JP2002314185A - 半導体レーザ装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体レーザ装置及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッダー部におけるサイドビームの反射が光ピ
ックアップの諸特性に悪影響を及ぼすといったことのな
い、しかも生産性に優れた半導体レーザ装置及びその製
造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】レーザビームLを出射するレーザチップ4
が載置されたヘッダー部3の先端面32であって、反射
±1次ビームより生じ光学系を経て帰還する2つのサイ
ドビームL S1,L S2のうちヘッダー部3に向かって帰還
するサイドビームL S2が入射してくるサイドビーム入射
領域35に、該サイドビームL S2を光学系外に向けて反
射する反射体7を取り付た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザ装置
及びその製造方法に関し、さらに詳しくは、1つのレー
ザビームを光学系で0次ビームと±1次ビームの3つの
ビームに分けて光学式記録媒体に向け照射し、該媒体か
ら反射される反射0次ビーム及び反射±1次ビームより
該媒体に記録された情報の検出や該検出時のトラッキン
グエラー情報の検出等を行う3ビーム方式の光ピックア
ップに用いられる半導体レーザ装置及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】まず、一般的な光ピックアップの構成に
ついて、その概略図である図5を参照して説明する。
【0003】光ピックアップは、半導体レーザ装置A
と、この半導体レーザ装置Aから出射されるレーザビー
ムを制御する、例えば回折格子B、ビームスプリッター
C及び対物レンズDから構成される光学系Eと、この光
学系Eの側方に配置され、光学式記録媒体Gから反射さ
れるビームより各種情報を検出する、例えば信号検出用
フォトダイオードからなる光検出器Fとを備えている。
【0004】このようになる光ピックアップでは、半導
体レーザ装置AのレーザチップからレーザビームLが出
射され、レーザビームLは回折格子Bに入射し、ここで
0次ビームL0と±1次ビームL +1,L -1の3つのビーム
に分けられる。これら3つのビームL0,L +1,L -1は、
ビームスプリッターCを透過して対物レンズDに入射
し、ここで集束されて光学式記録媒体Gの記録面Hに照
射される。このようにして光学式記録媒体Gの記録面H
に照射された3つのビームL0,L +1,L -1は、記録面H
で反射され、再び対物レンズDを経てビームスプリッタ
ーCに入射する。ビームスプリッターCに入射したそれ
らの反射光は、そのすべてがビームスプリッターCで反
射されて側方の光検出器Fに入射するわけではなく、一
部がビームスプリッターCを透過して半導体レーザ装置
Aに帰還する。
【0005】次にその状況を、従来の半導体レーザ装置
を示す図6を参照して説明する。
【0006】半導体レーザ装置Aに帰還してくるビーム
は、前記0次ビームL0の反射光より生じるメインビーム
L m と、前記±1次ビームL +1,L -1の各反射光より生
じるサイドビームL s1,Ls2の3つである。これらのビー
ムL m ,L s1,Ls2が半導体レーザ装置Aで反射し、再び
光学系Eに戻ると、また回折格子Bで回折されて光学式
記録媒体Gに達し、本来のビームとともに光検出器Fに
入射して、これらビーム間で干渉を起こしてしまう。こ
のようなことが起きると、光ピックアップの信号検出特
性や、サーボ特性が著しく低下するといった問題が生じ
る。
【0007】そこで、そのような問題を解決するため、
従来、レーザチップJの出射端面Kに入射するメインビ
ームL m については、ここでの反射を抑えるために、レ
ーザチップJに出射端面Kの反射率が低いものを用いた
り、出射端面Kに無反射コーティングを施したりしてい
た。また、2つのサイドビームL s1,Ls2のうち、ヘッダ
ー部Mに向かって帰還するサイドビームL s2について
は、その反射光L r が光学系Eに再入射しないように、
ヘッダー部Mの先端面Nにおけるサイドビームが入射す
る部分に傾斜面Pを設けていた(特許第2565185
号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術にあっては、ヘッダー部Mの先端面Nに傾斜面を
直接形成していたため、量産が極めて困難であり、生産
性において致命的な問題があった。以下、その問題につ
いて図7を参照して詳述する。
【0009】通常、ヘッダー部MはステムQ上にプレス
成形により形成される。すなわち、ヘッダー部Mは、フ
ープ( 細長い薄板) 状の鉄材Rを金型Sでプレスするこ
とで成形されるが、もともと平板である鉄材Rにヘッダ
ー部Mとなる突起部を形成するのであるから、金型Sに
は非常に強い圧力をかけなければならず、特に、ヘッダ
ー部Mの先端面Nを平坦に保つために先端面に対向する
部分Tには最も大きな力がかかることになる。ここで、
ヘッダー部Mの先端面Nに上記の傾斜面Pを形成すると
なると、金型Sにもその傾斜面Pに対応した突起或いは
凹部からなる傾斜面形成部を設けておく必要がある。し
かし、この傾斜面形成部は、上記したように最大圧力が
かかる部分にあることから、容易に圧壊されてしまう。
このため、生産性が極めて悪いものとなっていたのであ
る。そして、最悪の場合には、金型S自体の破壊に繋が
ることもあるため、上記したような傾斜面Pが直接形成
されたヘッダー部MをもつステムQを量産することは現
実的には不可能であった。
【0010】本発明は、上記従来の問題点に鑑み創案さ
れたものであって、ヘッダー部におけるサイドビームの
反射が光ピックアップの諸特性に悪影響を及ぼすといっ
たことのない、しかも生産性に優れた半導体レーザ装置
及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る半導体レーザ装置は、1つのレーザビーム
を光学系で0次ビームと±1次ビームの3つのビームに
分けて光学式記録媒体に向け照射し、該媒体から反射さ
れる反射0次ビーム及び反射±1次ビームより該媒体に
記録された情報の検出や該検出時のトラッキングエラー
情報の検出等を行う3ビーム方式の光ピックアップに用
いられる半導体レーザ装置において、前記レーザビーム
を出射するレーザチップが載置されたヘッダー部の先端
面であって、前記反射±1次ビームより生じ前記光学系
を経て帰還する2つのサイドビームのうちヘッダー部に
向かって帰還するサイドビームが入射してくるサイドビ
ーム入射領域に、該サイドビームを前記光学系外に向け
て反射する反射体が取り付けられたことを特徴とするも
のである。
【0012】このような本発明によれば、ステム及びヘ
ッダー部を金型でプレス加工により成形したのち、ヘッ
ダー部の先端面に、ステムとは別体である反射体を取り
付けることになるので、従来の金型で発生していた傾斜
面形成部の圧壊や金型自体の破壊といった不具合が生じ
ず、量産が可能となる。また、サイドビームは反射体に
よって光学系外に向けて反射されるので、光ピックアッ
プの諸特性が損なわれるおそれもない。
【0013】上記の反射体は、その反射面とレーザチッ
プの出射端面における発光点との距離が50μm以上1
50μm以下となるようヘッダー部の先端面に取り付け
られているとよい。
【0014】反射体の取付位置をこのような範囲に設定
することで、この半導体レーザ装置が使用される光ピッ
クアップの特性に左右されることなくサイドビームを光
学系外に反射することができる。
【0015】反射体は、その反射面が、0次ビームより
生じ光学系を経て帰還するメインビームに対する垂直面
に対して少なくとも10度の角度を有する傾斜面とされ
ているとよく、これによって、サイドビームの光学系へ
の再入射が有効に防止できる。
【0016】反射体は、その断面形状を鋸歯状とした、
複数段の傾斜面を有するものであってもよい。このよう
な形状とすることで、反射体の、ヘッダー部の先端面か
らの突出高さを抑制することができ、反射体が後工程で
邪魔になるといったことがない。
【0017】また、反射体は、合成樹脂又は金属のいず
れの材料であってもよく、さらに接着剤によりヘッダー
部に容易に接着できる材料であればなおよい。
【0018】反射体に用いる合成樹脂として熱硬化性樹
脂を採用してもよい。この場合、反射体取付後の組立工
程、或いは外部回路との接続のための半田付け工程にお
いて加熱処理が施されても、熱硬化性樹脂であることか
ら、反射体がヘッダー部から剥離しない。
【0019】反射体に用いる金属としては、ヘッダー部
を構成する金属より硬度の低い金属でもよい。このよう
な金属としては、例えば、ヘッダー部が主に鉄から構成
されている場合は、インジウム、金、アルミニウム、銀
等が挙げられる。このような金属を用いれば、接着剤を
使用せずに反射体をヘッダー部に取り付けることができ
る。
【0020】また、本発明に係る半導体レーザ装置の製
造方法は、ヘッダー部の先端面における反射サイドビー
ム入射領域に、このヘッダー部を構成する金属よりも軟
性の金属又は硬化前の合成樹脂からなる反射体の母材を
貼り付けたのち、この母材を所定の形状を有する反射体
に成形加工するものである。
【0021】この方法によれば、量産が極めて容易にな
るだけでなく、反射体に用いる材料の量を必要最小限に
抑えることが可能となり、コストの削減も図れる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0023】<実施の形態1>本実施の形態を、図1及
び図2を参照して説明する。図1は、本発明に係る半導
体レーザ装置を、そのキャップを取り外して示す斜視
図、図2は、ヘッダー部の部分拡大概略断面図である。
【0024】この半導体レーザ装置1は、円盤状のステ
ム2と、その略中央部に突設されたヘッダー部3と、そ
の上面31に載置されたレーザチップ4とからその主要
部が構成されている。
【0025】ヘッダー部3は、金型を用いて鉄材をプレ
ス加工することによりステム2と一体成形されている。
このヘッダー部3の上面31と先端面32とは、図2に
示すように、直角をなす平坦面に成形されている。なお
図示例では、両側面33,33は傾斜面、下面34は湾
曲面にそれぞれ成形されているが、これらの面はこれに
限定されない。
【0026】レーザチップ4は、従来のレーザチップが
採用されるが、その出射端面41の反射率が低いもの、
又は出射端面41に無反射コーティングが施されたもの
が、メインビームL m の反射を抑えるうえで好ましい。
このレーザチップ4は、その出射端面41がヘッダー部
3の先端面32と面一となるようヘッダー部3の上面3
1に、例えばロウ材や銀ペースト等のダイボンド材料に
より固定されており、ステム2からヘッダー部3の両側
に突設された一対のリード51,52のうち一方のリー
ド51と金線6で結線されている。
【0027】ヘッダー部3の先端面32には、反射体7
が取り付けられている。この反射体7は、図2に示すよ
うに、反射±1次ビームより生じ光学系を経て帰還する
2つのサイドビームL s1,Ls2のうちヘッダー部3に向か
って帰還するサイドビームL s2を光学系外に向けて反射L
r するためのものである。したがって、反射体7は、
ヘッダー部3の先端面32における、サイドビームL s2
が入射してくるサイドビーム入射領域35に取り付けら
れている。
【0028】反射体7は、本実施の形態では三角柱状に
成形されており、ヘッダー部3の上記した位置に接着剤
を用いて貼り付けられている。この反射体7の材料とし
ては、接着剤でヘッダー部3に貼り付けることのできる
ものであれば、金属であっても合成樹脂であってもよ
い。
【0029】また、反射体7は、その反射面71の上端
縁711がレーザチップ4の出射端面41における発光
点42から50μm(図中aで示す)のところに位置
し、下端縁712が発光点42から150μm(図中b
で示す)のところに位置するような大きさとされてい
る。つまり、反射体7の反射面71とレーザチップ4の
発光点42との距離が50μm以上150μm以下とな
るようヘッダー部3の先端面32に取り付けられてい
る。
【0030】さらに、反射体7の反射面71の傾斜角、
つまり、0次ビームより生じ光学系を経て帰還するメイ
ンビームL m に対する垂直面に対する角度(図中θで示
す)が、少なくとも10度に設定されている。これによ
って、サイドビームL s2の光学系への再入射が有効に防
止できる。
【0031】なお、反射体7のヘッダー部3への取付
は、レーザチップ4のヘッダー部3への取付の前であっ
ても後であってもかまわない。
【0032】以上のようになる半導体レーザ装置1は、
図示しないキャップが装着され、気密封止され、光ピッ
クアップに供される。
【0033】なお、反射体7に用いる合成樹脂としては
熱硬化性樹脂を採用してもよい。この場合、熱硬化性樹
脂をヘッダー部3の先端面32にポッティングし、山盛
り状に硬化させ、これによって形成される傾斜面を反射
面71とする。このように、反射体7に熱硬化性樹脂を
用いた場合は、反射体7取付後の組立工程、或いは外部
回路との接続のための半田付け工程において加熱処理が
施されても、熱硬化性樹脂であることから、反射体7が
ヘッダー部3から剥離しない。
【0034】<実施の形態2>次に、本発明に係る半導
体レーザ装置の実施の形態2及びその製造方法につい
て、図3を参照して説明する。図3は、ヘッダー部の部
分拡大概略断面図である。なお、実施の形態1で示した
ものと同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省
略する。
【0035】この実施の形態では、反射体7に、ヘッダ
ー部3を構成する金属よりも硬度の低い金属を用いてい
る。例えば、ヘッダー部3を構成する金属が主として鉄
である場合に、反射体7の材料としてインジウムを用い
ている。なお、反射体7に用いる金属材料はインジウム
に限るものではなく、例えば金、銀、アルミニウム等で
あってもよい。また、このような金属に限らず硬化前の
合成樹脂であってもよい。
【0036】反射体7に上記したような材料を用いた場
合は、ヘッダー部3の先端面32にインジウム等の反射
体の母材を融着させ、その母材を金型で所定形状に成形
し反射体7に加工する。このような方法を採用した場合
は、実施の形態1とは異なり、反射体7の取付に接着剤
が不要となるとともに、反射体7に用いる材料の量を必
要最小限に抑えることができる。
【0037】また、上記母材を反射体7に成形加工する
に際して、反射体7の形状を、実施の形態1で例示した
ような三角柱状とするに限らず、図3に示すように、断
面形状を鋸歯状とし、複数段の傾斜面71a,71b,
71cを有するものとしてもよい。反射体7をこのよう
な形状とすることで、反射体7の、ヘッダー部3の先端
面32からの突出高さHを抑制することができ、反射体
7が後工程で邪魔になるといったことがない。
【0038】<実施の形態3>次に、本発明に係る半導
体レーザ装置の実施の形態3について、図4を参照して
説明する。図4は、ヘッダー部の部分拡大概略断面図で
ある。なお、実施の形態1で示したものと同一の部材に
は同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0039】この実施の形態では、反射体7として、金
のボール7Aを用いている。すなわち、ワイヤーボンド
装置であるボールボンダにより金線をヘッダー部3の先
端面32におけるサイドビーム入射領域35にボールボ
ンドし、金線を切断することで反射体7を形成してい
る。この場合、金線は一般にその直径が50μm程度と
細く、またボールボンダの精度でボールボンド位置を決
定することができることから、ボール7Aを精度よく形
成することができる。また、レーザチップにワイヤボン
ドを行う工程と同程度の作業時間で形成することができ
るので、反射体7のヘッダー部3への取付作業を高速化
できるといった利点がある。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヘッダー部におけるサイドビームの反射が光ピックアッ
プの諸特性に悪影響を及ぼすといったことのない、しか
も生産性に優れた半導体レーザ装置を提供することがで
きる。
【0041】すなわち、ステム及びヘッダー部を金型で
プレス加工により成形したのち、ヘッダー部の先端面
に、ステムとは別体である反射体を取り付けるものであ
るので、従来の金型で発生していた傾斜面形成部の圧壊
や金型自体の破壊といった不具合が生じず、量産が極め
て簡単に行え、生産性に優れている。また、サイドビー
ムは反射体によって光学系外に向けて反射されるので、
光ピックアップの諸特性が損なわれるおそれもない。
【0042】また、反射体の断面形状を鋸歯状とし、反
射体を複数段の傾斜面を備えたものとすれば、反射体
の、ヘッダー部の先端面からの突出高さを抑制すること
ができ、反射体が後工程で邪魔になるといったことがな
い。したがって、取扱性を向上させることができる。
【0043】また、反射体の材料として熱硬化性樹脂を
採用した場合は、反射体取付後の組立工程、或いは外部
回路との接続のための半田付け工程において加熱処理が
施されても、熱によって反射体がヘッダー部から剥離し
ない。したがって、生産性を損なうおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体レーザ装置の実施の形態1
を示し、キャップを取り外した状態の斜視図である。
【図2】実施の形態1におけるヘッダー部の部分拡大概
略断面図である。
【図3】実施の形態2におけるヘッダー部の部分拡大概
略断面図である。
【図4】実施の形態3におけるヘッダー部の部分拡大概
略断面図である。
【図5】一般的な光ピックアップの構成を示す概略図で
ある。
【図6】従来の半導体レーザ装置のヘッダー部を示す部
分拡大概略断面図である。
【図7】従来の半導体レーザ装置におけるヘッダー部の
成形方法を示す概略図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ装置 3 ヘッダー部 32 先端面 35 サイドビーム入射領域 4 レーザチップ 42 発光点 7,7A 反射体 71,71a,71b,71c 反射面 L レーザビーム E 光学系 G 光学式記録媒体 L0 0次ビーム L +1,L -1 ±1次ビーム L s1,Ls2 サイドビーム
フロントページの続き Fターム(参考) 5D118 AA06 AA22 BA01 CD03 CF16 CG04 CG33 CG44 5D119 AA20 AA38 BA01 BB01 FA05 FA30 NA04 5F073 AB27 AB29 BA04 EA26 FA17 FA21 FA27

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つのレーザビームを光学系で0次ビーム
    と±1次ビームの3つのビームに分けて光学式記録媒体
    に向け照射し、該媒体から反射される反射0次ビーム及
    び反射±1次ビームより該媒体に記録された情報の検出
    や該検出時のトラッキングエラー情報の検出等を行う3
    ビーム方式の光ピックアップに用いられる半導体レーザ
    装置において、 前記レーザビームを出射するレーザチップが載置された
    ヘッダー部の先端面であって、前記反射±1次ビームよ
    り生じ前記光学系を経て帰還する2つのサイドビームの
    うちヘッダー部に向かって帰還するサイドビームが入射
    してくるサイドビーム入射領域に、該サイドビームを前
    記光学系外に向けて反射する反射体が取り付けられたこ
    とを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】前記反射体は、その反射面と前記レーザチ
    ップの出射端面における発光点との距離が50μm以上
    150μm以下となるようヘッダー部の先端面に取り付
    けられたことを特徴とする請求項1に記載の半導体レー
    ザ装置。
  3. 【請求項3】前記反射体は、その反射面が、前記0次ビ
    ームより生じ前記光学系を経て帰還するメインビームに
    対する垂直面に対して少なくとも10度の角度を有する
    傾斜面とされたことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の半導体レーザ装置。
  4. 【請求項4】前記反射体は、その断面形状が鋸歯状とさ
    れ、複数段の傾斜面を有するものであることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかひとつに記載の半導体レー
    ザ装置。
  5. 【請求項5】前記反射体は、合成樹脂又は金属から形成
    されたものであることを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか一つに記載の半導体レーザ装置。
  6. 【請求項6】前記合成樹脂は、熱硬化性樹脂であること
    を特徴とする請求項5に記載の半導体レーザ装置。
  7. 【請求項7】前記金属は、ヘッダー部を構成する金属よ
    り硬度の低い金属であることを特徴とする請求項5に記
    載の半導体レーザ装置。
  8. 【請求項8】前記ヘッダー部の先端面における反射サイ
    ドビーム入射領域に、このヘッダー部を構成する金属よ
    りも軟性の金属又は硬化前の合成樹脂からなる反射体の
    母材を貼り付けたのち、この母材を所定の形状を有する
    反射体に成形加工し、以て請求項1に記載の半導体レー
    ザ装置を得ることを特徴とする半導体レーザ装置の製造
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7567599B2 (en) 2005-01-03 2009-07-28 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Semiconductor laser diode device with thermal conductive encapsulating resin and method for manufacturing the same

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