取り付け基板2の両側に形成されている平行に延びる平
坦なヘッドユニット取り付け面3、4と、各ヘッドユニ
ット取り付け面3、4に取り付けた合計5個のインクジ
ェットヘッドユニット5(5(1)〜5(5))を有し
ている。
【0024】本例では、一方のヘッドユニット取り付け
面3に2個のインクジェットヘッドユニット5(2)、
5(4)が取り付けられ、他方のヘッドユニット取り付
け面4には3個のインクジェットヘッドユニット5
(1)、5(3)、5(5)が取り付けられている。各
ユニットは接着剤等によって基板2に取り付け固定され
ている。各インクジェットヘッドユニット5(1)〜5
(5)は同一構造であり、全体として偏平な直方体形状
をしており、その横長の長方形輪郭をしたインクノズル
面(前面)5aには、その幅方向に複数個のインクノズ
ル51が一列に配列されている。各インクジェットヘッ
ドユニット5(1)ないし5(5)の裏面5bは、イン
クノズル面5aに直交していると共にインクノズル51
の配列方向に平行な平面であり、当該裏面5bが取り付
け基準面とされている。
【0025】各インクジェットヘッドユニット5(1)
〜5(5)は、ヘッドユニット取り付け面3、4におい
て、一定の間隔で、その取り付け基準面である裏面5b
が各面3、4に積層接着された状態となるように、交互
に千鳥状に配置されている。従って、ユニット取付け基
板2の厚さ(面3、4間の距離)が一定となるように当
該基板2を精度良く製造し、各インクジェットヘッドユ
ニットにおける取付け基準面である裏面5bからインク
ノズル51までの距離が一定となるように各インクジェ
ットヘッドユニットを精度良く製造しておけば、各イン
クジェットヘッドユニット5(1)ないし5(5)を両
面3、4に接着固定するのみで、千鳥配列されている各
インクジェットヘッドユニット5(1)ないし5(5)
が精度良く位置合わせされた状態になる。
【0026】次に、本例では、千鳥状に隣接するインク
ジェットヘッド5(3)と5(4)におけるインクノズ
ル配列方向(印刷ライン方向)の配置関係は、インクジ
ェットヘッドユニット5(3)の端に位置しているイン
クノズル51(3b)と、インクジェットヘッドユニッ
ト5(4)の端に位置しているインクノズル51(4
b)のノズルピッチが、各インクジェットヘッドユニッ
トにおけるノズルピッチpと等しくなるように決定され
ている。同様に、他の千鳥状に隣接するインクジェット
ヘッド間の配置関係も同様に決定されている。この結
果、インクノズルの配列方向(印刷ライン方向)に沿っ
て見た場合におけるノズルピッチはいずれの位置におい
ても同一のピッチpとなっている。
【0027】また、ヘッドユニット取り付け面3に取り
付けられているインクジェットヘッドユニット5
(2)、5(4)の各インクノズルの中心線L1と、他
方のヘッドユニット取り付け面4に取り付けられている
インクジェットヘッドユニット5(1)、5(3)、5
(5)の各インクノズルの中心線L2との間の距離t
は、ノズルピッチpの整数倍となっている。
【0028】一方、ヘッドユニット取り付け基板2の内
部には、共通インク供給路21が形成されており、この
共通インク供給路21の端に形成されているインク供給
口22にはインクチューブ23が接続されている。不図
示のインクタンクから、インクチューブ23および共通
インク供給路21を介して、各インクジェットヘッドユ
ニット5(1)ないし5(5)にインクが供給される。
【0029】図2(a)、(b)には、インクジェット
ヘッドユニット5(5(1)ないし5(5))の概略構
成を示してある。本例のインクジェットヘッドユニット
5は、静電気力を利用して振動板を振動させることによ
りインクノズルに連通したインク室の容積を変化させて
インク液滴の吐出を行う静電駆動式のものである。勿
論、圧電素子等を利用してノズルに連通したインク室の
容積を変化させてインク液滴の吐出を行う形式のものを
採用することもできる。更に、ヒータ等を利用してノズ
ルに連通したインク室のインクをガス化させて容積を変
化させてインク液滴の吐出を行う形式のものを採用して
もよい。
【0030】インクジェットヘッドユニット5に静電気
を利用した形式を適用することにより、インクジェット
ヘッドユニット5の消費電力及び発熱を抑制することが
可能となる。消費電力、発熱に対する課題が殆どない静
電気による駆動方式のインクジェットヘッドユニット5
は、ヘッド当たりの駆動ノズル数が多くなる本発明のラ
インインクジェットヘッドの構成に好適である。
【0031】図2(a)、(b)に示すように、本例の
インクジェットヘッドユニット5は、シリコン製のキャ
ビティープレート53を挟み、上側にシリコン製の上プ
レート52、下側にガラス基板54がそれぞれ積層され
た3層構造となっている。
【0032】インクノズル面(前面)5aには、複数個
のインクノズル51が紙面と直交する方向に一列に形成
されており、各インクノズル51はインク圧力室55に
連通している。各インク圧力室55は細いインク供給口
56を経由して共通インク室57に連通している。共通
インク室57は、ガラス基板54を貫通して延びるイン
ク供給口58を介して、ヘッドユニット取り付け基板2
の共通インク供給路21に連通している。
【0033】各インク圧力室55の底壁は面に垂直な方
向に弾性変位可能な振動板59であり、各振動板59に
対向させて、ガラス基板54の表面には個別電極60が
形成されている。キャビティプレート53には共通電極
61が形成されており、この共通電極61と個別電極6
0の間には、ヘッドドライバ62によって、駆動電圧パ
ルス信号が印加される。電圧印加によって、僅かのギャ
ップで対向している振動板59と個別電極60の間には
静電気力(吸引力)が発生する。この静電気力により、
振動板59は撓んで(弾性変位し)、印加電圧を解除す
ると、振動板59は弾性復元する。このような静電気力
と弾性復元力によってインク圧力室55の容積が変動し
て、インクノズル51からはインク液滴63が記録紙6
4に向けて吐出される。
【0034】本実施例において、ラインインクジェット
ヘッド1は後述する印刷装置等に取り付けられ、印刷媒
体である記録紙64を搬送し、記録紙64の搬送速度に
同期して、ヘッドドライバ62から、駆動電圧パルス信
号を印加することにより、記録紙64に画像が印刷され
る。ここで、印刷媒体としては、記録紙64の他に記録
シートやシール、ラベル、タグ、チケットでもよい。本
発明によるラインインクジェットヘッド1によれば、印
刷される結果の利用目的により印刷媒体を適時選択する
ことが可能である。
【0035】図3は本発明の実施例における印刷装置1
50の制御回路の概略ブロック図である。また、35は
本発明のラインインクジェットヘッドの制御回路の概略
ブロック図である。制御回路30はマイクロコンピュー
タにより構成されており、制御の中心をなす中央演算処
理装置CPUの演算によって各種の処理が実現される。
すなわち、不揮発性メモリ等からなるリードオンリメモ
リROMには、各種の制御プログラムが格納されてお
り、ここから呼び出されたプログラムを、ランダムアク
セスメモリRAMの一部を作業領域として利用して、実
行して、各種の制御動作を実現する。これらの各部分は
内部バス31を介して相互に接続されており、演算結果
等は、入出力ポートI/Oを介してモータドライバやそ
の他の周辺機器に出力される。また、上位コンピュータ
32に接続され、印刷画像データがラスタービットイメ
ージデータの形態で供給される。
【0036】ラインインクジェットヘッド35はインク
ジェットヘッドユニット5(1)〜5(5)と各インク
ジェットヘッドユニット5(1)〜5(5)に対応する
ヘッドドライバー34からなり、各インクジェットヘッ
ドユニット5(1)〜5(5)に1つづつ配線接続され
たヘッドドライバー34から適時、駆動電圧パルスを印
加されてインクノズルからインク液滴を吐出する。
【0037】ラスタービットイメージデータは、ゲート
アレイから構成されたラスターデータ変換部33におい
て変換されて、ラインインクジェットヘッド35のイン
クジェットヘッドユニット5(1)〜5(5)の配列と
そのインクノズルの配列に対応した別のラスターデータ
に変換され、ヘッドドライバ34およびラインインクジ
ェットヘッド35を構成する各インクジェットヘッドユ
ニット5(1)〜5(5)に供給される。
【0038】ここで、ラスタービットイメージは、デー
タが記録紙64の搬送方向とは垂直な方向(データ走査
方向)に配列されたデータ構造となっている。データ処
理単位である8ビットデータがデータ走査走査方向に沿
ってそのMSBからLSBに向けて配列されている。従
って、データ処理単位である各バイトデータを、ラスタ
ーデータ変換部33にてラインインクジェットヘッド3
5の各インクジェットヘッドユニット5(1)〜
(5)、に対応したデータ変換を行ない別のラスターデ
ータへ変換している。
【0039】本例では図1を参照して説明したように、
千鳥状に二列に配列されているインクノズルの中心線L
1、L2間の距離tをノズルピッチpの整数倍としてあ
る。従って、特殊な遅延回路を必要とせず、データ変換
操作に必要なメモリーも少なくてよく、簡単なハーッド
ウエアによるデータ変換操作によって、ラスタービット
イメージデータを、ラインインクジェットヘッド35の
各インクジェットヘッドユニット5(1)〜(5)のイ
ンクノズルを駆動するためのラスタデータに変換するこ
とができる。 このように構成した本例のラインインク
ジェットヘッド1においては、各インクジェットヘッド
ユニット5(1)ないし5(5)がヘッドユニット取り
付け基板2を挟み、千鳥状に二列となるように配置され
ている。
【0040】従って、ユニット取付け基板2の厚さ(面
3、4間の距離)が一定となるように当該基板2を精度
良く製造し、各インクジェットヘッドユニットにおける
取付け基準面である裏面5bからインクノズル51まで
の距離が一定となるように各インクジェットヘッドユニ
ットを精度良く製造しておけば、各インクジェットヘッ
ドユニット5(1)ないし5(5)を両面3、4に接着
固定するのみで、千鳥配列されている各インクジェット
ヘッドユニット5(1)ないし5(5)を精度良く位置
合わすることができる。
【0041】また、千鳥状に隣接配置されているインク
ジェットヘッドユニットのインクノズル間のノズルピッ
チpを、インクジェットヘッドユニットの両端の端壁6
6の厚さを、内側の各インク室の仕切り壁67よりも薄
くすることなく、他のノズルピッチpと同一にすること
ができる。よって、各インクジェットヘッドユニットの
両端のインクノズルのインク吐出特性を、内側のインク
ノズルのインク吐出特性と同一にすることができ、印刷
品位を良好に保持することができる。
【0042】さらに、各インクジェットヘッドユニット
を一列に配置する場合のように、各インクジェットヘッ
ドユニットの両端面を精度良く加工する必要もないの
で、製造も容易になる。
【0043】さらにまた、本例では、千鳥状に二列に配
列されているインクノズルの中心線L1、L2間の距離
tをノズルピッチpの整数倍としてある。従って、一方
の側に配列されているインクジェットヘッドユニットに
よる印刷位置と、他方の側に配列されているインクジェ
ットヘッドユニットによる印刷位置とを一致させるため
の駆動タイミングの制御を簡単に行うことができ、その
ための駆動回路構成が複雑化することを抑制できる。
【0044】ここで、インクノズルの中心線間距離tを
本発明のラインインクジェットを適用した印刷装置によ
り印刷される印刷画像の基本解像度の正の整数倍として
もよく、上述の実施例と同様な作用・効果を得ることが
できる。。
【0045】ここでの印刷画像の基本解像度とは、デー
タ走査方向に関しては、ラインインクジェットヘッド1
のインクノズルのピッチに相当し、記録媒体の搬送方向
においては、ラインインクジェットヘッドの同一のイン
クノズルから連続して吐出可能な最小の周期に印刷媒体
の搬送速度を乗じた距離である。
【0046】本例は、データ走査方向と印刷媒体の搬送
方向の基本解像度がそれぞれ1/360インチの印刷を
行う印刷装置である。そして、奇数と偶数のインクジェ
ットヘッドユニット5の間に、ヘッドユニット取り付け
基板2に共通インク供給路21を設けている。
【0047】ユニット取付け基板2は、その共通インク
供給路21の管路をインク液滴の吐出が不足することの
ない十分な大きさの内径φ7.5mmが必要なことか
ら、形状を安定して射出成形するために必要な寸法とし
て、その厚みを8.5mmに形成した。そして、インク
ジェットヘッドユニット5の厚みが0.5mmあること
から、この場合、前述のインクノズルの中心線間距離t
の値を、共通インク供給路2の寸法以上で、最も小さく
なる基本解像度の整数倍の値として、基本解像度の12
8倍の16/45インチ(約9.03mm)となる値に
設定し、駆動回路構成を簡略化した。
【0048】(第2の実施例)図4ないし図6には、本
発明によるラインインクジェットヘッドの別の例を示し
てあり、図4はその全体構成を示す斜視図あり、図5は
そのIV−IV線で切断した部分の概略断面図であり、
図6はヘッドユニット取り付け基板を示す概略斜視図で
ある。
【0049】本例のラインインクジェットヘッド101
は、ヘッドユニット取り付け基板102と、このヘッド
取付け基板102の同一の面に形成した第1および第2
のヘッド取り付け面103、104と、第1のヘッド取
り付け面103に取付けられた2個のインクジェットヘ
ッドユニット105(2)、105(4)および第2の
ヘッド取付け面104に取付けられた2個のインクジェ
ットヘッドユニット105(1)、105(3)とを有
している。また、ヘッドユニット取り付け基板102の
内部には、その長手方向に共通インク供給路121が形
成されており、外部から供給されるインクが当該共通イ
ンク供給路121を経由して各インクジェットヘッドユ
ニット105(1)ないし105(4)に供給されるよ
うになっている。
【0050】本例のヘッドユニット取り付け基板102
に形成されている第1および第2のヘッドユニット取り
付け面103、104は次のように形成されている。第
1のヘッドユニット取り付け面103は、細長い矩形輪
郭をしているヘッドユニット取り付け基板102の一つ
の平坦な表面に一定の間隔で形成された2つの取付け面
103(1)、103(2)からなっている。これに対
して、第2のヘッドユニット取り付け面104は、第1
のヘッドユニット取り付け面103(1)、103
(2)の間に位置しているヘッドユニット取り付け基板
102の表面部分を一定の距離だけ突出させることによ
り形成した突出部114(1)、114(2)の表面1
04(1)、104(2)により規定されている。第1
のヘッドユニット取り付け面103(1)、103
(2)は同一平面上に位置し、同様に、第2のヘッドユ
ニット取り付け面104(1)、104(2)も同一平
面上に位置している。
【0051】ここで、本例のインクジェットヘッドユニ
ット105(1)ないし105(4)(以下、これらを
総称してインクジェットヘッドユニット105と記
す。)は静電駆動式のものであり、その駆動原理は図1
ないし図4に開示されている第1の実施例に係るライン
インクジェットヘッド1のインクジェットヘッドユニッ
ト5と同様である。しかるに、本例のインクジェットヘ
ッドユニット105は、その小型化、特に前後方向の寸
法を小さくするために、次のような構成となっている。
【0052】図5を主に参照して説明すると、本例のイ
ンクジェットヘッドユニット105は、その前面である
インクノズル面132においてヘッド幅方向(図面に垂
直な方向)に向けて一列に配列された複数個のインクノ
ズル133を有し、各インクノズル133はそれぞれ、
ヘッド前後方向の後ろ側に形成されているインク圧力室
134に連通している。インク圧力室134もヘッド幅
方向に向けて相互に隔壁(図示せず)を介して配列され
ている。各インク圧力室134はそれぞれインク供給口
135を介して、共通インク室136に連通している。
共通インク室136は各インク圧力室134に対してヘ
ッド厚さ方向に積層配置されている。共通インク室13
6には、ヘッドユニット取付け基板102の内部に形成
されている共通インク供給路121からインク取り入れ
口139を経由してインクが供給される。
【0053】各インク圧力室134は静電駆動機構によ
って個別に容積変動して、当該容積変動に起因して発生
した圧力変動を利用して、各インクノズル133からイ
ンク液滴140を吐出させることが可能となっている。
【0054】上記の各部分を備えたインクジェットヘッ
ドユニット105は、電極ガラス基板(第3の基板)1
41と、この表面に貼り合わせたシリコン単結晶基板か
らなるキャビティ基板(第2の基板)142と、この表
面に貼り合わせた同じくシリコン単結晶基板からなるノ
ズル基板(第1の基板)143から構成される三層構造
となっている。
【0055】キャビティ基板142とノズル基板143
を貼り合わせることにより、これらの間に、インクノズ
ル133および各インク圧力室134が区画形成され、
各インクノズル133に対応する各インク圧力室134
に連通した状態になる。また、各インク圧力室134の
後端側の部分には複数個(本例では2個)のインク供給
口135が開口している。ノズル基板143の表面に形
成されている共通インク室136は、当該表面とヘッド
ユニット取付け基板102のヘッドユニット取付け面
(103あるいは104)の間に積層接着したフィルム
147に形成したインク取り込み口139を介して共通
インク供給路121に連通している。
【0056】次に、各インクノズル133からインク液
滴を吐出させるための静電駆動機構は、キャビティ基板
142と電極ガラス基板141の間に形成されており、
この機構は、前述した第1の実施例の場合と同様である
ので、その説明は省略する。
【0057】本例のインクジェットヘッドユニット10
5では、共通インク室136がインク圧力室134に積
層された構成となっている。従って、図2に示すインク
ジェットヘッドユニットのように、インク圧力室134
と同一平面上に共通インク室136が形成されている場
合に比べて、インクジェットヘッドユニット105の前
後方向の長さ寸法を小さくできる。
【0058】また、ヘッドユニット取り付け面103、
104に接着固定される取り付け基準面は、シリコン単
結晶基板であるノズル基板143の表面143aであ
り、従って、当該ノズル基板143の厚さ管理のみを精
度良く行なえば、ヘッドユニット取り付け面103、1
04からインクノズル133までの距離を精度良く規定
できる。よって、千鳥配列されているインクジェットヘ
ッドユニット相互間の位置合わせを極めて簡単に、しか
も精度良くできるという利点がある。
【0059】なお、本例では、インクジェットヘッドユ
ニット101におけるノズル基板143の表面143a
を取り付け基準面としているが、逆に、電極ガラス基板
141の表面141aを取り付け基準面とすることも可
能である。
【0060】さらに、本例のインクジェットヘッドユニ
ット105では、3層の基板を積層した構成となってお
り、そのノズル基板143に、インクノズル形成用のノ
ズル溝と共に共通インク室136を形成している。従っ
て、共通インク室136をインク圧力室134に積層配
置するために別個の基板等を追加して組み付ける必要が
ない。よって、インク圧力室に共通インク室を積層する
に当たり、ヘッド厚さ方向の寸法の増加も抑制できる。
よって、全体として小型のインクジェットヘッドユニッ
トを実現できる。また、部品点数が少ないので製造も容
易である。
【0061】さらにまた、インク供給口135が、ノズ
ル基板143における共通インク室底壁部分に垂直(ヘ
ッド厚さ方向)に形成されている。共通インク室がイン
ク圧力室と同一の平面方向に配置されている場合に比べ
て、当該インク供給口135を形成しやすい。また、多
数個のインク供給口135を自由に形成することができ
る。この結果、インクジェットヘッドユニットのインク
吐出特性等の調整が簡単になるという利点がある。
【0062】次に、図7に示すように、本例の場合にお
いても、千鳥状に隣接配置されているインクジェットヘ
ッドユニット105(2)と105(3)の間のノズル
ピッチは、他のインクノズルのノズルピッチpと同一と
なるように、双方のユニットの配置位置が決定されてい
る。他の千鳥状に隣接配置されているインクジェットヘ
ッドユニット相互間の配置関係も同様になっている。ま
た、第1のヘッドユニット取り付け面103側のインク
ノズル中心線L1と、第2のヘッドユニット取り付け面
104側のインクノズル中心線L2の距離tは、ピッチ
pの整数倍とされている。
【0063】このように構成したラインインクジェット
ヘッド101によっても、図1ないし図4に示すライン
インクジェットヘッド1と同様な作用効果を得ることが
できる。
【0064】これに加えて、本実施例のラインインクジ
ェットヘッド101では、前述のラインインクジェット
ヘッド1よりも距離tを小さくできるので、ラインイン
クジェットヘッドをより小型化でき、且つ、印刷時のデ
ータ処理に要するメモリのサイズも小さくすることが可
能となるという効果も得られる。
【0065】例えば、本実施例のラインインクジェット
ヘッド101を、基本解像度が1/360インチの印刷
を行う印刷装置に適用する場合、距離tを基本解像度の
8倍の1/45インチ(約0.556mm)に設定すれ
ばよい。本実施例のインクジェットヘッド101では、
前述のラインインクジェットヘッド1とは異なり、奇数
と偶数のインクジェットヘッドユニット105(1)〜
(4)の間に、共通インク供給路21を設ける必要がな
いので、インクジェットヘッドヘッドユニット105の
厚みの0.5mm以上の段差を各ヘッド取り付け面間に
設けるのみでよい。
【0066】インクノズルの中心線間距離tを基本解像
度の8倍としたことにより、駆動回路構成を簡略化でき
るとともに最も小さなインクジェットヘッドを提供する
ことが可能となった。更には、実施例1に比較して、イ
ンクノズルの中心線間距離tが小さいことから、その分
だけ印刷のスピードアップ及び記録紙64の活用効率を
向上させることができる。
【0067】(インクジェットヘッドユニット101の
変形例)図8、9には上記のインクジェットヘッドユニ
ット101の変形例を示してある。まず、図8(a)に
示すラインインクジェットヘッドのインクジェットヘッ
ドユニット201は、そのインクノズル面102aにプ
レート202を取り付けた構成とされている。プレート
表面202aは僅かに、インクノズル面102aよりも
前方に出ており、このプレート202によりインクノズ
ル面102が保護される。
【0068】このプレート表面202aは、インクノズ
ル面102aと同一面に構成しても構わない。この場
合、インクノズル面102との段差部がないことから、
インクや紙粉が溜ることがなく印字品質の低下の要素を
取り除くことができる。
【0069】このようにプレート202を取り付けるこ
とにより、千鳥配列されているインクジェットヘッドユ
ニット105(1)ないし105(4)の各インクノズ
ル全体をキャッピング可能なキャップ211を簡単に配
置することができる。図8(b)には取り付けられたイ
ンクジェットヘッドユニット105(1)ないし105
(4)に沿ったキャップの内枠形状をキャップ代として
想像線により示してある。キャップ代はこの他に、短形
にすることも可能である。
【0070】図8(b)に図示されるキャップ代とする
こ場合、キャップ211のキャップ内容積を小さくし
て、インクノズルからのインクの溶媒の蒸発を効果的に
防止し、品質の向上を図ることが可能である。
【0071】また、キャップ代を短形にして、インクノ
ズル全体をキャッピングするようにキャップ211を構
成すれば、キャップの成形が簡単な廉価なキャップを提
供することが可能となる。なお、上記以外のインクジェ
ットヘッドユニット201の構成、これを千鳥状に配列
したラインインクジェットヘッドの構成は上記の図4な
いし図7に示す例と同様である。
【0072】図9に示すインクジェットヘッドユニット
301では、そのインクノズル233を、別個のノズル
基板302に貫通孔として形成し、これをヘッドユニッ
ト前面に貼り付けた構成となっている。この場合には、
インクノズルの特性管理が容易となり、また、千鳥配列
されているインクノズル列全体を覆うキャップ311を
簡単に配置することもできる。なお、上記以外のインク
ジェットヘッドユニット301の構成、これを千鳥状に
配列したラインインクジェットヘッドの構成は上記の図
4ないし図7に示す例と同様である。
【0073】(その他の実施の形態)なお、千鳥状に隣
接配置されているインクジェットヘッドユニット間の配
置関係は次のようにすることもできる。図10を参照し
て説明すると、一方のインクジェットヘッドユニット1
05(3)の最も端に位置するインクノズル501が、
千鳥状に隣接配置されている他方のインクジェットヘッ
ドユニット105(4)の最も端から2番目に位置して
いるインクノズル602に一致するようにする。このよ
うにすると、インクジェットヘッドユニット105
(3)における隣接インクノズル502が他方のインク
ジェットヘッドユニット105(4)の最も端に位置す
るインクノズ601に一致する。
【0074】従って、双方のインクジェットヘッドユニ
ット105(3)、105(4)の最も端に位置するイ
ンクノズルを未使用ノズルとすることができる。すなわ
ち、インクを吐出するインクノズルは、最も端から2番
目に位置するインクノズルにて代用が可能となる。この
結果、印刷に関与するノズルに連通する流路とその構造
は、隣接する流路との間にある隔壁が同じ厚みで構成さ
れた構造となるため、インクジェットヘッドユニット1
05(3)と105(4)の両端のインクノズルのイン
ク吐出特性が他のインクノズルと異なっていても、これ
ら両端のインクノズルが印刷に関与しないので、印刷品
位が低下することがない。
【0075】(本発明による印刷装置の実施例)次に、
図11に本発明による印刷装置の実施例の外観斜視図を
示す。また、図12には、図11にて示した印刷装置の
主要構成部分の概略を示す。印刷装置150には本発明
の構成のラインインクジェットヘッド151が搭載され
ている。
【0076】図11において、印刷装置150は、記録
紙64を矢印A方向に搬送し、記録紙64の搬送速度に
同期してラインインクジェットヘッド151からインク
液滴を吐出し、これにより印刷を行う。158はインク
供給機構157の収容部である。
【0077】インク供給機構157は更に、不図示のイ
ンクを収容するインクタンクと、インクをラインインク
ジェットヘッド151に送ると同時に回収するインク循
環ポンプ機構(不図示)と、インクタンクとインク循環
ポンプ機構およびラインインクジェットヘッド151の
間に配管されたインクパイプ156とからなり、これら
がインク供給機構の収容部158に収容されている。
【0078】印刷装置150は、このほかに図3にて示
した制御回路部分が含まれた構成となっている。制御回
路部分は、ラインインクジェットヘッド151、搬送機
構155、インク供給機構157を駆動制御すると共
に、スキャナや、ネットワーク等の上位装置とのデータ
の受送信を行なう。
【0079】図12において、印刷装置150の主要部
は、記録範囲を包含するように配列されたラインインク
ジェットヘッド151と、このラインインクジェットヘ
ッド151による記録位置を経由させて記録紙64を搬
送する送りローラ154と記録紙64を押さえる紙押さ
えローら153等を含む搬送機構155と、ラインイン
クジェットヘッド151にインクを供給するインクパイ
プ156等を含むインク供給機構157とから構成され
ている。
【0080】また、印刷装置150の主要部には、イン
クジェットヘッド151のインクノズルに対向する位置
にインクノズル面に脱着可能な不図示のキャップ221
およびその脱着機構とが設けられている。
【0081】印刷装置150の主要部では、記録用紙6
4は搬送機構155の送りローラ154及び押さえロー
ラ153により、矢印A方向に搬送される。ラインイン
クジェットヘッド151の近傍に設けられた押さえロー
ラ153aは、対向しているローラに記録紙64を押圧
してその浮き上がりを防止し、ラインインクジェットヘ
ッド151のノズル面に記録紙64が接触して印刷画像
に汚れが生じないように構成されている。
【0082】この押さえローラ153aの形状は、記録
紙64上に印刷されたインクが乾かない若しくは記録紙
64に染み込まない内に、記録紙64と接触して印刷画
像を汚すこと少なくする為に、記録紙64との接触面積
が極力小さくなるように段付きの形状としてある。
【0083】このように構成された印刷装置では、記録
紙64の搬送機構155による搬送速度に応じて、ライ
ンインクジェットヘッド155から適時、インク液滴を
吐出して、記録紙64へ文字や画像を印刷する。搬送速
度は、搬送機構155に取り付けられた不図示の検出機
構により、送りローラ154の回転角度や速度を検出
し、検出された搬送速度に対応して制御部がヘッドの駆
動タイミングを制御して、ラインインクジェットヘッド
よりインクを吐出させて印刷をおこなう。これにより、
鮮明な印刷を高速で行なうことが可能となる。
【0084】印刷の際、記録紙64を送るのみの動作に
て印刷が完了するので、本発明の印刷装置の例では、極
めて印刷速度を高めることが可能である。本例では、基
本解像度を1/360として、ラインインクジェットヘ
ッド151の最高駆動周波数を8kHzにて駆動を行え
ば、記録紙64を約564mm/秒の速度にて記録し、
排出することが可能である。本発明の記録装置によれ
ば、極めて高速での印刷が可能となる。即ち、高速印刷
が可能なオンデマンドプリンタや、オンデマンド発券機
等を提案できる。
【0085】ラインインクジェットヘッド151へのイ
ンクの供給は、インクパイプ156から行われる。図中
4本のインクパイプ156の内2本のインクパイプで
は、ラインインクジェットヘッド151へインク供給機
構157のインクタンクから矢印Bへインクが供給さ
れ、残りの2本のインク供給パイプでは、循環ポンプを
経てインクタンクへインクが環流されて回収される。
【0086】このようにラインインクジェットヘッド1
51のインクを環流可能な供給系を構成することによ
り、ラインインクジェットヘッド151の共通インク供
給路121の内部へ効率的にインク充填可能であり、更
には、インク吐出の際に不吐出の原因となる共通インク
供給路121の中のインク中の気泡を排出することが可
能であり、これらのインク供給機構157におけるイン
ク充填と気泡排出の動作においては、印刷に寄与しない
無駄なインクを使用することがない。
【0087】キャップ221は、印刷装置が稼働してい
ないときには、インクジェットヘッドユニットを覆い、
稼働する信号が入力されると、記録紙64がインクジェ
ットヘッドへ搬送される前に、印刷に先立って行われる
インクノズルから予備吐出により排出されたインク滴を
受ける。
【0088】その後、キャップ221は、図12の下方
に移動して記録紙64の搬送路から退避する。
【0089】また、キャップ221は印字していない時
間が所定の時間経過し、且つ記録紙64がない場合、制
御部からの司令によりその脱着機構を作動させてインク
ノズル面を保護する。更にキャップ221は不図示のポ
ンプユニットと管部材により接続されて、適時キャップ
221内のインクを排出するとともに、キャップ装着時
に、循環ポンプにより、ラインインクジェットヘッド1
51のノズル内にて長期の不使用により粘度が増加した
インクを排出する。
【0090】更に、ラインインクジェットヘッド151
のノズル面の払拭を行なうワイパー機構をキャップ22
1の近傍のノズル面に対向する位置に設けて、ノズル面
に付着した紙粉等を除去する機構を設けてもよい。
【0091】上述のように本発明の印刷装置によれば、
印刷媒体を搬送しながら、前述のラインインクジェット
ヘッドにより印刷媒体に印刷を行うので、記録装置の構
成が簡単であり、製造が簡単で、駆動回路が複雑化する
ことなく、印刷に要する時間が短い印刷装置を実現する
ことができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラインイ
ンクジェットヘッドにおいては、ヘッドユニット取付け
基板を有し、このヘッドユニット取付け基板には各イン
クジェットヘッドユニットを千鳥状に配列するためのヘ
ッドユニット取付け面が形成されている。よって、当該
ヘッドユニット取付け面を精度良く形成しておけば、当
該ヘッドユニット取付け面に各インクジェットヘッドユ
ニットを接着固定するという簡単な作業により、千鳥配
列されるインクジェットヘッドユニット相互の位置合わ
せを精度良く行う事ができる。したがって、千鳥配列さ
れたインクジェットヘッドからなるラインインクジェッ
トヘッドの印刷品位を良好な状態に保持できる。
【0093】また、本発明のラインインクジェットヘッ
ドでは、千鳥状に配置されているインクジェットヘッド
相互間におけるインクノズル列の間隔を、印刷画像の基
本解像度の正の整数倍としてある。このように間隔を設
定することにより、千鳥配列されている各インクジェッ
トヘッドユニットの駆動タイミングを調整するための回
路構成が複雑化してしまうことを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施例に係るラインイ
ンクジェットヘッドを示す概略正面図である。
【図2】(a)は図1の各インクジェットヘッドユニッ
トの構成を示す概略断面図であり、(b)はそのb−b
線で切断した部分の概略構成図である。
【図3】本発明の印刷装置の制御回路の概略ブロック図
である。
【図4】本発明を適用した第2の実施例に係るラインイ
ンクジェットヘッドを示す斜視図である。
【図5】図4のラインインクジェットヘッドにおけるI
V−IV線で切断した部分の概略断面図である。
【図6】図4のラインインクジェットヘッドのヘッドユ
ニット取り付け基板を示す斜視図である。
【図7】図4のラインインクジェットヘッドの概略説明
図である。
【図8】(a)は図4のインクジェットヘッドユニット
の変形例を示す説明図であり、(b)は千鳥状に配列さ
れたインクジェットヘッドユニットのキャップ代を示す
ための説明図である。
【図9】図4のインクジェットヘッドユニットの別の変
形例を示す説明図である。
【図10】図4のラインインクジェットヘッドにおける
千鳥配列されているインクジェットヘッドユニットの別
の配置例を示す説明図である。
【図11】本発明の印刷装置の外観を示す斜視図であ
る。
【図12】本発明の印刷装置の主要構成部分を示す概略
構成図である。
【図13】従来のラインインクジェットヘッドの問題点
を示すための説明図である。
【符号の説明】
1 ラインインクジェットヘッド 2 ヘッドユニット取り付け基板 21 インク供給路 3、4 ヘッドユニット取り付け面 5、5(1)〜5(5) インクジェットヘッドユニッ
ト 5a インクノズル面(前面) 5b インクジェットヘッドユニットの取り付け基準面
(裏面) 51 インクノズル 51(3b)、51(4b) 最も端に位置するインク
ノズル p ノズルピッチ t 各インクノズル列の間の距離 30 制御回路 55 インク室 59 振動板 66 インクジェットヘッドユニットの端壁 67 各インク室を仕切っている仕切り壁 101 ラインインクジェットヘッド 102 ヘッドユニット取り付け基板 103、103(1)、103(2) 第1のヘッドユ
ニット取り付け面 104、104(1),104(2) 第2のヘッドユ
ニット取り付け面 105、105(1)ないし105(4) インクジェ
ットヘッドユニット 121 共通インク供給路 132 インクノズル面 133 インクノズル 134 インク圧力室 135 インク供給口 136 共通インク室 141 電極ガラス基板 142 キャビティ基板 143 ノズル基板 143a 取り付け基準面 150 印刷装置 151 ラインインクジェットヘッド 155 搬送機構 157 インク供給機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山路 篤志 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C057 AF21 AG15 AG16 AG54 AN05 AP77 BA03 BA15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列状に複数個のインクノズルが形成され
    たインクジェットヘッドユニットが、インクノズルの配
    列方向に沿って、複数配列された構成のラインインクジ
    ェットヘッドにおいて、 ヘッドユニット取り付け基板と、このヘッドユニット取
    り付け基板の少なくとも一方の面に形成されたヘッドユ
    ニット取り付け面と、前記インクノズルの配列方向に沿
    って前記ヘッドユニット取り付け面に千鳥状に取り付け
    られた複数の前記インクジェットヘッドユニットと、各
    インクジェットヘッドユニットにインクを供給するため
    に前記ヘッド取り付け基板に形成された共通インク供給
    路とを有し、 前記インクジェットヘッドユニットのそれぞれは、前記
    インクノズルが形成されているインクノズル面と、当該
    インクノズル面に直交すると共に当該インクノズルの配
    列方向に対して平行な取付け基準面とを備えており、当
    該取付け基準面が前記ヘッドユニット取付け面に取付け
    られていることを特徴とするラインインクジェットヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ヘッドユニット取付け面として、一定の間隔で平行
    に延びる第1および第2のヘッドユニット取付け面を有
    し、これらのヘッドユニット取付け面は前記ヘッドユニ
    ット取り付け基板の異なる面に形成されており、 前記第1のヘッドユニット取付け面には一定の間隔で、
    奇数番目の前記インクジェットヘッドユニットが取付け
    られ、前記第2のヘッドユニット取付け面には偶数番目
    の前記インクジェットヘッドユニットが取付けられてい
    ることを特徴とするラインインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記ヘッドユニット取付け面として、第1および第2の
    ヘッドユニット取付け面を有し、前記第1のヘッドユニ
    ット取付け面は前記ヘッドユニット取付け基板の表面に
    一定の間隔で形成され、前記第2のヘッドユニット取付
    け面は、前記第1のヘッドユニット取付け面の間に位置
    している前記ヘッドユニット取付け基板の表面部分を一
    定の距離だけ突出させた突出部の表面に形成されている
    ことを特徴とするラインインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のうちのいずれかの項
    において、 前記インクジェットヘッドユニットは、前記インクノズ
    ルに連通するインク圧力室と、静電気力を利用して当該
    インク圧力室の容積を変動させる静電駆動機構とを備
    え、前記インク圧力室の容積変動により前記インクノズ
    ルからインク液滴を吐出させる静電駆動式のものである
    ことを特徴とするラインインクジェットヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記インクジェットヘッドユニットは、積層接着された
    第1、第2および第3の基板を有し、前記第1の基板に
    は前記共通インク通路に連通している共通インク室が形
    成され、前記第1および第2の基板の間には前記インク
    ノズルおよび前記インク圧力室が形成され、前記第2の
    基板および第3の基板の間には前記静電駆動機構が形成
    されており、 前記第1の基板における前記第2の基板が積層接着され
    ている表面とは反対側の表面、あるいは、前記第3の基
    板における前記第2の基板が積層接着されている表面と
    は反対側の表面が、前記取付け基準面とされていること
    を特徴とするラインインクジェットヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のうちのいずれかの項
    において、 千鳥状に配列されているインクノズルの間隔は、印刷画
    像の基本解像度の正の整数倍であることを特徴とするラ
    インインクジェットヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のうちのいずれかの項
    のラインインクジェットヘッドと、印刷媒体を搬送する
    搬送機構と、前記ラインインクジェットヘッドにインク
    を供給するインク供給機構とからなり、前記ラインイン
    クジェットヘッドは、前記搬送機構により搬送される印
    刷媒体の印刷範囲を包含するように配置されていること
    を特徴とする印刷装置。
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