JP2001223425A - 半導体レーザ装置及びその製造方法及びそれを用いた光ピックアップ - Google Patents

半導体レーザ装置及びその製造方法及びそれを用いた光ピックアップ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電性ダイボンドペーストが主出射側発光点
またはモニター側発光点を閉ぐことがなく、光ピックア
ップの戻り光による悪影響のない半導体レーザ装置及び
その製造方法及びそれを用いた光ピックアップを提供す
る。 【解決手段】 半導体レーザ装置において、ステム11
の一端のヘッダー部11aまたはステム上に配設された
サブマウントの一端の端面から半導体レーザチップ10
の主発光側発光点16の端面を迫り出すように半導体レ
ーザチップ10を配設する。半導体レーザチップ10の
ダイボンドには導電性ダイボンドペースト14を用い
る。ステム11の一端のヘッダー部11aまたはステム
11上に配設されたサブマウントの一端のヘッダー部に
面取り加工部12aまたはコーナー曲面加工部を配設す
る。光ピックアップは、少なくとも上記半導体レーザ装
置と回折格子と光検出器と集光レンズと対物レンズとか
ら構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザ装置
に関し、特に半導体レーザチップの実装構造及びその製
造方法及びそれを用いた光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例の半導体レーザ装置を図6〜図9
に示し、従来例の半導体レーザ装置の製造方法における
ダイボンド工程を図10(a),(b)に示す。
【0003】図6の従来例の半導体レーザ装置におい
て、半導体レーザチップ50は、ステム51の一端にあ
るヘッダー部51aの所定位置に、金属ロウ材(半田
等)52を介して配設される。半導体レーザチップ50
は、そのダイボンドされる場所において、金属ロウ材5
2によって接着される。したがって、ボンディング時に
は、半導体レーザチップ50は動かないようにボンディ
ングコレット等(図示せず)で固定する必要がある。な
お、図6において、半導体レーザ装置の発光光軸55
は、主出射側発光点53とモニター側発光点54とを結
んだ軸である。
【0004】また、金属ロウ材(金−スズ合金半田等)
を用い、半導体レーザチップの大きさとマウントの凸部
(または、ヘッダー部)の大きさに着目した先行資料と
して、例えば、特開昭63−138794号公報や特開
平5−291696号公報がある。これらを図7及び図
8を用いて説明する。
【0005】図7において、従来例の半導体レーザ装置
60は、シリコンをメサエッチしてマウント63を作成
し、活性層62をマウント側に向けた半導体レーザ素子
61を、金−スズ合金半田64を用いてマウント63の
凸部にダイボンディングし、そして半導体レーザ素子6
1に金線66をボンディングしたものである。また、マ
ウント63の下には放熱板65が設けられている。
【0006】図7に示すように、半導体レーザ素子61
とマウント63とは、半導体レーザ素子61の周辺部で
は接触していない。そのため、半導体レーザ素子61の
ダイボンディング時に、マウント63の凸部上面からは
み出した金−スズ合金半田64は、マウント63の凸部
周辺に溜まり、半導体レーザ素子61の側面に盛り上が
ることがない。
【0007】図8は、別の従来の半導体レーザ素子70
の断面を示す。半導体レーザ素子70は、レーザチップ
71とヒートシンク72を備えている。ヒートシンク7
2は断面が台形状の突起部80を備え、突起部80の上
面は、レーザチップ71の下面よりも少し小さく、平坦
な搭載面72aを形成している。レーザチップ71は、
ロウ材73を介して、上記突起部80の上面すなわち搭
載面72aに取り付けられている。
【0008】この半導体レーザ素子70の製造では、突
起部80の上面に低融点ロウ材(例えばインジウム(I
n))73を塗布し、加熱溶融(温度300℃)および
冷却を行って、レーザチップ71を突起部80に取り付
ける。
【0009】このように、レーザチップ71を、サブマ
ウントを介することなく、ロウ材73によって直接ヒー
トシンク72の突起部80にダイボンドしている(直付
け方式)。したがって、半導体レーザ素子を低コストで
作製することができる。また、レーザチップ71によっ
てヒートシンク72の搭載面72aから押し出されたロ
ウ材73は、加熱溶融時に突起部80の側面に回り込
み、レーザチップ71の側面上に盛り上がることがな
い。したがって、キャップ層75を薄くして発光部分7
4をヒートシンク72に近付けた場合であっても、レー
ザビームLがロウ材73によって乱反射されたり一部欠
落したりするのを防止でき、放射特性を良くすることが
できる。
【0010】一方、近年、実装上の効率アップや手番短
縮、省人化によるバリューエンジニアリング(VE)等
による半導体レーザ装置の製造方法の生産性の向上が要
望されている。そして、従来の半導体レーザ装置におい
ては、金属ロウ材(金−スズ合金ハンダまたは低融点ロ
ウ材In)の加熱冷却サイクルに時間がかかること、ま
た金属ロウ材の材料コストが高いこと等が問題となって
いた。
【0011】この改善策として、図9に示す半導体レー
ザ装置がある。図9において、50は半導体レーザチッ
プ、51はステム、51aはステムのヘッダー部、53
は主出射側発光点、54はモニター側発光点、55は主
出射側発光点とモニター側発光点とを結ぶ半導体レーザ
装置の発光光軸である。図9の半導体レーザ装置では、
金属ロウ材52の代わりに導電性ダイボンドペースト5
6を用いて半導体レーザチップ50をダイボンドする。
導電性ダイボンドペースト56を用いると、材料費が安
く、ペーストの加熱硬化はダイボンドした後でよい。し
たがって、ダイボンドペースト56を使用すると、半導
体レーザ装置をボンディング場所またはボンディング装
置で加熱冷却する必要がないため、ダイボンド工程の時
間短縮、及びボンディング場所(またはボンディング装
置)の占有時間を短縮出来る。ダイボンドした半導体レ
ーザ装置は、別の場所に移して加熱冷却処理される。
【0012】図10(a),(b)に、上記従来の半導
体レーザ装置の製造方法におけるダイボンド工程を示
す。図10(a)において、ディスペンサのシリンジニ
ードルの針先57から一定微量の導電性ダイボンドペー
スト56を射出し、シリンジニードルの針先57を下方
向58Aに下降させる。シリンジニードルの下降によっ
てステム51のヘッダー部51aの所定位置に導電性ダ
イボンドペースト56を塗布し、その後、図10(b)
に示すように、シリンジニードルの針先57を上方向5
8Bに上昇させてシリンジニードルを遠ざける。次に、
この塗布された導電性ダイボンドペースト56上に、半
導体レーザチップ50を配設する。
【0013】半導体レーザチップ50のサイズは約0.
2mm角であり、発光点は半導体レーザチップ50の下
面より約0.05mmの高さにある。一方、シリンジニ
ードルの針先57は約φ0.3mmである。シリンジニ
ードルの針先57は小さい方が望ましいが、導電性ダイ
ボンドペースト56の所定量を確実に塗布するために
は、φ0.3mm程度より小さく設定することは出来な
い。
【0014】したがって、シリンジニードル針先57の
大きさがφ0.3mm程度であり、半導体レーザチップ
50の大きさが約0.2mm角であるため、導電性ダイ
ボンドペースト56は半導体レーザチップ50よりも広
い領域に塗布される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の半導体レーザ装置においては、導電性ダイボンドペ
ーストの粘性の関係から、半導体レーザチップ50の下
面から排出された導電性ダイボンドペースト56の厚み
は約0.05mmにもなる。一方、半導体レーザチップ
50の発光点は半導体レーザチップ50の下面から約
0.05mmの高さに存在する。従って、導電性ダイボ
ンドペースト56を用いて半導体レーザチップ50をダ
イボンドした時に、図9に示すように、導電性ダイボン
ドペースト56が半導体レーザチップ50の端面および
側面に盛り上がり、主出射側発光点53およびモニター
側発光点54を塞いでしまうという不具合が発生し易く
なる。
【0016】また、近年、光ディスク等の半導体レーザ
装置を用いた光ピックアップの用途が開発され、情報の
書き換え可能な光ピックアップには、光出力50mW以
上という大出力レーザが用いるられるようになってきて
いる。ところが、光ピックアップ特に3ビーム方式を用
いた光ピックアップでは、サイドビームによる光ピック
アップのチップ面やステム面等の反射による戻り光が悪
影響を及ぼし、この戻り光の悪影響を除去することが求
められるようになって来た。
【0017】そこで、本発明の目的は、導電性ダイボン
ドペーストが主出射側発光点またはモニター側発光点を
塞ぐことがなく、また光ピックアップの戻り光による悪
影響のない半導体レーザ装置及びその製造方法及びそれ
を用いた光ピックアップを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の半導体レーザ装置では、ステムの一端のヘ
ッダー部またはステム上に配設されたサブマウントの一
端のヘッダー部から半導体レーザチップの主発光側発光
点の端面を迫り出すように配設し、且つ、半導体レーザ
チップのダイボンドには導電性ダイボンドペーストを接
着剤として用いる構成としている。
【0019】また、本発明の半導体レーザ装置では、ス
テムまたはサブマウントの一端のヘッダー部より迫り出
すように配設された半導体レーザチップの裏面に、導電
性ダイボンドペーストが配設されてなる構成としてい
る。
【0020】また、本発明の半導体レーザ装置では、ス
テムの一端のヘッダー部またはステム上に配設されたサ
ブマウントの一端のヘッダー部に面取り加工部またはコ
ーナー曲面加工部を配設してなる構成としている。
【0021】また、本発明の半導体レーザ装置では、半
導体レーザチップの発光点高さを半導体レーザチップの
ダイボンド面から約0.03mm以上高くする構成とし
ている。
【0022】また、本発明の半導体レーザ装置を用いた
光ピックアップでは、本発明の半導体レーザ装置を用
い、少なくとも、本発明の半導体レーザ装置と、回折格
子と、光検出器とを有する構成としている。
【0023】さらに、本発明の半導体レーザ装置の製造
方法では、導電性ダイボンドペーストがディスペンサの
シリンジニードル先端より射出され塗布されるに際し、
シリンジニードル先端の一部が、ステムの一端のヘッダ
ー部またはステム上に配設されたサブマウントの一端の
ヘッダー部より迫り出す位置関係に配設してなる構成と
している。
【0024】
【発明の実施の形態】図1〜図5は本発明の実施の形態
に関する半導体レーザ装置の図である。図1(a),
(b)は本発明の第1の実施形態に関する半導体レーザ
装置の説明図である。図2(a),(b),(c)は本
発明の第1の実施形態に関する半導体レーザ装置の製造
方法におけるダイボンド工程の説明図である。図3は本
発明の第2の実施形態に関する半導体レーザ装置の説明
図である。図4(a),(b)は本発明の第2の実施形
態に関する半導体レーザ装置の製造方法におけるダイボ
ンド工程の説明図である。図5は、本発明の半導体レー
ザ装置と、回折格子と光検出器とを有する光ピックアッ
プの図である。
【0025】[第1の実施形態]図1(a)において、
10は半導体レーザチップ、11はステム、11aはス
テムのヘッダー部、12aはステムの一端のヘッダー部
に配設されている面取り加工部、14は導電性ダイボン
ドペースト、15aは面取り加工部12aに流れた導電
性ダイボンドペースト、16は主出射側発光点、17は
モニター側発光点、18は主出射側発光点とモニター側
発光点とを結ぶ半導体レーザ装置の発光光軸である。
【0026】図1(b)において、12bがステムの一
端のヘッダー部に配設されているコーナー曲面加工部、
15bがコーナー曲面加工部12bに流れた導電性ダイ
ボンドペーストである。その他の構成要素は図1(a)
と同一であるので、それらの説明を省略する。
【0027】図1(a),(b)において、半導体レー
ザ装置のステム11は、鉄系または銅系の金属合金の母
材を加工して形成され、ステム11には金メッキ等の表
面処理が施されている。また、図1(a)と(b)に示
すように、ヘッダー部の縁には、それぞれ、本発明の面
取り加工部12aとコーナー曲面(R:アール)加工部
12bが配設されている。
【0028】図1(a)に示されるように、面取り加工
部12aがステム11の一端のヘッダー部11aに配設
され、半導体レーザチップ10は上記ヘッダー部11a
の端部から迫り出すようにしてボンディングされる。こ
のため、導電性ダイボンドペースト14を用いて半導体
レーザチップ10をステム11に接合するとき、過剰と
なった導電性ダイボンドペースト15aは、面取り加工
部12a上に流出する。したがって、導電性ダイボンド
ペースト15aが、半導体レーザチップ10の端面にあ
る主出射側発光点16およびモニター側発光点17より
も盛り上がることがない。したがって、導電性ダイボン
ドペースト14が半導体レーザチップ10の主出射側発
光点16あるいはモニター側発光点17を塞ぐことはな
い。
【0029】以上のように、この導電性ダイボンドペー
スト14は、半導体レーザチップ10の主出射側発光点
16あるいはモニター側発光点17を塞ぐことがない状
態で、半導体レーザチップ10の裏面を支持し保護する
構成となるので、信頼性の高い半導体レーザ装置を得る
ことが出来る。さらに、面取り加工部等に垂れ下がった
導電性ダイボンドペースト15aが光を散乱しやすく反
射しにくいことから、戻り光を反射して半導体レーザ装
置が不具合となることを未然に防ぐと共に、戻り光に強
い信頼性の高い半導体レーザ装置を得ることが出来る。
【0030】一方、図1(b)では、コーナー曲面加工
部12bが、ステム11のヘッダー部11aの一端に配
設される。図1(b)に示すように、半導体レーザチッ
プ10が、ステム11の一端にあるヘッダー部11aの
端部からコーナー曲面加工部12bに迫り出すようにし
て、ボンディングされている。このため、導電性ダイボ
ンドペースト14を用いて半導体レーザチップ10をス
テム11に接合するときに、過剰となった導電性ダイボ
ンドペースト15bは、コーナー曲面加工部12b上に
流出する。したがって、導電性ダイボンドペースト14
が半導体レーザチップ10の端面の主出射側発光点16
およびモニター側発光点17よりも盛り上がることがな
い。したがって、導電性ダイボンドペースト14が半導
体レーザチップ10の主出射側発光点16あるいはモニ
ター側発光点17を塞ぐことはない。
【0031】以上のように、この導電性ダイボンドペー
スト14は、半導体レーザチップ10の主出射側発光点
16あるいはモニター側発光点17を塞ぐことなく、半
導体レーザチップ10の裏面を支持し保護する構成とな
るので、信頼性の高い半導体レーザ装置を得ることが出
来る。
【0032】さらに、面取り加工部等に垂れ下がった導
電性ダイボンドペースト15bが光を反射しにくいこと
から、戻り光を反射して半導体レーザ装置が不具合とな
ることを未然に防ぐと共に、戻り光に強い信頼性の高い
半導体レーザ装置を得ることが出来る。
【0033】尚、コーナー曲面加工部12bの曲率半径
は、半導体レーザ装置の使用目的等により異なるが、多
くの場合、曲率半径の範囲は30〜70μm程度、平均
曲率半径は40〜50μm程度である。
【0034】図2(a),(b),(c)は、本発明の
第1の実施形態に関する半導体レーザ装置の製造方法に
おけるダイボンド工程の説明図である。
【0035】図2(a)はダイボンド工程の第1の段階
の説明図であり、ディスペンサのシリンジニードルが降
下とその針先には一定微量射出された導電性ダイボンド
ペーストが示されている。図2(b)はダイボンド工程
の第2の段階の説明図であり、シリンジニードル針先が
ステムに接触し、停止し、導電性ダイボンドペーストが
面取り加工部に垂れて流れる様子が示されている。図2
(c)はダイボンド工程の第3の段階の説明図であり、
ディスペンサのシリンジニードル針先がステムから離れ
ている様子が示されている。図にもとづいて説明する。
【0036】図2(a)に示すように、一定微量の導電
性ダイボンドペースト14aが、ディスペンサによって
ディスペンサのシリンジニードル針先19に射出され
る。図2(b)に示すように、シリンジニードル針先1
9を下方向20Aに下降させ、ステム11のヘッダー部
11aの所定位置に、導電性ダイボンドペースト14a
を付着させる。
【0037】尚、シリンジニードル針先19の面取り加
工部側最外周部は、ヘッダー部11aと面取り加工部1
2aとにより形成される角部よりも外側に配置する。
【0038】図2(b)において、ヘッダー部11aの
一端に面取り加工部12aが配設され、シリンジニード
ル針先19の一部19aがステム11の一端のヘッダー
部11aの所定位置より迫り出す位置関係にあるので、
導電性ダイボンドペースト14aの一部は、面取り加工
部12a上に垂れて、導電性ダイボンドペースト14b
となる。
【0039】次に、図2(c)に示されるように、シリ
ンジニードル針先19を上方向20Bに上昇させると、
導電性ダイボンドペースト14aは、ヘッダー部11a
の所定位置に転写塗布されて、導電性ダイボンドペース
ト14b、14c及び、14dとなる。ここで、14b
はコーナー面取り加工部12aに流れた導電性ダイボン
ドペースト、14cはダイボンドするための導電性ダイ
ボンドペースト、14dはシリンジニードル針先に残っ
た導電性ダイボンドペーストである。
【0040】その結果、導電性ダイボンドペースト14
cがステム11のヘッダー部11aの所定位置に塗布さ
れる領域は、シリンジニードル針先19の大きさである
φ0.3mm程度の円の一部が欠けた形となる。つま
り、導電性ダイボンドペースト14cの塗布領域は、特
に、半導体レーザチップ10がダイボンドされる方向
に、即ち、ステム11の径方向に小さくすることが出来
る。
【0041】このように、本発明の第1の実施形態に関
する半導体レーザ装置は、シリンジニードル19の先端
の一部をボンディング位置からはみ出すように配置する
こと、及び、ヘッダー部11aに面取り加工部12aを
配設することにより、導電性ダイボンドペースト14c
が、ステム11のヘッダー部11aの所定位置にある約
0.2mm角の半導体レーザチップ10よりも小さい領
域に塗布される。
【0042】また、最初にディスペンサによってシリン
ジニードル針先19の先端から一定微量射出された導電
性ダイボンドペースト14aは塗布されてその一部がヘ
ッダー部11aの一端に配設された面取り加工部12a
に流れることにより、導電性ダイボンドペースト14c
の厚みを約0.05mmよりも薄くすることが出来る。
すなわち、この導電性ダイボンドペースト14cの厚み
は、半導体レーザチップ10の発光点高さの平均値約
0.05mmよりも小さい値であり、導電性ダイボンド
ペーストの粘度や銀フィラーの含有量や作業温度等に依
るが、10μm〜30μm(0.01mm〜0.03m
m)厚程度である。
【0043】また、実装する半導体レーザチップ10
は、図1(a),(b)に示すように面取り加工部12
aに隣接した所定位置のヘッダー部11a上に配設され
るが、その際、主発光側発光点16の端面が上記角部よ
りも約10〜60μm(好ましくは約10〜30μm)
程度迫り出すように配設される。こうして、導電性ダイ
ボンドペースト14は半導体レーザチップ10の主出射
側発光点16、及びモニター側発光点17より高くに盛
り上がらない状態が得られる。
【0044】上記図2(a),(b),(c)の説明に
おいては、図1(a)に示されたヘッダー部に面取り加
工部12aが配設された場合のダイボンド工程について
説明したが、図1(b)に示されたヘッダー部にコーナ
ー曲面加工部12bが配設された場合のダイボンド工程
についても同様である。
【0045】また、図2(a)に示されたヘッダー部1
1aと面取り加工部12aとにより形成される角部は、
図1(b)に示されたコーナー曲面加工部12bがヘッ
ダー部に配設された場合には、平坦なヘッダー部がコー
ナー曲面加工部12bの曲面に移る所に対応することは
当然である。
【0046】以上のように、本発明は、導電性ダイボン
ドペースト14が半導体レーザチップ10の端面及び側
面に盛り上がることなく、主出射側発光点16およびモ
ニター側発光点17を塞いでしまう不具合を発生せず、
信頼性が高く、生産性の高い半導体レーザチップのダイ
ボンド方法、および信頼性の高い半導体レーザ装置を得
ることが出来る。
【0047】さらに、面取り加工部12aまたはコーナ
ー曲面加工部12bに垂れ下がった導電性ダイボンドペ
ースト(15aまたは15b)が光を散乱しやすく反射
しにくいことから、戻り光を反射して半導体レーザ装置
が不具合となることを未然に防ぐと共に、戻り光に強い
信頼性の高い半導体レーザ装置を得ることが出来る。
【0048】[第2の実施形態]本発明の第2の実施形
態に関する半導体レーザ装置を図3に、また、その製造
方法のダイボンド方法を図4(a),(b)に示す。
【0049】図3において、10は半導体レーザチッ
プ、11はステム、11aはステム11のヘッダー部、
13はサブマウント、13aはサブマウントのヘッダー
部、13bはサブマウントの端面、13cはヘッダー部
13aの角部、14は導電性ダイボンドペースト、16
は主出射側発光点、17はモニター側発光点、18は主
出射側発光点とモニター側発光点とを結ぶ半導体レーザ
装置の発光光軸である。サブマウント13は、Si系ウ
エハーまたはAlNやSiC等のセラミック系で形成さ
れ、必要に応じて電極パターンやフォトダイオードが形
成されている。サブマウント13は、ステム11上の所
定位置にペーストやロウ材等の接着材で接着固定されて
いる。
【0050】また、サブマウント13の一端のヘッダー
部13aに、面取り加工部またはコーナー曲面加工部を
配設してもよい。
【0051】図4(a),(b)は、図3の半導体レー
ザ装置のダイボンド方法を示す。図4(a)において、
サブマウント13は、ステム11の上の所定のボンディ
ング位置にペースト、蝋材等の接着材で接着固定されて
いる。ここで、13cはサブマウント13の一端のヘッ
ダー部13aの角部を指し、19bはディスペンサのシ
リンジニードル針先19の外周の最外部を指す。図4
(a)に示されているように、ディスペンサのシリンジ
ニードル針先19の一部19aは、サブマウント13の
ヘッダー部13aの所定位置よりも迫り出す。すなわ
ち、シリンジニードル針先19の最外部19bは、角部
13Cよりも外側に配置される。
【0052】図4(a)に示すように、ディスペンサに
よってディスペンサのシリンジニードル針先19の先端
部に、一定微量の導電性ダイボンドペースト14aを射
出し、シリンジニードル針先19を下方向20Aに下降
させる。そして、図示しないが、サブマウント13のヘ
ッダー部13aの所定位置に、導電性ダイボンドペース
ト14aを付着させる。
【0053】図4(b)に示すように、次に、シリンジ
ニードル針先19を上方向20Bに上昇させると、サブ
マウント13のヘッダー部13a上には、ダイボンド用
の導電性ダイボンドペースト14cが塗布され、サブマ
ウント13の端面13bには、流れ落ちた導電性ダイボ
ンドペースト14bが付着し、シリンジニードル針先1
9には、残りの導電性ダイボンドペースト14dが付着
する。
【0054】図4(b)において、半導体レーザチップ
が配設されるヘッダー部上の所定位置は、ステム11よ
りサブマウント13の厚さ分だけ高い所にある。このた
め、図4(a)に示す導電性ダイボンドペースト14a
の一部は、サブマウントの端面13bに垂れて、導電性
ダイボンドペースト14bは薄く塗布されることにな
る。
【0055】その結果、導電性ダイボンドペースト14
cがヘッダー部13aの所定位置に塗布される領域は、
シリンジニードル針先19の大きさであるφ0.3mm
程度の円の一部が欠けた形となる。つまり、導電性ダイ
ボンドペースト14cの塗布領域は、特に、半導体レー
ザチップ10がダイボンドされる方向に、即ち、サブマ
ウント13の長手方向に、小さい領域とすることが出来
る。
【0056】このように、本発明の第2の実施形態に関
する半導体レーザ装置は、サブマウント13されたステ
ム11を用い、シリンジニードル針先19の一部をサブ
マウント13の一端からはみ出すように配置する。この
結果、実装する半導体レーザチップ10は主発光側発光
点の端面をサブマウント13の一端から約10〜60μ
m(好ましくは約10〜30μm)程度迫り出すように
配設され、導電性ダイボンドペースト14cは、半導体
レーザチップ10の大きさが約0.2mm角よりも小さ
い領域に精度良く塗布されることになる。
【0057】また、塗布された導電性ダイボンドペース
ト14aの一部がサブマウントの端面13bに流れるこ
とによって、サブマウント上の導電性ダイボンドペース
ト14cの厚みを約0.05mmよりも薄くすることが
出来る。すなわち、導電性ダイボンドペースト14cの
厚みは、およそ10〜30μm厚程度であり、半導体レ
ーザチップ10の発光点高さの平均値約0.05mmよ
りも薄い値とすることが出来る。
【0058】サブマウントの端面13bに垂れて流れた
導電性ダイボンドペースト14bは、ダイボンドに不要
なものであり、また、ステム11と互いに同電位で設計
してあればステム11と接触しても何ら問題を起さな
い。
【0059】導電性ダイボンドペースト14は、例え
ば、銀のフィラーを熱硬化型エポキシ樹脂に混ぜたもの
(銀ペースト)である。銀のフィラーとしては、針状結
晶系のものやフレーク状のものがある。また、グラファ
イト粉末や炭素を含む高分子材料を熱処理して得られる
高熱導電性グラファイト粉末を単独で、または、銀フィ
ラー等と共に、エポキシ樹脂等の樹脂に混合して、導電
性ダイボンドペーストを得ることもできる。
【0060】このようにして、図3に示すように、半導
体レーザチップ10の主発光側発光点の端面が約10〜
60μm(好ましくは約10〜30μm)程度迫り出す
ようにして、実装する半導体レーザチップ10をサブマ
ウント13上に配設する。すると、導電性ダイボンドペ
ースト14は、半導体レーザチップ10の主出射側発光
点16、及びモニター側発光点17より高くに盛り上が
らない状態が得られる。
【0061】その結果、本発明は、導電性ダイボンドペ
ースト14が半導体レーザチップ10の端面及び側面に
盛り上がることなく、主出射側発光点16およびモニタ
ー側発光点17を塞いでしまう不具合が発生しない。こ
のため、信頼性の高い半導体レーザチップのダイボンド
方法、および信頼性の高い半導体レーザ装置を得ること
が出来る。
【0062】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
の形態に関する光ピックアップを図5に示す。本発明の
光ピックアップは、本発明の半導体レーザ装置を用い、
少なくとも、本発明の半導体レーザ装置と、回折格子
と、光検出器とを有するものである。
【0063】図5において、本発明の光ピックアップ1
00は、前記第1の実施形態または第2の実施形態で述
べた本発明の半導体レーザ装置101と、回折格子10
2と、ビームスプリッタ103と、光検出器104と、
コリメータレンズ(集光レンズ)105とアクチエータ
付き対物レンズ106とから構成される。
【0064】半導体レーザ装置101の半導体レーザチ
ップ107の主出射側発光点108から出射されたレー
ザー光109は、回折格子102により、3ビーム光、
即ち、0次光L0(メインビーム)、+1次光L1(サ
イドビーム)と、−1次光L2(サイドビーム)とに分
けられる。この3ビーム光L0,L1,L2は、ビーム
スプリッタ103と集光レンズ105と対物レンズ10
6を通過して、光ディスク等の記録媒体110に入射す
る。
【0065】記録媒体110の表面で反射した0次光L
0の光(以下、戻り光と称する)は、対物レンズ106
と集光レンズ105を通過し、ビームスプリッタ103
で反射され、次に、情報信号を含む戻り光は光検出器1
04に入射して、電気信号に変換される。また、ビーム
スプリッタ103を通過した戻り光は、回折格子102
で再度分けられ、0次戻り光R0(メイン戻り光)、+
1次戻り光R1(サイド戻り光)、−1次戻り光R2
(サイド戻り光)に分けられる。
【0066】0次戻り光R0は、半導体レーザチップの
主発光側発光点108近傍に戻ってくる。半導体レーザ
チップの主発光側発光点の端面の反射率は、通常約32
%か、またはそれ以下なので、光検出器104から得ら
れる3ビーム方式のトラッキング信号に悪影響を与え無
いことが知られている。
【0067】また、+1次戻り光R1は半導体レーザチ
ップ107の半導体レーザチップの主発光側発光点の端
面の外に回折されるので、詳しく言えば、およそ70μ
m〜120μm程度の外側へ回折されるので、そこに
は、半導体レーザチップの主発光側の端面は無く、再反
射して、光検出器104に悪影響を与えることは無い。
【0068】一方、−1次戻り光R2は、ステムの一端
のヘッダー部112(またはステム上に配設されたサブ
マウントの一端のヘッダー部)側に回折されるので、光
検出器104に悪影響を与える要因となることが知られ
ている。しかし、本発明の半導体レーザ装置における半
導体レーザチップ107の接着面近傍及びステムのヘッ
ダー部の近傍には、導電性ダイボンドペースト113が
配設されている。
【0069】導電性ダイボンドペースト113の表面
は、凹凸であるため、光表面反射率は9〜24%程度の
範囲にあり、その平均値は約15%程度と低い値にあ
る。
【0070】また、第1の実施形態または第2の実施形
態で述べた本発明の半導体レーザ装置は、ステムの一端
のヘッダー部またはステム上に配設されたサブマウント
の一端のヘッダー部から半導体レーザチップの主発光側
発光点の端面を約10〜60μm(好ましくは約10〜
30μm)程度迫り出すように配設され、且つ、半導体
レーザチップを導電性ダイボンドペーストを接着剤とし
てダイボンドされているため、−1次戻り光R2の反射
による迷光の発生を抑制することができる。
【0071】従って、導電性ダイボンドペースト113
で反射された戻り光は、光学系で反射されて光検出器1
04へ迷光として入射したとしても、誤動作を生じる程
の大きさではない。
【0072】このように、本発明の半導体レーザ装置を
用いることにより、半導体レーザ装置からの戻り光によ
り、トラッキング信号への影響が少ない3ビーム方式の
光ピックアップを得ることができる。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明の半導体レーザ装
置によれば、ステムの一端のヘッダー部またはステム上
に配設されたサブマウントの一端のヘッダー部から半導
体レーザチップの主発光側発光点の端面を迫り出すよう
に配設し、且つ、半導体レーザチップのダイボンドには
導電性ダイボンドペーストを接着剤として用いる構成と
している。
【0074】従って、ダイボンド時の接着剤が半導体レ
ーザチップの端面及び側面に盛り上がることがなく、主
出射側発光点およびモニター側発光点を塞いでしまう不
具合が発生せず、信頼性の高く、生産性の高い半導体レ
ーザ装置を得ることが出来る。
【0075】また、本発明の半導体レーザ装置によれ
ば、ステムまたはサブマウントの一端のヘッダー部より
迫り出すように配設された半導体レーザチップの裏面
に、導電性ダイボンドペーストが配設されてなる構成と
している。
【0076】従って、ダイボンド時の接着剤が半導体レ
ーザチップの裏面に配設されることにより、この導電性
ダイボンドペーストがステムまたはサブマウントの一端
のヘッダー部より迫り出すように配設された半導体レー
ザチップを支持し、保護する構成となるため、信頼性の
高い半導体レーザ装置を得ることが出来る。
【0077】また、本発明の半導体レーザ装置によれ
ば、ステムの一端のヘッダー部またはステム上に配設さ
れたサブマウントの一端のヘッダー部に面取り加工部ま
たはコーナー曲面加工部を配設してなる構成としてい
る。
【0078】従って、導電性ダイボンドペーストペース
トが半導体レーザチップの端面及び側面に盛り上がるこ
とがなく、主出射側発光点およびモニター側発光点を塞
いでしまう不具合が発生せず、信頼性の高い半導体レー
ザ装置を得ることが出来る。さらに、面取り加工部等に
垂れ下がった導電性ダイボンドペーストが光を反射しに
くいことから、戻り光を反射して半導体レーザ装置が不
具合となることを未然に防ぐと共に、戻り光に強い信頼
性の高い半導体レーザ装置を得ることが出来る。
【0079】また、本発明の半導体レーザ装置によれ
ば、半導体レーザチップの発光点高さを半導体レーザチ
ップのダイボンド面から約0.03mm以上高くする構
成としている。
【0080】従って、半導体レーザチップの発光点高さ
を高くとることにより、導電性ダイボンドペーストペー
ストが半導体レーザチップの端面及び側面に盛り上がる
ことがなく、主出射側発光点およびモニター側発光点を
塞いでしまう不具合が発生せず、信頼性が高く、生産性
の高い半導体レーザ装置を得ることが出来る。
【0081】また、本発明の半導体レーザ装置を用いた
光ピックアップでは、本発明の半導体レーザ装置を用
い、少なくとも、半導体レーザ装置と、回折格子と、光
検出器とを有する構成としている。
【0082】従って、本発明の半導体レーザ装置を用い
ることにより、半導体レーザ装置からの戻り光による影
響が少ない光ピックアップを得ることができる。
【0083】さらに、本発明の半導体レーザ装置の製造
方法によれば、導電性ダイボンドペーストがディスペン
サのシリンジニードル先端より射出され塗布されるに際
し、シリンジニードル先端の一部が、ステムの一端のヘ
ッダー部またはステム上に配設されたサブマウントの一
端のヘッダー部より迫り出す位置関係に配設してなる構
成としている。
【0084】従って、ダイボンド時の接着剤が半導体レ
ーザチップの端面及び側面に盛り上がることがなく、主
出射側発光点およびモニター側発光点を塞いでしまう不
具合が発生せず、信頼性の高い半導体レーザ装置の製造
方法を得ることが出来る。
【0085】さらに、導電性ダイボンドペーストを半導
体レーザチップのダイボンドの接着剤として用いること
により、金属ロウ材等に比べてより安価であり、且つ、
導電性ダイボンドペーストの加熱、硬化はダイボンドし
た後でよく、ダイボンドした場所または装置での加熱、
冷却をする必要がないため、ダイボンド工程の時間短
縮、及びボンディング場所(装置)の占有時間の短縮が
出来る。その結果、安価で信頼性が高く、生産性の高い
半導体レーザ装置およびその製造方法を得ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に関する半導体レー
ザ装置の説明図であり、(a)はヘッダー部の端部に面
取り加工部が配設された場合の図であり、(b)はヘッ
ダー部の端部にコーナー曲面加工部が配設された場合の
図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態に関する半導体レー
ザ装置の製造方法におけるダイボンド工程の説明図であ
り、(a)はダイボンド工程の第1の段階の説明図であ
り、(b)はダイボンド工程の第2の段階の説明図であ
り、(c)はダイボンド工程の第3の段階の説明図であ
る。
【図3】 本発明の第2の実施形態に関する半導体レー
ザ装置の説明図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態に関する半導体レー
ザ装置の製造方法におけるダイボンド工程の説明図であ
り、(a)はダイボンド工程の第1の段階の説明図であ
り、(b)はダイボンド工程の第2の段階の説明図であ
る。
【図5】 本発明の第3の実施の形態に関する光ピック
アップの説明図である。
【図6】 従来例の半導体レーザ装置の説明図である。
【図7】 従来例の半導体レーザ装置の説明図である。
【図8】 従来例の半導体レーザ装置の説明図である。
【図9】 従来例の半導体レーザ装置の説明図である。
【図10】 従来例の半導体レーザ装置の製造方法の説
明図であり、(a)及び(b)は従来例の半導体レーザ
装置の製造方法のダイボンド工程の説明図である。
【符号の説明】
10...半導体レーザチップ、 11...ステム、 11a...ステムのヘッダー部、 11b...ヘッダー部11aの面取り加工部の角、 12...ステムの一端のヘッダー部に配設されているヘ
ッダー部の加工部、 12a...ステムの一端のヘッダー部に配設されている
面取り加工部、 12b...ステムの一端のヘッダー部に配設されている
コーナー曲面加工部、 13...サブマウント、 13a...サブマウントのヘッダー部、 13b...サブマウントの端面、 13c...サブマウント13の一端のヘッダー部13a
の角、 14...導電性ダイボンドペースト、 14a...シリンジニードル針先の最初の導電性ダイボ
ンドペースト、 14b...面取り加工部12またはサブマウントの端面
13bに流れた導電性ダイボンドペースト、 14c...ダイボンドするための導電性ダイボンドペー
スト、 14d...シリンジニードル針先に残った導電性ダイボ
ンドペースト、 15a...面取り加工部に流れた導電性ダイボンドペー
スト、 15b...コーナー曲面加工部12bに流れた導電性ダ
イボンドペースト、 16...主出射側発光点、 17...モニター側発光点、 18...主出射側発光点とモニター側発光点とを結ぶ半
導体レーザ装置の発光光軸、 19...ディスペンサのシリンジニードル針先、 19a...ディスペンサのシリンジニードル針先19の
一部(迫り出し部)、 19b...ディスペンサのシリンジニードル針先19の
外周の最外部、 20A...シリンジニードル針先の下降方向、 20B...シリンジニードル針先の上昇方向、 100...光ピックアップ、 101...半導体レーザ装置、 102...回折格子、 103...ビームスプリッタ、 104...光検出器、 105...コリメータレンズ(集光レンズ)、 106...対物レンズ、 107...半導体レーザチップ、 108...半導体レーザチップの主出射側発光点、 109...半導体レーザ装置から出射されたレーザー
光、 110...光ディスク等の記録媒体、 111...半導体レーザチップの主発光側発光点の端
面、 112...ステムの一端のヘッダー部、 113...導電性ダイボンドペースト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀口 武 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5D119 AA20 AA38 EA02 FA05 FA17 FA35 JA22 NA04 5F073 AB21 AB25 AB27 BA05 FA13 FA15 FA16 FA22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステムの一端のヘッダー部またはステム
    上に配設されたサブマウントの一端のヘッダー部から半
    導体レーザチップの主発光側発光点の端面を迫り出すよ
    うに配設し、且つ、 該半導体レーザチップのダイボンドには導電性ダイボン
    ドペーストを接着剤として用いることを特徴とする半導
    体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体レーザ装置におい
    て、 前記ステムまたは前記サブマウントの一端のヘッダー部
    より迫り出すように配設された前記半導体レーザチップ
    の裏面に、前記導電性ダイボンドペーストが配設されて
    なることを特徴とする半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の半導体レ
    ーザ装置において、 前記ステムの前記一端のヘッダー部またはステム上に配
    設されたサブマウントの前記一端のヘッダー部に面取り
    加工部またはコーナー曲面加工部を配設してなることを
    特徴とする半導体レーザ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の半導体レーザ装置において、 前記半導体レーザチップの発光点高さを該半導体レーザ
    チップのダイボンド面から約0.03mm以上高くする
    ことを特徴とする半導体レーザ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の半導体レーザ装置を用い、少なくとも、該半導体レー
    ザ装置と、回折格子と、光検出器とを有することを特徴
    とする光ピックアップ。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の半導体レーザ装置の製造方法において、 前記導電性ダイボンドペーストがディスペンサのシリン
    ジニードル先端より射出されて塗布されるに際し、該シ
    リンジニードル先端の一部が、前記ステムの前記一端の
    ヘッダー部またはステム上に配設されたサブマウントの
    前記一端のヘッダー部より迫り出す位置関係に配設され
    てなることを特徴とする半導体レーザ装置の製造方法。
JP2000281724A 1999-12-01 2000-09-18 半導体レーザ装置及びその製造方法及びそれを用いた光ピックアップ Expired - Lifetime JP4050865B2 (ja)

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