JP2001142459A - ドラム、減音装置および電子打楽器用ヘッド - Google Patents

ドラム、減音装置および電子打楽器用ヘッド

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JP2001142459A
JP2001142459A JP32436199A JP32436199A JP2001142459A JP 2001142459 A JP2001142459 A JP 2001142459A JP 32436199 A JP32436199 A JP 32436199A JP 32436199 A JP32436199 A JP 32436199A JP 2001142459 A JP2001142459 A JP 2001142459A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打撃時の発音量を減少させるとともに、アコ
ースティックドラムにより近い打感を付与する。 【解決手段】 胴部10に張設されるヘッド部材11の
裏面には、振動吸収部材22が配置されている。振動吸
収部材22は、胴部10に取り付けられた支持部材20
に支持プレート21を介して支持されており、これによ
りヘッド部材11の裏面と振動吸収部材22とが接する
ようになっている。また、ヘッド部材11は、複数の開
口部を有するパンチングシートである。そして、ヘッド
部材11がスティック等により打撃された場合、ヘッド
部材11の振動が振動吸収部材22により吸収されると
ともに、ヘッド部材から空気への振動の伝播が少なくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム、ドラムに
取り付け可能な減音装置、および電子打楽器用ヘッドに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、練習用のドラムなどとして、
消音機能を備えたドラムヘッドが用いられている。この
ような消音機能を備えたドラムヘッドとしては、被打撃
面を有するシート状のヘッド部材の裏面に振動吸収部材
を貼着したものがある。このドラムヘッドでは、打撃さ
れたときのヘッド部材の振動を振動吸収部材が吸収する
ことにより、発音量を減少させている。
【0003】また、消音を実現する別の方法として、ヘ
ッド部材の被打撃面を覆うミュートカバーなどを用いる
方法もある。さらに、ヘッド部材としてメッシュ状のも
のを用い、ヘッド部材から空気に対する振動の伝搬を減
少させることにより、発音量を減少させるものも開発さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した振動
吸収部材を貼着したドラムヘッドでは、ドラムヘッドと
振動吸収部材が一体となって振動し、打撃時のヘッド部
材の振動特性が振動吸収部材を持たないアコースティッ
クドラムと大きく異なってしまう。消音効果のみを期待
して使用する場合には問題はないが、打感がアコーステ
ィックドラムと大きく異なるので、練習用として好適で
あるとはいえない。
【0005】また、上述したミュートカバーを用いた場
合、打撃する部材自体が異なるため、アコースティック
ドラムとの打感の違いが大きく、練習用として好適であ
るとはいえない。さらに、メッシュ状のヘッド部材を用
いたドラムヘッドでも、消音効果は得られるものの、打
撃時には弾むような打感が得られ、通常のヘッド部材と
は打感が異なる。
【0006】そこで、シート状のヘッド部材における被
打撃面と反対側の面にスポンジ等の振動吸収部材を接触
するように配置したものが考えられている。この構成に
よれば、振動吸収部材がヘッド部材の振動を吸収するこ
とにより減音を可能とする。さらに、振動吸収部材とヘ
ッド部材とを固着せずに接触するように配置することに
より、両者が一体となって振動することを防止し、これ
によりアコースティックドラムとの打感の変化を抑制し
ている。
【0007】しかしながら、このように振動吸収部材を
設ける構成では、良好な打感が得られるものの、十分な
減音効果を得ることができない。
【0008】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
ものであり、打撃時の発音量を減少させるとともに、ア
コースティックドラムにより近い打感を付与することが
可能なドラム、電子打楽器用ヘッド、および減音装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載のドラムは、被打撃面を有
するシート状の部材であって、複数の開口部が設けられ
たヘッド部材と、前記ヘッド部材を張設する筒状の胴部
とを具備することを特徴としている。
【0010】また、請求項2に記載のドラムは、請求項
1に記載のドラムにおいて、前記ヘッド部材の振動を吸
収する振動吸収部材と、前記振動吸収部材が前記ヘッド
部材における前記被打撃面と反対側の面に接するように
前記振動吸収部材を前記胴部に支持する支持機構とをさ
らに備え、前記振動吸収部材が前記ヘッド部材の振動を
吸収するようにしたことを特徴としている。
【0011】また、請求項3に記載のドラムは、請求項
2に記載のドラムにおいて、前記振動吸収部材における
前記ヘッド部材の前記反対側の面と対向する部分には、
前記ヘッド部材側に突出する複数の凸部を有しており、
前記支持機構は、複数の前記凸部が前記ヘッド部材の前
記反対側の面に接するように前記振動吸収部材を支持す
ることを特徴としている。
【0012】また、請求項4に記載のドラムは、請求項
2または3に記載のドラムにおいて、前記支持機構、お
よびこれに支持される前記振動吸収部材は、前記胴部に
対して着脱自在に設けられていることを特徴としてい
る。
【0013】また、請求項5に記載のドラムは、請求項
2ないし4のいずれかに記載のドラムにおいて、前記支
持機構は、前記胴部に対して移動可能に設けられてお
り、前記支持機構を移動させることにより、前記振動吸
収部材を前記ヘッド部材と接触する位置と、非接触とな
る位置との間で移動できるようにしたことを特徴として
いる。
【0014】また、請求項6に記載のドラムは、請求項
1ないし5のいずれかに記載のドラムにおいて、前記シ
ート部材は、前記被打撃面と反対側の面に接着されるシ
ート状の補強部材を有することを特徴としている。
【0015】また、請求項7に記載の減音装置は、シー
ト状のヘッド部材と、前記ヘッド部材を張設する筒状の
胴部とを備えたドラムヘッドに取り付け可能な減音装置
であって、振動を吸収する振動吸収部材と、前記胴部に
対して取り付けられた場合に、前記ヘッド部材における
被打撃面と反対側の面に接するように前記振動吸収部材
を支持する支持機構とを備え、前記支持機構が前記胴部
に取り付けられた場合、前記振動吸収部材が前記ヘッド
部材の振動を吸収するようにしたことを特徴としてい
る。
【0016】また、請求項8に記載の減音装置は、請求
項7に記載の減音装置において、前記振動吸収部材にお
ける前記ヘッド部材の前記反対側の面と対向する部分に
は、前記ヘッド部材側に突出する複数の凸部を有してお
り、前記支持機構は、複数の前記凸部が前記ヘッド部材
の前記反対側の面に接するように前記振動吸収部材を支
持することを特徴としている。
【0017】また、請求項9に記載の電子打楽器用ヘッ
ドは、被打撃面を有するシート状の部材であって、複数
の開口部が設けられたヘッド部材と、前記ヘッド部材を
調節する筒状の胴部とを備えた電子打楽器用ヘッドであ
って、前記ヘッド部材の振動を検出するセンサと、前記
ヘッド部材の振動を吸収する振動吸収部材と、前記振動
吸収部材が前記ヘッド部材における前記被打撃面と反対
側の面に接するように前記振動吸収部材を前記胴部に支
持する支持機構とを備え、前記振動吸収部材が前記ヘッ
ド部材の振動を吸収するようにしたことを特徴としてい
る。
【0018】また、請求項10に記載の電子打楽器用ヘ
ッドは、請求項9に記載の電子打楽器用ヘッドにおい
て、前記振動吸収部材における前記ヘッド部材の前記反
対側の面と対向する部分には、前記ヘッド部材側に突出
する複数の凸部を有しており、前記支持機構は、複数の
前記凸部が前記ヘッド部材の前記反対側の面に接するよ
うに前記振動吸収部材を支持することを特徴としてい
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 A.第1実施形態 まず、図1は本発明の第一実施形態に係るドラムを示
す。同図に示すように、このドラムは、円筒状の胴部1
0と、胴部10の上部に設けられるシート状のヘッド部
材11とを備えている。ここで、ヘッド部材11の外周
部は、胴部10の周縁部において胴部10とリム12と
の間に張力を付与された挟持されており、これによりヘ
ッド部材11が胴部10上部に張設されている。そし
て、演奏者は張設されたヘッド部材11の表面(被打撃
面)を打撃することにより演奏を行う。このようなヘッ
ド部材11としては、通常のドラムヘッドに使用される
ものと同じものであればよく、例えばPET(ポリエチ
レンテレフタラート)などを用いることができる。ま
た、リム12を図示せぬ機構等により上下させることに
より、ヘッド部材11の張設状態を変化させて、打感や
張りの強さ等を調整できる。
【0020】ここまでは、通常の一般的なドラムと同様
の構成であるが、本実施形態に係るドラムは、ヘッド部
材11に特徴を有しており、その詳細について図2を用
いて説明する。同図に示すように、本実施形態に係るド
ラムのヘッド部材11としては、径がコンマ数mm〜数
mm程度の開口孔32が多数形成されたシート、いわゆ
るパンチングシートが用いられている。ここで、開口率
は、消音効果、打感、および強度等を考慮すると、20
%程度が好ましいが、これはヘッド部材11の材質等な
どの条件に応じて適宜決定すればよい。なお、開口率や
開口孔32の形状等は必要(要求する打感など)に応じ
て適宜決定するようにすればよい。例えば、通常のステ
ィックを用いて打撃する場合には開口孔の径は数mm程
度であればよい。また、ブラシを用いるブラシ奏法を行
う場合には0.3mm〜0.5mm以下であることが好
ましい。
【0021】この構成の下、演奏者がヘッド部材11の
表面をスティック等で打撃すると、ヘッド部材11が振
動を開始する。この際、ヘッド部材11に多数形成され
た開口孔32によって、ヘッド部材11の振動の空気へ
の伝搬が減少し、発音量を減少させることができる。従
来にも、網目状のヘッド部材を採用して消音機能を実現
するドラムヘッドが開発されていたが、網目状のヘッド
部材は、通常のヘッド部材よりも弾むように振動するの
で、アコースティックのドラムヘッドと比較して打感が
大きく異なる。これに対し、パンチングシートは上述し
た網目状のヘッド部材よりも跳ね返りが小さいため、打
感を通常のアコースティックドラムに近づけることがで
きる。また、ヘッド部材11を通常のシート部材に交換
すれば、通常のアコースティックドラムとして使用する
ことができる。従って、容易な作業で通常のドラム演奏
と減音演奏とを切り換えることが可能である。
【0022】B.第2実施形態 次に、図3および図4に本発明の第2実施形態に係るド
ラムを示す。図3および図4に示すように、上記第1実
施形態の構成に加えて、打感をよりアコースティックド
ラムに近づけるための構成を備えており、以下、これに
ついて説明する。
【0023】本実施形態に係るドラムは、胴部10の内
周部の複数箇所に取り付けられるL字状の支持部材20
を有している。支持部材20は、胴部10の内周部に取
り付けられる取付部20aと、取付部20aの上方から
内周側に屈曲する屈曲部20bとから構成されており、
この屈曲部20b上に円盤状のアルミニウム等からなる
支持プレート21が載置されている。支持部材20とし
ては、金属等の容易に弾性変形しないものを用いること
ができる。また、支持プレート21の上面にはスポンジ
等からなる振動吸収部材22が載置されており、支持部
材20はこの振動吸収部材22の上面とヘッド部材11
の裏面とが接するように支持プレート21を介して振動
吸収部材22を支持している。ここで、振動吸収部材2
2とヘッド部材11とは接着等はされておらず、振動吸
収部材22はヘッド部材11に支持されることによりヘ
ッド部材11の裏面に接触させられているだけである。
リム12の上部にはゴム等からなるリムクッション13
が設けられており、これによりリムショットの音が減衰
されるようになっている。
【0024】この構成の下、演奏者がヘッド部材11の
表面をスティック等で打撃すると、ヘッド部材11が振
動を開始する。この際、上述した第1実施形態で説明し
たようにヘッド部材11に多数形成された開口孔32に
よって、ヘッド部材11の振動の空気への伝搬が減少
し、発音量を減少させることができる。上述したように
パンチングシートは網目状のヘッド部材よりも跳ね返り
が小さいため、打感を通常のアコースティックドラムに
近づけることができる。しかしながら、通常のシート状
のヘッド部材と比較すると、若干の跳ね返りがある。そ
こで、本実施形態では、ヘッド部材11の裏面に振動吸
収部材22が接触するように配置し、これによりヘッド
部材11の跳ね返りを吸収し、通常のヘッド部材により
近い打感を得ることを可能としている。また、打撃の際
に、ヘッド部材11と振動吸収部材22と固着等されて
いる場合には、ヘッド部材11と振動吸収部材22が一
体となって振動し、振動吸収部材22を設けない場合と
比較してその振動特性が大きく変化してしまう。これに
対し、本実施形態では、ヘッド部材11と振動吸収部材
22とを固着せずに接するようにしているだけであるた
め、ヘッド部材11の振動量を減少させることを可能と
するとともに、その振動特性の大きな変化を抑制するこ
とができる。従って、演奏者はアコースティックドラム
により近い打感を得ることができる。また、ヘッド部材
11と振動吸収部材22とが固着されていない構造であ
るため、支持部材20、支持プレート21および振動吸
収部材22を上記第1実施形態に記載したドラムに容易
に後から取り付けることが可能である。
【0025】C.第3実施形態 次に、本発明の第2実施形態に係るドラムについて説明
する。第3実施形態に係るドラムは、第2実施形態に係
るドラムの振動吸収部材22に代えて、上面に多数の凸
部が形成された振動吸収部材を用いており、他の構成
(図3および図4参照)については同様であるため、そ
の説明を省略する。
【0026】図5に示すように、第2実施形態に係るド
ラムにおける振動吸収部材42は、上面であるヘッド部
材11の裏面と対向する面上に多数の凸部43が形成さ
れている。そして、支持部材20および支持プレート2
1により、これらの凸部43がヘッド部材11の裏面と
接触するように振動吸収部材42が支持されている。す
なわち、第2実施形態では、第2実施形態よりも振動吸
収部材とヘッド部材11の接触面積を減少させている。
【0027】このような振動吸収部材42を用いた場
合、上述した第2実施形態で得られる作用効果に加え
て、次のような作用効果が得られる。本発明では、ヘッ
ド部材11と振動吸収部材とを固着せずに接する状態に
保持している。従って、ヘッド部材11を強打した場合
には、ヘッド部材11と振動吸収部材とが激突すること
による音、いわゆる鞭打ち音が発生してしまう。これに
対し、本実施形態では、ヘッド部材11との接触面に多
数の凸部43が形成された振動吸収部材42を用いるこ
とにより、上述した鞭打ち音を低減することができる。
また、振動吸収部材42の弾性力によるヘッド部材11
の跳ね返りも低減できる、つまり跳ね返りが大きくなり
すぎることを抑制できるので、アコースティックドラム
ヘッドにより近い打感を得ることができる。
【0028】D.第4実施形態 次に、本発明の第4実施形態に係る電子打楽器用ヘッド
を備える電子打楽器について図6を参照しながら説明す
る。なお、第4実施形態において、第2実施形態と共通
する構成要素には、同一の符号を付けて、その説明を省
略する。
【0029】図6に示すように、この電子打楽器は、大
別するとドラムヘッド部55と、電子楽音発生部56と
から構成されている。ドラムヘッド部55は、第2実施
形態に係るドラムヘッドとほぼ同様の構成であり、以
下、相違点のみについて説明する。ドラムヘッド部55
はでは、支持部材20の屈曲部20b上にクッション材
50を介して支持プレート21が載置されている。これ
により、第2実施形態のドラムヘッドと比較して支持プ
レート21の振動を許容するようになっている。なお、
クッション材50は、上述したように支持プレート21
の振動を許容できる弾性材料であればよく、バネなどを
用いるようにしてもよい。
【0030】支持プレート21の下面には、圧電素子等
から構成される振動検出センサ51が設けられており、
支持プレート21の振動を検出して電子楽音発生部56
に出力する。ここで、より正確にヘッド部材11が打撃
されることによる支持プレート21の振動を検出するた
めに、振動検出センサ51は支持プレート21の中央部
に設けることが好ましい。また、胴部10の内周面に
も、圧電素子等から構成される振動検出センサ52が設
けられており、胴部10の振動(リム12への打撃)を
検出して電子楽音発生部56に出力している。なお、上
述したようにクッション材50を設けることにより、振
動検出センサ51の検出対象である支持プレート21の
振動をある程度許容するとともに、ヘッド部材11の振
動が振動検出センサ52へ伝播すること、およびリム1
2の打撃による胴部10の振動が振動検出センサ51へ
伝播することを防止している。
【0031】電子楽音発生部56は、上述した振動検出
センサ51および振動検出センサ52の出力信号をA/
D変換するA/D変換部53と、音源装置54と、サウ
ンドシステム57と、スピーカ58とを備えている。こ
の構成の下、振動検出センサ51および振動検出センサ
52の検出したヘッド部材11および胴部10の振動に
基づいて、音源装置54が楽音信号を生成する。この楽
音信号がサウンドシステム57に供給され、スピーカ5
8により楽音信号に対応した楽音が発せられる。このよ
うにして、演奏者によるヘッド部材11の打撃に応じた
楽音が電子的に発生させられる。
【0032】第4実施形態に係る電子打楽器用ヘッドを
備えた電子打楽器では、上述したようにヘッド部材11
の打撃に応じた楽音が電子的に発生させることができる
とともに、上述した第2実施形態と同様に楽音の発生量
を減少させることができる。この際、上述したように打
感を大きく損なうこともない。また、支持部材20上に
クッション材50を介して支持プレート21を載置する
ことにより、ヘッド部材11打撃時の支持プレート21
の振動をある程度許容するようになっている。従って、
ヘッド部材11が打撃されたときには、振動検出センサ
51は支持プレート21を介してヘッド部材11の振動
をより正確に検出することができ、ヘッド部材11の打
撃に応じた電子的な楽音発生をより正確に行うことがで
きる。なお、本実施形態では、胴部10に振動検出セン
サ52を設けることにより、リム打撃を考慮した電子的
楽音発生を行うようにしているが、振動検出センサ52
を設けずに構成を簡略化してもよい。
【0033】また、ドラムヘッド部55に、第3実施形
態のように凸部43を有する振動吸収部材42を採用す
るようにしてもよい。
【0034】E.変形例 なお、本発明は、上述した様々な実施形態に限定される
ものではなく、以下のような種々の変形が可能である。
【0035】(1)上述した実施形態では、円盤状の支
持プレート21を用いて振動吸収部材22や振動吸収部
材42の裏面全域を支持するようにしていたが、これに
限らず、振動吸収部材22や振動吸収部材42の下面を
部分的に支持するような形状のもの、例えば十字型や星
形などにフレーム形状であってもよい。また、材質も上
述したアルミニウムに限らず、合成樹脂や木製のもので
あってもよい。さらに、支持プレート21を介さずに支
持部材20上に直接振動吸収部材22を載置するように
してもよい。
【0036】(2)また、上述した各実施形態における
支持部材20を胴部10に対してねじ止めするように
し、必要に応じて支持部材20およびこれに支持される
支持プレート21、振動吸収部材22を胴部10から取
り外せるようにしてもよい。このように支持プレート2
1や振動吸収部材22を着脱可能とすることにより、上
述した実施形態の減音機構を通常の楽音を発生させるア
コースティック楽器に後付けする減音装置として使用す
ることも可能である。また、図7に示すような支持機構
60により支持プレート21および振動吸収部材22を
支持するようにしてもよい。この支持機構60は、胴部
10の内周側に配置されるL字状の支持部60aと、胴
部10の外周側に配置される挟持部60bとを有してお
り、支持部60aと挟持部60bの間に胴部10を挟み
込んだ状態でねじ60cで止めることにより、支持部6
0a胴部10にを固定している。このような支持機構6
0で支持プレート21および振動吸収部材22を支持し
た場合にも、胴部10に対する支持機構60等の着脱作
業が容易となる。また、支持機構60は、胴部10に取
り付けるために胴部10にねじ穴等を設ける必要がな
い。また、本発明に係る減音機構では、振動吸収部材2
2とヘッド部材11は接しているだけであり、両者を接
着等しているわけではない。従って、支持機構60を用
いれば、一般的に流通しているドラムに本発明に係る減
音機構を改造等することなく容易に取り付ける(後付け
する)ことができる。なお、ねじ60cを用いた支持機
構60以外にも、図8に示すように、下端側にU字状の
引っかけ部66を有する支持部材65を用い、引っかけ
部66の弾性力により胴部10を挟持してその位置を固
定するものであってもよい。この場合、着脱作業がさら
に容易となる。
【0037】(3)また、本発明に係る減音機構を通常
のアコースティックドラムの減音装置として用いる場合
は、図9および図10に示すように、支持部材20を胴
部10に対して上下方向に移動可能に設けるようにして
もよい。この場合、図示のように、胴部10および支持
部材20のそれぞれに上下方向に伸びる貫通穴70,7
1を設け、貫通穴70,71の範囲内の任意の位置で支
持部材20をねじ72で止めることにより、支持部材2
0の上下方向の位置を容易に調整することができる。従
って、振動吸収部材22とヘッド部材11の裏面が接触
する位置に支持部材20を配置すれば、上述したように
発音量を減少させた消音演奏が可能となる。一方、通常
の楽音を発生させる場合には、消音演奏時よりも支持部
材20を下方側に移動させる。これに伴い、図10に示
すように、支持部材20上に載置される支持プレート2
1および振動吸収部材22が下方に移動し、振動吸収部
材22とヘッド部材11とが接触しなくなる。この状態
でヘッド部材11がスティック等により打撃されると、
通常のアコースティックドラムと同様にヘッド部材11
が振動して楽音が発生される。このように支持部材20
を上下方向に移動可能に設ければ、上述した消音演奏と
通常演奏とを容易に切り換えることができる。なお、支
持部材20を上下方向に移動させる方法は、上記の方法
に限らず、モータで駆動するような構成であってもよい
し、使用者がハンドルやレバー等を回動操作することに
より、機械的な動力伝達機構を介して支持部材20を上
下方向に移動させるものであってもよい。
【0038】(4)また、上述した振動吸収部材を、複
数の弾性率の異なる材料を積層して構成するようにして
もよい。
【0039】(5)また、上述した実施形態では、ヘッ
ド部材11と同じ大きさの振動吸収部材22を設けるよ
うにしていたが、図11に示すように、ヘッド部材11
よりも小さい形状の振動吸収部材22を用い、部分的に
ヘッド部材11と接するようにしてもよい。この場合、
振動吸収部材22は図示のように円形状のものに限ら
ず、正方形状や矩形状等のものであってもよい。
【0040】(6)また、図12に示すように、上述し
た実施形態におけるヘッド部材11の裏面にシート状の
補強部材111を接着したヘッド部材を用いるようにし
てもよい。この場合、シート状の補強部材111として
は、薄いシート状のPETなどを用いることができる。
また、補強部材111は、パンチングシートの通気性を
ほとんど変化させないものであり、かつ打感をほとんど
変化させないもの、例えばヘッド部材11に設けられる
開口孔32を完全には塞がないようなものであることが
好ましく、繊維状の合成樹脂(PETなど)を編み込ん
だ布状の部材、ハニカム構造のシート、および網目状の
シートなど(図12参照)を用いることができる。この
ように補強部材111を設けることにより、開口孔32
を設けることによるヘッド部材11の強度低下を抑制す
ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
打撃時の発音量を減少させるとともに、アコースティッ
クドラムにより近い打感を付与することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るドラムを示す側
断面図である。
【図2】 前記ドラムのヘッド部材を示す図である。
【図3】 本発明の第2実施形態に係るドラムを示す斜
視図である。
【図4】 第2実施形態に係る前記ドラムを示す側断面
図である。
【図5】 本発明の第3実施形態に係るドラムヘッドを
示す側断面図である。
【図6】 本発明の第4実施形態に係る電子打楽器の構
成を示す図である。
【図7】 本発明の変形例に係るドラムの減音機構の構
成要素である支持機構付近を示す側断面図である。
【図8】 本発明の他の変形例に係るドラムの減音機構
の構成要素である支持機構付近を示す側断面図である。
【図9】 本発明のその他の変形例に係るドラムの減音
機構の構成要素である支持機構付近を示す分解斜視図で
ある。
【図10】 本発明のその他の変形例に係るドラムの減
音機構の構成要素である支持機構付近を示す側断面図で
ある。
【図11】 本発明のさらにその他の変形例に係るドラ
ムのヘッド部材を示す平面図である。
【図12】 本発明さらにまたその他の変形例に係るド
ラムのヘッド部材を示す図である。
【符号の説明】
10……胴部、11……ヘッド部材、20……支持部
材、21……支持プレート、22……振動吸収部材、3
2……開口孔、42……振動吸収部材、43……凸部、
50……クッション材、51……振動検出センサ、52
……振動検出センサ、60……支持機構、65……支持
部材、70……貫通穴、71……貫通穴

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被打撃面を有するシート状の部材であっ
    て、複数の開口部が設けられたヘッド部材と、 前記ヘッド部材を張設する筒状の胴部とを具備すること
    を特徴とするドラム。
  2. 【請求項2】 前記ヘッド部材の振動を吸収する振動吸
    収部材と、 前記振動吸収部材が前記ヘッド部材における前記被打撃
    面と反対側の面に接するように前記振動吸収部材を前記
    胴部に支持する支持機構とをさらに備え、 前記振動吸収部材が前記ヘッド部材の振動を吸収するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のドラム。
  3. 【請求項3】 前記振動吸収部材における前記ヘッド部
    材の前記反対側の面と対向する部分には、前記ヘッド部
    材側に突出する複数の凸部を有しており、 前記支持機構は、複数の前記凸部が前記ヘッド部材の前
    記反対側の面に接するように前記振動吸収部材を支持す
    ることを特徴とする請求項2に記載のドラム。
  4. 【請求項4】 前記支持機構、およびこれに支持される
    前記振動吸収部材は、前記胴部に対して着脱自在に設け
    られていることを特徴とする請求項2または3に記載の
    ドラム。
  5. 【請求項5】 前記支持機構は、前記胴部に対して移動
    可能に設けられており、 前記支持機構を移動させることにより、前記振動吸収部
    材を前記ヘッド部材と接触する位置と、非接触となる位
    置との間で移動できるようにしたことを特徴とする請求
    項2ないし4のいずれかに記載のドラム。
  6. 【請求項6】 前記シート部材は、前記被打撃面と反対
    側の面に接着されるシート状の補強部材を有することを
    特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のドラ
    ム。
  7. 【請求項7】 シート状のヘッド部材と、前記ヘッド部
    材を張設する筒状の胴部とを備えたドラムヘッドに取り
    付け可能な減音装置であって、 振動を吸収する振動吸収部材と、 前記胴部に対して取り付けられた場合に、前記ヘッド部
    材における被打撃面と反対側の面に接するように前記振
    動吸収部材を支持する支持機構とを備え、 前記支持機構が前記胴部に取り付けられた場合、前記振
    動吸収部材が前記ヘッド部材の振動を吸収するようにし
    たことを特徴とする減音装置。
  8. 【請求項8】 前記振動吸収部材における前記ヘッド部
    材の前記反対側の面と対向する部分には、前記ヘッド部
    材側に突出する複数の凸部を有しており、 前記支持機構は、複数の前記凸部が前記ヘッド部材の前
    記反対側の面に接するように前記振動吸収部材を支持す
    ることを特徴とする請求項7に記載の減音装置。
  9. 【請求項9】 被打撃面を有するシート状の部材であ
    って、複数の開口部が設けられたヘッド部材と、 前記ヘッド部材を調節する筒状の胴部とを備えた電子打
    楽器用ヘッドであって、 前記ヘッド部材の振動を検出するセンサと、 前記ヘッド部材の振動を吸収する振動吸収部材と、 前記振動吸収部材が前記ヘッド部材における前記被打撃
    面と反対側の面に接するように前記振動吸収部材を前記
    胴部に支持する支持機構とを備え、 前記振動吸収部材が前記ヘッド部材の振動を吸収するよ
    うにしたことを特徴とする電子打楽器用ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記振動吸収部材における前記ヘッド
    部材の前記反対側の面と対向する部分には、前記ヘッド
    部材側に突出する複数の凸部を有しており、 前記支持機構は、複数の前記凸部が前記ヘッド部材の前
    記反対側の面に接するように前記振動吸収部材を支持す
    ることを特徴とする請求項9に記載の電子打楽器用ヘッ
    ド。
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