JP6375182B2 - 建具 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載された建具では、上枠を外側枠材と内側枠材とで構成し、外側枠材と内側枠材との間に換気通路を形成し、この換気通路を一つの弁体によって開閉することで、浴室の換気が行われるようになっている。
また、広い開口面積を確保するために一つの弁体を大きく形成した場合には、換気側空間の小さな負圧によって開放移動を生じさせにくくなり、この小さな負圧に基づく風量での換気を行い難い。
本発明によれば、他方の空間が第一負圧以上になることで、弁体によって換気通路を開放することに加え、他方の空間が第二負圧以上になることで、開閉部材によって換気通路をさらに拡大開放でき、換気通路を広く形成できる。
すなわち、開閉部材および弁体が換気通路を閉鎖した状態で、他方の空間に設けた換気扇などの換気装置を作動させると、一方の空間の圧力に対して他方の空間の圧力が低下して負圧となる。そして、この負圧(圧力差)が第一負圧以上になると、弁体が開放移動する。この際、開閉部材は閉鎖位置にあるため、換気通路は弁体によって閉鎖していた部分のみ開放される。従って、第二負圧よりも小さな負圧に基づく風量での換気を行うことができる。
さらに、一方の空間の圧力に対する他方の空間の圧力差がより大きくなり、他方の空間の負圧が第一負圧よりも大きな第二負圧以上になると、開閉部材が開放移動し、換気通路をさらに広く形成できる。
このように、開閉部材と弁体とを備えることで、他方の空間の負圧の大小に応じて換気通路を段階的に拡大開放できる。
加えて、開閉部材が閉鎖位置から開放位置まで斜め上方向にスライド移動(開放移動)されても、この開閉部材の姿勢は維持されるため、例えば他方の空間に向かって換気通路を流れる空気を下方に案内することも可能である。これにより、例えば他方の空間を形成する天井などに設けられた換気装置の作動に基づき、他方の空間の上部から下部にわたって効率的に換気できる。
本発明によれば、他方の空間が第一負圧以上になることで、弁体によって換気通路を開放することに加え、他方の空間が第二負圧以上になることで、開閉部材によって換気通路をさらに拡大開放でき、換気通路を広く形成できる。
すなわち、開閉部材および弁体が換気通路を閉鎖した状態で、他方の空間に設けた換気扇などの換気装置を作動させると、一方の空間の圧力に対して他方の空間の圧力が低下して負圧となる。そして、この負圧(圧力差)が第一負圧以上になると、弁体が開放移動する。この際、開閉部材は閉鎖位置にあるため、換気通路は弁体によって閉鎖していた部分のみ開放される。従って、第二負圧よりも小さな負圧に基づく風量での換気を行うことができる。
さらに、一方の空間の圧力に対する他方の空間の圧力差がより大きくなり、他方の空間の負圧が第一負圧よりも大きな第二負圧以上になると、開閉部材が開放移動し、換気通路をさらに広く形成できる。
このように、開閉部材と弁体とを備えることで、他方の空間の負圧の大小に応じて換気通路を段階的に拡大開放できる。
加えて、負圧となった他方の空間に向かって換気通路を流れる空気が開閉部材本体の端部から側方に抜け出ることを側板によって防ぐことができ、所望の換気流を発生できる。
このような構成によれば、開閉部材が換気通路の開放位置にある場合、他方の空間の負圧が小さくなった際には開閉部材が自重によって閉鎖移動し、他方の空間が第二負圧よりも小さくなった際には開閉部材が閉鎖位置に復帰する。このように、他方の空間の負圧に応じて、開閉操作をすることなく、開閉部材を閉鎖移動できる。また、開閉部材を換気通路の閉鎖位置に付勢する復帰バネ等を設ける必要もなく、開閉機構の構成を簡略化でき、建具を安価にできる。
このような構成によれば、例えば前述したように、開閉部材がスライド移動可能に構成された建具に比べ、開閉部材を回動可能に支持するだけであるので、開閉部材をガイドするガイド溝などを設ける必要がない。このため、開閉機構を支持する枠体または障子の見込み方向幅寸法を小さくでき、スリム化を図れる。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜6において、第1実施形態に係る建具である浴室ドア1は、一方の空間である脱衣室と他方の空間である浴室とを仕切る浴室出入り口に設けられる。
ドア1は、枠体10(建具枠)と、枠体10に支持されて浴室側に開閉可能に設けられる障子20とを備えて構成されている。枠体10は、上枠11、下枠12および左右の縦枠13を枠組みして構成されている。障子20は、上框21、下框22および左右の縦框23並びに樹脂パネル24を框組みして構成されている。吊元側の縦框23Aの両端は、上枠11、下枠12に回動可能に軸支されている。戸先側の縦框23Bの浴室側側面および脱衣室側側面には、取手25がそれぞれ設けられている。
開閉部材本体32は、羽根片部321と、傾斜片部322と、開閉片部323と、連結片部324とを有して構成されている。羽根片部321の上部は、傾斜片部322の浴室側端部に連続し、傾斜片部322の脱衣室側端部は、開閉片部323の上端に連続し、開閉片部323の下端は、連結片部324の脱衣室側端部に連続し、連結片部324の浴室側端部は、羽根片部321に連続している。
図2,5(A)に示す閉鎖状態では、羽根片部321は、外枠見付け片部151に沿って位置し、羽根片部321の上端は、外枠見付け片部151と外枠傾斜片部152との連続部分(窪んで形成された連続部分)に位置している。この羽根片部321によって上枠11の浴室側の見付け片部の一部が構成されている。
また、図4,5(B)に示す開放状態では、羽根片部321の下端は、内枠見込み片部162の浴室側端部よりも低い位置に配置され、浴室側に向かって換気通路Sを流れる空気を下方に案内可能となる。
開閉片部323は、上下方向において換気通路Sの開口の略半分の長さ寸法を有して形成され、図2,5(A)に示す閉鎖状態では、換気通路Sの開口の上側を閉鎖して位置する。開閉片部323の下端には、断面略半円筒状で下方に開口した支持溝323Aが形成され、この支持溝323Aには、弁体34が回動可能に支持されている。
ガイド片部332は、本実施形態では、図7(A)に示すように下向きの略コ字状に形成されているが、これに限定されない。ガイド片部332は、例えば図7(B)に示すように、略I字状に形成されていてもよく、また、図7(B)に示すように二つの突起334,335によって構成されていてもよい。
弁体34は、本体部分が板状に形成され、その上端に膨大に形成された被支持部341が設けられている。弁体34の下端には、モヘヤ342が設けられている。弁体34は、上下方向において換気通路Sを全開状態とした場合における開口の略半分の長さ寸法を有して形成される。この弁体34は、被支持部341を中心として回動することによって換気通路Sの開口の下側部分を開閉可能である。
係合片部353は外側枠材15に係合し、係合片部354は内側枠材16に係合している。このため、ガイド本体部351は、外側枠材15と内側枠材16とを連結する。
ガイド溝352は、開閉部材31を図2,5(A)に示す閉鎖位置から図4,5(B)に示す開放位置まで案内可能に構成されている。ガイド溝352は、脱衣室側から浴室側に向かうにつれて上方に傾斜して直線状に形成されている。ガイド溝352には、側板33のガイド片部332が斜め方向に摺動可能に設置されている。
以下、第1実施形態に係るドア1の換気動作について説明する。
換気通路Sの開放動作は次の通りである。図1に示すように障子20が閉鎖位置にある場合において、浴室天井などに設置された換気扇(図示省略)が作動すると、浴室内部が負圧となって脱衣室との間に気圧差(圧力差)が生じる。
換気扇の作動により、浴室内部が小さな第一負圧以上となると、弁体34が負圧を受けて図2に実線で示す閉鎖位置から図2に二点鎖線で示す開放位置に向かって回動(開放移動)し、小換気通路S1を開放する。このため、換気扇の作動が弱くても脱衣室側の空気を浴室側に取り込んで換気を行える。
続いて、浴室内部の負圧が大きくなると、弁体34がさらに開放移動する。そして、浴室内部の負圧がさらに大きな第一最大負圧以上になると、弁体34はさらに開放移動して開放位置に達する。
続いて、浴室内部の負圧が大きくなると、開閉部材31がさらに開放移動する。そして、浴室内部の負圧がさらに大きな第二最大負圧以上になると、開閉部材31はさらに開放移動して開放位置に達する。
この開放移動により、開閉部材31と内側枠材16との間が広がり、開口面積の広い大換気通路S2を形成するので、大容量の換気を行える。
この際、開閉部材31の羽根片部321は、開閉部材31の見付け方向に延びた姿勢を維持し、かつ羽根片部321の下端部が内枠見込み片部162の浴室側端部よりも低い位置にあるので、大換気通路S2から浴室側に流れる空気は、浴室側の下方に向けられる。
また、開閉部材31が開放位置にある場合、側板33は、ガイド部材35から離間しない程度の見込み方向幅寸法を有して形成されている。つまり、離間せずに連結する状態であるので、大換気通路S2を流れる空気が開閉部材本体32の両端側から抜け出ることがない。
このようにして、開閉部材31および弁体34により換気通路Sを段階的に拡大開放する。
また、浴室内部の負圧が第一最大負圧よりも小さくなると、弁体34は、その自重に基づいて開放位置から閉鎖位置に向かって垂れ下がるように回動(閉鎖移動)し、浴室内部の負圧が第一負圧よりも小さくなると閉鎖位置に達し、モヘヤ342が内枠見込み片部162の浴室側端部に当接して換気通路Sの全開状態における開口の下側部分を閉鎖する。
このようにして、開閉部材31および弁体34により換気通路Sを閉鎖し、水密性を確保し、湯気漏れを防止する。
(1)浴室内部が第一負圧以上になることで、弁体34によって換気通路Sを開放することに加え、浴室内部が第二負圧以上になることで、開閉部材31によって換気通路Sを拡大開放でき、弁体34のみによって開放可能な開口面積を有した小換気通路S1に制限されることなく、広い開口面積(例えば、実測有効換気面積100cm2以上の開口面積)を有した大換気通路S2を形成できる。
また、浴室内部の負圧が第二負圧よりも小さいと開閉部材31は開放移動しないが、浴室内部の負圧が第一負圧以上なっていれば、弁体34は開放移動する。このため、換気通路Sを部分的に開放して小換気通路S1を形成でき、第二負圧よりも小さな負圧に基づく風量での換気を行うことができる。
このように、ドア1では、浴室内部の負圧の大小に応じて換気通路Sを段階的に拡大開放できる。
(2)開閉部材31が開放位置にある場合、浴室内部の負圧が第二最大負圧よりも小さくなった際には開閉部材31が自重によって閉鎖移動し、浴室内部が第二負圧よりも小さくなった際には開閉部材31が閉鎖位置に復帰する。このように、浴室内部の負圧に応じて、開閉操作をすることなく、開閉部材31を閉鎖移動できる。また、開閉部材31を閉鎖位置に付勢する復帰バネ等を設ける必要もなく、開閉機構30の構成を簡略化でき、ドア1を安価にできる。
(3)開閉部材31がガイド溝352に案内されながら閉鎖位置から開放位置まで斜め上方向に開放移動されても、開閉部材31の羽根片部321は回動等することなく姿勢が維持されるため、例えば浴室天井などに設けられた換気扇などの換気装置の作動に基づき、浴室内部に向かって換気通路Sを流れる空気を下方に案内することができ、浴室内部の上部から下部にわたって効率的に換気できる。
(4)開閉部材本体32の両端に側板33が設けられているので、換気通路Sを流れる空気が開閉部材本体32の両端から側方に抜け出ることを防止でき、所望の換気流を発生できる。
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
図8〜12において、第2実施形態に係る建具である浴室ドア1Aは、開閉機構30の構成を除き、前述したドア1と同様に構成されているので、図に適宜同符号を付して詳細な説明を省略する。
開閉機構30Aは、図8,10〜12に示すように、開閉部材31Aと、開閉部材31Aに支持された弁体34Aと、一対の支持部材35Aとを備えて構成されている。
一対の側板33Aは、図12に示すように左右反転させて形成されている。側板33Aは、板状本体部331Aと、板状本体部331Aの開閉部材本体32A側の面に形成された差込み片部333Aと、板状本体部331Aの浴室側縁部から開閉部材本体32A側に折曲された覆部336Aとを有して構成されている。
板状本体部331Aは、三角形状に形成されている。板状本体部331Aの上縁は、傾斜片部322に沿って傾斜している。板状本体部331Aの上部側は、開閉部材本体32Aよりも脱衣室側に延出して形成されている。このように形成された板状本体部331Aは、図10,11(B)に示す開放状態において、支持部材35Aから離間しない程度の広さを有して形成されている。つまり、板状本体部331Aは、開閉部材31Aが開放位置に位置した状態では、開閉部材本体32Aの両端と支持部材35A(縦枠13側)との間に連続して位置する。
差込み片部333Aは、ドア1の側板33の差込み片部333と同様に構成されている。
以下、第2実施形態に係るドア1の換気動作について説明する。
換気通路Sの開放動作は次の通りである。障子20が閉鎖位置にある場合において、換気扇(図示省略)が作動すると、浴室内部が負圧となって脱衣室との間に気圧差が生じる。
換気扇の作動により、浴室内部が第一負圧になると、弁体34Aが前述したドア1の弁体34と同様に開放動作して、小換気通路S1を開放する。
続いて、浴室内部の負圧が大きくなると、弁体34Aがさらに開放移動する。そして、浴室内部の負圧がさらに大きな第一最大負圧以上になると、弁体34Aはさらに開放移動して開放位置に達する。
続いて、浴室内部の負圧が大きくなると、開閉部材31Aがさらに開放移動する。そして、浴室内部の負圧がさらに大きな第二最大負圧以上になると、開閉部材31Aはさらに開放移動して開放位置に達する。
この開放移動により、開閉部材31Aと内側枠材16との間が広がり、開口面積の広い大換気通路S2を形成し、大容量の換気を可能にする。
また、開閉部材31Aが開放位置にある場合、側板33Aは、支持部材35Aから離間しない程度の見込み方向幅寸法を有して形成されている。つまり、離間せずに連続する状態であるので、大換気通路S2を流れる空気が開閉部材本体32Aの両端側から抜け出ることがない。
このようにして、開閉部材31Aおよび弁体34Aにより換気通路Sを段階的に拡大開放する。
また、浴室内部の負圧が第一最大負圧よりも小さくなると、弁体34Aは、前述したドア1の弁体34と同様に閉鎖動作して、浴室内部の負圧が第一負圧よりも小さくなると換気通路Sの全開状態における開口の下側部分を閉鎖する。
このようにして、開閉部材31Aおよび弁体34Aにより換気通路Sを閉鎖し、水密性を確保し、湯気漏れを防止する。
(1)第1実施形態のドア1と同様に、浴室内部における負圧の大小に応じて開口面積を段階的に拡大できる。つまり、浴室内部の負圧が第一負圧以上になると弁体34Aが開放移動して小換気通路S1を形成でき、第二負圧よりも小さな負圧に基づく風量でも換気でき、さらに、浴室内部の負圧が第一負圧よりも大きな第二負圧以上になると、開閉部材31Aが回動(開放移動)して大換気通路S2を形成でき、大容量の換気を行うことができる。
また、第1実施形態のドア1と同様に、開閉部材31Aが自重によって開放位置から閉鎖位置に復帰するため、開閉操作の必要がなく、開閉部材31Aを閉鎖位置に付勢する復帰バネ等を設ける必要がなく、開閉機構30Aの構成を簡略化でき、ドア1Aを安価にできる。
さらに、第1実施形態のドア1と同様に、負圧となった浴室内部に向かって換気通路Sを流れる空気が開閉部材本体32Aの両端から側方に抜け出ることを側板33Aによって防ぐことができ、所望の換気流を発生できる。
(2)開閉部材31Aを回動可能に支持するだけであるので、前述したドア1のガイド溝352を形成する必要がなく、開閉機構30を支持する上枠11の見込み方向幅寸法を小さくできる。
なお、本発明は以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、浴室出入り口用の建具としてのドア1を例示して説明したが、浴室出入り口用の建具に限らず、建物の窓や出入り口に用いられるものでもよく、建物内部の部屋同士や部屋と廊下とを仕切るものであってもよい。
また、前記実施形態では、浴室側に開閉可能な障子20を有したドア1について説明したが、これに限らず、スライド開閉可能に設けられた1枚の障子を有した片引き形式の引き戸でもよく、また2枚以上の障子が開閉自在に支持された二枚建てや三枚建ての引き戸でもよいし、一対の障子が屈伸可能に設けられた折戸であってもよい。
このようにガイド溝352が湾曲形成されている場合には、浴室内部が比較的小さな負圧となった際に開閉部材31の開放移動を自動的に円滑に開始できる。
Claims (4)
- 枠体および障子を有して一方の空間と他方の空間とを仕切る建具であって、
前記枠体の上部または前記障子の上部には、前記一方の空間から前記他方の空間に空気を供給可能な換気通路が設けられ、
前記換気通路には、前記枠体または前記障子に斜め方向にスライド移動可能に支持された開閉部材と、前記開閉部材に支持された弁体とを備える開閉機構が設けられ、
前記開閉部材と前記弁体とは、これら双方が前記換気通路の閉鎖位置にそれぞれ位置した際に前記換気通路を閉鎖可能に設けられ、
前記弁体は、前記他方の空間が第一負圧以上になると開放移動する構成とされ、
前記開閉部材は、前記閉鎖位置と前記閉鎖位置よりも上方に位置する前記換気通路の開放位置との間において前記換気通路を開閉可能に斜め方向にスライド移動可能であって、前記他方の空間が前記第一負圧よりも大きな第二負圧以上になると前記スライド移動によって開放移動する構成とされる
ことを特徴とする建具。 - 枠体および障子を有して一方の空間と他方の空間とを仕切る建具であって、
前記枠体または前記障子には、前記一方の空間から前記他方の空間に空気を供給可能な換気通路が設けられ、
前記換気通路には、前記枠体または前記障子に支持された開閉部材と、前記開閉部材に支持された弁体とを備える開閉機構が設けられ、
前記開閉部材と前記弁体とは、これら双方が前記換気通路の閉鎖位置にそれぞれ位置した際に前記換気通路を閉鎖可能に設けられ、
前記弁体は、前記他方の空間が第一負圧以上になると開放移動する構成とされ、
前記開閉部材は、開閉部材本体と、前記開閉部材本体の端部に取り付けられた側板とを備え、前記他方の空間が前記第一負圧よりも大きな第二負圧以上になると開放移動する構成とされ、
前記側板は、前記開閉部材が前記換気通路の開放位置に位置した状態では、前記開閉部材本体の端部と前記枠体または前記障子との間に連続して位置する
ことを特徴とする建具。 - 請求項1または請求項2に記載の建具において、
前記開閉部材は、自重によって閉鎖移動可能に設けられる
ことを特徴とする建具。 - 請求項2または請求項3に記載の建具において、
前記開閉部材は、前記枠体または前記障子に対し回動可能に支持され、この回動によって前記換気通路を開閉可能に構成される
ことを特徴とする建具。
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