JP2000035150A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JP2000035150A
JP2000035150A JP10201701A JP20170198A JP2000035150A JP 2000035150 A JP2000035150 A JP 2000035150A JP 10201701 A JP10201701 A JP 10201701A JP 20170198 A JP20170198 A JP 20170198A JP 2000035150 A JP2000035150 A JP 2000035150A
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plunger
valve
solenoid
locking
locking pin
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JP10201701A
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Hajime Esumi
肇 江角
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソレノイドへの非通電状態においても開弁状
態を維持できるようにし、もって信頼性の確保と電力消
費の節約とを図る。 【解決手段】 流体入口5および流体出口6を有する弁
本体1と、該弁本体1内に摺動自在に嵌挿され、前記流
体入口5あるいは流体出口6に設けられた弁シート部7
を開閉するプランジャ2と、該プランジャ2を開弁方向
に駆動させるソレノイド3と、前記プランジャ2を閉弁
方向に付勢する付勢手段4とを備えた電磁弁において、
前記弁本体1と前記プランジャ2との摺接面に、該プラ
ンジャ2を所定移動位置において前記付勢手段4の付勢
力に抗して位置決めする位置決め手段Xを設けて、プラ
ンジャ2が位置決め手段Xの作用により付勢手段4の付
勢力に抗して所定移動位置に位置決めされるようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、電磁弁に関し、
さらに詳しくはソレノイドに通電しない状態であっても
開弁状態を維持できる電磁弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機の冷媒回路等には、
冷媒の流通状態を制御するための電磁弁が介設される。
【0003】上記電磁弁は、例えば図9に示すように、
流体入口5および流体出口6とを有する弁本体1と、該
弁本体1内に摺動自在に嵌挿され、前記流体出口6に設
けられた弁シート部7を開閉するプランジャ2と、該プ
ランジャ2を開弁方向に駆動させるソレノイド3と、前
記プランジャ2を閉弁方向に付勢するスプリング4とを
備えて構成されており、ソレノイド3への通電時(換言
すれば、励磁時)にプランジャ2が開弁作動され、ソレ
ノイド3の非通電時に(換言すれば、非励磁時)にスプ
リング4の付勢力によりプランジャ2が閉弁作動される
こととなっている。符号1aは弁本体1の一部を構成す
る弁ケース、1bは弁本体1の一部を構成べく前記弁ケ
ース1aに嵌挿されたプランジャチューブ、8は合成樹
脂等で構成されるコイル外郭部材である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記冷媒回
路においては、空気調和機の運転中に冷媒を循環させる
ために電磁弁を開状態で維持する必要がある。すると、
空気調和機の運転中においては、電磁弁におけるソレノ
イド4の通電時間が長時間に及ぶ場合が生じることとな
り、ソレノイド4の発熱によりコイル外郭部材8が劣化
して絶縁不良を起こし、信頼性を損なうおそれがある。
また、ソレノイド4への長時間の通電により電力消費が
大きくなるという不具合もある。
【0005】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、ソレノイドへの非通電状態においても開弁状態を
維持できるようにし、もって信頼性の確保と電力消費の
節約とを図ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、流体入口5および
流体出口6を有する弁本体1と、該弁本体1内に摺動自
在に嵌挿され、前記流体入口5あるいは流体出口6に設
けられた弁シート部7を開閉するプランジャ2と、該プ
ランジャ2を開弁方向に駆動させるソレノイド3と、前
記プランジャ2を閉弁方向に付勢する付勢手段4とを備
えた電磁弁において、前記弁本体1と前記プランジャ2
との摺接面に、該プランジャ2を所定移動位置において
前記付勢手段4の付勢力に抗して位置決めする位置決め
手段Xを設けている。
【0007】上記のように構成したことにより、プラン
ジャ2が位置決め手段Xの作用により付勢手段4の付勢
力に抗して所定移動位置に位置決めされることとなり、
ソレノイド3が非通電状態にあってもプランジャ2を開
弁状態に維持できることとなる。
【0008】請求項2の発明におけるように、前記位置
決め手段Xを、前記弁本体1の内周面あるいはプランジ
ャ2の外周面に突設された係止ピン9と、前記プランジ
ャ2の外周面あるいは弁本体1の内周面に形成され、前
記係止ピン9をプランジャ2の開弁位置において係止す
る開弁係止部11を有するガイド溝10とにより構成し
た場合、係止ピン9とガイド溝10とを形成するという
簡単な構成で位置決め手段Xを形成できる。
【0009】請求項3の発明におけるように、前記ガイ
ド溝10と前記プランジャ2の端部との間に、該プラン
ジャ2を前記弁本体1に嵌挿する際に前記係止ピン9を
ガイドする組付用ガイド溝15を形成した場合、係止ピ
ン9を組付用ガイド溝15に案内させつつプランジャ2
を弁本体1に組み付けることができることとなり、組付
作業性が向上する。
【0010】請求項4の発明におけるように、前記ガイ
ド溝10に、前記係止ピン9との係止位置が異なる複数
の係止部11a,11b・・を形成した場合、プランジ
ャ2を複数の移動位置に位置決めすることができること
となり、弁開度を複数段階とすることが可能となり、1
個の電磁弁を複数の流量に対応した使用形態とすること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0012】第1の実施の形態 図1ないし図3には、本願発明の第1の実施の形態にか
かる電磁弁が示されている。
【0013】この電磁弁は、従来技術の項において既に
説明したものと同様な基本構造を有している。
【0014】即ち、図1に示すように、流体入口5およ
び流体出口6とを有する弁本体1と、該弁本体1内に摺
動自在に嵌挿され、前記流体出口6に設けられた弁シー
ト部7を開閉するプランジャ2と、該プランジャ2を開
弁方向に駆動させるソレノイド3と、前記プランジャ2
を閉弁方向に付勢する付勢手段として作用するスプリン
グ4とを備えて構成されており、ソレノイド3への通電
時(換言すれば、励磁時)にプランジャ2が開弁作動さ
れ、ソレノイド3の非通電時に(換言すれば、非励磁
時)にスプリング4の付勢力によりプランジャ2が閉弁
作動されることとなっている。前記弁本体1は、前記流
体入口5および流体出口6を有する弁ケース1aと、該
弁ケース1aに対して嵌挿固定され、前記プランジャ2
を動作時にガイドするプランジャチューブ1bとからな
っている。符号8は合成樹脂等で構成されるコイル外郭
部材である。
【0015】そして、前記弁本体1(具体的には、プラ
ンジャチューブ1b)の内周面適所には、図2に示すよ
うに、係止ピン9が設けられる一方、前記プランジャ2
の外周面には、前記係止ピン9をプランジャ2の開弁位
置において係止する開弁係止部11を有するガイド溝1
0が形成されている。
【0016】前記ガイド溝10は、図3に示すように、
前記プランジャ2の外周面において周方向に連続し、プ
ランジャ2の閉弁位置において前記係止ピン9がスプリ
ング4の付勢力に抗して係止される閉弁係止部12から
プランジャ2の閉弁方向端部2aに向かって軸方向に延
びる第1軸方向ガイド部10aと、該第1軸方向ガイド
部10aの端部からプランジャ2の閉弁方向端部2aに
向かって斜めに延び、プランジャ2の開弁位置において
前記係止ピン9が位置決めされる第1開弁位置決め部1
3に至る第1周方向ガイド部10bと、該第1開弁位置
決め部13からプランジャ2の開弁方向端部2bに向か
って軸方向に延びる第2軸方向ガイド部10cと、該第
2軸方向ガイド部10cの端部からプランジャ2の開弁
方向端部2bに向かって斜めに延び、前記開弁係止部1
1に至る第2周方向ガイド部10dと、該開弁係止部1
1からプランジャ2の閉弁方向端部2aに向かって軸方
向に延びる第3軸方向ガイド部10eと、該第3軸方向
ガイド部10eの端部からプランジャ2の閉弁方向端部
2aに向かって斜めに延び、プランジャ2の開弁位置に
おいて前記係止ピン9が位置決めされる第2開弁位置決
め部14に至る第3周方向ガイド部10fと、該第2開
弁位置決め部14からプランジャ2の開弁方向端部2b
に向かって軸方向に延びる第4軸方向ガイド部10g
と、該第4軸方向ガイド部10gの端部からプランジャ
2の開弁方向端部2bに向かって斜めに延び、前記閉弁
係止部12に至る第4周方向ガイド部10hとからなる
1サイクルの単位ガイド部Aを連続反復した形状とされ
ている。このように構成すると、ソレノイド3の非通電
時において係止ピン9が、ガイド溝10における開弁係
止部11にスプリング4の付勢力に抗して係止されるこ
ととなり、プランジャ2が開弁状態で維持されることと
なる。
【0017】つまり、前記係止ピン9およびガイド溝1
0は、弁本体1の一部を構成するプランジャチューブ1
bとプランジャ2との摺接面に設けられ、該プランジャ
2を所定移動位置(即ち、開弁位置)においてスプリン
グ4の付勢力に抗して位置決めする位置決め手段Xを構
成することとなっているのである。
【0018】また、前記ガイド溝10における第4軸方
向ガイド部10gと前記プランジャ2の開弁方向端部2
bとの間には、該プランジャ2を前記プランジャチュー
ブ1に嵌挿する際に前記係止ピン9をガイドする組付用
ガイド溝15が形成されている。この場合、該組付用ガ
イド溝15は、組付後における係止ピン9の抜けを防止
するためにプランジャ2の軸方向に対して傾斜した形状
とされている。
【0019】上記のように構成された電磁弁において
は、次のような作用効果が得られる。
【0020】ソレノイド3が非通電状態(換言すれば、
非励磁状態)にあるときには、図1に示すように、プラ
ンジャ2はスプリング4の付勢力により閉弁方向に付勢
され、流体出口6に形成された弁シート部7を閉止して
いる。この時、係止ピン9は、ガイド溝10における閉
弁係止部12に係止されている。
【0021】この状態からソレノイド3に通電すると
(換言すれば、励磁すると)、プランジャ2がソレノイ
ド3に吸引されて開弁方向に移動する。すると、係止ピ
ン9は、第1軸方向ガイド部10aおよび第1周方向ガ
イド部10bを経て第1位置決め部13に至る。ここで
ソレノイド3への通電を停止すると、プランジャ2はス
プリング4の付勢力により閉弁方向に移動するが、係止
ピン9は、ガイド溝10における第2軸方向ガイド部1
0cおよび第2周方向ガイド部10dを経て開弁係止部
11に係止される。従って、プランジャ2は、図4に示
すように、スプリング4の付勢力に抗して開弁状態を維
持されることとなる。つまり、ソレノイド3が非通電状
態にあっても、プランジャ2は開弁状態を維持されるこ
ととなるのである。
【0022】上記状態から、ソレノイド3に通電すると
(換言すれば、励磁すると)、プランジャ2がソレノイ
ド3に吸引されて開弁方向に移動する。すると、係止ピ
ン9は、第3軸方向ガイド部10eおよび第3周方向ガ
イド部10fを経て第2位置決め部14に至り、図5に
示す状態となる。ここでソレノイド3への通電を停止す
ると、プランジャ2はスプリング4の付勢力により閉弁
方向に移動する。すると、係止ピン9は、ガイド溝10
における第4軸方向ガイド部10gおよび第4周方向ガ
イド部10hを経て閉弁係止部12に係止され、図1の
閉弁状態に復帰する。
【0023】上記したようにソレノイド3への通電・非
通電を繰り返すと、プランジャ2は開弁状態および閉弁
状態を繰り返すこととなるが、そのときプランジャ2
は、係止ピン9が周方向ガイド部10b,10d,10
f,10hに沿って移動するところから回転することと
なる。
【0024】上記した電磁弁の作動と、ソレノイド3の
通電・非通電とを対応させると、図6に示すようにな
り、電磁弁が閉作動から開作動を経て再び閉作動される
までの間におけるソレノイド3の通電時間は、t2+t4
となる。ところが、従来の電磁弁の場合、閉作動から開
作動を経て再び閉作動されるまでの間におけるソレノイ
ド3の通電時間は、t2+t3+t4となる。つまり、本
実施の形態におけるソレノイド3の通電時間は、従来の
ものに比して大幅に短縮されることとなるのである。
【0025】上記したように、本実施の形態にかかる電
磁弁においては、プランジャ2が位置決め手段Xの作用
(即ち、係止ピン9とガイド溝10の開弁係止部11と
の係止)によりスプリング4の付勢力に抗して所定移動
位置(即ち、開弁位置)に位置決めされることとなり、
ソレノイド3が非通電状態にあってもプランジャ2を開
弁状態に維持できることとなる。従って、電磁弁の信頼
性の確保と電力消費の節約とを図ることができる。
【0026】しかも、プランジャ2の組付時において
は、係止ピン9を組付用ガイド溝15に沿って案内する
ことにより、係止ピン9をガイド溝10に導くことがで
きる。
【0027】上記実施の形態においては、ガイド溝10
は、単位ガイド部Aをプランジャ2の全周に連続して形
成するようにしているが、単位ガイド部Aのみを形成し
てもよい。また、組付用ガイド溝15を、ガイド溝10
とプランジャ2における閉弁方向端部2aとの間に形成
するようにしてもよい。
【0028】第2の実施の形態 図7には、本願発明の第2の実施の形態にかかる電磁弁
におけるプランジャ外周面の展開図が示されている。
【0029】この場合、ガイド溝10には、係止ピン9
との係止位置が異なる複数の開弁係止部11a,11b
が形成されている。つまり、閉弁係止部11aを有する
単位ガイド部A1と、閉弁係止部11bを有する単位ガ
イド部A2とを交互に連続して形成しているのである。
このようにすると、プランジャ2を複数の移動位置に位
置決めすることができることとなり、弁開度を複数段階
とすることが可能となり、1個の電磁弁を複数の流量に
対応した使用形態とすることができる。その他の構成お
よび作用効果は第1の実施の形態におけると同様なので
説明を省略する。
【0030】ところで、本願発明の電磁弁は、冷媒回路
における冷媒流通制御用として用いられるだけでなく、
図8に示すように、四路切換弁16を切換作動させるた
めのパイロット弁17としても使用できる。
【0031】上記各実施の形態においては、流体出口に
弁シート部を設けているが、流体入口と流体出口とを逆
向きとする場合もある。また、本実施の形態と反対に、
係止ピンをプランジャに設け、ガイド溝をプランジャチ
ューブに形成するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、流体入口5お
よび流体出口6を有する弁本体1と、該弁本体1内に摺
動自在に嵌挿され、前記流体入口5あるいは流体出口6
に設けられた弁シート部7を開閉するプランジャ2と、
該プランジャ2を開弁方向に駆動させるソレノイド3
と、前記プランジャ2を閉弁方向に付勢する付勢手段4
とを備えた電磁弁において、前記弁本体1と前記プラン
ジャ2との摺接面に、該プランジャ2を所定移動位置に
おいて前記付勢手段4の付勢力に抗して位置決めする位
置決め手段Xを設けて、プランジャ2が位置決め手段X
の作用により付勢手段4の付勢力に抗して所定移動位置
に位置決めされるようにしたので、ソレノイド3が非通
電状態にあってもプランジャ2を開弁状態に維持できる
こととなり、電磁弁の信頼性の確保と電力消費の節約と
を図ることができるという効果がある。
【0033】請求項2の発明におけるように、前記位置
決め手段Xを、前記弁本体1の内周面あるいはプランジ
ャ2の外周面に突設された係止ピン9と、前記プランジ
ャ2の外周面あるいは弁本体1の内周面に形成され、前
記係止ピン9をプランジャ2の開弁位置において係止す
る開弁係止部11を有するガイド溝10とにより構成し
た場合、係止ピン9とガイド溝10とを形成するという
簡単な構成で位置決め手段Xを形成できる。
【0034】請求項3の発明におけるように、前記ガイ
ド溝10と前記プランジャ2の端部との間に、該プラン
ジャ2を前記弁本体1に嵌挿する際に前記係止ピン9を
ガイドする組付用ガイド溝15を形成した場合、係止ピ
ン9を組付用ガイド溝15に案内させつつプランジャ2
を弁本体1に組み付けることができることとなり、組付
作業性が向上する。
【0035】請求項4の発明におけるように、前記ガイ
ド溝10に、前記係止ピン9との係止位置が異なる複数
の係止部11a,11b・・を形成した場合、プランジ
ャ2を複数の移動位置に位置決めすることができること
となり、弁開度を複数段階とすることが可能となり、1
個の電磁弁を複数の流量に対応した使用形態とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる電磁弁の
閉弁状態を示す縦断面図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる電磁弁に
おけるプランジャチューブとプランジャとの部分分解斜
視図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる電磁弁に
かかるプランジャ外周面の展開図である。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかる電磁弁の
開弁状態を示す縦断面図である。
【図5】本願発明の第1の実施の形態にかかる電磁弁の
全開状態を示す縦断面図である。
【図6】本願発明の第1の実施の形態にかかる電磁弁に
おけるプランジャ高さに対応するソレノイドへの通電・
非通電状態と、従来例におけるソレノイドへの通電・非
通電状態とを対比させたタイムチャートである。
【図7】本願発明の第2の実施の形態にかかる電磁弁に
かかるプランジャ外周面の展開図である。
【図8】本願発明の電磁弁の一使用例を示す図である。
【図9】従来公知の電磁弁の閉弁状態を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1は弁本体、1aは弁ケース、1bはプランジャチュー
ブ、2はプランジャ、3はソレノイド、4は付勢手段
(スプリング)、5は流体入口、6は流体出口、7は弁
シート部、9は係止ピン、10はガイド溝、11,11
a,11bは開弁係止部、Xは位置決め手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体入口(5)および流体出口(6)を
    有する弁本体(1)と、該弁本体(1)内に摺動自在に
    嵌挿され、前記流体入口(5)あるいは流体出口(6)
    に設けられた弁シート部(7)を開閉するプランジャ
    (2)と、該プランジャ(2)を開弁方向に駆動させる
    ソレノイド(3)と、前記プランジャ(2)を閉弁方向
    に付勢する付勢手段(4)とを備えた電磁弁であって、
    前記弁本体(1)と前記プランジャ(2)との摺接面に
    は、該プランジャ(2)を所定移動位置において前記付
    勢手段(4)の付勢力に抗して位置決めする位置決め手
    段(X)を設けたことを特徴とする電磁弁。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段(X)を、前記弁本体
    (1)の内周面あるいはプランジャ(2)の外周面に突
    設された係止ピン(9)と、前記プランジャ(2)の外
    周面あるいは弁本体(1)の内周面に形成され、前記係
    止ピン(9)をプランジャ(2)の開弁位置において係
    止する開弁係止部(11)を有するガイド溝(10)と
    により構成したことを特徴とする前記請求項1記載の電
    磁弁。
  3. 【請求項3】 前記ガイド溝(10)と前記プランジャ
    (2)の端部との間には、該プランジャ(2)を前記弁
    本体(1)に嵌挿する際に前記係止ピン(9)をガイド
    する組付用ガイド溝(15)を形成したことを特徴とす
    る前記請求項2記載の電磁弁。
  4. 【請求項4】 前記ガイド溝(10)には、前記係止ピ
    ン(9)との係止位置が異なる複数の開弁係止部(11
    a),(11b)・・を形成したことを特徴とする前記
    請求項2および請求項3のいずれか一項記載の電磁弁。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020095712A (ko) * 2001-06-15 2002-12-28 김명환 접촉구를 이용 전력을 절약하는 방법 및 그 접촉구
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CN102401170A (zh) * 2010-09-15 2012-04-04 浙江三花股份有限公司 电磁阀
JP2013104443A (ja) * 2011-11-10 2013-05-30 Denso Corp 電磁制御装置

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