JP2003002568A - エレベータ用巻上機のブレーキ - Google Patents
エレベータ用巻上機のブレーキInfo
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Abstract
音を軽減させたエレベータ用巻上機のブレーキを得るこ
とを目的とする。 【解決手段】 制動片23を第1可動鉄片21に取り付
け、この第1可動鉄片21を介して第1弾性体24で制
動片23を回転体9に押圧して制動力を発生させ、第1
可動鉄片21とは別体の第2可動鉄片25を介して第2
弾性体26で第1弾性体24よりも弱い押圧力で制動片
23を押圧させ、エレベータの起動指令に基づいて電磁
石27を付勢して第1弾性体24及び第2弾性体26に
よる制動片23の押圧を解いて巻上機1を開放させると
共に、エレベータの停止指令が発せられると、電磁石2
7の付勢を時系列で段階的に弱め、第1可動鉄片21と
第2可動鉄片25とを個別に動作させるようにしたもの
である。
Description
上機のブレーキに関し、特にブレーキの動作音低減に係
るものである。
954号公報と同様の構成を有する従来のエレベータの
巻上機51を示す。図8はブレーキ部分の正面図を、ま
た、図9は電動機及び巻上機部分は縦断面を示し、ブレ
ーキ部分は図8においてIX−IX線側から矢視した側
面図を示す。図は綱車60と電動機の回転子57とが一
体化され、かつ、回転子57が椀状に形成され、その回
転子57の円筒部の内周面59をブレーキシュー79で
押圧して綱車60を制動するようにしたものである。
にブラケット53が取付ボルト54によって締結されて
上記開口を覆い、フレーム52の内周面には巻上電動機
の固定子56が取り付けられている。また、ブラケット
53には主軸55が植設され、この主軸55には、椀状
をした回転子57が支承されている。回転子57の外周
面には回転子鉄心58が固定子6と対向させて取り付け
られ、更に、回転子57の側部には綱車60が一体的に
形成され、共にフレーム52内に収納されている。綱車
60には主索61が巻き掛けられていて、かご(図示し
ない。)を昇降駆動させる。
収納されている。即ち、ブラケット53には、回転子5
7の内周面59に沿ってくの字状に屈曲したアーム75
が、一端部で支軸76に支承されている。このアーム7
5の中間部に鉄片80が取り付けられている。また、支
軸76と鉄片80の間には、保持具77が取り付けられ
ていて、その端面には内周面59に押圧されるブレーキ
シュー79が取り付けられている。
突設された突起部82から横設されたばね83によって
押圧されている。この押圧によりアーム75は回転子5
7の内周面59側へ回動し、ブレーキシュー79を内周
面59に押圧して回転子57を制動させる。
71が鉄片80に対向して取り付けられており、電磁コ
イル73を付勢すると、鉄片80が電磁石71に吸引さ
れ、ばね83に抗してアーム75を回動させてブレーキ
シュー79を内周面59から離脱させて回転子57を開
放する。更に、ブラケット53にはブレーキスイッチ8
4が取り付けられていて、アーム75の動きから回転子
57の制動及び開放が検出される。
成され、ブレーキを回転子57内に収納してブレーキシ
ュー79を回転子57の円筒部内周面に押圧する、いわ
ゆる内拡形の従来のブレーキは上記のとおり構成されて
いたので、電磁石71を付勢して回転子57を開放し、
かごを昇降させた後、目的位置で制止させるために上記
電磁石71を消勢すると、ばね83に押されてブレーキ
シュー79が回転子57の円筒部内周面に当接して制動
させる。ところで、ブレーキシュー79が回転子57に
当接する際に衝突音が発生する。この衝突音は椀状の回
転子57内で反響して増大されて外部に伝播されるため
耳障りである、という問題があった。
で、制動片が回転子に当接したときの衝突音を軽減する
ことを目的とする。
タ用巻上機のブレーキは、制動片を第1可動鉄片に取り
付け、この第1可動鉄片を介して第1弾性体で制動片を
回転体に押圧して制動力を発生させ、第1可動鉄片とは
別体の第2可動鉄片を介して第2弾性体で第1弾性体よ
りも弱い押圧力で制動片を押圧させ、エレベータの起動
指令に基づいて電磁石を付勢して第1弾性体及び第2弾
性体による制動片の押圧を解いて巻上機を開放させると
共に、エレベータの停止指令に基づいて電磁石の付勢を
弱めることにより第1弾性体で制動片を回転体に押圧さ
せた後、電磁石の付勢を更に弱め第2弾性体で加勢して
制動片を押圧させて回転体を制動させるようにしたもの
である。
ーキは、請求項1において、第1可動鉄片を、断面が溝
形をなし、開口を電磁石側へ向け、背面に制動片が取り
付けられて一端が回動自在に軸支された棒状体からなる
ものとし、第2可動鉄片を、上記溝部に遊挿され一端が
回動自在に軸支され、電磁石との間に第1可動鉄片より
も大きい空隙を隔てて第1可動鉄片と並設され、背面を
溝部の底面に当接させて第1可動鉄片を介して制動片を
押圧する棒状体からなるものとし、電磁石で第1可動鉄
片及び第2可動鉄片を吸引することにより巻上機を開放
させるようにしたものである。
ーキは、請求項2において、第1可動鉄片及び第2可動
鉄片が電磁石と対向する側の面を、電磁石の吸引側の面
に対して傾斜させ、吸引状態で平行するようにしたもの
である。
ーキは、請求項2において、第1可動鉄片の溝部底面と
第2可動鉄片の背面との間に緩衝材を介在させたもので
ある。
ーキは、請求項1において、回転体を椀状とし、制動片
を円筒部内周面に押圧させるようにしたものである。
この発明の実施の形態1を示す。図1から図5におい
て、図1は、図2のI−I線部分における巻上機の縦断
面を矢視した巻上機内部の背面図、図2は、図1のII
−II線断面を矢視した断面図、図3は図1のIII−
III線断面を矢視した断面図、図4は図1のIV−I
V線断面を矢視した断面図、図5は図1のV−V線断面
を矢視した断面図である。
固定部に取り付けられたブラケット、3はこのブラケッ
ト2の中央部に横設された突起部、4はこの突起部3に
植設された主軸、5はブラケット2に植設された一対の
支軸、6は一側が開口した椀状のフレームで、外周に設
けられたフランジを介して取付ボルト7によってブラケ
ット2に取り付けられ、このブラケット2によって開口
が覆われている。
巻上電動機の固定子、9は一側が開口した椀状をなし、
主軸4に回動自在に支承されてフレーム6内に収納され
た回転子、10は回転子9の外周面に固定子8と対向さ
せて取り付けられた回転子鉄心、11は回転子9の円筒
部の内周面で、制動片が押圧される制動面として機能す
る。12はフレーム6内に収納され、回転子9の側部に
一体的に形成された綱車、13はこの綱車12に巻き掛
けられてかご(図示しない。)を吊持する主索である。
を中心部へ向けて一端が支軸5に回動自在に取り付けら
れた一対の第1可動鉄片、22は第1可動鉄片21の背
面に取り付けられて共に回動する保持具、23は保持具
22の端面に取り付けられ、回転子9の内周面11に押
圧されて回転子9を制動させる制動片であるブレーキシ
ュー、24は第1可動鉄片21の他端を押圧してブレー
キシュー23を内周面11に押圧するばねからなる第1
弾性体である。
第2可動鉄片で、第1可動鉄片21の溝部に遊挿され一
端が支軸5に回動自在に軸支されて第1可動鉄片と並設
され、背面を上記溝部の底面に当接させて第1可動鉄片
21を介してブレーキシュー23を押圧する棒状体から
なる。26は第2可動鉄片25を中央部で押圧し、第1
弾性体24よりも弱い押圧力で加勢してブレーキシュー
23を押圧するばねからなる第2弾性体である。
の側面に取り付けられ、開口を第1可動鉄片21及び第
2可動鉄片25側へ向けた電磁石で、中央突起には第2
弾性体26が遊挿される穴が凹設されている。28は電
磁石27の中央突起に巻回された電磁コイル、29は第
1可動鉄片21の溝部底面と第2可動鉄片25の背面と
の間に敷設された緩衝材である。
片25が電磁石27と対向する側の面は、巻上機1の制
動状態では電磁石27の吸引側の面に対して傾斜し、電
磁石27が第1可動鉄片21及び第2可動鉄片25を吸
引して巻上機1を開放した状態で平行するようになって
いる。
動状態では、中央部における第1可動鉄片21と電磁石
27との空隙はg1であり、第2可動鉄片25と電磁石
27との空隙は、g1よりも大きいg2である。従っ
て、第2弾性体26は第1弾性体24よりも押圧力は弱
いが、電磁石27による吸引力も弱い。このため、電磁
石27は最初に第1可動鉄片21を吸引し、第2可動鉄
片25は背面を第1可動鉄片21に押されて初動して空
隙を狭めた後、電磁石27に吸引される。
ベータ制御盤、42はこのエレベータ制御盤41に含ま
れる制御接点で、エレベータの起動指令によって閉成
し、停止指令によって開放する。43はブレーキ制御回
路で、制御接点42の閉成によって付勢されて常開接点
44aを閉成させるリレー44と、同様に付勢されて限
時復帰の常開接点45aを閉成させる時限リレー45
と、常開接点45aと直列に接続された抵抗器46とか
らなる。
する。エレベータの起動指令が出されていないときは、
制御接点42は開放されて電磁コイル28は消勢されて
いる。このため、第1可動鉄片21は第1弾性体24に
よって、また、第2可動鉄片25は第2弾性体26によ
って、それぞれ押圧されてブレーキシュー23を内周面
11に押圧し、回転子9を制動停止させている。即ち、
図7(c1)の状態となる。
の起動指令が出されると、制御接点42が閉成されてリ
レー44が付勢される。常開接点44aが閉成されて電
磁コイル28には電圧V1が印加され、電磁石27は所
定の時定数で励磁される。この励磁過程において、第1
可動鉄片21の空隙g1の方が第2可動鉄片25の空隙
g2よりも小さいので、磁束密度は第1可動鉄片21の
方が第2可動鉄片25よりも高い。このため、第1可動
鉄片21が吸引されることによって第2可動鉄片25が
回動して空隙g2が狭められ、時刻t1で磁束密度はB
1となり、両者略同時に吸引され、図7(c2)の状態
となる。この吸引によりブレーキシュー23による押圧
が解かれて巻上機1は開放され、磁束密度も一定値B2
となる。
指令が出されると、制御接点42が開放され、リレー4
4及び限時リレー45が共に消勢される。この消勢によ
って常開接点44aは開放され、常開接点45aは所定
時間遅れて時刻t4で開放される。従って、時刻t2〜
t4の間は、抵抗器46が介在するため、電磁コイル2
8には低い電圧V2が印加される。この電圧V2は、第
1可動鉄片21は復帰するが、第2可動鉄片25は吸引
されたままとなる電圧値である。磁束密度はB2から所
定の時定数で減少し、途中時刻t3で磁束密度はB3と
なり、第1可動鉄片21が第1弾性体24に押圧されて
復帰してブレーキシュー23を内周面11に押圧して制
動する。一方、第2可動鉄片25は電磁石27に吸引さ
れたままとなる。即ち、図7(c3)の状態となる。
と、磁束密度はB4から更に減少して時刻t5でB5と
なり、第2可動鉄片25も第2弾性体26に押圧されて
復帰して第1可動鉄片21に加勢してブレーキシュー2
3を内周面11に押圧する。即ち、図7(c4)の状態
となる。時刻t6で電磁石27は消勢される。
停止指令が発せられると、電磁石27の付勢が時系列で
段階的に弱められ、まず、第1弾性体24でブレーキシ
ュー23を回転子9の内周面11に押圧させた後、電磁
石27を消勢させることにより第2弾性体26を第1弾
性体24に加勢させて回転子9を制動させるようにして
第1弾性体24と第2弾性体26とを個別に動作させる
ようにしたので、第1弾性体24と第2弾性体26を総
合した押圧力で同時にブレーキシュー23を押圧する場
合に比べて動作音を減少させることができる。
なし、開口を電磁石27側へ向け、背面側にブレーキシ
ュー23が取り付けられて一端が支軸5に回動自在に軸
支された棒状体とし、第2可動鉄片25を、第1可動鉄
片21の溝部に遊挿され一端が支軸5に回動自在に軸支
され、電磁石27との間に第1可動鉄片21よりも大き
い空隙g2を隔てて第1可動鉄片と並設され、背面を上
記溝部の底面に当接させて第1可動鉄片21を介してブ
レーキシュー23を押圧する棒状体とし、更に、電磁石
27で第1可動鉄片21及び第2可動鉄片25を吸引す
ることにより巻上機1を開放させるようにしたので、電
磁石27は最初に第1可動鉄片21を吸引し、第2可動
鉄片25は背面を第1可動鉄片21に押されて初動して
空隙を狭めた後、電磁石27に吸引される。このため、
第1可動鉄片21及び第2可動鉄片25によるブレーキ
シュー23の押圧解除を略同時に行うことができ、巻上
機1を速やかに開放することができる。
25が電磁石27と対向する側の面は、巻上機の制動状
態では電磁石27の吸引側の面に対して傾斜し、吸引状
態では平行するようにしたので、対向面全体を均等に吸
引させることができ、電磁コイル28の印加電圧の変動
に対しても、安定した吸引状態を維持できる。
第2可動鉄片25の背面との間に緩衝材29を介在させ
たので、第2可動鉄片25が第2弾性体26に押圧され
て第1可動鉄片21の溝部底面を衝打したときの音を低
減させることができる。
内周面にブレーキシュー23を押圧させ、このときの動
作音が回転子9内で反響したとしても、第1弾性体24
及び第2弾性体26による押圧力を時系列で分散させて
作用させたので、反響音を抑制することができる。
ュー23を回転子9に押圧させたが、これに限るもので
はなく、回転子9の回動に伴って回動し、その回動を制
止することによって巻上機1を制止させることができる
回転体であればよい。また、第1弾性体24及び第2弾
性体26による押圧力を時系列で分散させるのに、時限
リレー45を用いたが、図8のブレーキスイッチ84と
同様な機能を有するスイッチを用いて、第1可動鉄片2
1が復帰したことを検出した後、第2可動鉄片25を復
帰させるようにしてもよい。
ので、以下の効果を奏する。請求項1に係るエレベータ
用巻上機のブレーキは、制動片を第1可動鉄片に取り付
け、この第1可動鉄片を介して第1弾性体で制動片を回
転体に押圧して制動力を発生させ、第1可動鉄片とは別
体の第2可動鉄片を介して第2弾性体で第1弾性体より
も弱い押圧力で制動片を押圧させ、エレベータの起動指
令に基づいて電磁石を付勢して第1弾性体及び第2弾性
体による制動片の押圧を解いて巻上機を開放させると共
に、エレベータの停止指令に基づいて電磁石の付勢を弱
めることにより第1弾性体で制動片を回転体に押圧させ
た後、電磁石の付勢を更に弱め第2弾性体で加勢して制
動片を押圧させて回転体を制動させるようにしたもので
ある。このため、第1弾性体と第2弾性体を総合した押
圧力で同時に制動片を押圧する場合に比べて動作音を減
少させることができる、という効果を奏する。
ーキは、請求項1において、第1可動鉄片を、断面が溝
形をなし、開口を電磁石側へ向け、背面に制動片が取り
付けられて一端が回動自在に軸支された棒状体からなる
ものとし、第2可動鉄片を、上記溝部に遊挿され一端が
回動自在に軸支されて、電磁石との間に第1可動鉄片よ
りも大きい空隙を隔てて第1可動鉄片と並設され、背面
を溝部の底面に当接させて第1可動鉄片を介して制動片
を押圧する棒状体からなるものとし、電磁石で第1可動
鉄片及び第2可動鉄片を吸引することにより巻上機を開
放させるようにしたものである。このため、電磁石は最
初に第1可動鉄片を吸引し、第2可動鉄片は背面を第1
可動鉄片に押されて初動して空隙を狭めることにより電
磁石に吸引される。従って、第1可動鉄片及び第2可動
鉄片による制動片の押圧解除を略同時に行うことがで
き、巻上機を速やかに開放できる、という効果を奏す
る。
ーキは、請求項2において、第1可動鉄片及び第2可動
鉄片が電磁石と対向する側の面を、巻上機の制動状態で
は電磁石の吸引側の面に対して傾斜させ、吸引状態で平
行するようにしたもので、対向面全体に均等に吸引させ
ることができ、安定した吸引状態を維持できる、という
効果を奏する。
ーキは、請求項2において、第1可動鉄片の溝部底面と
第2可動鉄片の背面との間に緩衝材を介在させたもので
ある。このため、第2可動鉄片が第2弾性体に押圧され
て第1可動鉄片の溝部底面を衝打したときの音を低減さ
せることができる、という効果を奏する。
ーキは、請求項1において、回転体を椀状とし、制動片
を回転体の円筒部内周面に押圧させるようにしたもので
ある。このため、円筒部内周面に制動片を押圧させたと
きの動作音が回転体内で反響したとしても、第1弾性体
及び第2弾性体による押圧力を時系列で分散させて作用
させるようにしたので、反響音を抑制することができ
る、という効果を奏する。
用巻上機のブレーキの内部構造を示す背面図。
図。
用巻上機のブレーキの電気回路接続図。
用巻上機のブレーキの動作説明用図。
図。
の縦断と、ブレーキ部分の側面を示す図。
4 主軸、 5支軸、 6 フレーム、 7
取付ボルト、 8 固定子、 9 回転子、 1
0 回転子鉄心、 11 内周面、 12 綱車、
13 主索、 21 第1可動鉄片、 22
保持具、 23 ブレーキシュー、24 第1弾性
体、 25 第2可動鉄片、 26 第2弾性体、
27 電磁石、 28 電磁コイル、 29 緩衝
材、 41 エレベータ制御盤、 42 制御接
点、 43 ブレーキ制御回路、 44 リレー、
44a 常開接点、 45 時限リレー、 4
5a 常開接点、46 抵抗器。
Claims (5)
- 【請求項1】 エレベータの巻上機の回転体に制動片を
押圧して上記巻上機を制動させ、上記押圧を解くことに
より上記巻上機を開放するエレベータ用巻上機のブレー
キにおいて、上記制動片が取り付けられた第1可動鉄片
と、この第1可動鉄片を介して上記制動片を押圧する第
1弾性体と、上記第1可動鉄片とは別体の第2可動鉄片
と、この第2可動鉄片を介して上記第1弾性体よりも弱
い押圧力で上記制動片を押圧する第2弾性体と、上記第
1弾性体及び上記第2弾性体に抗して上記制動片の押圧
を解く電磁石と、上記エレベータの起動指令に基づいて
上記電磁石を付勢して上記第1弾性体及び上記第2弾性
体による上記制動片の押圧を解いて上記巻上機を開放さ
せると共に、上記エレベータの停止指令に基づいて上記
電磁石の付勢を弱めることにより上記第1弾性体で上記
制動片を上記回転体に押圧させた後、上記電磁石の付勢
を更に弱め上記第2弾性体で加勢して上記制動片を押圧
させて上記回転体を制動させるブレーキ制御回路とを備
えたエレベータ用巻上機のブレーキ。 - 【請求項2】 第1可動鉄片を、断面が溝形をなし、開
口を電磁石側へ向け、背面側に制動片が取り付けられて
一端が回動自在に軸支された棒状体からなるものとし、
第2可動鉄片を、上記溝部に遊挿され一端が回動自在に
軸支され、電磁石との間に第1可動鉄片よりも大きい空
隙を隔てて上記第1可動鉄片と並設され、背面を上記溝
部の底面に当接させて上記第1可動鉄片を介して上記制
動片を押圧する棒状体からなるものとし、電磁石で上記
第1可動鉄片及び上記第2可動鉄片を吸引することによ
り巻上機を開放させるものとした請求項1に記載のエレ
ベータ用巻上機のブレーキ。 - 【請求項3】 第1可動鉄片及び第2可動鉄片が電磁石
と対向する側の面は、上記電磁石の吸引側の面に対して
傾斜し、吸引状態で平行するものとした請求項2に記載
のエレベータ用巻上機のブレーキ。 - 【請求項4】 第1可動鉄片の溝部底面と第2可動鉄片
の背面との間に緩衝材を介在させた請求項2に記載のエ
レベータ用巻上機のブレーキ。 - 【請求項5】 回転体を椀状とし、制動片を上記回転体
の円筒部内周面に押圧させた請求項1に記載のエレベー
タ用巻上機のブレーキ。
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