JP2013197445A - 半導体光源、投影表示装置及び半導体光源の製造方法 - Google Patents

半導体光源、投影表示装置及び半導体光源の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光を出射する出射部を端部に備えた発光素子と、導電性ペースト層と、配線層と、基材と、が順に積層された半導体光源において、導電性ペースト層による光の出射不良を防ぐことができる半導体光源、投影表示装置及び半導体光源の製造方法を提供する。
【解決手段】配線層722は、出射部18側の端部側に設けられ第1の厚みを有する第1配線層部分724と、第1配線層部分724よりも内部に設けられ第1の厚みよりも厚い第2の厚みを有する第2配線層部分725と、を有し、少なくとも発光素子100側の導電性ペースト層400は、前記端部よりも後退した位置に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体光源、これを備えた投影表示装置及び半導体光源の製造方法に関する。
従来、IC、LSI等の半導体素子の性能を向上させるための様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1には、絶縁層の上層と下層に形成され、異なる方向に延在するように配置された2つの導電性部材を、電気的に接続する接続構造において、2つの導電性部材の接続部近傍に、少なくとも一方の導電性部材内を流れる電流の流れ方向に沿うように形成された複数のスリットを形成することが記載されている。これらのスリットにより電流の一部の経路を変えて、電流集中が起りにくい接続構造とし、エレクトロマイグレーションの発生を防止している。
一方、半導体発光素子の1つとして、スーパールミネッセントダイオード(Super Luminescent Diode、以下「SLD」ともいう)が存在する。SLDは、通常の発光ダイオード同様にインコヒーレント性を示し、かつ広帯域なスペクトル形状を示しながら、光出力特性では半導体レーザー同様に単一の素子で数百mW程度までの出力を得ることが可能な半導体発光素子である。SLDは、例えば投影表示装置の光源として用いられる。
投影表示装置に用いられる半導体光源は、SLDの導波路上のp電極と配線基板上の配線層とが銀ペースト等の導電性ペースト層で接合されている。電流は、配線基板上の配線層から導電性ペースト層を介して、SLDの導波路上のp電極に供給される。この導電性ペースト層は放熱効果があるため、導電性ペースト層を可能な限りSLDの端面に設けられた出射部付近まで配置し、放熱効果を高めるのが望ましい。
特開2001−35851号公報
しかしながら、接合時に出射部付近まで導電ペースト剤を塗布して半導体光源を製造した場合、導電性ペースト剤は流動性があるため、図20に示すように、導電性ペースト層がSLDと配線基板の間からはみ出して、出射部が配置された端面まで回り込む可能性がある。この場合、出射部が導電性ペースト層で覆われて、出射不良となる恐れがある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、光を出射する出射部を端部に備えた発光素子と、導電性ペースト層と、配線層と、基材と、が順に積層された半導体光源において、導電性ペースト層による光の出射不良を防ぐことができる半導体光源、投影表示装置及び半導体光源の製造方法を提供することを目的とする。
また、放熱効果の高い半導体光源、投影表示装置及び半導体光源の製造方法を提供することを目的とする。
また、発光素子と配線基板とを接合する際に導電性ペースト剤が発光素子の出射部側にはみ出すのを防止し、出射部を覆うのを防ぐことができる半導体光源の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]光を出射する出射部を端部に備えた発光素子と、導電性ペースト層と、配線層と、基材と、が順に積層された半導体光源であって、前記配線層は、前記端部側に設けられ第1の厚みを有する第1配線層部分と、前記第1配線層部分よりも内部に設けられ前記第1の厚みよりも厚い第2の厚みを有する第2配線層部分と、を有し、少なくとも前記発光素子側の前記導電性ペースト層は、前記端部よりも後退した位置に配置されていることを特徴とする半導体光源。
本発明によれば、前記配線層は、前記端部側に設けられ第1の厚みを有する第1配線層部分と、前記第1配線層部分よりも内部に設けられ前記第1の厚みよりも厚い第2の厚みを有する第2配線層部分と、を有し、少なくとも前記発光素子側の前記導電性ペースト層は、前記端部よりも後退した位置に配置されているため、発光素子の出射部が導電性ペースト層により被覆されることがなく、光の出射不良を防ぐことができる。また、発光素子側の導電性ペースト層を、前記端部よりも後退した位置に配置する一方、配線層側の導電性ペースト層を前記端部側まで配置することで、放熱効果を高めることができる。
[適用例2]前記第1配層線部分と前記第2配線層部分とで、段差を構成することを特徴とする適用例1に記載の半導体光源。
本発明によれば、第1配線層部分と第2配層線部分とで構成される段差と、発光素子との間に形成された空間に導電性ペースト層が充填され、発光素子側の導電性ペースト層は、前記端部よりも後退した位置に配置されるため、発光素子の出射部が導電性ペースト層により被覆されることがなく、光の出射不良を防ぐことができる。
[適用例3]前記第2配線層部分は、前記端部側に向けて厚さが薄くなる傾斜を構成することを特徴とする適用例1に記載の半導体光源。
本発明によれば、発光素子と第2配線層部分との間に形成された空間に導電性ペースト層が充填され、発光素子側の導電性ペースト層は前記端部よりも後退した位置に配置されるため、発光素子の出射部が導電性ペースト層により被覆されることがなく、光の出射不良を防ぐことができる。
[適用例4]前記配線層は、前記第1配線層部分よりも前記端部側に前記第1の厚みよりも厚い厚みを有する第3の配線層部分を有し、前記配1配線層部分と前記第2配線層部分と前記第3配線層部分とで凹部を構成することを特徴とする適用例1に記載の半導体光源。
本発明によれば、配線層の凹部と発光素子との間の空間に導電性ペースト層が配置され、発光素子側の導電性ペースト層は前記端部よりも後退した位置に配置されるため、発光素子の出射部が導電性ペースト層により被覆されることがなく、光の出射不良を防ぐことができる。また、凹部を出射部側とは異なる方向に貫通させた凹部とすれば、導電性ペースト剤による接合時に導電性ペースト剤は出射部側とは異なる方向に流れるため、発光素子と配線層の間から出射部側に導電性ペースト剤がはみ出すのを防止することができ、半導体光源の導電性ペースト層が出射部を覆うのを防ぐことができる。
[適用例5]適用例1から4の何れか1例に記載の半導体光源を備えた投影表示装置。
本発明によれば、放熱効果が高く、光の出射不良が生じない投影表示装置を提供することができる。
[適用例6]配線基板の主面上に第1のレジストパターンを形成する工程と、前記第1のレジストパターンによって、下部配線層形成領域に下部配線層をめっきする工程と、前記第1のレジストパターンの表面と、前記下部配線層の表面の一部と、に第2のレジストパターンを形成する工程と、前記第2のレジストパターンによって、上部配線層形成領域に上部配線層をめっきする工程と、前記第1のレジストパターン及び前記第2のレジストパターンを剥離する工程と、前記配線基板の前記上下配線層が設けられた主面と発光素子とを重ねて、導電性ペースト剤で接合する工程と、を備え、前記上部配線層は前記下部配線層の上に概ね積層して形成され、且つ、前記上部配線層形成領域は前記下部配線層形成領域よりも、前記配線基板の端部から離間していることを特徴とする半導体光源の製造方法。
本発明によれば、前記上部配線層は前記下部配線層の上に概ね積層して形成され、且つ、前記上部配線層形成領域は前記下部配線層形成領域よりも、前記配線基板の端部から離間しているため、前記配線基板の前記上下配線層が設けられた主面と発光素子とを重ねて導電性ペースト剤で接合する際に、発光素子と配線基板との間の出射部側に空間が形成され、導電性ペースト剤は前記空間の前記端部よりも後退した位置まで充填されることとなる。したがって、配線基板の前記端部と発光素子の出射部側の端部とを重ねるようにすれば、発光素子と配線基板の間から出射部側に導電性ペースト剤がはみ出すのを防止することができ、導電性ペースト剤が出射部を覆うのを防ぐことができ、光の出射不良を防ぐことができる。また、導電性ペースト剤を配線層の端部まで塗布しても導電性ペースト剤が出射部側まではみだして出射部を覆うことがないため、放熱効果を高めることができる。
[適用例7]配線基板と発光素子とが積層された半導体光源の製造方法であって、配線層が形成された配線基板と、出射部が前記配線基板内部に形成された複数の発光素子を有する発光素子基板とを、導電性ペースト剤で接合することにより、積層体を形成する工程と、前記積層体を複数の半導体光源に個片化し、前記出射部を露出させる工程とを備えたことを特徴とする半導体光源の製造方法。
本発明によれば、出射部が配線基板内部に形成された複数の発光素子を有する発光素子基板と、配線基板とを導電性ペースト剤で接合した後に個片化して、出射部を露出させるため、接合時に導電性ペースト剤が出射部に回り込んで覆うことがないため、光の出射不良を防ぐことができ、放熱効果の高い半導体光源を製造することができる。
本発明の実施形態に係る半導体光源の模式的側面図である。 配線基板の配線層が設けられている側の主面の斜視図である。 発光素子を模式的に示す図である。 図3に示す発光素子のI−I線断面図である。 同実施形態に係る半導体光源の製造方法の手順を示す図である。 変形例に係る半導体光源の模式的横断面図である。 別の変形例に係る半導体光源の模式的横断面図である。 配線層に形成される凹部の形状を説明するための半導体光源の模式的平面図である。 変形例に係る凹部の形状を説明するための半導体光源の模式的平面図である。 変形例に係る半導体光源の製造方法の説明図である。 変形例に係る半導体光源の製造方法の説明図である。 変形例に係る半導体光源の製造方法の説明図である。 変形例に係る半導体光源の製造方法の説明図である。 変形例に係る半導体光源の製造方法の説明図である。 変形例に係る半導体光源の製造方法の説明図である。 本発明の実施形態に係る半導体光源を適用した投影表示装置を模式的に示す図である。 本実施形態に係る投影表示装置の一部を模式的に示す図である。 同実施形態に係る投影表示装置の半導体光源を模式的に示す図である。 図18に示す半導体光源のII−II線断面図である。 従来における半導体光源の模式的側面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る半導体光源700の模式的側面図である。
半導体光源700は、発光素子100と配線基板720を有する。発光素子100と配線基板720とは平板形状を有しており、平面視で出射部(後述)側の端部側の外形輪郭が重なるように積層されている。発光素子100と配線基板720との間には、これらを接合する導電性ペースト層400が設けられている。
発光素子100は、例えばSLDであり、端部に光を出射する出射部(エミッター)18を備えている。
配線基板720は、基材726と配線層722とで構成されている。半導体光源700は、発光素子100、導電性ペースト層400、配線層722、基材726の順に積層された積層構造を有している。基材726の発光素子100側の主面には、発光素子100の導波路に沿って配線層722が形成されている。当該配線層722は、前記導波路に沿って前記基材726における前記出射部側の端部側まで延びている。図2は、配線基板720の配線層722が設けられている側の主面の斜視図である。配線層722は、発光素子100の出射部18側の端部側に設けられ第1の厚みを有する第1配線層部分724と、第1配線層部分724よりも配線基板720の内部に設けられ第1の厚みよりも厚い第2の厚みを有する第2配線層部分725とで構成される。この厚みの異なる第1配線層部分724と第2配線層部分725とで、段差を構成している。配線層722は、例えばCu(銅)で形成されている。配線基板720の本体部分は、例えばシリコーンで形成されている。
導電性ペースト層400は、配線基板720の配線層722と発光素子100との間に配置され、配線基板720の配線層722と発光素子100の電極(不図示)とを電気的及び機械的に接続する。発光素子100側の導電性ペースト層400は、出射部18側の端部よりも後退した位置に配置されている。この導電性ペースト層400は、例えば銀ペーストで形成されている。銀ペーストは固化させる前のペースト剤の状態では流動性を有するため、接合時に配線基板720と発光素子100との間から導電性ペースト剤がはみ出す可能性がある。しかしながら、本実施形態では、配線層722の出射部18側の端部領域に第2配線層部分725の厚みよりも厚みが薄い第1配線層部分724を設けているため、配線基板720の配線層722が形成された主面と発光素子100とを重ね合わせた際に、出射部18側の端部側の配線基板720と発光素子100との間に空間が形成される。したがって、配線基板720の配線層722が設けられている主面に導電性ペースト剤を塗布して発光素子100と重ね合わせた場合、導電性ペースト剤が流れ出して前記空間に導電性ペースト剤が充填されることとなるが、発光素子100側の空間には導電性ペースト剤は出射部18側の端部よりも後退した位置までしか充填されず、導電性ペースト層400の未充填領域が形成される。したがって、導電性ペースト層400が出射部18を覆ってしまうのを防ぐことが可能となる。また、発光素子100側の導電性ペースト層400を、出射部18側の端部よりも後退した位置に配置する一方、配線層722側の導電性ペースト層400を前記端部側まで配置することで、放熱効果を高めることができる。
なお、導電性ペースト層400は、銀ペーストに限らず、別の金属粉を含む接着剤で形成してもよい。また、導電性のある接合剤であればよく、例えば、導電性フィルムや半田であってもよい。
次に、発光素子100の構成について図3及び図4を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る発光素子100を模式的に示す図である。図4は、図3に示す発光素子100のI−I断面図である。これらの図に示すように、発光素子100は、積層体120と、第1電極112と、第2電極114と、を備えている。積層体120は、基板102と、第1クラッド層104と、活性層106と、第2クラッド層108と、コンタクト層110と、絶縁層116と、を備えている。
例えばp型の第2クラッド層108、不純物がドーピングされていない活性層106、及びn型の第1クラッド層104により、pinダイオードが構成される。活性層106は、第1光導波路160と、第2光導波路162と、第3光導波路164と、出射部18(18a、18b)と、を備えている。光導波路160、162、164の電流が注入される部分は、光を発生する。発生した光は、光導波路160、162、164内を導波し、端部である出射部18a,18bから出射する。第1クラッド層104及び第2クラッド層108は、活性層106を挟んで、注入キャリア(電子及び正孔)と光を閉じ込める機能(光の漏れを抑制する機能)を有する。
第1電極112は、基板102を介して、第1クラッド層104と電気的に接続している。第1電極112は、発光素子100を駆動するための一方の電極である。第2電極114は、コンタクト層110を介して、第2クラッド層108と電気的に接続されている。第2電極114は、発光素子100を駆動するための他方の電極である。
第1電極112と第2電極114との間にpinダイオードの順バイアス電圧を印加する(電流を注入する)と、電流が注入される光導波路160、162、164において電子と正孔との再結合が起こり、発光が生じる。この生じた光を起点として、連鎖的に誘導放出が起り、光導波路160、162、164内で光の強度が増幅される。
次に、図5を参照して、半導体光源700の製造方法について説明する。
まず、基材726としてベアのシリコンウェーハを用意し、当該基材726の全面にTiW/Cu(チタンタングステン/銅)スパッタを行うことにより、TiW/Cuスパッタ膜22を形成する(工程1)。
次に、TiW/Cuスパッタ膜22の上にめっきレジスト(「第1のレジストパターン」に対応)24aをスピンコートで塗布する(工程2)。
次に、配線層722の下部を形成する領域部分(「下部配線層形成領域」に対応)のめっきレジスト24aを剥離して、TiW/Cuスパッタ膜22を露出させ、開口部を形成する(工程3)。
次に、TiW/Cuスパッタ膜22をシード層として、電解Cuめっきを行い、開口部に配線層722の下部である下部配線層722aを形成する(工程4)。
次に、形成しためっきレジスト24a及び下部配線層722aの上に、再度、めっきレジスト(「第2のレジストパターン」に対応)24bを塗布する(工程5)。
次に、配線層722の上部を形成する領域(「上部配線層形成領域」に対応)のめっきレジスト24bを剥離し、下部配線層722aを露出させ、開口部を形成する(工程6)。なお、この上部配線層形成領域は、配線層222に段差を形成するために、下部配線層形成領域よりも、基材726の一方の端部から離間させて設ける。
次に、電解Cuめっきを行い、開口部に配線層722の上部である上部配線層722bを形成する(工程7)。
次に、上段・下段のめっきレジスト24a、24bを剥離する(工程8)。これにより、下部配線層722aと上部配線層722bとが積層された、段差を有する配線層722が形成される。
次に、シード層のTiW/Cuスパッタ膜22をエッチングで除去する(工程9)。
必要であれば、ワイヤボンディング等を行い易くするために、Ni/Pd/Auめっき等で、配線層722の表面をコーティングする(工程10)。
これにより、配線基板720が完成する。
その後、図示していないが、配線基板720の配線層722が形成された主面に導電性ペースト剤を塗布し、配線基板720の当該主面と発光素子100とを、配線層722の厚さの薄い第1配線層部分724が発光素子100の出射部18寄りに配置されるように重ねる。重ね合わせた際に、配線基板720と発光素子100との間には空間が形成されるため、導電性ペースト剤を配線層722の出射部18側の端部まで塗布しても、導電性ペースト剤は発光素子100側では出射部18側の端部まで充填されず、当該端部よりも後退した位置に配置されることとなる。
導電性ペースト剤を固化することにより、図1に示す、発光素子100と、導電性ペースト層400と、配線層722と、基材726と、が順に積層された半導体光源700が完成する。
このようにして製造された半導体光源700においては、発光素子100側の導電性ペースト層400は、出射部18側の端部よりも後退した位置に配置され、発光素子100と配線基板720との間の出射部18側端部に導電性ペースト層400の未充填領域が形成されることとなるため、発光素子100の出射部18が導電性ペースト層400により被覆されることがなく、光の出射不良を防ぐことができる。
なお、上述した実施形態では、配線層722に段差を形成するとして説明したが、段差に限らず、配線層722の出射部18側の端部側に膜厚が他の部分よりも薄い部分を形成することで、配線基板720の配線層722が設けられた側の主面に導電性ペースト剤を塗布して、当該配線基板720と発光素子100とを重ね合わせた場合に、少なくとも発光素子100側では導電性ペースト剤が出射部18側の端部よりも後退した位置まで充填され、出射部18側に導電性ペースト層400がはみださないようになっていればよい。
図6は、変形例に係る半導体光源700の模式的横断面図である。図6に示すように、例えば、出射部18側の端部に向けて薄くなる傾斜728が第1配線層部分724に形成されていてもよい。このような傾斜728を形成するには、上述した工程10において、配線層722の段差にNi/Pd/Auめっきを厚めにつけることで、段差を緩やかにすればよい。
図7は、別の変形例に係る半導体光源700の模式的横断面図である。図7に示すように、第1配線層部分724よりも出射部18側の端部側に、第1配線層部分724の第1の厚みよりも厚い第3の厚みを有する第3の配線層部分727を形成し、第1配線層部分724と第2配線層部分725と第3配線層部分727とで凹部729を構成するようにしてもよい。なお、第3の厚みは、第1の厚みと同じでも、第1の厚みより薄くてもよい。このような凹部729は、上述した工程6において、上部配線層形成領域を、下部配線層722a上の、凹部を形成する領域を除いた部分に設けることで形成することができる。なお、凹部729は、段差または傾斜面のいずれか又は両方を組み合わせて形成しても良い。また、第3の配線層部分727には、出射部18側の端部に向けて薄くなる傾斜が設けられていてもよい。
図8は、凹部729の形状を説明するための半導体光源700の模式的平面図である。図8に示すように、出射部18が設けられている位置を前方として、左右方向に延びる凹部729を設けた場合、配線基板720に導電性ペースト剤を塗布して配線基板720と発光素子100とを重ねると、出射部18近辺の導電性ペースト剤は矢印Xで示す左右方向に排出されるため、出射部18側にはみだすことはない。
図9は、変形例に係る凹部729aの形状を説明するための半導体光源700の模式的平面図である。図9に示すように、前方中央部から斜め後ろ方向に延びる凹部729aを設けた場合、配線基板720に導電性ペースト剤を塗布して配線基板720と発光素子100とを重ねると、出射部18近辺の導電性ペースト剤は斜め後ろ方向に排出されるため、出射部18側にはみだすことはない。
なお、凹部の平面形状は、図8及び図9に示すような左右に延びるものに限らず、任意の形状とすることができ、例えば、半円球状であっても、円錐台形状であってもよい。
次に、発光素子100の出射部18側に導電性ペースト層400が回り込むのを防止することを可能とする半導体光源700の製造方法の変形例について説明する。
まず、図10に示すような配線層722とシリコーン系接着剤721とがパターニングされた状態の2つの配線基板720を、酸素プラズマが発生しているチャンバ内にいれて活性化する。
次に、2つの発光素子100の外形が形成された発光素子基板200を用意する。図11は発光素子基板200の模式的断面図、図12は発光素子基板200の模式的平面図である。当該発光素子基板200に形成された2つの発光素子100の出射部18は、発光素子基板200の中央内部に向かい合わせに配置されている。この発光素子基板200上に、導電性ペースト剤を用いて導電性ペースト層400をパターニングする。
次に、図13に示すように、発光素子基板200の第2電極114が設けられた主面と、配線基板720の配線層722が設けられた主面とを向かい合わせて、発光素子基板200に形成された2つの発光素子100の外形上に2つの配線基板720それぞれをマウントした後、導電性ペースト層400を熱硬化させて、積層体を形成する。
図14は、積層体を発光素子100側から見た模式的平面図である。図14に示すように、ハンドブレイク等の方法で発光素子基板200を2つの発光素子100に切断して、2つの半導体光源700に個片化する。
図15は、上記のように個片化された半導体光源700を切断面から見た図である。この図に示すように、発光素子100の切断面に出射部18が露出している。すなわち、この製造方法では、発光素子基板200を2つの発光素子100に個片化した時点で出射部18が露出することとなるため、発光素子100の出射部18に導電性ペースト層400が回り込んで被覆するのを防止しつつ、配線基板720に発光素子100を実装することができる。なお、発光素子基板200に形成する発光素子100の数は、2つに限らず、3つ以上であってもよい。
(投影表示装置の構成)
図16は、上述した実施形態に係る半導体光源700を適用した投影表示装置800を模式的に示す図である。図16では、投影表示装置800を構成する筐体を省略し、さらに光源を簡略化して図示している。図17は、投影表示装置800の一部を模式的に示す図である。
投影表示装置800は、3つの半導体光源700a(700R、700G、700B)を備えている。半導体光源700Rは赤色光を出射し、半導体光源700Gは緑色光を出射し、半導体光源700Bは青色光を出射する。
図18は、投影表示装置800の半導体光源700aを模式的に示す図である。図19は、図18のII−II線断面図である。
半導体光源700aは、図18及び図19に示すように、発光素子100と、ベース710と、配線基板720と、を有する。2つの発光素子100と配線基板720とで、構造体730を構成している。
半導体光源700aには、構造体730が複数設けられている。構造体730は、発光素子100の出射部18(18a,18b)の配列方向(図18に示すX軸方向)と直交する方向(Y軸方向)に配列されている。X軸方向の出射部18の間隔と、Y軸方向の出射部の間隔18と、が同じになるように配列することで、発光素子100から出射される光を容易にレンズアレイ802に入射させることができる。
図18及び図19に示す例では、2つの発光素子100は、配線基板720を介して第2電極114同士が対向するように配置されている。配線基板720における第2電極114と接する面に形成された配線層(不図示)が、各第2電極114の各々に、個別に電圧を供給する。
ベース710は構造体730を支持している。図19に示す例では、ベース710は、複数の発光素子100の第1電極112と接続されている。これにより、ベース710は、複数の第1電極112の共通電極として機能する。
図16及び図17に示すように、投影表示装置800は、さらに、レンズアレイ802(802R、802G、802B)と、透過型の液晶ライトバルブ(光変調装置)804(804R、804G、804B)と、クロスダイクロイックプリズム806と、投射レンズ(投射装置)808と、を備えている。
半導体光源700R、700G、700Bから出射された光は、各レンズアレイ802R、802G、802Bに入射する。図17に示すように、レンズアレイ802は、半導体光源700a側に、出射部18a、18bから出射される光20、22が入射する平坦面801を有する。平坦面801は、複数の出射部18a、18bに対応して複数設けられ、等間隔で配置されている。また、平坦面の法線は、光20、22の光軸に対して傾斜している。したがって、平坦面801によって、光20、22の光軸を、液晶ライトバルブ804の照射面805に対して、直交させることができる。
レンズアレイ802は、液晶ライトバルブ804側に凸曲面803を有する。凸曲面803は、複数の平坦面801に対応して複数設けられ、等間隔で配置されている。平坦面801において光軸が変換された光20、22は、凸曲面803によって集光される。
各レンズアレイ802R、802G、802Bによって集光された光は、図16に示すように、各液晶ライトバルブ804R、804G、804Bに入射する。各液晶ライトバルブ804R、804G、804Bは、入射した光をそれぞれ画像情報に応じて変調する。クロスダイクロイックプリズム806は誘電体多層膜によって、液晶ライトバルブ804R、804G、804Bから出射された3つの色光を合成し、カラー画像を示す光を形成する。投射レンズ808は、このようにして形成された像を拡大して、スクリーン810に表示する。
以上説明したように、配線基板720に配置された配線層722は、出射部18側の端部側に設けられ第1の厚みを有する第1配線層部分724と、第1配線層部分724よりも内部に設けられ第1の厚みよりも厚い第2の厚みを有する第2配線層部分725と、を有し、少なくとも発光素子100側の導電性ペースト層400は、前記端部よりも後退した位置に配置されているため、発光素子100の出射部18が導電性ペースト層400により被覆されることがなく、光の出射不良を防ぐことができる。
また、半導体光源700の製造時には、発光素子100と配線基板720とを重ね合わせた場合に、発光素子100と配線基板720との間の出射部18側の端部側に空間が形成されるため、配線基板720の配線層722が形成された主面に導電性ペースト剤を塗布して、配線基板720の当該主面と発光素子100とを導電性ペースト剤で接合する場合に、発光素子100側の前記空間では、導電性ペースト剤は出射部18側の端部よりも後退した位置まで充填され、導電性ペースト剤の未充填領域ができるため、発光素子100と配線基板720の間から出射部18側に導電性ペースト剤がはみ出すのを防止することができる。したがって、完成した半導体光源700の導電性ペースト層400が出射部18を覆うのを防止することができ、光の出射不良を防ぐことができる。また、導電性ペースト剤を配線層722の出射部18側の端部まで塗布したとしても、出射部18側に導電性ペースト剤がはみ出すのを防止することができるため、配線層722側では、導電性ペースト層400を配線層722の出射部18側の端部まで配置することができ、導電性ペースト層400による放熱効果を高めることができる。
100………発光素子、112………第1電極、114………第2電極、160………第1光導波路、162………第2光導波路、164………第3光導波路、18(18a,18b)………出射部、200………発光素子基板、400………導電性ペースト層、700、700a、700B、700G、700R………半導体光源、720………配線基板、721………シリコーン系接着剤、722………配線層、722a………、722b………、724………第1配線層部分、725………第2配線層部分、726………基材、727………第3の配線層部分、728………傾斜、729………凹部、800………投影表示装置。

Claims (7)

  1. 光を出射する出射部を端部に備えた発光素子と、導電性ペースト層と、配線層と、基材と、が順に積層された半導体光源であって、
    前記配線層は、前記端部側に設けられ第1の厚みを有する第1配線層部分と、前記第1配線層部分よりも内部に設けられ前記第1の厚みよりも厚い第2の厚みを有する第2配線層部分と、を有し、
    少なくとも前記発光素子側の前記導電性ペースト層は、前記端部よりも後退した位置に配置されていることを特徴とする半導体光源。
  2. 前記第1配線層部分と前記第2配線層部分とで、段差を構成することを特徴とする請求項1に記載の半導体光源。
  3. 前記第2配線層部分は、前記端部側に向けて厚さが薄くなる傾斜を構成することを特徴とする請求項1に記載の半導体光源。
  4. 前記配線層は、前記第1配線層部分よりも前記端部側に前記第1の厚みよりも厚い第3の厚みを有する第3の配線層部分を有し、前記配1配線層部分と前記第2配線層部分と前記第3配線層部分とで凹部を構成することを特徴とする請求項1に記載の半導体光源。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の半導体光源を備えた投影表示装置。
  6. 配線基板の主面上に第1のレジストパターンを形成する工程と、
    前記第1のレジストパターンによって、下部配線層形成領域に下部配線層をめっきする工程と、
    前記第1のレジストパターンの表面と、前記下部配線層の表面の一部と、に第2のレジストパターンを形成する工程と、
    前記第2のレジストパターンによって、上部配線層形成領域に上部配線層をめっきする工程と、
    前記第1のレジストパターン及び前記第2のレジストパターンを剥離する工程と、
    前記配線基板の前記上下配線層が設けられた主面と発光素子とを重ねて、導電性ペースト剤で接合する工程と、を備え、
    前記上部配線層は前記下部配線層の上に概ね積層して形成され、且つ、前記上部配線層形成領域は前記下部配線層形成領域よりも、前記配線基板の端部から離間していることを特徴とする半導体光源の製造方法。
  7. 配線基板と発光素子とが積層された半導体光源の製造方法であって、
    配線層が形成された配線基板と、出射部が前記配線基板内部に形成された複数の発光素子を有する発光素子基板とを、導電ペースト剤で接合することにより、積層体を形成する工程と、
    前記積層体を複数の半導体光源に個片化し、前記出射部を露出させる工程と
    を備えたことを特徴とする半導体光源の製造方法。
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