JP2590667Y2 - 自動開閉器 - Google Patents

自動開閉器

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JP2590667Y2
JP2590667Y2 JP1993046856U JP4685693U JP2590667Y2 JP 2590667 Y2 JP2590667 Y2 JP 2590667Y2 JP 1993046856 U JP1993046856 U JP 1993046856U JP 4685693 U JP4685693 U JP 4685693U JP 2590667 Y2 JP2590667 Y2 JP 2590667Y2
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JP
Japan
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automatic
lever
force
movable electrode
electromagnetic solenoid
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JP1993046856U
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JPH0714524U (ja
Inventor
学 青木
裕康 佐藤
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Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、常時励磁式の自動操作
機構を備えた自動開閉器に関する。
【0002】
【従来の技術】常時励磁式の自動開閉器は、自動操作機
構と手動操作機構を備えている。図6は、従来の自動開
閉器の開放状態の操作機構の平面図である。また、図2
は、手動操作機構の開放状態の側面図、図3は、投入状
態の側面図である。この自動開閉器は、図2および図3
に示すように可動電極25がガイド26に沿って上下に
動作することにより回路の開閉を行う。まず、手動操作
機構においてはハンドル差込棒1に操作ハンドルを差し
込み、操作ハンドルを上方または下方に操作することに
よりばね10を圧縮し、この圧縮したばね10が死点を
越えた後蓄勢した力を放出することにより、可動電極2
5の開放または投入を行っている。次に自動操作機構に
ついて説明する。図7は、自動操作機構の開放状態の側
面図、図8は、投入状態の側面図である。自動操作機構
において投入動作を行う場合は、電磁ソレノイド18を
動力源としている。まず、電磁ソレノイド18に通電
し、プランジャー17に吸引力を発生させる。プランジ
ャー17に固定したカップリング16は、動作軸14に
固定したソレノイドレバー15と連動し、この吸引力を
動力軸14の回転力に変換する。この回転力は、動力軸
14に固定したB自動レバー13から、自動リンク12
およびCカム8に固定したA自動レバー11を介してC
カム8に伝達する。Cカム8の回転に伴い、Cカム8に
固定したメインレバー19が回転し、可動電極25を投
入するとともに、Bカム7を回転させ、ばね10を圧縮
する。電磁ソレノイド18に通電し、プランジャー17
が吸引力を発生している間は投入状態を保つ。開放動作
を行う場合は、電磁ソレノイド18の通電を停止すれ
ば、圧縮したばね10に蓄勢された力により可動電極2
5が開放する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この従来の自動開閉器
においては、自動操作機構により図8に示す投入状態を
保持しているとき、電磁ソレノイド18はばね10を圧
縮しておくための吸引力が必要である。しかし、実際に
は可動電極25に短絡電流が流れたときに発生する電磁
力等が、電磁ソレノイド18の吸引を解く方向の力とし
て働く。このため、電磁ソレノイド18は、ばね10を
圧縮しておくための力よりもかなり大きな力を発生する
必要があり、電磁ソレノイド18が大形化したり、電磁
ソレノイドの消費電力が大きくなったりしていた。そこ
で本考案は、自動投入状態を保持するときに消費電力が
少なく、かつ、より小さなソレノイドで対応できる自動
操作機構を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案においては、電磁
ソレノイドの動作と連動した動力軸に設けたレバーと、
可動電極と連動した主軸に設けたレバーとをリンクによ
り連結する。自動投入状態においては、動力軸に設けた
レバーとリンクとがほぼ直線になるようにする。
【0005】
【作用】上記のように構成された本考案の自動開閉器に
おいては、自動投入状態には主軸に設けたレバー側から
リンクを介して動力軸に設けたレバーに伝わる力は、大
半が動力軸を押す方向の力となり、動力軸を回転させる
力としてはわずかで、電磁ソレノイドに力がほとんど伝
わらない。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1から図5で説
明する。図1は操作機構の平面図、図2,図3はそれぞ
れ手動操作機構の開放,投入状態の側面図、図4,図5
はそれぞれ自動操作機構の開放,投入状態の側面図であ
る。A側板21とB側板22との間に設けた主軸9に、
Aカム6,Bカム7,Cカム8を回転可能に設ける。A
カム6には、A手動レバー5を固定する。A手動レバー
5は手動リンク4を介して、A側板21とC側板23の
間に設けたハンドル軸2に固定したB手動レバー3と連
結する。また、ハンドル軸2にはハンドル差込棒1も設
ける。Bカム7には、レバーを介してばね10の一端を
連結する。ばね10の他端はハンドル軸2が支点となる
よう支える。Cカム8には、メインレバー19と、A自
動レバー11を設ける。メインレバー19の先端はメイ
ンリンク20を介して可動電極25と連結する。C側板
23とD側板24との間に設けた動力軸14には、B自
動レバー13とソレノイドレバー15を設ける。A自動
レバー11とB自動レバー13は自動リンク12で連結
する。ソレノイドレバー15は、カップリング16を介
して電磁ソレノイド18の可動部であるプランジャー1
7と連結する。
【0007】次にこの操作機構の動作について説明す
る。手動操作は、ハンドル差込棒1に図示しない操作ハ
ンドルを差し込み、上方または下方に操作することによ
って行う。操作ハンドルの操作により、ハンドル軸2、
B手動レバー3,手動リンク4,A手動レバー5を介し
て、Aカム6を回転させる。Aカム6の回転はBカム7
に伝わり、ばね10が圧縮し、死点を越え反転し、蓄勢
した力を放出する。このばね10の力により、Bカム7
はCカム8を回転させ、メインレバー19とメインリン
ク20を介して、可動電極25がガイド26に沿って上
下に動作し、回路の開閉を行う。自動操作は、電磁ソレ
ノイド18の通電を入切することによって行う。電磁ソ
レノイド18に通電することにより、プランジャー17
は吸引され、カップリング16,ソレノイドレバー15
により、動力軸14が回転する。動力軸14の回転は、
B自動レバー13,自動リンク12,A自動レバー11
を介して、Cカム8に伝わる。Cカム8の回転は、メイ
ンレバー19,メインリンク20により、可動電極25
を投入するとともにBカム7に伝わり、ばね10を圧縮
する。この時、バネ10は死点を越えない。電磁ソレノ
イド18の通電を停止すると、吸引力は失われ、圧縮し
たばね10に蓄勢された力によりCカム8は回転し、メ
インレバー19,メインリンク20により可動電極25
を開放する。
【0008】この自動開閉器において、自動操作機構に
より投入状態とした場合、自動リンク12とB自動レバ
ー13はほぼ一直線になる。この状態において可動電極
25を開放しようとする力には、可動電極25に短絡電
流が流れたときに発生する電磁力等がある。このような
力はCカム8に取り付けたA自動レバー11、自動リン
ク12を介してB自動レバー13に伝わる。しかし、自
動リンク12とB自動レバー13はほぼ直線になってい
るため、この力はほとんど動力軸14を押す力となり、
動力軸14を回転させる力としてはわずかにしか作用し
ない。従って、電磁ソレノイド18のプランジャー17
に加わる力もわずかとなる。
【0009】
【考案の効果】本考案によれば、上述したように、自動
操作機構で投入した状態、即ち電磁ソレノイドの吸引力
で可動電極を投入している状態において、電磁力等によ
り電磁ソレノイドのプランジャーを開放しようと作用す
る力をきわめて小さくすることができる。従って、自動
投入状態での電磁ソレノイドに必要とされる吸引力が低
減でき、電磁ソレノイドの小形化や、吸引時の通電電流
を減らして省電力化を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動開閉器の一例を示す操作機構の平
面図である。
【図2】本考案の自動開閉器の一例を示す手動操作機構
の開放状態の側面図である。
【図3】本考案の自動開閉器の一例を示す手動操作機構
の投入状態の側面図である。
【図4】本考案の自動開閉器の一例を示す自動操作機構
の開放状態の側面図である。
【図5】本考案の自動開閉器の一例を示す自動操作機構
の投入状態の側面図である。
【図6】従来の自動開閉器の一例を示す操作機構の平面
図である。
【図7】従来の自動開閉器の一例を示す自動操作機構の
開放状態の側面図である。
【図8】従来の自動開閉器の一例を示す自動操作機構の
投入状態の側面図である。
【符号の説明】
1 ハンドル差込棒 2 ハンドル軸 3 B手動レバー 4 手動リンク 5 A手動レバー 6 Aカム 7 Bカム 8 Cカム 11 A自動レバー 12 自動リンク 13 B自動レバー 14 動力軸 15 ソレノイドレバー 16 カップリング 17 プランジャー 18 電磁ソレノイド 19 メインレバー 25 可動電極

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁ソレノイドを動力源とし、この電磁
    ソレノイドに通電することにより可動電極の投入および
    ばねの蓄勢を行い、この電磁ソレノイドの通電を停止す
    ることによりこのばねに蓄勢した力を放出し、この可動
    電極の開放を行う常時励磁式の自動操作機構を備えた自
    動開閉器において、 この可動電極の動作と連動した主軸に設けたレバーと、
    電磁ソレノイドの動作と連動した動力軸に設けたレバー
    とをリンクにより連結した自動操作機構によりこの可動
    電極を投入したときに、このリンクとこの動力軸に設け
    たレバーとがほぼ直線となることを特徴とした自動開閉
    器。
JP1993046856U 1993-08-06 1993-08-06 自動開閉器 Expired - Lifetime JP2590667Y2 (ja)

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JP1993046856U JP2590667Y2 (ja) 1993-08-06 1993-08-06 自動開閉器

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JPH0714524U JPH0714524U (ja) 1995-03-10
JP2590667Y2 true JP2590667Y2 (ja) 1999-02-17

Family

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