JPH11212565A - 打面装置の脚構造 - Google Patents

打面装置の脚構造

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JPH11212565A
JPH11212565A JP10015673A JP1567398A JPH11212565A JP H11212565 A JPH11212565 A JP H11212565A JP 10015673 A JP10015673 A JP 10015673A JP 1567398 A JP1567398 A JP 1567398A JP H11212565 A JPH11212565 A JP H11212565A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドラム等の打楽器や電子打楽器などに利用でき
る打面装置(パッド)の脚構造に関し、フットペダル装
置の踏込み操作に対しても、打面装置を安定的に支持で
きるようにし、また床面で生じる騒音を低減できるよう
にすることを目的とする。 【解決手段】フットペダル装置のビーターで叩かれる打
面を備えた打面装置を複数の脚で支えるための脚構造で
あって、該複数の脚が床面と接地する接地点で囲まれる
範囲内において、該フットペダル装置を、その底面部分
がペダルの揺動支点側で床面に接して他の部分が床面か
ら浮くような状態で、該脚または該打面装置に取り付け
るための取付け部を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム等の打楽器
や電子打楽器などに利用できる打面装置(パッド)の脚
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子ドラムのパッドを支え
る脚構造としては図8、図9に示すものが一般に知られ
ている。ここで、図8はこの脚構造の側面図、図9は平
面図である。図示するように、1は打面を構成するため
のシェルであり、このシェル1は両端が開口する中空の
円筒体からなり、その一方の開口部には打面たるヘッド
がリムを用いて取り付けてある。このヘッドをフットペ
ダル装置6のビーター61で叩くために、このシェル1
の打面を垂直に立てておく必要があり、そのために脚構
造8が用いられる。この脚構造8は、シェル1の正面側
(ヘットペダル装置の配置側と反対側)に水平な支持棹
83を取り付け、その左右両端に床面10に接する前脚
81を取り付け、さらにシェル1の底側に床面に接する
まで垂直に延びる脚87を設けて、その脚87の先端側
を折り曲げてフットベダル装置の取付け部87aを設け
たものである。
【0003】フットペダル装置6は上記のパッドとは別
体のもの(別々に市販されている)であり、ペダル支持
部材65の一端にペダル6を揺動支点67を中心に揺動
自在に取り付け、その他端側に支持棹64を垂直に立て
てその先端に揺動部66を設け、この揺動部66に先端
にビーター61が固定されたシャフト62を揺動自在に
取り付け、ペダル60の先端に取り付けた金属チェーン
63を揺動部66に接続して、ペダル60を踏み込むこ
とでビーター61をヘッド1方向に揺動できるようにし
たものである。このフットペダル装6の支持部材65の
先端側には取付け部69が設けられており、この取付け
部69によって、フットペダル装置6を脚構造の脚87
の取付け部87aに着脱自在に取り付けることができ
る。そして、フットペダル装置6を取り付けたときに
は、フットペダル装置6の少なくともペダル揺動支点6
7側と取付け部69側の底面が床面10に接地すること
で、フットペダル装置6を安定配置できるようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子ドラムの脚
構造を用いてフットペダル装置6を操作する場合、図8
に示すように、ペダル60を踏み込むと、その踏み込ん
だ力F0は最終的にはフットペダル装置6の揺動支点6
7側での床面方向への力F2と取付け部69側での床面
方向への力F3とに分力され、前脚81には床面方向に
向く力はほとんど働かない。また、この力F0は正面方
向には、脚87の力F4と脚81の力F6とに変換され
る。
【0005】この結果、ペダル60を踏み込んだとき、
前脚81には床面方向への力がほとんど働かないので、
ビーター1の叩き方が強いような場合には、その反動で
前脚81が床面から浮き上がってしまい、シェル1部分
がペダル60の踏込みごとに揺れてしまう。電子ドラム
では打撃センサがこのシェル1部分の揺れも検出して打
撃検出信号を出してしまうので、打撃検出信号にノイズ
が多く含まれるようになり、電子ドラムの誤動作の原因
となる。また、シェル1部分がガタガタと揺れる結果、
フットペダル装置6の踏込みの操作感も悪くなる。
【0006】さらに、フットペダル装置6を踏み込んだ
力F0のうち、特にペダル支持部材65の先端側で床面
方向に働く力F3は大きく、このため、踏込み操作のご
とにフットペダル装置6の先端側の一点で床面を強く叩
くことになり、例えばこの床面が2階の床面であるよう
な場合には、階下に大きな騒音を生じさせることにな
る。
【0007】本発明の上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、フットペダル装置の踏込み操作に対しても、
打面装置を安定的に支持できるようにし、また床面で生
じる騒音を低減できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上述の課題を
解決するために、本発明に係る打面装置の脚構造は、一
つの形態として、フットペダル装置のビーターで叩かれ
る打面を備えた打面装置を複数の脚で支えるための脚構
造であって、該複数の脚が床面と接地する接地点で囲ま
れる範囲内において、該フットペダル装置を、その底面
部分がペダルの揺動支点側で床面に接して他の部分が床
面から浮くような状態で、該脚または該打面装置に取り
付けるための取付け部を設けたものである。
【0009】また本発明に係る打面装置の脚構造は、他
の形態として、フットペダル装置のビーターで叩かれる
打面を備えた打面装置を複数の脚で支えるための脚構造
であって、該複数の脚が床面と接地する接地点で囲まれ
る範囲内において、該フットペダル装置が、その底面部
分がペダルの揺動支点側で床面に接して他の部分が床面
から浮くように該脚または該打面装置に取り付けられた
ものである。これにより、フットペダル装置を踏み込ん
だときに床面方向に働く力は、脚構造の全部の脚に床面
方向に働く力として分力されることになり、ペダル踏込
みの反動で一部の脚が浮き上がることを防止できる。
【0010】また本発明に係る打面装置の脚構造は、上
述の脚構造において、該フットペダル装置のビーターの
揺動支点が、該複数の脚が床面と接地する接地点で囲ま
れる範囲内に位置するようにしたものである。これによ
り、ビーターの打撃時にビーターの揺動支点に床面方向
の力が働いたとしても、その力は脚構造の全部の脚に床
面方向に働く力として分力されることになり、よって打
撃の反動で一部の脚が浮き上がることを防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1、図2は本発明の打面装置の脚
構造の一実施形態を示す図であり、図1はこの脚構造を
含む電子ドラムの打面装置部分の側面図、図2は平面図
である。ここで、シェル1部分のヘッドやリムの構造お
よびフットペダル装置6の構造は前述したものと同じで
ある。一方、この実施形態では後脚としてシェル1から
述びる脚87は用いられない。
【0012】すなわち、この実施形態では、シェル1の
正面側においてシェル1の真中付近にその左右端部に延
びる水平な支持棹83を取り付け、この支持棹83の左
右両端のそれぞれに前脚81と後脚82を、支持棹83
の位置を中心として逆V字形となるようにして取り付け
る。よって、シェル1は、逆V字形に開いた左右の前脚
81と後脚82の計4本の脚による計4点で床面に接し
た状態で、床面10に立てられてることになる。
【0013】そして、後脚82の床面に近い位置には、
後脚82の側壁から前脚81側に向かって斜め下向きに
突出した部分を持ちかつその先端側では左右の後脚82
同士を連結するようその間を水平方向に延びる連結棹8
6が、床面から一定の隙間αだけ浮いた状態で設けられ
る。この連結棹86の中央部分は、フットペダル装置6
の取付け部69を取り付けることができるように加工さ
れている。結果として、この連結棹86の中央部分の取
付け部は、左右の前脚81と後脚82の4点の接地点で
囲まれるエリア内に位置することになる。
【0014】この連結棹86の中央部分にフットペダル
装置6が取り付けた状態では、フットペダル装置6の先
端側(ビーター61のある側)の底面は床面10から浮
き上がることになり、結局、フットペダル装置6はその
基端側(ペダル揺動支点67がある側)の底面でだけ床
面10に接して配置されることになる。またこのとき、
フットペダル装置6のビーター61を揺動させる揺動部
66の揺動支点66aもまた、左右の前脚81と後脚8
2の4点の接地点で囲まれるエリア内に位置する。
【0015】本実施形態は、このように脚構造を構成し
ているので、フットペダル装置6を踏込み操作する力F
0は、フットペダル装置6の先端部で床面方向に働く力
F7となり、この力F7の働く場所は、左右の前脚81
と後脚82の4点の接地点で囲まれるエリア内に位置す
るので、さらに脚構造8による連結部を通じて後脚82
の接地点で床面方向に働く力F3と前脚81の接地点で
床面方向に働く力F5とに分力されることになる。この
結果、フットペダル装置6のペダル60を踏み込んだと
きには、後脚82だけでなく、前脚81にも床面方向に
力F5が働くことになり、よってベダル60を踏み込ん
だ反動で前脚81が浮かび上がってしまうことを防止で
き、ペダル踏込み操作に対してシェル1部分を安定的に
支持できる。
【0016】また、フットペダル装置6のビーター61
の揺動支点66aも、左右の前脚81と後脚82の4点
の接地点で囲まれるエリア内に位置しているので、打撃
によりこの揺動支点66aの位置に床面方向に力が働い
たとしても、この力の一部は上述同様、前脚81側にも
床面方向の力として分力されることになり、これにより
前脚81を安定させることができる。
【0017】また、ペダル踏込み時にフットペダル装置
6の先端側の取付け部69に働く床面方向の力F7は、
左右の前脚81と後脚82の計4本に分散されることに
なるので、それぞれの力F3とF5は力F7に比べて十
分に小さくなり、よって、これらの力で床面10を叩い
たとしても、騒音の発生は十分に抑えられる。
【0018】本発明に実施にあたっては種々の変形形態
が可能である。例えば上述の実施形態では、脚構造とし
て4本脚のものを用いたが、本発明はこれに限られるも
のではない。例えば、上述の実施例では前脚81を2本
にしたが、これに限らず例えば図3に示すように、前脚
81を1本で構成するものであってもよい。
【0019】また、上述の実施例では、後脚82側にフ
ットペダル装置6との取付け部を設けるようにしたが、
これに限らず例えば図4に示すように、脚構造としては
左右2本ずつの前脚81と後脚82とし、フットペダル
装置6の取付けのために、シェル1に床面方向に延びる
1本の脚87を設け、但しこの脚87の長さを短くして
フットペダル装置6を取り付けたときにその先端部分の
底面が床面10から浮くようにしてもよい。この場合に
も、フットペダル装置6の取付け部69が、左右の前脚
81と後脚82の4点の接地点で囲まれるエリア内に位
置することは明らかである。また、このフットペダル装
置6の取付け部を前脚側に設けるようにしたものであっ
ても勿論よい。
【0020】
【実施例】以下、本発明の打面装置の脚構造を一層具体
的に示した実施例について説明する。図6は本発明の一
実施例としての打面装置の正面図、図7はこの打面装置
の正面図において打面装置の要所部分の断面構造を示す
ための断面線を記入した図、図5は図3のA−A断面線
に沿う打面装置の側断面図である。
【0021】図1〜図3において、まず、この実施例装
置の概要的な構成を説明すると、両端が開口する円筒状
の胴体としてのシェル1の背面(奏者側の面)側の開口
部には、打面としてのヘッド3がリム9を用いて取り付
けてあり、打面装置のヘッド3側にはヘッド3をビータ
ー61で打撃するためのフットペダル装置6が取り付け
られる。このフットペダル装置6は二つのビーターをそ
れぞれ独立に動かすことができるツインペダル形のもの
である。
【0022】シェル1は4本の脚からなる脚構造体8に
より床面から持ち上げられた位置に支持される。シェル
1の内側には、断面コの字形をした板状のフレーム2が
垂直方向にシェル内壁にその頂部から底部にかけ渡して
固定される。このフレーム2に打撃センサ4と緩衝材5
が取り付けられ、これら打撃センサ4と緩衝材5の先端
側はヘッド3に接触している。
【0023】打撃センサ4は、その先端側がヘッド3に
適度に接触するように調整してフレーム2に固定されて
いる。この打撃センサ4は圧電素子を振動の検出素子と
しており、この圧電素子が取付け板を用いてフレームに
固定される。この圧電素子にはゴムやスポンジなどの弾
性体により形成された円錐台形状のクッション部材が接
着されていて、このクッション部材の先端側がヘッド3
に接触するようになっている。これにより、打撃センサ
4は、ヘッド3が打撃された時に、打撃によるヘッド振
動膜の振動をクッション部材を介して圧電素子で検出で
き、その検出信号でドラム音源を鳴らすことができる。
【0024】緩衝材5は、フレーム2の中央付近(した
がってヘッド3の中心付近)において、このフレーム2
の断面コの字形の溝の底部に強力な接着材にて固定され
ている。緩衝材5は二つのビーター61に対応してそれ
らの打撃点が含まれる広さの長方形の面を持ち、その基
端部側がフレーム2に接着され、先端部側がヘッド3に
接触される。この緩衝材5は、3層の積層構造となって
おり、基端部側が高弾性材料からなる高弾性層53、先
端側が耐磨耗性材料からなる耐磨耗層51、その中間が
低弾性材料からなる低弾性層52からなる。この低弾性
層52は、打撃時の衝撃を吸収できるように低弾性材料
からなるもので、ビーター61による打撃の跳ね返りと
振動膜の過度な振動を抑え、打撃の感触を良くするもの
であり、ポリウレタン・スポンジなどからなる。高弾性
層53は低弾性層52が長期にわたる打撃によって圧縮
変形しても緩衝材5の先端部がヘッド3に接触した状態
を保つために介装された層である。耐磨耗層51は、低
弾性層52の磨耗を防ぐための層であり、例えば不織布
などが利用される。
【0025】ヘッド3は、網状素材からなるもので、こ
の網状素材としては例えば縦横の繊維が直交する平織り
により織られた2枚の網を、互いの織り目方向が45°
に斜交するように積層したものが用いられる。ヘッド3
は、この網状素材の弾性のために、アコースティック・
ドラムのヘッドを打撃した際の打撃感に近い感触を得る
ことができる。また、網状素材からなるので、空気が容
易に通り抜けるものであり、よってヘッド3を打撃した
際にもその振動で大きな音が生じることを抑えることが
できる。
【0026】リム9は金属材料を円環形状に一体成形す
ることにより形成される。ヘッド3とリム9は、初めに
シェル1にヘッド3を被せ、次いでそのヘッド3の上に
リム9を嵌め込み、取付け調整部7の調整ネジで固定す
ることで、シェル1に取り付けられる。
【0027】脚構造体8は打面装置の正面側に左右2本
の前脚81、背面側に左右2本の後脚82からなる4本
脚で打面装置の打面を垂直に立てた状態に支えている。
左右の前脚81と後脚82は支持棹83の部分で逆V字
形に連結されており、このと4本の脚で打面装置を立て
た状態に支持する。支持棹83はシェル1の左右の内壁
の位置に設けられた取付け部11に、取付け部材84を
用いてネジ止めされ、これにより脚構造体8とシェル1
とが固定される。左右の後脚82は床面近くで、床面か
ら一定の隙間分だけ浮いた状態の連結棹86により連結
される。この連結棹86は後脚82の側壁から前脚81
側に向かってある長さ下向き加減に延びたのちに、左右
の後脚82間を水平方向に延びてそれらを連結するよう
になっている。この連結棹86の中央付近には、フット
ペダル装置6の取付け部69でフットペダル装置6を取
り付けることができるように、管を平面形につぶした形
状の取付け部86aが形成されている。
【0028】フットペダル装置6は、二つのビーター6
1を独立に操作できるツインペダル形のものである。ビ
ーター61はシャフト62の先端に取り付けられ、この
シャフト62はビーターの揺動支点となる揺動部66に
揺動可能に取り付けられる。揺動部66は垂直の支持棹
64の先端に取り付けられる。支持棹64は左右のビー
ター用に2本あり、この2本の支持棹64は下端側にお
いて水平方向に延びる連結部で互いに連結され、この連
結部に取付け部材69が取り付けられる。この支持棹6
4はこの取付け部材69を用いて、前述の連結棹86の
取付け部に着脱可能に取り付けられる。この場合、支持
棹64の下端部分(底面部分)したがってフットペダル
装置6の先端側の底面は床面から浮いた状態となる。
【0029】支持棹64にはベダル支持部材65が支点
68で回動可能に取り付けられており、このペダル支持
部材65の前端(奏者側の端部)には、奏者の踏込み操
作によりペダル60がその基端側において支点67を中
心にして揺動可能なように取り付けられる。このペダル
支持部材65は、その基端部分の底面が床面に接地して
いるが、それ以外の部分の底面は床から浮いた状態とな
っている。
【0030】ペダル60の先端には金属チェーン63が
取り付けられており、この金属チェーン63は揺動部6
6に連結され、ペダル踏込み時にこの揺動部66により
シャフト62をヘッド3方向に揺動できるようになって
いる。これにより、ペダル60を踏み込んでいない状態
(図中に破線で示す)では、ビーター61が打撃装置の
ヘッド3から離れた状態となり、踏み込んだ状態では
(図中に実線で示す)では、ビーター61が揺動してヘ
ッド3を打撃するようになる。
【0031】ここで、フットプダル装置のペダル60の
先端およびビーター61の揺動支点66aは、後脚82
の床接地点よりも、前脚81側に位置するようになって
おり、よってこの揺動支点66aは4本の脚81、82
の接地点で囲まれるエリア内に位置することになる。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の脚構造
によれば、フットペダル装置を踏み込むときの床面方向
の力は、その一部が分力されて前脚の接地点を床面方向
に押す力ともなるから、フットペダル装置6の踏込み操
作に対しても前脚が浮き上がらず安定となる。よって、
フットペダル装置6の踏込み時の操作感が向上し、この
脚構造を電子ドラム等に適用する場合には、ペダル踏込
みによる打面装置の揺れに起因する打撃センサのノイズ
を防止できる。また、ベダル踏込み時の床面方向の力
は、脚構造の複数本の脚全部に分散されることになるか
ら、床面の階下への騒音の発生を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての打面装置の脚構造
の側面図である。
【図2】図1の実施形態の脚構造の平面図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図4】本発明のまた他の実施形態を示す図である。
【図5】図7のA−A断面線に沿う打面装置の側断面図
である。
【図6】本発明の一実施例としての打面装置の正面図で
ある。
【図7】実施例の打面装置の正面図において打面装置の
要所部分の断面構造を示すための断面線を記入した図で
ある。
【図8】従来例の脚構造を説明する側面図である。
【図9】従来例の脚構造を説明するための平面図であ
る。
【符号の説明】
1 シェル 2 フレーム 3 ヘッド 4 打撃センサ 5 緩衝材 6 フットペダル装置 7 取付け調整部 8 脚構造体 9 リム 60 ペダル 61 ビーター 65 ペダル支持部材 69 フットペダル装置の取付け部 66 ビーターの揺動部 81、82 脚

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フットペダル装置のビーターで叩かれる打
    面を備えた打面装置を複数の脚で支えるための脚構造で
    あって、 該複数の脚が床面と接地する接地点で囲まれる範囲内に
    おいて、該フットペダル装置を、その底面部分がペダル
    の揺動支点側で床面に接して他の部分が床面から浮くよ
    うな状態で、該脚または該打面装置に取り付けるための
    取付け部を設けた打面装置の脚構造。
  2. 【請求項2】フットペダル装置のビーターで叩かれる打
    面を備えた打面装置を複数の脚で支えるための脚構造で
    あって、 該複数の脚が床面と接地する接地点で囲まれる範囲内に
    おいて、該フットペダル装置が、その底面部分がペダル
    の揺動支点側で床面に接して他の部分が床面から浮くよ
    うに該脚または該打面装置に取り付けられた打面装置の
    脚構造。
  3. 【請求項3】該フットペダル装置のビーターの揺動支点
    が、該複数の脚が床面と接地する接地点で囲まれる範囲
    内に位置するようにした請求項1または2記載の打面装
    置の脚構造。
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