JP6408959B2 - エレベーター - Google Patents

エレベーター Download PDF

Info

Publication number
JP6408959B2
JP6408959B2 JP2015116242A JP2015116242A JP6408959B2 JP 6408959 B2 JP6408959 B2 JP 6408959B2 JP 2015116242 A JP2015116242 A JP 2015116242A JP 2015116242 A JP2015116242 A JP 2015116242A JP 6408959 B2 JP6408959 B2 JP 6408959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
braking
movable iron
brake
brake operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015116242A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017001793A (ja
Inventor
清弥 伊藤
清弥 伊藤
豪 中島
豪 中島
通利 島田
通利 島田
尚文 尾方
尚文 尾方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2015116242A priority Critical patent/JP6408959B2/ja
Priority to CN201610272340.9A priority patent/CN106241532B/zh
Publication of JP2017001793A publication Critical patent/JP2017001793A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6408959B2 publication Critical patent/JP6408959B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0006Monitoring devices or performance analysers
    • B66B5/0018Devices monitoring the operating condition of the elevator system
    • B66B5/0031Devices monitoring the operating condition of the elevator system for safety reasons

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

本発明は、主索により吊り下げられたかごを巻上機で昇降させるエレベーターに関する。
本発明に係るエレベーターは、巻上機に設置するブレーキの開閉動作を検知するための動作検知装置を備える。動作検知装置は、ブレーキの異常を検知することができ、安全性を確保するために必要な装置である。
まず巻上機の構造として、特開2011-190025号公報(特許文献1)に記載された巻上機の構造が知られている。この巻上機は、被制動体と、被制動体の外周部に制動部材を押圧して制動するブレーキ装置と、モータフレームとを備え、制動部材が被制動体を押圧した際に、被制動体の回転による制動部材の摩擦反力を負担する反力受け部材が、モータフレームで構成された構造を有している(要約参照)。さらに、制動部材を巻上機軸方向に着脱可能にする切欠き部がモータフレームに設けられており、この切欠き部によりメンテナンス性に優れた巻上機が得られる(段落0032参照)。
またブレーキ動作検知装置として、特開2013−216415号公報に記載された装置が知られている。このブレーキ動作検知装置は、ブレーキ動作状態検知機構によってエレベーターのブレーキ動作状態を機械的に検知するとともに、ブレーキ動作状態増幅機構によってブレーキ動作状態検知機構で検知されたブレーキ動作状態を機械的に増幅した後、ブレーキスイッチ機構によってブレーキ動作状態増幅機構で機械的に増幅されたブレーキ動作状態を電気信号に変換し、制御盤などに出力する(要約参照)。
ブレーキ動作検知装置は、巻上機内部の限られた空間の中で、検知対象の僅かな動作量を検知できるよう、動作位置の調整機構を持つ構造を実現する必要がある。例えば特許文献2のブレーキ動作検知装置は、ブレーキ動作検知装置の主要部であるブレーキ動作状態増幅機構及びブレーキスイッチ機構を、コイルケースとブレーキコイル等で構成されるブレーキ電磁石の背面側に配置している。ブレーキシューが固定されたアマチュアをブレーキ電磁石で移動させ、アマチュアの位置をブレーキ動作状態検知機構の操作ピンでブレーキ電磁石の背面側に伝達する。そして、操作ピンの動作をブレーキスイッチ機構のアクチュエータ(押下部)で検知する。
特開2011-190025号公報 特開2013−216415号公報
特許文献2のブレーキ動作検知装置では、ブレーキ動作検知装置の主要部であるブレーキ動作状態増幅機構及びブレーキスイッチ機構を、ブレーキ電磁石の固定鉄片(コイルケース)の背面側に配置している。このため、ブレーキ動作検知装置を設けることによって、固定鉄片背面側のブレーキ寸法の増加、固定鉄片や可動鉄片への貫通穴及び部品の追加が必要となってしまっている。
本発明の目的は、ブレーキ動作検知機能を追加する際に、巻上機の小型化に貢献すると共に、他の部品への影響を少なくすることができるエレベーターを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のエレベーターは、かごと、前記かごを吊り下げる主索と、前記主索を巻き上げる巻上装置と、を備え、前記巻上装置は、前記主索が巻き掛けられた駆動シーブと、前記駆動シーブを回転駆動するモータと、前記駆動シーブの回転を制動する制動装置とを有し、前記制動装置は、前記駆動シーブと一体で回転する被制動体と、前記被制動体の外周部に摺接する制動部材と、前記制動部材が取り付けられた可動鉄心と、前記可動鉄心を前記被制動体の外周部に向けて付勢するブレーキばねと、前記可動鉄心を前記被制動体の外周部から引き離す方向に駆動する電磁マグネットと、前記可動鉄心の位置の変化を検知することにより前記制動装置の動作を検知するブレーキ動作検知装置と、を有するエレベーターにおいて、
前記ブレーキ動作検知装置は前記可動鉄心に対して前記被制動体側に配置されると共に、前記ブレーキ動作検知装置と前記制動装置と前記可動鉄心とを投影した水平断面上において前記可動鉄心とオーバラップする範囲内で、かつ前記制動部材に対して前記駆動シーブの回転軸方向における前記駆動シーブが設けられる側とは反対側に配置される
また上記目的を達成するために、本発明のエレベーターは、かごと、前記かごを吊り下げる主索と、前記主索を巻き上げる巻上装置と、を備え、前記巻上装置は、前記主索が巻き掛けられた駆動シーブと、前記駆動シーブを回転駆動するモータと、前記モータが固定されるモータフレームと、前記駆動シーブの回転を制動する制動装置とを有し、前記制動装置は、前記駆動シーブと一体で回転する被制動体と、前記被制動体の外周部に摺接する制動部材と、前記制動部材が取り付けられた可動鉄心と、前記可動鉄心を前記被制動体の外周部に向けて付勢するブレーキばねと、前記可動鉄心を前記被制動体の外周部から引き離す方向に駆動する電磁マグネットと、前記可動鉄心の位置の変化を検知することにより前記制動装置の動作を検知するブレーキ動作検知装置と、を有するエレベーターにおいて、
前記制動装置は前記モータフレームに設置され、
前記モータフレームは、前記制動装置と正対する位置に空間部を有し、
前記空間部は、周方向に対向する前記モータフレームの端面間で形成され、
前記制動部材と前記ブレーキ動作検知装置とは前記空間部に配置され、
周方向に対向する前記モータフレームの前記端面は、制動時に前記制動部材が当接するガイド面を構成し、
前記ブレーキ動作検知装置は、前記可動鉄心が直接当接する押下部を有し、前記可動鉄心が前記押下部を押し下げることにより前記制動装置が制動状態であることを検知する装置であって、前記可動鉄心に対して前記被制動体側に配置されると共に、高さ方向において前記制動部材と重複する位置に配置され、
さらに前記ブレーキ動作検知装置は、前記可動鉄心と当接する高さ位置を調整する高さ位置調整機構と、前記押下部の押下方向の傾きを調整する傾き調整機構とを有する。
また上記目的を達成するために、本発明のエレベーターは、かごと、前記かごを吊り下げる主索と、前記主索を巻き上げる巻上装置と、を備え、前記巻上装置は、前記主索が巻き掛けられた駆動シーブと、前記駆動シーブを回転駆動するモータと、前記モータが固定されるモータフレームと、前記駆動シーブの回転を制動する制動装置とを有し、前記制動装置は、前記駆動シーブと一体で回転する被制動体と、前記被制動体の外周部に摺接する制動部材と、前記制動部材が取り付けられた可動鉄心と、前記可動鉄心を前記被制動体の外周部に向けて付勢するブレーキばねと、前記可動鉄心を前記被制動体の外周部から引き離す方向に駆動する電磁マグネットと、前記可動鉄心の位置の変化を検知することにより前記制動装置の動作を検知するブレーキ動作検知装置と、を有するエレベーターにおいて、
前記制動装置は前記モータフレームに設置され、
前記モータフレームは、前記制動装置と正対する位置に空間部を有し、
前記制動部材と前記ブレーキ動作検知装置とは前記空間部に配置され、
前記ブレーキ動作検知装置は、前記可動鉄心に対して前記被制動体側に配置されると共に、高さ方向において前記制動部材と重複する位置に配置され、他部品の固定ボルトを利用して他部品と共締めされる。
本発明によれば、ブレーキ動作検知機能を追加する際に、巻上機の小型化に貢献すると共に、他の部品への影響を少なくすることが可能である。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明のエレベーターの一実施例に係る構成図である。 本発明のエレベーターの一実施例に係る、昇降路断面内における機器の配置図である。 本発明のエレベーターに適用される巻上装置の一実施例に係る構成図である。 図3の巻上装置のブレーキ装置部分の構造図である(ブレーキ動作検知装置を省略した図)。 図3の巻上装置のブレーキ装置部分の構造図である(ブレーキ動作検知装置を記載した図)。 図5のVI−VI矢視断面において機器の配置を示す平面図である。 ブレーキ動作検知装置の拡大図である。 ブレーキ動作検知装置の固定構造の変更例に係るブレーキ装置部分の構造図である。
以下、本発明のエレベーターの一実施例について、図面を参照して説明する。
図1に、本発明のエレベーターの一実施例に係る構成図を示す。
本実施例のエレベーター100は、乗りかご(以下、かごという)1と、釣合おもり2と、主索3と、巻上装置4と、複数のプーリ31〜34とを備える。エレベーター100において、かご1及び釣合おもり2は、主索3により昇降路30内に吊り下げられており、巻上装置4の駆動力により昇降路30内を昇降する。
図2に、本発明のエレベーターの一実施例に係る、昇降路水平断面内における機器の配置図を示す。
以下の説明では、図2の水平断面図上で巻上装置4を見た場合に、昇降路30の内壁面30a側を後ろ側、昇降路30の中央側を前側として説明する。従って、図6では、紙面下側が前側であり、紙面上側が後ろ側である。本実施例において、前後方向はモータ6及び駆動シーブ5の回転軸方向に沿う方向と同じである。また、前後方向及び上下方向に垂直な方向を左右方向とする。また、巻上装置4を前側から見た状態で、左右方向の左側に位置する方を左側、右側に位置する方を右側とする。
巻上装置4は昇降路30内の壁面に沿って設置される。このため、巻上装置4は、昇降路30内の壁面とかご1との間の隙間に収まる形状である。巻上装置4は、主索3が巻き掛けられた駆動シーブ5と、駆動シーブ5を回転させるモータ6と、駆動シーブ5の回転を制動する制動装置7とを備えている。
図3に、本発明のエレベーターに適用される巻上装置の一実施例に係る構成図を示す。
制動装置7は、被制動体8と、ブレーキ装置9とを有する。被制動体8は、駆動シーブ5と同軸上に設けられ、モータ6と一体に回転される。ブレーキ装置9は、被制動体8の回転を制動することにより、駆動シーブ5の回転を制動する。被制動体8としては、ブレーキドラム等が用いられる。また、ブレーキ装置9は被制動体8の外周部に対向するように設けられている。ブレーキ装置9は、被制動体8を上側と下側とから挟むようにして、一対が設けられている。ブレーキ装置9はモータ6が固定されるモータフレーム10に配設されている。
図4に、図3の巻上装置のブレーキ装置部分の構造図を示す。なお、図4では、ブレーキ動作検知装置を省略している。
ブレーキ装置9は、制動部材11と、可動鉄心13と、ブレーキばね14と、電磁マグネット15とを備えている。可動鉄心13はロッド12の中間部に接合され、制動部材11はロッド12の先端12a側に取り付けられている。制動部材11は被制動体8に接触することにより被制動体8を制動し、被制動体8から離れることにより被制動体8の回転を許す。このために、ブレーキばね14は可動鉄心13を被制動体8の外周部8aに向けて付勢している。また、電磁マグネット15はブレーキばね14の付勢力に逆らって可動鉄心13を被制動体8の外周部8aから引き離す方向に電磁力を発生するように配置されている。制動部材11は可動鉄心13及びロッド12を介してブレーキばね14の付勢力を受けることにより、被制動体8の外周部8aに押し付けられる。
電磁マグネット15は、ブレーキコイル(電磁コイル)16を有している。ブレーキコイル16に電流を流すことにより、電磁マグネット15が励磁される。これにより、ブレーキ装置9の制動力を解除するための電磁力が発生する。この電磁力は、ブレーキばね14のばね力による押付力(付勢力)に対抗する。制動部材11は可動鉄心13及びロッド12を介して電磁マグネット15からの電磁力を受け、被制動体8から引き離される。
また、ブレーキコイル16への通電を遮断することにより、電磁マグネット15の励磁が解除される。電磁マグネット15の電磁力がなくなることにより、制動部材11はブレーキばね14のばね力(付勢力)により被制動体8に押し付けられる。この際、被制動体8の外周部8aに作用する制動部材11の押付力と、押付力を解除する力の両方を、レバー等の減速機構を介さずにロッド12によって制動部材11に直接伝達する構造となっている。押付力の減速機構及び複雑な伝達機構が不要なため、ブレーキ装置9全体の部品点数を少なくすることができる。このため、本実施例のブレーキ装置9は、小型化が可能な構造となっている。
ここで、図4において、モータフレーム10には、ブレーキ装置9の設置部分10aから制動部材11の配置部に向けてせり出すように、モータフレーム10と一体で形成されたガイド17が設けられている。本実施例では、制動部材11を前側から保守可能とすることを目的とした空間部(配置スペース)35が、モータフレーム10におけるブレーキ装置9と正対する位置に設けられた構造となっている。
空間部35では、ガイド17の端面(モータフレーム10の端面)17aが左右方向(周方向)に対向して空間を形成しており、この空間に制動部材11とブレーキ動作検知装置36とが配置されている。端面17aは、制動時に、被制動体の回転による制動部材11の摩擦反力を負担する反力受け面(ガイド面)となる。
空間部35の形状は制動部材11とブレーキ動作検知装置36とが配置されるスペースが確保される形状であればどのような形状でもよい。例えば、左右のモータフレーム10が一部で連結されている形状であってもよいし、左右のモータフレーム10が完全に分断される形状であってもよい。いずれの場合であっても、本実施例のように、空間部35の形状は、制動部材11やブレーキ動作検知装置36を前側からメンテナンス出来るような、モータフレーム10の前側面が解放される形状であった方が、制動部材11とブレーキ動作検知装置36とのメンテナンスを行う際に、ブレーキ装置9を取り外す必要が無くなるため、メンテナンスの作業性が向上する。
次に、ブレーキ動作検知装置について説明する。
図5に、図3の巻上装置のブレーキ装置部分の構造図を示す。図6に、図5のVI−VI矢視断面において機器の配置を示す平面図を示す。なお、図5は、昇降路30の中央側から巻上装置4を見た状態を示しており、図4で省略したブレーキ動作検知装置36を記載している。また、図6では、図5では記載している、スイッチ側ブラケット19及びモータ側ブラケット20等の記載を省略している。
本実施例におけるブレーキ動作検知装置36は、制動部材11の前側のスペースに設けられる。図6に示すように、制動部材11の奥行寸法W11は可動鉄心13の奥行寸法W13に対して小さい。このため、制動部材11の前側には、ブレーキ動作検知装置36を配置可能なスペースがある。このため、前後方向及び上下方向において、ブレーキ動作検知装置36の設置によるブレーキ寸法への影響をなくすことができる。
ブレーキ動作検知装置36の構成を説明する。図5に示すように、ブレーキ動作検知装置36は、スイッチ本体18と、スイッチ側ブラケット19と、モータ側ブラケット20と、ボルト21とを備える。スイッチ側ブラケット19はスイッチ本体18を固定する部材である。モータ側ブラケット20はスイッチ側ブラケット19をモータフレーム17に固定する部材である。
スイッチ側ブラケット19は、左右方向の両端部に連結されたボルト21で、モータ側ブラケット20に吊り上げて固定する構造である。本実施例では、ボルト21は左右に1本ずつ配置されている。モータ側ブラケット20は、左右方向の両端部で、ボルト37によりモータフレーム10に固定されている。具体的には、モータフレーム10のガイド部にねじ穴38を設け、このねじ穴38にボルト37を締結してモータ側ブラケット20を固定している。
スイッチ側ブラケット19の吊り上げボルト21は、モータ側ブラケット20に上側から貫通するようにして取り付けられる。ボルト21は、頭とナット22cとでモータ側ブラケット20を挟むようにして、モータ側ブラケット20に固定される。これにより、モータ側ブラケット20に対するボルト21の搖動が防止される。
ボルト21のねじ先側は、スイッチ側ブラケット19を貫通している。ボルト21のねじ先側では、スイッチ側ブラケット19を2つのナット22a,22bで挟持する。この際、スイッチ側ブラケット19はナット22aとナット22bとにより締め付けられ、ボルト21に固定される。その結果、スイッチ側ブラケット19に固定されたスイッチ本体18は、モータ側ブラケット20に固定される。
ナット22a,22bはボルト21のねじ部の範囲内において固定位置を変えることができる。このため、ナット22a,22bの上下方向の固定位置をスパナなどの工具により自由に調整できる。これにより、検知対象である可動鉄心13の動作位置に合わせて、ブレーキ動作検知装置36の動作位置調整が可能である。
一般的にスイッチの動作方向に対してスイッチの押込み方向に傾きがない場合に、スイッチの信頼性が高くなることが知られている。図7を参照して、スイッチの押込み方向の傾きを調整する機構について説明する。
図7に、ブレーキ動作検知装置の拡大図を示す。
図7において、一点鎖線39は可動鉄心13の移動方向に沿って描かれている。また、一点鎖線39は、スイッチ本体18のスイッチ(押下部)18aの頂点(先端)を通る。スイッチ本体18は、移動する可動鉄心13がスイッチ18aの頂点に当接し、スイッチ18aの頂点を押し下げることにより、或いは、移動する可動鉄心13がスイッチ18aの頂点から離れることにより、ブレーキ装置9の動作を検知する。
図7では、モータフレーム10の上端面が水平に引いた一点鎖線40に平行に配置されており、可動鉄心13の移動方向39が鉛直方向に引いた二点鎖線41から角度αだけ傾いている場合を示している。本実施例では、2本のボルト21に対するナット22a,22bの固定位置を調整することで、スイッチ18aの頂点と可動鉄心13との高さ方向における位置関係(隙間β)を調整することができる。また、2本のボルト21に対するナット22a,22bの固定位置に偏りを持たせることで、一点鎖線42で示すようにスイッチ側ブラケット19を一点鎖線40に対して角度αだけ傾ける。
すなわち本実施例では、ブレーキ動作検知装置36のスイッチ18aが可動鉄心13と当接する高さ位置を調整する高さ位置調整機構と、スイッチ18aの押下方向の傾きを調整する傾き調整機構とを備える。これにより、ブレーキ動作検知装置36の高さ位置調整と傾き調整とを実行することができる。
上記のようにスイッチ側ブラケット19を吊り上げているボルト21が左右1本ずつあるため、左右のボルト21それぞれでボルト長さ方向(軸長さ方向)のナット22a,22bの固定箇所に偏りを持たせることで、スイッチ本体18の傾きの調整も可能な構造である。すなわち、本実施例では、スイッチ本体18の検知対象の動作方向における位置のみでなく、検知対象に対する傾きの調整も可能な構造である。
本実施例では、左右に1本ずつボルト21を分散配置しているが、さらに前後方向にもボルト21を分散配置してもよい。例えば、モータ側ブラケット20及びスイッチ側ブラケット19に対して、4本のボルト21を前後左右に分散配置してもよい。
また、本実施例では、ボルト21は、頭を上に、ねじ先を下にして取り付けているが、ねじ先を上に、頭を下にして取り付けてもよい。
本実施例では、制動部材11の前側のスペースを有効利用して、ブレーキ動作検知装置36を配置している。このため、ブレーキ動作検知装置36を設置することによって、ブレーキ装置9が前後方向及び上下方向に大型化するのを防ぐことができる。図6に示したように、ブレーキ装置9では、ブレーキばね14のばね力に対抗する駆動力を確保するため、電磁アクチュエータ15や可動鉄心13の専有面積を広くする必要がある。このため、可動鉄心13の下側にはブレーキ動作検知装置36を配置するスペースを確保しやすい。そこで、ブレーキ動作検知装置36を可動鉄心13の下側に配置することで、ブレーキ動作検知装置36を有するブレーキ装置9搭載することによって巻上装置4が大型化するのを防ぐことができる。
本実施例の場合、ブレーキ動作検知装置36は鉛直方向において制動部材11と重複する高さ位置に設けられている。そして、ブレーキ動作検知装置36は制動部材11の前側に設けられている。これにより、広い空間が存在する巻上装置4の前側からアクセスして、ブレーキ動作検知装置36の高さ位置調整と傾き調整とを行い易くなる。
また、上記の構造の中で動作位置調整機構(高さ位置調整機構と傾き調整機構)が完結していることから、ブレーキ動作検知装置36を追加する上で、その他の部品に対しては固定部(例えば、ねじ穴38)のみを設ければ良い。
図8に、ブレーキ動作検知装置の固定構造の変更例に係るブレーキ装置部分の構造図を示す。
図5では、ブレーキ動作検知装置36を取り付けるためのねじ穴38を設けている。モータフレーム10には、ブレーキ装置9やブレーキカバー(空間部35の少なくとも一部を覆うための部材。ゴミなどが空間部35からモータフレーム10の内部に入り込むことを低減する。)などをモータフレーム10に取り付ける為の固定部が設けられている。これらの固定部を併用することで、他の部品への影響なしにブレーキ動作検知装置36の追加が可能となる。すなわち、ブレーキ動作検知装置36は、他部品の固定ボルトを利用して、他部品と共締めしてもよい。
例えば図8に示すように、正面側の既存部品(ブレーキカバーなど)の固定ボルト23と併用する固定方法も実施例の一つである。本例では、図5及び図7に示すブレーキ動作検知装置36を、固定補助部材43を用いて、固定ボルト23の締結部に固定している。このような構成にすれば、他部品に影響することなく、既設の巻上装置にブレーキ動作検知装置36を追加することができ、非常に有利である。
特許文献2のブレーキ動作検知装置は、ブレーキ動作状態増幅機構及びブレーキスイッチ機構をブレーキ電磁石の背面側に配置している。そして、ブレーキシューが固定されたアマチュアの位置をブレーキ動作状態検知機構の操作ピンで検知し、ブレーキ動作状態増幅機構に伝達する。このため、ブレーキ電磁石に操作ピンが貫通する貫通孔を加工する必要がある。
これに対して本実施例では、ブレーキ動作状態検知装置36が可動鉄心13に対して被制動体8側に配置されているため、電磁アクチュエータ15及び可動鉄心13に、ブレーキ動作状態検知装置36を追加するための加工を行う必要がない。被制動体8の上側に配置されたブレーキ装置9では、ブレーキ動作状態検知装置36は可動鉄心13の下方に配置される。また被制動体8の下側に配置されたブレーキ装置9では、ブレーキ動作状態検知装置36は可動鉄心13の上方に配置される。
また、特許文献2のブレーキ動作検知装置では、操作ピンの動作をブレーキスイッチ機構のアクチュエータ(押下部)で検知しており、このアクチュエータの動作位置の調整機構を備えている。この調整機構は、ブレーキスイッチ機構を支持するブラケットとボルトとで構成されている。ブラケットは、一端側が固定され、他端側が自由端になっている。自由端側にボルトを設け、ボルトの回転に応じて自由端側の高さを変えることにより、アクチュエータの先端を操作ピンの先端側に対して近づけたり、遠ざけたりすることができる。
しかし、特許文献2のブレーキ動作検知装置では、スイッチの動作方向に対するスイッチの押込み方向の傾きを調整することについて、配慮がない。すなわち特許文献2のブレーキ動作検知装置では、操作ピンに対してアクチュエータの先端位置を最適に調整した状態で、スイッチの動作方向に対してスイッチの押込み方向に傾きがあると、その傾きを調整することができない。
これに対して本実施例では、ブレーキ動作検知装置36の高さ位置と傾きとの両方を調整することができる。これにより、ブレーキ動作検知装置36の信頼性を高めることができる。
また本実施例では、スイッチ本体18のスイッチ(押下部)18aが可動鉄心13と直接当接する構成である。このため、可動鉄心13の変位を検出するための特別な機構を必要とせず、部品点数を削減できると共に、ブレーキ動作検知装置36の配置に必要なスペースを小さくすることができる。
1…かご、2…釣合おもり、3…主索、4…巻上装置、5…駆動シーブ、6…モータ、7…制動手段、8…被制動体、9…ブレーキ装置、10…モータフレーム、11…制動部材、12…ロッド、13…可動鉄心、14…ブレーキばね、15…電磁マグネット、16…ブレーキコイル(電磁コイル)、17…反力受け部材(ガイド)、18…スイッチ本体、19…スイッチ側ブラケット、20…モータ側ブラケット、21…ボルト、22a,22b,22c…ナット、23…固定ボルト、30…昇降路、31〜34…プーリ、35…空間部、36…ブレーキ動作検知装置、37…ブレーキ動作検知装置36の固定ボルト、38…固定ボルト38のねじ穴、43…固定補助部材、100…エレベーター。

Claims (9)

  1. かごと、前記かごを吊り下げる主索と、前記主索を巻き上げる巻上装置と、を備え、
    前記巻上装置は、前記主索が巻き掛けられた駆動シーブと、前記駆動シーブを回転駆動するモータと、前記駆動シーブの回転を制動する制動装置とを有し、
    前記制動装置は、前記駆動シーブと一体で回転する被制動体と、前記被制動体の外周部に摺接する制動部材と、前記制動部材が取り付けられた可動鉄心と、前記可動鉄心を前記被制動体の外周部に向けて付勢するブレーキばねと、前記可動鉄心を前記被制動体の外周部から引き離す方向に駆動する電磁マグネットと、前記可動鉄心の位置の変化を検知することにより前記制動装置の動作を検知するブレーキ動作検知装置と、を有するエレベーターにおいて、
    前記ブレーキ動作検知装置は前記可動鉄心に対して前記被制動体側に配置されると共に、前記ブレーキ動作検知装置と前記制動装置と前記可動鉄心とを投影した水平断面上において前記可動鉄心とオーバラップする範囲内で、かつ前記制動部材に対して前記駆動シーブの回転軸方向における前記駆動シーブが設けられる側とは反対側に配置されることを特徴とするエレベーター。
  2. 請求項1において、
    前記ブレーキ動作検知装置は、高さ方向において前記制動部材と重複する位置に配置されていることを特徴とするエレベーター。
  3. 請求項2において、
    前記モータが固定されるモータフレームを更に備え、
    前記制動装置は前記モータフレームに設置され、
    前記モータフレームは、前記制動装置と正対する位置に空間部を有し、
    前記制動部材と前記ブレーキ動作検知装置とは前記空間部に配置されていることを特徴とするエレベーター。
  4. 請求項3において、
    前記モータフレームの前記空間部は、周方向に対向する前記モータフレームの端面間で形成され、
    周方向に対向する前記モータフレームの前記端面は、制動時に前記制動部材が当接するガイド面を構成することを特徴とするエレベーター。
  5. 請求項4において、
    前記ブレーキ動作検知装置は、前記可動鉄心が直接当接する押下部を有し、前記可動鉄心が前記押下部を押し下げることにより前記制動装置が制動状態であることを検知することを特徴とするエレベーター。
  6. かごと、前記かごを吊り下げる主索と、前記主索を巻き上げる巻上装置と、を備え、
    前記巻上装置は、前記主索が巻き掛けられた駆動シーブと、前記駆動シーブを回転駆動するモータと、前記モータが固定されるモータフレームと、前記駆動シーブの回転を制動する制動装置とを有し、
    前記制動装置は、前記駆動シーブと一体で回転する被制動体と、前記被制動体の外周部に摺接する制動部材と、前記制動部材が取り付けられた可動鉄心と、前記可動鉄心を前記被制動体の外周部に向けて付勢するブレーキばねと、前記可動鉄心を前記被制動体の外周部から引き離す方向に駆動する電磁マグネットと、前記可動鉄心の位置の変化を検知することにより前記制動装置の動作を検知するブレーキ動作検知装置と、を有するエレベーターにおいて、
    前記制動装置は前記モータフレームに設置され、
    前記モータフレームは、前記制動装置と正対する位置に空間部を有し、
    前記空間部は、周方向に対向する前記モータフレームの端面間で形成され、
    前記制動部材と前記ブレーキ動作検知装置とは前記空間部に配置され、
    周方向に対向する前記モータフレームの前記端面は、制動時に前記制動部材が当接するガイド面を構成し、
    前記ブレーキ動作検知装置は、前記可動鉄心が直接当接する押下部を有し、前記可動鉄心が前記押下部を押し下げることにより前記制動装置が制動状態であることを検知する装置であって、前記可動鉄心に対して前記被制動体側に配置されると共に、高さ方向において前記制動部材と重複する位置に配置され、
    さらに前記ブレーキ動作検知装置は、前記可動鉄心と当接する高さ位置を調整する高さ位置調整機構と、前記押下部の押下方向の傾きを調整する傾き調整機構とを有することを特徴とするエレベーター。
  7. 請求項6において、
    前記ブレーキ動作検知装置は、前記押下部を有するスイッチ本体を有し、
    前記高さ位置調整機構と前記傾き調整機構は、前記スイッチ本体を固定するスイッチ側ブラケットと、前記スイッチ側ブラケットを支持して前記モータフレーム側に固定されるモータ側ブラケットと、前記スイッチ側ブラケットと前記モータ側ブラケットとを連結する、複数のボルトと複数のナットとを有し、前記ボルトに対する前記ナットの位置を変化させることで、前記可動鉄心に対する前記スイッチ本体の高さ位置と傾きとを調整できることを特徴とするエレベーター。
  8. 請求項7において、
    前記ブレーキ動作検知装置は、前記制動部材に対して、かごが昇降する昇降路の水平断面における中央側に配置され、
    前記モータフレームの前記空間部の形状は、前記前記モータフレームの中央側面が解放される形状であることを特徴とするエレベーター。
  9. かごと、前記かごを吊り下げる主索と、前記主索を巻き上げる巻上装置と、を備え、
    前記巻上装置は、前記主索が巻き掛けられた駆動シーブと、前記駆動シーブを回転駆動するモータと、前記モータが固定されるモータフレームと、前記駆動シーブの回転を制動する制動装置とを有し、
    前記制動装置は、前記駆動シーブと一体で回転する被制動体と、前記被制動体の外周部に摺接する制動部材と、前記制動部材が取り付けられた可動鉄心と、前記可動鉄心を前記被制動体の外周部に向けて付勢するブレーキばねと、前記可動鉄心を前記被制動体の外周部から引き離す方向に駆動する電磁マグネットと、前記可動鉄心の位置の変化を検知することにより前記制動装置の動作を検知するブレーキ動作検知装置と、を有するエレベーターにおいて、
    前記制動装置は前記モータフレームに設置され、
    前記モータフレームは、前記制動装置と正対する位置に空間部を有し、
    前記制動部材と前記ブレーキ動作検知装置とは前記空間部に配置され、
    前記ブレーキ動作検知装置は、前記可動鉄心に対して前記被制動体側に配置されると共に、高さ方向において前記制動部材と重複する位置に配置され、他部品の固定ボルトを利用して他部品と共締めされたことを特徴とするエレベーター。
JP2015116242A 2015-06-09 2015-06-09 エレベーター Active JP6408959B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015116242A JP6408959B2 (ja) 2015-06-09 2015-06-09 エレベーター
CN201610272340.9A CN106241532B (zh) 2015-06-09 2016-04-28 电梯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015116242A JP6408959B2 (ja) 2015-06-09 2015-06-09 エレベーター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017001793A JP2017001793A (ja) 2017-01-05
JP6408959B2 true JP6408959B2 (ja) 2018-10-17

Family

ID=57626837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015116242A Active JP6408959B2 (ja) 2015-06-09 2015-06-09 エレベーター

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6408959B2 (ja)
CN (1) CN106241532B (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6220925A (ja) * 1985-07-19 1987-01-29 Hitachi Elevator Eng & Serv Co Ltd エレベ−タ−の制動押圧検出装置
JPH05213567A (ja) * 1992-02-06 1993-08-24 Toshiba Corp エレベータのブレーキ装置
JPH08240236A (ja) * 1995-03-03 1996-09-17 Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk ブレーキ開放不良検出装置
JP5216797B2 (ja) * 2010-03-15 2013-06-19 株式会社日立製作所 巻上機
JP5424282B2 (ja) * 2012-04-06 2014-02-26 東芝エレベータ株式会社 ブレーキ動作感知装置
JP2013227105A (ja) * 2012-04-24 2013-11-07 Hitachi Building Systems Co Ltd ブレーキチェックスイッチの確認調整用治具
JP5435755B2 (ja) * 2012-06-20 2014-03-05 東芝エレベータ株式会社 エレベータのブレーキ装置
JP2014159319A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Hitachi Ltd エレベーター装置及びそのブレーキ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017001793A (ja) 2017-01-05
CN106241532B (zh) 2018-09-11
CN106241532A (zh) 2016-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5827321B2 (ja) 装置およびエレベータシステム
JP5247690B2 (ja) エレベータの安全装置
JP5726374B2 (ja) エレベータ装置
KR101954585B1 (ko) 엘리베이터용 권상기 및 엘리베이터
WO2012059970A1 (ja) エレベータ装置
JP2010509159A (ja) エレベータ制動装置
KR101737258B1 (ko) 브레이크 장치, 및 그것을 이용한 엘리베이터용 권상기
JP5985048B2 (ja) ブレーキ装置、それを用いたエレベータ用巻上機、及びブレーキ装置の緩衝反力調整方法
JPWO2007039928A1 (ja) エレベータ装置
JP5959668B2 (ja) エレベータ装置
JP2008531433A (ja) 角度を形成するアンダースラング式ローピング配置を有するエレベータかご
JP5216797B2 (ja) 巻上機
JP6751373B2 (ja) 非常停止装置及びエレベーター
JP6408959B2 (ja) エレベーター
JP2011006218A (ja) エレベーターの乗客救出装置
JP4812544B2 (ja) エレベーター用巻上機
JP2009107807A (ja) エレベーター巻上機用制動装置
WO2017149968A1 (ja) エレベータ制動装置
JP2006256702A (ja) エレベーター装置
JP2021195210A (ja) エレベーターの乗りかご
WO2005121006A1 (ja) エレベーター用の非常ブレーキ装置
WO2023223404A1 (ja) エレベーター
JP5697520B2 (ja) エレベータ装置
JP6606029B2 (ja) エレベータ用巻上機、および、エレベータ装置
WO2023223405A1 (ja) エレベーター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6408959

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150