JP2016050445A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】換気通路を広く形成できるうえ、小さな負圧に基づく風量で換気できる建具を提供すること。
【解決手段】建具としての浴室ドア1は、枠体10と、障子20と、開閉機構30とを備え、枠体10には、浴室側と脱衣室側とを連通する換気通路Sが設けられる。換気通路Sには、枠体10に支持された開閉部材31と、開閉部材31に支持された弁体34とを備える開閉機構30が設けられる。開閉部材31と弁体34とは、これら双方が換気通路Sの閉鎖位置にそれぞれ位置した際に換気通路Sを閉鎖可能に設けられる。弁体34は、浴室内部が第一負圧以上になると開放移動する構成とされ、開閉部材31は、浴室内部が第一負圧よりも大きな第二負圧以上になると開放移動する構成とされる。
【選択図】図2

Description

本発明は、建具に関し、詳しくは、仕切った空間同士を連通させて換気可能な建具に関する。
従来、建具として、例えば、枠体と、枠体に支持された障子とを備え、枠体のうちの上枠に形成した換気通路を介して浴室を換気可能とした浴室出入り口用の建具が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された建具では、上枠を外側枠材と内側枠材とで構成し、外側枠材と内側枠材との間に換気通路を形成し、この換気通路を一つの弁体によって開閉することで、浴室の換気が行われるようになっている。
特開2008−144438号公報
ところで、特許文献1に記載の建具のように、一つの弁体によって換気通路を開放可能な開口面積には限りがあるため、開口面積を拡大して換気量を増やすことが困難である。
また、広い開口面積を確保するために一つの弁体を大きく形成した場合には、換気側空間の小さな負圧によって開放移動を生じさせにくくなり、この小さな負圧に基づく風量での換気を行い難い。
本発明の目的は、換気通路を広く形成できるうえ、小さな負圧に基づく風量で換気できる建具を提供することにある。
本発明の建具は、枠体および障子を有して一方の空間と他方の空間とを仕切る建具であって、前記枠体または前記障子には、前記一方の空間から前記他方の空間に空気を供給可能な換気通路が設けられ、前記換気通路には、前記枠体または前記障子に支持された開閉部材と、前記開閉部材に支持された弁体とを備える開閉機構が設けられ、前記開閉部材と前記弁体とは、これら双方が前記換気通路の閉鎖位置にそれぞれ位置した際に前記換気通路を閉鎖可能に設けられ、前記弁体は、前記他方の空間が第一負圧以上になると開放移動する構成とされ、前記開閉部材は、前記他方の空間が前記第一負圧よりも大きな第二負圧以上になると開放移動する構成とされることを特徴とする。
本発明によれば、他方の空間が第一負圧以上になることで、弁体によって換気通路を開放することに加え、他方の空間が第二負圧以上になることで、開閉部材によって換気通路をさらに拡大開放でき、換気通路を広く形成できる。
すなわち、開閉部材および弁体が換気通路を閉鎖した状態で、他方の空間に設けた換気扇などの換気装置を作動させると、一方の空間の圧力に対して他方の空間の圧力が低下して負圧となる。そして、この負圧(圧力差)が第一負圧以上になると、弁体が開放移動する。この際、開閉部材は閉鎖位置にあるため、換気通路は弁体によって閉鎖していた部分のみ開放される。従って、第二負圧よりも小さな負圧に基づく風量での換気を行うことができる。
さらに、一方の空間の圧力に対する他方の空間の圧力差がより大きくなり、他方の空間の負圧が第一負圧よりも大きな第二負圧以上になると、開閉部材が開放移動し、換気通路をさらに広く形成できる。
このように、開閉部材と弁体とを備えることで、他方の空間の負圧の大小に応じて換気通路を段階的に拡大開放できる。
本発明の建具では、前記開閉部材は、自重によって閉鎖移動可能に設けられることが好ましい。
このような構成によれば、開閉部材が換気通路の開放位置にある場合、他方の空間の負圧が小さくなった際には開閉部材が自重によって閉鎖移動し、他方の空間が第二負圧よりも小さくなった際には開閉部材が閉鎖位置に復帰する。このように、他方の空間の負圧に応じて、開閉操作をすることなく、開閉部材を閉鎖移動できる。また、開閉部材を換気通路の閉鎖位置に付勢する復帰バネ等を設ける必要もなく、開閉機構の構成を簡略化でき、建具を安価にできる。
本発明の建具では、前記換気通路は、前記枠体の上部または前記障子の上部に設けられ、前記開閉部材は、前記枠体または前記障子に対し、前記閉鎖位置と前記閉鎖位置よりも上方に位置する前記換気通路の開放位置との間において斜め方向にスライド移動可能に支持され、このスライド移動によって前記換気通路を開閉可能に構成されることが好ましい。
このような構成によれば、開閉部材が閉鎖位置から開放位置まで斜め上方向にスライド移動(開放移動)されても、この開閉部材の姿勢は維持されるため、例えば他方の空間に向かって換気通路を流れる空気を下方に案内することも可能である。これにより、例えば他方の空間を形成する天井などに設けられた換気装置の作動に基づき、他方の空間の上部から下部にわたって効率的に換気できる。
本発明の建具では、前記開閉部材は、前記枠体または前記障子に対し回動可能に支持され、この回動によって前記換気通路を開閉可能に構成されることが好ましい。
このような構成によれば、例えば前述したように、開閉部材がスライド移動可能に構成された建具に比べ、開閉部材を回動可能に支持するだけであるので、開閉部材をガイドするガイド溝などを設ける必要がない。このため、開閉機構を支持する枠体または障子の見込み方向幅寸法を小さくでき、スリム化を図れる。
本発明の建具では、前記開閉部材は、開閉部材本体と、前記開閉部材本体の端部に取り付けられた側板とを備え、前記側板は、前記開閉部材が前記換気通路の開放位置に位置した状態では、前記開閉部材本体の端部と前記枠体または前記障子との間に連続して位置することが好ましい。
このような構成によれば、負圧となった他方の空間に向かって換気通路を流れる空気が開閉部材本体の端部から側方に抜け出ることを側板によって防ぐことができ、所望の換気流を発生できる。
本発明によれば、換気通路を広く形成できるうえ、小さな負圧に基づく風量で換気できる建具を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る建具である浴室ドアの浴室側を示す正面図。 第1実施形態に係る浴室ドアを示す縦断面図。 第1実施形態に係る浴室ドアを示す平面図。 第1実施形態に係る浴室ドアの換気通路の開放状態を示す縦断面図。 第1実施形態に係る浴室ドアの要部を示す斜視図。 第1実施形態に係る浴室ドアの要部を示す分解斜視図。 第1実施形態に係る浴室ドアのガイド片部を示す模式図。 本発明の第2実施形態に係る建具である浴室ドアを示す縦断面図。 第2実施形態に係る浴室ドアを示す平面図。 第2実施形態に係る浴室ドアの換気通路の開放状態を示す縦断面図。 第2実施形態に係る浴室ドアの要部を示す斜視図。 第2実施形態に係る浴室ドアの要部を示す分解斜視図。
[第1実施形態の構成]
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜6において、第1実施形態に係る建具である浴室ドア1は、一方の空間である脱衣室と他方の空間である浴室とを仕切る浴室出入り口に設けられる。
ドア1は、枠体10(建具枠)と、枠体10に支持されて浴室側に開閉可能に設けられる障子20とを備えて構成されている。枠体10は、上枠11、下枠12および左右の縦枠13を枠組みして構成されている。障子20は、上框21、下框22および左右の縦框23並びに樹脂パネル24を框組みして構成されている。吊元側の縦框23Aの両端は、上枠11、下枠12に回動可能に軸支されている。戸先側の縦框23Bの浴室側側面および脱衣室側側面には、取手25がそれぞれ設けられている。
枠体10の上枠11、下枠12、左右の縦枠13には、それぞれ気密材14が設けられ、障子20を閉じた状態において、各気密材14が上框21、下框22および左右の縦框23の脱衣室側側面に当接することで、脱衣室と浴室とが気密かつ水密に仕切られるようになっている。
上枠11は、その見付け方向外側(上側)に位置する外側枠材15と、その見付け方向内側(下側)に位置する内側枠材16とを備えている。
外側枠材15は、外枠見付け片部151と、外枠傾斜片部152と、外枠見込み片部153とを有して構成されている。外枠見付け片部151の下端部は外枠傾斜片部152の浴室側端部に連続し、外枠傾斜片部152の脱衣室側端部は、外枠見込み片部153の浴室側端部に連続している。外枠見付け片部151と外枠傾斜片部152との連続部分は窪んで形成されている。外枠傾斜片部152は、その浴室側端部が脱衣室側端部よりも上方に位置するように斜めに傾斜して形成されている。外枠見込み片部153の浴室側部分は、脱衣室側から浴室側に向かうにつれて下方に傾斜している。
内側枠材16は、内枠見付け片部161と、一対の内枠見込み片部162,163と、補強用の内枠連結片部164とを有して構成されている。内枠見付け片部161の浴室側側面は、内側枠材16の見付け方向で互いに対向して位置する内枠見込み片部162,163の脱衣室側端部に連続している。内枠連結片部164は、内枠見付け片部161よりも浴室側に位置し、内枠見込み片部162,163の対向面に連続している。内枠見付け片部161の下端部には、前述した気密材14が装着されている。内枠見込み片部162に対し見付け方向内側に位置する内枠見込み片部163には、障子20の吊元側の縦框23Aの上端を支持するヒンジ装置165が取り付けられている。
以上の上枠11において、外側枠材15と内側枠材16との間には、脱衣室側と浴室側とを連通する換気通路Sが設けられている。換気通路S(後述する小換気通路S1、大換気通路S2を含む)については、図2,4に示す矢印によって模式的にあらわす。換気通路Sは、外側枠材15の外枠見込み片部153および外枠傾斜片部152の下面と、内側枠材16の内枠見込み片部162の上面と、左右の縦枠13の見付け方向内側の側面とによって形成されている。このように形成された換気通路Sには、浴室側で生じる負圧に基づいて当該換気通路Sを段階的に開閉可能な開閉機構30が設けられている。
開閉機構30は、図2,4〜6に示すように、外側枠材15に支持された開閉部材31と、開閉部材31に支持された弁体34と、開閉部材31の両端を斜め方向(スライド方向)へガイドする左右一対のガイド部材35とを備えて構成されている。
開閉部材31は、開閉部材本体32と、開閉部材本体32の両端に取り付けられた左右一対の側板33とを備えて構成されている。
開閉部材本体32は、羽根片部321と、傾斜片部322と、開閉片部323と、連結片部324とを有して構成されている。羽根片部321の上部は、傾斜片部322の浴室側端部に連続し、傾斜片部322の脱衣室側端部は、開閉片部323の上端に連続し、開閉片部323の下端は、連結片部324の脱衣室側端部に連続し、連結片部324の浴室側端部は、羽根片部321に連続している。
羽根片部321および開閉片部323は、開閉部材本体32の見付け方向(上下方向)に延びて形成されている。傾斜片部322は、その浴室側端部が脱衣室側端部よりも上方に位置するように外枠傾斜片部152に沿って斜めに傾斜して形成され、当該外枠傾斜片部152に対して離間して位置している。連結片部324は、開閉部材本体32の見込み方向に延びて形成されている。
羽根片部321は、外枠見付け片部151の下端部の高さ位置から内枠見込み片部163の浴室側端部の高さ位置まで開閉部材本体32の見付け方向に延びて形成されている。
図2,5(A)に示す閉鎖状態では、羽根片部321は、外枠見付け片部151に沿って位置し、羽根片部321の上端は、外枠見付け片部151と外枠傾斜片部152との連続部分(窪んで形成された連続部分)に位置している。この羽根片部321によって上枠11の浴室側の見付け片部の一部が構成されている。
また、図4,5(B)に示す開放状態では、羽根片部321の下端は、内枠見込み片部162の浴室側端部よりも低い位置に配置され、浴室側に向かって換気通路Sを流れる空気を下方に案内可能となる。
開閉片部323の上端は、外枠傾斜片部152の下側の面に摺接している。開閉部材31の開閉移動においては、外枠傾斜片部152に対して、開閉片部323の上端が摺動するだけであって傾斜片部322などの他の部分で摺動しないため、外枠傾斜片部152に対する接触領域が小さくされて摺動抵抗が低減されている。
開閉片部323は、上下方向において換気通路Sの開口の略半分の長さ寸法を有して形成され、図2,5(A)に示す閉鎖状態では、換気通路Sの開口の上側を閉鎖して位置する。開閉片部323の下端には、断面略半円筒状で下方に開口した支持溝323Aが形成され、この支持溝323Aには、弁体34が回動可能に支持されている。
一対の側板33は、図6に示すように互いに左右反転させて形成されている。側板33は、板状本体部331と、板状本体部331のガイド部材35側の面に形成されたガイド片部332と、板状本体部331の開閉部材本体32側の面に形成された差込み片部333と、板状本体部331の浴室側縁部から開閉部材本体32側に折曲された覆部336とを有して構成されている。
板状本体部331の上縁は、傾斜片部322に沿って傾斜している。板状本体部331の上部側は、開閉部材本体32よりも脱衣室側に延出して形成されている。板状本体部331の下部側は、図4,5(B)に示す開放状態においてガイド部材35から離間しない程度の見込み方向幅寸法を有して形成されている。つまり、板状本体部331は、開閉部材31が開放位置に位置した状態では、開閉部材本体32の端部とガイド部材35(縦枠13側)との間に連続して位置する構成とされている。
ガイド片部332は、後述するガイド溝352に沿って延びて形成され、板状本体部331の上部側であって開閉部材本体32よりも脱衣室側に延出した延出部分に設けられている。
ガイド片部332は、本実施形態では、図7(A)に示すように下向きの略コ字状に形成されているが、これに限定されない。ガイド片部332は、例えば図7(B)に示すように、略I字状に形成されていてもよく、また、図7(B)に示すように二つの突起334,335によって構成されていてもよい。
差込み片部333は、板状本体部331の上部側であってガイド片部332よりも浴室側に設けられている。差込み片部333は、羽根片部321、傾斜片部322、開閉片部323および連結片部324によって形成された開閉部材本体32の中空部に差し込み可能に構成されている。
覆部336は、差込み片部333が開閉部材本体32に差し込まれた状態で、開閉部材本体32の端部を浴室側から覆って位置している。これにより、開閉部材本体32の端部の浴室側のエッジが露出しない安全面に優れた構成にできる。また、覆部336により開閉部材本体32と側板33との間からの光漏れを防止できる。
このような開閉部材31は、図2,5(A)に示す閉鎖状態において内側枠材16との間に小換気通路S1を形成する。また、開閉部材31は、図4,5(B)に示す開放状態において内側枠材16との間に大換気通路S2を形成する。小換気通路S1は、大換気通路S2よりも開口高さ寸法並びに見込み寸法が小さく開口面積が狭く形成される。大換気通路S2は、換気通路Sを全開状態とした場合の開口高さ寸法並びに見込み寸法と開口面積とを有して形成される。
弁体34は、合成樹脂製の成形品で構成されている。この合成樹脂の材料は熱可塑性エラストマー等、適宜選択できるが、例えば、TPO(サーモポリオレフィン)、EPDM(エチレンプロピレンジエン三元共重合体)、PVC(ポリ塩化ビニル)などが利用できる。
弁体34は、本体部分が板状に形成され、その上端に膨大に形成された被支持部341が設けられている。弁体34の下端には、モヘヤ342が設けられている。弁体34は、上下方向において換気通路Sを全開状態とした場合における開口の略半分の長さ寸法を有して形成される。この弁体34は、被支持部341を中心として回動することによって換気通路Sの開口の下側部分を開閉可能である。
一対のガイド部材35は、図6に示すように左右反転させて形成されている。ガイド部材35は、縦枠13に沿って配置されたガイド本体部351と、ガイド本体部351の開閉部材31側の面に形成されたガイド溝352と、ガイド本体部351の上部に形成された係合片部353と、ガイド本体部351の下部に形成された二つの係合片部354とを有して構成されている。
係合片部353は外側枠材15に係合し、係合片部354は内側枠材16に係合している。このため、ガイド本体部351は、外側枠材15と内側枠材16とを連結する。
ガイド溝352は、開閉部材31を図2,5(A)に示す閉鎖位置から図4,5(B)に示す開放位置まで案内可能に構成されている。ガイド溝352は、脱衣室側から浴室側に向かうにつれて上方に傾斜して直線状に形成されている。ガイド溝352には、側板33のガイド片部332が斜め方向に摺動可能に設置されている。
[第1実施形態の動作]
以下、第1実施形態に係るドア1の換気動作について説明する。
換気通路Sの開放動作は次の通りである。図1に示すように障子20が閉鎖位置にある場合において、浴室天井などに設置された換気扇(図示省略)が作動すると、浴室内部が負圧となって脱衣室との間に気圧差(圧力差)が生じる。
換気扇の作動により、浴室内部が小さな第一負圧以上となると、弁体34が負圧を受けて図2に実線で示す閉鎖位置から図2に二点鎖線で示す開放位置に向かって回動(開放移動)し、小換気通路S1を開放する。このため、換気扇の作動が弱くても脱衣室側の空気を浴室側に取り込んで換気を行える。
続いて、浴室内部の負圧が大きくなると、弁体34がさらに開放移動する。そして、浴室内部の負圧がさらに大きな第一最大負圧以上になると、弁体34はさらに開放移動して開放位置に達する。
換気扇の作動により、浴室内部が第一負圧よりも大きく第一最大負圧よりも小さい第二負圧以上になると、開閉部材31が図2,5(A)に示す閉鎖位置から図4,5(B)に示す開放位置に向かってガイド溝352に沿って斜め上方向に開放移動する。
続いて、浴室内部の負圧が大きくなると、開閉部材31がさらに開放移動する。そして、浴室内部の負圧がさらに大きな第二最大負圧以上になると、開閉部材31はさらに開放移動して開放位置に達する。
この開放移動により、開閉部材31と内側枠材16との間が広がり、開口面積の広い大換気通路S2を形成するので、大容量の換気を行える。
この際、開閉部材31の羽根片部321は、開閉部材31の見付け方向に延びた姿勢を維持し、かつ羽根片部321の下端部が内枠見込み片部162の浴室側端部よりも低い位置にあるので、大換気通路S2から浴室側に流れる空気は、浴室側の下方に向けられる。
また、開閉部材31が開放位置にある場合、側板33は、ガイド部材35から離間しない程度の見込み方向幅寸法を有して形成されている。つまり、離間せずに連結する状態であるので、大換気通路S2を流れる空気が開閉部材本体32の両端側から抜け出ることがない。
このようにして、開閉部材31および弁体34により換気通路Sを段階的に拡大開放する。
換気通路Sの閉鎖動作は次の通りである。前述したように換気通路Sが最大開放された状態において、換気扇の作動を弱めると、浴室内部の負圧は小さくなって脱衣室との気圧差も小さくなる。浴室内部の負圧が第二最大負圧よりも小さくなると、開閉部材31は、その自重に基づき、ガイド溝352に沿って開放位置から閉鎖位置に向かって斜め下方向に閉鎖移動し、浴室内部の負圧が第二負圧よりも小さくなると閉鎖位置に達し、換気通路Sの全開状態における開口の上側部分を閉鎖する。
また、浴室内部の負圧が第一最大負圧よりも小さくなると、弁体34は、その自重に基づいて開放位置から閉鎖位置に向かって垂れ下がるように回動(閉鎖移動)し、浴室内部の負圧が第一負圧よりも小さくなると閉鎖位置に達し、モヘヤ342が内枠見込み片部162の浴室側端部に当接して換気通路Sの全開状態における開口の下側部分を閉鎖する。
このようにして、開閉部材31および弁体34により換気通路Sを閉鎖し、水密性を確保し、湯気漏れを防止する。
[第1実施形態の効果]
(1)浴室内部が第一負圧以上になることで、弁体34によって換気通路Sを開放することに加え、浴室内部が第二負圧以上になることで、開閉部材31によって換気通路Sを拡大開放でき、弁体34のみによって開放可能な開口面積を有した小換気通路S1に制限されることなく、広い開口面積(例えば、実測有効換気面積100cm以上の開口面積)を有した大換気通路S2を形成できる。
また、浴室内部の負圧が第二負圧よりも小さいと開閉部材31は開放移動しないが、浴室内部の負圧が第一負圧以上なっていれば、弁体34は開放移動する。このため、換気通路Sを部分的に開放して小換気通路S1を形成でき、第二負圧よりも小さな負圧に基づく風量での換気を行うことができる。
このように、ドア1では、浴室内部の負圧の大小に応じて換気通路Sを段階的に拡大開放できる。
(2)開閉部材31が開放位置にある場合、浴室内部の負圧が第二最大負圧よりも小さくなった際には開閉部材31が自重によって閉鎖移動し、浴室内部が第二負圧よりも小さくなった際には開閉部材31が閉鎖位置に復帰する。このように、浴室内部の負圧に応じて、開閉操作をすることなく、開閉部材31を閉鎖移動できる。また、開閉部材31を閉鎖位置に付勢する復帰バネ等を設ける必要もなく、開閉機構30の構成を簡略化でき、ドア1を安価にできる。
(3)開閉部材31がガイド溝352に案内されながら閉鎖位置から開放位置まで斜め上方向に開放移動されても、開閉部材31の羽根片部321は回動等することなく姿勢が維持されるため、例えば浴室天井などに設けられた換気扇などの換気装置の作動に基づき、浴室内部に向かって換気通路Sを流れる空気を下方に案内することができ、浴室内部の上部から下部にわたって効率的に換気できる。
(4)開閉部材本体32の両端に側板33が設けられているので、換気通路Sを流れる空気が開閉部材本体32の両端から側方に抜け出ることを防止でき、所望の換気流を発生できる。
[第2実施形態の構成]
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
図8〜12において、第2実施形態に係る建具である浴室ドア1Aは、開閉機構30の構成を除き、前述したドア1と同様に構成されているので、図に適宜同符号を付して詳細な説明を省略する。
ドア1Aは、浴室側で生じる負圧に基づいて換気通路Sを段階的に開閉可能な開閉機構30Aを備えている。
開閉機構30Aは、図8,10〜12に示すように、開閉部材31Aと、開閉部材31Aに支持された弁体34Aと、一対の支持部材35Aとを備えて構成されている。
開閉部材31Aは、開閉部材本体32Aと、一対の側板33Aとを備えて構成されている。開閉部材本体32Aは、その上端部が筒状に湾曲形成されて支持部材35Aに回動可能に支持されている点を除き、ドア1の開閉部材本体32と同様に構成されている。
一対の側板33Aは、図12に示すように左右反転させて形成されている。側板33Aは、板状本体部331Aと、板状本体部331Aの開閉部材本体32A側の面に形成された差込み片部333Aと、板状本体部331Aの浴室側縁部から開閉部材本体32A側に折曲された覆部336Aとを有して構成されている。
板状本体部331Aは、三角形状に形成されている。板状本体部331Aの上縁は、傾斜片部322に沿って傾斜している。板状本体部331Aの上部側は、開閉部材本体32Aよりも脱衣室側に延出して形成されている。このように形成された板状本体部331Aは、図10,11(B)に示す開放状態において、支持部材35Aから離間しない程度の広さを有して形成されている。つまり、板状本体部331Aは、開閉部材31Aが開放位置に位置した状態では、開閉部材本体32Aの両端と支持部材35A(縦枠13側)との間に連続して位置する。
差込み片部333Aは、ドア1の側板33の差込み片部333と同様に構成されている。
弁体34Aは、ドア1の弁体34と同様に構成されている。一対の支持部材35Aは、ガイド溝352に代えて上部に軸ピン355を有している点を除き、ドア1の一対のガイド部材35と同様に構成されている。軸ピン355は開閉部材本体32Aの上端部を回動可能に支持している。
[第2実施形態の動作]
以下、第2実施形態に係るドア1の換気動作について説明する。
換気通路Sの開放動作は次の通りである。障子20が閉鎖位置にある場合において、換気扇(図示省略)が作動すると、浴室内部が負圧となって脱衣室との間に気圧差が生じる。
換気扇の作動により、浴室内部が第一負圧になると、弁体34Aが前述したドア1の弁体34と同様に開放動作して、小換気通路S1を開放する。
続いて、浴室内部の負圧が大きくなると、弁体34Aがさらに開放移動する。そして、浴室内部の負圧がさらに大きな第一最大負圧以上になると、弁体34Aはさらに開放移動して開放位置に達する。
換気扇の作動により、浴室内部が第二負圧以上になると、開閉部材31Aが図8,11(A)に示す閉鎖位置から図10,11(B)に示す開放位置に向かって軸ピン355を中心として回動(開放移動)する。
続いて、浴室内部の負圧が大きくなると、開閉部材31Aがさらに開放移動する。そして、浴室内部の負圧がさらに大きな第二最大負圧以上になると、開閉部材31Aはさらに開放移動して開放位置に達する。
この開放移動により、開閉部材31Aと内側枠材16との間が広がり、開口面積の広い大換気通路S2を形成し、大容量の換気を可能にする。
また、開閉部材31Aが開放位置にある場合、側板33Aは、支持部材35Aから離間しない程度の見込み方向幅寸法を有して形成されている。つまり、離間せずに連続する状態であるので、大換気通路S2を流れる空気が開閉部材本体32Aの両端側から抜け出ることがない。
このようにして、開閉部材31Aおよび弁体34Aにより換気通路Sを段階的に拡大開放する。
換気通路Sの閉鎖動作は次の通りである。前述したように換気通路Sが最大開放された状態において、換気扇の作動を弱めると、浴室内部の負圧は小さくなって脱衣室との気圧差も小さくなる。浴室内部の負圧が第二最大負圧よりも小さくなると、開閉部材31Aは、その自重に基づき、軸ピン355を中心として開放位置から閉鎖位置に向かって垂れ下がるように回動(閉鎖移動)し、浴室内部の負圧が第二負圧よりも小さくなると閉鎖位置に達した際に換気通路Sの全開状態における開口の上側部分を閉鎖する。
また、浴室内部の負圧が第一最大負圧よりも小さくなると、弁体34Aは、前述したドア1の弁体34と同様に閉鎖動作して、浴室内部の負圧が第一負圧よりも小さくなると換気通路Sの全開状態における開口の下側部分を閉鎖する。
このようにして、開閉部材31Aおよび弁体34Aにより換気通路Sを閉鎖し、水密性を確保し、湯気漏れを防止する。
[第2実施形態の効果]
(1)第1実施形態のドア1と同様に、浴室内部における負圧の大小に応じて開口面積を段階的に拡大できる。つまり、浴室内部の負圧が第一負圧以上になると弁体34Aが開放移動して小換気通路S1を形成でき、第二負圧よりも小さな負圧に基づく風量でも換気でき、さらに、浴室内部の負圧が第一負圧よりも大きな第二負圧以上になると、開閉部材31Aが回動(開放移動)して大換気通路S2を形成でき、大容量の換気を行うことができる。
また、第1実施形態のドア1と同様に、開閉部材31Aが自重によって開放位置から閉鎖位置に復帰するため、開閉操作の必要がなく、開閉部材31Aを閉鎖位置に付勢する復帰バネ等を設ける必要がなく、開閉機構30Aの構成を簡略化でき、ドア1Aを安価にできる。
さらに、第1実施形態のドア1と同様に、負圧となった浴室内部に向かって換気通路Sを流れる空気が開閉部材本体32Aの両端から側方に抜け出ることを側板33Aによって防ぐことができ、所望の換気流を発生できる。
(2)開閉部材31Aを回動可能に支持するだけであるので、前述したドア1のガイド溝352を形成する必要がなく、開閉機構30を支持する上枠11の見込み方向幅寸法を小さくできる。
[変形例]
なお、本発明は以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、浴室出入り口用の建具としてのドア1を例示して説明したが、浴室出入り口用の建具に限らず、建物の窓や出入り口に用いられるものでもよく、建物内部の部屋同士や部屋と廊下とを仕切るものであってもよい。
また、前記実施形態では、浴室側に開閉可能な障子20を有したドア1について説明したが、これに限らず、スライド開閉可能に設けられた1枚の障子を有した片引き形式の引き戸でもよく、また2枚以上の障子が開閉自在に支持された二枚建てや三枚建ての引き戸でもよいし、一対の障子が屈伸可能に設けられた折戸であってもよい。
前記実施形態では、換気通路Sを上枠11に形成したが、これに限らず、障子20の上框21や下框22に換気通路が設けられていてもよい。例えば、中桟を有する障子であれば、中桟に換気通路が設けられていてもよい。また、換気通路は、建具において左右方向に長ければ、上下方向における任意の位置に設けられていればよい。
前記実施形態では、ガイド溝352は、直線状に形成されているが、これに限定されず、例えば、開閉部材31の開放位置から閉鎖位置に向かうにつれて水平線に対する傾斜角度が徐々に小さくなるように湾曲して形成されていてもよい。
このようにガイド溝352が湾曲形成されている場合には、浴室内部が比較的小さな負圧となった際に開閉部材31の開放移動を自動的に円滑に開始できる。
また、ガイド溝352は、開閉部材31の開放位置側が閉鎖位置側よりも水平線に対する傾斜角度が大きく形成されていてもよい。このようなガイド溝352によれば、仮にガイド溝352が、開閉部材31の施工やメンテナンスが容易となるように浴室側に開口して形成されていても、開閉部材31の自重を利用して開閉部材31の脱落を防止できる。
前記実施形態では、開閉部材31は、ガイド溝352に沿って延びて形成されたガイド片部332を備えているが、これに限定されず、開閉部材31をガイド溝352に沿って案内可能に構成されたガイド部を備えていればよい。例えば、互いに離間した二つのガイドピンによって形成されたガイド部を備えていてもよい。
前記実施形態では、ドア1,1Aにおいて、開閉部材31,31A、弁体34,34Aが自重により閉鎖位置に閉鎖移動可能に設けられているが、これに限定されず、例えば、それぞれの自重ではなく、復帰バネなどの付勢部材による開放位置から閉鎖位置に向かう付勢力に基づいて閉鎖移動可能に設けられていてもよい。この場合、ドア1においてガイド溝352は、前述したように傾斜せずに水平方向に延びて形成されていてもよい。
前記実施形態では、ドア1,1Aにおいて、開閉部材31,31Aは、一対の側板33,33Aをそれぞれ備えて構成されているが、この一対の側板33,33Aが省略されて構成されていてもよい。この場合、ドア1において、開閉部材本体32の両端にはガイド片部332が設けられる。
前記実施形態では、羽根片部321は、外枠見付け片部151の下端部の高さ位置から内枠見込み片部163の浴室側端部の高さ位置まで開閉部材本体32の見付け方向に延びて形成されているが、これに限定されず、羽根片部321の上端、下端は、外枠見付け片部151の下端部の高さ位置および内枠見込み片部163の浴室側端部の高さ位置と同じでなくてもよい。例えば、羽根片部321は、開閉部材31が閉鎖位置にある状態で、外枠見付け片部151の下端部よりも低い位置から内枠見込み片部163の浴室側端部よりも高い位置まで開閉部材本体32の見付け方向に延びて形成されていてもよい。
前記実施形態では、ガイド片部332が側板33に設けられ、ガイド溝352がガイド部材35に設けられているが、これに限定されない。例えば、ガイド溝352が側板33に設けられ、このガイド溝352に挿入されて摺動するガイド片部332がガイド部材35に設けられていてもよい。
前記実施形態では、板状本体部331Aは、三角形状に形成されているが、これに限定されず、開閉部材31Aの回動時に内側枠材16と干渉しない形状であればよい。例えば、四角形状等の多角形状であってもよく、円形状であってもよい。
前記実施形態では、支持部材35Aに軸ピン355を設け、開閉部材本体32Aの上部に軸ピン355を回動可能に支持する部分(軸支持部)が設けられているが、これに限定されない。例えば、前記軸支持部を側板33Aに設けてもよく、また、支持部材35Aに前記軸支持部を設け、開閉部材本体32Aまたは側板33Aに軸ピン355を設けてもよい。
前記実施形態では、第二負圧は、第一負圧よりも大きく第一最大負圧よりも小さい負圧とされているが、これに限定されず、例えば、第一最大負圧と同じ負圧であってもよく、また、第一最大負圧よりも大きな負圧であってもよい。
1,1A…浴室ドア、10…枠体、11…上枠、12…下枠、13…縦枠、14…気密材、15…外側枠材、16…内側枠材、20…障子、21…上框、22…下框、23,23A,23B…縦框、24…樹脂パネル、25…取手、30,30A…開閉機構、31,31A…開閉部材、32,32A…開閉部材本体、33,33A…側板、34,34A…弁体、35…ガイド部材、35A…支持部材、151…外枠見付け片部、152…外枠傾斜片部、153…外枠見込み片部、161…内枠見付け片部、162,163…内枠見込み片部、164…内枠連結片部、165…ヒンジ装置、321…羽根片部、322…傾斜片部、323…開閉片部、323A…支持溝、324…連結片部、331,331A…板状本体部、332…ガイド片部、333,333A…差込み片部、334,335…突起、336,336A…覆部、341…被支持部、342…モヘヤ、351…ガイド本体部、352…ガイド溝、353,354…係合片部、355…軸ピン、S…換気通路、S1…小換気通路、S2…大換気通路。

Claims (5)

  1. 枠体および障子を有して一方の空間と他方の空間とを仕切る建具であって、
    前記枠体または前記障子には、前記一方の空間から前記他方の空間に空気を供給可能な換気通路が設けられ、
    前記換気通路には、前記枠体または前記障子に支持された開閉部材と、前記開閉部材に支持された弁体とを備える開閉機構が設けられ、
    前記開閉部材と前記弁体とは、これら双方が前記換気通路の閉鎖位置にそれぞれ位置した際に前記換気通路を閉鎖可能に設けられ、
    前記弁体は、前記他方の空間が第一負圧以上になると開放移動する構成とされ、
    前記開閉部材は、前記他方の空間が前記第一負圧よりも大きな第二負圧以上になると開放移動する構成とされる
    ことを特徴とする建具。
  2. 請求項1に記載の建具において、
    前記開閉部材は、自重によって閉鎖移動可能に設けられる
    ことを特徴とする建具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の建具において、
    前記換気通路は、前記枠体の上部または前記障子の上部に設けられ、
    前記開閉部材は、前記枠体または前記障子に対し、前記閉鎖位置と前記閉鎖位置よりも上方に位置する前記換気通路の開放位置との間において斜め方向にスライド移動可能に支持され、このスライド移動によって前記換気通路を開閉可能に構成される
    ことを特徴とする建具。
  4. 請求項1または請求項2に記載の建具において、
    前記開閉部材は、前記枠体または前記障子に対し回動可能に支持され、この回動によって前記換気通路を開閉可能に構成される
    ことを特徴とする建具。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の建具において、
    前記開閉部材は、開閉部材本体と、前記開閉部材本体の端部に取り付けられた側板とを備え、
    前記側板は、前記開閉部材が前記換気通路の開放位置に位置した状態では、前記開閉部材本体の端部と前記枠体または前記障子との間に連続して位置する
    ことを特徴とする建具。
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