JP3613220B2 - プリンタドライバプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータに対して、そのコンピュータに接続されているプリンタを制御させて縁なし印刷を実行させるプリンタドライバプログラムに、関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インクジェットプリンタによって縁なし印刷を実現するための技術開発が、進められている。このような技術の一つとして、インクジェットプリンタのプラテンに、インク受け開口穴を形成し、このインク受け開口穴上に印刷用紙の端が位置しているときに、印刷ヘッドからインクを噴射して、印刷用紙の端にインク滴を当てる一方で、印刷用紙の端にあたらなかったインク滴をインク受け開口穴で受けることで、プラテン上を汚さずに印刷用紙の端を印刷する技術が、実用化されている。この縁なし印刷を実行する際、プリンタは、印刷ヘッダの走査方向に対する用紙の傾き(スキュー)に因る三角形状余白の発生を避けるべく、印刷用紙サイズよりも僅かに大きなサイズの仮想の領域(拡大イメージ領域)に対して、インクを噴射する必要がある。
【0003】
従来、この拡張印刷領域の設定は、プリンタドライバプログラムに従ってディスプレイ上に表示されたプロパティダイアログ中において、ユーザによって用紙サイズと縁なし印刷を実行すべき旨が選択された場合に、このプリンタドライバプログラムに従ってなされていた。具体的には、プリンタドライバプログラムは、縁なし印刷を実行すべき旨が選択されると、選択された用紙サイズの前後縁及び左右縁との間に所定幅を有するととも選択された用紙と相似な形状を有する拡大イメージ領域を設定し、この拡大イメージ領域のサイズを、用紙サイズとして、描画データを編集するアプリケーションプログラムに通知する。この通知を受けたアプリケーションプログラムは、通知された用紙サイズ(拡大イメージ領域サイズ)と同じサイズの描画データを生成して、プリンタドライバプログラムに渡す。このように用紙サイズよりも拡大された描画データを受け取ったプリンタドライバプログラムは、その描画データに対して所定の処理を施すことによって、上記イメージ領域に対して印刷を行うためのコマンドを生成し、そのコマンドをプリンタへ送信する。このコマンドを受け取ったプリンタは、用紙の移動に同期して、コマンドに従った印刷(仮想の拡大イメージ領域に対する印刷)を実行することにより、上述したように、用紙外縁から外れたインクをインク受け開口穴へ飛ばしつつ、用紙上に縁なし印刷を行うのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アプリケーションプログラムのなかには、所定サイズの用紙上にのみ印刷を行うために、描画データを編集するものがある。例えば、ハガキ印刷用のアプリケーションプログラムは、ハガキサイズ(148mm×100mm)の用紙しか受け付けない。このようなアプリケーションプログラムに対して、それが受付可能な用紙サイズよりも一回り大きい拡大イメージ領域サイズを用紙サイズとして通知しても、このアプリケーションプログラムは、その拡大イメージ領域サイズが自己の受付可能な用紙に対応するものであると認識することができない。その結果、アプリケーションプログラムが描画データの生成を拒否してしまうため、印刷が行い得ないという問題が生じていた。
【0005】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、印刷対象用紙のサイズを限定しているアプリケーションプログラムから描画データを受け取って印刷処理を実行させる場合であっても、コンピュータに対して、そのコンピュータに接続されているプリンタを制御させて縁なし印刷を実行させることができるプリンタドライバプログラムを、提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。即ち、本発明によるプリンタドライバプログラムは、それを実行しているコンピュータが、受信した印刷コマンドによって指定されたイメージを用紙上に印刷するプリンタに接続されている状態において、解像度及びサイズを受け取ることによって当該解像度にて所望のイメージを当該サイズで表現した描画データを作成するアプリケーションプログラムを実行している時に、その効力を発揮する。即ち、このプリンタドライバプログラムは、コンピュータに対して、前記用紙としてロール紙が選択され且つ当該ロール紙における所定長さの定型サイズの範囲に対して縁なし印刷すべき旨の指示が入力された場合には、前記定型サイズを所定倍率にて拡大したイメージ領域を設定させ、前記プリンタが印刷可能な解像度に前記所定倍率を乗じる演算を実行させ、前記定型サイズ及び前記演算によって得られた解像度を前記アプリケーションに通知させる。更に、通知されたサイズ及び解像度に応じて前記アプリケーションが作成した描画データによって表現されるイメージを、前記所定倍率に従って拡大させ、前記用紙を内包する前記イメージ領域内に前記拡大後のイメージを印刷することを前記プリンタに指示する印刷コマンドを作成させ、生成された印刷コマンドを前記プリンタへ送信させる。
【0007】
プリンタドライバプログラムに従ったコンピュータによって送信された印刷コマンドを受信したプリンタは、この印刷コマンドに従って、用紙を内包する仮想のイメージ領域に対してイメージの印刷を実行する。これによって、用紙上に縁なし印刷がなされる。
【0008】
本発明によると、アプリケーションプログラムは、実際の印刷対象の用紙のサイズを通知されるので、仮にこのアプリケーションプログラムが特定サイズの用紙のみを対象としている場合であっても、この用紙のサイズそのものをプリンタドライバプログラムから通知されるので、後の処理を続行することができる。しかも、その場合にアプリケーションプログラムが作成する描画データは、実際の用紙に対応したサイズのイメージを表すものであるにも拘わらず、その解像度は、プリンタが印刷可能な解像度に対して所定倍率(即ち、実際の用紙サイズに対するイメージ領域サイズの倍率)を乗じて細密化したものである。従って、この描画データを受信したプリンタドライバが、当該所定倍率に従って描画データによって表されるイメージを拡大しても、イメージの解像度がプリンタによる解像度よりも劣化することはない。即ち、従来技術においてアプリケーションプログラムが拡大して生成していたイメージを、プリンタドライバプログラム自身が得ることができるのである。
【0009】
なお、プリンタが上記コマンドに従ってロール紙上にイメージを印刷すると、ロール紙の長手方向においては、所定用紙サイズよりも長い領域(イメージ領域と同じ長さの領域)に、イメージが印刷されることとなる。この場合であっても、プリンタが、所定用紙サイズとなるようにロール紙をカットするオートカッタが備えていれば、問題はない。また、オペレータが手作業でロール紙をカットしても良い。さらに、プリンタドライバが印刷コマンドを作成する際に、拡大後におけるイメージにおける用紙サイズよりもロール紙の長手方向に対応する方向にはみ出している部分をクリップした後に、クリップ後のイメージを印刷させるように印刷コマンドを作成するようにしても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従ったプリンタドライバプログラムを用いて、アプリケーションプログラムに従って編集された画像を用紙上に印刷させるコンピュータシステムの実施の形態を、図面を参照して、説明する。
(コンピュータシステムの構成)
図1は、本実施形態によるコンピュータシステムの概略構成を示すブロック図である。この図1に示すように、本実施形態によるコンピュータシステムは、プリンタホスト10と、このプリンタホスト10から出力された印刷コマンドに基づいて用紙上に印刷を行うインクジェットプリンタ30とから、構成されている。 プリンタホスト10は、ホスト本体11と、このホスト本体1に対して夫々接続されたディスプレイ装置12及びキーボード13とから、構成されている。ホスト本体11は、一般的なパーソナルコンピュータであり、バスBを介して互いに接続されたCPU20,ROM21,RAM22,ディスプレイコントローラ23,キーボードコントローラ24,フレキシブルディスクドライブ25,ハードディスクドライブ26,CD−ROMドライブ27,プリンタインタフェース28及びネットワークインタフェース29から、構成されている。
【0011】
CPU20は、各種プログラムを実行してホスト本体1の各部の制御やデータ処理を実行する中央処理装置である。ROM21は、各種データや各種プログラムを記憶しているメモリである。RAM22は、各種データや各種プログラムが一時的に記憶されるメモリである。ディスプレイコントローラ23は、ディスプレイ装置12を制御する機能を有する。キーボードコントローラ24は、キーボード13を制御する機能を有する。フレキシブルディスクドライブ25は、フレキシブルディスク16に対してデータの書き込み及び読み出しを行う装置である。ハードディスクドライブ26は、各種データや各種プログラムを記憶している固体記憶装置である。CD−ROMドライブ27は、CD−ROM17からデータやプログラムを読み出す装置である。プリンタインタフェース28は、プリンタに繋がるケーブルに対するデータの送出及び受信を司る入出力装置であり、具体的には、セントロニクスインタフェースやUSBインタフェース等である。ネットワークインタフェース29は、公衆回線やLANに対するデータ送受信を司る通信装置であり、具体的には、MODEMやLANカード等である。
【0012】
プリンタ30は、モニタ37と、印刷機構40と、これらを制御する印刷制御器31とから、構成されている。印刷制御器31は、各種プログラムを実行するCPU32と、各種データや各葎プログラムが記憶されているROM33と、各種データや各種プログラムが一時的に記憶されるRAM34と、モニタ37を制御するモニタコントローラ35と、インタフェース36と、を有している。
【0013】
印刷機構40は、印刷ヘッド41と、この印刷ヘッド41を移動させるキャリッジ42と、印刷ヘッド41と対向する位置に配置されているプラテン43と、ロール紙Rを引き出し可能に保持しているロール紙ホルダ44と、このロール紙ホルダ44に保持されているロール紙Rを引き出してプラテン43上へ送る給紙ローラ45a,45bと、印刷された印刷用紙を排紙する排紙ロ一ラ46a,46bと、排紙されたロール紙Rを受ける排紙トレイ47と、給紙ローラ45a,45bの駆動量を検知するセンサ48と、を有している。
【0014】
プラテン43には、図2に示すように、給紙方向Fと平行な方向に伸びている複数のインク受け縦開口43c,43d,43e,43fと、給紙方向Fに対して垂直な方向(走査方向)に伸びている複数のインク受け横開口43a,43bとが、形成されている。インク受け縦開口43c,43d,43e,43fとしては、B4サイズの印刷ロール紙Rの左右端がそれぞれ真上を通過するように配置されている一対のインク受け開口43cと、A4サイズの印刷ロール紙Rの左右端がそれぞれ真上を通過するように配置されている一対のインク受け開口43dと、B5サイズの印刷用概の両端がそれぞれ真上を通過するように配置されている一対のインク受け開口43eと、ハガキサイズ(幅:100mm)の印刷ロール紙Rの両端がそれぞれ真上を通過するように配置されている一対のインク受け開口43fと、がある。また、複数のインク受け横開口43a,43bとしては、給紙側に配置されている給紙側インク受け開口43aと、排紙側に配置されている排紙側インク受け開口43bと、がある。これらの関口内には、いずれもインク吸着材が入れられている。
【0015】
印刷ヘッド41には、各色、具体的には、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(ブラック),c(ライトシアン),m(ライトマゼンタ)の各色のインクを夫々噴出する6列のノズル41aが、走査方向に並んで設けられている。また、同色のノズル41aは、給紙方向に、64個並んで設けられている。
【0016】
図5における上記ホスト本体11を示す枠内には、ハードディスクドライブ26に格納されている各種プログラム(アプリケーションプログラム,オペレーティングシステムプログラム,プリンタドライバプログラム)をCPU20が順次RAM22上に読み出して実行することによって実現される各機能の相関関係が、ブロック図として表されている。以下、便宜上、アプリケーションプログラムに従って実現される機能を「アプリケーション50」と記述し、オペレーティングシステムプログラムに従って実現される機能を「OS52」と記述し、プリンタドライバプログラムに従って実現される機能を「プリンタドライバ55」と記述する。以下、これらの機能について、説明する。
【0017】
OS52上で実行されるアプリケーション50には、各種のものがあるが、ここでは、葉書の裏面に印刷されるべきイメージ(写真,絵,文字等)をドキュメントとして編集してハガキサイズ(148×100mm)の用紙上に印刷させる機能を有するもの、及び、同一のイメージを複数ページに分割して印刷させる機能を有するものが、問題となる。
【0018】
プリンタドライバ55は、更に、アプリケーション50で作成されたドキュメント51を受け取ってこれをスプールファイル62に展開するスプーラ61や、スプールファイル62に記憶されているドキュメントを形成している描画データをRGBイメージデータに展開するレンダラ63や、RGBイメージデータをCMYKcm二値化イメージデータに変換すると共にこれにハーフトーン処理を施すハーフトーン処理部64や、CMYKcm二値化イメージデータをプリンタ30が解釈できる印刷コマンドに変換するコマンド化部65や、この印刷コマンドをプリンタ30へ送信する送受信部66や、印刷時におけるディスプレイ装置12やキーボード13との間のインタフェースとなるユーザインタフェース58や、縁なし印刷時の印刷条件を設定する縁なし印刷条件設定部56や、これらを統合的に管理する統合管理部60や、印刷条件等が記憶される印刷条件ファイル59等の各機能から、構成されている。
【0019】
また、図5における上記印刷制御器31を示す枠内には、印刷制御装置31内のROM33に格納されているプログラムをCPU32が読み取って実行することによって実現される各機能(具体的には、送受信部76及び印刷制御部70の各機能)が、ブロック図として表されている。送受信部76は、プリンタホスト10からの印刷コマンド等を受け付ける機能である。また、印刷制御部70は、送受信部76が受け付けた印刷コマンド等に基づいて印刷機構40を制御する機能である。
(コンピュータシステムの動作)
次に、本実施形態によるコンピュータシステムがロール紙R上にハガキサイズのイメージを縁なし印刷をする場合,及び、ロール紙R上に一連のイメージを連続して印刷する場合の動作を、説明する。
【0020】
印刷を開始するに先立って、オペレータは、アプリケーション50を用いて、ハガキサイズの用紙上に印刷すべきイメージ、又は、長尺な用紙(複数ページの定型用紙を連続させたのと等価な用紙)上に印刷すべきイメージを、編集する。
【0021】
このイメージの作成を終了すると、オペレータは、ディスプレイ12上に表示されているアプリケーション50用イメージ編集ウィンドウ(図示略)内の「印刷」ボタンを操作する。すると、OS52を介して、プリンタドライバ55が起動される(CPU20によって実行開始される)。
【0022】
図6及び図7のフローチャートに示されるように、起動されたプリンタドライバ55は、最初のS001において、ユーザインタフェース58の機能を利用して、図10に示すプロパティダイアログ(印刷設定画面)を、ディスプレイ12上に表示する。ユーザインタフェース58は、オペレータによるキーボード13に対する操作に従って、プロパティダイアログ内の各アイテムを設定する。具体的には、例えば、プロパティダイアログ内の「給紙方法」テキストボックス100内に、プルダウンメニューから選択された用紙種類(ロール紙,A4用紙,B4用紙,等)を設定する。また、「左右フチなし」チェックボックス101内に、左右縁なしが選択されていることを示すチェックマークを設定又は解除する。また、「給紙方法」テキストボックス100内において「ロール紙」Rが設定されている場合には、「ロール紙オプション」欄102内で選択されているオプションボタン(「長尺モード」ボタン103又は「定型モード」ボタン104)に、選択されている旨を示す黒点を設定し、現在ロール紙ホルダ44に保持されているロール紙Rから切り出され得る用紙サイズ(ハガキサイズ幅のロール紙Rが保持されている場合にはハガキサイズ:148×100mm)を用紙サイズテキストボックス106内に設定する。
【0023】
次のS002において、プリンタドライバ55は、ユーザインタフェース58の機能を利用して、プロパティダイアログ内の「OK」ボタン105が操作されるのを待つ。そして、「OK」ボタン105が操作された時には、その時点においてプロパティダイアログ内に設定されている内容を調べ、「給紙方法」テキストボックス100内において「ロール紙」Rが設定されており且つ「左右フチなし」チェックボックス101内にチェックマークが設定されており且つ「定型モード」ボタン104に黒点が設定されている場合には、処理をS003へ進め、「給紙方法」テキストボックス100内において「ロール紙」Rが設定されており且つ「左右フチなし」チェックボックス101内にチェックマークが設定されており且つ「長尺モード」ボタン103に黒点が設定されている場合には、処理をS104へ進め、それ以外の場合には、処理をS013へ進める。
【0024】
S003では、プリンタドライバ55は、縁なし印刷条件設定部56の機能を利用して、拡張印刷領域(用紙サイズの周囲に最小限確保すべき所定の拡大量を加えてなる領域)を設定する。例えば、用紙サイズテキストボックス106内にハガキサイズ(148×100mm)が設定されている場合には、図12に示すように、給紙方向Fにおける前端側の拡大量が3mm、後端側の拡大量が5mm、左右各端側の拡大量が各々2.5mmとなる。これら拡大量は、図11の表に示すように、用紙サイズ毎に、予め定められている。図11において、「PaperH」欄が用紙サイズにおける縦幅を示し、「PaperW」欄が用紙サイズにおける横幅を示し、「Ttrim’」欄が前端拡大量を示し、「Btrim’」欄が後端拡大量を示し、「Ltrim’」欄が左端拡大量を示し、「Rtrim’」欄が右端拡大量を示す。この図11から明らかなように、縁なし印刷時に最小限確保すべき拡大量は、拡大方向(前方,後方,左右方向)に依って異なった量となる。図11の表は、印刷条件ファイル59内に予め登録されており、縁なし印刷条件設定部56は、この印刷条件ファイル59を参照して、拡張印刷領域を設定する。
【0025】
次のS004では、プリンタドライバ55は、用紙サイズテキストボックス106内に設定されていた用紙サイズに対する拡張印刷領域の拡大倍率を算出する。具体的には、用紙サイズの縦幅(図11の「PaperH」)に対する拡張印刷領域の横幅(図11の「PaperH’」)の百分率(図11の「Hrate」)を算出するとともに用紙サイズの横幅(図11の「PaperW」)に対する拡張印刷領域の横幅(図11の「PaperW’」)の百分率(図11の「Wrate」)を算出し、大きい方の小数点以下を四捨五入したものを、拡大倍率(図11の「Rate」)として採用する。また、プリンタドライバ55は、算出した拡大倍率を、プリンタ30の印刷機構40が印字する時の解像度に乗ずることにより、アプリケーション50に通知すべき解像度を算出する。例えば、印刷機構40の本来の解像度が360dpiである場合に、拡大倍率が105%であると算出されれば、アプリケーション50に通知すべき解像度は360×1.05=378dpiとなる。
【0026】
次のS005では、プリンタドライバ55は、図12に示すように、用紙サイズテキストボックス106内に設定されていた用紙サイズの縦横各幅をS004にて算出した拡大倍率に従って拡大したサイズを有する拡大イメージ領域を、S003にて設定した拡張印刷領域に外接するように、且つ、左右及び上下に夫々対称となるように、設定する。
【0027】
次のS006では、プリンタドライバ55は、キーボード13を介してオペレータによって印刷実行指示が入力されるのを待つ。そして、印刷実行指示が入力されると、S007において、用紙サイズテキストボックス106内に設定されていた用紙サイズ及びS004にて通知すべきものとして算出した解像度(細密化された解像度)を、アプリケーション50へ通知する。アプリケーション50は、編集中のイメージを、通知された解像度に相当する画素で表現されているとともに通知されたサイズに相当する大きさを有する印刷用ドキュメントに変換し、このドキュメントをプリンタドライバ55に渡す。アプリケーション50から印刷対象ドキュメントを受け取ったプリンタドライバ55は、スプーラ61の機能を利用して、受け取ったドキュメントをスプールファイル62に展開する。
【0028】
次のS008では、プリンタドライバ55は、レンダラ63の機能を用いて、スプールファイル62に展開されている印刷対象ドキュメントを形成する描画データを、RGBイメージデータに変換し、S004にて算出した拡大倍率に従ってこのRGBイメージデータを拡大し、拡大したRGBイメージデータをS005にて設定した拡大イメージ領域に展開する。
【0029】
次のS009では、プリンタドライバ55は、ハーフトーン処理部64の機能を利用して、RGBイメージデータをCMYKcm二値化イメージデータに変換するとともに、変換後のCMYKcm二値化イメージデータに対してハーフトーン処理を施す。
【0030】
次のS010では、プリンタドライバ55は、コマンド化部65の機能を利用して、CMYKcm二値化イメージデータを、プリンタ30が解釈可能な印刷コマンドに変換する。
【0031】
図8は、このコマンド化部65の機能によって実行されるコマンド化処理を示すフローチャートである。このコマンド化処理において最初のS101では、コマンド化部65は、各種印刷条件のコマンド化を行う。
【0032】
次のS102では、コマンド化部65は、CMYKcm二値化イメージデータから、ロール紙Rの長手方向に相当する方向において本来の用紙サイズの前後にはみ出した部分(通常、前端側拡大量に相当する部分及び後端側拡大量に相当する部分)を、クリッピング(削除)する。これは、ロール紙Rに本来の用紙サイズのイメージをフチ無しようとする場合には、拡大したイメージにおける当該用紙サイズから外れた部分に相当するインクを、インク受け横開口43a,43bに逃がすことができないからである。ロール紙Rの場合にこのようなクリッピングが可能である理由は、ロール紙Rの場合にはスキューが生じても、前に印刷したイメージと次に印刷したイメージは、お互いにスキューが生じた分だけ同様に傾くため、問題が発生しないからである。
【0033】
次のS103では、コマンド化部65は、クリッピング後におけるイメージデータの前端部を、給紙方向Fに並んだ複数のノズル41aのうち給紙側の所定数のノズルのみで印刷させるための印刷コマンドを、作成する。
【0034】
次のS104では、コマンド化部65は、イメージデータの中間部分を所定幅のラインに分割して、各ラインを夫々全ノズル41aによって印刷させるための印刷コマンドを、作成する。
【0035】
次のS105では、コマンド化部66は、クリッピング後におけるイメージデータの後端部を、給紙方向Fに並んだ複数のノズル41aのうち排紙側の所定数のノズルのみで印刷させるための印刷コマンドを、作成する。
【0036】
以上のコマンド化が完了すると、プリンタドライバ55は、図6におけるS011において、送受信部66の機能を利用して、作成された一連の印刷コマンドをプリンタ30へ送信して、一連の処理を終了する。
【0037】
S011にてプリンタドライバ55から送信された印刷コマンドを受信したプリンタ30は、この印刷コマンドに従って、以下のような印刷処理を実行する。即ち、プリンタ30の印刷制御部70は、給紙ローラ46a,46b及び46a,46bを駆動させつつ、印刷ヘッド41を駆動させて、印刷を開始させる。本実施形態によると、印刷コマンドを作成する際に、S102において、イメージデータにおける用紙サイズよりも前端側にはみ出した部分についてはクリッピングされているので、S103にて作成された前端部分を印刷するための先頭の印刷コマンドに従って印刷をすれば、印刷対象イメージの先端部分を、ロール紙R上に直ちに印刷することができる。この際、ロール紙R上に前のページの印刷対象イメージが既に印刷されていることもあるが、前ページの後端部分は、S105にて作成されたコマンドに従って排紙側のノズル41aのみによって印刷されている一方、印刷中のページの先端部分は、S103にて作成されたコマンドに従って給紙側のノズル41aのみによって印刷されているので、両イメージが重なることはない。印刷対象イメージの中間部分(前端部及ぴ後端部を除く部分)は、ステップ104にて作成された印刷コマンドに基づいて、印刷ヘッド41の全てのノズル41aによって印刷される。ロール紙Rの左右方向に対しては、印刷対象イメージの全域にわたって、ロール紙Rの左右端よりもさらに側方に広げられた仮想の拡大イメージ領域に対して行われるので、ロール紙Rの左右端部は、縁なしで確実に印刷される。なお、各コマンドによって印刷される左右方向の印刷範囲を、インク節約のために、拡張印刷領域の範囲に制限しても良い。その場合には、印刷コマンドにおける拡張印刷領域の外側に対応する部分には、null値が設定される。そして、最後に、S105にて作成された後端部分を印刷するための印刷コマンドに従って印刷をすれば、印刷対象イメージの後端部分がロール紙R上に印刷される。上述したクリッピングにより、その後には当該印刷対象イメージを印刷するための印刷コマンドは続かないので、プリンタはその時点で印刷を完了する。
【0038】
その後、次のページの印刷対象イメージを印刷する場合には、新たに受信した印刷コマンドに従って、ロール紙Rにおけるその位置から印刷を続行する。これに対して、次のページの印刷対象イメージがない場合には、給紙ローラ46a,46b及び46a,46bを更に駆動して、ロール紙Rにおける印刷済み部分を排紙トレー47まで搬送する。そして、図示せぬオートカッタ又はオペレータの手作業によって、印刷済みイメージの前端及び後端を切断すれば、縁なし印刷されたハガキサイズのプリント結果を得ることができる。
【0039】
一方、S014(図7)では、プリンタドライバ55は、縁なし印刷条件設定部56の機能を利用して、S003の場合と全く同様にして、拡張印刷領域を設定する。
【0040】
次のS015では、プリンタドライバ55は、図12に示すように、S003にて設定した拡張印刷領域に外接し且つ左右及び上下に夫々対称となるように、用紙サイズテキストボックス106内に設定されていた用紙サイズと相似形状の拡大イメージ領域を、設定する。
【0041】
次のS016では、プリンタドライバ55は、キーボード13を介してオペレータによって印刷実行指示が入力されるのを待つ。そして、印刷実行指示が入力されると、S017において、S015にて設定された拡大イメージ領域のサイズを用紙サイズとして、プリンタ30の印刷機構40の本来の解像度を付して、アプリケーション50へ通知する。アプリケーション50は、編集中のイメージを、通知された解像度に相当する画素で表現されているとともに通知されたサイズに相当する大きさを有する印刷用ドキュメントに変換し、このドキュメントをプリンタドライバ55に渡す。アプリケーション50から印刷対象ドキュメントを受け取ったプリンタドライバ55は、スプーラ61の機能を利用して、受け取ったドキュメントをスプールファイル62に展開する。
【0042】
次のS018では、プリンタドライバ55は、レンダラ63の機能を用いて、スプールファイル62に展開されている印刷対象ドキュメントを形成する描画データを、RGBイメージデータに変換し、変換後のRGBイメージデータを、S015にて設定した拡大イメージ領域に展開する。但し、この場合にアプリケーション50から受け取っているイメージデータは、アプリケーション50によって既に拡大済みであるので、このS018においては、S008の場合とは異なり、イメージデータの拡大は行わない。
【0043】
次のS109では、プリンタドライバ55は、ハーフトーン処理部64の機能を利用して、RGBイメージデータをCMYKcm二値化イメージデータに変換するとともに、変換後のCMYKcm二値化イメージデータに対してハーフトーン処理を施す。
【0044】
次のS110では、プリンタドライバ55は、コマンド化部65の機能を利用して、CMYKcm二値化イメージデータを、プリンタ30が解釈可能な印刷コマンドに変換する。
【0045】
図9は、このコマンド化部65の機能によって実行されるコマンド化処理を示すフローチャートである。このコマンド化処理において最初のS201では、コマンド化部65は、各種印刷条件のコマンド化を行う。
【0046】
次のS202では、コマンド化部65は、イメージデータの前端部を、給紙方向Fに並んだ複数のノズル41aのうち給紙側の所定数のノズルのみで印刷させるための印刷コマンドを、作成する。
【0047】
次のS104では、コマンド化部65は、イメージデータの中間部分を所定幅のラインに分割して、各ラインを夫々全ノズル41aによって印刷させるための印刷コマンドを、作成する。
【0048】
次のS105では、コマンド化部66は、イメージデータの後端部を、給紙方向Fに並んだ複数のノズル41aのうち排紙側の所定数のノズルのみで印刷させるための印刷コマンドを、作成する。
【0049】
以上のコマンド化が完了すると、プリンタドライバ55は、図7におけるS021において、送受信部66の機能を利用して、作成された一連の印刷コマンドをプリンタ30へ送信して、一連の処理を終了する。
【0050】
S021にてプリンタドライバ55から送信された印刷コマンドを受信したプリンタ30は、この印刷コマンドに従って、以下のような印刷処理を実行する。即ち、プリンタ30の印刷制御部70は、給紙ローラ46a,46b及び46a,46bを駆動させつつ、印刷ヘッド41を駆動させて、印刷を開始させる。この場合には、S202にて作成されたイメージ前端部分を印刷するための先頭の印刷コマンドに従って印刷をすれば、拡大された印刷対象イメージの先端部分(本来の用紙サイズよりも前端側にはみだした部分の先端部分)が、ロール紙R上に直ちに印刷される。この際、ロール紙R上に前のページの印刷対象イメージが既に印刷されていることもあるが、前ページの後端部分は、S204にて作成されたコマンドに従って排紙側のノズル41aのみによって印刷されている一方、印刷中のページの先端部分は、S202にて作成されたコマンドに従って給紙側のノズル41aのみによって印刷されているので、両イメージは互いに重なりあうことなく連続する。印刷対象イメージの中間部分(前端部及ぴ後端部を除く部分)は、ステップ203にて作成された印刷コマンドに基づいて、印刷ヘッド41の全てのノズル41aによって印刷される。その結果、ロール紙Rの左右方向に対しては、印刷対象イメージの全域にわたって、ロール紙Rの左右端よりもさらに側方に広げられた仮想の拡大イメージ領域に対して行われるので、ロール紙Rの左右端部は、縁なしで確実に印刷される。そして、最後に、S204にて作成された後端部分を印刷するための印刷コマンドに従って印刷をすれば、印刷対象イメージの後端部分(本来の用紙サイズよりも後端側にはみだした部分の後端部分)がロール紙R上に印刷される。次のページについては、上述したように、印刷済みのイメージに連続して印刷される。従って、同一のイメージが複数ページに分割されてドキュメント化されている場合でも、ページ間で画像が欠落することなく、一枚のロール紙R上に一連のイメージが、連続して縁なし印刷される。
【0051】
以上のように、本実施形態によると、アプリケーション50が所定サイズの用紙しか印刷対象としていない場合であっても、アプリケーションに対してイメージサイズの拡大を意識させることなく、プリンタドライバ55側において、解像度を落とすことなく、縁なし印刷のためのイメージ拡大を行うことができる。しかも、ロール紙に印刷する場合には、プリンタドライバ55において拡大後のイメージの前後端をクリッピングすることができるので、同一のロール紙R上に、定型サイズの複数ページ分のイメージを、連続して縁なし印刷することができる。
【0052】
また、アプリケーション50が所定サイズの用紙以外でも受け付ける場合であって、しかも、同一イメージを複数ページに分割して印刷させる機能を有している場合には、プリンタドライバ55は、アプリケーション50に対して拡大後のイメージサイズを通知することによって、アプリケーション50側でイメージを拡大させることができる。この場合には、プリンタドライバ50側ではイメージを更に拡大することをせず、しかも、クリッピングも行わない。その結果、同一イメージに関する複数のページの印刷を同一ロール紙R上で連続して実行することにより、ロール紙R上に元の長尺なイメージを印刷することができる。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、印刷対象用紙のサイズを限定しているアプリケーションプログラムをコンピュータが実行している場合であっても、プリンタドライバは、コンピュータに対して、そのコンピュータに接続されているプリンタを制御させて縁なし印刷を実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるコンピュータシステムの構成を示すブロック図
【図2】プリンタのプラテン周辺の構成を示す平面図
【図3】プリンタのプラテン周辺の構成を示す側面図
【図4】プリンタのプラテン周辺の構成を示す側面図
【図5】ホスト本体及びプリンタ制御装置内で実現される機能の相関関係を示すブロック図
【図6】プリンタドライバによる制御内容を示すフローチャート
【図7】プリンタドライバによる制御内容を示すフローチャート
【図8】図6のS010にて実行されるコマンド化処理の内容を示すフローチャート
【図9】図7のS020にて実行されるコマンド化処理の内容を示すフローチャート
【図10】図6のS001にて表示されるプロパティダイアログを示す図
【図11】各用紙サイズ毎の拡張量及び拡張倍率を一覧した表
【図12】印刷用紙サイズ,拡張印刷領域及び拡大イメージ領域の関係を示す説明図
【符号の説明】
10…プリンタホスト
11…ホスト本体
20…CPU
21…ROM
22…RAM
30…プリンタ
40…印刷機構
41…印刷ヘッド
41a…ノズル
43…プラテン
50…アプリケーション
51…ドキュメント
55…プリンタドライバ
Claims (1)
- 受信した印刷コマンドによって指定されたイメージを用紙上に印刷するプリンタに接続可能なコンピュータに対して、
このコンピュータが、解像度及びサイズを受け取ることによって当該解像度にて所望のイメージを当該サイズで表現した描画データを作成するアプリケーションプログラムを実行している時に、前記用紙としてロール紙が選択され且つ当該ロール紙における所定長さの定型サイズの範囲に対して縁なし印刷すべき旨の指示が入力された場合には、
前記定型サイズを所定倍率にて拡大したイメージ領域を設定させ、
前記プリンタが印刷可能な解像度に前記所定倍率を乗じる演算を実行させ、
前記定型サイズ及び前記演算によって得られた解像度を前記アプリケーションに通知させ、
通知されたサイズ及び解像度に応じて前記アプリケーションが作成した描画データによって表現されるイメージを、前記所定倍率に従って拡大させ、
前記用紙を内包する前記イメージ領域内に前記拡大後のイメージを印刷することを前記プリンタに指示する印刷コマンドを作成させ、
生成された印刷コマンドを前記プリンタへ送信させる
ことを特徴とするプリンタドライバプログラム。
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