JP6839009B2 - 換気装置及び建具 - Google Patents

換気装置及び建具 Download PDF

Info

Publication number
JP6839009B2
JP6839009B2 JP2017055999A JP2017055999A JP6839009B2 JP 6839009 B2 JP6839009 B2 JP 6839009B2 JP 2017055999 A JP2017055999 A JP 2017055999A JP 2017055999 A JP2017055999 A JP 2017055999A JP 6839009 B2 JP6839009 B2 JP 6839009B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
blade member
outer panel
ventilation device
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017055999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018159209A (ja
Inventor
崇司 堀井
崇司 堀井
一弥 柚木
一弥 柚木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
Priority to JP2017055999A priority Critical patent/JP6839009B2/ja
Priority to TW107107271A priority patent/TWI693368B/zh
Publication of JP2018159209A publication Critical patent/JP2018159209A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6839009B2 publication Critical patent/JP6839009B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、室内を換気する換気装置及び該換気装置を備えた建具に関する。
住宅やビル等の建物の外壁には、窓と共に換気装置が設置されることがある。換気装置は、窓を開放せずに室内を換気することができ、安全性や防犯性の面で利点がある。
例えば特許文献1には、枠体の開口部を開閉して室内への風量を調整する風量調整板を備えた換気装置が開示されている。この構成では、開口部に連通する通風口を除いて枠体の室外側を覆う外板カバーを枠体に固定しており、風量調整板はこの外板カバーの室内側で可動する。
特開2015−190682号公報
上記した通り、特許文献1の構成では、枠体の室外側に外板カバーを固定し、その内側で風量調整板が可動する。このため、風量調整板の可動範囲が枠体の見込み寸法内のみに限定されており、特に弱風時の換気効率を確保することが難しい。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、換気効率を向上することができる換気装置及び該換気装置を備えた建具を提供することを目的とする。
本発明に係る換気装置は、室内外方向に連通する開口部を有した枠体と、前記開口部の室外側で該開口部を開閉する方向に移動することで該開口部を通過する風量を調整する羽根部材と、前記羽根部材の室外側で前記枠体に支持されて前記開口部を開閉可能な外側パネルとを備えた換気装置であって、前記羽根部材は、前記枠体又は外側パネルに対して回動自由に支持されると共に、前記開口部を開くように室外側に移動する開き方向に対する負荷を受けており、前記羽根部材及び前記外側パネルは、それぞれ少なくとも一部が前記枠体の室外側見付け面よりも室外側に張り出した回動位置まで開き動作可能に構成されており、前記羽根部材に対して前記開き方向に対する負荷を付与する構成として、前記羽根部材にその自重による負荷を付与する自重負荷機構、又は、前記羽根部材を前記開き方向に常時付勢することで負荷を付与する弾性体、を備え、前記羽根部材に対して前記開き方向に対する負荷を付与する構成として前記自重負荷機構を用いる場合には、該自重負荷機構は、前記羽根部材の一側部に設けられ、前記枠体の縦枠に沿って延在する軸部材と、前記枠体に設けられ、前記軸部材を軸回りに回転自由に支持すると共に、前記軸部材の下向き端面と対面配置されて該下向き端面と当接することで前記羽根部材の重量を受け止める上向き端面を有した軸受部材と、を備え、前記軸部材の下向き端面及び前記軸受部材の上向き端面が、前記軸部材の軸方向に対して上下方向に傾斜する傾斜面で形成された構成であることを特徴とする。
このような構成によれば、当該換気装置は、換気時に羽根部材及び外側パネルを室外側見付け面よりも室外側に張り出した位置まで開くことができる。このため、換気装置(枠体)の見込み幅を最小限に抑えつつも、換気口の開口面積を大きく確保することができる。また、当該換気装置を設置した建物外壁に沿って流れた風(ビル風)を効率的に取り込むことができる。その結果、無風時や弱風時でも十分な換気性能を得ることができ、換気効率が向上する。
本発明に係る換気装置において、前記羽根部材の先端部には、前記羽根部材が前記外側パネルに当接又は近接した状態で該外側パネルの内面から室内側に向かって離間する方向に延在する風受け面が設けられた構成であってもよい。そうすると、羽根部材の初期可動時には風受け面で効率よく風圧を受けることができる。その結果、羽根部材が外側パネルの内面に密着して風圧を効率よく受けることができず、初期可動が生じ難くなることを回避できる。
本発明に係る換気装置において、前記風受け面は、前記羽根部材の先端部に装着された可撓性を有する羽先部材、又は前記羽根部材の先端部に回動可能に装着された羽先部材に設けられた構成であってもよい。そうすると、羽根部材の可動時には風受け面に当たる風圧によって羽先部材が変形又は回動し、風圧をより垂直に近い向きで受けることができる。その結果、羽根部材が風圧を一層効率よく受けることができるようになる。
本発明に係る換気装置において、前記羽根部材の内面には、該羽根部材が前記開口部を閉じるように室内側に可動した状態で、該内面と前記開口部との間に形成される換気経路に介在する水切り片が突出形成された構成であってもよい。そうすると、例えば当該換気装置での換気時に風雨を受けた場合であっても、雨水を水切り片でトラップすることができる。その結果、室内側に雨水等が浸入することを抑制できる。
本発明に係る換気装置において、前記羽根部材及び前記外側パネルは、前記開口部の一側部にそれぞれ支持され、それぞれの室外に対する開口方向が同一である構成であってもよい。そうすると、羽根部材及び外側パネルが、例えば建物の外壁面から同一方向に揃って開口するため、外壁面に沿って吹くビル風等をより効率的に取り込むことができ、換気効率が一層向上する。
本発明に係る換気装置において、前記開口部の室内側で前記枠体に支持されて該開口部を開閉可能な内側パネルと、前記外側パネルの開閉動作と前記内側パネルの開閉動作とを連動するリンク機構とを備える構成であってもよい。そうすると、室内側から内側パネルを開き操作するだけで、外側パネル及びこれに追従して羽根部材を開き動作させることができ、換気操作が容易となる。
本発明に係る建具は、上記構成の換気装置と、前記枠体の少なくとも一方の縦枠と連結された窓とを備えることを特徴とする。このような構成によれば、換気装置と窓を一体の建具として建物に設置でき、外観品質や施工効率が高い。
本発明によれば、換気効率を向上することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る換気装置を備えた建具を室外側から見た姿図である。 図2は、図1に示す建具を室内側から見た姿図である。 図3は、内側パネル及び外側パネルを閉じた状態での換気装置の横断面図である。 図4は、換気装置の内側パネル及び外側パネルを開いた状態での横断面図である。 図5は、換気装置の縦断面図である。 図6は、自重負荷機構の構成を示す正面図であり、図6(A)は、羽根部材が無風又は微風を受けている状態を示す図であり、図6(B)は、羽根部材が強風を受けている状態を示す図である。 図7は、換気装置に風力が付与された際の羽根部材の動作を示す横断面図であり、図7(A)は、羽根部材が無風又は弱風を受けている状態を示す図であり、図7(B)は、図7(A)に示す状態から羽根部材が閉じ方向に移動した状態を示す図であり、図7(C)は、図7(B)に示す状態から羽根部材がさらに閉じ方向に移動した状態を示す図である。
以下、本発明に係る換気装置について、この装置を備えた建具を例示して好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る換気装置10を備えた建具12を室外側から見た姿図である。図2は、図1に示す建具12を室内側から見た姿図である。換気装置10は、窓14と連結された建具12として建物外壁の開口部に設置され、室外の空気を取り込んで室内を換気する装置である。
図1及び図2に示すように、窓14は、窓枠16と、窓枠16の開口部に嵌め殺した窓ガラス18とを備える嵌め殺し窓である。窓枠16は、上窓枠16aと、下窓枠16bと、左右の縦窓枠16c,16dとを四周枠組みした構成である。各窓枠16a〜16dは、例えばアルミニウム等の金属又は塩化ビニル樹脂(PVC)等の樹脂の押出形材である。
本実施形態では、嵌め殺し窓の窓14と換気装置10とを連結した構成の建具12を例示する。建具12は、嵌め殺し窓以外、例えば引違い窓等のスライディング窓、開き窓等の回転窓、上げ下げ窓等の各種構成の窓と換気装置10を連結した構成でもよい。建具12は、換気装置10と窓14とが連結されず、例えば建物外壁を間に挟んでそれぞれ独立して設置された構成でもよい。換気装置10は単独で設置されてもよい。
図1及び図2に示すように、換気装置10は、枠体20と、枠体20の開口部22を開閉する内側パネル24及び外側パネル25と、開口部22を通過する風量を調整する風量調整弁となる羽根部材26とを備える定風量型換気装置である。
枠体20は、上枠20aと、下枠20bと、左右の縦枠20c,20dとを四周枠組みした構成である。各枠20a〜20dは、例えばアルミニウム等の金属又は塩化ビニル樹脂(PVC)等の樹脂の押出形材である。換気装置10は、一方の縦枠20cが窓14の一方の縦窓枠16cと連結固定されることで建具12を構成する。
本出願において、見込み方向とは建具10の室内外方向、つまり室内側から室外側に向かう方向又はその逆方向(図中に矢印Zで示す方向)をいい、見込み面とは見込み方向に沿って延在する面をいう。見付け方向とは見込み方向に直交する方向であり、上下方向に長尺な縦枠20c,20d等の場合はその長手方向に直交する左右方向(図中に矢印Xで示す方向)をいい、左右方向に長尺な上枠20a及び下枠20b等の場合はその長手方向に直交する上下方向(図中に矢印Yで示す方向)をいう。見付け面とは見付け方向に沿った面をいう。枠状部材の内側(内周)とは、例えば枠体20の開口部22を設けた枠内部分をいう。枠状部材の外側(外周)とは、例えば枠体20の建物躯体に固定される枠外部分をいう。
図3は、内側パネル24及び外側パネル25を閉じた状態での換気装置10の横断面図である。図4は、換気装置10の内側パネル24及び外側パネル25を開いた状態での横断面図である。図5は、換気装置10の縦断面図である。
図3〜図5に示すように、開口部22は、枠体20の内側で室内外方向に連通している。開口部22は、換気装置10の室内外に空気を流通させることで室内を換気するための換気経路Sの一部を構成する。開口部22は、枠体20の内側に突出形成された枠状の仕切り壁28の内側に形成されている。
仕切り壁28は、枠体20を室内外に連通する換気経路Sを室内外方向に仕切る壁部材である。換気経路Sは、仕切り壁28によって室内側経路S1と、室外側経路S2とに仕切られ、これら各経路S1,S2間が開口部22によって連通している。仕切り壁28は、上枠20a及び下枠20bの内側見込み面から内側に突出した上片28a及び下片28bと、縦枠20c,20dの内側見込み面から内側に突出した縦片28c,28dとで枠状に形成されている。本実施形態の場合、上片28aは上枠20aの内側見込み面に装着した内壁部材29aに設け、下片28bは下枠20bの内側見込み面に装着した内壁部材29bに設けている。内壁部材29a,29bは、それぞれ各枠20a,20bと一体成形されてもよい。
開口部22には、網戸30が設けられている。網戸30は、各片28a〜28dの内側見込み面に装着固定されている。網戸30は、レール等を用いて開閉可能に構成されてもよい。
内側パネル24は、開口部22の室内側で一方の縦枠20dに回動可能に支持された扉である。内側パネル24の一側部には、上下方向に沿った軸片24aが設けられている。縦枠20dの内側見込み面には、縦片28dの室内側となる位置に上下方向に沿ったヒンジ片32が設けられている。軸片24a及びヒンジ片32は、回転自由に係合されることで内側パネル24の回動用のヒンジとなる。内側パネル24は、枠体20の見込み幅内に収納された全閉位置(図3参照)から、枠体20の室内側見付け面33よりも室内側に張り出した全開位置(図4参照)まで開閉可能である。
内側パネル24は、正面視で開口部22に対応する部分に見込み方向に厚みを持った中空構造部24bを有する。中空構造部24bは、全閉位置で換気経路Sの室内側経路S1の大部分を埋めた状態となる。中空構造部24bの上下両縁部は、それぞれ各片28a,28bに装着された気密材34と当接する。内側パネル24の上下左右各縁部の見込み方向室内側には、それぞれ戸当たり片24cが設けられている。各戸当たり片24cは、各枠20a〜20dの内側見込み面に設けた突出片に装着された気密材34と当接する。これにより内側パネル24は、全閉位置で上下左右縁部が各気密材34に当接し、気密性及び水密性が確保される(図3及び図5参照)。内側パネル24の室内側面には、開閉操作用のハンドル36が取り付けられている。
外側パネル25は、開口部22の室外側で一方の縦枠20dに回動可能に支持された扉である。外側パネル25の一側部には、上下方向に沿った軸片25aが設けられている。縦枠20dの内側見込み面には、縦片28dの室外側となる位置に上下方向に沿ったヒンジ片38が設けられている。軸片25a及びヒンジ片38は、回転自由に係合されることで外側パネル25の回動用のヒンジとなる。外側パネル25は、枠体20の見込み幅内に収納された全閉位置(図3参照)から、枠体20の室外側見付け面37よりも室外側に張り出した全開位置(図4参照)まで開閉可能である。
外側パネル25は、全閉位置で枠体20の室外側見付け面37に略面一となり、内側パネル24よりも薄い有底容器構造である。外側パネル25の室内側面である内面39の左右両側部付近には、それぞれ室内側に向かって突出した側壁25b,25cが設けられている。外側パネル25は、ヒンジ片38側とは反対側の開放端部25dが側壁25bよりも縦枠20cに向かって突出している。これにより全閉位置で外側パネル25と縦枠20cとの間の隙間から装置内部が容易に視認し難い目隠し構造となっている(図3参照)。
上枠20aの内側見込み面の室外側端部には、全閉位置の外側パネル25の上端面と接触する水切り部材41が設けられている。水切り部材41は、開いた状態の外側パネル25を全閉位置まで閉じる際に外側パネル25の上端面に摺接し、この上端面に溜まった雨水等を室外に掃き出す機能を有する。水切り部材41は、全閉位置にある外側パネル25と上枠20aとの間の隙間から雨水等が室外側経路S2に浸入することも防止する。
図3〜図5に示すように、内側パネル24と外側パネル25は、その開閉動作が上下一対のリンク機構40によって連動する。各リンク機構40は、一対のアーム部材42,43と、スライダ44とを有する。各リンク機構40は、上下対称構造である以外は同一構造のため、以下では主に下側のリンク機構40について説明し、上側のリンク機構40については同一の参照符号を付して詳細な説明を省略する。
一方のアーム部材42は、一端部が回転軸42aを介して内側パネル24に回転自由に連結され、他端部が回転軸42bを介してスライダ44に回転自由に連結されている。他方のアーム部材43は、一端部が回転軸43aを介して外側パネル25に回転自由に連結され、他端部がアーム部材42と共通の回転軸42bを介してスライダ44に回転自由に連結されている。スライダ44は、下枠20bの内側見込み面に設けたレール46に対して摺動可能に係合している。レール46は、下枠20bを構成する内壁部材29bに設けた下片28bより室内側の内側見込み面に突設されている。レール46は、下枠20bの長手方向に延在している。なお、上側のリンク機構40のレール46は、上枠20aを構成する内壁部材29aに設けた上片28aより室内側の内側見込み面に突設されている。
従って、リンク機構40は、内側パネル24及び外側パネル25が全閉位置にある状態では、スライダ44が各パネル24,25のヒンジ側となる縦枠20dに最も近接したスライド位置にある(図3参照)。この状態からハンドル36を把持して内側パネル24を室内側に開き操作すると、一方のアーム部材42がスライダ44側の回転軸42bを回動中心として室内側に開き動作する。そうすると、スライダ44がアーム部材42によって引っ張られ、縦枠20d側から反対側の縦枠20c側にスライドする。この際、スライドするスライダ44によって他方のアーム部材43が押圧されて外側パネル25を室外側に向かって押圧する。このため、内側パネル24と連動して外側パネル25も開き動作する。最終的には、図4に示すようにスライダ44がレール46上に設けたストッパ47に当接し、各パネル24,25が全開位置となる。この状態では、スライダ44はストッパ47に併設した保持ばね48に保持されるため、各パネル24,25の全開状態が維持される。
一方、内側パネル24を開き操作とは反対側に向かって閉じ操作すると、スライダ44が保持ばね48から離脱して今度は縦枠20d側に向かってスライドし、外側パネル25も閉じ動作することになる。
なお、図5に示すように、スライダ44は、上片28a及び下片28bよりも室内側となる位置に配設されている。このため、外側パネル25側の上下のアーム部材43は、それぞれ上片28a及び下片28bに設けた貫通孔45に挿通されている。そこで、この貫通孔45の室外側をモヘア49で塞ぐことで、貫通孔45から室内側への虫やごみ等の異物の侵入を防止している。なお、開口部22から室内側への異物の侵入は網戸30によって防止される。
図3〜図5に示すように、羽根部材26は、開口部22の室外側で一方の縦枠20dに回動可能に支持されている。羽根部材26は、外側パネル25に対して回動可能に支持されてもよい。羽根部材26の一側部には、縦枠20dに沿って鉛直方向に延在する軸部材50が設けられている。枠体20の内側見込み面には、縦片28dの室外側であってヒンジ片38の室内側となる位置に軸受部材52が設けられている。軸部材50は軸受部材52に対して軸回りに回転自由に支持され、これにより羽根部材26が縦枠20dに対して回動可能に支持されている。羽根部材26は、枠体20の見込み幅内で室外側経路S2に収納された全閉位置(図3参照)から、枠体20の室外側見付け面37よりも室外側に張り出した全開位置(図4参照)まで開閉可能である。羽根部材26は、室外側に移動する開き方向に対する負荷を常時受けている。
羽根部材26は、ヒンジ側である軸部材50から開放端側である先端部26aに向かって順に、戸当たり部26bと、傾斜部26cと、本体部26dと、先端部26aとを有する板状部材である。羽根部材26は、例えばアルミニウム等の金属又は塩化ビニル樹脂(PVC)等の樹脂の押出形材である。
図3に示す全閉位置を基準として説明すると、戸当たり部26bは、軸部材50からX方向で縦枠20dから縦枠20cに向かう方向(以下、「X1方向」という)に沿って延びた板部である。傾斜部26cは、戸当たり部26bの先端より多少基端寄りの位置からX1方向に向かって次第に室外側に傾斜した板部である。本体部26dは、外側パネル25の内面39に当接又は近接した位置でX1方向に向かって延びた板部である。本体部26dの内面には、2本の水切り片54が突設されている。先端部26aは、本体部26dの先端部に設けられたポケット形状部であり、羽先部材56が装着されている。
羽根部材26は、その先端部26aに設けた羽先部材56と、縦枠20cとの間の隙間に換気口62を形成する。この換気口62は、室外から開口部22を介して室内への風の流入口となり、羽根部材26の移動に応じて開口面積が変化する。換気口62は、羽根部材26が全閉位置で開口面積が最小となり、羽根部材26が全開位置で開口面積が最大となる。本実施形態の場合、図3から明らかなように、羽根部材26の全閉位置とは、換気口62(及び開口部22)を完全に閉塞するものではなく、その開口面積を最小にする位置である。
各水切り片54は、本体部26dの内面にX方向に並んで設けられている。各水切り片54は、X1方向に向かって次第に室内側に傾斜すると共に、先端がX1方向に屈曲した板部である。各水切り片54は、外側パネル25の開放端部25dと縦枠20cとの間の隙間から室外側経路S2に流入し、羽根部材26の内面に沿って開口部22へと流れる雨水等の水分を除去するための部材である。
縦枠20c(縦片28c)に水切り羽根58(図3中の2点鎖線参照)を取り付けた構成としてもよい。すなわち、羽根部材26の全閉位置で水切り片54が水切り羽根58と互い違いに配置されると、クランク状の水切り経路を形成でき、防水性能が一層向上する。水切り羽根58は、例えば羽根部材26の本体部26dを略反転させた構造であり、水切り片54と互い違いに配置される一対の水切り片58aを有する。
羽先部材56は、ゴム系材料や樹脂系材料等によって形成されることで、可撓性を有すると共にある程度の剛性を有する部材である。羽先部材56は、先端部26aからX1方向に向かって次第に室内側に傾斜するように配置されている。すなわち羽先部材56は、羽根部材26が外側パネル25の内面39に当接又は近接した状態で(図3及び図4参照)、外側パネル25の内面39から室内側に向かって離間する方向に延在している。このため、羽根部材26が内面39に当接又は近接した状態で、羽先部材56と内面39との間には隙間Gが形成される。その際、羽先部材56の先端は、外側パネル25の見込み幅(側壁25b)よりも室内側に突出した状態となる(図3参照)。羽先部材56の隙間G側の面(外面)は、換気口62から流入した風を受ける風受け面56aとして機能する。
次に、羽根部材26を開き方向に動作させる自重負荷機構60について説明する。図6は、自重負荷機構60の構成を示す正面図であり、図6(A)は、羽根部材26が無風又は微風を受けている状態を示す図であり、図6(B)は、羽根部材26が強風を受けている状態を示す図である。
図6に示すように、自重解放機構60は、軸部材50と軸受部材52とを有する。
軸部材50は、羽根部材26の一側部(縦枠20d側の側部)に設けられて鉛直方向に延びた筒体50aと、筒体50aの上下開口からそれぞれ上下に突出する一対の軸部50b,50bと、下側の軸部50bを囲む下向き端面50cとを有する。各軸部50bは、基端部が筒体50aに嵌挿されて先端部が上下に突出した構造であるが、筒体50aと一体構造でもよい。下向き端面50cは、軸部50bの軸方向に対して上下方向に傾斜する傾斜面(テーパ形状面)である。つまり下向き端面50cは、筒体50aの下端部を軸方向と交差する斜め方向に切断した形状である。
軸受部材52は、上下の軸部50b,50bに対応するように上下一対設けられている。上側の軸受部材52は、上側の軸部50bを回転自由に且つ昇降自由に支持する筒体である。下側の軸受部材52は、下側の軸部50bを回転自由に且つ昇降自由に支持する筒体である。下側の軸受部材52には、挿入された軸部50bを囲む上向き端面52aが設けられている。上向き端面52aは、軸部50bの軸方向に対して上下方向に傾斜する傾斜面(テーパ形状面)である。つまり上向き端面52aは、軸受部材52を軸方向と交差する斜め方向に切断した形状である。
図6(A)に示すように、羽根部材26に風や外側パネル25からの外力が付与されていない状態では、軸部材50の下向き端面50cと軸受部材52の上向き端面52aとが互いに密着して1本の筒形状を構成する。すなわち、羽根部材26に自重以外の負荷が付与されていない状態では、羽根部材26の重量によって下向き端面50cが上向き端面52aを滑り落ち、羽根部材26が開き方向に回動する。このため、羽根部材26は、図4に示す全開位置にある。
図6(A)に示す状態から風や外側パネル25からの外力を受けて羽根部材26が閉じ方向に回動すると、図6(B)に示すように、下向き端面50cが上向き端面52aを滑り上がり、羽根部材26が閉じ方向に回動する。このため、羽根部材26が図3に示す全閉位置になった状態では、図6中の高さH分だけ全閉位置より上昇した位置に配置される。
羽根部材26を開き方向に動作させる機構は、自重負荷機構60以外でもよい。例えば、自重負荷機構60に代えて、図3中に2点鎖線で示すコイルばね64やねじりコイルばね66を用いてもよい。コイルばね64は、羽根部材26と外側パネル25の内面39との間に連結され、羽根部材26を外側パネル25に近接する開き方向に常時付勢する弾性体である。ねじりコイルばね66は、軸部材50に外挿され、羽根部材26を開き方向に常時付勢する弾性体である。
次に、換気装置10の動作を説明する。図7は、換気装置10に風力が付与された際の羽根部材26の動作を示す横断面図であり、図7(A)は、羽根部材26が無風又は弱風を受けている状態を示す図であり、図7(B)は、図7(A)に示す状態から羽根部材26が閉じ方向に移動した状態を示す図であり、図7(C)は、図7(B)に示す状態から羽根部材26がさらに閉じ方向に移動した状態を示す図である。
図3に示すように内側パネル24及び外側パネル25を全閉位置とした状態では、羽根部材26は外側パネル25によって閉じ方向に押圧された状態にある。このため、羽根部材26は、自重による開き方向への負荷に抗して軸部材50の下向き端面50cが軸受部材52の上向き端面52aを滑り上がった位置にある(図6(A)参照)。
この状態では、羽根部材26は戸当たり部26bが縦片28dに当接又は近接した全閉位置にある(図3参照)。なお、羽根部材26が全閉位置にある状態でも、羽根部材26と縦片28cとの間には風が流通可能な最小の開口面積を持った換気口62が確保される。但し、この場合は内側パネル24が全閉位置にあって気密材34によって換気経路S(開口部22)の室内側が完全に閉塞された状態にある。このため、風や雨水等が室内に入り込むことはない。
次に、室内を換気する際は、ハンドル36を把持して内側パネル24を室内側に開き操作する。そうすると、リンク機構40を介して外側パネル25も室外側に開き動作し、外側パネル25から羽根部材26への押圧力が開放される。このため、羽根部材26は、自重負荷機構60によって開き方向に付与される自重により、開き動作する外側パネル25に追従するように開き動作する。図4に示すように内側パネル24及び外側パネル25が全開位置となると、羽根部材26も外側パネル25の内面39に当接又は近接してそれ以上の開き方向への回動が規制された全開位置となる。
この状態では、外側パネル25及び羽根部材26が室外側に大きく張り出している(図4参照)。このため、換気口62の開口面積が最大となり、無風や弱風であっても開口部22から室内への風量を確保でき、十分な換気性能を確保できる。
図4に示す状態で換気装置10が強風を受けた場合には、換気口62から流入した風が隙間Gから羽先部材56の風受け面56aに当たる。この風受け面56a全体で受ける風圧が、自重負荷機構60による羽根部材26の開き方向への自重を超えると、羽根部材26が閉じ方向に移動し始める(図4中に2点鎖線で示す矢印参照)。そして、風力が大きくなると羽根部材26が次第に閉じ方向に移動して換気口62の開口面積が小さくなり、室内に流入する風量を抑制する。その結果、開口部22を通過する室内への風量は、室外での風力にかかわらずに略一定に維持されるため、定風量での換気が可能となる。
但し、羽根部材26が図4中に2点鎖線で示す全閉位置となった後、さらに風力が大きくなった場合であっても換気口62の開口面積は変化しない。しかしながら、この場合の換気口62の開口面積は非常に小さいため、室内への風量は次第に上昇するが過度に大きくなることは回避できる。
ところで、このような羽根部材26の閉じ動作時には、羽根部材26の全開位置からの初期可動時には羽先部材56の風受け面56aで円滑に風Wの風圧を受けることができる(図7(A)参照)。このため、羽根部材26が全長に亘って外側パネル25に密着し、初期可動に必要な風力が過大となることを回避でき、羽根部材26の初期可動が円滑となる。すなわち、図7(A)の状態では、羽根部材26は風Wの方向と略同一方向を向いているため、軸部材50による回動動作が起動し難い状態にあるが、羽根部材26によって円滑な起動が可能となっている。なお、羽先部材56に代えて、形材である羽根部材26の先端部26aに羽先部材56(風受け面56a)と同様な形状を設けてもよい。また、羽先部材56は、その根元が羽根部材26の先端部26aに回動可能に軸支された構造でもよく、この場合、羽根部材56は必ずしも可撓性を有する必要はない。
本実施形態では、羽先部材56は可撓性を有する。このため、風受け面56aに当たる風圧によって羽先部材56が室内側に首を振るように変形する(図7(B)参照)。これにより、羽先部材56が風Wの風圧をより垂直に近い向きで受けることができるため、羽根部材26の初期可動がより円滑となる。その結果、図7(C)に示すように変形した羽先部材56による受圧作用により、羽根部材26が円滑に閉じ動作する。なお、羽先部材56を羽根部材26の先端部26aに回動可能に軸支した構造の場合にも、図7(B)〜図7(C)に示す構成例と同様に羽先部材56が回動し、羽根部材26の円滑な同時動作が可能である。
以上のように、本実施形態に係る換気装置10は、室内外方向に連通する開口部22を有した枠体20と、開口部22の室外側で開口部22を開閉する方向に移動することで開口部22を通過する風量を調整する羽根部材26と、羽根部材26の室外側で枠体20に支持されて開口部22を開閉可能な外側パネル25とを備える。この際、羽根部材26は、枠体20又は外側パネル25に対して回動自由に支持されると共に、開口部22を開くように室外側に移動する開き方向に対する負荷を受けている。そして、羽根部材26及び外側パネル25は、それぞれ少なくとも一部が枠体20の室外側見付け面37よりも室外側に張り出した回動位置まで開き動作可能である。
このように、当該換気装置10は、換気時に羽根部材26及び外側パネル25を室外側見付け面37よりも室外側に張り出した位置まで開くことができる。このため、換気装置10(枠体20)の見込み幅を最小限に抑えつつも、換気口62の開口面積を大きく確保することができる。また、当該換気装置10を設置した建物外壁に沿って流れた風(ビル風)を効率的に取り込むことができる。その結果、無風時や弱風時でも十分な換気性能を得ることができ、換気効率が向上する。しかも羽根部材26を設けたことで、強風時には羽根部材26が風圧に押されて閉じ動作して換気口62の開口面積が調整される。このため、強風時等であっても所望の定風量で換気を行うことができる。
当該換気装置10では、羽根部材26の先端部26aには、羽根部材26が外側パネル25に当接又は近接した状態で外側パネル25の内面39から室内側に向かって離間する方向に延在する風受け面56aが設けられている。これにより、羽根部材26の初期可動時には風受け面56aで効率よく風圧を受けることができる。その結果、羽根部材26が外側パネル25の内面39に密着して風圧を効率よく受けることができず、初期可動が生じ難くなることを回避できる。
当該換気装置10では、風受け面56aは、羽根部材28の先端部26aに装着された可撓性を有する羽先部材56、又は羽根部材26の先端部に回動可能に装着された羽先部材56に設けられている。これにより、羽根部材26の可動時には、風受け面56aに当たる風圧によって羽先部材56が変形又は回動し、風圧をより垂直に近い向きで受けることができる。その結果、羽根部材26が風圧を一層効率よく受けることができるようになる。なお、羽先部材56が可撓性を持った柔軟な構成であるため、羽根部材26が風圧等で意図せずに閉じ動作した際、これと枠体20との間に異物等が挟み込まれて羽根部材26や枠体20が破損し、或いは騒音が発生することを抑制できる。
当該換気装置10では、羽根部材26の内面には、羽根部材26が開口部22を閉じるように室内側に可動した状態で、この内面と開口部22との間に形成される換気経路S(室外側経路S2)に介在する水切り片54が突出形成されている。これにより、例えば換気装置10での換気時に風雨を受けた場合であっても、雨水を水切り片54でトラップすることができる。その結果、室内側に雨水等が浸入することを抑制できる。
当該換気装置10では、羽根部材26及び外側パネル25は、開口部22の一側部にそれぞれ支持され、それぞれの室外に対する開口方向が同一である。このため、羽根部材26及び外側パネル25が、例えば建物の外壁面から同一方向に揃って開口するため、外壁面に沿って吹くビル風等をより効率的に取り込むことができ、換気効率が一層向上する。
当該換気装置10では、羽根部材26はその自重で常時開き方向に負荷を受けている。このため、仮に換気装置10の高さ寸法や幅寸法等のサイズを変更した場合であっても、羽根部材26のサイズも同様に変更されることで、自重が増減し同時に風圧を受ける表面積も増減する。例えば羽根部材26の高さ寸法が増加した場合には、その自重が増加し、その表面積も増加する一方、高さ寸法が減少した場合には、その自重が減少し、その表面積も減少する。このため、自重(重力)による開き方向の負荷の増減と、この自重に打ち勝つ風力の増減とが比例する。その結果、羽根部材26のサイズにかかわらず、換気口62の開口面積が室外での風力に応じた大きさに調整され、換気風量が一定に維持される。このように羽根部材26のサイズが変更された場合であっても、羽根部材26の自重による開き方向の負荷と、羽根部材26の風力を受ける受圧面積とが比例関係となる。このため、弾性体を用いた従来構造に比べて、風力に対する羽根部材26の開閉動作が円滑になり、装置サイズによる性能差を生じにくい。また、弾性体を用いて羽根部材26を開き方向に付勢する構造に比べて、製造コストや製造効率が向上し、弾性体の劣化も生じないため、耐久性も確保できる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 換気装置、12 建具、14 窓、16 窓枠、18 窓ガラス、20 枠体、20a 上枠、20b 下枠、20c,20d 縦枠、22 開口部、24 内側パネル、25 外側パネル、26 羽根部材、28 仕切り壁、30 網戸、33 室内側見付け面、37 室外側見付け面、39 内面、40 リンク機構、50,72 軸部材、50a 筒体、50b 軸部、50c 下向き端面、52 軸受部材、52a 上向き端面、54,58a 水切り片、56 羽先部材、56a 風受け面、60 自重負荷機構、62 換気口、S 換気経路

Claims (7)

  1. 室内外方向に連通する開口部を有した枠体と、前記開口部の室外側で該開口部を開閉する方向に移動することで該開口部を通過する風量を調整する羽根部材と、前記羽根部材の室外側で前記枠体に支持されて前記開口部を開閉可能な外側パネルとを備えた換気装置であって、
    前記羽根部材は、前記枠体又は外側パネルに対して回動自由に支持されると共に、前記開口部を開くように室外側に移動する開き方向に対する負荷を受けており、
    前記羽根部材及び前記外側パネルは、それぞれ少なくとも一部が前記枠体の室外側見付け面よりも室外側に張り出した回動位置まで開き動作可能に構成されており、
    前記羽根部材に対して前記開き方向に対する負荷を付与する構成として、前記羽根部材にその自重による負荷を付与する自重負荷機構、又は、前記羽根部材を前記開き方向に常時付勢することで負荷を付与する弾性体、を備え、
    前記羽根部材に対して前記開き方向に対する負荷を付与する構成として前記自重負荷機構を用いる場合には、該自重負荷機構は、
    前記羽根部材の一側部に設けられ、前記枠体の縦枠に沿って延在する軸部材と、
    前記枠体に設けられ、前記軸部材を軸回りに回転自由に支持すると共に、前記軸部材の下向き端面と対面配置されて該下向き端面と当接することで前記羽根部材の重量を受け止める上向き端面を有した軸受部材と、
    を備え、前記軸部材の下向き端面及び前記軸受部材の上向き端面が、前記軸部材の軸方向に対して上下方向に傾斜する傾斜面で形成された構成である
    ことを特徴とする換気装置。
  2. 請求項1に記載の換気装置において、
    前記羽根部材の先端部には、前記羽根部材が前記外側パネルに当接又は近接した状態で該外側パネルの内面から室内側に向かって離間する方向に延在する風受け面が設けられていることを特徴とする換気装置。
  3. 請求項2に記載の換気装置において、
    前記風受け面は、前記羽根部材の先端部に装着された可撓性を有する羽先部材、又は前記羽根部材の先端部に回動可能に装着された羽先部材に設けられていることを特徴とする換気装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の換気装置において、
    前記羽根部材の内面には、該羽根部材が前記開口部を閉じるように室内側に可動した状態で、該内面と前記開口部との間に形成される換気経路に介在する水切り片が突出形成されていることを特徴とする換気装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の換気装置において、
    前記羽根部材及び前記外側パネルは、前記開口部の一側部にそれぞれ支持され、それぞれの室外に対する開口方向が同一であることを特徴とする換気装置。
  6. 請求項5に記載の換気装置において、
    前記開口部の室内側で前記枠体に支持されて該開口部を開閉可能な内側パネルと、
    前記外側パネルの開閉動作と前記内側パネルの開閉動作とを連動するリンク機構と、
    を備えることを特徴とする換気装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の換気装置と、前記枠体の少なくとも一方の縦枠と連結された窓とを備えることを特徴とする建具。
JP2017055999A 2017-03-22 2017-03-22 換気装置及び建具 Active JP6839009B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017055999A JP6839009B2 (ja) 2017-03-22 2017-03-22 換気装置及び建具
TW107107271A TWI693368B (zh) 2017-03-22 2018-03-05 換氣裝置以及門窗

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017055999A JP6839009B2 (ja) 2017-03-22 2017-03-22 換気装置及び建具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018159209A JP2018159209A (ja) 2018-10-11
JP6839009B2 true JP6839009B2 (ja) 2021-03-03

Family

ID=63796458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017055999A Active JP6839009B2 (ja) 2017-03-22 2017-03-22 換気装置及び建具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6839009B2 (ja)
TW (1) TWI693368B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7386045B2 (ja) * 2019-10-31 2023-11-24 株式会社ジェイテクトサーモシステム 熱処理装置
TWI767716B (zh) * 2021-05-21 2022-06-11 華家鋁業股份有限公司 窗中窗結構

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3909497B2 (ja) * 2004-03-19 2007-04-25 元延 深瀬 防犯・防虫用金網入り通風板ガラス等の戸窓板。
TWM349430U (en) * 2008-06-06 2009-01-21 bing-kun Lu Stationary waterproof and ventilation shutters
JP6175246B2 (ja) * 2012-02-29 2017-08-02 三協立山株式会社 二重窓
JP5966760B2 (ja) * 2012-08-20 2016-08-10 オイレスEco株式会社 縦型定風量換気装置
CN203499475U (zh) * 2013-09-29 2014-03-26 北京嘉寓门窗幕墙股份有限公司 一种具有微缝通风功能的平开窗
JP6595249B2 (ja) * 2015-07-31 2019-10-23 立川ブラインド工業株式会社 ロールスクリーン中間支持ブラケット

Also Published As

Publication number Publication date
TW201837385A (zh) 2018-10-16
JP2018159209A (ja) 2018-10-11
TWI693368B (zh) 2020-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090320377A1 (en) Casement Window
JP6839009B2 (ja) 換気装置及び建具
KR200442087Y1 (ko) 창문용 다단조절 통풍장치
JP2011508116A (ja) 空気を取り入れるが光を遮断する窓用ブラインド
JP6839008B2 (ja) 換気装置及び建具
JP4460887B2 (ja) 自然換気装置
US2926397A (en) Window assembly
RU2374415C2 (ru) Устройство ограничения воздушного потока для окна с принудительной вентиляцией
KR200440195Y1 (ko) 창문용 통풍 개폐장치
JP2007170138A (ja) 竪軸滑り出し窓
JP4888907B2 (ja) 建具用弁装置及び建具
JP3366992B1 (ja) 自動換気装置付き建具及びそれに使用するガラリ
JP6375182B2 (ja) 建具
KR101905931B1 (ko) 환기창이 구비된 미닫이 창호
JP6776168B2 (ja) 建具
JP6868441B2 (ja) 建具
JP5329172B2 (ja) 自然換気用窓
JP6898136B2 (ja) 建具
KR102616162B1 (ko) 결로방지용 환기장치와 이를 구비한 루버창
JP7453088B2 (ja) 建具
JP7453089B2 (ja) 建具
JP5329171B2 (ja) 自然換気用窓
US9121625B2 (en) Room ventilation system and apparatus
JP7377537B2 (ja) 窓装置
JP7451353B2 (ja) 建具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6839009

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250