JP2009083459A - ラベルプリンタ、ラベルプリンタ用のコンピュータプログラム、コンピュータプログラムおよびデータ送信方法 - Google Patents

ラベルプリンタ、ラベルプリンタ用のコンピュータプログラム、コンピュータプログラムおよびデータ送信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】RFIDタグを備えるラベルにデータ書込みおよび印刷を行うラベルプリンタのラベル印刷発行効率を上げる。
【解決手段】ラベルプリンタ1は、ラベル203に出力される印刷データおよびRFIDデータを含むデータセット401を受信して記憶部に記憶し、上流側にRFIDリーダライタ121が配置され下流側に印刷部120が配置される搬送経路151に、RFIDタグ206を含むラベル203が貼着されたラベル用紙201を搬送し、第1のラベル(L)よりも搬送経路151の上流側に位置する第2のラベル(L)のRFIDタグ(R)にその第2のラベルに対応するデータセット(D)に含まれているRFIDデータ(「0002R」)に基づく情報の書き込みを行い、その後、第1のラベル(L)に当該第1のラベル(L)に対応するデータセット(D)に含まれている印刷データ(「0001L)に基づく印刷を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、RFIDタグを含むラベルに印刷およびデータ書込みを行うラベルプリンタ、ラベルプリンタ用のコンピュータプログラム、ラベルプリンタにデータ送信をするコンピュータ用のコンピュータプログラム、および、そのコンピュータによって実行されるデータ送信方法に関する。
従来、長尺状の台紙にRFIDタグを付加する技術が開発されている。これに応じて、印刷機能だけでなく、RFIDタグにデータを書き込むRFID通信機能をも搭載したラベルプリンタの開発も進められている。このようなラベルプリンタは、サーマルヘッドなどにより構成される印刷部とRFID通信を行うRFIDリーダライタとを備えている。ラベル用紙の搬送経路上、RFIDリーダライタは印刷部よりも上流側に配置されるのが一般的である。しかも、RFIDリーダライタとサーマルヘッドとは、互いに干渉しないように離間して配置されている。
ラベルプリンタは、データ通信自在に接続するコンピュータからRFIDデータおよび印刷データを含むデータセットを受信し、ラベルに対して受信したデータセットに基づくデータ書込みおよび印刷を行ってラベルを印刷発行する。
一例として、特許文献1に記載されているラベルプリンタは、RFIDインレットを内蔵したラベルが仮着されたラベル連続体を搬送する搬送路の上流側にRFID読込み/書込み部を、下流側に印字部をそれぞれ備える。このラベルプリンタは、印刷済ラベルを発行する過程において、先に印字されたラベルが剥離位置で剥離される時には次のラベルがRFID読込み/書込み部よりも搬送路の下流側に位置してしまう。そこで、その下流側に位置しているラベルをRFID読込み/書込み部まで一旦バックフィードさせた後にそのラベルのRFIDインレットにデータ書込みを行い、そのラベルを印字部までフォワードフィードさせて所望情報を印字し、印字が完了したラベルを剥離位置までフォワードフィードさせる(特許文献1の段落番号0010)。このように、印刷部とこの印刷部よりも搬送路の上流側に位置するRFIDリーダライタとが離間しているラベルプリンタでは、ラベルを印刷発行する過程で、ラベルは印刷部とRFIDリーダライタとの間を往来する。
特開2006−272844公報
特許文献1に記載されているようなラベルプリンタでは、一枚のラベルを印刷発行するたびに、ラベルのバックフィード制御およびフォワードフィード制御、RFIDデータ書込み、および、印刷が行われるため、すべてのラベルが印刷発行されるまでに多くの時間を要し、ラベルの印刷発行効率が悪いという問題がある。
本発明の目的は、RFIDタグを備えるラベルにデータ書込みおよび印刷を行うラベルプリンタのラベル印刷発行効率を上げることである。
本発明のラベルプリンタは、長尺状の台紙にRFIDタグを含むラベルを当該台紙の長手方向に所定のピッチで複数貼着したラベル用紙を搬送経路に沿って搬送する搬送機構と、前記搬送経路上の前記ラベルに対して印刷を行う印刷部と、前記印刷部よりも前記搬送経路の上流側に設けられ前記ラベルに含まれるRFIDタグに対して情報の読み込みおよび書き込みを行うRFIDリーダライタと、外部機器に対してデータ送受信を実行する通信インターフェイスと、前記通信インターフェイスを介して前記外部機器から受信した前記ラベルに印刷されるべき印刷データと前記RFIDタグに書き込まれるべきRFIDデータとを含む複数のデータセットを記憶する記憶部と、第1のラベルよりも前記搬送経路の上流側に位置する第2のラベルの前記RFIDタグに当該第2のラベルに対応する前記データセットに含まれている前記RFIDデータに基づく情報の書き込みを行うように前記RFIDリーダライタを駆動制御し、その後、前記第1のラベルに当該第1のラベルに対応する前記データセットに含まれている前記印刷データに基づく印刷を行うように前記印刷部を駆動制御する、という処理を繰り返す制御部と、を備える。
本発明のラベルプリンタ用のコンピュータプログラムは、長尺状の台紙にRFIDタグを含むラベルを当該台紙の長手方向に所定のピッチで複数貼着したラベル用紙を搬送経路に沿って搬送する搬送機構と、前記搬送経路上の前記ラベルに対して印刷を行う印刷部と、前記印刷部よりも前記搬送経路の上流側に設けられ前記ラベルに含まれるRFIDタグに対して情報の読み込みおよび書き込みを行うRFIDリーダライタと、外部機器に対してデータ送受信を実行する通信インターフェイスと、前記通信インターフェイスを介して前記外部機器から受信した前記ラベルに印刷されるべき印刷データと前記RFIDタグに書き込まれるべきRFIDデータとを含む複数のデータセットを記憶する記憶部と、を備えるラベルプリンタのコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、第1のラベルよりも前記搬送経路の上流側に位置する第2のラベルの前記RFIDタグに当該第2のラベルに対応する前記データセットに含まれている前記RFIDデータに基づく情報の書き込みを行うように前記RFIDリーダライタを駆動制御する第1の処理と、前記第1の処理の実行後に、前記第1のラベルに当該第1のラベルに対応する前記データセットに含まれている前記印刷データに基づく印刷を行うように前記印刷部を駆動制御する第2の処理と、を繰り返す機能を実行させる。
本発明のコンピュータプログラムは、長尺状の台紙にRFIDタグを含むラベルを当該台紙の長手方向に所定のピッチで複数貼着したラベル用紙に対して、印刷データに基づく前記ラベルに対する印刷機能とRFIDデータに基づく前記RFIDタグに対する情報の書込み機能とを有するラベルプリンタに通信インターフェイスを介して前記印刷データと前記RFIDデータとを送信するコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、複数枚の前記ラベル毎に、前記ラベルに印刷されるべき印刷データと前記RFIDタグに書き込まれるべきRFIDデータとを対応付けて記憶部に記憶する機能と、前記記憶部に記憶されているデータのうち、最初に印刷される一枚目の前記ラベルから印刷待機位置と情報書込み位置との間に配置される前記ラベルの枚数分の前記ラベルに含まれている前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータを順に前記ラベルプリンタに送信する機能と、前記記憶部に記憶されているデータのうち、第1のラベルよりも前記搬送経路の上流側に位置する第2のラベルの前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータを前記ラベルプリンタに送信し、その後に、前記第1のラベルに対応する前記印刷データを前記ラベルプリンタに送信する、という処理を繰り返す機能と、を実行させる。
本発明は、上記コンピュータが実行する各機能を実行工程として備えるデータ送信方法をも規定する。
本発明の別のコンピュータプログラムは、長尺状の台紙にRFIDタグを含むラベルを当該台紙の長手方向に所定のピッチで複数貼着したラベル用紙に対して、印刷データに基づく前記ラベルに対する印刷機能とRFIDデータに基づく前記RFIDタグに対する情報の書込み機能とを有するラベルプリンタに通信インターフェイスを介して前記印刷データと前記RFIDデータとを送信するコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、複数枚の前記ラベル毎に、前記ラベルに印刷されるべき印刷データと前記RFIDタグに書き込まれるべきRFIDデータとを対応付けて記憶部に記憶する機能と、前記記憶部に記憶されているデータのうち、最初に印刷される一枚目の前記ラベルから印刷待機位置と情報書込み位置との間に配置される前記ラベルの枚数分の前記ラベルに含まれている前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータを順に前記ラベルプリンタに送信する機能と、前記記憶部に記憶されているデータのうち、第1のラベルよりも前記搬送経路の上流側に位置する第2のラベルの前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータとその後に続く前記第1のラベルに対応する前記印刷データとを組にしたデータセットを前記ラベルプリンタに送信する機能と、を実行させる。
本発明は、上記別のコンピュータが実行する各機能を実行工程として備えるデータ送信方法をも規定する。
本発明の更に別のコンピュータプログラムは、長尺状の台紙にRFIDタグを含むラベルを当該台紙の長手方向に所定のピッチで複数貼着したラベル用紙に対して、印刷データに基づく前記ラベルに対する印刷機能とRFIDデータに基づく前記RFIDタグに対する情報の書込み機能とを有するラベルプリンタに通信インターフェイスを介して前記印刷データと前記RFIDデータとを送信するコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、複数枚の前記ラベル毎に、前記ラベルに印刷されるべき印刷データと前記RFIDタグに書き込まれるべきRFIDデータとを対応付けて記憶部に記憶する機能と、前記記憶部に記憶されているデータのうち、最初に印刷される一枚目の前記ラベルから印刷待機位置と情報書込み位置との間に配置される前記ラベルの枚数分の前記ラベルに含まれている一又は二以上の前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータを含むデータセットと、第1のラベルよりも前記搬送経路の上流側に位置する第2のラベルの前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータとその後に続く前記第1のラベルに対応する前記印刷データとを組にした複数のデータセットと、をまとめて前記ラベルプリンタに送信する機能と、を実行させる。
本発明は、上記更に別のコンピュータが実行する各機能を実行工程として備えるデータ送信方法をも規定する。
本発明によれば、ラベル印刷発行におけるデータ書込みと印刷とを含む一連の流れの中で、一枚のラベルが印刷発行される過程においてラベルの移動距離を減少させることができ、したがって、RFIDタグを備えるラベルにデータ書込みおよび印刷を行うラベルプリンタのラベル印刷発行効率を上げることができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図7に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態のラベルプリンタ1において行われるラベル発行処理の概略を示す模式図である。ラベルプリンタ1の内部には、搬送経路151が形成されている。ラベル用紙201は、RFIDタグ206を含んだラベル203が台紙202にその長手方向に所定のピッチで直列に複数貼着されて構成され、搬送機構141(図2参照)から搬送力を受けて搬送経路151に沿って搬送される。搬送経路151の途中には、RFIDタグ206とのデータ通信を行うRFIDリーダライタ121が上流側に、サーマルヘッド115およびプラテン107などにより構成されるラベル203に印刷を行う印刷部120が下流側にそれぞれ配置されている。
印刷部120は、CPU51(図3参照)から印刷命令を受けると、サーマルヘッド115が配置されている搬送経路151上の印刷位置Pよりも若干搬送経路151上流側の印刷待機位置P0に待機しているラベル203に対して印刷を行う。印刷は、搬送機構141を駆動してラベル203を通過する際にサーマルヘッド115が加熱することにより行われる。
RFIDリーダライタ121は、搬送経路151上の書込位置Wに位置付けられるラベル203に対して、そのラベル203に含まれるRFIDタグ206へのデータ書込みを行う。より詳細には、書込位置Wにラベル203が位置付けられた状態で、ラベル203に含まれるRFIDタグ206が位置付けられる搬送経路151上の位置と、RFIDリーダライタ121から発せられる磁界の強度が最も強い書込中心位置W0とを一致させてRFIDリーダライタ121が配置されている。書込中心位置W0から搬送経路151の上流側もしくは下流側に若干ずれた位置にあってもRFIDリーダライタ121の近距離無線通信が可能である範囲であれば、RFIDリーダライタ121はそのRFIDタグ206に対して情報を書込むことが可能である。すなわち、RFIDリーダライタ121は、書込位置Wおよびこの近傍に位置付けられているラベル203に含まれるRFIDタグ206に対して、所定の情報を書き込むことができる。
ラベル203に印刷されるべき印刷データと、ラベル203に含まれるRFIDタグ206に書き込まれるべきRFIDデータとは、ラベル用紙201に貼着されるラベル203のそれぞれに対応するデータセット401(図4参照)の一部を構成して、各種データを記憶するRAM53(図3参照)に記憶されている。
以下、図1(a)〜(d)に基づいて、ラベル用紙201の先頭から順に、n番目のラベル203の印刷面に「000nL」を印刷しRFIDタグ206に「000nR」を書き込んだラベル(n=1、2、3、…)を印刷発行する場合のラベル発行処理について説明する。なお、この説明において、印刷待機位置P0と書込位置Wとは、ラベル用紙201のラベル203の距離T(Tはラベル用紙201のラベル203の配置ピッチ)だけ離間しているとする。
図1(a)は、ラベル発行処理が実行される前のラベルプリンタ1の状態を示している。この状態において、搬送経路151上のラベル用紙201の先頭となる印刷位置P側のラベル203から順にラベルL、L、L、…、とし、ラベルL、L、L、…、に含まれるRFIDタグ206を、RFIDタグR、R、R、…、と称する。また、RAM53には、ラベルL、L、L、…、に対応するデータセットD、D、D、…、が記憶されており、データセットD(n=1、2、3、…)には、印刷データ「000nL」およびRFIDデータ「000nR」が含まれているとする。
ラベル発行処理が開始されると、ラベル発行処理の開始前において印刷待機位置P0に位置付けられていたラベルLが、搬送機構141のバックフィード駆動制御によって書込位置Wに位置付けられる(図1(b))。ラベルLが書込位置Wに位置付けられた状態で、RFIDリーダライタ121は、ラベルLに含まれるRFIDタグRに対してこのラベルLに対応するデータセットDに含まれるRFIDデータ「0001R」を書き込む。
RFIDタグRへのデータ書込み後、ラベル用紙201は搬送機構141のフォワードフィード駆動制御によって上流側に距離Tだけ搬送される。ラベル用紙201のラベル203の配置ピッチ相当の距離Tだけ離間しているため、ラベルLが印刷待機位置P0に位置付けられると、ラベルLは書込位置Wに位置付けられる(図1(c))。ここで、RFIDリーダライタ121は、ラベルLに含まれるRFIDタグRに対してこのラベルLに対応するデータセットDに含まれるRFIDデータ「0002R」を書き込み、印刷部120は、ラベルLに対してこのラベルLに対応するデータセットDに含まれる印刷データ「0001L」を印刷する。なお、ラベルLが印刷待機位置P0に位置付けられた状態でラベルLが書込位置Wから若干ずれた位置に位置付けられた場合、搬送機構141によるフォワードフィード制御およびバックフィード制御によってラベル用紙201が搬送経路151に沿って調整されラベルLは書込位置Wに位置付けられた後にRFIDリーダライタ121はRFIDタグRに「0002R」を書き込み、再び搬送機構141によってラベルLが印刷待機位置P0に位置付けられた後に印刷部120はラベルLに印刷データ「0001L」を印刷する。このようなデータ書込みおよび印刷が行われた後、ラベル用紙201は搬送機構141による距離T分のフォワードフィード制御を受ける。その結果、ラベルLは印刷待機位置P0に位置付けられ、ラベルLは書込位置Wに位置付けられる(図1(d))。
上記のラベル発行処理の説明では、印刷待機位置P0と書込位置Wとがラベル用紙201のラベル203の配置ピッチTだけ離間しているとしたが、印刷待機位置P0と書込位置Wとが距離T以上に離間している場合にも同様の処理を実施することが可能である。例えば、印刷待機位置P0と書込位置Wとが距離2Tだけ離間している場合には、ラベルLが印刷待機位置P0に位置付けられたときラベルLは書込位置Wに位置付けられ、ラベルプリンタ1において、RFIDタグRにはデータセットDに含まれるRFIDデータ「0003R」が書き込まれ、ラベルLの印刷面にはデータセットDに含まれる印刷データ「0001L」が印刷される。また、印刷待機位置P0と書込位置Wとの間の距離がTの自然数倍ではない場合でも、RFIDリーダライタ121はその通信可能範囲内にあるRFIDタグ206に対して書込みを行うことができ、もしくは、上述したような搬送機構141による位置調整によってラベル203が書込位置Wに位置付けられた後にそのラベル203に含まれるRFIDタグ206にデータが書き込まれる。
このようなラベル発行処理を実現するラベルプリンタ1の構成について、以下に述べる。
図2は、ラベルプリンタ1の縦断側面図である。ラベルプリンタ1はプリンタ本体部101を有している。プリンタ本体部101には、保持部としてのラベル用紙保持軸102の一端とインクリボン保持軸103の一端とが固定されている。ラベル用紙保持軸102はロール状に巻回されたラベル用紙201を回転自在に保持し、インクリボン保持軸103はロール状に巻回されたインクリボン105を保持する。ラベル用紙201は、長尺状の台紙202に一定間隔でラベル203が貼付されたものである。各ラベル203には、ICチップとアンテナとで構成されるRFIDタグ206が埋設されている。
ラベルプリンタ1は、搬送機構141と、印刷部120と、RFIDリーダライタ121とを備える。また、ラベルプリンタ1は、印刷位置検出部を構成する反射型センサ117と、書込位置検出部を構成する反射型センサ118とを備える。これらのセンサは搬送機構141がラベル用紙201を搬送してラベル203の位置決めに用いられる。
搬送機構141は、搬送ローラ106、ピンチローラ110、プラテン107、サーマルヘッド115およびモータ55(図3参照)等によって構成され、ラベル用紙保持軸102に保持されたロール状のラベル用紙201に搬送力を与えて引き出し搬送させる。より詳細には、プリンタ本体部101には、モータ55に連結されて回転駆動される搬送ローラ106、プラテン107、リワインダ108、リボン巻取軸109の一端が回転自在に保持され、搬送ローラ106の外周面にはピンチローラ110が所定の圧力で当接されている。さらに、プリンタ本体部101には、プラテン107に近接した位置に、プラテン107側の下端が開口されたケーシング112と、プラテン107の外周面と当接するサーマルヘッド115とにより構成されたヘッドブロック111が固定されている。
ロール状態から引き出されたラベル用紙201は、搬送ローラ106とピンチローラ110との間を通され、さらに、プラテン107とサーマルヘッド115との間を通される。つまり、ラベルプリンタ1にはこのような経路でラベル用紙201が搬送される搬送経路151が形成される。そして、プラテン107とサーマルヘッド115との間を通過したラベル用紙201のうち、台紙202はラベル剥離体116で屈曲された後にリワインダ108に巻き取られ、ラベル203は台紙202から剥離されて直進する。一方、インクリボン保持軸103にロール状態で保持されたインクリボン105は、ロール状態から引き出された後にプラテン107とサーマルヘッド115との間を通され、リボン巻取軸109に巻き取られる。
印刷部120は、後述するCPU51(図3参照)からの印刷命令を受けて、CPU51から送信される印刷データを搬送経路151上の印刷待機位置P0に位置付けられているラベル203に対して印刷を行う。この印刷部120は、サーマルヘッド115およびプラテン107等により構成される。
反射型センサ117は、サーマルヘッド115近傍に配置されている。反射型センサ117は、搬送経路151上で搬送されるラベル用紙201に向けて検出光を投射し、台紙202やラベル203によって反射した反射光を受光部で受け、受光部が受ける反射光の検出レベルをCPU51に送信する。CPU51は、反射型センサ117から入力される反射光の検出レベルと、搬送機構141を駆動制御して搬送経路151を搬送した搬送距離とに基づいて、ラベル203が印刷待機位置P0に位置付けられているか否かを検出する。すなわち、反射型センサ117とCPU51とは、印刷待機位置P0にラベル203が位置付けられているか否かを検出する印刷位置検出部としての役割を果たす。
RFIDリーダライタ121は、搬送ローラ106とリワインダ108との間であって搬送経路151の一面側である下面側に位置させてプリンタ本体部101に固定されている。RFIDリーダライタ121は内部にリーダライタアンテナを備え、書込位置Wおよびこれに最も近い位置に位置付けられているラベル203に含まれるRFIDタグに対して無線通信を実行し、CPU51から送信されるRFIDデータの書き込みを行う。
なお、印刷部120に対応する印刷待機位置P0(図1参照)と、RFIDリーダライタ121に対応する書込位置W(図1参照)とは距離kT(kは自然数)だけ離間している。つまり、印刷待機位置P0と書込位置Wとの間には、ラベル203がk枚配置可能である。
反射型センサ118は、RFIDリーダライタ121近傍に配置されている。反射型センサ118は、搬送経路151上で搬送されるラベル用紙201の上面に向けて検出光を投射し、台紙202やラベル203によって反射した反射光を受光部で受け、受光部が受ける反射光の検出レベルをCPU51に送信する。CPU51は、反射型センサ118から入力される反射光の検出レベルの変化と、搬送機構141を駆動制御して搬送経路151を搬送した搬送距離とに基づいて、ラベル203が書込位置Wに位置付けられているか否かを検出する。すなわち、反射型センサ118とCPU51とは、書込位置Wにラベル203が位置付けられているか否かを検出する書込位置検出部としての役割を果たす。
図3は、ラベルプリンタ1のハードウェア構成を示すブロック図である。ラベルプリンタ1は、各種演算処理を実行し各部を制御するCPU51を備えている。CPU51には、固定データを固定的に記憶保存するROM52と、可変データを書き換え自在に記憶してワークエリアとして使用されるRAM53とがバス接続されている。CPU51とROM52とRAM53とは、情報処理を実行して各部を駆動制御する制御部としてのマイクロコンピュータ50を構成する。マイクロコンピュータ50は、一例として、ROM52にファームウェアとして記録されているコンピュータプログラムであるプログラムコードに従い、RAM53をワークエリアとして利用しながら、各種の処理を実行する。RAM53は、ワークエリアとして利用されるのみならず、例えば後述するコンピュータ60から送信される各種情報を記憶する記憶部としての役割を果たす。コンピュータ60から送信される各種情報には、一例として、印刷発行される個々のラベル203に対応付けられた複数のデータセット401が含まれ、これらのデータセット401はRAM53に一時的に記憶される。データセット401の詳細については、図4に基づいて後述する。
サーマルヘッド115およびモータ55を駆動制御するためのヘッド駆動部54、前述した反射型センサ117および反射型センサ118を含むセンサ回路57、RFIDリーダライタ121、および通信インターフェイス56は、いずれも各種の入出力回路(いずれも図示せず)を介してCPU51に接続され、マイクロコンピュータ50によって動作制御される。
ヘッド駆動部54は、印刷データに基づいてサーマルヘッド115とモータ55とを駆動制御するためのデジタル回路である。このようなヘッド駆動部54は、一例として、半導体技術によって構成された素子の集合体である。モータ55は、搬送ローラ106、プラテン107、リワインダ108、リボン巻取軸109等を回転駆動する駆動源となる。このモータ55は、一例として、順逆両方に回転するステッピングモータである。
センサ回路57は、反射型センサ117および反射型センサ118に電力を供給し、これらの反射型センサ117および反射型センサ118から送信されるセンシング信号をデジタル信号に変換してマイクロコンピュータ50に送信する。
通信インターフェイス56は、通信ケーブル58を介して外部機器としてのコンピュータ60とのデータ通信を実現する。
コンピュータ60は、前述したデータセット401を生成し、ラベルプリンタ1に送信する。コンピュータ60は、CPU61、ROM62、記憶部としてのRAM63、HDD64、CD−ROMドライブ65、通信インターフェイス66などを備えて構成され、ラベルプリンタ1とデータ通信自在に接続されている。コンピュータ60のHDD64には各種機能を実現するプログラムが格納されている。CPU61はこの格納されているプログラムの記述に基づいて各種情報処理を実行する。
図4は、RAM53に記憶されるデータセット401のデータ構成を示す模式図である。データセット401は、データ識別子402およびこれに対応する実データ403が組になって構成されるデータ列404の集合体である。データ識別子402には、実データ403がラベル203に印刷される文字であることを示す識別子「テキスト」、実データ403がラベル203に印刷されるバーコードの構成であることを示す識別子「バーコード」、実データ403がラベル203に含まれるRFIDタグ206に書き込まれるRFIDデータであることを示す識別子「RFID」などがある。データセット401に含まれるデータ列404のうち、データ識別子402が「テキスト」であるデータ列404およびデータ識別子402が「バーコード」であるデータ列404は、印刷部120によってラベル203に印刷されるべき印刷データ410を構成する。また、データセット401に含まれるデータ列404のうち、データ識別子402が「RFID」であるデータ列404は、RFIDリーダライタ121によってラベル203に含まれるRFIDタグ206に書き込まれるべきRFIDデータ411を構成する。
データセット401は、コンピュータ60で生成されてラベルプリンタ1に送信される。ラベルプリンタ1のCPU51はコンピュータ60から送信されるデータセット401を受信すると、受信した順にRAM53に記憶する。データセット401の記憶順は、ラベル用紙201に直列に貼着されているラベル203の並び順と対応する。
図5は、ラベル用紙201の外観斜視図である。なお、図5は、ラベル用紙201、RFIDリーダライタ121および印刷部120の位置関係も示している。
ラベル用紙201は、ロール状に巻回された状態でラベル用紙保持軸102に保持される。このラベル用紙201には、台紙202上にラベル203が所定の配置ピッチTで直列に複数貼付されている。各ラベル203には、RFIDタグ206が埋設されている。RFIDタグ206は、自ら電池を内蔵しないパッシブ型のものであり、RFIDタグ206を構成するアンテナがRFIDリーダライタ121に備わるリーダライタアンテナから発せられる磁界を受信するとRFIDタグ206に電力が発生して起動する。起動したRFIDタグ206とRFIDリーダライタ121との間では無線通信が行われる。
RFIDリーダライタ121よりも搬送経路151の下流側には、サーマルヘッド115やプラテン107などにより構成される印刷部120が配置されている。
このような構成を備えるラベルプリンタ1において、CPU51が実行するラベル発行処理について、以下に説明する。
図6は、ラベルプリンタ1でのラベル発行処理の流れを示すフローチャートである。ラベルプリンタ1のCPU51は、通信インターフェイス56を介してコンピュータ60から複数のデータセット401を伴うラベル印刷発行命令を受信すると、ラベル発行処理を開始する。
CPU51は、ラベル発行処理を開始すると、まず、初期設定処理としてラベルカウンタn=1に設定する(ステップS101)。ラベルカウンタnは、ラベル用紙201の先頭から何番目のラベル203に対して印刷データに基づく印刷とRFIDデータの書込みとを実行するのかを示す。
続く処理として、CPU51は、搬送機構141を制御してラベル用紙201を搬送経路151の上流側に印刷待機位置P0と書込位置Wとの間の距離kTだけ搬送し、ラベル用紙201の先頭に位置するラベルLを書込位置Wに位置付ける(ステップS102)。
続く処理として、CPU51は、RAM53に記憶されているデータセット401のうち、n番目に記憶されているデータセットD(第2のデータセット)に含まれる印刷データDLおよびRFIDデータDRを取得する(ステップS103)。
続く処理として、CPU51は、n枚目のラベルL(第2のラベル)に対応するRFIDデータDRが存在するかどうかを判定する(ステップS104)。RFIDデータDRが存在しないと判定した場合(ステップS104のN)、CPU51は、処理をステップS109に移す。RFIDデータDRが存在しない場合としては、一例として、印刷待機位置P0に位置付けられているラベルLn−kに最後の印刷データが印刷される場合がある。この場合、印刷待機位置P0に位置付けられているラベルLn−kよりも上流側に位置するラベルLn−k+1、Ln−k+2、…、に含まれるRFIDタグRn−k+1、Rn−k+2、…、へ書き込まれるデータが存在しないため、以下に示すステップS105〜S107の処理はスキップされる。
これに対し、RFIDデータDRが存在すると判定した場合(ステップS104のY)、CPU51は、RFIDリーダライタ121を制御して、書込位置Wに位置付けられているラベルLに含まれるRFIDタグRにRFIDデータDRを書き込む(ステップS105)。
ここで、CPU51は、ステップS105の処理を行う際に、書込位置検出部を構成する反射型センサ118から入力される反射光の検出レベルを判定してラベルLが書込位置Wに位置付けられているか否かを判定する。CPU51は、ラベルLが書込位置Wに位置付けられていないと判定した場合、搬送機構141を駆動制御してラベル用紙201をバックフィードまたはフォワードフィードさせてラベルLの位置を調整し、ラベルLを書込位置Wに正確に位置付ける。別の一例として、CPU51は、ステップS105の処理を行う際に、ラベル発行処理開始時からのラベル用紙201の搬送距離の合計を算出し、この搬送距離の合計と印刷待機位置P0から書込位置Wの距離kTとを比較し、この比較結果に基づいて搬送機構141を駆動制御してラベル用紙201の位置を調整して、ラベルLを書込位置Wに正確に位置付けることもできる。RFIDリーダライタ121が実行するRFID通信の通信可能範囲は書込中心位置W0(図1参照)を中心とする近傍で行われるため、ラベルLを正確に書込位置Wに位置付けることは必ずしも必要ではないが、ラベルLを書込位置Wに正確に位置付けることによって、RFIDリーダライタ121はラベルLに含まれるRFIDタグRと確実にRFID通信を行うことができる。
ステップS105に続く処理として、CPU51は、ステップS105でRFIDタグRに書き込んだRFIDデータDRをRFIDリーダライタ121によって再度読み取り、この読み取ったデータと書き込んだデータとを比較して、ステップS105においてデータ書込みにエラーがあったかどうかを判定する(ステップS106)。データ書込みにエラーがあったと判定した場合(ステップS106のY)、CPU51は、データセットDにRFIDタグRへのデータ書込みが失敗したことを示す書込みエラーフラグを追加し(ステップS107)、処理をステップS109に移す。これに対して、CPU51は、データ書込みにエラーがなかったと判定した場合(ステップS106のN)、そのまま処理をステップS109に移す。
ステップS104のN、ステップS106のN、またはステップS107に続く処理として、CPU51は、書込位置WにラベルLが位置づけられている状態において印刷待機位置P0に位置付けられている(n−k)枚目のラベルLn−kに対応する印刷データDLn−kが存在するか否かを判定する(ステップS109)。印刷データDLn−kが存在しないと判定した場合(ステップS109のN)、CPU51は、搬送機構141を駆動制御してラベル用紙201を搬送経路151に沿って配置ピッチ相当の距離Tだけフォワードフィード制御し(ステップS110)、処理をステップS115に移す。ラベルLn−kが存在しない場合としては、一例として、ラベル用紙201の先頭のラベルLが書込位置Wに位置付けられている場合がある。
これに対し、印刷データDLn−kが存在すると判定した場合(ステップS109のY)、CPU51は、データセットDn−kに書込エラーフラグが含まれているか否かを判定し(ステップS112)、書込みエラーフラグが含まれていると判定した場合には(ステップS112のY)、印刷部120を制御して印刷待機位置P0に位置付けられているラベルLn−kに対し所定のエラーパターン204(図7参照)を印刷させ(ステップS113)、また、書込みエラーフラグが含まれていないと判定した場合には(ステップS112のN)、印刷部120を制御してラベルLに対しデータセットDn−kに含まれている印刷データDLn−kを印刷させる(ステップS114)。
このようなステップS110、S113もしくはS114に示す処理が実行された結果、ラベル用紙201をラベル203の配置ピッチ相当の距離Tだけ搬送経路151の下流側にシフトした状態になり、印刷待機位置P0にはラベルLn+1−kが、書込位置WにはラベルLn+1が位置付けられる。
ステップS110、S113もしくはS114に続く処理として、CPU51は、RAM53に未出力の印刷データもしくは未出力のRFIDデータのいずれかが存在するか否かを判定する(ステップS115)。CPU51は、未出力のデータがRAM53に存在すると判定した場合(ステップS115のY)、データセットDに書込エラーフラグが含まれているか否かを判定する(ステップS116)。
CPU51は、データセットDに書込みエラーフラグが含まれていないと判定した場合には(ステップS116のY)、ラベルカウンタnに1を加えて(ステップS117)、処理をステップS103に戻す。
これに対して、CPU51は、データセットDに書込みエラーフラグが含まれていると判定した場合には(ステップS116のY)、第2ラベルカウンタを起動する(ステップS118)。第2ラベルカウンタは、その起動時におけるラベルカウンタnに1を加え、その後のステップS109〜ステップS115の処理回数がkに達するまで、ステップS109〜ステップS115の処理1回毎に1つずつインクリメントするカウンタである。第2ラベルカウンタが起動すると、ステップS109、ステップS112およびステップS114では、nの値として、ラベルカウンタの値に優先して第2ラベルカウンタの値を採用する。CPU51は、第2ラベルカウンタの起動後(ステップS118)、処理をステップS105に移す。その結果、ラベルカウンタのn値はインクリメントされず、エラーが発生したデータセットD(第2のデータセット)に含まれているRFIDデータDRに基づくデータ書込みが再トライされることになる。つまり、データセットD(第2のデータセット)に含まれているRFIDデータDRに書込みエラーが発生した場合には、エラーが発生しないと判定されるまで(ステップS106のN)、後続するラベルLに含まれているRFIDタグRにそのデータセットD(第2のデータセット)に含まれているRFIDデータDRに基づいて情報の書き込みが行われることになる。そして、エラーが発生したRFIDタグRを含むラベルLに先行するラベルLn-k〜Ln-1には、これらのラベルLn-k〜Ln-1に対応するデータセットDn-k〜Dn-1に含まれている印刷データDLn−k〜DLn-1またはエラーパターン(ステップS113参照)を確実に印刷させることができる。これは、ステップS109、ステップS112およびステップS114で解釈されるnの値が、ステップS109〜ステップS115の処理回数がkに達するまでインクリメントされる第2ラベルカウンタの値であるからである。
CPU51は、ステップS115で、未出力のデータがRAM53に存在しないと判定した場合(ステップS115のN)、搬送機構141を駆動してラベルプリンタ1に残っている印刷済ラベルを排出し(ステップS119)、ラベル発行処理を終了する。
図7は、ラベル203に印刷されるエラーパターン204の一例を示す模式図である。CPU51は、ラベル発行処理において、RFIDタグ206へのデータ書込みにエラーが発生したと判定した場合、そのRFIDタグ206を含むラベル203に、図7に示すような横縞のエラーパターン204を印刷する(図6のステップS113)。ラベルプリンタ1の使用者は、ラベル203に印刷されるエラーパターン204を見て、このラベル203に含まれるRFIDタグ206に何らかの不具合が生じたことを視覚的に認識することができる。
このように、本実施の形態のラベルプリンタ1によれば、ラベル印刷発行におけるデータ書込みと印刷とを含む一連の流れの中で、印刷待機位置P0に位置づけられたラベルLn−kにはこのラベルLn−kに対応するデータセットDn−kに含まれる印刷データDLn−kを印刷し、この状態で書込位置Wに最も近い位置に位置付けられているラベルLに含まれるRFIDタグRにはこのラベルLに対応するデータセットDn−kに含まれるRFIDデータDRn−kを書き込む。すなわち、従来のようにコンピュータ60から送信されるデータセット毎にデータ書込み及び印刷を順に行なうのではなく、印刷部120とRFIDリーダライタ121との配置位置に応じてデータ書込み及び印刷の順序を決定している。これにより、一枚のラベル203が印刷発行される過程においてラベル203の移動距離を減少させることができ、したがって、RFIDタグ206を備えるラベル203にデータ書込みおよび印刷を行うラベルプリンタ1のラベル印刷発行効率を上げることができる。
また、本実施の形態のラベルプリンタ1によれば、RFIDタグ206にデータ書込みを行う際に搬送機構141を駆動制御してラベル用紙201の位置を調整(バックフィードまたはフォワードフィード)して、ラベルLを書込位置Wに正確に位置付ける。したがって、RFIDリーダライタ121からラベル203に含まれるRFIDタグ206に対し確実なRFID通信が行われ、RFIDタグ206へのデータ書込みエラーの発生を抑えることができる。
なお、本実施の形態において、ステップS113に示す処理が実行される場合にラベル203に印刷されるエラーパターン204は、ラベルプリンタ1のROM52、RAM53、もしくは、コンピュータ60のROM62、RAM63、HDD64等のいずれに記憶されていてもよい。
次いで、本発明の別の実施の形態を図8および図9に基づいて説明する。この場合、図1ないし図7に基づいて説明した前述の実施の一形態と同一の部分は同一符号で示し、説明も省略する。
ラベルプリンタ1にデータ通信自在に接続されている本実施の形態のコンピュータ60には、当該コンピュータ60に、
(A)複数枚のラベル203毎に、ラベル203に印刷されるべき印刷データ410とRFIDタグ206に書き込まれるべきRFIDデータ411とを対応付けてコンピュータ60のRAM63に記憶する機能(工程)
(B)RAM63に記憶されているデータのうち、最初に印刷される一枚目のラベル203に含まれているRFIDタグ206に対応するRFIDデータ411をラベルプリンタ1に送信する機能(工程)
(C)RAM63に記憶されているデータのうち、先に印刷される第1のラベル203に対応する印刷データ410をラベルプリンタ1に送信する機能(工程)
(D)RAM63に記憶されているデータのうち、第1のラベル203よりも後に印刷される第2のラベル203に含まれているRFIDタグ206に対応するRFIDデータ411をラベルプリンタ1に送信する機能(工程)
を実行させるプログラムがインストールされている。そして、コンピュータ60のCPU61はこのプログラムの記述内容に従ってラベルプリンタ1に対するデータ送信処理(図8参照)を実行する。ラベルプリンタ1のCPU51は、コンピュータ60から送信されたデータを受信し、ラベル発行処理(図9参照)を実行する。以下、コンピュータ60でのデータ送信処理およびラベルプリンタ1でのラベル発行処理について説明する。
図8は、ラベルプリンタ1にデータ送信を行うコンピュータ60でのデータ送信処理の流れを示すフローチャートである。本実施の形態のコンピュータ60のRAM63には、ラベルプリンタ1の搬送経路151上の印刷部120に対応する印刷待機位置P0およびRFIDリーダライタ121に対応する書込位置Wが搬送経路151上のどの位置に位置付けられているかを示す位置情報を含むフォーマットデータが記憶されている。フォーマットデータは、一例として、プリンタの各メーカーからドライバファイルや初期設定情報ファイルの態様で提供される。また、データフォーマットは、別の一例として、コンピュータ60に備わる図示しないキーボードなどの入力デバイスから入力されてコンピュータ60の使用者が適宜定義できるようにしてもよい。
コンピュータ60は、一例として、あるラベル203について、そのラベル203に印刷されるべき印刷データ410とそのラベル203に含まれているRFIDタグ206に書き込まれるべきRFIDデータ411とを編集する機能を有している。そして、コンピュータ60は、複数枚のラベル203毎に、編集後の印刷データ410とRFIDデータ411とを対応付けてRAM63に記憶させることができる。図8は、こうしてRAM63に記憶させた印刷データ410およびRFIDデータ411のデータ送信処理について記述している。
図8に示すように、コンピュータ60のCPU61は、RAM63にn=1を設定する(ステップS201)。そして、通信インターフェイス66によって、n番目のラベル203用のRFIDデータ411をラベルプリンタ1に送信し(ステップS202)、n=n+1と設定する(ステップS203)。
続いて、コンピュータ60のCPU61は、RAM63に設定されるmを1つインクリメントする(ステップS204)。そして、CPU61は、m=kとなったかどうかを判定し(ステップS205)、m=kでない場合には(ステップS205のN)、ステップS202にリターンし、ステップS203でインクリメントされたn番目のラベル203用のRFIDデータ411をラベルプリンタ1に送信する処理を実行する。前述したように、印刷部120に対応する印刷待機位置P0(図1参照)と、RFIDリーダライタ121に対応する書込位置W(図1参照)とは距離kT(kは自然数)だけ離間している。つまり、印刷待機位置P0と書込位置Wとの間には、ラベル203がk枚配置可能である。そこで、ステップS204およびステップS205の処理によって、ラベル203がk枚となるまで、n番目のラベル203用のRFIDデータ411がラベルプリンタ1に送信されるようにしている。
コンピュータ60のCPU61は、m=kとなったことを判定すると(ステップS205のY)、mをクリアし(ステップS206)、n番目のラベル203(第2のラベル)に含まれているRFIDタグ206に対応するRFIDデータ411をラベルプリンタ1に送信する(ステップS207)。その後、(n−k)番目のラベル203(第1のラベル)用の印刷データ410をラベルプリンタ1に送信する(ステップS208)。
コンピュータ60のCPU61は、RAM63に記憶させたデータ中、未送信データがなくなるまで上記ステップS203〜ステップS208の処理を繰り返す(ステップS209のY)。そして、未送信データがなくなれば(ステップS209のN)、データ送信処理を終了する。
図9は、ラベルプリンタ1でのラベル発行処理の流れを示すフローチャートである。ラベルプリンタ1のCPU51は、通信インターフェイス56を介してのデータ受信を判定すると(ステップS251のY)、受信データの種類を判定する(ステップS252〜ステップS254)。
上記判定処理(ステップS252〜ステップS254)で、RFIDデータ411の受信を判定すると(ステップS252のY)、RFIDリーダライタ121を駆動制御し、そのRFIDデータ411をRFIDタグ206に書き込む処理を実行する(ステップS255)。
上記判定処理(ステップS252〜ステップS254)で、印刷データ410の受信を判定すると(ステップS253のY)、ヘッド駆動部54を駆動制御し、印刷部120によるその印刷データ410に基づく印刷処理を実行する(ステップS256)。
上記判定処理(ステップS252〜ステップS254)で、その他の処理を判定した場合には対応する処理を実行する(ステップS254)。
以上のようにコンピュータ60とラベルプリンタ1とが処理を実行する結果、印刷部120およびRFIDリーダライタ121は、図1ないし図7に基づいて説明した前述の実施の一形態と同一の動作を実行する。これを、図1の示す例を用いて説明する。
コンピュータ60のCPU61がステップS202(図8参照)で最初に実行する処理によってラベルプリンタ1に送信され、ラベルプリンタ1のCPU51がステップS252(図9参照)で受信判定するRFIDデータ411は、図1の例では「0001R」である。ラベルプリンタ1は、RFIDリーダライタ121を駆動制御し(図9のステップS255)、その「0001R」というRFIDデータ411を最初のラベルLが有しているRFIDタグRに書き込む(図1(b)参照)。
次いで、コンピュータ60のCPU61がステップS207(図8参照)で実行する処理によってラベルプリンタ1に送信され、ラベルプリンタ1のCPU51がステップS252(図9参照)で受信判定するRFIDデータ411は、図1の例では「0002R」である。ラベルプリンタ1は、RFIDリーダライタ121を駆動制御し(図9のステップS255)、その「0002R」というRFIDデータ411を最初のラベルLに後続する次のラベルLが有しているRFIDタグRに書き込む(図1(c)参照)。
次いで、コンピュータ60のCPU61がステップS208(図8参照)で実行する処理によってラベルプリンタ1に送信され、ラベルプリンタ1のCPU51がステップS253(図9参照)で受信判定する印刷データ410は、図1の例では「0001L」である。ラベルプリンタ1は、印刷部120を駆動制御し(図9のステップS256)、その「0001L」という印刷データ410を最初のラベルLに印刷する(図1(c)参照)。
次いで、コンピュータ60のCPU61がステップS207(図8参照)で実行する処理によってラベルプリンタ1に送信され、ラベルプリンタ1のCPU51がステップS252(図9参照)で受信判定するRFIDデータ411は、図1の例では「0003R」である。ラベルプリンタ1は、RFIDリーダライタ121を駆動制御し(図9のステップS255)、その「0003R」というRFIDデータ411をラベルLに後続する次のラベルLが有しているRFIDタグRに書き込む(図1(d)参照)。
次いで、コンピュータ60のCPU61がステップS208(図8参照)で実行する処理によってラベルプリンタ1に送信され、ラベルプリンタ1のCPU51がステップS253(図9参照)で受信判定する印刷データ410は、図1の例では「0002L」である。ラベルプリンタ1は、印刷部120を駆動制御し(図9のステップS256)、その「0002L」という印刷データ410をラベルLに後続する次のラベルLに印刷する(図1(d)参照)。
こうして、台紙202のバックフィードなしに、印刷部120によるラベル203への印刷とラベル203に含まれているRFIDタグ206へのデータ書込みとが実行される。あるいは、台紙202をバックフィードさせる必要が生じたとしても、そのバックフィード量を極めて少なくすることができる。その結果、RFIDタグ206を備えるラベル203に対して、データ書込みおよび印刷を行うラベルプリンタのラベル印刷発行効率を上げることができる。
次いで、本発明の更に別の実施の形態を図10および図11に基づいて説明する。この場合、図8および図9に基づいて説明した前述の実施の一形態と同一の部分は同一符号で示し、説明も省略する。
図10は、ラベルプリンタ1にデータ送信を行うコンピュータ60でのデータ送信処理の流れを示すフローチャートである。ラベルプリンタ1にデータ通信自在に接続されている本実施の形態のコンピュータ60には、当該コンピュータ60に、
(A)複数枚のラベル203毎に、ラベル203に印刷されるべき印刷データ410とRFIDタグ206に書き込まれるべきRFIDデータ411とを対応付けてコンピュータ60のRAM63に記憶する機能(工程)
(B)RAM63に記憶されているデータのうち、最初に印刷される一枚目のラベル203に含まれているRFIDタグ206に対応するRFIDデータ411をラベルプリンタ1に送信する機能(工程)
(C)RAM63に記憶されているデータのうち、先に印刷される第1のラベル203に対応する印刷データ410と第1のラベル203よりも後に印刷される第2のラベル203に含まれているRFIDタグ206とを組にしたデータセット401をラベルプリンタ1に送信する機能(工程)
を実行させるプログラムがインストールされている。
したがって、コンピュータ60のCPU61は、基本的には、図8に示す処理と略同一の処理を実行する。相違する点は、図8に示すステップS207およびステップS208に代えて、ステップS211の処理を実行する点である。ステップS211の処理は、n番目のラベル203(第2のラベル)に含まれているRFIDタグ206に対応するRFIDデータ411と(n−k)番目のラベル203(第1のラベル)用の印刷データ410とを組にしたデータセット401を生成し、これをラベルプリンタ1に送信する処理である。
図11は、ラベルプリンタ1でのラベル発行処理の流れを示すフローチャートである。ラベルプリンタ1も、基本的には、図9に示す処理と略同一の処理を実行する。相違する点は、ステップS253およびステップS256での処理である。つまり、ラベルプリンタ1のCPU61は、ステップS253の印刷データ410の受信判定処理に代えて、データセット401の受信を判定する(ステップS261)。そして、CPU61は、ステップS256の処理に代えて、受信したデータセット401に従い、印刷部120による印刷処理およびRFIDリーダライタ121でのRFIDデータ411の書込み処理を実行する(ステップS262)。
以上のようにコンピュータ60とラベルプリンタ1とが処理を実行する結果、印刷部120およびRFIDリーダライタ121は、図1ないし図7に基づいて説明した前述の実施の一形態と同一の動作を実行する。これを、図1の示す例を用いて説明する。
コンピュータ60のCPU61がステップS202(図10参照)で最初に実行する処理によってラベルプリンタ1に送信され、ラベルプリンタ1のCPU51がステップS252(図11参照)で受信判定するRFIDデータ411は、図1の例では「0001R」である。ラベルプリンタ1は、RFIDリーダライタ121を駆動制御し(図11のステップS255)、その「0001R」というRFIDデータ411を最初のラベルLが有しているRFIDタグRに書き込む(図1(b)参照)。
次いで、コンピュータ60のCPU61がステップS211(図10参照)で実行する処理によってラベルプリンタ1に送信され、ラベルプリンタ1のCPU51がステップS261(図11参照)で受信判定するデータセット401中に含まれているRFIDデータ411は、図1の例では「0002R」である。また、そのデータセット401に含まれている印刷データ410は、図1の例では「0001L」である。ラベルプリンタ1は、RFIDリーダライタ121を駆動制御し(図11のステップS262)、その「0002R」というRFIDデータ411を最初のラベルLに後続する次のラベルLが有しているRFIDタグRに書き込む(図1(c)参照)。そして、ラベルプリンタ1は、印刷部120を駆動制御し(図11のステップS262)、その「0001L」という印刷データ410を最初のラベルLに印刷する(図1(c)参照)。
次いで、コンピュータ60のCPU61がステップS211(図10参照)で実行する処理によってラベルプリンタ1に送信され、ラベルプリンタ1のCPU51がステップS261(図11参照)で受信判定するデータセット401中に含まれているRFIDデータ411は、図1の例では「0003R」である。また、そのデータセット401に含まれている印刷データ410は、図1の例では「0002L」である。ラベルプリンタ1は、RFIDリーダライタ121を駆動制御し(図11のステップS262)、その「0003R」というRFIDデータ411をラベルLに後続する次のラベルLが有しているRFIDタグRに書き込む(図1(d)参照)。そして、ラベルプリンタ1は、印刷部120を駆動制御し(図11のステップS262)、その「0002L」という印刷データ410をラベルLに後続するラベルLに印刷する(図1(d)参照)。
こうして、台紙202のバックフィードなしに、印刷部120によるラベル203への印刷とラベル203に含まれているRFIDタグ206へのデータ書込みとが実行される。あるいは、台紙202のバックフィードさせる必要が生じたとしても、そのバックフィード量を極めて少なくすることができる。その結果、RFIDタグ206を備えるラベル203に対して、データ書込みおよび印刷を行うラベルプリンタのラベル印刷発行効率を上げることができる。
次いで、本発明の更に別の実施の形態を図12および図13に基づいて説明する。この場合、図8および図9に基づいて説明した前述の実施の一形態と同一の部分は同一符号で示し、説明も省略する。
図12は、ラベルプリンタ1にデータ送信を行うコンピュータ60でのデータ送信処理の流れを示すフローチャートである。ラベルプリンタ1にデータ通信自在に接続されている本実施の形態のコンピュータ60には、当該コンピュータ60に、
(A)複数枚のラベル203毎に、ラベル203に印刷されるべき印刷データ410とRFIDタグ206に書き込まれるべきRFIDデータ411とを対応付けてコンピュータ60のRAM63に記憶する機能(工程)
(B)RAM63に記憶されているデータのうち、最初に印刷される一枚目のラベル203に含まれているRFIDタグ206に対応するRFIDデータ411を含むデータセット401と、先に印刷される第1のラベル203に対応する印刷データ410と第1のラベル203よりも後に印刷される第2のラベル203に含まれているRFIDタグ206とを組にしたデータセット401と、をまとめてラベルプリンタ1に送信する機能(工程)
を実行させるプログラムがインストールされている。
したがって、コンピュータ60のCPU61は、基本的には、図8に示す処理と略同一の処理を実行する。相違する点は、図8に示すステップS202の処理に代えてステップS221の処理を実行し、ステップS207およびステップS208に代えてステップS222の処理を実行し、ステップS209の処理に代えてステップS223の処理を実行し、更にステップS224の処理を実行する点である。ステップS221の処理は、n番目のラベル203用のRFIDデータ411をデータセット401としてRAM63にレジストする処理である。ステップS222の処理は、n番目のラベル203(第2のラベル)に含まれているRFIDタグ206に対応するRFIDデータ411と(n−k)番目のラベル203(第1のラベル)用の印刷データ410とを組にしたデータセット401を生成し、これをRAM63にレジストする処理である。ステップS223の処理は、RAM63に一時記憶させている編集後の印刷データ410およびRFIDデータ411のうち、未レジストデータの有無を判定する処理である。そして、ステップS224の処理は、ステップS223で未レジストデータがないことを判定した場合(ステップS223のN)、ステップS221で生成したデータセット401とステップS222で生成したデータセット401とを組にして、まとめてラベルプリンタ1に送信する処理である。
図13は、ラベルプリンタ1でのラベル発行処理の流れを示すフローチャートである。ラベルプリンタ1は、データセット401の受信を判定すると(ステップS261のY)、受信したデータセット401に従い、印刷部120による印刷処理およびRFIDリーダライタ121でのRFIDデータ411の書込み処理を実行する(ステップS262)。
以上のようにコンピュータ60とラベルプリンタ1とが処理を実行する結果、印刷部120およびRFIDリーダライタ121は、図1ないし図7に基づいて説明した前述の実施の一形態と同一の動作を実行する。つまり、データセット401は、印刷部120およびRFIDリーダライタ121が図1ないし図7に基づいて説明した前述の実施の一形態と同一の動作を実行するようなデータ構成で生成される。したがって、これを受信したラベルプリンタ1は、図1ないし図7に基づいて説明した前述の実施の一形態と同一の動作を実行する。
本発明の実施の一形態として、ラベルプリンタにおいて行われるラベル発行処理の概略を示す模式図である。 ラベルプリンタの縦断側面図である。 ラベルプリンタのハードウェア構成を示すブロック図である。 記憶部に記憶されるデータセットのデータ構成を示す模式図である。 ラベル用紙の外観斜視図である。 ラベルプリンタでのラベル発行処理の流れを示すフローチャートである。 ラベルに印刷されるエラーパターンの一例を示す模式図である。 本発明の別の実施の一形態として、ラベルプリンタにデータ送信を行うコンピュータでのデータ送信処理の流れを示すフローチャートである。 ラベルプリンタでのラベル発行処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の更に別の実施の一形態として、ラベルプリンタにデータ送信を行うコンピュータでのデータ送信処理の流れを示すフローチャートである。 ラベルプリンタでのラベル発行処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の更に別の実施の一形態として、ラベルプリンタにデータ送信を行うコンピュータでのデータ送信処理の流れを示すフローチャートである。 ラベルプリンタでのラベル発行処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
50…マイクロコンピュータ(制御部)、53…RAM(記憶部)、56…通信インターフェイス、60…コンピュータ(外部機器)、63…RAM(記憶部)、66…通信インターフェイス、120…印刷部、121…RFIDリーダライタ、141…搬送機構、151…搬送経路、201…ラベル用紙、202…台紙、203…ラベル(第1のラベル、第2のラベル)、204…エラーパターン、206…RFIDタグ、401…データセット(第1のデータセット、第2のデータセット)、410…印刷データ、411…RFIDデータ、R(R1、R2、R3、…、Rn)…RFIDタグ、L(L1、L2、L3、…、Ln)…ラベル、D…データセット、DL…印刷データ、DR…RFIDデータ

Claims (11)

  1. 長尺状の台紙にRFIDタグを含むラベルを当該台紙の長手方向に所定のピッチで複数貼着したラベル用紙を搬送経路に沿って搬送する搬送機構と、
    前記搬送経路上の前記ラベルに対して印刷を行う印刷部と、
    前記印刷部よりも前記搬送経路の上流側に設けられ前記ラベルに含まれるRFIDタグに対して情報の読み込みおよび書き込みを行うRFIDリーダライタと、
    外部機器に対してデータ送受信を実行する通信インターフェイスと、
    前記通信インターフェイスを介して前記外部機器から受信した前記ラベルに印刷されるべき印刷データと前記RFIDタグに書き込まれるべきRFIDデータとを含む複数のデータセットを記憶する記憶部と、
    第1のラベルよりも前記搬送経路の上流側に位置する第2のラベルの前記RFIDタグに当該第2のラベルに対応する前記データセットに含まれている前記RFIDデータに基づく情報の書き込みを行うように前記RFIDリーダライタを駆動制御し、その後、前記第1のラベルに当該第1のラベルに対応する前記データセットに含まれている前記印刷データに基づく印刷を行うように前記印刷部を駆動制御する、という処理を繰り返す制御部と、
    を備えるラベルプリンタ。
  2. 前記制御部は、前記第2のラベルに含まれている前記RFIDタグを前記RFIDリーダライタによる書込み位置に位置付けるために、前記搬送機構を駆動制御して前記台紙をバックフィードまたはフォワードフィードする、
    請求項1記載のラベルプリンタ。
  3. 前記制御部は、
    前記第2のデータセットに含まれている前記RFIDデータの書込みエラーが発生したか否かを判定し、書込みエラーが発生した場合には前記第2のデータセットに書込みエラーが発生したことを示すエラー情報を含ませ、
    前記第2のデータセットに含まれている前記印刷データに基づく印刷に際して、当該第2のデータセットに前記エラー情報が含まれているか否かを判定し、前記エラー情報が含まれている場合には前記第2のラベルに対してエラーパターンを印刷させる、
    請求項1または2記載のラベルプリンタ。
  4. 前記制御部は、前記第2のデータセットに含まれている前記RFIDデータに書込みエラーが発生した場合には、前記第2のラベルに後続する前記ラベルに含まれている前記RFIDタグに第2のデータセットに含まれている前記RFIDデータに基づいて情報の書き込みを行う、
    請求項3記載のラベルプリンタ。
  5. 長尺状の台紙にRFIDタグを含むラベルを当該台紙の長手方向に所定のピッチで複数貼着したラベル用紙を搬送経路に沿って搬送する搬送機構と、
    前記搬送経路上の前記ラベルに対して印刷を行う印刷部と、前記印刷部よりも前記搬送経路の上流側に設けられ前記ラベルに含まれるRFIDタグに対して情報の読み込みおよび書き込みを行うRFIDリーダライタと、
    外部機器に対してデータ送受信を実行する通信インターフェイスと、
    前記通信インターフェイスを介して前記外部機器から受信した前記ラベルに印刷されるべき印刷データと前記RFIDタグに書き込まれるべきRFIDデータとを含む複数のデータセットを記憶する記憶部と、
    を備えるラベルプリンタのコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、
    第1のラベルよりも前記搬送経路の上流側に位置する第2のラベルの前記RFIDタグに当該第2のラベルに対応する前記データセットに含まれている前記RFIDデータに基づく情報の書き込みを行うように前記RFIDリーダライタを駆動制御する第1の処理と、
    前記第1の処理の実行後に、前記第1のラベルに当該第1のラベルに対応する前記データセットに含まれている前記印刷データに基づく印刷を行うように前記印刷部を駆動制御する第2の処理と、
    を繰り返す機能を実行させる、ラベルプリンタ用のコンピュータプログラム。
  6. 長尺状の台紙にRFIDタグを含むラベルを当該台紙の長手方向に所定のピッチで複数貼着したラベル用紙に対して、印刷データに基づく前記ラベルに対する印刷機能とRFIDデータに基づく前記RFIDタグに対する情報の書込み機能とを有するラベルプリンタに通信インターフェイスを介して前記印刷データと前記RFIDデータとを送信するコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、
    複数枚の前記ラベル毎に、前記ラベルに印刷されるべき印刷データと前記RFIDタグに書き込まれるべきRFIDデータとを対応付けて記憶部に記憶する機能と、
    前記記憶部に記憶されているデータのうち、最初に印刷される一枚目の前記ラベルから印刷待機位置と情報書込み位置との間に配置される前記ラベルの枚数分の前記ラベルに含まれている前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータを順に前記ラベルプリンタに送信する機能と、
    前記記憶部に記憶されているデータのうち、第1のラベルよりも前記搬送経路の上流側に位置する第2のラベルの前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータを前記ラベルプリンタに送信し、その後に、前記第1のラベルに対応する前記印刷データを前記ラベルプリンタに送信する、という処理を繰り返す機能と、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
  7. 長尺状の台紙にRFIDタグを含むラベルを当該台紙の長手方向に所定のピッチで複数貼着したラベル用紙に対して、印刷データに基づく前記ラベルに対する印刷機能とRFIDデータに基づく前記RFIDタグに対する情報の書込み機能とを有するラベルプリンタに通信インターフェイスを介して前記印刷データと前記RFIDデータとを送信するコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、
    複数枚の前記ラベル毎に、前記ラベルに印刷されるべき印刷データと前記RFIDタグに書き込まれるべきRFIDデータとを対応付けて記憶部に記憶する機能と、
    前記記憶部に記憶されているデータのうち、最初に印刷される一枚目の前記ラベルから印刷待機位置と情報書込み位置との間に配置される前記ラベルの枚数分の前記ラベルに含まれている前記RFIDタグに対応する一又は二以上の前記RFIDデータを順に前記ラベルプリンタに送信する機能と、
    前記記憶部に記憶されているデータのうち、第1のラベルよりも前記搬送経路の上流側に位置する第2のラベルの前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータとその後に続く前記第1のラベルに対応する前記印刷データとを組にしたデータセットを前記ラベルプリンタに送信する機能と、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
  8. 長尺状の台紙にRFIDタグを含むラベルを当該台紙の長手方向に所定のピッチで複数貼着したラベル用紙に対して、印刷データに基づく前記ラベルに対する印刷機能とRFIDデータに基づく前記RFIDタグに対する情報の書込み機能とを有するラベルプリンタに通信インターフェイスを介して前記印刷データと前記RFIDデータとを送信するコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、
    複数枚の前記ラベル毎に、前記ラベルに印刷されるべき印刷データと前記RFIDタグに書き込まれるべきRFIDデータとを対応付けて記憶部に記憶する機能と、
    前記記憶部に記憶されているデータのうち、最初に印刷される一枚目の前記ラベルから印刷待機位置と情報書込み位置との間に配置される前記ラベルの枚数分の前記ラベルに含まれている一又は二以上の前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータを含むデータセットと、第1のラベルよりも前記搬送経路の上流側に位置する第2のラベルの前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータとその後に続く前記第1のラベルに対応する前記印刷データとを組にした複数のデータセットと、をまとめて前記ラベルプリンタに送信する機能と、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
  9. 長尺状の台紙にRFIDタグを含むラベルを当該台紙の長手方向に所定のピッチで複数貼着したラベル用紙に対して、印刷データに基づく前記ラベルに対する印刷機能とRFIDデータに基づく前記RFIDタグに対する情報の書込み機能とを有するラベルプリンタに通信インターフェイスを介して前記印刷データと前記RFIDデータとを送信するコンピュータが実行するデータ送信方法であって、
    複数枚の前記ラベル毎に、前記ラベルに印刷されるべき印刷データと前記RFIDタグに書き込まれるべきRFIDデータとを対応付けて記憶部に記憶する工程と、
    前記記憶部に記憶されているデータのうち、最初に印刷される一枚目の前記ラベルから印刷待機位置と情報書込み位置との間に配置される前記ラベルの枚数分の前記ラベルに含まれている前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータを順に前記ラベルプリンタに送信する工程と、
    前記記憶部に記憶されているデータのうち、第1のラベルよりも前記搬送経路の上流側に位置する第2のラベルの前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータを前記ラベルプリンタに送信し、その後に、前記第1のラベルに対応する前記印刷データを前記ラベルプリンタに送信する、という処理を繰り返す工程と、
    を備える、データ送信方法。
  10. 長尺状の台紙にRFIDタグを含むラベルを当該台紙の長手方向に所定のピッチで複数貼着したラベル用紙に対して、印刷データに基づく前記ラベルに対する印刷機能とRFIDデータに基づく前記RFIDタグに対する情報の書込み機能とを有するラベルプリンタに通信インターフェイスを介して前記印刷データと前記RFIDデータとを送信するコンピュータが実行するデータ送信方法であって、
    複数枚の前記ラベル毎に、前記ラベルに印刷されるべき印刷データと前記RFIDタグに書き込まれるべきRFIDデータとを対応付けて記憶部に記憶する工程と、
    前記記憶部に記憶されているデータのうち、最初に印刷される一枚目の前記ラベルから印刷待機位置と情報書込み位置との間に配置される前記ラベルの枚数分の前記ラベルに含まれている前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータを順に前記ラベルプリンタに送信する工程と、
    前記記憶部に記憶されているデータのうち、第1のラベルよりも前記搬送経路の上流側に位置する第2のラベルの前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータとその後に続く前記第1のラベルに対応する前記印刷データとを組にしたデータセットを前記ラベルプリンタに送信する工程と、
    を備える、データ送信方法。
  11. 長尺状の台紙にRFIDタグを含むラベルを当該台紙の長手方向に所定のピッチで複数貼着したラベル用紙に対して、印刷データに基づく前記ラベルに対する印刷機能とRFIDデータに基づく前記RFIDタグに対する情報の書込み機能とを有するラベルプリンタに通信インターフェイスを介して前記印刷データと前記RFIDデータとを送信するコンピュータが実行するデータ送信方法であって、
    複数枚の前記ラベル毎に、前記ラベルに印刷されるべき印刷データと前記RFIDタグに書き込まれるべきRFIDデータとを対応付けて記憶部に記憶する工程と、
    前記記憶部に記憶されているデータのうち、最初に印刷される一枚目の前記ラベルから印刷待機位置と情報書込み位置との間に配置される前記ラベルの枚数分の前記ラベルに含まれている一又は二以上の前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータを含むデータセットと、第1のラベルよりも前記搬送経路の上流側に位置する第2のラベルの前記RFIDタグに対応する前記RFIDデータとその後に続く前記第1のラベルに対応する前記印刷データとを組にした複数のデータセットと、をまとめて前記ラベルプリンタに送信する工程と、
    を備える、データ送信方法。
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