JPH11218248A - 電動弁 - Google Patents

電動弁

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JPH11218248A
JPH11218248A JP2231098A JP2231098A JPH11218248A JP H11218248 A JPH11218248 A JP H11218248A JP 2231098 A JP2231098 A JP 2231098A JP 2231098 A JP2231098 A JP 2231098A JP H11218248 A JPH11218248 A JP H11218248A
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JP
Japan
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motor
electromagnetic device
output valve
shaft
brake
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JP2231098A
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English (en)
Inventor
Tomofumi Ohashi
智文 大橋
Norihiko Yamauchi
紀彦 山内
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Nichiden Kogyo KK
Original Assignee
Nichiden Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトに低コストで製造でき、しかも十
分に省電力を図ることができる電動弁を提供する。 【解決手段】 モータ5の駆動に基づき一方向に回動す
る出力弁軸33を備え、この出力弁軸33の先端部には弁体
35を連結しかつこの出力弁軸33の中間部にはモータ回転
軸7を減速歯車列30を介して連結する。出力弁軸33の一
方向の回動に基づき蓄勢しこの蓄勢力でこの出力弁軸33
を他方向に反転回動するコイルばね45を備える。リミッ
トスイッチ91によりモータ5が停止したときに励磁動作
する電磁装置51とこの電磁装置51の励磁動作に基づき動
作してモータ回転軸7を制動する摩擦ブレーキ81とを備
える。摩擦ブレーキ81にてモータ回転軸7を制動するこ
とにより出力弁軸33がコイルばね45からの蓄勢力により
回動することを制限するため、比較的小さい力で制動で
き、電磁装置101 を小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調機器等の流路
を連通、遮断する電動弁に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、加湿機能を備えた空調機器等に
関して、停電になると、水蒸気が結露するため、その結
露により生じた水がダクトから流出することを防止する
必要がある。
【0003】そこで、従来、停電時に自動的に弁体を閉
状態にしてその弁体にて空調機器等の流路を遮断する電
動弁として、弁体の開作動時に引続き、弁体の開状態を
保持する間中、モータに電力を供給し続けて、停電時に
おいてはリターンスプリングからの力により弁体を自動
的に元の閉状態に戻すスプリングリターン型の電動弁が
知られている。
【0004】しかしながら、このスプリングリターン型
の電動弁では、常時モータに電力が供給され続けるた
め、電力が無駄に消費されることに加え、モータの発熱
の問題から特殊なモータを用いなければならず、コスト
アップの原因となる問題を有している。
【0005】そこで、この問題を解決しようとしたもの
として、例えば特公昭63−673号公報に記載された
構造の電動弁が知られている。
【0006】この特公昭63−673号公報に記載の電
動弁は、弁体の開作動時または閉作動時にのみ、モータ
回転軸が回転してその弁体を開状態または閉状態にする
もので、弁体が開状態または閉状態になった際にマイク
ロスイッチが動作してモータへの電力の供給が遮断され
て、回転中のモータ回転軸が自動的に停止するようにな
っている。
【0007】そして、弁体が開状態または閉状態になっ
た状態では、弁体がリターンスプリングから受ける力に
より元の状態に復帰しようとするが、電磁装置による励
磁動作で、モータ回転軸に連結された減速歯車列を構成
する歯車に押圧ピンを押圧して、この押圧ピンによるブ
レーキ作用にてその弁体を停止状態に保持する構造が採
られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公昭63−673号公報に記載の電動弁のように、減速
歯車列の歯車に電磁装置の励磁動作で押圧ピンを押圧し
て、この歯車を制動して弁体を停止状態のままに保持す
る構成では、減速歯車列の歯車を停止させるためには比
較的大きな力が必要で大型の電磁装置が要求されるた
め、電動弁自体が大型化する問題を有している。
【0009】なお、上記特公昭63−673号公報に記
載の電動弁のように、弁体の開状態または閉状態を保持
する間に加え、減速歯車列の歯車の回転時においても電
磁装置の励磁動作で押圧ピンをその歯車に押圧する構造
では、モータから弁体へと減速歯車列の歯車を介して伝
達されるエネルギが押圧ピンと歯車との摩擦等により無
駄に消費されるため、十分に省電力に貢献するものとは
なっていない。
【0010】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、停電時に弁体を自動的に元の状態に戻すことがで
きるとともに、コンパクトに低コストで製造でき、しか
も十分に省電力を図ることができる電動弁を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電動弁
は、モータと、このモータのモータ回転軸に減速歯車列
を介して連結され前記モータの駆動に基づき一方向に回
動する出力弁軸と、この出力弁軸の先端部に連結されこ
の出力弁軸の一方向の回動で開状態または閉状態になる
とともに前記出力弁軸の他方向の回動で閉状態または開
状態になる弁体と、前記出力弁軸の一方向の回動に基づ
き蓄勢されこの蓄勢力でこの出力弁軸を他方向に反転回
動させるリターンスプリングと、前記弁体が前記出力弁
軸の一方向の回動で開状態または閉状態になったときに
前記モータを停止させる制御手段と、この制御手段によ
り前記モータが停止したときに前記制御手段により励磁
動作する電磁装置と、この電磁装置の励磁動作に基づき
動作して前記モータ回転軸を制動する回転軸制動装置と
を具備したものである。
【0012】そして、弁体が閉状態または開状態にある
場合において、モータに電力を供給してモータ回転軸を
回転させると、このモータ回転軸の回転が減速歯車列を
介して出力弁軸に伝達されることによりこの出力弁軸が
一方向に回動し、この結果、弁体が開状態または閉状態
になる。なお、この際、リターンスプリングは出力弁軸
の一方向の回動に基づきこの出力弁軸からの力を受けて
弾性変形することにより蓄勢される。
【0013】一方、弁体がこの開状態または閉状態にな
ったときには、制御手段が動作してモータへの電力の供
給が遮断される。そして、モータが停止すると同時に、
制御手段により電磁装置が励磁動作して、この電磁装置
の励磁動作に基づき回転軸保持装置が動作してモータ回
転軸が制動されるため、出力弁軸はリターンスプリング
からの蓄勢力により他方向に回動せず、弁体は停止状態
のままで保持される。
【0014】このようにして弁体が開状態または閉状態
にあるときに、停電になると、電磁装置が非励磁とな
り、回転軸保持装置によるモータ回転軸の保持が解除さ
れることにより、一方向に回動した出力弁軸がリターン
スプリングからの蓄勢力によって他方向に反転回動する
ため、弁体は元の閉状態または開状態に戻る。
【0015】なお、弁体が開閉制御されて開状態または
閉状態にある場合において、この弁体を元の状態に戻す
には、電磁装置への電力の供給を遮断してこの電磁装置
を非励磁の状態にする。
【0016】請求項2記載の電動弁は、請求項1記載の
電動弁において、回転軸制動装置は、電磁装置により往
復移動するプランジャに一端側を連結した作用弾性板
と、この作用弾性板の他端側に連結されたシュ被取付け
体と、このシュ被取付け体に取り付けられたブレーキシ
ュと、中央部にモータ回転軸の端部が連結され前記電磁
装置の励磁時に前記ブレーキシュが係脱自在に押し付け
られるブレーキ板とを有したものである。
【0017】そして、電磁装置に電力が供給されると、
電磁装置が励磁動作して、プランジャが移動し、このプ
ランジャの移動に基づき作用弾性板がたわみ変形して、
一端側を支点としてこの作用弾性板の他端側が微小角度
分移動するため、この電磁装置の励磁時においては、ブ
レーキシュがブレーキ板に係脱自在に押し付けられこの
ブレーキ板が制動されるため、弁体が停止状態で保持さ
れる。
【0018】請求項3記載の電動弁は、請求項1記載の
電動弁において、回転軸制動装置は、電磁装置により往
復移動するプランジャに一端部を連結した作用連結棒
と、この作用連結棒の他端部に連結されたシュ被取付け
体と、このシュ被取付け体に取り付けられたブレーキシ
ュと、中央部にモータ回転軸の端部が連結され前記電磁
装置の励磁時に前記ブレーキシュが係脱自在に押し付け
られるブレーキ板とを有したものである。
【0019】そして、電磁装置に電力が供給されると、
電磁装置が励磁動作して、プランジャが移動し、このプ
ランジャの移動に基づき作用連結棒も移動するため、こ
の電磁装置の励磁時においては、ブレーキシュがブレー
キ板に係脱自在に押し付けられこのブレーキ板が制動さ
れるため、弁体が停止状態で保持される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電動弁の第1の実
施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0021】図1ないし図4において、1は基台で、こ
の基台1は2枚の略矩形状の基板部材2を例えば上下方
向に互いに離間対向させて配設することにより形成した
もので、これらの2枚の基板部材2間には、歯車収納室
3が区画形成されている。
【0022】この基台1の一端側上面には、モータ5が
配設されており、このモータ5のモータケース6の上下
面からは、モータ回転軸7が突出している。
【0023】このモータケース6の下面から突出したモ
ータ回転軸7は、前記基台1の歯車収納室3内に回転自
在に配置されており、このモータ回転軸7の一端部に
は、モータピニオンである第1の歯車11が一体的に形成
されている。
【0024】この第1の歯車11には、前記基板部材2に
鉛直状に保持された軸12に回転自在に取り付けられた第
2の歯車13が噛合されている。この第2の歯車13の下面
部には同心円状にこの第2の歯車13より小径の第3の歯
車15が一体的に形成されており、この第3の歯車15には
この第3の歯車15より大径の第4の歯車17が噛合されて
いる。
【0025】この第4の歯車17は、前記基板部材2に鉛
直状に保持された軸18に回転自在に取り付けられ、この
第4の歯車17の上面部には同心円状にこの第4の歯車17
より小径の第5の歯車19が一体的に形成されており、こ
の第5の歯車19にはこの第5の歯車19より大径の第6の
歯車21が噛合されている。
【0026】この第6の歯車21は、前記基板部材2に鉛
直状に保持された軸22に回転自在に取り付けられ、この
第6の歯車21の下面部には同心円状にこの第6の歯車21
より小径の第7の歯車23が一体的に形成されており、こ
の第7の歯車23にはこの第7の歯車23より大径の第8の
歯車25が噛合されている。
【0027】なお、これらの第2ないし第8の歯車13,
15,17,19,21,23,25は、すべて前記基台1の歯車収
納室3内に回転自在に配設されており、これらの第2な
いし第8の歯車13,15,17,19,21,23,25にて前記モ
ータ5からの動力を伝達する減速歯車列30が構成されて
いる。
【0028】次いで、前記基台1の他端側後部には、こ
の基台1の上下面に貫通して軸受31にて回転自在に鉛直
状に保持された出力弁軸33が配設されている。
【0029】この出力弁軸33は、前記モータ5のモータ
回転軸7に減速歯車列30を介して連結され、このモータ
5の駆動に基づき回動するもので、この出力弁軸33の先
端部には、弁本体に形成された流路を回動動作で連通、
遮断する弁体35が連結されている。なお、この弁体35
は、前記出力弁軸33の一方向の回動で開状態または閉状
態になるとともに前記出力弁軸33の他方向の回動で閉状
態または開状態になるものである。
【0030】また、この出力弁軸33の先端部近傍には、
作用突起37が固着されており、この作用突起37が前記基
台1の一端側下面に互いに離間対向して立設された一対
のストッパ38に当接することにより、出力弁軸33の回動
角度範囲が例えば約90°の範囲に制限されている。
【0031】さらに、この出力弁軸33の中間部であって
前記基台1の歯車収納室3内に位置している部分には、
前記減速歯車列30の第8の歯車25が、その第8の歯車25
の内周面に固着された一方向クラッチ40を介して取り付
けられている。なお、この一方向クラッチ40は、例えば
特開平9−13552号公報等に記載された構造と略同
一構造のもので、前記出力弁軸33に対して第8の歯車25
をロックすることによって出力弁軸33と第8の歯車25と
を連結して、前記モータ回転軸7の一方向の回転を第8
の歯車25から出力弁軸33に伝達するとともに出力弁軸33
からの前記モータ回転軸7の一方向とは反対方向である
他方向の回転を第8の歯車25に伝達するが、減速歯車列
30、モータ5等への衝撃を緩和するために、所定値以上
のトルクが作用する場合には出力弁軸33と第8の歯車25
との連結が自動的に解除される構造となっている。
【0032】さらに、この出力弁軸33の基端側部であっ
て前記基台1の他端側後部上面から突出している部分
は、ばね被遊嵌筒状体41の上下面に貫通した形成されて
いる貫通孔41a に嵌合固着されており、このばね被遊嵌
筒状体41にはこのばね被遊嵌筒状体41の外周面を略覆い
隠すようにしてリターンスプリングとしてのコイルばね
45が遊嵌されている。
【0033】このコイルばね45は、前記出力弁軸33の一
方向の回動に基づき蓄勢されこの蓄勢力でこの出力弁軸
33を他方向に反転回動させるもので、このコイルばね45
は、図2に示されるように、その上端部が前記ばね被遊
嵌筒状体41の上端近傍から側方に向って突設された突起
部46に固着しかつその下端部が前記基台1の上面から突
設された突起部47に固着した状態で、前記ばね被遊嵌筒
状体41の外方に鉛直状に保持されている。
【0034】次いで、前記基台1の他端側前部における
上面には、電磁装置51が配設されており、この電磁装置
51は、装置本体ケース53を有し、この装置本体ケース53
の内部上側には、電磁ハウジング54が収納されている。
【0035】この電磁ハウジング54のコイル収納室55内
には電磁コイル56が配設されているとともに、この電磁
ハウジング54の下側に区画形成された鉄心収納室57内に
は固定鉄心59がボルト58にて固定されて配設されてい
る。さらに、この電磁ハウジング54の上側に区画形成さ
れたプランジャ収納室60内には、プランジャ61が上下方
向に往復移動自在に前記固定鉄心59に対向して配設され
ており、このプランジャ61の下部には下面に開口して軸
方向に長手状でかつ円柱状のばね収納室62が形成され、
このばね収納室62内にはコイル状のばね65が収納されて
いる。
【0036】そして、このプランジャ61は前記電磁装置
51の非励磁時には前記ばね65から受ける上向きの力によ
り上方に移動した状態で保持されるとともに、このプラ
ンジャ61は前記電磁装置51の励磁時にはこのプランジャ
61に働く前記固定鉄心59からの下向きの磁力が前記ばね
65からの上向きの力より大きいため、図1に示すように
下方に移動してその固定鉄心59に吸着した状態で保持さ
れる。
【0037】さらに、このプランジャ61の上部には、上
面に開口して軸方向に長手状のねじ孔67が形成され、こ
のねじ孔67にはねじ68が螺着されており、このねじ68に
てこのプランジャ61に細長矩形状の作用弾性板71、例え
ば薄肉状の板ばね等が固着されている。
【0038】この作用弾性板71は、前記基台1における
略矩形状の上面の一端側後部の角と他端側前部の角とを
結ぶ対角線の上方に位置して略水平状に配設され、前記
基台1の他端側前部の角の上方に位置するこの作用弾性
板71の一端部がねじ72にて前記装置本体ケース53に対し
て固定されている。
【0039】そして、この作用弾性板71は、前記プラン
ジャ61の上下方向の往復移動に基づきたわみ変形するこ
とにより一端側を支点として他端側が微小角度分往復移
動するようになっている。
【0040】また、この作用弾性板71の他端部下面に
は、アルミニウム等の軽金属にて略円形状に成形された
シュ被取付け体75がねじ76等にて固着されており、この
シュ被取付け体75の下面にはコルク等にて略円形板状に
成形された押え側のブレーキシュ78が取り付けられてい
る。
【0041】この押え側のブレーキシュ78が前記電磁装
置51の励磁時に当接してこの押え側ブレーキシュ78にて
押え付けられる被押え側のブレーキシュ79もコルク等に
て略円形板状に成形されたもので、この被押え側のブレ
ーキシュ79は、前記モータ5のモータ回転軸7の他端部
が中央部に連結された略円形状のブレーキ板80の上面に
取り付けられている。
【0042】なお、これらの作用弾性板71、シュ被取付
け体75、ブレーキシュ78,79、ブレーキ板80等にて前記
電磁装置51の励磁動作に基づき動作して前記モータ回転
軸7を制動する回転軸制動装置としての摩擦ブレーキ81
が構成されている。
【0043】次いで、図2および図4において、91は前
記弁体35が前記モータ5の駆動に基づく前記出力弁軸33
の一方向の回動により開状態または閉状態になったとき
にそのモータ5を停止させるための制御手段としてのリ
ミットスイッチで、このリミットスイッチ91は、前記基
台1の他端側前部における上面上に配設されている。
【0044】この制御手段のリミットスイッチ91の作用
接触片92の先端部にはローラ93が取り付けられており、
このローラ93に前記ばね被遊嵌筒状体41の下部外周面に
形成したカム部41b に突出形成されたカム突起94が押圧
されると、この作用接触片92により押ボタン95が押圧さ
れて接点が切り換わるようになっている。なお、このカ
ム突起94は、前記出力弁軸33の一方向の回動で前記弁体
35が開状態または閉状態になったときにそのローラ93に
押圧するようになっている。
【0045】そして、このリミットスイッチ91の接点が
切り換わると、前記モータ5への電力の供給が遮断され
ると同時に、逆に前記電磁装置51への電力の供給が開始
されこの電磁装置51が励磁動作するようになっている。
【0046】次に、上記第1の実施の形態の動作につい
て説明する。
【0047】弁体35が閉状態または開状態にある場合に
おいて、モータ5に電力を供給してモータ回転軸7を回
転させると、このモータ回転軸7の回転が第1の歯車11
から第2ないし第8の歯車13,15,17,19,21,23,25
にて構成された減速歯車列30に伝達されて、一方向クラ
ッチ40が出力弁軸33をロックすることによってこの出力
弁軸33と減速歯車列30の最後に位置する第8の歯車25と
が連結されて、そのモータ回転軸7の回転が第8の歯車
25から出力弁軸33に伝達される。
【0048】そして、この出力弁軸33がコイルばね45に
抗して一方向に回動して、作用突起37がストッパ38に当
接することにより約90°回動した状態で停止し、この
結果、閉状態または開状態にあった弁体35が開状態また
は閉状態になり、この弁体35にて弁本体の流路が連通ま
たは遮断される。なお、この状態で、コイルばね45は出
力弁軸33の一方向の回動に基づきこの出力弁軸33からの
力、すなわち突起部46,47から力を受けて弾性変形する
ことによりひずみエネルギが蓄えられて蓄勢される。
【0049】一方、弁体35がこの開状態または閉状態に
なったときには、カム突起94が作用接触片92のローラ93
に押圧することにより押ボタン95が押圧されてリミット
スイッチ91が切換動作して、モータ5への電力の供給が
遮断される。
【0050】そして、モータ5が停止すると同時に、リ
ミットスイッチ91の切換で電磁装置51への電力の供給が
開始されて、この電磁装置51が励磁動作して、この電磁
装置51の励磁動作に基づき摩擦ブレーキ81が動作する。
【0051】すなわち、電磁装置51に電力が供給される
と、電磁装置51の固定鉄心59に磁力が発生するが、この
プランジャ61に働く固定鉄心59からの下向きの磁力はば
ね65からの上向きの力より大きいため、そのプランジャ
61は、図1に示すように、下方に移動してその固定鉄心
59に吸着した状態で保持されることとなる。
【0052】このプランジャ61の移動に基づき作用弾性
板71がたわみ変形して、一端側を支点としてこの作用弾
性板71の他端側が下方に向って微小角度分移動するた
め、この電磁装置51の励磁時においては、シュ被取付け
体75に取り付けた押え側のブレーキシュ78がブレーキ板
80に取り付けた被押え側のブレーキシュ79に押し付けら
れ、このブレーキ板80が比較的小さい力で制動されて、
開状態または閉状態にある弁体35は停止状態で保持され
る。
【0053】このようにして、摩擦ブレーキ81にてモー
タ回転軸7が制動されて保持されるため、出力弁軸33は
コイルばね45からの蓄勢力により他方向に回動せず、弁
体35は停止状態のままで保持される。
【0054】そして、弁体35が開状態または閉状態にあ
るときに、停電になると、電磁装置51が非励磁となり、
プランジャ61がばね65からの上向きの力により上方に移
動し、その結果、作用弾性板71がその弾性力により元の
形状に復元することによりこの作用弾性板71の他端側が
上方に向って微小角度分移動するため、摩擦ブレーキ81
によるモータ回転軸7の保持が解除されて、一方向に回
動した出力弁軸33がコイルばね45からの蓄勢力によって
他方向に反転回動して、弁体35が元の閉状態または開状
態に戻る。
【0055】また、弁体35が開状態または閉状態にある
場合において、この弁体35を元の状態に戻すには、電磁
装置51への電力の供給を遮断してこの電磁装置51を非励
磁の状態にすると、上述した停電となった場合と同様の
動作が行われ、一方向に回動していた出力弁軸33がコイ
ルばね45からの蓄勢力によって他方向に反転回動して、
弁体35が元の閉状態または開状態に戻る。
【0056】このようにして、上記第1の実施の形態に
よれば、弁体35をモータ5により閉状態または開状態か
ら開状態または閉状態へと状態を変化させて、その後、
電磁装置51の励磁動作で作用弾性板71をたわみ変形させ
摩擦ブレーキ81を動作させてモータ回転軸7を制動する
ことにより弁体35を保持するため、減速歯車列の歯車を
制動する構造、或いは弁体の出力弁軸を制動する構造等
に比べ、比較的小さい力でモータ回転軸7を制動できる
のて、大型の電磁装置51が要求されることがなく、電磁
装置51等を小型化でき、電動弁自体をコンパクトに低コ
ストで製造でき、しかも、停電時に弁体35を自動的に元
の状態に戻すことができる。
【0057】また、弁体35の開作動時または閉作動時に
おいては、電磁装置51への電力の供給は遮断され、摩擦
ブレーキ81によるモータ回転軸7の制動は解除されてい
るため、モータ5からの動力が減速歯車列30を介して弁
体35へと効率よく伝達されるため、十分に省電力を図る
ことができる。
【0058】さらに、摩擦ブレーキ81を電磁装置51のプ
ランジャ61の往復移動に基づきたわみ変形して一端側を
支点として他端側が微小角度分往復移動する作用弾性板
71を有する構造とするため、基台1の上面一端側と上面
他端側とに電磁装置51と摩擦ブレーキ81とを略水平方向
にコンパクトに並べて配設できるので、高さ寸法等を小
さくでき、電動弁自体を確実にコンパクトに製造でき
る。
【0059】次に、本発明の電動弁の第2の実施の形態
の構成を図面を参照して説明する。なお、前記第1の実
施の形態と略同一構造部分については、同一符号を付け
て説明する。
【0060】図5に示すように、基台1の歯車収納室3
内には第2ないし第8の歯車13,15,17,19,21,23,
25にて構成された減速歯車列30が配設され、またこの基
台1の一端側上面にはモータ5が配設されており、この
モータ5のモータケース6の上下面からは、モータ回転
軸7が突出している。
【0061】このモータ回転軸7の一端部には第1の歯
車11が一体的に形成され、この第1の歯車11は前記減速
歯車列30の先頭に位置する第2の歯車13に噛合してい
る。
【0062】また、前記基台1の他端側には、この基台
1の上下面に貫通して回転自在に鉛直状に保持された出
力弁軸33が配設され、この出力弁軸33は前記モータ5の
モータ回転軸7に減速歯車列30、一方向クラッチ40を介
して連結され、モータ5の駆動に基づき回動するもの
で、この出力弁軸33の先端部には弁体35が固着されてい
る。この出力弁軸33の先端部近傍には、作用突起37が固
着されており、この作用突起37が前記基台1の一端側下
面に互いに離間対向して立設された一対のストッパ38に
当接することにより、出力弁軸33の回動角度範囲が例え
ば約90°の範囲に制限されている。
【0063】この出力弁軸33の基端側部はばね被遊嵌筒
状体41に嵌合固着されており、このばね被遊嵌筒状体41
にはリターンスプリングとしてのコイルばね45が遊嵌さ
れている。このコイルばね45の上端部は前記ばね被遊嵌
筒状体41から突出した突起部46に圧接しかつその下端部
は前記基台1の上面から突出した突起部47に圧接した状
態で、前記ばね被遊嵌筒状体41の外方に鉛直状に保持さ
れている。
【0064】さらに、前記基台1の上面には、略中央に
位置して前記弁体35が前記出力弁軸33の一方向の回動に
より開状態または閉状態になったときにそのモータ5を
停止させるための制御手段としてのリミットスイッチ91
が配設されている。
【0065】この制御手段のリミットスイッチ91には、
前記モータ5が電線91a にて電気的に接続されていると
ともに電磁装置101 が電線91b にて電気的に接続されて
おり、このリミットスイッチ91の作用接触片92の作用に
より接点が切り換わると、前記モータ5への電力の供給
が遮断されると同時に、このリミットスイッチ91の切換
動作で前記電磁装置101 への電力の供給が開始されるよ
うになっている。
【0066】前記電磁装置101 は、上述した第1の実施
の形態における電磁装置51とは異なり、前記基台1の一
端側であって前記モータケース6の上方位置に配設され
ている。
【0067】この電磁装置101 は、設置台102 の上面に
配設された電磁ハウジング104 を有し、この電磁ハウジ
ング104 のコイル収納室105 内には電磁コイル106 が配
設されているとともに、この電磁ハウジング104 の下側
に形成された鉄心収納室107内には中空円柱状の固定鉄
心109 が配設されている。この固定鉄心109 の上部には
上面に開口して軸方向に長手状のばね収納室112 が形成
されており、このばね収納室112 内にはコイル状のばね
113 が収納されている。
【0068】また、この電磁ハウジング104 の上側に区
画形成されたプランジャ収納室115内には、プランジャ1
16 が上下方向に往復移動自在に前記固定鉄心109 に対
向して配設されている。
【0069】そして、このプランジャ116 は前記電磁装
置101 の非励磁時には、図5に示すように前記ばね113
から受ける上向きの力により上方に移動した状態で保持
されるとともに、このプランジャ116 は前記電磁装置10
1 の励磁時にはこのプランジャ116 に働く前記固定鉄心
109 からの下向きの磁力が前記ばね113 からの上向きの
力より大きいため、下方に移動してその固定鉄心109 に
吸着した状態で保持される。
【0070】さらに、このプランジャ116 の下端部中央
には細長状の作用連結棒121 の上端部が連結され、この
作用連結棒121 の下端部はシュ被取付け体75の上面中央
に連結されている。なお、この作用連結棒121 は、前記
モータ回転軸7と同一軸状に往復移動自在に配置されて
いる。
【0071】前記シュ被取付け体75の下面には押え側の
ブレーキシュ78が取り付けられており、またこのシュ被
取付け体75の上面にはガイド突部75a が形成され、この
ガイド突部75a は前記電磁装置101 の設置台102 の上面
部に形成されているガイド用孔102aに摺動自在に嵌挿さ
れている。
【0072】また、前記押え側のブレーキシュ78が前記
電磁装置51の励磁時に当接してこの押え側ブレーキシュ
78にて押え付けられる被押え側のブレーキシュ79は、前
記モータ5のモータ回転軸7の他端部が下面中央に連結
された略円形状のブレーキ板80の上面に取り付けられて
いる。
【0073】なお、これらの作用連結棒121 、シュ被取
付け体75、ブレーキシュ78,79、ブレーキ板80等にて前
記電磁装置101 の励磁動作に基づき動作して前記モータ
回転軸7を制動する回転軸制動装置としての摩擦ブレー
キ131 が構成されている。
【0074】次に、上記第2の実施の形態の動作につい
て説明する。
【0075】弁体35が閉状態または開状態にある場合に
おいて、モータ回転軸7を回転させると、このモータ回
転軸7の回転が減速歯車列30を介して出力弁軸33に伝達
されることによりこの出力弁軸33が一方向に回動し、弁
体35が開状態または閉状態になる。
【0076】弁体35がこの開状態または閉状態になった
ときには、リミットスイッチ91が切換動作してモータ5
への電力の供給が遮断されてモータ5が停止すると、こ
のリミットスイッチ91の切換で電磁装置101 への電力の
供給が開始される。
【0077】そして、電磁装置101 に電力が供給される
と、電磁装置101 が励磁動作して、プランジャ116 が下
方に向って移動し、このプランジャ116 の移動に基づき
作用連結棒121 も下方に移動するため、この電磁装置10
1 の励磁時においては、摩擦ブレーキ131 の押え側のブ
レーキシュ78がブレーキ板80に取り付けた被押え側のブ
レーキシュ79に押し付けられ、このブレーキ板80、モー
タ回転軸7が比較的小さい力で制動されて、開状態また
は閉状態にある弁体35が停止状態で保持される。
【0078】このようにして、弁体35が開状態または閉
状態にあるときに、停電になると、電磁装置101 が非励
磁となり、摩擦ブレーキ131 によるモータ回転軸7の保
持が解除されることにより、一方向に回動した出力弁軸
33がコイルばね45からの蓄勢力によって他方向に反転回
動するため、弁体35は元の閉状態または開状態に戻る。
なお、弁体35が開閉制御されて開状態または閉状態にあ
る場合において、この弁体35を元の状態に戻すには、電
磁装置101 への電力の供給を遮断してこの電磁装置101
を非励磁の状態にする。
【0079】このようにして、上記第2の実施の形態に
よれば、摩擦ブレーキ131 を動作させてモータ回転軸7
を制動することにより弁体35を保持するため、減速歯車
列の歯車を制動する構造等に比べ、比較的小さい力でモ
ータ回転軸7を制動できるので、大型の電磁装置101 が
要求されることがなく、電磁装置101 等を小型化でき、
電動弁自体をコンパクトに低コストで製造でき、しか
も、停電時に弁体35を自動的に元の状態に戻すことがで
きるという前記第1の実施の形態と同様の効果を奏する
ことに加え、プランジャ116 に連結した作用連結棒121
の移動により摩擦ブレーキの131 の押え側のブレーキシ
ュ78をモータ回転軸7に固着されているブレーキ板80の
被押え側ブレーキシュ79に押し付ける構造とするため、
この作用連結棒121 にてプランジャ116 の動力を直接的
にブレーキシュ78,79に伝達できるので、モータ回転軸
7を機動的に制動でき、しかも、構造を簡単にでき、よ
り低コストで製造できる。
【0080】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、弁体をモ
ータにより閉状態または開状態から開状態または閉状態
へと状態を変化させて、その後、電磁装置の励磁動作で
回転軸保持装置を動作させてモータ回転軸を制動するこ
とにより、出力弁軸がリターンスプリングからの蓄勢力
により回動することを制限し、弁体を停止状態のままで
保持するため、減速歯車列の歯車を制動する構造或いは
出力弁軸を制動する構造等に比べ、比較的小さい力でモ
ータ回転軸を制動でき、電磁装置等を小型化できるの
で、電動弁自体をコンパクトに低コストで製造でき、し
かも、停電時に弁体を自動的に元の状態に戻すことがで
き、十分に省電力を図ることができる。
【0081】請求項2記載の発明によれば、回転軸制動
装置をプランジャの往復移動に基づきたわみ変形して一
端側を支点として他端側が微小角度分往復移動する作用
弾性板を有した構造するため、電磁装置と回転軸制動装
置とを基台等の上に並べて配設できるので、高さ寸法等
を小さくでき、電動弁自体を確実にコンパクトに製造で
きる。
【0082】請求項3記載の発明によれば、プランジャ
に連結した作用連結棒の移動により回転軸制動装置のブ
レーキシュをブレーキ板に押し付ける構造とするため、
この作用連結棒にてプランジャの動力を直接的にブレー
キシュに伝達できるので、この回転軸制動装置にてモー
タ回転軸を機動的に制動できるばかりでなく、構造を簡
単にでき、より低コストで製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動弁の第1の実施の形態を示す正面
図である。
【図2】同上電動弁を示す一部を省略した正面図であ
る。
【図3】同上電動弁を示す平面図である。
【図4】同上電動弁を示す一部を省略した平面図であ
る。
【図5】本発明の電動弁の第2の実施の形態を示す正面
図である。
【符号の説明】
5 モータ 7 モータ回転軸 30 減速歯車列 33 出力弁軸 35 弁体 45 リターンスプリングとしてのコイルばね 51,101 電磁装置 61,116 プランジャ 71 作用弾性板 75 シュ被取付け体 78 ブレーキシュ 80 ブレーキ板 81,131 回転軸制動装置としての摩擦ブレーキ 91 制御手段としてのリミットスイッチ 121 作用連結棒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、このモータのモータ回転軸に
    減速歯車列を介して連結され前記モータの駆動に基づき
    一方向に回動する出力弁軸と、 この出力弁軸の先端部に連結されこの出力弁軸の一方向
    の回動で開状態または閉状態になるとともに前記出力弁
    軸の他方向の回動で閉状態または開状態になる弁体と、 前記出力弁軸の一方向の回動に基づき蓄勢されこの蓄勢
    力でこの出力弁軸を他方向に反転回動させるリターンス
    プリングと、 前記弁体が前記出力弁軸の一方向の回動で開状態または
    閉状態になったときに前記モータを停止させる制御手段
    と、 この制御手段により前記モータが停止したときに前記制
    御手段により励磁動作する電磁装置と、 この電磁装置の励磁動作に基づき動作して前記モータ回
    転軸を制動する回転軸制動装置とを具備したことを特徴
    とする電動弁。
  2. 【請求項2】 回転軸制動装置は、 電磁装置により往復移動するプランジャに一端側を連結
    した作用弾性板と、 この作用弾性板の他端側に連結されたシュ被取付け体
    と、 このシュ被取付け体に取り付けられたブレーキシュと、 中央部にモータ回転軸の端部が連結され前記電磁装置の
    励磁時に前記ブレーキシュが係脱自在に押し付けられる
    ブレーキ板とを有したことを特徴とする請求項1記載の
    電動弁。
  3. 【請求項3】 回転軸制動装置は、 電磁装置により往復移動するプランジャに一端部を連結
    した作用連結棒と、 この作用連結棒の他端部に連結されたシュ被取付け体
    と、 このシュ被取付け体に取り付けられたブレーキシュと、 中央部にモータ回転軸の端部が連結され前記電磁装置の
    励磁時に前記ブレーキシュが係脱自在に押し付けられる
    ブレーキ板とを有したことを特徴とする請求項1記載の
    電動弁。
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