JP5241056B2 - ラベル発行装置 - Google Patents

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Description

本発明は非接触状態で通信可能なICを具備するIC付きラベルを発行するラベル発行装置に関するものである。
近年、台紙上に非接触状態で通信可能なICとアンテナを内包したIC付きラベルが貼付され、該IC付きラベルのICに所定の情報を書き込んだり、或いは該ICから情報を読み出したり、またラベルには該ICに書き込んだ情報等を可視情報として印字してIC付きラベルを発行するラベル発行装置が開発されている。
このようなIC付きラベルはその大きさ、台紙に貼り付けられているIC付きラベルとIC付きラベルの間隔、ラベルにおけるICの取り付け位置はラベルごとに様々であり、一つの種類のラベルに対して、ICへのデータの書き込み或いは該ICからのデータの読出しが可能なようにラベル発行装置側にアンテナ位置を設定すると、ラベル上でICの取り付け位置が異なるラベル、或いはラベルサイズが異なるラベルを使用する場合、正しくIC付きラベルのICとの間で通信ができず、誤って通信目的としていないIC付きラベルのICとの間で通信をしてしまうという問題がある。
上記問題に対し、従来はIC付きラベルの種類毎にラベル発行装置を用意したり、或いは特許文献1に開示するように、装置側のアンテナの位置をIC付きラベルサイズやラベル上のIC位置によって可変可能にするラベル発行装置がある。
2001−331768号公報
しかしながら、上記のようにIC付きラベルの種類毎にラベル発行装置を用意することは費用が嵩むという問題がある。また、上記特許文献1に開示されているラベル発行装置は、IC付きラベルの種類が異なる毎に繊細なアンテナの位置を設定しなおさなければならず繁雑な作業が要求されるという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、IC付きラベルの種類に係らず、繁雑な操作を必要とせずにIC付きラベルのICとの間で確実に通信でき、IC付きラベルを発行できるラベル発行装置を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、台紙に所定間隔で貼付され非接触状態で通信可能なICを具備するIC付きラベルを発行するラベル発行装置において、前記IC付きラベルを発行するラベル発行部と、前記発行部より上流側に配置された前記ICと通信するIC通信手段と、品番ごとにラベルフォーマットNOを含む所定事項を記憶する商品ファイルと、前記品番を入力することにより前記商品ファイルから前記ラベルフォーマットNOを含む前記所定事項を呼び出す第1の呼び出し手段と、前記ラベルフォーマットNOごとに、前記IC通信手段と通信するためのIC位置情報と各印字項目の印字位置を示す印字位置情報を記憶するラベルフォーマットファイルと、前記ラベルフォーマットファイルから前記ラベルフォーマットNOにより対応する前記IC位置情報及び前記印字位置情報を呼び出す第2の呼び出し手段と、を備え、前記第1の呼び出し手段で呼び出した前記ラベルフォーマットNOにより、前記第2の呼び出し手段で前記ラベルフォーマットファイルから対応する前記IC位置情報を呼び出し、該IC位置情報に基づき前記台紙を搬送させてIC付きラベルのICと前記IC通信手段と通信させると共に、前記印字位置情報に基づき前記印字項目の内容を印字し前記IC付きラベルを発行することを特徴とする。
本願請求項1に記載の発明によれば、IC付きラベルを発行するラベル発行部と、発行部より上流側に配置された前記ICと通信するIC通信手段と、品番ごとにラベルフォーマットNOを含む所定事項を記憶する商品ファイルと、品番を入力することにより商品ファイルからラベルフォーマットNOを含む所定事項を呼び出す第1の呼び出し手段と、ラベルフォーマットNOごとに、前記IC通信手段と通信するためのIC位置情報と各印字項目の印字位置を示す印字位置情報を記憶するラベルフォーマットファイルと、ラベルフォーマットファイルからラベルフォーマットNOにより対応する前記IC位置情報及び前記印字位置情報を呼び出す第2の呼び出し手段と、を備え、第1の呼び出し手段で呼び出した前記ラベルフォーマットNOにより、第2の呼び出し手段で前記ラベルフォーマットファイルから対応するIC位置情報を呼び出し、該IC位置情報に基づき台紙を搬送させてIC付きラベルのICとIC通信手段と通信させると共に、前記印字位置情報に基づき前記印字項目の内容を印字しIC付きラベルを発行するので、品番を入力するという一般的操作で所定のラベルフォーマットが呼び出されることで、呼び出されたIC位置情報に基づき台紙をIC付きラベルのICとIC通信手段とが通信可能な位置まで搬送させて通信可能となり正しいラベル発行が可能になるから、ラベル発行のための設定操作が極めて簡単となるという効果が得られる。また、更に、ラベルフォーマットファイルにIC位置情報が、記憶されているので、異なる商品に対して同一のIC位置情報のラベルを使用する場合でも、ラベルサイズ等を規定するラベルフォーマットにIC位置情報を一回設定しておけば、設定が済むので操作性が向上するという効果が得られる。

以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るラベル発行装置の概略構成例を示す図である。本ラベル発行装置10はサーマルヘッド11、プラテンローラ12を具備している。ラベルロール14から繰り出された台紙17には、IC15の付いたIC付きラベル16が所定間隔で貼り付けられており、該台紙17に貼り付けられたIC付きラベル16はサーマルヘッド11とプラテンローラ12の間を通って移送されるようになっている。また、インクリボン供給リール18から繰り出されるインクリボン19は、台紙17とサーマルヘッド11の間を通ってリボン巻取リール20に巻き取られるようになっている。なお、図ではIC15をIC付きラベル16の上面に取り付けた場合を示しているが、ラベル内に内包されている場合もある。
サーマルヘッド11はサーマルヘッド支持体21に固定されている。24は樹脂製の滑走板で、プラテンローラ12よりラベルロール14側、即ちIC付きラベル16の移送方向手前(上流側)に配置され、台紙17がその上面を滑走するようになっている。滑走板24の下面にはRFIDリーダ/ライタ46が設けられている。該RFIDリーダ/ライタ46とIC付きラベル16のIC15とは、非接触で信号(データ)の送受ができるようになっている。また、26は台紙17上に貼付されたIC付きラベル16の間隔を検知するためのギャップセンサである。
サーマルヘッド11は、既存の市販品でよく、図示しないが、例えばセラミックス基板の上にガラス層を設け、該ガラス層表面に電極や発熱素子の回路パターンを作り、最上部を保護膜で覆って構成されたものである。そしてサーマルヘッドはインクリボン19に接触させながら、発熱素子を発熱、発熱停止することによってインクリボン19が溶解されてIC付きラベル16に転写して印字する。印字されたIC付きラベル16は図1の左側に排出される。
上記のように、樹脂製の滑走板24の下面には、IC付きラベル16のIC15と通信するRFIDリーダ/ライタ46が設けてある。プラテンローラ12とサーマルヘッド11でIC付きラベル16を挟み印字を行う。また、プラテンローラ12は駆動源(ステッピングモータ等)により所定の周速度で回転するようになっている。なお、図1はIC付きラベル16を台紙17に貼付けたまま発行する例を示したが、図2に示すように、ラベル発行装置10のIC付きラベル16の移送方向前方所定位置にIC付きラベル16を台紙から剥離する剥離部25を設けてもよい。該剥離部25は先端が鋭角をなし、この剥離部25の先端から下面に沿って台紙17を移送させて、図示しない台紙巻取リールに巻き取ることにより、IC付きラベル16は台紙17から剥離するようになっている。
図3は本ラベル発行装置の制御部のシステム構成を示す図である。制御部40はCPU41、ROM42、RAM43、操作部44、表示部45を具備し、該制御部40にRFIDリーダ/ライタ46、サーマルヘッド11、通信部48、モータ47、ギャップセンサ26が接続されている。
CPU41は各部を制御するためのもので、ROM42に格納しているプログラムを実行することにより、各部を制御する。RAM43にはCPU41が動作するために必要なワークエリアやフラグ、更に後に詳述する商品ファイルやラベルフォーマットや設定データ等を格納する。操作部44には、IC付きラベル16をフィードするための台紙送りキーや、発行枚数を入力する数字キー、IC付きラベル16を発行する際に使用される発行キー(この数字キーと発行キーとの組合せで所定枚数のラベルが印字発行できる)、品番を呼び出すための品番キーが設けられている。RFIDリーダ/ライタ46はIC付きラベル16のIC15とアンテナ(図示せず)を介して無線により通信を行うためのものであり、モータ47はプラテンローラ12を駆動するためのステッピングモータである。
図4(a)、(b)、(c)は台紙17と該台紙17に貼付けられたIC付きラベル16とIC15を示す図である。同図(a)、(b)、(c)に示すように、種々のサイズのIC付きラベル16が台紙17上面に種々のギャップ間隔G1〜G3で貼付されている。なお、図4(b)、(c)において、1点鎖線で示す26’はギャップセンサ26の位置、27’はRFIDリーダ/ライタ46とIC付きラベル16のIC15との間で無線通信するためのRFIDリーダ/ライタ46のアンテナ27(図示せず)の位置、11’はサーマルヘッド11の位置(印字位置)を示す。なお、図4(a)、(b)、(c)は台紙17が印字後に発行のために図中の左から右方向へ移動する場合の一例を示す。
図5は商品ファイルを示す図、図6はラベルフォーマットを示す図である。図示するように、商品ファイルには、品番、品名、値段、ラベルフォーマット番号(NO)等が記録されている。また、ラベルフォーマットには、ラベルフォーマットNO毎にIC付きラベル16のサイズ(縦、横寸法)、IC付きラベル16とIC付きラベル16の間のギャップ、使用するIC付きラベル16のIC位置情報が設定されている。IC位置情報としては、例えばIC付きラベル16の先端が剥離部25(図2参照)近傍で印字の為に待機している場合での、アンテナの位置27’とIC付きラベル16のIC15とが通信可能になるまで台紙17を移動させる距離L1(図4(b)、(c)参照)のデータを「移動距離情報」として、また台紙17を該待機位置から移動させる「向き」情報と共に示す。
また、例えば台紙17を巻き取らずラベル発行方向に移送するような場合で、ラベルに所定事項が印字されており、ラベル16のIC15に所定事項を書き込む場合は、印字をする必要がなくなり、例えばギャップセンサ26を図4(a)の26”の位置にRFIDリーダ/ライタ46とそのアンテナ27を27”の位置に位置させ、ラベル16のギャップ、つまりラベル16の先端を検知してから、IC15とアンテナ27とが通信可能になるまでの台紙17を移動させる距離L2(図4(a)参照)のデータをIC位置情報(移動距離情報)としてもよい。なお、距離L1、L2は使用するRFIDリーダ/ライタ46のアンテナ27の周波数によって異なってくる。
IC付きラベル16の先端が剥離部25(図2参照)の近傍に位置している例を用いてサーマルヘッド11にて所定事項を印字する場合を説明する。移動距離情報としては、例えば図6に示すようにラベルフォーマットに、「0」ドット、「60」ドット、「150」ドットが設定され、向き情報「0」、「1」、「2」が設定されている。なお、向き情報が「0」では移動せずそのまま、「1」では前向き(フォワードフィード)、「2」では後向き(バックフィード)を示す。移動距離情報が「0」の場合は、台紙17はアンテナ27との通信のために移動せず印字開始位置(初期待機位置)でRFIDリーダ/ライタ46のアンテナ27(図示せず)を介してIC15との間で通信を開始する。「1」、「2」の場合はそれぞれの向きで設定されている距離だけ移動し、アンテナ27とIC付きラベル16との通信を開始する。ここで例えば1mmが12ドットとする。また、IC位置情報は距離を示す長さデータでも、或いはモータ47の回転する時間データでもよい。
また、IC位置情報をラベルフォーマットとは別のファイルに設けてもよい。例えば発行条件設定ファイルなどを設け、印字速度、印字の濃度調整などと共に移動距離情報も設け、それらを1つの発行条件設定データとし、該発行条件設定データを商品ファイル中の品番と関連付けるようにしてもよい。これにより、該当する品番の商品データが呼び出された際に、ラベルフォーマットと共に、発行条件設定ファイルも呼び出されるようになる。
次に、IC付きラベル16の発行フローを説明する。先ず、例えば台紙17上にIC付きラベル16が貼付されたラベルロール14をラベル発行装置にセットし、IC付きラベル16が印字位置にセットされるようにする。ギャップセンサ26は、台紙17上のラベルを検出する透過型のセンサであり、発光素子(図示せず)から発せられた光は、IC付きラベル16を透過して受光素子(図示せず)へ到達する。つまり、光の透過量をデジタル変換させ、基準電圧より高い場合はIC付きラベル16が無い部分、つまりIC付きラベル16とIC付きラベル16の間のギャップGと判断する。
商品ファイル(図5参照)の品番を選択することで商品データ(品名、値段)、ラベルフォーマットNOが呼び出される。そして操作部44(図3参照)台紙送りキーを押すことにより、設定されているIC付きラベル16の長さのパルス数分、ステッピングモータであるモータ47を回転する。そしてギャップセンサ26にてIC付きラベル16が検出されると、設定されているIC付きラベル16の長さ、ギャップGの長さ、サーマルヘッド11とギャップセンサ26の距離L3(図4(c)参照)とにより定まる距離だけ、IC付きラベル16がフィードされ印字位置(発行待機位置)にIC付きラベル16がセットされる。この状態が例えば図4(b)や(c)に示すようになる。
上記事項を要約すると、
1.使用するIC付きラベル16のラベルロール14をラベル発行装置にセットする。
2.使用する品番を数字キーと品番キーにより呼び出し、そして、台紙送りキーを押して、IC付きラベル16を印字開始位置(初期待機位置)に合わせる。なお、ラベルロール14がラベル発行装置にセットされている場合、IC付きラベル16に印字をしてラベルを発行する処理は下記の手順で行う。
図7はラベル発行のフローを示す図である。先ず、ステップST1で操作部44のキー操作して品番を入力する。続いてステップST2で該当する商品データ(品名、値段等)、及びラベルフォーマット番号(NO)を呼び出し、ステップST3でIC付きラベル16を発行するためのラベル発行キーが押下される。複数枚のIC付きラベル16を印字する場合は、操作部44の数字キーを押し続けて発行キーを押すことで所定枚数のIC付きラベル16を発行することで、RAM43内のレジスタメモリのカウンタに発行枚数分データがセットされる。
ステップST4では前記ステップST2において読み出されたラベルフォーマット番号(NO)のIC位置情報の移動距離と向きとを読み出し、向きが「0」かどうかを判断する。YESの場合はステップST6へ、NOの場合はステップST5へ進む。なお、読み出しでIC位置情報をRAM43のレジスタメモリに記憶させる。ステップST5ではステップST4で読み出されたIC位置情報の向き(回転方向)に移動距離情報分(パルス数)だけステッピングモータであるモータ47を回転させる。続いてステップST6でRFIDリーダ/ライタ46からIC15に対してポーリングを送信し、ステップS7でIC15から返答があるか否かを判断し、YESであったらステップST8に移行し、NOであったらステップST14に移行する。
ステップST8ではポーリングに対するICから返答があったので、例えばIC15からIDを読み出したり、或いは印字データである商品データを書き込む等のデータの通信を始める状態が整い、IC15とRFIDリーダ/ライタ46とが通信を始めラベル毎のシーケンス番号を読み出し、或いは書き込みを行う。続いてステップST9ではステップST4でRAM43のレジスタに記憶させたIC位置情報を読み出し、IC位置情報が「0」か否かを再度判断する。NOであればステップST10へ、YESであればステップST11へ移行する。
ステップST10では前記ステップST5で回転させたモータ47の回転方向とは逆の方向へ同じパルス数だけモータ47を回転させる。これによりステップST11ではIC付きラベル16は印字位置に位置することになり、印字開始位置であると初期待機位置にもどる。ステップST12はIC付きラベル16に前記ステップST2で読み出した商品データを印字する。ステップST13でRAM43内のレジスタメモリのカウンタに枚数データがあるかどうかが判断され、YESの場合は前記ステップST4に戻り処理を続け、NOの場合は終了(エンド)となる。
一方、前記ステップST7で所定時間内にIC15から返答がなくステップST14に移行した場合は、RFIDリーダ/ライタ46とIC15との通信が成立しなかった場合で、その旨を示すエラーを報知する。このエラーを報知する手段としてはどのようなものでもよく、例えば音声発生手段を備え、エラーを音声で知らせてもよいし、或いはエラーを示すランプ等を点灯或いは点滅させてもよい。ステップST15では、モータ47を回転させ、IC付きラベル16を搬送させ排出させる。このときIC付きラベル16には所定事項が印字されていないので、IC15には必要データが書き込まれないことが解る。なお、ラベルフォーマットには図示は省略するが、品名や値段等の商品データを印字するための印字レイアウトが設けられているので、該レイアウトに基いて印字がなされる。
ラベル発行装置10にラベルロール14をセットし、印字を開始する前に、設定してあるIC位置情報でRFIDリーダ/ライタ46のIC通信手段とIC15とが通信できるかどうかを確認することができる。図8はこの確認するための処理フローを示す図である。ステップST21において、IC位置情報入力モードに入り、IC位置情報を入力する。続いてステップST22で操作部44或いは表示部45の確認キーを押す。続いてステップST23で前記ステップST21で入力された移動距離分だけモータ47を回転する。設定される数字の意味等は前記ラベル発行モードと同じである。
続いてステップST24でRFIDリーダ/ライタ46からのIC付きラベル16のIC15に対してポーリングを送信する。続いてステップST25で所定時間内の数m秒内にIC15から返答がある否かを判断し、YESであったらステップST26に移行し、NOであったらステップST27に移行する。ステップST26ではOKの報知を行い、ステップST27ではエラーの報知を行う。なお、ステップST26、27で報知の仕方は問わない。例えばOK及びエラーともそれぞれのランプを点灯或いは点滅する仕方や、エラーのときはエラー音を発生するようにし、OKの場合は表示部45に「通信可能」の文字を表示するようにしたもよい。
ステップST28では、前記ステップST23で回転させた方向とは逆方向にモータ47を同じパルス数だけ回転させて戻る。ステップST29でエラーが報知された場合は、ステップST23で回転させた方向とは逆方向に同じパルス数だけモータ47を回転させる。
次に、図9に示すようにラベル発行装置10を外部管理装置50に接続し、ラベル発行システムとして構成した場合を説明する。外部管理装置50はCPU51、ROM52、RAM53、操作部54、表示部55、通信部56を具備し、該通信部56とラベル発行装置10の通信部48(図3参照)は通信線60で接続され、ラベル発行装置10のCPU41(図3参照)と外部管理装置50のCPU51は通信できるようになっている。
外部管理装置50のCPU51はROM52に格納しているプログラムを実行することにより各部を制御する。RAM53には商品ファイル、IC位置情報を含むラベルフォーマットファイルが設定・記憶できるようになっている。外部管理装置50のCPU51よりラベル発行コマンドをラベル発行装置10のCPU41へ送信する。外部管理装置50では図7のステップST1〜ST4の処理を行う。外部管理装置50のCPU51からステップST5のモータ47の回転、或いはステップST6のポーリング送信指示をラベル発行装置10のCPU41へ送信する。なお、商品ファイル、IC位置情報を含むラベルフォーマットは外部管理装置50のRAM53に記憶されていなくてもよい。要は外部管理装置50で商品データの読み出しが可能になっていればよい。
また、ラベル発行装置10は印字を行わなくともよく、予め所定事項が印字されたラベルを発行するようにしてもよい。その場合は、サーマルヘッド11の代りに2つのプラテンローラが対向するように位置してラベルを発行するようにしてもよい。
また、印字の方式はサーマルプリンタであれば、リボンを介して印字する方式に限らず、ダイレクトサーマルプリンタでもよい。
また、上記例ではIC付きラベル16のIC15の有無の検出をポーリング送信で行っているが、IC15の検出方式はこれに限らず、IC15から応答できる信号であればどのような信号でもよい。返答信号に限らず共振周波数の電磁波をIC15に送ってその共振状態を検出してIC15の有無を検出するようにしてもよい。
また、本発明に係るラベル発行装置を計量装置と組合わせたり、或いは包装装置などと組合わせてもよい。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
本発明に係るラベル発行装置の概略構成例を示す図である。 本発明に係るラベル発行装置の概略構成例を示す図である。 本発明に係るラベル発行装置の制御部のシステム構成例を示す図である。 台紙に貼り付けたIC付きラベルの例を示す図である。 商品ファイル例を示す図である。 ラベルフォーマット例を示す図である。 ラベル発行フローを示す図である。 確認モードフローを示す図である。 本発明に係るラベル発行システムの概略構成例を示す図である。
符号の説明
10 ラベル発行装置
11 サーマルヘッド
12 プラテンローラ
14 ラベルロール
15 IC
16 IC付きラベル
17 台紙
18 インクリボン供給リール
19 インクリボン
20 リボン巻取リール
21 サーマルヘッド支持体
24 滑走板
25 剥離部
26 ギャップセンサ
40 制御部
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 操作部
45 表示部
46 RFIDリーダ/ライタ
47 モータ
48 通信部
50 外部管理装置
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 操作部
55 表示部
56 通信部
60 通信線

Claims (1)

  1. 台紙に所定間隔で貼付され非接触状態で通信可能なICを具備するIC付きラベルを発行するラベル発行装置において、
    前記IC付きラベルを発行するラベル発行部と、
    前記発行部より上流側に配置された前記ICと通信するIC通信手段と、
    品番ごとにラベルフォーマットNOを含む所定事項を記憶する商品ファイルと、
    前記品番を入力することにより前記商品ファイルから前記ラベルフォーマットNOを含む前記所定事項を呼び出す第1の呼び出し手段と、
    前記ラベルフォーマットNOごとに、前記IC通信手段と通信するためのIC位置情報と各印字項目の印字位置を示す印字位置情報を記憶するラベルフォーマットファイルと、
    前記ラベルフォーマットファイルから前記ラベルフォーマットNOにより対応する前記IC位置情報及び前記印字位置情報を呼び出す第2の呼び出し手段と、を備え、
    前記第1の呼び出し手段で呼び出した前記ラベルフォーマットNOにより、前記第2の呼び出し手段で前記ラベルフォーマットファイルから対応する前記IC位置情報を呼び出し、該IC位置情報に基づき前記台紙を搬送させてIC付きラベルのICと前記IC通信手段と通信させると共に、前記印字位置情報に基づき前記印字項目の内容を印字し前記IC付きラベルを発行することを特徴とするラベル発行装置。
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