JP2006028993A - 高さレベル調整用座金 - Google Patents

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Abstract

【課題】蝶番を介して取り付けたドアや扉に狂いが生じた時に、容易に調整することができる高さレベル調整用座金を提供することにある。
【解決手段】ドア7や扉に設けた蝶番4の一対の羽根板5,6の筒部8,11の外径より大なる大きさで、上記の両筒部8,11を連結する軸ピン12に側方から外嵌可能で、中心部にドア7側および/またはドア取り付け用部3材側の羽根板6(5)の筒部11(8)の一端部を係合する凹部13を有し、この凹部13から外周縁14にかけて少なくとも1箇所に、上記の羽根板6(5)の端部を係合する凹溝部15を形成した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、各種のドアや扉の高さを調整する高さレベル調整用座金に関するものである。
一般に玄関等のドアは、玄関口に設けたドア取り付け用部材に蝶番を介して開閉自在に取り付けてある。
ところが、台風や地震、建築時の建物全体や材料の狂い(歪みや材料変形等)や、長期間の建物の使用による狂いによって、ドアの下端が玄関口の下部等に接触してドアの開閉に支障をきたすことがある。
そこで、従来は図9に示すような平板輪状の座金101を使用してドアの高さレベルを調整している。すなわち、図10に示すようにドア取り付け用部材102側に取り付けた蝶番103の一方の筒部付き羽根板106と、ドア105側に取り付けた他方の筒部付き羽根板104とは、ドア取り付け用部材102側の羽根板106の筒部107から上方に突出している軸ピン108に、ドア105側の羽根板104の筒部109を上から嵌め合わせて、ドア105をドア取り付け用部材102に開閉自在に取り付ける。
そのため、上記の平板輪状の座金101を用いてドア105の高さレベルを調整する場合は、図示のように一旦ドア105を持ち上げてドア105側の羽根板104の筒部109を、ドア取り付け用部材102側の羽根板106の筒部107に嵌着した軸ピン108から抜き取って、ドア105をドア取り付け用部材102から外し、その後に、上記の軸ピン108に平板輪状の座金101をはめ込んで取り付け、再び外したドア105を持ち上げて、ドア105側の羽根板104の筒部109を上記の軸ピン108に平板輪状の座金101の上からはめ込まねばならなかった。この作業では、重いドア105を持ち上げてドア取り付け用部材102から外したり戻したりしなければならず、ドア105の高さレベル調整に時間もかかり体力もいるため大変であった。
そこで、従来は図8に示すような平板U字状の座金110を用いてドアの高さレベル調整を行っている。この平板U字状の座金110の場合は、ドア105(図10参照)を少し持ち上げて、上記したドア105側の羽根板104の筒部109と、ドア取り付け用部材102側の羽根板106の筒部107との間に、僅かの隙間を開けて軸ピン108の一部を露出させ、この露出した軸ピン108に対して側方(横)から上記のU字状の座金110をはめ込み、再び持ち上げたドア05を下ろして上記の両筒部107,109でこの座金110を挟み、座金110の厚み分だけドア105の高さレベルを上げて、レベル調整を行っている。
しかしながら、この平板U字状の座金110では、地震等の振動により、或いは長期間に亘ってドアを開閉使用している間に、位置ズレを起こして下に脱落してしまうといった問題があった。
なお、座金に関する参考文献として、下記の公報を例示しておく。
特開2003−90320号公報 特開平9−28024号公報
本発明は上記のような問題点に鑑みて開発されたものである。その目的は、蝶番を介して取り付けたドアや扉に狂いが生じた時に、容易に調整することができる高さレベル調整用座金を提供することにある。
本発明は上記のような目的を達成するために、次のような構成にしてある。すなわち、請求項1記載の本発明の高さレベル調整用座金は、ドア取り付け用部材側にドア用蝶番を構成する一方の筒部付き羽根板を固着し、他方の筒部付き羽根板をドア側に固着し、ドア取り付け用部材側の羽根板の筒部と、ドア側羽根板の筒部とを軸ピンで連結してドアを回動可能にし、ドアの高さレベルに狂いが生じたときに、ドア取り付け用部材側の羽根板の筒部とドア側の羽根板の筒部との間から、上記の軸ピンに外嵌し、ドア側の羽根板を介してドアを持ち上げてドアの高さレベルを調整する座金であって、上記の座金は、上記の筒部の外径より大なる大きさで、側方から上記の軸ピンに外嵌可能なように一部を開放した平板状であって、中心部にドア側および/またはドア取り付け用部材側の羽根板の筒部の一端部を係合する凹部を有し、かつ、この凹部から外周縁にかけて少なくとも1箇所に、上記の羽根板の端部を係合する凹溝部を形成したことを特徴とする構成である。
また、請求項2記載の高さレベル調整用座金は、請求項1に記載の高さレベル調整用座金の構成において、座金は、馬蹄形またはU字形であることを特徴とする構成である。
上記のような構成の高さレベル調整用座金によれば、ドアを少し持ち上げて、一方の羽根板の筒部と、他方の羽根板の筒部との隙間から軸ピンに外嵌し、かつ、筒部用凹部および凹溝部に一方または両方の筒部および羽根板を係合することにより、簡単にドアの高さレベル調整をすることができるとともに、座金が回転方向に移動したり水平方向に移動して取り付け位置から脱落してしまうこともなく、構成簡単で、長期間、ドアの調整高さレベルを保持し、円滑なドアの開閉を維持することができる。
また、座金を馬蹄形またはU字形にすることによって、指で摘みやすく簡単に所定箇所に嵌め込みすることができ、取り付け作業を迅速に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図に基いて説明する。
図1〜図7は本発明にかかる高さレベル調整用座金に関する図であって、例えば玄関等の入口開口部2(図6、図7参照)に設けた枠部材であるドア取り付け用部材3には、ドア用蝶番4(図3参照)を構成する一方の筒部付き羽根板5を複数のネジ9で固着する。また、他方の筒部付き羽根板6は、ドア7側にネジ10で固着する。そして、ドア取り付け用部材3側の羽根板5の筒部8とドア側羽根板6の筒部11とは、軸ピン12を挿入して連結する。このようにしてドア7は、ドア取り付け用部材3に回動自在に取り付けて使用する。使用している間にドア7の高さレベルに狂いが生じたときには、ドア7を少し持ち上げて、上記の両筒部8,11の間に隙間をつくり、この隙間から上記の軸ピン12に本発明にかかる座金1を外嵌し、座金1の厚さ分だけドア7を上げてドア7の高さレベルを調整する。
この座金1(図1〜図3参照)は、上記の筒部8,11の外径より大なる大きさで、ドア7の側方から上記の軸ピン12に外嵌可能なように一部を開放した馬蹄形またはU字形の金属平板状の部材である。なお、厚さは特に限定されるものではないが数mm位が好ましい。
さらに、この座金1は、中心部にドア7側の羽根板6の筒部11の一端部11aを係合するU字状または一部切欠円状の凹部13を有し、この凹部13から外周縁14にかけて図示の例では2箇所に、上記の羽根板6の端部6aを係合する凹溝部15を有している。
上記の凹部13と凹溝部15とは、面一で繋がっていて、座金1の表面1aと段差になっている。
なお、上記したように一般にドア取り付け用部材3側(図3参照)に取り付けられた羽根板5の筒部8には、軸ピン12の半分位を挿入して嵌着してある。そして、軸ピン12は筒部8から上に突出した状態となっていて、上からドア7を下げてドア7側の羽根板6の筒部11を、この軸ピン12にはめ込んでドア取り付け用部材3側の羽根板5と、ドア7側の羽根板6とを連結する。
次に、このような構成からなる本発明の座金1を使って、上記のドア7の高さレベルに狂いが生じた場合のレベル調整について説明する。
ドア用蝶番4を介してドア取り付け用部材3に連結されたドア7の下端が、地震や台風や建物の狂い等によって床に接触してドア7の開閉に支障をきたすようになった場合、先ずドア7を少し持ち上げる(図4参照)。このことによりドア7側の羽根板6の筒部11は、ドア取り付け用部材3側の羽根板5の筒部8から突出している軸ピン12に沿って少し上方に移動する。このことにより隙間のできたドア7の下端と床の間には、当て板等を入れてドア7を少し持ち上げた状態に保持させておく。
次にドア7側の羽根板6の筒部11と、ドア取り付け用部材3側の羽根板5の筒部8との隙間(図4、図1参照)から、凹部13および凹溝部15側を上にして座金1を軸ピン12に外嵌する。さらに、この座金1を少し回して、2箇所に形成した凹溝部15の内、どちらか一方の凹溝部15をドア7側の羽根板6の下端部6aに係合する位置にする。
このようにした後に上記した当て板等を外し、ドア7を降下させる。ドア7の降下に伴なってドア7側の羽根板6も筒部11も降下し、この筒部11の下端部11a(図5参照)は、上記した座金1の中心部の凹部13に係合するとともに、羽根板6の下端部6aも座金1の凹溝部15に係合する。
このように、座金1をドア取り付け用部材3側の羽根板5の筒部8と、ドア7側の羽根板6の筒部11との隙間に設けることによって、ドア7のレベルを少し上げることができ、ドア7と床との接触を解消してスムーズにドア7の開閉を行うことができるようになる。
また、上記の座金1は、凹部13および凹溝部15に、ドア7側の筒部11の下端部11aおよび羽根板6の下端部6aが嵌り込んで係合するため、回転方向に回ることができなくなり、また、水平方向に移動が困難になり、かつドア7の重みで両筒部8,11間に挟み込まれて脱落してしまうといったことがない。
それ故にドア7の高さレベル調整に本発明の座金1を使用することにより、簡単にレベル調整ができ、かつ、地震等で建物が揺れたりしても、蝶番4に取り付けた座金1が簡単に脱落してしまうこともない。
なお、本発明の座金は、図示の例に限定されるものではなく、凹溝部15は1箇所でも3箇所以上に形成するも自由であり、また、座金の両面に凹部13および凹溝部15を形成し、両方の羽根板5、6が両面の凹部13および凹溝部15に嵌り込むようにしてもよい。また図示の座金1の使用にあたっては、凹部13および凹溝部15を形成した面を下向きにして軸ピン12に外嵌し、上記の筒部用凹部および凹溝部に、ドア取り付け用部材3側の筒部8と羽根板5を係合させるようにしてもよい。
また、本発明の座金は、ドア用の蝶番に使用限定されるものではなく、蝶番によって開閉自在な門扉や、金庫の扉等にも使用できるものである。さらには、本発明の座金は、高さレベルの調整用としての使用以外にも、例えば電源コードを接続してバッテリー等の端子部分に取り付けることにより、通電用の座金(端子)として使用することもできる。
本発明の一例の座金の平面図である。 本発明の一例の座金を示す図であり、(a)は全体斜視図、(b)は(a)のAA矢視の断面図、(c)は(a)のBB矢視の断面図である。 本発明の説明におけるドア取り付け用部材とドアとに、蝶番の各筒部付き羽根板を取り付け、ドアを一方の筒部の軸ピンから外した状態の説明図である。 本発明の一例の座金を軸ピンに取り付ける時の説明図である。 本発明の一例の座金を軸ピンに取り付けた状態の説明図である。 蝶番を介してドアを玄関等のドア取り付け用部材に取り付けた状態の表から見たドア半開き状態の説明図である。 蝶番を介してドアを玄関等のドア取り付け用部材に取り付けた状態の裏から見た説明図である。 従来の一例の座金の斜視図である。 従来の他の例の座金の斜視図である。 従来の説明におけるドア取り付け用部材とドアとに、蝶番の各筒部付き羽根板を取り付け、ドアを一方の筒部の軸ピンから外した状態の説明図である。
符号の説明
1 高さレベル調整用座金
3 ドア取り付け用部材
4 ドア用蝶番
5 筒部付き羽根板
6 筒部付き羽根板
7 ドア
8 筒部
11 筒部
12 軸ピン
13 凹部
14 外周縁
15 凹溝部

Claims (2)

  1. ドア取り付け用部材側にドア用蝶番を構成する一方の筒部付き羽根板を固着し、他方の筒部付き羽根板をドア側に固着し、ドア取り付け用部材側の羽根板の筒部と、ドア側羽根板の筒部とを軸ピンで連結してドアを回動可能にし、ドアの高さレベルに狂いが生じたときに、ドア取り付け用部材側の羽根板の筒部とドア側の羽根板の筒部との間から、上記の軸ピンに外嵌し、ドア側の羽根板を介してドアを持ち上げてドアの高さレベルを調整する座金であって、
    上記の座金は、上記の筒部の外径より大なる大きさで、側方から上記の軸ピンに外嵌可能なように一部を開放した平板状であって、中心部にドア側および/またはドア取り付け用部材側の羽根板の筒部の一端部を係合する凹部を有し、かつ、この凹部から外周縁にかけて少なくとも1箇所に、上記の羽根板の端部を係合する凹溝部を形成したことを特徴とする高さレベル調整用座金。
  2. 座金は、馬蹄形またはU字形であることを特徴とする請求項1に記載の高さレベル調整用座金。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008207934A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Mitsubishi Electric Corp エレベータ巻上機用ブレーキの解放装置及びそのブレーキの解放方法
EP2153972A2 (en) 2008-08-04 2010-02-17 Fujifilm Corporation Method for producing optical film, optical film, polarizer, optical compensatory film, antireflection film and liquid crystal display device
JP2014076802A (ja) * 2007-02-20 2014-05-01 Tenneco Automotive Operating Company Inc 正確な車高のための位置決めの形態および方法

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