JP2000289954A - エレベーター用巻上機 - Google Patents
エレベーター用巻上機Info
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Abstract
ー用巻上機を得る。 【解決手段】 椀状をなし一側に開口した基体2の底面
4から主軸17を設ける。また、基体2内に嵌合状態に
椀状体19を設けて底面を基体2底面4と対面して配置
して主軸17に枢着し、底面側の外周面に駆動綱車20
を、開口縁部内面に制動面191を形成する。そして、
基体2開口縁部3側に固定子巻線18を、椀状体16の
開口縁部側に電機子21を設ける。また、制動面191
に対向した制動片26を有する制動機22を椀状体19
内に配置する。そして、電機子21を設けてローターを
構成した椀状体19と一体に駆動綱車20を形成し、ま
た椀状体19内に制動機22を配置して巻上機を小形化
する。このため、設置の制約を解消し、また保守作業が
困難になる問題を解消する。
Description
けられた電動機のローターと駆動綱車が一体的に形成さ
れたトラクション式のエレベーター用巻上機に関する。
511758号公報に示された従来のエレベーター用巻
上機を示す図で、図10はエレベーターの案内レールに
装着された状態を示す正面図、図11は図10のA−A
線断面図である。図において、1は立設されたエレベー
ターの案内レール、2は椀状をなし一側に開口した基体
で、開口縁部3を介して案内レール1に装着され椀状の
底面4から基体1内に主軸5が立設状態に設けられてい
る。6は基体2の底面4内側に設けられた固定子巻線で
ある。
の底面4内側との対向面に固定子巻線6と対向してディ
スク形電動機を形成する電機子8、底面4内側との対向
面の外周に形成されたブレーキディスク9及び基体2の
開口縁部3側に形成されてブレーキディスク9よりも小
径に構成されたの駆動綱車10が設けられている。11
は基体2の外周縁部に設けられてブレーキディスク9を
挟圧して制動動作する電磁ブレーキ、12は駆動綱車1
0に巻掛けられた主索で、図示が省略してあるが、両端
にかご、つり合おもりがそれぞれ連結されている。
に構成され、案内レール1の背面に装着されて昇降路
(図示しない)の上端寄りに配置される。そして、駆動
綱車10に主索12が巻掛けられて、駆動綱車10の回
転により摩擦力によって主索12が駆動されて、かご、
つり合おもりを互いに反対方向に昇降させるようになっ
ている。
レベーター用巻上機では、電磁ブレーキ11が基体2の
外形から突出して設けられるので、巻上機の外形寸法が
増大する。また、電磁ブレーキ11等の保守、点検を要
するので、保守作業用のスペースも必要であって巻上機
のために広いスペースが必要となり、巻上機の設置が制
約されたり、設置が困難になったりするという問題点が
あった。
になされたものであり、狭いスペースに容易に設置でき
るエレベーター用巻上機を得ることを目的とする。
ター用巻上機においては、椀状をなし一側に開口した基
体と、基体内に設けられて基体の椀状の底面中心から立
設状態に配置された主軸と、基体内に嵌合状態に配置さ
れて底面が基体の底面と対面して配置され中心が主軸に
枢持されて回転する椀状体と、この椀状体の外周面に形
成された駆動綱車と、基体の内周面に設けられた固定子
巻線と、椀状体の外周面に設けられて固定子巻線と対向
して配置されて固定子巻線とによって電動機を構成する
電機子と、椀状体内に設けられて椀状体の内周面に形成
された制動面に対向して配置されて制動動作する制動片
を有する制動機とが設けられる。
機においては、基体の開口縁部に装着されて基体との間
に空所を形成した支持板が設けられて、主軸の両端が基
体の底部及び支持板に支持される。
機においては、支持板の基体側の主軸端を中心に配置さ
れて駆動綱車の回転を検出するエンコーダが設けられ
る。
機においては、基体を貫通し駆動綱車のリム面に対向し
て配置されると共に駆動綱車のリムの周面に沿う方向に
互いに離れた点検孔を設け、この点検孔の縁部に一側が
締結され他側は駆動綱車に巻掛けられた主索との間に少
ない空隙を形成して対向して配置された主索外れ止め具
が設けられる。
機においては、一体に形成されて主索が挿通される吊設
孔が設けられた脚部を有する基体が設けられる。
機においては、基体の内面に設けられ駆動綱車のリム面
と対向して配置されて駆動綱車の外周に沿い、かつ駆動
綱車の外周から半径方向に一定距離はなれて配置された
主索案内具が設けられる。
機においては、駆動綱車が椀状体の基体底面との対向部
側に設けられ、また電機子が椀状体の基体開口縁部側に
設けられる。
機においては、制動機が、支持板に装着されて基体との
間に配置される。
機においては、支持板が、制動機が装着されて基体に着
脱可能に締結された回動板、基体の開口縁部に装着され
た定置板並びに回動板と定置板の相互の対向部位を回動
可能に枢着したヒンジによって構成される。
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は正面図、
図2は図1のB−B線断面図、図3は図1の巻上機にお
けるエンコーダの構成を示す図2相当図、図4は基体及
び椀状体を取り外した状態を示す図2の右側面図、図5
は図1の背面側における基体の斜視図、図6は図3の主
索外れ止め具の斜視図である。
た基体で、開口縁部3、椀状の底面4、下側に形成され
た脚部13、脚部13を貫通して椀状部に連通した後述
する主索の吊設孔14が設けられている。15は支持板
で、長手が上下方向に配置されて両端部がそれぞれ基体
2の開口縁部3に配置されている。16は開口縁部3に
挿通されて支持板15にねじ込まれたボルトからなる締
結具である。
態、すなわち両端が支持板15及び基体2底面4の中心
に支持されて、支持板15及び基体2によって形成され
て、後述する椀状体、制動機が配備された空間を横切っ
て配置されている。18は基体2の開口縁部3側の内周
面に設けられた固定子巻線である。
置されて底面が基体2の底面4と対面して配置されて中
心がベアリングにより主軸17に枢持されて回転する。
20は椀状体19の底面側の外周面に形成された駆動綱
車、21は電機子で、椀状体19の開口縁部側の駆動綱
車20の外径よりも大きい直径の外周面に設けられ、固
定子巻線18と対向して配置されて固定子巻線18とに
よって電動機を構成する。
からなる制動機で、一端が支持ピン23により支持板1
5に枢持されたブレーキ腕24、両端が支持板15及び
ブレーキ腕24の回動端にそれぞれ連結されたブレーキ
ばね25、ブレーキ腕24の支持ピン23寄りに配置さ
れて椀状体19の開口縁部側の内周面に形成された制動
面191と対向したブレーキシューからなる制動片2
6、ブレーキ腕24に挿通されたねじ棒を主要部材とし
て構成されて球面座27を介して制動片26をブレーキ
腕24に保持する保持具28及び支持板15に設けられ
て連結ピン29によりブレーキ腕24の長手中間に連結
された電磁石機構30によって構成されている。
レーキばね25、制動片26、電磁石機構30等が主軸
17に対して両側に対称位置にそれぞれ配備されてい
る。12は駆動綱車20に巻掛けられた主索で、図示が
省略してあるが、両端にかご、つり合おもりがそれぞれ
連結されている。31は主軸17端部側に配置されたエ
ンコーダで、支持板15に装着された検出体32及び椀
状体19に連結されて椀状体19と共に回転する作動板
33によって構成されている。
で、駆動綱車20のリム面に対向して配置されると共に
駆動綱車20のリム周面に沿う方向に互いに離れて配置
されている。35は点検孔34に嵌合される主索外れ止
め具で、一側に締結部36が形成されて点検孔34の縁
部に取付ねじ37によって締結され、他側は対向面38
が形成されて、駆動綱車20に巻掛けられた主索12と
の間に少ない空隙を形成して対向して配置されている。
上機において、主として脚部13をを介して巻上機が昇
降路の固定部に装着されて、主索12が吊設孔14に挿
通されて駆動綱車20に巻掛けられる。そして、固定子
巻線18と電機子21とによる電動機によって駆動綱車
20が回転し、摩擦力によって主索12が駆動されて、
図示が省略してあるがかご、つり合おもりを互いに反対
方向に昇降する。
子21が設けられてローターを形成した椀状体19と一
体に駆動綱車20が形成され、また椀状体19の開口縁
部側の内周面に形成された制動面191を制動片26に
より押圧する制動機22が設けられる。また、基体2内
と支持板15とによって形成された空所に駆動綱車20
及び電動機のローターを構成した椀状体19や、制動機
22が配置される。これによって、巻上機の外形寸法を
小さくすることができ、小形化することが可能になる。
ースから制動機22等の保守、点検作業を行うことがで
きる。したがって、巻上機の設置スペース及び巻上機の
保守、点検作業用スペースが少なくて済み、巻上機を狭
いスペースに容易に設置できる。これにより、巻上機の
設置が制約されたり、設置が困難になったりする問題を
解消することができる。
18、電機子21が配置される。このため、支持板15
を取り外すことにより、容易に電動機箇所を点検するこ
とができ、保守作業能率を向上することができる。ま
た、支持板15に制動機22が装着されているので、支
持板15と共に制動機22を基体2から取り外すことが
でき、制動機22を容易に点検することができ、保守作
業能率を向上することができる。
を中心にエンコーダ31が配置される。このため、支持
板15と基体2との空所を有効に利用できてエンコーダ
31が巻上機から突出することがなく、巻上機の外形寸
法を小さくして小形化できる。したがって、巻上機の設
置スペース及び巻上機の保守、点検作業用スペースが少
なくて済み、巻上機の設置を容易化することができる。
って、駆動綱車20に巻掛けられた主索12の状況を点
検することができる。さらに、点検孔34に主索外れ止
め具35が装着されて、保守作業時等であって緩みを生
じた主索12が駆動綱車20の綱溝から逸脱する不具合
の発生を未然に防止することができる。
で、巻上機を昇降路の固定部に簡易な構成によって装着
することができ、また巻上機を防振ゴムを介して装着す
るなどの簡単な構成によって防振支持することができ
る。さらに、基体2脚部13の吊設孔14に主索12が
挿通されて駆動綱車20に巻掛けられるので、基体2に
対する出入口において別に保護体(図示しない)を設け
ることなく主索12を保護することができる。このた
め、主索12の出入口において異物が接触して損傷する
不具合の発生を簡易な構成によって未然に防ぐことがで
きる。
22の電磁石機構30が付勢されてブレーキばね25の
押圧力に抗して制動片26が後退位置に保持されて椀状
体19、すなわち駆動綱車20の制動が解除される。ま
た、エレベーターの停止時は電磁石機構30が消勢され
てブレーキばね25によって制動片26が椀状体19の
開口縁部側の内周面に形成された制動面191に押圧さ
れて、駆動綱車20が制動される。
おり、ブレーキばね25の押圧力をC、制動片26の押
圧力をDとすると、支持ピン23を中心としたモーメン
トが、C×L1=D×L2となり、またL1>L2の関
係から、D>Cとなる。
を、制動片26の押圧力Dより小さくできるので、ブレ
ーキばね25を小型化することができる。従って制動機
22を椀状体19の内部にスペース効率良く収納するこ
とができる。
の他の実施の形態の一例を示す図で、図7は正面図、図
8は支持板をヒンジにより回動した状態を示す図7の左
側面図である。なお、図7及び図8の他は前述の図1〜
図6と同様にエレベーター用巻上機が構成されている。
図において、図1〜図6と同符号は相当部分を示す。
配置されて支持板15の大部分を形成し、制動機22が
装着されて基体2の開口縁部3に着脱可能に締結された
回動板151、基体2の下部に対応し支持板15の下縁
部を形成して基体2の開口縁部3に装着された定置板1
52及び回動板151と定置板152の両者の対向部に
設けられて上記両者を回動可能に接続したヒンジ153
によって構成されている。
上機においても、電機子21が設けられてローターを形
成した椀状体19と一体に駆動綱車20が形成され、ま
た椀状体19の開口縁部側の内周面に形成された制動面
191を制動片26により押圧する制動機22が設けら
れる。したがって、詳細な説明を省略するが図7及び図
8の実施の形態においても、図1〜図6の実施の形態に
おける作業と同様な作用が得られる。
て、制動機22が装着されて支持板15の上部を形成し
た回動板151が、ヒンジ153によって定置板152
に枢着される。そして、図8に示すように基体2との締
結を解除された回動板151をヒンジ153によって回
動して制動機22を開放した状態で、制動機22等の保
守、点検作業が行われる。したがって、制動機22等の
保守作業が容易にできて作業能率を向上することができ
る。
施の形態の一例を示す図で、図9は前述の図1において
支持板及び制動機を取り外し椀状体の電機子装着部を消
去した状態を示す図1相当図である。なお、図9の他は
前述の図1〜図6と同様にエレベーター用巻上機が構成
されている。図において、図1〜図6と同符号は相当部
分を示し、39は主索案内具で、基体2の内面に設けら
れて駆動綱車20のリム面と対向して配置されて駆動綱
車20の外周に沿い、かつその外周から駆動綱車20の
半径方向に一定距離はなれて点検孔34の相互間に配置
されている。
上機においても、電機子21が設けられてローターを形
成した椀状体19と一体に駆動綱車20が形成され、ま
た椀状体19の開口縁部側の内周面に形成された制動面
191を制動片26により押圧する制動機22が設けら
れる。したがって、詳細な説明を省略するが図9の実施
の形態においても図1〜図6の実施の形態と同様な作用
が得られる。
の内面に駆動綱車20のリム面と対向して主索案内具3
9が設けられている。このため、主索12を駆動綱車2
0に巻掛ける場合に、基体2の一方の脚部13の吊設孔
14に主索12を挿入し、その先端を点検孔34から主
索案内具39面に誘導する。この状態で、主索12を押
し込むと主索案内具39に案内されて内部に進入する。
次の主索案内具39面に誘導する。このような作業を繰
り返して、主索12の先端を基体2の他方の脚部13の
吊設孔14から引き出すことができる。これにより、難
なく主索12を駆動綱車20の綱溝に巻掛けることがで
き、エレベーターの据付、保守等の作業能率を向上する
ことができる。
なし一側に開口した基体と、基体内に設けられて基体の
椀状の底面中心から立設状態に配置された主軸と、基体
内に嵌合状態に配置されて底面が基体の底面と対面して
配置されて中心が主軸に枢持されて回転する椀状体と、
この椀状体の外周面に形成された駆動綱車と、基体の内
周面に設けられた固定子巻線と、椀状体の外周面に設け
られ固定子巻線と対向して配置されて固定子巻線とによ
って電動機を構成する電機子と、椀状体内に設けられて
椀状体の内周面に形成された制動面に対向して配置され
て制動動作する制動片を有する制動機とを設けたもので
ある。
ーを形成した椀状体と一体に駆動綱車が形成され、また
椀状体の内周面に形成された制動面を制動片により押圧
する制動機が設けられる。このため、巻上機の外形寸法
を小さくすることができ、また椀状体の開口部に対向し
たスペースによって制動機等の保守、点検作業を行うこ
とができる。したがって、巻上機の設置スペース及び巻
上機の保守、点検作業用スペースが少なくて済み、巻上
機を狭い場所に容易に設置できて設置が制約されたり、
設置が困難になったりする不具合を解消する効果があ
る。
体の開口縁部に装着されて基体との間に空所を形成した
支持板を設けて、主軸の両端を基体の底部及び支持板に
支持したものである。
形成された空所に駆動綱車及び電動機のローターを構成
した椀状体や制動機が配置される。このため、巻上機の
外形寸法を小さくして小形化する効果がある。
持板の基体側の主軸端を中心に配置されて駆動綱車の回
転を検出するエンコーダを設けたものである。
端にエンコーダが配置されるので、支持板と基体との空
所を有効に利用できてエンコーダが巻上機から突出する
ことがなく、巻上機の外形寸法を小さくして小形化でき
る。これにより、巻上機の設置スペース及び巻上機の保
守、点検作業用スペースが少なくて済み、巻上機の設置
を容易化する効果がある。
体を貫通し駆動綱車のリム面に対向して配置されると共
に駆動綱車のリムの周面に沿う方向に互いに離れた点検
孔を設け、この点検孔の縁部に一側が締結され他側は駆
動綱車に巻掛けられた主索との間に少ない空隙を形成し
て対向して配置された主索外れ止め具を設けたものであ
る。
によって、緩みを生じた主索が駆動綱車の綱溝から逸脱
する不具合の発生を未然に防止することができ、巻上機
の作動信頼性を向上し、また保守時の取り扱いを容易化
する効果がある。
体に形成されて主索が挿通される吊設孔が設けられた脚
部を有する基体を設けたものである。
挿通されているので、主索の基体に対する出入口におい
て別に保護体を設けることなく主索が保護される。この
ため、基体の出入口において主索に異物が接触して損傷
する不具合の発生を簡易な構成によって未然に防ぐ効果
がある。
体の内面に設けられ駆動綱車のリム面と対向して配置さ
れて駆動綱車の外周に沿い、かつ駆動綱車の外周から半
径方向に一定距離はなれて配置された主索案内具を設け
たものである。
場合に、主索案内具と駆動綱車の間の一側から主索を挿
入するとし、その先端が主索案内具面に案内されて内部
に進入する。そして、主索案内具と駆動綱車の間の他側
から主索を引き出すことができる。これにより、難なく
主索を駆動綱車の綱溝に巻掛けることができ、エレベー
ターの据付、保守等の作業能率を向上する効果がある。
動綱車を椀状体の基体底面との対向部側に設け、また電
機子を椀状体の基体開口縁部側に設けたものである。
巻線、電機子が配置されるので支持板を取り外して、容
易に電動機箇所を点検することができる。このため、保
守作業能率を向上する効果がある。
動機を支持板に装着して基体との間に配置したものであ
る。
から取り外すことができ、制動機を容易に点検すること
ができ、保守作業能率を向上する効果がある。
持板を、制動機が装着されて基体に着脱可能に締結され
た回動板、基体の開口縁部に装着された定置板並びに回
動板及び定置板を回動可能に枢着したヒンジによって構
成したものである。
回動板をヒンジによって回動して基体から開放した状態
で、制動機等の保守、点検作業を行うことができる。し
たがって、制動機等の保守作業が容易にできて作業能率
を向上する効果がある。
す図2相当図。
の右側面図。
8の左側面図。
おいて支持板及び制動機を取り外し、椀状体の電機子装
着部を消去した状態を示す図1相当図。
エレベーターの案内レールに装着された状態を示す正面
図。
吊設孔、15 支持板、151 回動板、152 定
置板、153 ヒンジ、17 主軸、18 固定子巻
線、19 椀状体、191 制動面、20 駆動綱車、
21 電機子、22 制動機、26 制動片、31 エ
ンコーダ、34 点検孔、35 主索外れ止め具、39
主索案内具。
Claims (9)
- 【請求項1】 椀状をなし一側に開口した基体と、上記
基体内に設けられて上記椀状の底面中心から立設状態に
配置された主軸と、上記基体内に嵌合状態に配置されて
底面が上記基体の底面と対面して配置されて中心が上記
主軸に枢持されて回転する椀状体と、この椀状体の外周
に形成された駆動綱車と、上記基体の内周面に設けられ
た固定子巻線と、上記椀状体の外周面に設けられ上記固
定子巻線と対向して配置されて上記固定子巻線とによっ
て電動機を構成する電機子と、上記椀状体内に設けられ
上記椀状体の内周面に形成された制動面に対向して配置
されて制動動作する制動片を有する制動機とを備えたエ
レベーター用巻上機。 - 【請求項2】 基体の開口縁部に装着されて上記基体と
の間に空所を形成した支持板を備え、主軸を、両端が上
記基体の底部及び支持板に支持された構成としたことを
特徴とする請求項1記載のエレベーター用巻上機。 - 【請求項3】 支持板の基体側の主軸端を中心に配置さ
れて駆動綱車の回転を検出するエンコーダを備えたこと
を特徴とする請求項1記載のエレベーター用巻上機。 - 【請求項4】 基体を貫通し駆動綱車のリム面に対向し
て配置されると共に上記リムの周面に沿う方向に互いに
離れた点検孔を設け、この点検孔の縁部に一側が締結さ
れ他側は駆動綱車に巻掛けられた主索との間に少ない空
隙を形成して対向して配置された主索外れ止め具を備え
たことを特徴とする請求項1記載のエレベーター用巻上
機。 - 【請求項5】 基体を、一体に形成されて主索が挿通さ
れる吊設孔が設けられた脚部を有するものとしたことを
特徴とする請求項1記載のエレベーター用巻上機。 - 【請求項6】 基体の内面に設けられて駆動綱車のリム
面と対向して配置されて上記駆動綱車の外周に沿い、か
つ上記外周から上記駆動綱車の半径方向に一定距離はな
れて配置された主索案内具を備えたことを特徴とする請
求項1記載のエレベーター用巻上機。 - 【請求項7】 駆動綱車を椀状体の基体底面との対向部
側に設け、電機子を上記椀状体の上記基体との開口縁部
側に設けたことを特徴とする請求項2記載のエレベータ
ー用巻上機。 - 【請求項8】 制動機を、支持板に装着して基体との間
に配置したことを特徴とする請求項7記載のエレベータ
ー用巻上機。 - 【請求項9】 支持板を、制動機が装着されて基体に着
脱可能に締結された回動板、上記基体の開口縁部に装着
された定置板並びに上記回動板及び定置板を回動可能に
枢着したヒンジによって構成したことを特徴とする請求
項8記載のエレベーター用巻上機。
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