JP2008207934A - エレベータ巻上機用ブレーキの解放装置及びそのブレーキの解放方法 - Google Patents

エレベータ巻上機用ブレーキの解放装置及びそのブレーキの解放方法 Download PDF

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Abstract

【課題】一段のてこの原理による解放レバーを用いてもブレーキ解放用ボルト等の変形のないエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置を提供する。
【解決手段】ブレーキドラム内部に配置され、可動鉄心8を摺動可能に貫通して固定鉄心6にねじ込まれるブレーキ解放用締結具と、ブレーキ解放用締結具の座面と面接触してブレーキ解放用締結具及び可動鉄心8の間に配置され、ブレーキドラムの開口部側から可動鉄心8との間に挿入される解放レバー15との接触部が可動鉄心6を固定鉄心6側に押し込む時の支点となるブレーキ解放用特殊座金とを備える構成とした。
【選択図】図5

Description

この発明は、エレベータ巻上機用ブレーキの解放装置及びそのブレーキの解放方法に関するものである。
従来のエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置を図9〜図11を用いて説明する。図9は従来のエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の操作前の状態を示す要部横断面図、図10は従来のエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の操作中の状態を示す要部横断面図、図11は従来のエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の要部側面図である。
従来のエレベータの駆動綱車(図示せず)を備えたこの巻上機(図示せず)には、停電時等に備えて、動力が遮断された際に電動機(図示せず)の回転を自動的に制止する電磁ブレーキ(図9〜図11においては図示せず)が設けられており、実際に動力が遮断された場合には、この電磁ブレーキにより駆動綱車の回転が制止され、かご(図示せず)の昇降が強制的に停止される。かごの昇降中にかかる状況が発生した場合、かごは通常運転時の停止位置とは無関係に停止するため、その後のかご内の乗客の救出の際には、電磁ブレーキを解放してかごを最寄りの乗場まで上昇若しくは下降させる必要がある。このため、巻上機には、動作した電磁ブレーキを解放させるブレーキ解放装置が備えられている。
図において、内格式の電磁ブレーキの可動鉄心8を摺動可能に貫通するブレーキ解放用ボルト13が固定鉄心6にねじ込まれている。このブレーキ解放用ボルト13は、完全にはねじ込まれておらず、ブレーキ解放用ボルト13の頭部と可動鉄心8の間に、解放レバー15が引っ掛かる構成となっている。このブレーキ解放装置により、電磁ブレーキを解放する際には、いわゆる釘抜きの要領で、図10に示すブレーキ解放用ボルト13の頭部と解放レバー15の接点(A点)を支点、可動鉄心8と解放レバー15の接点(B点)を作用点、解放レバー15の操作部を力点として、一段のてこの原理により可動鉄心8を固定鉄心6側に押し込む。この動作により、制動ばね9の復元力に抗して、電磁ブレーキを解放させることができる。この時、解放レバー15の操作部が長ければ、レバー比(支点及び作用点の間の距離と支点及び力点の間の距離の比)を上げることができ、電磁ブレーキを解放するための解放レバー15の操作力を小さくすることができる。
また、別の従来技術として、回転軸上にスプライン結合された少なくとも1個の摩擦円板と、この摩擦円板を挟圧する位置に配置されたアーマチュア及び少なくとも1個のプレートと、前記アーマチュアを前記摩擦円板側に押圧する制動ばねと、前記アーマチュアに対向し磁束を発生するコイルを内蔵するフィールドコアとを備え、略門形のフレームの各々の先端部に設けた2本のピン部材を装着し、このピン部材を前記摩擦円板を挟むアーマチュア、プレートで形成される隙間に挿入し、前記2本のピン部材をそれぞれ支点、作用点として前記フレームを回動することにより、前記摩擦円板の挟圧を解除し制動力を解放するエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001―124116号公報
従来のブレーキ解放装置においては、ブレーキ解放用ボルト13の頭部と解放レバー15の接点からなる支点は、図10、図11に示すようにA点からなる二点の点接触となるため、レバー比が小さい場合は特に問題とならないが、レバー比を非常に高くすると、ブレーキ解放用ボルト13と解放レバー15の点接触部に局部的で非常に高い面圧がかかることがある。この場合、ブレーキ解放用ボルト13又は解放レバー15のいずれかが素材の降伏点を越えて変形してしまい、正規のレバー比をとることができなくなる結果、解放レバー15の操作力が大きくなり、電磁ブレーキの解放が困難となるという問題があった。
また、特許文献1記載のものは、ディスクブレーキ用の電磁ブレーキのブレーキ解放装置であって、上記の問題を特に考慮したものではない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、一段のてこの原理による解放レバーを用いてもブレーキ解放用ボルト等の変形のないエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置を提供することである。
この発明に係るエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置は、ブレーキドラム内部に配置され、可動鉄心を摺動可能に貫通して固定鉄心にねじ込まれるブレーキ解放用締結具と、前記ブレーキ解放用締結具の座面と面接触して前記ブレーキ解放用締結具及び前記可動鉄心の間に配置され、前記ブレーキドラムの開口部側から前記可動鉄心との間に挿入される解放レバーとの接触部が前記可動鉄心を前記固定鉄心側に押し込む時の支点となるブレーキ解放用特殊座金とを備えたものである。
この発明は、ブレーキドラム内部に配置され、可動鉄心を摺動可能に貫通して固定鉄心にねじ込まれるブレーキ解放用締結具と、前記ブレーキ解放用締結具の座面と面接触して前記ブレーキ解放用締結具及び前記可動鉄心の間に配置され、前記ブレーキドラムの開口部側から前記可動鉄心との間に挿入される解放レバーとの接触部が前記可動鉄心を前記固定鉄心側に押し込む時の支点となるブレーキ解放用特殊座金とを備える構成としたことで、一段のてこの原理による解放レバーを用いてもブレーキ解放用ボルト等の変形のないエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置を提供することができる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置が取り付けられるエレベータの巻上機の正面図であって、要部のみ断面で示す図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の操作前の状態を示す要部横断面図、図3は図2の要部拡大図、図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の要部側面図、図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の操作中の状態を示す要部横断面図、図6はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置を使用してかご内の乗客を救出する手順を示すフローチャートである。
一般に、エレベータのかご(図示せず)が主索(図示せず)により懸吊されるロープ式エレベータ装置では、かごは、主索が巻上機の駆動綱車(図示せず)に巻き掛けられることにより、この駆動綱車の回転に連動して昇降路(図示せず)内を昇降するように構成される。駆動綱車を備えたこの巻上機には、停電時等に備えて、動力が遮断された際に電動機の回転を自動的に制止する電磁ブレーキ1が設けられており、実際に動力が遮断された場合には、この電磁ブレーキ1により駆動綱車の回転が制止され、かごの昇降が強制的に停止される。かごの昇降中にかかる状況が発生した場合、かごは通常運転時の停止位置とは無関係に停止するため、その後のかご内の乗客の救出の際には、電磁ブレーキ1を手動で解放してかごを最寄りの乗場まで上昇若しくは下降させる必要がある。このため、巻上機には、動作した電磁ブレーキ1を手動で解放させるブレーキ解放装置が備えられている。この発明は、ブレーキ解放装置に特徴を備えたものである。以下、この発明のブレーキ解放装置を詳細に説明する。
図1において、2は巻上機のハウジングであり、その中央には水平方向に延びる主軸3が固定されている。この主軸3には、ベアリング(図示せず)等を介して、一側に形成され、主索が巻き掛けられる駆動綱車と、他側に形成される円筒部から構成される回転体4が回転自在に取り付けられている。この回転体4は、例えば、ハウジング2内面の所定位置に固定される固定子巻線(図示せず)と、回転体4の円筒部外周面に設けられる電機子(図示せず)によって構成される電動機により回転駆動され、回転体4の円筒部内部に配置される内格式の電磁ブレーキ1により回転が制動される。即ち、駆動綱車とともに回転体4に形成される円筒部は、電磁ブレーキ1のブレーキドラム5としても機能している。
ここで、電磁ブレーキ1の固定鉄心6は、中央を主軸3に貫通されており、そのブレーキドラム5内周面側に配置される両側面近傍の中央に一対のコイル7が配置されている。また、固定鉄心6の両側面に対向して一対の可動鉄心8が配置され、固定鉄心6及び一対の可動鉄心8の互いの対向面の上下端部近傍に形成される凹部に挟み込まれるように一対の制動ばね9が、それぞれ、配置されている。さらに、一対の可動鉄心8の固定鉄心6との対向面の反対面からなるブレーキドラム制動部取付面には、上下端部近傍から水平方向にブレーキドラム5内周面側に延びるように固定される一対の支持軸10を介して、ブレーキドラム5内周面との対向面が湾曲形成されるブレーキシュー11が、それぞれ、取り付けられている。このブレーキシュー11の湾曲面の上下端部近傍には、一対のブレーキライニング12が、それぞれ、取り付けられている。
この電磁ブレーキ1は、コイル7に通電される場合は、可動鉄心8が固定鉄心6に制動ばね9の復元力に抗して吸着される結果、支持軸10、ブレーキシュー11を介してブレーキライニング12が固定鉄心6側に移動し、ブレーキドラム5内周面との接触が解放され、ブレーキドラム5を構成する回転体4の制動が解放される。一方、コイル7への通電が遮断がされる場合は、可動鉄心8の固定鉄心6への吸着が解放され、制動ばね9の復元力で可動鉄心8がブレーキドラム5内周面側に移動される結果、支持軸10、ブレーキシュー11を介してブレーキライニング12がブレーキドラム5内周面に接触され、ブレーキドラム5を構成する回転体4が制動される。
即ち、電磁ブレーキ1は、コイル7への通電及び通電の遮断により、ブレーキドラム5内周面との接触の解放及び接触の動作を行って回転体4の制動の解放及び制動を行うブレーキシュー11及びブレーキライニング12からなる一対のブレーキドラム制動部が、支持軸10を介して、一対の可動鉄心8のブレーキドラム制動部取付面に取り付けられる構成となっている。
また、固定鉄心6の両側面の中央には、ブレーキドラム制動部取付面側から可動鉄心8を摺動可能に貫通する一対のブレーキ解放用締結具を構成するブレーキ解放用ボルト13が所定量ねじ込まれて固定されている。これらのブレーキ解放用ボルト13の座面と可動鉄心8のブレーキドラム制動部取付面の間には、中央の丸穴をブレーキ解放用ボルト13の締結部にがたつきなく貫通され、ブレーキ解放用ボルト13の座面のほぼ全面と面接触し、ブレーキ解放用ボルト13よりも低い硬度の素材で形成されるブレーキ解放用特殊座金14が、それぞれ、配置されている。
これらのブレーキ解放用特殊座金14は、ブレーキドラム5の開口部側端部が縦断面半円状に形成される一方、ブレーキドラム5の開口部奥側端部が傾斜して形成されている。即ち、ブレーキ解放用特殊座金14のブレーキドラム5の開口部奥側においては、ブレーキ解放用ボルト13の座面との対向面縁部が、ブレーキ解放用ボルト13の頭部のブレーキドラム5の開口部奥側端部よりもブレーキドラム5の開口部奥側に突出するように配置される一方、可動鉄心8のブレーキドラム制動部取付面との対向面縁部が、ブレーキ解放用ボルト13の頭部のブレーキドラム5の開口部奥側端部よりもブレーキドラム5の開口部側に引っ込むように配置されている。なお、図1においては、一方の可動鉄心8と固定鉄心6の互いの対向面が当接するまで、一方のブレーキ解放用ボルト13がねじ込まれており、一方のブレーキドラム制動部とブレーキドラム5内周面との接触が解放され、一方のブレーキドラム制動部での回転体4の制動が機械的に完全に解放されている状態を示している。
また、図2は、停電時等で、電磁ブレーキ1により駆動綱車の回転が制動され、強制的に昇降が停止された場合にかご内の乗客を救出する際に操作される解放レバー15が一方のブレーキ解放用特殊座金14と一方の可動鉄心8の間に割り込むように挿入された状態を示したものである。この解放レバー15は、ブレーキ解放用特殊座金14より高い硬度の素材で横断面略L字状に形成され、その一片を構成する短片端部には、その外面側に傾斜する略馬蹄形の係合爪が形成されている。即ち、この係合爪は、ブレーキドラム5の開口部奥側中央からブレーキ解放用ボルト13の締結部の外径よりも高く、かつ、ブレーキ解放用特殊座金14の高さより低く形成され、ブレーキドラム5の開口部側終端が縦断面半円状に形成される切り欠き部と、この切り欠き部の係合爪外面側、即ち、ブレーキ解放用ボルト13の座面との対向面側縁部に段差を付けるように形成され、ブレーキ解放用特殊座金14の高さよりも僅かに高く、ブレーキドラム5の開口部側端部が半円状に形成される凹部からなるブレーキ解放用特殊座金係合部を備えている。この解放レバー15の係合爪が、制動ばね9の復元力に抗して、ブレーキドラム5の開口部側から一方のブレーキ解放用特殊座金14と一方の可動鉄心8の互いの対向面の間に割り込むように挿入され、切り欠き部で一方のブレーキ解放用ボルト13の締結部の一部を受け入れるとともにブレーキ解放用特殊座金係合部で一方のブレーキ解放用特殊座金14を受け入れている。この時、図4に示すように、一方のブレーキ解放用特殊座金14は、一方のブレーキ解放用ボルト13の締結方向と直交する鉛直投影面において、解放レバー15のブレーキ解放用特殊座金係合部底面との対向面のブレーキドラム5の開口部奥側縁部を、一方のブレーキ解放用ボルト13の頭部縁部と解放レバー15の切り欠き部の上下縁部の重合点よりも、ブレーキドラム5の開口部側に引っ込むように配置させる構成となっている。
また、解放レバー15の短片は、ブレーキドラム5の開口部から主軸3から離れる方向へ斜めに延び、短片と直交する他片を構成する長片からなる操作部は、主軸3の延長線上を横切るように、ブレーキドラム5の開口部から離れる方向に斜めに延びるように配置されている。この操作部がブレーキドラム5の開口部側に移動されると、一段のてこの原理により、一方のブレーキ解放用特殊座金14の解放レバー15のブレーキ解放用特殊座金係合部底面との対向面のブレーキドラム5の開口部奥側縁部が、解放レバー15のブレーキ解放用特殊座金係合部底面と線接触部を構成して支点となり、解放レバー15の短片内面と係合爪内面の交わり部と一方の可動鉄心8のブレーキドラム制動部取付面の線接触部が作用点となる。その結果、一方の可動鉄心8が制動ばね9の復元力に抗して固定鉄心6側に押し込まれ、一方の可動鉄心8に追従して、一方のブレーキドラム制動部も固定鉄心6側に移動され、一方のドラムブレーキ制動部での回転体4の制動が徐々に解放される。
次に、図6のフローチャートを用いて、停電時等で、電磁ブレーキ1により駆動綱車の回転が制動され、強制的に昇降が停止された場合に、かご内の乗客を救出する手順を説明する。まず、ステップS1で、解放レバー15の係合爪が、制動ばね9の復元力に抗して、ブレーキドラム5の開口部側から一方のブレーキ解放用特殊座金14と一方の可動鉄心8の互いの対向面の間に割り込むように挿入され、ステップS2に進み、救出作業者により解放レバー15の操作部がブレーキドラム5の開口部側に移動され、一方のブレーキドラム制動部での回転体4の制動が徐々に解放される。その後、ステップS3に進み、乗客を含むかごの重量とつり合いおもりの重量のバランスに偏りがある場合等、一方のブレーキドラム制動部での回転体4の制動が完全に解放される前に回転体4が回転可能である場合は、ステップS4に進み、一方のブレーキドラム制動部での制動力が調整されながら、かごが建物の所定の階まで移動される。その後、ステップS5に進み、建物の所定階の乗場の戸及びかごの戸が戸開され、エレベータの乗客が建物の所定階の乗場から救出される。
一方、ステップS3で、乗客を含むかごの重量とつり合いおもりの重量のバランスに偏りがない場合等、一方のブレーキ制動部での回転体4の制動が完全に解放されても回転体4が回転可能でない場合は、ステップS6に進み、一方のブレーキ解放用特殊座金14と一方の可動鉄心8の互いの対向面の間から解放レバー15の係合爪が取り外された後、一方の可動鉄心8と固定鉄心6の互いの対向面が当接するまで一方のブレーキ解放用ボルト13が完全にねじ込まれ、一方のブレーキドラム制動部での回転体4の制動が完全に解放される。その後、ステップS7に進み、解放レバー15の係合爪が、制動ばね9の復元力に抗して、ブレーキドラム5の開口部側から他方のブレーキ解放用特殊座金14と他方の可動鉄心8の互いの対向面の間に割り込むように挿入され、ステップS8に進む。ステップS8で、救出作業者により解放レバー15の操作部がブレーキドラム5の開口部側に移動され、他方のブレーキドラム制動部での回転体4の制動が徐々に解放される。その後は、ステップS4に戻り、上記で説明した手順でエレベータの乗客が救出される。
以上で説明した実施の形態1によれば、ブレーキ解放用特殊座金14とブレーキ解放用ボルト13の座面のほぼ全面が面接触しているため、電磁ブレーキ1の解放操作時においては、ブレーキ解放用ボルト13の座面全体で荷重を受け、ブレーキ解放用ボルト13の変形が起こりにくい。また、ブレーキ解放用特殊座金14は、ブレーキ解放用ボルト13の締結方向と直交する鉛直投影面において、解放レバー15のブレーキ解放用特殊座金係合部底面との対向面のブレーキドラム5の開口部奥側縁部を、ブレーキ解放用ボルト13の頭部縁部と解放レバー15の切り欠き部の上下縁部の重合点よりも、ブレーキドラム5の開口部側に引っ込むように配置させる構成となっているため、支点及び作用点の間の距離と支点及び力点の間の距離の比からなるレバー比を高くすることができ、解放レバー15の操作力を小さくできる。
また、ブレーキ解放用特殊座金14は、ブレーキ解放用ボルト13及び解放レバー15よりも低い硬度の素材で形成されているため、万が一、解放レバー15に過大な荷重がかかった場合に最初に変形する。このため、ブレーキ解放用特殊座金14の交換のみで再び電磁ブレーキ1の解放操作が可能となり、かご室内の乗客の救出を早急に行うことができる。即ち、諸々の事情を考慮して、ブレーキ解放用ボルト13、ブレーキ解放用特殊座金14、解放レバー15の素材の硬度を選択することにより、解放レバー15に過大な荷重がかかった場合に最初に変形する部品を選択できる。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の操作中の要部側面図である。
実施の形態2においては、ブレーキ解放用ボルト13の座面と可動鉄心8のブレーキドラム制動部取付面の間には、ブレーキ解放用特殊座金14を挿入する隙間が形成されている。また、ブレーキ解放用特殊座金14には、ブレーキドラム5の開口部奥側中央からブレーキ解放用ボルト13の締結部の外径よりも僅かに高く形成され、ブレーキ解放用ボルト13の締結部の一部を受け入れる切り欠き部が形成されている。その他においては、実施の形態1と同様の構成である。この場合、ブレーキ解放用特殊座金14は、常時、ブレーキ解放用ボルト13の座面と可動鉄心8のブレーキドラム制動部取付面の間に配置する必要はない。即ち、実際の電磁ブレーキ1の解放操作時に、まず、ブレーキ解放用ボルト13の座面と可動鉄心8のブレーキドラム制動部取付面の間に形成された隙間に、切り欠き部でブレーキ解放用ボルト13の締結部の一部を受け入れながらブレーキ解放用特殊座金14を解放治具として挿入すればよい。その後は、実施の形態1と同様の動作で電磁ブレーキ1を解放できる。
以上で説明した実施の形態2によれば、常時、ブレーキ解放用ボルト13の座面と可動鉄心8のブレーキドラム制動部取付面の間に配置する必要はないため、電磁ブレーキ1に応じた数量のブレーキ解放用特殊座金14を製作する必要がなくなる。
実施の形態3.
図8はこの発明の実施の形態3におけるエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の操作中の要部側面図である。
実施の形態3においては、ブレーキ解放用ボルト13の座面と可動鉄心8のブレーキドラム制動部取付面の間には、ブレーキ解放用特殊座金14を挿入する隙間が形成されている。また、ブレーキ解放用特殊座金14には、ブレーキドラム5の開口部側中央からブレーキ解放用ボルト13の締結部の外径よりも僅かに高く形成され、ブレーキ解放用ボルト13の締結部の一部を受け入れる切り欠き部が形成されている。その他においては、実施の形態1と同様の構成である。この場合、ブレーキ解放用特殊座金14は、常時、ブレーキ解放用ボルト13の座面と可動鉄心8のブレーキドラム制動部取付面の間に配置する必要はない。即ち、実際の電磁ブレーキ1の解放操作時に、まず、ブレーキ解放用ボルト13の座面と可動鉄心8のブレーキドラム制動部取付面の間に形成された隙間に、切り欠き部でブレーキ解放用ボルト13の締結部の一部を受け入れながらブレーキ解放用特殊座金14を解放治具として挿入した後、ブレーキ解放用ボルト13の締結部を中心軸としてブレーキ解放用特殊座金14を半回転させればよい。その後は、実施の形態1と同様の動作で電磁ブレーキ1を解放できる。この場合、実施の形態2と異なり、ブレーキ解放用特殊座金14は、切り欠き部の形成されていない箇所で、解放レバー15と線接触する構成となる。
以上で説明した実施の形態3によれば、実施の形態2と同様に電磁ブレーキ1に応じた数量のブレーキ解放用特殊座金14を製作する必要がなくなるだけでなく、ブレーキ解放用特殊座金14は、切り欠き部の形成されていない箇所で、解放レバー15と線接触するため、電磁ブレーキ1の解放操作時におけるブレーキ解放用特殊座金14の変形を確実に防止できる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置が取り付けられるエレベータの巻上機の正面図であって、要部のみ断面で示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の操作前の状態を示す要部横断面図である。 図2の要部拡大図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の要部側面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の操作中の状態を示す要部横断面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置を使用してかご内の乗客を救出する手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の操作中の要部側面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の操作中の要部側面図である。 従来のエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の操作前の状態を示す要部横断面図である。 従来のエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の操作中の状態を示す要部横断面図である。 従来のエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置の要部側面図である。
符号の説明
1 電磁ブレーキ
2 ハウジング
3 主軸
4 回転体
5 ブレーキドラム
6 固定鉄心
7 コイル
8 可動鉄心
9 制動ばね
10 支持軸
11 ブレーキシュー
12 ブレーキライニング
13 ブレーキ解放用ボルト
14 ブレーキ解放用特殊座金
15 解放レバー

Claims (7)

  1. ブレーキドラムと、固定鉄心と、可動鉄心と、制動ばねと、
    を有する電磁ブレーキを解放するエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置において、
    前記ブレーキドラム内部に配置され、前記可動鉄心を摺動可能に貫通して前記固定鉄心にねじ込まれるブレーキ解放用締結具と、
    前記ブレーキ解放用締結具の座面と面接触して前記ブレーキ解放用締結具及び前記可動鉄心の間に配置され、前記ブレーキドラムの開口部側から前記可動鉄心との間に挿入される解放レバーとの接触部が前記可動鉄心を前記固定鉄心側に押し込む時の支点となるブレーキ解放用特殊座金と、
    を備えたことを特徴とするエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置。
  2. ブレーキ解放用特殊座金は、ブレーキ解放用締結具の締結部にがたつきなく貫通されることを特徴とする請求項1記載のエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置。
  3. ブレーキドラムと、固定鉄心と、可動鉄心と、制動ばねと、
    を有する電磁ブレーキを解放するエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置において、
    前記ブレーキドラム内部に配置され、前記可動鉄心を摺動可能に貫通して前記固定鉄心にねじ込まれるブレーキ解放用締結具を備え、
    前記ブレーキ解放用締結具は、座面と前記可動鉄心の間に、座面と面接触して前記ブレーキ解放用締結具及び前記可動鉄心の間に配置されて前記ブレーキドラムの開口部側から前記可動鉄心との間に挿入される解放レバーとの接触部が前記可動鉄心を前記固定鉄心側に押し込む時の支点となるブレーキ解放用特殊座金を挿入する隙間が形成されていることを特徴とするエレベータ巻上機用ブレーキの解放装置。
  4. ブレーキドラム内部に配置される可動鉄心を摺動可能に貫通して固定鉄心にねじ込まれるブレーキ解放用締結具と、
    前記ブレーキ解放用締結具の座面と面接触して前記ブレーキ解放用締結具及び前記可動鉄心の間に配置され、前記ブレーキドラムの開口部側から前記可動鉄心との間に挿入される解放レバーとの接触部が前記可動鉄心を前記固定鉄心側に押し込む時の支点となるブレーキ解放用特殊座金と、
    を備えた電磁ブレーキを解放するエレベータ巻上機用ブレーキの解放方法において、
    略L字状の前記解放レバーの一片を前記ブレーキ解放用特殊座金と前記可動鉄心の間に挿入して、他片を前記ブレーキドラムの開口部側に移動させて前記電磁ブレーキを解放することを特徴とするエレベータ巻上機用ブレーキの解放方法。
  5. ブレーキドラム内部に配置され、可動鉄心を摺動可能に貫通して固定鉄心にねじ込まれるブレーキ解放用締結具を備え、前記ブレーキ解放用締結具は、座面と前記可動鉄心の間に、前記座面と面接触して前記ブレーキ解放用締結具及び前記可動鉄心の間に配置されて前記ブレーキドラムの開口部側から前記可動鉄心との間に挿入される解放レバーとの接触部が前記可動鉄心を前記固定鉄心側に押し込む時の支点となるブレーキ解放用特殊座金を挿入する隙間が形成されている電磁ブレーキを解放するエレベータ巻上機用ブレーキの解放方法において、
    前記隙間に、前記ブレーキドラムの開口部側から切り欠き部で前記ブレーキ開放用締結具の締結部の一部を受け入れながら前記ブレーキ解放用特殊座金が挿入された後、略L字状の前記解放レバーの一片を前記ブレーキ解放用特殊座金と前記可動鉄心の間に挿入して、他片を前記ブレーキドラムの開口部側に移動させて前記電磁ブレーキを解放することを特徴とするエレベータ巻上機用ブレーキの解放方法。
  6. ブレーキドラム内部に配置され、可動鉄心を摺動可能に貫通して固定鉄心にねじ込まれるブレーキ解放用締結具を備え、前記ブレーキ解放用締結具は、座面と前記可動鉄心の間に、前記座面と面接触して前記ブレーキ解放用締結具及び前記可動鉄心の間に配置されて前記ブレーキドラムの開口部側から前記可動鉄心との間に挿入される解放レバーとの接触部が前記可動鉄心を前記固定鉄心側に押し込む時の支点となるブレーキ解放用特殊座金を挿入する隙間が形成されている電磁ブレーキを解放するエレベータ巻上機用ブレーキの解放方法において、
    前記隙間に、前記ブレーキドラムの開口部側から切り欠き部で前記ブレーキ解放用締結具の締結部の一部を受け入れながら前記ブレーキ解放用特殊座金が挿入されて前記締結部を軸として回転された後、略L字状の前記解放レバーの一片を前記ブレーキ解放用特殊座金と可動鉄心の間に挿入して、他片を前記ブレーキドラムの開口部側に移動させることにより、前記ブレーキ解放用特殊座金の前記切り欠き部の形成されていない箇所と前記解放レバーとの接触部を支点として前記電磁ブレーキを解放することを特徴とするエレベータ巻上機用ブレーキの解放方法。
  7. ブレーキ解放用特殊座金と解放レバーの接触部は、ブレーキ解放用締結具の締結方向と直交する鉛直投影面において、前記ブレーキ解放用締結具の頭部縁部と前記解放レバーの切り欠き部縁部の重合点よりもブレーキドラムの開口部側に引っ込むように配置されることを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれかに記載のエレベータ巻上機用ブレーキの解放方法。
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