JP2003220744A - 記録装置及び記録方法 - Google Patents

記録装置及び記録方法

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JP2003220744A
JP2003220744A JP2002019720A JP2002019720A JP2003220744A JP 2003220744 A JP2003220744 A JP 2003220744A JP 2002019720 A JP2002019720 A JP 2002019720A JP 2002019720 A JP2002019720 A JP 2002019720A JP 2003220744 A JP2003220744 A JP 2003220744A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】用紙への記録と用紙に内蔵したRF-IDタグ
への書き込みを同時に行う記録装置ではタグへの書き込
みが失敗した場合、即時停止するので、記録途中の用紙
が無駄になることが多い。 【解決手段】RF−IDタグへの書き込みが失敗と判断
された時点で、既に書き込み完了して且つ記録途中であ
る用紙に対しては記録を継続し、書き込み及び記録を開
始していない用紙に対しては書き込み及び記録を行わず
に動作を停止することにより、記録媒体の無駄を減らす
ことが出来る

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信タグを内
蔵する用紙への記録と無線通信タグへの書き込み動作を
並列に行う記録装置、及び記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術及び電子通信技術の発
達により、無線で情報を送受信可能なRF-ID(Radio
Frequency Identification)と呼ばれる自動認識シス
テムが開発されている。
【0003】RF-IDシステムは、アンテナとメモリ
を含む電子回路を搭載し情報を保持する無線通信タグ
(以降RF-IDタグとも呼ぶ)とRF-IDタグをコン
トロールするRF-IDリーダ/ライタとから構成され
る。
【0004】このRF-IDシステムの特徴として、デ
ータの新規書き込み及び追記、複数のRF-IDタグと
の同時通信が可能の他、障害物等の影響を受けにくいな
どが挙げられる。これらはバーコードや二次元コードな
どの自動認識システムには無い機能を持っている。その
利便性から、これまでバーコードや二次元コードでは自
動化が困難であった分野だけではなく、従来の自動認識
システムで自動化が行われていた、物流・流通分野にお
いても、その利便性から注目されている。
【0005】カードやラベルなどの用紙(記録媒体)に
内蔵され、前記システムで使用するRF-IDタグは、
記録媒体表面への記録とRF-IDタグへの情報の書き
込みを行う必要があるが、近年は、これらの作業を別々
の装置で分担するのではなく、記録装置にRF-IDタ
グへの書き込み機能を追加し、媒体表面への記録と、R
F-IDタグへの書き込みを一括して行う記録装置が多
く使用される。
【0006】この際、媒体であるカードやラベルは連続
して給送されてくるため、記録装置内部では同時に複数
枚の媒体表面への記録、及びRF-IDタグへの書き込
みがなされる状態となっており、RF-IDタグへの書
き込みが失敗した場合、媒体表面への記録及びRF-I
Dタグへの書き込みを即時停止していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例ではRF-IDタグへの書き込みが失敗すると媒体
表面への記録も停止してしまうため、無駄になる用紙
(媒体)が多く発生する。
【0008】特に、複数のラインヘッドを持つカラー記
録装置で記録を行う場合は、ラインヘッドを用紙の搬送
方向に複数並べて配置し、記録するため記録装置内部に
滞留している用紙(媒体)数が多く、さらに多くの無駄
紙が発生する問題があった。
【0009】一方、記録情報及び書き込み情報によって
は、生成される媒体の順序に意味があり、順序が変わっ
てしまうと作業効率が低下してしまうなどといった場合
もあり、そのような場合は無駄となる媒体数が例え増え
たとしても、再度順序通り媒体の生成を行うのが望まし
いので、従来通り即時停止する動作が適している。
【0010】本発明は、RF-IDタグへの書き込みが
失敗と判断された時点で、既に書き込み完了して且つ記
録途中である用紙に対しては記録を継続し、書き込み及
び記録を開始していない用紙に対しては書き込み及び記
録を行わずに動作を停止することにより、記録媒体の無
駄を減らすことが出来る。
【0011】さらに本発明は、記録及びRF-IDタグ
への書き込み内容が可変情報(用紙1枚毎に異なる情
報)であるか否かなどから停止動作を即停止すべきか上
記動作をすべきか判断することで、より好適な記録装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による記録装置は
上記の課題を解決するための手段として、下記に記載の
装置及び方法を実施した。
【0013】無線通信タグを内蔵する用紙を給紙し用紙
に画像を記録する記録手段と、前記タグに情報を書き込
む書き込み手段とを具備する記録装置において、前記書
き込み手段から前記タグに書き込まれた情報を読み出す
読み出し手段と、前記書き込み手段からの書き込み情報
と前記読み出し手段で読み出された情報を比較する比較
手段をもち、前記比較手段の比較結果で不一致と判定し
た場合、記録途中の用紙に対して記録すべき情報の記録
動作を継続することを特徴とする記録装置。
【0014】無線通信タグを内蔵する用紙を給紙し用紙
に画像を記録する記録手段と、前記タグに情報を書き込
む書き込み手段とを具備する記録装置において、前記書
き込み手段から前記タグに書き込まれた情報を読み出す
読み出し手段と、前記書き込み手段からの書き込み情報
と前記読み出し手段で読み出された情報を比較する比較
手段をもち、前記比較手段の比較結果で不一致と判定し
た場合、記録途中の用紙に対する記録動作を中断するこ
とを特徴とする記録装置。
【0015】無線通信タグを内蔵する用紙を給紙し用紙
に画像を記録する記録手段と、前記タグに情報を書き込
む書き込み手段とを具備する記録装置において、前記書
き込み手段から前記タグに書き込まれた情報を読み出す
読み出し手段と、前記書き込み手段からの書き込み情報
と前記読み出し手段で読み出された情報を比較する比較
手段をもち、前記比較手段の比較結果で不一致と判定し
た場合、記録途中の用紙に対して記録すべき情報の記録
記録動作を継続するか中断するかを選択する選択手段を
もつことを特徴とする記録装置。
【0016】前記選択手段は用紙への記録情報により選
択することを特徴とする、記録装置。
【0017】前記選択手段は前記タグへの書き込み情報
により選択することを特徴とする、記録装置。
【0018】前記選択手段は用紙への記録情報及び前記
タグへの書き込み情報により選択することを特徴とする
記録装置。
【0019】前記選択手段は用紙への記録情報及び前記
タグへの書き込み情報が複数枚同一情報である場合、記
録途中の用紙に対する記録動作を継続することを特徴と
する記録装置。
【0020】前記選択手段は用紙への記録情報及び前記
無線通信タグへの書き込み情報が用紙毎に異なる情報で
ある場合、記録途中の用紙に対して記録を中止すること
を特徴とする記録装置。
【0021】前記選択手段は外部装置からの指示により
動作することを特徴とする、記録装置。
【0022】さらに動作再開を指示する動作再開手段を
有し、動作再開後の動作は、記録が中止された用紙、及
び書き込み不一致となった前記無線通信タグを含む用紙
に該当する記録動作、及び前記無線通信タグへの書き込
み動作を含むことを特徴とする記録装置。
【0023】前記動作再開手段はホストコンピュータか
らの指示により動作することを特徴とする記録装置。
【0024】前記タグを内蔵する用紙は枚葉のシートで
あることを特徴とする、記録装置。
【0025】前記タグを取り付けた用紙は連続紙である
ことを特徴とする、記録装置。
【0026】無線通信タグを内蔵する用紙を給紙し用紙
に画像を記録する記録手段と、前記タグに情報を書き込
む書き込み手段とを具備する、記録装置の制御方法にお
いて、前記書き込み手段から前記タグに書き込まれた情
報を読み出す読み出し工程と、前記書き込み手段からの
書き込み情報と前記読み出し手段で読み出された情報を
比較する比較工程をもち、前記比較工程の比較結果で不
一致と判定した場合、記録途中の用紙に対して記録すべ
き情報の記録動作を継続することを特徴とする記録方
法。
【0027】無線通信タグを内蔵する用紙を給紙し用紙
に画像を記録する記録手段と、前記タグに情報を書き込
む書き込み手段とを具備する、記録装置の制御方法にお
いて、前記書き込み手段から前記タグに書き込まれた情
報を読み出す読み出し工程と、前記書き込み手段からの
書き込み情報と前記読み出し工程で読み出された情報を
比較する比較工程をもち、前記比較工程の比較結果で不
一致と判定した場合、記録途中の用紙に対する記録動作
を中断することを特徴とする記録方法。
【0028】無線通信タグを内蔵する用紙を給紙し用紙
に画像を記録する記録手段と、前記タグに情報を書き込
む書き込み手段とを具備する、記録装置の制御方法にお
いて、前記書き込み手段から前記タグに書き込まれた情
報を読み出す読み出し工程と、前記書き込み手段からの
書き込み情報と前記読み出し手段で読み出された情報を
比較する比較工程をもち、前記比較工程の比較結果で不
一致と判定した場合、記録途中の用紙に対して記録すべ
き情報の記録動作を継続するか中断するかを選択する選
択工程をもつことを特徴とする記録方法。
【0029】前記選択工程は用紙への記録情報により選
択することを特徴とする、記録方法。
【0030】前記選択工程は前記タグへの書き込み情報
により選択することを特徴とする、記録方法。
【0031】前記選択工程は用紙への記録情報及び前記
タグへの書き込み情報により選択することを特徴とする
記録方法。
【0032】前記選択工程は用紙への記録情報及び前記
タグへの書き込み情報が複数枚同一情報である場合、記
録途中の用紙に対する記録動作を継続することを特徴と
する記録方法。
【0033】前記選択工程は用紙への記録情報及び前記
タグへの書き込み情報が用紙毎に異なる情報である場
合、記録途中の用紙に対して記録を中止することを特徴
とする記録方法。
【0034】前記選択工程は外部装置からの指示により
動作することを特徴とする、記録方法。
【0035】さらに動作再開を指示する動作再開工程を
有し、動作再開後の動作は、記録が中止された用紙、及
び書き込み不一致となった前記タグを含む用紙に該当す
る記録動作、及び前記タグへの書き込み動作を含むこと
を特徴とする記録方法。
【0036】前記動作再開工程はホストコンピュータか
らの指示により動作することを特徴とする記録方法。
【0037】前記タグを内蔵する用紙は枚葉のシートで
あることを特徴とする、記録方法。
【0038】前記タグを取り付けた用紙は連続紙である
ことを特徴とする、記録方法。
【0039】
【作用】本発明は、RF-IDタグを内蔵する媒体と通
信を行う機能を有する記録装置において、RF−IDタ
グへの書き込みに失敗した時に、記録及び書き込み動作
の停止処理を書き込み完了して且つ記録途中である用紙
に対しては記録を継続し、書き込み及び記録を開始して
いない用紙に対しては書き込み、記録を行わずに動作を
停止することにより、記録媒体の無駄を減らせる。
【0040】更に記録及びRF-IDタグへの書き込み
内容が可変情報(用紙1枚毎に異なる情報)であるか否
かなどから停止動作を即停止すべきか上記動作をすべき
か判断することで、より好適な記録装置を提供出来る。
【0041】
【発明実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施
例について詳細に説明する。
【0042】第1の実施例におけるRF-IDタグ記録
機能付きインクジェット方式の連続ラベル紙記録装置と
ホストコンピュータを接続した構成図を図1に示す。
【0043】RF-ID記録機能付き記録装置(10
0)と、ホストコンピュータ(101)はインタフェー
スケーブル(102)で接続され、ホストコンピュータ
(101)は記録情報やRF-IDタグに書き込む情報
等を制御コマンドとしてインタフェースケーブル(10
2)を介しRF-ID記録機能付き記録装置(100)
に情報を出力する。
【0044】本実施例で使用するRF-IDタグ記録機
能付きインクジェット方式の連続ラベル紙記録装置の概
略構成図を図2に示す。記録装置(100)は、連続ラ
ベル紙に対して記録を行うラベルプリンタである。台紙
にラベル片が仮着された連続ラベル紙をロールユニット
(205)に装着して記録装置本体の搬送部に供給す
る。搬送部は主に搬送モータ(206)と搬送ベルト
(207)で構成され、記録時は図中の矢印方向に連続
ラベル紙を搬送する。
【0045】ここで、搬送経路上のロールユニット(2
05)側を搬送入口、逆側を搬送出口とする。記録装置
は記録手段として、インクジェット記録ヘッドであるブ
ラック(K)ヘッド(203K)、シアン(C)ヘッド
(203C)、マゼンタ(M)ヘッド(203M)、イ
エロー(Y)ヘッド(203Y)を搭載し、これらのヘ
ッドはラベル幅分の長さのノズル列を持ったフルライン
タイプのインクジェット記録ヘッドである。これら4本
のヘッドからそれぞれK、C、M、Yのインクを吐出
し、カラー記録する。
【0046】吐出するインクは、ブラック(K)インク
カートリッジ(204K)、シアン(C)インクカート
リッジ(204C)、マゼンタ(M)インクカートリッ
ジ(204M)、イエロー(Y)インクカートリッジ
(204Y)から、図示しないポンプによってそれぞれ
の記録ヘッドに供給される。
【0047】ロールユニット(205)は、ロール紙
(210)を装着するロール駆動軸(208)、記録装
置本体手前の搬送入口付近の用紙にあるたるみをもたせ
るように機能するロールセンサレバー(209)、ロー
ル駆動軸(208)を駆動する図示しないロールモータ
から構成され、ロールセンサレバー(209)の状態に
よりロールモータを加減速することで連続ラベル紙を記
録装置本体に給送する。
【0048】さらに、搬送出口にRF-IDタグに対し
て情報を書き込むためのRF-ID通信部(200)が
有り、RF-ID通信部(200)は、RF-ID用通信
アンテナ(201)とRF-IDの通信制御を行うRF-
IDリーダ/ライタ(202)から構成され、各ラベル
に内蔵されたRF-IDタグと通信を行い、情報を書き
込む。
【0049】本実施例で使用するホストコンピュータか
ら送信される制御コマンドの構造について図3に示す。
制御コマンドとしては、記録する連続ラベル紙のサイズ
等を設定する用紙設定コマンド(301)、記録データ
の基準となる設定が存在するフォーマットコマンド(3
02)、文字、イメージ、RF−IDの詳細情報を設定
するデータコマンド(303、304、305)、デー
タコマンドの種類をコピー/フォーム/可変より指定す
るデータ種類コマンド(311)、記録データの終了を
示しジョブを開始するジョブ開始コマンド(310)が
存在する。
【0050】それらのコマンドをコピーモード(同一画
像情報を複数枚記録するモード)の場合には、記録コマ
ンド転送例(312)の様に出力し、一方、可変記録モ
ード(あるフォームデータに対し一部記録内容を1枚毎
に変更して記録するモード)の場合を、図12の記録コ
マンド転送例(1201)に示す。
【0051】RF-IDタグのICチップ(図5の50
3)の種類は図3の306に、RF-IDタグサイズは
307に、書き込みデータ量は308に、書き込みデー
タは309により指定される。
【0052】本実施例による記録装置の電気的な簡易ブ
ロックを図4に示す。ホストコンピュータ(400)
は、記録に使用する画像データとRF-IDタグのIC
チップに書き込む電子情報をデータコマンド(303)
として記録装置(100)に転送し、記録動作の開始を
指示する。また、記録装置(100)で記録する連続ラ
ベル紙の枚数、及び連続ラベル紙の種類やサイズ等を指
示する用紙設定コマンド(301)、フォーマットコマ
ンド(302)を記録装置(100)に転送して指示す
る。
【0053】記録装置(100)は、通信ドライバ(4
03)により通信を制御し、ホストコンピュータ(40
0)からのコマンドを受信する。
【0054】記録装置(100)は、受信した画像(記
録)データを各色成分のイメージデータとしてRAM
(410K)〜(410Y)のそれぞれにビットマップ
展開して描画する。また、RF-IDタグに書き込む電
子情報であるRF-IDデータコマンド(305)とラ
ベルサイズ、記録枚数等の用紙設定コマンド(301)
及びフォーマットコマンド(302)はRAM(410
R)に格納される。
【0055】こうして記録データとRF-IDタグに書
き込む電子情報をRAM(410K)〜(410R)の
それぞれに展開が終了すると、インクジェット記録ヘッ
ド(409K)〜(409Y)をヘッド駆動機構制御モ
ータ(407)により記録位置へ移動させる。
【0056】記録は連続ラベル紙の搬送に同期して、メ
インコントローラ(401)がRAM(410K)〜
(410Y)のそれぞれから対応する色のイメージデー
タを順次読み出し、ヘッド駆動回路(404)を経由し
て、それぞれに対応する色のインクを吐出するインクジ
ェット記録ヘッド(409K)〜(409Y)に出力す
る。
【0057】こうしてインクジェット記録ヘッド(40
9K)〜(409Y)のそれぞれは、入力されたイメー
ジデータに従ってインクを選択的に吐出してカラー画像
を記録する。記録が終了した連続ラベル紙は、引き続い
てRF-ID通信部(200)に搬送され、RF-IDリ
ーダ/ライタ(402)によりRF-ID通信用アンテナ
(406)を介して、各ラベルに内蔵されたRF-ID
タグのICチップ(803)に対してRF-ID電子情
報を書き込む。書き込みが終了した連続ラベル紙は、順
次搬送出口に排出される。
【0058】上記の制御は、ROM(408)に記憶さ
れ後述するフローチャートに対応する制御プログラムを
メインコントローラ(401)が実行し、記録装置の各
部を制御する。
【0059】本実施例で使用するRF-IDタグを内蔵
した連続ラベル紙の例を図5に示す。長尺の連続ラベル
紙(500)は、中空部を形成した円柱状の巻芯にロー
ル状に巻かれた形態となっており、図5はこの連続ラベ
ル紙の一部を示している。
【0060】台紙(501)には、表面に記録可能なラ
ベル片(502)が等間隔で仮着されており、ラベル片
(502)の内部に電子情報を記憶するための不揮発性
メモリを搭載したICチップ(503)とICチップ
(503)に電気的に接続されたアンテナ(504)が
封入されている。
【0061】本実施例では、ICチップ(503)は、
電気的に書き換え可能な不揮発性メモリが用いられてい
る。
【0062】本実施例による記録画像情報とRF−ID
タグのICチップ(503)に書き込む情報を受信した
後の記録装置(100)の記録処理を図6に示す。
【0063】そして、可変情報(用紙1枚毎に異なる情
報)を記録中にRF−IDタグのICチップ(503)
に対する書き込みが失敗した際の処理(各々のラベルの
動き)を図7に示す。
【0064】一方、コピー情報を記録中にRF-IDタ
グのICチップ(503)への書き込みが失敗した場合
の異なる処理(各々のラベルの動き)は図8に示す。記
録枚数や用紙サイズ、RF-IDタグのアンテナサイ
ズ、などの各種パラメータと記録する画像情報、及びR
F-IDタグのICチップ(503)に書き込む情報
は、記録を指示するコマンドと共にホストコンピュータ
(101)から記録装置(100)に転送される。
【0065】可変情報又はコピー情報として転送された
記録情報はRAM(410K)〜(410Y)に、RF
-IDタグへの書き込み情報はRAM(410R)上に
記憶される(ステップ601)。
【0066】記録情報、書き込み情報にはそれぞれ情報
の属性を示す付帯情報が加えられており、記録データの
受信終了後、連続ラベル紙の搬送を開始する(ステップ
602)。
【0067】ステップ603のラベル紙への記録及びR
F-IDタグへの書き込み処理では、記録すべきラベル
が各記録ヘッド下部を通過中に記録され、引き続いて記
録済みラベルはRF-ID通信部(200)に搬送さ
れ、RF-ID通信用アンテナ(201)の上部を通過
する間にラベルに予め内蔵されているRF-IDタグの
ICチップ(503)に電子情報を書き込む(ステップ
603)。
【0068】書き込み終了直後、メインコントローラ
(401)はRF−IDリーダ/ライタ(402)を介
してRF-IDタグの情報を読み出し(ステップ60
4)、RAM(410R)に記憶した書き込みデータと
比較する(ステップ605)。
【0069】比較した結果、一致(書き込みOK)して
(ステップ604)、次に記録枚数が設定された枚数に
達していれば(ステップ606)、最終ラベルを搬送出
口に排出し、搬送を終了する(ステップ607)。
【0070】ステップ605にて書き込みデータと不一
致となりRF−IDタグへの書き込みが失敗と判断され
た場合、記録及び書き込み情報が可変情報であるか判断
し(ステップ608)、可変情報であるならば、ラベル
への記録・RF−IDタグへの書き込み・ラベル紙の搬
送処理を即時停止し(ステップ609)、動作を終了す
る。即時停止される為、記録装置本体内部には記録途中
のラベル紙が滞留するが、この時の状態を図7Aに示
す。
【0071】ステップ612にて不図示である記録動作
の再開を指示するオペレーションパネルのキー操作を待
ち、指示コマンドを受信したらステップ602に戻りラ
ベル紙の搬送を再開し、記録動作を再開する。この際、
再開される記録及び書き込み情報は前動作にて記録途中
及び書き込み失敗した情報を含む情報であり、図7Bで
は前動作停止時に未記録・未書き込みラベルであった7
01eに対し、書き込み失敗したラベル(701a)の
記録・書き込み内容を、記録し書き込み処理する。同様
に701f以降のラベルに対しても各々701b、70
1c、等の内容に対応した記録・書き込み処理する。
【0072】ステップ608にて可変情報の記録でない
(コピー情報である)場合(図8A)、書き込み失敗と
判断しても即時停止せず、記録中のラベルに対しては正
常に記録及び書き込み動作を完了し(610)、本体出
口に排出する。書き込み失敗した時点でまだ記録及び書
き込みが開始されていないラベルに対しての記録、書き
込みは開始しないままにする(ステップ609)。この
時の状態を図8Bに示す。
【0073】排出が終了した後、今度は書き込み失敗し
たラベル(801a)が記録ヘッド(203K)より入
口側に到達するまでラベル紙を逆転搬送する。この間
に、書き込み失敗したラベル(801a)にはRF−I
Dタグへの書き込みが失敗したことを明示するマークを
記録ヘッド(203)にて記録を行い(ステップ61
1)、次に不図示である記録動作の再開を指示するオペ
レーションパネル上のキー操作を待つ。
【0074】再開が指示されると(ステップ612)、
ステップ602にてラベル紙の搬送を開始し、動作を再
開する。この際、再開される記録及び書き込み情報は前
動作にて記録失敗したラベル(801a)の情報を含む
情報であり、図8Cでは前動作の停止時に未記録・未書
き込みであったラベル(801e)に対し、書き込み失
敗のため正常なラベルを生成できなかったラベル(80
1a)の記録・書き込み情報にて処理を行う。801f
以降のラベル紙に対しては未記録・未書き込みの情報で
ある各々801e、801f、等の情報にて処理を行
う。
【0075】以上説明した第1の実施例では、RF−I
Dタグに情報の書き込みを行う際に書き込みが失敗した
場合、記録・書き込みを行っている情報が可変情報であ
るか否かにより即停止すべきか、記録中のラベルに対し
ては正常に処理するか選択することで、記録媒体の無駄
を減らすことが出来る。
【0076】(第2の実施例)第1の実施例の記録装置
(100)において、RF−IDタグのICチップへの
書き込み失敗時、ホストコンピュータ(101)から指
示された情報により停止動作を選択することでも本発明
を実施できる。
【0077】本実施例で使用するホストコンピュータ
(101)から送信される制御コマンドの構造を図9に示
す。制御コマンドとしては、記録する連続ラベル紙のサ
イズ等を設定する用紙設定コマンド(901)、記録デ
ータの基準となる設定が存在するフォーマットコマンド
(902)、文字、イメージ、RF−IDの詳細情報を
設定するデータコマンド(903、904、905)、
データコマンドの種類をコピー/フォーム/可変より指
定するデータ種類コマンド(911)、記録データの終
了を示しジョブを開始するジョブ開始コマンド(91
0)が存在し、それらのコマンドを同一画像情報にて複
数枚記録を行う場合、記録コマンド転送例(912)の
様に出力し、あるフォームデータに対し一部だけ記録情
報を変更させて記録する可変情報記録を行う場合、記録
コマンド転送例(図10、1001)の様に出力する。
【0078】RF-IDタグのICチップ(503)の
種類は906に、RF-IDタグサイズは907、書き
込みデータ量は908に、書き込みデータは909によ
り指定され、書き込み失敗時の停止動作は914により
指定される。
【0079】本実施例の記録画像情報とICチップに書
き込む書き込み情報を受信した後の記録装置(100)
の記録処理のフローを図11に示す。
【0080】記録枚数や用紙サイズ、RF-IDタグの
アンテナサイズ、などの各種パラメータと記録する画像
情報、及びRF-IDタグのICチップ(503)に書
き込む情報は、記録を指示するコマンドと共にホストコ
ンピュータ(101)から記録装置(100)に可変情
報又はコピー情報として送信され、記録画像情報はRA
M(410K)〜(410Y)に、RF-IDタグのI
Cチップ(503)への書き込み情報はRAM(410
R)上に記憶される(ステップ1101)。
【0081】記録画像情報、書き込み情報にはそれぞれ
情報の属性を示す付帯情報が加えられており、記録デー
タの受信終了した後、連続ラベル紙の搬送を開始する
(ステップ1102)。
【0082】ステップ1103のラベル記録およびRF
-IDタグ書き込み処理では、記録すべき先頭ラベルを
記録位置に移動し記録を行う。記録終了後、引き続いて
ラベルはRF-ID通信部(200)に搬送され、RF-
ID通信用アンテナ(201)の上部を通過する間にラ
ベルに予め内蔵されているICチップ(503)に電子
情報を書き込む(ステップ1103)。
【0083】書き込み終了直後、メインコントローラ
(401)はRF−IDリーダ/ライタ(402)を介
してRF-IDタグの情報を読み出し(ステップ110
4)、RAM(410R)に記憶した書き込みデータと
比較する(ステップ1105)。
【0084】比較した結果、一致(書き込みOK)して
(ステップ1105)、次に記録枚数が設定された枚数
に達していれば(ステップ1106)、最終ラベルを搬
送出口に排出し、搬送を終了する(ステップ110
7)。
【0085】ステップ1105にて書き込みデータと不
一致となりRF−IDタグへの書き込みが失敗と判断さ
れた場合、ホストコンピュータ(101)から予め受信し
ている停止動作情報(914)が即停止(記録内容が可
変情報)であるか判断し(ステップ1108)、即停止
であるならば、記録・書き込み・ラベル紙の搬送処理を
即時停止し(ステップ1109)、動作を終了する。即
時停止される為、本体内部には記録途中のラベル紙が滞
留することになる。
【0086】これらのラベル滞留の様子は実施例1にお
いて既に説明した図7Aと同じであるのでここでは説明
を省略する。
【0087】ステップ1112にて不図示である記録動
作の再開を指示するオペレーションパネル上のキー操作
による動作再開指示を待ち、コマンドを受信したらステ
ップ1102にてラベル紙の搬送を再開、記録動作を再
開する。この際、再開される記録及びRF−IDタグへ
の書き込み情報は前動作にて記録途中及び書き込み失敗
した情報を含む情報であり、実施例1で既に説明した如
く図7Bでは前動作の停止時に未記録・未書き込みラベ
ルである701eに対し、書き込み失敗のため正常にラ
ベルを生成できなかった701aの記録・書き込み情報
にて処理を行う。
【0088】同様に701f以降のラベル紙に対しても
各々701b、701c、等の記録・書き込み情報にて
処理を行う。
【0089】ステップ1108にて停止動作情報(91
4)が即停止でない場合、つまりコピー情報であると判
断された場合、即時停止せず、記録中のラベルに対して
は正常に記録及び書き込み動作を完了し(ステップ11
10)、本体出口に排出する。書き込み失敗した時点で
まだ記録及び書き込みが開始されていないラベルに対し
ては記録、書き込みを開始しないままとする。
【0090】既に実施例1において説明した如く、この
時記録装置(100)内部に滞留したラベルの様子を図
8Bに示す。
【0091】上記は実施例1で既に説明した状態と同じ
であり、ここでは説明を省略する。
【0092】排出が終了した後、今度は書き込み失敗し
たラベル(801a)が記録ヘッド(203K)より入
口側に到達するまでラベル紙を逆転搬送する。
【0093】この間に、書き込み失敗したラベル(80
1a)にはRF−IDタグへの書き込みが失敗したこと
を明示するマークを記録ヘッド(203)にて記録を行
い、ステップ1112にて不図示である記録動作の再開
を指示するオペレーションパネル上のキー操作を待つ。
【0094】再開が指示されると(1111)、ステッ
プ1102にてラベル紙の搬送を再開、記録動作を再開
する。
【0095】この際、再開される記録及び書き込み情報
は前動作にて書き込み失敗したラベルの情報を含む情報
であり、既に実施例1で説明した通り、図8Cでは前動
作の停止時に未記録・未書き込みであったラベル(80
1e)に対し、書き込み失敗のため正常なラベルを生成
できなかったラベル(801a)の記録・書き込み情報
にて処理を行う。801f以降のラベル紙に対しては未
記録・未書き込みの情報である各々801e、801
f、等の情報にて処理を行う。
【0096】このように、第2の実施例では、RF−I
Dタグに情報の書き込みを行う際に書き込みが失敗した
場合、ホストコンピュータ(101)から予め指定された
停止動作情報により、即停止すべきか記録中のラベル紙
に対しては正常に処理するか選択することで、記録媒体
の無駄を減らすことが出来る。
【0097】なお、本実施例ではフルラインタイプのイ
ンクジェット方式の記録装置について説明したが、用紙
搬送方向に対して垂直に記録ヘッドをスキャンさせる、
シリアルタイプのプリンタにおいても有効であり、記録
画像の階調性を高めるために淡色インクの記録ヘッドを
追加したものや、インクジェット方式以外の記録ヘッド
を持つプリンタに対しても有効である。
【0098】また、記録媒体もラベル紙に限るものでは
なく、通常用いられる枚葉のシート(カット紙)であっ
ても有効である。
【0099】更にRF−ID通信用アンテナの位置は記
録装置の出口側に限るものではなく、入口側、即ち記録
動作される位置より手前、或いは記録動作位置内部であ
ってもかまわない。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、R
F−IDタグへの書き込みに失敗した時に記録及び書き
込み動作の停止処理を書き込み成功及び記録途中である
用紙に対しては記録を継続し、記録及び書き込みを行っ
ていない用紙に対しては記録及び書き込みを開始しない
で動作を停止することにより、記録媒体の無駄を減らす
ことが出来、さらに書き込み失敗時、記録及び書き込み
情報の内容が可変情報であるか否かによって停止動作を
即停止すべきか上記動作をすべきか判断することで、好
適な記録装置、及び記録方法を提供できる。
【0101】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例におけるRF-IDタグ通信機能
付き記録装置とホストコンピュータを接続した構成図で
ある。
【図2】第1の実施例で使用するRF-IDタグ記録機
能付きインクジェット方式記録装置の概略構成図であ
る。
【図3】第1の実施例における記録装置の制御コマンド
体系を示す図である。
【図4】第1の実施例における記録装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】第1の実施例で使用されるRF-IDタグを内
蔵したラベル紙の概略構成図である。
【図6】第1の実施例における記録処理及びRF−ID
書き込み失敗時の処理を説明するためのフローチャート
である。
【図7】第1の実施例におけるRF−ID書き込み失敗
時の停止動作(即停止)を説明するための概略図であ
る。
【図8】第1の実施例におけるRF−ID書き込み失敗
時の停止動作(記録途中のラベル紙は正常に排出する)
を説明するための概略図である。
【図9】第2の実施例における記録装置の制御コマンド
体系を示す図である。
【図10】第2の実施例における可変情報の記録コマン
ド転送例を示す図である。
【図11】第2の実施例における記録処理及びRF−I
D書き込み失敗時の処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図12】第1の実施例における可変情報の記録コマン
ド転送例を示す図である。
【符号の説明】
100 記録装置 101 ホストコンピュータ 102 インタフェースケーブル 200 RF-ID通信部 201 RF-ID通信用アンテナ 202 RF-IDリーダ/ライタ 203K ブラック(K)ヘッド 203C シアン(C)ヘッド 203M マゼンタ(M)ヘッド 203Y イエロー(Y)ヘッド 204K ブラック(K)インクカートリッジ 204C シアン(C)インクカートリッジ 204M マゼンタ(M)インクカートリッジ 204Y イエロー(Y)インクカートリッジ 205 ロールユニット 206 搬送モータ 207 搬送ベルト 208 ロール駆動軸 209 ロールセンサレバー 210 ロール紙 401 メインコントローラ 402 RF-IDリーダ/ライタ 403 通信ドライバ 404 ヘッド駆動回路 405 給紙モータ 406 RF-ID通信用アンテナ 500 連続ラベル紙 501 台紙 502 ラベル片 503 ICチップ 504 アンテナ 1201 コマンド送信例(可変記録モード)

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線通信タグを内蔵する用紙を給紙し用紙
    に画像を記録する記録手段と、前記タグに情報を書き込
    む書き込み手段とを具備する記録装置において、前記書
    き込み手段から前記タグに書き込まれた情報を読み出す
    読み出し手段と、前記書き込み手段からの書き込み情報
    と前記読み出し手段で読み出された情報を比較する比較
    手段をもち、前記比較手段の比較結果で不一致と判定し
    た場合、記録途中の用紙に対して記録すべき情報の記録
    動作を継続することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】無線通信タグを内蔵する用紙を給紙し用紙
    に画像を記録する記録手段と、前記タグに情報を書き込
    む書き込み手段とを具備する記録装置において、前記書
    き込み手段から前記タグに書き込まれた情報を読み出す
    読み出し手段と、前記書き込み手段からの書き込み情報
    と前記読み出し手段で読み出された情報を比較する比較
    手段をもち、前記比較手段の比較結果で不一致と判定し
    た場合、記録途中の用紙に対する記録動作を中断するこ
    とを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】無線通信タグを内蔵する用紙を給紙し用紙
    に画像を記録する記録手段と、前記タグに情報を書き込
    む書き込み手段とを具備する記録装置において、前記書
    き込み手段から前記タグに書き込まれた情報を読み出す
    読み出し手段と、前記書き込み手段からの書き込み情報
    と前記読み出し手段で読み出された情報を比較する比較
    手段をもち、前記比較手段の比較結果で不一致と判定し
    た場合、記録途中の用紙に対して記録すべき情報の記録
    記録動作を継続するか中断するかを選択する選択手段を
    もつことを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】前記選択手段は用紙への記録情報により選
    択することを特徴とする、請求項3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】前記選択手段は前記タグへの書き込み情報
    により選択することを特徴とする請求項3に記載の記録
    装置。
  6. 【請求項6】前記選択手段は用紙への記録情報及び前記
    タグへの書き込み情報により選択することを特徴とする
    請求項3に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】前記選択手段は用紙への記録情報及び前記
    タグへの書き込み情報が複数枚同一情報である場合、記
    録途中の用紙に対する記録動作を継続することを特徴と
    する請求項3、及び6に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】前記選択手段は用紙への記録情報及び前記
    タグへの書き込み情報が用紙毎に異なる情報である場
    合、記録途中の用紙に対して記録を中止することを特徴
    とする請求項3、及び6に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】前記選択手段は外部装置からの指示により
    動作することを特徴とする、請求項3から8に記載の記
    録装置。
  10. 【請求項10】さらに動作再開を指示する動作再開手段
    を有し、動作再開後の動作は、記録が中止された用紙、
    及び書き込み不一致となった前記タグを含む用紙に該当
    する記録動作、及び前記タグへの書き込み動作を含むこ
    とを特徴とする請求項3から9に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】前記動作再開手段はホストコンピュータ
    からの指示により動作することを特徴とする、請求項1
    0に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】前記タグを内蔵する用紙は枚葉のシート
    であることを特徴とする、請求項1から11に記載の記
    録装置。
  13. 【請求項13】前記タグを取り付けた用紙は連続紙であ
    ることを特徴とする、請求項1から11に記載の記録装
    置。
  14. 【請求項14】無線通信タグを内蔵する用紙を給紙し用
    紙に画像を記録する記録手段と、前記タグに情報を書き
    込む書き込み手段とを具備する、記録装置の制御方法に
    おいて、前記書き込み手段から前記タグに書き込まれた
    情報を読み出す読み出し工程と、前記書き込み手段から
    の書き込み情報と前記読み出し手段で読み出された情報
    を比較する比較工程をもち、前記比較工程の比較結果で
    不一致と判定した場合、記録途中の用紙に対して記録す
    べき情報の記録動作を継続することを特徴とする記録方
    法。
  15. 【請求項15】無線通信タグを内蔵する用紙を給紙し用
    紙に画像を記録する記録手段と、前記タグに情報を書き
    込む書き込み手段とを具備する、記録装置の制御方法に
    おいて、前記書き込み手段から前記タグに書き込まれた
    情報を読み出す読み出し工程と、前記書き込み手段から
    の書き込み情報と前記読み出し工程で読み出された情報
    を比較する比較工程をもち、前記比較工程の比較結果で
    不一致と判定した場合、記録途中の用紙に対する記録動
    作を中断することを特徴とする記録方法。
  16. 【請求項16】無線通信タグを内蔵する用紙を給紙し用
    紙に画像を記録する記録手段と、前記タグに情報を書き
    込む書き込み手段とを具備する、記録装置の制御方法に
    おいて、前記書き込み手段から前記タグに書き込まれた
    情報を読み出す読み出し工程と、前記書き込み手段から
    の書き込み情報と前記読み出し手段で読み出された情報
    を比較する比較工程をもち、前記比較工程の比較結果で
    不一致と判定した場合、記録途中の用紙に対して記録す
    べき情報の記録動作を継続するか中断するかを選択する
    選択工程をもつことを特徴とする記録方法。
  17. 【請求項17】前記選択工程は用紙への記録情報により
    選択することを特徴とする、請求項16に記載の記録方
    法。
  18. 【請求項18】前記選択工程は前記タグへの書き込み情
    報により選択することを特徴とする請求項16に記載の
    記録方法。
  19. 【請求項19】前記選択工程は用紙への記録情報及び前
    記タグへの書き込み情報により選択することを特徴とす
    る請求項16に記載の記録方法。
  20. 【請求項20】前記選択工程は用紙への記録情報及び前
    記タグへの書き込み情報が複数枚同一情報である場合、
    記録途中の用紙に対する記録動作を継続することを特徴
    とする請求項16、及び19に記載の記録方法。
  21. 【請求項21】前記選択工程は用紙への記録情報及び前
    記タグへの書き込み情報が用紙毎に異なる情報である場
    合、記録途中の用紙に対して記録を中止することを特徴
    とする請求項16、及び19に記載の記録方法。
  22. 【請求項22】前記選択工程は外部装置からの指示によ
    り動作することを特徴とする、請求項16から21に記
    載の記録方法。
  23. 【請求項23】さらに動作再開を指示する動作再開工程
    を有し、動作再開後の動作は、記録が中止された用紙、
    及び書き込み不一致となった前記タグを含む用紙に該当
    する記録動作、及び前記タグへの書き込み動作を含むこ
    とを特徴とする請求項16から22に記載の記録方法。
  24. 【請求項24】前記動作再開工程はホストコンピュータ
    からの指示により動作することを特徴とする、請求項2
    3に記載の記録方法。
  25. 【請求項25】前記タグを内蔵する用紙は枚葉のシート
    であることを特徴とする、請求項14から24に記載の
    記録方法。
  26. 【請求項26】前記タグを取り付けた用紙は連続紙であ
    ることを特徴とする、請求項14から24に記載の記録
    方法。
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