JP2001322781A - エレベーター用巻上機 - Google Patents

エレベーター用巻上機

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JP2001322781A
JP2001322781A JP2000142440A JP2000142440A JP2001322781A JP 2001322781 A JP2001322781 A JP 2001322781A JP 2000142440 A JP2000142440 A JP 2000142440A JP 2000142440 A JP2000142440 A JP 2000142440A JP 2001322781 A JP2001322781 A JP 2001322781A
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braking
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吉川  和弘
Kunio Kato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭いスペースに容易に設置できるエレベータ
ー用巻上機を得る。 【解決手段】 枠体2の椀状凹所の開口縁部3の内周面
に固定子巻線18を設け、主軸17を凹所底面に立設す
る。また、枠体2と相似形の椀状回転体19を枠体2に
嵌合状態に配置し主軸17に枢持し、枠体2凹所底面側
の椀状回転体19外周面に駆動綱車20を形成し、開口
縁部3側の外周面に電機子21を設け、内周面に制動面
22を設ける。また、支持板15の両端を開口縁部3に
締結し、支持板15に制動機23を装着して椀状回転体
19の凹所内に配置し、椀状回転体19内面の制動面を
制動する。このように、制動機23を椀状回転体19の
凹所内に配置し、部材が枠体2の外周から突出しないの
で外形寸法を小さくできて設置スペースを節減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動機の回転子
と駆動綱車が一体的に形成されて枠体内に装備されると
共に、枠体内に制動機が配置されたトラクション式のエ
レベーター用巻上機に関する。
【0002】
【従来の技術】図11及び図12は、例えば特表平8−
511758号公報に記載された従来のエレベーター用
巻上機を示す図で、図11は設置状態における正面図、
図12は図11のA−A線断面図である。図において、
1は立設されたエレベーターの案内レール、2は椀状の
凹所を有する枠体で、凹所の開口縁部3を介して案内レ
ール1に装着され、凹所の底面4から主軸5が立設状態
に設けられている。6は枠体2の底面4内側に設けられ
た固定子巻線である。
【0003】7は主軸5に枢持された回転体で、枠体2
の底面4内側との対向面に固定子巻線6と対向してディ
スク形電動機を形成する電機子8、底面4内側との対向
面の外周に形成されてブレーキディスク9及び枠体2の
開口縁部3側に配置されてブレーキディスク9よりも小
径に構成された駆動綱車10が設けられている。11は
枠体2の外周縁部に設けられてブレーキディスク9を挟
圧して制動動作する電磁ブレーキ、12は駆動綱車10
に巻掛けられた主索で、図示が省略してあるが一端にか
ご、他端につり合おもりが連結されている。
【0004】従来のエレベーター用巻上機は上記のよう
に構成され、案内レール1の背面に枠体2の開口縁部が
装着されて昇降路(図示しない)の上端寄りに設置され
る。そして、電動機が付勢されると駆動綱車10が回転
し摩擦力により主索12が駆動されて、かご及びつり合
おもりを互いに反対方向に昇降させるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーター用巻上機では、電磁ブレーキ11が枠体2の
外形から突出して設けられているので、巻上機の外形寸
法が増大する。また、電磁ブレーキ11等の保守、点検
のための保守作業用スペースを確保する必要があって、
設置場所が狭隘であるために巻上機の設置が制約された
り、設置不能になったりするという問題点があった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、狭いスペースに容易に設置でき
るエレベーター用巻上機を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ター用巻上機においては、椀状をなす凹所の開口縁部内
周面に固定子巻線が設けられた枠体と、この枠体の凹所
底面に立設されて凹所の開口部方向に延在する主軸と、
枠体の凹所と相似形の椀状をなし枠体の凹所に嵌合状態
に配置されて主軸に枢持され、枠体凹所の底面側におけ
る外周面に駆動綱車が形成されて凹所の開口縁部側の外
周面に駆動綱車の直径よりも大径に電機子が設けられ開
口縁部側の内周面に制動面が設けられた椀状回転体と、
縁部が枠体の互いに対向した開口縁部に装着された支持
板と、この支持板に設けられて椀状回転体の凹所内に配
置され椀状回転体の制動面を制動する制動機とが設けら
れる。
【0008】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機においては、支持板に装着されて枠体内対応位置に配
置された制動スイッチと、制動機の制動腕に装着されて
枠体内対応位置に配置され、制動スイッチを押圧する押
圧子とが設けられる。
【0009】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機においては、支持板に設けられて制動機の制動動作を
人為操作によって解放する制動解放機構が設けられる。
【0010】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機においては、互いに反対方向に制動動作する二組によ
って構成されて、これらの二組が主軸を中心として対称
形態に装備されてなる制動機が設けられる。
【0011】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機においては、連結ピンにより制動腕に連結されたアー
マチュアと、このアーマチュアに装着されて一体的に構
成された制動片を有する制動機が設けられる。
【0012】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機においては、互いに離れて対面して配置されて相互間
に、制動片を装備したアーマチュアが配置された制動腕
が設けられる。
【0013】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機においては、両ねじボルト形状をなし端部にナットが
ねじ込まれた締結具により、互いに離れて対面して配置
された制動腕が連結されて、この連結具の一端に制動腕
の一方が着脱自在に締結される。
【0014】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機においては、支持板に装着された固定腕と、この固定
腕及び制動機の電磁石の両側にそれぞれ配置されて、端
部が固定腕に締結されて中間部によって電磁石を挟持す
る電磁石取付板とが設けられる。
【0015】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機においては、中間部が固定腕に挿通されて端部の偏心
部が電磁石取付板に嵌合された偏心軸が設けられる。
【0016】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機においては、一側が支持板に締結されて他側によって
電磁石を制動機の制動動作方向に押圧する押圧体が設け
られる。
【0017】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機においては、一側が互いに離れて対面して配置された
制動機の制動腕の相互間に締結具によって締結されると
共に制動機の制動ばねの制動腕に対する取付具に装着さ
れ、他側は制動解放機構の制動解放腕に設けられた係合
ピンに連結された連結板が設けられる。
【0018】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機においては、連結板の係合部に空隙を形成して係合さ
れた小径部を有する係合ピンが設けられる。
【0019】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機においては、制動解放機構を形成する制動解放腕の回
動端に設けられて、上方に開口したU字溝が支持板に設
けられた解放ケーブル取付板に摺動自在に嵌合すると共
に、制動解放機構の解放ケーブル及び制動解放腕の回動
端を反制動解放方向へ付勢する付勢具がそれぞれ連結さ
れた案内金具が設けられる。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図10は、
この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は正面
図、図2は図1のB−B線断面図、図3は図1における
支持板及び制動機箇所の正面図、図4は図3のC−C線
断面拡大図、図5は図3の制動機の電磁石の拡大図、図
6は図5のD−D線断面図、図7は図3の制動機の制動
腕箇所の拡大図、図8は図7のE−E線断面図、図9は
図3における制動機に付設された制動解放装置を示す
図、図10は図9の要部右側面図である。
【0021】図において、2は椀状の凹所を有する枠体
で、凹所の開口縁部3、凹所の底面4、下側に形成され
た脚部13、脚部13を貫通して凹所に連通した主索1
2の吊設孔14が設けられている。15は支持板で、枠
体2の開口縁部3を上下方向に横切って枠体2の互いに
対向した開口縁部3の相互間に配置されている。16は
支持板15の縁部に挿通されて枠体2の開口縁部3にね
じ込まれたボルトからなる締結具である。
【0022】17は主軸で、枠体2の底面4から立設さ
れて先端が支持板15に保持されている。18は枠体2
の開口縁部3の内周面に設けられた固定子巻線、19は
椀状回転体で、枠体2の凹所と相似形の椀状をなし枠体
2の凹所に嵌合状態に配置されて主軸17に枢持され
る。20は椀状回転体19における枠体2凹所の底面4
側における外周面に形成された駆動綱車である。
【0023】21は電機子で、椀状回転体19における
枠体2凹所の開口縁部3側の外周面に配置されて駆動綱
車20の直径よりも大径に形成されて、固定子巻線18
と対向して配置され固定子巻線18とによって電動機を
構成する。22は椀状回転体19における枠体2凹所の
開口縁部3側の内周面に設けられた制動面である。
【0024】23は椀状回転体19の凹所内に配置され
た電磁制動機からなる制動機で、互いに反対方向に制動
動作する二組によって構成されて、これらの二組が主軸
17を中心として対称形態に装備され、一端が支持ピン
24により支持板15に枢持された制動腕25、両端が
支持板15及び制動腕25の回動端にそれぞれ連結され
た制動ばね26、制動腕25の支持ピン24と制動ばね
26の中間に設けられて制動面22と対面した制動片2
7、制動片27が装着されて一体的に構成され連結ピン
28により制動腕25の長手中間に連結されて後述する
電磁石29に対向したアーマチュア30、電磁石29を
両側から挟持して支持板15側に保持する電磁石取付板
31によって構成されている。
【0025】32は図1おいて長手が水平に配置され支
持板15に装着され、かつ支持板15の上下にそれぞれ
配置されて両面にそれぞれ電磁石取付板31が装着され
た固定腕、33は偏心軸で、長手中間の中間部34は固
定腕32に嵌合され、長手両端の偏心部35は電磁石取
付板31に嵌合されている。36は支持板15の図1に
おける下部寄りに装着された制動スイッチである。
【0026】37は制動腕25の回動端に装着されて制
動スイッチ36を押圧する押圧子、38は下端が支持板
15の図1における下部寄りに枢持ピン381によって
枢着された制動解放腕、39は連結板で、一側が互いに
離れて対面して配置された制動腕25の相互間の中心に
締結具40によって締結されると共に制動ばね26の制
動腕25に対する取付具41に装着され、他側は制動解
放腕38の枢持ピン381の図1における上側寄りに配
置されている。
【0027】42は係合ピンで、制動解放腕38の枢持
ピン381の図1における上側寄りに立設され、小径部
43が連結板39の反制動腕25側に空隙を形成して嵌
合されている。44は案内金具で、制動解放腕38の一
部をなし下部が制動解放腕38の回動端に固定されて上
部には上方に開口したU字溝が設けられている。
【0028】45は支持板15の図1における上側寄り
に固定された解放ケーブル取付板で、両端がそれぞれ案
内金具44のU字溝に空隙を形成して嵌合されている。
46は引張りコイルばねからなる付勢具で、一端が解放
ケーブル取付板の先端に、他端は取付金具45の上端に
連結されている。
【0029】47は解放ケーブルで、外管と外管に挿通
された芯線から可撓性ケーブルによって構成されて、外
管が解放ケーブル取付板45に装着され、芯線は制動解
放腕38の案内金具44に連結されている。そして、芯
線が人為操作によって牽引されて制動解放腕38の上端
を解放ケーブル取付板45の長手中心方向に回動させ
る。470は制動解放腕38及び解放ケーブル47を主
要構成部材とする制動解放機構である。48は板ばねか
らなる押圧体で、一側が支持板15に締結され他側によ
って電磁石29をアーマチュア30方向に付勢する。
【0030】上記のように構成されたエレベーター用巻
上機において、枠体2の脚部13を介して昇降路の固定
部に据付けられ、また主索12が吊設孔14に挿通され
て駆動綱車20に巻掛けられて吊設される。そして、固
定子巻線18と電機子21によって構成された電動機が
付勢されると、駆動綱車20が回転して摩擦力により主
索12が駆動され、図示が省略してあるがかご及びつり
合おもりを互いに反対方向に昇降させる。
【0031】また、電磁石29が消勢されて制動ばね2
6の押圧力によって制動片27が椀状回転体19の制動
面22に押圧されて駆動綱車20が制動される。そし
て、電磁石29が付勢されると制動ばね26の押圧力に
抗してアーマチュア30が吸引され、制動片27が制動
面22から離れて駆動綱車20の制動が解除される。こ
の駆動綱車20の制動解除が制動スイッチ36を介して
検出されて、電動機が付勢され前述のようにかごが運転
される。
【0032】また、かごが停電等によって昇降路の乗場
(図示しない)から外れた位置に停止、すなわち異常停
止した場合には、解放ケーブル47の芯線が人為操作に
よって牽引される。これにより、制動解放腕38が制動
ばね26の押圧力に抗して回動し、制動片27が制動面
22から離れて駆動綱車20の制動が解除される。そし
て、駆動綱車20が制動解除された状態でかごの重量に
よってかごを昇降させ、かごを昇降路の乗場に停止して
かご内乗客の救出が行われる。
【0033】このように構成されたエレベーター用巻上
機は、椀状回転体19の凹所内に制動機23が配置さ
れ、また枠体2内対応位置に設けられた支持板15に装
着された制動スイッチ36及び枠体2内対応位置に設け
られて制動スイッチ36を押圧する押圧子37が設けら
れる。これにより、枠体2の外周から突出する部材がな
く巻上機の外形が小さくなる。したがって、狭いスペー
スに巻上機を容易に設置することができる。また、支持
板15を取り外して制動機23を点検することができ、
保守作業用スペースが得にくいために巻上機の設置が制
約される不具合を解消することができる。
【0034】また、制動機23と、かごの異常停止時に
制動機23を人為操作によって解放する制動解放機構4
70とが、枠体2に締結具16によって着脱自在に締結
された支持板15に装着される。このため、締結具16
による締結を解除して支持板15を枠体2から取り外す
ことによって制動機23、制動解放機構470を一緒に
電動機側から取り外すことができる。したがって、固定
子巻線18等の電動機の保守、点検作業が容易にでき、
保守作業能率を向上することができる。
【0035】また、製造工程を電動機側と、制動機23
及び救出機構側とに容易に分割することができるので、
巻上機の製造時における取り扱い部材を軽量化できる。
さらに、分割した部位をユニット化することができるの
で、生産性を向上することができる。また、制動ばね2
6、制動片27、電磁石29等からなる制動機23の二
組が、主軸17を中心に対称形態に装備される。
【0036】このため、制動腕25の支持ピン24の荷
重、制動ばね26による荷重及び電磁石29の荷重から
なり、二組の制動機23によって支持板15に作用する
負荷を互いに相殺することができる。したがって、制動
機23を小形化でき、またこれに伴って巻上機自体も小
形化できて、狭いスペースに設置できるので巻上機の設
置に対する制約を少なくすることができる。
【0037】また、アーマチュア30に制動片27を装
着して一体化したので、制動腕25は制動ばね26の付
勢力を伝達し、かつ制動力を支持するだけで済む。この
ため、余計な撓み量を考慮する必要がなく制動腕25の
横断面積を小さくでき、これに付随して制動機23を小
形化することができる。また、これに伴って巻上機自体
も小形化できて、狭いスペースに設置でき巻上機の設置
に対する制約を少なくすることができる。
【0038】また、離れて対面して配置された制動腕2
5の相互間に、一体化された制動片27とアーマチュア
30が配置される。このため、制動ばね26による荷
重、電磁石29の荷重等によって制動腕25にねじれが
発生することがなく、制動腕25を軽薄化することがで
きる。したがって、制動機23を小形化でき、またこれ
に伴って巻上機自体も小形化できて、狭いスペースに設
置でき巻上機の設置に対する制約を少なくすることがで
きる。
【0039】また、制動腕25を固定腕32に枢着する
支持ピン24、アーマチュア30を制動腕25に枢着す
る連結ピン29、連結板39を制動腕25の相互間に連
結する締結具40及び制動ばね26を制動腕25に連結
する取付具41の締結具を、長手の両端にねじ部が設け
られて両ねじボルト形状をなしナットがねじ込まれた構
造をなすものとする。
【0040】そして、支持ピン24等の長手の一端を離
れて対面して配置された制動腕25の一方に締結する。
そして、このような構成により制動腕25の保守作業ス
ペース側の他方に対して、支持ピン24等の長手の他端
を着脱するようにする。これによって、支持ピン24等
の長手の他端から対応した制動腕25を取り外す。これ
によって、制動片27とアーマチュア30を容易に点検
したり交換したりすることができ保守作業能率を向上す
ることができる。
【0041】また、電磁石29の両側にそれぞれ電磁石
取付板31を配置して電磁石29を挟持する。そして、
これらの電磁石取付板31が支持板15に装着された固
定腕32の両面にそれぞれ締結される。このような構造
によって電磁石29を装着することにより、電磁石29
が積層構造体からなるものであっても容易に電磁石29
を所定位置に装着することができて、生産性を向上する
ことができる。
【0042】また、電磁石29を挟持した両側の電磁石
取付板31が、偏心軸33によって固定腕32に係合さ
れる。これにより、電磁石取付板31の固定腕32に対
する締結を緩めて、偏心軸33を回動することによって
電磁石29を固定腕32に対して進退させることができ
る。このため、電磁石29とアーマチュア30との隙間
を容易に調整することができ、保守作業能率を向上する
ことができる。
【0043】また、押圧体48によって電磁石29がア
ーマチュア30方向に押圧されている。このため、電磁
石29と電磁石取付板31の図4に示す嵌合部に隙間が
生じることがなく、電磁石取付板31が固定腕32の所
定位置に配置されることによって、アーマチュア30と
の間に所定の隙間を保って電磁石29の位置を設定する
ことができる。また、偏心軸33を回動して電磁石29
を進退させる場合にバックラッシュが発生しないので、
容易に位置決めできて保守作業能率を向上することがで
きる。
【0044】また、制動解放腕38が係合ピン42及び
互いに離れて対面して配置された制動腕25の相互間の
中心に配置された連結板39を介して制動腕25に連結
されている。このため、制動解放腕38の動作による荷
重が、両方の制動腕25にねじれを発生することなく均
等に作用するので、制動腕25を軽薄化でき巻上機自体
も小形化できて、狭いスペースに設置でき巻上機の設置
に対する制約を少なくすることができる。
【0045】また、制動解放腕38に設けられた係合ピ
ン42の小径部43が、連結板39の係合部に空隙を形
成して係合されるので、制動腕25の通常時動作による
変位が制動解放腕38に伝達されることがない。このた
め、係合ピン42と連結板39の係合部等における損耗
が減少して長寿命化できて保守作業能率を向上すること
ができる。なお、制動解放腕38の動作時には、その動
作が連結板39を介して確実に制動腕25に伝動され
る。
【0046】また、制動解放腕38に案内金具44が設
けられて、U字溝に解放ケーブル取付板45が嵌合して
制動解放腕38の動作が案内される。また、案内金具4
4に解放ケーブル47の芯線が連結され、また案内金具
44に付勢具46の端部が連結されている。このような
構成によって部品数を少なくすることができ生産性を向
上することができる。
【0047】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、椀状を
なす凹所の開口縁部内周面に固定子巻線が設けられた枠
体と、この枠体の凹所底面に立設されて凹所の開口部方
向に延在する主軸と、枠体の凹所と相似形の椀状をなし
枠体の凹所に嵌合状態に配置されて主軸に枢持され、枠
体凹所の底面側における外周面に駆動綱車が形成されて
凹所の開口縁部側の外周面に駆動綱車の直径よりも大径
に電機子が設けられ開口縁部側の内周面に制動面が設け
られた椀状回転体と、縁部が枠体の互いに対向した開口
縁部に装着された支持板と、この支持板に設けられて椀
状回転体の凹所内に配置され、椀状回転体の制動面を制
動する制動機とを設けたものである。
【0048】これによって、椀状回転体の凹所内に制動
機が配置され、枠体の外周から突出する部材がなく巻上
機の外形を小さくでき、狭いスペースに容易に設置でき
る巻上機を得ることができる。また、支持板を取り外し
て制動機を点検することができ、保守作業用スペースが
得にくいために巻上機の設置が制約される不具合を解消
する効果がある。また、枠体に締結された支持板に制動
機が装着されて、支持板を枠体から取り外すことによっ
て制動機を電動機側から取り外すことができる。したが
って、固定子巻線等の電動機の保守、点検作業が容易に
でき、保守作業能率を向上する効果がある。
【0049】また、この発明は以上説明したように、支
持板に装着されて枠体内対応位置に配置された制動スイ
ッチと、制動機の制動腕に装着されて枠体内対応位置に
配置され、制動スイッチを押圧する押圧子とを設けたも
のである。
【0050】これによって、椀状回転体の凹所内に制動
機が配置され、また枠体内対応位置に制動スイッチ及び
制動スイッチを押圧する押圧子が配置される。このた
め、枠体の外周から突出する部材がなく巻上機の外形を
小さくでき、狭いスペースに容易に設置できる巻上機を
得ることができる。また、支持板を取り外して制動機を
点検することができ、保守作業用スペースが得にくいた
めに巻上機の設置が制約される不具合を解消する効果が
ある。また、枠体に締結された支持板に制動機が装着さ
れて、支持板を枠体から取り外すことによって制動機を
電動機側から取り外すことができる。したがって、固定
子巻線等の電動機の保守、点検作業が容易にでき、保守
作業能率を向上する効果がある。
【0051】また、この発明は以上説明したように、支
持板に設けられて制動機の制動動作を人為操作によって
解放する制動解放機構を設けたものである。
【0052】これによって、支持板を枠体から取り外す
ことによって制動機、制動解放機構を一緒に固定子巻
線、電機子からなる電動機側から取り外すことができ
る。したがって、固定子巻線等の電動機の保守、点検作
業が容易にでき、保守作業能率を向上する効果がある。
【0053】また、この発明は以上説明したように、互
いに反対方向に制動動作する二組によって構成し、これ
らの二組が主軸を中心として対称形態に装備されてなる
制動機を設けたものである。
【0054】これによって、制動機の作動荷重によって
発生して二組の制動機によって支持板に作用する負荷が
互いに相殺される。したがって、支持板、制動機を小形
化でき、またこれに伴って巻上機自体も小形化できて、
狭いスペースに設置でき巻上機の設置に対する制約を少
なくする効果がある。
【0055】また、この発明は以上説明したように、連
結ピンにより制動腕に連結されたアーマチュアと、この
アーマチュアに装着されて一体的に構成された制動片を
有する制動機を設けたものである。
【0056】これによって、制動腕は制動ばねの付勢力
を伝達し、かつ制動力を支持するだけで済む。このた
め、余計な撓み量を考慮する必要がなく制動腕の横断面
積を小さくでき、これに付随して制動機を小形化でき、
またこれに伴って巻上機自体も小形化できて、狭いスペ
ースに設置でき巻上機の設置に対する制約を少なくする
効果がある。
【0057】また、この発明は以上説明したように、互
いに離れて対面して配置されて相互間に、制動片と一体
的に構成されたアーマチュアが装備された制動腕を設け
たものである。
【0058】これによって、制動ばねによる荷重、電磁
石の荷重等によって制動腕にねじれが発生することがな
く、制動腕を軽薄化することができる。したがって、制
動機を小形化でき、またこれに伴って巻上機自体も小形
化できて、狭いスペースに設置でき巻上機の設置に対す
る制約を少なくする効果がある。
【0059】また、この発明は以上説明したように、両
ねじボルト形状をなし端部にナットがねじ込まれた締結
具によって、互いに離れて対面して配置された制動腕が
連結され、この連結具の一端に制動腕の一方を着脱自在
に締結したものである。
【0060】これによって、制動腕の一方を連結具から
取り外して、制動片、アーマチュアを容易に点検したり
交換したりすることがでいる。したがって、保守作業能
率を向上する効果がある。
【0061】また、この発明は以上説明したように、支
持板に装着された固定腕と、この固定腕及び制動機の電
磁石の両側にそれぞれ配置されて、端部が固定腕に締結
されて中間部によって電磁石を挟持する電磁石取付板と
を設けたものである。
【0062】このような構造によって電磁石を装着する
ことにより、電磁石が積層構造体からなるものであって
も容易に電磁石を所定位置に装着することができて、生
産性を向上する効果がある。
【0063】また、この発明は以上説明したように、中
間部が固定腕に挿通されて端部の偏心部が電磁石取付板
に嵌合された偏心軸を設けたものである。
【0064】これによって、電磁石取付板の固定腕に対
する締結を緩めて、偏心軸を回動することによって電磁
石を固定腕に対して進退させることができる。このた
め、電磁石とアーマチュアとの隙間を容易に調整するこ
とができ、保守作業能率を向上する効果がある。
【0065】また、この発明は以上説明したように、一
側が支持板に締結されて他側によって電磁石を制動機の
制動動作方向に押圧する押圧体を設けたものである。
【0066】これによって、押圧体により電磁石が押圧
されるので、電磁石と電磁石取付板の嵌合部に隙間が生
じることがなく、電磁石取付板が固定腕の所定位置に配
置されることによって、対向したアーマチュアとの間に
所定の隙間を保って電磁石の位置を設定することができ
る。また、偏心軸を回動して電磁石を進退させる場合に
バックラッシュが発生しないので、容易に位置決めでき
て保守作業能率を向上する効果がある。
【0067】また、この発明は以上説明したように、一
側が互いに離れて対面して配置された制動機の制動腕の
相互間に締結具によって締結されると共に制動機の制動
ばねの制動腕に対する取付具に装着され、他側は制動解
放機構の制動解放腕に設けられた係合ピンに連結された
連結板を設けたものである。
【0068】これによって、制動解放腕の動作による荷
重が、両方の制動腕に捩じれを発生することなく均等に
作用する。このため、制動腕を軽薄化でき巻上機自体も
小形化できて、狭いスペースに設置でき巻上機の設置に
対する制約を少なくする効果がある。
【0069】また、この発明は以上説明したように、連
結板の係合部に空隙を形成して係合された小径部を有す
る係合ピンを設けたものである。
【0070】これによって、制動腕の通常時における制
動動作による変位が制動解放腕に伝達されることがな
い。このため、係合ピンと連結板の係合部等における損
耗が減少して長寿命化できて保守作業能率を向上する効
果がある。
【0071】また、この発明は以上説明したように、制
動解放機構を形成する制動解放腕の回動端に設けられ
て、上方に開口したU字溝が支持板に設けられた解放ケ
ーブル取付板に摺動自在に嵌合すると共に、制動解放機
構の解放ケーブル及び制動解放腕の回動端を反制動解放
方向へ付勢する付勢具がそれぞれ連結された案内金具を
設けたものである。
【0072】これによって、制動解放腕の回動端に設け
られた案内金具により制動解放腕の回動動作が解放ケー
ブル取付板によって案内され、また案内金具に解放ケー
ブル及び付勢具が連結される。したがって、部品数が減
少して生産性を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す正面図。
【図2】 図1のB−B線断面図。
【図3】 図1における支持板及び制動機箇所の正面
図。
【図4】 図3のC−C線断面拡大図。
【図5】 図3の制動機の電磁石の拡大図。
【図6】 図5のD−D線断面図。
【図7】 図3の制動機の制動腕箇所の拡大図。
【図8】 図7のE−E線断面図。
【図9】 図3における制動機に付設された制動解放装
置を示す図。
【図10】 図9の要部右側面図。
【図11】 従来のエレベーター用巻上機を示す図で、
設置状態における正面図。
【図12】 図11のA−A線断面図。
【符号の説明】
2 枠体、3 開口縁部、4 凹所底面、15 支持
板、17 主軸、18固定子巻線、19 椀状回転体、
20 駆動綱車、21 電機子、22 制動面、23
制動機、25 制動腕、26 制動ばね、27 制動
片、28 連結ピン、29 電磁石、30 アーマチュ
ア、31 電磁石取付板、32 固定腕、33 偏心
軸、34 中間部、35 偏心部、36 制動スイッ
チ、37 押圧子、38 制動解放腕、39 連結板、
40 締結具、41 取付具、42 係合ピン、43
小径部、44 案内金具、45 解放ケーブル取付板、
46 付勢具、47 解放ケーブル、470 制動解放
機構、48 押圧体。
フロントページの続き Fターム(参考) 3F306 AA07 BA07 BA09 5H607 AA12 BB01 BB14 BB21 BB26 DD01 DD03 DD09 DD19 EE07 EE28 FF11 GG07 GG08 JJ05 JJ06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椀状をなす凹所の開口縁部内周面に固定
    子巻線が設けられた枠体と、この枠体の凹所底面に立設
    されて上記開口部方向に延在する主軸と、上記枠体の凹
    所と相似形の椀状をなし上記枠体の凹所に嵌合状態に配
    置されて上記主軸に枢持され、上記枠体凹所の底面側に
    おける外周面に駆動綱車が形成されて上記開口縁部側の
    外周面に上記駆動綱車の直径よりも大径に電機子が設け
    られ上記開口縁部側の内周面に制動面が設けられた椀状
    回転体と、縁部が上記枠体の互いに対向した開口縁部に
    装着された支持板と、この支持板に設けられて上記椀状
    回転体の凹所内に配置され上記制動面を制動する制動機
    とを備えたエレベーター用巻上機。
  2. 【請求項2】 支持板に装着されて枠体内対応位置に配
    置された制動スイッチと、制動機の制動腕に装着されて
    上記枠体内対応位置に配置され、上記制動スイッチを押
    圧する押圧子とを備えたことを特徴とする請求項1記載
    のエレベーター用巻上機。
  3. 【請求項3】 支持板に設けられて制動機の制動動作を
    人為操作によって解放する制動解放機構を備えたことを
    特徴とする請求項1記載のエレベーター用巻上機。
  4. 【請求項4】 制動機を、互いに反対方向に制動動作す
    る二組によって構成し、これらの二組が主軸を中心とし
    て対称形態に装備されたものとしたことを特徴とする請
    求項1記載のエレベーター用巻上機。
  5. 【請求項5】 制動機を、連結ピンにより制動腕に連結
    されたアーマチュアと、このアーマチュアに装着されて
    一体的に構成された制動片とを有するものとしたことを
    特徴とする請求項4記載のエレベーター用巻上機。
  6. 【請求項6】 制動腕を、互いに離れて対面して配置さ
    れて相互間に、制動片を装備したアーマチュアが配置さ
    れたものとしたことを特徴とする請求項5記載のエレベ
    ーター用巻上機。
  7. 【請求項7】 互いに離れて対面して配置された制動腕
    を、両ねじボルト形状をなし端部にナットがねじ込まれ
    た締結具によって連結し、この連結具の一端に上記制動
    腕の一方が着脱自在に締結されたものとしたことを特徴
    とする請求項6記載のエレベーター用巻上機。
  8. 【請求項8】 支持板に装着された固定腕と、この固定
    腕及び制動機の電磁石の両側にそれぞれ配置され、端部
    が上記固定腕に締結されて中間部により上記電磁石を挟
    持する電磁石取付板とを備えたことを特徴とする請求項
    1記載のエレベーター用巻上機。
  9. 【請求項9】 中間部が固定腕に挿通されて端部の偏心
    部が電磁石取付板に嵌合された偏心軸を備えたことを特
    徴とする請求項8記載のエレベーター用巻上機。
  10. 【請求項10】 一側が支持板に締結され他側により電
    磁石を制動機の制動動作方向に押圧する押圧体を備えた
    ことを特徴とする請求項8記載のエレベーター用巻上
    機。
  11. 【請求項11】 一側が互いに離れて対面して配置され
    た制動機の制動腕の相互間に締結具によって締結される
    と共に上記制動機の制動ばねの上記制動腕に対する取付
    具に装着され、他側は制動解放機構の制動解放腕に設け
    られた係合ピンに連結された連結板を備えたことを特徴
    とする請求項3記載のエレベーター用巻上機。
  12. 【請求項12】 係合ピンを、連結板の係合部に空隙を
    形成して係合された小径部を有するものとしたことを特
    徴とする請求項11記載のエレベーター用巻上機。
  13. 【請求項13】 制動解放機構を形成する制動解放腕の
    回動端に設けられて、上方に開口したU字溝が支持板に
    設けられた解放ケーブル取付板に摺動自在に嵌合すると
    共に、上記制動解放機構の解放ケーブル及び上記制動解
    放腕の回動端を反制動解放方向へ付勢する付勢具がそれ
    ぞれ連結された案内金具を備えたことを特徴とする請求
    項3記載のエレベーター用巻上機。
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