JP2627516B2 - 自己保持型遅動ソレノイド - Google Patents

自己保持型遅動ソレノイド

Info

Publication number
JP2627516B2
JP2627516B2 JP62321571A JP32157187A JP2627516B2 JP 2627516 B2 JP2627516 B2 JP 2627516B2 JP 62321571 A JP62321571 A JP 62321571A JP 32157187 A JP32157187 A JP 32157187A JP 2627516 B2 JP2627516 B2 JP 2627516B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
air hole
solenoid
self
sectional area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62321571A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01164874A (ja
Inventor
悦司 肥田
Original Assignee
株式会社日本オートメーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日本オートメーション filed Critical 株式会社日本オートメーション
Priority to JP62321571A priority Critical patent/JP2627516B2/ja
Priority to US07/267,522 priority patent/US4896127A/en
Priority to KR1019880016984A priority patent/KR890010951A/ko
Publication of JPH01164874A publication Critical patent/JPH01164874A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2627516B2 publication Critical patent/JP2627516B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Electromagnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、プランジャの吸引時又は反吸引時のいずれ
かの動作すなわち往・復どちらかの動作の速度を遅らせ
ることができかつ該動作速度を電気的に可変制御し得る
遅動ソレノイドに関し、特に、プランジャをストローク
エンドで自己保持可能な遅動ソレノイドに関する。
〈従来の技術〉 従来、機械装置の機構部品等を所定の距離範囲で移動
させる方法の一つにソレノイドが知られている。
このソレノイドは外周に電磁コイルを巻装したコイル
ボビン内に軸方向摺動可能に嵌装され、電磁コイルが励
磁されることによりコイルボビン内方に吸引されるプラ
ンジャを備えた構成である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、このようなソレノイドは、上述したよう
に、励磁された電磁コイルの付勢によりプランジャの吸
引動作が行われるわけであるが、その吸引動作は吸引開
始後、急激に加速して瞬間的にストロークエンドに至る
特性をもっている。
逆に、電磁コイルへの通電を停止し、該電磁コイルを
非励磁とすることによって、プランジャは復帰バネの付
勢によりやはり瞬間的に元位置に復帰する。
従って、前記機械部品等を瞬間的に動作させる場合に
は、プランジャの動作速度を速くできるので従来のソレ
ノイドが有効であるが、該機械部品等を緩やかに作動さ
せたい場合や、一定の速度で動作させたい場合には、こ
のような従来のソレノイドでは実現が不可能であった。
例えば、遊技場において、設置されるパチンコ台にお
いて、盤面の得点孔を開閉するいわゆるチューリップ片
を速やかに開放した後、緩やかに閉じるように工夫した
ものがあるが、従来のものでは、モータの駆動力をギヤ
装置等により減速してチューリップ駆動手段に伝達して
チューリップ片が閉じるのを遅らせる方法しかなく、そ
の構造は複雑で装置の設置スペースも大きくする必要が
あった。従って、プランジャの動作速度を遅らせるソレ
ノイドの実現が待たれていた。
また、従来のソレノイドでは、前記プランジャをスト
ロークエンドで保持する場合、電磁コイルへの通電をそ
のまま継続して該電磁コイルを励磁することにより、プ
ランジャを吸引し続ける必要があり、電磁コイルの励磁
を継続するための消費電力が嵩むという問題点があっ
た。
そこで本発明は、以上のような従来の実状に鑑み、簡
単な構成でプランジャの吸引時又は反吸引時のいずれか
一方のモードにおいて、動作速度を遅らせるようにし、
しかもこの動作速度を電気的に制御し得る遅動ソレノイ
ドであって、かつ前記プランジャをストロークエンドで
吸引状態に自己保持し得る自己保持型の遅動ソレノイド
を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため本発明は、外周に電磁コイルを巻装したコイ
ルボビン内に軸方向摺動可能に嵌装され、電磁コイルの
付勢によりコイルボビン内方に吸引されるプランジャ
と、 該プランジャ摺動空間と器外空間とを連通するための
通路断面積大なる一方向弁付きの空気孔と、 該空気孔の閉弁状態でプランジャが動作する時に外気
をプランジャ摺動空間に導き又は該摺動空間から排気す
るための1以上の通路断面積小なる空気孔と、 該通路断面積小なる空気孔を開閉するためのソレノイ
ド弁と、 前記プランジャをストロークエンドで吸着保持するた
めの永久磁石を設けたことを特徴とする自己保持型遅動
ソレノイドとする。
〈作用〉 係る構成では、プランジャの吸引又は反吸引の動作時
に、一方向弁が開放して通路断面積大なる空気孔を介し
てプランジャ摺動空間内の空気が器外空間との間で速や
かに出入りするとき、プランジャの吸引又は反吸引の動
作は瞬間的に行なわれる。
逆に、一方向弁が閉成して通路断面積大なる空気孔が
閉じる方向にプランジャが動作する時には、外部空気が
通路断面積小なる空気孔から少量づつプランジャ摺動空
間内に導入され又は少量づつ該摺動空間から排気される
のでプランジャの往動又は復帰の動作が緩やかに行なわ
れる。
ここで、一方向弁閉成時のプランジャの動作速度は、
プランジャ摺動空間と器外空間との間で出入する空気流
量によって決まる。
従って、ソレノイド弁への通電制御による通路断面積
小なる空気孔の開閉の組み合わせによって、プランジャ
摺動空間に出入する空気の流量が段階的に可変し、プラ
ンジャの吸引動作又は反吸引の動作速度を段階的に可変
とすることができる。
一方、プランジャがストロークエンドに至って固定鉄
心に着座した時に、電磁コイルへの通電を停止しても、
永久磁石の磁力によってプランジャは吸着されたまゝ自
己保持される。従って、電磁コイルへの通電を継続して
プランジャを吸引し続ける必要がない。
〈実施例〉 次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は反吸引時すなわち復帰時にプランジャがゆっ
くり動作するタイプの遅動ソレノイドが示されており、
フレーム1内に配設された電磁コイル2及びプランジャ
3等を備えて構成されている。
フレーム1は磁性体材料からなり、一端が開放された
円筒形状をなしており、このフレーム1内底部には固定
鉄心4が一体的に配設されている。また、フレーム1内
の周部には外周に電磁コイル2を巻装した円筒状のコイ
ルボビン5が収納され固定されている。この場合、固定
鉄心4の中央部はコイルボビン5の中央部の孔5aに挿入
配置される。この固定鉄心4の内端面は後述するプラン
ジャ3の先端形状に対応させて略円錐台形状に陥没形成
されている。
プランジャ3はその先端が略円錐台形状をした円柱体
で、コイルボビン5の中央部の孔5aに軸方向に摺動可能
に嵌装されている。
尚、プランジャ3を構成する前記円柱体はネジ嵌合に
より結合される二部材3A,3Bからなり、少なくとも部材3
Bは磁性体材料により形成されている。
6はプランジャ3を反吸引方向に復帰させるための復
帰バネであり、コイルボビン5の上端面とプランジャ3
の基端部外周に固定された板部材7との間に介装され、
プランジャ3を図の上方に常時付勢している。
かかる構成のソレノイドにおいて、プランジャ3の摺
動空間すなわち、コイルボビン5の中央部の孔5aと固定
鉄心4の内端面との間に形成されるプランジャ3の摺動
空間Aを気密に保持するシール部材としてのシールリン
グ8がプランジャ3とコイルボビン5内周面間に介装さ
れている。尤も、上記シール部材を設けずにプランジャ
3とコイルボビン5内周面とのクリアランスを厳密に成
形することによって気密性の高いシール作用を達成して
もよい。
また、プランジャ3の吸引動作時にプランジャ摺動空
間Aの空気を外部に逃がす通路断面積大なる空気孔10
(以下、大空気孔と称する)と、プランジャ3の復帰時
すなわち反吸引作動時に外部空気をプランジャ摺動空間
Aに導く1以上の通路断面積小なる空気孔9(以下、小
空気孔と称する)と、が設けられている。
即ち、プランジャ3の先端から軸方向略中間部まで、
プランジャ3中心軸上に主空気孔11が設けられている。
そして、大空気孔10は主空気孔11の上端部から上方に伸
びてのち横方向に屈曲して貫通し、プランジャ3の外周
部に開口されている。主空気孔11の上端に一方向弁とし
ての逆止弁12が設けられ、プランジャ摺動空間A内から
外部への空気流のみを許容するようになっている。
一方、本実施例において2つ設けられる小空気孔9
は、夫々固定鉄心4の上端部に開口して形成され、該固
定鉄心4に形成された空気孔13Aと該孔13Aの周部からフ
レーム1の底壁を貫通して外部に開口する孔13Bとを介
して外部に連通している。
尚、この2つの小空気孔9は同一通路断面積に形成さ
れる。
そして、この小空気孔9を夫々する開閉するソレノイ
ド弁14が設けられている。
このソレノイド弁14はフレーム1の底壁外面に夫々固
定されており、そのプランジャ17は外周に電磁コイル15
を備えたコイルボビン16内に軸方向摺動自由に嵌装され
るとともに電磁コイル15の付勢によりコイルボビン16内
方に吸引可能に設けられる一方、該プランジャ17に弁体
18を連設した構成となっている。
19はプランジャ17を反吸引方向に復帰させるための復
帰バネである。
かかるソレノイド弁14は、非通電時にはプランジャ17
が反吸引方向に復帰して開弁し、通電時にプランジャ17
を吸引することにより閉弁し、小空気孔9を閉塞する。
そして、ソレノイド弁14への通電制御による小空気孔
9の開閉の組み合わせ、即ちこの実施例では、いずれか
一方の小空気孔9の開放、又は2つの小空気孔9の開放
によって、プランジャ摺動空間Aに導入される空気の流
量が段階的に可変し、プランジャ17の反吸引動作速度を
段階的に可変とすることができるようになっている。
ソレノイド弁14への通電制御は、通電制御回路20で行
われるようになっている。
一方、プランジャ3をストロークエンドで、即ち、該
プランジャ3先端面が固定鉄心4の内端面に当接着座し
た位置でその状態を保持するためのリング状の永久磁石
21が設けられている。
この永久磁石21は、プランジャ3のストロークエンド
付近において、電磁コイル2端部に隣接して配設され
る。そして、永久磁石21は、一対の環状板部22,22′に
よって区画形成された環状空間部に収納保持されてい
る。
尚、この一対の環状板部22は、コイルボビン5外周部
に一体成形されている。
また、該環状板部22′と固定鉄心4の内面との間には
ギャップとなる空間部23が形成されている。
かかる構成において、プランジャ3の吸引動作時に
は、逆止弁12が開放して大空気孔10から速やかにプラン
ジャ摺動空間A内の空気が外部に排出されるので、プラ
ンジャ3の吸引動作が急速に行なわれる。
一方、プランジャ3の反吸引動作時には、外部空気が
上述のように選択されて開放された小空気孔9からのみ
少量づつプランジャ摺動空間A内に導入され、プランジ
ャ3の反吸引動作即ち、復帰動作が緩やかに行なわれ
る。
この際、大空気孔10は逆止弁12が閉成するので空気の
通過は阻止されている。
この動作中において、プランジャ3がストロークエン
ドに至った時即ち、プランジャ3先端面が固定鉄心4の
内端面に当接着座した時に、電磁コイル2への通電を停
止しても、プランジャ3は固定鉄心4と一体となって永
久磁石21の磁路の一部を構成することとなり、自己保持
される。従って、電磁コイル2の励磁を継続してプラン
ジャ3を吸引し続ける必要がない。
この場合、電磁コイル2にパルス電流を流すだけで、
プランジャ3が瞬時に吸引されてストロークエンドに至
り、該プランジャ3先端面が固定鉄心4の内端面にしっ
かりと着座し、後は永久磁石21の磁力によってプランジ
ャ3が自己保持される。
次いで、任意の時間経過後に、電磁コイル2に対して
前記プランジャ3吸引時の電流方向とは逆のパルス電流
を流して永久磁石21の自己保持力より勝る磁力をこの電
磁コイル2に発生させると、プランジャ3は固定鉄心4
から離れ、その後は復帰バネ6の弾性力により元位置に
復帰する。
かかる構成によると、プランジャ3を速やかに吸引さ
せることができると共に、プランジャ3の復帰動作速度
を遅らせることができるものである。
この結果、機械装置の機構部品等を緩やかに動作させ
る用途に有効に利用でき、そのような場合に、モータや
減速装置を設ける必要がなく、機構の簡略化、配置スペ
ースの節約が図れるので、コスト的にも有利である。特
に、パチンコ台において、盤面の得点孔を開閉するいわ
ゆるチューリップ片を速やかに開放した後、この開放状
態を一定時間保持し、更にその後一定速度で緩やかに閉
じるためのアクチュエータとして極めて効果的な利用性
があり、しかもコンパクトであるからパチンコ台に設置
する場合のスペース節約に有利なものである。
そして、上記構成によると、ソレノイド弁14への通電
制御による小空気孔9の開閉の組み合わせによって、プ
ランジャ摺動空間Aに導入される空気の流量が段階的に
可変してプランジャ3の反吸引動作速度を段階的に可変
とすることができるので、用途に応じて最適なプランジ
ャ3の反吸引動作速度が得られ、利用範囲の拡大を図れ
る。
この場合、ソレノイド弁14を使用したことにより、プ
ランジャ3の反吸引動作速度の可変操作を電気信号によ
り遠隔的に行えるという利点がある。
尚、本実施例においては、小空気孔9を2つ設けて、
いずれか一方を開、又は両方を開とする制御を行うよう
にして、2通りのプランジャ3の反吸引動作速度を得る
ようにしたが、小空気孔9を3つ,4つとたくさん設け、
複数通りのプランジャ3の反吸引動作速度を得るように
しても良い。
また、プランジャ3の反吸引動作中に、開閉の組み合
わせを変化させるようにすれば、反吸引動作途中でその
速度を段階的に変えることもでき、全ての小空気孔9を
閉じれば、閉じた位置でプランジャ3を停止させること
もできる。
尚、この制御は前記通電制御20で行うことができる。
更に、本発明では、小空気孔は1以上設ければ良いと
され、小空気孔を一つ設けた場合は、これの開閉制御に
よって所定のプランジャ3の反吸引動作速度と、小空気
孔全閉時のプランジャ3の停止、即ち、プランジャの反
吸引動作速度0と、の2通りの選択ができる。
従って、この場合には、プランジャ3をある反吸引動
作速度で動かした後、途中で停止させるような作動方式
が採用できる。
更に、小空気孔を2つ以上設けた場合、夫々を異なる
通路断面積に形成することによって更に多くの種類のプ
ランジャ反吸引動作速度が得られる。
第2図には、第1図における逆止弁12の取付け位置を
変更することにより、吸引時にプランジャ3が遅動する
タイプの遅動ソレノイドが示されている。すなわち、大
空気孔10の内端部に逆止弁12aを設けることにより、プ
ランジャ3の吸引時に外部からのプランジャ摺動空気へ
の大量な通気を阻止するようになっている。
而して、この構成によると、プランジャ3の反吸引時
すなわち復帰時には、逆止弁12aが開放して外部空間か
らプランジャ摺動空間Aに向かって空気が大量に流入す
るので、プランジャ3は急速に復帰動作する。
反対に、プランジャ3の吸引時すなわち往動時には、
逆止弁12aが閉成して外部からの吸気流入は完全に阻止
され、第1図における小空気孔9のみからプランジャ摺
動空間A内の空気が少量ずつ排出されるので、プランジ
ャ3はゆっくりと吸引動作せしめられる。
尚、第2図中、第1図と同一の部番は同一の構成を示
す。
また、上記の実施例に示した大空気孔10、小空気孔9
の形成位置は、図示のものに限定されるものではない。
そして、更に上記構成によると、プランジャ3がスト
ロークエンドに至った時即ち、プランジャ3先端面が固
定鉄心4の内端面に当接着座した時に、電磁コイル2へ
の通電を停止しても、永久磁石21の磁力によってプラン
ジャ3が自己保持され、電磁コイル2の励磁を継続して
プランジャ3を吸引保持し続ける必要がない。
この結果、電磁コイル2の励磁を継続するための消費
電力の低減を図れ、省電力型の遅動ソレノイドとするこ
とができる。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、プランジャの反
吸引動作速度即ち、復帰動作速度を遅らせることがで
き、ゆっくりとした動作を必要とする機械装置の機構部
品に極めて有効である。しかも、従来の遅動手段と比べ
て構造が簡単で設置スペースも少なくて済むという利点
もある。しかも、プランジャの反吸引動作速度を電気信
号による遠隔自動制御で段階的に、かつ精密に可変とす
ることができ、用途に応じて最適なプランジャの反復動
作速度が得られ利用範囲の拡大が図れるものである。特
に、本発明によると、プランジャがストロークエンドに
至った時に、電磁コイルへの通電を停止しても、永久磁
石の磁力によってプランジャが自己保持され、電磁コイ
ルの励磁を継続して吸引力をプランジャに作用し続ける
必要がないので、電磁コイル用の消費電力の低減を図
れ、省電力型の遅動ソレノイドとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自己保持型遅動ソレノイドの一実
施例を示す縦断面図、第2図は他の実施例を示す一部省
略縦断面図である。 2……電磁コイル 3……プランジャ 4……固定鉄心 9……小空気孔 10……大空気孔 11……主空気孔 12,12a……逆止弁 13A……空気孔 14……ソレノイド弁 21……永久磁石

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周に電磁コイルを巻装したコイルボビン
    内に軸方向摺動可能に嵌装され、電磁コイルの付勢によ
    りコイルボビン内方に吸引されるプランジャと、 該プランジャ摺動空間と器外空間とを連通するための通
    路断面積大なる一方向弁付きの空気孔と、 該空気孔の閉弁状態でプランジャが動作する時に外気を
    プランジャ摺動空間に導き又は該摺動空間から排気する
    ための1以上の通路断面積小なる空気孔と、 該通路断面積小なる空気孔を開閉するためのソレノイド
    弁と、 前記プランジャをストロークエンドで吸着保持するため
    の永久磁石を設けたことを特徴とする自己保持型遅動ソ
    レノイド。
  2. 【請求項2】通路断面積小なる空気孔が2以上設けら
    れ、夫々異なる通路断面積に形成されてなる特許請求の
    範囲第1項記載の自己保持型遅動ソレノイド。
  3. 【請求項3】ソレノイド弁は、通路断面積小なる空気孔
    の開閉の組み合わせによって、プランジャ摺動空間に出
    入りする空気の流量が段階的に可変されてプランジャ動
    作速度が段階的に可変することができるよう通電制御回
    路によって制御されてなる特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の自己保持型遅動ソレノイド。
JP62321571A 1987-12-21 1987-12-21 自己保持型遅動ソレノイド Expired - Lifetime JP2627516B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62321571A JP2627516B2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21 自己保持型遅動ソレノイド
US07/267,522 US4896127A (en) 1987-12-21 1988-11-04 Lagged type solenoid
KR1019880016984A KR890010951A (ko) 1987-12-21 1988-12-19 지동형 솔레노이드

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62321571A JP2627516B2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21 自己保持型遅動ソレノイド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01164874A JPH01164874A (ja) 1989-06-28
JP2627516B2 true JP2627516B2 (ja) 1997-07-09

Family

ID=18134048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62321571A Expired - Lifetime JP2627516B2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21 自己保持型遅動ソレノイド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2627516B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3494221B2 (ja) * 2000-12-25 2004-02-09 Smc株式会社 自己保持型電磁弁
CN110259194B (zh) * 2019-06-11 2024-04-30 深圳市熠瑞康科技有限公司 可调温式建筑

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01164874A (ja) 1989-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4829947A (en) Variable lift operation of bistable electromechanical poppet valve actuator
US4779582A (en) Bistable electromechanical valve actuator
WO1990007637A1 (en) Electromagnetic valve actuator
WO1990007636A1 (en) Electromagnetic valve actuator
JP2000304153A (ja) 電磁石アクチュエータ駆動装置
JP3494221B2 (ja) 自己保持型電磁弁
WO1999010670A1 (fr) Electrovanne d'entrainement de service
JP2007120645A (ja) 外部制御式流体継手
EP0982643A3 (en) Automatic open loop force gain control of magnetic actuators for elevator active suspension
JP2627516B2 (ja) 自己保持型遅動ソレノイド
US4896127A (en) Lagged type solenoid
JP3634758B2 (ja) 電磁石ユニット及びこの電磁石ユニットを用いた電磁弁
JP3720570B2 (ja) エンジンバルブ駆動用電磁バルブ
JPH01164010A (ja) 自己保持型遅動ソレノイド
JP3932497B2 (ja) 二方切替制御弁
JP3175204B2 (ja) エンジン吸排気用電磁駆動バルブ
JPH0893956A (ja) ステップ流量制御弁
JPH0763273A (ja) 電磁弁
JPH0914481A (ja) 油圧制御用電磁弁
JP2740596B2 (ja) 開閉弁
JPH0641034Y2 (ja) 自己保持型電磁切換弁
JP3491324B2 (ja) 三方向電磁弁
JP3405053B2 (ja) 電磁駆動式ガス交換装置
JPH0649981Y2 (ja) 電磁弁
JPS6222999Y2 (ja)