JP4183626B2 - 電子打楽器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子打楽器に関し、特に、ヘッドとリムそれぞれに設けたセンサの出力に応じて楽音を発生する電子打楽器に関するものである。
アコースティック・ドラムの演奏では、打面(ヘッド)のみを打撃する通常の演奏に加え、いわゆるリムショットという演奏方法により、演奏の幅を広げることが行われる。このリムショットには、一般に2種類の奏法があり、リムと打面(ヘッド)とを同時に打撃して、ドラム独特の倍音を多く含む硬質な打撃音効果を演出するオープンリムショットと、リムのみを打撃して「カツカツ」というパーカッシブな音を演出するクローズドリムショットとがある。
従来より、電子打楽器において、このオープンリムショットによる奏法とクローズドリムショットによる奏法とのいずれの奏法で演奏されたかを検出し、それぞれの奏法に対応する楽音を発生する電子打楽器が開示されている。
特開2003−108120号公報(特許文献1)には、電子打楽器のリム部に2つのスイッチSW1およびSW2を設け、これら2つのスイッチの導通状態に応じてオープンリムショットに対応する楽音と、クローズドリムショットに対応する楽音とを切り替えて発音する電子打楽器が開示されている。
また、特開平10−198375号公報(特許文献2)には、電子打楽器の中空の胴の上面に貼られたヘッドの振動を検出するヘッドセンサとリム部の振動を検出するリムショットセンサとが中空の胴内に配置された支持部材上に配設された電子打楽器が開示されている。このリムショットセンサによれば、打撃されたリム部の場所に寄らず、均一な打撃力の検出を行うことができる。
特開2003−108120号公報 特開平10−198375号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、電子打楽器のリム部に2つのスイッチを設けなければならず、電子打楽器のコストが高くなるという問題点があるとともに、演奏者は、これらのスイッチを区別して演奏しなければならず、演奏方法が制約されるという問題点があった。
また、特許文献2には、ヘッド部およびリム部に加えられた打撃力をそれぞれ検出する機構は開示されているが、その検出した打撃力によりオープンリムショットやクローズドリムショットなどの奏法に応じた多様な楽音を発生することは開示されていない。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、簡単な構成で演奏方法を検出し、その検出した演奏方法に適した楽音を発生することができる電子打楽器を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の電子打楽器は、打撃検出部により検出されたヘッド部の振動とリム部の振動とを入力する入力手段と、その入力手段に入力されたヘッド部の振動の大きさとリム部の振動の大きさとを比較する比較手段と、その比較手段による比較結果に基づいてヘッド部の振動に対応する楽音またはリム部の振動に対応する楽音のいずれかを発生するように制御し、リム部の振動に対応する楽音を発生する場合は、ヘッド部の振動の大きさとリム部の振動の大きさとの比率に基づき第1の楽音または第2の楽音のいずれか発音するように制御する楽音発生制御手段とを備えている。
請求項2記載の電子打楽器は、打撃検出部により検出されたヘッド部の振動とリム部の振動とを入力する入力手段と、その入力手段に入力されたヘッド部の振動の大きさとリム部の振動の大きさとを比較する比較手段と、前記入力手段に入力されたヘッド部の振動の立ち上がりの極性を検出する立ち上がり極性検出手段とを備え、比較手段による比較結果に基づいてヘッド部の振動に対応する楽音またはリム部の振動に対応する楽音のいずれかを発生するように制御し、リム部の振動に対応する楽音を発生する場合は、前記立ち上がり極性検出手段により検出されたヘッド部の振動の立ち上がりの極性に応じて第1の楽音または第2の楽音のいずれかを発生するように制御する楽音発生制御手段とを備えている。
請求項記載の電子打楽器は、請求項1または2に記載の電子打楽器おいて、中空の胴部の上面に張設されたヘッド部と、前記ヘッドに張力を付与するためのリム部と、前記胴部の内部に連結され、前記リム部の振動を伝達する支持部材と、その支持部材に振動吸収部材を介して配設され、前記ヘッド部の振動を検出するヘッドセンサと、前記支持部材の振動を検出することによりリム部の振動を検出するリムショットセンサとを備えた打撃検出部を備えている。
請求項1記載の電子打楽器によれば、リム部の振動に対応する楽音を発生する場合は、ヘッド部の振動の大きさとリム部の振動の大きさとの比率に基づき第1の楽音または第2の楽音のいずれか発音するように制御する楽音発生制御手段を備えているので、オープンリムショットまたはクローズドリムショットのうち、いずれの演奏方法により演奏されたかを確実に検出することができ、その検出された演奏方法に合致した楽音を発生させることができるという効果がある。また、この検出を行うためのセンサは従来より用いられているセンサを用いることができるので、簡単で安価な回路構成でいずれの演奏方法で演奏されたかを検出することができるという効果もある。
請求項2記載の電子打楽器によれば、入力手段に入力されたヘッド部の振動の立ち上がりの極性を検出する立ち上がり極性検出手段を備え、リム部の振動に対応する楽音を発生する場合は、立ち上がり極性検出手段により検出されたヘッド部の振動の立ち上がりの極性に応じて第1の楽音または第2の楽音のいずれかを発生するように制御する楽音発生制御手段とを備えているので、オープンリムショットまたはクローズドリムショットのうち、いずれの演奏方法により演奏されたかを確実に検出することができ、その検出された演奏方法に合致した楽音を発生させることができるという効果がある。また、この検出を行うためのセンサは従来より用いられているセンサを用いることができるので、簡単で安価な回路構成でいずれの演奏方法で演奏されたかを検出することができるという効果もある。
請求項記載の電子打楽器によれば、請求項1または2に記載の電子打楽器の奏する効果に加え、中空の胴部の上面に張設されたヘッド部と、ヘッドに張力を付与するためのリム部と、胴部の内部に連結され、リム部の振動を伝達する支持部材と、その支持部材に振動吸収部材を介して配設され、ヘッド部の振動を検出するヘッドセンサと、支持部材の振動を検出することによりリム部の振動を検出するリムショットセンサとを備えた打撃検出部を備えているので、ヘッド部のみを叩く場合や、オープンリムショットやクローズドリムショットなどの演奏方法に対応してヘッド部の振動とリム部の振動を忠実に検出することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。まず、図1、図2および図3を参照して本発明の一実施例である電子打楽器の打撃検出部1について説明する。図1は、打撃検出部1の分解斜視図であり、図2は、打撃検出部1を組み立てた状態での打撃検出部1の中心を通る垂直な面で切断した場合の断面図であり、図3は、ヘッドセンサの構成を詳細に示す図である。
この打撃検出部1は、打撃用のスティック等を使用して演奏するいわゆる「電子ドラム」あるいは「電子パッド」と称される電子打楽器であり、打撃による振動を検出するセンサを備えている。後述する楽音発生装置は、この打撃検出部1に備えられたセンサの検出信号に基づいて音源を制御して、打撃に応じた楽音を発生するように構成されており、その発生された楽音は、アンプ装置を介して、スピーカ装置から放音される。
この打撃検出部1は、ヘッド5への打撃を検出するヘッドセンサ21に加え、リム6への打撃を検出するリムショットセンサ31をも備えており、いわゆる「リムショット」を使用した奏法を再現可能に構成されている。
打撃検出部1は、図1に示すように、胴部2と、センサフレーム4と、ヘッド5と、リム6とを主に備えており、これら各部材を順次重ね合わせ、胴部2にリム6を螺着固定することにより、組み立て可能に構成されている。
胴部2は、打撃検出部1の骨格をなす部材であり、図1に示すように、例えば、木製材料や樹脂材料から略中空円筒状に形成されている。この胴部2の内周部には、センサフレーム4が収納され、胴部2の上端側(図1上側)には、後述するヘッド5及びリム6が覆設される。また、胴部2の外周部には、複数(本実施例では6個)の係合部3が径方向に突出して配設されている。
この係合部3の内部には、リム6の係合ボルト7のおねじと螺合可能なめねじが螺刻されており、リム6は、かかる係合部3に係合ボルト7を螺入することにより、胴部2に螺着固定される。
センサフレーム4は、その上面(図1上側面)が開放した正面視略円形の容器状体であって、その中心部には、ヘッドセンサ21およびリムショットセンサ31(図2参照)が配設されている。
ヘッド5は、スティック等により打撃される打撃面として構成される部位であり、合成繊維を編み上げた網状素材や合成樹脂より形成したフィルム状素材からなる打撃部材5aを金属材料等からなる正面視略円環状の枠5b(図2参照)に接着して構成されている。
なお、打撃検出部1の組み立て状態では、ヘッドセンサ21がヘッド5(打撃部材5a)に接触するように配設されており(図2参照)、打撃による打撃部材5aの振動は、そのヘッドセンサ21により検出される。
リム6は、センサフレーム4とヘッド5とを胴部2との間に挟持して固定すると共に、ヘッド5の外周を囲繞して、そのヘッド5に張力を付与する役割を担う部材であり、図1に示すように、金属材料等からなる正面視略円環状に形成されるリム金具6aに複数(本実施例では6個)の係合ボルト7が回転自在に取着されて構成されている。
係合ボルト7は、リム6を胴部2に螺合結合するためのものであり、胴部2に設けられる係合部3に対応してリム金具6aの周方向に略等間隔で配設されている。かかる係合ボルト7が係合部3へ螺入されると、上述したようにリム6が胴部2に螺着固定されると共に、リム6とセンサフレーム4とがヘッド5を介して連結されるので、リムショット時の振動のリムショットセンサ31(図2参照)への伝達経路が形成される。リム金具6aの上端周縁には、ゴム等の弾性部材からなるカバー部材6b覆設されており、かかるカバー部材6bの緩衝作用により、リムショット時、演奏者に直接聴取されるリムの打撃音を小さくするように構成されている。
ここで、打撃検出部1を組み立てる場合には、まず、図1に示すように、胴部2の上端側(図1上側)からセンサフレーム4を挿入し、そのフランジ部4aを胴部2の上端周縁に係合させる。次いで、センサフレーム4の上方(図1上側)にヘッド5及びリム6を順次載置し、リム6の係合ボルト7を胴部2の係合部3に螺入する。
胴部2とリム6との間には、センサフレーム4のフランジ部4aがヘッド5を介して挟持され、がたつくこと無く強固に固定されるので、かかるセンサフレーム4を取り付けねじ等を使用して胴部2内へ固定する必要が無い。その結果、極めて容易な作業により、打撃検出部1を組み立てることができる。
次に、図2を参照して、センサフレーム4の打撃検出部1への組み付け構造、及び、ヘッドセンサ21及びリムショットセンサ31のセンサフレーム4への取り付け構造について説明する。図2は、打撃検出部1の中心を通る垂直な面で切断した断面図である。但し、図2では、出力信号ジャック41とヘッドセンサ21等とを電気的に接続する接続線の図示が省略されている。
ヘッド5は、その枠5bを胴部2の外周に外嵌することにより、打撃面としての打撃部材5aが胴部2の上端面(図2上側)に展張されている。展張された打撃部材5aの下面(図2下側面)には、ヘッドセンサ21が当接されている。
打撃による打撃部材5aの振動は、打撃部材5a内のみで伝播するため、その振動の影響を胴部2に与えることが少なく、従って、かかる打撃部材5aの振動は、ヘッドセンサ21によってのみ検出され、後述するリムショットセンサ31により誤検出されることは無い。
リム6は、上述したように、正面視略円環状に形成されるリム金具6aを備え、そのリム金具6aに複数の係合ボルト7が回転自在に取着されると共に、カバー部材6bが覆設されており、図2に示すように、係合ボルト7を係合部3に螺合することにより、胴部2の上端面(図2上側)側に装着されている。
ヘッド5の打撃部材5aは、センサフレーム4のフランジ部4aにより下方への移動が規制されているので、所定の張力で展張され、その結果、かかる打撃部材5aによって、胴部2の上端面に打撃面が形成される。また、センサフレーム4は、そのフランジ部4aが打撃部材5aの張力により胴部2の上端周縁(図2上側)に向かって押圧されるので、かかる胴部2内にがたつくことなく強固に固定される。
なお、打撃部材5aの張力は、係合ボルト7の係合部3への螺入量を適宜変更することにより、演奏者の好みや奏法に応じて、任意に調整することができる。
センサフレーム4は、フランジ部4aと、外壁部4bと、連結部4cと、中心部4dとにより構成されている。フランジ部4aは、全周にわたって略均一に胴部2の上端周縁に接触するように構成され、側壁部4bは、フランジ部4aから下方に向かって延設される部位であり、連結部4cは、中心部4d外周部4bの内周面に連結する部位であり、中心部4dには、ヘッドセンサ21とリムショットセンサ31とがそれぞれ取り付けられている。ヘッドセンサ21は、支持板11上に配設され、支持板11は、防振ダンパ13を介し取り付けねじ12により中心部4dに螺着されている。よって、センサフレーム4に伝播したリムショットによる振動は、防振ダンパ13により吸収され、支持板11へ伝播することが抑制されるのでリムショットによる振動がヘッドセンサ21により誤検出されることが防止される。
なお、取り付けねじ12と防振ダンパ13との間には、金属あるいは樹脂からなり所定の高さを有する断面視略凸字状のダンパ固定部材14が介挿されており、防振ダンパ13が過度に圧縮されることを防止するように構成されている。
ここで、図3を参照して、ヘッドセンサ21について説明する。
図3(a)はヘッドセンサ21の側面図であり、(b)は図3(a)の矢印B方向から見たヘッドセンサ21の上面図であり、(c)は図3(a)の矢印C方向から見たヘッドセンサ21の下面図である。なお、図3(a)〜(c)では、圧電素子22の出力信号線22aの一部を省略して図示している。
ヘッドセンサ21は、上述したように、ヘッド5の振動を検出するためのセンサ装置であり、圧電素子22と、クッション性両面テープ23とを主に備えると共に、図3(a)に示すように、その圧電素子22等がクッション部材24に覆設されて構成されている。圧電素子22は、振動を電気信号に変換するピエゾ等の振動検出センサであり、図3(b)、(c)に示すように、出力信号線22aを備えた略円板状体に形成されている。また、圧電素子22の上下面(図3(b)上及び下側面)には、後述するクッション部材24及びクッション性両面テープ23とがそれぞれ貼着されている。
なお、出力信号線22aは、出力信号ジャック41(図2参照)に接続されており、圧電素子22からの電気信号は、出力信号ジャック41を介して出力される。
クッション性両面テープ23は、圧電素子22を支持板11(図2参照)に貼着するための部材であり、クッション層の上下面に接着層が積層されたいわゆる両面テープとして構成されている。このクッション性両面テープ23は、図3(a),(c)に示すように、略円板状体に形成されており、圧電素子22は、このクッション性両面テープ23によって支持板11に貼着される。
クッション部材24は、ヘッド5からの振動を圧電素子22に伝達するための部材であり、図3(a)から(c)に示すように、スポンジ等の弾性部材から略円筒状に形成され、その底部に凹設される凹部空間内に圧電素子22を収納して構成されている。
このように、クッション部材24は、圧電素子22よりも大径の円筒状体として形成され、その円筒状体の上面(図3(b)上側面)がヘッド5(打撃部材5a)の下面に当接するように構成されている(図2参照)。よって、本実施例のクッション部材は、従来の側面視台形状のクッション部材、即ち、ヘッド5に向かうに従って先細りとなる形状のクッション部材と比較して、ヘッド5との接触領域がより広く確保されているので、ヘッドセンサ21の打撃感度のばらつきを小さくして、その演奏性の向上を図ることができる。
リムショットセンサ31は、ヘッドセンサ21と同様に圧電素子がクッション性両面テープによりセンサフレーム4へ貼着されている。
次に、電子打楽器の楽音発生装置について説明する。図4は、電子打楽器の電気的構成を示すブロック図である。楽音発生装置は、上述の打撃検出部1に備えられたヘッドセンサ21とリムショットセンサ31の出力信号を入力する入力部と、操作子50と、ROM60と、RAM70と、CPU80と音源部90とにより構成され、これらはバスを経由して接続されている。
打撃検出部1に備えられたヘッドセンサ21とリムショットセンサ31の出力信号は、出力信号ジャック41に接続されたプラグと接続コードを介して、楽音発生装置に入力される。これらの出力信号は、アナログ信号であり、A/D変換器(図示なし)により所定時間間隔でデジタル信号に変換され、変換された値が楽音発生装置のRAM70に記憶される。
操作子50は、楽音発生装置の各種パラメータを設定するためのツマミやスイッチ類であり、楽音発生装置が発生する楽音の音量や音質やその楽音に付加する効果などを設定するものである。
ROM60は、CPU80が実行するプログラムや、各種固定値などを記憶するものである。RAM70は、上述の通り、A/D変換されたセンサの値を記憶したり、CPU80が各種処理を行う際に、変数などを一時記憶するワークRAMとして機能する。
CPU80は、楽音発生装置の制御を行う中央処理装置であって、ROM60に記憶されたプログラムを実行することにより、各種処理を行う。
音源部90は、CPU80に制御され、楽音を形成するもので、各種ドラム音の波形を記憶し、これらを読出して、エンベロープを付加したり、ピッチを変更したり、効果を付与して出力するものである。各種ドラム音としては、スネアドラム、スネアドラムのオープンリムショット、スネアドラムのクローズドリムショットなどの音がマイクで収音され、デジタル化されて記憶されている。オープンリムショットについては、ヘッドの中央部とリムが同時に打撃された場合の音(以下、内側オープンリムショット音という)と、ヘッドのリムに近い部分とリムが同時に打撃された場合の音(以下、外側オープンリムショット音という)とが記憶されている。これらの波形は、打撃検出手段1により打撃があったことを検出した場合に、いずれの波形を読み出すかを任意に設定することができる。
次に、CPU80により行われる本発明の楽音発生処理について、図5に示すグラフと図6および図7に示すフローチャートと図8に示す振動波形図を参照して説明する。
なお、ヘッドセンサ21とリムショットセンサ31の出力信号は、振幅が打撃された直後に最大値となりその後減衰する。そのヘッドセンサ21の振動の振幅の最大値をHl、リムショットセンサ31の振動の振幅の最大値をRlとする。
図6は、この楽音発生装置の電源が投入されてから切断されるまで実行されるメインルーチンを表すフローチャートである。まず、電源が投入されると初期設定を行う(S10)。初期設定としては、各種パラメータを設定したり、図7に示すインターラプトルーチンが起動されるように設定する処理などが行われる。次に、操作子50の設定状態を検出し、その検出結果により、設定状態が変化している場合には、その設定に応じてパラメータ等を変更する(S20)。次に、パラメータの設定などに対応して表示器(図示なし)に表示を行う(S30)。例えば、スネアドラム音が割り当てられ、ヘッド部のみが打撃された場合に、スネアドラム音を発生し、オープンリムショットが行われた場合に、スネアドラムのオープンリムショット音を発生し、クローズドリムショットが行われた場合に、スネアドラムのリムショット音が発生するように設定された場合には、それぞれの奏法に対応し、設定された楽音の名称が表示される。
次に、その他の処理を行い(S40)、S20の処理に戻る。その他の処理としては、MIDI入力(図示なし)があった場合には、そのMIDI入力に対応する処理などがある。
図7は、ヘッドセンサ21またはリムショットセンサ31の振動が検出された時に起動されるインターラプトルーチンであり、ヘッドセンサ21およびリムショットセンサ31それぞれの振動の最大値であるHlおよびRlが検出されているものとする。
まず、ヘッドの振動の振幅の最大値Hlが、リムショットセンサ31の振動の振幅の最大値Rlに所定の係数kを掛けた値より小さいか否かを判断する(S50)。なお、係数kは、1より大きな値である。これは、ヘッドセンサ21は、ヘッド5の振動をヘッド5の中央部で接触するクッション24を介して検出するが、リムショットセンサ31は、リム部6の振動をセンサフレーム4を介して伝播される振動を検出するため、その振幅は、ヘッドセンサ21が検出する振動の振幅に比べて小さいので、係数kを掛けることにより数値を是正して比較するものである。
この比較を行った結果、Hlの値がRlにkを掛けた値より小さい場合(S50:Yes)は、S56の処理に進み、Hlの値がRlにkを掛けた値より大きいか等しい場合(S50:No)は、ヘッドに対応する楽音を(S52)、Hlの値に対応するベロシティであるHvで発生するように音源部90を制御し(S54)このルーチンからリターンする。ヘッドに対応する楽音としては、この打撃検出部1をスネアドラムの場合には、スネアドラムのヘッドのみを叩いた音や、タムの場合には、タムのヘッドのみを叩いた音が望ましい。ヘッドに対応する楽音を演奏者が任意に設定できるようにしてもよい。
図5(a)は、このヘッドに対応する楽音を発生する場合のHlとHvの関係を表すグラフであり、HlとHvとは正比例の関係に設定されている。なお、センサの感度や楽音の特性に応じて、この対応関係を正比例ではなく、曲線で表される関係としてもよい。
S56の処理には、第1の実施例と第2の実施例の2つの場合があり、図7(a)は、第1の実施例である。この第1の実施例では、S56の処理として、上記Hlの値とRlの値から、
Rc=G×(Rl×k−Hl)/Rl
を求め、このRcの値が諸所定値以上か否かを判断する(S56)。ここで、Gは、所定の係数であり、Rcの値がMIDI規格で規定されているメッセージの一つであるコントロールチェンジ(0から127の値)になるようにするためのものであり、
(Rl×k−Hl)/Rlは、一種のRlの大きさとHlの大きさとの比を表しているものであり、単純にRl/Hlに所定の係数を掛けたものとしてもよい。
このS56の判断処理においてRcの値が所定値より大きい場合(S56:Yes)は、リムに対応する楽音のうちクローズドリムショット音を(S58)、Rlに対応するベロシティであるRvで発生するように音源部90を制御する(S64)。RlとRvとの関係は、図5(b)に示す。このRlとRvの関係も正比例に設定されているが、センサの感度や楽音の特性に応じて、正比例ではなく、曲線で表される関係としてもよい。
一方、S56の判断処理においてRcの値が所定値より小さい場合(S56:No)は、リムに対応する楽音のうちオープンリムショット音を発生するように制御する(S60)。オープンリムショット音には、スティックの先端がドラムヘッドの中央部を、スティックの中央部がリムを同時に叩いた場合の内側オープンリムショット音と、スティックの先端がドラムヘッドのリムに近い部分を、スティックの中央部がリム部を同時に叩いた場合の外側オープンリム音とがあり、ここでは、Rcの値に応じてこれらの外側オープンリムショット音と内側オープンリムショット音との混合比R/Hを設定する。
このRcの値に応じてクローズドリムショット音および外側オープンリムショット音と内側オープンリムショット音との混合比を変化する関係を図5(c)のグラフに示す。このグラフにおいて、横軸は、Rcの値を示し、縦軸は外側オープンリムショット音の内側リムショット音に対する割合である混合比R/Hを表している。S56の処理において判断されるRcの所定値は、100に設定されており、Rcの値が100以上の場合は、クローズドリムショット音が発生される。Rcの値が100より小さい場合は、Rcの値が大きい、すなわちリム部の振動がヘッド部の振動に比較して大きくなるほど、混合比R/Hは、1に近くなり、外側リムショット音の割合がより大きくなるように設定されている。
このようにして混合比が設定され、更にRlに対応するベロシティであるRvが設定され(S64)音源部90を制御し、このルーチンからリターンする。
図7(b)は、本発明の第2の実施例を表すフローチャートで、図7(a)のフローチャートにおいて、S50の判断処理において、Hlの値がRlにkを掛けた値より小さい場合(S50:Yes)は、ヘッドセンサ21の振動の波形の立ち上がり部の極性がプラスか否かが判断される(S70)。
図8は、ヘッドセンサ21が出力した振動の波形を3種類の奏法が行われた場合について表したもので、横軸を時間、縦軸を振動の振幅とし、図の上方を+、下方を−とし、いずれの図においても、波形の立ち上がり部を矢印で示している。
(a)は、スティックでヘッドのみを叩いた場合であり、波形の立ち上がり部分が下(−)方向である。(b)は、オープンリムショットの場合の波形であり、上記(a)と同様に、波形の立ち上がり部は、下(−)方向である。(c)は、クローズドリムショットを行った場合で、波形の立ち上がりが、上(+)方向である。
なお、この図において、振幅やゼロクロス位置などもそれぞれの波形で異なるが、これらは叩く強さや叩く位置により変化するもので、オープンリムショットとクローズドリムショットとで異なるのは、波形の立ち上がり部での極性が異なることを確認した。
S70の判断処理において、ヘッドセンサ21の波形の立ち上がりの極性が+である場合は、(S70:Yes)クローズドリムショット音を発生するように制御し(S58)、ヘッドセンサ21の波形の立ち上がりの極性が−の場合(S70:No)は、オープンリムショット音を発生するように制御する(S60)。このオープンリムショット音を発生する場合にも、Rcの値に応じて図5(c)に示すグラフのRcの値が100未満の領域の外側オープンリムショット音と内側オープンリムショット音との混合比R/Hを変化する関係を使用して外側オープンリムショット音と内側オープンリムショット音とを混合し、ベロシティをRvに設定する。Rcの値が100以上の場合には、混合比R/Hを1とする。
以上、実施例に基づいて説明したように、一つの方法としては、ヘッドの振動の大きさとリムの振動の大きさの比により、オープンリムショットにより演奏されたのかクローズドリムショットにより演奏されたのかを判別することができ、これらの演奏法に合った楽音を発生することができる。
他の方法としては、リムショットによる演奏が行われた場合、ヘッドの振動の波形の立ち上がりの極性を検出することにより、オープンリムショットにより演奏されたのかクローズドリムショットにより演奏されたのかを判別することができ、これらの演奏法に合った楽音を発生することができる。
また、オープンリムショットにより演奏が行われた場合には、さらにヘッドの振動の大きさとリムの振動の大きさの比に応じて、外側オープンリムショット音と内側オープンリムショット音との混合比を制御するので、演奏方法および打点位置に応じて多様な楽音を形成することができる。
なお、請求項1および請求項2記載の比較手段は、図7(a)に示すフローチャートのS50の処理が該当し、請求項1記載の楽音発生制御手段は、図7(a)に示すフローチャートの処理が該当する。また、請求項2記載の立ち上がり極性検出手段は、図7(b)示すフローチャートのS70の処理が該当し、請求項2記載の楽音発生制御手段は、図7(a)に示すフローチャートのS56を図7(b)に示すフローチャートに置き換えたものに該当する。
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、本実施例では、ヘッドセンサ21の振動の大きさとリムショットセンサ31の振動の大きさに所定の係数kを乗算した値とを比較し、ヘッドに対応する楽音かリムに対応する楽音のいずれの楽音を発音するかを判断したが、ヘッドセンサ21の振動の大きさとリムショットセンサ31の振動の大きさとの比を求め、その比に基づいていずれの楽音を発音するかを判断するようにしてもよい。
また、本実施例では、ヘッドセンサ21およびリムショットセンサ31は、センサフレーム4に配設されたものとしたが、特許文献2に記載されている支持部材でもよい。
また、上記実施例では、オープンリムショット音として、外側オープンリムショット音と内側オープンリムショット音のそれぞれを、ヘッドとリムとを同時に叩いた場合の音を記憶手段に記憶しているものとしたが、ヘッド中央部のみが叩かれた音と、ヘッドのリムに近い部分がのみが叩かれた場合の音と、リムのみが叩かれた音とを別々に記憶し、これらの混合割合を変化して合成するようにしてもよい。
また、リムショット音を発生する場合は、ベロシティをリムショットセンサ31が検出した振動の大きさに係数を掛けたものとした(S54およびS64)が、ヘッドセンサ21が検出した振動の大きさを加算するなどの補正を行ってもよい。
本発明の一実施例である電子打楽器の打撃検出部の分解斜視図である。 打撃検出部の断面図である。 (a)はヘッドセンサの側面図であり、(b)はヘッドセンサの上面図であり、(c)はヘッドセンサの下面図である。 電子打楽器の電気ブロック図である。 振動レベルとベロシティの関係を示すグラフである。 メインルーチンを表すフローチャートである。 ヘッドセンサ21とリムショットセンサ31の振動が検出された時に起動されるインターラプトルーチンを表す図である。 ヘッドセンサ21が出力した振動の波形を3つの場合について表す図である。
符号の説明
1 打撃検出部
2 胴部(胴)
3 係合部
4 センサフレーム(フレーム)
5 ヘッド部
6 リム部
7 係合ボルト
11 支持板
21 ヘッドセンサ
22 圧電素子
24 クッション部材
31 リムショットセンサ
80 CPU
90 音源部

Claims (3)

  1. 打撃検出部により検出されたヘッド部の振動とリム部の振動とを入力する入力手段と、
    その入力手段に入力されたヘッド部の振動の大きさとリム部の振動の大きさとを比較する比較手段と、
    その比較手段による比較結果に基づいてヘッド部の振動に対応する楽音またはリム部の振動に対応する楽音のいずれかを発生するように制御し、リム部の振動に対応する楽音を発生する場合は、ヘッド部の振動の大きさとリム部の振動の大きさとの比率に基づき第1の楽音または第2の楽音のいずれかを発生するように制御する楽音発生制御手段とを備えていることを特徴とする電子打楽器。
  2. 打撃検出部により検出されたヘッド部の振動とリム部の振動とを入力する入力手段と、
    その入力手段に入力されたヘッド部の振動の大きさとリム部の振動の大きさとを比較する比較手段と、
    前記入力手段に入力されたヘッド部の振動の立ち上がりの極性を検出する立ち上がり極性検出手段とを備え、
    比較手段による比較結果に基づいてヘッド部の振動に対応する楽音またはリム部の振動に対応する楽音のいずれかを発生するように制御し、リム部の振動に対応する楽音を発生する場合は、前記立ち上がり極性検出手段により検出されたヘッド部の振動の立ち上がりの極性に応じて第1の楽音または第2の楽音のいずれかを発生するように制御する楽音発生制御手段とを備えていることを特徴とする電子打楽器。
  3. 請求項1または2に記載の電子打楽器おいて、
    中空の胴部の上面に張設されたヘッド部と、
    前記ヘッドに張力を付与するためのリム部と、
    前記胴部の内部に連結され、前記リム部の振動を伝達する支持部材と、
    その支持部材に振動吸収部材を介して配設され、前記ヘッド部の振動を検出するヘッドセンサと、
    前記支持部材の振動を検出することによりリム部の振動を検出するリムショットセンサとを備えた打撃検出部を備えていることを特徴とする電子打楽器。
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