JPH0763273A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH0763273A
JPH0763273A JP21165393A JP21165393A JPH0763273A JP H0763273 A JPH0763273 A JP H0763273A JP 21165393 A JP21165393 A JP 21165393A JP 21165393 A JP21165393 A JP 21165393A JP H0763273 A JPH0763273 A JP H0763273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
plunger
solenoid
port
valve port
Prior art date
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Pending
Application number
JP21165393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Tanaka
泰彦 田中
Takahiro Kita
貴裕 北
Makoto Okuda
誠 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP21165393A priority Critical patent/JPH0763273A/ja
Publication of JPH0763273A publication Critical patent/JPH0763273A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷蔵庫、エアコン、コールドチェーン機器等
の冷媒制御に用いる電磁弁に関するもので、作動音及び
電力消費を低減出来る構成を提供するものである。 【構成】 入口流路2、出口流路3及びバルブポート4
を設けたケース5と、トグルバネ10を使ったトグル機
構6によりバルブポート4の閉位置又は開位置に自己保
持されるバルブ部材7と、バルブ部材7をバルブポート
4の閉又は開方向に付勢するソレノイド等の駆動部材1
3とを有し、フリーピストン状のプランジャー15をコ
イル16,17で駆動し、バルブ部材7を作動させるこ
とによってバルブポート4を開閉するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫、エアコン、コ
ールドチェーン機器等の冷媒制御に用いる電磁弁に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁弁は、例えば特開平4−79
号公報に開示された構成が知られている。以下、図5を
参照しつつ、特開平4−79号公報に示された電磁弁の
構成を説明する。
【0003】図5は、従来の電磁弁の構成を示す断面図
である。かかる電磁弁は、入口50及び出口51を有す
るケース52にポート53を形成し、該ポート53を閉
じる方向に常時付勢されたバイアスバネ55でバルブ体
54を押圧すると共に、バルブ体54を滑動自在に収納
した筒体56の外周に電磁コイル57を配置したもので
ある。
【0004】周知の通り、上記した電磁弁は、電磁コイ
ル57に通電することによって、磁性体からなるバルブ
体54が固定磁極58に引きつけられて、ポート53を
開路するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たものは、作動時にバルブ体54が固定磁極58に衝突
して衝撃音を発生させたり、通電中に電磁ノイズを発生
させるので、特に居住地域又は住居内に設置する機器に
使用する場合は防音、遮音等の対策が必要となる。ま
た、通電中には数ワットレベルの電力消費を必要とする
ので、機器の消費電力が増加することになる等の問題が
あった。。
【0006】そこで本発明は、上記課題を解決するもの
で、作動音及び電力消費を低減できる電磁弁を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、入口流路、出口流路及びバルブポートを有
するケースと、トグル機構により前記バルブポートの閉
位置又は開位置に自己保持されるバルブ部材と、前記バ
ルブポートの閉又は開方向に前記バルブ部材を付勢する
ソレノイド等の駆動部材とを備えたことを特徴とする電
磁弁である。
【0008】その望ましい実施態様としては、バルブ部
材は薄い平板状の弁部を備えていることを特徴とする。
或いは、バルブ部材はボール弁と該ボール弁より小径の
係止孔とを有し、ボール弁が係止孔内で遊嵌しているこ
とを特徴とする。
【0009】また、駆動部材はプランジャーと該プラン
ジャーを励磁するコイルとからなることを特徴とする。
さらに、駆動部材は、プランジャーを往復動させる一対
のコイルを有し、かつ該プランジャーがクッションバネ
を備えたフリーピストンタイプであることを特徴とす
る。
【0010】また、同様の目的を達成するためのもう一
つの発明は、入口流路、出口流路及びバルブポートを有
するケースと、一端が前記ケース側に枢支され他端が前
記バルブポートを開閉する弁部を有するレバーと、一端
が当該レバーの一部に係合し他端が当該ケース側に枢止
されたトグルバネによるトグル機構を備えたバルブ部材
と、当該レバーを前記バルブポートの閉位置又は開位置
に駆動するプランジャーと、該プランジャーを励磁する
一対のコイルとを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の電磁弁は、トグル機構によりバルブポ
ートの閉位置又は開位置に自己保持されているバルブ部
材を駆動部材の通電駆動により動かすと、バルブ部材が
スナップ動作しバルブポートを開閉する。このとき通電
を遮っても、バルブ部材はその位置を保持できる。
【0012】また、バルブ部材は、平板状の弁部がバル
ブポートを閉鎖する。また、ボール弁は着座時、係止孔
内の隙により自動調芯する。また、一対のコイルに交互
に通電することにより、プランジャーが往復動し、しか
もフリーピストンタイプであるため固定磁極へ衝突する
こと無く動作する。
【0013】
【実施例】以下本発明の第1実施例の電磁弁について、
図1,図2を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の第1実施例における電磁弁
の縦断面図であり、図2は同実施例における図1のII-I
I'線断面図である。
【0015】電磁弁1は、入口流路2、出口流路3及び
入口流路2に連設するバルブポート4を設けたケース5
を有する。このケース5の内部には、トグル機構6によ
りバルブポート4の閉位置又は開位置に自己保持される
バルブ部材7の一端が、枢支ピン8でケース5に固定さ
れている。
【0016】このバルブ部材7は、薄い平板状の弁部9
が一体に形成されている。また、トグルバネ10は、Ω
状をなし、その一端がバルブ部材7の切り欠き11に係
合されており、他端がピン12によりケース5に枢止さ
れている。
【0017】ソレノイド等の駆動部材13は、筒状のガ
イド14の内側に、往復動が可能なように配置された磁
性体からなるプランジャー15と、ガイド14の外側に
配置された一対のコイル16,17とから構成されてい
る。プランジャー15は、バルブ部材7のアーム部19
とロッド18によって連結されている。また、プランジ
ャー15の慣性力を吸収するために、ガイド14内には
クッションバネ20,21が設けられている。
【0018】次に、上記構成における動作を説明する。
図1において実線で表示したバルブ部材7は、該バルブ
部材7の弁部9でバルブポート4を閉鎖した状態を示し
ている。このとき、弁部9はトグルバネ10の反力によ
って閉鎖状態を保持するようになる。従って、一対のコ
イル16,17のいずれにも通電する必要がなく、無励
磁の状態である。
【0019】次に、コイル17に通電すると、プランジ
ャー15は図面上での下方に付勢されており、その力は
ロッド18を介してトグルバネのデッドポイントを越え
て、バルブ部材7を2点鎖線の位置まで回動させる。そ
して、トグルバネ10の反力により弁部9をケース5の
内壁に当接させた状態に保持する。このとき、コイル1
7への通電が断たれ、弁を開放状態に保つことになる。
【0020】さらに、再び弁を閉じるときには、コイル
16に通電してバルブ部材7を反転動作させた後、又は
ほぼ同時にコイル16への通電を断つものである。
【0021】以上述べた如く本実施例の電磁弁は、プラ
ンジャー15を磁極に密着保持する必要がないため、従
来例のような動作時の衝撃音が発生しないし、通電時の
磁気騒音もない。さらに、コイル16,17の通電は、
例えば0.5秒程度でよく、極めて僅かの消費電力です
む。また、電磁弁1に作用する外的な力によりプランジ
ャー15が慣性運動をした際には、そのエネルギーをプ
ランジャー15に設けたクッションバネ20,21によ
って吸収し、誤動作を防止する効果がある。
【0022】次に、本発明の第2実施例について、図
3、図4を用いて説明する。図3は本発明の第1実施例
における電磁弁の一部分の断面図であり、図4は同実施
例における図3の矢視図である。
【0023】本実施例の電磁弁は、第1実施例からバル
ブ部材7の弁部9の構造だけを変更したものである。即
ち、バルブ部材7の一端をU字状に折り返し、ボール弁
21を該ボール弁21より小径の係止孔22内に遊嵌し
たものである。
【0024】この構成であれば、ボール弁21が遊嵌状
であるため、バルブポート4へ着座した時には、流体圧
力によってボール弁21が自動調芯される。
【0025】従って、本実施例の電磁弁は、第1実施例
の効果に加えて、部品の組立精度及び生産性が向上する
と共に、電磁弁1に対する外力影響を低減しうる。
【0026】
【発明の効果】本発明の電磁弁は、入口流路、出口流路
及びバルブポートを有するケースと、トグル機構により
前記バルブポートの閉位置又は開位置に自己保持される
バルブ部材と、前記バルブポートの閉又は開方向に前記
バルブ部材を付勢するソレノイド等の駆動部材とを備え
ている。そのため、本発明の電磁弁は、開閉動作時、並
びに開又は閉保持中の騒音が殆ど無く、居住地域又は住
居内に設置される機器にも支障無く使用できる。従っ
て、従来必要とされた防音、遮音等の対策が不要とな
り、例え対策するにしても極簡素なものでよい。
【0027】加えて、本発明の電磁弁は、バルブ部材は
薄い平板状の弁部を備えているので、部品点数が減少
し、生産性を向上しうる。或いは、バルブ部材はボール
弁と該ボール弁より小径の係止孔とを有し、ボール弁が
係止孔内で遊嵌しているので、寸法精度の緩和が図れ、
生産性を向上しうる。
【0028】さらに、駆動部材はプランジャーと該プラ
ンジャーを励磁するコイルとからなるので、消費電力も
極めて僅かですむため、実用効果が大である。さらに、
駆動部材は、プランジャーを往復動させる一対のコイル
を有し、かつ該プランジャーがクッションバネを備えた
フリーピストンタイプである。そのため、外力による誤
動作を防止できる。
【0029】また、本発明の電磁弁は、入口流路、出口
流路及びバルブポートを有するケースと、一端が前記ケ
ース側に枢支され他端が前記バルブポートを開閉する弁
部を有するレバーと、一端が当該レバーの一部に係合し
他端が当該ケース側に枢止されたトグルバネによるトグ
ル機構を備えたバルブ部材と、当該レバーを前記バルブ
ポートの閉位置又は開位置に駆動するプランジャーと、
該プランジャーを励磁する一対のコイルとを備えてい
る。
【0030】そのため本発明の電磁弁は、開閉動作時、
並びに開又は閉保持中の騒音が殆ど無く、居住地域又は
住居内に設置される機器にも支障無く使用できる。従っ
て、従来必要とされた防音、遮音等の対策が不要とな
り、例え対策するにしても極簡素なものでよい。また、
電力も極めて僅かですむため、実用効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における電磁弁の縦断面図
【図2】同実施例における図1のII−II’線断面図
【図3】本発明の第2実施例における電磁弁の一部断面
【図4】同実施例における図3のIVーIV’線矢視図
【図5】従来の電磁弁の縦断面図
【符号の説明】
1 電磁弁 2 入口流路 3 出口流路 4 バルブポート 5 ケース 6 トグル機構 7 バルブ部材 13 駆動部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口流路、出口流路及びバルブポートを
    有するケースと、トグル機構により前記バルブポートの
    閉位置又は開位置に自己保持されるバルブ部材と、前記
    バルブポートの閉又は開方向に前記バルブ部材を付勢す
    るソレノイド等の駆動部材とを備えた電磁弁。
  2. 【請求項2】 バルブ部材は、薄い平板状の弁部を備え
    ている請求項1記載の電磁弁。
  3. 【請求項3】 バルブ部材は、ボール弁と該ボール弁よ
    り小径の係止孔とを有し、ボール弁が係止孔内で遊嵌し
    ていることを特徴とする請求項1記載の電磁弁。
  4. 【請求項4】 駆動部材は、プランジャーと該プランジ
    ャーを励磁するコイルとからなる請求項1記載の電磁
    弁。
  5. 【請求項5】 駆動部材は、プランジャーを往復動させ
    る一対のコイルを有し、かつ該プランジャーがクッショ
    ンバネを備えたフリーピストンタイプであることを特徴
    とする請求項4記載の電磁弁。
  6. 【請求項6】 入口流路、出口流路及びバルブポートを
    有するケースと、一端を前記ケース側に枢支され他端に
    て前記バルブポートを開閉する弁部を有するレバーと、
    一端が当該レバーの一部に係合し他端が当該ケース側に
    枢止されたトグルバネによるトグル機構を備えたバルブ
    部材と、当該レバーを前記バルブポートの閉位置又は開
    位置に駆動するプランジャーと、該プランジャーを励磁
    する一対のコイルとを備えた電磁弁。
JP21165393A 1993-08-26 1993-08-26 電磁弁 Pending JPH0763273A (ja)

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JP21165393A JPH0763273A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 電磁弁

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JP21165393A JPH0763273A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 電磁弁

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ID=16609364

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JP21165393A Pending JPH0763273A (ja) 1993-08-26 1993-08-26 電磁弁

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JP (1) JPH0763273A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6974117B2 (en) 2003-08-27 2005-12-13 South Bend Controls, Inc. Proportional valve actuating apparatus
US7070162B2 (en) 2003-07-18 2006-07-04 South Bend Controls, Inc. Valve actuating apparatus
US7226035B2 (en) 2002-04-12 2007-06-05 Seiko Epson Corporation Valve device
KR101030673B1 (ko) * 2008-09-10 2011-04-22 세일전자 주식회사 솔레노이드 밸브
US8430378B2 (en) 2008-05-30 2013-04-30 South Bend Controls Holdings Llc High flow proportional valve

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