JPS6222999Y2 - - Google Patents

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JPS6222999Y2
JPS6222999Y2 JP5839479U JP5839479U JPS6222999Y2 JP S6222999 Y2 JPS6222999 Y2 JP S6222999Y2 JP 5839479 U JP5839479 U JP 5839479U JP 5839479 U JP5839479 U JP 5839479U JP S6222999 Y2 JPS6222999 Y2 JP S6222999Y2
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JP
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valve
armature
electromagnet
core
chamber
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JP5839479U
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JPS55158539U (ja
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高速動作を行なうしや断器の流体操
作装置に関する。
最近のしや断器は高電圧大容量化と共に高速度
しや断、つまりしや断時間の短縮を要求されてい
る。
ところでしや断時間を短縮するためにはアーク
時間の短縮駆動装置の動作の高速度化を図る必要
がある。
このようなしや断器の駆動装置としては、たと
えば空気または油圧等の流体を用い、流体の圧力
によつて大きな駆動力を得、高速化を図るものが
ある。このような駆動装置では、流体の圧力によ
つて駆動される切換弁によつて流向を制御された
流体によつて駆動してしや断器を動作させるシリ
ンダを設けている。このためしや断指令が与えら
れてから、しや断器の可動接触子を開離駆動する
までに所定の時間を要し、しや断時間を長くする
原因となる。
一般的には、しや断又は投入の指令を受けて、
電気信号によつて電磁石を働かせてパイロツト弁
を開き更に増幅弁を介して主弁を操作し、シリン
ダに圧油を送つて、しや断器を動作させる。ここ
で電磁石に電流が流れ鉄心に磁束ができ、アーマ
チユアが吸引されこれに連結したパイロツト弁の
弁棒が動いて圧油の流向を制御して、主弁を開閉
し、シリンダを動かして、しや断器をしや断また
は投入操作するようにしている。
したがつて、電磁石の駆動力が十分に大きく主
弁の弁体を直接駆動することができれば主弁によ
つて直接シリンダを駆動することができ、高速動
作を行なうことができる。
しかしながら、このためには、電磁石が大きく
なり過ぎるので、小さな電磁石によりまず小さな
パイロツト弁を動かし、更に油圧増幅弁により増
幅して主弁を動かす構成が一般的に用いられてい
る。したがつて指令が発せられた後の電気回路の
遅れ電磁石の動作遅れ等が重なつてパイロツト弁
が全開になるまで数msから10msもかかり動作時
間を長くする原因となつていた。
このために電磁石のコイルの巻数を少なくして
インダクタンスを小さくし電流の立上り特性をよ
くしたりコアにけい素鋼板等を用いて渦電流がフ
ラツクスの流れを妨げることを防止したり、磁路
を極力短かくしコアの断面を大きくする等を行な
うようにしているが、いずれも充分な効果は得ら
れていない。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので動
作指令を与えてから、その駆動部の駆動力となる
操作流体を制御するまでに要する時間を短縮し、
それによつて高速動作を行なうことができるしや
断器の流体操作装置を提供することにある。
以下第1図に示す概略構成図を参照して本考案
の一実施例を詳細に説明する。
図中10は外部から与えられる信号に応じて動
作し、パイロツト弁20を駆動する電磁石であ
る。この電磁石10は第2図に示す斜視図のよう
に、U字形コア11の基端に外部から制御信号を
与えられるコイル12を巻装している。そしてコ
ア11の開口端に軸13で軸支した永久磁石から
なるアーマチユア14を設けこのアーマチユア1
4の前端をカム面に形成する。そしてパイロツト
弁20は、アーマチユア14のカム面に圧接する
ローラ21を進退自在に設けたポペツト弁体22
から突設し、このポペツト弁体22をプツシユロ
ツド23、ボール弁24を介してばね25によつ
てアーマチユア14へ弾性的に押圧するようにし
ている。そしてこのパイロツト弁20の弁室2
6、排油室27、給油室28をそれぞれ管路3
1,32,33を介して増幅弁40に接続する。
この増幅弁40はケーシング41内に進退自在に
第1,第2のポペツト弁体42,43を設けかつ
両側に配置したばね44によつて中央部へ弾性的
に押圧している。そしてこの増幅弁40の図示左
端のパイロツト室45に上記管路31を接続し、
排油室46に管路32を接続し、さらに図示右端
の給油室47に管路33を接続している。またこ
の排油室46を管路34を介して大気開放タンク
35に接続している。そして増幅弁40の給油室
47を管路36を介して一定圧力の圧油を送出す
るアキユームレータ51に接続し、弁室48を管
路37を介して主弁60に接続する。主弁60は
ケーシング61の一側に進退自在にポペツト弁6
2を設け、このポペツト弁62をばね63によつ
て弾性的にケーシング61の中央へ押圧してい
る。またこのケーシング61の他側に外周にパツ
キン64を介在したピストン65を進退自在に設
けこのピストン65をピストンロツド66を介し
てしや断器52の可動接点に連結するようにして
いる。なお上記管路37を主弁60のパイロツト
室67および弁室68に接続し、アキユームレー
タ51を管路38を介して給油室69に接続し、
さらに排油室70を管路39を介して大気開放タ
ンク71に接続している。
このような構成であれば、外部からのしや断指
令により電磁石10のコイル12に通電するとu
字形コア11の先端は第1図、図示のようにN極
およびS極となり、アーマチユア14とコア11
の極性が同極性で対向しているので急反発し、ア
ーマチユア14は軸13を中心にして回動し第1
図、図示点線の状態になる。すなわち、アーマチ
ユア14が回動し、2点鎖点線の状態になると異
極性の磁極が引合い安定する。この場合アーマチ
ユア14の回動トルクは第3図に示すように最初
は大きく、次第に減少し、また最後で再び大きく
なる。一方、パイロツト弁20のポペツト弁体2
2は先端のローラ21を、アーマチユア14のカ
ム面にバネ25により押圧しているので、アーマ
チユア14の回動によりLだけ変位し図示左方へ
移動する。従つて、ポペツト弁体22は開いて弁
室26と排油室27は連通し給油室28はボール
弁24によつて閉まる。したがつて、アキユーム
レータ51からの圧油は断たれ、一方増幅弁40
のパイロツト室45の圧油は図示破線で示すよう
に管路31、パイロツト弁20の排気室27、弁
室26、管路32、排油室46、管路34を経て
大気開放タンク35に排出される。従つて、増幅
弁40のポペツト弁体42,43は図示左方に移
動し、左のポペツト弁体42は開き、右のポペツ
ト弁体43は閉じる。従つて、主弁60のパイロ
ツト室67は、管路37、増幅弁40の排気室4
6、管路34および大気開放タンク35を経て大
気に開放される。よつて主弁60のポペツト弁体
62は左へ移動し、シリンダのピストン65の左
側の部屋は大気に開放され、右側の給油室69に
は、アキユムレータ51からの圧油が供給される
のでピストン65は急速に左へ移動し、しや断器
52の接点をしや断する。すなわち各部の動きは
図示破線の矢印で示すようになる。投入動作は上
述の逆に図示実線の矢印で示すように動作し、主
弁60の弁室68に供給される圧油によりピスト
ン65の両側の面積差によつてピストンロツド6
6を図示右方へ駆動してしや断器52を閉成す
る。
ところで、たとえば第4図に示すようにE形鉄
心101の中心脚にコイル102を巻装し、この
中心脚に吸引される可動鉄心103を設けた一般
的な電磁石では中心脚と可動鉄心103との間に
適当なギヤツプGを設ける必要がある。このため
に電磁石の引き始めの段階で最も吸引力は弱く、
以後その間隔の2乗に反比例して吸引力は増大す
る。このために電磁石の引き始めの段階において
充分な駆動力が得られず動作遅れの増大する原因
となつていた。これに対して上記実施例の電磁石
10では、そのストロークの最大位置および最小
位置で最大の吸引力を得られ高速動作を行なうこ
とができる。またアーマチユア14のストローク
の中央附近の最もトルクの弱い部分でもその回転
による慣性によつて速やかに通過でき動作が不安
定になることもない。
さらに第4図に示すような電磁石ではコイル1
02の通電電流を消勢すると可動鉄心103は自
由に動き得るために不安定で油圧等の補助手段に
よるロツク装置を設ける必要がある。これに対し
て上記実施例の電磁石10によればアーマチユア
14は永久磁石のために自己ホールドする機能を
有し、励磁電流の消勢時にも所定位置に確実に保
持することができる。
また永久磁石を磁極間で反発力を作用するよう
に用いたものでは永久磁石の経時的な消磁変化が
問題となる。しかしながら上記実施例ではアーマ
チユア14の回転変位はわずかで瞬間的にアーマ
チユア14およびコア11を経由する閉磁路を形
成でき消磁変化はほとんど発生しない。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、たとえば電磁石のコアに永久磁石を用い、
アーマチユアにコイルを巻装した鉄心を用いるよ
うにしてもよい。このようにすればコアに大型か
つ強力な永久磁石を用いることができ好都合であ
る。また第5図に示すようにコア104にコイル
105を巻装し、アーマチユア106にもコイル
107を巻装し、このアーマチユア106をコア
104の磁極に接離自在に軸108で軸支するよ
うにしてもよい。
以上詳述したように本考案は操作流体の圧力で
ピストンを駆動してしや断器を開閉制御するもの
において、一対の磁極が相対向するコアとこのコ
アの磁極の対向面間に回動自在にカム面を有する
アーマチユアを配設し、その一方を永久磁石、他
方を電磁石とし上記アーマチユアのカム面によつ
て弁を駆動し、上記操作流体の流路を切換えるよ
うにしたものである。したがつて、高速動作を行
なえまた電磁石の消勢時にもアーマチユアを所定
位置に保持することができるしや断器の流体操作
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す概略構成
図、第2図は上記実施例の電磁石を示す斜視図、
第3図は上記実施例の電磁石の特性図、第4図は
従来の電磁石を説明する図、第5図は本考案の他
の実施例の電磁石を示す図である。 10……電磁石、11……U字形コア、12…
…コイル、14……アーマチユア、20……パイ
ロツト弁、40……増幅弁、51……アキユーム
レータ、52……しや断器、60……主弁、65
……ピストン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作流体の圧力でピストンを駆動し、このピス
    トンの動作によつてしや断器を開閉制御するもの
    において、一対の磁極が相対向するコアを設け、
    このコアの磁極の対向面間に回動自在にカム面を
    有するアーマチユアを配設するとともに、このコ
    アとアーマチユアの一方を永久磁石、他方を外部
    から励磁電流を与えられる電磁石とし、上記アー
    マチユアのカム面に圧接して駆動される弁によつ
    て操作流体の流路を切換えるようにしたことを特
    徴とするしや断器の流体操作装置。
JP5839479U 1979-05-01 1979-05-01 Expired JPS6222999Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5839479U JPS6222999Y2 (ja) 1979-05-01 1979-05-01

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JP5839479U JPS6222999Y2 (ja) 1979-05-01 1979-05-01

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Publication Number Publication Date
JPS55158539U JPS55158539U (ja) 1980-11-14
JPS6222999Y2 true JPS6222999Y2 (ja) 1987-06-11

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