JP3112344U - 引き戸 - Google Patents

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雅巳 藪崎
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株式会社山二建具
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Abstract

【課題】羽根が躯体や他方の引き違い戸と干渉することがない可動ルーバーを有する引き戸を提供する。
【解決手段】引き戸本体1に開口された開口部1aに嵌着された枠体5と、枠体5の縦枠5aに両端のほぼ中央部が支軸7により回動自在に支承され、かつ引き戸本体1の見込み幅Wより幅狭な複数枚の羽根6と、各羽根6の先端側または後端側端面にピン9により枢着され、かつ羽根6を回動した際支軸7と干渉する位置に切り欠き8bが形成された連動リンク8とにより可動ルーバー4を形成したもので、可動ルーバー4の羽根6を開放方向へ回動した際、各羽根6の前後端部が引き戸本体1の前後面より外側へ突出することがないので、引き戸本体1を開閉しても、羽根6の先端が躯体や他方の引き違い戸と干渉することがない。
【選択図】図2

Description

本考案は、可動ルーバーを有する引き戸に関する。
従来住宅等の建造物に設けられた建具には、建具を開閉せずに換気ができるように建具の一部にルーバーを設けたものがあり、この種のルーバーの多くは、複数枚の羽根により形成されていて、これら羽根は枠体に両端側が固着されており、外から屋内を覗かれるのを防止するため、各羽根は予め傾斜されている。
しかし羽根が枠体に固定された固定式ルーバーは、各羽根の間に常に隙間が生じているため、建具により室内を密閉する場合、ルーバーを有する建具の外側または内側に別の建具を設ける必要があり、建具費用が嵩む等の問題がある。
かかる問題を解決するため、枠体に取り付けられた羽根を回動できるようにした可動式ルーバーを備えた建具が提案されている(例えば特許文献1)。
前記特許文献1に記載のルーバーの開閉装置は、ドアに設けられたガラリの縦枠に、複数枚のルーバーの両端を回転軸により回転自在に支承し、かつ各ルーバーの後縁部に設けられた駆動軸を可動枠の切欠部に嵌合したもので、可動枠を上下方向へ摺動させると、各ルーバーが連動して回転軸を中心に回動されるため、各ルーバーを任意な角度に保持したり、開閉することができるように構成されている。
特開2001−65260号公報
しかし前記特許文献1に記載されたルーバーの開閉装置では、可動枠を引き下げてルーバーを開放した場合、各ルーバーの先端がドアの外側面より外側に突出してしまうため、ドアのような建具にこのルーバーを設けた場合には特に問題ないが、引き手や引き違い戸のように、戸が建物の躯体と摺れ違ったり、建具同士が摺れ違う建具の場合、建具の外側面より外側に突出したルーバーの先端が躯体や他方の建具と干渉してしまうことから、引き戸には採用できない等の問題がある。
本考案はかかる従来の問題を改善するためになされたもので、羽根が躯体や他方の引き違い戸を干渉することがない可動ルーバーを有する引き戸を提供することを目的とするものである。
本考案の引き戸は、引き戸本体に開口された開口部に、可動ルーバーが取り付けられた引き戸であって、開口部に嵌着された枠体と、枠体の縦枠に両端のほぼ中央部が支軸により回動自在に支承され、かつ引き戸本体の見込み幅より幅狭な複数枚の羽根と、各羽根の先端側または後端側端面にピンにより枢着され、かつ羽根を閉位置に回動した際支軸と干渉する位置に切り欠きが形成された連動リンクとにより可動ルーバーを形成したものである。
前記構成により、可動ルーバーの羽根を開放方向へ回動した際、各羽根の前後端部が引き戸本体の前後面より外側へ突出することがないので、この状態で引き戸本体を開閉しても、羽根の先端が躯体や他方の引き違い戸と干渉することがないため、引き戸に可動ルーバーを採用することが可能になると共に、可動ルーバーの各羽根を連動する連動リンクが表面に露出することがないため、体裁も大変よい。
また羽根を全閉にした際切り欠きにより連動リンクが支軸と干渉することがないため、幅を大きく設定した強度の大きい連動リンクが使用できるようになり、これによって可動ルーバーの耐久性が向上する。
本考案の引き戸は、各羽根を木製とし、かつ羽根の両端面に連動リンクを枢着したものである。
前記構成により、各羽根の両端部が連動リンクにより連動されているため、各羽根の回動がスムーズに行える上、木製羽根に狂いが生じるのを各連動リンクが規制するため、長期間使用していても、羽根の動きが悪くなったり、羽が捩れて外観が損なわれることがない。
本考案の引き戸は、連動リンクをアルミニウム等の金属板により形成したものである。
前記構成により、連動リンクの幅を狭くしても連続使用に耐える十分な強度が得られるため、枠体内の限られたスペース内にも容易に設置できる上、連動リンクが表面に露出することがないため、可動ルーバーの外観が損なわれることもない。
本考案の引き戸によれば、引き戸本体を開閉しても、羽根の先端が躯体や他方の引き違い戸と干渉することがないため、引き戸に可動ルーバーを採用することが可能になる。
本考案の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
図1は可動ルーバーの設けられた引き戸の正面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は図1のB−B線に沿う断面図、図4は可動ルーバーの分解斜視図、図5は同作用説明図である。
図1及び図2に示す引き戸本体1は、幅方向に離間し、かつ互に平行する一対の縦框2aと、これら縦框2aの上端部間及び下端部間を互いに連結する横框2bよりなる建具枠2と、この建具枠2の前後面に接着等の手段で固着された前後面板3とから構成されたフラッシュ構造となっており、引き戸本体1には、例えば4個所に木製の可動ルーバー4が上下及び左右に離間して設けられている。
引き戸本体1には、前後面板3に縦方向に長い長方形状の開口部1aが4個所形成されていて、これら開口部1aに図3及び図4に示すように、可動ルーバー4の枠体5が嵌着されている。
枠体5は、引き戸本体1の見込み幅Wとほぼ同幅の一対の縦枠5aと、これら縦枠5aの上端間及び下端間を連結する横枠5bとから形成されていて、横枠5bの対向面には、図3に示すように上側の横枠5bは後側に、そして下側の横枠5bは前側に段部5cが形成されている。
枠体5の各縦枠5aの対向面には、上下方向に等間隔に軸孔5dが複数個穿設されていて、これら軸孔5dに羽根6の両端面に植設された支軸7が回動自在に嵌挿されている。
羽根6は、引き戸本体1の見込み幅Wよりやや幅が小さい断面が長方形状の木製板体により形成されていて、羽根6の1枚には、羽根6を回動する際に手を掛ける手掛け凹部(図示せず)が形成されている。
そして各羽6の両端面のほぼ中央に穿設された軸孔6aに支軸7が植設されており、互に平行するように縦枠5aの間に複数枚横架されていると共に、各羽根6の両端面には、後端側に小孔よりなるピン孔6bが穿設されていて、これらピン孔6bに連動リンク8のピン孔8aより挿入した木ねじや釘等のピン9が嵌挿されている。
連動リンク8は、縦方向に細長い例えばアルミニウム等の金属板により形成されていて、縦枠5aに穿設された軸孔5dと同じ間隔でピン孔8aが長手方向に穿設されており、一方の側縁が各羽根6の先端より外側へ突出しないように、ピン9により各羽根6の両端に取り付けられていると共に、連動リンク8を上下動した際縦枠5aの内側面と摺接するようになっている。
連動リンク8の他方の側縁には、ピン孔8aのほぼ中間部に半円状の切り欠き8bが形成されていて、各羽根6を閉位置に回動した際、連動リンク8が支軸7と干渉しないようになっている。
次に前記構成された引き戸の作用を説明すると、引き戸本体1を単独で建屋の躯体(図示せず)に取り付けて引き戸として使用するか、躯体に複数枚取り付けて引き違い戸として使用する。
引き戸本体1に設けられた可動ルーバー4の各羽根6は、全閉状態では図5の(a)の示すように室外側端部が下方へ回動されていて、上側の羽根6の室内側端部が上側の横枠5bの段部5cに、そして下側の羽根6の室外側端部が下側の横枠5bの段部5cに当接され、かつ各羽根6の上下面同士が互に密着されているため、可動ルーバー4を密閉することができる。
また室内の換気を行う場合は、羽根6の1枚に形成した手掛け凹部を持って羽根6を下方へ回動する。
これによって両端側が連動リンク8により連動された各羽根6が支軸7を中心に回動されるため、所望の角度になったところで羽根6の回動を止めることにより、図5の(b)に示すように各羽根6の間に隙間が発生し、これによって室内の換気が行えると共に、この状態では、傾斜する羽根6により視界が遮られるため、外から室内を覗かれる心配もない。
一方図5の(b)の状態からさらに羽根6を開方向へ回動すると、図5の(c)に示すように各羽根6がほぼ水平となって各羽根6が全開状態になるが、このとき各羽根6の前後端部が引き戸本体1の前後面より外側へ突出することがないので、この状態で引き戸本体1を開閉しても、羽根6の先端が躯体や他方の引き違い戸と干渉することがない。
なお前記実施の形態では、引き戸本体1の4個所に可動ルーバー4を設けた例について説明したが、図6に示すように引き戸本体1の上部や下部に1個所または複数個所可動ルーバー4を設けてもよく、図7に示すように引き戸本体1の縦框側に寄せて1個所または複数個所可動ルーバー4を設けるようにしてもよい。
また各可動ルーバー4の内側に網戸を設けて、蚊や蝿等の生活害虫が侵入するのを防止してもよいと共に、各羽根6の断面形状を、上下面が円弧状に湾曲する翼形状等にしても勿論よい。
本考案の実施の形態になる引き戸の正面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 本考案の実施の形態になる引き戸に設けられた可動ルーバーの分解斜視図である。 本考案の実施の形態になる引き戸に設けられた可動ルーバーの作用説明図である。 本考案の実施の形態になる引き戸の変形例を示す正面図である。 本考案の実施の形態になる引き戸の変形例を示す正面図である。
符号の説明
1 引き戸本体
1a 開口部
4 可動ルーバー
5 枠体
5a 縦枠
6 羽根
7 支軸
8 連動リンク
8b 切り欠き
9 ピン
W 見込み幅

Claims (3)

  1. 引き戸本体に開口された開口部に可動ルーバーが取り付けられた引き戸であって、前記開口部に嵌着された枠体と、前記枠体の縦枠に両端のほぼ中央部が支軸により回動自在に支承され、かつ前記引き戸本体の見込み幅より幅狭な複数枚の羽根と、前記各羽根の先端側または後端側端面にピンにより枢着され、かつ前記羽根を閉位置に回動した際前記支軸と干渉する位置に切り欠きが形成された連動リンクとにより前記可動ルーバーを形成したことを特徴とする引き戸。
  2. 前記各羽根を木製とし、かつ羽根の両端面に前記連動リンクを枢着してなる請求項1に記載の引き戸。
  3. 前記連動リンクをアルミニウム等の金属板により形成してなる請求項1または2に記載の引き戸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016056533A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 ミサワホーム株式会社 建物

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