JPH0640846Y2 - 蝶番片の取付装置と該装置に用いる補強プレート - Google Patents

蝶番片の取付装置と該装置に用いる補強プレート

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JPH0640846Y2
JPH0640846Y2 JP10787391U JP10787391U JPH0640846Y2 JP H0640846 Y2 JPH0640846 Y2 JP H0640846Y2 JP 10787391 U JP10787391 U JP 10787391U JP 10787391 U JP10787391 U JP 10787391U JP H0640846 Y2 JPH0640846 Y2 JP H0640846Y2
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煕 木村
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ヒント金属株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、蝶番片の取付装置と該
装置に用いる補強プレートに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図8に示すように、ドア34をドア
枠35の左右いずれにも枢着できるようにしたいわゆる両
開きタイプの蝶番36がある(実願平2−82930 号参照)
。この蝶番36は、基筒37を介して中心軸38回り相対回
動自在に連結された一対の蝶番片39を備え、両蝶番片3
9,39 の突出方向を基筒37の径方向に一致させること
で、両蝶番片39,39 をいずれかの方向に回動して両者を
最も近づけた場合でも、両者間に僅かな開き角40が生じ
るようになっている。
【0003】そして、かかる両開きタイプの蝶番36は、
前記開き角40と同じ傾斜角度のテーパ面41を有する金属
製のスペーサ42を介してドア枠35に傾斜して取付けられ
ることにより、ドア枠35の左右いずれにもドア34を枢着
できるものとされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、スペーサ42のテーパ角は変更することができ
ず、開き角40の異なる蝶番36に対しては同一のスペーサ
42を使用できないため、テーパ角の異なるスペーサ42を
作成することでこれに対処しようとすると材料コストが
高くつくことになる。
【0005】また、スペーサ42の厚さ自体も変更できな
いため、ドア34の取付完了後にドア34の錠前側の間隙が
広すぎてドア34がガタついたりした場合には、ドア34幅
方向寸法の微調整のために取付けを最初からやり直さな
ければならないという問題もある。そこで、本願考案者
は、蝶番片39にその厚さ方向に貫通して螺合する調整ね
じを設け、この調整ねじの突出量を変化させることで蝶
番片39のドア枠35取付面に対する傾斜角度を種々に変更
しうるようにし、これにより上記課題を解決できる蝶番
を既に提案しているが(実願平2−129076号参照) 、調
整ねじの接当するドア枠35が木材やアルミ材等の比較的
硬度の低い材料で構成されている場合には、調整ねじの
先端がドア枠35にくい込んで、思い通りの角度調整がで
きない場合があった。
【0006】本考案は、このような実情に鑑み、蝶番片
が取付けられるドア枠等の材質に拘らず、蝶番片と取付
面との傾斜角度を簡便に調整できる蝶番片の取付装置と
該装置に用いる補強プレートを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本考案は次の技術的手段を講じた。即ち、請求項1記載
の考案は、ドア2 等又は該ドア2 等を支持する固定部材
3に形成した取付面9 に、蝶番片4 を前記取付面9 に対
して傾斜した状態で取付けるようにしたものにおいて、
前記蝶番片4 には、その厚さ方向に貫通して螺合しかつ
その蝶番片4 からの突出量dの変化によって蝶番片4 の
前記取付面9 に対する傾斜角度θを調整する調整ねじ22
が設けられ、前記取付面9 の前記調整ねじ22先端と対応
する位置に、該調整ねじ22先端の接触に伴う当該取付面
9 の変形を防止する補強プレート25を取付けたことを特
徴とする。
【0008】また、請求項2記載の考案は、前記補強プ
レート25が、蝶番片4 と取付面9 との傾斜に伴って形成
される開きeを閉塞する突条部28を一端側に備えている
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】補強プレート25は、蝶番片4 と取付面9 間に介
在し、調整ねじ22先端の接触に伴う取付面9 の変形を防
止する。補強プレート25の一端側に設けた突条部28は、
蝶番片4 と取付面9 間に生じる開きeを閉塞し、そこか
らほこり等が侵入するのを阻止する。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の一実施例につ
いて詳述する。図1乃至図5において、1は本実施例で
採用した蝶番を示し、木製のドア2 をドア枠(固定部
材)3 に対して枢着するためのものである。この蝶番1
は、左右一対の蝶番片4 と、中心軸5 とを備え、一方の
蝶番片4 の側縁下部に一体形成した第一基筒6 と、他方
の蝶番片4 の側縁上部に一体形成した第二基筒7 とを、
中心軸5 の上下端からそれぞれ外嵌させることにより、
両蝶番片4,4 が中心軸5 回り相対回動自在に連結されて
いる。この両蝶番片4,4 は、基筒6,7 の径方向と一致す
る方向にそれぞれ突出されていて、基筒6,7 が設けられ
ていない相対向側縁部には、幅方向内方に大きく切欠か
れた方形凹部8 を備えている。従って、当該蝶番1 は、
両蝶番片4,4 をいずれかの方向に相対回動させて両者を
最も近づけた場合でも、両者間に僅かな開き角が生じる
いわゆる両開きタイプのものとなっている。
【0011】なお、9はドア2 及びドア枠3 に形成した
取付面で、本実施例では、それらの部材の断面コーナ部
をL字状に切欠くことにより形成されていて、この取付
面9に、各蝶番片4,4 が取付ねじ10を介して止着される
ようになっている。11は中心軸5 を第一基筒6 に対して
出退自在に操作するための操作ナットで、第一基筒6 を
中途で分断して形成した収容部12に介装され、中心軸5
の下部に形成したねじ部13に外嵌して螺合している。
【0012】14は硬質プラスチック等よりなるリングシ
ューであり、中心軸5 の上端から嵌め込まれていて、中
心軸5 の軸方向中央に一体形成した周突条15によってそ
の下方移動が規制されている。従って、このリングシュ
ー14に続いて中心軸5 の上部に外嵌される第一基筒6
は、その下端面をリングシュー14の上ラジアル面に接当
させつつ回動し、これにより、蝶番1 のよりスムーズな
回動が確保されると共に、摩耗時にはこのリングシュー
14を交替することでドア2 のガタつきを防止できるよう
になっている。
【0013】また、16はプラスチック等よりなる筒状の
カバー部材であり、前記第一基筒6の外径よりも大きい
内径を有し、かつリングシュー14から操作ナット11間を
全て被う軸方向長を有している。このカバー部材16の上
端には、リングシュー14の上ラジアル面周囲に形成した
周凹部17上に係合する掛止部18が径内方向に突出されて
いて、かつカバー部材16の周壁部は周方向中途で分断さ
れて、軸方向に延びる逃げ部19が形成されている。従っ
て、このカバー部材16は、リングシュー14を外嵌するよ
うに中心軸5 の上端から嵌め込まれ、その掛止部18をリ
ングシュー14の周凹部17に掛止させた際には、操作ナッ
ト11を外から被覆するようになっていて、これにより、
第一基筒6 の内部にゴミや水分が侵入するのを防止して
いる。
【0014】なお、20は栓体であり、第一基筒6 の下端
及び第二基筒7 の上端をそれぞれ密栓している。前記両
蝶番片4,4 は、取付ねじ10が挿通される取付孔21を計5
つそれぞれ備え、この5つの取付孔21は、蝶番片4 の幅
方向内外側よりに交互に配列されていて、同方向内側
(中心軸5 側) には3つの取付孔21が直列に並び、かつ
同方向外側には2つの取付孔21が直列に並ぶように配置
されている。
【0015】22は、前記第二基筒7 を有する蝶番片4 に
設けた調整ねじで、その蝶番片4 の厚さ方向に貫通して
螺合されていて、本実施例では、幅方向内側に配置した
3つの取付孔21の間の二カ所でかつそれらの取付孔21と
同一直線上に並ぶ位置に配置されている。この調整ねじ
22は、蝶番片4 の厚さより大きい軸方向長を備え、軸方
向後端面には、六角レンチが係合する係合孔23を有して
いる。
【0016】なお、第一基筒6 を有する蝶番片4 の上記
調整ねじ22と対応する位置には、第一基筒6 の軸方向に
長い長孔24が形成されている。25は調整ねじ22先端によ
ってドア2 等を取付面9 が変形するのを防止する補強プ
レートであり、本実施例では、蝶番片4 と略同じ長さを
有する長方形状に形成された鋼製薄板よりなる。図5に
示す如く、この補強プレート25は、取付ねじ10の逃げ用
として幅方向に長い逃げ長孔26を5つ備えていると共
に、一面側に切起し形成された三角形状の取付片27を2
つ有している。
【0017】28は、蝶番片4 の取付時に取付面9 との間
に形成される開きe(図1参照) を閉塞するための突条
部であり、本実施例では、補強プレート25の幅方向一端
部を取付片27の切起し方向とは逆に屈曲させることによ
り、補強プレート25の一端側に沿って一体に形成されて
いる。なお、前記逃げ長孔26のうち、突条部28側に位置
する3つのものは、その突条部28に沿う方向に長い長孔
29に連通されていて、これにより、同突条部28の屈曲形
成がなされやすいようになっている。
【0018】次に、図1を参照しつつ、上記構成に係る
蝶番1 と補強プレート25を用いてドア2 をドア枠3 に枢
着する場合の作業手順を説明する。即ち、先ず補強プレ
ート25を、その突条部28先端がドア2 の前面30と略同一
面内に来るようにドア2 の取付面9 に重合させて止着す
る。このとき、ドア2 は木製であるから、前記取付片27
をハンマー等で軽く打ちつけることにより、補強プレー
ト25は簡単に取付けることができる。
【0019】次に、調整ねじ22を有する蝶番片4 を、そ
の調整ねじ22の先端を前記補強プレート25に接当させる
ようにして、補強プレート25の上からドア2 の取付面9
に対して取付ねじ10によって仮止めし、その後他方の蝶
番片4 については、ドア枠3の取付面9 に対して取付ね
じ10で本止めすることにする。この際、ドア2 側の蝶番
片4 を補強プレート25へ手で圧接してみて、ドア2 のド
ア枠3 に対する取付角度が狂っている場合には、調整ね
じ22を六角レンチで回動してその突出量dを変えること
によって、当該蝶番片4 のドア2 側取付面9 に対する傾
斜角度θを調整する。そして、この角度調整によってド
ア2 の取付角度を適正化した後、仮止め状態にあるドア
2 側の取付ねじ10を本止めし、ここにドア2 がドア枠3
に対して適正な取付角度で枢着されることになる。
【0020】このように、本実施例によれば、取付面9
における調整ねじ22の先端に対応する部分に補強プレー
ト25を取付けたので、木製のドア2 に対してもその取付
面9を調整ねじ22の先端で変形させることがなく、調整
ねじ22による蝶番片4 の角度調整を確実かつ容易に行う
ことができる。また、補強プレート25に設けた突条部28
が蝶番片4 と取付面9 間に形成される開きeを閉塞する
ので、ドア2 の取付後にその開きeからほこり等が侵入
するのが防止され、蝶番1 の耐久性を向上させる。
【0021】なお、本実施例によれば、調整ねじ22の突
出量dを変化させることで蝶番片4の傾斜角度θを調整
するようにしているので、ドア2 の取付面9 をドア枠3
の取付面に対して厳密に平行に形成しておく必要はな
く、取付面9 の形成が容易となる利点がある。また、図
1に示す如く、錠前31側のドア枠3 とのチリ(間隙)32
が広すぎて、錠前31のラッチ部分がガタつくような場合
でも、調整ねじ22の突出量dを大きくしてドア2 全体を
錠前31側に変位させることでかかるガタつきを修正で
き、取付後の発注者の苦情に対しても容易に対応できる
という効果もある。
【0022】なお、本考案は上記した実施例に限定され
るものではなく、例えば、図6に示すように右側のドア
枠3 にドア2 を取付ける場合にも採用でき、かつ、図7
に示すようにドア枠3 の取付面9 に対して補強プレート
25を取付ける場合にも採用できることは勿論である。ま
た、補強プレート25については、接着剤や釘等で取付面
9 に止着することもでき、アルミ製等のドア2 やドア枠
3 に対しても適用することができる。更に、本考案は、
ドア2 の枢着のみならず、窓や家具の開閉扉等その他各
種の開閉部材に採用することができる。
【0023】
【考案の効果】請求項1記載の考案によれば、補強プレ
ート25によって調整ねじ22先端の接触に伴う取付面9 の
変形が防止されるので、木製やアルミ製のドア2 又はド
ア枠3に対しても、調整ねじ22による蝶番片4 の傾斜角
度θの調整を確実に行うことができる。
【0024】請求項2記載の考案によれば、補強プレー
ト25の一端側に設けた突条部28が蝶番片4 を傾斜させた
ことに伴う開きeを閉塞してほこり等の侵入を阻止する
ので、蝶番1 の耐久性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す蝶番片の取付装置の平
面断面図である。
【図2】蝶番の正面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同組立て正面図である。
【図5】(a) は補強プレートの正面図であり、(b) は
(a) のA−A線断面図である。
【図6】変形例を示す蝶番片の取付装置の平面断面図で
ある。
【図7】他の変形例を示す蝶番片の取付装置の平面断面
図である。
【図8】従来の蝶番片の取付装置の平面断面図である。
【符号の説明】
2 ドア 3 ドア枠(固定部材) 4 蝶番片 9 取付面 22 調整ねじ 25 補強プレート 28 突条部 d 突出量 θ 傾斜角度 e 開き

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア(2) 等又は該ドア(2) 等を支持する
    固定部材(3) に形成した取付面(9) に、蝶番片(4) を前
    記取付面(9) に対して傾斜した状態で取付けるようにし
    たものにおいて、 前記蝶番片(4) には、その厚さ方向に貫通して螺合しか
    つその蝶番片(4) からの突出量(d) の変化によって蝶番
    片(4) の前記取付面(9) に対する傾斜角度(θ) を調整
    する調整ねじ(22)が設けられ、前記取付面(9) の前記調
    整ねじ(22)先端と対応する位置に、該調整ねじ(22)先端
    の接触に伴う当該取付面(9) の変形を防止する補強プレ
    ート(25)を取付けたことを特徴とする蝶番片の取付装
    置。
  2. 【請求項2】 蝶番片(4) と取付面(9) との傾斜に伴っ
    て形成される開き(e) を閉塞する突条部(28)を一端側に
    備えていることを特徴とする請求項1記載の蝶番片の取
    付装置に用いる補強プレート。
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